JPH10326344A - ループフィルター及びループフィルタリング方法 - Google Patents
ループフィルター及びループフィルタリング方法Info
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- JPH10326344A JPH10326344A JP11915997A JP11915997A JPH10326344A JP H10326344 A JPH10326344 A JP H10326344A JP 11915997 A JP11915997 A JP 11915997A JP 11915997 A JP11915997 A JP 11915997A JP H10326344 A JPH10326344 A JP H10326344A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ブロックに基づき圧縮復元された画像からブ
ロック化効果及びリンギングノイズを取り除き、圧縮復
元された画像の品質を改善させる。 【解決手段】 画像の各画素に対して所定の一次元傾斜
度演算子を用いて演算された結果値と既設定された臨界
値とを比較して2進エッジマップ情報を生成し、該情報
に対して既設定されたサイズのフィルターウインドーを
適用してウインドー内に属した2進エッジマップ情報が
エッジ情報を含んでいるかどうかを判断する。エッジ情
報を含まない時は、画素別にウインドーに属する画素値
に対して既設定された第1加重値を用いフィルタリング
して新たな画素値を生成し、含んでいる場合は、画素別
に既設定された第2加重値を用いフィルタリングして新
たな画素値を生成し、ウインドーの中心に位置した画素
がエッジ情報であるときは、フィルタリングしない。
ロック化効果及びリンギングノイズを取り除き、圧縮復
元された画像の品質を改善させる。 【解決手段】 画像の各画素に対して所定の一次元傾斜
度演算子を用いて演算された結果値と既設定された臨界
値とを比較して2進エッジマップ情報を生成し、該情報
に対して既設定されたサイズのフィルターウインドーを
適用してウインドー内に属した2進エッジマップ情報が
エッジ情報を含んでいるかどうかを判断する。エッジ情
報を含まない時は、画素別にウインドーに属する画素値
に対して既設定された第1加重値を用いフィルタリング
して新たな画素値を生成し、含んでいる場合は、画素別
に既設定された第2加重値を用いフィルタリングして新
たな画素値を生成し、ウインドーの中心に位置した画素
がエッジ情報であるときは、フィルタリングしない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータのフィルタリ
ングに係り、特にブロック化効果及びリンギングノイズ
の減少のためのループフィルター及びループフィルタリ
ング方法に関する。
ングに係り、特にブロック化効果及びリンギングノイズ
の減少のためのループフィルター及びループフィルタリ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、国際標準化機構(ISO) のMPEG
及びITU(International Telecommunication Union)のH.
263 を含むほとんどの画像符号化標準はブロックに基づ
いた動き推定及びブロック離散余弦変換(DCT) 処理を採
用している。前記ブロックに基づいた符号化は、特に画
像が高圧縮される時、周知のようにブロック化効果及び
リンギングノイズを招く。典型的なブロック化効果とし
ては、隣接する画素間で相対的に類似な画素値を有する
等質領域における格子ノイズと、画像のエッジ部分に沿
って画像エッジが階段状に現れる階段ノイズとが挙げら
れる。かつ、前記リンギングノイズは画像を高圧縮する
ために、前記離散余弦変換(DCT) の係数を量子化により
打ち切りする時に発生される典型的なギブス現象であ
る。
及びITU(International Telecommunication Union)のH.
263 を含むほとんどの画像符号化標準はブロックに基づ
いた動き推定及びブロック離散余弦変換(DCT) 処理を採
用している。前記ブロックに基づいた符号化は、特に画
像が高圧縮される時、周知のようにブロック化効果及び
リンギングノイズを招く。典型的なブロック化効果とし
ては、隣接する画素間で相対的に類似な画素値を有する
等質領域における格子ノイズと、画像のエッジ部分に沿
って画像エッジが階段状に現れる階段ノイズとが挙げら
れる。かつ、前記リンギングノイズは画像を高圧縮する
ために、前記離散余弦変換(DCT) の係数を量子化により
打ち切りする時に発生される典型的なギブス現象であ
る。
【0003】前記格子ノイズは圧縮されたデータが復元
され画面上にディスプレーされる時、ブロックに基づき
処理した跡がブロックの縁に現れるため、ブロック間の
縁が目立つようになる。かつ、階段ノイズもなお画像の
縁が階段状に現れるため、画像の縁がでこぼこに見える
ようになる。そして、リンギングノイズは複数の物体が
所定の間隔で重複して見える問題を招く。
され画面上にディスプレーされる時、ブロックに基づき
処理した跡がブロックの縁に現れるため、ブロック間の
縁が目立つようになる。かつ、階段ノイズもなお画像の
縁が階段状に現れるため、画像の縁がでこぼこに見える
ようになる。そして、リンギングノイズは複数の物体が
所定の間隔で重複して見える問題を招く。
【0004】このようなブロックに基づいた符号化時に
発生するブロック化効果及びリンギングノイズを減少す
るために幾つかの方法が提案されている。まず、H.261
ではループフィルターとして簡単な3×3低域通過フィ
ルターを用いて前記ブロック化効果を減少させる。か
つ、ブロック化効果及びモスキートノイズを減少させる
ために簡単なエッジループフィルターが提案されてい
る。前記エッジループフィルターはブロックの境界にあ
る二つのピクセル値を線形化し、二つのピクセル値を前
記線形化された値に変える方法を用いる。ところが、前
記エッジループフィルターはブロック化効果を減少させ
得るが、リンギングノイズが減少されない短所がある。
そして、リンギングノイズを減少させるために2進イン
デックスを用いた非線形フィルターが提案されたが、ブ
ロック化効果に関する問題点を解決できない短所があ
る。
発生するブロック化効果及びリンギングノイズを減少す
るために幾つかの方法が提案されている。まず、H.261
ではループフィルターとして簡単な3×3低域通過フィ
ルターを用いて前記ブロック化効果を減少させる。か
つ、ブロック化効果及びモスキートノイズを減少させる
ために簡単なエッジループフィルターが提案されてい
