JPH10327488A - スピーカ構造 - Google Patents
スピーカ構造Info
- Publication number
- JPH10327488A JPH10327488A JP13189197A JP13189197A JPH10327488A JP H10327488 A JPH10327488 A JP H10327488A JP 13189197 A JP13189197 A JP 13189197A JP 13189197 A JP13189197 A JP 13189197A JP H10327488 A JPH10327488 A JP H10327488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- magnetic circuit
- cabinet
- frame
- front case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】反発磁気回路を複数直線上に配置した多点駆動
型スピーカを異常音を発生させることなく細長化する。 【解決手段】反発磁気回路RMの中心孔RM4が挿入さ
れるポール部21とスピーカキャビネット1を構成する
フロントケース1Fと、両者を繋げるフレーム支持部2
3を一体成形により一つの部品で構成する。
型スピーカを異常音を発生させることなく細長化する。 【解決手段】反発磁気回路RMの中心孔RM4が挿入さ
れるポール部21とスピーカキャビネット1を構成する
フロントケース1Fと、両者を繋げるフレーム支持部2
3を一体成形により一つの部品で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反発磁気回路がボイ
スコイルの内側に配置されるスピーカ構造に係り、特に
スピーカの幅を狭くすることができるスピーカ構造に関
する。
スコイルの内側に配置されるスピーカ構造に係り、特に
スピーカの幅を狭くすることができるスピーカ構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近プラズマディスプレイパネル(以
下、PDPと記す。)等を用いた薄型テレビジョン(以
下、薄型TVと記す。)が実用化されてきている。
下、PDPと記す。)等を用いた薄型テレビジョン(以
下、薄型TVと記す。)が実用化されてきている。
【0003】このため、該薄型TVと共に用いられるス
ピーカも当然の如く薄型形状が求められ、しかも該薄型
TVの画面がワイド化されながらも全体としてコンパク
ト化が訴求されている。従って、該TV画面の両脇等に
配置されるスピーカの設置スペースが極力省かれ、正面
から見たスピーカ形状が可能な限り細長い形状であるこ
とが要求されてきている。
ピーカも当然の如く薄型形状が求められ、しかも該薄型
TVの画面がワイド化されながらも全体としてコンパク
ト化が訴求されている。従って、該TV画面の両脇等に
配置されるスピーカの設置スペースが極力省かれ、正面
から見たスピーカ形状が可能な限り細長い形状であるこ
とが要求されてきている。
【0004】該スピーカ形状に対応するために、我々は
先に提案した反発磁気回路を有する多点駆動型のスピー
カ(以下、反発多点駆動型スピーカという)構造を流用
し、直線上に複数個の反発磁気回路を配置し、細長形状
に適した反発多点駆動型スピーカを既に提案した。
先に提案した反発磁気回路を有する多点駆動型のスピー
カ(以下、反発多点駆動型スピーカという)構造を流用
し、直線上に複数個の反発磁気回路を配置し、細長形状
に適した反発多点駆動型スピーカを既に提案した。
【0005】該反発多点駆動型スピーカの構造は、ほぼ
平板状で尚且つ縦横比が約6:1の細長状に作製した振
動板Dの中心線上に3個のボイスコイルVCを配し、該
ボイスコイルVCを3個の反発磁気回路RMにて駆動す
る反発多点駆動型スピーカである。
平板状で尚且つ縦横比が約6:1の細長状に作製した振
動板Dの中心線上に3個のボイスコイルVCを配し、該
ボイスコイルVCを3個の反発磁気回路RMにて駆動す
る反発多点駆動型スピーカである。
【0006】ここで、細長形状のスピーカをキャビネッ
ト1のバッフル部1F2に取り付けて固定する場合、該
細長形状を有するスピーカの長辺側の固定方法に制限が
ある。
ト1のバッフル部1F2に取り付けて固定する場合、該
細長形状を有するスピーカの長辺側の固定方法に制限が
ある。
【0007】即ち、前記の如くスピーカの設置スペース
が極力省かれることから、スピーカ、並びにスピーカを
設置するキャビネット1の形状が極限まで細長形状にす
ることが求められ、スピーカ取り付け方法がキャビネッ
トバッフル部1F2の表側からの取り付け、或いは裏側
からの取り付けに関わらず、図13に示す様にキャビネ
ット1を構成する長い方の側板(以下、長手側板1F
1、1R1という)の内壁部が、スピーカフレーム2の
長辺24部の外側に接触寸前まで接近した位置に配置さ
れることになる。
が極力省かれることから、スピーカ、並びにスピーカを
設置するキャビネット1の形状が極限まで細長形状にす
ることが求められ、スピーカ取り付け方法がキャビネッ
トバッフル部1F2の表側からの取り付け、或いは裏側
からの取り付けに関わらず、図13に示す様にキャビネ
ット1を構成する長い方の側板(以下、長手側板1F
1、1R1という)の内壁部が、スピーカフレーム2の
長辺24部の外側に接触寸前まで接近した位置に配置さ
れることになる。
【0008】つまり、フレーム2の短辺25側の設置ス
ペースには余裕があるが、フレーム2の長辺側24はス
ピーカの設置スペースがほとんど無い状態となる。従っ
て、スピーカの取り付け構造はスペースに余裕のあるス
ピーカフレーム2の短辺25側に取り付け用のフランジ
部26を設け、更に該フランジ部26に取付け用の穴を
設け、該穴を用いて取り付け用のビスbをキャビネット
1に締結し、該フレームフランジ部26を介してスピー
カをキャビネット1に取り付けて固定する。
ペースには余裕があるが、フレーム2の長辺側24はス
ピーカの設置スペースがほとんど無い状態となる。従っ
て、スピーカの取り付け構造はスペースに余裕のあるス
ピーカフレーム2の短辺25側に取り付け用のフランジ
部26を設け、更に該フランジ部26に取付け用の穴を
設け、該穴を用いて取り付け用のビスbをキャビネット
1に締結し、該フレームフランジ部26を介してスピー
カをキャビネット1に取り付けて固定する。
【0009】しかし、該方法はビスb締結によって発生
する押付け力がフレーム短辺25側のフランジ部26近
傍のみに止まり、押付け力がフレーム長辺24側の中央
部近傍では不足気味となる。その結果、フレーム2の短
辺25側及び長辺24側の端部近傍のみがキャビネット
1を構成するバッフル部1F2に密着し、長辺24側の
中央部近傍はキャビネット1のバッフル部1F2に密着
せず浮き気味となる。
する押付け力がフレーム短辺25側のフランジ部26近
傍のみに止まり、押付け力がフレーム長辺24側の中央
部近傍では不足気味となる。その結果、フレーム2の短
辺25側及び長辺24側の端部近傍のみがキャビネット
1を構成するバッフル部1F2に密着し、長辺24側の
中央部近傍はキャビネット1のバッフル部1F2に密着
せず浮き気味となる。
【0010】従って、該取り付け状態のスピーカに音声
信号等を印加すると、浮き気味となるフレーム2、及び
キャビネットバッフル部1F2が容易に振動してしまう
ため、フレーム長辺24中央部近傍より一般的にビリ音
等と称される異常音が発生し、低域再生時にはエアー漏
れによる異常音も発生する。しかも、短辺25側の締結
力を強めるほどフレーム2、若しくはバッフル部1F2
が変形してフレーム長辺24中央がより一層浮き上がる
ことになる。そして、長辺24側の寸法が長くなるほ
ど、非密着部が多くなる傾向となる。
信号等を印加すると、浮き気味となるフレーム2、及び
キャビネットバッフル部1F2が容易に振動してしまう
ため、フレーム長辺24中央部近傍より一般的にビリ音
等と称される異常音が発生し、低域再生時にはエアー漏
れによる異常音も発生する。しかも、短辺25側の締結
力を強めるほどフレーム2、若しくはバッフル部1F2
が変形してフレーム長辺24中央がより一層浮き上がる
ことになる。そして、長辺24側の寸法が長くなるほ
ど、非密着部が多くなる傾向となる。
【0011】対策としてエッジEの貼り代部等に振動吸
収材としてパッキンを配置して防ぐ方法があるが、振動
吸収材の能力を越えた入力信号が印加されると異常音が
発生する。又、パッキンを厚く、或いは硬くする等の手
段を用い、振動吸収能力を増やした状態で前記のような
フレーム短辺25側のみのビスb締結を行った場合、締
結により振動吸収剤を変形させてしまうためフレーム長
辺24側の中央部を更に変形させて該スピーカをバッフ
ル部1F2に固定することになるという欠点を有するこ
とになる。
収材としてパッキンを配置して防ぐ方法があるが、振動
吸収材の能力を越えた入力信号が印加されると異常音が
発生する。又、パッキンを厚く、或いは硬くする等の手
段を用い、振動吸収能力を増やした状態で前記のような
フレーム短辺25側のみのビスb締結を行った場合、締
結により振動吸収剤を変形させてしまうためフレーム長
辺24側の中央部を更に変形させて該スピーカをバッフ
ル部1F2に固定することになるという欠点を有するこ
とになる。
【0012】フレーム2の変形がエッジEを局部的に変
形させ、入力信号印加時に振動板Dがローリングしてし
まい、該振動板Dに装着したボイスコイルVCの内周部
と反発磁気回路RMのセンタプレートRM3外周部とが
接触し異常音を発生しやすくなる。特に多点駆動型スピ
ーカは複数のボイスコイルVCが均等に動作し、振動板
Dを均等に駆動せしめることが前提条件であることか
ら、エッジE、即ちサスペンションの変形は極めて好ま
しくない状態である。
形させ、入力信号印加時に振動板Dがローリングしてし
まい、該振動板Dに装着したボイスコイルVCの内周部
と反発磁気回路RMのセンタプレートRM3外周部とが
接触し異常音を発生しやすくなる。特に多点駆動型スピ
ーカは複数のボイスコイルVCが均等に動作し、振動板
Dを均等に駆動せしめることが前提条件であることか
ら、エッジE、即ちサスペンションの変形は極めて好ま
しくない状態である。
【0013】又、前記の様なスペースファクタを重視
し、尚且つ細長形状を必要とするスピーカキャビネット
1を構成する側板部分、特に長手側板部分は、必然的に
板厚を薄くしたものとなる。
し、尚且つ細長形状を必要とするスピーカキャビネット
1を構成する側板部分、特に長手側板部分は、必然的に
板厚を薄くしたものとなる。
【0014】当然の事ながら薄い側板は装着したスピー
カによって加振されると、容易に振動して異常音を発生
しやすくなる。従って、この様な薄い側板を有したキャ
ビネット1の場合、側板内壁部にリブ等を配置したり、
リブ配置が不可能で振動しやすい箇所には振動力以上の
力で押さえ込む、例えば、裏板と側板の装着において接
着、或いはビスb締め位置の間隔を細かく行う等の手段
がとられる。
カによって加振されると、容易に振動して異常音を発生
しやすくなる。従って、この様な薄い側板を有したキャ
ビネット1の場合、側板内壁部にリブ等を配置したり、
リブ配置が不可能で振動しやすい箇所には振動力以上の
力で押さえ込む、例えば、裏板と側板の装着において接
着、或いはビスb締め位置の間隔を細かく行う等の手段
がとられる。
【0015】該細長形状のキャビネット1を完成させる
には、裏板1R2、若しくは裏板1R2を構成した部品
等を取付けねばならない。しかも前記の様に板厚が薄い
長手側板1F1の内壁部がスピーカフレーム2の長辺2
4側に接触直前まで接近した位置に配されると、該裏板
1R2等を固定するためのビスb配置スペースがスピー
カ長辺24側部分に接近した長手側板1F1内壁部には
配置不可能となる。
には、裏板1R2、若しくは裏板1R2を構成した部品
等を取付けねばならない。しかも前記の様に板厚が薄い
長手側板1F1の内壁部がスピーカフレーム2の長辺2
4側に接触直前まで接近した位置に配されると、該裏板
1R2等を固定するためのビスb配置スペースがスピー
カ長辺24側部分に接近した長手側板1F1内壁部には
配置不可能となる。
【0016】図13にて説明すると、該スピーカキャビ
ネット1は樹脂製にてバッフル1F2部、及び側板の前
半分1F1、1F3を一体成型したフロントケース1F
と、裏板1R2及び側板の後半分1R1、1R3を一体
成型したリアケース1Rとからなり、両方のケース1
F、1Rをビスbにて締結することにより一個のスピー
カ用キャビネット1を構成している。
ネット1は樹脂製にてバッフル1F2部、及び側板の前
半分1F1、1F3を一体成型したフロントケース1F
と、裏板1R2及び側板の後半分1R1、1R3を一体
成型したリアケース1Rとからなり、両方のケース1
F、1Rをビスbにて締結することにより一個のスピー
カ用キャビネット1を構成している。
【0017】従って、フロントケース1F、及びリアケ
ース1R双方の長手側板1F1、1R1を固定するため
に、固定用のビスb装着部を長手側板1F1、1R3の
内壁部に設けるが、図に示す様にフレーム長辺24側が
配置されている箇所には、前記の如く長手側板1F1の
内壁部がスピーカフレーム2の長辺24側に接近してい
るので、ビスb装着部を設けるスペースがほとんど無
く、裏面図に示す様にフレーム長辺24部が配置されて
いる長手側板1F1の位置には、相互のケース固定部1
