JPH10326352A - 多角形塗り潰し方法及び記録媒体 - Google Patents

多角形塗り潰し方法及び記録媒体

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JPH10326352A
JPH10326352A JP9136693A JP13669397A JPH10326352A JP H10326352 A JPH10326352 A JP H10326352A JP 9136693 A JP9136693 A JP 9136693A JP 13669397 A JP13669397 A JP 13669397A JP H10326352 A JPH10326352 A JP H10326352A
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Japan
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polygon
line segment
outline
bits
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JP9136693A
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Hiroki Takita
浩樹 瀧田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサ負荷の低減を図りながら正確に塗
り潰し処理が行える多角形塗り潰し方法を得る。 【解決手段】 自己交差をしない多角形に対し、左回り
で多角形の外形を構成する線分を選択しながら、選択し
た線分自身を含んで水平座標上の右方向に該当するワー
クメモリの平面作業領域上の全てのビットを反転させて
多角形の塗り潰し描画を行い(ステップS22)、続い
て、多角形の外形を構成する線分のうちその線分のベク
トルが上向き(垂直方向座標変化が上方向)の線分のみ
をワークメモリ2A上にさらに描画した(ステップS2
3)後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送する
(ステップS24)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ図
形処理において表示メモリの記憶内容に基づき表示され
る多角形の塗り潰し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ図形処理における多角形の
塗り潰しは、従来、スキャンライン法等により描画され
ていた。この方法は、スキャンラインという水平な直線
で多角形を上から下へスキャンしながら、以下の方式に
より描画を行っていく方法である。
【0003】1.スキャンラインを多角形の最上段に取
る。 2.スキャンラインが最下段に来る間以下を繰り返す。 2.1 スキャンラインと交差する辺を求める。 2.2 スキャンラインとこれらの辺との交点を求め
る。 2.3 求めた交点をx座標でソートする。 2.4 交点をx座標の小さい順に二つずつペアにし
て、その間を塗り潰す。 2.5 一段下のスキャンラインに移動する。 3.終了 ただし、「2.2スキャンラインとこれらの辺との交点
を求める。」で、交点が多角形の頂点でかつ2辺のベク
トルの向きが上と下向きの時は、頂点に2交点あるもの
と見なして例外処理を行う。この例外処理に該当するの
が、図59で示した図形では、(Sl,H4)、(S
2,Hll)、(S5,H8)、(S6,H7)、(S
8,H5)、(Sl0,Hll)の座標上の点である。
【0004】例えば、図59で示した図形を、図60に
示すように左回りで各線分を選択した場合、線分ベクト
ルA1(H4−H8,S1−S5)は上向き(垂直方向
座標変化が上方向)、線分ベクトルA2(H1−H4,
S4−S1)は下向き(垂直方向座標変化が下向き)と
なるため、これらベクトルA1,A2を両辺にもつ座標
(H4,S1)に2交点あるものとみなす。
【0005】一方、他に描画用の1bit/pixelのワーク
メモリを用いたアウトラインフォント方式により多角形
の塗り潰しを行う方法がある。この方法は、描画領域を
囲む最小長方形のワークメモリ(1bit/pixel)を使用
して、多角形の各線分の右側を線分自身を含んでビット
反転させることにより、1bit/pixelの描画領域を作成
し、そのワークメモリの描画情報を表示メモリ上に伸長
転送して描画する方法である。
【0006】アウトラインフォント方式は、塗り潰し対
象の多角形の外形を構成する線分を規定した外形情報に
基づき、多角形の外形を構成する各線分を所定回りに選
択しながら、各線分に対して、線分自体を含んで水平座
標上の右方向に該当するワークメモリ上の全てのビット
を反転させてワークメモリ上に描画する。この際、以下
のA)〜G)の条件に従う。
【0007】A)これからbit反転を行う線分のベク
トルと次に反転描画を行う線分ベクトルが共に上向きベ
クトル(垂直方向座標変化が上方向のベクトル)の場
合、始点は含め、終点を含めない線分の右側のbit反
転を行う。
【0008】⊃B)これからbit反転を行う線分のベ
クトルと次に反転描画を行う線分のベクトルが共に下向
きベクトル(垂直方向座標変化が下方向のベクトル)の
場合、始点は含め、終点を含めない線分の右側のbit
反転を行う。
【0009】C)これからbit反転を行う線分のベク
トルが上向きで、次に反転描画を行う線分のベクトルが
下向きベクトルの場合、始点と終点を含めた線分の右側
のbit反転を行う。
【0010】D)これからbit反転を行う線分のベク
トルが下向きで、次に反転描画を行う線分のベクトルが
上向きベクトルの場合、始点と終点を含めた線分の右側
のbit反転を行う。
【0011】E)これからbit反転を行う線分のベク
トルが下向きで、次に反転描画を行う線分のベクトルが
水平ベクトル(垂直方向座標変化がないベクトル)の場
合、始点は含め、終点を含めない線分の右側のbit反
転を行う。
【0012】F)これからbit反転を行う線分のベク
トルが上向きで、次に反転描画を行う線分のベクトルが
水平ベクトルの場合、始点は含め、終点を含めない線分
の右側のbit反転を行う。
【0013】G)これからbit反転を行う線分のベク
トルが水平で、次に反転描画を行う線分のベクトルが下
向きベクトルの場合、始点は含め、終点を含めない線分
の右側のbit反転を行う。
【0014】H)これからbit反転を行う線分のベク
トルが水平で、次に反転描画を行う線分のベクトルが上
向きベクトルの場合、始点は含め、終点を含めない線分
の右側のbit反転を行う。
【0015】以下、図61に示すような外形を有する塗
り潰し対象の三角形を例に挙げてアウトラインフォント
方式の説明をする。まず、この三角形の外形情報として
3頂点の座標{P1(H8,S2)、P2(H2,S1
5)、P3(H16,S11)}を得る。
【0016】ここで、図62に示すように、塗り潰し対
象の三角形に対して頂点P1〜P3の順で左回りに、線
分ベクトルL1(H2−H8,S15−S2)、L2
(H16−H2,S11−S15)、L3(H8−H1
6,S2−S11)の順に選択して行くものとする。ま
た、ワークメモリ上の平面作業領域は初期状態時に白紙
状態(全く描画されていない状態)であるとする。
【0017】まず、図63及び図64に示すように、外
形情報より得られる頂点P1,P2の座標から、Bresen
ham等の既存の直線アルゴリズムを用いて線分L1を求
め、線分L1に対して水平座標上の右方向に該当するワ
ークメモリの平面作業領域(1bit/pixel)上の全ての
ビットを反転させて描画する。
【0018】なお、図63は線分L1の途中の反転処理
経過を示し、図64は最終反転処理結果を示している。
このとき、線分L1は下向きで線分L2は上向きであり
条件D)に該当するため、始点と終点を含めた線分L1
の右側のbit反転を行う。
【0019】次に、図65に示すように、外形情報より
得られる頂点P2,P3の座標から、Bresenham等の既
存の直線アルゴリズムを用いて線分L2を求め、線分L
2に対して、線分L2自身を含んで水平座標上の右方向
に該当するワークメモリの平面作業領域上の全てのビッ
トを反転させる。その結果、図64で示したステップで
既に描画されたビットがもう一度反転されて一部白紙状
態に戻る。
【0020】なお、図65は線分L2の途中の反転処理
経過を示している。このとき、線分L2及びL3は共に
上向きであり条件A)が該当するため、始点は含め、終
点を含めない線分L2の右側のbit反転を行う。
【0021】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L3を求め、線分L3に対して水平座標上の右方向に該
当するワークメモリの平面作業領域上の全てのビットを
反転させると、図66に示すように、内部が塗り潰され
た三角形が完成する。なお、線分L3が上向きで線分L
1が下向きであり条件C)に該当するため、始点と終点
を含めた線分L3の右側のbit反転を行う。
【0022】その後、ワークメモリの平面作業領域上の
描画情報を表示メモリ上の平面表示領域に伸長転送し、
表示メモリの記憶内容に基づき内部が塗りつぶされた三
角形が表示される。なお、伸長とはカラー情報等の付加
情報を加味することを意味する。
【0023】なお、上記したアウトラインフォント方式
は、「多角形の各線分の右側をビット反転させる」とし
ているが、これを、「多角形の各線分の左側をビット反
転させる」としても、同様な原理で可能である。
【0024】本方法で大きな図形を描画するときは、多
角形をワークメモリの平面作業領域に適合するように分
割して、分割した多角形の一部をそれぞれのワークメモ
リの平面作業領域上に塗り潰し描画した後、順次表示メ
モリに転送することにより、平面作業領域が小さいワー
クメモリを用いても大きな多角形を塗り潰し描画するこ
とが出来る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータに
よる図形処理は、以上のようにスキャンライン法あるい
はアウトラインフォント方式により行われていた。
【0026】スキャンライン法では、ラスター毎(1ス
キャンライン毎)に求めた交点のソート処理を行う必要
があり、さらに各線分の情報(始点、終点、線分の傾き
を示す情報など)を保持するための比較的大容量なメモ
リが必要である。
【0027】したがって、頂点数が増えれば、線分の情
報を保持するためのメモリが頂点数分必要であること、
ソート量が増えるため、プロセッサの負荷が増大する等
の問題点があった。
【0028】一方、アウトラインフォント方式は、上記
した問題点は生じにくいが、上述した条件A)〜H)に
従って1(bit/pixel)のワークメモリの平面作業領域
に多角形の描画を行うが、このままでは図形の右側が1
ビット(1ピクセル)欠けてしまう(左側を反転された
場合は左側が1ビット欠けてしまう)ため、正確に塗り
潰しできないという問題点があった。
【0029】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、プロセッサ負荷の低減を図りながら正確
に塗り潰し処理が行える多角形塗り潰し方法を得ること
を目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の多角形塗り潰し方法は、複数ビットからなる矩形
状の格納領域を有し1画素の情報をn(n≧1)ビット
で格納する作業メモリと、複数ビットからなる矩形状の
格納領域を有し1画素の情報をm(m>n)ビットで格
納する表示メモリとを有し、前記表示メモリの記憶内容
に基づき画像表示を行う画像処理システムを用いて多角
形の内部の塗り潰し処理を行う方法であって、前記作業
メモリの初期状態は何も描画されていない白紙状態であ
り、(a)塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を
規定した外形情報を得るステップと、(b)前記外形情報
に基づき前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する各
線分を所定回りに選択しながら、各線分に対して水平座
標上の所定の水平方向に該当する前記作業メモリ上の全
てのビットを反転させることによりビット反転処理を行
い多角形の塗り潰し描画を行うステップと、(c)前記多
角形の塗り潰し描画がなされた前記作業メモリ上に、前
記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の外形を
構成する線分をさらに描画するステップと、(d)前記ス
テップ(c)の後、前記作業メモリの格納情報を前記表示
メモリに転送するステップとを備えて構成される。
【0031】請求項2記載の多角形塗り潰し方法の前記
ステップ(c)は、前記所定回りで選択された前記塗り潰
し対象の多角形の外形を構成する線分を全て描画するス
テップを含んでいる。
【0032】請求項3記載の多角形塗り潰し方法におい
て、前記塗り潰し対象の多角形は、自己交差をしない多
角形を含み、前記ステップ(b)の前記ビット反転処理
は、線分自身に該当する前記作業メモリ上のビットをも
反転させる第1の反転モード及び線分自身を含まないで
ビット反転を行う第2の反転モードにうち一方のモード
を含み、前記ステップ(c)は、前記所定回りで選択され