る。前記エッジループフィルターはブロックの境界にあ
る二つのピクセル値を線形化し、二つのピクセル値を前
記線形化された値に変える方法を用いる。ところが、前
記エッジループフィルターはブロック化効果を減少させ
得るが、リンギングノイズが減少されない短所がある。
そして、リンギングノイズを減少させるために2進イン
デックスを用いた非線形フィルターが提案されたが、ブ
ロック化効果に関する問題点を解決できない短所があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するために案出されたものであり、前記ブロックに
基づき符号化する時に発生するブロック化効果及びリン
ギングノイズを同時に大幅に減少させるために簡単な低
域通過フィルタリングを行う、高圧縮符号化システムの
ブロック化効果及びリンギングノイズを減少させるため
のループフィルター及びループフィルタリング方法を供
することにその目的がある。
解決するために案出されたものであり、前記ブロックに
基づき符号化する時に発生するブロック化効果及びリン
ギングノイズを同時に大幅に減少させるために簡単な低
域通過フィルタリングを行う、高圧縮符号化システムの
ブロック化効果及びリンギングノイズを減少させるため
のループフィルター及びループフィルタリング方法を供
することにその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による画像データのブロック化効果及びリンギ
ングノイズを減少させるためのループフィルタリング方
法は、画像の各画素に対して所定の一次元傾斜度演算子
を用いて演算された結果値と既設定された臨界値とを比
較して2進エッジマップ情報を生成する段階と、前記生
成された2進エッジマップ情報に対して既設定されたサ
イズのフィルターウインドーを適用して前記フィルター
ウインドー内に属した2進エッジマップ情報がエッジ情
報を含んでいるかどうかを判断する段階と、前記判断段
階でエッジ情報を含んでいないと判断されると、画素別
に該フィルターウインドーに属する画素値に対して既設
定された第1加重値を用いフィルタリングして新たな画
素値を生成する第1生成段階と、前記判断段階でエッジ
情報を含んでいないと判断されると、画素別に該フィル
ターウインドーに属する画素値に対して既設定された第
2加重値を用いフィルタリングして新たな画素値を生成
し、前記フィルターウインドーの中心に位置した画素が
エッジ情報である場合はフィルタリングしない第2生成
段階とを含むことを特徴とする。
に本発明による画像データのブロック化効果及びリンギ
ングノイズを減少させるためのループフィルタリング方
法は、画像の各画素に対して所定の一次元傾斜度演算子
を用いて演算された結果値と既設定された臨界値とを比
較して2進エッジマップ情報を生成する段階と、前記生
成された2進エッジマップ情報に対して既設定されたサ
イズのフィルターウインドーを適用して前記フィルター
ウインドー内に属した2進エッジマップ情報がエッジ情
報を含んでいるかどうかを判断する段階と、前記判断段
階でエッジ情報を含んでいないと判断されると、画素別
に該フィルターウインドーに属する画素値に対して既設
定された第1加重値を用いフィルタリングして新たな画
素値を生成する第1生成段階と、前記判断段階でエッジ
情報を含んでいないと判断されると、画素別に該フィル
ターウインドーに属する画素値に対して既設定された第
2加重値を用いフィルタリングして新たな画素値を生成
し、前記フィルターウインドーの中心に位置した画素が
エッジ情報である場合はフィルタリングしない第2生成
段階とを含むことを特徴とする。
【0007】前記2進エッジマップ情報生成段階の傾斜
度演算子は1×2のサイズを有しその加重値が(1,−
1)である水平傾斜度演算子と、2×1のサイズを有し
その加重値が(1,−1)である垂直傾斜度演算子であ
ることを特徴とする。かつ、前記2進エッジマップ情報
の生成段階は、画像に対して所定のブロックサイズ単位
でデータを受け入れる段階と、前記入力された画像ブロ
ックの各画素に対して一次元傾斜度演算子を用いて傾斜
度演算する段階と、前記傾斜度演算された画素がブロッ
ク境界線の周辺の所定領域に属すると既設定された第1
臨界値と比較して2進エッジマップ情報を生成し、前記
傾斜度演算された画素がブロック境界線周辺の所定領域
に属さないと既設定された第2臨界値と比較して2進エ
ッジマップ情報を生成する2進エッジ生成段階とからな
ることを特徴とする。
度演算子は1×2のサイズを有しその加重値が(1,−
1)である水平傾斜度演算子と、2×1のサイズを有し
その加重値が(1,−1)である垂直傾斜度演算子であ
ることを特徴とする。かつ、前記2進エッジマップ情報
の生成段階は、画像に対して所定のブロックサイズ単位
でデータを受け入れる段階と、前記入力された画像ブロ
ックの各画素に対して一次元傾斜度演算子を用いて傾斜
度演算する段階と、前記傾斜度演算された画素がブロッ
ク境界線の周辺の所定領域に属すると既設定された第1
臨界値と比較して2進エッジマップ情報を生成し、前記
傾斜度演算された画素がブロック境界線周辺の所定領域
に属さないと既設定された第2臨界値と比較して2進エ
ッジマップ情報を生成する2進エッジ生成段階とからな
ることを特徴とする。
【0008】更に、本発明の他の目的を達成するための
本発明によるループフィルターは、画像データを一時格
納する画像格納部と、前記画像格納部から所定の大きさ
のブロック単位で画像データを受け入れ、エッジ画素を
探すために一次元傾斜度演算子を用いて水平及び垂直方
向に一次元傾斜度演算を行う傾斜度演算部と、前記水平
及び垂直一次元演算を行った画素が境界領域に属するか
それとも前記境界領域でない包括領域に属するかを判断
する領域判断部と、前記水平又は垂直一次元傾斜度演算
子により演算された画像データが前記領域判断部で境界
領域だと判断された時、所定の臨界値より大きいとエッ
ジ情報として発生させ、前記所定の界値以下であるとエ
ッジでない非エッジ情報として発生させる境界領域2進
エッジ情報発生部と、前記水平又は垂直一次元傾斜度演
算子により演算された画像データが前記領域判断部で包
括領域だと判断された時、所定の臨界値より大きいとエ
ッジ情報として発生させ、前記所定の臨界値以下である
とエッジでない非エッジ情報として発生させる前記包括
領域2進エッジ情報発生部と、一つの画素に対して垂直
傾斜度演算子と水平傾斜度演算子によりそれぞれ演算さ
れた値が前記領域判断部及び前記境界領域2進エッジ情
報発生部又は包括領域2進エッジ情報発生部を通して発
生される情報を論理和してエッジマップ情報を発生させ
る論理和演算部と、前記論理和演算部から供給される2
