JPH10327002A - 誘電体共振器、誘電体フィルタ、共用器ならびに通信機装置 - Google Patents

誘電体共振器、誘電体フィルタ、共用器ならびに通信機装置

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JPH10327002A
JPH10327002A JP10059902A JP5990298A JPH10327002A JP H10327002 A JPH10327002 A JP H10327002A JP 10059902 A JP10059902 A JP 10059902A JP 5990298 A JP5990298 A JP 5990298A JP H10327002 A JPH10327002 A JP H10327002A
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Japan
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dielectric substrate
opening
filter
dielectric
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JP10059902A
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Toshiro Hiratsuka
敏郎 平塚
Tomiya Sonoda
富哉 園田
Kenichi Iio
憲一 飯尾
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/207—Hollow waveguide filters
    • H01P1/208—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
    • H01P1/2084—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with dielectric resonators
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
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    • H—ELECTRICITY
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    • H01P1/00—Auxiliary devices
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    • H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/203—Strip line filters
    • H01P1/20327—Electromagnetic interstage coupling
    • H01P1/20336—Comb or interdigital filters
    • H01P1/20345—Multilayer filters

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要共振であるスプリアスを抑え、フィルタ
の帯域外特性の低下を防止することができる誘電体共振
器を提供する。 【解決手段】 誘電体基板2に円形の開口部2c、2d
を有する電極2a、2bを形成し、誘電体基板2を上下
導体ケース3、4の間に配置して、誘電体基板2の開口
部2c、2d間を共振領域とし、上下導体ケース間に電
磁波吸収材料からなる柱状体7、8を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯やミ
リ波帯等で使用される誘電体共振器、誘電体フィルタ、
共用器ならびに通信機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信システムの需要の急速
な増加およびマルチメディア化に対応して大容量で且つ
高速な通信システムが要求されている。このような通信
すべき情報量の拡大に伴って、マイクロ波帯からミリ波
帯へ使用周波数帯域が拡大されようとしている。このよ
うなミリ波帯でも、従来から知られている円柱形状の誘
電体からなるTE01δ モード誘電体共振器をマイクロ
波帯と同様に使用することが可能である。この時、TE
01δ モード誘電体共振器の共振周波数は円柱形状の誘
電体の外形寸法で決定されていたため厳しい加工精度が
必要となっていたが、誘電体の焼成時の収縮等の要因に
より共振周波数に対して厳密な寸法に設定することがで
きなかった。
【0003】また、TE01δ モード誘電体共振器を複
数個、所定間隔を隔てて金属ケース内に配置することに
よって誘電体フィルタを構成した場合、金属ループ等の
入出力手段と誘電体共振器、または、誘電体共振器同士
の結合は、相互間の距離によって決定されるため、高い
位置精度で配置されることが必要であった。
【0004】そこで本願出願人は特願平7−62625
号においてこれらの問題を解消した加工精度に優れた誘
電体共振器及び位置精度に優れた誘電体フィルタを提案
している。
【0005】上記出願に係る誘電体フィルタの基本的な
構成を図12に示す。図12は上記出願に係る誘電体フ
ィルタの分解斜視図である。
【0006】図12に示すように、誘電体フィルタ10
1は、誘電体基板102と上下導体ケース103、10
4から構成されている。
【0007】誘電体基板102は一定の比誘電率を有す
る基板であり、その一方主面には3つの所定寸法の円形
の開口部102cを除いて全面に電極102aが形成さ
れており、その他方主面には3つの所定寸法の円形の開
口部102dを除いて全面に電極102bが形成されて
いる。両主面の3つの開口部102c、102dは互い
に対向している。
【0008】上導体ケース103は、金属により形成さ
れており、下面開口の箱形形状をしている。また、上導
体ケース103は電極102aの開口部102c付近
で、誘電体基板102から間隔をおいて配置されてい
る。
【0009】下導体ケース104は、誘電体により形成
されており、上面開口の箱型形状で側面に鍔が突出した
