JPH10327012A - アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法 - Google Patents
アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法Info
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- JPH10327012A JPH10327012A JP9302775A JP30277597A JPH10327012A JP H10327012 A JPH10327012 A JP H10327012A JP 9302775 A JP9302775 A JP 9302775A JP 30277597 A JP30277597 A JP 30277597A JP H10327012 A JPH10327012 A JP H10327012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型化および製造コストの削減が図られ、放出
される電磁波が通信に効率よく使用されるアンテナ装
置、およびアンテナ装置の小型化に寄与するアンテナ装
置の使用方法を提供する。 【解決手段】 直方体形状の誘電体基体21の上面に、
その上面の四辺に沿うように水平に一周する閉ループ状
の放射導体膜22を形成し、誘電体基体21の下面に、
この下面に水平に広がる接地導体膜23を形成し、誘電
体基体21の側面に、互いに平行に上下方向に延び双方
が放射導体膜22に接続される一対の給電導体膜24を
形成する。
される電磁波が通信に効率よく使用されるアンテナ装
置、およびアンテナ装置の小型化に寄与するアンテナ装
置の使用方法を提供する。 【解決手段】 直方体形状の誘電体基体21の上面に、
その上面の四辺に沿うように水平に一周する閉ループ状
の放射導体膜22を形成し、誘電体基体21の下面に、
この下面に水平に広がる接地導体膜23を形成し、誘電
体基体21の側面に、互いに平行に上下方向に延び双方
が放射導体膜22に接続される一対の給電導体膜24を
形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型通信機器等
に用いられるアンテナ装置に関する。
に用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型通信機器に用いられるアンテナ装
置としては、小型、高利得、低コストで、かつ実装の容
易なアンテナ装置が求められている。ところが、従来よ
り用いられているダイポールアンテナやモノポールアン
テナ等の線状アンテナは体積が大きいため、通信機器の
小型化の妨げになるとともに、通信機器本体への実装も
容易ではなく、小型化が要求されている携帯型通信機器
等に用いることは困難である。
置としては、小型、高利得、低コストで、かつ実装の容
易なアンテナ装置が求められている。ところが、従来よ
り用いられているダイポールアンテナやモノポールアン
テナ等の線状アンテナは体積が大きいため、通信機器の
小型化の妨げになるとともに、通信機器本体への実装も
容易ではなく、小型化が要求されている携帯型通信機器
等に用いることは困難である。
【0003】このような問題を解決するためにいくつか
のアンテナ装置が提案されている。図14は、特開平7
−235825号公報に提案されたアンテナ装置を示す
斜視図である。アンテナ装置90を構成する誘電体基板
91の表面全体には放射導体膜92が形成されている。
また誘電体基板91の裏面には接地導体膜93が形成さ
れている。この接地導体膜93は、2つの短辺のうちの
一方の短辺の一部が切り欠かれた形状を有しており、そ
の切り欠かれた部分に励振導体膜94が形成されてい
る。また誘電体基板91の側面には給電電極95が形成
されており、この給電電極95は励振導体膜94に接続
されている。また、誘電体基板91の側面には、給電電
極95を挟むように接地電極96,97が形成されてお
り、これら接地電極96,97は接地導体膜93に接続
されている。また誘電体基板91には、内壁に導体を有
するスルーホール98が形成されており、このスルーホ
ール98により放射導体膜92と励振導体膜94の先端
部分が電気的に接続されている。
のアンテナ装置が提案されている。図14は、特開平7
−235825号公報に提案されたアンテナ装置を示す
斜視図である。アンテナ装置90を構成する誘電体基板
91の表面全体には放射導体膜92が形成されている。
また誘電体基板91の裏面には接地導体膜93が形成さ
れている。この接地導体膜93は、2つの短辺のうちの
一方の短辺の一部が切り欠かれた形状を有しており、そ
の切り欠かれた部分に励振導体膜94が形成されてい
る。また誘電体基板91の側面には給電電極95が形成
されており、この給電電極95は励振導体膜94に接続
されている。また、誘電体基板91の側面には、給電電
極95を挟むように接地電極96,97が形成されてお
り、これら接地電極96,97は接地導体膜93に接続
されている。また誘電体基板91には、内壁に導体を有
するスルーホール98が形成されており、このスルーホ
ール98により放射導体膜92と励振導体膜94の先端
部分が電気的に接続されている。
【0004】このように構成されたアンテナ装置90
が、通信機器本体に内蔵される回路基板に表面実装さ
れ、その通信機器本体から、給電電極95、励振導体膜
94、スルーホール98を経由して放射導体膜92に高
周波電力が供給され、かつ励振導体膜94と放射導体膜
92との間の電磁結合により、放射導体膜92から電磁
波が空中に放射される。
が、通信機器本体に内蔵される回路基板に表面実装さ
れ、その通信機器本体から、給電電極95、励振導体膜
94、スルーホール98を経由して放射導体膜92に高
周波電力が供給され、かつ励振導体膜94と放射導体膜
92との間の電磁結合により、放射導体膜92から電磁
波が空中に放射される。
【0005】図15は、特開平7−283639号公報
に提案されたアンテナ装置を示す斜視図である。アンテ
ナ装置100を構成する誘電体基体101には、内壁に
放射導体膜が形成されたスルーホール102が形成され
ている。また、誘電体基体101の表面には、表面電極
103が形成され、裏面には、コネクタ外部導体板10
4が取り付けられており、表面電極103と、コネクタ
外部導体板104とは、スルーホール102の内壁に形
成された放射導体膜により電気的に接続されている。さ
らに、コネクタ外部導体板104の、誘電体基体101
が取り付けられている面とは反対側の面に、同軸コネク
タ105が取り付けられており、この同軸コネクタ10
5の外部導体および内部導体は、コネクタ外部導体板1
04およびスルーホール102内の放射導体膜にそれぞ
れ電気的に接続されている。
に提案されたアンテナ装置を示す斜視図である。アンテ
ナ装置100を構成する誘電体基体101には、内壁に
放射導体膜が形成されたスルーホール102が形成され
ている。また、誘電体基体101の表面には、表面電極
103が形成され、裏面には、コネクタ外部導体板10
4が取り付けられており、表面電極103と、コネクタ
外部導体板104とは、スルーホール102の内壁に形
成された放射導体膜により電気的に接続されている。さ
らに、コネクタ外部導体板104の、誘電体基体101
が取り付けられている面とは反対側の面に、同軸コネク
タ105が取り付けられており、この同軸コネクタ10
5の外部導体および内部導体は、コネクタ外部導体板1
04およびスルーホール102内の放射導体膜にそれぞ
れ電気的に接続されている。
【0006】このように構成されたアンテナ装置100
は、同軸コネクタ105が通信機器本体に設けられたコ
ネクタに接続されることにより通信機器本体に配設さ
れ、通信機器本体から、同軸コネクタ105を経由して
アンテナ装置100に高周波電力が供給され、スルーホ
ール102の内壁に形成された放射導体膜から電磁波が
放射される。
は、同軸コネクタ105が通信機器本体に設けられたコ
ネクタに接続されることにより通信機器本体に配設さ
れ、通信機器本体から、同軸コネクタ105を経由して
アンテナ装置100に高周波電力が供給され、スルーホ
ール102の内壁に形成された放射導体膜から電磁波が
放射される。
【0007】図16は、特開平7−221537号公報
に提案されたアンテナ装置を示す斜視図である。アンテ
ナ装置110を構成する誘電体基板111には、この誘
電体基板111の長辺方向に、放射導体膜が内壁に形成
されたスルーホール112が形成されている。また、誘
電体基板111の一端面全面には側面電極113が形成
され、他端面の中央部分には給電電極114が形成され
ており、側面電極113と給電電極114とは、スルー
ホール112の内壁に形成された放射導体膜により、電
気的に接続されている。さらに、誘電体基板111の、
給電電極114が形成されている面には、給電電極11
4を挟むように、側面電極115,116が形成されて
いる。
に提案されたアンテナ装置を示す斜視図である。アンテ
ナ装置110を構成する誘電体基板111には、この誘
電体基板111の長辺方向に、放射導体膜が内壁に形成
されたスルーホール112が形成されている。また、誘
電体基板111の一端面全面には側面電極113が形成
され、他端面の中央部分には給電電極114が形成され
ており、側面電極113と給電電極114とは、スルー
ホール112の内壁に形成された放射導体膜により、電
気的に接続されている。さらに、誘電体基板111の、
給電電極114が形成されている面には、給電電極11
4を挟むように、側面電極115,116が形成されて
いる。
【0008】このように構成されたアンテナ装置110
は通信機器本体に内蔵される回路基板に実装され、その
通信機器本体から、給電電極114を経由してアンテナ
装置110に高周波電力が供給され、スルーホール11
2の内壁の放射導体膜から電磁波が放出される。
は通信機器本体に内蔵される回路基板に実装され、その
通信機器本体から、給電電極114を経由してアンテナ
装置110に高周波電力が供給され、スルーホール11