進エッジマップ情報を格納し、入力画像データを2進エ
ッジマップに応じて少なくとも一つのエッジ情報を含む
エッジ領域とエッジ情報を含んでいない等質領域とに分
類するフィルター決定部と、前記フィルター決定部で同
質領域だと判断されたフィルターウインドー画素に対し
て所定の平均フィルタリングを行う平均フィルターと、
前記フィルター決定部でエッジ領域だと判断されたフィ
ルターウインドー画素に対して所定の加重フィルタリン
グを行う加重フィルターとを含むことを特徴とする。
本発明によるループフィルターは、画像データを一時格
納する画像格納部と、前記画像格納部から所定の大きさ
のブロック単位で画像データを受け入れ、エッジ画素を
探すために一次元傾斜度演算子を用いて水平及び垂直方
向に一次元傾斜度演算を行う傾斜度演算部と、前記水平
及び垂直一次元演算を行った画素が境界領域に属するか
それとも前記境界領域でない包括領域に属するかを判断
する領域判断部と、前記水平又は垂直一次元傾斜度演算
子により演算された画像データが前記領域判断部で境界
領域だと判断された時、所定の臨界値より大きいとエッ
ジ情報として発生させ、前記所定の界値以下であるとエ
ッジでない非エッジ情報として発生させる境界領域2進
エッジ情報発生部と、前記水平又は垂直一次元傾斜度演
算子により演算された画像データが前記領域判断部で包
括領域だと判断された時、所定の臨界値より大きいとエ
ッジ情報として発生させ、前記所定の臨界値以下である
とエッジでない非エッジ情報として発生させる前記包括
領域2進エッジ情報発生部と、一つの画素に対して垂直
傾斜度演算子と水平傾斜度演算子によりそれぞれ演算さ
れた値が前記領域判断部及び前記境界領域2進エッジ情
報発生部又は包括領域2進エッジ情報発生部を通して発
生される情報を論理和してエッジマップ情報を発生させ
る論理和演算部と、前記論理和演算部から供給される2
進エッジマップ情報を格納し、入力画像データを2進エ
ッジマップに応じて少なくとも一つのエッジ情報を含む
エッジ領域とエッジ情報を含んでいない等質領域とに分
類するフィルター決定部と、前記フィルター決定部で同
質領域だと判断されたフィルターウインドー画素に対し
て所定の平均フィルタリングを行う平均フィルターと、
前記フィルター決定部でエッジ領域だと判断されたフィ
ルターウインドー画素に対して所定の加重フィルタリン
グを行う加重フィルターとを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面に基
づき更に詳細に説明する。図1は本発明によるループフ
ィルターが望ましい一実施例として適用できる符号化器
の構成をブロック図として示したものであり、H.263 に
関わる符号化器を示している。図1の符号化器におい
て、本発明によるループフィルター140 を除いたブロッ
クは動き補償−予測符号化器を含む高圧縮符号化システ
ムに関わる当業者に公知されているため、このようなブ
ロックに対してはその動作を簡略に説明することにす
る。
づき更に詳細に説明する。図1は本発明によるループフ
ィルターが望ましい一実施例として適用できる符号化器
の構成をブロック図として示したものであり、H.263 に
関わる符号化器を示している。図1の符号化器におい
て、本発明によるループフィルター140 を除いたブロッ
クは動き補償−予測符号化器を含む高圧縮符号化システ
ムに関わる当業者に公知されているため、このようなブ
ロックに対してはその動作を簡略に説明することにす
る。
【0010】図1において、入力ビデオ信号は減算器10
0 、第1スイッチ105 及び予測符号化器145 に入力され
る。前記減算器100 は前記入力ビデオ信号から予測符号
化器145 から出力される動き推定されたエラー信号を減
算し、減算器100 の出力信号は第1スイッチ105 に印加
される。第1スイッチ105 は符号化制御器120 の制御に
応じて入力ビデオ信号及び減算器105 の出力信号のうち
何れか一つを選択し、選択された信号は直交変換器110
に印加される。符号化制御器120 は第1スイッチ100 を
制御し、イントラ符号化モードの場合には入力ビデオ信
号を直交変換器110 に印加させ、インタ符号化モードの
場合には減算器100 の出力信号を直交変換器110 に印加
させる。直交変換器110 及び量子化器115 を通過した信
号は逆量子化器125 及びビデオ多重化符号器(図示せ
ず)に印加される。前記逆量子化器115 は印加された信
号を逆量子化させ、逆量子化された信号は逆直交変換器
130に印加される。前記逆直交変換器130 で逆直交変換
された信号と予測符号化器145 で予測符号化された信号
はループフィルター140 に印加される。前記ループフィ
ルター140 によりブロック化効果及びリンギングノイズ
が取り除かれる。前記予測符号化器145 は前記ループフ
ィルター140 によりフィルタリングされた信号と前記入
力ビデオ信号を受け動き推定して動き推定されたエラー
信号を出力する。かつ、予測符号化器145 は動き補償予
測符号化により得られた動きベクトル(v)をビデオ多
重化符号器に出力する。
0 、第1スイッチ105 及び予測符号化器145 に入力され
る。前記減算器100 は前記入力ビデオ信号から予測符号
化器145 から出力される動き推定されたエラー信号を減
算し、減算器100 の出力信号は第1スイッチ105 に印加
される。第1スイッチ105 は符号化制御器120 の制御に
応じて入力ビデオ信号及び減算器105 の出力信号のうち
何れか一つを選択し、選択された信号は直交変換器110
に印加される。符号化制御器120 は第1スイッチ100 を
制御し、イントラ符号化モードの場合には入力ビデオ信
号を直交変換器110 に印加させ、インタ符号化モードの
場合には減算器100 の出力信号を直交変換器110 に印加
させる。直交変換器110 及び量子化器115 を通過した信
号は逆量子化器125 及びビデオ多重化符号器(図示せ
ず)に印加される。前記逆量子化器115 は印加された信
号を逆量子化させ、逆量子化された信号は逆直交変換器
130に印加される。前記逆直交変換器130 で逆直交変換
された信号と予測符号化器145 で予測符号化された信号
はループフィルター140 に印加される。前記ループフィ
ルター140 によりブロック化効果及びリンギングノイズ
が取り除かれる。前記予測符号化器145 は前記ループフ
ィルター140 によりフィルタリングされた信号と前記入
力ビデオ信号を受け動き推定して動き推定されたエラー
信号を出力する。かつ、予測符号化器145 は動き補償予
測符号化により得られた動きベクトル(v)をビデオ多
重化符号器に出力する。
【0011】前記予測符号化器145 の出力信号は減算器