た前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のう
ち、そのベクトルの垂直方向変化が所定の垂直方向とな
る線分のみを描画するステップを含み、前記所定の垂直
方向は、前記ビット反転処理、前記所定回り及び前記所
定の水平方向の内容に基づき決定され、前記ステップ
(b)の前記ビット反転処理で描画されずに欠落した線分
が有する垂直方向変化である。
【0033】この発明に係る請求項4記載の多角形塗り
潰し方法は、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有
し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業メ
モリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1
画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メモリ
とを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表示
を行う画像処理システムを用いて多角形の内部の塗り潰
し処理を行う方法であって、前記作業メモリの初期状態
は何も描画されていない白紙状態であり、(a)自己交差
をしない塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を
規定した外形情報を得るステップと、(b)前記外形情報
に基づき前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線
分を所定回りに選択しながら、各線分に対して水平座標
上の所定の水平方向に該当する前記作業メモリ上の全て
のビットを反転させることによりビット反転処理を行い
前記作業メモリ上に多角形の塗り潰し描画を行うステッ
プとを備え、前記ビット反転処理は、線分自身に該当す
る前記作業メモリ上のビットをも反転させる第1の反転
モードあるいは線分自身を含まないでビット反転を行う
第2の反転モードを含み、(c)前記ステップ(b)の後、前
記作業メモリ上の情報を前記表示メモリに転送するステ
ップと、(d)前記ステップ(c)の後、前記表示メモリ上
に、前記外形情報に基づき、前記所定回りで選択された
前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のう
ち、そのベクトルの垂直方向変化が所定の垂直方向とな
る線分のみを描画するステップとをさらに備え、前記所
定の垂直方向は、前記ビット反転処理、前記所定回り及
び前記所定の水平方向の内容に基づき決定され、前記ス
テップ(b)の前記ビット反転処理で描画されずに欠落し
た線分が有する垂直方向変化である。
【0034】請求項5記載の多角形塗り潰し方法におい
て、前記ビット反転処理は前記第1の反転モードを含
み、前記所定回りは左回りを含み、前記所定の水平方向
は右方向を含み、前記所定の垂直方向は上方向を含んで
いる。
【0035】請求項6記載の多角形塗り潰し方法におい
て、前記ビット反転処理は前記第1の反転モードを含
み、前記所定回りは右回りを含み、前記所定の水平方向
は右方向を含み、前記所定の垂直方向は下方向を含んで
いる。
【0036】請求項7記載の多角形塗り潰し方法におい
て、前記ビット反転処理は前記第2の反転モードを含
み、前記所定回りは左回りを含み、前記所定の水平方向
は右方向を含み、前記所定の垂直方向は下方向を含んで
いる。
【0037】請求項8記載の多角形塗り潰し方法におい
て、前記ビット反転処理は前記第2の反転モードを含
み、前記所定回りは右回りを含み、前記所定の水平方向
は右方向を含み、前記所定の垂直方向は上方向を含んで
いる。
【0038】この発明に係る請求項9記載の多角形塗り
潰し方法は、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有
し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業メ
モリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1
画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メモリ
とを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表示
を行う画像処理システムを用いて多角形の内部の塗り潰
し処理を行う方法であって、前記作業メモリの初期状態
は何も描画されていない白紙状態であり、(a)自己交差
しない塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規
定した外形情報を得るステップと、(b)前記外形情報に
基づき前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分
を所定回りに選択しながら、各線分に対して水平座標上
の所定の水平方向に該当する前記作業メモリ上の全ての
ビットを反転させることにより前記ビット反転処理を行
い前記作業メモリ上に多角形の塗り潰し描画を行うステ
ップと、(c)ステップ(b)の後、前記作業メモリ上の情報
を前記表示メモリに転送するステップとを備え、前記ス
テップ(b)の前記ビット反転処理は、線分自身に該当す
る前記作業メモリ上のビットをも反転させる第1の反転
モード及び線分自身を含まないでビット反転を行う第2
の反転モードを含み、前記所定回りで選択された前記塗
り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、その
ベクトルの垂直方向変化が第1の垂直方向となる線分は
前記第1の反転モードで前記ビット反転処理を行い、そ
のベクトルの垂直方向変化が第2の垂直方向となる線分
は前記第2の反転モードで前記ビット反転処理を行い、
前記第1及び第2の垂直方向は、前記所定の回り及び所
定の水平方向の内容に基づき、前記塗り潰し対象の多角
形の外形を構成する線分のうち、そのベクトルが前記1
の垂直方向の線分は前記第1の反転モードで前記ビット
反転処理を行うと欠落なく描画され、そのベクトルが前
記2の垂直方向の線分は前記第2の反転モードで前記ビ
ット反転処理を行うと欠落なく描画されるように決定さ
れる。
【0039】請求項10記載の多角形塗り潰し方法にお
いて、前記所定回りは左回りを含み、前記所定の水平方
向は右方向を含み、前記第1の垂直方向は下方向を含
み、前記第2の垂直方向は上方向を含んでいる。
【0040】請求項11記載の多角形塗り潰し方法にお
いて、前記所定回りは右回りを含み、前記所定の水平方
向は右方向を含み、前記第1の垂直方向は上方向を含
み、前記第2の垂直方向は下方向を含んでいる。
【0041】この発明に係る請求項12記載の記録媒体
は、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素
の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業メモリと、
複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素の情
報をm(m>n)ビットで格納する表示メモリとを有
し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表示を行う
画像処理システムを用いて、コンピュータの制御下で多
角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り潰し方法を
記録した媒体であって、前記作業メモリの初期状態は何
も描画されていない白紙状態であり、(a)塗り潰し対象
の多角形の外形を構成する線分を規定した外形情報を得
るステップ、(b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対
象の多角形の外形を構成する各線分を所定回りに選択し
ながら、各線分に対して水平座標上の所定の水平方向に
該当する前記作業メモリ上の全てのビットを反転させる
ことによりビット反転処理を行い多角形の塗り潰し描画
を行うステップ、(c)前記多角形の塗り潰し描画がなさ
れた前記作業メモリ上に、前記外形情報に基づき前記塗
り潰し対象の多角形の外形を構成する線分をさらに描画
するステップ、及び(d)前記ステップ(c)の後、前記作業
メモリの格納情報を前記表示メモリに転送するステップ
を実行させるためのプログラムを記録している。
【0042】この発明に係る請求項13記載の記録媒体
は、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素
の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業メモリと、
複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素の情
報をm(m>n)ビットで格納する表示メモリとを有
し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表示を行う
画像処理システムを用いて、コンピュータの制御下で多
角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り潰し方法を
記録した媒体であって、前記作業メモリの初期状態は何
も描画されていない白紙状態であり、(a)自己交差をし
ない塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規定
した外形情報を得るステップ、(b)前記外形情報に基づ
き前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を所
定回りに選択しながら、各線分に対して水平座標上の所
定の水平方向に該当する前記作業メモリ上の全てのビッ
トを反転させることによりビット反転処理を行い前記作
業メモリ上に多角形の塗り潰し描画を行うステップ、こ
こで前記ビット反転処理は、線分自身に該当する前記作
業メモリ上のビットをも反転させる第1の反転モードあ
るいは線分自身を含まないでビット反転を行う第2の反
転モードを含み、(c)前記ステップ(b)の後、前記作業メ
モリ上の情報を前記表示メモリに転送するステップ、及
び(d)前記ステップ(c)の後、前記表示メモリ上に、前記
外形情報に基づき、前記所定回りで選択された前記塗り
潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、そのベ
クトルの垂直方向変化が所定の垂直方向となる線分のみ
を描画するステップ、ここで前記所定の垂直方向は、前
記ビット反転処理、前記所定回り及び前記所定の水平方
向の内容に基づき決定され、前記ステップ(b)のビット
反転処理で欠落した線分が有する垂直方向変化であり、
前記ステップ(a)〜(d)を実行させるためのプログラムを
記録している。
【0043】この発明に係る請求項14記載の記録媒体
は、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素
の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業メモリと、
複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し1画素の情
報をm(m>n)ビットで格納する表示メモリとを有
し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表示を行う
画像処理システムを用いて、コンピュータの制御下で多
角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り潰し方法を
記録した記憶媒体であって、前記作業メモリの初期状態
は何も描画されていない白紙状態であり、(a)自己交差
しない塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規
定した外形情報を得るステップ、(b)前記外形情報に基
づき前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を
所定回りに選択しながら、各線分に対して水平座標上の
所定の水平方向に該当する前記作業メモリ上の全てのビ
ットを反転させることにより前記ビット反転処理を行い
前記作業メモリ上に多角形の塗り潰し描画を行うステッ
プ、ここで前記ステップ(b)の前記ビット反転処理は、
線分自身に該当する前記作業メモリ上のビットをも反転
させる第1の反転モード及び線分自身を含まないで行う
第2の反転モードを含み、前記所定回りで選択された前
記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、
そのベクトルの垂直方向変化が第1の垂直方向となる線
分は前記第1の反転モードで前記ビット反転処理を行
い、そのベクトルの垂直方向変化が第2の垂直方向とな
る線分は前記第2の反転モードで前記ビット反転処理を
行い、前記第1及び第2の垂直方向は、前記所定の回り
及び所定の水平方向の内容に基づき、前記塗り潰し対象
の多角形の外形を構成する線分のうち、そのベクトルが
前記1の垂直方向の線分は前記第1の反転モードで前記
ビット反転処理を行うと欠落なく線分描画がされ、その
ベクトルが前記2の垂直方向の線分は前記第2の反転モ
ードで前記ビット反転処理を行うと欠落なく線分描画さ
