JPH10328134A - 内視鏡のブラシ挿入補助具 - Google Patents

内視鏡のブラシ挿入補助具

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JPH10328134A
JPH10328134A JP9147410A JP14741097A JPH10328134A JP H10328134 A JPH10328134 A JP H10328134A JP 9147410 A JP9147410 A JP 9147410A JP 14741097 A JP14741097 A JP 14741097A JP H10328134 A JPH10328134 A JP H10328134A
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Takayuki Ogino
隆之 荻野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピストン体が取り外された状態のシリンダ体に
対してブラシを誤りなく取り付けることができる内視鏡
のブラシ挿入補助具を提供すること。 【解決手段】ブラシ挿入補助具60が取り付けられるシ
リンダ体21の指標37と対になる指標を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の流体管
路の連通状態を切り換え操作するために設けられたシリ
ンダ体からピストン体を取り外してシリンダ体に取り付
けられる内視鏡のブラシ挿入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡には、送気送水管路や吸引管路な
どのような流体管路が設けられているものが少なくな
い。そして内視鏡の操作部には、流体管路の連通状態を
切り換え操作するための切換操作弁が設けられている。
【0003】そのような切換操作弁は一般に、流体管路
が接続されたシリンダ体内に、軸線方向に進退自在にピ
ストン体が嵌挿された構造になっている。そして、指先
による操作でピストン体を複数の所定位置で停止させる
ことによって、流体管路の連通状態を切り換えるように
なっている。
【0004】そして、内視鏡使用後に流体管路内をブラ
ッシングするために、シリンダ体からピストン体を取り
外し、それに代えて、掃除用ブラシを流体管路内に案内
するための案内孔が形成されたブラシ挿入補助具を取り
付けることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内視鏡には一
般に、送気送水切換操作弁と吸引操作弁とが並んで配置
されていて、その双方からピストン体を取り外すと二つ
のシリンダ体が操作部の表面に並んで開口した状態にな
る。
【0006】そのため、例えば送気送水切換操作弁のシ
リンダ体内に取り付けるべきブラシ挿入補助具を吸引操
作弁のシリンダ体側に取り付けてしまう等、誤装着して
しまう場合がある。
【0007】そこで本発明は、ピストン体が取り外され
た状態のシリンダ体に対してブラシを誤りなく取り付け
ることができる内視鏡のブラシ挿入補助具を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡のブラシ挿入補助具は、流体管路が
接続されて開口部を外方に向けて操作部に配置された複
数のシリンダ体と、管路切り換え操作を行うために上記
各シリンダ体に着脱自在に取り付けられたピストン体と
を有する内視鏡であって、上記ピストン体とそのピスト
ン体が取り付けられる上記シリンダ体とに対であること
を表示する指標が設けられたものから、上記ピストン体
を取り外して、上記流体管路内に掃除用ブラシを案内す
るために上記ピストン体に代えて上記シリンダ体の一つ
に取り付けられる内視鏡のブラシ挿入補助具において、
そのブラシ挿入補助具が取り付けられる上記シリンダ体
の指標と対になる指標を設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記ブラシ挿入補助具の一部又は全
部が、そのブラシ挿入補助具が取り付けられる上記シリ
ンダ体の指標の色と同色に形成された色指標になってい
てもよい。
【0010】また、上記ブラシ挿入補助具が、上記シリ
ンダ体に取り付けられたときに上記シリンダ体内に嵌め
込まれる嵌め込み部と、そのブラシ挿入補助具の向きを
規制するために上記シリンダ体外に位置する位置決め部
とを有していてもよい。
【0011】そして、上記嵌め込み部と上記位置決め部
の少なくとも一方が、そのブラシ挿入補助具が取り付け
られるシリンダ体の指標色と同色に形成されていてもよ
く、上記嵌め込み部がプラスチック製であり、上記位置
決め部がゴム製であってもよい。
【0012】また、上記位置決め部には、そのブラシ挿
入補助具が取り付けられるシリンダ体に隣接するシリン
