JPH10327091A - 相互変調ひずみを検出し低減させるための装置及び方法 - Google Patents
相互変調ひずみを検出し低減させるための装置及び方法Info
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- JPH10327091A JPH10327091A JP10038216A JP3821698A JPH10327091A JP H10327091 A JPH10327091 A JP H10327091A JP 10038216 A JP10038216 A JP 10038216A JP 3821698 A JP3821698 A JP 3821698A JP H10327091 A JPH10327091 A JP H10327091A
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Abstract
導入される相互変調ひずみ干渉の各成分を識別できる相
互変調ひずみの検出方法及び装置を提供する。 【解決手段】 CDMAセルラー又は広帯域PCS移動
電話受信機のフロントエンドにおいて、増幅器バイパス
接続を通して受信信号を送るように、低雑音増幅器30
5をバイパスするために切換え式バイパス接続が設けら
れる。該増幅器バイパス接続は減衰器306を内含する
ことができる。切換え式バイパスはデジタル信号プロセ
ッサにより生成された制御信号によって活性化される。
デジタル信号プロセッサは受信信号を解析して、合計受
信信号出力に対するIMD干渉の相対的寄与を検出して
決定し、IMD干渉が予め定められたレベルを上回った
時点で低雑音増幅器をバイパスするべく制御信号を送
る。
Description
元接続(CDMA)の移動電話システムにおける、相互
変調ひずみ(IMD)の検出及びIMDの低減のための
方法及び装置に関する。
率、音声のみならずデータ伝送のためのセルラー電話の
使用の必要性、そしてアナログセルラーシステムの容量
に限界があることなどが、増大された容量及びより高品
質の信号を提供するためのデジタルセルラーシステムの
実施の推進要因となっている。或る時点で、アナログシ
ステムからデジタルシステムへの完全な移行が起こるか
もしれない。しかしながらその時まで、2つのシステム
は共存しなければならず、デジタルセルラーに対する付
加的なスペクトル割当ては全く無いと思われることか
ら、デジタル及びアナログセルラーシステムは、受信用
として869〜894MHz 、信号送信用として824〜
849MHz という同じスペクトルを共用しなければなら
ない。
るデジタルセルラーシステムは、なかでも周波数計画の
容易さ、容量の増大(少なくとも理論上は)及びハンド
オフの改善といったものを含め、その他の提案されたデ
ジタル技術すなわちTDMA及びFDMA(それぞれ、
時分割多元接続及び周波数分割多元接続)に比べいくつ
かの利点をもつ。CDMAシステムは、AMPS(ad
vanced mobile phone syste
m)を用いたアナログセルラーシステムがすでに充分確
立されている高密度市場すなわち大都市へと導入されて
きた。これらの領域内では、CDMA基地局は、数多く
の既存のAMPS基地局の中にまばらに点在している。
CDMA移動局(CDMAセルラー加入者)とCDMA
基地局との間の距離及びAMPS基地局の相対的近接性
に応じて、AMPS送信機からの信号は、CDMA電話
に過大な負荷を与え得る重大な干渉(interfer
ence)を発生する可能性がある。このことは、受信
機フロントエンドにある高感度増幅器が高レベルのAM
PS信号で駆動されている場合に、それが増幅器の転送
機能の非線形領域内で作動するために起こるのである。
非線形動作領域においては、周波数成分が混合して、受
信されたスペクトル内の各信号に加え新しい周波数項を
作り出す。相互変調ひずみ(IMD)をその有意な構成
要素(コンポーネント)とするこの干渉は、CDMA電
話が物理的にCDMA基地局から遠いものの、AMPS
専用(同じ位置に設定(co−located)されて
いない)基地局の近くにある(位置設定されている)場
合に発生する。このような状況下で発生するIMDは、
「移動性の発生IMD(mobile−generat
ed IMD)」とラベル付けされてきた。
と呼ぶ)が発生した場合、過剰駆動された出力レベルで
作動するときの装置の非線形性に起因して2つ以上の信
号が受信機内で混合し、時として受信機通過帯域内に入
る周波数でIMD積信号(IMD product s
ignals)を生成する。通過帯域内のIMD積がC
DMA信号強度に比べて充分なレベルにある場合、それ
は望まれる受信信号と干渉する可能性がある。CDMA
帯域はAMPS帯域よりも41倍広い受信機帯域幅を有
することから、IMD積(IMD product)
が、CDMA帯域内に入る確率は比較的高い。こうし
て、AMPS,NAMPS(狭帯域AMPS)又はIS
−136ベースのTDMAを含む狭帯域システムが、I
S−95ベースのDS−CDMA(直接シーケンスCD
MA)といった広帯域システムに亘ってパルス妨害タイ
プ(pulse−jamming type)の干渉を
ひき起こすメカニズムが作り出される。
トエンド)の能動段においてアンテナとチャンネル選択
性フィルタの間で発生する。「先行技術」を示す図1
は、CDMA電話受信機フロントエンドのための典型的
な能動段のブロックダイヤグラムである。能動段100
には、一般には、デュープレクサ(送受切替器)108
を介して信号を受信するRF低雑音増幅器(「RF L
NA」)102、ミクサ104(これは局部発振器に結
合されている)及びIF増幅器106が内含されてい
る。干渉信号は、フロントエンドRFフィルタ110を
通過し、チャンネル選択性IFフィルタ112に達する
まで阻止されない。この時点までにIMD積はすでに生
成されており、DS−CDMA信号の通過帯域内に位置
づけられている。
ついての実用的な相互変調スプリアスレスポンス減衰は
約58dBである。この減衰レベルは、大衆市場をターゲ
ットにしたセルラー電話の必要条件と一貫性をもつコス
トで、適正な電力消費を提供する。しかしながら、試験
