JPH10328209A - 歯科用陶材フレームの製造方法 - Google Patents
歯科用陶材フレームの製造方法Info
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- JPH10328209A JPH10328209A JP15760397A JP15760397A JPH10328209A JP H10328209 A JPH10328209 A JP H10328209A JP 15760397 A JP15760397 A JP 15760397A JP 15760397 A JP15760397 A JP 15760397A JP H10328209 A JPH10328209 A JP H10328209A
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Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】焼成されたセラミック多孔質層コア部を研削加
工して形態を修正する際に、セラミック多孔質層コア部
にクラックが発生しやすく歩留まりが低い。 【解決手段】セラミック多孔質層コア部に濃度5〜15
重量%のポリビニルアルコール水溶液を含浸させ乾燥し
て得られたポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質
層コア部を研削加工して形態を調整するセラミック多孔
質層コア部の加工方法。
工して形態を修正する際に、セラミック多孔質層コア部
にクラックが発生しやすく歩留まりが低い。 【解決手段】セラミック多孔質層コア部に濃度5〜15
重量%のポリビニルアルコール水溶液を含浸させ乾燥し
て得られたポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質
層コア部を研削加工して形態を調整するセラミック多孔
質層コア部の加工方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用陶材フレー
ムの製造方法に関し、より詳細には、歯科用陶材フレー
ムの製造に用いるセラミック多孔質層コア部の加工方
法、前記加工方法により加工された形態調整セラミック
多孔質層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア部の
製造方法及び歯科用陶材フレームの製造方法に関する。
ムの製造方法に関し、より詳細には、歯科用陶材フレー
ムの製造に用いるセラミック多孔質層コア部の加工方
法、前記加工方法により加工された形態調整セラミック
多孔質層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア部の
製造方法及び歯科用陶材フレームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色調の観点から、金属の裏打ちの
ないオールセラミッククラウンが注目を浴び、その製造
方法としてガラスの分散強化法、ガラスの部分結晶化、
イオン交換によるポーセレン内への応力表面層の生成の
方法が知られているが、強度不足、信頼性不足の為、単
冠しか製作できなく、且つ色調に深みがなかった。
ないオールセラミッククラウンが注目を浴び、その製造
方法としてガラスの分散強化法、ガラスの部分結晶化、
イオン交換によるポーセレン内への応力表面層の生成の
方法が知られているが、強度不足、信頼性不足の為、単
冠しか製作できなく、且つ色調に深みがなかった。
【0003】そこで、かかる問題点を解決する技術とし
て、セラミック多孔質層コア部(金等の金属を含有する
場合もある)にガラスを含浸させて成る歯科用陶材フレ
ーム及びその製造方法が、例えば、特開平5−5883
5号公報、特開平5−186310号公報、特開平6−
285091号公報、特開平7−16246号公報に記
載されている。
て、セラミック多孔質層コア部(金等の金属を含有する
場合もある)にガラスを含浸させて成る歯科用陶材フレ
ーム及びその製造方法が、例えば、特開平5−5883
5号公報、特開平5−186310号公報、特開平6−
285091号公報、特開平7−16246号公報に記
載されている。
【0004】また、歯科用陶材フレームを製造するため
のセラミックス多孔質体の製造方法、即ち、歯科用陶材
フレームに対応する空隙を有する型の内部の空隙に鋳込
み泥漿を充填して鋳込み成形する工程を有するセラミッ
クス多孔質体の製造方法が、特開平7−171167号
公報に開示されている。
のセラミックス多孔質体の製造方法、即ち、歯科用陶材
フレームに対応する空隙を有する型の内部の空隙に鋳込
み泥漿を充填して鋳込み成形する工程を有するセラミッ
クス多孔質体の製造方法が、特開平7−171167号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の歯科用
陶材フレームの製造方法は、製造物の再現性に問題点が
あった。
陶材フレームの製造方法は、製造物の再現性に問題点が
あった。
【0006】即ち、従来の歯科用陶材フレーム製造用の
セラミック多孔質層コア部は、鋳込み泥漿の鋳込み成形
又は刷毛成形等により成形体を得て、前記成形体を焼成
して得られたセラミック多孔質層コア部を砥石で研削加
工して形状を修正して製造していた。このような製造方
法によると、従来はセラミック多孔質層コア部を研削加
工する際に、セラミック多孔質層コア部にクラックが発
生しやすく歩留まりが低いという問題点があった。その
ため、クラックが発生したことを認識できた場合は、再
度製造し直す必要があった。
セラミック多孔質層コア部は、鋳込み泥漿の鋳込み成形
又は刷毛成形等により成形体を得て、前記成形体を焼成
して得られたセラミック多孔質層コア部を砥石で研削加
工して形状を修正して製造していた。このような製造方
法によると、従来はセラミック多孔質層コア部を研削加
工する際に、セラミック多孔質層コア部にクラックが発
生しやすく歩留まりが低いという問題点があった。その
ため、クラックが発生したことを認識できた場合は、再
度製造し直す必要があった。
【0007】特に、冠状のセラミック多孔質層コア部が
連結部で連結して成るセラミック多孔質層コア部を砥石
で研削加工して前記連結部の断面積を小さく修正しよう
とする際には、上記問題点がより一層発生する傾向が大
きい。そのため、クラックを発生させずに前記連結部の
断面積が20mm2以下(特に、審美性に優れる5〜1
5mm2程度)になるまで研削加工することは極めて困
難であり、前記連結部の断面積はせいぜい20mm2程
度までしか研削加工できなかった。従って、セラミック
多孔質層コア部及びこれに溶融ガラスを含浸させて得ら
れる歯科用陶材フレーム(例えば、3冠以上のブリッジ
等)は審美性に劣っていた。
連結部で連結して成るセラミック多孔質層コア部を砥石
で研削加工して前記連結部の断面積を小さく修正しよう
とする際には、上記問題点がより一層発生する傾向が大
きい。そのため、クラックを発生させずに前記連結部の
断面積が20mm2以下(特に、審美性に優れる5〜1
5mm2程度)になるまで研削加工することは極めて困
難であり、前記連結部の断面積はせいぜい20mm2程
度までしか研削加工できなかった。従って、セラミック
多孔質層コア部及びこれに溶融ガラスを含浸させて得ら
れる歯科用陶材フレーム(例えば、3冠以上のブリッジ
等)は審美性に劣っていた。
【0008】なお、鋳込み泥漿の鋳込み成形により前記
連結部の断面積が5〜15mm2の成形体を得て、これ
を焼成して焼成体を得ても、前記焼成体を脱型する時に
