JPH10326358A - 有限要素分割方法 - Google Patents
有限要素分割方法Info
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- JPH10326358A JPH10326358A JP9136573A JP13657397A JPH10326358A JP H10326358 A JPH10326358 A JP H10326358A JP 9136573 A JP9136573 A JP 9136573A JP 13657397 A JP13657397 A JP 13657397A JP H10326358 A JPH10326358 A JP H10326358A
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Abstract
よって、応力シミュレーションなどを正確に行うことが
できる有限要素分割方法を提供する。 【解決手段】 利用者が有限要素の分割の対象である領
域に対し分割密度の変化率を指定するρを粗密係数とし
て指定する。このρに基づいて、シェル要素の密度をあ
らわす配分関数f(γ,ρ)が決定される。その後、こ
の配分関数f(γ,ρ)に基づき点列1と点列2の間を
分割する線間曲線上の節点数が定められる。利用者はρ
の値を変化させることにより線間曲線上に設けられる節
点数を調整することができる。この調整によって、領域
のメッシュ要素の分割密度の変化率を自在に調整し、正
確な応力シミュレーションなどを行うことが可能とな
る。また、分割密度の変化を目的に応じて変更できるた
め、無駄な計算を行ってしまうことがない。
Description
作成した部材を有限要素に分割する有限要素分割方法に
関する。
が予め有限要素に分割されている必要がある。近年は部
品の形状データなどはCADで作成される場合が多いた
め、例えば、部材がワイヤーフレームで構成されている
場合、このワイヤーフレームに基づき、部材の形状を有
限要素に分割(以下、「メッシュに分割」という)する
必要がある。
呼ばれることも多い。また、この分割後の有限要素は、
「シェル要素」と呼ばれることも多い。
は、ワイヤーフレームモデルに代表されるように、その
形状を所定の面や線で定義することにより設計される。
そのため、部材の形状線(デザイン線)に基づいて、メ
ッシュに分割することが一般に行われている。
の方法が提案されている。一般に部材は上述したよう
に、所定の面や線で囲まれたものとして定義されること
が多いので、有限要素分割は部材の形状を構成するこれ
ら各面(領域)毎に行う場合が多い。
は、CADにおいて、1つの面又は線で囲まれた領域単
位で、シェル要素の大きさ(=メッシュサイズ)や形
(四角形など)を制御する有限要素分割方法が示されて
いる。
割すべきかについては具体的な記述はなされていないた
め、自動生成されたシェル要素群を用いて、CAD設計
された所定の部品にかかる応力伝達をシミュレート演算
を実行すると、無駄な計算を行ってしまう場合も想定さ
れる。その一方、極めて粗い計算結果しか得られない場
合も想定される。
造解析用のシェル要素で表現し、その部品の強度・剛性
・衝突特性などの数値や現象を、例えば有限要素法など
により構造解析をする場合について説明する。
部に発生させようとする四角形領域の例が示されてい
る。この四角形領域には、図10に示されるように相対
する2辺に既に節点が存在している。この図に示されて
いるように、一方の辺には3個の節点が既に存在してお
り、これら3個の点を点列1と呼ぶ。他方の辺の上には
既に5個の節点が設けられており、これら5個の節点を
点列2と呼ぶ。そして、このようにあらかじめ設定され
ている節点を用いてシェル要素への分割を行おうとする
場合について説明する。このような状況は車両の部品形
状を分割しようとする場合などにしばしば見られる状況
である。
における節点であり、点列2は同じ部品の他の特徴的な
構造を有する部位である場合などがこれに相当する。ま
た、複数の部品が組み合わされて構成されている構造物
の場合には点列1がある部品の上に設けられている節点
であり、点列2が他の部品の形状上に設けられた節点で
ある場合なども考えられる。いずれの場合においても、
一つの四角形領域を囲む辺にあらかじめ節点が存在する
場合にその四角形領域の内部にシェル要素を発生すると
いうことは実際のシミュレーションにおいてしばしば見
られる状況である。
D装置の利用者が)m個に分割すると指定し、この指定
に基づいてCAD装置が自動的に、この四角形領域中に
