JPH1032637A - 通信システム、データの転送方法、接続装置および移動通信端末 - Google Patents

通信システム、データの転送方法、接続装置および移動通信端末

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JPH1032637A
JPH1032637A JP8206529A JP20652996A JPH1032637A JP H1032637 A JPH1032637 A JP H1032637A JP 8206529 A JP8206529 A JP 8206529A JP 20652996 A JP20652996 A JP 20652996A JP H1032637 A JPH1032637 A JP H1032637A
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JP8206529A
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Kazuyuki Sakota
和之 迫田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FAX情報などの表示データを外出先などに
おいても確実かつ正確に得ることができる通信システ
ム、データの転送方法、接続装置、移動通信端末を提供
する。 【解決手段】 移動通信端末3に対して送信されたFA
X情報は、転送サービスにより接続装置2に転送され
て、接続装置2に蓄積される。このFAX情報の蓄積終
了後、移動通信端末3と接続装置2との間に設立される
電話回線を介して、移動通信端末3は、自機あてのFA
X情報を取得して出力する。この場合、移動通信端末3
は、接続装置2に対し、指示情報を提供し、必要なFA
X情報を、要求する形式の情報として得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電話回
線網を用いて形成される通信システム、この通信システ
ムで用いられるデータの転送方法、前記通信システムに
用いられる接続装置および移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、PDAなどと呼ばれる携帯性に
優れた小型の情報処理装置の中には、FAXモデムを備
えたものが提供されている。このような情報処理装置
を、例えば携帯電話機などを介して電話回線網に接続し
ておき、電話回線を設立することによって、外出先にお
いてもFAX情報や、テキスト情報の送受ができるよう
にすることが行なわれている。
【0003】このような情報処理装置においては、受信
したFAX情報を、自機のLCD(液晶ディスプレイ)
に表示することによってユーザに提供するようにする。
しかし、このような情報処理装置のLCDは、それ程大
きなものではなく、例えば、用紙のサイズがA4版のF
AX情報をそのままユーザが識別可能なように表示する
ことは難しい。
【0004】そこで、このような情報処理装置において
は、受信したFAX情報を一旦自機のメモリに蓄積す
る。そして、これを例えば、所定領域ごとに順次に表示
するなどして、ユーザに対し、蓄積したFAX情報の全
部を提供することができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うにFAXモデムを備えた携帯型の情報処理装置におい
ては、FAX情報を記憶するメモリの容量は、それほど
大きなものとすることはできない。したがって、大量の
FAX情報を受信し、記憶することはできない。
【0006】そして、例えば、最初に受信したFAX情
報でメモリが一杯になっている場合には、次に受信する
FAX情報が重ねて書き込まれ、前に記憶したFAX情
報が消滅したり、あるいは、次に送信されてくるFAX
情報を受信することができないなどの不都合が生じる。
【0007】このため、メモリに蓄積したFAX情報に
ついては、ユーザが確認し、必要な情報についてはメモ
するなどして記録し、メモリからFAX情報を削除して
メモリをあけておく必要がある。このような確認や削除
処理は、ユーザにとっては面倒である。また、この処理
のために、移動通信端末には、上述したような、記憶し
たFAX情報の表示機能や削除機能などの各種機能を用
いることができるようにしておかなければならず、移動
通信端末に対する負荷も大きい。
【0008】以上のことにかんがみ、この発明は、例え
ば、外出先などにおいても、送信されたFAX情報を確
実かつ正確に得ることができる通信システム、データの
転送方法、接続装置、移動通信端末を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による通信システムは、移動通信端末と、
接続装置とを備え、前記接続装置は、電話回線を通じて
送られてくるデータを、その1回の通信の先頭から終了
までを1つの通信単位として蓄積し、前記移動通信端末
は、前記接続装置に対し、蓄積された1つの通信単位の
1かたまりのデータのうちの一部分を送信することを要
求する送信要求を送信し、前記接続装置は、蓄積した前
記1つの通信単位の1かたまりのデータから、前記送信
要求により指定された部分のデータを抽出し、前記移動
通信端末に送信することを特徴とする。
【0010】また、この発明によるデータの転送方法
は、移動通信端末に送信されるべきデータを接続装置で
受信、蓄積し、この接続装置から前記移動通信端末へ前
記データを転送する方法であって、前記接続装置から前
記移動通信端末に発呼して、または、前記移動通信端末
から前記接続装置に発呼して電話回線を設立する工程
と、設立された前記電話回線を介して、前記移動通信端
末から前記接続装置に対してデータの転送を要求する転
送要求を送信する転送要求工程と、前記接続装置におい
て、前記転送要求に応じて、蓄積した前記データに基づ
いた送信データを形成し、これを前記移動通信端末に送
信するデータ送信工程とからなることを特徴とする。
【0011】また、この発明による移動通信端末は、1
回の通信の先頭から終了までを1つの通信単位とする1
かたまりのデータを蓄積する接続装置またはサービス装
置に対して、前記1かたまりのデータの一部の送信を要
求する送信要求信号の形成手段と、前記送信要求信号に
応じて、前記接続装置または、前記サービス装置から送
信されるデータを表示する表示手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】また、この発明による接続装置は、1回の
通信の先頭から終了までを1つの通信単位とする1かた
まりのデータを多数個蓄積できる情報蓄積手段と、移動
通信端末からの送信要求に応じて、前記1かたまりのデ
ータの一部を抽出して、前記移動通信端末に送信する送
信情報を生成する情報抽出生成手段と、を備えることを
特徴とする。
【0013】接続装置2は、例えば移動通信端末のユー
ザに対して提供したいFAX情報やテキスト情報である
1かたまりのデータが送信されて蓄積される。移動通信
端末と接続装置との間には、電話回線が設立される。そ
して、移動通信端末からは、接続装置に対し、蓄積され
ている1かたまりのデータのうちの一部分を送信するこ
とを要求する送信要求が送出される。これに応じて、接
続装置からは、移動通信端末に対して、送信要求によっ
て、指定された1かたまりのデータのうちの一部分が送
信される。
【0014】これにより、移動通信端末は、接続装置に
記憶された大容量のデータを、自機内に記憶したデータ
と同様に、一部分づつ、あるいは必要な部分のみを抽出
して表示することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による通信システム、通信情報の転送方法、通信装
置、および移動通信端末の一実施の形態について説明す
る。
【0016】[第1の実施の形態]図1は、電話回線網
が用いられて形成されるこの発明による通信システムを
説明するための図である。図1に示すように、この実施
の形態において、電話回線網1は、多数の交換機11、
12、13…と、いわゆる移動通信サービス用の多数の
基地局101、102…を備えている。
【0017】交換機11、12、13…には、図1に示
すように、各家庭に引き込まれる電話線を介して、例え
ばモデムを備えたパーソナルコンピュータ4、FAX
(ファクシミリ)端末5、電話端末6などの通信端末が
接続される。そして、交換機11、12、13…は、各
交換機を介して電話回線網1に接続された通信端末間に
電話回線を設立するための回線交換処理を行なう。
【0018】また、基地局101、102…は、例えば
携帯電話端末や、後述するこの発明による移動通信端末
3などと無線通信を行なって、これらと他の電話端末や
通信端末との間の電話回線の設立を可能にする。
【0019】また、この実施の形態においては、接続装
置2が、家屋内に引き込まれた電話線Lを介して交換機
13に接続される。そして、この接続装置2には、接続