F4、1R4が全く配置されないキャビネット1とな
る。
ース1R双方の長手側板1F1、1R1を固定するため
に、固定用のビスb装着部を長手側板1F1、1R3の
内壁部に設けるが、図に示す様にフレーム長辺24側が
配置されている箇所には、前記の如く長手側板1F1の
内壁部がスピーカフレーム2の長辺24側に接近してい
るので、ビスb装着部を設けるスペースがほとんど無
く、裏面図に示す様にフレーム長辺24部が配置されて
いる長手側板1F1の位置には、相互のケース固定部1
F4、1R4が全く配置されないキャビネット1とな
る。
【0018】スピーカによって加振されたフロントケー
ス1Fの振動はリアケース1Rにも伝わり、フロントケ
ース長手側板1F1、及びリアケース長手側板1R1相
互の接合部が充分に密着していないと、当然の如くビリ
音等の異常音が発生する。又、リアケース1Rに於ける
スピーカの背後部分、特に裏板1R2近傍は振動板Dに
よる背圧により振動しやすいことは周知のところで、図
13の様なフロントケース1F、及びリアケース1Rを
取付けた状態のスピーカキャビネット1は、異常音を発
生させやすい形態を有したスピーカキャビネット1であ
ると言える。
ス1Fの振動はリアケース1Rにも伝わり、フロントケ
ース長手側板1F1、及びリアケース長手側板1R1相
互の接合部が充分に密着していないと、当然の如くビリ
音等の異常音が発生する。又、リアケース1Rに於ける
スピーカの背後部分、特に裏板1R2近傍は振動板Dに
よる背圧により振動しやすいことは周知のところで、図
13の様なフロントケース1F、及びリアケース1Rを
取付けた状態のスピーカキャビネット1は、異常音を発
生させやすい形態を有したスピーカキャビネット1であ
ると言える。
【0019】該異常音の発生、並びにエッジEの変形等
を防ぐための最も簡単且つ有効な方法として、図14に
示すようにフレーム2の長辺24側に短辺25側と同様
な取り付け用フランジ部27、及び取り付け用穴を設け
てビスb固定する方法がある。
を防ぐための最も簡単且つ有効な方法として、図14に
示すようにフレーム2の長辺24側に短辺25側と同様
な取り付け用フランジ部27、及び取り付け用穴を設け
てビスb固定する方法がある。
【0020】該方法よると固定部1F4、1R4をフロ
ントケース1Fとリアケース1Rの相互のフレーム長辺
24の位置の内壁部に設けるスペースができ、フロント
ケース1F、及びリアケース1R相互の接合部が充分に
密着する強度にて固定することが可能となり、異常音の
発生を大幅に減少させる事が可能である。しかし、該手
法は細長型形状に於ける幅寸法を必然的に増やすことと
なり、細長化が求められている該スピーカ構造に正反対
の結果を発生せしめる構造的欠点を有していることは明
らかである。
ントケース1Fとリアケース1Rの相互のフレーム長辺
24の位置の内壁部に設けるスペースができ、フロント
ケース1F、及びリアケース1R相互の接合部が充分に
密着する強度にて固定することが可能となり、異常音の
発生を大幅に減少させる事が可能である。しかし、該手
法は細長型形状に於ける幅寸法を必然的に増やすことと
なり、細長化が求められている該スピーカ構造に正反対
の結果を発生せしめる構造的欠点を有していることは明
らかである。
【0021】幅寸法を増やさず、尚且つスピーカフレー
ム2の長辺24側の中央部近傍をキャビネット1のバッ
フル1F2部に密着させる方法として、我々は先に図1
5に示す様なスピーカフレーム2の押さえ用の固定具3
を用い、該固定具3をフレーム背面に当ててから回転し
て、該固定具3の端部31を長手側板1F1に設けた溝
に嵌めることによりフレーム2の中央部、及び中央部近
傍をキャビネット1のバッフル1F2の裏面側に密着せ
しめる方法及び構造を提案した。
ム2の長辺24側の中央部近傍をキャビネット1のバッ
フル1F2部に密着させる方法として、我々は先に図1
5に示す様なスピーカフレーム2の押さえ用の固定具3
を用い、該固定具3をフレーム背面に当ててから回転し
て、該固定具3の端部31を長手側板1F1に設けた溝
に嵌めることによりフレーム2の中央部、及び中央部近
傍をキャビネット1のバッフル1F2の裏面側に密着せ
しめる方法及び構造を提案した。
【0022】概略を記すと、スピーカをフロントケース
1Fの所定位置に配置し、まず一般的手法と同様にスピ
ーカフレーム2の短辺25側に設けたフランジ部26を
取り付けビスbにて固定する。ここでスピーカフレーム
2の長辺24側まで接近したキャビネット1の長手側板
1F1の内壁部所定位置、つまり該スピーカフレーム2
の長辺24中央部近傍に図16に示すような溝1F5を
設けておく。該溝1F5は図16に示すようなフレーム
2中央部近傍に設けられたフレーム2底部の高さに対応
して平行に設けられ、尚且つ該溝1F5の幅、深さ、及
び長さは所望の寸法に設定してある。
1Fの所定位置に配置し、まず一般的手法と同様にスピ
ーカフレーム2の短辺25側に設けたフランジ部26を
取り付けビスbにて固定する。ここでスピーカフレーム
2の長辺24側まで接近したキャビネット1の長手側板
1F1の内壁部所定位置、つまり該スピーカフレーム2
の長辺24中央部近傍に図16に示すような溝1F5を
設けておく。該溝1F5は図16に示すようなフレーム
2中央部近傍に設けられたフレーム2底部の高さに対応
して平行に設けられ、尚且つ該溝1F5の幅、深さ、及
び長さは所望の寸法に設定してある。
【0023】前記固定具3の端部31は所定の厚さを有
し、テーパ部を設けてある。該固定具3を図16の様に
スピーカフレーム2底部の中央部に配置し所定位置まで
回転させると、該固定具3の端部31が所定の厚さ寸法
を有しているので、固定具端部31の上面が溝の上面に
引っ掛かり、尚且つ固定具3の底面がフレーム2底部の
端部を極めて強力な力で押すようになる。
し、テーパ部を設けてある。該固定具3を図16の様に
スピーカフレーム2底部の中央部に配置し所定位置まで
回転させると、該固定具3の端部31が所定の厚さ寸法
を有しているので、固定具端部31の上面が溝の上面に
引っ掛かり、尚且つ固定具3の底面がフレーム2底部の
端部を極めて強力な力で押すようになる。
【0024】該押し付け力がフレーム2底部の端部を介
して、フレーム2前方の長辺24側中央部を押し、該フ
レーム2の長辺24側の最上部に配置されているエッジ
E貼り代部をキャビネットバッフル1F2に密着させる
ので、前記の様なフレーム2の長辺24側中央部近傍の
非密着部が皆無となり、先に説明したフレーム2の短辺
25側のビスb固定と合わせてエッジE貼り代部全周に
於ける必要な押付け力が得られることとなり、所期の目
的を達成することが可能となった。
して、フレーム2前方の長辺24側中央部を押し、該フ
レーム2の長辺24側の最上部に配置されているエッジ
E貼り代部をキャビネットバッフル1F2に密着させる
ので、前記の様なフレーム2の長辺24側中央部近傍の
非密着部が皆無となり、先に説明したフレーム2の短辺
25側のビスb固定と合わせてエッジE貼り代部全周に
於ける必要な押付け力が得られることとなり、所期の目
的を達成することが可能となった。
【0025】しかし、細長化の要求は更に強くなり、振
動板D、及びエッジEの寸法は現状のままで更なる細長
化が求められた。具体的に記すと従来のフレーム2はガ
ラス繊維入りのABS樹脂製で外径寸法は幅49.6m
m、長さ228mm、奥行き(総厚さ)15mmであっ
たが、該スピーカを取り付けるキャビネットの外径寸法
を幅約60mm、長さ500mm、奥行き60mmの樹
脂製で、肉厚約4mm〜5mmのキャビネットとして、
該現状寸法に対してキャビネット幅寸法を50mmすな
わち10mm短縮し、さらに上記要求をコストアップす
ること無く達成することを求めらた。
動板D、及びエッジEの寸法は現状のままで更なる細長
化が求められた。具体的に記すと従来のフレーム2はガ
ラス繊維入りのABS樹脂製で外径寸法は幅49.6m
m、長さ228mm、奥行き(総厚さ)15mmであっ
たが、該スピーカを取り付けるキャビネットの外径寸法
を幅約60mm、長さ500mm、奥行き60mmの樹
脂製で、肉厚約4mm〜5mmのキャビネットとして、
該現状寸法に対してキャビネット幅寸法を50mmすな
わち10mm短縮し、さらに上記要求をコストアップす
ること無く達成することを求めらた。
【0026】現状のスピーカフレーム2の幅寸法が前記
の様に約50mmで平均肉厚が約3.5mmであり、こ
の要求に対応するため図17に示す様にフレーム2のエ
ッジE貼り代部分の裏面側の薄肉化が可能な鉄板製フレ
ーム2fを使用し、キャビネット1のバッフル1F2部
表側より取り付ける方法が容易に考えられる。
の様に約50mmで平均肉厚が約3.5mmであり、こ
の要求に対応するため図17に示す様にフレーム2のエ
ッジE貼り代部分の裏面側の薄肉化が可能な鉄板製フレ
ーム2fを使用し、キャビネット1のバッフル1F2部
表側より取り付ける方法が容易に考えられる。
【0027】しかし、この手法には次のような欠点があ
る。
る。
【0028】現状のフレーム2は前記の如くガラス繊維
入りのABS樹脂製で、尚且つフレーム2の底部には、
反発磁気回路RMを装着するために該フレーム2の中
心、及び該中心から長さ方向に60mmに振り分けた計
3カ所に直径5mm(公差0、−0.1mm)高さ14
mmのガイドポール部21を一体成型により設けてあ
り、更に該ガイドポール21頂部の中心には、反発磁気
回路RM固定用の3mm用ネジ孔(深さ6mm)を設け
てある。
入りのABS樹脂製で、尚且つフレーム2の底部には、
反発磁気回路RMを装着するために該フレーム2の中
心、及び該中心から長さ方向に60mmに振り分けた計
3カ所に直径5mm(公差0、−0.1mm)高さ14
mmのガイドポール部21を一体成型により設けてあ
り、更に該ガイドポール21頂部の中心には、反発磁気
回路RM固定用の3mm用ネジ孔(深さ6mm)を設け
てある。
【0029】しかし、鉄板製のフレーム2fを用いると
該ガイドポール部21を一体成型にて設けることは不可
能で、別部品として作製しなければならず必然的に部品
点数が多くなりコストアップ要因を含み、更に該ガイド
ポール部21は樹脂やアルミニウム等の非磁性材である
事が好ましく、鉄板フレーム2に該ガイドポール部21
を必要強度を確保し、尚且つ精度良く安定的に取付ける
ために取付け工数が増えコストアップ要因を含んでいる
ことは否めない。
該ガイドポール部21を一体成型にて設けることは不可
能で、別部品として作製しなければならず必然的に部品
点数が多くなりコストアップ要因を含み、更に該ガイド
ポール部21は樹脂やアルミニウム等の非磁性材である
事が好ましく、鉄板フレーム2に該ガイドポール部21
を必要強度を確保し、尚且つ精度良く安定的に取付ける
ために取付け工数が増えコストアップ要因を含んでいる
ことは否めない。
【0030】又、我々は該多点駆動型のスピーカを製造
するための製造方法を提案している。
するための製造方法を提案している。
【0031】概略を記すと、まず組み立て治具JVを用
い、振動板DにボイスコイルVCを接着等の手段で装着
し、更に該ボイスコイルVC装着済み振動板Dをフレー
ム2に接着等の手段で装着し、ボイスコイルVC及び振
動板D装着済みのフレーム2を作製する。
い、振動板DにボイスコイルVCを接着等の手段で装着
し、更に該ボイスコイルVC装着済み振動板Dをフレー
ム2に接着等の手段で装着し、ボイスコイルVC及び振
動板D装着済みのフレーム2を作製する。
【0032】次に、反発磁気回路RMを該ボイスコイル
VC及び振動板D装着済みのフレーム2に装着するが、
装着時にスペーサJS(図18参照)を用いて該スペー
サJSを振動板Dに装着されたボイスコイルVC内周部
に挿入し、該ボイスコイルVCの内周部を基準として必
要なクリアランス寸法を確保した後、前記スペーサJS
の内周部に組み立てた反発磁気回路RMを挿入し、該磁
気回路RMをフレーム2に接着、ビスb止めなどの手段
で装着する。
VC及び振動板D装着済みのフレーム2に装着するが、
装着時にスペーサJS(図18参照)を用いて該スペー
サJSを振動板Dに装着されたボイスコイルVC内周部
に挿入し、該ボイスコイルVCの内周部を基準として必
要なクリアランス寸法を確保した後、前記スペーサJS
の内周部に組み立てた反発磁気回路RMを挿入し、該磁
気回路RMをフレーム2に接着、ビスb止めなどの手段
で装着する。
【0033】該製造法はボイスコイルVCの、振動板D
若しくは反発磁気回路RMに対しての上下方向の位置ず
れを皆無とするための手段であるが、磁性材である鉄板
製のフレーム2fを使用した場合、該製造方法の使用は
不可能となることが判明した。
若しくは反発磁気回路RMに対しての上下方向の位置ず
れを皆無とするための手段であるが、磁性材である鉄板
製のフレーム2fを使用した場合、該製造方法の使用は
不可能となることが判明した。
【0034】つまり非磁性材である樹脂フレーム2を使
用した製造の順序を記すと、前記のようにボイスコイル
VCに設置した改良スペーサJSの内周部に、着磁済み
の組み立て完了した反発磁気回路RMを挿入するが、挿
入時には該反発磁気回路RMを貫通した孔RM4をボイ
スコイルVCの中心部に配置されたフレーム2のガイド
ポール部21に挿入する。
用した製造の順序を記すと、前記のようにボイスコイル
VCに設置した改良スペーサJSの内周部に、着磁済み
の組み立て完了した反発磁気回路RMを挿入するが、挿
入時には該反発磁気回路RMを貫通した孔RM4をボイ
スコイルVCの中心部に配置されたフレーム2のガイド