クラックが発生したり、あるいは形態破損してしまい、
良品を得ることはできない。
連結部の断面積が5〜15mm2の成形体を得て、これ
を焼成して焼成体を得ても、前記焼成体を脱型する時に
クラックが発生したり、あるいは形態破損してしまい、
良品を得ることはできない。
【0009】また、特開平7−171167号公報に図
示されている型では、型の内部空隙にすきまを残したま
ま鋳込泥漿が充填される場合があった。そのため、目的
とする所定の形状のセラミック多孔質層コア部を得られ
ない場合があった。このような鋳込み不良の場合には、
脱型後に鋳込み不良部分に刷毛等で鋳込み泥漿を補充し
て完成させるが、この場合には、鋳込み成形した部分と
補充した部分との境界にクラックが発生しやすくなる。
特に、セラミック多孔質層コア部を砥石で研削加工して
形状を修正する際に前記境界にクラックが発生しやす
い。
示されている型では、型の内部空隙にすきまを残したま
ま鋳込泥漿が充填される場合があった。そのため、目的
とする所定の形状のセラミック多孔質層コア部を得られ
ない場合があった。このような鋳込み不良の場合には、
脱型後に鋳込み不良部分に刷毛等で鋳込み泥漿を補充し
て完成させるが、この場合には、鋳込み成形した部分と
補充した部分との境界にクラックが発生しやすくなる。
特に、セラミック多孔質層コア部を砥石で研削加工して
形状を修正する際に前記境界にクラックが発生しやす
い。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点の少なく
とも一を解決する、セラミック多孔質層コア部の加工方
法、この加工方法により加工されて成る形態調整セラミ
ック多孔質層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア
部の製造方法及び歯科用陶材フレームの製造方法を提供
することを目的とする。
とも一を解決する、セラミック多孔質層コア部の加工方
法、この加工方法により加工されて成る形態調整セラミ
ック多孔質層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア
部の製造方法及び歯科用陶材フレームの製造方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、セラミック
多孔質層コア部を砥石で研削加工して形状を修正する際
に、セラミック多孔質層コア部にクラックが発生するこ
と、及びセラミック多孔質層コア部にポリビニルアルコ
ールを含浸させたものを砥石で研削加工して形状を修正
する場合はクラックの発生を防止することができるとい
うことを見出し、本発明を完成するに至った。
多孔質層コア部を砥石で研削加工して形状を修正する際
に、セラミック多孔質層コア部にクラックが発生するこ
と、及びセラミック多孔質層コア部にポリビニルアルコ
ールを含浸させたものを砥石で研削加工して形状を修正
する場合はクラックの発生を防止することができるとい
うことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明によれば、以下のセラミック
多孔質層コア部の加工方法、形態調整セラミック多孔質
層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア部の製造方
法及び歯科用陶材フレームの製造方法のいずれかにより
上記目的を達成することができる。
多孔質層コア部の加工方法、形態調整セラミック多孔質
層コア部、形態調整セラミック多孔質層コア部の製造方
法及び歯科用陶材フレームの製造方法のいずれかにより
上記目的を達成することができる。
【0013】セラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整す
る加工工程を含むセラミック多孔質層コア部の加工方
法。
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整す
る加工工程を含むセラミック多孔質層コア部の加工方
法。
【0014】冠状のセラミック多孔質層コア部が連結部
で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部の含浸連結部を、前記含浸連
結部の断面積が5〜15mm2になるまで研削加工する
上記セラミック多孔質層コア部の加工方法。
で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部の含浸連結部を、前記含浸連
結部の断面積が5〜15mm2になるまで研削加工する
上記セラミック多孔質層コア部の加工方法。
【0015】上記セラミック多孔質層コア部の加工方
法により加工されて成る形態調整セラミック多孔質層コ
ア部。
法により加工されて成る形態調整セラミック多孔質層コ
ア部。
【0016】所定の形状を有する歯科用陶材フレームに
対応する空隙を有する型の内部の空隙に対して、前記空
隙に連通する細径部と前記細径部に連通する太径部から
成る柱状空隙から鋳込み泥漿を供給し鋳込み成形して成
形体を得る成形工程と、前記成形工程で得られた成形体
を焼成してセラミック多孔質層コア部を得る焼成工程
と、前記焼成工程で得られたセラミック多孔質層コア部
にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリビニルア
ルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削加工して
形態を調整する加工工程を含む形態調整セラミック多孔
質層コア部の製造方法。
対応する空隙を有する型の内部の空隙に対して、前記空
隙に連通する細径部と前記細径部に連通する太径部から
成る柱状空隙から鋳込み泥漿を供給し鋳込み成形して成
形体を得る成形工程と、前記成形工程で得られた成形体
を焼成してセラミック多孔質層コア部を得る焼成工程
と、前記焼成工程で得られたセラミック多孔質層コア部
にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリビニルア
ルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削加工して
形態を調整する加工工程を含む形態調整セラミック多孔
質層コア部の製造方法。
【0017】内径2〜3mmの前記細径部と内径4〜6
mmの前記太径部から成る前記柱状空隙から鋳込み泥漿
を供給する上記形態調整セラミック多孔質層コア部の製
造方法。
mmの前記太径部から成る前記柱状空隙から鋳込み泥漿
を供給する上記形態調整セラミック多孔質層コア部の製
造方法。
【0018】上記形態調整セラミック多孔質層コア部、
及び上記形態調整セラミック多孔質層コア部の製造方法
により得られた形態調整セラミック多孔質層コア部のい
ずれかであってポリビニルアルコールを除去した形態調
整セラミック多孔質層コア部に対して、溶融ガラスを含
浸させるガラス含浸工程を含む歯科用陶材フレームの製
造方法。なお、本願発明において数値範囲の記載は、両
端値のみならず、その中に含まれる全ての任意の中間値
を含むものとする。
及び上記形態調整セラミック多孔質層コア部の製造方法
により得られた形態調整セラミック多孔質層コア部のい
ずれかであってポリビニルアルコールを除去した形態調
整セラミック多孔質層コア部に対して、溶融ガラスを含
浸させるガラス含浸工程を含む歯科用陶材フレームの製
造方法。なお、本願発明において数値範囲の記載は、両
端値のみならず、その中に含まれる全ての任意の中間値
を含むものとする。
【0019】
〔セラミック多孔質層コア部の加工方法〕本発明のセラ
ミック多孔質層コア部の加工方法は、セラミック多孔質