線231、232、233を介して電話加入者の通信端
末としてパーソナルコンピュータ7、FAX端末8、電
話端末9が接続されている。この例の場合、接続装置2
は、電話線Lと各通信端末とを接続するアダプタ装置で
ある。
【0020】図2は、この実施の形態の通信システムで
用いられる接続装置2の一実施例を説明するためのブロ
ック図である。図2に示すように、この例の接続装置2
は、モード分類部21、電話線Lが接続された信号送受
信部22、接続線231、232、233を介して、パ
ーソナルコンピュータ7、FAX端末8、電話端末9が
接続されたスイッチ回路23、情報蓄積部24、着信/
切断検出部25、自動発呼部26、情報抽出/生成部2
7を備えている。
【0021】モード分類部21は、ユーザからのモード
設定情報の供給を受けて、設定されたモードに応じた処
理を行なうように各部を制御する。この実施の形態にお
いて、接続装置2は、着信を検出し、これに自動的に応
答して電話回線を設立して、発呼してきた通信端末と接
続装置2との間で通信処理を行なうようにする自動モー
ドと、他の通信端末からの発呼をそのまま、この接続装
置2に接続されている通信端末に供給するようにする通
常モードとを備えている。
【0022】そして、この実施の形態において接続装置
2には、図1にも示したように、パーソナルコンピュー
タ7、FAX端末8、電話端末9が接続されており、通
常モードが設定されているときには、これらのうちの1
つの通信端末と、発呼してきた他の通信端末との間で通
信処理が可能とされる。
【0023】なお、モードの設定は、図示しないが、接
続装置2に設けられているモード設定キーを操作するこ
とにより、各モードの設定、変更ができるようにされて
いる。
【0024】そして、モード分類部21は、ユーザによ
って設定されたモードに応じて制御信号を形成し、これ
を各部に供給することによって、設定されたモードに応
じた処理を実行させる。
【0025】信号送受信部22は、モード分類部21の
制御に応じて、電話線Lを介して供給される信号の受信
処理および、自装置から送出する信号の送信処理を行な
う。例えば、上述した自動モードのときには、接続装置
2は、単独で他の通信端末との間で通信処理を行なう。
このため、信号送受信部22は、受信した信号の復調処
理や送出する信号の変調処理などをも行なう。
【0026】また、信号送受信部22は、上述した通常
モードのときには、受信した信号をそのままこの接続装
置2の後段の通信端末7、8、9へ出力するとともに、
接続装置2に接続された通信端末7、8、9から供給さ
れた信号であって、接続装置2から送出する信号も、そ
のまま電話線Lに送出する。
【0027】スイッチ回路23は、モード分類部21の
制御に応じて、電話回線を設立する通信端末を切り換え
る。すなわち、この実施の形態においては、自動モード
のときには、スイッチ回路23は、信号送受信部22か
らの受信した信号を情報蓄積部24に供給するように切
り換える。また、通常モードのときには、指示された通
信端末との間で通信路を接続するように切り換える。
【0028】そして、この実施の形態において、スイッ
チ回路23は、送信されてくる信号のヘッダ部を解析す
る機能をも有しており、供給された信号がFAX情報
か、電話端末に対する信号かを判別することができる。
したがって、供給された信号がFAX情報であるときに
は、FAX端末8に信号を供給するように切り換え、電
話端末に対する情報であるときには、電話端末9に信号
を供給するように切り換える。
【0029】なお、パーソナルコンピュータ7は、例え
ば、パソコン通信を行なったり、自機で作成したFAX
情報を送信することができるものである。このため、こ
の実施の形態においては、パーソナルコンピュータ7を
使用する場合には、接続装置2は、ユーザの手動操作に
よってパーソナルコンピュータ7と回線を接続するよう
に切り換えられる。
【0030】また、この実施の形態において接続装置2
は、自動モードであっても、受信した信号が電話端末9
に対する信号であるときには、自動応答せずに、受信し
た信号を接続装置2に接続された電話端末9に供給し、
電話端末9側において、着信処理等を行なうようにす
る。
【0031】情報蓄積部24は、信号送受信部22によ
り受信したFAX情報やテキスト情報の供給を受けて、
例えば1回の通信の先頭から終了までを1つの通信単位
とする1かたまりのデータづつを蓄積する。この実施の
形態において情報蓄積部24は、図示しないが、例えば
電池によりバックアップされた不揮発性のメモリとされ
ている。そして、適宜、情報の書き込み、読み出しが可
能とされている。
【0032】着信/切断検出部25は、電話線Lを介し
て供給される呼出信号や、回線の切断信号を検出するこ
とにより、自装置への着信や、設立された電話回線の切
断を検出する。そして、例えば、ユーザにより、自動モ
ードが設定されているときには、着信/切断検出部25
は、モード分類部21の制御に応じて、着信を検出する
と、信号送受信部22を制御して、自動応答するように
する。
【0033】また、着信/切断検出回路25は、設立さ
れた電話回線が切断されたことを検出した場合であっ
て、かつ、モード分類部21からの制御情報が、自動モ
ードである場合の制御信号であるときには、後述する自
動発呼部26に対し、所定の移動通信端末に対して自動
発呼することを指示する。
【0034】自動発呼部26は、前述した情報蓄積部2
4に蓄積した情報を転送する相手先となる移動通信端末
に対して自動発呼を行なうとともに、情報抽出/生成部
27に対し、当該移動通信端末に送信する信号を形成す
ることを指示する。
【0035】この実施の形態において、自動発呼部26
は、自動発呼に必要な相手先の電話番号などの情報を記
憶するメモリ261を備えている。この場合、相手先と
しては、この接続装置2のユーザが外出時に持ち歩く移
動通信端末3に割り当てられた電話番号が登録されてい
る。
【0036】情報抽出/生成部27は、上述の自動発呼
部26からの指示や、信号送受信部22により受信され
た移動通信端末3からの指示情報に基づいて、移動通信
端末3に供給する信号や蓄積している情報の見出し情報
として用いられるヘッダ情報を形成する。また、移動通
信端末3からの指示情報に基づいて、情報蓄積部24に
蓄積された情報のうち、指示情報によって指示された一
つの通信単位のデータのうちの一部分情報を抽出し、移
動通信端末3に送信する送信情報をも生成する。そし
て、生成した信号や情報は、信号送受信部22を介し
て、電話回線に送出され、所定の移動通信端末に送信さ
れる。
【0037】このように、接続装置2は、自動モードが
設定されているときには、FAX情報や電子メールなど
のテキスト情報を受信すると、これを情報蓄積部24に
蓄積する。そして、FAX情報やテキスト情報の受信、
蓄積が終了すると、接続装置2は、自動発呼部26のメ
モリ261に記憶された移動通信端末3に対して自動発
呼を行なって、蓄積したFAX情報やテキスト情報を移
動通信端末3に転送することができるようにする。
【0038】図3は、この実施の形態の通信システムで
用いられる移動通信端末3の一実施例を説明するための
ブロック図である。
【0039】図3に示すように、この実施の形態の移動
通信端末3は、送受信アンテナ31、送受信回路32、
ベースバンド処理回路33、受話器34、送話器35、
LCDコントローラ36、LCD37、そして、詳しく
は後述する制御回路300を有している。
【0040】ベースバンド処理回路33は、図示はしな
いが、送信する音声信号をA/D変換するA/D変換コ
ンバータや受信したデジタル音声信号をD/A変換する
D/A変換コンバータなどを有する。そして、ベースバ
ンド処理回路33において、送話器35からの音声信号
に対して、A/D変換などの送信用の処理が実行され、
その処理された信号が送受信回路32に供給されて高周
波信号とされ、この信号がアンテナ31から基地局へと
送信される。
【0041】送受信回路32により選択された信号は、
ベースバンド処理回路33に供給され、D/A変換など
が行われて相手からの音声信号が取り出され、この音声
信号が受話器34に供給される。
【0042】さらに、基地局との接続などに必要なデー
タが、送受信回路32およびベースバンド処理回路33
を通じて、基地局と制御回路300との間でアクセスさ
れる。
【0043】また、制御回路300は、CPU301
と、各種の処理ルーチンが書き込まれているROM30
2と、ワークエリア用のRAM303と、メモリ304
とを有し、これらメモリ302〜304はシステムバス
309を通じてCPU301に接続されている。
【0044】この場合、ROM302は、この移動通信
端末3において実行する各種の処理ルーチンを記憶して
いる。また、メモリ304は、図示はしないが、例えば
電池によりバックアップされて不揮発性とされている。
【0045】さらに、システムバス309には、I/O
ポート311、312およびキーインターフェイス31