2の内壁の放射導体膜から電磁波が放出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すアンテナ
装置90は、利得を高めるためには、電磁波の周波数帯
域を狭める必要があり、例えば携帯電話のように、送受
信する電磁波の周波数が異なる場合は、アンテナ装置9
0を送受信兼用アンテナとして用いることは困難であ
る。
装置90は、利得を高めるためには、電磁波の周波数帯
域を狭める必要があり、例えば携帯電話のように、送受
信する電磁波の周波数が異なる場合は、アンテナ装置9
0を送受信兼用アンテナとして用いることは困難であ
る。
【0010】また、図15ないし図16に示すアンテナ
装置100,110は、放射導体膜が形成されたスルー
ホールの延びる方向に対し垂直に広がる面内において無
指向性である。このようなアンテナ装置が、例えば携帯
電話に実装される場合、一般的に携帯電話は垂直偏波の
電磁波を送受信するため、アンテナ装置は、スルーホー
ルの延びる方向と、携帯電話本体の長手方向とが一致す
るように携帯電話本体に実装される。
装置100,110は、放射導体膜が形成されたスルー
ホールの延びる方向に対し垂直に広がる面内において無
指向性である。このようなアンテナ装置が、例えば携帯
電話に実装される場合、一般的に携帯電話は垂直偏波の
電磁波を送受信するため、アンテナ装置は、スルーホー
ルの延びる方向と、携帯電話本体の長手方向とが一致す
るように携帯電話本体に実装される。
【0011】このようにアンテナ装置が実装された携帯
電話を実際に人間が用いると、アンテナ装置は、スルー
ホールの延びる方向に垂直な面内では無指向性であるた
め、アンテナ装置から送信される電磁波の一部は人体方
向に照射される。この人体方向に照射された電磁波は人
体で吸収され、通信に使用されないばかりか人体の健康
を害することになりかねないという問題もある。また、
図14〜図16に示すアンテナ装置は、いずれもスルー
ホールが形成されるため、製造コストがかかるという問
題がある。
電話を実際に人間が用いると、アンテナ装置は、スルー
ホールの延びる方向に垂直な面内では無指向性であるた
め、アンテナ装置から送信される電磁波の一部は人体方
向に照射される。この人体方向に照射された電磁波は人
体で吸収され、通信に使用されないばかりか人体の健康
を害することになりかねないという問題もある。また、
図14〜図16に示すアンテナ装置は、いずれもスルー
ホールが形成されるため、製造コストがかかるという問
題がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、小型化および
製造コストの削減が図られ、放出される電磁波が通信に
効率よく使用されるアンテナ装置、およびアンテナ装置
の小型化に寄与するアンテナ装置の使用方法を提供する
ことを目的とする。
製造コストの削減が図られ、放出される電磁波が通信に
効率よく使用されるアンテナ装置、およびアンテナ装置
の小型化に寄与するアンテナ装置の使用方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ装置
は、 (1)誘電体基体 (2)この誘電体基体に形成された、水平に一周する閉
ループ状の放射導体膜 (3)この誘電体基体に形成された、水平に広がる接地
導体膜 (4)この誘電体基体側面を経由して互いに平行に上下
方向に延び双方が上記放射導体膜に接続されてなる一対
の給電導体膜 を備えたことを特徴とする。
は、 (1)誘電体基体 (2)この誘電体基体に形成された、水平に一周する閉
ループ状の放射導体膜 (3)この誘電体基体に形成された、水平に広がる接地
導体膜 (4)この誘電体基体側面を経由して互いに平行に上下
方向に延び双方が上記放射導体膜に接続されてなる一対
の給電導体膜 を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明のアンテナ装置は、誘電体基体に水
平に一周する閉ループ状の放射導体膜が形成されている
ため、1波長ループアンテナ構造を有し、放射導体膜か
ら放出される電磁波は、この放射導体膜を含む平面に垂
直な方向に最大利得の電磁波である。また、誘電体基体
には、水平に広がる接地導体膜が形成されているため、
放射導体膜から放出された電磁波のうちの接地導体膜に
向かう電磁波は接地導体膜で反射される。つまり、アン
テナ装置からは放射導体膜を含む平面に垂直であって、
かつ接地導体膜から放射導体膜に向かう方向に最大利得
の電磁波が放射される。従って、本発明のアンテナ装置
を、例えば携帯電話に取り付ける場合に、人間が携帯電
話を使用する際に接地導体膜が人間と放射導体膜との間
に位置するように取り付けると、人間側には電磁波は放
射されず、放射される電磁波は、接地導体膜から放射導
体膜に向かう方向に最大利得であり、効率よく通信に使
用される。また、本発明のアンテナ装置は、誘電体基体
の表面に導体膜を形成することにより構成されるため、
従来の線状アンテナと比較して、アンテナ装置の小型化
が図られる。また、本発明のアンテナ装置は、放射導体
膜の形成にあたりスルーホールの形成は不要であり、製
造コストの削減が図られる。
平に一周する閉ループ状の放射導体膜が形成されている
ため、1波長ループアンテナ構造を有し、放射導体膜か
ら放出される電磁波は、この放射導体膜を含む平面に垂
直な方向に最大利得の電磁波である。また、誘電体基体
には、水平に広がる接地導体膜が形成されているため、
放射導体膜から放出された電磁波のうちの接地導体膜に
向かう電磁波は接地導体膜で反射される。つまり、アン
テナ装置からは放射導体膜を含む平面に垂直であって、
かつ接地導体膜から放射導体膜に向かう方向に最大利得
の電磁波が放射される。従って、本発明のアンテナ装置
を、例えば携帯電話に取り付ける場合に、人間が携帯電
話を使用する際に接地導体膜が人間と放射導体膜との間
に位置するように取り付けると、人間側には電磁波は放
射されず、放射される電磁波は、接地導体膜から放射導
体膜に向かう方向に最大利得であり、効率よく通信に使
用される。また、本発明のアンテナ装置は、誘電体基体
の表面に導体膜を形成することにより構成されるため、
従来の線状アンテナと比較して、アンテナ装置の小型化
が図られる。また、本発明のアンテナ装置は、放射導体
膜の形成にあたりスルーホールの形成は不要であり、製
造コストの削減が図られる。
【0015】ここで本発明のアンテナ装置の放射導体膜
が、上記誘電体基体上面内で一周する閉ループ状の放射
導体膜、あるいは上記誘電体基体側面を水平に周回する
閉ループ状の放射導体膜であってもよい。また、本発明
のアンテナ装置の放射導体膜が、上記誘電体基体内部の
水平面内で一周する閉ループ状の放射導体膜であっても
よい。
が、上記誘電体基体上面内で一周する閉ループ状の放射
導体膜、あるいは上記誘電体基体側面を水平に周回する
閉ループ状の放射導体膜であってもよい。また、本発明
のアンテナ装置の放射導体膜が、上記誘電体基体内部の
水平面内で一周する閉ループ状の放射導体膜であっても
よい。
【0016】同一周波数の電磁波において、空気中にお
ける電磁波の波長と誘電体中における電磁波の波長とを
比較すると、誘電体中の方が電磁波の波長が短いため、
放射導体膜を誘電体基体の内部に形成すると放射導体膜
の周長を短くすることができる。従って、誘電体基体の
寸法を小さくすることができ、アンテナ装置のさらなる
小型化が図られる。
ける電磁波の波長と誘電体中における電磁波の波長とを
比較すると、誘電体中の方が電磁波の波長が短いため、
放射導体膜を誘電体基体の内部に形成すると放射導体膜
の周長を短くすることができる。従って、誘電体基体の
寸法を小さくすることができ、アンテナ装置のさらなる
小型化が図られる。
【0017】ここで本発明のアンテナ装置が、上記放射
導体膜のほか、上記誘電体基体の、この放射導体膜が形
成された位置とは異なる位置に、水平に一周する閉ルー
プ状の第2の放射導体膜を備えるとともに、上記誘電体
基体側面の、上記一対の給電導体膜が形成された位置と
は異なる位置を経由して互いに平行に上下方向に延び双
方が上記第2の放射導体膜に接続されてなる一対の第2
の給電導体膜を備えることが好ましい。
導体膜のほか、上記誘電体基体の、この放射導体膜が形
成された位置とは異なる位置に、水平に一周する閉ルー
プ状の第2の放射導体膜を備えるとともに、上記誘電体
基体側面の、上記一対の給電導体膜が形成された位置と
は異なる位置を経由して互いに平行に上下方向に延び双
方が上記第2の放射導体膜に接続されてなる一対の第2
の給電導体膜を備えることが好ましい。
【0018】上記一対の給電導体膜および上記第2の一
対の給電導体膜が、誘電体基体側面の、互いに異なる位
置を経由するように形成されると、一対の給電導体膜に
接続される放射導体膜および上記第2の一対の給電導体
膜に接続される第2の放射導体膜は、送受信する電磁波
の偏波方向が異なる。以下に、それぞれの放射導体膜に
ついて、送受信する電磁波の偏波方向が異なる理由を説
明する。
対の給電導体膜が、誘電体基体側面の、互いに異なる位
置を経由するように形成されると、一対の給電導体膜に
接続される放射導体膜および上記第2の一対の給電導体
膜に接続される第2の放射導体膜は、送受信する電磁波
の偏波方向が異なる。以下に、それぞれの放射導体膜に
ついて、送受信する電磁波の偏波方向が異なる理由を説
明する。
【0019】図1は、その説明図である。図1は、アン
テナ装置10の上面図であり、アンテナ装置10を構成
する円柱状の誘電体基体11の表面に、点Oを中心とし
て上面の円周に沿うように水平に一周する円形の閉ルー
プ状の放射導体膜12が形成されている。また、点Aは
この放射導体膜12と一対の給電導体膜(図示せず)と
の接続点であり、点B,C,Dは、それぞれ点Aから時
計回りに点Oを中心として90°,180°,270°
回転した位置にある点である。
テナ装置10の上面図であり、アンテナ装置10を構成
する円柱状の誘電体基体11の表面に、点Oを中心とし
て上面の円周に沿うように水平に一周する円形の閉ルー
プ状の放射導体膜12が形成されている。また、点Aは
この放射導体膜12と一対の給電導体膜(図示せず)と
の接続点であり、点B,C,Dは、それぞれ点Aから時