形状となっている。また、下導体ケース104の内周面
には遮蔽導体106が形成されており、電極102bの
3つの開口部102dのうち両端の開口部102dに対
向する位置に入出力電極105a、105bが遮蔽導体
106と絶縁されて形成されている。入出力電極105
a、105bは下導体ケース104の側面に形成された
孔104a、104bから導出されている。さらに、下
導体ケース104内には、遮蔽導体106が形成された
下導体ケース104の内部底面と誘電体基板102を一
定の間隔に保つためのスペーサ107が配置されてい
る。このスペーサ107は、上下導体ケース内103、
104の電磁界を乱さないように低誘電率の誘電体材料
で形成される。
【0010】このような構造にすることで、電極102
a、102bの対向する3つの開口部102c、102
dに挟まれた部分付近の誘電体基板102に電磁界エネ
ルギーが閉じ込められて3つの共振器として働くため、
3段の共振器を有する誘電体フィルタとなる。
【0011】この構成により、共振領域を電極の開口部
の大きさで規定できるので、製造時にエッチング等の手
法を用いることができ、共振周波数に対する共振器の寸
法精度及び共振器間の位置精度を極めて正確に再現した
誘電体フィルタを作成することができるようになった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘電体
基板102に形成された電極102a、102bの開口
部の電極縁端部分で不要なTEMモードの電磁波が発生
することがあった。このようなTEM波は誘電体基板1
02に形成された電極102a、102b間を伝搬して
誘電体基板102の端面で反射することによって定在波
が生じて共振する。この定在波は、誘電体フィルタ10
1自体のフィルタ特性に対してスプリアスとなり、フィ
ルタの帯域外特性に影響を与え、誘電体フィルタ101
自体のフィルタ特性を低下させる恐れがあった。
【0013】また、誘電体基板102に形成された電極
102a、102bの開口部の電極縁端部分で発生した
不要なTEM波が、電極102aと導体104aとの間
あるいは電極102bと導体104bとの間を伝搬して
誘電体基板102の端部で反射することによって定在波
が生じて共振する。この定在波も、誘電体フィルタ10
1自体のフィルタ特性に対してスプリアスとなり、フィ
ルタの帯域外特性に影響を与え、誘電体フィルタ101
自体のフィルタ特性を低下させる恐れがあった。
【0014】本発明は、これらの問題点を鑑みてなされ
たもので、不要共振であるスプリアスを抑え、フィルタ
の帯域外特性の低下を防止することができる誘電体フィ
ルタを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に係る
誘電体共振器では、誘電体基板と、前記誘電体基板の一
方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板の他
方主面に形成された第2の導体と、前記第1の導体から
前記誘電体基板が露出するように前記第1の導体に形成
された第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘電体
基板が露出するように前記第2の導体に形成された第2
の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うように
前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の導電
体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記
第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板
と、前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定さ
れる共振部と、前記第1、第2の導電体板間に配置され
る電磁波吸収体とを有している。
【0016】これにより、電磁波吸収体に不要共振とな
るモードの電磁波を吸収させることができる。
【0017】また、請求項2に係る誘電体共振器では、
電磁波吸収体が、第1、第2の導電体板の少なくともど
ちらか一方と前記誘電体基板との間に配置されている。
【0018】これにより、誘電体基板102に形成され
た電極102a、102bの開口部の電極縁端部分で発
生し、電極102aと導体104aとの間あるいは電極
102bと導体104bとの間を伝搬する不要なTEM
モードの電磁波を吸収し、不要共振を低減することがで
きる。
【0019】さらに、請求項3に係る誘電体共振器で
は、電磁波吸収体が、前記誘電体基板の両主面に垂直な
側面に接するように配置されている。
【0020】これにより、誘電体基板102に形成され
た電極102a、102bの開口部の電極縁端部分で発
生し、電極102a、102b間を伝搬する不要なTE
Mモードの電磁波を吸収し、不要共振を低減することが
できる。
【0021】請求項4に係る誘電体フィルタでは、誘電
体基板と、前記誘電体基板の一方主面に形成された第1
の導体と、前記誘電体基板の他方主面に形成された第2
の導体と、前記第1の導体から前記誘電体基板が露出す
るように前記第1の導体に形成された第1の開口部と、
前記第2の導体から前記誘電体基板が露出するように前
記第2の導体に形成された第2の開口部と、少なくとも
前記第1の開口部を覆うように前記第1の導体から間隔
を隔てて配置された第1の導電体板と、少なくとも前記
第2の開口部を覆うように前記第2の導体から間隔を隔
てて配置された第2の導電体板と、前記第1の開口部と
前記第2の開口部により決定される共振部と、前記共振
部に結合する入出力手段と、前記第1、第2の導電体板
間に配置される電磁波吸収体とを有している。
【0022】これにより、電磁波吸収体にスプリアスと
なるモードの電磁波を吸収させることができる。
【0023】請求項5に係る誘電体フィルタでは、電磁
波吸収体が、第1、第2の導電体板の少なくともどちら
か一方と前記誘電体基板との間に配置されている。
【0024】これにより、誘電体基板102に形成され
た電極102a、102bの開口部の電極縁端部分で発
生し、電極102aと導体104aとの間あるいは電極
102bと導体104bとの間を伝搬する不要なTEM