層コア部にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリ
ビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削
加工して形態を調整する加工工程を含む。研削加工は、
砥石(好ましくは軸付き砥石)を用いて行うことができ
る。前記加工工程の前にはセラミック多孔質層コア部に
ポリビニルアルコールを含浸させる含浸工程を設けるこ
とができる。
ミック多孔質層コア部の加工方法は、セラミック多孔質
層コア部にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリ
ビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削
加工して形態を調整する加工工程を含む。研削加工は、
砥石(好ましくは軸付き砥石)を用いて行うことができ
る。前記加工工程の前にはセラミック多孔質層コア部に
ポリビニルアルコールを含浸させる含浸工程を設けるこ
とができる。
【0020】[ポリビニルアルコール含浸工程]ポリビ
ニルアルコールを含浸させるセラミック多孔質層コア部
は、好ましくは、アルミナ、ジルコニア又はスピネルの
いずれかを主成分とするものにする。セラミック多孔質
層コア部には、金、白金、銀、パラジウム又はこれらの
合金等の貴金属粉末を含有させることができる。
ニルアルコールを含浸させるセラミック多孔質層コア部
は、好ましくは、アルミナ、ジルコニア又はスピネルの
いずれかを主成分とするものにする。セラミック多孔質
層コア部には、金、白金、銀、パラジウム又はこれらの
合金等の貴金属粉末を含有させることができる。
【0021】セラミック多孔質層コア部における気孔の
割合(気孔度)は、好ましくは15〜35体積%、より
好ましくは20〜25体積%である。セラミック多孔質
層コア部における気孔の最大孔径は好ましくは1〜5μ
m(より好ましくは1〜2μm)であり、気孔の平均孔
径は0.1〜0.5μm(より好ましくは0.15〜
0.3μm)である。
割合(気孔度)は、好ましくは15〜35体積%、より
好ましくは20〜25体積%である。セラミック多孔質
層コア部における気孔の最大孔径は好ましくは1〜5μ
m(より好ましくは1〜2μm)であり、気孔の平均孔
径は0.1〜0.5μm(より好ましくは0.15〜
0.3μm)である。
【0022】セラミック多孔質層コア部は、例えばセラ
ミックス粉末を水で溶かし模型の上に築盛した後コンデ
ンスするコンデンス法、スリップキャスティング法又は
刷毛成形法等を用いて、セラミックス粉末(又はセラミ
ックス粉末と金属粉末)を成形して成形体を得て、前記
成形体を焼成(1次焼成)して得ることができる。
ミックス粉末を水で溶かし模型の上に築盛した後コンデ
ンスするコンデンス法、スリップキャスティング法又は
刷毛成形法等を用いて、セラミックス粉末(又はセラミ
ックス粉末と金属粉末)を成形して成形体を得て、前記
成形体を焼成(1次焼成)して得ることができる。
【0023】また、セラミック多孔質層コア部は、アル
ミナ等を含有するセラミック粉末と水を混合してスリッ
プを得て、前記スリップを型の内部の空隙に流し込んで
固化させる鋳込み成形により成形体を得て、前記成形体
を焼成(1次焼成)して得ることができる。前記型とし
ては、凹所を有する主型と、これに対応する突起部を有
する副型から成る型を用いることができる。1次焼成の
温度及び時間は、好ましくは、後述の形態調整セラミッ
ク多孔質層コア部の製造方法における焼成工程の温度及
び時間と同様にする。
ミナ等を含有するセラミック粉末と水を混合してスリッ
プを得て、前記スリップを型の内部の空隙に流し込んで
固化させる鋳込み成形により成形体を得て、前記成形体
を焼成(1次焼成)して得ることができる。前記型とし
ては、凹所を有する主型と、これに対応する突起部を有
する副型から成る型を用いることができる。1次焼成の
温度及び時間は、好ましくは、後述の形態調整セラミッ
ク多孔質層コア部の製造方法における焼成工程の温度及
び時間と同様にする。
【0024】セラミック多孔質層コア部には、好ましく
はポリビニルアルコールを溶媒に溶解させた溶液(より
好ましくはポリビニルアルコール水溶液)を含浸させ、
前記溶媒を除去して、ポリビニルアルコール含浸セラミ
ック多孔質層コア部を得る。前記溶媒としてポリビニル
アルコール水溶液を含浸させた場合は、そのまま放置し
て自然乾燥させたり、加温して強制的に乾燥することが
できる。加温して強制的に乾燥する場合、好ましくは2
0〜80℃にして乾燥にする。
はポリビニルアルコールを溶媒に溶解させた溶液(より
好ましくはポリビニルアルコール水溶液)を含浸させ、
前記溶媒を除去して、ポリビニルアルコール含浸セラミ
ック多孔質層コア部を得る。前記溶媒としてポリビニル
アルコール水溶液を含浸させた場合は、そのまま放置し
て自然乾燥させたり、加温して強制的に乾燥することが
できる。加温して強制的に乾燥する場合、好ましくは2
0〜80℃にして乾燥にする。
【0025】ポリビニルアルコール水溶液の濃度は、好
ましくは5〜15重量%(より好ましくは6〜14重量
%)にする。前記濃度が5重量%未満の場合には、クラ
ック発生を防止する効果が不明瞭になりクラックが発生
しやすくなる傾向がある。前記濃度が15重量%を越え
る場合には、クラック発生を防止する効果はあるが、ポ
リビニルアルコールの皮膜が砥石にまとわり付いて研削
加工しにくくなる傾向がある。
ましくは5〜15重量%(より好ましくは6〜14重量
%)にする。前記濃度が5重量%未満の場合には、クラ
ック発生を防止する効果が不明瞭になりクラックが発生
しやすくなる傾向がある。前記濃度が15重量%を越え
る場合には、クラック発生を防止する効果はあるが、ポ
リビニルアルコールの皮膜が砥石にまとわり付いて研削
加工しにくくなる傾向がある。
【0026】[ポリビニルアルコール除去工程]前記ポ
リビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研
削加工して形態を調整した後には、含浸したポリビニル
アルコールを除去することができる。好ましくは、ビー
カー等の容器に、ポリビニルアルコールを溶解すること
ができる溶媒(例えば水道水等の水)を入れ、形態調整
した前記ポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質層
コア部を前記溶媒に浸して軽く洗浄して、含浸している
ポリビニルアルコールを除去することにより、ポリビニ
ルアルコールを除去され形態を調整されたセラミック多
孔質層コア部を得ることができる。前記セラミック多孔
質層コア部は、前記溶媒から取り出して自然乾燥させ
る。
リビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研
削加工して形態を調整した後には、含浸したポリビニル
アルコールを除去することができる。好ましくは、ビー
カー等の容器に、ポリビニルアルコールを溶解すること
ができる溶媒(例えば水道水等の水)を入れ、形態調整
した前記ポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質層
コア部を前記溶媒に浸して軽く洗浄して、含浸している
ポリビニルアルコールを除去することにより、ポリビニ
ルアルコールを除去され形態を調整されたセラミック多
孔質層コア部を得ることができる。前記セラミック多孔
質層コア部は、前記溶媒から取り出して自然乾燥させ
る。
【0027】〔形態調整セラミック多孔質層コア部の製