計回りに点Oを中心として90°,180°,270°
回転した位置にある点である。
【0020】このように構成されたアンテナ装置10
は、閉ループ状の放射導体膜12が形成されているた
め、1波長ループアンテナ構造を有し、点Aから放射導
体膜12に電流が供給されると、放射導体膜12上に定
在波が発生し、放射導体膜12に流れる電流は、点Aと
点Cにおいて最大であって、点Bと点Dにおいてほとん
ど0となる。この最大の電流が流れる点Aおよび点Cに
おいては、電流の向きは点Bと点Dとを結ぶ線に沿う方
向になり、偏波方向は点Bと点Dとを結ぶ線に沿う方向
となる。従って、点Aから放射導体膜12に電流を供給
する代わりに、例えば、点Bから放射導体膜12に電流
を供給すると、偏波方向は点Aと点Cとを結ぶ線に沿う
方向となり、点Aから放射導体膜12に電流を供給する
場合と、点Bから放射導体膜12に電流を供給する場合
とを比較すると、偏波方向は互いに垂直になる。
は、閉ループ状の放射導体膜12が形成されているた
め、1波長ループアンテナ構造を有し、点Aから放射導
体膜12に電流が供給されると、放射導体膜12上に定
在波が発生し、放射導体膜12に流れる電流は、点Aと
点Cにおいて最大であって、点Bと点Dにおいてほとん
ど0となる。この最大の電流が流れる点Aおよび点Cに
おいては、電流の向きは点Bと点Dとを結ぶ線に沿う方
向になり、偏波方向は点Bと点Dとを結ぶ線に沿う方向
となる。従って、点Aから放射導体膜12に電流を供給
する代わりに、例えば、点Bから放射導体膜12に電流
を供給すると、偏波方向は点Aと点Cとを結ぶ線に沿う
方向となり、点Aから放射導体膜12に電流を供給する
場合と、点Bから放射導体膜12に電流を供給する場合
とを比較すると、偏波方向は互いに垂直になる。
【0021】上述したように、第2の放射導体膜に接続
される一対の第2の給電導体膜は、上記放射導体膜に接
続された上記一対の給電導体膜が経由する位置とは異な
る位置を経由するため、上記放射導体膜と第2の放射導
体膜とを比較すると、電流が供給される点は水平面内で
互いに異なる。従って、図1を参照しながら行った説明
より、上記放射導体膜により送受信される電磁波の偏波
方向と、第2の放射導体膜により送受信される電磁波の
偏波方向とは互いに異なることがわかる。従って、上記
一対の給電導体膜および上記第2の一対の給電導体膜
が、誘電体基体側面の、互いに異なる位置を経由するよ
うに形成されると、1つのアンテナ装置で互いに異なる
偏波方向の電磁波を送受信することができる。
される一対の第2の給電導体膜は、上記放射導体膜に接
続された上記一対の給電導体膜が経由する位置とは異な
る位置を経由するため、上記放射導体膜と第2の放射導
体膜とを比較すると、電流が供給される点は水平面内で
互いに異なる。従って、図1を参照しながら行った説明
より、上記放射導体膜により送受信される電磁波の偏波
方向と、第2の放射導体膜により送受信される電磁波の
偏波方向とは互いに異なることがわかる。従って、上記
一対の給電導体膜および上記第2の一対の給電導体膜
が、誘電体基体側面の、互いに異なる位置を経由するよ
うに形成されると、1つのアンテナ装置で互いに異なる
偏波方向の電磁波を送受信することができる。
【0022】ここで本発明のアンテナ装置が、上記一対
の給電導体膜を含め、上記放射導体膜を一周する間を4
等分するいずれかの位置において双方がこの放射導体膜
に接続され互いに平行に上下方向に延びてなる一対の給
電導体膜が、合計4対形成されていてもよい。先に、図
1を参照しながら点Aから放射導体膜12に電流を供給
する場合について説明したが、点Aおよび点Cから同振
幅同位相の電流を放射導体膜12に供給する場合につい
て考えると、点Aから放射導体膜12に電流を供給する
場合と同様に、放射導体膜12に流れる電流は、点Aお
よび点Cにおいて最大であって、点Bおよび点Dにおい
てほとんど0となり、最大の電流が流れる点Aおよび点
Cにおいては、電流の向きは点Bと点Dとを結ぶ線に沿
う方向となる。つまり、偏波方向は点Bと点Dとを結ぶ
線に沿う方向となる。従って、点Aおよび点Cから同振
幅同位相の電流を放射導体膜12に供給する代わりに、
点Bおよび点Dから同振幅同位相の電流を放射導体膜1
2に供給すると、偏波方向は点Aと点Cとを結ぶ線に沿
う方向となり、点Aおよび点Cから放射導体膜12に同
振幅同位相の電流を供給する場合と、点Bおよび点Dか
ら放射導体膜12に同振幅同位相の電流を供給する場合
とを比較すると、偏波方向は互いに垂直になる。
の給電導体膜を含め、上記放射導体膜を一周する間を4
等分するいずれかの位置において双方がこの放射導体膜
に接続され互いに平行に上下方向に延びてなる一対の給
電導体膜が、合計4対形成されていてもよい。先に、図
1を参照しながら点Aから放射導体膜12に電流を供給
する場合について説明したが、点Aおよび点Cから同振
幅同位相の電流を放射導体膜12に供給する場合につい
て考えると、点Aから放射導体膜12に電流を供給する
場合と同様に、放射導体膜12に流れる電流は、点Aお
よび点Cにおいて最大であって、点Bおよび点Dにおい
てほとんど0となり、最大の電流が流れる点Aおよび点
Cにおいては、電流の向きは点Bと点Dとを結ぶ線に沿
う方向となる。つまり、偏波方向は点Bと点Dとを結ぶ
線に沿う方向となる。従って、点Aおよび点Cから同振
幅同位相の電流を放射導体膜12に供給する代わりに、
点Bおよび点Dから同振幅同位相の電流を放射導体膜1
2に供給すると、偏波方向は点Aと点Cとを結ぶ線に沿
う方向となり、点Aおよび点Cから放射導体膜12に同
振幅同位相の電流を供給する場合と、点Bおよび点Dか
ら放射導体膜12に同振幅同位相の電流を供給する場合
とを比較すると、偏波方向は互いに垂直になる。
【0023】上述したように、上記放射導体膜を4等分
する位置において、一対の給電導体膜が合計4対形成さ
れているため、4対の給電導体膜のうち、放射導体膜を
一周する間を2等分する位置に形成されている2対の給
電導体膜に同振幅同位相の電流を供給する状態と、残り
の2対の給電導体膜に同振幅同位相の電流を供給する状
態とを切替自在に構成すると、互いに垂直に交わる偏波
方向に切替自在に利得をもつアンテナ装置が得られる。
する位置において、一対の給電導体膜が合計4対形成さ
れているため、4対の給電導体膜のうち、放射導体膜を
一周する間を2等分する位置に形成されている2対の給
電導体膜に同振幅同位相の電流を供給する状態と、残り
の2対の給電導体膜に同振幅同位相の電流を供給する状
態とを切替自在に構成すると、互いに垂直に交わる偏波
方向に切替自在に利得をもつアンテナ装置が得られる。
【0024】ここで本発明のアンテナ装置が、上記一対
の給電導体膜に代えて、上記誘電体基体側面を経由して
上下方向に延び上記放射導体膜に接続された一本の給電
導体膜と、この給電導体膜の、上下方向に延びる途中位
置においてこの給電導体膜に接続されこの接続位置から
下方に向かってこの給電導体膜と平行に延びるもう一本
の給電導体膜とを備えることが好ましい。
の給電導体膜に代えて、上記誘電体基体側面を経由して
上下方向に延び上記放射導体膜に接続された一本の給電
導体膜と、この給電導体膜の、上下方向に延びる途中位
置においてこの給電導体膜に接続されこの接続位置から
下方に向かってこの給電導体膜と平行に延びるもう一本
の給電導体膜とを備えることが好ましい。
【0025】二本の給電導体膜のうちの一本の給電導体
膜の、上下方向に延びる途中位置に、もう一本の給電導
体膜を接続させると、この接続位置を変化させることに
よりアンテナ装置の入力インピーダンスが変化するた
め、入力インピーダンスの調整を容易に行うことができ
る。また、本発明の第1のアンテナ装置の使用方法は、
前述した誘電体基体と、この誘電体基体に形成された、
水平に一周する閉ループ状の放射導体膜と、この誘電体
基体に形成された、水平に広がる接地導体膜と、この誘
電体基体側面を経由して互いに平行に上下方向に延び双
方が上記放射導体膜に接続されてなる一対の給電導体膜
とを備えたアンテナ装置の使用方法であって、このアン
テナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実効波長一波
長よりも実効波長の1/2の方が上記放射導体膜の周長
に近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアンテナ
装置として使用することを特徴とする。
膜の、上下方向に延びる途中位置に、もう一本の給電導
体膜を接続させると、この接続位置を変化させることに
よりアンテナ装置の入力インピーダンスが変化するた
め、入力インピーダンスの調整を容易に行うことができ
る。また、本発明の第1のアンテナ装置の使用方法は、
前述した誘電体基体と、この誘電体基体に形成された、
水平に一周する閉ループ状の放射導体膜と、この誘電体
基体に形成された、水平に広がる接地導体膜と、この誘
電体基体側面を経由して互いに平行に上下方向に延び双
方が上記放射導体膜に接続されてなる一対の給電導体膜
とを備えたアンテナ装置の使用方法であって、このアン
テナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実効波長一波
長よりも実効波長の1/2の方が上記放射導体膜の周長
に近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアンテナ
装置として使用することを特徴とする。
【0026】また、本発明の第2のアンテナ装置の使用
方法は、やはり前述した誘電体基体と、この誘電体基体
に形成された、水平に一周する閉ループ状の放射導体膜
と、この誘電体基体に形成された、水平に広がる接地導
体膜と、上記誘電体基体側面を経由して上下方向に延び
上記放射導体膜に接続された一本の給電導体膜と、この
給電導体膜の、上下方向に延びる途中位置においてこの
給電導体膜に接続されこの接続位置から下方に向かって
この給電導体膜と平行に延びるもう一本の給電導体膜と
を備えたアンテナ装置の使用方法であって、このアンテ
ナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実効波長一波長
