JPH10327014A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH10327014A
JPH10327014A JP13653597A JP13653597A JPH10327014A JP H10327014 A JPH10327014 A JP H10327014A JP 13653597 A JP13653597 A JP 13653597A JP 13653597 A JP13653597 A JP 13653597A JP H10327014 A JPH10327014 A JP H10327014A
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lens
radiating
antenna device
parallel plate
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正人 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ装置で、波源から出る平面波の伝搬
がブロッキングされ放射特性が劣化するのを防ぐ。ま
た、給電部によるデッドスペースをなくする。 【解決手段】 アンテナ装置において、2枚の平行平板
からなる平行平板導波路の片面に複数個の放射孔を設け
て放射部とし、この放射部に隣接して配置されたレンズ
とこのレンズの焦点またはその近傍に配置された波源と
を含む給電部を構成し、この給電部から放射部の方向に
実質的に平面波とみられる波を進行波給電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2枚の平行平板
導体間に電波を進行させる給電形式のアンテナ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のアンテナ装置の一例に
ついて、その構成と動作を示す図である。この例は、
F.Rahman著,“A SIMPLE COAXI
AL FED PLANAR MICROSTRIP
SLOT ARRAY”,IEEEAP−S Symp
osium Digest,(1981年,pp.20
7−208)に示されたものである。
【0003】図11(a)は、そのアンテナ装置の平面
構造を示す図であり、図11(b)は、その動作を説明
するための図である。図において、1aは2枚の平行な
導体板からなる平行平板導波路、2は上記平行平板導波
路1aの片面に複数形成された放射孔、3aは上記平行
平板導波路1aの内部に置かれた波源、5hは上記波源
3aを含む給電部、6は上記複数の放射孔2からなる放
射部、7aは上記給電部5hで形成される平面波、8は
上記平面波7aの進行方向、9は吸収体、18は上記給
電部5hにおける放物面状反射壁、20は上記波源3a
より励振される円筒波である。
【0004】次に作用について説明する。波源3aより
励振された円筒波23は、平行平板導波路1aを伝搬
し、放物面状反射壁18で平面波7aに変換され、給電
部5hから放射部6に供給される。放射部6に供給され
た平面波7aは進行方向8の方向に伝搬するが、その入
射電力は放射部6に設けてある複数の放射孔2に結合し
各々の放射孔2より電磁波として放射される。ここで、
すべての放射孔2より放射しきれずに残った残留電力は
平行平板導波路1aに設けてある無反射終端として動作
する吸収体9により浪費される。つまりこのアンテナ装
置は、放射部6と共平面状の位置に平面波7aを供給す
る給電部5hを設けることによりアンテナとして動作す
る。
【0005】次に、図12は、従来の他のアンテナ装置
を示す図である。この例は、S.A.Zelubows
ki著,“Low Cost Antenna Alt
ernatives for Automotive
Radars”,MICROWAVE JOURNA
L,(1994年7月,pp.54−63)に示された
ものである。
【0006】図12(a)は、そのアンテナ装置の構造
を示す断面図であり、図11(b)は、その構造を説明
するための平面図である。図において、1a及び1bは
2枚の平行な導体板からなる平行平板導波路、3b〜3
dは上記平行平板導波路1bの内部に置かれた波源、1
0は概ね上記平面波と見なせる準平面波、17は上記波
源3b〜3dにより励振される電磁波、19は平行平板
導波路1aと1b及び放物面状反射壁18とからなる放
物面状折り曲げ部である。その他の図11と同一の符号
は、同一または相当部分を示す。
【0007】この図12に示されたアンテナ装置は、図
11(a)で示した放射部6の背面に2層構造となるよ
うに、さらに平行平板導波路1bをもう1層構成し、こ
れら2層構造の平行平板導波路1aと1bの接続を、放
物面状反射壁18を有する放物面状折り曲げ部19によ
り行い、さらにこの放物面状折り曲げ部19の焦点とそ
の近傍にそれぞれ波源3b〜3dを配置した構成のアン
テナ装置である。波源3b〜3dのうちの1個の波源に
より励振された電磁波17は、平行平板導波路1bを伝
搬し、放物面状折り曲げ部19の放物面状反射壁18に
より概ね平面波とみなせる準平面波10に変換された
後、平行平板導波路1aを放射部6に向かって伝搬す
る。したがって、このアンテナ装置は、3個の波源3b
〜3dを電気的にスイッチングすることにより3ビーム
アンテナとして動作させることが可能であるとともに、
図11(a)で示したアンテナ装置において生じる波源
3aのブロッキングの問題を解決したアンテナ装置であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているため、例えば図11に示し
たアンテナ装置では、波源が平面波の伝搬を妨げるブロ
ッキングにより放射特性が劣化するという問題点があっ
た。また、図12に示したアンテナ装置では、放物面状
反射壁とその焦点に置いた波源からなる給電部や放物面