造方法〕本発明の形態調整セラミック多孔質層コア部の
製造方法は、次のような成形工程、焼成工程及び加工工
程を含む。
造方法〕本発明の形態調整セラミック多孔質層コア部の
製造方法は、次のような成形工程、焼成工程及び加工工
程を含む。
【0028】[成形工程]成形工程は、所定の形状を有
する歯科用陶材フレームに対応する空隙を有する型の内
部の空隙に対して、前記空隙に連通する細径部と前記細
径部に連通する太径部から成る柱状空隙から鋳込み泥漿
を供給し鋳込み成形して成形体を得る工程である。
する歯科用陶材フレームに対応する空隙を有する型の内
部の空隙に対して、前記空隙に連通する細径部と前記細
径部に連通する太径部から成る柱状空隙から鋳込み泥漿
を供給し鋳込み成形して成形体を得る工程である。
【0029】鋳込み泥漿は、鋳込み成形が可能な泥漿で
ある。鋳込み泥漿には、金属酸化物(ガラス組成も含有
する金属酸化物)等のセラミックス粉末、又は、これら
と金属(Au等の貴金属)の粉末を含有させることがで
きる。
ある。鋳込み泥漿には、金属酸化物(ガラス組成も含有
する金属酸化物)等のセラミックス粉末、又は、これら
と金属(Au等の貴金属)の粉末を含有させることがで
きる。
【0030】セラミックス粉末は、好ましくは平均粒子
径が1〜5μmのものを用い、より好ましくは粒径1μ
m以下の微細粒子の含有量が8〜35重量%で他の粒子
が粒径1μmを越える粉末を用いる。セラミックス粉末
には、金属粉末、好ましくは、金、白金、銀、パラジウ
ム又はこれらの合金等の貴金属粉末を添加することがで
きる。かかる金属粉末の平均粒子径は、好ましくは0.
1〜2μmにする。前記金属粉末の添加量は、セラミッ
クス粉末100重量部に対して好ましくは0.01〜1
重量部である。
径が1〜5μmのものを用い、より好ましくは粒径1μ
m以下の微細粒子の含有量が8〜35重量%で他の粒子
が粒径1μmを越える粉末を用いる。セラミックス粉末
には、金属粉末、好ましくは、金、白金、銀、パラジウ
ム又はこれらの合金等の貴金属粉末を添加することがで
きる。かかる金属粉末の平均粒子径は、好ましくは0.
1〜2μmにする。前記金属粉末の添加量は、セラミッ
クス粉末100重量部に対して好ましくは0.01〜1
重量部である。
【0031】上記金属粉末は、強度、信頼性を向上させ
ると共に、色調をととのえ抗菌作用に寄与する点から、
金(Au)であることが好ましく、又上記金属酸化物等
のセラミックス粉末は耐蝕性、強度及び金属との熱膨張
係数の整合性の点から、主として、アルミナ(Al
2O3)又はジルコニア(ZrO2)であることが好まし
い。
ると共に、色調をととのえ抗菌作用に寄与する点から、
金(Au)であることが好ましく、又上記金属酸化物等
のセラミックス粉末は耐蝕性、強度及び金属との熱膨張
係数の整合性の点から、主として、アルミナ(Al
2O3)又はジルコニア(ZrO2)であることが好まし
い。
【0032】鋳込み泥漿には、ガラス粉末を含有させる
ことができる。前記ガラス粉末の平均粒子径は、セラミ
ックス粉末の平均粒子径と同様に1〜5μmのものが好
ましい。
ことができる。前記ガラス粉末の平均粒子径は、セラミ
ックス粉末の平均粒子径と同様に1〜5μmのものが好
ましい。
【0033】この工程で用いることができる型の一例を
用いた鋳込み成形を図面に基づいて説明する。図1に示
された母型(主型)31と図2に示された3冠ブリッジ
の模型(副型)32を図3に示すように組合わせること
により空間部33を形成した。この空間部33は、歯科
用陶材フレームに対応する空隙に相当する。
用いた鋳込み成形を図面に基づいて説明する。図1に示
された母型(主型)31と図2に示された3冠ブリッジ
の模型(副型)32を図3に示すように組合わせること
により空間部33を形成した。この空間部33は、歯科
用陶材フレームに対応する空隙に相当する。
【0034】注入口34からスリップ(鋳込み泥漿)を
注入して前記空間部33にスリップを充填して鋳込み成
形を行って成形体を得た。母型31は、空間部33に連
通する細径部11と前記細径部に連通する太径部12か
ら成る柱状空隙(ジェットスプルー)を有する。排出口
35及び36は、空間部33の空気あるいは、余分のス
リップを排出するためのものである。
注入して前記空間部33にスリップを充填して鋳込み成
形を行って成形体を得た。母型31は、空間部33に連
通する細径部11と前記細径部に連通する太径部12か
ら成る柱状空隙(ジェットスプルー)を有する。排出口
35及び36は、空間部33の空気あるいは、余分のス
リップを排出するためのものである。
【0035】細径部11の内径は好ましくは2〜3mm
にする。前記内径が2mm未満の場合は、鋳込み圧が低
下し鋳込み不良が発生しやすくなる傾向がある。前記内
径が3mmを越える場合は鋳込み泥漿から得られた乾燥
成形体の脱型時に前記乾燥成形体の上端(前記細径部の
近傍)を破損しやすくなる傾向がある。細径部11の長
さは、好ましくは2〜4mmにする。
にする。前記内径が2mm未満の場合は、鋳込み圧が低
下し鋳込み不良が発生しやすくなる傾向がある。前記内
径が3mmを越える場合は鋳込み泥漿から得られた乾燥
成形体の脱型時に前記乾燥成形体の上端(前記細径部の
近傍)を破損しやすくなる傾向がある。細径部11の長
さは、好ましくは2〜4mmにする。
【0036】太径部12の内径は好ましくは4〜6mm
にする。前記内径が4mm未満の場合は、鋳込み圧が低
下し鋳込み不良が発生しやすくなる傾向がある。前記内
径が6mmを越える場合は、2冠以上の歯科用陶材フレ
ームを作成するためのセラミック多孔質層コア部を作成
する場合に、隣接する歯に対応するスプルー同士が干渉
する(連通する)傾向がある。太径部12の長さは、好
ましくは10〜20mmにする。
にする。前記内径が4mm未満の場合は、鋳込み圧が低
下し鋳込み不良が発生しやすくなる傾向がある。前記内
径が6mmを越える場合は、2冠以上の歯科用陶材フレ
ームを作成するためのセラミック多孔質層コア部を作成
する場合に、隣接する歯に対応するスプルー同士が干渉
する(連通する)傾向がある。太径部12の長さは、好
ましくは10〜20mmにする。
【0037】スリップの粘度は、好ましくは40〜80
cpsである。スリップは、前記柱状空隙(ジェットス
プルー)の太径部12の内径に対応する外形のピストン
により加圧鋳込み注入したり、スポイト等により自然鋳
込み注入することができる。
cpsである。スリップは、前記柱状空隙(ジェットス
プルー)の太径部12の内径に対応する外形のピストン
により加圧鋳込み注入したり、スポイト等により自然鋳
込み注入することができる。
【0038】図3の鋳込み模型により成形して得られた
成形体を図3に示す鋳込み模型ごと乾燥する。鋳込み泥
漿から得られた成形体を乾燥する温度は、好ましくは室
温〜120℃(より好ましくは室温〜50℃)にし、乾
燥する時間は、好ましくは0.5時間〜一昼夜(より好
ましくは5〜6時間)にする。例えば、約50℃に3時
間保持して乾燥する。その後、鋳込み模型より成形体を
取り出す。
成形体を図3に示す鋳込み模型ごと乾燥する。鋳込み泥
漿から得られた成形体を乾燥する温度は、好ましくは室
温〜120℃(より好ましくは室温〜50℃)にし、乾
燥する時間は、好ましくは0.5時間〜一昼夜(より好
ましくは5〜6時間)にする。例えば、約50℃に3時
間保持して乾燥する。その後、鋳込み模型より成形体を
取り出す。
【0039】[焼成工程]焼成工程は、前記成形工程で
得られた成形体を焼成(1次焼成)してセラミック多孔
質層コア部を得る工程である。
得られた成形体を焼成(1次焼成)してセラミック多孔
質層コア部を得る工程である。