れるように決定される、及び(c)ステップ(b)の後、前記
作業メモリ上の情報を前記表示メモリに転送するステッ
プを実行させるためのプログラムを記録している。
【0044】
【発明の実施の形態】
<ハードウェア構成>図1はこの発明の実施の形態1〜
7の各多角形塗り潰し方法を行う画像処理システムのハ
ードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、CPU1、メモリ2、表示回路3、表示メモリ
4、CRT5及びCD−ROM6から構成され、CPU
1、メモリ2、表示回路3及びCD−ROM6はバス1
0を介してデータの授受を行うことができる。
【0045】CPU1はCD−ROM6より後に詳述す
る多角形塗り潰し方法の処理手順を記録したプログラム
を読み込み、このプログラムに従い、メモリ2中に割り
当てられたワークメモリ2Aの長方形の平面作業領域を
利用した多角形塗り潰し処理を実行し、最終的に、メモ
リ2内のワークメモリ2Aに格納された描画情報をバス
10及び表示回路3を介して表示メモリ4の長方形の平
面表示領域上に伸長転送する。表示回路3は表示メモリ
4の描画情報に基づきCRT5に画像を表示する。
【0046】ワークメモリ2Aは1(bit/pixel)で記憶
しているが、表示メモリ4は4(bit/pixel)(16色表
示の場合)、8(bit/pixel)(256色表示場合)等、
多ビット/ピクセルで記憶することが一般的である。そ
こで、ワークメモリ2Aの1ビットを伸長して、4(bit
/pixel)あるいは8(bit/pixel)にしてカラー情報を加味
して表示メモリ4に転送する必要がある。
【0047】そこで、CPU1はワークメモリ2A上の
描画情報にカラー情報等の付加情報を加味して表示メモ
リ4に伸長転送する。なお、カラー情報はメモリ2内の
所定の領域に格納されたり、表示回路3内に格納された
りする。
【0048】なお、図2に示すように構成して、メモリ
2と表示メモリ4とのデータ授受をバス10のみを介し
て行えるように構成してもよい。
【0049】また、図3及び図4に示すように、1つの
共用メモリ7内にワークメモリ7A及び表示メモリ7B
を内蔵するように構成してもよい。図3で示した構成は
共用メモリ7が表示回路3に直接接続されている場合で
あり、図4で示した構成は共用メモリ7がバス10に接
続されている場合である。なお、図3で示した構成の場
合、共用メモリ7内のワークメモリ7Aから表示メモリ
7Bへの伸長転送処理は表示回路3の制御下で行うよう
にしてもよい。
【0050】<各実施の形態の原理>描画用の1bit/pi
xelのワークメモリを用いたアウトラインフォント方式
により、図1〜図4で示した構成の画像処理システム
は、以下のステップを順次実行することにより多角形の
塗り潰し処理を行う。
【0051】[実施の形態1] 図5に示すように、塗
り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規定した外
形情報(頂点座標)を得た(ステップS11)後、従来
技術の欄で述べた条件A)〜H)により1bit/pixelの
ワークメモリにビット反転処理による多角形の塗り潰し
描画を行い(ステップS12)、さらに多角形の枠(外
形を構成する線分全て)を描画した(ステップS13)
後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送する(ステ
ップS14)。
【0052】[実施の形態2] 図6に示すように、外
形情報を得た(ステップS21)後、自己交差をしない
多角形に対し、左回り(所定回りに該当)で線分を選択
しながら条件A)〜H)により1bit/pixelのワークメ
モリにビット反転処理による多角形の塗り潰し描画を行
い(ステップS22)、続いて、多角形の外形を構成す
る線分のうちその線分のベクトルが上向き(垂直方向座
標変化が上方向;所定の垂直方向に該当)の線分のみを
ワークメモリ上にさらに描画した(ステップS23)
後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送する(ステ
ップS24)。
【0053】なお、自己交差しない多角形とは頂点以外
に交点をもたない形状の多角形を意味し、図12に示す
頂点P11〜P15からなる星型形状のように、頂点以
外交点C1〜C5を有する自己交差する形状はそれに含
まない。
【0054】[実施の形態3] 図7に示すように、外
形情報を得た(ステップS31)後、自己交差をしない
多角形に対し、左回り(所定回りに該当)で線分を選択
しながら条件A)〜H)により1bit/pixelのワークメ
モリにビット反転処理による多角形の塗り潰し描画を行
い(ステップS32)、次にワークメモリから表示メモ
リに伸長転送した(ステップS33)後、多角形の外形
を構成する線分のうち、その線分のベクトルが上向き
(所定の垂直方向に該当)の線分のみを表示メモリ上に
さらに描画する(ステップS34)。
【0055】[実施の形態4] 図8に示すように、外
形情報を得た(ステップS41)後、自己交差をしない
多角形に対し、右回り(所定回りに該当)で線分を選択
しながら条件A)〜H)によりlbit/pixelのワークメ
モリにビット反転処理による多角形の塗り潰し描画を行
い(ステップS42)、続いて、多角形の外形を構成す
る線分のうちその線分のベクトルが下向き(垂直方向座
標変化が下方向;所定の垂直方向に該当)の線分のみを
ワークメモリ上にさらに描画した(ステップS43)
後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送する(ステ
ップS44)。
【0056】[実施の形態5] 図9に示すように、外
形情報を得た(ステップS51)後、自己交差をしない
多角形に対し、右回り(所定回りに該当)で線分を選択
しながら条件A)〜H)により1bit/pixelのワークメ
モリにビット反転処理による多角形の塗り潰し描画を行
い(ステップS52)、ワークメモリから表示メモリに
伸長転送した(ステップS53)後、多角形の外形を構
成する線分のうち、その線分のベクトルが上向きの線分
のみを表示メモリ上にさらに描画する(ステップS5
4)。
【0057】[実施の形態6] 図10に示すように、
外形情報を得た(ステップS61)後、自己交差をしな
い多角形に対し、左回りで線分に関連した線分を選択を
選択しながら条件A)〜H)により1bit/pixelのワー
クメモリにビット反転処理を行う(ステップS62)。
このとき、線分(ベクトル)が上向き(第2の垂直方向
に該当)の線分についてはその線分を含まずにビット反
転処理を行い、それ以外の方向(第1の垂直方向に該
当)の線分については線分自身を含んでビット反転処理
を行う。その後、ワークメモリから表示メモリに伸長転
送する(ステップS63)。
【0058】[実施の形態7] 図11に示すように、
外形情報を得た(ステップS71)後、自己交差をしな
い多角形に対し、右回りで線分に関連した線分を選択し
ながら条件A)〜H)により1bit/pixelのワークメモ
リにビット反転処理を行う(ステップS72)。このと
き、線分(ベクトル)が下向き(第2の垂直方向に該
当)の線分についてはその線分を含まずにビット反転処
理を行い、それ以外の方向(第1の垂直方向に該当)線
分については線分自身を含んでビット反転処理を行う。
その後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送する
(ステップS73)。
【0059】<実施の形態1>図13〜図19はこの発
明の実施の形態1である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態1の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0060】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態1の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。
【0061】そして、図13に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図5のステップS11)。また、メモリ2内のワーク
メモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態(全
く描画されていない状態)である。以降、図13等の描
画の説明図において、白四角は無描画状態を意味し、黒
四角は描画状態を示している。
【0062】なお、実施の形態1の多角形塗り潰し方法
は、図14に示すように、塗り潰し対象の三角形に対し
て頂点P1〜P3の順で左回りに、線分ベクトルL1
(H2−H8,S15−S2)、L2(H16−H2,
S11−S15)、L3(H8−H16,S2−S1
1)の順に選択して行く方法である。以下の動作は、C
D−ROM6より読み込んだプログラムに基づくCPU
1の制御下で行われる。
【0063】次に、図15〜図17に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図5のス
テップS12)。以下、ビット反転処理について詳述す
る。
【0064】まず、図15に示すように、外形情報とし
て得られる頂点P1,P2の座標から、Bresenham等の
既存の直線アルゴリズムを用いて線分L1を求め、線分
L1に対して、線分L1自身を含み水平座標上の右方向
(所定の水平方向に該当)に該当するワークメモリ2A
の平面作業領域(1bit/pixel)上の全てのビットを反
転させて描画する。このとき、線分(ベクトル)L1は
下向き(垂直方向座標変化が下方向)で線分(ベクト
ル)L2は上向き(垂直方向座標変化が上方向)であり
条件D)に該当するため、始点と終点を含めた線分L1
の右側のbit反転を行う。
【0065】次に、図16に示すように、外形情報より
得られる頂点P2,P3の座標から、Bresenham等の既
存の直線アルゴリズムを用いて線分L2を求め、線分L
2に対して、線分L2自身を含んで水平座標上の右方向
に該当するワークメモリ2Aの平面作業領域上の全ての
ビットを反転させる。その結果、図15で示したステッ
プで既に描画されたビットがもう一度反転されて一部白
紙状態に戻る。
【0066】なお、図16は線分L2の途中の反転処理
経過を示している。このとき、線分L2及びL3は共に
上向きであり、条件A)が該当するため、始点は含め、
終点を含めない線分L2の右側のbit反転を行う。
【0067】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L3を求め、線分L3に対して、線分L3自身を含み水
平座標上の右方向に該当するワークメモリ2Aの平面作
業領域上の全てのビットを反転させる。なお、線分L3
が上向きで線分L1が下向きであり条件C)に該当する
ため、始点と終点を含めた線分L3の右側のbit反転
を行う。その結果、ビット反転処理終了時には、図17
に示すように、内部が塗り潰された三角形が完成する。
ただし、右側が1ビット(ピクセル)欠落した状態であ
り、不完全塗り潰し三角形となっている。
【0068】次に、図18に示すように、外形情報に基
づき求められた線分L1〜L3からなる三角形の枠(図
18上の白四角内に縞模様のハッチングを付した部分)
を、ワークメモリ2A上の不完全塗り潰し三角形上にさ
らに描画して、正確に塗り潰された三角形を完成する
(図5のステップS13)。
【0069】その後、図19に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図5のステップS14)。
【0070】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0071】このように、実施の形態1の多角形塗り潰
し方法は、不完全塗り潰し多角形が描画されたワークメ
モリ上に当該多角形の枠を描画して正確な多角形塗り潰
しを行った後、ワークメモリから表示メモリに伸長転送
している。
【0072】前述したように、カラー表示を行うため、
表示メモリのピクセルビット(1ピクセルを構成するビ
ット数)が4bit/pixelや8bit/pixel等であり、ワーク
メモリのピクセルビット(1bit/pixel)よりも多い。
【0073】したがって、表示メモリよりもワークメモ
リの方が1ピクセルを構成するメモリ量が少なくなるた
め、実施の形態1のようにワークメモリ上で多角形の枠
描画を行うことにより、メモリアクセス数が減り、CP
Uにかかる負荷も抑えてより高速に多角形塗り潰し描画
処理を実現できる。
【0074】なお、上記した実施の形態1の多角形塗り
潰し方法は、左回りで多角形を構成する線分を選択した
が、右回りで線分を選択しても同様に実現できる。実施
の形態1では、左回りあるいは右回りで選択された塗り
潰し対象の多角形の外形を構成する線分を全て描画する
ため、ビット反転処理終了後に得られた外形を構成する
任意の線分が欠落した不完全塗り潰し多角形から正確に
塗り潰した多角形を確実に得ることができる。
【0075】また、上記した実施の形態1の多角形塗り
潰し方法は、ビット反転処理を線分自身を含んで反転さ
せたが、線分自身を含まずに反転させてもよい。
【0076】また、上記した実施の形態1の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各線分の右方向をビット反転さ