状折り曲げ部を放射部の横に配置しなければならず、ア
ンテナとして放射に寄与しないデッドスペースが出来て
しまうため、このデッドスペースを排除することにより
アンテナを小形化しなければならないという問題点もあ
った。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、波源によるブロッキングが
無いアンテナ装置を得るとともに、複数ビームのスイッ
チングが可能であり、また、アンテナとしてデッドスペ
ースの無い小形のアンテナ装置を得ることを目的として
いる。また、スイッチングを必要としない周波数ビーム
走査のアンテナ装置を得ることも目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によるアンテ装
置は、2枚の平行平板からなる平行平板導波路の一部に
おいて前記平行平板導波路の片面に複数個の放射孔を形
成した放射部と、前記平行平板導波路の前記放射部に隣
接する部分で前記放射部の入力側に配置されたレンズと
このレンズの焦点またはその近傍に配置された波源とを
含み上記放射部の方向に実質的に平面波とみられる波を
進行波給電する給電部とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0011】また、この発明によるアンテ装置は、前記
波源が複数個配置され、実質的に平面波とみられる波を
それぞれ異なった進行方向に進行波給電することができ
るようにしたことを特徴とするものである。また、この
発明によるアンテ装置は、前記給電部が前記放射部との
境界で前記放射部の背面方向に屈曲するように形成され
たことを特徴とするものである。
【0012】また、この発明によるアンテ装置は、前記
レンズとしてルーネベルグレンズを用いたことを特徴と
するものである。また、この発明によるアンテ装置は、
前記波源を電気的にスイッチングする手段、あるいは前
記波源の少なくとも1つを駆動する機械駆動手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0013】また、この発明によるアンテ装置は、2枚
の平行平板からなる第1の平行平板導波路の片面に複数
個の放射孔を形成するとともにその中心及び両端部に入
射口を形成した放射部と、前記放射部の背面に形成され
た第2の平行平板導波路において第1のレンズとこの第
1のレンズの焦点またはその近傍に配置された波源とを
含み上記入射口から上記放射部に実質的に平面波とみら
れる波を2分配給電する第1の給電部と、前記放射部の
背面に形成された第3の平行平板導波路において第2の
レンズとこの第2のレンズの両側の焦点またはその近傍
にそれぞれ配置された波源とを含み上記放射部の両端部
の入射口から上記放射部に実質的に平面波とみられる波
を進行波給電する第2の給電部とを備えたことを特徴と
するものである。
【0014】また、この発明によるアンテ装置は、2枚
の平行平板からなる第1の平行平板導波路の片面に複数
個の放射孔を形成するとともにその中心及び両端部に入
射口を形成した放射部と、前記放射部の背面に形成され
た第2の平行平板導波路において第1のレンズとこの第
1のレンズの焦点またはその近傍に配置された波源とを
含み上記入射口から上記放射部に実質的に平面波とみら
れる波を2分配給電する第1の給電部と、前記放射部の
背面に形成された第3の平行平板導波路において、第2
のレンズとこの第2のレンズの焦点またはその近傍に配
置された波源とを含み上記放射部の一方の端部の入射口
から上記放射部に実質的に平面波とみられる波を進行波
給電する第2の給電部と、第3のレンズとこの第3のレ
ンズの焦点またはその近傍に配置された波源とを含み上
記放射部の他方の端部の入射口から上記放射部に実質的
に平面波とみられる波を進行波給電する第3の給電部と
を備えたことを特徴とするものである。
【0015】また、この発明によるアンテ装置は、前記
波源の少なくとも1つに周波数可変装置を接続したこと
を特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態について説明する。なお、図中、同一の
符号は、それぞれ同一または相当の部分を示す。 実施の形態1.図1及び図2は、この実施の形態1によ
るアンテナ装置の構造と動作を説明するための図であ
る。図1(a)は、このアンテナ装置の外観を示す平面
図、図1(b)はその内部構成を示す平面図、図2はこ
のアンテナ装置の放射部の部分断面図である。図1及び
図2において、1aは2枚の平行な導体板からなる平行
平板導波路、2は上記平行平板導波路1aの片面に複数
形成された放射孔、3aは上記平行平板導波路1aの内
部に置かれた波源、4aは上記平行平板導波路1aの内
部に置かれ、上記波源3aが配置される位置を焦点ある
いはその近傍の位置とするレンズである。
【0017】5aは上記波源3aを含む給電部、6は上
記複数の放射孔2からなる放射部、7aは上記給電部5
aで形成される平面波、8aは上記平面波7aの進行方
向、9は吸収体である。レンズ4aは、平行平板導波路
1aの放射部6に隣接する部分で放射部6の入力側に配
置されている。また、波源3aは、レンズ4aの焦点ま
たはその近傍に配置されている。このレンズ4aと波源
3aとにより、放射部の方向に実質的に平面波とみられ
る波を進行波給電する。
【0018】また、図2において、20は上記放射部6
に供給される入射電力、21は上記各放射孔2から放射
される放射電力、22は上記放射孔2で放射しきれず上
記吸収体9で浪費される残留電力である。また、θはビ
ーム方向を示す。
【0019】次に、作用について説明する。図1(b)
に示すように、波源3aより励振された電磁波は平行平
板導波路1aを伝搬し、誘電体等で形成されたレンズ4
aによって平面波7aに変換される。この平面波7aは
給電部5aから放射部6に供給され(入射電力20)、