【0040】乾燥した成形体を焼成する温度は、好まし
くは1000〜1250℃(より好ましくは1100〜
1250℃)にし、焼成する時間は、好ましくは10分
〜4時間(より好ましくは2〜3時間)にする。また、
常温から前記焼成温度に到達させるまでの昇温時間は、
例えば20分〜2時間にすることができる。
くは1000〜1250℃(より好ましくは1100〜
1250℃)にし、焼成する時間は、好ましくは10分
〜4時間(より好ましくは2〜3時間)にする。また、
常温から前記焼成温度に到達させるまでの昇温時間は、
例えば20分〜2時間にすることができる。
【0041】例えば、図3の鋳込み模型により成形して
得られた成形体を図3に示す鋳込み模型ごと乾燥し、脱
型して得られた乾燥成形体を焼成して、図4に示すセラ
ミック多孔質層コア部を得ることができる。
得られた成形体を図3に示す鋳込み模型ごと乾燥し、脱
型して得られた乾燥成形体を焼成して、図4に示すセラ
ミック多孔質層コア部を得ることができる。
【0042】[加工工程]加工工程は、前記焼成工程で
得られたセラミック多孔質層コア部にポリビニルアルコ
ールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸セラミ
ック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整する工程
であり、本発明のセラミック多孔質層コア部の加工方法
における加工工程と同様の工程である。
得られたセラミック多孔質層コア部にポリビニルアルコ
ールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸セラミ
ック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整する工程
であり、本発明のセラミック多孔質層コア部の加工方法
における加工工程と同様の工程である。
【0043】従って、この加工工程の前にはセラミック
多孔質層コア部にポリビニルアルコールを含浸させる前
記ポリビニルアルコール含浸工程を設けることができ、
この加工工程の後にはポリビニルアルコールを除去する
前記ポリビニルアルコール除去工程を設けることができ
る。
多孔質層コア部にポリビニルアルコールを含浸させる前
記ポリビニルアルコール含浸工程を設けることができ、
この加工工程の後にはポリビニルアルコールを除去する
前記ポリビニルアルコール除去工程を設けることができ
る。
【0044】冠状のセラミック多孔質層コア部が連結部
で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部の含浸連結部は、前記含浸連
結部の断面積が5〜15mm2に細くなるまで研削加工
することができる。
で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部の含浸連結部は、前記含浸連
結部の断面積が5〜15mm2に細くなるまで研削加工
することができる。
【0045】例えば、図4に示されているような、冠状
のセラミック多孔質層コア部40a、40b及び40c
が連結部41、42で連結して成るセラミック多孔質層
コア部に、ポリビニルアルコールを含浸させて得られた
ポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部の
ポリビニルアルコール含浸連結部41’、42’を研削
加工する場合には、前記含浸連結部の断面積が5〜15
mm2になるまで研削加工することができる。例えば、
図4のA−A’線における含浸連結部42’を、図5に
示されている破線51で囲まれる加工前の断面51(断
面積は20mm2を越える)から斜線で示される加工後
の断面52(断面積は5〜15mm2)になるまで研削
加工することができる。
のセラミック多孔質層コア部40a、40b及び40c
が連結部41、42で連結して成るセラミック多孔質層
コア部に、ポリビニルアルコールを含浸させて得られた
ポリビニルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部の
ポリビニルアルコール含浸連結部41’、42’を研削
加工する場合には、前記含浸連結部の断面積が5〜15
mm2になるまで研削加工することができる。例えば、
図4のA−A’線における含浸連結部42’を、図5に
示されている破線51で囲まれる加工前の断面51(断
面積は20mm2を越える)から斜線で示される加工後
の断面52(断面積は5〜15mm2)になるまで研削
加工することができる。
【0046】〔歯科用陶材フレームの製造方法〕本発明
の歯科用陶材フレームの製造方法は、ポリビニルアルコ
ールを除去した形態調整セラミック多孔質層コア部に対
して、溶融ガラスを含浸させるガラス含浸工程を含む。
の歯科用陶材フレームの製造方法は、ポリビニルアルコ
ールを除去した形態調整セラミック多孔質層コア部に対
して、溶融ガラスを含浸させるガラス含浸工程を含む。
【0047】形態調整セラミック多孔質層コア部に含浸
させるガラスは、その構成成分がB2O3、SiO2、A
l2O3およびLa2O3からなることが好ましい。B
2O3、SiO2はガラスの必須成分であり、La2O3は
ガラス強度および硬質増加、さらに色消し剤としての作
用と含浸に有利な粘性との観点から、Al2O3はガラス
の強度および硬度増加の観点から好ましい。
させるガラスは、その構成成分がB2O3、SiO2、A
l2O3およびLa2O3からなることが好ましい。B
2O3、SiO2はガラスの必須成分であり、La2O3は
ガラス強度および硬質増加、さらに色消し剤としての作
用と含浸に有利な粘性との観点から、Al2O3はガラス
の強度および硬度増加の観点から好ましい。
【0048】形態調整セラミック多孔質層コア部への溶
融ガラスの含浸は、セラミック多孔質層コア部を得る焼
成温度(前記1次焼成の温度)よりやや低い温度で保持
することが好ましい。なお、昇温速度については、使用
する材料および築盛方法等に応じて選択することができ
る。
融ガラスの含浸は、セラミック多孔質層コア部を得る焼
成温度(前記1次焼成の温度)よりやや低い温度で保持
することが好ましい。なお、昇温速度については、使用
する材料および築盛方法等に応じて選択することができ
る。
【0049】
【実施例】以下、実施例を詳細に説明をする。 [実施例1]平均粒径が3μmのアルミナ粉末原料10
gに水分1.5gを添加してスリップを作成し、石膏耐
火模型上に鋳込み、その上にポリビニルアルコール10
重量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに被覆し、これ
を150℃で30分保持した後、1120℃まで40分
で昇温し、その後1120℃で10分保持して焼成し
た。得られた多冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部
の形態修正をする前に、セラミック多孔質層コア部にポ
リビニルアルコール10重量%水溶液を含浸させ乾燥し
た後、軸付き砥石で加工した。
gに水分1.5gを添加してスリップを作成し、石膏耐
火模型上に鋳込み、その上にポリビニルアルコール10
重量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに被覆し、これ
を150℃で30分保持した後、1120℃まで40分
で昇温し、その後1120℃で10分保持して焼成し
た。得られた多冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部