ポール部21に挿入する。
【0035】該反発磁気回路RMの孔RM4はフレーム
2のガイドポール部21に沿って、又、該反発磁気回路
RMに於ける最大外形寸法をとなるセンタプレートRM
3の外周部は改良スペーサJSの内周部に沿って挿入さ
れ、最終的に該反発磁気回路RMの下マグネットRM2
底面がフレーム2のバスケット部(フレーム2底部)に
接触し圧定(圧力をかけ、固定する意と定義する。)さ
れる。しかし、該状態のままであると、反発磁気回路R
Mの孔RM4とガイドポール部21の外周に設定したク
リアランス分だけボイスコイルVCが偏って移動された
まま挿入され、振動板Dを介してエッジEのロール部を
変形させている可能性がある。
2のガイドポール部21に沿って、又、該反発磁気回路
RMに於ける最大外形寸法をとなるセンタプレートRM
3の外周部は改良スペーサJSの内周部に沿って挿入さ
れ、最終的に該反発磁気回路RMの下マグネットRM2
底面がフレーム2のバスケット部(フレーム2底部)に
接触し圧定(圧力をかけ、固定する意と定義する。)さ
れる。しかし、該状態のままであると、反発磁気回路R
Mの孔RM4とガイドポール部21の外周に設定したク
リアランス分だけボイスコイルVCが偏って移動された
まま挿入され、振動板Dを介してエッジEのロール部を
変形させている可能性がある。
【0036】該状態のまま該反発磁気回路RMが固定さ
れ、更に前記スペーサJSをボイスコイルVCより抜き
とった場合、当然の事ながらエッジEのロール部が正常
な状態に復帰し、振動板Dを介してボイスコイルVCも
偏った方向に移動させた分だけ元に戻り、結果的にボイ
スコイルVC及びセンタプレートRM3とのクリアラン
スが均一状態にならない。つまり一方のクリアランスが
広く、他方のクリアランスが狭まる、或いはボイスコイ
ルVC内径部の一部がセンタプレートRM3外周部の一
部に接触する事態となる。
れ、更に前記スペーサJSをボイスコイルVCより抜き
とった場合、当然の事ながらエッジEのロール部が正常
な状態に復帰し、振動板Dを介してボイスコイルVCも
偏った方向に移動させた分だけ元に戻り、結果的にボイ
スコイルVC及びセンタプレートRM3とのクリアラン
スが均一状態にならない。つまり一方のクリアランスが
広く、他方のクリアランスが狭まる、或いはボイスコイ
ルVC内径部の一部がセンタプレートRM3外周部の一
部に接触する事態となる。
【0037】従って、上記反発磁気回路RMの挿入完了
時点に於いて、該改良スペーサJS、或いは該磁気回路
RMを図18に示す矢印方向に反復回転させるとことに
より、エッジEロールの有するスプリングバックを利用
し、該反発磁気回路RMを微小に移動せしめ、エッジE
ロール部の本来有している正常な形状に戻しつつ、尚且
つボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外径
部とのクリアランスを修正し均一化する。
時点に於いて、該改良スペーサJS、或いは該磁気回路
RMを図18に示す矢印方向に反復回転させるとことに
より、エッジEロールの有するスプリングバックを利用
し、該反発磁気回路RMを微小に移動せしめ、エッジE
ロール部の本来有している正常な形状に戻しつつ、尚且
つボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外径
部とのクリアランスを修正し均一化する。
【0038】つまり、反発磁気回路RMに貫通してなる
孔、及びガイドポール部21に設定したクリアランスに
て、部品の公差、及び組み立て上のばらつき等を吸収
し、ボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外
径部とのクリアランスを所望する範囲に均一化せしめる
が、該均一化を行う修正工程は非磁性材のフレーム2
(ガイドポール部21含む)を使用している場合に限り
可能である。
孔、及びガイドポール部21に設定したクリアランスに
て、部品の公差、及び組み立て上のばらつき等を吸収
し、ボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外
径部とのクリアランスを所望する範囲に均一化せしめる
が、該均一化を行う修正工程は非磁性材のフレーム2
(ガイドポール部21含む)を使用している場合に限り
可能である。
【0039】ところが、磁性材である鉄板製フレーム2
を使用すると、組み立て完了の反発磁気回路RMをフレ
ーム2のガイドポール部21に挿入すると、前記と同様
に該反発磁気回路RMの内径部はフレーム2のガイドポ
ール部21に沿って、センタプレートRM3外周部は改
良スペーサJSの内周部に沿って挿入され、更に該反発
磁気回路RMのマグネットRM1、RM2が既に着磁済
みの状態であることから、下マグネットRM2の底面が
磁気によりフレーム2の底部に吸着してしまうことにな
る。
を使用すると、組み立て完了の反発磁気回路RMをフレ
ーム2のガイドポール部21に挿入すると、前記と同様
に該反発磁気回路RMの内径部はフレーム2のガイドポ
ール部21に沿って、センタプレートRM3外周部は改
良スペーサJSの内周部に沿って挿入され、更に該反発
磁気回路RMのマグネットRM1、RM2が既に着磁済
みの状態であることから、下マグネットRM2の底面が
磁気によりフレーム2の底部に吸着してしまうことにな
る。
【0040】当然のことながら、該反発磁気回路RMの
下マグネットRM2の底面とフレーム2が磁気吸着して
いる上記状態においては、前記説明と同様に該反発磁気
回路RMに貫通してなる孔RM4、及びガイドポール部
21に設定したクリアランス分だけ、ボイスコイルVC
が偏って移動されたまま挿入され、振動板Dを介してエ
ッジEロール部を変形させている可能性がある。
下マグネットRM2の底面とフレーム2が磁気吸着して
いる上記状態においては、前記説明と同様に該反発磁気
回路RMに貫通してなる孔RM4、及びガイドポール部
21に設定したクリアランス分だけ、ボイスコイルVC
が偏って移動されたまま挿入され、振動板Dを介してエ
ッジEロール部を変形させている可能性がある。
【0041】しかも反発磁気回路RMの下マグネットR
M2と鉄板フレーム2による磁気吸着力がエッジEの有
するスプリングバックより遥かに強力であるため、吸着
位置から容易に移動することはなく、磁気吸着力を発生
させない樹脂等の非磁性材のフレーム2を用いた場合の
様に、エッジEのスプリングバックを利用て反発磁気回
路RMを微小に移動せしめてボイスコイルVC内径部と
センタプレートRM3外径部とのクリアランスを均一化
するための修正が不可能となる。
M2と鉄板フレーム2による磁気吸着力がエッジEの有
するスプリングバックより遥かに強力であるため、吸着
位置から容易に移動することはなく、磁気吸着力を発生
させない樹脂等の非磁性材のフレーム2を用いた場合の
様に、エッジEのスプリングバックを利用て反発磁気回
路RMを微小に移動せしめてボイスコイルVC内径部と
センタプレートRM3外径部とのクリアランスを均一化
するための修正が不可能となる。
【0042】従って、固定用ビスbにて夫々の磁気回路
RM固定後、改良スペーサJSを各々抜き取ると、エッ
ジEロール部が本来の形状に復元し振動板Dを介してボ
イスコイルVCも偏った方向に移動させた分だけ元に戻
り、ボイスコイルVC及びセンタプレートRM3とのク
リアランスが均一状態にならず、偏芯度が多い場合はボ
イスコイルVC内径部の一部がセンタプレートRM3外
周部の一部に接触する状態となる。
RM固定後、改良スペーサJSを各々抜き取ると、エッ
ジEロール部が本来の形状に復元し振動板Dを介してボ
イスコイルVCも偏った方向に移動させた分だけ元に戻
り、ボイスコイルVC及びセンタプレートRM3とのク
リアランスが均一状態にならず、偏芯度が多い場合はボ
イスコイルVC内径部の一部がセンタプレートRM3外
周部の一部に接触する状態となる。
【0043】該欠点に対応するため、夫々の反発磁気回
路RMをフレーム2に固定装着後、従来例の磁気ギャッ
プを有したスピーカ組立て方法を応用して、センタプレ
ートRM3の外周を基準にして組み立てる方法が容易に
考えられるが、該手法の欠点として、ボイスコイルVC
の、振動板D若しくは磁気回路RMに対しての組立時に
上下方向の位置ずれが多発し、多点駆動スピーカの大量
生産の手法として適していないという重大な欠点を有し
ている。
路RMをフレーム2に固定装着後、従来例の磁気ギャッ
プを有したスピーカ組立て方法を応用して、センタプレ
ートRM3の外周を基準にして組み立てる方法が容易に
考えられるが、該手法の欠点として、ボイスコイルVC
の、振動板D若しくは磁気回路RMに対しての組立時に
上下方向の位置ずれが多発し、多点駆動スピーカの大量
生産の手法として適していないという重大な欠点を有し
ている。
【0044】従って、該欠点に対応するには非磁性材で
ある厚さ1mm前後のアルミニウム板をプレス成型した
スピーカ用フレーム2aの採用等が考えられるが、一般
的に鉄板よりアルミニウム板の方が高コストであるの
で、当然の如くコストアップの要因を含むことは明白
で、しかも板厚が同じであるとアルミニウム板フレーム
2aの方が鉄板フレーム2fより強度が弱く、前記の様
なフレーム2aの長辺24側中央部近傍の非密着部分が
更に多くなりやすい欠点も否めない。
ある厚さ1mm前後のアルミニウム板をプレス成型した
スピーカ用フレーム2aの採用等が考えられるが、一般
的に鉄板よりアルミニウム板の方が高コストであるの
で、当然の如くコストアップの要因を含むことは明白
で、しかも板厚が同じであるとアルミニウム板フレーム
2aの方が鉄板フレーム2fより強度が弱く、前記の様
なフレーム2aの長辺24側中央部近傍の非密着部分が
更に多くなりやすい欠点も否めない。
【0045】仮に磁性材である鉄板製フレーム2fを用
い、前記の様な製造上の欠点を解消した何らかの製造方
法にて容易に反発多点駆動型スピーカを製造ができたと
しても、或いは、非磁性材であるアルミニウム板製フレ
ーム2aを用いた反発多点駆動型スピーカが許容範囲の
コストで入手が可能となったとしても、前記の様にスピ
ーカがキャビネット1に取り付けられた際、スピーカフ
レーム2の長辺24側中央部近傍とバッフル1F2部と
の非密着部分が発生する欠点を根本的に解消することは
極めて困難である。
い、前記の様な製造上の欠点を解消した何らかの製造方
法にて容易に反発多点駆動型スピーカを製造ができたと
しても、或いは、非磁性材であるアルミニウム板製フレ
ーム2aを用いた反発多点駆動型スピーカが許容範囲の
コストで入手が可能となったとしても、前記の様にスピ
ーカがキャビネット1に取り付けられた際、スピーカフ
レーム2の長辺24側中央部近傍とバッフル1F2部と
の非密着部分が発生する欠点を根本的に解消することは
極めて困難である。
【0046】また、従来の一般的な磁気ギャップGを有
したスピーカにおいて、スピーカフレーム及びキャビネ
ットを一体成型した技術は公知のものである。しかし、
一般的なスピーカは未着磁マグネットを用い磁気回路を
作製し、該磁気回路をフレームに取り付け、更に磁気回
路付きフレームに振動系部品を装着し、ほぼ最終工程に
磁気回路を着磁コイル内に設置しマグネットを着磁せし
める製造方法となっている。
したスピーカにおいて、スピーカフレーム及びキャビネ
ットを一体成型した技術は公知のものである。しかし、
一般的なスピーカは未着磁マグネットを用い磁気回路を
作製し、該磁気回路をフレームに取り付け、更に磁気回
路付きフレームに振動系部品を装着し、ほぼ最終工程に
磁気回路を着磁コイル内に設置しマグネットを着磁せし
める製造方法となっている。
【0047】従って、スピーカフレーム及びキャビネッ
トを一体成型した場合、一体成型した効果で部品点数が
減少する効果がある反面、該フレームに取り付けた磁気
回路を着磁するために、キャビネットごと着磁を行わね
ばならず極めて巨大な着磁コイル或いは複雑な構造をし
た着磁コイルが必要となり生産不可能、或いは膨大なコ
ストが掛かる等の欠点を有し、更には生産可能であって
も着磁するためにキャビネットを着磁コイルに搬送する
ための工数が増え、一体成型のコストダウン効果以上に
搬送コスト等が増える欠点を有している。
トを一体成型した場合、一体成型した効果で部品点数が
減少する効果がある反面、該フレームに取り付けた磁気
回路を着磁するために、キャビネットごと着磁を行わね
ばならず極めて巨大な着磁コイル或いは複雑な構造をし
た着磁コイルが必要となり生産不可能、或いは膨大なコ
ストが掛かる等の欠点を有し、更には生産可能であって
も着磁するためにキャビネットを着磁コイルに搬送する
ための工数が増え、一体成型のコストダウン効果以上に
搬送コスト等が増える欠点を有している。
【0048】又、上記欠点に対応してスピーカフレー
ム、及びキャビネットを一体成型し、該一体成型品に振
動板やボイスコイル等の一般的に振動系と称されている
部品を装着する一方、別工程にて磁気回路を作製し、更
に該磁気回路を着磁した後、前記振動系を装着した一体
成型品に、前記着磁済みの磁気回路を装着する方法が容
易に考えられる。
ム、及びキャビネットを一体成型し、該一体成型品に振
動板やボイスコイル等の一般的に振動系と称されている
部品を装着する一方、別工程にて磁気回路を作製し、更
に該磁気回路を着磁した後、前記振動系を装着した一体
成型品に、前記着磁済みの磁気回路を装着する方法が容
易に考えられる。
【0049】しかし、一般的なスピーカの組立て方法で
は、図19に示す様に磁気回路Mの部品であるヨークM