せる」としているが、これを、「多角形の各線分の左方
向をビット反転させる」としても、同様な原理で可能で
ある。この場合、左側が1ビット(ピクセル)欠落した
状態の不完全塗り潰し多角形を枠の描画により正確な塗
り潰し多角形にすることができる。
【0077】<実施の形態2>図20〜図25はこの発
明の実施の形態2である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態2の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0078】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態2の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態2の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0079】そして、図20に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図6のステップS21)。また、メモリ2内のワーク
メモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態であ
る。
【0080】なお、実施の形態2の多角形塗り潰し方法
は、実施の形態1と同様、図14に示すように、塗り潰
し対象の三角形に対して頂点P1〜P3の順で左回り
に、線分ベクトルL1、L2、L3の順に選択して行く
方法である。以下の動作は、CD−ROM6より読み込
んだプログラムに基づくCPU1の制御下で行われる。
【0081】次に、図21〜図23に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図6のス
テップS22)。以下、ビット反転処理について詳述す
る。
【0082】まず、図21に示すように、外形情報とし
て得られる頂点P1,P2の座標から、Bresenham等の
既存の直線アルゴリズムを用いて線分L1を求め、線分
L1に対して、線分L1自身を含んで水平座標上の右方
向(所定の水平方向に該当)に該当するワークメモリ2
Aの平面作業領域(1bit/pixel)上の全てのビットを
反転させて描画する。
【0083】次に、図22に示すように、外形情報より
得られる頂点P2,P3の座標から線分L2を求め、線
分L2に対して、線分L2自身を含んで水平座標上の右
方向に該当するワークメモリ2Aの平面作業領域上の全
てのビットを反転させる。その結果、図21で示したス
テップで既に描画されたビットがもう一度反転されて一
部白紙状態に戻る。
【0084】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L3を求め、線分L3に対して、線分L3自身を含んで
水平座標上の右方向に該当するワークメモリ2Aの平面
作業領域上の全てのビットを反転させる。その結果、ビ
ット反転処理終了時には、図23に示すように、内部が
塗り潰された三角形が完成する。ただし、右側が1ビッ
ト(ピクセル)欠落した状態であり、不完全塗り潰し三
角形となっている。
【0085】次に、図24に示すように、外形情報に基
づき求められた線分L1〜L3のうち、そのベクトルが
上向き(垂直方向座標変化が上方向)の線分L2,L3
(図24上の白四角内に縞模様のハッチングを付した部
分)のみをワークメモリ2A上にさらに描画して、正確
に塗り潰された三角形を完成する(図6のステップS2
3)。
【0086】その後、図25に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図6のステップS24)。
【0087】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0088】このように、実施の形態2の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分を左回りで選択して多角形を塗り潰
して不完全塗り潰し多角形を描画したワークメモリ上
に、多角形の外形を構成する線分のうちその線分のベク
トルが上向き(垂直方向座標変化が上方向)の線分のみ
をさらに描画して正確な多角形塗り潰しを行った後、ワ
ークメモリから表示メモリに伸長転送している。
【0089】したがって、表示メモリよりもワークメモ
リの方が1ピクセルを構成するメモリ量が少なくなるた
め、実施の形態2のようにワークメモリ上でベクトルが
上向きの線分の描画を行うことにより、メモリアクセス
数が減り、CPU1にかかる負荷も抑えてより高速に多
角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0090】加えて、多角形の外形を構成するすべての
線分を描画するのでなく、正確な多角形塗り潰しに必要
となる、多角形の右側の線分(そのベクトルが上向きの
線分)のみを効率的に描画することにより、より高速な
多角形塗り潰し描画処理が実現できる。
【0091】なお、上記した実施の形態2の多角形塗り
潰し方法は、ビット反転処理を線分自身を含んで反転
(第1の反転モード)させたが、線分自身を含まずに反
転(第2の反転モード)させてもよい。線分自身を含ま
ずにビット反転処理を行うと、多角形の左側の線分が欠
落することになる。したがって、ビット反転処理の後、
多角形の左側の線分(そのベクトルが下向きの線分)の
みを描画するようにすればよい。
【0092】また、上記した実施の形態2の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各線分の右方向をビット反転さ
せる」としているが、これを、「多角形の各線分の左方
向をビット反転させる」としても、同様な原理で可能で
ある。この場合、左側が1ビット(ピクセル)欠落した
状態の不完全塗り潰し多角形に対し、多角形の外形を構
成する成分のうちそのベクトルが下向きの線分の描画に
より正確な塗り潰し多角形にすることができる。
【0093】<実施の形態3>図26〜図31はこの発
明の実施の形態3である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態3の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0094】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態3の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態3の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0095】そして、図26に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図7のステップS31)。また、メモリ2内のワーク
メモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態であ
る。
【0096】なお、実施の形態3の多角形塗り潰し方法
は、実施の形態1及び実施の形態2と同様、図14に示
すように、塗り潰し対象の三角形に対して頂点P1〜P
3の順で左回りに、線分ベクトルL1、L2、L3の順
に選択して行く方法である。以下の動作は、CD−RO
M6より読み込んだプログラムに基づくCPU1の制御
下で行われる。
【0097】次に、図27〜図29に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図7のス
テップS32)。以下、ビット反転処理について詳述す
る。
【0098】まず、図27に示すように、外形情報とし
て得られる頂点P1,P2の座標から、Bresenham等の
既存の直線アルゴリズムを用いて線分L1を求め、線分
L1に対して、線分L1自身を含んで水平座標上の右方
向(所定の水平方向に該当)に該当するワークメモリ2
Aの平面作業領域(1bit/pixel)上の全てのビットを
反転させて描画する。
【0099】次に、図28に示すように、外形情報より
得られる頂点P2,P3の座標から線分L2を求め、線
分L2に対して、線分L2自身を含んで水平座標上の右
方向に該当するワークメモリ2Aの平面作業領域上の全
てのビットを反転させる。その結果、図27で示したス
テップで既に描画されたビットがもう一度反転されて一
部白紙状態に戻る。
【0100】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L3を求め、線分L3に対して、線分L3自身を含んで
水平座標上の右方向に該当するワークメモリ2Aの平面
作業領域上の全てのビットを反転させる。その結果、図
29に示すように、内部が塗り潰された三角形が完成す
る。ただし、右側が1ビット(ピクセル)欠落した状態
であり、不完全塗り潰し三角形となっている。
【0101】その後、図30に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図7のステップSS3)。
【0102】次に、図31に示すように、外形情報に基
づき求められた線分L1〜L3のうち、そのベクトルが
上向き(垂直方向座標変化が上方向)の線分L2,L3
(図31上の白四角内に縞模様のハッチングを付した部
分)のみを表示メモリ4上にさらに描画して、正確に塗
り潰された三角形を完成する(図7のステップS3
4)。
【0103】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき内部が正確に塗り潰された三角
形がCRT5上に表示される。
【0104】このように、実施の形態3の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分を左回りで選択して多角形を塗り潰
して不完全塗り潰し多角形を描画した表示メモリ4上
に、多角形の外形を構成する線分のうちその線分のベク
トルが上向き(垂直方向座標変化が上方向)の線分のみ
をさらに描画して正確な多角形塗り潰しを行っている。
【0105】したがって、実施の形態2と同様、多角形
の外形を構成するすべての線分を描画するのでなく、正
確な多角形塗り潰しに必要となる、多角形の右側の線分
(そのベクトルが上向きの線分)のみを効率的に描画す
ることにより、より高速な多角形塗り潰し描画処理が実
現できる。
【0106】なお、上記した実施の形態3の多角形塗り
潰し方法は、ビット反転処理を線分自身を含んで反転さ
せた(第1の反転モード)が、線分自身を含まずに反転
させてもよい(第2の反転モード)。線分自身を含まず
にビット反転処理を行うと、多角形の左側の線分が欠落
することになる。したがって、ビット反転処理の後、多
角形の左側の線分(そのベクトルが下向きの線分)のみ
を描画するようにすればよい。
【0107】また、上記した実施の形態3の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各線分の右方向をビット反転さ
せる」としているが、これを、「多角形の各線分の左方
向をビット反転させる」としても、同様な原理で可能で
ある。この場合、左側が1ビット(ピクセル)欠落した
状態の不完全塗り潰し多角形に対し、多角形の外形を構
成する成分のうちそのベクトルが下向きの線分の描画に
より正確な塗り潰し多角形にすることができる。
【0108】<実施の形態4>図32〜図38はこの発
明の実施の形態4である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態4の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0109】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態4の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態4の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0110】そして、図32に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図8のステップS41)。また、メモリ2内のワーク
メモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態であ
る。
【0111】なお、実施の形態4の多角形塗り潰し方法
は、図33に示すように、塗り潰し対象の三角形に対し
て頂点P1,P3,P2の順で右回りに、線分ベクトル
L11(H16−H8,S11−S2)、L12(H2
−H16,S15−S11)、L13(H8−H2,S
2−S15)の順に選択して行く方法である。以下の動
作は、CD−ROM6より読み込んだプログラムに基づ
くCPU1の制御下で行われる。
【0112】次に、図34〜図36に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図8のス
テップS42)。以下、ビット反転処理について詳述す
る。まず、図34に示すように、外形情報として得られ
る頂点P1,P3の座標から、Bresenham等の既存の直
線アルゴリズムを用いて線分L11を求め、線分L11
に対して、線分L11自身を含んで水平座標上の右方向
(所定の水平方向に該当)に該当するワークメモリ2A
