JPH10327116A - タイムダイバシティシステム - Google Patents

タイムダイバシティシステム

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JPH10327116A
JPH10327116A JP16940297A JP16940297A JPH10327116A JP H10327116 A JPH10327116 A JP H10327116A JP 16940297 A JP16940297 A JP 16940297A JP 16940297 A JP16940297 A JP 16940297A JP H10327116 A JPH10327116 A JP H10327116A
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Japan
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signal
channel
received
time
audio
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JP16940297A
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Inventor
Tadayoshi Kato
忠義 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体へのステレオ音楽放送で、短時間の信
号断があっても、左右チャンネルが同時に信号断になる
確率を低減し、継続して音が聞こえるようにする。 【構成】 送信側で左右チャンネルに時間差を与えて送
信し、受信側では左右チャンネルの時間差を修正し再生
すると共に、片側が受信出来なかった時は、受信出来た
チャンネルのみを左右両チャンネルから同時に出力し、
音楽が完全に断になる確率を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】 【0001】本発明は、マイクロ波を用いる地上のディ
ジタル音楽放送、静止衛星や低軌道衛星を用いたディジ
タル音楽放送システムに関する。これらの方式は、CD
(コンパクトディスク)並の高品質音楽を移動体に向け
放送する手段として注目されている。 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】 【0002】図1、図2を用いて、従来のディジタル音
楽放送を説明する。図1に従来の送信装置、受信装置の
ブロックダイアグラムを示す。同図に於いて(a)は送
信装置を示し、(a)に於いてR,Lは、ステレオ音楽
信号等の、それぞれ右チャンネル、左チャンネルを示
す。 R、Lは、10で示される音楽信号等のディジタ
ル符号化部に入力され、ここでサンプリングされ、ディ
ジタル信号に変換され、左右別々に、11の多重化部に
入力される。多重化部では、左右各チャンネルの信号を
数十から数百PCMサンプルづつパケット化し、かつ、
左右チャンネルの信号を1本のビットストリームに多重
化する。 11によって多重化された信号は12の無線
送信部で、QPSKやOFDMのような変調を施された
搬送波に変換され増幅されて13のアンテナより出力さ
れる。13より出力された電波は、電波伝搬路によって
様々な減衰等を受けて、図1(b)に示す受信装置のア
ンテナ部14に到達し、電気信号に変換され、15に示
す無線受信部により、増幅され、復調されて、ディジタ
ルビットストリームを16の多重分離部に出力する。1
6では、左右チャンネルを分離し、左右各チャンネルの
PCMサンプルの並びを元に戻した後、17の復号部で
アナログ信号に戻し、18、19のスピーカー等の音響
装置で音楽等として出力する。 【0003】本従来方式であると、静止衛星等の送信装
置と受信装置の間の電波伝搬路に建物や橋等が障害物と
して存在すると、電波の減衰が大きくなる為、R、L両
チャンネルの信号が同時に切断され、音楽等が途切れる
等の問題があった。この問題は、ディジタル音楽放送を
静止衛星を用いて移動体に向けて行う場合には、シャド
ウイングによる減衰の大きな高い周波数を用いる為、特
に大きい。又、日本のように山岳や市街地が多い場合に
は、一般道路に於ける走行時は勿論、高速道路の走行中
であっても、陸橋やトンネルによって、しばしば衛星と