モードの電磁波を吸収し、不要なスプリアスを低減する
ことができる。
【0025】請求項6に係る誘電体フィルタでは、電磁
波吸収体が、前記誘電体基板の両主面に垂直な側面に接
するように配置されている。
【0026】これにより、誘電体基板102に形成され
た電極102a、102bの開口部の電極縁端部分で発
生し、電極102a、102b間を伝搬する不要なTE
Mモードの電磁波を吸収し、不要なスプリアスを低減す
ることができる。
【0027】請求項7に係る共用器では、少なくとも第
1のフィルタと第2のフィルタを有し、前記第1のフィ
ルタは、誘電体基板と、前記誘電体基板の一方主面に形
成された第1の導体と、前記誘電体基板の他方主面に形
成された第2の導体と、前記第1の導体から前記誘電体
基板が露出するように前記第1の導体に形成された第1
の開口部と、前記第2の導体から前記誘電体基板が露出
するように前記第2の導体に形成された第2の開口部
と、少なくとも前記第1の開口部を覆うように前記第1
の導体から間隔を隔てて配置された第1の導電体板と、
少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記第2の導
体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板と、前記
第1の開口部と前記第2の開口部により決定される共振
部と、前記共振部に、結合する入出力手段とを有し、前
記第2のフィルタは、誘電体基板と、前記誘電体基板の
両主面に形成される電極と、誘電体基板と、前記誘電体
基板の一方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体
基板の他方主面に形成された第2の導体と、前記第1の
導体から前記誘電体基板が露出するように前記第1の導
体に形成された第1の開口部と、前記第2の導体から前
記誘電体基板が露出するように前記第2の導体に形成さ
れた第2の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆
うように前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第
1の導電体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うよ
うに前記第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の
導電体板と、前記第1の開口部と前記第2の開口部によ
り決定される共振部と、前記共振部に、結合する入出力
手段とを有し、前記第1のフィルタの入出力手段のうち
の一つと第2のフィルタの入出力手段のうちの一つとを
接続した共通の入出力手段を有し、前記第1のフィルタ
の第1、第2の導電体板間または前記第2のフィルタの
第1、第2の導電体板間の少なくとも一方に配置される
電磁波吸収体を有している。
【0028】これにより、電磁波吸収体にスプリアスと
なるモードの電磁波を吸収させることができる。
【0029】請求項8に係る共用器では、電磁波吸収体
が、前記第1のフィルタの前記第1、第2の導電体板の
少なくともどちらか一方と前記誘電体基板との間、また
は前記第2のフィルタの前記第1、第2の導電体板の少
なくともどちらか一方と前記誘電体基板との間の少なく
とも一方に配置されている。
【0030】これにより、誘電体基板に形成された電極
の開口部の電極縁端部分で発生し、電極と導体との間を
伝搬する不要なTEMモードの電磁波を吸収し、不要な
スプリアスを低減することができる。
【0031】請求項9に係る共用器では、電磁波吸収体
が、前記第1のフィルタの共振部と前記第2のフィルタ
の共振部とを分離するように配置されている。
【0032】これにより、第1のフィルタの共振部の共
振と第2のフィルタの共振部の共振が干渉しあうのを防
ぐことができる。
【0033】請求項10に係る共用器では、電磁波吸収
体が、前記第1のフィルタの前記誘電体基板の両主面に
垂直な側面、または前記第2のフィルタの前記誘電体基
板の両主面に垂直な側面の少なくとも一方に接するよう
に配置されている。
【0034】これにより、誘電体基板に形成された電極
の開口部の電極縁端部分で発生し、電極間を伝搬する不
要なTEMモードの電磁波を吸収し、不要なスプリアス
を低減することができる。
【0035】請求項11に係る通信機装置では、少なく
とも共用器と送信回路及び受信回路とアンテナとを有
し、前記共用器は、誘電体基板と、前記誘電体基板の一
方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板の他
方主面に形成された第2の導体と、前記第1の導体から
前記誘電体基板が露出するように前記第1の導体に形成
された第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘電体
基板が露出するように前記第2の導体に形成された第2
の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うように
前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の導電
体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記
第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板
と、前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定さ
れる共振部と、前記共振部に結合する入出力手段とを有
する第1のフィルタと、誘電体基板と、前記誘電体基板
の一方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板
の他方主面に形成された第2の導体と、前記第1の導体
から前記誘電体基板が露出するように前記第1の導体に
形成された第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘
電体基板が露出するように前記第2の導体に形成された
第2の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うよ
うに前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の