の平面作業領域(1bit/pixel)上の全てのビットを反
転させて描画する。なお、図34は線分L11の途中の
反転処理経過を示している。
【0113】次に、外形情報より得られる頂点P2,P
3の座標から線分L12を求め、線分L12に対して、
線分L12を含んで水平座標上の右方向に該当するワー
クメモリ2Aの平面作業領域上の全てのビットを反転さ
せる。
【0114】そして、図35に示すように、外形情報に
基づき線分L13を求め、線分L13に対して、線分L
13を含んで水平座標上の右方向に該当するワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の全てのビットを反転させる。
この際、線分L11及びL12に基づくビット反転処理
で既に描画されたビットがもう一度反転されて一部白紙
状態に戻る。なお、図35は線分L13の途中の反転処
理経過を示している。
【0115】そして、ビット反転処理終了後には、図3
6に示すように、内部が塗り潰された三角形が完成す
る。ただし、右側が1ビット(ピクセル)欠落した状態
であり、不完全塗り潰し三角形となっている。
【0116】次に、図37に示すように、外形情報に基
づき求められた線分L11〜L13のうち、そのベクト
ルが下向き(垂直方向座標変化が下方向)の線分L1
1,L12(図37上の白四角内に縞模様のハッチング
を付した部分)のみをワークメモリ2A上にさらに描画
して、正確に塗り潰された三角形を完成する(図8のス
テップS43)。
【0117】その後、図38に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図8のステップS44)。
【0118】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0119】このように、実施の形態4の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分を右回りで選択して多角形を塗り潰
して不完全塗り潰し多角形を描画したワークメモリ上
に、多角形の外形を構成する線分のうちその線分のベク
トルが下向き(垂直方向座標変化が下方向)の線分のみ
をさらに描画して正確な多角形塗り潰しを行った後、ワ
ークメモリから表示メモリに伸長転送している。
【0120】したがって、表示メモリよりもワークメモ
リの方が1ピクセルを構成するメモリ量が少なくなるた
め、実施の形態4のようにワークメモリ上でベクトルが
下向きの線分の描画を行うことにより、メモリアクセス
数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高速に多角
形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0121】加えて、多角形の外形を構成するすべての
線分を描画するのでなく、正確な多角形塗り潰しに必要
となる、多角形の右側の線分(そのベクトルが下向きの
線分)のみを効率的に描画することにより、より高速な
多角形塗り潰し描画処理が実現できる。
【0122】なお、上記した実施の形態4の多角形塗り
潰し方法は、ビット反転処理を線分自身を含んで反転さ
せた(第1の反転モード)が、線分自身を含まずに反転
させてもよい(第2の反転モード)。線分自身を含まず
にビット反転処理を行うと、多角形の左側の線分が欠落
することになる。したがって、ビット反転処理の後、多
角形の左側の線分(そのベクトルが上向きの線分)のみ
を描画するようにすればよい。
【0123】また、上記した実施の形態4の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各線分の右方向をビット反転さ
せる」としているが、これを、「多角形の各線分の左方
向をビット反転させる」としても、同様な原理で可能で
ある。この場合、左側が1ビット(ピクセル)欠落した
状態の不完全塗り潰し多角形に対し、多角形の外形を構
成する成分のうちそのベクトルが上向きの線分の描画に
より正確な塗り潰し多角形にすることができる。
【0124】<実施の形態5>図39〜図44はこの発
明の実施の形態5である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態5の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0125】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態5の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態5の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0126】そして、図39に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図9のステップS51)。また、メモリ2内のワーク
メモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態であ
る。
【0127】なお、実施の形態5の多角形塗り潰し方法
は、実施の形態4と同様、図33に示すように、塗り潰
し対象の三角形に対して頂点P1,P3,P2の順で右
回りに、線分ベクトルL11、L12、L13の順に選
択して行く方法である。以下の動作は、CD−ROM6
より読み込んだプログラムに基づくCPU1の制御下で
行われる。
【0128】次に、図40〜図42に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図9のス
テップS52)。以下、ビット反転処理について詳述す
る。
【0129】まず、図40に示すように、外形情報とし
て得られる頂点P1,P3の座標から、Bresenham等の
既存の直線アルゴリズムを用いて線分L11を求め、線
分L11に対して、線分L11自身を含んで水平座標上
の右方向(所定の水平方向に該当)に該当するワークメ
モリ2Aの平面作業領域(1bit/pixel)上の全てのビ
ットを反転させて描画する。なお、図40は線分L11
の途中の反転処理経過を示している。
【0130】次に、外形情報より得られる頂点P2,P
3の座標から線分L12を求め、線分L12に対して、
線分L12を含んで水平座標上の右方向に該当するワー
クメモリ2Aの平面作業領域上の全てのビットを反転さ
せる。
【0131】そして、図41に示すように、外形情報に
基づき線分L13を求め、線分L13に対して、線分L
13を含んで水平座標上の右方向に該当するワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の全てのビットを反転させる。
この際、線分L11及びL12に基づくビット反転処理
で既に描画されたビットがもう一度反転されて一部白紙
状態に戻る。なお、図41は線分L13の途中の反転処
理経過を示している。
【0132】そして、ビット反転処理終了時には、図4
2に示すように、内部が塗り潰された三角形が完成す
る。ただし、右側が1ビット(ピクセル)欠落した状態
であり、不完全塗り潰し三角形となっている。
【0133】その後、図43に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図9のステップS53)。
【0134】次に、図44に示すように、外形情報に基
づき求められた線分L11〜L13のうち、そのベクト
ルが下向き(垂直方向座標変化が下方向)の線分L1
1,L12(図43上の白四角内に縞模様のハッチング
を付した部分)のみを表示メモリ4上にさらに描画し
て、正確に塗り潰された三角形を完成する(図9のステ
ップS54)。
【0135】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0136】このように、実施の形態5の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分を右回りで選択して多角形を塗り潰
して不完全塗り潰し多角形を描画した表示メモリ上に、
多角形の外形を構成する線分のうちその線分のベクトル
が下向き(垂直方向座標変化が下方向)の線分のみをさ
らに描画して正確な多角形塗り潰しを行っている。
【0137】したがって、多角形の外形を構成するすべ
ての線分を描画するのでなく、正確な多角形塗り潰しに
必要となる、多角形の右側の線分(そのベクトルが下向
きの線分)のみを効率的に描画することにより、より高
速な多角形塗り潰し描画処理が実現できる。
【0138】なお、上記した実施の形態5の多角形塗り
潰し方法は、ビット反転処理を線分自身を含んで反転さ
せた(第1の反転モード)が、線分自身を含まずに反転
させてもよい(第2の反転モード)。線分自身を含まず
にビット反転処理を行うと、多角形の左側の線分が欠落
することになる。したがって、ビット反転処理の後、多
角形の左側の線分(そのベクトルが上向きの線分)のみ
を描画するようにすればよい。
【0139】また、上記した実施の形態5の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各線分の右方向をビット反転さ
せる」としているが、これを、「多角形の各線分の左方
向をビット反転させる」としても、同様な原理で可能で
ある。この場合、左側が1ビット(ピクセル)欠落した
状態の不完全塗り潰し多角形に対し、多角形の外形を構
成する成分のうちそのベクトルが上向きの線分の描画に
より正確な塗り潰し多角形にすることができる。
【0140】<実施の形態6>図45〜図51はこの発
明の実施の形態6である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態6の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0141】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態6の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態6の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0142】そして、図45に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図10のステップS61)。また、メモリ2内のワー
クメモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態で
ある。
【0143】なお、実施の形態6の多角形塗り潰し方法
は、実施の形態1〜3と同様、図14に示すように、塗
り潰し対象の三角形に対して頂点P1〜P3の順で左回
りに、線分ベクトルL1、L2、L3の順に選択して行
く方法である。以下の動作は、CD−ROM6より読み
込んだプログラムに基づくCPU1の制御下で行われ
る。
【0144】次に、図46〜図50に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図10の
ステップS62)。以下、ビット反転処理について詳述
する。
【0145】まず、外形情報として得られる頂点P1,
P2の座標から、Bresenham等の既存の直線アルゴリズ
ムを用いて線分L1を求め、線分L1は下向きであるた
め、図46に示すように、線分L1に対して、線分L1
自身を含んで水平座標上の右方向(所定の水平方向に該
当)に該当するワークメモリ2Aの平面作業領域(1bi
t/pixel)上の全てのビットを反転させて描画する(第
1の反転モードによるビット反転処理)。
【0146】次に、外形情報より得られる頂点P2,P
3の座標から線分L2を求め、線分L2は上向きである
ため、図47に示すように、線分L2に対して、線分L
2を自身を含まずに水平座標上の右方向に該当するワー
クメモリ2Aの平面作業領域上の全てのビットを反転さ
せる(第2の反転モードによるビット反転処理,図48
で示す黒四角の領域AR1がビット反転対象領域とな
る)。その結果、図46で示したステップで既に描画さ
れたビットがもう一度反転されて一部白紙状態に戻る。
【0147】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L3を求め、線分L3は上向きであるため線分L3に対
して、線分L3自身を含まずに水平座標上の右方向に該
当するワークメモリ2Aの平面作業領域上の全てのビッ
トを反転させる(第2の反転モードによるビット反転処
理,図49で示す黒四角の領域AR2がビット反転対象
領域となる)。その結果、ビット反転処理終了後は、図
50に示すように、内部が正確に塗り潰された完全塗り
潰し三角形が完成する。
【0148】その後、図51に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図10のステップS63)。
【0149】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0150】このように、実施の形態6の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分に関連した選択線分を左回りで選択
して多角形を塗り潰して塗り潰し多角形をワークメモリ
上に描画する。この際、線分のベクトルが上向きの線分
の場合、線分自身を含まずに第2の反転モードによるビ