ダ体の口元部分に圧接される縁部が形成されていてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図3は内視鏡を示しており、1は挿入
部、2は、挿入部1の基端に連結された操作部である。
【0014】挿入部1内に全長にわたって挿通されたチ
ャンネルチューブ3の先端は、挿入部1の先端面に開口
しており、そこが送気送水吸引口4になっている。チャ
ンネルチューブ3の基端は、操作部2に配置された送気
送水切換操作弁20と吸引操作弁40とに連通接続され
ている。
【0015】21と22は、送気送水切換操作弁20の
シリンダ体と操作ボタンである。また、外部に突出して
設けられた41と42は、吸引操作弁40のシリンダ体
と操作ボタンである。
【0016】送気送水切換操作弁20のシリンダ体21
には、空気を供給するための給気チューブ6と、水を供
給するための給水チューブ7とが接続されている。ま
た、吸引操作弁40のシリンダ体41には、外部に配置
された吸引装置と連通する吸引チューブ8が接続されて
いる。9は、両シリンダ体21,41の側部どうしを接
続するように配置された接続管である。
【0017】図4は、送気送水切換操作弁20と吸引操
作弁40の部分を拡大して示している。送気送水切換操
作弁20と吸引操作弁40のシリンダ体21,41は、
各々固定ナット23,43によって操作部2に固定され
ており、操作部2の外表面に開口するように配置されて
いる。24と44は、シール用のOリングである。
【0018】両固定ナット23,43の外端面には、各
々シリンダ体21,41の外端部を囲む環状の有色指標
38,58が設けられている。送気送水切換操作弁20
側の有色指標38は例えば青色であり、吸引操作弁40
側の有色指標58は例えば赤色である。
【0019】給気チューブ6と給水チューブ7とは、間
隔をあけて各々送気送水切換操作弁20のシリンダ体2
1の側面に接続されている。吸引チューブ8は、吸引操
作弁40のシリンダ体41の側面に接続されている。
【0020】また、両シリンダ体21,41の各々の底
部は、連通管10,11によって連通しており、その連
通管10の一端にチャンネルチューブ3の基端が連通接
続されている。
【0021】送気送水切換操作弁20のシリンダ体21
内には、ピストン体26が軸線方向に摺動自在に嵌挿さ
れている。ピストン体26の外端は、シリンダ体21の
開口から外部に突出していて、そこに、取り付け座22
aを介して操作ボタン22が螺合により取り付けられて
いる。
【0022】取り付け座22aは、ピストン体26の端
部に螺合連結されていて、その取り付け座22aに、操
作ボタン22がねじ込まれて取り付けられている。
【0023】34は、ピストン体26がシリンダ体21
から抜け出すのを防止するためのストッパであり、一体
成形されたゴムカバー35によって、固定ナット23に
着脱自在に係止されている。
【0024】操作ボタン22とストッパ34との間には
圧縮コイルスプリング36が介装されていて、それによ
って、ピストン体26がシリンダ体21から突出する方
向に付勢されている。圧縮コイルスプリング36の一端
は、ピストン体26に螺合して取り付けられた取り付け
座22aによって受けられている。
【0025】図4において、送気送水切換操作弁20の
右側半部は、ピストン体26がストッパ34にぶつかる
まで圧縮コイルスプリング36によって外方にいっぱい
に押し出された第1の所定位置にある状態を示し、左側
半部は、ピストン体26がシリンダ体21内にいっぱい
に押し込まれた第2の所定位置にある状態を示してい
る。
【0026】ピストン体26の軸線位置に穿設された通
気孔31は、操作ボタン22の突端の中心に形成された
リーク孔32において外部に開口している。通気孔31
には、右側半部に示される待機状態において接続管9に
連通する連通孔27と、給気チューブ6に連通する連通
孔25とが穿設されている。
【0027】操作ボタン22には、有色のプラスチック
材によって形成された有色筒体37がリーク孔32を囲
む部分に配置されていて、その端面が外方から見えるよ
うになっている。有色筒体37は、取り付け座22aと
操作ボタン22とによって挟持固定されている。
【0028】その有色筒体37の色は、シリンダ体21
の端面を囲む有色指標38の色と同じ青色である。した
がって、内視鏡使用後に、シリンダ体21からピストン
体26を取り外して洗浄消毒した後で再び取り付けを行
う際に適合関係が分かり、誤装着を防止することができ
る。
【0029】接続管9に通じる連通孔27の部分に形成
された凹部内には、弾力性のあるゴム材からなる逆止弁
28が配置されていて、接続管9側からピストン体26
内への流体の流れを阻止している。
【0030】ピストン体26の底部側には、軸線位置に
通水孔33が穿設されていて、ピストン体26の底面に