平行平板導波路1aを吸収体9に向かって進行方向8a
の方向に伝搬する。その際、平面波7aは放射部6に設
けてある複数の放射孔2に次々と結合し、図2に示すよ
うに、各々の放射孔2より電磁波として放射され(放射
電力21)、直列給電のアレーアンテナとして動作す
る。よって、アンテナのビームは各隣り合わせの放射孔
2の配列間隔により決定される励振位相に応じた方向に
指向される。ここで、すべての放射孔2より放射しきれ
ずに残った電力(残留電力22)は平行平板導波路1a
に無反射終端として動作するように設けてある吸収体9
により吸収され、残留電力による反射波が生じないよう
にしている。
【0020】すなわち、このアンテナ装置によれば、放
射部6と共平面状の位置に平面波7aを供給する給電部
5aを設けているため、波源3aが平行平板導波路1a
を伝搬する給電経路を妨げることがなく、波源3aによ
るブロッキングのないアンテナ装置が得られる効果があ
る。
【0021】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態2は、このアンテナ装置をビーム
切り替え可能な電子制御アンテナ、あるいは複数本のビ
ームを有するマルチビームアンテナとして動作させる場
合に関するものである。図3は、この実施の形態による
アンテナ装置の内部構造を示す平面図であり、放射孔を
有する表面の平板を除いた図である。
【0022】構造について説明すると、図3に示すよう
に、平行平板導波路1aにおいて、レンズ4aの概ね焦
点の位置に波源3bを配置し、さらにその近傍に2個の
波源3cと3dを配置したものである。その他の構成
は、実施の形態1で説明したものと同様であるから、説
明を省略する。
【0023】次に動作について説明する。波源3bより
電波を励振する場合は、レンズ4aにより平面波7aに
変換され、平行平板導波路laを電波の進行方向8bの
方向に伝搬し、順次放射部6に設けてある各放射孔2よ
り空間に電波が放射され、放射部6の各放射孔2を配列
した面の法線方向と進行方向8bからなる面内に主ビー
ムを形成する。
【0024】一方、波源3cあるいは3dより励振する
場合は、それぞれレンズ4aにより準平面波10aある
いは10bに変換され平行平板導波路laを電波の進行
方向8cあるいは8dの方向に伝搬し、順次放射部6に
設けてある各放射孔2より空間に電波が放射される。こ
こで波源3cより励振した場合は、放射部6の各放射孔
2を配列した面の法線方向と進行方向8cからなる面内
に主ビームを形成し、波源3dより励振した場合は、放
射部6の各放射孔2を配列した面の法線方向と進行方向
8dからなる面内に主ビームを形成することができる。
【0025】したがって、波源3b〜3dを、図には示
していないがスイッチにより切り替えることにより、ビ
ーム切り替え可能な電子制御アンテナとして動作させる
ことができる。また、波源3b〜3dを同時に励振する
ことにより、マルチビームアンテナとして動作させるこ
とができる。いずれの場合にも、波源3b〜3dによる
ブロッキングの無いアンテナ装置を得ることができる。
【0026】なお、上記説明では、波源3の数を3個と
しているが、レンズ4aで変換される波面が概ね平面波
と見なせる範囲で、波源3b〜3dの数を増やして焦点
の近傍に複数配置しても良い。以上のように、この実施
の形態によれば、給電部においてレンズの焦点の位置ま
たはその近傍に複数の波源が配置され、放射部に対して
実質的に平面波とみられる波をそれぞれ異なった進行方
向に進行波給電することができ、かつ波源によるブロッ
キングの無いアンテナ装置を得ることができる。
【0027】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態3は、このアンテナ装置を、波源
によるブロッキングが無く、かつ給電部を放射部の放射
孔が形成されていない背面に折り曲げた構造とした場合
に関するものである。図4(a)は、この実施の形態に
よるアンテナ装置の内部構造を示す断面図であり、図4
(b)は、放射部の背面に形成された給電部の構造を示
す平面図である。
【0028】構造について説明すると、図4(b)に示
すように、平行平板導波路1bにおいて、レンズ4aの
概ね焦点の位置に波源3aを配置した給電部5aを、平
行平板導波路1aに形成された放射部6との境目で且つ
放射孔2がない側に折り曲げ、平行平板導波路1aと1
bとを折り曲げた折り曲げ部11aにより接続する構成
としたものである。その他の構成は、実施の形態1で説
明したものと同様であるから、説明を省略する。
【0029】次に動作について説明する。図4(b)に
示すように、波源3aより励振きれた電磁波は、レンズ
4aにより平面波7aに変換され平行平板導波路lbを
伝搬し、図4(a)に示すように、幅広導波管のコーナ
を2個接続した構成の折り曲げ部11aにより平行平板
導波路laへと導かれる。この平面波7aは進行方向8
bの方向に伝搬し、順次放射部6に設けてある各放射孔
2と結合し空間に放射され、放射部6の各放射孔2を配
列した面の法線方向と進行方向8bとからなる面内に主
ビームを形成する。
【0030】したがって、波源3aによるブロッキング
の無い給電部5aを有し、且つこの給電部5aがデッド
スベースとならないように小形化したアンテナ装置を得
ることができる。以上のように、この実施の形態のよれ
ば、平行平板導波路が放射部と給電部との境界で屈曲し
て形成され、小型化し、かつ波源によるブロッキングの
無いアンテナ装置が得られる。
【0031】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態4は、このアンテナ装置を、且つ
給電部を放射部の放射孔が形成されていない背面に屈曲
させて小型化した構成とし、波源によるブロッキングが
無く、さらにビーム切り替え可能な電子制御アンテナ、
あるいは複数本のビームを有するマルチビームアンテナ