の形態修正をする前に、セラミック多孔質層コア部にポ
リビニルアルコール10重量%水溶液を含浸させ乾燥し
た後、軸付き砥石で加工した。
【0050】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
【0051】[実施例2]得られた多冠ブリッジのセラ
ミック多孔質層コア部の形態修正をする前に、セラミッ
ク多孔質層コア部にポリビニルアルコール6重量%水溶
液を含浸させる以外は前記実施例1と同様にした。
ミック多孔質層コア部の形態修正をする前に、セラミッ
ク多孔質層コア部にポリビニルアルコール6重量%水溶
液を含浸させる以外は前記実施例1と同様にした。
【0052】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
【0053】[実施例3]得られた多冠ブリッジのセラ
ミック多孔質層コア部の形態修正をする前に、セラミッ
ク多孔質層コア部にポリビニルアルコール14重量%水
溶液を含浸させる以外は前記実施例1と同様にした。
ミック多孔質層コア部の形態修正をする前に、セラミッ
ク多孔質層コア部にポリビニルアルコール14重量%水
溶液を含浸させる以外は前記実施例1と同様にした。
【0054】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該多
冠ブリッジのセラミック多孔質層コア部はクラックのな
い多孔質体であった。
【0055】[比較例1]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、石膏耐火
模型上に鋳込み、その上にポリビニルアルコール10重
量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに被覆し、これを
150℃で30分保持した後、1120℃まで40分で
昇温し、その後1120℃で10分保持して焼成した。
得られたセラミック多孔質層コア部を軸付き砥石で加工
した。加工後のセラミック多孔質層コア部を赤インクに
浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セラミッ
ク多孔質体にクラックが観察された。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、石膏耐火
模型上に鋳込み、その上にポリビニルアルコール10重
量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに被覆し、これを
150℃で30分保持した後、1120℃まで40分で
昇温し、その後1120℃で10分保持して焼成した。
得られたセラミック多孔質層コア部を軸付き砥石で加工
した。加工後のセラミック多孔質層コア部を赤インクに
浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セラミッ
ク多孔質体にクラックが観察された。
【0056】[実施例4]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料10gに水分1.5gを添加してスリップを作
成し、石膏耐火模型上に鋳込み、その上にポリビニルア
ルコール10重量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに
被覆し、これを150℃で30分保持した後、1120
℃まで40分で昇温し、その後1120℃で10分保持
して焼成した。得られた多冠ブリッジのセラミック多孔
質層コア部の形態修正をする前に、セラミック多孔質層
コア部にポリビニルアルコール10重量%水溶液を含浸
させ乾燥し、その歯冠を連結する部分の断面積を5mm
2に軸付き砥石で加工した。
粉末原料10gに水分1.5gを添加してスリップを作
成し、石膏耐火模型上に鋳込み、その上にポリビニルア
ルコール10重量%水溶液を厚さ0.1〜0.2mmに
被覆し、これを150℃で30分保持した後、1120
℃まで40分で昇温し、その後1120℃で10分保持
して焼成した。得られた多冠ブリッジのセラミック多孔
質層コア部の形態修正をする前に、セラミック多孔質層
コア部にポリビニルアルコール10重量%水溶液を含浸
させ乾燥し、その歯冠を連結する部分の断面積を5mm
2に軸付き砥石で加工した。
【0057】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質層コア部はクラックのない多孔質体であ
った。また、このセラミック多孔質層コア部の連結部分
は、最小限の加工で容易に作成でき、且つ審美性に優れ
た歯冠であった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質層コア部はクラックのない多孔質体であ
った。また、このセラミック多孔質層コア部の連結部分
は、最小限の加工で容易に作成でき、且つ審美性に優れ
た歯冠であった。
【0058】[実施例5]前記歯冠を連結する部分の断
面積を15mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実
施例4と同様にした。
面積を15mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実
施例4と同様にした。
【0059】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質層コア部はクラックのない多孔質体であ
った。また、このセラミック多孔質層コア部の連結部分
は、最小限の加工で容易に作成でき、且つ審美性に優れ
た歯冠であった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質層コア部はクラックのない多孔質体であ
った。また、このセラミック多孔質層コア部の連結部分
は、最小限の加工で容易に作成でき、且つ審美性に優れ
た歯冠であった。
【0060】[実施例6]前記歯冠を連結する部分の断
面積を16mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実
施例4と同様にした。
面積を16mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実
施例4と同様にした。
【0061】次いで、セラミック多孔質層コア部を赤イ
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質体にクラックは観察されなかった。ま
た、該セラミック多孔質層コア部に溶融ガラスを含浸さ
せ、更に得られたコア材上に歯冠色陶材を焼き付けたと
ころ、審美性の良くない形態の補綴物になった。
ンクに浸しクラックの有無を確認した。その結果、該セ
ラミック多孔質体にクラックは観察されなかった。ま
た、該セラミック多孔質層コア部に溶融ガラスを含浸さ
せ、更に得られたコア材上に歯冠色陶材を焼き付けたと
ころ、審美性の良くない形態の補綴物になった。
【0062】[参考例1]前記歯冠を連結する部分の断
面積を4mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実施
例4と同様にした。次いで、セラミック多孔質層コア部
を赤インクに浸しクラックの有無を確認した。その結
果、該セラミック多孔質体にクラックが観察された。
面積を4mm2に軸付き砥石で加工する以外は前記実施
例4と同様にした。次いで、セラミック多孔質層コア部
を赤インクに浸しクラックの有無を確認した。その結
果、該セラミック多孔質体にクラックが観察された。