2のポール外径及びプレートM3の内径を所定の間隔で
設置せしめ磁気ギャップとし、更にポール外径部にスペ
ーサと称されている治具を挿入し、該治具の外径部にボ
イスコイルVCボビンの内径部を挿入設置し、該スペー
サの内径部と外径部に有する0.2mm〜0.25mm
の厚さ寸法にてヨーク外径部M2にコイルを一定のクリ
アランスを有した所定の位置に配置せしめ、振動系部品
を組み立て装着している。又、ボイスコイルVCの外形
寸法も一般的に前記プレートM3の内径より0.2mm
〜0.25mmのクリアランスlを得るような寸法であ
る。
は、図19に示す様に磁気回路Mの部品であるヨークM
2のポール外径及びプレートM3の内径を所定の間隔で
設置せしめ磁気ギャップとし、更にポール外径部にスペ
ーサと称されている治具を挿入し、該治具の外径部にボ
イスコイルVCボビンの内径部を挿入設置し、該スペー
サの内径部と外径部に有する0.2mm〜0.25mm
の厚さ寸法にてヨーク外径部M2にコイルを一定のクリ
アランスを有した所定の位置に配置せしめ、振動系部品
を組み立て装着している。又、ボイスコイルVCの外形
寸法も一般的に前記プレートM3の内径より0.2mm
〜0.25mmのクリアランスlを得るような寸法であ
る。
【0050】従って、組立て完成後の着磁済みの磁気回
路Mを装着するためには、前記の様に該磁気回路Mの磁
気ギャップGをボイスコイルVCに接触すること無く、
尚且つ一定のクリアランス寸法(0.2mm〜0.25
mm)を有して正確に装着せねばならない。当然のこと
ながら正確な装着を行うために、位置出し用のガイド部
2Gを該一体成型品、及び磁気回路M(Mg)の双方に
設けることとなるが、該ガイド部2G、Mgは精度が要
求されるため作製コストが極めて高コストになることは
明白で、しかも多点駆動型スピーカに該構造を適用すれ
ば各磁気回路間のピッチについても精度が要求されるた
め、更にコストアップとなることは否めない。
路Mを装着するためには、前記の様に該磁気回路Mの磁
気ギャップGをボイスコイルVCに接触すること無く、
尚且つ一定のクリアランス寸法(0.2mm〜0.25
mm)を有して正確に装着せねばならない。当然のこと
ながら正確な装着を行うために、位置出し用のガイド部
2Gを該一体成型品、及び磁気回路M(Mg)の双方に
設けることとなるが、該ガイド部2G、Mgは精度が要
求されるため作製コストが極めて高コストになることは
明白で、しかも多点駆動型スピーカに該構造を適用すれ
ば各磁気回路間のピッチについても精度が要求されるた
め、更にコストアップとなることは否めない。
【0051】一般的にボイスコイルVCの強度は極めて
脆弱であって、微小な外力にて容易に変形し、装着時に
磁気ギャップGを構成するヨークM2のポール外径部、
或いはプレートM3の内径の一部がボイスコイルVCの
端部に接触するだけで、容易にボイスコイルVCを変形
させてしまう。つまりボイスコイルVCの断面形状を真
円形状から概ね楕円形状へと変形させてしまう。その結
果、変形した分だけボイスコイルVC内径部及びヨーク
M2外径部、ボイスコイルVC外径部及びプレート内径
部M3に設けた所定のクリアランスlより狭いクリアラ
ンスlとなってしまう。
脆弱であって、微小な外力にて容易に変形し、装着時に
磁気ギャップGを構成するヨークM2のポール外径部、
或いはプレートM3の内径の一部がボイスコイルVCの
端部に接触するだけで、容易にボイスコイルVCを変形
させてしまう。つまりボイスコイルVCの断面形状を真
円形状から概ね楕円形状へと変形させてしまう。その結
果、変形した分だけボイスコイルVC内径部及びヨーク
M2外径部、ボイスコイルVC外径部及びプレート内径
部M3に設けた所定のクリアランスlより狭いクリアラ
ンスlとなってしまう。
【0052】磁気回路Mを装着後に変形したボイスコイ
ルVCを有するスピーカに音声信号を印加しすると、所
定のクリアランス値を有さないボイスコイルVCが磁気
ギャップG内を振幅動作するため、ボイスコイルVCの
内径若しくは外径の一部が磁気ギャップを構成するヨー
クM2のポール外径部、或いはプレートM3の内径部の
一部に接触し異常音を発生させる。従って、従来一般的
な磁気ギャップGを有する磁気回路Mを用いたスピーカ
とキャビネット1を一体成型した技術は、以上述べた様
な種々の欠点を有しているため実用化されることはな
く、いわゆる机上案にすぎないものである。
ルVCを有するスピーカに音声信号を印加しすると、所
定のクリアランス値を有さないボイスコイルVCが磁気
ギャップG内を振幅動作するため、ボイスコイルVCの
内径若しくは外径の一部が磁気ギャップを構成するヨー
クM2のポール外径部、或いはプレートM3の内径部の
一部に接触し異常音を発生させる。従って、従来一般的
な磁気ギャップGを有する磁気回路Mを用いたスピーカ
とキャビネット1を一体成型した技術は、以上述べた様
な種々の欠点を有しているため実用化されることはな
く、いわゆる机上案にすぎないものである。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、前記細長形状を有した前記多点駆動型スピーカの更
なる細長化要求をコストアップすること無く満足させ、
尚且つ該細長形状の多点駆動型スピーカをキャビネット
に取付けた際の欠点を解消することにある。即ちキャビ
ネット取付け部に於ける該スピーカフレーム2長辺24
側中央部近傍に発生する非密着部に起因するビリ音等の
異常音発生、及びフロントケース1F、リアケース1R
キャビネット1を構成する側板1F1、1R1同志が発
するビリ音等の異常音発生を防ぐことを目的とするもの
である。
は、前記細長形状を有した前記多点駆動型スピーカの更
なる細長化要求をコストアップすること無く満足させ、
尚且つ該細長形状の多点駆動型スピーカをキャビネット
に取付けた際の欠点を解消することにある。即ちキャビ
ネット取付け部に於ける該スピーカフレーム2長辺24
側中央部近傍に発生する非密着部に起因するビリ音等の
異常音発生、及びフロントケース1F、リアケース1R
キャビネット1を構成する側板1F1、1R1同志が発
するビリ音等の異常音発生を防ぐことを目的とするもの
である。
【0054】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するた
め、反発磁気回路RMを有した多点駆動型スピーカの構
造が磁気ギャップGを有さない構造であることと、該反
発磁気回路RMのスピーカフレーム2の装着方法におい
て、マグネットRM1、RM2が着磁済みで、尚且つ組
立て完了状態の反発磁気回路RMを装着する組立て方法
に着目し、該特徴ある組立て方法を生かしてスピーカフ
レーム2及びキャビネット1を一体成型することによ
り、従来の問題点を解決することとした。
め、反発磁気回路RMを有した多点駆動型スピーカの構
造が磁気ギャップGを有さない構造であることと、該反
発磁気回路RMのスピーカフレーム2の装着方法におい
て、マグネットRM1、RM2が着磁済みで、尚且つ組
立て完了状態の反発磁気回路RMを装着する組立て方法
に着目し、該特徴ある組立て方法を生かしてスピーカフ
レーム2及びキャビネット1を一体成型することによ
り、従来の問題点を解決することとした。
【0055】すなわち、磁性材料からなるセンタプレー
ト(RM3)と前記センタプレート(RM3)を間に挟
んで同極同士を対峙させて前記センタプレート(RM
3)の両側に固定させる1対のマグネット(RM1,R
M2)とからなる反発磁気回路(RM)の、前記センタ
プレート(RM3)の外周部に所定のクリアランスを設
けてボイスコイル(VC)を配設し、前記ボイスコイル
(VC)の外周部に振動板(D)を固定したスピーカ構
造おいて、前記反発磁気回路(RM)を載置する反発磁
気回路設置部(22)と、スピーカキャビネット(1)
を構成するフロントケース(1F)と、前記反発磁気回
路設置部(22)と前記フロントケース(1F)との間
を繋げるフレーム支持部(23)とを一体成形により一
つの部品で構成したものである。
ト(RM3)と前記センタプレート(RM3)を間に挟
んで同極同士を対峙させて前記センタプレート(RM
3)の両側に固定させる1対のマグネット(RM1,R
M2)とからなる反発磁気回路(RM)の、前記センタ
プレート(RM3)の外周部に所定のクリアランスを設
けてボイスコイル(VC)を配設し、前記ボイスコイル
(VC)の外周部に振動板(D)を固定したスピーカ構
造おいて、前記反発磁気回路(RM)を載置する反発磁
気回路設置部(22)と、スピーカキャビネット(1)
を構成するフロントケース(1F)と、前記反発磁気回
路設置部(22)と前記フロントケース(1F)との間
を繋げるフレーム支持部(23)とを一体成形により一
つの部品で構成したものである。
【0056】これによりキャビネット1を構成する側板
1F1、1R1の肉厚寸法分とフレーム2の有する肉厚
寸法分を、キャビネット1及びスピーカフレーム2を一
体成型することにより吸収せしめ細長化要求を満たし、
尚且つ一体成型品にすることにより、従来例の様なフレ
ーム2及びキャビネット1に於ける非密着部分の存在が
基本的に皆無である構造にすることが可能である。
1F1、1R1の肉厚寸法分とフレーム2の有する肉厚
寸法分を、キャビネット1及びスピーカフレーム2を一
体成型することにより吸収せしめ細長化要求を満たし、
尚且つ一体成型品にすることにより、従来例の様なフレ
ーム2及びキャビネット1に於ける非密着部分の存在が
基本的に皆無である構造にすることが可能である。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明における実施例を図1〜図
12にて説明するが、共通部品の符号は従来例と同様に
してある。本実施例では幅寸法を更に短縮し、尚且つ性
能は同等以上でコストダウンも行う要求に対応して、キ
ャビネット1の外径寸法は幅50mm、長さ600m
m、奥行き78mmとした。幅寸法を10mm短縮した
のに対して奥行きを18mm延長したのは、キャビネッ
トの内容積確保のためである。
12にて説明するが、共通部品の符号は従来例と同様に
してある。本実施例では幅寸法を更に短縮し、尚且つ性
能は同等以上でコストダウンも行う要求に対応して、キ
ャビネット1の外径寸法は幅50mm、長さ600m
m、奥行き78mmとした。幅寸法を10mm短縮した
のに対して奥行きを18mm延長したのは、キャビネッ
トの内容積確保のためである。
【0058】幅寸法の10mm短縮に伴い、従来のスピ
ーカではフレーム2の外形幅寸法とキャビネット1の内
側幅寸法が相互に干渉し、スピーカをキャビネット1の
バッフル12部に取付けることが不可能であるので、図
1の断面図に示す様にスピーカのフレーム2、及び前記
キャビネット1部を一体成型することとし、材質はアル
ミニウム製、及びABS樹脂製の2種類の一体成型品を
作製した。キャビネット1は基本的に側板の中心線近傍
から前後に2分割した形状で、フロントケース1F、及
びリアケース1Rに別れている。
ーカではフレーム2の外形幅寸法とキャビネット1の内
側幅寸法が相互に干渉し、スピーカをキャビネット1の
バッフル12部に取付けることが不可能であるので、図
1の断面図に示す様にスピーカのフレーム2、及び前記
キャビネット1部を一体成型することとし、材質はアル
ミニウム製、及びABS樹脂製の2種類の一体成型品を
作製した。キャビネット1は基本的に側板の中心線近傍
から前後に2分割した形状で、フロントケース1F、及
びリアケース1Rに別れている。
【0059】フロントケース1Fは、外形寸法が幅50
mm、長さ600mm、奥行き40mmとなっており、
図2の正面図、及びA−A´断面図に示すように幅50
mmの中心線上で尚且つ端部より160mmの位置から
60mm間隔で合計3カ所に直径4.9mm、長さ1
3.5mmのガイドポール部21を設け、該ガイドポー
ル21部下端部には直径14mm、厚さ1.5mm反発
磁気回路設置部22を設け、該設置部22裏面側に各々
の反発磁気回路設置部21、及びガイドポール部21を
連結支持するための幅7.2mm、厚さ4mmの支持部
23を設けてある。
mm、長さ600mm、奥行き40mmとなっており、
図2の正面図、及びA−A´断面図に示すように幅50
mmの中心線上で尚且つ端部より160mmの位置から
60mm間隔で合計3カ所に直径4.9mm、長さ1
3.5mmのガイドポール部21を設け、該ガイドポー
ル21部下端部には直径14mm、厚さ1.5mm反発
磁気回路設置部22を設け、該設置部22裏面側に各々
の反発磁気回路設置部21、及びガイドポール部21を
連結支持するための幅7.2mm、厚さ4mmの支持部
23を設けてある。
【0060】該支持部23は正面図に示すようにガイド
ポール部21の位置より上下左右に直角に、つまりキャ
ビネット1を構成する側板1F1、1F3に向かって延
出しており、ケース短辺に対して平行に延出した支持部
23は、長手側板1F1の内壁部まで及び、該支持部2
3の端部とキャビネット長手側板1F1の内壁部が一体
化して結合している。従って、該一体結合部は合計6カ
所となり、本実施例の場合、図2の裏面図に示すような
リブ構造を有したリアケース取付け部1F4を一体に設
けてある。該取り付け部は、支持部23端部との一体部
以外に図に示す様に14カ所設け、更に該取付部には深
さ12mmで3mm用のネジ孔h1を設けてある。
ポール部21の位置より上下左右に直角に、つまりキャ
ビネット1を構成する側板1F1、1F3に向かって延
出しており、ケース短辺に対して平行に延出した支持部