導電体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように
前記第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電
体板と、前記第1の開口部と前記第2の開口部により決
定される共振部と、前記共振部に結合する入出力手段と
を有する第2のフィルタと、前記第1のフィルタの入出
力手段のうちの一つと第2のフィルタの入出力手段のう
ちの一つとを接続した共通入出力手段と、前記第1のフ
ィルタの第1、第2の導電体板間または前記第2のフィ
ルタの第1、第2の導電体板間の少なくとも一方に配置
される電磁波吸収体とからなり、前記第1のフィルタに
送信回路が接続され、前記第2のフィルタに受信回路が
接続され、前記共通入出力手段にアンテナが接続されて
いる。
【0036】これにより、電磁波吸収体にスプリアスと
なるモードの電磁波を吸収させることができる。
【0037】請求項12に係る通信機装置では、電磁波
吸収体が、前記第1のフィルタの前記第1、第2の導電
体板の少なくともどちらか一方と前記誘電体基板との間
または前記第2のフィルタの前記第1、第2の導電体板
の少なくともどちらか一方と前記誘電体基板との間のう
ち、少なくとも一方に配置されている。
【0038】これにより、誘電体基板に形成された電極
の開口部の電極縁端部分で発生し、電極と導体との間を
伝搬する不要なTEMモードの電磁波を吸収し、不要な
スプリアスを低減することができる。
【0039】請求項13に係る通信機装置では、電磁波
吸収体が、前記第1のフィルタの共振部と前記第2のフ
ィルタの共振部とを分離するように配置されている。
【0040】これにより、受信側の信号と送信側の信号
が干渉しあうのを防ぐことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1、図2を用いて説明する。図1は本実施の形態に
係る誘電体共振器1の分解斜視図であり、図2は図1の
X−X線断面図である。
【0042】図1に示すように、誘電体共振器1は、両
主面に電極を形成した誘電体基板2と上下導体ケース
3、4から構成されている。
【0043】誘電体基板2は一定の比誘電率を有する基
板で、その両主面に1つの円形状の開口部2c、2dを
有する電極2a、2bが、開口部2c、2dが互いに対
向するように配置して形成されている。
【0044】上導体ケース3は、金属により形成されて
おり、下面開口の箱形形状をしている。また、上導体ケ
ース3は電極2aの開口部2c付近で、誘電体基板2か
ら間隔をおいて配置されている。
【0045】下導体ケース4は、誘電体により形成され
ており、上面開口の箱型形状で側面に鍔が突出した形状
となっている。また、下導体ケース4の内周面には遮蔽
導体6が形成されており、下面にはアース導体6aが形
成されている。さらに、電極2bの開口部2dに対向す
る位置にマイクロストリップライン電極5が遮蔽導体6
と絶縁されて形成されている。マイクロストリップライ
ン電極5は下導体ケース4の側面に形成された孔4a、
4bから導出されている。
【0046】上導体ケース3の内部天井面と誘電体基板
2との間には、電磁波吸収材料により形成された柱状体
7、7がそれぞれ配置されている。
【0047】これと同様に下導体ケース4の内部底面と
誘電体基板2との間には電磁波吸収材料により形成され
た柱状体8、8が配置されている。柱状体8には、マイ
クロストリップライン電極5と接触しないように切り欠
き8aが形成されている。
【0048】図2は図1の誘電体共振器1をX−X線で
切断して矢印の方向に見た断面図である。図2に示すよ
うに、柱状体7、8がスペーサとしての機能も有してお
り、柱状体7が誘電体基板2と上導体ケース3との間隔
を一定に保ち、柱状体8が誘電体基板2と下導体ケース
4との間隔を一定に保っている。
【0049】このように誘電体基板2の電極2a、2b
と上下導体ケース3、4との間に電磁波吸収材料からな
る柱状体7、8を配置することによって、誘電体基板2
の電極2a、2bと上下導体ケース3、4との間を不要
モードが伝搬することを防ぐことができる。
【0050】なお、本実施の形態では、電磁波吸収材料
を柱状体に形成しているがこれに限るものではなく、例
えば、環状体に形成してもよい。この時、開口部2c、
2dを取り囲むような形状にするのが最も不要モード抑
圧の効果が大きいので、そのような形状にするのが好ま
しい。
【0051】また、このような電磁波吸収材料(wave
absorber)として、フェライトやカーボンを用いられ
る。また、プラスチックや樹脂にカルボニル鉄等を含有
させた電磁波吸収体等を用いてもよい。さらに、その他
の電磁波吸収体を用いてもよく、例えば、「電波吸収体
と電波暗室(関康雄 株式会社CMC) 1989年3
月」に記載されているものを用いることも考えられる。
【0052】次に、第2の実施の形態に係る誘電体共振
器11について図3を用いて説明する。図3は、図2と
同じ位置での断面図である。
【0053】図3に示すように、誘電体共振器11は、
両主面に電極を形成した誘電体基板12と上下導体ケー
ス13、14から構成されている。
【0054】誘電体基板12は一定の比誘電率を有する
基板で、その両主面に1つの円形状の開口部12c、1
2dを有する電極12a、12bが、開口部12c、1
2dが互いに対向するように配置して形成されている。
【0055】上導体ケース13は、金属により形成され
ており、板状をしている。また、上導体ケース13は電
極12aの開口部12c付近で、誘電体基板12から間
隔をおいて配置されている。
【0056】下導体ケース14は、段付の環状金属部と
誘電体基板部により形成されており、上面開口の箱型形
状で側面に鍔が突出した形状となっている。また、下導
体ケース14の内周面には遮蔽導体16が形成されてお
り、下面にはアース導体16aが形成されている。さら
に、電極12bの開口部12dに対向する位置に図示し
ないマイクロストリップライン電極が遮蔽導体16と絶
縁されて形成されている。
【0057】下導体ケース14の環状金属部の段には誘
電体基板12と電磁波吸収材料により形成された環状体
17が配置されている。この時、誘電体基板12の両主
面に垂直な側面に電磁波吸収材料からなる矩形状の環状