移動体との伝搬路の間に障害物が入って信号が切断され
るシャドウイングが発生する。 【0004】下記に、その伝搬特性を研究した参考文献
を示す。 1。DBS TV移動受信実験、伊藤泰宏NHK放送技
術研究所、電子情報通信学会研究会、A・P88−13
9 2。国内での衛星移動受信における伝搬特性、伊藤泰宏
NHK放送技術研究所、電子情報通信学会研究会、A・
P89−4 3。衛星通信、飯田尚志編著、ウェーブサミット講座、
オーム社。これらの参考文献にシャドウイング現象等が
説明されている。 【0005】以上は、衛星放送に於けるシャドウイング
を説明したが、地上の放送においては通常VHF、UH
F等の低い周波数が使用されている為、現在の所はシャ
ドウイングよりマルチパスフェーディングによる極めて
短時間の電波の減衰が重視されており、その対策として
OFDMという変調方式が利用されている。しかし、地
上の放送においても将来搬送波周波数が1GHz以上に
なると、マルチパスフェーディングと共にシャドウイン
グによる継続時間の長い電波の遮断の影響が大きくなる
為、本発明の方式は衛星放送のみならず地上放送にも応
用可能である。 【0006】図1で説明した従来システムを移動体向け
放送に応用すると、受信装置の側は移動局であるので、
シャドウイングがあった場合には電波が減衰し受信不可
能になる時間が生じる。この時左右両チャンネルの音楽
等が同時に途切れる事になる。 【0007】上記の現象を図2を用いて説明する。図2
は、図1に示す従来の方式の各部信号の形態を示す図で
あり、横軸は時間を示し、図面の左側より右方向に順次
信号が出力される。図2(a)は、右(R)、左(L)
の各チャンネルの信号の流れを示す。Rnは、右チャン
ネルのn番目のPCM符号列を示し、Lnは左チャンネ
ルのn番目のPCM符号列(パケット)を示す。これら
は、パケットとして送信され、nは、パケットの番号を
示し、左右チャンネルの同一番号のパケットは同一時刻
に再生されるものとする。本発明は、符号化方式や、L
n,Rnのパッケト長等のシステム パラメタに依存し
ない。 【0008】R、Lチャンネルのパケット列は、図1の
11で多重化され、図2(b)のビットストリームにな
る。この信号は12で変調等を施された後、伝搬路で、
図2(c)に示す減衰を受ける。図2(c)は、図1
(b)14のアンテナにて受信される電波の強さの時間
変化を示し、図2(c)の左端で正常な強さで受信され
ていた電波が、時間201で遮断され、時間202で再
び電波の強さが元の状態に戻り、正常に受信されはじめ
る様子を模擬的に示す。図2(d)は、同図(c)の電
波の遮断により受信出来なかった左右チャンネルのPC
Mパケット番号を(Rn)、(Ln)のように括弧に入
れて示す。図2で説明したように従来例のディジタル音
楽放送では、短時間でも電波の切断があると、その間
は、左右の両チャンネルで受信断になり、音楽等も聞こ
えなくなる欠点があった。 【0009】自動車が走行する場合には、シャドウイン
グはしばしば生じるので、せっかく高品質な符号化を施
して放送しても、度々音楽が中断される状態では、余り
良好なサービスが提供出来ない。 本発明はこのような
点に鑑みてなされたものであり、必要な周波数帯域幅を
増大させずに、シャドウイングのあった場合にも、音声
が途絶えてしまう事の少ない手段を提供する事により、
シャドウイングの影響を軽減する事を目的とする。 【課題を解決する為の手段】 【0010】本発明では上記目的を達成する為に、従来
は、ほぼ同一時刻に並べて送信されていた左右のパケッ
ト信号に、数秒といった有意の時間差を与えて送信す
る。このようにして送信された信号は、電波伝搬路でシ
ャドウイング等の伝搬障害を受けて受信される。時間を
ずらせて送信された左右の同一番号パケット信号が全て
正常に受信された場合は、受信側で時間のずれを元に戻
し、左右の音響の再生時間を合致させて、通常のステレ
オ信号としてスーピーカ等の音響装置で再生する。 【0011】もし、左右の同一番号パケットのいずれか
が受信出来なかった場合は、受信された方を両チャンネ
ルに出力して音響を再生する。このようにする事で、ス
テレオ音楽放送に於いて、電波の断があっても、左右両
チャンネルが同時に断となる確率が減少する性質を利用
して、完全に音響が遮断される時間率の少ない手段を、
帯域幅を増大させる事無く提供する。 【発明の実施の形態】 【0012】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照