シェル要素を発生させるという操作が一般的な有限要素
の分割方法の作業である。利用者が分割数のmを指定す
ると、点列1と点列2の節点の個数の差から一義的にm
n列目におけるY方向の節点数が定められ、定められた
節点によりシェル要素が発生させられる。なお、分割数
mは、以下、線間分割数mと呼ぶ。ここで、隣接する列
の上にある節点の数が異なる場合には、適宜三角形の要
素を発生させることによりつじつまをあわせてシェル要
素が形成されるのである。
と点列2に囲まれる四角形領域に対し分割を行った場合
の様子が、例えば図11に示されている。この図に示さ
れている例においては線間分割数mは4である。この図
に示されているように、点列2においては5個あった節
点が徐々にその個数が減少し、点列1における3個にな
めらかに移行している。すなわち、各列の節点の個数が
5、5、4、3のように順にその個数が減少している。
そして、同図に示されているように節点の個数が異なる
列同士においては適宜三角形要素を発生させてつじつま
あわせが行われている。
ようなシェル要素の分割手法は、この四角形領域の点列
2側に対し、この点列2と平行方向に荷重が加わった場
合の変形領域が点列2から2列目(図11に向かって右
側の2列)の範囲までに及ぶ場合には好適なものである
と考えられる。
シェル要素よりも精度が落ちるため、図11に示されて
いる四角形領域の右側2列だけでなく、左側の2列目の
付近まで荷重による変形が及ぶ場合には、計算結果に対
する信頼性が低下してしまう。したがって、一般には変
形が及ぶ領域までは四角形のシェル要素で有限要素分割
を行うのが好ましいと考えられる。
重の方向、またその部品のおかれる位置などによって異
なるため、各部品毎、試験内容によって変形領域は異な
るものである。しかしながら、上記従来の方法では線間
分割数mを指定した場合に一義的に三角形要素の発生位
置が決められてしまうため、シミュレーションの各状況
に適応した有限要素への分割を行うことは困難であっ
た。
々説明する。
個の節点が存在し、また点列2として9個の節点が存在
する場合のシェル要素の分割の例が示されている。これ
らの図に示されている例はいずれも点列1と点列2の間
を10等分割する例である。
側で集中的につじつまあわせをしたものである。すなわ
ち分割の対象である四角形領域のほとんどは規則正しい
四角形要素で作成されている。これは、点列2に荷重が
加えられた場合にその影響が点列1の近くにまで及び、
四角形領域のほとんどが変形領域となる場合にはこのよ
うな分割が好ましいと考えられる。
分割の対象である四角形領域の右半分においては概ね規
則正しい四角形要素により分割が行われているが、四角
形領域の向かって左半分の領域においては三角形要素が
適宜設けられている。上述したように、三角形のシェル
要素は四角形のシェル要素に比べて精度が落ちる。した
がって、点列2に印加された荷重による影響が図2にお
ける四角形領域の左半分にはほとんど及ばず、右半分の
領域にのみ及ぶ場合には、図2に示されているような分
割方法が好ましいと考えられる。
ように、点列2側から4列目までが点列2に対する荷重
の影響が及ぶ変形領域であり、四角形領域の真ん中の3
列は影響が少し及ぶ領域であると考えられる。また図2
に向かって右の3列には点列2に加えられた荷重の影響
がほとんど及ばない。以上のような状況の下では、図2
に示されるような分割が好ましいと考えられる。
く四角形要素が多くなるような分割をすれば精度の高い
計算を行うことが可能であると一般的には考えられる。
しかし、点列2が存在する辺と垂直な方向に動的荷重が
加えられた場合には、現実の現象としては荷重が作用す
る位置に近い点列2側における変形が大きく、点列1側
に近づくにつれて変形が小さくなる。これに対し、図1
に示されているように点列1側で集中的につじつまあわ
せがなされているようなメッシュパターン(分割のパタ
ーン)では、点列1に属する節点の質量が非常に大きい
ため、m1列〜m2列間のシェル要素の一部(特に両端部
のシェル要素)に負担が集中するため、実際の現象とは
異なる結果となる可能性がある。このことは、常に図1
のように細かく分割すればよいと言うものではないこと
を意味している。なお、図1におけるこの両端部のシェ
ル要素はハッチングで示されている。
る分割の方法は、点列2側に印加される荷重の影響がこ
の四角形領域にはほとんど及ばないことを想定した分割
の方法である。そのため、変形領域としては点列2側の
1列のシェル要素だけが影響を受けるものとしている。
このような仮定の下で、点列2から点列1にかけて滑ら
かに節点の数を減少させていったものである。従って、