体17が接するように配置している。
【0058】このように、誘電体基板12の側面を電磁
波吸収材からなる環状体17に接するように配置してい
るため、誘電体基板12内を伝搬して側壁の導体で反射
する不要モードを吸収することができる。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態を図4、
図5を用いて説明する。図4は本実施の形態に係る誘電
体フィルタ21の分解斜視図であり、図5は図4のY−
Y線断面図である。
【0060】図4に示すように、誘電体フィルタ21
は、両主面に電極を形成した誘電体基板2と上下導体ケ
ース23、24から構成されている。
【0061】誘電体基板22は一定の比誘電率を有する
基板で、その両主面に3つの円形状の開口部22c、2
2dを有する電極22a、22bが、開口部22c、2
2dが互いに対向するように配置して形成されている。
【0062】上導体ケース23は、金属により形成され
ており、下面開口の箱形形状をしている。また、上導体
ケース23は電極22aの開口部22c付近で、誘電体
基板22から間隔をおいて配置されている。
【0063】下導体ケース24は、誘電体により形成さ
れており、上面開口の箱型形状で側面に鍔が突出した形
状となっている。また、下導体ケース24の内周面には
遮蔽導体26が形成されており、電極22bの3つの開
口部22dのうち両端の開口部22dに対向する位置に
入出力電極25a、25bが遮蔽導体26と絶縁されて
形成されている。入出力電極25a、25bは下導体ケ
ース24の側面に形成された孔24a、24bから導出
されている。
【0064】上導体ケース23の内部天井面と誘電体基
板22との間には、電磁波吸収材料により形成された矩
形の環状体27が配置されている。
【0065】これと同様に下導体ケース24の内部底面
と誘電体基板22との間には電磁波吸収材料により形成
された矩形の環状体28が配置されている。環状体28
には、入出力電極25a、25bと接触しないように切
り欠き28a、28bが形成されている。
【0066】図5は図4の誘電体フィルタ1をX−X線
で切断して矢印の方向に見た断面図である。図5に示す
ように、環状体27、28がスペーサとしての機能も有
しており、環状体27が誘電体基板22と上導体ケース
23との間隔を一定に保ち、環状体28が誘電体基板2
2と下導体ケース24との間隔を一定に保っている。
【0067】このように誘電体基板22の電極22a、
22bと上下導体ケース23、24との間に電磁波吸収
材料からなる環状体27、28を配置することによっ
て、誘電体基板22の電極22a、22bと上下導体ケ
ース23、24との間を不要モードが伝搬することを防
ぐことができる。
【0068】なお、本実施の形態では、電磁波吸収材料
を矩形の環状体に形成しているがこれに限るものではな
く、例えば、棒状体に形成してもよい。この時、誘電体
基板22の主面においての外周を構成する辺のうち少な
くとも一つに、電磁波吸収材量からなる棒状体を配置す
れば、不要モード抑圧の効果を得られるが、開口部22
c、22dを取り囲むような形状にするのが最も不要モ
ード抑圧の効果が大きいので、そのような形状にするの
が好ましい。
【0069】次に、第4の実施の形態について図6を用
いて説明する。図6は、図5と同じ位置での断面図であ
る。
【0070】本実施の形態では、図4、図5の矩形の環
状体27、28の代わりに電磁波吸収体37を形成して
いる。
【0071】すなわち、図6に示すように、誘電体フィ
ルタ31では、誘電体基板32の両主面に形成された、
開口部32c、32dを有する電極32a、32b上
に、ペースト状の電磁波吸収材を塗布・硬化させること
により電磁波吸収体37を形成している。
【0072】このように誘電体基板32の電極32a、
32bと上下導体ケース33、34との間に電磁波吸収
体37を形成することによって、誘電体基板32の電極
32a、32bと上下導体ケース33、34との間を不
要モードが伝搬することを防ぐことができる。
【0073】なお、本実施の形態では電磁波吸収体37
をスペーサとして用いていないので、上導体ケース33
及び下導体ケース34に誘電体基板32の支持部分を形
成しているが、電磁波吸収体37の厚みを厚くしてスペ
ーサとして用いることもできる。この場合、電磁波吸収
体37は開口部32c、32dを囲むように形成するの
が好ましいが、入出力電極35a、35bとは交差しな
いように形成する必要がある。
【0074】さらに、本実施の形態では電磁波吸収体3
7を誘電体基板32に形成しているが、これに限るもの
ではなく、上下導体ケース33、34側に電磁波吸収体
を形成しても同様の効果が得られる。
【0075】次に、本発明の第5の実施の形態を図7、
図8を用いて説明する。図7は本実施の形態に係る誘電
体フィルタ41の分解斜視図であり、図8は図7のZ−
Z線断面図である。
【0076】図7に示すように、誘電体共振器41は、
両主面に電極を形成した誘電体基板42と上下導体ケー
ス43、44から構成されている。
【0077】誘電体基板42は一定の比誘電率を有する
基板で、その両主面に3つの円形状の開口部42c、4
2dを有する電極42a、42bが、開口部42c、4
2dが互いに対向するように配置して形成されている。
【0078】上導体ケース43は、金属により形成され
ており、板状をしている。また、上導体ケース43は電
極42aの開口部42c付近で、誘電体基板42から間
隔をおいて配置されている。
【0079】下導体ケース44は、段付の環状金属部と
誘電体基板部により形成されており、上面開口の箱型形
状で側面に鍔が突出した形状となっている。また、下導
体ケース44の内周面には遮蔽導体46が形成されてお
り、下面にはアース導体46aが形成されている。さら
に、電極42bの開口部42dに対向する位置に図示し
ないマイクロストリップライン電極が遮蔽導体46と絶
縁されて形成されている。
【0080】下導体ケース44の環状金属部の段には誘
電体基板42と電磁波吸収材料により形成された環状体
47が配置されている。この時、誘電体基板42の両主
面に垂直な側面に電磁波吸収材料からなる矩形状の環状
体47が接するように配置している。
【0081】このように、誘電体基板42の側面を電磁
波吸収材からなる環状体47に接するように配置してい
るため、誘電体基板42内を伝搬して側壁の導体で反射