として動作させる場合に関するものである。図5は、こ
の実施の形態によるアンテナ装置の内部構造を示す平面
図であり、給電部の構造を示す図である。放射部は、実
施の形態3の図4(a)に示されるものと同一である。
【0032】構造について説明すると、図5に示すよう
に、給電部5bにおいて、レンズ4aの概ね焦点の位置
に波源3bを配置すると共にその近傍に2個の波源3c
と3dを配置している。そして、図4(a)に示すよう
に、この給電部5bを放射部6との境目で且つ放射孔2
がない側に折り曲げ、さらに上記給電部5bと上記放射
部6とを平行平板導波路1を折り曲げた折り曲げ部1l
aにより接続する構成としたものである。その他の構成
は、実施の形態1で説明したものと同様であるから、説
明を省略する。
【0033】次に動作について説明する。図5に示すよ
うに、電磁波を波源3bより励振する場合は、レンズ4
aにより平面波7aに変換される。また、電磁波を波源
3cあるいは3dより励振する場合は、それぞれレンズ
4aにより準平面波10aあるいは10bに変換され、
各々平行平板導波路lbを伝搬し、次に図4(a)に示
すように、幅広導波管のコーナを2個接続した構成の折
り曲げ部1laにより平行平板導波路laへと導かれ
る。
【0034】これらの平面波7aと準平面波10a及び
10bは、順次放射部6に設けてある各放射孔2より空
間に放射される。ここで、各波源3b、3c、3dより
励振された平面波7aと準平面波10a及び10bは、
それぞれ放射部6の各放射孔2を配列した面の法線方向
と各電波の進行方向とからなる面内に主ビームを形成す
ることができる。
【0035】したがって、波源3b〜3dを図には示し
ていないがスイッチにより切り替えることにより、ビー
ム切り替え可能な電子制御アンテナとして動作させるこ
とができる。また、波源3b〜3dを同時に励振するこ
とにより、マルチビームアンテナとして動作させること
ができる。いずれの場合も、波源3b〜3dによるブロ
ッキングの無いアンテナ装置を得ると共に、給電部5b
がデッドスベースとならないように小形化したアンテナ
装置を得ることができる。
【0036】なお、上記説明では、波源3の数を3個と
しているが、レンズ4aで変換される波面が概ね平面波
と見なせる範囲で、波源3b〜3dの数を増やし焦点の
近傍に複数配置しても良い。
【0037】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態5は、ルーネベルグレンズを用い
てかつ波源によるブロッキングが無く、またアンテナ装
置の給電部を放射部の放射孔が形成されていない背面に
折り曲げて小型化した構成とし、ビーム切り替え可能な
電子制御アンテナ、あるいは複数本のビームを有するマ
ルチピームアンテナとして動作させる場合に関するもの
である。図6は、この実施の形態によるアンテナ装置の
内部構造を示す平面図であり、給電部の構造を示す図で
ある。放射部は、実施の形態3の図4(a)に示される
ものと同一である。
【0038】構造について説明すると、図6に示すよう
に、給電部5cの平行平板導波路1aにおいて、ルーネ
ベルグレンズ12を用い、このレンズ12の焦点に複数
個の波源3e〜3iを配置している。この給電部5c
を、図4(a)に示すように、放射部6との境目で且つ
放射孔2がない側に折り曲げ、さらに上記給電部5cと
上記放射部6とを平行平板導波路1aを折り曲げた折り
曲げ部1laにより接続する構成としたものである。そ
の他の構成は、実施の形態1で説明したものと同様であ
るから、説明を省略する。
【0039】次に動作について説明する。図6に示すよ
うに、各波源3e〜3iより励振きれた電磁波は、図に
は示していないがルーネベルグレンズ12により全て進
行方向の異なる平面波に変換され、各々平行平板導波路
lbを伝搬し、次に図4(a)に示すように、幅広導波
管のコーナを2個接続した構成の折り曲げ部1laによ
り平行平板導波路laへと導かれる。
【0040】図には示していないが、これら全ての平面
波は各々順次放射部6に設けてある各放射孔2より空間
に放射される。ここで、各波源3e〜3iより励振され
た各平面波は、それぞれ放射部6の各放射孔2を配列し
た面の法線方向と各電波の進行方向とからなる面内に主
ビームを形成することができる。
【0041】したがって、波源3e〜3iを図には示し
ていないがスイッチにより切り替えることにより、ビー
ム切り替え可能な電子制御アンテナとして動作させるこ
とができる。また、波源3e〜3iを同時に励振するこ
とにより、マルチピームアンテナとして動作させること
ができる。いずれの場合も、波源3e〜3iによるブロ
ッキングの無いアンテナ装置を得ると共に、給電部5c
がデッドスベースとならないように小形化したアンテナ
装置を得ることができる。さらに、給電部5cにルーネ
ベルグレンズ12を用いているため、各波源3e〜3i
から励振された電磁波は完全な平面波の状態で放射部6
の各放射孔2に結合させることができ、サイドローブレ
ベル等の劣化の無い良好な放射パターンを得ることがで
きる効果も得られる。
【0042】なお、上記説明では、波源3の数を5個と
しているが、構成上配置可能な範囲で波源3e〜3iの
数をさらに増やしても良い。
【0043】実施の形態6.以上に説明した実施の形態
2(図3)、4(図5)または5(図6)においては、
複数個の波源3b〜3dあるいは3e〜3iを用いて、
これらの波源をスイッチにより切り替えて、ビーム切り
替え可能な電子制御アンテナとして動作させることにつ
いて説明した。これに対し、この実施の形態6では、実
施の形態2(図3)、4(図5)または5(図6)にお
いて、複数の波源を1つとし、この波源をモータ等の機
械駆動装置に装着して、その位置を機械的に動かすよう
に構成する。このようにすると、高価な電気的に切り替
え可能なスイッチを用いずにビーム走査可能な電子制御