的CDMA/AMPSデュアルモードネットワーク上で
行なわれたフィールドテストは、58dBの減衰が不適当
であることを示した。図2は、58dBの相互変調干渉許
容余裕(tolerance margin)を表わす
ライン20での、AMPS信号出力レベル(水平軸に沿
ったもの)と、望まれるCDMA出力レベル(垂直軸に
沿ったもの)の間の関係例を示している。58dBのライ
ンは、ネットワークが高度に負荷を受けた場合に受容可
能な音声品質を維持するのに必要とされる最低の搬送波
対干渉比(Ci/I)に対応する。このラインより下の
点は、Ci/Iがこのラインより上で増大している状態
で、劣化した音声の品質と増大した呼ドロップ率を表わ
している。実際のフィールドテスト測定点は、参照番号
22で示された領域の中に示されており、測定された点
は全てこのラインのはるか下にあり、IS−95ベース
のCDMA電話についての重大な問題点を表わしてい
る。
Aサービスを提供することに対する考えられる1つの解
決法は、CDMAセルをAMPS又はその他の狭帯域セ
ルと同じ位置に設定することである。この措置は、基地
局の1対1の調和がきわめてコスト高になることから、
特に確立したAMPSテリトリ内へのCDMAの初期的
導入に対しては実用的でない。AMPS基地局は非常に
数多く存在することから、CDMAシステムは、CDM
A加入者がその他の同じ位置に設定されていないAMP
Sサイト(site)の近くにあるとき、近−遠効果
(near−far effect)に起因してシステ
ム干渉をなおも受けやすくなる。考えられるもう1つの
解決法は、LNAのダイナミックレンジ能力を増大さ
せ、特定的に最大出力処理能力を増大させることによっ
て、干渉に対する受信機の免疫を改善させることであ
る。しかしながら、この解決法は、受信機に対する供給
電流の増大を必要とし、CDMAの有意な利点の1つ、
つまりセルラー電話内の電池寿命の延長及び通話及び待
受け(stand−by)時間の延長という利点をくつ
がえすことから、同様に実用的でない。これらの解決法
は実質的な妥協無しで干渉問題を無くすることのできな
いものであることから、IMD干渉を最小限におさえる
ことに努力が向けられてきた。
のトーン(tone)によって生成されるピークスプリ
アスレベルの形で定義づけされ得る。IMDの影響を最
小限におさえるための1つの解決法は、移動局のフロン
トエンドすなわちアンテナと能動要素との間で強いIM
D(IIP3 (三次遮断点(third−orderi
ntercept point)))信号を減衰させる
ことにある。三次遮断点は、一般には、受信機につい
て、入力された2つのトーン出力に等しい三次ひずみ積
を作り出すために必要とされる入力(2つのトーンの形
での)として定義づけされる。IIP3 が高くなればな
るほど、与えられたレベルの入力トーンについて生成さ
れるIMD積のレベルは低いものとなる。低雑音増幅器
(LNA)は低いIIP3 を有すること、そして弱い望
まれた信号を受信した時点で標的(target)雑音
指数を提供するためにそれが必要とされることから、そ
れは、選択的な、すなわち切換え式のバイパス及び/又
は減衰の点に対して論理的な選択である。LNAは、設
計パーティションに応じて15dBと22dBの間で典型的
に変動しうるステップサイズ(ただしこれは0dB以上の
いずれかの場所の一範囲をカバーすることができる)を
もつ広帯域幅ステップ増幅器である。
F Design,1996年12月号,p46〜53
で発表された「CDMAセルラー電話におけるIMひず
みの低減」という題の論文の中でBainが記述したも
のを含め、IMD積のレベルを低減させるためにさまざ
まな方法が提案されてきた。Bainは、ある与えられ
た信号についてのRF入力レベルを決定し、そのレベル
が予め定められたしきい値を上回る場合にはLNAに先
立ち減衰器内で切換えを行なうための方法について記述
している。LNAはバイパスされず、受信機フロントエ
ンド内で活動状態にあり続ける。減衰器は、固定式でも
可変式でもよい。しきい値及び検出は両方共AMPS信
号レベルに関係なく合計受信信号レベルに基づいている
ことから、信号対雑音比(SNR)は犠牲にされ、AM
PS信号レベルがCDMA信号レベルよりもはるかに大
きい場合、呼(call)がドロップする危険性は高
い。この状況下で、組合された信号は減衰器内で切換え
するのに充分なほどに高いが、比較的弱いCDMA信号
は、増幅なしでは検出することができないような低いレ
ベルにあり、その結果呼は喪失する。
取り込まれているWheatley等の国際特許出願
(国際出願第WO96/19048;国際出願第PCT
/95US/16002号、表題:「干渉に対する受信
機の免疫を増大させるための方法及び装置」)の中で記
述されている。この方法は、受信信号を第1のスイッチ
位置で増幅器入力端に、又は第2のスイッチ位置で増幅
器をバイパスする帯域フィルタに直接結合させるため、
1対のスイッチを用いる。マイクロコントローラが受信
信号の出力を監視し、合計の受信信号出力が予め定めら
れたしきい値を上回ったのに応答して第1の位置と第2
の位置との間で切換えを行なう。1つの変形形態では、
内含された受信信号強度表示器(RSSI)からのもう
1つの予め定められた出力しきい値及び情報に基づい
て、フロントエンド利得が連続的に調整される。Bai
nによって提案されている方法におけるように、減衰の
活動化は、望ましくないAMPS信号(又はその他の干
渉源)の相対的寄与を参考にすることなく、合計受信信
号レベルに基づいている。従って、減衰器の設定が高す
ぎるか又は受信信号の増幅が低すぎるために、低レベル
のCDMA信号がドロップする危険性が残る。
るためにIM干渉(IM interference)
に対しより特定的な反応を提供することに向けての努力
は、IM干渉がランダムプロセスであって移動チャンネ
ル環境内での干渉の検出を困難な仕事にしているという
事実によって妨げられている。図8は、FFTプロセッ
サの出力から決定されるようなCDMA帯域幅を横切っ
てのIMDの存在の一例を提供している。AMPS基地
局の方向に走行する間に行なわれたフィールド測定を使
って生成されたこのプロットは、合計帯域幅内の小さな