この図3に示されている分割の方法においては、三角形
要素が四角形領域の中に一様に分布する分割となってい
る。図3に示されているようなメッシュパターン(分割
の方法)は点列2側から徐々に要素サイズを大きくして
いくことになる。従って、図1で述べたようにシェル要
素の一部に負担がかかり実際の現象とは異なるシミュレ
ーション結果となる可能性を小さくすることができる場
合もある。
る四角形領域の外周の辺にあらかじめ節点が存在してい
る場合、その四角形領域の内部を一義的に分割したので
は、応力シミュレーションの種類によっては正確な計算
結果を得られない場合もある。従って、従来の有限要素
分割方法のように、三角形要素の発生位置が一義的に決
められて、そのメッシュパターンの修正を行わずに様々
な構造解析を行った場合には、以下のような問題が生じ
る可能性がある。
際の試作品による試験で失敗をし、設計変更を余儀なく
される場合も考えられる。また、過大な変形量を予測し
たために必要以上の補強を行ってしまう場合も考えられ
る。さらには、特に変形の大きい位置を誤ることによ
り、補強する必要のない箇所に補強をしてしまうことに
よって重量増を引き起こしてしまう事態も考えられる。
そのため、従来の有限要素分割方法によって作成された
メッシュ要素に対しては、必要に応じ利用者が手動でメ
ッシュ分割の調整を行う場合もあった。
であり、その目的はメッシュ要素への分割の密度の変化
率を利用者が調整することができる有限要素分割方法を
提供することである。
に、本発明は、所定の面または線で囲まれる閉領域を有
限要素に分割するCAD装置上における有限要素分割方
法において、前記閉領域を分割する分割密度の変化率を
指定する指定ステップと、前記指定ステップにおいて指
定された分割密度の変化率に従って、前記閉領域を有限
要素に分割する分割ステップと、を含むことを特徴とす
るものである。
後述する実施の形態において説明しているように、粗密
係数を用いて配分関数のグラフの形状を変化させること
により行われる。
るため、有限要素の使用目的に応じた適切な有限要素の
分割が行える。
おいて、応力シミュレート演算時に変形が大きい変形領
域と、変形が小さい非変形領域と、を区別する識別ステ
ップと、前記変形領域を有限要素に分割する分割密度
を、前記非変形領域における分割密度より大きく設定す
る分割密度設定ステップと、を含むものである。
変形領域と、非変形領域とを区別して、これらの領域に
基づいて、分割の密度の変化率を設定したのでより的確
な分割密度の変化率を指定できる。
を図面に基づいて説明する。
対向する辺上にあらかじめ節点が設けられている場合の
有限要素分割方法に関するものである。
分割を行う場合に、その四角形領域内のメッシュの密度
の変化の割合を自由に調整しうるようにしたものであ
る。
べき三角形要素の個数は、両者の節点の個数の差Nm−
Noにより一意に計算される。ここでNmは点列2にお
ける節点の個数であり、Noは点列1の節点の個数であ
る。
は、本実施の形態においても従来と同様に利用者から与
えられる。そして、この線間分割数mに基づいてm−1
本の分割線が点列1と点列2の間に設けられる。この分
割線における節点の個数をNkとあらわす。ここでk
は、1≦k≦m−1である。
分割線の点列1からの相対距離γと、三角形要素の配分
を制御するための粗密係数ρと、に基づき、この節点の
個数Nkを算出したことである。そして、利用者は粗密
係数ρを指示することにより三角形要素の配分を制御す
ることが可能となる。この粗密係数による三角形要素の
配分について以下説明する。
の式で表すことにより示される。
+0.5}+No ここで、関数int()は小数点以下の切り捨てを行い
整数化をする関数である。また、配分関数f(γ,ρ)
は、0≦f(γ,ρ)≦1の関数であり、その具体的な
例は次に説明する。また、γは点列1から、その分割線
の位置までの相対距離であり、点列1と点列2の間の距
離を1とした場合の比率で表されている。従ってγは0
≦γ≦1の値を取りうる。
ては−1から1までの値を取る。すなわち、−1≦ρ≦
1である。なお、粗密係数ρの値に関わりなく、γが0
のときには関数f(γ,ρ)=0であり、γ=1の場合
には配分関数f(γ,ρ)=1となる。これは、γが0
であるということは、点列1からの距離が0であること
を意味し、それは点列1に他ならず、その節点数はNo
に他ならないからである。
おさず点列2そのものであり、点列2上の節点の個数は
Nmとなるからである。
は、関数f(γ,ρ)は0と1の間の値を取るが、具体