【0063】[実施例7]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部5.0mmφ
(長さ10mm)、細径部2.5mmφ(長さ4mm)
の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行
い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認
した。その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体で
あった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部5.0mmφ
(長さ10mm)、細径部2.5mmφ(長さ4mm)
の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行
い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認
した。その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体で
あった。
【0064】[実施例8]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部4mmφ(長
さ10mm)、細径部2mmφ(長さ2mm)の鋳込み
型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空気中
で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。その
結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部4mmφ(長
さ10mm)、細径部2mmφ(長さ2mm)の鋳込み
型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空気中
で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。その
結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であった。
【0065】[実施例9]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部4mmφ(長
さ10mm)、細径部3mmφ(長さ2mm)の鋳込み
型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空気中
で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。その
結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部4mmφ(長
さ10mm)、細径部3mmφ(長さ2mm)の鋳込み
型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空気中
で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。その
結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であった。
【0066】[実施例10]平均粒径が3μmのアルミ
ナ粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェッ
トスプルー形状で、そのスプルー径が太径部6mmφ
(長さ10mm)、細径部2mmφ(長さ2mm)の鋳
込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空
気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。
その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であっ
た。
ナ粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェッ
トスプルー形状で、そのスプルー径が太径部6mmφ
(長さ10mm)、細径部2mmφ(長さ2mm)の鋳
込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空
気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。
その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であっ
た。
【0067】[実施例11]平均粒径が3μmのアルミ
ナ粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェッ
トスプルー形状で、そのスプルー径が太径部6mmφ
(長さ20mm)、細径部3mmφ(長さ4mm)の鋳
込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空
気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。
その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であっ
た。
ナ粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェッ
トスプルー形状で、そのスプルー径が太径部6mmφ
(長さ20mm)、細径部3mmφ(長さ4mm)の鋳
込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行い空
気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認した。
その結果、該成形体は鋳込み不良のない成形体であっ
た。
【0068】[比較例2]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、円柱スプ
ルー形状で、そのスプルー径が3.2mmφ(長さ15
mm)の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成
形を行い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体
を確認した。その結果、該成形体は鋳込み不良が生じた
成形体であった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、円柱スプ
ルー形状で、そのスプルー径が3.2mmφ(長さ15
mm)の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成
形を行い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体
を確認した。その結果、該成形体は鋳込み不良が生じた
成形体であった。
【0069】[比較例3]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、円柱スプ
ルー形状で、そのスプルー径が5.0mmφ(長さ15
mm)の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成
形を行い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体
を確認した。その結果、該成形体は脱型時に成形体上部