帯域幅内で干渉がどのように現われるか、及びそれが帯
域幅を横切ってどのようにランダムに広がっているかを
例示している。IMD出力レベルを検出するのに全帯域
幅が使用される場合、狭帯域干渉の影響を適切に考慮に
入れることは不可能である。
トエンドでの低雑音増幅器の使用及び必要とされる全て
のセルラーチャンネルの同時受信に起因して、広帯域P
CS1900(パーソナルコミュニケーションサービ
ス)無線電話においても見受けられる。PCS帯域は、
信号受信については1930〜1996MHz 、そして信
号送信については1850〜1910MHz にあり、従っ
て同じ入力スペクトル内にAMPS信号の重複は全く無
い。しかしながらIMDは、低雑音増幅器内の2つ以上
の入力信号の混合(mixing)の積であることか
ら、それでもなお近隣のAMPS基本局又はその他の発
信源(source)からの高レベルで比較的狭帯域の
信号がPCS1900移動電話内のIM積(IM pr
oducts)を結果としてもたらし、その結果信号は
劣化し呼がドロップする可能性がある。
MA−及びその他の広帯域ベースの移動電話システムを
AMPSサービスエリア内に有効に組込むため、IMD
濾波メカニズムの中の感度の過剰補償又は欠如に起因し
て発生する広帯域ベースの呼のドロップの発生を最小限
におさえるIMD積低減操作の選択的活性化のためAM
PSに由来するIMD干渉を検出するための方法及びシ
ステムに対するニーズがなおも存在する。IMD干渉が
存在するか否かを決定するための優れた方法には、干渉
の性質を正確に考慮することが必要とされる。先行技術
の解決法はこのような考慮を行なうことができなかっ
た。
Sベースのシステムからの信号といった広帯域スペクト
ル内に入る狭帯域信号により導入されるIMD干渉(I
MD interference)の各成分の識別(特
定)を可能にするCDMA又はその他の広帯域ベースシ
ステム内の相互変調ひずみを検出するための方法及び装
置を提供するという点にある。
その他の広帯域内で狭帯域に起因する相互変調積(in
termodulation products)が検
出された時点で、IMD干渉の減少のため濾波機能を制
御するための方法及び装置を提供するという点である。
1つの実施例においては、広帯域移動セルラー電話の受
信機のフロントエンドにおいて、低雑音増幅器をバイパ
スして受信信号を低雑音増幅器の出力側上の1点に伝え
るための切換え型バイパス接続が提供される。バイパス
接続内には減衰器を内含させることもできる。切換え型
バイパスは、デジタル信号プロセッサによって生成され
た制御信号により活性化される。デジタル信号プロセッ
サは、合計受信信号出力(RSSI)に対するIMD干
渉の相対的寄与を検出し決定するために受信信号を解析
し、IMD干渉が予め定められたレベルを上回るとき、
低雑音増幅器をバイパスするべく制御信号を送る。
S1900移動電話が、インバンド(in−band)
IMDをひき起こす大きな近帯域(near−ban
d)信号の存在下にある時を見分けるためのスペクトル
推定を実行することによって、IMD干渉の存在の識別
(identification)が達成される。一実
施例においては、受信信号が受信機フロントエンドの1
つ又はそれ以上の能動段を通過した後、アナログ−デジ
タル(A/D)変換器で受信信号から一連のデータサン
プルを収集することによって、スペクトル推定が実行さ
れる。収集した各サンプルを用いて、デジタル信号プロ
セッサ(DSP)は離散フーリエ変換(DFT)をコン
ピュータ処理してデータの複数のビン(bin)を生成
する。このとき、各ビン(bin)について大きさすな
わち振幅(magnitude value)が計算さ
れる。周波数ドメイン内の各ビンについて1つのフィル
タの割合でフィルタ列(filter bank)にデ
ータを通すことにより、収集された各サンプルについて
各ビンのための平均の大きさ(average mag
nitude)が計算され、その後、LNAをバイパス
するために充分なIMDが受信信号内に存在するか否か
を決定する決定アルゴリズムにより演算処理される。I
MDレベルがLNAのバイパスを保証するのに充分高い
場合、DSPは、LNAのバイパスに起因する利得損失
を補償するべく可変利得増幅器(VGA)を制御するた
めの自動利得制御(AGC)ブロックに対し信号を提供
することになる。
ーチンの間に行なわれ、このルーチンの期間はハードウ
ェアの複雑性、電池の寿命及び検出の頑強性すなわち検
出器信頼性の間の平衡化(balancing)に基づ
いて決定される。好ましい実施形態においては、検出器
は、IS−95規格によると20ミリセカンドである全
てのフレームの始めで更新される。割込みは、約1msec
以下のオーダーという短かい持続時間のものであり、少
量の合計処理資源しか消費せず、従ってエンドユーザー
にとってトランスペアレントである。
ル推定に基づいていることから、自己相関(autoc
orrelation)、ウィンドウ処理型FFT(w
indowed FFT)、バーグ法(Burg me
thod)、及びその他のパラメータ方法(param
etric methods)を含むその他の統計的方
法を使用することもできる。
濾波するための方法として記述されているものの、発明
力あるこの方法は、狭帯域同一チャンネル干渉及び基地
局送信機で生成されるIMDといったようなCDMA又
はその他の広帯域移動電話によって受信され得る非移動
局で生成されるIMD干渉を濾波するためにも利用可能
である。一般に、この発明力ある方法及び装置は、IM
Dが1つの要因でないエリア内のセルラー電話のノイズ
フロア(noise floor)を犠牲にすることな
く、又電力消費を付加したり又はコストを増大させるこ
となく、セルトラヒックローディングに移動セルラー電
話を適合させるための手段を提供する。
いる添付図面と合わせて本発明の好ましい実施形態につ
いての以下の詳細な記述を考慮することによって、容易
に理解することができる。
の詳細な記述は、CDMA移動電話に対するこの発明力
ある方法及び装置の応用について論述するものである。
相互変調ひずみは数多くのRFシステムにおいて干渉を