ット反転処理を行い、それ以外の線分(ベクトルが下向
き、ゼロ)の場合に線分自身を含んだ第1の反転モード
によるビット反転処理を行う。
【0151】したがって、表示メモリよりもワークメモ
リの方が1ピクセルを構成するメモリ量が少なくなるた
め、実施の形態6のようにワークメモリ上で全ての多角
形塗り潰し描画処理を行うことにより、メモリアクセス
数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高速に多角
形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0152】加えて、第1の反転モードあるいは第2の
反転モードによるビット反転処理のみによって一括して
完全な多角形の塗り潰しを行うことができるため、より
高速な多角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0153】なお、上記した実施の形態6の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各選択線分の右方向をビット反
転させる」としているが、これを、「多角形の各選択線
分の左方向をビット反転させる」としても、同様な原理
で可能である。この場合、多角形の外形を構成する成分
のうちそのベクトルが下向きの線分を水平座標上で左方
向に1ビットずらして選択線分とし、それ以外の線分は
線分自体を選択線分とする。
【0154】<実施の形態7>図52〜図58はこの発
明の実施の形態7である多角形塗り潰し方法を説明する
ための説明図である。実施の形態7の多角形塗り潰し方
法を実行するハードウェア構成は図1〜図4のいずれの
構成であってもよい。以降、説明の都合上、図1のハー
ドウェア構成であるとする。
【0155】まず、CPU1はバス10を介してCD−
ROM6より実施の形態7の多角形塗り潰し方法の処理
手順を記録したプログラムを読み込む。なお、実施の形
態7の多角形塗り潰し方法は自己交差をしない多角形を
対象としている。
【0156】そして、図52に示す外形をもつ塗り潰し
対象の三角形の外形情報として3頂点の座標{P1(H
8,S2)、P2(H2,S15)、P3(H16,S
11)}を外部より得てメモリ2の所定領域に格納する
(図11のステップS71)。また、メモリ2内のワー
クメモリ2A上の平面作業領域の初期状態は白紙状態で
ある。
【0157】なお、実施の形態7の多角形塗り潰し方法
は、実施の形態4及び実施の形態5と同様、図33に示
すように、塗り潰し対象の三角形に対して頂点P1,P
3,P2の順で右回りに、線分ベクトルL11、L1
2、L13の順に選択して行く方法である。以下の動作
は、CD−ROM6より読み込んだプログラムに基づく
CPU1の制御下で行われる。
【0158】次に、図53〜図57に示すように、ワー
クメモリ2A上でビット反転処理を実行する(図11の
ステップS72)。以下、ビット反転処理について詳述
する。
【0159】まず、外形情報として得られる頂点P1,
P3の座標から、Bresenham等の既存の直線アルゴリズ
ムを用いて線分L11を求め、線分L11は下向きであ
るため、図53に示すように、線分L11に対して、線
分L11を含まずに水平座標上の右方向(所定の水平方
向に該当)に該当するワークメモリ2Aの平面作業領域
(1bit/pixel)上の全てのビットを反転させて描画す
る(第2の反転モードによるビット反転処理,図54で
示す黒四角の領域AR3がビット反転対象領域とな
る)。
【0160】次に、外形情報より得られる頂点P2,P
3の座標から線分L12を求め、線分L12は下向きで
あるため線、線分L12に対して、線分L12を含まず
に水平座標上の右方向に該当するワークメモリ2Aの平
面作業領域上の全てのビットを反転させる(第2の反転
モードによるビット反転処理,図55で示す黒四角の領
域領域AR4がビット反転対象領域となる)。その結
果、図53で示したステップで既に描画されたビットが
もう一度反転されて一部白紙状態に戻る。
【0161】以降、同様にして、外形情報に基づき線分
L13を求め、線分L13は上向きであるため、図56
に示すように、線分L13に対して、線分L13を含ん
で水平座標上の右方向に該当するワークメモリ2Aの平
面作業領域上の全てのビットを反転させる(第1の反転
モードによるビット反転処理)。なお、図56は線分L
13の選択線分の途中の反転処理経過を示している。
【0162】その結果、ビット反転処理終了時には、図
57に示すように、内部が正確に塗り潰された完全塗り
潰し三角形が完成する。
【0163】その後、図58に示すように、ワークメモ
リ2Aの平面作業領域上の描画情報をバス10及び表示
回路3を介して表示メモリ4上の平面表示領域に伸長転
送する(図11のステップS73)。
【0164】その結果、表示回路3によって、表示メモ
リ3の記憶内容に基づき、内部が正確に塗り潰された三
角形がCRT5上に表示される。
【0165】このように、実施の形態7の多角形塗り潰
し方法は、自己交差しない多角形に対し、当該多角形の
外形を構成する線分に関連した選択線分を右回りで選択
して多角形を塗り潰して塗り潰し多角形をワークメモリ
上に描画する。この際、線分のベクトルが下向きの線分
の場合、線分自身を含まずに第2の反転モードによるビ
ット反転処理を行い、それ以外の線分(ベクトルが上向
き、ゼロ)の場合に線分自身を含んだ第1の反転モード
によるビット反転処理を行う。
【0166】したがって、表示メモリよりもワークメモ
リの方が1ピクセルを構成するメモリ量が少なくなるた
め、実施の形態7のようにワークメモリ上で全ての多角
形塗り潰し描画処理を行うことにより、メモリアクセス
数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高速に多角
形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0167】加えて、第1の反転モードあるいは第2の
反転モードによるビット反転処理のみによって一括して
完全な多角形の塗り潰しを行うことができるため、より
高速な多角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0168】なお、上記した実施の形態7の多角形塗り
潰し方法は、「多角形の各選択線分の右方向をビット反
転させる」としているが、これを、「多角形の各選択線
分の左方向をビット反転させる」としても、同様な原理
で可能である。この場合、多角形の外形を構成する成分
のうちそのベクトルが上向きの線分を水平座標上で左方
向に1ビットずらして選択線分とし、それ以外の線分は
線分自体を選択線分とする。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の多角形塗り潰し方法は、ステップ(c)
で、多角形の塗り潰し描画がなされた作業メモリ上に、
外形情報に基づき塗り潰し対象の多角形の外形を構成す
る線分をさらに描画するため、ステップ(b)で外形を構
成する線分の一部が描画されていない不完全塗り潰し多
角形が描画されても正確に塗り潰した多角形を得ること
ができる。
【0170】そして、表示メモリよりも作業メモリの方
が1画素を構成するビット数が少ないため、作業メモリ
上で上記ステップ(c)の処理を行うことにより、メモリ
アクセス数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高
速に多角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0171】請求項2記載の多角形塗り潰し方法のステ
ップ(c)は、所定回りで選択された塗り潰し対象の多角
形の外形を構成する線分を全て描画するため、外形を構
成する任意の線分が欠落した不完全塗り潰し多角形から
正確に塗り潰した多角形を確実に得ることができる。
【0172】請求項3記載の多角形塗り潰し方法のステ
ップ(c)は、所定回りで選択された塗り潰し対象の多角
形の外形を構成する線分のうち、そのベクトルの垂直方
向変化が第2の方向となる線分のみを描画する。この第
2の方向はステップ(b)のビット反転処理で描画されず
に欠落した線分が有する垂直方向変化である。
【0173】したがって、ステップ(c)において多角形
の外形を構成するすべての線分を描画するのでなく、正
確な多角形塗り潰しに必要となる、そのベクトルが第2
の方向の線分のみを効率的に描画することにより、より
高速な多角形塗り潰し描画処理が実現できる。
【0174】この発明における請求項4記載の多角形塗
り潰し方法のステップ(d)は、所定回りで選択された塗
り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、その
ベクトルの垂直方向変化が第2の方向となる線分のみを
描画する。この第2の方向はステップ(b)のビット反転
処理で描画されずに欠落した線分が有する垂直方向変化
である。
【0175】したがって、ステップ(d)において多角形
の外形を構成するすべての線分を描画するのでなく、正
確な多角形塗り潰しに必要となる、そのベクトルが第2
の方向の線分のみを効率的に描画することにより、より
高速な多角形塗り潰し描画処理が実現できる。
【0176】請求項5記載の多角形塗り潰し方法のよう
に、ビット反転処理が線分自身に該当する作業メモリ上
のビットをも反転させる第1の反転モードであり、所定
回りは左回りであり、所定の水平方向は右方向である場
合、第2の方向は上方向に一意に決定する。
【0177】請求項6記載の多角形塗り潰し方法のよう
に、ビット反転処理が線分自身に該当する作業メモリ上
のビットをも反転させる第1の反転モードであり、所定
回りは右回りであり、所定の水平方向は右方向である場
合、第2の方向は下方向に一意に決定する。
【0178】請求項7記載の多角形塗り潰し方法のよう
に、ビット反転処理が線分自身を含まないで行う第2の
反転モードであり、所定回りは左回りであり、所定の水
平方向は右方向である場合、第2の方向は下方向に一意
に決定する。
【0179】請求項8記載の多角形塗り潰し方法のよう
に、ビット反転処理が線分自身を含まないで行う第2の
反転モードであり、所定回りは右回りであり、所定の水
平方向は右方向である場合、第2の方向は上方向に一意
に決定する。
【0180】この発明における請求項9記載の多角形塗
り潰し方法におけるステップ(b)のビット反転処理は、
線分自身に該当する作業メモリ上のビットをも反転させ
る第1の反転モード及び線分自身を含まないでビット反
転を行う第2の反転モードを含み、所定回りで選択され
た塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、
そのベクトルの垂直方向変化が第1の垂直方向となる線
分は第1の反転モードでビット反転処理を行い、そのベ
クトルの垂直方向変化が第2の垂直方向となる線分は第
2の反転モードでビット反転処理を行う。
【0181】そして、塗り潰し対象の多角形の外形を構
成する線分のうち、そのベクトルが1の垂直方向の線分
は第1の反転モードでビット反転処理を行うと欠落なく
線分描画がされ、そのベクトルが2の垂直方向の線分は
第2の反転モードでビット反転処理を行うと欠落なく線
分描画されるように第1及び第2の垂直方向が決定され
る。
【0182】その結果、ステップ(b)の処理で、塗り潰
し対象の多角形の正確な塗り潰し処理描画を一括して行
うことができるため、より高速な多角形塗り潰し描画処
理を実現できる。
【0183】加えて、表示メモリよりも作業メモリの方
が1画素を構成するビット数が少ないため、作業メモリ
上で上記ステップ(b)の処理を行うことにより、メモリ
アクセス数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高
速に多角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【0184】請求項10記載の多角形塗り潰し方法のよ
うに、所定回りは左回りであり、所定の水平方向は右方
向である場合、第1の垂直方向は下方向、第2の垂直方
向は上方向でそれぞれ一意に決定する。
【0185】請求項11記載の多角形塗り潰し方法のよ
うに、所定回りは右回りであり、所定の水平方向は右方
向である場合、第1の垂直方向は上方向、第2の垂直方
向は下方向にそれぞれ一意に決定する。
【0186】この発明における請求項12記載の記憶媒
体で記録されたプログラムによって実行されるステップ
(c)で、多角形の塗り潰し描画がなされた作業メモリ上
に、外形情報に基づき塗り潰し対象の多角形の外形を構
成する線分をさらに描画するため、ステップ(b)で外形
を構成する線分の一部が描画されていない不完全塗り潰
し多角形が描画されても正確に塗り潰した多角形を得る
ことができる。
【0187】この発明における請求項13記載の記録媒
体で記録されたプログラムによって実行されるステップ
(d)は、所定回りで選択された塗り潰し対象の多角形の
外形を構成する線分のうち、そのベクトルの垂直方向変
化が第2の方向となる線分のみを描画する。この第2の
方向はステップ(b)のビット反転処理で描画されずに欠
落した線分が有する垂直方向変化である。
【0188】したがって、多角形の外形を構成するすべ
ての線分を描画するのでなく、正確な多角形塗り潰しに
必要となる、そのベクトルが第2の方向の線分のみを効
率的に描画することにより、より高速な多角形塗り潰し
描画処理が実現できる。