100 及び第2スイッチ150 に供される。第2スイッチ15
0 は符号化制御器120 により制御されるものであり、イ
ントラ符号化モードの場合には前記予測符号化器145 で
処理された信号が加算器135に供されるのを遮り、イン
タ符号化モードの場合には入力信号を加算器135 に供さ
せる。符号化制御器120 は図1に示された装置の動作を
制御するものであり、イントラフレーム符号化を行うか
それともインタフレーム符号化を行うかを示すイントラ
/インタモード情報フラグ(p) 、量子化特性指定情報を
示す信号(qz)、電送/非電送の識別を可能にするフラグ
(t)と、変換係数のレベルを示す信号(q)を発生さ
せる。
100 及び第2スイッチ150 に供される。第2スイッチ15
0 は符号化制御器120 により制御されるものであり、イ
ントラ符号化モードの場合には前記予測符号化器145 で
処理された信号が加算器135に供されるのを遮り、イン
タ符号化モードの場合には入力信号を加算器135 に供さ
せる。符号化制御器120 は図1に示された装置の動作を
制御するものであり、イントラフレーム符号化を行うか
それともインタフレーム符号化を行うかを示すイントラ
/インタモード情報フラグ(p) 、量子化特性指定情報を
示す信号(qz)、電送/非電送の識別を可能にするフラグ
(t)と、変換係数のレベルを示す信号(q)を発生さ
せる。
【0012】図2は図1のループフィルター140 を説明
するためのブロック図を示したものである。図2のルー
プフィルターは画像格納部200 と、2進エッジマップ情
報生成部210 と、信号適応フィルター部250 とを含んで
なる。前記画像格納部200 は図1の逆直交変換器130 か
ら印加されるブロック化効果及びリンギングノイズを含
んでいる画像データと前記予測符号化器145 から出力さ
れる信号を一時格納する。前記2進エッジマップ情報生
成部210 は前記画像格納部200 から16×16個の画素から
なる16×16サイズのマクロブロック単位で画像信号を受
け入れて8×8サイズのブロック単位で一次元傾斜度演
算子を用いて2進エッジマップ情報を生成し、傾斜度演
算部212 と、領域判断部214 と、境界領域2進エッジ情
報発生部216 と、包括領域2進エッジ情報発生部218
と、論理和演算部220 とからなる。前記信号適応フィル
ター部250 は前記2進エッジマップ情報生成部210 から
生成された16×16サイズの2進エッジマップ情報をフィ
ルタリングするブロックであり、フィルター決定部252
、平均フィルター254 及び加重フィルター256 からな
る。ここで、前記マクロブロック及びブロックのサイズ
は本発明の一実施例に対する値であり、本発明が前記の
ようなサイズに限られないことは当業者において明白で
ある。
するためのブロック図を示したものである。図2のルー
プフィルターは画像格納部200 と、2進エッジマップ情
報生成部210 と、信号適応フィルター部250 とを含んで
なる。前記画像格納部200 は図1の逆直交変換器130 か
ら印加されるブロック化効果及びリンギングノイズを含
んでいる画像データと前記予測符号化器145 から出力さ
れる信号を一時格納する。前記2進エッジマップ情報生
成部210 は前記画像格納部200 から16×16個の画素から
なる16×16サイズのマクロブロック単位で画像信号を受
け入れて8×8サイズのブロック単位で一次元傾斜度演
算子を用いて2進エッジマップ情報を生成し、傾斜度演
算部212 と、領域判断部214 と、境界領域2進エッジ情
報発生部216 と、包括領域2進エッジ情報発生部218
と、論理和演算部220 とからなる。前記信号適応フィル
ター部250 は前記2進エッジマップ情報生成部210 から
生成された16×16サイズの2進エッジマップ情報をフィ
ルタリングするブロックであり、フィルター決定部252
、平均フィルター254 及び加重フィルター256 からな
る。ここで、前記マクロブロック及びブロックのサイズ
は本発明の一実施例に対する値であり、本発明が前記の
ようなサイズに限られないことは当業者において明白で
ある。
【0013】前記傾斜度演算子212 は前記画像格納部20
0 から16×16個の画素からなる16×16サイズのマクロブ
ロック単位で画像データを受け入れ、エッジ画素を探す
ために一次元傾斜度演算子を用いて水平及び垂直方向に
一次元傾斜度演算を行う。ここで用いられる前記一次元
傾斜度演算子はその加重値として(1,-1)の値を有し、水
平方向に傾斜度演算を行う時に用いられる1×2のサイ
ズを有する水平一次元傾斜度演算子及び垂直方向に傾斜
度演算を行う時に用いられる2×1のサイズを有する垂
直一次元傾斜度演算子である。
0 から16×16個の画素からなる16×16サイズのマクロブ
ロック単位で画像データを受け入れ、エッジ画素を探す
ために一次元傾斜度演算子を用いて水平及び垂直方向に
一次元傾斜度演算を行う。ここで用いられる前記一次元
傾斜度演算子はその加重値として(1,-1)の値を有し、水
平方向に傾斜度演算を行う時に用いられる1×2のサイ
ズを有する水平一次元傾斜度演算子及び垂直方向に傾斜
度演算を行う時に用いられる2×1のサイズを有する垂
直一次元傾斜度演算子である。
【0014】前記領域判断部214 は前記水平又は垂直一
次元傾斜度演算を行った画素が境界領域に属するかそれ
とも前記境界領域でない包括領域に属するかを判断す
る。このように境界領域と包括領域とを区分することは
2進エッジ情報を生成する時、領域に応じて異なる臨界
値を取ることによりブロック化効果を取り除くためであ
る。
次元傾斜度演算を行った画素が境界領域に属するかそれ
とも前記境界領域でない包括領域に属するかを判断す
る。このように境界領域と包括領域とを区分することは
2進エッジ情報を生成する時、領域に応じて異なる臨界
値を取ることによりブロック化効果を取り除くためであ
る。
【0015】前記境界領域2進エッジ情報発生部216 は
前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部214 で境界領域だと判断さ
れた時、所定の臨界値より大きいとエッジ情報として発
生させ、前記所定の臨界値の以下であるとエッジでない
非エッジ情報として発生させる。ここで、前記所定の臨
界値は200 に設定することが望ましい。
前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部214 で境界領域だと判断さ
れた時、所定の臨界値より大きいとエッジ情報として発
生させ、前記所定の臨界値の以下であるとエッジでない
非エッジ情報として発生させる。ここで、前記所定の臨