3が接続される。そして、I/Oポート311を通じて
送受信回路32の制御が行われるとともに、I/Oポー
ト312を通じてベースバンド処理回路33との間で、
データがアクセスされる。さらに、キーインターフェイ
ス313には、通話キー、ダイヤルキーなどの各種の操
作キーK1 〜KN が接続される。
【0046】また、バス309には、ディスプレイコン
トローラ36が接続されるとともに、このコントローラ
36には、動作状態などを表示する表示素子として、例
えばLCD(液晶ディスプレイ)37が接続される。
【0047】なお、この実施の形態の移動通信端末3の
送受信回路32は、いわゆるFAXモデムとしての機能
をも備えている。このため、直接、FAX端末から送信
されたFAX情報を受信して、制御回路300を介し
て、LCD37に表示することができる。また、この移
動通信端末3は、比較的短いメッセージをユーザが入力
することができるようにされており、この入力したメッ
セージを送受信回路32のFAXモデムの機能を用いて
FAX情報として相手先に送信することもできる。
【0048】しかし、前述したように、移動通信端末3
のメモリ304の記憶容量は限られており、大量のFA
X情報を受信して記憶することができない。このため、
送受信回路32のFAXモデムとしての機能は、比較的
短いFAX情報を受信、送信する場合などに用いられ
る。このため、このFAXモデムとしての機能を用いる
か否かは、ユーザにより切り換えることができるように
されている。
【0049】そして、送受信回路32は、前述したよう
に接続装置2において形成された送信情報を受信したと
きには、これを復調した後、I/Oポート311を介し
て制御回路300に供給する。制御回路300は、供給
された送信情報をLCDコントローラ36に供給し、L
CD37に送信情報により形成される情報が表示され
る。
【0050】この実施の形態の通信システムにおいて
は、外出先に携帯している移動通信端末3に対して送信
されるFAX情報やテキスト情報を、電話会社が提供す
る転送サービスを用いて接続装置2に転送して、接続装
置2に蓄積するようにする。
【0051】そして、前述もしたように、接続装置2へ
の情報蓄積終了後、移動通信端末3と接続装置2との間
に新たに電話回線を設立し、移動通信端末3からの指示
情報に応じて、接続装置2に蓄積された情報を移動通信
端末3に転送する。
【0052】この場合、移動通信端末3から接続装置2
に供給される指示情報は、蓄積したFAX情報やテキス
ト情報のうち、必要な部分だけを送信するようなときの
位置や領域の指定や、提供を受けるFAX情報やテキス
ト情報の一部分の拡大や縮小を指定するなどの情報であ
る。
【0053】そして、詳しくは後述するように、接続装
置2は、移動通信端末3からの指示情報に応じて蓄積し
た情報から送信情報を生成し、移動通信端末3に送信す
る。このとき、接続装置2においての送信情報の生成
は、移動通信端末3の送信情報を表示するLCD37の
表示領域の大きさや、表示領域を構成する画素の数など
をも考慮して、拡大や縮小が最適に行なわれる。すなわ
ち、この実施の形態においては、前述した自動発呼部2
6のメモリ261に、移動通信端末3の電話番号ととも
に、LCD37の表示領域の大きさや画素数などの情報
も記憶されており、この情報が考慮されて送信情報が生
成される。
【0054】これにより、ユーザは、移動通信端末3を
介して、接続装置2に蓄積されたFAX情報の全体を順
次に見たり、必要な部分のみを抽出して見たりすること
ができる。
【0055】次に、この実施の形態の移動通信端末3か
ら、接続装置2に供給する指示情報としてのコマンドの
例について説明する。この実施の形態においては、各コ
マンドは数字によって指定することができるようにされ
ており、以下のように多数のコマンドを有する。
【0056】コマンド1は、ヘッダ情報の表示を終了し
て、当該ヘッダ情報に対応する本情報の転送を指示す
る。この場合、ヘッダ情報は、例えば図4に示すよう
に、接続装置2の情報蓄積部24に蓄積されたFAX情
報やテキスト情報のいわゆる見出し情報である。この例
においては、ヘッダ情報は、蓄積した情報の蓄積順を示
す番号SEQ−NO、送信者を識別する情報である送信
者側の電話番号や識別ID、送信者の名前、送信者が所
属する会社や機関の名称である所属名、当該情報の受信
日時、当該情報のヘッドラインやサブジェクト、当該情
報の重要性を示す重要度、仕事上の情報か、プライベー
トな情報かを示す情報の種別などからなっている。
【0057】これら、ヘッダ情報を形成する各情報は、
通常、送信者側の通信端末から提供される情報に含まれ
るようにされているが、受信日時は、実際に受信した日
時が、接続装置2において、図示しない内蔵するタイマ
から取得するようにされる。
【0058】そして、図4に示すヘッダ情報が接続装置
2から移動通信端末3に送信されて表示され、このヘッ
ダ情報に対応する蓄積された情報の表示を希望するとき
には、コマンド1を選択する。これにより、蓄積された
情報が、FAX情報であるときには、図5Aに示すよう
に、最初のページ全体のFAX情報が、移動通信端末3
のLCD37の表示領域の大きさに応じて拡大、縮小さ
れた情報が接続装置2において生成される。そして、生
成された情報は、移動通信端末3に送信されて表示され
る。
【0059】また、蓄積された情報がテキスト情報であ
るときには、図5Bに示すように、メッセージの最初の
数行(蓄積された情報の先頭からLCD37に表示可能
な行まで)分の情報が接続装置2において抽出されてL
CD37の大きさに応じて拡大、縮小された情報が生成
される。そして、これが移動通信端末3に送信されて表
示される。
【0060】コマンド2は、FAX情報などの画像情報
に対するコマンドであり、後述するように、例えば拡大
したり、位置や領域が指定されたりして、FAX情報の
一部しか表示していない場合に、そのFAX情報の全体
の転送を指示する。この場合、接続装置2においての送
信情報の生成は、図5Aに示した場合と同様に行なわれ
る。
【0061】コマンド3は、図6Aに示すように、画像
情報の先頭部の転送を指示する。ココマンド4は、図6
Bに示すように画像情報の終わりの部分の転送を指示す
る。このコマンド3、4の場合、移動通信端末3に送信
する画像情報の位置は、自動的に決まる。したがって接
続装置2においては、その位置の画像情報を抽出し、そ
のまま、あるいは、移動通信端末3のLCD37の表示
領域の大きさに応じて縮小、拡大して、送信情報を形成
し送信するようにされる。
【0062】コマンド5は、図7Aに示すように、現在
表示している画像情報のうち、座標で指定された位置部
分を拡大した画像の転送を指示する。この場合、座標の
指定は、移動通信端末3のLCD37上で、例えば、カ
ーソルを移動させて2点(x1,y1)、(x2,y
2)を指定し、この2点を対角とする四角形内の画像を
拡大する画像として指定する。
【0063】この場合、移動通信端末3から接続装置2
に対しては、指定されたコマンドと、指定された2点の
LCD37上の座標データが送信される。接続装置2
は、前回移動通信端末3に対して提供した送信データは
何かを記憶している。すなわち、現在、移動通信端末3
のLCD37には、どの画像のどの部分が表示されてい
るかを把握している。
【0064】したがって、接続装置2は、供給された座
標データと、表示されている画像の情報とから、供給さ
れた座標データを原画像上の座標データに変換する。す
なわち、移動通信端末3からのLCD37の2点の座標
データを接続装置2に蓄積されている実際の画像(原画
像)に合致する座標データに変換することができる。
【0065】そして、この変換により得られた原画像上
の座標データに応じて指定された領域の画像が抽出され
て、これが、LCD37の表示領域に応じて、拡大、縮
小処理が行なわれて送信情報が生成される。そして、こ
こで生成された送信情報が移動通信端末3に送信され
て、図7Aに示したように、指定された領域の画像が、
LCD37に表示される。
【0066】コマンド6は、図7Bに示すように、全体
の画像のうち、現在表示している部分の位置を隣接する
部分にずらした画像の転送を指示する。この場合、接続
装置2においては、現在表示している画像の位置および
領域に基づいて、隣接する位置の現在表示している画像
と同じ大きさの領域の画像を表示する送信情報が形成さ
れて、通信端末3に送信される。
【0067】コマンド7は、図8に示すように、通常、
水平方向の画像として処理されるものを、90度回転さ
せた画像として転送を指示する。この場合、接続装置2
においては、指定された領域の画像が90度回転され、
かつ、LCD37の表示領域に応じた画像を表示する送
信情報が形成される。
【0068】以下、表示例は図示しないが、コマンド8
は、現在表示している画像の拡大/縮小を指示する。こ
の場合、ユーザは、コマンドに続いて、拡大倍率/縮小
倍率を指示することができる。コマンド9は、例えば、