【0189】この発明における請求項14記載の記録媒
体で記録されたプログラムによって実行されるステップ
(b)のビット反転処理は、線分自身に該当する作業メモ
リ上のビットをも反転させる第1の反転モード及び線分
自身を含まないで行う第2の反転モードを含み、所定回
りで選択された塗り潰し対象の多角形の外形を構成する
線分のうち、そのベクトルの垂直方向変化が第1の垂直
方向となる線分は第1の反転モードでビット反転処理を
行い、そのベクトルの垂直方向変化が第2の垂直方向と
なる線分は第2の反転モードでビット反転処理を行う。
【0190】そして、塗り潰し対象の多角形の外形を構
成する線分のうち、そのベクトルが1の垂直方向の線分
は第1の反転モードでビット反転処理を行うと欠落なく
線分描画が行え、そのベクトルが2の垂直方向の線分は
第2の反転モードでビット反転処理を行うと欠落なく線
分描画が行えるように第1及び第2の垂直方向が決定さ
れる。
【0191】その結果、請求項14記載の記録媒体で記
録されたプログラムによって実行されるステップ(b)の
処理で、塗り潰し対象の多角形の正確な塗り潰し処理描
画を一括して行うことができるため、より高速な多角形
塗り潰し描画処理を実現できる。
【0192】加えて、表示メモリよりも作業メモリの方
が1画素を構成するビット数が少ないため、作業メモリ
上で上記ステップ(b)の処理を行うことにより、メモリ
アクセス数が減り、CPUにかかる負荷も抑えてより高
速に多角形塗り潰し描画処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の全実施の形態で用いるハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図2】 他のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 他のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 他のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図10】 実施の形態6の多角形塗り潰し方法の処理
手順を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態7の多角形塗り潰し方法の処理
手順を示すフローチャートである。
【図12】 自己交差する多角形を示す説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態1である多角形塗り
潰し方法の説明用の説明図である。
【図14】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
概略図である。
【図15】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図16】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図17】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図18】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図19】 実施の形態1の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態2である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図21】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図22】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図23】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図24】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図25】 実施の形態2の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図26】 この発明の実施の形態3である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図27】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図28】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図29】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図30】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図31】 実施の形態3の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図32】 この発明の実施の形態4である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図33】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
概略図である。
【図34】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図35】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図36】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図37】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図38】 実施の形態4の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図39】 この発明の実施の形態5である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図40】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図41】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図42】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図43】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図44】 実施の形態5の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図45】 この発明の実施の形態6である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図46】 実施の形態6の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図47】 実施の形態6の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図48】 第2の反転モードによる反転対象領域を示
す説明図である。
【図49】 第2の反転モードによる反転対象領域を示
す説明図である。
【図50】 実施の形態6の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図51】 実施の形態6の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図52】 この発明の実施の形態7である多角形塗り
潰し方法を示す説明図である。
【図53】 実施の形態7の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図54】 第2の反転モードによる反転対象領域を示
す説明図である。
【図55】 第2の反転モードによる反転対象領域を示
す説明図である。
【図56】 実施の形態7の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図57】 実施の形態7の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図58】 実施の形態7の多角形塗り潰し方法を示す
説明図である。
【図59】 従来のスキャンライン法を示す説明図であ
る。
【図60】 従来のスキャンライン法を示す概略図であ
る。
【図61】 従来のアウトラインフォント方式を示す説
明図である。
【図62】 従来のアウトラインフォント方式を示す概
略図である。
【図63】 従来のアウトラインフォント方式を示す説
明図である。
【図64】 従来のアウトラインフォント方式を示す説
明図である。
【図65】 従来のアウトラインフォント方式を示す説
明図である。
【図66】 従来のアウトラインフォント方式を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 メモリ、3 表示回路、4 表示メモ
リ、5 CRT、6CD−ROM、7 共用メモリ、1
0 バス。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットからなる矩形状の格納領域を
    有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業
    メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し
    1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メモ
    リとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表
    示を行う画像処理システムを用いて多角形の内部の塗り
    潰し処理を行う多角形塗り潰し方法であって、前記作業
    メモリの初期状態は何も描画されていない白紙状態であ
    り、 (a)塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規定
    した外形情報を得るステップと、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する各線分を所定回りに選択しながら、各線
    分に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記
    作業メモリ上の全てのビットを反転させることによりビ
    ット反転処理を行い多角形の塗り潰し描画を行うステッ
    プと、 (c)前記多角形の塗り潰し描画がなされた前記作業メモ
    リ上に、前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角
    形の外形を構成する線分をさらに描画するステップと、 (d)前記ステップ(c)の後、前記作業メモリの格納情報を
    前記表示メモリに転送するステップと、を備える多角形
    塗り潰し方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(c)は、前記所定回りで選
    択された前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線
    分を全て描画するステップを含む、請求項1記載の多角
    形塗り潰し方法。
  3. 【請求項3】 前記塗り潰し対象の多角形は、自己交差
    をしない多角形を含み、 前記ステップ(b)の前記ビット反転処理は、線分自身に
    該当する前記作業メモリ上のビットをも反転させる第1
    の反転モード及び線分自身を含まないでビット反転を行
    う第2の反転モードにうち一方のモードを含み、 前記ステップ(c)は、前記所定回りで選択された前記塗
    り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、その
    ベクトルの垂直方向変化が所定の垂直方向となる線分の
    みを描画するステップを含み、前記所定の垂直方向は、
    前記ビット反転処理、前記所定回り及び前記所定の水平
    方向の内容に基づき決定され、前記ステップ(b)の前記
    ビット反転処理で描画されずに欠落した線分が有する垂
    直方向変化である、請求項1記載の多角形塗り潰し方
    法。
  4. 【請求項4】 複数ビットからなる矩形状の格納領域を
    有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業
    メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し
    1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メモ
    リとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表
    示を行う画像処理システムを用いて多角形の内部の塗り
    潰し処理を行う多角形塗り潰し方法であって、前記作業
    メモリの初期状態は何も描画されていない白紙状態であ