よりも実効波長の1/2の方が上記放射導体膜の周長に
近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアンテナ装
置として使用することを特徴とする。
方法は、やはり前述した誘電体基体と、この誘電体基体
に形成された、水平に一周する閉ループ状の放射導体膜
と、この誘電体基体に形成された、水平に広がる接地導
体膜と、上記誘電体基体側面を経由して上下方向に延び
上記放射導体膜に接続された一本の給電導体膜と、この
給電導体膜の、上下方向に延びる途中位置においてこの
給電導体膜に接続されこの接続位置から下方に向かって
この給電導体膜と平行に延びるもう一本の給電導体膜と
を備えたアンテナ装置の使用方法であって、このアンテ
ナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実効波長一波長
よりも実効波長の1/2の方が上記放射導体膜の周長に
近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアンテナ装
置として使用することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図2は、本発明のアンテナ装置の第1実施形
態を示す図、図3は、図2に示すアンテナ装置の下面図
である。図2に示すアンテナ装置20は、正方形の上下
面を有する直方体形状の誘電体基体21を備えており、
その誘電体基体21の上面には、その上面の四辺に沿う
ように水平に一周する閉ループ状の放射導体膜22が形
成されており、この放射導体膜22の長さは送信対象電
磁波の一波長になるように調整されている。また誘電体
基体21の下面には、図3に示すように、水平に広がる
接地導体膜23が形成されており、この接地導体膜23
は一辺の一部が切り欠かれた形状を有している。また、
誘電体基体21の側面には、図2に示すように、互いに
平行に上下方向に延び双方が放射導体膜22に接続され
てなる一対の給電導体膜24が形成されており、一対の
給電導体膜24のうちの一方の給電導体膜26は接地導
体膜23とも接続され、もう一方の給電導体膜25は、
図3に示すように、誘電体基体21の下面にまで達して
いる。
説明する。図2は、本発明のアンテナ装置の第1実施形
態を示す図、図3は、図2に示すアンテナ装置の下面図
である。図2に示すアンテナ装置20は、正方形の上下
面を有する直方体形状の誘電体基体21を備えており、
その誘電体基体21の上面には、その上面の四辺に沿う
ように水平に一周する閉ループ状の放射導体膜22が形
成されており、この放射導体膜22の長さは送信対象電
磁波の一波長になるように調整されている。また誘電体
基体21の下面には、図3に示すように、水平に広がる
接地導体膜23が形成されており、この接地導体膜23
は一辺の一部が切り欠かれた形状を有している。また、
誘電体基体21の側面には、図2に示すように、互いに
平行に上下方向に延び双方が放射導体膜22に接続され
てなる一対の給電導体膜24が形成されており、一対の
給電導体膜24のうちの一方の給電導体膜26は接地導
体膜23とも接続され、もう一方の給電導体膜25は、
図3に示すように、誘電体基体21の下面にまで達して
いる。
【0028】このように構成されたアンテナ装置20に
は、誘電体基体21の上面に閉ループ状の放射導体膜2
2が形成されているため、1波長ループアンテナ構造を
有し、放射導体膜22から放出される電磁波は、この放
射導体膜22を含む平面に垂直な方向に最大利得の電磁
波である。また、誘電体基体21の下面には、水平に広
がる接地導体膜23が形成されているため、放射導体膜
22から放出された電磁波のうちの接地導体膜23に向
かう電磁波は接地導体膜23で反射される。つまりアン
テナ装置20からは、放射導体膜を含む平面に垂直であ
って、かつ接地導体膜から放射導体膜に向かう方向に最
大利得の電磁波が放射される。従って、アンテナ装置2
0を、例えば携帯電話に取り付ける場合に、人間が携帯
電話を使用する際に接地導体膜23が人間と放射導体膜
22との間に位置するように取り付けると、人間側には
電磁波は放射されず、放射される電磁波は効率よく通信
に使用される。また、アンテナ装置20は、誘電体基体
21の表面に導体膜を形成することにより構成されてい
るため小型化が図られる。また、放射導体膜22の形成
にあたりスルーホールの形成は不要であり、製造コスト
の削減が図られる。
は、誘電体基体21の上面に閉ループ状の放射導体膜2
2が形成されているため、1波長ループアンテナ構造を
有し、放射導体膜22から放出される電磁波は、この放
射導体膜22を含む平面に垂直な方向に最大利得の電磁
波である。また、誘電体基体21の下面には、水平に広
がる接地導体膜23が形成されているため、放射導体膜
22から放出された電磁波のうちの接地導体膜23に向
かう電磁波は接地導体膜23で反射される。つまりアン
テナ装置20からは、放射導体膜を含む平面に垂直であ
って、かつ接地導体膜から放射導体膜に向かう方向に最
大利得の電磁波が放射される。従って、アンテナ装置2
0を、例えば携帯電話に取り付ける場合に、人間が携帯
電話を使用する際に接地導体膜23が人間と放射導体膜
22との間に位置するように取り付けると、人間側には
電磁波は放射されず、放射される電磁波は効率よく通信
に使用される。また、アンテナ装置20は、誘電体基体
21の表面に導体膜を形成することにより構成されてい
るため小型化が図られる。また、放射導体膜22の形成
にあたりスルーホールの形成は不要であり、製造コスト
の削減が図られる。
【0029】以下に、アンテナ装置20の製造方法につ
いて述べる。先ず、誘電体基体の材料を選定する。この
誘電体基体の材料は、送受信される電磁波の周波数帯域
において比誘電率が10〜100程度で安定している材
料が好ましく、例えばSr(Ni1/3 Nb2/3 )O3 系
セラミックが好適である。この材料は送受信される電磁
波の周波数が6GHzのときの比誘電率が30であり、
Q値が1000である。
いて述べる。先ず、誘電体基体の材料を選定する。この
誘電体基体の材料は、送受信される電磁波の周波数帯域
において比誘電率が10〜100程度で安定している材
料が好ましく、例えばSr(Ni1/3 Nb2/3 )O3 系
セラミックが好適である。この材料は送受信される電磁
波の周波数が6GHzのときの比誘電率が30であり、
Q値が1000である。
【0030】次に、放射導体膜と給電導体膜の寸法を決
定する。この寸法は以下のようにして決定することがで
きる。図2に示すようなループ形状の放射導体膜から放
射される電磁波の伝播方向は、誘電体基体の、放射導体
膜が形成された面と垂直に交わる方向であり、放射導体
膜からは、誘電体基体内部および空気中両方に電界が発
生するため、アンテナ装置20が受信もしくは送信する
電磁波の実効波長一波長をλとすると、λは以下の式で
表すことができる。
定する。この寸法は以下のようにして決定することがで
きる。図2に示すようなループ形状の放射導体膜から放
射される電磁波の伝播方向は、誘電体基体の、放射導体
膜が形成された面と垂直に交わる方向であり、放射導体
膜からは、誘電体基体内部および空気中両方に電界が発
生するため、アンテナ装置20が受信もしくは送信する
電磁波の実効波長一波長をλとすると、λは以下の式で
表すことができる。
【0031】λ=λ0 /√(εreff) …(1) ただし、λ0 :電磁波の真空中の波長 εreff:実効比誘電率 また、実効比誘電率εreffは以下の式で表すことができ
る。 εreff=(3+εr )/4 …(2) ただし、εr :誘電体基体の比誘電率 したがって(2)式で実効比誘電率εreffを求め、求め
たεreffを(1)式に代入することによってλを求める
ことができる。
る。 εreff=(3+εr )/4 …(2) ただし、εr :誘電体基体の比誘電率 したがって(2)式で実効比誘電率εreffを求め、求め
たεreffを(1)式に代入することによってλを求める
ことができる。
【0032】電磁波の共振周波数を1.9GHzとする
とλ=61.9mmとなるため、アンテナ装置20を一
波長ループアンテナとして使用するには、放射導体膜の
周長LをL=61.9mmにすればよく、図2に示すよ
うに正方形状に放射導体膜を形成するには、放射導体膜
の一辺の長さxをx=15.5mmにすればよい。ま
た、1波長ループアンテナのインピーダンスは、一般的
には100Ω以上の高インピーダンスであるが、放射導
体膜の幅や、放射導体膜の、一方の給電導体膜に接続さ
れる部分と、放射導体膜の、他方の給電導体膜に接続さ
れる部分との間隔を調整することによりインピーダンス
を低下させて給電効率を向上させることができる。例え
ばインピーダンスを50Ωとするには、放射導体膜の幅
を2mmとし、給電導体膜の間隔を1mmとすればよ
い。
とλ=61.9mmとなるため、アンテナ装置20を一
波長ループアンテナとして使用するには、放射導体膜の
周長LをL=61.9mmにすればよく、図2に示すよ
うに正方形状に放射導体膜を形成するには、放射導体膜
の一辺の長さxをx=15.5mmにすればよい。ま
た、1波長ループアンテナのインピーダンスは、一般的
には100Ω以上の高インピーダンスであるが、放射導
体膜の幅や、放射導体膜の、一方の給電導体膜に接続さ
れる部分と、放射導体膜の、他方の給電導体膜に接続さ
れる部分との間隔を調整することによりインピーダンス
を低下させて給電効率を向上させることができる。例え
ばインピーダンスを50Ωとするには、放射導体膜の幅
を2mmとし、給電導体膜の間隔を1mmとすればよ
い。
【0033】また、給電導体膜の幅や給電導体膜どうし
の間隔を調整することにより所望の伝送インピーダンス
が得られることが、『C.P.Wen:”Coplan
arWaveguide:A Surface Str
ip Transmission Line Suit
able for NonreciprocalGyr
omagnetic Device Applicat
ions”,IEEE Trans.MTT,Vol.