界値は200 に設定することが望ましい。
【0016】前記包括領域2進エッジ情報発生部218 は
前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部214 で包括領域だと判断さ
れた時、所定の臨界値より大きいとエッジ情報として発
生させ、前記所定の臨界値の以下であるとエッジでない
非エッジ情報として発生させる。ここで、前記所定の臨
界値は10に設定することが望ましい。
前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部214 で包括領域だと判断さ
れた時、所定の臨界値より大きいとエッジ情報として発
生させ、前記所定の臨界値の以下であるとエッジでない
非エッジ情報として発生させる。ここで、前記所定の臨
界値は10に設定することが望ましい。
【0017】前記論理和演算部220 は一つの画素に対し
て垂直一次元傾斜度演算子により演算された値と水平一
次元傾斜度演算子により演算された値が前記領域判断部
214及び前記境界領域2進エッジ情報発生部216(又は、
包括領域2進エッジ情報発生部218)を通して別々の情報
として発生される場合には論理和してエッジ情報として
発生させる。
て垂直一次元傾斜度演算子により演算された値と水平一
次元傾斜度演算子により演算された値が前記領域判断部
214及び前記境界領域2進エッジ情報発生部216(又は、
包括領域2進エッジ情報発生部218)を通して別々の情報
として発生される場合には論理和してエッジ情報として
発生させる。
【0018】図3は前記2進エッジマップ情報生成部21
0 で生成された2進エッジマップと信号適応フィルター
部250 で用いられる低域通過フィルターを示している。
フィルター決定部252 は論理和演算器220 から供される
2進エッジマップ情報を格納する。入力画像データは2
進エッジマップに応じてエッジ領域及び等質領域とに分
類される。前記のような分類のために、本発明ではフィ
ルター決定部252 を用いる。本発明の実施例による平均
フィルター254 及び加重フィルター256は3×3サイズ
のフィルターウインドーを用いる。従って、フィルター
決定部252 で用いられるフィルターウインドーも同じく
3×3のサイズを有する。フィルター決定部252 は既設
定されたサイズ、即ち3×3サイズのフィルターウイン
ドー内に入っているエッジ値に基づき、フィルターウイ
ンドーが位置した2進エッジマップ上の地域がエッジ領
域であるかそれとも等質領域であるかを判断する。等質
領域だと判断されると、フィルター決定部252 は判断時
に用いられたフィルターウインドー内の中心地点に対す
る位置データを平均フィルター254 に出力する。エッジ
領域だと判断される場合、フィルター決定部252 は判断
時に用いられたフィルターウインドー内の2進エッジマ
ップ情報及び中心地点に対する位置データを加重フィル
ター256 に出力する。ここで、中心地点とはその地点に
位置した画素の値がフィルタリングにより新たな値に取
り替えられる地点のことを意味する。
0 で生成された2進エッジマップと信号適応フィルター
部250 で用いられる低域通過フィルターを示している。
フィルター決定部252 は論理和演算器220 から供される
2進エッジマップ情報を格納する。入力画像データは2
進エッジマップに応じてエッジ領域及び等質領域とに分
類される。前記のような分類のために、本発明ではフィ
ルター決定部252 を用いる。本発明の実施例による平均
フィルター254 及び加重フィルター256は3×3サイズ
のフィルターウインドーを用いる。従って、フィルター
決定部252 で用いられるフィルターウインドーも同じく
3×3のサイズを有する。フィルター決定部252 は既設
定されたサイズ、即ち3×3サイズのフィルターウイン
ドー内に入っているエッジ値に基づき、フィルターウイ
ンドーが位置した2進エッジマップ上の地域がエッジ領
域であるかそれとも等質領域であるかを判断する。等質
領域だと判断されると、フィルター決定部252 は判断時
に用いられたフィルターウインドー内の中心地点に対す
る位置データを平均フィルター254 に出力する。エッジ
領域だと判断される場合、フィルター決定部252 は判断
時に用いられたフィルターウインドー内の2進エッジマ
ップ情報及び中心地点に対する位置データを加重フィル
ター256 に出力する。ここで、中心地点とはその地点に
位置した画素の値がフィルタリングにより新たな値に取
り替えられる地点のことを意味する。
【0019】図4(A)乃至図4(C)は二次元3×3
フィルターに係るものであり、図4(A)は3×3フィ
ルターのためのフィルターウインドーを示している。図
4(B)は3×3平均フィルターのための加重値を、図
4(C)は3×3加重フィルターのための加重値をそれ
ぞれ示している。図4(A)のフィルターウインドーに
おいて、フィルター加重値インデックス値が”5”であ
る地点はそのフィルターウインドーの中心地点である。
フィルターに係るものであり、図4(A)は3×3フィ
ルターのためのフィルターウインドーを示している。図
4(B)は3×3平均フィルターのための加重値を、図
4(C)は3×3加重フィルターのための加重値をそれ
ぞれ示している。図4(A)のフィルターウインドーに
おいて、フィルター加重値インデックス値が”5”であ
る地点はそのフィルターウインドーの中心地点である。
【0020】平均フィルター254 及び加重フィルター25
6 は二次元低域通過フィルターの一種であり、このフィ
ルター254,256 の動作を更に詳しく説明すると次の通り
である。中心地点に対する位置データが入力されると、
平均フィルター254 は中心地点のフィルタリングされた
画素値の計算時に必要な画素値を画像格納部200 から読
取る。次に、平均フィルター254 は読取った画素値及び
図4(B)に示された加重値を用いてフィルタリングさ
れた画素値を計算する。計算されたフィルタリングされ
た画素値は中心地点に対して変更された画素値として用
いられる。加重フィルター256 はフィルター決定部252
から供される2進エッジマップ情報及び中心地点に対す
る位置データに基づきフィルタリング動作を行う。加重
フィルター256 の動作を更に詳しく説明すると次の通り
である。中心地点”5”がエッジ地点に属すると加重フ
ィルター256 はその中心地点に対するフィルタリング動
作を行わない。エッジ地点(又は複数のエッジ地点)が
中心地点を除いた3×3フィルターウインドー内の位置
を有すると、加重フィルター256 は図4(C)に示され
た加重値を用いてフィルタリング動作を行う。任意のエ
ッジ地点が図4(A)の2と6、6と8、4と8、又は