生成し移動電話における著しい問題となっていることか
ら、本明細書で記述する方法は、PCD1900移動電
話を含むその他の広帯域ベースの移動電話にも同様に応
用可能である。
て一般に周知のものである数多くの頭字語を利用してい
る。便宜上、標準的には各頭字語の最初の例に定義づけ
が備わっているものの、以下の表1に、頭字語とそのそ
れぞれの定義づけのリストが提供されている。 表 1 頭字語 定義づけ A/D アナログ−デジタル(変換器) AGC 自動利得制御 AMPS 先進移動無線標準方式(Advanced Mobile Phone System) ASIC 特定用途向け集積回路 BPF 帯域通過フィルタ CDMA 符号分割多元接続 Ci/I 搬送波対干渉比 DFT 離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform) DS 直接シーケンス FDMA 周波数分割多元接続 FFT 高速フーリエ変換 IF 中間周波数 IIP3 三次遮断点(Third Order Intercept Point) IIR 無限インパルス応答 IM 相互変調 IMD 相互変調ひずみ(Intermodulation Distortion) INR 干渉対雑音比 IS 暫定規格 LNA 低雑音増幅器 LO 局部発振器 LPC 線形予測符号化 LPF 低域通過フィルタ MS 移動局 PCS パーソナルコミュニケーションズサービス (Personal Communications Services) PSF 点広がり関数(Point Spread Function) RF 無線周波数 RSSI 受信信号強度 RX 受信 SAW 表面音響波 SNR 信号対雑音比 TDMA 時分割多元接続 本発明の検出及び濾波(filtering)方法の実
施のための好ましい実施形態のアーキテクチャのブロッ
ク図が図3に提供されている。送信された信号はアンテ
ナ301で受信され、広帯域通過フィルタ302を通過
させられ、この信号は、受信機による復調のために考慮
すべき869〜894MHz の受信チャンネルのみを通過
する(PCS1900については1930〜1990MH
z )。閉じられている場合、スイッチ303は、広帯域
フィルタを通った信号を低雑音増幅器(LNA)30
5、そして外側のノード324に結合させる。開いてい
る場合、スイッチ303は広帯域フィルタを通った信号
をスイッチ304に結合し、このスイッチ304は、閉
じられている場合、信号を減衰器306内に通し、次に
ノード324へと伝える。受信機の初期始動中、LNA
305は信号の位置設定を容易にするため高利得にセッ
トされ、IMD検出機能が実行されIMDの存在を表示
するための信号を提供するまでそこにとどまる。
じて減衰又は増幅を受けたか、又は何も変化されなかっ
た(減衰器が具備されていない場合)信号は、ミキサ/
局部発振器(LO)307に結合され、この局部発振器
は受信信号を第1の中間周波数(IF)信号にダウン変
換する。第1のIF信号は帯域通過フィルタ308内で
濾波され、自動利得制御装置(AGC)315により提
供される制御信号に従って可変利得増幅器(VGA)3
09によって増幅される。VGA309の出力から、第
1のIF信号は分割され、低域通過フィルタ(LPF)
312,313を通ってアナログ−デジタル変換器(A
/D)318に結合されているミキサ/LO 310,
311において第2のIF信号へと変換される。LPF
312,313は、好ましくは、当該技術分野において
知られている通りのCDMA SAWフィルタである
(例えば図1参照)。標準的に周波数基準とするための
水晶発振器及び位相検出器を内含する周波数合成装置3
14は、ミキサ307,310及び311に対し結合さ
れたLOの周波数を調整するため制御電圧信号を生成す
る。
利得制御(AGC)ブロック315,PNサーチャ31
7及び、各々が局部PN発生器を含む3つの並列なフィ
ンガーをもつRake復調器319に結合される。CD
MA信号の片側の帯域幅は0.6144MHz であり、従
ってA/D318からのデジタル信号は、サンプリング
理論の必要条件を満たすために1.2288MHz の最小
データ速度でサンプリングされる。
の出力は、最大比混合器(combiner)320で
合計され、チャンネルデコーダブロック321に伝えら
れる。チャンネルデコーダブロック321からデータは
50Hzのフレーム速度でデジタル信号プロセッサ(DS
P)330に伝えられる。実施を容易にし、移動電話の
全体的サイズを減少させるため、AGCブロック31
5、サンプルバッファ316、サーチャブロック31
7、Rake復調器319、混合器(combine
r)320及びチャンネル復号器(デコーダ)321、
そしてさまざまな要素間の接続(例えば322,32
3)は好ましくは、ASIC(特定用途向け集積回路)
上に集積されている。
(直角位相)信号の獲得は、中に集積された位相復調器
(図示せず)によりサーチャブロック317内で実行さ
れる。サーチャブロックは同様に、I及びQサンプルが
中に記憶されるサンプルバッファ316として別に示さ
れたRAMをも内含する。サンプルバッファ316は6
4×9ビットワードから成り、ここで各ワードの下位4
ビット(0,1,2,3)はQサンプルに、次の4ビッ
ト(4,5,6,7)はIサンプルに対応する。MSB
(最上位ビット)、ビット8は、RX IQ獲得モード
の間にゼロにセットされるべきである。64の複素デー
タサンプルの選択は、短かいコンピュータ処理時間のた
めの充分に小さいサンプルサイズに対して解像度を得る
ための充分大きいサンプルの必要性を平衡化させること
に基づいている。64のデータサンプルから、64ポイ
ントのDFTがコンピュータ処理され、19.2KHz の
間隔どりで64の周波数ビンを生成する。AMPS信号
帯域幅は30KHz であることから、この解像度の度合は
充分な有効範囲(coverage)を提供する。幾分
かの性能低下が発生する可能性があることを留意すべき
ではあるものの、許容可能な結果を達成するにはそれ以
下又はそれ以上のサンプルサイズを選択することもでき
る、ということは明白である。例えば、32ポイントの
FFTが使用されたとすると、ビンの間隔どりは38.