MTT−17,No.12,Dec.1969』に報
告されている。上記のように給電導体膜の間隔は1mm
とするため、伝送インピーダンスを50Ωとするには、
給電導体膜の幅を3.09mmとすればよい。
の間隔を調整することにより所望の伝送インピーダンス
が得られることが、『C.P.Wen:”Coplan
arWaveguide:A Surface Str
ip Transmission Line Suit
able for NonreciprocalGyr
omagnetic Device Applicat
ions”,IEEE Trans.MTT,Vol.
MTT−17,No.12,Dec.1969』に報
告されている。上記のように給電導体膜の間隔は1mm
とするため、伝送インピーダンスを50Ωとするには、
給電導体膜の幅を3.09mmとすればよい。
【0034】次に、このように寸法の決定された放射導
体膜から、誘電体基体の寸法を、長さと幅をいずれも1
5.5mmとして、誘電体基体を作製する。次に、接地
導体膜のパターンと、上述した寸法を有する放射導体膜
および給電導体膜のパターンとを、厚膜印刷法により銅
ペーストを用いて印刷し、還元雰囲気中で焼成する。
体膜から、誘電体基体の寸法を、長さと幅をいずれも1
5.5mmとして、誘電体基体を作製する。次に、接地
導体膜のパターンと、上述した寸法を有する放射導体膜
および給電導体膜のパターンとを、厚膜印刷法により銅
ペーストを用いて印刷し、還元雰囲気中で焼成する。
【0035】このようにして、図2に示すアンテナ装置
20が製造される。図4は、本発明のアンテナ装置の第
2実施形態を示す斜視図である。図4に示すアンテナ装
置30は、円柱形状の誘電体基体31を備えており、そ
の誘電体基体31の上面には、その上面の円周に沿うよ
うに水平に一周する閉ループ状の放射導体膜32が形成
されており、この放射導体膜32の長さは送信対象の電
磁波の一波長になるように調整されている。また誘電体
基体31の下面には、水平に広がる円形状の接地導体膜
33が形成されており、この接地導体膜33は、円周の
一部が切り欠かれた形状を有している。また、誘電体基
体31の側面には、互いに平行に上下方向に延び双方が
放射導体膜32に接続されてなる一対の給電導体膜34
が形成されており、一対の給電導体膜34のうちの一方
の給電導体膜36は接地導体膜33とも接続され、もう
一方の給電導体膜35は、誘電体基体31の下面にまで
達している。
20が製造される。図4は、本発明のアンテナ装置の第
2実施形態を示す斜視図である。図4に示すアンテナ装
置30は、円柱形状の誘電体基体31を備えており、そ
の誘電体基体31の上面には、その上面の円周に沿うよ
うに水平に一周する閉ループ状の放射導体膜32が形成
されており、この放射導体膜32の長さは送信対象の電
磁波の一波長になるように調整されている。また誘電体
基体31の下面には、水平に広がる円形状の接地導体膜
33が形成されており、この接地導体膜33は、円周の
一部が切り欠かれた形状を有している。また、誘電体基
体31の側面には、互いに平行に上下方向に延び双方が
放射導体膜32に接続されてなる一対の給電導体膜34
が形成されており、一対の給電導体膜34のうちの一方
の給電導体膜36は接地導体膜33とも接続され、もう
一方の給電導体膜35は、誘電体基体31の下面にまで
達している。
【0036】このように、誘電体基体は円柱形状であっ
てもよい。図5は、本発明のアンテナ装置の第3実施形
態を示す斜視図である。図5に示すアンテナ装置40
は、直方体形状の誘電体基体41を備えており、この誘
電体基体41の側面上部には、誘電体基体41の上面の
四辺に沿うように側面を水平に周回する閉ループ状の放
射導体膜42が形成されている。この放射導体膜42の
長さは送信対象の電磁波の一波長と同一の長さに調整さ
れている。また、この誘電体基体41の下面には、水平
に広がる接地導体膜43が形成されており、この接地導
体膜43は一辺の一部が切り欠かれた形状を有してい
る。また、誘電体基体41の側面には、互いに平行に上
下方向に延び双方が放射導体膜42に接続されてなる一
対の給電導体膜44が形成されており、一対の給電導体
膜44のうちの一方の給電導体膜46は接地導体膜43
とも接続され、もう一方の給電導体膜45は、誘電体基
体41の下面にまで達している。
てもよい。図5は、本発明のアンテナ装置の第3実施形
態を示す斜視図である。図5に示すアンテナ装置40
は、直方体形状の誘電体基体41を備えており、この誘
電体基体41の側面上部には、誘電体基体41の上面の
四辺に沿うように側面を水平に周回する閉ループ状の放
射導体膜42が形成されている。この放射導体膜42の
長さは送信対象の電磁波の一波長と同一の長さに調整さ
れている。また、この誘電体基体41の下面には、水平
に広がる接地導体膜43が形成されており、この接地導
体膜43は一辺の一部が切り欠かれた形状を有してい
る。また、誘電体基体41の側面には、互いに平行に上
下方向に延び双方が放射導体膜42に接続されてなる一
対の給電導体膜44が形成されており、一対の給電導体
膜44のうちの一方の給電導体膜46は接地導体膜43
とも接続され、もう一方の給電導体膜45は、誘電体基
体41の下面にまで達している。
【0037】このように、放射導体膜は誘電体基体の側
面に形成されてもよい。図6は、本発明のアンテナ装置
の第4実施形態を示す斜視図である。図6に示すアンテ
ナ装置50は直方体形状の誘電体基体51を備えてお
り、この誘電体基体51の内部には、この内部を水平面
内で一周する閉ループ状の放射導体膜52が形成されて
おり、この放射導体膜52の長さは、送信対象の電磁波
の、誘電体基体51内での一波長と同一の長さに調整さ
れている。また、誘電体基体51内部に形成された放射
導体膜52を含む平面内には、互いに平行に水平方向に
延び双方が放射導体膜52に接続されるとともに双方が
誘電体基体51の側面に露出した一対の内部給電導体膜
53が形成されている。また誘電体基体51の下面に
は、水平に広がる接地導体膜56が形成されており、こ
の接地導体膜56は一辺の一部が切り欠かれた形状を有
している。また誘電体基体51の側面には、互いに平行
に上下方向に延びる一対の側面給電導体膜57が形成さ
れており、一対の側面給電導体膜57のうち側面給電導
体膜59はその上端および下端が、それぞれ内部給電導
体膜55および接地導体膜56に接続され、もう一方の
側面給電導体膜58はその上端が内部給電導体膜54に
接続され、下端は誘電体基体51の下面にまで達してい
る。
面に形成されてもよい。図6は、本発明のアンテナ装置
の第4実施形態を示す斜視図である。図6に示すアンテ
ナ装置50は直方体形状の誘電体基体51を備えてお
り、この誘電体基体51の内部には、この内部を水平面
内で一周する閉ループ状の放射導体膜52が形成されて
おり、この放射導体膜52の長さは、送信対象の電磁波
の、誘電体基体51内での一波長と同一の長さに調整さ
れている。また、誘電体基体51内部に形成された放射
導体膜52を含む平面内には、互いに平行に水平方向に
延び双方が放射導体膜52に接続されるとともに双方が
誘電体基体51の側面に露出した一対の内部給電導体膜
53が形成されている。また誘電体基体51の下面に
は、水平に広がる接地導体膜56が形成されており、こ
の接地導体膜56は一辺の一部が切り欠かれた形状を有
している。また誘電体基体51の側面には、互いに平行
に上下方向に延びる一対の側面給電導体膜57が形成さ
れており、一対の側面給電導体膜57のうち側面給電導
体膜59はその上端および下端が、それぞれ内部給電導
体膜55および接地導体膜56に接続され、もう一方の
側面給電導体膜58はその上端が内部給電導体膜54に
接続され、下端は誘電体基体51の下面にまで達してい
る。
【0038】このように構成されたアンテナ装置50は
誘電体基体51の内部に放射導体膜52が形成されてい
る。このアンテナ装置50と、誘電体基体の表面に放射
導体膜が形成されたアンテナ装置とを比較すると、それ
ぞれのアンテナ装置が同一周波数の電磁波を送受信する
場合、電磁波の波長は誘電体内部の方が誘電体外部より
も短いため、放射導体膜を誘電体基体の内部に形成する
と放射導体膜の周長を短くすることができる。従って、
誘電体基体の寸法を小さくすることができ、アンテナ装
置の小型化が図られる。
誘電体基体51の内部に放射導体膜52が形成されてい
る。このアンテナ装置50と、誘電体基体の表面に放射
導体膜が形成されたアンテナ装置とを比較すると、それ
ぞれのアンテナ装置が同一周波数の電磁波を送受信する
場合、電磁波の波長は誘電体内部の方が誘電体外部より
も短いため、放射導体膜を誘電体基体の内部に形成する
と放射導体膜の周長を短くすることができる。従って、
誘電体基体の寸法を小さくすることができ、アンテナ装
置の小型化が図られる。
【0039】図7は、本発明のアンテナ装置の第5実施
形態を示す斜視図である。図7に示すアンテナ装置60
は直方体形状の誘電体基体61を備えている。この誘電
体基体61の上面には、この上面の4辺に沿うように水
平に一周する閉ループ状の第1の放射導体膜62が形成
されている。また、誘電体基体61の内部には、この内
部を正方形状に水平面内で一周する閉ループ状の第2の
放射導体膜63が形成されている。また誘電体基体61
の下面には、接地導体膜64が形成されており、この接
地導体膜64は4辺のうちの2辺それぞれの一部が切り
欠かれた形状を有している。また誘電体基体61の4つ
の側面のうちの1つの側面には、互いに平行に上下方向
に延び双方が放射導体膜62に接続されてなる一対の第
1の給電導体膜65が形成されており、一対の第1の給
電導体膜65のうちの一方の給電導体膜67は接地導体
膜64とも接続され、もう一方の給電導体膜66は誘電
体基体61の下面にまで達している。また、一対の第1
の給電導体膜65が形成された側面の隣の側面には、互
いに平行に上下方向に延び双方が第2の放射導体膜63
に接続されてなる一対の第2の給電導体膜68が形成さ
れており、一対の給電導体膜68のうちの一方の給電導
体膜70は接地導体膜64に接続され、もう一方の給電
導体膜69は誘電体基体61の下面まで達している。
形態を示す斜視図である。図7に示すアンテナ装置60
は直方体形状の誘電体基体61を備えている。この誘電
体基体61の上面には、この上面の4辺に沿うように水
平に一周する閉ループ状の第1の放射導体膜62が形成
されている。また、誘電体基体61の内部には、この内
部を正方形状に水平面内で一周する閉ループ状の第2の
放射導体膜63が形成されている。また誘電体基体61
の下面には、接地導体膜64が形成されており、この接