    り、 (a)自己交差をしない塗り潰し対象の多角形の外形を構
    成する線分を規定した外形情報を得るステップと、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する線分を所定回りに選択しながら、各線分
    に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記作
    業メモリ上の全てのビットを反転させることによりビッ
    ト反転処理を行い前記作業メモリ上に多角形の塗り潰し
    描画を行うステップとを備え、前記ビット反転処理は、
    線分自身に該当する前記作業メモリ上のビットをも反転
    させる第1の反転モードあるいは線分自身を含まないで
    ビット反転を行う第2の反転モードを含み、 (c)前記ステップ(b)の後、前記作業メモリ上の情報を前
    記表示メモリに転送するステップと、 (d)前記ステップ(c)の後、前記表示メモリ上に、前記外
    形情報に基づき、前記所定回りで選択された前記塗り潰
    し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、そのベク
    トルの垂直方向変化が所定の垂直方向となる線分のみを
    描画するステップとをさらに備え、前記所定の垂直方向
    は、前記ビット反転処理、前記所定回り及び前記所定の
    水平方向の内容に基づき決定され、前記ステップ(b)の
    前記ビット反転処理で描画されずに欠落した線分が有す
    る垂直方向変化である、多角形塗り潰し方法。
  5. 【請求項5】 前記ビット反転処理は前記第1の反転モ
    ードを含み、 前記所定回りは左回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記所定の垂直方向は上方向を含む、請求項3あるいは
    請求項4記載の多角形塗り潰し方法。
  6. 【請求項6】 前記ビット反転処理は前記第1の反転モ
    ードを含み、 前記所定回りは右回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記所定の垂直方向は下方向を含む、請求項3あるいは
    請求項4記載の多角形塗り潰し方法。
  7. 【請求項7】 前記ビット反転処理は前記第2の反転モ
    ードを含み、 前記所定回りは左回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記所定の垂直方向は下方向を含む、請求項3あるいは
    請求項4記載の多角形塗り潰し方法。
  8. 【請求項8】 前記ビット反転処理は前記第2の反転モ
    ードを含み、 前記所定回りは右回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記所定の垂直方向は上方向を含む、請求項3あるいは
    請求項4記載の多角形塗り潰し方法。
  9. 【請求項9】 複数ビットからなる矩形状の格納領域を
    有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作業
    メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有し
    1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メモ
    リとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像表
    示を行う画像処理システムを用いて多角形の内部の塗り
    潰し処理を行う多角形塗り潰し方法であって、前記作業
    メモリの初期状態は何も描画されていない白紙状態であ
    り、 (a)自己交差しない塗り潰し対象の多角形の外形を構成
    する線分を規定した外形情報を得るステップと、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する線分を所定回りに選択しながら、各線分
    に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記作
    業メモリ上の全てのビットを反転させることにより前記
    ビット反転処理を行い前記作業メモリ上に多角形の塗り
    潰し描画を行うステップと、 (c)ステップ(b)の後、前記作業メモリ上の情報を前記表
    示メモリに転送するステップとを備え、 前記ステップ(b)の前記ビット反転処理は、線分自身に
    該当する前記作業メモリ上のビットをも反転させる第1
    の反転モード及び線分自身を含まないでビット反転を行
    う第2の反転モードを含み、前記所定回りで選択された
    前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分のう
    ち、そのベクトルの垂直方向変化が第1の垂直方向とな
    る線分は前記第1の反転モードで前記ビット反転処理を
    行い、そのベクトルの垂直方向変化が第2の垂直方向と
    なる線分は前記第2の反転モードで前記ビット反転処理
    を行い、 前記第1及び第2の垂直方向は、前記所定の回り及び所
    定の水平方向の内容に基づき、前記塗り潰し対象の多角
    形の外形を構成する線分のうち、そのベクトルが前記1
    の垂直方向の線分は前記第1の反転モードで前記ビット
    反転処理を行うと欠落なく描画され、そのベクトルが前
    記2の垂直方向の線分は前記第2の反転モードで前記ビ
    ット反転処理を行うと欠落なく描画されるように決定さ
    れる、多角形塗り潰し方法。
  10. 【請求項10】 前記所定回りは左回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記第1の垂直方向は下方向を含み、 前記第2の垂直方向は上方向を含む、請求項9記載の多
    角形塗り潰し方法。
  11. 【請求項11】 前記所定回りは右回りを含み、 前記所定の水平方向は右方向を含み、 前記第1の垂直方向は上方向を含み、 前記第2の垂直方向は下方向を含む、請求項9記載の多
    角形塗り潰し方法。
  12. 【請求項12】 複数ビットからなる矩形状の格納領域
    を有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作
    業メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有
    し1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メ
    モリとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像
    表示を行う画像処理システムを用いて、コンピュータの
    制御下で多角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り
    潰し方法を記録した記憶媒体であって、前記作業メモリ
    の初期状態は何も描画されていない白紙状態であり、 (a)塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分を規定
    した外形情報を得るステップ、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する各線分を所定回りに選択しながら、各線
    分に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記
    作業メモリ上の全てのビットを反転させることによりビ
    ット反転処理を行い多角形の塗り潰し描画を行うステッ
    プ、 (c)前記多角形の塗り潰し描画がなされた前記作業メモ
    リ上に、前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角
    形の外形を構成する線分をさらに描画するステップ、及
    び (d)前記ステップ(c)の後、前記作業メモリの格納情報を
    前記表示メモリに転送するステップ、を実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  13. 【請求項13】 複数ビットからなる矩形状の格納領域
    を有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作
    業メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有
    し1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メ
    モリとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像
    表示を行う画像処理システムを用いて、コンピュータの
    制御下で多角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り
    潰し方法を記録した記憶媒体であって、前記作業メモリ
    の初期状態は何も描画されていない白紙状態であり、 (a)自己交差をしない塗り潰し対象の多角形の外形を構
    成する線分を規定した外形情報を得るステップ、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する線分を所定回りに選択しながら、各線分
    に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記作
    業メモリ上の全てのビットを反転させることによりビッ
    ト反転処理を行い前記作業メモリ上に多角形の塗り潰し
    描画を行うステップ、ここで前記ビット反転処理は、線
    分自身に該当する前記作業メモリ上のビットをも反転さ
    せる第1の反転モードあるいは線分自身を含まないでビ
    ット反転を行う第2の反転モードを含み、 (c)前記ステップ(b)の後、前記作業メモリ上の情報を前
    記表示メモリに転送するステップ、及び (d)前記ステップ(c)の後、前記表示メモリ上に、前記外
    形情報に基づき、前記所定回りで選択された前記塗り潰
    し対象の多角形の外形を構成する線分のうち、そのベク
    トルの垂直方向変化が所定の垂直方向となる線分のみを
    描画するステップ、ここで前記所定の垂直方向は、前記
    ビット反転処理、前記所定回り及び前記所定の水平方向
    の内容に基づき決定され、前記ステップ(b)のビット反
    転処理で欠落した線分が有する垂直方向変化である、を
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 複数ビットからなる矩形状の格納領域
    を有し1画素の情報をn(n≧1)ビットで格納する作
    業メモリと、複数ビットからなる矩形状の格納領域を有
    し1画素の情報をm(m>n)ビットで格納する表示メ
    モリとを有し、前記表示メモリの記憶内容に基づき画像
    表示を行う画像処理システムを用いて、コンピュータの
    制御下で多角形の内部の塗り潰し処理を行う多角形塗り
    潰し方法を記録した記憶媒体であって、前記作業メモリ
    の初期状態は何も描画されていない白紙状態であり、 (a)自己交差しない塗り潰し対象の多角形の外形を構成
    する線分を規定した外形情報を得るステップ、 (b)前記外形情報に基づき前記塗り潰し対象の多角形の
    外形を構成する線分を所定回りに選択しながら、各線分
    に対して水平座標上の所定の水平方向に該当する前記作
    業メモリ上の全てのビットを反転させることにより前記
    ビット反転処理を行い前記作業メモリ上に多角形の塗り
    潰し描画を行うステップ、ここで前記ステップ(b)の前
    記ビット反転処理は、線分自身に該当する前記作業メモ
    リ上のビットをも反転させる第1の反転モード及び線分
    自身を含まないで行う第2の反転モードを含み、前記所
    定回りで選択された前記塗り潰し対象の多角形の外形を
    構成する線分のうち、そのベクトルの垂直方向変化が第
    1の垂直方向となる線分は前記第1の反転モードで前記
    ビット反転処理を行い、そのベクトルの垂直方向変化が
    第2の垂直方向となる線分は前記第2の反転モードで前
    記ビット反転処理を行い、前記第1及び第2の垂直方向
    は、前記所定の回り及び所定の水平方向の内容に基づ
    き、前記塗り潰し対象の多角形の外形を構成する線分の
    うち、そのベクトルが前記1の垂直方向の線分は前記第
    1の反転モードで前記ビット反転処理を行うと欠落なく
    線分描画がされ、そのベクトルが前記2の垂直方向の線
    分は前記第2の反転モードで前記ビット反転処理を行う
    と欠落なく線分描画されるように決定される、及び (c)ステップ(b)の後、前記作業メモリ上の情報を前記表
    示メモリに転送するステップ、を実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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