FAX情報の1頁分の画像など、指定された画像の全体
の拡大/縮小を指示する。この場合、コマンド8と同様
に、拡大倍率/縮小倍率が指定可能である。
【0069】また、コマンド8、9の場合には、前述し
たコマンド5の場合と同様に、接続装置2において、L
CD37の画素数も考慮されて、拡大された後の画像の
大きさに応じて、可能な限り細かく表現された画像を表
示する送信情報が形成される。
【0070】コマンド10は、現在表示している画像の
再度の転送を指示する。また、コマンド11は、1つ前
の画面に戻ることを指示する。このコマンド10、11
の場合には、接続装置2において、現在表示中の画像
や、直前に表示されていた画像を表示する送信情報が再
度形成されて送信されるようにされる。
【0071】また、接続装置2に蓄積された情報が、電
子メールなどのテキスト情報である場合には、以下のよ
うなコマンドが用意されている。
【0072】コマンド12は、テキスト情報の初めの数
行分の情報の転送を指示する。この場合には、目的とす
るテキスト情報の先頭から表示可能な行までの情報が抽
出されて送信される。コマンド13は、テキスト情報の
終わりの数行分の情報の転送を指示する。この場合、目
的とするテキスト情報の最後尾から表示可能な行までの
情報が抽出されて送信される。
【0073】コマンド14は、現在表示しているテキス
ト情報の最後の行の次の行から表示可能な行までの情報
の転送を指示する。コマンド15は、指定行数分の画面
をスクロールさせたテキスト情報の転送を指示する。ま
た、コマンド16は、指定行を中心としたテキスト情報
であって、画面に表示可能な行数分の情報の転送を指示
する。
【0074】そして、コマンド14、15の場合におい
ても、接続装置2では、現在表示しているテキスト情報
に基づいて、コマンドに応じた、次に表示すべきテキス
ト情報の位置を示すポインタが求められて、表示可能な
行数分のテキスト情報が抽出されて、送信される。
【0075】なお、送信情報として抽出するテキスト情
報に対するポインタを移動通信端末3から接続装置2に
対して送信するようにすることもできる。この場合に
は、接続装置2において、次に読み出すテキスト情報の
ポインタを求める必要がなくなり、接続装置2の負荷が
軽減される。
【0076】コマンド17は、文字列検索の実行を指示
する。この実施の形態においては、コマンド17を指定
後、さらにユーザーが、現在LCD37に表示されてい
るテキスト情報の中から、目的とする文字列を指定す
る。これに応じて、接続装置2は、指定された文字列周
辺の文章を抽出し、携帯端末3に送信する。これによ
り、ユーザーには、移動通信端末3のLCD37を介し
て、指定した文字列周辺の文章が提供される。
【0077】また、指定された文字列が、テキスト情報
内に多数存在する場合には、ユーザーからの指定に応じ
て、または、所定のタイミングで指定された文字列周辺
の文章が順次に提供されて表示するようにされる。
【0078】コマンド18は、テキスト情報を随時スク
ロールして表示することを指示する。例えば、テキスト
情報の先頭から最後までを一定速度で順次にLCD37
に表示させる。これにより、LCD37に表示可能な文
字が、10〜20ワードくらいでも、テキスト情報の全
部を順次にユーザーに対して提供することができる。
【0079】また、コマンド18により、上述のような
スクロールモードが実行されている場合には、〜に
示すようなコマンドを指定することができる。 スクロールの速さを速くする。 スクロールの速さを遅くする。 早送り 巻き戻し 停止 このうち、早送りは、ユーザーによって、早送りが
指示された位置から、テキスト情報の表示位置を先に進
めるものであり、巻き戻しは、ユーザーによって、
巻き戻しが指示された位置からテキスト情報の表示位置
を前に戻すものである。したがって、早送り、巻き
戻しは、ビデオテープレコーダのビデオテープに対する
早送り、巻き戻しと同じように、テキスト情報に対して
上述のように、早送り、巻き戻しを行なう。
【0080】また、上述したように、スクロールでテキ
スト情報を表示する場合にも、表示する文字は、随時に
接続装置2から、移動通信端末3に送信される。
【0081】この他のコマンドとして、この実施の形態
においては、以下のようにコマンド19〜コマンド24
が用意されている。
【0082】コマンド19は、接続装置2との回線の切
断を指示する。このコマンド19の送信を受けた接続装
置2は、設立されている電話回線を切断し、回線を解放
する。もちろん移動通信端末3においても設立されてい
た電話回線は解放するようにされて、待ち受け状態に復
帰する。
【0083】コマンド20〜コマンド24は、接続装置
2に複数のFAX情報、テキスト情報が蓄積されている
場合に用いられる。
【0084】コマンド20は、接続装置2の情報蓄積部
24に蓄積されている情報の件数の転送を指示する。こ
のコマンド20に応じて、接続装置2の情報抽出/生成
部27では、情報蓄積部24に蓄積されている情報の件
数が算出されて、これが移動通信端末3に送信される。
【0085】コマンド21は、情報蓄積部24に蓄積さ
れている情報のうち、蓄積されてからまだ一度も参照さ
れていない情報の件数の転送を指示する。コマンド21
が用いられた場合も、前述のコマンド20と同様に、情
報抽出/生成部27において、蓄積されてからまだ一度
も読み出されていない情報の件数が算出される。この場
合、例えば、一度読み出された情報には、読み出された
ことを示すフラグをオンにしておく。そして、読み出さ
れたことを示すフラグがオフの情報の件数をカウントす
れば、コマンド21によって要求される件数を算出する
ことができる。
【0086】コマンド22は、情報蓄積部24に蓄積さ
れている情報を対象に、接続装置2が情報を受信した日
時、送信者の識別情報、情報の重要度、情報の種別など
を検索項目とする検索結果の転送を指示する。この場
合、移動通信端末3からは、抽出すべき情報の検索項目
群、および各検索項目における検索キーが接続装置2に
提供される。接続装置2においては、情報抽出/生成部
27により、移動通信端末3からの情報に基づいて、情
報蓄積手段24に蓄積されている全情報を対象に情報検
索/抽出を行なう。
【0087】さらに、情報抽出/生成部27は、抽出し
た情報に基づいて、前述したヘッダ情報または、移動通
信端末3のユーザが、目的とする情報を識別するために
必要となる情報のみから形成されたヘッダ情報の一部を
作成し、これを移動通信端末3に送信する。
【0088】なお、抽出された情報が多数存在し、移動
通信端末3のLCD37に一回に表示できない場合に
は、複数回に分けて表示を行なうため、情報抽出/生成
部27において複数回分の情報の生成を行ない、これに
伴い信号送受信部22から複数回の情報の転送が行なわ
れる。そして、この場合、情報の転送は、移動通信端末
3からの、例えばアップキーやダウンキーに相当するキ
ーに対応するコマンドが送信され、これを接続装置で受
信したときに行なうようにされる。
【0089】コマンド23は、現在表示されている情報
の表示の終了を指示する。これに応じて接続装置2で
は、抽出生成した送信情報を解放し、新たなコマンドを
受け付ける旨を通知する情報を形成して、これを移動通
信端末3に送信する。
【0090】コマンド24は、情報蓄積部24に蓄積さ
れている情報のうち、蓄積されてからまた一度も読み出
されていない情報のうちの一つを抽出し、この抽出した
情報の転送を指示する。この場合、接続装置2では、例
えば受信日時の早い順に、まだ読み出されていない情報
を抽出し、送信情報を生成する。なお、ここで生成され
る送信情報は、ヘッダ情報でもよい。ヘッダ情報の場合
には、これを移動通信端末3を介してユーザが確認した
後に、本情報の送信を受けることができ、不必要な情報
の送信を受けることもない。
【0091】また、上述したコマンドに限らず、さらに
各種のコマンドを設定して用いることもできる。この場
合には、移動通信端末3、接続装置2のソフトウエアの
変更で対応することができる。
【0092】なお、前述したように、各コマンドに応じ
て接続装置2において送信情報を形成する場合には、L
CD37を構成する画素の画素数も考慮され、縮小、拡
大されて形成される送信情報によりLCD37に表示さ
れる画像が劣化しないように生成される。したがって、
LCD37で最大限表示可能な画素数の送信情報が生成
される。
【0093】また、接続装置2において生成する送信情
報は情報量が多い場合には、例えば、JPEG方式など
の画像符号化手法を用いて、移動通信端末3に送信する
送信情報を圧縮して送信し、移動通信端末3において、
これを伸長することにより、少ない送信情報でも高精度
の画像を提供することもできる。
【0094】図9は、図1に示したFAX端末5のよう
に、電話回線網に接続されたFAX端末から移動通信端
末3に対して送信された場合のこの実施の形態の通信シ
ステムの動作を説明する為のシーケンス図である。
【0095】図9に示すように、移動通信端末3に対し