アンテナとして動作するアンテナ装置を得ることができ
る。また、ビーム走査間隔をより短くすることが可能と
なり、例えば、車載レーダ等のアンテナ装置においてよ
り優れた角度分解能を有するビーム走査アンテナを得る
ことができる。なお、実施の形態1(図1)または3
(図4)においても、機械駆動できるようにそれらの波
源を装着することにより、同様にビーム走査可能な電子
制御アンテナとして用いることができる。
【0044】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態7は、給電部及びを放射部の放射
孔が形成されていない背面に構成し、放射部の各放射孔
を配列した面の法線方向と各電波の進行方向とからなる
面が同一である面内においてビーム切り替え可能な電子
制御アンテナ、あるいは3本のビームを有する3ビーム
アンテナとして動作させる構成のアンテナ装置とした場
合に関するものである。図7(a)は、この実施の形態
によるアンテナ装置の内部構造を示す断面図、図7
(b)は、図7(a)におけるA−A’線に沿った断面
における平面図であり、一方の給電部の構造を示す図で
ある。
【0045】構造について説明すると、図7に示すよう
に、第1の平行平板導波路1aの表面に放射孔2を形成
し中心線上の入射口で分離された2つの放射面を有する
放射部6を形成している。この放射部6の片方の背面に
第2の平行平板導波路1cを形成し、放射部6の中心か
ら平面波を給電するように、第1のレンズ4cと、この
レンズ4cの焦点位置に波源3lを配置して第1の給電
部5dを構成している。放射部6の中心の入射口は、放
射部6の中心軸13から概ね0.5λg(λgは平行平
板内管内波長)離れた部分に開孔中心を有し、第1の給
電部5dから平面波7eと7fを2分配給電する構成と
している。
【0046】さらに、放射部6の全体の背面に第3の平
行平板導波路1bを形成し、放射部6の両端部の入射口
からそれぞれ平面波7bと7cを給電するように、中心
に第2のレンズ4bを、このレンズ4bの両側の焦点位
置にそれぞれ波源3jと3kを配置して第2の給電部5
eを構成している。この第2の給電部5eは、給電部5
eを放射部6の放射孔2が形成されていない背面に折り
曲げ、給電部5eと放射部6とを平行平板導波路1a,
1bを折り曲げた折り曲げ部11bと11cにより接続
する構成としたものである。
【0047】次に動作について説明する。図7に示すよ
うに、第1の給電部の波源31より電波を励振する場合
は、レンズ4cにより形成された平面波7dが、幅広導
波管の2分配器により2つの平面波7eと7fに分配さ
れる。これらの平面波7eと7fの位相は同一位相とな
るように揃えられた後、各々平行平板導波路laを互い
に逆方向に伝搬し、中心軸13の左右に設けられた各放
射部6の各放射孔2に順次結合し空間に放射され、放射
部6の各放射孔2を配列した面の法線方向と各電波の進
行方向とからなる面が同一である面内で、ビーム方向1
4a(ボアサイト方向)に合成ビームを形成する。
【0048】また、第2の給電部の波源3jと3kより
電波を励振する場合は、レンズ4bにより形成された平
面波7bと7cが各々平行平板導波路lbを互いに逆方
向に伝搬し、幅広導波管のコーナを2個接続した構成の
折り曲げ部1lbと1lcにより平行平板導波路laへ
と導かれる。これらの平面波7bと7cは放射部6に設
けてある各放射孔2に順次結合し空間に放射され、上記
ビーム方向14aを含む面内で、ビーム方向14bと1
4cの方向に主ビームを形成する。
【0049】したがって、波源3j〜3lを図には示し
ていないがスイッチにより切り替えることにより、平行
平板導波路1aにおける給電方向を含む同一面内でビー
ム切り替え可能な電子制御アンテナとして動作させるこ
とができる。また、波源3j〜3lを同時に励振するこ
とにより、3ビームアンテナとして動作するアンテナ装
置を得ることができる。いずれの場合も、第1の給電部
5dと第2の給電部5eがデッドスベースとならないよ
うに小形化したアンテナ装置を得ることができる。
【0050】以上のように、この実施の形態によれば、
全ての波源から平面波を給電できる給電部を有すると共
に、ボアサイト方向を含む同一面内の3方向に主ビーム
をビーム切り替え可能な電子制御アンテナあるいは上記
3方向に主ビームを有する3ビームアンテナとして動作
し、さらに上記給電部がデッドスベースとならないよう
に小形化したアンテナ装置が得られる。また、ボアサイ
ト方向にも主ビームを有するため、例えば、車載レーダ
等においてアンテナ装置を傾けないで搭載できるという
効果もある。
【0051】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態8は、給電部及びを放射部の放射
孔が形成されていない背面に構成し、放射部の各放射孔
を配列した面の法線方向と各電波の進行方向とからなる
面が同一である面内においてビーム切り替え可能な電子
制御アンテナ、あるいは3本のビームを有する3ビーム
アンテナとして動作させる構成で、且つ波源によるブロ
ッキングの無いアンテナ装置とした場合に関するもので
ある。図8(a)は、この実施の形態によるアンテナ装
置の内部構造を示す断面図、図8(b)は、図8(a)
におけるA−A’線に沿った断面における平面図であ
り、1つの給電部の構造を示す図である。
【0052】構造について説明すると、図8に示すよう
に、第1の平行平板導波路1aの表面に放射孔2を形成
し中心線上の入射口で分離された2つの放射面を有する
放射部6を形成している。この放射部6の片方の背面に
第2の平行平板導波路1cを形成し、放射部6の中心か
ら平面波を給電するように、第1のレンズ4cと、この
レンズ4cの焦点位置に波源3lを配置して第1の給電
部5dを構成している。放射部6の中心の入射口は、放
射部6の中心軸13から概ね0.5λg(λgは平行平
板内管内波長)離れた部分に開孔中心を有し、第1の給