的な配分関数f(γ,ρ)の曲線の傾き等は粗密係数ρ
によって定められる。
下の式とすることが好ましい。
必ずf(γ,ρ)は0となり、γ=1の場合には配分関
数f(γ,ρ)は1となる。
り、この配分関数f(γ,ρ)の曲線の形を変化させる
ことができる。なお、本実施の形態においてはρの値の
デフォルト値として「0」が規定されている。この場合
には配分はいわゆる等配分となり、点列1から点列2に
向かって節点の数はリニアに変化する。その結果、発生
する三角形のシェル要素は四角形領域中に一様に分布す
ることになる。
曲線の形との関係について説明する。
り、節点数Nkは以下の式であらわされる。
と点列2の間で直線的に変化する。このρ=0の場合の
シェル要素への分割の様子は上記図3に示されている。
図3に示されている分割は、上述したように三角形要素
が四角形領域中に均等に分散するような分割が行われて
いる。
うに、CAD装置のデフォルト値とされている。すなわ
ち、利用者がρの値を指示しなかった場合にはρは0に
設定されるのである。
とき) 利用者が粗密係数ρの値として1を指定した場合には、
上記配分関数f(γ,1)=1となる。その結果、各分
割線の節点の個数Nkは、以下の式であらわされる。
分割の対象である四角形領域に設けられる各分割線にお
ける節点の個数は点列2に設けられている節点の個数と
等しくなる。従って、このρ=1の場合の分割の様子
は、上記図1に示されているようになる。
重の影響が分割の対象である四角形領域の全体に及ぶと
判断する場合には粗密係数ρの値を1に指定するのであ
る。すると、図1に示されるように四角形領域に対する
分割は、点列2側の節点数に基づいて、主に四角形のシ
ェル要素によって行われる。その結果、点列2側に荷重
が加えられた場合においても、精度の高いシミュレーシ
ョンの計算を行うことができる。
のとき) 粗密係数ρが−1の場合には、配分関数f(γ,−1)
の値は常に0となる。すなわち、分割線の構成点数Nk
の値は以下の式で表されるようになる。
Noの個数と等しくなる。ρの値が−1である場合には
図1に示されているような分配とは異なり四角形領域の
分割線上の節点が3個(=No)となる。ρが−1であ
る場合のこのようなシェル要素への分割の様子が図5に
示されている。
配分を集中したものであり、点列2側に加えられた荷重
の影響が分割の対象である四角形領域のほとんどの部分
には影響を及ぼさない場合に好ましい分割のパターンで
ある。荷重の影響が対象となる領域にはほとんど及ば
ず、分割対象領域には荷重による変形がほとんど生じな
い場合には、利用者はこの四角形領域に対しρの値とし
て−1を指定し、図5に示されるようなシェル要素への
分割を行わせることが好適である。
れる。
ージが図6に示されている。図6には配分関数f(γ,
ρ)の曲線が粗密係数ρによりどのように変化するかを
説明するグラフが示されている。このグラフは、横軸が
γであり、縦軸が配分関数f(γ,ρ)の値である。こ
のグラフの中央の斜めの破線はρが0である場合のf
(γ,ρ)のグラフであり、上記(1)で述べたように
この場合配分関数f(γ,0)=γとなる。また、この
グラフにはρが0.5の場合と−0.5の場合のグラフ
の外形が示されている。ρが0.5の場合には配分関数
f(γ,ρ)の値は全体的に1に近づき、点列1側に三
角形要素が集中して配分されることになる。一方、ρの
値が−0.5の場合には点列2側の方に偏って三角形の
シェル要素が配分されるのである。
係数ρによって配分関数f(γ,ρ)のグラフの形を変
化させ、シェル要素への分割の対象である領域における
密度分布の傾きを調整することができたものである。こ
のことは、換言すれば密度が変化し、その結果発生する
三角形要素の配分する位置を調整したものである。
行わせた場合の様子が図2に示されている。この図に示
されているように、ρ=1の場合と異なり、ρ=0.5
のときは、三角形要素は四角形領域の概ね点列1側部分
に集中して分布している。
5)=γ/(−8γ+9)となり、このグラフの形も図
6に示されている。この場合には、四角形領域内に発生
する三角形要素は点列2側の方に偏って配分されること
になる。尚、ρ=−0.5の場合のシェル要素への分割
の様子が図4に示されている。
た。次に、フローチャートに基づき、本実施の形態に係
る有限要素分割方法における処理の流れを説明する。
態に係る有限要素分割方法による有限要素の分割の処理
の流れをあらわすフローチャートが示されている。
が所定の四角形領域に対し点列1と点列2の間を分割す
る線間分割数mを指定する。またこの線間分割数mだけ
でなく、利用者は線間分割方式をも入力する。この線間