して説明する。図3は実施例の送信側のブロックダイア
グラムであり、図4は実施例の各部の信号の時間変化を
説明する図である。図5は実施例の受信側のブロックダ
イアグラムである。図3のブロックダイアグラムは、図
1に遅延回路30を付加しただけであり、他の部分は図
1と異なる所は無い。即ち、右チャンネルの信号を一定
時間遅らせて、11の多重化回路で多重化している。他
の動作は図1と同様である。 【0013】図3に於いて、R、Lは右及び左のチャン
ネルの入力信号を、10は音声のディジタル符号器を、
30は遅延回路を、11は多重化回路を12は無線、又
は衛星用送信装置を、13はアンテナを示す。図3の右
チャンネル音楽信号は、符号化器で符号化された後、遅
延回路30でmパケット長の遅延を受け301の信号を
得る。一方左チャンネルは、遅延される事無く302の
信号を得る。 【0014】以上を図4の信号図で説明する。図4の
(a)図はそれぞれ、図3の301、302に相当する
信号をパケット単位で示したものである。横軸は時間で
あり、図に向かって左側の、パケット番号の小さいもの
程、先に送信された事を示す。同図(a)、(b)でR
n−m、Ln等上下の位置が一致するものは時間的に同
時に送信される。図4(a)では、R、Lのパケット番
号がmだけずれており、RがLに較べてmパケット長だ
け遅れて送信される様子を示している。 【0015】図4(b)は、図3の11の多重化回路出
力303の信号を示しており、左右チャンネルのパケッ
トが多重化されて1本のビットストリームになってい
る。図4(b)の信号は、無線送信部によって送信さ
れ、電波伝搬上の擾乱を受ける。図4(c)は、図5の
受信装置のアンテナ14で受信される電力の時間変化を
示したものであり、時間位置401から402まで電波
が受信出来ない状態である事を示す。 【0016】次に図5を用いて受信装置の動作について
説明する。図5では、14のアンテナで電波を受信し、
15の無線受信部で復調をして図4(b)に相当するデ
ィジタルビットストリームを15の出力信号として得
て、16の多重分離部で左右チャンネルの信号に分離
し、右チャンネル信号501と左チャンネル信号の50
2を得る。502は50の遅延部によってmパケット長
遅延させられる。これにより、左右のパケット番号は一
致するようになる。更に、信号501、502は判定部
51に入力される。51では各パケットが正常に受信さ
れたか否かの判定がなされる。その判定方法は、一般的
にパケットの受信判定に用いられる方法が適用できる。
即ち、パケットヘッダーが受信されたか否かを監視する
方法や、FCS(Frame Check Seque
nce)によるパケットの誤りを検出する方法、或いは
その両者を併用する方法等がある。51の受信状態判定
部は、これらの方法によって、左右のステレオ音響信号
パケットの受信状態を表1のように判定し、切替え部5
2に入力する。 【0017】 【表1】 【0018】切替部52は、判定部よりの上記判定結果
を表す判定信号504を用いて、52に入力される左右
のステレオディジタル信号(501、502)に表2の
アルゴリズムに基づき処理を施して、出力信号線50
5、506へ出力する。 【0019】 【表2】 【0020】上記を見ると、判定結果B、Cでは、R、
L両チャンネル共、左、又は右の同一信号が出力されて
おり、無音になるのは、両者共に受信出来なかった場合
のみである事が分かる。図4(d)は、同図(a)が送
信され、同図(c)の受信断があった場合に図5の受信
装置で図5の信号線505(Rチャンネル)、506
(Lチャンネル)に相当する信号の時間変化を示すもの
である。図4(d)に於いて405の左右チャンネルの
パケットは左チャンネルのみであり、403の位置では
右チャンネルのみが出力されている。これは、図4
(c)で、受信断になるパケット番号が、それぞれRn
−m、Lnである為、パケット番号n−mとnの所で片
方のチャンネルのみが使用可能な為である。 404の
位置では左右チャンネルパケット共正常に受信されてい
る。 【0021】復号部では、入力信号505、506を復
号して音響信号をアナログ信号化し、18、19のスピ
ーカー等の音響装置で再生する。この実施例によって、
簡単な構成で、遅延線30の長さを超えない時間、電波
が受信出来ない状態が継続しても、音響が途絶えてしま