開口している。そして、左側半部に示されるように、ピ
ストン体26がシリンダ体21内にいっぱいに押し込ま
れた状態のときに給水チューブ7と連通する連通孔29
が穿設されている。また、ピストン体26の外周部には
必要に応じてシール用のOリング30が複数装着されて
いる。
【0031】このように構成された送気送水切換操作弁
20は、何も操作しない待機状態においては、給気チュ
ーブ6から送り込まれる空気が、通気孔31を通り、リ
ーク孔32から大気に放出される。
【0032】そして、指先でリーク孔32を塞ぐと、給
気チューブ6から通気孔31内に送り込まれた空気が、
接続管9を通って、吸引操作弁40のシリンダ体41内
を経てチャンネルチューブ3に送り出され、送気送水吸
引口4から送気が行われる。
【0033】そして、左側半部に示されるように、リー
ク孔32を指先で塞いだ状態で、操作ボタン22をいっ
ぱいに押し込むと、給水チューブ7から送り込まれる水
が通水孔33を通ってチャンネルチューブ3に送り出さ
れ、送気送水吸引口4から送水が行われる。
【0034】吸引操作弁40側のシリンダ体41内にも
ピストン体46が軸線方向に進退自在に嵌挿されてお
り、その頭部には、送気送水切換操作弁20側と同様の
操作ボタン42、取り付け座42a、圧縮コイルスプリ
ング56、ストッパ54及びゴムカバー55が取り付け
られていて、シリンダ体41に対して着脱自在となって
いる。
【0035】吸引操作弁40は、中心線の右半部に示さ
れるように、待機状態においてはピストン体46に形成
された吸引連通孔45がシリンダ体41の内壁面で塞が
れていて、チャンネルチューブ3からの吸引は行われな
い。48は、吸引連通孔45を囲んで設けられたシール
材である。
【0036】そして、中心線の左半部に示されるよう
に、操作ボタン42を押し込むと吸引連通孔45を介し
て吸引チューブ8とチャンネルチューブ3とが連通し、
チャンネルチューブ3から吸引が行われる。
【0037】49は、ピストン体46がシリンダ体41
内で回転しないようにするために、シリンダ体41の内
壁部に軸線方向に形成された案内溝47に係合するガイ
ドピンである。
【0038】この吸引操作弁40の操作ボタン42に
は、その中心軸位置に有色のプラスチック材によって形
成された有色軸体57が配置されていて、その端面が外
方から見えるようになっている。
【0039】その有色軸体57の色はシリンダ体41の
端面を囲む有色指標58の色と同じ赤色である。したが
って、内視鏡使用後に、シリンダ体41からピストン体
46を取り外して洗浄消毒した後で再び取り付けを行う
際に適合関係が分かり、誤装着を防止することができ
る。
【0040】図1は、内視鏡使用後に送気送水切換操作
弁20と吸引操作弁40のシリンダ体21,41からピ
ストン体26,46を取り外して、シリンダ体21,4
1に接続された流体管路内に掃除用ブラシ100を挿入
するためのブラシ挿入補助具60を、送気送水切換操作
弁20側のシリンダ体21に取り付けた状態を示してい
る。図2は、その平面図である。
【0041】ブラシ挿入補助具60は、送気送水切換操
作弁20のシリンダ体21に差し込まれて、接続管9内
に掃除用ブラシ100を案内するためのものであり、シ
リンダ体21に嵌め込まれるプラスチック製の嵌め込み
部61と、ブラシ挿入補助具60の向きを規制するため
にシリンダ体21外に位置するゴム製の位置決め部62
とを一体的に結合して構成されている。66は、掃除用
ブラシ100を案内するためのブラシ案内孔であり、位
置決め部62から嵌め込み部61にまたがって形成され
ている。
【0042】嵌め込み部61と位置決め部62とは、間
隔をあけて嵌め込み部61に突設された第1の鍔部63
と第2の鍔部64とによって軸線方向の相対的移動が規
制され、嵌め込み部61側に形成された切り欠きとそこ
に位置決め部62側から係合する部分とからなる回転止
め部65によって相対的な回転が規制されて、一体化さ
れている。
【0043】そして、位置決め部62に形成された位置
決め縁67を吸引操作弁40の固定ナット43の外周に
沿わせることによって、送気送水切換操作弁20のシリ
ンダ体21に対するブラシ挿入補助具60の向きが規制
され、その状態で図1に示されるように嵌め込み部61
をシリンダ体21に嵌め込むことによって、ブラシ案内
孔66が接続管9に連通する所定位置にセットされる。
【0044】この状態においては、位置決め縁67が固
定ナット43の外縁に圧接される。したがって、ブラシ
挿入補助具60がシリンダ体21に対して位置決め部6
2の弾力性によって安定状態に固定される。
【0045】その結果、ブラシ案内孔66から掃除用ブ
ラシ100を差し込むことによって、その掃除用ブラシ
100が接続管9内に案内され、接続管9内をブラッシ
ング掃除することができる。そして、そのような操作に