23は、長手側板1F1の内壁部まで及び、該支持部2
3の端部とキャビネット長手側板1F1の内壁部が一体
化して結合している。従って、該一体結合部は合計6カ
所となり、本実施例の場合、図2の裏面図に示すような
リブ構造を有したリアケース取付け部1F4を一体に設
けてある。該取り付け部は、支持部23端部との一体部
以外に図に示す様に14カ所設け、更に該取付部には深
さ12mmで3mm用のネジ孔h1を設けてある。
【0061】又、ケース1Fの長さ方向に延出した支持
部23、つまり、短手側板1F3に向かって延出した支
持部23は、中央、及び左右に60mm間隔にて振り分
けられた形態になっている3カ所の反発磁気回路設置部
22を連結し、更に左右の該反発磁気回路設置部22よ
り延出した支持部23は該反発磁気回路設置部22より
更に外側に設けられた該キャビネットフロントケース1
F1のバッフル部1F2まで及び、更に該支持部23端
部が断面図で示すようバッフル1F2の内壁側に折れ曲
がり、該支持部23端部とキャビネットフロントケース
1Fのバッフル部1F2内壁が一体化して結合してお
り、該支持部23の裏側には裏面図に示すように幅3m
m、高さ4mmからなるリブr1が設けられている。
部23、つまり、短手側板1F3に向かって延出した支
持部23は、中央、及び左右に60mm間隔にて振り分
けられた形態になっている3カ所の反発磁気回路設置部
22を連結し、更に左右の該反発磁気回路設置部22よ
り延出した支持部23は該反発磁気回路設置部22より
更に外側に設けられた該キャビネットフロントケース1
F1のバッフル部1F2まで及び、更に該支持部23端
部が断面図で示すようバッフル1F2の内壁側に折れ曲
がり、該支持部23端部とキャビネットフロントケース
1Fのバッフル部1F2内壁が一体化して結合してお
り、該支持部23の裏側には裏面図に示すように幅3m
m、高さ4mmからなるリブr1が設けられている。
【0062】又、バッフル部1F2は中央のガイドポー
ル部21中心より長さ方向で196mm、幅方向で42
mm、夫々の端部が半径21mmの円弧にて結ばれ、一
般的にトラック形状と呼ばれる長円形状からなる開放部
(以下、ウーファ開口部1F5という)が設けられてお
り、該開放部1F5の外側に約4ミリ幅からなる平坦部
1F6を設け、該平坦部1F6が振動板DのエッジE貼
り代部となる。更に、断面図に示す様に円弧状の貼り代
部1F6の外径部より45度の傾斜で高さ約9mmの位
置にバッフル部1F2が持ち上がった構造となってお
り、ガイドポール部21の頂部は持ち上がったバッフル
部1F2の表面より約4mm下がった位置に配置されて
いる。
ル部21中心より長さ方向で196mm、幅方向で42
mm、夫々の端部が半径21mmの円弧にて結ばれ、一
般的にトラック形状と呼ばれる長円形状からなる開放部
(以下、ウーファ開口部1F5という)が設けられてお
り、該開放部1F5の外側に約4ミリ幅からなる平坦部
1F6を設け、該平坦部1F6が振動板DのエッジE貼
り代部となる。更に、断面図に示す様に円弧状の貼り代
部1F6の外径部より45度の傾斜で高さ約9mmの位
置にバッフル部1F2が持ち上がった構造となってお
り、ガイドポール部21の頂部は持ち上がったバッフル
部1F2の表面より約4mm下がった位置に配置されて
いる。
【0063】本実施例の場合、キャビネット1の肉厚寸
法を3.5mm〜4mmに設定し、従来用いられていた
スピーカのフレーム部分2とキャビネット1を一体にし
たので、キャビネット1の木口部が振動板DのエッジE
を接着するための貼り代部1F6となる。従って、キャ
ビネット1の木口部、つまりエッジの貼り代部1F6に
従来のキャビネット1の板厚寸法分が吸収されるため、
幅方向の短縮化が可能となっている。
法を3.5mm〜4mmに設定し、従来用いられていた
スピーカのフレーム部分2とキャビネット1を一体にし
たので、キャビネット1の木口部が振動板DのエッジE
を接着するための貼り代部1F6となる。従って、キャ
ビネット1の木口部、つまりエッジの貼り代部1F6に
従来のキャビネット1の板厚寸法分が吸収されるため、
幅方向の短縮化が可能となっている。
【0064】又、本実施例のスピーカは2ウェイ構造と
なっているので、一方の円弧状のエッジ貼り代部1F6
の外側部に設けたバッフル部1F2には正面図、及びA
−A´断面図に示すように幅50mmの中心線上で尚且
つ端部より65mmの位置に、中心線の長辺が約39.
4mm、短辺が約28.4mmの楕円形状を有したトゥ
イータTw取付け用の開口部1F7を設けてあり、他方
の円弧状のエッジ貼り代部の外側部に設けたバッフル部
1F2の内壁側には裏面図に示すように幅2mm、高さ
3mmからなるリブr2を設けてある。
なっているので、一方の円弧状のエッジ貼り代部1F6
の外側部に設けたバッフル部1F2には正面図、及びA
−A´断面図に示すように幅50mmの中心線上で尚且
つ端部より65mmの位置に、中心線の長辺が約39.
4mm、短辺が約28.4mmの楕円形状を有したトゥ
イータTw取付け用の開口部1F7を設けてあり、他方
の円弧状のエッジ貼り代部の外側部に設けたバッフル部
1F2の内壁側には裏面図に示すように幅2mm、高さ
3mmからなるリブr2を設けてある。
【0065】更に該フロントケース側板1F1、1F3
の裏側木口部には、裏面図にて示す様にフロントケース
側板1F1、1F3の端部から幅1mm、高さ1mmの
リブ状の凸部が該側板の全周に及んで設けてある。該リ
ブ状の凸部はリアケース1Rをフロントケース1Fに装
着する際、位置出し用ガイド機能を目的として設けたも
のであり、且つスピーカ実働時に於けるエアー漏れ防止
の機能も発揮するものである。
の裏側木口部には、裏面図にて示す様にフロントケース
側板1F1、1F3の端部から幅1mm、高さ1mmの
リブ状の凸部が該側板の全周に及んで設けてある。該リ
ブ状の凸部はリアケース1Rをフロントケース1Fに装
着する際、位置出し用ガイド機能を目的として設けたも
のであり、且つスピーカ実働時に於けるエアー漏れ防止
の機能も発揮するものである。
【0066】図3に示すリアケース1Rの外形寸法は幅
50mm、長さ500mm、奥行き39mmで、該リア
ケース長手側板1R1の木口部には、正面図、及びA−
A´断面図にて示す様にキャビネット1側板の端部から
幅1.1mm、深さ1mmの段状の凹部が該側板の全周
に及んで設けてある。該リアケース1Rをフロントケー
ス1Fに装着する際、該凹部に前記フロントケース1F
の裏面側に設けたリブ状凸部が入り込み、フロントケー
ス1Fとリアケース1Rの装着部分の位置出しを行いつ
つ夫々の側板1F1、1F3と、1R1、1R3の木口
部がそれぞれ密着する。従って、装着時にリアケース1
Rがフロントケース1Fに1mm入り込むためキャビネ
ット1寸法の奥行き寸法は78mmとなる。
50mm、長さ500mm、奥行き39mmで、該リア
ケース長手側板1R1の木口部には、正面図、及びA−
A´断面図にて示す様にキャビネット1側板の端部から
幅1.1mm、深さ1mmの段状の凹部が該側板の全周
に及んで設けてある。該リアケース1Rをフロントケー
ス1Fに装着する際、該凹部に前記フロントケース1F
の裏面側に設けたリブ状凸部が入り込み、フロントケー
ス1Fとリアケース1Rの装着部分の位置出しを行いつ
つ夫々の側板1F1、1F3と、1R1、1R3の木口
部がそれぞれ密着する。従って、装着時にリアケース1
Rがフロントケース1Fに1mm入り込むためキャビネ
ット1寸法の奥行き寸法は78mmとなる。
【0067】リアケース1Rの長手側板1R1の内壁部
には該リアケース1Rをフロントケース1Fに取り付け
るためのリブ構造を有したフロントケース取付け部1R
4を一体に設けてある。該取り付け部1R4は、図3に
示す様にフロントケース1Fに設けた取付部1F4に対
応して20カ所設け、更に該取付部1R4には該取付け
部1R4内に直径3.6mmの孔h2(長さ約36m
m)が貫通している。つまりリアケース裏板1R2側か
らフロントケース1F側に向けて貫通しており、該貫通
孔h2の裏板1R2側の表側には裏面図で示す様に3m
m皿ビス用の皿穴h3を設けてあり、該リアケースの裏
板側1R2の内壁部側には正面図で示す様に幅2mm、
高さ3mmからなるリブr3を設けてある。
には該リアケース1Rをフロントケース1Fに取り付け
るためのリブ構造を有したフロントケース取付け部1R
4を一体に設けてある。該取り付け部1R4は、図3に
示す様にフロントケース1Fに設けた取付部1F4に対
応して20カ所設け、更に該取付部1R4には該取付け
部1R4内に直径3.6mmの孔h2(長さ約36m
m)が貫通している。つまりリアケース裏板1R2側か
らフロントケース1F側に向けて貫通しており、該貫通
孔h2の裏板1R2側の表側には裏面図で示す様に3m
m皿ビス用の皿穴h3を設けてあり、該リアケースの裏
板側1R2の内壁部側には正面図で示す様に幅2mm、
高さ3mmからなるリブr3を設けてある。
【0068】本実施例におけるスピーカの組み立て方法
の概略を記すと振動板Dは平行な2辺の端部を円弧で結
んだ一般的にトラック形状と称されている形状を有し、
材質はパルプを主原料で該振動板Dの中心線上にボイス
コイルVC装着用の穴を等間隔に3カ所設け、更に振動
板Dの外径部には図5に示す様なロールに沿った状態で
導電体を装着してなる導電エッジEを装着してある。
の概略を記すと振動板Dは平行な2辺の端部を円弧で結
んだ一般的にトラック形状と称されている形状を有し、
材質はパルプを主原料で該振動板Dの中心線上にボイス
コイルVC装着用の穴を等間隔に3カ所設け、更に振動
板Dの外径部には図5に示す様なロールに沿った状態で
導電体を装着してなる導電エッジEを装着してある。
【0069】該導電エッジEはスピーカ用エッジとして
多用されているゴムコート綿布を用い、該綿布の所定位
置に導電材として繊維に銅線箔を巻き付けてなる通称錦
糸線と称される導電線を任意の本数で、尚且つ平編状に
編んだ錦糸線(以下、平編錦糸線fという)を糸にて該
綿布の所定位置に2本平行に縫い付けたもので、該平編
錦糸線f縫着済みの綿布を成型金型にて、所定の熱圧プ
レスを施して該綿布に所定のロール形状を成型し、同時
に縫い付けた平編錦糸線fをロールに沿った状態にせし
めたものである。
多用されているゴムコート綿布を用い、該綿布の所定位
置に導電材として繊維に銅線箔を巻き付けてなる通称錦
糸線と称される導電線を任意の本数で、尚且つ平編状に
編んだ錦糸線(以下、平編錦糸線fという)を糸にて該
綿布の所定位置に2本平行に縫い付けたもので、該平編
錦糸線f縫着済みの綿布を成型金型にて、所定の熱圧プ
レスを施して該綿布に所定のロール形状を成型し、同時
に縫い付けた平編錦糸線fをロールに沿った状態にせし
めたものである。
【0070】更に該成型品の内形部及び外形部の不要部
分を切除し、トラック形状とし、ロール部を挟んで内側
及び外側に貼り代部を設け、内側の貼り代部を前記振動
板Dに接着してある。従ってロール外側に設けられた貼
り代部が本実施例のフロントケース1FのエッジE貼り
代部に接着されるものである。前記の如く平編錦糸線f
が所定間隔の寸法で2本平行に縫着されているため、平
編錦糸線fが夫々の内側の直線貼り代部の表面に、直線
状で各々1本づつ装着される。
分を切除し、トラック形状とし、ロール部を挟んで内側
及び外側に貼り代部を設け、内側の貼り代部を前記振動
板Dに接着してある。従ってロール外側に設けられた貼
り代部が本実施例のフロントケース1FのエッジE貼り
代部に接着されるものである。前記の如く平編錦糸線f
が所定間隔の寸法で2本平行に縫着されているため、平
編錦糸線fが夫々の内側の直線貼り代部の表面に、直線
状で各々1本づつ装着される。
【0071】各々の平編錦糸線fは短辺部においてエッ
ジEのロール部を経て外側の貼り代部に達し、一方の貼
り代部に及んだ平編錦糸線fの端部のみが所定の長さで
舌辺状で延出した状態となり、該平編錦糸線fがボイス
コイルVCへの入力信号供給用の配線材となる。接着剤
を振動板DのエッジE貼り代部に塗布し、双方の貼り代
部を熱プレスして接着し装着するが、該導電エッジEの
内側の直線貼り代部には平編錦糸線fを縫着してあるの
で、結果的に振動板Dの直線貼り代部に沿った状態で、
ボイスコイルVCへの入力信号供給用の配線材が2本平
行に装着された状態になる。
ジEのロール部を経て外側の貼り代部に達し、一方の貼
り代部に及んだ平編錦糸線fの端部のみが所定の長さで
舌辺状で延出した状態となり、該平編錦糸線fがボイス
コイルVCへの入力信号供給用の配線材となる。接着剤
を振動板DのエッジE貼り代部に塗布し、双方の貼り代
部を熱プレスして接着し装着するが、該導電エッジEの
内側の直線貼り代部には平編錦糸線fを縫着してあるの
で、結果的に振動板Dの直線貼り代部に沿った状態で、
ボイスコイルVCへの入力信号供給用の配線材が2本平
行に装着された状態になる。
【0072】該導電エッジE付きの振動板D及びボイス
コイルVCを、組み立て治具JVに設置して、前記振動
板DのボイスコイルVC装着用の穴にボイスコイルVC
外径部を挿入し、更に夫々のボイスコイルVC線の端部
を振動板Dの裏面上を這わせて、振動板Dの直線貼り代
部に配置された平編錦糸線fの所定位置まで導き夫々の
端部を半田付けした後、ボイスコイルVC外周部に接着
剤を所定量均一塗布し、該ボイスコイルVC外径部と振
動板Dを接着結合せしめ、ボイスコイルVC、及び入力
信号供給用の配線材(平編錦糸線f)との配線が完了し