する不要モードを吸収することができる。
【0082】次に、本発明の第6の実施の形態を図9を
用いて説明する。図9は本実施の形態に係る共用器51
の分解斜視図である。
【0083】図9に示すように、共用器51は、両主面
に電極を形成した誘電体基板52と上下導体ケース5
3、54から構成されている。
【0084】誘電体基板52は一定の比誘電率を有する
基板で、その両主面に4つの円形状の開口部52c、5
2dを有する電極52a、52bが、開口部52c、5
2dが互いに対向するように配置して形成されている。
【0085】この4つの開口部52c、52dのうち2
つが第1のフィルタの共振部として機能し、残る2つが
第2のフィルタの共振部として機能する上導体ケース5
3は、金属により形成されており、下面開口の箱形形状
をしている。また、上導体ケース53は電極52aの開
口部52c付近で、誘電体基板52から間隔をおいて配
置されている。
【0086】下導体ケース54は、誘電体により形成さ
れており、上面開口の箱型形状で側面に鍔が突出した形
状となっている。また、下導体ケース54の内周面には
遮蔽導体56が形成されており、下面にはアース導体5
6aが形成されている。さらに、電極52bの開口部5
2dに対向する位置にマイクロストリップライン電極5
5a、55b、55cが遮蔽導体56と絶縁されて形成
されている。マイクロストリップライン電極55a、5
5b、55cは下導体ケース54の側面に形成された孔
4a、4b、4cから導出されている。
【0087】下導体ケース54の内部底面と誘電体基板
52との間には電磁波吸収材料により形成された柱状体
57、58が配置されている。柱状体58には、マイク
ロストリップライン電極55aと接触しないように切り
欠き58aが形成されている。
【0088】柱状体58はスペーサとしての機能も有し
ており、柱状体57、58が誘電体基板52と下導体ケ
ース54との間隔を一定に保っている。
【0089】このように誘電体基板52の電極52bと
下導体ケース54との間に電磁波吸収材料からなる柱状
体57を配置することによって、誘電体基板52の電極
52bと下導体ケース54との間を不要モードが伝搬す
ることを防ぐことができる。
【0090】また、柱状体58は第1のフィルタを構成
する2つの開口部52dと第2のフィルタを構成する2
つの開口部52dとを仕切る形で配置されているため、
第1のフィルタと第2のフィルタの共振が干渉しあうこ
とを防止することができる。
【0091】なお、本実施の形態では、柱状体57、5
8は下導体ケース54側にのみ配置したが、これに限る
ものではなく、上導体ケース53側にも、対称的に配置
しても良い。この場合、さらに不要モード伝搬の防止及
び共振の干渉を防ぐことができる。また、図4に示した
第3の実施形態の誘電体フィルタ21に用いた環状の電
磁波吸収体を用いてもよく、この場合、さらに不要モー
ド伝搬の防止及び共振の干渉を防ぐことができる。
【0092】次に、本発明の第7の実施の形態を図10
を用いて説明する。図10は本実施の形態に係る共用器
61の断面図である。
【0093】図10に示すように、共用器61は、両主
面に電極を形成した誘電体基板62と上下導体ケース6
3、64から構成されている。
【0094】誘電体基板62は一定の比誘電率を有する
基板で、その両主面に4つの円形状の開口部62c、6
2dを有する電極62a、62bが、開口部62c、6
2dが互いに対向するように配置して形成されている。
【0095】上導体ケース63は、金属により形成され
ており、板状をしている。また、上導体ケース63は電
極62aの開口部62c付近で、誘電体基板62から間
隔をおいて配置されている。
【0096】下導体ケース64は、段付の環状金属部と
誘電体基板部により形成されており、上面開口の箱型形
状で側面に鍔が突出した形状となっている。また、下導
体ケース64の内周面には遮蔽導体16が形成されてお
り、下面にはアース導体66aが形成されている。さら
に、電極62bの開口部62dに対向する位置にマイク
ロストリップライン電極65a、65b、65cが遮蔽
導体66と絶縁されて形成されている。
【0097】下導体ケース64の環状金属部の段には誘
電体基板62と電磁波吸収材料により形成された環状体
67が配置されている。この時、誘電体基板62の両主
面に垂直な側面に電磁波吸収材料からなる矩形状の環状
体67が接するように配置している。
【0098】このように、誘電体基板62の側面を電磁
波吸収材からなる環状体67に接するように配置してい
るため、誘電体基板62内を伝搬して側壁の導体で反射
する不要モードを吸収することができる。
【0099】次に、第8の実施の形態に係る通信機装置
71について図11を用いて説明する。図11に示すよ
うに、通信機装置71はアンテナ72、伝送線路73、
共用器部74と受信回路75及び送信回路76から構成
されている。
【0100】共用器部74は受信フィルタ74aと送信
フィルタ74bから構成されており、受信フィルタ74
aの一方の入力端と送信フィルタ74bの出力端が共通
に接続されている。この共通に接続された入出力端が伝
送線路73を介してアンテナ72に接続され、高周波信
号を送受信している。また、受信フィルタ74aの出力
端は受信回路75に接続され、送信フィルタ74bの入
力端は送信回路76に接続されている。
【0101】共用器部74には、第6、7の実施の形態
で説明した共用器51、61を用いてもよいし、第1〜
第5の実施の形態で説明した共振器1、11、誘電体フ
ィルタ21、31、41を受信フィルタ44aや送信フ
ィルタ44bにそれぞれ用いてもよい。
【0102】なお、第1〜第8の実施の形態ではすべて
帯域通過フィルタを用いて説明したが、これに限るもの
ではなく、例えば、帯域阻止フィルタやトラップフィル
タ等にも本発明は適用できるものである。
【0103】
【発明の効果】以上のように、本発明の誘電体共振器、
誘電体フィルタ、共用器、通信機装置では、第1、第2
の導体との間に電磁波吸収体を配置することによって、
不要共振であるスプリアスとなるモードの電磁波を抑圧
することができ、良好なフィルタ特性を得ることができ
る。
【0104】特に、誘電体基板の電極と第1、第2の導
体との間に電磁波吸収体を形成することによって、誘電
体基板の電極と第1、第2の導体との間を不要モードが
伝搬することを防ぐことができる。