て発呼が発生すると、発呼メッセージは、移動通信端末
3の近隣の基地局を介して移動通信端末3に送信され
る。
【0096】この発呼メッセージがFAX端末からのも
のであるときには、この実施の形態の移動通信端末3
は、前述した送受信回路32のFAXモデム機能が用い
られるようにされていない場合には、応答メッセージを
返信しないようにされている。このため、この実施の形
態において、一定時間移動通信端末3からの応答メッセ
ージが返信されてこないときには、電話会社側が提供す
る転送サービスにより、移動通信端末3に対するFAX
情報を、予め決められた転送先に転送される。
【0097】この転送サービスは、移動通信端末3のユ
ーザが予め、この転送サービスに加入すると、指定した
転送先が電話会社側の制御局のデータベースに登録され
る。そして、前述したように、基地局に対して、一定時
間発呼メッセージに対する応答が返信されたこないとき
には、基地局は、これを制御局に通知し、制御局の制御
に応じて、移動通信端末3に対するFAX情報を転送先
に転送する。この場合、移動通信端末3に対するFAX
情報は、接続装置2に転送される。
【0098】接続装置2は、前述したように、自動モー
ドと通常モードとを備えており、移動通信端末3のユー
ザが自動モードとなるように設定した場合には、接続装
置2は、転送されてきた発呼側のFAX端末からの発呼
メッセージに応答して応答メッセージを返信する。そし
て、発呼側のFAX端末と接続装置2との間に電話回線
を設立する。
【0099】そして、接続装置2は、設立された電話回
線を介し発呼側のFAX端末から送信されてくるFAX
情報を受信して、自装置内の情報蓄積部24に蓄積す
る。そして、発呼側のFAX端末から、FAX情報の送
信を終了する通知を受けると、接続装置2は、終了確認
通知を返信する。これにより、発呼側のFAX端末と接
続装置2は、設立した電話回線を切断して、電話回線を
解放する。
【0100】図10は、上述のように接続装置2に蓄積
された情報の移動通信端末3への転送時の動作を説明す
るためのシーケンス図である。この実施の形態におい
て、接続装置2は、移動通信端末3に対するFAX情報
の蓄積を終了し、前述したように、電話回線を解放する
と、移動通信端末3に対して自動発呼を行なって蓄積し
たFAX情報を転送する処理を開始する。
【0101】すなわち、接続装置2の自動発呼部26
は、メモリ261に登録されている移動通信端末3の電
話番号を読み出して、自動発呼処理を行なって、発呼メ
ッセージを送出する。発呼メッセージは、移動通信端末
3の近隣の基地局を介して、移動通信端末3に供給され
る。
【0102】移動通信端末3においては、接続装置2か
らの発呼メッセージを受信すると、ユーザに対して着信
があることを呼出音を放音するなどして通知し、応答操
作を要求する。移動通信端末3のユーザが、応答操作を
行なうと、移動通信端末3からは応答メッセージが送出
されて、接続装置2と、移動通信端末3との間に電話回
線が設立される。
【0103】電話回線が設立されると、接続装置2は、
移動通信端末3に対して、コマンドを送信することを要
求する信号であるコマンド要求信号を形成し、これを移
動通信端末3に供給する。このコマンド要求信号によ
り、移動通信端末3は、自機に対して送信されたFAX
情報が接続装置2に蓄積されたことを検知する。そし
て、例えば、通常の着呼時とは異なる呼び出し音を放音
したり、LCD37に、FAX情報の転送があることを
通知するメッセージを表示するなどして、ユーザに通知
する。
【0104】なお、電話回線が設立された後、接続装置
2からコマンド要求信号が送信される前に、図10にお
いて、点線で示すように「パスワード入力要求」と「パ
スワードの入力」といった、本人であることを認証する
手順が入る場合もある。
【0105】この場合は、予め接続装置2に入力されて
いるパスワードと同じパスワードを入力しないと、コマ
ンド要求信号の送信をせずに、終話にしたり、あるい
は、再度の「パスワード入力要求」が行なわれる。こう
することにより、移動通信端末3が盗難にあった場合な
どにも、第三者に情報が漏洩することもない。
【0106】これに応じて、移動通信端末3のユーザ
が、移動通信端末3に対してFAX情報の送信を指示す
るコマンドの入力を行なうと、移動通信端末3は、接続
装置2に対して、蓄積したFAX情報の送信を開始させ
る、いわゆるトリガとなる転送コマンドを生成して、接
続装置2に供給する。
【0107】この実施の形態において、接続装置2は、
移動通信端末3からの転送コマンドの供給を受けると、
蓄積しているFAX情報のヘッダ情報を形成し、これを
移動通信端末3に送信する。移動通信端末3は、ヘッダ
情報を受信し、これをLCD37に表示する。
【0108】移動通信端末3のユーザは、LCD37に
表示された情報を確認し、前述した、各種のコマンドを
入力し、これを接続装置2に供給することにより、接続
装置2は、供給されたコマンドに応じた送信情報を生成
し、移動通信端末3に返信する。このコマンドと送信情
報の送受が適宜行なわれ、接続装置2に蓄積されたFA
X情報を、移動通信端末3のLCD37を介して見るこ
とができる。しかも、接続装置2において生成される送
信情報は、供給されたコマンドと、移動通信端末3のL
CD37の大きさ等も考慮されて、指示された位置のF
AX情報が、縮小、あるいは拡大等の処理がされて提供
される。このため、移動通信端末3では、送信データに
よって再生されるFAX情報を、縮小したり拡大したり
することもなく、表示することができる。
【0109】そして、目的とするFAX情報を見終えた
ときには、移動通信端末3のユーザが回線切断コマン
ド、この実施の形態においては、コマンド17を入力す
ると、接続装置2からは確認メッセージが返信され、設
立した電話回線が切断されて、回線が解放される。
【0110】なお、前述したように、複数のFAX情報
が接続装置2に蓄積されているときには、蓄積されたF
AX情報の件数の表示や、目的とするFAX情報の検索
などをも行なうことができる。
【0111】次に、図9、図10を用いて説明した、こ
の実施の形態の通信システムにおいての接続装置2、移
動通信端末3の動作について、図11〜図14のフロー
チャートを用いて説明する。
【0112】図11、図12は、接続装置2の自動モー
ド時の処理を説明するためのフローチャートである。前
述にもしたように、接続装置2は、自動モード時におい
ては、FAX情報、テキスト情報の送信に対して自動応
答することができるものであるが、以下の説明において
は、説明を簡単にするため、主にFAX情報を受信する
場合として説明する。
【0113】接続装置2は、FAX情報やテキスト情報
を送信してくるFAX端末などの通信端末からの発呼に
対して自動応答を行なう(ステップ501、ステップ5
02)。ステップ502の自動応答処理により、例え
ば、発呼側のFAX端末と接続装置2との間に電話回線
が設立されると、接続装置2は、FAX端末からのFA
X情報を受信し(ステップ503)、受信したFAX情
報を情報蓄積部24に蓄積する(ステップ504)。
【0114】そして、接続装置2は、FAX端末から終
了通知が供給されたか否かを判断することにより、FA
X端末からのFAX情報の送信が終了したか否かを検知
する(ステップ505)。ステップ505において、ま
だFAX情報の送信が終了していないと検知したときに
は、ステップ503からの処理を繰り返す。
【0115】ステップ505において、FAX情報の送
信が終了したことを検知したときには、設立したFAX
端末と接続装置2との間の電話回線を切断する(ステッ
プ506)。
【0116】そして、接続装置2は、前述したようにモ
ード分類部21からの制御信号に基づいた自動発呼部2
6の処理により、移動通信端末3に対して自動発呼を行
なう(ステップ507)。この発呼に対して、移動通信
端末3が、応答メッセージを返信してきたことを確認し
(ステップ508)、接続装置2と、移動通信端末3と
の間に電話回線を設立する(ステップ509)。
【0117】電話回線が設立されると、接続装置2は、
移動通信端末3に対し、転送コマンド要求信号を供給す
る(ステップ510)。そして、接続装置2は、移動通
信端末3からの転送コマンドの供給を待ち(ステップ5
11)、転送コマンドが供給されたときには、蓄積した
FAX情報のヘッダ情報を移動通信端末3に送信する
(ステップ512)。
【0118】そして、接続装置2は、移動通信端末3か
らのコマンド待ちとなり(ステップ513)、コマンド
が送信されてきたときには、受信し、それを解析する
(ステップ514)。コマンド解析の結果、受信したコ
マンドは、回線切断を指示するコマンドであるか否かを
判断する(ステップ515)。
【0119】ステップ515の判断処理において、コマ
ンドは、回線切断を指示するものでないと判断したとき
には、そのコマンドに応じて、移動通信端末3に送信す
るFAX情報に基づいた送信データを生成し(ステップ