4KHz となり、単一のビン間隔内に入るAMPS信号を
見のがす危険性が出てくる。サーチャブロック317は
同様に、測定を行ない受信信号出力を表示するDSP3
30に対する信号を提供するRSSI検出器(図示せ
ず)をも内含する。
探索機能は、約1ミリセカンド以下のオーダーで短時間
中断される。別に例示されているもののサーチャブロッ
ク317の一部であるサンプルバッファ316内に記憶
されたI及びQサンプルは、DSP330まで転送さ
れ、そこで20ミリセカンド毎に64ポイントの複素高
速フーリエ変換(FFT)が実行される。この反復速度
は、IS−95規格に従ったフレーム速度に基づいてい
るが、その他の反復速度も使用できる。
利得を設定するために接続323を用いてDSP330
からの制御信号を受信する(この接続の実施は、レジス
タへのDSP330の書込みによるものであり、このと
きこのレジスタは当該技術分野において知られているよ
うに、信号をAGCブロック上に伝える、ということに
留意すべきである。単純化を期して、機能的接続は参照
番号323により表わされている)。この制御信号は、
LNA305がバイパスされたときAGCブロック31
5が利得損失を補償できるように、IMDが存在するこ
とをDSPが決定したことに応答して提供される。DS
P330は雑音推定量及びRSSIならびにIMDのレ
ベルを決定することから、AGCブロック315はVG
A309の利得を受信信号に適したレベルにセットす
る。
2つの全く異なるケースが発生するという仮定がなされ
る。第1のケースは、望まれる周波数帯域(869〜8
94MHz )の中にCDMA信号のみが存在するというも
のである。第2のケースでは、望ましいスペクトルの中
にCDMA信号及びIM干渉の両方が存在するというこ
とが仮定されている。本発明の好ましい実施形態に従う
と、IMDを検出するためのテストは、(1)電話内の
DSPプロセッサのFFT出力を収集し、(2)テスト
統計量を生成し、(3)統計量をしきい値に比較するこ
とである。各々のテストの後の成果は、IMDが存在す
るか否かの決定である。
らサーチャブロック317まで、ダウン変換された受信
信号を転送することから始めて、ステップ401に始ま
りステップ420に終わる20msecの割込みが起こり、
その間に、RX IQサンプルが獲得され、サンプルバ
ッファ316内に記憶され(ステップ402)、IMD
の存在についてテストするべく演算処理される(ステッ
プ403〜406)。DSP330へのサンプルの転送
後、FFTは、受信した時間ドメイン信号を周波数ドメ
インに変形させて、周波数スペクトル内にN個の離散的
なサンプルを提供する(ステップ403)。好ましい実
施形態の場合、N=64である。N個のビンの各々は、
コンピュータ処理され(ステップ404)、この場合に
は当該技術分野において既知の無限インパルス応答(I
IR)フィルタであるN個のデジタルフィルタのうちの
対応する1つを通して処理される(ステップ405)1
つの大きさ(振幅)を有する(例えば、Marven
and Ewersの「デジタル信号処理への単純なア
プローチ」1996,Wiley Interscie
nce,New Yorkを参照のこと)。結果として
得られた値は、DSP330内のメモリの中に記憶さ
れ、その間にもう1つのフレームからのデータが収集さ
れる。FFTのコンピュータ処理及び濾波(filte
ring)のステップ(404,405)が4つのフレ
ームについて完了した時、各々の個々のビンについての
平均的な大きさが計算される。結果は、各DFTビンに
ついての平均出力である。
の平均出力を有するものとして識別(特定)される。M
個の最大値をもつビンを除いて、サンプル帯域幅全体を
横切る残りの(N−M)個のビンのための平均出力が計
算される。この値は「雑音推定量(noise est
imate)」を表わす。図5は、FFTプロセッサに
よって生成された記録の仮説例を提供している。ここに
は、各々全く異なる大きさrk をもつDFTビン番号1
〜8が示されている。Mを3に設定すると、ビン2,3
及び5は最大値を有し、雑音推定量を計算するためにビ
ン1,4及び6〜8を残す。
先天的に(priori)わかっていないことから、M
の値は、それが特別のネットワークの構成の一つの機能
であることから、好ましくはフィールド測定を用いて選
択される。Mの値は、雑音推定量からそれないように充
分低く、かつ干渉信号が雑音推定量をバイアスしないよ
うに充分高いものでなくてはならない。Mのための値の
選択は、同様に、RF受信連鎖に応じて、移動電話のフ
ロントエンドアーキテクチャと共に変動することにな
る。
干渉信号すなわち「干渉推定量(interferen
ce estimate)」を提供するために計算さ
れ、干渉対雑音比(INR)はステップ406でコンピ
ュータ処理される。簡単に図5を参照すると、平均的な
干渉信号の大きさ(振幅)は、ビン2,3及び5の平均
から決定されることになる。
NA305の現在の利得設定値が高いか低いかを見極め
るようにチェックする。初期のパワーアップの間、LN
A利得は、望まれる信号の信頼性ある位置設定を容易に
するため「ハイ(high)」に設定される。現在のサ
ンプル収集及び処理シーケンス(ステップ401〜40
6)の後、始動後の最初のテストであること、又はIM
Dが以前に存在していなかったことのいずれかの理由で
利得が「ハイ」に設定された場合、INRは、ステップ
409で予め定められたしきい値と比較される。しきい
値は、ネットワークの構成により左右され、フィールド
テストにより最も容易に決定することができる。しきい
値を設定するための考えられる1つの方法は、IMDが
存在するとわかっている場合にINRの予想値に等しく
しきい値tを設定することである。
411において、LNA305をバイパスするべく指令
が送られ、受信信号を減衰器306を通して分流させ
る。LNA利得が低い場合、又はINRがしきい値より
低い場合、受信信号は、その信号強度(RSSI)があ
まりにも低くLNA305での高い利得なしでは検出不
可能であるか否かを見極めるために評価される(ステッ
プ408)。RSSIが低い場合、バイパスはオフに切
換わり、LNA305の利得は高く設定される(ステッ
プ410)。ステップ409においてINRがしきい値
より低い場合、そしてステップ408で受信信号が検出
不可能なほど低くない場合、サンプリングの割込みは終
結される(ステップ420)。
と、結果として全体的利得はより小さいものとなり、I
M積の出力の三次減少がもたらされる。しかしながら、
受信機連鎖からLNAを削除すると、また、ノイズフロ
アも増大し、このことは低い信号対雑音比での性能に対
し不利な影響をもたらす可能性がある。従って、LNA