地導体膜64は4辺のうちの2辺それぞれの一部が切り
欠かれた形状を有している。また誘電体基体61の4つ
の側面のうちの1つの側面には、互いに平行に上下方向
に延び双方が放射導体膜62に接続されてなる一対の第
1の給電導体膜65が形成されており、一対の第1の給
電導体膜65のうちの一方の給電導体膜67は接地導体
膜64とも接続され、もう一方の給電導体膜66は誘電
体基体61の下面にまで達している。また、一対の第1
の給電導体膜65が形成された側面の隣の側面には、互
いに平行に上下方向に延び双方が第2の放射導体膜63
に接続されてなる一対の第2の給電導体膜68が形成さ
れており、一対の給電導体膜68のうちの一方の給電導
体膜70は接地導体膜64に接続され、もう一方の給電
導体膜69は誘電体基体61の下面まで達している。
【0040】このように構成されたアンテナ装置60
は、一対の第1の給電導体膜65および一対の第2の給
電導体膜68が、互いに隣り合う側面に形成されている
ため、第1の放射導体膜62のループに対する、この第
1の放射導体膜62と一対の第1の給電導体膜65との
接続点の向きと、第2の放射導体膜63のループに対す
る、この第2の放射導体膜63と一対の第2の給電導体
膜68との接続点の向きとが、水平面内で90度異なる
向きである。従って、第1,第2の放射導体膜62,6
3により受信される電磁波の偏波方向は、水平面内で相
互に90度異なり、このアンテナ装置60は、電磁波が
垂直偏波あるいは水平偏波のいずれであっても、電磁波
を効率よく受信することができる。
は、一対の第1の給電導体膜65および一対の第2の給
電導体膜68が、互いに隣り合う側面に形成されている
ため、第1の放射導体膜62のループに対する、この第
1の放射導体膜62と一対の第1の給電導体膜65との
接続点の向きと、第2の放射導体膜63のループに対す
る、この第2の放射導体膜63と一対の第2の給電導体
膜68との接続点の向きとが、水平面内で90度異なる
向きである。従って、第1,第2の放射導体膜62,6
3により受信される電磁波の偏波方向は、水平面内で相
互に90度異なり、このアンテナ装置60は、電磁波が
垂直偏波あるいは水平偏波のいずれであっても、電磁波
を効率よく受信することができる。
【0041】尚、上述した第1実施形態から第5実施形
態のアンテナ装置は、いずれも、誘電体基体の側面に形
成されている一対の給電導体膜のうちの一方の給電導体
膜が接地導体膜23に接続されているが、給電導体膜は
接地導体膜に接続されていなくてもよい。図8は、本発
明のアンテナ装置の第6実施形態を示す斜視図である。
態のアンテナ装置は、いずれも、誘電体基体の側面に形
成されている一対の給電導体膜のうちの一方の給電導体
膜が接地導体膜23に接続されているが、給電導体膜は
接地導体膜に接続されていなくてもよい。図8は、本発
明のアンテナ装置の第6実施形態を示す斜視図である。
【0042】図8に示すアンテナ装置80は、直方体形
状の誘電体基体81を備えている。この誘電体基体81
の側面上部には、この誘電体基体81の上面の4辺に沿
うように、側面を水平に周回する閉ループ状の放射導体
膜82が形成されている。また、誘電体基体81の下面
には接地導体膜83が形成されており、この接地導体膜
83は、各角がいずれも切り欠かれた形状を有してい
る。さらに誘電体基体81の各側面の下部には、接地導
体膜83と接続するように接地電極84が形成されてい
る。また、誘電体基体81の側面には放射導体膜82を
一周する間を、側面が有する上下に延びる4つの辺で4
等分する位置において、側面の4つの辺それぞれの両側
に一本づつ形成されてなる、双方が互いに平行に上下方
向に延びる一対の給電導体膜85が、合計4対形成され
ている。
状の誘電体基体81を備えている。この誘電体基体81
の側面上部には、この誘電体基体81の上面の4辺に沿
うように、側面を水平に周回する閉ループ状の放射導体
膜82が形成されている。また、誘電体基体81の下面
には接地導体膜83が形成されており、この接地導体膜
83は、各角がいずれも切り欠かれた形状を有してい
る。さらに誘電体基体81の各側面の下部には、接地導
体膜83と接続するように接地電極84が形成されてい
る。また、誘電体基体81の側面には放射導体膜82を
一周する間を、側面が有する上下に延びる4つの辺で4
等分する位置において、側面の4つの辺それぞれの両側
に一本づつ形成されてなる、双方が互いに平行に上下方
向に延びる一対の給電導体膜85が、合計4対形成され
ている。
【0043】このように構成されたアンテナ装置80
は、放射導体膜82を4等分する位置において、一対の
給電導体膜85が合計4対形成されているため、4対の
給電導体膜のうち、放射導体膜82を一周する間を2等
分する位置に形成されてなる2対の給電導体膜に同振幅
同位相の電流を供給する状態と、残りの2対の給電導体
膜に同振幅同位相の電流を供給する状態とを切替自在に
構成すると、互いに垂直に交わる偏波方向に切替自在に
利得をもつアンテナ装置が得られる。
は、放射導体膜82を4等分する位置において、一対の
給電導体膜85が合計4対形成されているため、4対の
給電導体膜のうち、放射導体膜82を一周する間を2等
分する位置に形成されてなる2対の給電導体膜に同振幅
同位相の電流を供給する状態と、残りの2対の給電導体
膜に同振幅同位相の電流を供給する状態とを切替自在に
構成すると、互いに垂直に交わる偏波方向に切替自在に
利得をもつアンテナ装置が得られる。
【0044】図9は、本発明のアンテナ装置の第7実施
形態を示す斜視図である。図2,図3に示す構成要素と
同一の構成要素には同一付号を付して示し、図2,図3
に示す構成要素との相違点のみについて説明する。アン
テナ装置160を構成する誘電体基体21の側面には、
アンテナ装置の回路基板への表面実装用の電極161が
形成されており、この電極161は接地導体膜23に接
続している。
形態を示す斜視図である。図2,図3に示す構成要素と
同一の構成要素には同一付号を付して示し、図2,図3
に示す構成要素との相違点のみについて説明する。アン
テナ装置160を構成する誘電体基体21の側面には、
アンテナ装置の回路基板への表面実装用の電極161が
形成されており、この電極161は接地導体膜23に接
続している。
【0045】回路基板への表面実装用の電極161を備
えると、アンテナ装置の回路基板への実装を容易に行う
ことができる。図10は、本発明のアンテナ装置の第8
実施形態を示す斜視図である。図2,図3に示す構成要
素と同一の構成要素には同一付号を付して示し、図2,
図3に示す構成要素との相違点のみについて説明する。
えると、アンテナ装置の回路基板への実装を容易に行う
ことができる。図10は、本発明のアンテナ装置の第8
実施形態を示す斜視図である。図2,図3に示す構成要
素と同一の構成要素には同一付号を付して示し、図2,
図3に示す構成要素との相違点のみについて説明する。
【0046】図10に示すアンテナ装置170は、図
2,図3に示すアンテナ装置が備えている一対の給電導
体膜24に代えて、誘電体基体21側面を経由して上下
方向に延び放射導体膜22に接続された一本の給電導体
膜171と、この給電導体膜171の、上下方向に延び
る途中位置においてこの給電導体膜171に接続されこ
の接続位置から下方に向かってこの給電導体膜171と
平行に延びるもう一本の給電導体膜172とを備えてい
る。
2,図3に示すアンテナ装置が備えている一対の給電導
体膜24に代えて、誘電体基体21側面を経由して上下
方向に延び放射導体膜22に接続された一本の給電導体
膜171と、この給電導体膜171の、上下方向に延び
る途中位置においてこの給電導体膜171に接続されこ
の接続位置から下方に向かってこの給電導体膜171と
平行に延びるもう一本の給電導体膜172とを備えてい
る。
【0047】図10に示すアンテナ装置170は、給電
導体膜171と給電導体膜172との接続位置を変化さ
せることによりアンテナ装置の入力インピーダンスが変
化するため、入力インピーダンスの調整を容易に行うこ
とができる。次に、本発明のアンテナ装置の使用方法の
一実施形態について、図11〜図13を参照しながら説
明する。この説明にあたって、先ず、図2,図3を参照
しながら説明したアンテナ装置20の製造方法にしたが
って製造したアンテナ装置20(アンテナ装置の誘電体
基体および各導体膜の寸法は、図2,図3を参照しなが
ら説明したアンテナ装置20の製造方法の説明の文中に
記載した寸法とした。)のリターンロスの周波数特性に
ついて説明する。
導体膜171と給電導体膜172との接続位置を変化さ
せることによりアンテナ装置の入力インピーダンスが変
化するため、入力インピーダンスの調整を容易に行うこ
とができる。次に、本発明のアンテナ装置の使用方法の
一実施形態について、図11〜図13を参照しながら説
明する。この説明にあたって、先ず、図2,図3を参照
しながら説明したアンテナ装置20の製造方法にしたが
って製造したアンテナ装置20(アンテナ装置の誘電体
基体および各導体膜の寸法は、図2,図3を参照しなが
ら説明したアンテナ装置20の製造方法の説明の文中に
記載した寸法とした。)のリターンロスの周波数特性に
ついて説明する。
【0048】図11は、その製造したアンテナ装置のリ
ターンロスの周波数特性を示す図である。ここでリター
ンロスとは、アンテナ装置に入力される電力に対する、
反射電力の割合を対数で表わしたものである。従ってリ
ターンロスが小さいほど、アンテナ装置に効率よく電力
が供給されることを意味する。
ターンロスの周波数特性を示す図である。ここでリター
ンロスとは、アンテナ装置に入力される電力に対する、
反射電力の割合を対数で表わしたものである。従ってリ
ターンロスが小さいほど、アンテナ装置に効率よく電力
が供給されることを意味する。
【0049】図11には、ピークBが見られる。ピーク
Bは1.9GHz付近で表われており、このピークBが
表われる周波数は、アンテナ装置を1波長ループアンテ
ナとして動作させたときの共振周波数である(以下、ピ
ークBがあらわれる周波数を共振周波数bと呼ぶ)。従
って、アンテナ装置を、1.9GHzの周波数の電波を
送信もしくは受信するアンテナ装置として使用すると、
効率よく電波の送受信が行われることがわかる。ところ
で、アンテナ装置20は、上述したように誘電体基体2
1の表面に導体膜を形成することにより構成されている
ため、従来の線状アンテナよりも小型化が図られるが、
アンテナ装置20を、例えば1.9GHzの電波を送信
もしくは受信する1波長ループアンテナとして使用する
場合、(1)、(2)式から、この誘電体基体21の誘
電率を大きくすればするほど、実効波長一波長λの値を
小さくできることがわかる。つまり、アンテナ装置20