【0105】また、誘電体基板の四側面に電磁波吸収体
を当接しているため、誘電体基板内を伝搬する不要モー
ドを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る誘電体共振器の分解斜視
図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】第2の実施形態に係る誘電体共振器の断面図で
ある。
【図4】第3の実施形態に係る誘電体フィルタの分解斜
視図である。
【図5】図4のY−Y線断面図である。
【図6】第4の実施形態に係る誘電体フィルタの断面図
である。
【図7】第5の実施形態に係る誘電体フィルタの分解斜
視図である。
【図8】図7のZ−Z線断面図である。
【図9】第6の実施形態に係る共用器の分解斜視図であ
る。
【図10】第7の実施形態に係る共用器の断面図であ
る。
【図11】第8の実施形態に係る通信機装置のブロック
図である。
【図12】本願出願人が先に提案した誘電体フィルタの
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 誘電体共振器 2 誘電体基板 2a、2b 電極 3 上導体ケース 4 下導体ケース 4a、4b 孔 5a、5b 入出力電極 6 遮蔽導体 7、8 電磁波吸収材料からなる柱状体 8a、8b 切り欠き部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体基板と、 前記誘電体基板の一方主面に形成された第1の導体と、 前記誘電体基板の他方主面に形成された第2の導体と、 前記第1の導体から前記誘電体基板が露出するように前
    記第1の導体に形成された第1の開口部と、 前記第2の導体から前記誘電体基板が露出するように前
    記第2の導体に形成された第2の開口部と、 少なくとも前記第1の開口部を覆うように前記第1の導
    体から間隔を隔てて配置された第1の導電体板と、 少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記第2の導
    体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板と、 前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定される
    共振部と、 前記第1、第2の導電体板間に配置される電磁波吸収体
    と、を有することを特徴とする誘電体共振器。
  2. 【請求項2】前記電磁波吸収体は、前記第1、第2の導
    電体板の少なくともどちらか一方と前記誘電体基板との
    間に配置されたことを特徴とする請求項1記載の誘電体
    共振器。
  3. 【請求項3】前記電磁波吸収体は、前記誘電体基板の両
    主面に垂直な側面に接するように配置されたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の誘電体共振器。
  4. 【請求項4】誘電体基板と、 前記誘電体基板の一方主面に形成された第1の導体と、 前記誘電体基板の他方主面に形成された第2の導体と、 前記第1の導体から前記誘電体基板が露出するように前
    記第1の導体に形成された第1の開口部と、 前記第2の導体から前記誘電体基板が露出するように前
    記第2の導体に形成された第2の開口部と、 少なくとも前記第1の開口部を覆うように前記第1の導
    体から間隔を隔てて配置された第1の導電体板と、 少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記第2の導
    体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板と、 前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定される
    共振部と、 前記共振部に結合する入出力手段と、 前記第1、第2の導電体板間に配置される電磁波吸収体
    と、を有することを特徴とする誘電体フィルタ。
  5. 【請求項5】前記電磁波吸収体は、前記第1、第2の導
    電体板の少なくともどちらか一方と前記誘電体基板との
    間に配置されたことを特徴とする請求項4記載の誘電体
    フィルタ。
  6. 【請求項6】前記電磁波吸収体は、前記誘電体基板の両
    主面に垂直な側面に接するように配置されたことを特徴
    とする請求項4または請求項5記載の誘電体フィルタ。
  7. 【請求項7】少なくとも第1のフィルタと第2のフィル
    タを有し、 前記第1のフィルタは、誘電体基板と、前記誘電体基板
    の一方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板
    の他方主面に形成された第2の導体と、前記第1の導体
    から前記誘電体基板が露出するように前記第1の導体に
    形成された第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘
    電体基板が露出するように前記第2の導体に形成された
    第2の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うよ
    うに前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の
    導電体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように
    前記第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電
    体板と、前記第1の開口部と前記第2の開口部により決
    定される共振部と、前記共振部に、結合する入出力手段
    とを有し、 前記第2のフィルタは、誘電体基板と、前記誘電体基板
    の両主面に形成される電極と、誘電体基板と、前記誘電
    体基板の一方主面に形成された第1の導体と、前記誘電
    体基板の他方主面に形成された第2の導体と、前記第1
    の導体から前記誘電体基板が露出するように前記第1の
    導体に形成された第1の開口部と、前記第2の導体から
    前記誘電体基板が露出するように前記第2の導体に形成