516)、生成した送信データを移動通信端末に送信す
る。そして、ステップ513からの処理を繰り返す。
【0120】ステップ515の判断処理において、コマ
ンドが回線切断を指示するものであると判断したときに
は、移動通信端末3との間に設立した電話回線を切断し
(ステップ518)、この処理ルーチンを終了する。
【0121】図13、図14は、接続装置2に蓄積され
たFAX情報の転送を受ける移動通信端末3の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0122】移動通信端末3の制御回路300は、自機
に対して着信があるか否かを判断し(ステップ60
1)、着信がないときには、他の処理を行なう(ステッ
プ602)。ステップ601の判断処理において、着信
有りと判断したときには、応答操作がされたか否かを判
断する(ステップ603)。
【0123】ステップ603の判断処理において、応答
操作がされていないと判断したときには、他の処理を行
なう(ステップ604)。ステップ603の判断処理に
おいて、応答操作がされたと判断したときには、自動発
呼してきた接続装置2と、移動通信端末3との間に電話
回線を設立する(ステップ605)。
【0124】回線設立後、移動通信端末3の制御回路3
00は、接続装置2から転送コマンド要求信号が供給さ
れたか否かを判断する(ステップ606)。ステップ6
06の判断処理において、転送要求信号が受信されない
と判断したときには、移動通信端末3の制御回路300
は、通常通りの着信処理を行なう(ステップ607)。
【0125】ステップ606の判断処理において、転送
コマンド要求信号を受信したときには、制御回路300
は、接続装置2に対して提供する転送コマンドを生成
し、送信する(ステップ608)。そして、転送コマン
ドに応じて接続装置2から送信されるヘッダ情報を受信
し(ステップ609)、受信した情報を移動通信端末3
のLCD37に表示する(ステップ610)。
【0126】次に、移動通信端末3の制御回路300
は、ユーザによりコマンドの入力が有ったか否かを判断
する(ステップ611)。コマンド入力があったと判断
したときには、入力された情報に応じて接続装置2に供
給するコマンド信号を生成する(ステップ612)。
【0127】そして、生成したコマンドは、回線切断コ
マンドか否かを判断し(ステップ613)、回線切断コ
マンドでないと判断したときには、当該生成したコマン
ドを接続装置2に対して送信する(ステップ614)。
そして、送信したコマンドに応じて、接続装置2におい
て形成された送信データを移動通信端末3が受信し(ス
テップ615)、受信した送信データを移動通信端末3
は、LCD37に表示する(ステップ616)。そし
て、ステップ611からの処理を繰り返す。
【0128】また、ステップ613の判断処理におい
て、生成したコマンドが、回線切断を指示するコマンド
であるときには、これを接続装置2に送信し、回線切断
処理を行なって、設立した電話回線を解放し(ステップ
617)、この処理ルーチンを終了する。
【0129】このように、移動通信端末3に対してのF
AX情報を接続装置2に転送して蓄積しておく。そし
て、移動通信端末3と接続装置2との間に電話回線を接
続し、通信処理を行なうことによって、移動通信端末3
は、接続装置2の情報蓄積部24を自分のメモリのよう
に使用して、従来できなかった大量のFAX情報を、そ
の送信後すぐにLCD37に表示するなどして、ユーザ
に提供することができる。
【0130】また、接続装置2の自動発呼部26のメモ
リ261に複数の移動通信端末の電話番号を登録してお
き、複数の移動通信端末に対する情報の転送を行なうよ
うにすることもできる。この場合、メモリ261には、
電話番号に関連付けて、例えば、“*1”、“*2”な
どのようなサブコードを付加しておく。そして、FAX
情報の発信側より、目的とする移動通信端末の電話番号
に続き、その移動通信端末のサブコードである、例え
ば、“*1”を入力することにより、これを接続装置2
が判別し、サブコード“*1”を有する移動通信端末に
FAX情報を転送することができる。
【0131】なお、前述の実施の形態においては、移動
通信端末3に対して発呼を行ない、これを接続装置2に
転送するようにしたが、最初から直接に接続装置2に対
して、移動通信端末3に対する情報を送信するようにし
てもよい。この場合、直接送信されてきたFAX情報な
どの受信終了後、前述したように、メモリ261に登録
された移動通信端末に自動発呼して、蓄積した情報を転
送するようにする。もちろん、この場合にも、サブコー
ドを使用することにより、接続装置2は、複数の移動通
信端末を管理することができる。
【0132】また、例えば、電話会社側の交換機など、
電話会社側の設備に、移動通信端末に対するFAX情報
やテキスト情報の送信が有った場合に、これを検知し
て、自動的に接続装置2に転送する機能を設けるように
してもよい。この場合、例えば、電話会社側に対して、
このようなサービスを使用する場合に、使用する旨を通
知するようにすれば、必要に応じて接続装置への転送と
自機への送信を使い分けることもできる。また、FAX
情報やテキスト情報についてのみ、電話会社側で判別し
て、転送するようにするため、通常の電話端末同士の通
話は従来通りにできる。
【0133】また、前述の実施の形態においては、移動
通信端末3にFAX情報の送信があった場合、一定時
間、移動通信端末3が応答しない場合、転送サービスに
より、接続装置2に転送するようにしたが、これに限る
ものではない。例えば、移動通信端末3において、FA
X情報の送信があったときには、これに自動応答し、こ
のFAX情報とともに送信されてくるFAX情報の送信
先の電話番号が、接続装置2の電話番号でないときにの
み、受信できない旨を基地局に返信し、この通知を受け
て、電話会社側の転送サービスにより、接続装置2に転
送するようにすることもできる。これによれば、すでに
接続装置2に蓄積された情報が、さらに転送されて重ね
て接続装置2に蓄積されることもない。
【0134】また、接続装置2からの自動発呼に応答し
なくても、移動通信端末3から接続装置2に対して発呼
する。そして、接続装置2が自動応答した後、設立され
た電話回線を介して、前述したように、所定のコマンド
を移動通信端末3から接続装置2に供給することで、接
続装置2に蓄積された情報の提供を受けることができ
る。
【0135】また、移動通信端末3からのコマンドに応
じて、接続装置2から移動通信端末3に送信されるFA
X情報を移動通信端末3が有するメモリに書き込んでお
き、電話回線切断後において、移動通信端末3の機能を
用いて、メモリに書き込んだFAX情報を見るようにす
ることもできる。
【0136】これによれば、移動通信端末3は、必要な
情報のみを接続装置2から得て、これを記憶し、拡大、
縮小して見ることができる。したがって、通話料を節約
することができる。
【0137】また、前述の実施の形態においては、接続
装置2は、パーソナルコンピュータ7、FAX端末8、
電話端末9と別体であるものとして説明したが、接続装
置2の機能を、例えばFAX端末8やパーソナルコンピ
ュータ7に持たせるようにしてもよい。
【0138】また、接続装置2に蓄積された情報を、例
えば、帰宅した後、接続装置2に接続されたFAX端末
や、パーソナルコンピュータを介して出力することがで
きることは言うまでもない。
【0139】また、説明の便宜上、情報がFAX、電子
メールの場合を想定したが、接続装置2に格納される情
報は、これに限らず、例えば「ビデオメール」のような
サービスがあった場合には、これについても同様の処理
となる。
【0140】[第2の実施の形態]次に、この発明によ
る通信システムの第2の実施の形態について説明する。
この例の通信システムは、図15に示すように、前述し
た接続装置2に代えて、電話会社側が提供する電話回線
網にサービス局200を設けるものである。
【0141】図15において、サービス局200以外の
交換機11、12、13、基地局101、102、移動
通信端末3、パーソナルコンピュータ4、FAX端末
5、電話端末6は、図1に示した第1の実施の形態の通
信システムと同様のものである。
【0142】サービス局200は、電話回線網に接続さ
れたパーソナルコンピュータ4やFAX端末5からのテ
キスト情報やFAX情報の供給を受けて、これを蓄積す
る。この場合、サービス局200に送信されるFAX情
報等には、本来送信すべき相手先である移動通信端末3
の電話番号が付加されて、送信すべき相手先を識別する
ことができるようにされている。
【0143】すなわち、サービス局200は、図16に
示すように、信号送受信部201、情報抽出/生成部2
02、情報蓄積部203を備える。信号送受信部201
は、電話回線を介して送受する信号の送信処理、受信処
理を行なう。情報蓄積部203は、受信したFAX情報
やテキスト情報を蓄積する。情報抽出/生成部202
は、後述にもするように、移動通信端末3から送信され