2と4に位置すると、そのエッジ地点とその外側の隣接
地点の加重値は全て”0”になる。平均フィルター254
及び加重フィルター256 から信号適応フィルタリングさ
れた画像データが出力される。
6 は二次元低域通過フィルターの一種であり、このフィ
ルター254,256 の動作を更に詳しく説明すると次の通り
である。中心地点に対する位置データが入力されると、
平均フィルター254 は中心地点のフィルタリングされた
画素値の計算時に必要な画素値を画像格納部200 から読
取る。次に、平均フィルター254 は読取った画素値及び
図4(B)に示された加重値を用いてフィルタリングさ
れた画素値を計算する。計算されたフィルタリングされ
た画素値は中心地点に対して変更された画素値として用
いられる。加重フィルター256 はフィルター決定部252
から供される2進エッジマップ情報及び中心地点に対す
る位置データに基づきフィルタリング動作を行う。加重
フィルター256 の動作を更に詳しく説明すると次の通り
である。中心地点”5”がエッジ地点に属すると加重フ
ィルター256 はその中心地点に対するフィルタリング動
作を行わない。エッジ地点(又は複数のエッジ地点)が
中心地点を除いた3×3フィルターウインドー内の位置
を有すると、加重フィルター256 は図4(C)に示され
た加重値を用いてフィルタリング動作を行う。任意のエ
ッジ地点が図4(A)の2と6、6と8、4と8、又は
2と4に位置すると、そのエッジ地点とその外側の隣接
地点の加重値は全て”0”になる。平均フィルター254
及び加重フィルター256 から信号適応フィルタリングさ
れた画像データが出力される。
【0021】一方、前述した構成に基づき本発明の動作
を説明すると次の通りである。図5は本発明の動作を示
したフローチャートである。まず、イントラモードでは
前記画像格納部200 から図1の逆直交変換器130 から印
加されるブロック化効果及びリンギングノイズを含んで
いる画像データを16×16個の画素からなる16×16サイズ
のマクロブロック単位で受け入れ、8×8サイズのブロ
ック単位で水平又は垂直一次元傾斜度演算子を用いて一
次元傾斜度演算を行う(500段階)。ここで更に詳しく説
明すると、前記入力される画像データは18×18個の画素
からなる18×18サイズのマクロブロック単位で受け入れ
る。何故ならば、目標としている処理単位は16×16サイ
ズのマクロブロックであるが、境界線にある画素を処理
するためには隣接マクロブロックの画素を必要とするか
らである。
を説明すると次の通りである。図5は本発明の動作を示
したフローチャートである。まず、イントラモードでは
前記画像格納部200 から図1の逆直交変換器130 から印
加されるブロック化効果及びリンギングノイズを含んで
いる画像データを16×16個の画素からなる16×16サイズ
のマクロブロック単位で受け入れ、8×8サイズのブロ
ック単位で水平又は垂直一次元傾斜度演算子を用いて一
次元傾斜度演算を行う(500段階)。ここで更に詳しく説
明すると、前記入力される画像データは18×18個の画素
からなる18×18サイズのマクロブロック単位で受け入れ
る。何故ならば、目標としている処理単位は16×16サイ
ズのマクロブロックであるが、境界線にある画素を処理
するためには隣接マクロブロックの画素を必要とするか
らである。
【0022】次に、前記領域判断部214 を通して前記傾
斜度演算された画素が境界領域に属するかそれとも包括
領域に属するかを判断する(505段階)。もし、境界領域
に属すると、境界領域2進エッジ情報発生部216 を通し
て既設定された水平又は垂直境界領域臨界値(Tbh,Tbv)
と比較する(510段階)。そして、水平傾斜度演算子を用
いた場合、前記Tbh より大きいとエッジを示す情報”
1”が生成され、そうでなければエッジでない情報”
0”が生成される。同じく、垂直傾斜度演算子を用いた
場合、前記Tbv より大きいとエッジを示す情報”1”が
生成され、そうでなければエッジでない情報”0”が生
成される(515段階)。ここで、Tbv とTbh は200 に設定
される。
斜度演算された画素が境界領域に属するかそれとも包括
領域に属するかを判断する(505段階)。もし、境界領域
に属すると、境界領域2進エッジ情報発生部216 を通し
て既設定された水平又は垂直境界領域臨界値(Tbh,Tbv)
と比較する(510段階)。そして、水平傾斜度演算子を用
いた場合、前記Tbh より大きいとエッジを示す情報”
1”が生成され、そうでなければエッジでない情報”
0”が生成される。同じく、垂直傾斜度演算子を用いた
場合、前記Tbv より大きいとエッジを示す情報”1”が
生成され、そうでなければエッジでない情報”0”が生
成される(515段階)。ここで、Tbv とTbh は200 に設定
される。
【0023】一方、包括領域に属すると、包括領域2進
エッジ情報発生部218 を通して既設定された水平又は垂
直包括領域臨界値(Tgh,Tgv)と比較する(520段階)。そ
して、水平傾斜度演算子を用いた場合、前記Tgh より大
きいとエッジを示す情報”1”が生成され、そうでなけ
ればエッジでない情報”0”が生成される。同じく、垂
直傾斜度演算子を用いた場合、前記Tgv より大きいとエ
ッジを示す情報”1”が生成され、そうでなければエッ
ジでない情報”0”が生成される(525段階)。ここで、
Tgv とTgh は10に設定される。
エッジ情報発生部218 を通して既設定された水平又は垂
直包括領域臨界値(Tgh,Tgv)と比較する(520段階)。そ
して、水平傾斜度演算子を用いた場合、前記Tgh より大
きいとエッジを示す情報”1”が生成され、そうでなけ
ればエッジでない情報”0”が生成される。同じく、垂
直傾斜度演算子を用いた場合、前記Tgv より大きいとエ
ッジを示す情報”1”が生成され、そうでなければエッ
ジでない情報”0”が生成される(525段階)。ここで、
Tgv とTgh は10に設定される。
【0024】前記のように水平及び垂直傾斜度演算子を
用いて生成された2進エッジ情報が相異なる場合には、
前記論理和演算部220 を通して論理和して(530段階)、
エッジ情報”1”が生成される。このように各画素別に
前述した過程を行うことにより、16×16サイズのマクロ
ブロック単位で2進エッジマップ情報を生成する(535段
階)。
用いて生成された2進エッジ情報が相異なる場合には、
前記論理和演算部220 を通して論理和して(530段階)、
エッジ情報”1”が生成される。このように各画素別に
前述した過程を行うことにより、16×16サイズのマクロ
ブロック単位で2進エッジマップ情報を生成する(535段
階)。
【0025】前記生成された2進エッジマップ情報は3