をバイパスすることによって全てのIM積に応答できる
わけではなく、CDMAでの呼の実質的劣化が起こるよ
うなレベルにあるものだけに応答できるような平衡化
(balancing)が起こらなくてはならない。
形態において使用されるアルゴリズムには、以下のよう
な各ステップが含まれる。 1)次のFFTアルゴリズムを利用して複素数値入力デ
ータを用いたDFTをコンピュータ処理する。
由からN=64)であり、Xl (n)は、l番目のフレ
ームのn番目のサンプルについて1.2288MHz の速
度でサンプリングされたA/Dからの複素入力データで
ある。 2)エネルギー周波数ドメインサンプルをコンピュータ
処理する。
列(filter banks)に転送する。
1)でのk番目のDFTビンの出力であり、Cl は、I
IRフィルタ係数である。 4)最小のRl 1 から最大のRl P+M までのN個のDF
Tビン、Rl (k)を順序づけする。
おり定義づける。
ound noise)の推定量を以下の通り定義づけ
する。
(INR)をコンピュータ処理し、予め定められたしき
い値と比較する。
干渉信号が存在するとき真であるという仮説であり、H
2 は、干渉信号が全く存在しない時真である。前述の通
り、しきい値tは一般に、AMPSとCDMA基地局の
相対的密度及びその間の距離に対し考えられるだけの考
慮を払って、特定のネットワークの性能基準を満たすよ
うに設定されている。しきい値を決定するために考えら
れる1つの手段は、IMDが存在するときに予想される
SNRに等しくしきい値tを設定することである。
めることができず従ってそのエネルギーは隣接するビン
内に存在することになるため、雑音推定量がバイアスさ
れる可能性がある。このバイアスを減少させるための1
つのアプローチは、矩形以外のものであるウィンドウ関
数を使用することであり、その場合はコンピュータ処理
上の複雑さを増大させる。考えられるもう1つのアプロ
ーチは、M個の最大ビンに隣接するビンを捨てることで
ある。この後者の方法は、推定量での使用に利用できる
サンプルが少なくなるために雑音推定量に対し何らかの
影響をもつ可能性がある一方で、このような妥協は、I
MD信号の漏れを無くする上でのその有効性のために正
当化され得る。
いときとIMDが存在するときのINRコンピュータ処
理段階(図4のステップ406)の出力をそれぞれ表わ
す。これらのプロットは、プロトタイプ(protot
ype)CDMA移動セルラー電話を用いて収集された
フィールド測定値を用いて生成されたものである。テス
ト電話は、図6に示されているとおり、IMDが全く存
在しない場合10dBの予想テスト統計量(INR)を有
する。40dBのしきい値で、INRは明らかにしきい値
のはるか下にあり、バイパススイッチの誤ったトリガリ
ングという明らかな危険性は全くない。
て走行した時、図7に示す通り、テスト統計量(IN
R)はAMPS基地局が近づくにつれて増大し、IMD
が実質的に存在したことを表わしている。ここでも又、
プロットに表わされているような40dBのしきい値に比
べて、IMDの全てではないものの一部分は、誤ったト
リガリングを最小限におさえるような妥協においてLN
Aの切換え型バイパスをトリガすることになる。
決定するべくスペクトル推定を使用することから、当業
者には、スペクトルを推定するために類似の要領でその
他の統計的方法を用いることもできるということは明ら
かであろう。使用可能なその他の方法としては、自己相
関、ウィンドウ処理型FTT、Burg法、及び線形予
測符号化(LPC)において用いられるアルゴリズムを
含むパラメータ法がある(例えば、前出のTherre
in,C,W.,「離散的ランダム信号及び統計的信号
処理」、Prentice−Hall,Ingelwo
od Cliffs,NJ;Marven及びEwer
sを参照のこと)。LPC法は、すでにアルゴリズムが
ボコーダ(vocoder)で利用されておりほとんど
又は全く付加的なハードウェア又はソフトウェアをそな
えることなくDSPの処理能力及び適切なアルゴリズム
を再使用できるようにすることができることから、移動
電話での使用に特に適している可能性がある。一般にI
MDの検出方法の実施のための装置は、移動電話のアー
キテクチャ内にすでにその多くが存在するハードウェア
コンポーネントを用いて実施可能であり、従ってボコー
ダ及びIMD検出機能のためにLPCといった多目的ア
ルゴリズムが使用されなくても、最小コストで実施を達
成することができるようになっている。
方法及び装置は、CDMAスペクトルが一般に平担であ
るという事実により、CDMAのために特に有効であ
る。CDMA帯域内のIMDを識別する能力は、先行技
術の方法において使用されるような合計受信信号出力の
みに対する依存とは異なり、IMDの実際の存在に基づ
く選択的濾波の導入を可能にし、かくして、発明力ある
この方法及び装置を、確立されたAMPS又は類似のサ
ービスエリア内にCDMAセルラーネットワークを導入
することの問題点に対処するのにきわめて適したものに
している。発明力あるこの方法及び技術の応用は同様
に、PCS1900移動電話を含むその他の広帯域移動
電話システムにとっても有利である。
から逸脱することなく本発明のシステムにおいてさまざ
まな修正及び変更を加えることができるということは明
らかである。かくして、本発明は、特許請求の範囲及び
それと等価のものの範囲内に入ることを条件として、本
発明の修正及び変形形態をも網羅するものであることが
意図されている。
広帯域PCS移動電話受信機のフロントエンドにおい
て、増幅器バイパス接続を通して受信信号を送るよう
に、低雑音増幅器305をバイパスするために切換え式
バイパス接続が設けられる。該増幅器バイパス接続は、
減衰器306を内含することができる。切換え式バイパ
スはデジタル信号プロセッサにより生成された制御信号
によって活性化される。デジタル信号プロセッサは受信
信号を解析して、合計受信信号出力に対するIMD干渉
の相対的寄与を検出して決定し、IMD干渉が予め定め
られたレベルを上回った時点で低雑音増幅器をバイパス
するべく制御信号を送る。IMD干渉の存在の識別は、
移動電話がAMPS又はインバンドIMDをひき起こす
その他の狭帯域基地局からの大きい近帯域(near−
band)信号の存在下にあるときを見分けるべくスペ
クトル推定によって行なわれる。好ましい実施形態にお
いては、スペクトル推定は、受信信号から一連のデータ
サンプルを収集し、デジタル信号プロセッサ(DSP)
を用いて離散フーリエ変換(DFT)をコンピュータ処
理して周波数ドメインデータを生成し、フィルタ列にデ
ータを通過させ、次に決定アルゴリズムを用いて、LN
Aをバイパスするのに充分なIMDが受信信号の中に存
在するか否かを決定することによって、実行される。I