が送信もしくは受信する電波の周波数は1.9GHzの
ままで、λの値のみを小さくすることができるため、誘
電体基体の寸法を小さくすることができ、アンテナ装置
をさらに小型化することが可能のように思われる。とこ
ろが、一般的に、誘電率の大きな材料は小さな温度の変
化によっても誘電率が大きく変化してしまうこと等か
ら、誘電率の大きな材料はアンテナ装置を構成する誘電
体基体の材料には使用しにくい。また、(2)式より、
εreffはεr に比例しているが、λは、(1)式より実
効誘電率εreffの1/2乗に反比例しているため、εr
を大きくしても大幅なλの短縮化は期待できない。
Bは1.9GHz付近で表われており、このピークBが
表われる周波数は、アンテナ装置を1波長ループアンテ
ナとして動作させたときの共振周波数である(以下、ピ
ークBがあらわれる周波数を共振周波数bと呼ぶ)。従
って、アンテナ装置を、1.9GHzの周波数の電波を
送信もしくは受信するアンテナ装置として使用すると、
効率よく電波の送受信が行われることがわかる。ところ
で、アンテナ装置20は、上述したように誘電体基体2
1の表面に導体膜を形成することにより構成されている
ため、従来の線状アンテナよりも小型化が図られるが、
アンテナ装置20を、例えば1.9GHzの電波を送信
もしくは受信する1波長ループアンテナとして使用する
場合、(1)、(2)式から、この誘電体基体21の誘
電率を大きくすればするほど、実効波長一波長λの値を
小さくできることがわかる。つまり、アンテナ装置20
が送信もしくは受信する電波の周波数は1.9GHzの
ままで、λの値のみを小さくすることができるため、誘
電体基体の寸法を小さくすることができ、アンテナ装置
をさらに小型化することが可能のように思われる。とこ
ろが、一般的に、誘電率の大きな材料は小さな温度の変
化によっても誘電率が大きく変化してしまうこと等か
ら、誘電率の大きな材料はアンテナ装置を構成する誘電
体基体の材料には使用しにくい。また、(2)式より、
εreffはεr に比例しているが、λは、(1)式より実
効誘電率εreffの1/2乗に反比例しているため、εr
を大きくしても大幅なλの短縮化は期待できない。
【0050】ところで、図11を参照すると、このピー
クBよりも低周波側にピークAがみられる。このピーク
Aは0.8GHz付近に表われるピークである(以下、
ピークBよりも低周波側にあるピークAが表われる周波
数を共振周波数aと呼ぶ)。つまり、アンテナ装置は、
1.9GHzの周波数の電波だけでなく、0.8GHz
の周波数の電波も効率よく送信もしくは受信できること
がわかるが、これらピークA,Bは、放射導体膜の周長
が長くなるに伴って低周波側にシフトし、放射導体膜の
周長が短くなるに伴って高周波側にシフトする。従っ
て、ピークAが1.9GHz付近で表れるように放射導
体膜の周長を短くすることにより、アンテナ装置が送信
もしくは受信する電波の周波数は1.9GHzのまま
で、アンテナ装置の誘電体基体の寸法を小さくすること
ができ、アンテナ装置の小型化を図ることができる。つ
まり、アンテナ装置を、共振周波数a,bのうち低周波
側に表れる共振周波数aのモードで使用することによ
り、アンテナ装置のさらなる小型化が図られる。
クBよりも低周波側にピークAがみられる。このピーク
Aは0.8GHz付近に表われるピークである(以下、
ピークBよりも低周波側にあるピークAが表われる周波
数を共振周波数aと呼ぶ)。つまり、アンテナ装置は、
1.9GHzの周波数の電波だけでなく、0.8GHz
の周波数の電波も効率よく送信もしくは受信できること
がわかるが、これらピークA,Bは、放射導体膜の周長
が長くなるに伴って低周波側にシフトし、放射導体膜の
周長が短くなるに伴って高周波側にシフトする。従っ
て、ピークAが1.9GHz付近で表れるように放射導
体膜の周長を短くすることにより、アンテナ装置が送信
もしくは受信する電波の周波数は1.9GHzのまま
で、アンテナ装置の誘電体基体の寸法を小さくすること
ができ、アンテナ装置の小型化を図ることができる。つ
まり、アンテナ装置を、共振周波数a,bのうち低周波
側に表れる共振周波数aのモードで使用することによ
り、アンテナ装置のさらなる小型化が図られる。
【0051】以下に、図2、図3に示す構成のアンテナ
装置であって、放射導体膜の1辺の長さのみが異なるア
ンテナ装置を製造し、これらアンテナ装置のリターンロ
スの周波数特性について調べた結果について説明する。
図12は、製造したアンテナ装置を示す斜視図である。
各アンテナ装置はいずれも、図12に示すように誘電体
基体21の厚さを4mm、放射導体膜22の幅を2m
m、給電導体膜25,26の幅をいずれも2mm、給電
導体膜25,26どうしの間隔を1mmとし、各アンテ
ナ装置は、互いに放射導体膜22の1辺の長さx(すな
わち誘電体基体の1辺の長さ)のみが異なるようにし
た。
装置であって、放射導体膜の1辺の長さのみが異なるア
ンテナ装置を製造し、これらアンテナ装置のリターンロ
スの周波数特性について調べた結果について説明する。
図12は、製造したアンテナ装置を示す斜視図である。
各アンテナ装置はいずれも、図12に示すように誘電体
基体21の厚さを4mm、放射導体膜22の幅を2m
m、給電導体膜25,26の幅をいずれも2mm、給電
導体膜25,26どうしの間隔を1mmとし、各アンテ
ナ装置は、互いに放射導体膜22の1辺の長さx(すな
わち誘電体基体の1辺の長さ)のみが異なるようにし
た。
【0052】図13は、アンテナ装置の放射導体膜の一
辺の長さに対する、アンテナ装置のリターンロスの周波
数特性にみられる共振周波数の変化を表わした図であ
る。図に示す破線は、各アンテナ装置のリターンロスの
周波数特性にみられる共振周波数a,bのうち、共振周
波数bを結んだものであり、実線は、共振周波数bより
も低周波側に表われた共振周波数aを結んだものであ
る。図から、各xの値それぞれのときの共振周波数に着
目すると、共振周波数aは共振周波数bよりもほぼ半分
であることがわかる(x>10については共振周波数a
のみ示す)。この図から、1.9GHzの電波を送信も
しくは受信するアンテナ装置を得るためには、xの長さ
が16mm程度(つまり放射導体膜の周長は約64m
m)のアンテナ装置を共振周波数bのモードで使用する
か、もしくは、xの長さが8mm程度(つまり放射導体
膜の周長は約32mm)のアンテナ装置を共振周波数a
のモードで使用すればよいことがわかるが、これら2つ
のアンテナ装置を比較すると、共振周波数aのモードで
使用するアンテナ装置の方が、共振周波数bのモードで
使用するアンテナ装置よりもxの長さが短いため、アン
テナ装置自体は小型である。つまり、1.9GHz(実
効波長一波長61.9mm)の電波を送信もしくは受信
するアンテナ装置を作製する場合、放射導体膜の1辺の
長さが約8mm(つまり放射導体膜の周長が約32m
m)のアンテナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実
効波長一波長(61.9mm)よりも実効波長の1/2
(30.95mm)の方が放射導体膜の周長(約32m
m)に近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアン
テナ装置として使用することにより、さらなる小型化が
図られたアンテナ装置が得られる。
辺の長さに対する、アンテナ装置のリターンロスの周波
数特性にみられる共振周波数の変化を表わした図であ
る。図に示す破線は、各アンテナ装置のリターンロスの
周波数特性にみられる共振周波数a,bのうち、共振周
波数bを結んだものであり、実線は、共振周波数bより
も低周波側に表われた共振周波数aを結んだものであ
る。図から、各xの値それぞれのときの共振周波数に着
目すると、共振周波数aは共振周波数bよりもほぼ半分
であることがわかる(x>10については共振周波数a
のみ示す)。この図から、1.9GHzの電波を送信も
しくは受信するアンテナ装置を得るためには、xの長さ
が16mm程度(つまり放射導体膜の周長は約64m
m)のアンテナ装置を共振周波数bのモードで使用する
か、もしくは、xの長さが8mm程度(つまり放射導体
膜の周長は約32mm)のアンテナ装置を共振周波数a
のモードで使用すればよいことがわかるが、これら2つ
のアンテナ装置を比較すると、共振周波数aのモードで
使用するアンテナ装置の方が、共振周波数bのモードで
使用するアンテナ装置よりもxの長さが短いため、アン
テナ装置自体は小型である。つまり、1.9GHz(実
効波長一波長61.9mm)の電波を送信もしくは受信
するアンテナ装置を作製する場合、放射導体膜の1辺の
長さが約8mm(つまり放射導体膜の周長が約32m
m)のアンテナ装置を用意し、このアンテナ装置を、実
効波長一波長(61.9mm)よりも実効波長の1/2
(30.95mm)の方が放射導体膜の周長(約32m
m)に近い実効波長の電波を送信もしくは受信するアン
テナ装置として使用することにより、さらなる小型化が
図られたアンテナ装置が得られる。
【0053】尚、上述したアンテナ装置の使用方法で
は、図2,図3に示すアンテナ装置の使用方法について
述べたが、本発明のアンテナ装置であれば、図2,図3
に示すアンテナ装置以外のアンテナ装置(例えば図11
に示すアンテナ装置)であっても、本発明のアンテナ装
置の使用方法を採用することにより、アンテナ装置の小
型化を図ることができる。
は、図2,図3に示すアンテナ装置の使用方法について
述べたが、本発明のアンテナ装置であれば、図2,図3
に示すアンテナ装置以外のアンテナ装置(例えば図11
に示すアンテナ装置)であっても、本発明のアンテナ装
置の使用方法を採用することにより、アンテナ装置の小
型化を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置によれば、小型化および製造コストの削減が図ら
れ、放出される電磁波が通信に効率よく使用される。ま
た、本発明のアンテナ装置の使用方法によれば、アンテ
ナ装置の小型化を図ることができる。
装置によれば、小型化および製造コストの削減が図ら
れ、放出される電磁波が通信に効率よく使用される。ま
た、本発明のアンテナ装置の使用方法によれば、アンテ
ナ装置の小型化を図ることができる。
【図1】アンテナ装置が送受信する電磁波の偏波方向の
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の第1実施形態を示す図
である。
である。
【図3】図2に示すアンテナ装置の下面図である。
【図4】本発明のアンテナ装置の第2実施形態を示す図
である。
である。
【図5】本発明のアンテナ装置の第3実施形態を示す図