てくるコマンドに応じて、情報蓄積部203に蓄積され
た情報から必要な情報を抽出し、移動通信端末3に返信
する送信情報を生成する。
【0144】そして、移動通信端末3は、サービス局2
00に発呼して電話回線を接続し、サービス局200に
蓄積された情報の返信を受けて、これをLCD37に表
示し、ユーザに対して提供する。
【0145】図17は、この第2の実施の形態の通信シ
ステムの動作を説明するためのシーケンス図である。図
17に示すように、この例の通信システムにおいては、
移動通信端末3からサービス局200に対して発呼し
て、サービス局200から応答メッセージの返信を受け
て、移動通信端末3と、サービス局200との間に電話
回線を接続する。
【0146】電話回線設立後、サービス局200は、蓄
積している情報のヘッダ情報を生成し、これを移動通信
端末3に送信する。移動通信端末3は、このヘッダ情報
を受信して、自己のLCD37に表示する。そして、こ
のLCD37のヘッダ情報を確認したユーザは、第1の
実施の形態の場合と同様に、所定のコマンドを入力し、
これをサービス局200に送信する。このコマンドに応
じて、サービス局200は、前述したように、蓄積した
情報に基づいた送信情報を生成し、これを移動通信端末
3に返信する。
【0147】移動通信端末3は、サービス局200から
の送信情報を受信して、これを自己のLCD37に表示
する。この表示された情報は、移動通信端末3からのコ
マンドに応じて生成された、移動通信端末3に送信され
るべき情報が表示される。
【0148】この移動通信端末3とサービス局200と
の間で適宜の回数だけコマンドの送受、コマンドに応じ
た送信情報の生成送信、送信情報の受信、表示が繰り返
されて、移動通信端末3のユーザが、サービス局200
に蓄積された情報を見終えると、回線切断コマンドをサ
ービス局200に送信し、サービス局200からの確認
メッセージを受信して、設立した電話回線を切断する。
【0149】図18、図19は、この第2の実施の形態
の通信システムで用いられる移動通信端末3の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0150】移動通信端末3は、サービス局200に蓄
積されている自機あての、例えばFAX情報を見ようと
する場合、まずサービス局200に対する電話番号をダ
イヤルして、サービス局200に対して発呼を行なう
(ステップ701)。そして、サービス局200から応
答メッセージが返信されてきたか否かを判断する(ステ
ップ702)。ステップ702の判断処理において、応
答メッセージが返信されてきていないと判断したときに
は、発呼から所定時間経過したか否かを判断し(ステッ
プ703)、所定時間経過していないと判断したときに
は、ステップ702の判断処理を繰り返す。
【0151】ステップ702の判断処理において、相手
先から応答があったと判断したときには、応答してきた
相手先は、サービス局200か否かを判断する(ステッ
プ704)。ステップ704の判断処理において、サー
ビス局200からの応答でないと判断したときには、移
動通信端末3は、通常の通信処理、すなわち、電話端末
などの通信端末との通信処理を行なう(ステップ70
5)。
【0152】ステップ704の判断処理において、応答
してきた相手先は、サービス局200であると判断した
ときには、続いてサービス局から送信されてくるヘッダ
情報を受信し(ステップ706)、受信したヘッダ情報
を移動通信端末3のLCD37に表示する。
【0153】そして、移動通信端末3は、ユーザにより
サービス局200に供給するコマンドが入力されたか否
かを判断し(ステップ708)、入力されたと判断した
ときには、このコマンドからサービス局に送信するため
のコマンドを生成する(ステップ709)。次に、生成
したコマンドは、設立した電話回線の切断を指示するコ
マンドか否かを判断し(ステップ710)、電話回線の
切断を指示するコマンドでないと判断したときには、ス
テップ709において生成したコマンドをサービス局2
00に送信する(ステップ711)。
【0154】そして、移動通信端末3からのコマンドに
応じて、サービス局200において生成した送信情報の
返信を受けて、移動通信端末3は、これを受信し(ステ
ップ712)、受信した情報をLCD37に表示する
(ステップ713)。そして、ステップ708からの処
理を繰り返し、移動通信端末3のユーザが必要とするサ
ービス局200に蓄積された情報を得るようにする。
【0155】また、ステップ703の判断処理におい
て、発呼から所定時間経過したと判断した場合、およ
び、ステップ710の判断処理において、入力されたコ
マンドは、電話回線の切断を指示するコマンドであると
判断したときには、設立した電話回線を切断して(ステ
ップ714)、このルーチンを終了する。
【0156】このように、この第2の実施の形態の通信
システムによれば、電話会社側のサービス局によって提
供されるサービスに加入しておくことで、移動通信端末
3自身がFAX情報やテキスト情報を直接受信しなくて
も、サービス局を介して得ることができる。
【0157】なお、この第2の実施の形態においては、
移動通信端末3から、サービス局に発呼するようにした
が、これに限るものではない。例えば、移動通信端末の
現在位置を管理する電話局側の制御局の情報に基づい
て、サービス局側から移動通信端末3に発呼して、情報
を送信するようにすることもできる。また、この第2の
実施の形態においては、各種のセキュリティ手段が用い
られて、他人により自分あてのFAX情報を見られない
ように構成する。
【0158】例えば、移動通信端末3のユーザは、移動
通信端末3に割り当てられた電話番号だけでなく、暗証
番号を送信するようにしたり、移動通信端末3に固有の
例えば製造番号を送信するなどして、他人や、他の通信
端末を用いては、自分あてのFAX情報を得られないよ
うにする。また、音声によるセキュリティー用のワード
を予め定め、これをサービス局側に登録しておくように
し、その音声ワードの入力確認を行なった後、データの
読み出しを可能にするようにしてもよい。この他にも各
種のセキュリティ手段を用いることができる。
【0159】また、前述の第1、第2の実施の形態の移
動通信端末3は、受話器34、送話器35を備えたもの
として説明したが、これに限るものではなく、例えば、
携帯電話端末と、電子手帳やノートパソコンなどを接続
することにより、移動通信端末を形成するようにするこ
ともできる。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による通
信システム、デ−タの転送方法、接続装置および移動通
信端末によれば、移動通信端末に送信されるべき大量の
FAX情報、テキスト情報を、この発明による接続装置
やサービス局に蓄積し、この蓄積した情報を使用するこ
とができるため、移動通信端末でFAX情報等の記憶に
用いる記憶装置を削除したり、あるいは、記憶装置の記
憶容量を縮小することができる。
【0161】また、移動通信端末のユーザが必要とする
情報の抽出や縮小、拡大などの処理は、接続装置やサー
ビス局で行なわれるため、移動通信端末における処理量
を大幅に削減し、移動通信端末の負荷を軽減することが
できる。
【0162】また、接続装置やサービス局に送信される
移動通信端末あてのFAX情報、テキスト情報を、その
送信とほぼリアルタイムに、移動通信端末を介して得る
ことができる。
【0163】また、接続装置やサービス局に蓄積された
FAX情報やテキスト情報のうち、移動通信端末のユー
ザは、必要な部分だけを抽出して見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信システムの一実施の形態を
説明するための図である。
【図2】この発明による接続装置の一実施の形態を説明
するためのブロック図である。
【図3】この発明による移動通信端末の一実施の形態を
説明するためのブロック図である。
【図4】この発明による接続装置に蓄積される表示デー
タのヘッダ情報の一例を示す図である。
【図5】この発明による通信システムにおいて、移動通
信端末から接続装置に送信される指示情報としてのコマ
ンドの一例を説明するための図である。
【図6】この発明による通信システムにおいて、移動通
信端末から接続装置に送信される指示情報としてのコマ
ンドの一例を説明するための図である。
【図7】この発明による通信システムにおいて、移動通
信端末から接続装置に送信される指示情報としてのコマ
ンドの一例を説明するための図である。
【図8】この発明による通信システムにおいて、移動通
信端末から接続装置に送信される指示情報としてのコマ
ンドの一例を説明するための図である。
【図9】この発明による通信システム、データの転送方
法を説明するためのシーケンス図である。
【図10】この発明による通信システム、データの転送
方法を説明するためのシーケンス図である。