電部5dから平面波7eと7fを2分配給電する構成と
している。以上は、実施の形態7の第1の給電部5dと
同じ構成である。
【0053】さらに、放射部6の全体の背面に第3の平
行平板導波路1bを形成し、放射部6の両端部の入射口
からそれぞれ平面波7bと7cを給電するように、ほぼ
中心に2つの波源3nと3oを配置し、またこれらの波
源3nと3oをそれぞれ焦点位置とするレンズ4dと4
eとを配置して第2の給電部5fと第3の給電部5gを
構成している。この第2の給電部5f及び第3の給電部
5gは、それぞれ給電部5f,5gを放射部6の放射孔
2が形成されていない背面に折り曲げ、給電部5f,5
gと放射部6とを平行平板導波路1a,1bを折り曲げ
た折り曲げ部1lbと11cにより接続する構成とした
ものである。
【0054】次に動作について説明する。図8に示すよ
うに、第2及び第3の給電部の波源3nと3oより電波
を励振する場合は、それぞれレンズ4dと4eにより形
成された平面波7bと7cが各々平行並板導波路lbを
互いに逆方向に伝搬し、幅広導波管のコーナを2個接続
した構成の折り曲げ部1lbと1lcにより平行平板導
波路laへと導かれる。これらの平面波7bと7cは放
射部6に設けてある各放射孔2に順次結合し空間に放射
され、それぞれ放射部6の各放射孔2を配列した面の法
線方向と各電波の進行方向とからなる面が同一である面
内におけるビーム方向14bと14cの方向に主ビーム
を指向する。
【0055】また、第1の給電部5dの波源31より励
振する場合は、レンズ4cにより形成された平面波7d
は、幅広導波管の2分配器により2つの平面波7eと7
fに分配される。これらの平面波7eと7fの位相は同
一位相となるように揃えられた後、各々平行平板導波路
laを逆方向に伝搬し、中心軸13の左右に設けられた
2つの放射部6の各放射孔2に順次結合し空間に放射さ
れ、上記ビーム方向14bと14cを含む面内における
ビーム方向14a(ボアサイト方向)に合成ビームを形
成する。
【0056】したがって、波源3l、3n及び3oを図
には示していないがスイッチにより切り替えることによ
り、平行平板導波路1aにおける給電方向を含む同一面
内でビーム切り替え可能な電子制御アンテナとして動作
させることができる。また、波源3l、3n及び3oを
同時に励振することにより、3ビームアンテナとして動
作させることができる。いずれの場合も、波源3l、3
n及び3oによるブロッキングの無いアンテナ装置を得
ることができる。また、給電部5d、5f及び5gがデ
ッドスベースとならないように小形化したアンテナ装置
を得ることができる。
【0057】以上のように、この実施の形態によれば、
波源によるブロッキングが無く、且つ全ての波源から平
面波を給電できる給電部を有すると共に、ボアサイト方
向を含む同一面内の3方向に主ビームをビーム切り替え
可能な電子制御アンテナあるいは上記3方向に主ビーム
を有する3ビームアンテナとして動作し、さらに上記給
電部がデッドスベースとならないように小形化したアン
テナ装置が得られる。また、ボアサイト方向にも主ビー
ムを有するため、例えば、車載レーダ等においてアンテ
ナ装置を傾けないで搭載できるという効果もある。
【0058】実施の形態9.図9は、この発明の実施の
形態9によるアンテナ装置について説明するための図で
ある。この実施の形態9は、このアンテナ装置を、波源
によるブロッキングを無くすとともに、給電部に周波数
変換装置を接続した場合に関するものである。図9は、
この実施の形態によるアンテナ装置の構成を示す図であ
る。構造について説明すると、図9に示すように、給電
部5aにおいて、レンズ4aの概ね焦点の位置に配置さ
れた波源3aに、周波数可変装置15を接続し、外部か
ら入力あるいは外部へ出力する送受信信号の周波数を可
変にできる構成としている。なお、この実施の形態9に
おけるアンテナ装置の放射部6の構成は、実施の形態1
で説明したものと同様であるから、説明を省略する。
【0059】次に動作について説明する。図9に示すよ
うに、このアンテナ装置の主ビーム方向は、隣り合う2
個の放射孔2の配列間隔の、平行並板導波路laにおけ
る電気長に応じた励振位相により決定される。したがっ
て、波源3aに入力される送信信号の周波数を周波数可
変装置15により変えることにより、平行平板導波路l
aの管内波長λgも変わり、各放射孔2の励振位相が変
わる。つまり、波源3によるブロッキングの無い給電部
5aを有するアンテナ装置において、周波数を変えるこ
とにより主ビーム方向を変えることができる効果が得ら
れる。
【0060】次に、図10は、同様に、この発明の実施
の形態9によるアンテナ装置について説明するための図
である。図9が、実施の形態1で示したアンテナ装置に
ついて、その波源3aに周波数可変装置15を接続してい
るのに対して、図10では、実施の形態3で示したアン
テナ装置について、その波源3aに周波数可変装置15
を接続している。その動作は、図9と同様であるから、
説明は省略する。なお、以上説明したように、波源に周
波数可変装置を接続する構成は、実施の形態1(図
1)、3(図4)7(図7)または8(図8)のアンテ
ナ装置に対して、有効である。しかし、その他の実施の
形態のアンテナ装置に対しても、少なくとも1個の波源
を用い、これに対して周波数を可変にする用い方をする
こともできる。
【0061】以上のように、この実施の形態によれば、
主ビームをより細かなビーム走査間隔でビーム切り替え
することが可能となり、例えば、車載レーダ等のアンテ
ナ装置においてより優れた角度分解能を有するビーム走
査アンテナを得られる効果がある。また、波源を機械駆
動する場合と異なり任意の方向に瞬時に主ビームを指向
できるため、複雑なビーム走査ができる効果もある。
【0062】次に、以上の各実施の形態における放射孔
2の変形について説明する。以上の実施の形態1〜8に