    された第2の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を
    覆うように前記第1の導体から間隔を隔てて配置された
    第1の導電体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆う
    ように前記第2の導体から間隔を隔てて配置された第2
    の導電体板と、前記第1の開口部と前記第2の開口部に
    より決定される共振部と、前記共振部に、結合する入出
    力手段とを有し、 前記第1のフィルタの入出力手段のうちの一つと第2の
    フィルタの入出力手段のうちの一つとを接続した共通の
    入出力手段を有し、 前記第1のフィルタの第1、第2の導電体板間または前
    記第2のフィルタの第1、第2の導電体板間の少なくと
    も一方に配置される電磁波吸収体を有することを特徴と
    する共用器。
  8. 【請求項8】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィルタ
    の前記第1、第2の導電体板の少なくともどちらか一方
    と前記誘電体基板との間または前記第2のフィルタの前
    記第1、第2の導電体板の少なくともどちらか一方と前
    記誘電体基板との間の少なくとも一方に配置されたこと
    を特徴とする請求項7記載の共用器。
  9. 【請求項9】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィルタ
    の共振部と前記第2のフィルタの共振部とを分離するよ
    うに配置されたことを特徴とする請求項7または請求項
    8記載の共用器。
  10. 【請求項10】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィル
    タの前記誘電体基板の両主面に垂直な側面、または前記
    第2のフィルタの前記誘電体基板の両主面に垂直な側面
    の少なくとも一方に接するように配置されたことを特徴
    とする請求項7、請求項8または請求項9記載の共用
    器。
  11. 【請求項11】少なくとも共用器と送信回路及び受信回
    路とアンテナとを有し、 前記共用器は、誘電体基板と、前記誘電体基板の一方主
    面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板の他方主
    面に形成された第2の導体と、前記第1の導体から前記
    誘電体基板が露出するように前記第1の導体に形成され
    た第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘電体基板
    が露出するように前記第2の導体に形成された第2の開
    口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うように前記
    第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の導電体板
    と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記第2
    の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板と、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定される
    共振部と、前記共振部に結合する入出力手段とを有する
    第1のフィルタと、誘電体基板と、前記誘電体基板の一
    方主面に形成された第1の導体と、前記誘電体基板の他
    方主面に形成された第2の導体と、前記第1の導体から
    前記誘電体基板が露出するように前記第1の導体に形成
    された第1の開口部と、前記第2の導体から前記誘電体
    基板が露出するように前記第2の導体に形成された第2
    の開口部と、少なくとも前記第1の開口部を覆うように
    前記第1の導体から間隔を隔てて配置された第1の導電
    体板と、少なくとも前記第2の開口部を覆うように前記
    第2の導体から間隔を隔てて配置された第2の導電体板
    と、前記第1の開口部と前記第2の開口部により決定さ
    れる共振部と、前記共振部に結合する入出力手段とを有
    する第2のフィルタと、前記第1のフィルタの入出力手
    段のうちの一つと第2のフィルタの入出力手段のうちの
    一つとを接続した共通入出力手段と、前記第1のフィル
    タの第1、第2の導電体板間または前記第2のフィルタ
    の第1、第2の導電体板間の少なくとも一方に配置され
    る電磁波吸収体とからなり、 前記第1のフィルタに送信回路が接続され、前記第2の
    フィルタに受信回路が接続され、前記共通入出力手段に
    アンテナが接続されたことを特徴とする通信機装置。
  12. 【請求項12】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィル
    タの前記第1、第2の導電体板の少なくともどちらか一
    方と前記誘電体基板との間または前記第2のフィルタの
    前記第1、第2の導電体板の少なくともどちらか一方と
    前記誘電体基板との間のうち、少なくとも一方に配置さ
    れたことを特徴とする請求項11記載の通信機装置。
  13. 【請求項13】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィル
    タの共振部と前記第2のフィルタの共振部とを分離する
    ように配置されたことを特徴とする請求項11または請
    求項12記載の通信機装置。
  14. 【請求項14】前記電磁波吸収体は、前記第1のフィル
    タの前記誘電体基板の両主面に垂直な側面、または前記
    第2のフィルタの前記誘電体基板の両主面に垂直な側面
    の少なくとも一方に接するように配置されたことを特徴
    とする請求項11、請求項12または請求項13記載の
    通信機装置。
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