×3サイズを有するフィルターを通してフィルタリング
される。前記フィルタリングされる過程を更に詳しく説
明すると次の通りである。まず、8×8サイズの画像デ
ータを各画素別に3×3のフィルターサイズでフィルタ
リング領域を設定し、前記フィルタリング領域内の画素
のうちエッジ情報を示す画素があるか否やかを前記フィ
ルター決定部252 で検査する(540段階)。その結果、エ
ッジ情報があると、前記フィルターの中心地点画素がエ
ッジ情報を示すかどうかを検査する(545段階)。もし、
エッジ情報を示すと、フィルタリングせず元の入力画像
データの該画素値をそのまま用いる(550段階)。もしそ
うでなければ、前記加重フィルター256 を用いて加重フ
ィルタリングを行う(555段階)。一方、前記540 段階
で、前記フィルタリング領域内にエッジ情報を示す画素
が無ければ、前記平均フィルター254 を用いて平均フィ
ルタリングを行う(560段階)。この結果、フィルタリン
グされた画像データは16×16サイズのマクロブロック単
位でループフィルタリングされた画像データを形成し、
これを繰り返してフレーム画像に対してループフィルタ
リングするようになる。
×3サイズを有するフィルターを通してフィルタリング
される。前記フィルタリングされる過程を更に詳しく説
明すると次の通りである。まず、8×8サイズの画像デ
ータを各画素別に3×3のフィルターサイズでフィルタ
リング領域を設定し、前記フィルタリング領域内の画素
のうちエッジ情報を示す画素があるか否やかを前記フィ
ルター決定部252 で検査する(540段階)。その結果、エ
ッジ情報があると、前記フィルターの中心地点画素がエ
ッジ情報を示すかどうかを検査する(545段階)。もし、
エッジ情報を示すと、フィルタリングせず元の入力画像
データの該画素値をそのまま用いる(550段階)。もしそ
うでなければ、前記加重フィルター256 を用いて加重フ
ィルタリングを行う(555段階)。一方、前記540 段階
で、前記フィルタリング領域内にエッジ情報を示す画素
が無ければ、前記平均フィルター254 を用いて平均フィ
ルタリングを行う(560段階)。この結果、フィルタリン
グされた画像データは16×16サイズのマクロブロック単
位でループフィルタリングされた画像データを形成し、
これを繰り返してフレーム画像に対してループフィルタ
リングするようになる。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、ブロックに基づき圧縮
復元された画像からブロック化効果及びリンギングノイ
ズを取り除くので、圧縮復元された画像の品質を改善さ
せることができる。本発明は前記実施例に限られず、本
発明が属した技術的思想内で当分野において通常の知識
を有する者により多くの変形が可能であることは明白で
ある。かつ、前述した実施例はH.263 に関して説明され
たが、MPEG-4のVM(Verification Model)3.1 の場合にも
同様に用いることができる。
復元された画像からブロック化効果及びリンギングノイ
ズを取り除くので、圧縮復元された画像の品質を改善さ
せることができる。本発明は前記実施例に限られず、本
発明が属した技術的思想内で当分野において通常の知識
を有する者により多くの変形が可能であることは明白で
ある。かつ、前述した実施例はH.263 に関して説明され
たが、MPEG-4のVM(Verification Model)3.1 の場合にも
同様に用いることができる。
【図1】本発明によるループフィルターが望ましい一実
施例として適用できる符号化器の構成を示したブロック
図である。
施例として適用できる符号化器の構成を示したブロック
図である。
【図2】図1に示されたループフィルターの構成を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図3】2進エッジマップ情報生成部で生成された2進
エッジマップと信号適応フィルター部で用いられる低域
通過フィルターを示している。
エッジマップと信号適応フィルター部で用いられる低域
通過フィルターを示している。
【図4】(A)は二次元3×3フィルターのためのフィ
ルターウインドーを示し、(B)及び(C)は二次元3
×3平均フィルターのための加重値を示している。
ルターウインドーを示し、(B)及び(C)は二次元3
×3平均フィルターのための加重値を示している。
【図5】本発明のループフィルタリング方法を示したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
200 画像格納部 210 2進エッジ情報マップ生成部 212 傾斜度演算部 214 領域判断部 216 境界領域2進エッジ情報発生部 218 包括領域2進エッジ情報発生部 220 論理和演算部 250 信号適応フィルター部 252 フィルター決定部 254 平均フィルター 256 加重フィルター
Claims (9)
- 【請求項1】 画像データのブロック効果及びリンギン
グノイズ減少のためのループフィルタリング方法におい
て、 a)画像の各画素に対して所定の一次元傾斜度演算子を用
いて演算された結果値と既設定された臨界値とを比較し
て2進エッジマップ情報を生成する段階と、 b)前記生成された2進エッジマップ情報に対して既設定
されたサイズのフィルターウインドーを適用して前記フ
ィルターウインドー内に属した2進エッジマップ情報が
エッジ情報を含んでいるかどうかを判断する段階と、 c)前記判断段階でエッジ情報を含んでいないと判断され
ると、画素別に該フィルターウインドーに属する画素値
に対して既設定された第1加重値を用いフィルタリング
して新たな画素値を生成する第1生成段階と、 d)前記判断段階でエッジ情報を含んでいないと判断され
ると、画素別に該フィルターウインドーに属する画素値
に対して既設定された第2加重値を用いフィルタリング
して新たな画素値を生成し、前記フィルターウインドー
の中心に位置した画素がエッジ情報である場合はフィル
タリングしない第2生成段階とを含むことを特徴とする
ループフィルタリング方法。 - 【請求項2】 前記フィルターウインドーは3×3のサ
イズを有するフィルターウインドーであることを特徴と
する請求項2に記載のループフィルタリング方法。 - 【請求項3】 前記2進エッジマップ情報の生成段階の
傾斜度演算子は1×2のサイズを有し、その加重値が
(1,−1)である水平傾斜度演算子と、2×1のサイ
ズを有し、その加重値が(1,−1)である垂直傾斜度
演算子であることを特徴とする請求項1に記載のループ
フィルタリング方法。 - 【請求項4】 前記2進エッジマップ情報の生成段階
は、 a-1)画像に対して所定のブロックサイズ単位でデータを