分割方式とは、分割を点列1と点列2の間で等分割とす
るか、又は等比分割とするか、等の種々の方式をいうも
のとする。
おいては点列1と点列2の間は全て同じ間隔で分割され
ており、これを等分割方式と呼ぶ。しかし、分割の方式
は例えば図8に示されるように隣接する分割の間隔が例
えば常にn:1(nは1より大きい実数)となるような
等比分割とすることも考えられる。どの分割方式とすべ
きかは、得られるシェル要素によって計算される応力シ
ミュレーションの性質などによって、適宜最適な分割方
式を決定すべきである。なお、この分割方式は従来から
用いられている他の種々の分割方式を採用することも可
能である。
がその領域に対する粗密係数ρを入力する。本実施の形
態において特徴的なことは利用者がこの粗密係数ρをそ
れぞれの領域毎に指定することにより、その領域におけ
るメッシュ要素の密度の変化の様子を調整することがで
きることである。ρの値によるメッシュ要素の密度の調
整は上記図1〜図6において説明したとおりである。
者によって指示されている線間分割方式(等分割方式、
等比分割方式など)に基づいて、点列1と点列2との間
にm−1本の線間曲線を作成する。この線間曲線の作成
自体は従来の技術を用いて可能である。
なる領域を四角形領域を例として説明しているが、本発
明に係る有限要素分割方式は、必ずしも四角形領域に限
られず、例えば点列1と点列2とが曲線であるような領
域、その他の自由曲面などにおいても適用することが可
能である。
本の線間曲線上にそれぞれ適切な節点の分割数によって
節点を自動的に作成する。このステップの動作が、本実
施の形態において特徴的な動作であり、適切な節点の分
割数(=節点の個数)は上記配分関数f(γ,ρ)によ
って自動的に計算されるのである。このステップS7−
3の動作については、後に詳述する。
点列1と点列2の間の線間曲線と、点列2のそれぞれの
線間において、任意の構成節点決定基準に従って、板要
素を自動的に作成する。この決定基準とは例えば、より
長方形に近い四角形とするなどの基準をいい、板要素と
は、具体的には四角形や三角形の要素を意味する。この
ステップS7−4における動作は従来の有限要素分割法
において従来から用いられてきたものである。
態に係る有限要素分割方法によって応力シミュレーショ
ンなどの計算を精度良く行うことができる有限要素分割
方法が得られる。
な節点分割数の算出が、本実施の形態において特徴的な
ことであり、その動作について図9に示されているフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。
て、まずステップS9−1において1本目の線間曲線が
取り出される。この線間曲線は、上で述べたステップS
7−2において自動的に作成される線間曲線である。
間曲線について処理が完了したか否かが検査され、処理
が完了している場合には図9におけるフローチャートの
動作の全てが終了する。
について処理が完了していない場合には、ステップS9
−3に処理が移行し、取り出した線間曲線の長さLの算
出が行われる。
ついての分割を説明しているが、点列1や点列2が曲線
であってももちろん構わない。この場合にも、このステ
ップS9−3において線間曲線(点列1と点列2が曲線
の場合には線間曲線も一般に曲線になると考えられる)
の長さLの算出が行われる。
の線間曲線への相対距離γの算出が行われる。このγ
は、上で説明したように、点列1から点列2までの距離
を1とした場合の相対値である。すなわち相対距離γは
0から1までの間の値をとるものである。
f(γ,ρ)の算出が行われる。この配分関数f(γ,
ρ)については上で説明したとおりであり、利用者が指
定したρの値によって、そのグラフの形状が調整される
関数である。
分関数のグラフの形状を変化させることができるため、
分割の密度の変化率を調整することができるが、具体的
には応力による変形がどこまで及ぶかを考慮してρの値
を指定することが好ましいと考えられる。
が点列2側から4列程度にまで及ぶ場合には、図2に示
されているような分割が好ましいため、ρ=0.5に設
定する事が適当であると判断するのである。そして、変
形領域が点列2側から1列程度である場合には、図3に
示されているような分割が好ましいため、ρ=0(デフ
ォルト値)に設定する事が適当であると判断するのであ
る。
における変形領域と非変形領域とを区別し、これらの変
形領域と非変形領域の分布に基づいて粗密係数ρを定め
れば、実際の変形に基づいてρを指定できるため、指定
がし易くなるものである。
関数f(γ,ρ)を用いて、節点を作成する個数nの算