MDレベルがLNAのバイパスを保証するのに充分なほ
ど高い場合、DSPは、LNAのバイパスに起因する利
得損失を補償するべく可変利得増幅器(VGA)を制御
するための自動利得制御(AGC)ブロックに対し信号
を提供することになる。
従来の能動段のブロック図である。
表わすプロット図である。
電話受信機のフロントエンドのブロック図である。
ャートである。
の仮説例を示す周波数と振幅との関係を示すプロット図
である。
た、経時的なコンピュータ処理された干渉対雑音比のプ
ロット図である。
用いた、経時的なコンピュータ処理された干渉対雑音比
のプロット図である。
リエ変換(FFT)の出力のプロット図である。
Claims (34)
- 【請求項1】 広帯域ベースの移動電話の中のインバン
ド相互変調ひずみを検出し低減させるための装置におい
て、 低雑音増幅器、制御信号に応えて該低雑音増幅器をバイ
パスするための切換え可能な手段、及び受信信号をデジ
タル信号に変換するための変換器を有する、広帯域スペ
クトル内の信号を受信するための受信機、及びデジタル
信号を受信し、予め定められたサンプリング間隔でそこ
から複数のサンプルを抽出し、各周波数値がいくつかの
大きさからなる範囲内の1つの大きさを有する複数の周
波数値を含む、複数のサンプルの各々についてのスペク
トル推定を実行し、それらの大きさの範囲内で第1の大
きさのグループと第2の大きさのグループを識別し、該
第1のグループはそれらの大きさの範囲の上端において
予め定められた数の大きさを含んでおり、干渉推定量を
決定するため第1の大きさのグループについて第1の平
均された大きさをコンピュータ処理し、受信信号のため
の雑音推定量を決定するために第2のグループについて
第2の平均された大きさをコンピュータ処理し、第1の
平均された大きさ及び第2の平均された大きさから干渉
統計量を計算し、干渉統計量を予め定められたしきい値
と比較し、干渉統計量がしきい値を超えた場合に、低雑
音増幅器をバイパスするべく切換え可能な手段に対しバ
イパス指令を提供するための、デジタル信号プロセッ
サ、 をそなえてなる装置。 - 【請求項2】 前記スペクトル推定は、離散フーリエ変
換を用いてデジタル信号プロセッサ内で行なわれる請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記複数の周波数値には離散フーリエ変
換のN個のビンが含まれており、デジタル信号プロセッ
サはさらに、N個の平均ビンの大きさを提供するべく複
数のサンプルから各ビンについての平均ビンの大きさを
計算し、第1の平均された大きさ及び第2の平均された
大きさはN個の平均ビンの大きさから計算される請求項
2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記複数のサンプルの各々は、1つのフ
ィルタが各ビンに対応する形でN個のフィルタの列によ
って濾波される請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 前記デジタル信号プロセッサが、高速フ
ーリエ変換を用いて離散フーリエ変換をコンピュータ処
理する請求項2に記載の装置。 - 【請求項6】 前記干渉統計量には、第1の平均された
大きさと第2の平均された大きさとの比が含まれている
請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 前記しきい値は、インバンド相互変調雑
音が存在することがわかっている場合に、干渉統計量に
等しくセットされる請求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 前記デジタル信号プロセッサは、バイパ
ス指令と関連させて利得制御信号を生成し、該利得制御
信号に対する応答性をもつ利得制御ブロック及び可変利
得増幅器をさらに含み、該利得制御ブロックは、デジタ
ル信号プロセッサが利得制御信号を生成するとき可変利
得増幅器の利得を増大させる請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記低雑音増幅器がバイパスされた時点
で受信信号を減衰させるための切換え可能な手段に接続
されている減衰器をさらにそなえてなる請求項1に記載
の装置。 - 【請求項10】 広帯域幅受信信号内でインバンド干渉
信号を検出するための方法において、 アナログ受信信号を受信する段階、 アナログ受信信号をデジタル信号に変換する段階、 予め定められたサンプリング間隔でデジタル信号から複
数のサンプルを抽出する段階、 各周波数値がいくつかの大きさからなる範囲内の1つの
大きさをもつ複数の周波数値を含む、複数のサンプルの
各々についてのスペクトル推定を実行する段階、 高レベルのインバンド干渉信号をもつ複数の値の周波数
値を表わす第1の大きさのグループを該大きさの範囲内
で識別する段階、 干渉統計量を決定するために該大きさの範囲内で第2の
大きさのグループに対し第1の大きさのグループを比較
する段階、及びインバンド相互変調ひずみを表わす予め
定められたしきい値に対し干渉統計量を比較する段階、 をそなえてなる方法。 - 【請求項11】 スペクトル推定を実行する段階には、
離散フーリエ変換を計算することが含まれる請求項10
に記載の方法。 - 【請求項12】 複数の周波数値には離散フーリエ変換
のN個のビンが含まれており、スペクトル推定を実行す
る段階にはさらに、N個の平均ビンの大きさを提供する
べく複数のサンプルから各ビンについての平均ビンの大
きさを計算することが含まれ、第1の大きさのグループ
及び第2の大きさのグループがN個の平均ビンの大きさ
からとられる請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 スペクトル推定の段階にはさらに、1
つのフィルタが各ビンに対応する状態でN個のフィルタ
の列を通して複数のサンプルの各々を濾波することが含
まれている、請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 濾波段階には、無限インパルス応答濾
波を用いることが含まれている請求項13に記載の方
法。 - 【請求項15】 離散フーリエ変換を計算する段階が高
速フーリエ変換を内含する請求項11に記載の方法。 - 【請求項16】 離散フーリエ変換が64ポイントを有
する請求項11に記載の方法。 - 【請求項17】 干渉統計量が、第1の平均された大き
さと第2の平均された大きさとの比を含んでなる請求項
10に記載の方法。 - 【請求項18】 第1の大きさのグループがM個の平均
ビンの大きさを内含し、ここでMは高レベルインバンド
干渉信号をもつビンの数であり、MはNよりも小さく、
第2の大きさのグループが(N−M)個の平均ビンの大