おける放射孔2は、その電界方向が平行平板導波路la
を伝搬する電波の進行方向8aあるいは8bと同一方向
となるように配置している。しかし、進行方向8aある
いは8bに対して傾けて配置し、放射孔2から放射され
る電波の偏波面の方向を任意の方向としても良い。ま
た、放射孔2の一つを、その偏波方向が上記電波の進行
方向8aあるいは8bに対して45度傾けて配置し、こ
の放射孔2から上記電波の進行方向8aあるいは8bに
概ねλg/4(λgは平行並板導波路1aの管内波長)
隔てて、その偏波方向を上記放射孔2の偏波方向と直交
させた次の放射孔2を配置し、上記2個の放射孔2で1
対の円偏波放射孔素子を形成し、上記1対の円偏波放射
孔素子を上記電波の進行方向8aあるいは8bに対し複
数配置しても良い。
【0063】
【発明の効果】この発明は、以上説明したような構成と
なっているため、以下に記載されるような効果を奏す
る。本願の発明によれば、アンテナ装置として、2枚の
平行平板からなる平行平板導波路の一部において前記平
行平板導波路の片面に複数個の放射孔を設けた放射部を
形成し、また、前記平行平板導波路の前記放射部に隣接
する部分で、前記放射部の入力側に配置されたレンズと
このレンズの焦点またはその近傍に配置された波源とを
含み、上記放射部の方向に実質的に平面波とみられる波
を進行波給電する給電部を形成したので、波源によるブ
ロッキングが無い給電部を有するアンテナ装置を得られ
る効果がある。
【0064】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置に複数個の波源を配置し、実質的に平面波とみられ
る波をそれぞれ異なった進行方向に進行波給電すること
ができるようにしたので、波源によるブロッキングが無
い給電部を有し、且つ、ビーム切り替え可能な電子制御
アンテナ、あるいは複数本のビームを有するマルチビー
ムアンテナとして動作するアンテナ装置を得られる効果
を奏する。
【0065】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置の前記平行平板導波路が前記放射部と前記給電部と
の境界で屈曲して形成されるようにしたので、波源によ
るブロッキングが無い給電部を有し、且つ上記給電部が
デッドスベースとならないように小形化したアンテナ装
置を得られる効果がある。
【0066】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置の前記レンズとして、ルーネベルグレンズを用いた
ので、波源によるブロッキングが無く、且つ全ての波源
から平面波を給電できる給電部を有し、ビーム切り替え
可能な電子制御アンテナ、あるいは複数本のビームを有
するマルチビームアンテナとして動作し、さらに上記給
電部がデッドスベースとならないように小形化したアン
テナ装置を得られる効果がある。
【0067】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置の前記波源の少なくとも1つを駆動する機械駆動手
段を備えたので、ビーム走査間隔をより短くすることが
可能となり、例えば、車載レーダ等のアンテナ装置にお
いてより優れた角度分解能を有するビーム走査アンテナ
を得られる効果を奏する。また、電気的に切り替え可能
な高価なスイッチを用いる必要がなく低コストのビーム
走査アンテナを得られる効果を奏する。
【0068】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置において、2枚の平行平板からなる第1の平行平板
導波路の片面に複数個の放射孔を形成するとともにその
中心及び両端部に入射口を有する放射部と、前記放射部
の背面に形成され上記入射口から上記放射部に実質的に
平面波とみられる波を2分配給電する第1の給電部と、
前記放射部の背面に形成され上記放射部の両端部の入射
口から上記放射部に実質的に平面波とみられる波を進行
波給電する第2の給電部とを備えたので、また、望まし
くは上記放射部の中心から概ね0.5λg(λgは平行
平板内管内波長)離れた部分から平面波を2分配給電す
る構成としたので、全ての波源から平面波を給電できる
給電部を有すると共に、ボアサイト方向を含む同一面内
の3方向に主ビームをビーム切り替え可能な電子制御ア
ンテナあるいは上記3方向に主ビームを有する3ビーム
アンテナとして動作し、さらに上記給電部がデッドスベ
ースとならないように小形化したアンテナ装置を得られ
る効果を奏する。また、ボアサイト方向にも主ビームを
有するため、例えば、車載レーダ等においてアンテナ装
置を傾けないで搭載できるという効果も奏する。
【0069】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置において、2枚の平行平板からなる第1の平行平板
導波路の片面に複数個の放射孔を形成するとともにその
中心及び両端部に入射口を有する放射部と、前記放射部
の背面に形成され上記入射口から上記放射部に実質的に
平面波とみられる波を2分配給電する第1の給電部と、
前記放射部の背面に形成され上記放射部の一方の端部の
入射口から上記放射部に実質的に平面波とみられる波を
進行波給電する第2の給電部と、上記放射部の他方の端
部の入射口から上記放射部に実質的に平面波とみられる
波を進行波給電する第3の給電部とを備え、また望まし
くは、上記放射部の中心から概ね0.5λg(λg平行
平板内管内波長)離れた部分から平面波を2分配給電す
る構成としたので、波源によるブロッキングが無く、且
つ全ての波源から平面波を給電できる給電部を有すると
共に、ボアサイト方向を含む同一面内の3方向に主ビー
ムをビーム切り替え可能な電子制御アンテナあるいは上
記3方向に主ビームを有する3ビームアンテナとして動
作し、さらに上記給電部がデッドスベースとならないよ
うに小形化したアンテナ装置を得られる効果を奏する。
また、ボアサイト方向にも主ビームを有するため、例え