た図5に示す様な導電エッジE付きの振動板Dを得る。
コイルVCを、組み立て治具JVに設置して、前記振動
板DのボイスコイルVC装着用の穴にボイスコイルVC
外径部を挿入し、更に夫々のボイスコイルVC線の端部
を振動板Dの裏面上を這わせて、振動板Dの直線貼り代
部に配置された平編錦糸線fの所定位置まで導き夫々の
端部を半田付けした後、ボイスコイルVC外周部に接着
剤を所定量均一塗布し、該ボイスコイルVC外径部と振
動板Dを接着結合せしめ、ボイスコイルVC、及び入力
信号供給用の配線材(平編錦糸線f)との配線が完了し
た図5に示す様な導電エッジE付きの振動板Dを得る。
【0073】上記ボイスコイルVC及び導電エッジE付
きの振動板Dをフロントケース1Fに接着するが、本実
施例に於ける振動板D接着方法は、フロントケース1F
のエッジE貼り代部にゴム系の接着剤a(図6斜線部)
を塗布し、次に該フロントケース1Fに一体成型にて設
けたガイドポール21部に、図6に示す様なボイスコイ
ルVC位置出し治具Jの孔部J1を挿入した後、前記ボ
イスコイルVC及び導電エッジE付き振動板Dのボイス
コイルVC内径部を図7に示す様にボイスコイルVC位
置出し治具Jの外径部に挿入する。
きの振動板Dをフロントケース1Fに接着するが、本実
施例に於ける振動板D接着方法は、フロントケース1F
のエッジE貼り代部にゴム系の接着剤a(図6斜線部)
を塗布し、次に該フロントケース1Fに一体成型にて設
けたガイドポール21部に、図6に示す様なボイスコイ
ルVC位置出し治具Jの孔部J1を挿入した後、前記ボ
イスコイルVC及び導電エッジE付き振動板Dのボイス
コイルVC内径部を図7に示す様にボイスコイルVC位
置出し治具Jの外径部に挿入する。
【0074】振動板Dの挿入時において図6、図7に示
す様に、該振動板Dを裏返しボイスコイルVC配線部を
振動板D裏面側に配置し、エッジEがアップロール状態
でエッジE貼り代部の外側に配置された平編錦糸線f端
部を入力端子ラグT取り付け用の穴のある方向に合わせ
て挿入する。該状態にて挿入するとエッジE外径部に設
けた貼り代部が前記接着剤a塗布部を覆った状態にて接
触する。本実施例の場合、フロントケース1Fに設置し
た前記エッジE貼り代部を治具等にて圧定後、接着剤の
溶剤が揮発し接着強度を発揮させるまでの時間放置し
た。
す様に、該振動板Dを裏返しボイスコイルVC配線部を
振動板D裏面側に配置し、エッジEがアップロール状態
でエッジE貼り代部の外側に配置された平編錦糸線f端
部を入力端子ラグT取り付け用の穴のある方向に合わせ
て挿入する。該状態にて挿入するとエッジE外径部に設
けた貼り代部が前記接着剤a塗布部を覆った状態にて接
触する。本実施例の場合、フロントケース1Fに設置し
た前記エッジE貼り代部を治具等にて圧定後、接着剤の
溶剤が揮発し接着強度を発揮させるまでの時間放置し
た。
【0075】エッジE貼り代部が所定の場所、つまりフ
ロントケース1FのエッジE貼り代部に完全に接着され
た後、前記コイル位置出し治具を抜き取ると、ボイスコ
イルVCがフロントケース1Fの所定位置に精度良く配
置され、尚且つボイスコイルVC内径の中心部に前記ガ
イドポール部が配置された状態で、ボイスコイルVC、
及び振動板D、及び導電エッジEが装着された状態のフ
ロントケース1F部が得られ、図7の局部拡大図に示す
様に入力用端子ラグTと接続するための平編錦糸線f端
部は入力端子ラグTカシメ部の一部に接触する状態で配
置される。
ロントケース1FのエッジE貼り代部に完全に接着され
た後、前記コイル位置出し治具を抜き取ると、ボイスコ
イルVCがフロントケース1Fの所定位置に精度良く配
置され、尚且つボイスコイルVC内径の中心部に前記ガ
イドポール部が配置された状態で、ボイスコイルVC、
及び振動板D、及び導電エッジEが装着された状態のフ
ロントケース1F部が得られ、図7の局部拡大図に示す
様に入力用端子ラグTと接続するための平編錦糸線f端
部は入力端子ラグTカシメ部の一部に接触する状態で配
置される。
【0076】該フロントケース1Fの所定位置、すなわ
ち、前記他方の円弧状のエッジE貼り代部の外側部に図
1、図7に示すような幅8mm長さ約16mmからなる
入力端子ラグTの取付け部1F8が2カ所設けてある。
該取付け部1F8には端子ラグT取付け用の穴が設けて
あり、入力端子ラグ取付け部、及び穴のピッチ寸法は導
電エッジEに装着した平編錦糸線f5の縫い付けピッチ
寸法と同寸法にしてあるため、前記の様に平編錦糸線f
端部は入力端子ラグTカシメ部の一部に接触することと
なる。
ち、前記他方の円弧状のエッジE貼り代部の外側部に図
1、図7に示すような幅8mm長さ約16mmからなる
入力端子ラグTの取付け部1F8が2カ所設けてある。
該取付け部1F8には端子ラグT取付け用の穴が設けて
あり、入力端子ラグ取付け部、及び穴のピッチ寸法は導
電エッジEに装着した平編錦糸線f5の縫い付けピッチ
寸法と同寸法にしてあるため、前記の様に平編錦糸線f
端部は入力端子ラグTカシメ部の一部に接触することと
なる。
【0077】ところで、本実施例のフロントケース1F
は前記の如くアルミニウム製、又はABS樹脂製であ
る。ABS樹脂製は良好な絶縁性を有しているが、アル
ミニウム製の場合は導電性を有するため、前記導電エッ
ジEの貼り代部裏面側に及んだ平編錦糸線fによりショ
ートを起こす。従って、本実施例の場合、該アルミニウ
ム製フロントケース1Fにはアルマイト処理を施し絶縁
性を確保し、更に前記入力端子ラグをフロントケース1
Fにカシメ装着する際、入力端子ラグのカシメ部にてア
ルマイト被膜を破壊する恐れがあるため、樹脂製の絶縁
用ワッシャを介在させる構造とした。
は前記の如くアルミニウム製、又はABS樹脂製であ
る。ABS樹脂製は良好な絶縁性を有しているが、アル
ミニウム製の場合は導電性を有するため、前記導電エッ
ジEの貼り代部裏面側に及んだ平編錦糸線fによりショ
ートを起こす。従って、本実施例の場合、該アルミニウ
ム製フロントケース1Fにはアルマイト処理を施し絶縁
性を確保し、更に前記入力端子ラグをフロントケース1
Fにカシメ装着する際、入力端子ラグのカシメ部にてア
ルマイト被膜を破壊する恐れがあるため、樹脂製の絶縁
用ワッシャを介在させる構造とした。
【0078】本実施例に用いた端子ラグTは従来の一般
的なスピーカに多用されている入力端子ラグTであっ
て、通称ファストン端子ラグTと称されており、板厚
0.5mmの真鍮をプレス加工しニッケルメッキ等を施
したもので、図に示すようラグTの所定位置に2.5m
m角で長さが約3.5mm、一辺の肉厚が約0.5mm
の角筒状のカシメ部を設けられており、図で示すところ
の一方がプラス側のラグTで他方がマイナス側のラグT
である。
的なスピーカに多用されている入力端子ラグTであっ
て、通称ファストン端子ラグTと称されており、板厚
0.5mmの真鍮をプレス加工しニッケルメッキ等を施
したもので、図に示すようラグTの所定位置に2.5m
m角で長さが約3.5mm、一辺の肉厚が約0.5mm
の角筒状のカシメ部を設けられており、図で示すところ
の一方がプラス側のラグTで他方がマイナス側のラグT
である。
【0079】カシメ方法も従来の端子基板に端子ラグT
を取り付ける方法と全く同様の手法であって、ラグTカ
シメ部をバッフル部裏面側より前記取り付け用の穴に挿
入し、バッフル部の表面側に出たカシメ部の頂部の角部
を割りつつ夫々の辺を図7の局部拡大図に示すよう様に
外側方向に4等分するように折り曲げて、該入力用端子
ラグTをフロントケース1Fのバッフル部にカシメて取
り付ける方法である。
を取り付ける方法と全く同様の手法であって、ラグTカ
シメ部をバッフル部裏面側より前記取り付け用の穴に挿
入し、バッフル部の表面側に出たカシメ部の頂部の角部
を割りつつ夫々の辺を図7の局部拡大図に示すよう様に
外側方向に4等分するように折り曲げて、該入力用端子
ラグTをフロントケース1Fのバッフル部にカシメて取
り付ける方法である。
【0080】平編錦糸線f端部の表面及び裏面とも銅箔
が露出した状態にしてあるので、図7の局部拡大図の様
に該フロントケース1Fに取り付けられた入力端子ラグ
Tの4等分されたカシメ部の一部に平編錦糸線f端部を
半田s付けをし、端子ラグTと平編錦糸線f端部の接続
配線が完了する。当然のことながらボイスコイルVCへ
の接続配線も完了し、図8に示すボイスコイルVCと入
力端子ラグTとの接続配線が完了した状態のフロントケ
ース1F、つまり振動系(振動板D、エッジE、ボイス
コイルVC)付きフロントケース1Fが得られ、該振動
系(振動板D、エッジE、ボイスコイルVC)付きフロ
ントケース1Fのポール部に3個の反発磁気化回路RM
を取り付け、多点駆動型のスピーカ(ウーファ)部分を
完成させる。
が露出した状態にしてあるので、図7の局部拡大図の様
に該フロントケース1Fに取り付けられた入力端子ラグ
Tの4等分されたカシメ部の一部に平編錦糸線f端部を
半田s付けをし、端子ラグTと平編錦糸線f端部の接続
配線が完了する。当然のことながらボイスコイルVCへ
の接続配線も完了し、図8に示すボイスコイルVCと入
力端子ラグTとの接続配線が完了した状態のフロントケ
ース1F、つまり振動系(振動板D、エッジE、ボイス
コイルVC)付きフロントケース1Fが得られ、該振動
系(振動板D、エッジE、ボイスコイルVC)付きフロ
ントケース1Fのポール部に3個の反発磁気化回路RM
を取り付け、多点駆動型のスピーカ(ウーファ)部分を
完成させる。
【0081】本実施例の反発磁気回路RMに於けるマグ
ネットRM1、RM2は外直径15mm(公差+0.2
mm、−0)、内直径5.1mm(公差+0.2mm、
−0)厚さ6mmのリング状で、最大エネルギー積37
Meのネオジムマグネットを使用し、更に磁気回路部品
であるセンタプレートRM3は通常一般的に使用されて
いる鉄板製で、プレス加工等にて外直径15.83mm
(公差+0、−0.05mm)、内直径5.1mm(公
差−0、+0.05mm)、厚さ2mmのリング形状と
し、従来一般的磁気回路部品と同様に亜鉛メッキ処理を
施してある。
ネットRM1、RM2は外直径15mm(公差+0.2
mm、−0)、内直径5.1mm(公差+0.2mm、
−0)厚さ6mmのリング状で、最大エネルギー積37
Meのネオジムマグネットを使用し、更に磁気回路部品
であるセンタプレートRM3は通常一般的に使用されて
いる鉄板製で、プレス加工等にて外直径15.83mm
(公差+0、−0.05mm)、内直径5.1mm(公
差−0、+0.05mm)、厚さ2mmのリング形状と
し、従来一般的磁気回路部品と同様に亜鉛メッキ処理を
施してある。
【0082】反発磁気回路RMの組立の要点は着磁済み
のマグネットRM1、RM2を用いて該磁気回路を組立
てる。即ち、同極面が対向し尚且つセンタプレートRM
3を挟持し、図9の様に内径約5mmの孔RM4が磁気
回路の上面から下面まで貫通した一組の反発磁気回路R
Mの形態が完成した時点で、該磁気回路は必要な磁気を
有しているものを使用することにある。
のマグネットRM1、RM2を用いて該磁気回路を組立
てる。即ち、同極面が対向し尚且つセンタプレートRM
3を挟持し、図9の様に内径約5mmの孔RM4が磁気
回路の上面から下面まで貫通した一組の反発磁気回路R
Mの形態が完成した時点で、該磁気回路は必要な磁気を
有しているものを使用することにある。
【0083】更に、該着磁済み反発磁気回路RMを前記
の如く前記振動系(振動板D、エッジE、ボイスコイル
VC)付きフロントケース1Fのガイドポール21部に
装着するが、該反発磁気回路RMに於けるセンタプレー
トRM3の外径部、及び振動板Dに装着されたボイスコ
イルVCの内径部に所定のクリアランスを設定するた
め、治具であるスペーサJSを用い、該スペーサJSの
外径部を図8の様にボイスコイルVCの内径部に挿入す
ることによりボイスコイルVC内径部より該スペーサ部
の肉厚(約0.18mm)分の空間を確保する。
の如く前記振動系(振動板D、エッジE、ボイスコイル
VC)付きフロントケース1Fのガイドポール21部に
装着するが、該反発磁気回路RMに於けるセンタプレー
トRM3の外径部、及び振動板Dに装着されたボイスコ
イルVCの内径部に所定のクリアランスを設定するた
め、治具であるスペーサJSを用い、該スペーサJSの
外径部を図8の様にボイスコイルVCの内径部に挿入す
ることによりボイスコイルVC内径部より該スペーサ部
の肉厚(約0.18mm)分の空間を確保する。
【0084】更に、該反発磁気回路RMの上下いずれか
のマグネットRM1、RM2の所定位置にアクリル系の
接着剤を所定量塗布し、該マグネットの接着剤塗布面を
マグネット設置部22側に向け、尚且つ該反発磁気回路
RMの有する孔部RM4をガイドポール部21に挿入す
ると、まず孔部RM4がガイドポール部21に沿って下
降して行き、下マグネットRM2が所定位置まで下降す
るとセンタプレートRM3の外径部が改良スペーサJS
内径部に接触し始める。
のマグネットRM1、RM2の所定位置にアクリル系の
接着剤を所定量塗布し、該マグネットの接着剤塗布面を
マグネット設置部22側に向け、尚且つ該反発磁気回路
RMの有する孔部RM4をガイドポール部21に挿入す
ると、まず孔部RM4がガイドポール部21に沿って下
降して行き、下マグネットRM2が所定位置まで下降す
るとセンタプレートRM3の外径部が改良スペーサJS
内径部に接触し始める。
【0085】従って、該スペーサJSの内径部に接触し
つつ該反発磁気回路RMが挿入されるが、センタプレー
トRM3外径部及びスペーサJS内径部とに設けたクリ
アランス寸法が、反発磁気回路RM孔部がガイドポール
部設けたクリアランス寸法より小さく設定してあるの
で、センタプレートRM3外径部は主に改良スペーサJ
Sの内径部に沿った状態で挿入され、更に、挿入すると
該反発磁気回路RMのマグネットの接着剤塗布面がマグ
ネット設置面に接触し圧定される。
つつ該反発磁気回路RMが挿入されるが、センタプレー
トRM3外径部及びスペーサJS内径部とに設けたクリ
アランス寸法が、反発磁気回路RM孔部がガイドポール
部設けたクリアランス寸法より小さく設定してあるの
で、センタプレートRM3外径部は主に改良スペーサJ
Sの内径部に沿った状態で挿入され、更に、挿入すると
該反発磁気回路RMのマグネットの接着剤塗布面がマグ
ネット設置面に接触し圧定される。
【0086】しかし、該状態のままだと反発磁気回路R
Mに貫通してなる孔RM4、及びガイドポール部21に
設定したクリアランス分だけ、ボイスコイルVCに偏っ
た方向に移動させたまま挿入し、振動板Dを介してエッ
ジEロール部を変形させている可能性があり、該状態の
まま該反発磁気回路RMが固定され、更にスペーサJS
をボイスコイルVC内径部より抜きとった場合、当然の
事ながら該導電エッジEのロール部が正常な状態に復帰
し、振動板Dを介してボイスコイルVCも偏った方向に
移動させた分だけ元に戻り、結果的にボイスコイルVC
及びセンタプレートRM3とのクリアランスが均一状態
にならない。
Mに貫通してなる孔RM4、及びガイドポール部21に
設定したクリアランス分だけ、ボイスコイルVCに偏っ
た方向に移動させたまま挿入し、振動板Dを介してエッ
ジEロール部を変形させている可能性があり、該状態の
まま該反発磁気回路RMが固定され、更にスペーサJS
をボイスコイルVC内径部より抜きとった場合、当然の
事ながら該導電エッジEのロール部が正常な状態に復帰
し、振動板Dを介してボイスコイルVCも偏った方向に
移動させた分だけ元に戻り、結果的にボイスコイルVC
及びセンタプレートRM3とのクリアランスが均一状態
にならない。
【0087】つまり一方のクリアランスが広く、他方の
クリアランスが狭まる、或いはボイスコイルVC内径部
の一部がセンタプレートRM3外径部の一部に接触する
事態となる。従って、上記反発磁気回路RMの挿入完了
時点において、該スペーサJS、或いは該反発磁気回路
RMをガイドポール部21を中心に反復回転させるとこ
とにより、エッジEロールの有するスプリングバックを
利用し該反発磁気回路RMを微小に移動せしめ、エッジ
Eロール部の本来有している正常な形状に戻しつつ、尚
且つボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外
径部とのクリアランスを均一化する。
クリアランスが狭まる、或いはボイスコイルVC内径部
の一部がセンタプレートRM3外径部の一部に接触する
事態となる。従って、上記反発磁気回路RMの挿入完了
時点において、該スペーサJS、或いは該反発磁気回路
RMをガイドポール部21を中心に反復回転させるとこ
とにより、エッジEロールの有するスプリングバックを
利用し該反発磁気回路RMを微小に移動せしめ、エッジ
Eロール部の本来有している正常な形状に戻しつつ、尚
且つボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外
径部とのクリアランスを均一化する。
【0088】つまり、反発磁気回路RMに貫通してなる
孔RM4、及びガイドポール部21に設定したクリアラ
ンスにて、部品の公差、及び組み立て上のばらつき等を
吸収せしめ、ボイスコイルVCの内径部を基準として、
ボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外径部
とのクリアランスを所望する範囲に均一化せしめる。更
に本実施例の場合、該時点でガイドポール21頂部の外
径部にアクリル系接着剤を所定量塗布し、ガイドポール
部21及び反発磁気回路RMの孔RM4内面とのクリア
ランスに接着剤を浸透させ該反発磁気回路RMを固定す
る。
孔RM4、及びガイドポール部21に設定したクリアラ
ンスにて、部品の公差、及び組み立て上のばらつき等を
吸収せしめ、ボイスコイルVCの内径部を基準として、
ボイスコイルVC内径部とセンタプレートRM3外径部
とのクリアランスを所望する範囲に均一化せしめる。更
に本実施例の場合、該時点でガイドポール21頂部の外
径部にアクリル系接着剤を所定量塗布し、ガイドポール
部21及び反発磁気回路RMの孔RM4内面とのクリア
ランスに接着剤を浸透させ該反発磁気回路RMを固定す
る。
【0089】固定方法はガイドポールの頂部にネジ孔を
設けてあるので、図9に示す様に該孔にビスbを締結し
て行う。尚、固定用ネジは3mm×5mmのステンレス
製バインドネジである。夫々の反発磁気回路RMを固定
後、前記スペーサJSを抜き取ると、ボイスコイルVC
内径部を基準として設置したスペーサJS部が除去され
ることとなるで、各々の反発磁気回路RMの有するセン
タプレートRM3の外径部に一定のクリアランスを有し
たボイスコイルVCを配置することが可能となり、尚且
つ一つの振動板Dを3個の反発磁気回路RM、及び3個
のボイスコイルVCで駆動するフロントケース1Fと一
体の多点駆動型スピーカ(ウーファ)部分が完成する。
設けてあるので、図9に示す様に該孔にビスbを締結し
て行う。尚、固定用ネジは3mm×5mmのステンレス
製バインドネジである。夫々の反発磁気回路RMを固定
後、前記スペーサJSを抜き取ると、ボイスコイルVC
内径部を基準として設置したスペーサJS部が除去され
ることとなるで、各々の反発磁気回路RMの有するセン
タプレートRM3の外径部に一定のクリアランスを有し
たボイスコイルVCを配置することが可能となり、尚且
つ一つの振動板Dを3個の反発磁気回路RM、及び3個
のボイスコイルVCで駆動するフロントケース1Fと一
体の多点駆動型スピーカ(ウーファ)部分が完成する。
【0090】本実施例のスピーカシステムは2ウェイの
スピーカシステムであるので、フロントケース1Fのバ
ッフル部1F2の所定位置に高音用のトゥイータTwを
取り付けるための開口部1F7を設けてあることは前述
したが、該開口部1F7の裏面側より図10に示す様に
トゥイータTwを取付け、更にコンデンサ、及び抵抗か
らなるネットワーク部品を装着したネットワーク基板を
該フロントケース1Fの所定位置に装着し、該トゥイー
タ及び前記ウーファ(多点駆動型スピーカ)及びネット
ワーク間を接続配線し、吸音剤等を所定値に配置した
後、図11、図12の用にリアケース1Rをフロントケ
ース1Fに3mm×45mmの取付け用の皿ビスbを用
いて装着しスピーカシステムとして完成させた。
スピーカシステムであるので、フロントケース1Fのバ
ッフル部1F2の所定位置に高音用のトゥイータTwを
取り付けるための開口部1F7を設けてあることは前述
したが、該開口部1F7の裏面側より図10に示す様に
トゥイータTwを取付け、更にコンデンサ、及び抵抗か
らなるネットワーク部品を装着したネットワーク基板を
該フロントケース1Fの所定位置に装着し、該トゥイー
タ及び前記ウーファ(多点駆動型スピーカ)及びネット
ワーク間を接続配線し、吸音剤等を所定値に配置した
後、図11、図12の用にリアケース1Rをフロントケ
ース1Fに3mm×45mmの取付け用の皿ビスbを用
いて装着しスピーカシステムとして完成させた。
【0091】上記皿ビスbはリアケース1Rの取付け部
1R4を貫通してフロントケース1Fに設けてある取付
け部1F4のネジ孔に入り締結されるが、締結時にフロ
ントケース1F、リアケース1Rに設けた取付け部1R
4の端部及び、相互のケース1F、1Rの木口部が密着
しキャビネット1を構成する。又、前記で説明した様に
支持部23及び長手側板1F1内壁部の一体結合部にも
取付け部1F4を設けてあるので、当然の如くウーファ
長辺部に相当するフロントケース部1F、及びリアケー
ス1Rの木口部も密着する。
1R4を貫通してフロントケース1Fに設けてある取付
け部1F4のネジ孔に入り締結されるが、締結時にフロ
ントケース1F、リアケース1Rに設けた取付け部1R
4の端部及び、相互のケース1F、1Rの木口部が密着
しキャビネット1を構成する。又、前記で説明した様に
支持部23及び長手側板1F1内壁部の一体結合部にも
取付け部1F4を設けてあるので、当然の如くウーファ
長辺部に相当するフロントケース部1F、及びリアケー
ス1Rの木口部も密着する。
【0092】反発磁気回路RMにより加振された支持部
23の振動は、キャビネット1を共振させる元凶とな
る。特にキャビネット1の長手側板1F1、1R1は顕
著に共振が起きやすい構造である。しかし、本実施例の
場合は反発磁気回路設置部22が支持部23を介してリ
ブ形状を有した前記長手側板部1F1に最短距離で連結
され、尚且つフロントケース1F、及びリアケース1R
相互の取付け部1F4、1R4の端部が密着し、しかも
ビスbが貫通して締結された状態となる。
23の振動は、キャビネット1を共振させる元凶とな
る。特にキャビネット1の長手側板1F1、1R1は顕
著に共振が起きやすい構造である。しかし、本実施例の
場合は反発磁気回路設置部22が支持部23を介してリ
ブ形状を有した前記長手側板部1F1に最短距離で連結
され、尚且つフロントケース1F、及びリアケース1R
相互の取付け部1F4、1R4の端部が密着し、しかも
ビスbが貫通して締結された状態となる。
【0093】従って、ビスb締結により該リブ状の取付
け部1F4、1R4近傍の強度が向上し、尚且つキャビ
ネット1材質と異なったビスbが取付け部1F4、1R
4内を貫通することにより、結果的にキャビネット1が
有する共振点と異なった共振点を有するビスbが設置さ
れることになり、反発磁気回路RMにより加振された支
持部23の振動を、該取付け部1F4、1R4により極
めて有効に遮断することが可能で、フロントケース1
F、及びリアケース1R双方の長手側板1F1、1R1
の共振を効果的に防ぐことが可能となる。
け部1F4、1R4近傍の強度が向上し、尚且つキャビ
ネット1材質と異なったビスbが取付け部1F4、1R
4内を貫通することにより、結果的にキャビネット1が
有する共振点と異なった共振点を有するビスbが設置さ
れることになり、反発磁気回路RMにより加振された支
持部23の振動を、該取付け部1F4、1R4により極
めて有効に遮断することが可能で、フロントケース1
F、及びリアケース1R双方の長手側板1F1、1R1
の共振を効果的に防ぐことが可能となる。
【0094】本実施例の場合、該スピーカシステム入力
用のリード線はリアケース1Rの裏板1R2側に設けた
リード線通し用の穴を通過しリアケース1Rの外部に及
ぶ様にし、リード線通し用の穴に及んだ入力用リード線
はゴムブッシュ等を介してリアケース1Rに固定した
が、リアケース1Rに入力用端子を装着しても一向に構
わない。又、本実施例の場合、ウーファ(多点駆動型ス
ピーカ)部を完成させてからトゥイータTw等、他の部
品を取付けて完成させたが、トゥイータTw及びネット
ワーク等を装着し、更に配線作業及びリアケース1R取
付け等を完了させた後、ウーファ(多点駆動型スピー
カ)部を完成させることも可能であり、組み立て方法は
自由に行える。
用のリード線はリアケース1Rの裏板1R2側に設けた
リード線通し用の穴を通過しリアケース1Rの外部に及
ぶ様にし、リード線通し用の穴に及んだ入力用リード線
はゴムブッシュ等を介してリアケース1Rに固定した
が、リアケース1Rに入力用端子を装着しても一向に構
わない。又、本実施例の場合、ウーファ(多点駆動型ス
ピーカ)部を完成させてからトゥイータTw等、他の部
品を取付けて完成させたが、トゥイータTw及びネット
ワーク等を装着し、更に配線作業及びリアケース1R取
付け等を完了させた後、ウーファ(多点駆動型スピー
カ)部を完成させることも可能であり、組み立て方法は
自由に行える。
【0095】なお、実施例ではポール部21を磁気回路
設置部22の上部に一体に設けたものとして説明した
が、ポール部21を別体部品として構成し、磁気回路設
置部22に装着する構造としてもよい。
設置部22の上部に一体に設けたものとして説明した
が、ポール部21を別体部品として構成し、磁気回路設
置部22に装着する構造としてもよい。
【0096】さらに実施例では反発磁気回路RMを有し
た多点駆動型のスピーカ、特に振動板Dの形状が細長形
状の反発多点駆動型スピーカ構造について説明したが、
一般的な反発型スピーカにも応用可能なものであること
は勿論である。
た多点駆動型のスピーカ、特に振動板Dの形状が細長形
状の反発多点駆動型スピーカ構造について説明したが、
一般的な反発型スピーカにも応用可能なものであること
は勿論である。
【0097】
【発明の効果】本発明の様にスピーカフレーム2とキャ
ビネット1の一部を一体成型することにより細長形状を
有した多点駆動型スピーカの更なる細長化要求を可能な
らしめ、尚且つスピーカフレーム2とキャビネット1を
一体化させることで、部品点数の削減が可能となり、従
来よりコストアップすること無く目的を達成することが
出来、しかも、フレーム2とキャビネット1の一体化に
より長辺24側の中央部近傍に発生する非密着部が皆無
となり、基本的にビリ音等の異常音が発生しにくい構造
を得る事が可能となった。
ビネット1の一部を一体成型することにより細長形状を
有した多点駆動型スピーカの更なる細長化要求を可能な
らしめ、尚且つスピーカフレーム2とキャビネット1を
一体化させることで、部品点数の削減が可能となり、従
来よりコストアップすること無く目的を達成することが
出来、しかも、フレーム2とキャビネット1の一体化に
より長辺24側の中央部近傍に発生する非密着部が皆無
となり、基本的にビリ音等の異常音が発生しにくい構造
を得る事が可能となった。
【0098】更に反発磁気回路RMを固定するためのガ
イドポール部21を一体成型するため、着磁済みの完成
した反発磁気回路RMを極めて容易に該一体成型品に装
着することが可能でコストダウン効果も得られる。
イドポール部21を一体成型するため、着磁済みの完成
した反発磁気回路RMを極めて容易に該一体成型品に装
着することが可能でコストダウン効果も得られる。
【0099】更に本発明の様に多点駆動型構造で、駆動
箇所が増えるほど有効なコストダウン効果を得ることが
可能である。
箇所が増えるほど有効なコストダウン効果を得ることが
可能である。
【0100】又、本実施例のように極端な細長型の場
合、スピーカ振動板Dの長辺側の裏側に、リアケース1
Rを固定するためのネジ締結部を一体成型することによ
り、フロントケース1Fにリアケースを装着しキャビネ
ット1を構成した際、フロントケース1F、及びリアケ
ース1R双方の長手側板部の共振を一層効果的に防ぐ事
になり、音質向上に極めて有効な構造となる。
合、スピーカ振動板Dの長辺側の裏側に、リアケース1
Rを固定するためのネジ締結部を一体成型することによ
り、フロントケース1Fにリアケースを装着しキャビネ
ット1を構成した際、フロントケース1F、及びリアケ
ース1R双方の長手側板部の共振を一層効果的に防ぐ事
になり、音質向上に極めて有効な構造となる。
【図1】本発明のスピーカ構造を示す正面図、断面図、
裏面図およびフロントケース側の裏面図である。
裏面図およびフロントケース側の裏面図である。
【図2】本発明のスピーカのフロントケースを示す正面
図、断面図、裏面図である。
図、断面図、裏面図である。
【図3】本発明のスピーカのリアケースを示す正面図、
断面図、裏面図である。
断面図、裏面図である。
【図4】本発明のスピーカのフロントケース、及びリア
ケースを示す斜視図である。
ケースを示す斜視図である。
【図5】本発明のスピーカに用いる振動系の組立状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】本発明のフロントケースに振動系を装着する状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図7】本発明のフロントケースに振動系を装着した状
態を示す斜視図、及び局部拡大斜視図である。
態を示す斜視図、及び局部拡大斜視図である。
【図8】本発明における振動系装着のフロントケース
に、位置出し治具を抜き取り、スペーサを振動系のボイ
スコイル内径部に装着する状態を示す斜視図である。
に、位置出し治具を抜き取り、スペーサを振動系のボイ
スコイル内径部に装着する状態を示す斜視図である。
【図9】本発明における振動系をフロントケースに装着
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
【図10】本発明における振動系、及び反発磁気回路を
装着するフロントケースよりスペーサを抜き取り、トゥ
イータを装着する状態を示す斜視図である。
装着するフロントケースよりスペーサを抜き取り、トゥ
イータを装着する状態を示す斜視図である。
【図11】本発明に於けるウーファ完成、及びトゥイー
タ取付け後のフロントケースにリアケースをビス締めに
て装着する状態を示す斜視図である。
タ取付け後のフロントケースにリアケースをビス締めに
て装着する状態を示す斜視図である。
【図12】本発明に於けるスピーカの完成状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図13】従来のスピーカの構造を示す第1例の正面
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
【図14】従来のスピーカの構造を示す第2例の正面
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
【図15】従来のスピーカの構造を示す第3例の正面
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
【図16】従来のスピーカの構造を示す第3例のスピー
カ固定における順序を示す裏面図及び断面図である。
カ固定における順序を示す裏面図及び断面図である。
【図17】従来のスピーカの構造を示す第4例の正面
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
図、断面図、裏面図およびフロントケース側の裏面図で
ある。
【図18】従来のスピーカの第4例に用いる鉄板(アル
ミニウム板)製フレームの多点駆動型スピーカの磁気回
路装着を示す斜視図、及び局部拡大斜視図である。
ミニウム板)製フレームの多点駆動型スピーカの磁気回
路装着を示す斜視図、及び局部拡大斜視図である。
【図19】従来のスピーカフレーム及びキャビネットを
一体成型径した構造を示す正面図、断面図、及び局部拡
大断面図である。
一体成型径した構造を示す正面図、断面図、及び局部拡
大断面図である。
1 :スピーカキャビネット 1F :フロントケース 1F1 :フロントケース長手側板部 1F2 :フロントケースバッフル部 1F3 :フロントケース短手側板部 1F4 :フロントケース取付け部 1F5 :フロントケースウーファ開口部 1F6 :フロントケースエッジ貼り代部 1F7 :フロントケーストゥイータ開口部 1F8 :フロントケースウーファ端子取付け部 1R :リアケース 1R1 :リアケース長手側板部 1R2 :リアケース裏板部 1R3 :リアケース短手側板部 2 :スピーカフレーム 21 :スピーカフレームガイドポール部 22 :スピーカフレーム磁気回路設置部 23 :スピーカフレーム支持部 24 :スピーカフレーム長辺部 25 :スピーカフレーム短辺部 26 :スピーカフレームフランジ部(短辺側) 27 :スピーカフレームフランジ部(長辺側) 2G :スピーカフレームガイド部 2a :アルミニウム板製フレーム 2f :鉄板製フレーム 3 :固定具 31 :固定具端部(テーパ部) D :振動板 E :エッジ、又は導電エッジ G :磁気ギャップ M :磁気回路(磁気ギャップ付き) M1 :マグネット M2 :ヨーク M3 :プレート Mg :磁気回路ガイド部 RM :反発磁気回路 RM1 :上マグネット RM2 :下マグネット RM3 :センタプレート RM4 :反発磁気回路貫通孔 J :振動板位置出し治具 J1 :振動板位置出し治具孔 JS :スペーサ JV :振動板ボイスコイル組立て治具 T :ウーファ用入力端子 Tw :トゥイータ W :ウーファ a :接着剤 b :ビス f :平編錦糸線 h1 :フロントケース取付け部ネジ孔 h2 :リアケース取付け部貫通孔 h3 :リアケース裏板皿穴 l :クリアランス r1 :リブ r2 :リブ r3 :リブ s :半田付け部
Claims (7)
- 【請求項1】磁性材料からなるセンタプレート(RM
3)と前記センタプレート(RM3)を間に挟んで同極
同士を対峙させて前記センタプレート(RM3)の両側
に固定させる1対のマグネット(RM1,RM2)とか
らなる反発磁気回路(RM)の、前記センタプレート
(RM3)の外周部に所定のクリアランスを設けてボイ
スコイル(VC)を配設し、前記ボイスコイル(VC)
の外周部に振動板(D)を固定したスピーカ構造おい
て、前記反発磁気回路(RM)を載置する反発磁気回路
設置部(22)と、スピーカキャビネット(1)を構成
するフロントケース(1F)と、前記反発磁気回路設置
部(22)と前記フロントケース(1F)との間を繋げ
るフレーム支持部(23)とを一体成形により一つの部
品で構成したことを特徴とするスピーカ構造。 - 【請求項2】前記反発磁気回路(RM)は中心孔(RM
4)を有し、前記反発磁気回路設置部(22)に前記中
心孔(RM4)に挿入されるポール部(21)が一体に
設けられていることを特徴とする請求項1記載のスピー
カ構造。 - 【請求項3】前記反発磁気回路(RM)は中心孔(RM
4)を有し、前記反発磁気回路設置部(22)に前記中
心孔(RM4)に挿入されるポール部(21)が装着さ
れていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ構
造。 - 【請求項4】前記フレーム支持部(23)は反発磁気回
路設置部(22)とフロントケース(1F)を構成する
側板(1F1)の間を繋ぐように配置されていることを
特徴とする請求項1乃至3記載のスピーカ構造。 - 【請求項5】反発磁気回路設置部(22)は複数個設け
られ、互いにフレーム支持部(23)にて繋がれている
ことを特徴とする請求項1乃至4記載のスピーカ構造。 - 【請求項6】複数個の反発磁気回路設置部(22)が直
線上に配置されたことを特徴とする請求項5記載のスピ
ーカ構造。 - 【請求項7】フロントケース(1F)の前記スピーカフ
レーム支持部(23)を設けた位置に、該フロントケー
ス(1F)の背部に取り付けられてスピーカキャビネッ
ト(1)を構成するリアケース(1R)との固定部を設
けたことを特徴とする請求項1乃至6記載のスピーカ構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13189197A JPH10327488A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | スピーカ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13189197A JPH10327488A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | スピーカ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327488A true JPH10327488A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15068575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13189197A Pending JPH10327488A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | スピーカ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327488A (ja) |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13189197A patent/JPH10327488A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0618752B1 (en) | Loudspeaker structure | |
| US11490206B1 (en) | Micro-speaker and damper for micro-speakers | |
| US20100150389A1 (en) | Speaker, speaker device using the same and electronic apparatus and vehicle using the speaker | |
| CN108650602B (zh) | 一种薄型大功率声音激励器 | |
| CN117156359B (zh) | 一种双音盆的扬声器及其装配方法、汽车音响系统 | |
| US20100208934A1 (en) | Speaker device | |
| US20070121994A1 (en) | Speaker apparatus | |
| US7536207B2 (en) | Mobile terminal having round external speaker | |
| KR101052825B1 (ko) | 초슬림형 스피커 | |
| JPH10327488A (ja) | スピーカ構造 | |
| KR102534921B1 (ko) | 서스펜션 및 이를 포함하는 스피커 장치 | |
| CN220383216U (zh) | 扬声器模组及电子设备 | |
| US20250106563A1 (en) | Speaker | |
| KR20080001090A (ko) | 스피커 | |
| CN211089954U (zh) | 一种激励器和电子产品 | |
| JP4906971B1 (ja) | スピーカ | |
| JP2592066Y2 (ja) | スピーカ | |
| KR102534918B1 (ko) | 서스펜션 및 이를 포함하는 스피커 조립체 | |
| JP3416023B2 (ja) | スピーカ | |
| CN115942204A (zh) | 扬声器 | |
| CN113132869A (zh) | 一种激励器和电子产品 | |
| JP3365963B2 (ja) | スピーカの構造 | |
| CN120602865B (zh) | 发声装置和电子设备 | |
| KR102534922B1 (ko) | 진동판 조립체 및 이를 포함하는 스피커 조립체 | |
| CN212785700U (zh) | 音箱 |