きさを含んでいる請求項12に記載の方法。 - 【請求項19】 第1の大きさのグループがM個の平均
ビンの大きさを含み、ここでMは高レベルのインバンド
干渉信号をもつN個のビンのサブセットであり、第2の
大きさのグループは(N−(M+A))個の平均ビンの
大きさを含み、ここでAは高レベルのインバンド干渉信
号をもつビンに隣接して位置づけされたN個のビンのサ
ブセットである請求項12に記載の方法。 - 【請求項20】 しきい値は、高レベル狭帯域干渉信号
が存在することがわかっている場合、干渉統計量に等し
くセットされる請求項10に記載の方法。 - 【請求項21】 低雑音増幅器及びデジタル信号プロセ
ッサを有する移動電話受信機において、広帯域幅受信信
号内でインバンド干渉を生成する高レベル狭帯域干渉信
号から結果として得られるひずみ積を検出し減少させる
ための方法であって、 アナログ受信信号を受信する段階、 アナログ受信信号をデジタル信号に変換する段階、 予め定められたサンプリング間隔でデジタル信号から複
数のサンプルを抽出する段階、 デジタル信号プロセッサにおいて、各周波数値がいくつ
かの大きさからなる範囲内の1つの大きさをもつ複数の
周波数値を含む、複数のサンプルの各々についてのスペ
クトル推定を実行する段階、 高レベル狭帯域干渉信号を表わす第1の大きさのグルー
プ及び広帯域幅受信信号のためのベース雑音レベルを表
わす第2の大きさのグループであって、第1のグループ
はいくつかの大きさの範囲の高い端部にて予め定められ
た数の大きさを含むものを、該大きさの範囲内で識別す
る段階、 インバンド干渉の干渉推定量を決定するために第1の大
きさのグループについての第1の平均された大きさをコ
ンピュータ処理する段階、 受信信号のための雑音推定量を決定するために第2のグ
ループについて第2の平均された大きさをコンピュータ
処理する段階、 第1の平均された大きさと第2の平均された大きさとか
ら干渉統計量を計算する段階、及び干渉統計量を予め定
められたしきい値と比較し、干渉統計量がしきい値を超
えた場合に、低雑音増幅器をバイパスするためスイッチ
に対してバイパス指令を提供する段階、 をそなえてなる方法。 - 【請求項22】 前記デジタル信号プロセッサは、バイ
パス指令と関連させて利得制御信号を生成し、さらに、
利得制御信号に対する応答性をもつ利得制御ブロック及
び可変利得増幅器を含み、該利得制御ブロックは、該デ
ジタル信号プロセッサが該利得制御信号を生成したとき
該可変利得増幅器の利得を増大させる請求項21に記載
の方法。 - 【請求項23】 スペクトル推定を実行する段階には、
離散フーリエ変換を計算することが含まれている請求項
21に記載の方法。 - 【請求項24】 前記複数の周波数値には離散フーリエ
変換のN個のビンが含まれており、スペクトル推定を実
行する段階にはさらに、N個の平均ビンの大きさを提供
するために複数のサンプルから各ビンについての平均ビ
ンの大きさを計算することが含まれ、第1の大きさのグ
ループ及び第2の大きさのグループがN個の平均ビンの
大きさからとられる請求項23に記載の方法。 - 【請求項25】 スペクトル推定の段階にはさらに、1
つのフィルタが各ビンに対応する状態でN個のフィルタ
の列を通して複数のサンプルの各々を濾波することが含
まれている請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 濾波段階には、無限インパルス応答濾
波を用いることが含まれている請求項25に記載の方
法。 - 【請求項27】 離散フーリエ変換を計算する段階が複
素高速フーリエ変換を実行することを内含する、請求項
22に記載の方法。 - 【請求項28】 離散フーリエ変換が64ポイントを有
する請求項22に記載の方法。 - 【請求項29】 干渉統計量が、第1の平均された大き
さと第2の平均された大きさとの比を含んでなる請求項
21に記載の方法。 - 【請求項30】 第1の大きさのグループがM個の平均
ビンの大きさを内含し、ここでMは高レベルインバンド
干渉信号をもつビンの数であり、MはNよりも小さく、
第2の大きさのグループが(N−M)個の平均ビンの大
きさを含んでいる請求項23に記載の方法。 - 【請求項31】 第1の大きさのグループがM個の平均
ビンの大きさを含み、ここでMは高レベルのインバンド
干渉信号をもつN個のビンのサブセットであり、第2の
大きさのグループは(N−(M+A))個の平均ビンの
大きさを含み、ここでAは高レベルのインバンド干渉信
号をもつビンに隣接して位置づけされたN個のビンのサ
ブセットである請求項23に記載の方法。 - 【請求項32】 該しきい値は、高レベル狭帯域干渉信
号が存在することがわかっている場合に干渉統計量に等
しくセットされる請求項21に記載の方法。 - 【請求項33】 低雑音増幅器、及びCDMA帯域幅内
のアナログ受信信号をデジタル信号プロセッサに転送さ
れるデジタル信号へと変換するための少なくとも1つの
デジタル−アナログ変換器を有するCDMA移動電話受
信機のフロントエンドにおいて、インバンド相互変調ひ
ずみを検出するための方法であって、 インタフェース統計量を提供するためにインバンド相互
変調ひずみに帰することのできる信号の大きさと雑音信
号に帰することのできる信号の大きさとを実質的に区別
するようにCDMA帯域幅内の周波数で離散的な信号の
大きさの推定値を計算するために、デジタル信号プロセ
ッサ内でスペクトル推定を実行する段階、及び予め定め
られたインタフェースしきい値とインタフェース統計量
とを比較する段階、 をそなえてなる方法。 - 【請求項34】 スペクトル推定を実行する段階には、 予め定められたサンプリング間隔でデジタル信号から複
数のサンプルを得る段階、 各ビンが離散的な信号の大きさをもつ、ある周波数ドメ
イン内のN個のビンを提供するために複数のサンプルの
各々について離散フーリエ変換を実行する段階、 N個の平均された信号の大きさを得るために複数のサン
プルを横切ってN個のビンのうちの各々のビンについて
離散的な信号の大きさを平均する段階、 N個のビンのうちの各々のビンをデジタル式に濾波する
段階、 N個の平均された信号の大きさ内のM個の最も高い大き
さのグループをもつN個のビンのうちのM個のビンを識
別する段階、 干渉推定量を提供するためにM個の最高の大きさを平均
する段階、 雑音推定量を提供するために(N−M)個の平均された
信号の大きさを平均する段階、 干渉推定量及び雑音推定量から干渉対雑音比を計算する
段階、及びインバンド相互変調ひずみを表わす予め定め
られたしきい値と、干渉対雑音比を比較する段階、 をそなえている請求項33に記載の方法。
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