ば、車載レーダ等においてアンテナ装置を傾けないで搭
載できるという効果も奏する。
【0070】また、本願の他の発明によれば、アンテナ
装置において、レンズの概ね焦点の位置に配置した波源
に周波数可変装置を接続する構成としたので、主ビーム
をより細かなビーム走査間隔でビーム切り替えすること
が可能となり、例えば、車載レーダ等のアンテナ装置に
おいてより優れた角度分解能を有するビーム走査アンテ
ナを得られる効果がある。また、波源を機械駆動する場
合と異なり任意の方向に瞬時に主ビームを指向できるた
め、複雑なビーム走査ができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装置
の構成説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装
置の構成説明図である。
【図11】 従来のアンテナ装置の構成説明図である。
【図12】 従来の他のアンテナ装置の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1c 平行平板導波路、 2 放射孔、 3a〜
3o 波源、 4a〜4e レンズ、 5a〜5h 給
電部、 6 放射部、 7a〜7d 平面波、8a〜8
d 進行方向、 9 吸収体、 10a、10b 準平
面波、 11a〜11c 折り曲げ部、 12 ルーネ
ベルグレンズ、 13 中心軸、 14a〜14d ビ
ーム方向、 15 周波数可変装置、 16 送受信信
号、 17 電磁波、 18 放物面上反射壁、 19
放物面折り曲げ部、 20 入射電力、 21 放射
電力、 22 残留電力、 23 円筒波。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の平行平板からなる平行平板導波路
    の一部において前記平行平板導波路の片面に複数個の放
    射孔を形成した放射部と、前記平行平板導波路の前記放
    射部に隣接する部分で前記放射部の入力側に配置された
    レンズとこのレンズの焦点またはその近傍に配置された
    波源とを含み上記放射部の方向に実質的に平面波とみら
    れる波を進行波給電する給電部とを備えたことを特徴と
    するアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記波源が複数個配置され、実質的に平
    面波とみられる波をそれぞれ異なった進行方向に進行波
    給電することができるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記給電部が前記放射部との境界で前記
    放射部の背面方向に屈曲するように形成されたことを特
    徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズとしてルーネベルグレンズを
    用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記波源の少なくとも1つを駆動する機
    械駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 2枚の平行平板からなる第1の平行平板
    導波路の片面に複数個の放射孔を形成するとともにその
    中心及び両端部に入射口を形成した放射部と、 前記放射部の背面に形成された第2の平行平板導波路に
    おいて第1のレンズとこの第1のレンズの焦点またはそ
    の近傍に配置された波源とを含み上記入射口から上記放
    射部に実質的に平面波とみられる波を2分配給電する第
    1の給電部と、 前記放射部の背面に形成された第3の平行平板導波路に
    おいて第2のレンズとこの第2のレンズの両側の焦点ま
    たはその近傍にそれぞれ配置された波源とを含み上記放
    射部の両端部の入射口から上記放射部に実質的に平面波
    とみられる波を進行波給電する第2の給電部とを備えた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 2枚の平行平板からなる第1の平行平板
    導波路の片面に複数個の放射孔を形成するとともにその
    中心及び両端部に入射口を形成した放射部と、 前記放射部の背面に形成された第2の平行平板導波路に
    おいて第1のレンズとこの第1のレンズの焦点またはそ
    の近傍に配置された波源とを含み上記入射口から上記放
    射部に実質的に平面波とみられる波を2分配給電する第
    1の給電部と、 前記放射部の背面に形成された第3の平行平板導波路に
    おいて、第2のレンズとこの第2のレンズの焦点または
    その近傍に配置された波源とを含み上記放射部の一方の
    端部の入射口から上記放射部に実質的に平面波とみられ
    る波を進行波給電する第2の給電部と、第3のレンズと
    この第3のレンズの焦点またはその近傍に配置された波
    源とを含み上記放射部の他方の端部の入射口から上記放
    射部に実質的に平面波とみられる波を進行波給電する第
    3の給電部とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記波源の少なくとも1つに周波数可変
    装置を接続したことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載のアンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021033525A1 (ja) * 2019-08-20 2021-02-25 学校法人慶應義塾 レンズアンテナ、これを用いたレーダ装置、及び無線通信装置

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