【図11】この発明による接続装置の一実施の形態の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】この発明による移動通信端末の一実施の形態
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】図13に続くフローチャートである。
【図15】この発明による通信システムの他の実施の形
態を説明するための図である。
【図16】この発明による通信システムの他の実施の形
態のサービス局の機能を説明するためのブロック図であ
る。
【図17】この発明による通信システムの他の実施の形
態の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図18】この発明による移動通信端末の他の実施の形
態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】図18に続くフローチャートである。
【符号の説明】
1…電話回線網、2…接続装置、3…移動通信端末、4
…パーソナルコンピュータ、5…FAX端末、6…電話
端末、7…パーソナルコンピュータ、8…FAX端末、
9…電話端末、11〜13…交換機、101…基地局、
102…基地局

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信端末と、接続装置とを備え、 前記接続装置は、電話回線を通じて送られてくるデータ
    を、その1回の通信の先頭から終了までを1つの通信単
    位として蓄積し、 前記移動通信端末は、前記接続装置に対し、蓄積された
    1つの通信単位の1かたまりのデータのうちの一部分を
    送信することを要求する送信要求を送信し、 前記接続装置は、蓄積した前記1つの通信単位の1かた
    まりのデータから、前記送信要求により指定された部分
    のデータを抽出し、前記移動通信端末に送信することを
    特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記接続装置は、前記1つの通信単位の1
    かたまりのデータを蓄積した後、予め決められている前
    記移動通信端末に対して自動発呼して、データを蓄積し
    たことを通知することを特徴とする請求項1に記載の通
    信システム。
  3. 【請求項3】前記接続装置に割り当てられた電話番号
    と、前記移動通信端末に割り当てられた電話番号は、電
    話局側で関連付けられて管理され、 電話局側の転送サービスにより、前記移動通信端末あて
    のデータが、前記接続装置に転送されて蓄積されること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記移動通信端末に割り当てられた電話番
    号への通信要求が、データ通信であるときには、電話局
    側の交換サービスにより、前記移動通信端末あてのデー
    タを、前記接続装置に転送することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】移動通信端末と電話回線に接続されるサー
    ビス装置とを備え、 前記サービス装置は、大容量情報を有し、 前記移動通信端末は、前記サービス装置に対して、前記
    サービス装置が蓄積している、管理の単位ごとの1かた
    まりのデータのうちの一部を指定して送信することを要
    求する送信要求の発生手段を備え、 前記サービス装置は、前記移動通信端末からの前記送信
    要求を受けたときに、前記送信要求に応じたデータを、
    前記1かたまりのデータから抽出し、前記移動通信端末
    に送信することを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】前記サービス装置に対して、N個(Nは、
    1以上の整数)の移動通信端末の電話番号を登録し、 電話局の転送サービスあるいは電話局の交換サービスに
    より、前記サービス装置に電話番号が登録されている移
    動通信端末への着信は、前記サービス装置に行ない、 前記サービス装置は、送信されてきた移動通信端末あて
    のデータを、移動通信端末ごとに、かつ、1回の通信の
    先頭から終了までを1つの通信単位として、蓄積するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記サービス装置は、
    移動通信端末あてのデータの蓄積を終了した後、蓄積し
    た前記データの送信先である移動通信端末に対して自動
    発呼し、データを蓄積したことを通知することを特徴と
    する通信システム。
  8. 【請求項8】移動通信端末に送信されるべきデータを接
    続装置で受信、蓄積し、この接続装置から前記移動通信
    端末へ前記データを転送する方法であって、 前記接続装置から前記移動通信端末に発呼して、また
    は、前記移動通信端末から前記接続装置に発呼して電話
    回線を設立する工程と、 設立された前記電話回線を介して、前記移動通信端末か
    ら前記接続装置に対してデータの転送を要求する転送要
    求を送信する転送要求工程と、 前記接続装置において、前記転送要求に応じて、蓄積し
    た前記データに基づいた送信データを形成し、これを前
    記移動通信端末に送信するデータ送信工程とからなるデ
    ータの転送方法。
  9. 【請求項9】前記接続装置に蓄積されるデータは、1回
    の通信で受けとった先頭から終了までを1つの通信単位
    とする1かたまりのデータであり、 前記転送要求工程においては、前記1かたまりのデータ
    のうちの一部を転送することを要求する転送要求が前記
    移動通信端末から前記接続装置に送信され、 前記データ送信工程においては、前記転送要求に応じ
    て、前記接続装置が前記1かたまりのデータから、指定
    された一部のデータを抽出し、送信データを形成して前
    記移動通信端末に送信することを特徴とする請求項8に
    記載のデータの転送方法。
  10. 【請求項10】1回の通信の先頭から終了までを1つの
    通信単位とする1かたまりのデータを蓄積する接続装置
    またはサービス装置に対して、前記1かたまりのデータ
    の一部の送信を要求する送信要求信号の形成手段と、 前記送信要求信号に応じて、前記接続装置または、前記
    サービス装置から送信されるデータを表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とする移動通信端末。
  11. 【請求項11】前記送信要求信号は、前記接続装置、ま
    たは、前記サービス装置に蓄積された前記1かたまりの
    データの見出し情報の送信を指示する情報を含むことを
    特徴とする請求項10に記載の移動通信端末。
  12. 【請求項12】前記送信要求信号は、前記接続装置、ま
    たは、前記サービス装置に蓄積された前記1かたまりの
    データのうち、送信を要求するデータの位置または領域
    を指示する情報を含むことを特徴とする請求項10に記
    載の移動通信端末。
  13. 【請求項13】前記送信要求信号は、前記接続装置、ま
    たは、前記サービス装置に蓄積された前記1かたまりの
    データのうちの送信を要求するデータの縮小、拡大を指
    示する情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    移動通信端末。
  14. 【請求項14】前記送信要求信号は、前記接続装置、ま
    たは、前記サービス装置に蓄積された複数の1かたまり
    のデータから、目的とする1かたまりのデータの検索を
    指示するとともに、検索の結果得られた情報の送信を指
    示する情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    移動通信端末。
  15. 【請求項15】1回の通信の先頭から終了までを1つの
    通信単位とする1かたまりのデータを多数個蓄積できる
    情報蓄積手段と、 移動通信端末からの送信要求に応じて、前記1かたまり
    のデータの一部を抽出して、前記移動通信端末に送信す
    る送信情報を生成する情報抽出生成手段と、 を備えることを特徴とする接続装置。
  16. 【請求項16】前記1かたまりのデータを蓄積した後、
    予め決められた移動通信端末に対して、自動発呼する自
    動発呼手段を備え、 データを蓄積したことを前記移動通信端末に対して通知
    することを特徴とする請求項15に記載の接続装置。
JP8206529A 1996-07-17 1996-07-17 通信システム、データの転送方法、接続装置および移動通信端末 Pending JPH1032637A (ja)

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