である。
である。
【図6】本発明のアンテナ装置の第4実施形態を示す図
である。
である。
【図7】本発明のアンテナ装置の第5実施形態を示す図
である。
である。
【図8】本発明のアンテナ装置の第6実施形態を示す図
である。
である。
【図9】本発明のアンテナ装置の第7実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図10】本発明のアンテナ装置の第8実施形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】アンテナ装置のリターンロスの周波数特性を
示す図である。
示す図である。
【図12】アンテナ装置の使用方法の一実施形態の説明
に用いたアンテナ装置を示す斜視図である。
に用いたアンテナ装置を示す斜視図である。
【図13】アンテナ装置の放射導体膜の一辺の長さに対
する、各アンテナ装置のリターンロスの周波数特性にみ
られる共振周波数の変化を表わした図である。
する、各アンテナ装置のリターンロスの周波数特性にみ
られる共振周波数の変化を表わした図である。
【図14】特開平7−235825号公報に提案された
アンテナ装置を示す斜視図である。
アンテナ装置を示す斜視図である。
【図15】特開平7−283639号公報に提案された
アンテナ装置を示す斜視図である。
アンテナ装置を示す斜視図である。
【図16】特開平7−221537号公報に提案された
アンテナ装置を示す斜視図である。
アンテナ装置を示す斜視図である。
10,20,30,40,50,60,80 アンテナ
装置 11,21,31,41,51,61,81 誘電体基
体 12,22,32,42,52,62,63,82 放
射導体膜 23,33,43,56,64 接地導体膜 24,34,44,53,57,65,68,85 一
対の給電導体膜 25,26,35,36,45,46,54,55,5
8,59,66,6769,70 給電導体膜 84 接地電極
装置 11,21,31,41,51,61,81 誘電体基
体 12,22,32,42,52,62,63,82 放
射導体膜 23,33,43,56,64 接地導体膜 24,34,44,53,57,65,68,85 一
対の給電導体膜 25,26,35,36,45,46,54,55,5
8,59,66,6769,70 給電導体膜 84 接地電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 秀直 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三 菱マテリアル株式会社電子技術研究所内 (72)発明者 曽江 武司 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三 菱マテリアル株式会社電子技術研究所内 (72)発明者 後藤 尚久 東京都八王子市城山手2−8−1
Claims (9)
- 【請求項1】 誘電体基体と、 該誘電体基体に形成された、水平に一周する閉ループ状
の放射導体膜と、 該誘電体基体に形成された、水平に広がる接地導体膜
と、 該誘電体基体側面を経由して互いに平行に上下方向に延
び双方が前記放射導体膜に接続されてなる一対の給電導
体膜とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 前記放射導体膜が、前記誘電体基体上面
内で一周する閉ループ状の放射導体膜であることを特徴
とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 前記放射導体膜が、前記誘電体基体側面
を水平に周回する閉ループ状の放射導体膜であることを
特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項4】 前記放射導体膜が、前記誘電体基体内部
の水平面内で一周する閉ループ状の放射導体膜であるこ
とを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項5】 前記放射導体膜のほか、前記誘電体基体
の、該放射導体膜が形成された位置とは異なる位置に、
水平に一周する閉ループ状の第2の放射導体膜を備える
とともに、 前記誘電体基体側面の、前記一対の給電導体膜が形成さ
れた位置とは異なる位置を経由して互いに平行に上下方
向に延び双方が前記第2の放射導体膜に接続されなる一
対の第2の給電導体膜を備えたことを特徴とする請求項
1記載のアンテナ装置。 - 【請求項6】 前記一対の給電導体膜を含め、前記放射
導体膜を一周する間を4等分するいずれかの位置におい
て双方が該放射導体膜に接続され互いに平行に上下方向
に延びてなる一対の給電導体膜が、合計4対形成されて
なることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項7】 前記一対の給電導体膜に代えて、前記誘
電体基体側面を経由して上下方向に延び前記放射導体膜
に接続された一本の給電導体膜と、該給電導体膜の、上
下方向に延びる途中位置において該給電導体膜に接続さ
れ該接続位置から下方に向かって該給電導体膜と平行に
延びるもう一本の給電導体膜とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項8】 誘電体基体と、該誘電体基体に形成され
た、水平に一周する閉ループ状の放射導体膜と、該誘電
体基体に形成された、水平に広がる接地導体膜と、該誘
電体基体側面を経由して互いに平行に上下方向に延び双
方が前記放射導体膜に接続されてなる一対の給電導体膜
とを備えたアンテナ装置を用意し、 該アンテナ装置を、実効波長一波長よりも実効波長の1
/2の方が前記放射導体膜の周長に近い実効波長の電波
を送信もしくは受信するアンテナ装置として使用するこ
とを特徴とするアンテナ装置の使用方法。 - 【請求項9】 誘電体基体と、該誘電体基体に形成され
た、水平に一周する閉ループ状の放射導体膜と、該誘電
体基体に形成された、水平に広がる接地導体膜と、前記
誘電体基体側面を経由して上下方向に延び前記放射導体
膜に接続された一本の給電導体膜と、該給電導体膜の、
上下方向に延びる途中位置において該給電導体膜に接続
され該接続位置から下方に向かって該給電導体膜と平行
に延びるもう一本の給電導体膜とを備えたアンテナ装置
を用意し、 該アンテナ装置を、実効波長一波長よりも実効波長の1
/2の方が前記放射導体膜の周長に近い実効波長の電波
を送信もしくは受信するアンテナ装置として使用するこ
とを特徴とするアンテナ装置の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9302775A JPH10327012A (ja) | 1997-03-28 | 1997-11-05 | アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7798397 | 1997-03-28 | ||
| JP9-77983 | 1997-03-28 | ||
| JP9302775A JPH10327012A (ja) | 1997-03-28 | 1997-11-05 | アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327012A true JPH10327012A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26419042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9302775A Pending JPH10327012A (ja) | 1997-03-28 | 1997-11-05 | アンテナ装置およびアンテナ装置の使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327012A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003347811A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ圧力センサタグ |
| JP2004128601A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Toko Inc | 多周波マイクロストリップアンテナ |
| JP2009171313A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Advanced Telecommunication Research Institute International | アンテナ装置 |
| JP2009267754A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd | 多周波共用アンテナ |
| JP2015043526A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 | アンテナ装置および電磁波エネルギー回収装置 |
| JP2015070587A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | セイコーエプソン株式会社 | アンテナ及び電子装置 |
| JP2022021604A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | Dxアンテナ株式会社 | アンテナ装置 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9302775A patent/JPH10327012A/ja active Pending
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| CN104518277A (zh) * | 2013-10-01 | 2015-04-15 | 精工爱普生株式会社 | 天线以及电子装置 |
| US10153552B2 (en) | 2013-10-01 | 2018-12-11 | Seiko Epson Corporation | Antenna and electronic apparatus |
| JP2022021604A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | Dxアンテナ株式会社 | アンテナ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |