JPH10327626A - 乗用田植機の油圧回路 - Google Patents

乗用田植機の油圧回路

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JPH10327626A
JPH10327626A JP14513397A JP14513397A JPH10327626A JP H10327626 A JPH10327626 A JP H10327626A JP 14513397 A JP14513397 A JP 14513397A JP 14513397 A JP14513397 A JP 14513397A JP H10327626 A JPH10327626 A JP H10327626A
Authority
JP
Japan
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valve
control valve
power steering
hydraulic
flow control
Prior art date
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Pending
Application number
JP14513397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakao
敏夫 中尾
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用田植機の油圧アクチュエータの作動速度
を一定にする。 【解決手段】 エンジンに直結した油圧ポンプの吐出側
に、第1・第2流量制御弁を直列状態に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機の油圧
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用田植機では、植付部の昇降及
び左右傾斜の制御は油圧により行われており、更に、最
近では、油圧によるパワーステアリングが普及してき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記油圧ポ
ンプはエンジンに直結しているため、図4で示すよう
に、同油圧ポンプからの作動油の吐出量がエンジンの回
転数に比例することになり、乗用田植機では、植付作業
中エンジンが高回転を維持するため、各油圧アクチュエ
ータの動作が過敏になり、例えば、パワーステアリング
の場合、ステアリングホイルの操作力が極端に軽くな
り、直進性が悪くなるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、エ
ンジンに直結した油圧ポンプの吐出側に、第1・第2流
量制御弁を直列状態に接続したことを特徴とする乗用田
植機の油圧回路を提供せんとするものである。
【0005】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
【0006】上記第1・第2流量制御弁の間に植付部の
左右傾斜を制御する左右傾斜制御弁を接続し、第1・第
2流量制御弁の下流側に、パワステアリング弁と、植付
部の昇降を制御する昇降制御弁とを接続したこと。
【0007】上記油圧ポンプとパワステアリング弁との
間に、第2流量制御弁を介設して、パワステアリング弁
に送給する作動油流量の上限を規制すること。
【0008】上記パワステアリング弁の開度を、車体の
走行速度に逆比例して規制すること。
【0009】上記パワステアリング弁のリターンポート
と、第2流量制御弁のブリードオフポートとをバイパス
油路を介し接続したこと。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、エンジンに直結した
油圧ポンプの吐出側に、第1・第2流量制御弁を直列状
態に接続し、第1・第2流量制御弁の間に植付部の左右
傾斜を制御する左右傾斜制御弁を接続し、第1・第2流
量制御弁の下流側に、操舵力を補助する油圧を制御する
パワステアリング弁と、植付部の昇降を制御する昇降制
御弁を接続し、パワステアリング弁との間に、油圧ポン
プからの分流弁を介設して、各制御弁に送給する作動油
の流量を一定に保持すると共に、パワステアリング弁に
送給する作動油流量の上限を一定にし、作動油流量制御
の優先順位を、左右傾斜制御弁、パワーステアリング
弁、昇降制御弁の順に設定するようにしている。
【0011】更に、上記パワステアリング弁のリターン
ポートと、第2流量制御弁のブリードオフポートとをバ
イパス油路を介し接続して、パワーステアリングでの余
剰の圧油を作業機の昇降に利用するようにしている。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0013】図1は、本発明に係る油圧回路Hを具備す
る乗用田植機Aを示しており、同乗用田植機Aは、自走
可能の走行車体Bの後方に、三点リンク機構Cを介し、
植付装置Dを昇降及び左右傾動自在に連結している。
【0014】走行車体Bは、車体フレーム1の前部左右
側に、それぞれ左右前車輪2L,2R を操向回動自在に装着
し、同車体フレーム1の後部左右側に、それぞれ左右後
車輪3L,3R を装着し、車体フレーム1の上面には、前方
から、原動機部4、運転部5、座席6、昇降機構7、植
付装置Dを連結するための車体側ヒッチ8を上記の順で
配設し、原動機部4からの動力を、無段変速機9、ミッ
ションケース10及び前後デフケース11,12 を介し左右前
後車輪2L,2R,3L,3R に伝達し、運転部5に立設したステ
アリングホイル13の回動操作によって左右前車輪2L,2R
を操舵するようにしている。
【0015】三点リンク機構Cは、トップリンク14と左
右ロアリンク15とで構成されており、トップリンク14と
左右ロアリンク15の前端を前記車体側ヒッチ8の後面に
回動自在に枢着し、同後端を植付側ヒッチ16に回動自在
に枢着して平行リンク機構を構成しており、車体側ヒッ
チ8に配置した昇降油圧シリンダ17を、リフトアーム18
を介し左右ロアリンク15に連動連結して、昇降油圧シリ
ンダ17の伸縮作動により、植付装置Dを昇降させるよう
にしている。図中、19は予備苗台、Eは両側端部を前方
に折り畳み可能とした側条施肥装置である。
【0016】植付装置Dは、前記植付側ヒッチ16に、前
後方向に伸延した枢軸21を介し、植付部フレームを兼ね
る伝動ケース22を左右傾動自在に枢着し、同伝動ケース
22の上方に前高後低に傾斜した苗載台23を配置し、同苗
載台23の下端縁近傍に伝動ケース22で駆動される植付爪
24を配設して、同植付爪24の回動により、苗載台23に載
置した苗を田面に植付けるように構成している。
【0017】また、上記植付側ヒッチ16の上面から上方
に延出したステー25と苗載台23との間に左右傾斜シリン
ダ26を介設して、同左右傾斜シリンダ26の伸縮作動によ
り、走行車体Bに対して植付装置Dを左右傾斜させるよ
うにしている。図中、27はセンタフロート、28はサイド
フロートである。
【0018】図2は、油圧回路Hを示しており、エンジ
ン30に連動連結した油圧ポンプPの吐出口に、第1流量
制御弁31と第2流量制御弁32とを上記の順で直列的に接
続している。
【0019】そして、第1流量制御弁31のアウトレット
ポート31a に左右傾斜制御弁33を接続し、第1流量制御
弁31のブリードオフポート31b に第2流量制御弁32を接
続し、同第2流量制御弁32のアウトレットポート32a に
ステアリングホイル13と連動連結したパワステアリング
弁34を接続し、同第2流量制御弁32のブリードオフポー
ト32b に昇降制御弁35を接続している。また、パワステ
アリング弁34のリターンポート34r を上記第2流量制御
弁32のブリードオフポート32b にバイパス油路36を介し
接続している。
【0020】上記パワステアリング弁34と昇降制御弁35
とはP−Tオープン型であり、左右傾斜制御弁33はオー
プンセンタ型であり、第1・第2流量制御弁31,32 は、
流入ポート37に絞り38と分流弁39とを並列的に接続し、
絞り38の上流側と下流側とを、それぞれパイロット油路
40を介し分流弁39に接続して、絞り38を作動油の流量に
よる差圧により分流弁39の開度を制御することで、第1
・第2流量制御弁31,32 から流出する作動油の流量を一
定に保持するようにしている。
【0021】図2中、41は作動油タンク、42はフィル
タ、43はリリーフバルブ、44は逆止弁、45は手動弁、46
はスピードコントローラ、47は負圧防止回路である。
【0022】上記構成によって、図4で示すように、エ
ンジン30が高回転になっても、左右傾斜制御弁33、パワ
ステアリング弁34及び昇降制御弁35への作動油の流量の
上限が、第1・第2流量制御弁31,32 の設定値に規制さ
れると共に、リリーフバルブ43の設定圧以上の油圧が作
用しないので、各油圧アクチュエータの動作が過敏にな
るのが防止される。
【0023】また、パワステアリング弁34が閉弁してい
る際には、同パワステアリング弁34を通過した圧油を昇
降制御弁35に送給して、昇降機構7の能力を高めること
ができる。
【0024】また、エンジン30が低回転のときは、油圧
ポンプPから吐出する圧油の流量が少なく、全ての油圧
アクチュエータを同時に作動させると、動作が不安定に
なるのであるが、この場合、まず、左右傾斜制御弁33に
圧油が供給され、余力があればパワステアリング弁34に
圧油が送給され、更に余力があれば昇降制御弁35に圧油
が送給されて、左右傾斜制御弁33、パワステアリング弁
34、昇降制御弁35という優先順位が設定されることにな
る。
【0025】図3は、ステアリング機構Sを示してお
り、同ステアリング機構Sは、ステアリングホイル13
に、ステアリングシャフト50、ステアリングギアボック
ス51、ステアリングアーム52、左右タイロッド53L,53R
、左右ナックルアーム54及び左右キングピン55を介し
左右前車輪2L,2R を連動連結しており、本実施例では、
ステアリングシャフト50とステアリングアーム52とを、
並列的に設けた機械的操作伝達系と油圧的操作伝達系と
を介し連動連結して、油圧によりステアリングホイル13
操作に要する力を軽減するようにしている。従って、ス
テアリングホイル13操作に要する力は、機械的操作伝達
系に対する油圧的操作伝達系の作動の遅れと、機械的操
作伝達系の剛性とにほぼ比例することになる。
【0026】機械的操作伝達系は、前記ステアリングギ
アボックス51中に、遊星歯車機構を設け、同遊星歯車機
構の太陽歯車をステアリングシャフト50に固着し、遊星
歯車を軸支した枠体にステアリングアーム52の基端を固
着している。
【0027】油圧的操作伝達系は、前記ステアリングア
ーム52と車体フレーム1との間にパワシリンダ61を介設
し、同パワシリンダ61を前記パワステアリング弁34に接
続して、同パワシリンダ61の伸縮作動により、ステアリ
ングアーム52を回動させるようにしている。
【0028】そして、上記遊星歯車機構のリングギア56
r をパワステアリング弁34のスプールに連動連結し、リ
ングギア56r に後述する回動方向の遊びを設けて、同リ
ングギア56r に作用する操作力の反力により、上記遊び
の量に比例してスプールを作動させるようにして、機械
的操作伝達系と油圧的操作伝達系とを連動させている。
【0029】更に、前記リングギア56r の外周に、略台
形状の凹部57を形成すると共に、ステアリングギアボッ
クス51の外壁に、先端を略台形状に形成したストッパ58
を抜き差し摺動自在に挿通して、同ストッパ58の先端に
形成した台形部58a を上記凹部57に挿入可能とすると共
に、同ストッパ58をベルクランク59とワイヤ60とを介
し、前記無段変速機9の変速比を制御する変速レバーに
連動連結して、同変速レバーを高速側に操作するにつれ
て、上記台形部58a の凹部57への挿入量が増加し、前記
の遊び、即ち、スプールの作動量が減少して、パワシリ
ンダ61の作動速度が遅くなって、機械的操作伝達系に対
する油圧的操作伝達系の作動の遅れが大きくなるため、
ステアリングホイル13操作に要する力が大きくなり、高
速走行時の直進性が向上する。なお、上記リングギア56
r に復元付勢力を作用させて、ステアリングホイル13か
らの操作力が作用していないときは、リングギア56r が
中立位置を保持するようにしている。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0031】請求項1記載の発明では、エンジンに直結
した油圧ポンプの吐出側に、第1・第2流量制御弁を直
列状態に接続したことによって、各油圧アクチュエータ
に送給する圧油の流量が一定になり、エンジン高回転時
に、各油圧アクチュエータの動作が過敏になるのを防止
できる。
【0032】請求項2記載の発明では、上記第1・第2
流量制御弁の間に植付部の左右傾斜を制御する左右傾斜
制御弁を接続し、第1・第2流量制御弁の下流側に、パ
ワステアリング弁と、植付部の昇降を制御する昇降制御
弁とを接続したことによって、エンジン低回転時の流量
制御の優先順位を、左右傾斜制御、パワステアリング、
植付部の昇降の順に設定することができる。
【0033】請求項3記載の発明では、上記油圧ポンプ
とパワステアリング弁との間に、第2流量制御弁を介設
して、パワステアリング弁に送給する作動油流量の上限
を規制することによって、エンジンの高回転時にも、パ
ワシリンダに一定の流量の圧油を送給して、ステアリン
グ操作の結果が過敏になるのを防止して、ステアリング
操作を安定させることができる。
【0034】請求項4記載の発明では、上記パワステア
リング弁の開度を、車体の走行速度に逆比例して規制す
ることによって、高速になるにつれてステアリングホイ
ルの操作に要する力が大きくなり、高速走行時の直進性
を向上することができる。
【0035】請求項5記載の発明では、上記パワステア
リング弁のリターンポートと、第2流量制御弁のブリー
ドオフポートとをバイパス油路を介し接続したことによ
って、パワステアリングを使用していないときに、パワ
ステアリング弁を通過した圧油を昇降制御弁に送給し
て、昇降シリンダの能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧回路を具備する乗用田植機の
側面図。
【図2】油圧回路図。
【図3】ステアリング機構の底面図。
【図4】エンジンの回転数と作動油の流量との関係を示
すグラフ。
【符号の説明】
A 乗用田植機 D 植付装置 H 油圧回路 P 油圧ポンプ 30 エンジン 31 第1流量制御弁 32 第2流量制御弁 32b ブリードオフポート 33 左右傾斜制御弁 34 パワステアリング弁 34r リターンポート 35 昇降制御弁 36 バイパス油路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(30)に直結した油圧ポンプ(P)
    の吐出側に、第1・第2流量制御弁(31)(32)を直列状態
    に接続したことを特徴とする乗用田植機の油圧回路。
  2. 【請求項2】 上記第1・第2流量制御弁(31)(32)の間
    に植付装置(D) の左右傾斜を制御する左右傾斜制御弁(3
    3)を接続し、第1・第2流量制御弁(31)(32)の下流側
    に、パワステアリング弁(34)と、植付装置(D) の昇降を
    制御する昇降制御弁35とを接続したことを特徴とする請
    求項1記載の乗用田植機の油圧回路。
  3. 【請求項3】 上記油圧ポンプ(P) とパワステアリング
    弁(34)との間に、第2流量制御弁(32)を介設して、パワ
    ステアリング弁(34)に送給する作動油流量の上限を規制
    することを特徴とする請求項1又は2記載の乗用田植機
    の油圧回路。
  4. 【請求項4】 上記パワステアリング弁(34)の開度を、
    車体の走行速度に逆比例して規制することを特徴とする
    請求項2又は3記載の乗用田植機の油圧回路。
  5. 【請求項5】 上記パワステアリング弁(34)のリターン
    ポート(34r) と、第2流量制御弁(32)のブリードオフポ
    ート(32b) とをバイパス油路(36)を介し接続したことを
    特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の乗用田植機
    の油圧回路。
JP14513397A 1997-06-03 1997-06-03 乗用田植機の油圧回路 Pending JPH10327626A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037599A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Toyota Industries Corp 産業車両の油圧装置
JP2013108591A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Kubota Corp 作業機の油圧駆動装置
JP2021151202A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社クボタ 作業車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008037599A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Toyota Industries Corp 産業車両の油圧装置
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