う事の無い手段が提供出来る。 【発明の効果】 【0022】以上説明したように本発明では、本来同時
に送信されるべきステレオ音響信号を左右2つのグルー
プに分け、これらに有意な時間差を持たせて送信する事
によるタイムダイバシティ効果を用い、移動体で衛星等
からの放送を受信する際に、分けられたグループが同時
に受信断になる確率を減少させる事で、受信の安定化が
図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来例を示す図である。 【図2】従来例に於ける各部の信号を説明する図であ
る。 【図3】本発明の実施例の送信装置を示す図である。 【図4】本発明の実施例の各部信号を説明する図であ
る。 【図5】本発明の実施例の受信装置を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 移動体を対象としてステレオ音楽信号等
    の音響信号を送受信又は放送するシステムに於いて、同
    時に再生されるべき左と右のチャンネルの送信時間に有
    意の時間差を与え、且つ両者を多重化して送信し、受信
    側では、各チャンネルの受信状態を判別し、同一時間に
    音楽等として再生されるべき、左右両チャンネルが正常
    に受信された場合には、両者の時間差を修正して通常の
    ステレオ信号として出力し、どちらかが、正常に受信出
    来なかった場合は、正常に受信出来た右或いは左側チャ
    ンネルの信号のみを、左右のスピーカー等の音響出力装
    置より同時に出力する事を特徴とする放送方式。 【請求項2】 上記通信方式を使用し、受信側において
    時間をずらせて送られた左右チャンネル音響信号の、遅
    延時間を合致させる為の手段と、左右チャンネルが正常
    に受信されたかどうかを判断する手段と、それらが正常
    に受信された時には送信されるべき完全な形の音楽信号
    等をスピーカー等の音響装置に出力し、時間をずらせて
    送信された左又は右チャンネルの音響信号の一つが正常
    に受信出来なかった場合は、正常に受信された音響信号
    を、遅延時間を合致させた後に、左右両方のチャンネル
    から音響装置に同時出力する手段を備えた受信装置。 〔発明の名称〕タイムダイバシティシステム 〔特許請求の範囲〕 【請求項1】 移動体を対象としてステレオ音楽信号等
    の音響信号を送受信又は放送するシステムに於いて、同
    時に再生されるべき左と右のチャンネルの送信時間に有
    意の時間差を与え、且つ両者を多重化して送信し、受信
    側では、各チャンネルの受信状態を判別し、同一時間に
    音楽等として再生されるべき、左右両チャンネルが正常
    に受信された場合には、両者の時間差を修正して通常の
    ステレオ信号として出力し、どちらかが、正常に受信出
    来なかった場合は、正常に受信出来た右或いは左側チャ
    ンネルの信号のみを、左右のスピーカー等の音響出力装
    置より同時に出力する事を特徴とする放送方式。 【請求項2】 上記通信方式において、左右チャンネル
    の信号に時間差を与える替わりに、左右チャンネルの
    和、及び差の信号を作り、その和差信号に時間差を与え
    て送信する事を特徴とする通信方式。 【請求項3】 上記通信方式を使用し、受信側において
    時間をずらせて送られた左右チャンネル音響信号又は請
    求項2の和差信号の、遅延時間を合致させる為の手段
    と、左右チャンネルが正常に受信されたかどうかを判断
    する手段と、それらが正常に受信された時には送信され
    るべき完全な形の音楽信号等をスピーカー等の音響装置
    に出力し、時間をずらせて送信された左又は右チャンネ
    ルの音響信号の一つが正常に受信出来なかった場合は、
    正常に受信された音響信号を、遅延時間を合致させた後
    に、左右両方のチャンネルから音響装置に同時出力する
    手段を備えた受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119950A1 (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音声データ送信/受信装置および音声データ送信/受信方法
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