出が行われる。この節点の個数nの計算についても上で
説明した式に基づいて計算が行われる。
点列2の節点位置の分布状況から相対値γを考慮し節点
の位置を計算する。
れた位置に基づき、取り出した線間曲線上にn個の節点
を作成していく。節点位置を計算し節点を作成していく
こと自体は従来の手法がそのまま適用可能である。
対象となる線間曲線の取り出しが行われる。その後、ス
テップS9−2に処理が移行し、処理が全て終了したか
否かの検査が行われ、終わっていない場合には処理が続
行される。
はCAD装置等において、利用者が粗密係数ρを指定す
ることにより、有限要素への分割の密度の変化率を調整
できる事について説明した。特に、分割をしようとする
領域の周囲の節点が既に定められている場合には、その
節点に基づいて有限要素への分割を行うが、その際の分
割密度の変化率を調整できることを説明した。
要素の密度の分布を効率的に調整可能であるため、その
分割後のシェル要素の使用目的に応じた効率的な分割を
行うことが可能である。
限要素に分割する際の密度の変化率を調整することがで
きるため、応力シミュレートなどにおいて、正確で、か
つ迅速な計算を実現することが可能である。
領域と、変形の小さな非変形領域とを区別し各領域にお
いて分割密度を調整したため、精度良くシミュレート演
算等をすることが可能な有限要素分割方法が得られる。
らわす説明図である。
をあらわす説明図である。
らわす説明図である。
子をあらわす説明図である。
あらわす説明図である。
ラフの変化の様子をあらわす説明図である。
理の流れをあらわすフローチャートである。
様子をあらわす説明図である。
わすフローチャートである。
域において、点列2と平行な方向に荷重が印加される場
合の説明図である。
域がメッシュ要素に分割されている場合の説明図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】所定の面または線で囲まれる閉領域を有限
要素に分割するCAD装置上における有限要素分割方法
において、 前記閉領域を分割する分割密度の変化率を指定する指定
ステップと、 前記指定ステップにおいて指定された分割密度の変化率
に従って、前記閉領域を有限要素に分割する分割ステッ
プと、 を含むことを特徴とする有限要素分割方法。 - 【請求項2】請求項1記載の有限要素分割方法におい
て、 応力シミュレート演算時に変形が大きい変形領域と、変
形が小さい非変形領域と、を区別する識別ステップと、 前記変形領域を有限要素に分割する分割密度を、前記非
変形領域における分割密度より大きく設定する分割密度
設定ステップと、 を含むことを特徴とする有限要素分割方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP13657397A JP3561732B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 有限要素分割方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13657397A JP3561732B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 有限要素分割方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP13657397A Expired - Fee Related JP3561732B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 有限要素分割方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3561732B2 (ja) |
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| JPH08315183A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-29 | Ibm Japan Ltd | 自動メッシュ生成方法及びシステム |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13657397A patent/JP3561732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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