受け入れる段階と、 a-2)前記入力された画像ブロックの各画素に対して一次
元傾斜度演算子を用いて傾斜度演算する段階と、 a-3)前記傾斜度演算された画素がブロック境界線の周辺
の所定領域に属すると既設定された第1臨界値と比較し
て2進エッジマップ情報を生成し、前記傾斜度演算され
た画素がブロック境界線周辺の所定領域に属さないと既
設定された第2臨界値と比較して2進エッジマップ情報
を生成する段階とからなることを特徴とする請求項1に
記載のループフィルタリング方法。 - 【請求項5】 前記2進エッジマップ情報の生成段階
は、 a-1)画像に対して所定のブロックサイズ単位でデータを
受け入れる段階と、 a-2)前記入力された画像ブロックの各画素に対して一次
元傾斜度演算子を用いて傾斜度演算する段階と、 a-3)前記傾斜度演算された画素がブロック境界線の周辺
の所定領域に属すると既設定された第1臨界値と比較し
て2進エッジマップ情報を生成し、前記傾斜度演算され
た画素がブロック境界線周辺の所定領域に属さないと既
設定された第2臨界値と比較して2進エッジマップ情報
を生成する段階とからなることを特徴とする請求項3に
記載のループフィルタリング方法。 - 【請求項6】 前記2進エッジ生成段階において、前記
第1臨界値は前記第2臨界値より更に大きいことを特徴
とする請求項6に記載のループフィルタリング方法。 - 【請求項7】 前記傾斜度演算段階では、画像ブロック
の各画素に対して一次元水平傾斜度演算及び一次元垂直
傾斜度演算をそれぞれ行い、前記2進エッジ生成段階で
は、前記一次元水平傾斜度演算及び一次元垂直傾斜度演
算に対してそれぞれ2進値を生成して論理和した結果値
を用いて2進エッジマップ情報を生成することを特徴と
する請求項4に記載のループフィルタリング方法。 - 【請求項8】 前記ブロックは大きさが16×16であり、
ループフィルタリングは大きさが8×8であるブロック
単位で行われることを特徴とする請求項4に記載のルー
プフィルタリング方法。 - 【請求項9】 画像データを一時格納する画像格納部
と、 前記画像格納部から所定の大きさのブロック単位で画像
データを受け入れ、エッジ画素を探すために一次元傾斜
度演算子を用いて水平及び垂直方向に一次元傾斜度演算
を行う傾斜度演算部と、 前記水平及び垂直一次元演算を行った画素が境界領域に
属するか或いは前記境界領域でない包括領域に属するか
を判断する領域判断部と、 前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部で境界領域だと判断された
時、所定の第1臨界値より大きいとエッジ情報として発
生させ、前記所定第1臨界値以下であるとエッジでない
非エッジ情報として発生させる境界領域2進エッジ情報
発生部と、 前記水平又は垂直一次元傾斜度演算子により演算された
画像データが前記領域判断部で包括領域だと判断された
時、所定の第2臨界値より大きいとエッジ情報を発生さ
せ、前記所定の第2臨界値以下であるとエッジでない非
エッジ情報を発生させる包括領域2進エッジ情報発生部
と、 一つの画素に対して垂直傾斜度演算子と水平傾斜度演算
子により演算された値が前記領域判断部及び前記境界領
域2進エッジ情報発生部又は包括領域2進エッジ情報発
生部を通して発生される情報を論理和してエッジマップ
情報を発生させる論理和演算部と、 前記論理和演算部から供給される2進エッジマップ情報
を格納し、入力画像データを2進エッジマップに応じて
少なくとも一つのエッジ情報を含むエッジ領域とエッジ
情報を含んでいない等質領域とに分類するフィルター決
定部と、 前記フィルター決定部で等質領域だと判断されたフィル
ターウインドー画素に対して所定の平均フィルタリング
を行う平均フィルターと、 前記フィルター決定部でエッジ領域だと判断されたフィ
ルターウインドー画素に対して所定の加重フィルタリン
グを行う加重フィルターとを含むことを特徴とするルー
プフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915997A JP2926638B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ループフィルター及びループフィルタリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915997A JP2926638B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ループフィルター及びループフィルタリング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10326344A true JPH10326344A (ja) | 1998-12-08 |
| JP2926638B2 JP2926638B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=14754389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11915997A Expired - Fee Related JP2926638B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ループフィルター及びループフィルタリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2926638B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003510932A (ja) * | 1999-09-28 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | フィルタ処理装置及び方法 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11915997A patent/JP2926638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003510932A (ja) * | 1999-09-28 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | フィルタ処理装置及び方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2926638B2 (ja) | 1999-07-28 |
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