際してブラシ挿入補助具60がシリンダ体21から簡単
に外れたりしない。
【0046】このように構成されたブラシ挿入補助具6
0の嵌め込み部61は、送気送水切換操作弁20の有色
指標38と同色である青色のプラスチックによって形成
されている。したがって、その色を確認することによっ
て、取り付けるべきシリンダ体21,41との適合関係
が分かり、送気送水切換操作弁20用のブラシ挿入補助
具60を吸引操作弁40側に誤装着するおそれがない。
【0047】また、図示はしないが、吸引操作弁40用
のブラシ挿入補助具は、吸引操作弁40の有色指標58
と同色である赤色に形成されており、送気送水切換操作
弁20側に誤装着するおそれがない。
【0048】なお、本発明のブラシ挿入補助具60は上
記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、掃除
用ブラシ100が案内される流体管路は接続管9以外の
管であってもよい。
【0049】また、嵌め込み部61と位置決め部62の
一方又は両方を上記の有色にしてもよく、或いはそれと
は別に有色の指標等を取り付けてもよい。また、指標を
色以外の模様又は線等によって表示してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡の管路切り換え
操作装置のシリンダ体の入口部分に設けられた指標と対
になる指標を有するブラシ挿入補助具をそのシリンダ体
に取り付ければよいので、管路切り換え操作装置に対す
るブラシ挿入補助具の適合関係が明確になり、誤装着を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブラシ挿入補助具がシリ
ンダ体に取り付けられた状態の側面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のブラシ挿入補助具がシリ
ンダ体に取り付けられた状態の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡の全体概略図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の流体管路切換装置の側面
断面図である。
【符号の説明】
20 送気送水切換操作弁 21 シリンダ体 22 操作ボタン 23 固定ナット 37 有色筒体 38 有色指標 40 吸引操作弁 57 有色軸体 58 有色指標 60 ブラシ挿入補助具 61 嵌め込み部 62 位置決め部 66 ブラシ案内孔 67 位置決め縁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体管路が接続されて開口部を外方に向け
    て操作部に配置された複数のシリンダ体と、管路切り換
    え操作を行うために上記各シリンダ体に着脱自在に取り
    付けられたピストン体とを有する内視鏡であって、上記
    ピストン体とそのピストン体が取り付けられる上記シリ
    ンダ体とに対であることを表示する指標が設けられたも
    のから、上記ピストン体を取り外して、上記流体管路内
    に掃除用ブラシを案内するために上記ピストン体に代え
    て上記シリンダ体の一つに取り付けられる内視鏡のブラ
    シ挿入補助具において、 そのブラシ挿入補助具が取り付けられる上記シリンダ体
    の指標と対になる指標を設けたことを特徴とする内視鏡
    のブラシ挿入補助具。
  2. 【請求項2】上記ブラシ挿入補助具の一部又は全部が、
    そのブラシ挿入補助具が取り付けられる上記シリンダ体
    の指標の色と同色に形成された色指標になっている請求
    項1記載の内視鏡のブラシ挿入補助具。
  3. 【請求項3】上記ブラシ挿入補助具が、上記シリンダ体
    に取り付けられたときに上記シリンダ体内に嵌め込まれ
    る嵌め込み部と、そのブラシ挿入補助具の向きを規制す
    るために上記シリンダ体外に位置する位置決め部とを有
    している請求項1又は2記載の内視鏡のブラシ挿入補助
    具。
  4. 【請求項4】上記嵌め込み部と上記位置決め部の少なく
    とも一方が、そのブラシ挿入補助具が取り付けられるシ
    リンダ体の指標色と同色に形成されている請求項3記載
    の内視鏡のブラシ挿入補助具。
  5. 【請求項5】上記嵌め込み部がプラスチック製であり、
    上記位置決め部がゴム製である請求項3又は4記載の内
    視鏡のブラシ挿入補助具。
  6. 【請求項6】上記位置決め部には、そのブラシ挿入補助
    具が取り付けられるシリンダ体に隣接するシリンダ体の
    口元部分に圧接される縁部が形成されている請求項3、
    4又は5記載の内視鏡のブラシ挿入補助具。
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