にクラックが生じた成形体であった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、円柱スプ
ルー形状で、そのスプルー径が5.0mmφ(長さ15
mm)の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成
形を行い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体
を確認した。その結果、該成形体は脱型時に成形体上部
にクラックが生じた成形体であった。
【0070】[参考例2]平均粒径が3μmのアルミナ
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部5.0mmφ
(長さ10mm)、細径部1.5mmφ(長さ2mm)
の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行
い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認
した。その結果、該成形体は鋳込み不良が生じた成形体
であった。
粉末原料に水分を添加してスリップを作成し、ジェット
スプルー形状で、そのスプルー径が太径部5.0mmφ
(長さ10mm)、細径部1.5mmφ(長さ2mm)
の鋳込み型に石膏耐火模型をセットし、鋳込み成形を行
い、空気中で乾燥した後脱型をして、その成形体を確認
した。その結果、該成形体は鋳込み不良が生じた成形体
であった。
【0071】
【発明の効果】請求項1〜2のセラミック多孔質層コア
部の加工方法は、セラミック多孔質層コア部にポリビニ
ルアルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含
浸セラミック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整
する加工工程を含むので、クラックの発生を防止してセ
ラミック多孔質層コア部を研削加工することができる、
という基本的な効果を奏することができる。
部の加工方法は、セラミック多孔質層コア部にポリビニ
ルアルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含
浸セラミック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整
する加工工程を含むので、クラックの発生を防止してセ
ラミック多孔質層コア部を研削加工することができる、
という基本的な効果を奏することができる。
【0072】特に、冠状のセラミック多孔質層コア部が
連結部で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリ
ビニルアルコールを含浸させて成るポリビニルアルコー
ル含浸セラミック多孔質層コア部の含浸連結部を砥石で
研削加工する場合でも、クラックの発生を防止して含浸
連結部の断面積が5〜15mm2になるまで細く研削加
工することができる。
連結部で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリ
ビニルアルコールを含浸させて成るポリビニルアルコー
ル含浸セラミック多孔質層コア部の含浸連結部を砥石で
研削加工する場合でも、クラックの発生を防止して含浸
連結部の断面積が5〜15mm2になるまで細く研削加
工することができる。
【0073】請求項2のセラミック多孔質層コア部の加
工方法は、冠状のセラミック多孔質層コア部が連結部で
連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニルア
ルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸セ
ラミック多孔質層コア部の含浸連結部を、前記含浸連結
部の断面積が5〜15mm2になるまで研削加工するの
で、審美性に優れると共にクラックが無く強度に優れる
形態調整セラミック多孔質層コア部及び歯科用陶材フレ
ームを製造することができる。
工方法は、冠状のセラミック多孔質層コア部が連結部で
連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニルア
ルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸セ
ラミック多孔質層コア部の含浸連結部を、前記含浸連結
部の断面積が5〜15mm2になるまで研削加工するの
で、審美性に優れると共にクラックが無く強度に優れる
形態調整セラミック多孔質層コア部及び歯科用陶材フレ
ームを製造することができる。
【0074】請求項4の形態調整セラミック多孔質層コ
ア部の製造方法は、所定の形状を有する歯科用陶材フレ
ームに対応する空隙を有する型の内部の空隙に対して、
前記空隙に連通する細径部と前記細径部に連通する太径
部から成る柱状空隙から鋳込み泥漿を供給し鋳込み成形
して成形体を得る成形工程と、前記成形工程で得られた
成形体を焼成してセラミック多孔質層コア部を得る焼成
工程と、前記焼成工程で得られたセラミック多孔質層コ
ア部にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリビニ
ルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削加工
して形態を調整する加工工程を含むので、クラックの発
生を防止して形態調整セラミック多孔質層コア部を製造
することができる、という基本的な効果を奏することが
できる。
ア部の製造方法は、所定の形状を有する歯科用陶材フレ
ームに対応する空隙を有する型の内部の空隙に対して、
前記空隙に連通する細径部と前記細径部に連通する太径
部から成る柱状空隙から鋳込み泥漿を供給し鋳込み成形
して成形体を得る成形工程と、前記成形工程で得られた
成形体を焼成してセラミック多孔質層コア部を得る焼成
工程と、前記焼成工程で得られたセラミック多孔質層コ
ア部にポリビニルアルコールを含浸させて成るポリビニ
ルアルコール含浸セラミック多孔質層コア部を研削加工
して形態を調整する加工工程を含むので、クラックの発
生を防止して形態調整セラミック多孔質層コア部を製造
することができる、という基本的な効果を奏することが
できる。
【0075】即ち、請求項4の形態調整セラミック多孔
質層コア部の製造方法は、型の内部空隙にすきまを残し
たまま鋳込泥漿が充填される鋳込み不良を防止してセラ
ミック多孔質層コア部を得ることができる。そのため、
脱型後に鋳込み不良部分に刷毛等で鋳込泥漿を補充し
て、目的とする所定の形状のセラミック多孔質体を得る
必要がないので、鋳込み成形した部分と補充した部分と
の境界にクラックが発生するという問題点は生じない。
質層コア部の製造方法は、型の内部空隙にすきまを残し
たまま鋳込泥漿が充填される鋳込み不良を防止してセラ
ミック多孔質層コア部を得ることができる。そのため、
脱型後に鋳込み不良部分に刷毛等で鋳込泥漿を補充し
て、目的とする所定の形状のセラミック多孔質体を得る
必要がないので、鋳込み成形した部分と補充した部分と
の境界にクラックが発生するという問題点は生じない。
【0076】さらに、請求項4の形態調整セラミック多
孔質層コア部の製造方法は、クラックの発生を防止して
セラミック多孔質層コア部を研削加工することができ
る。従って、クラックのない形態調整セラミック多孔質
層コア部を高歩留まりで製造することができる。
孔質層コア部の製造方法は、クラックの発生を防止して
セラミック多孔質層コア部を研削加工することができ
る。従って、クラックのない形態調整セラミック多孔質
層コア部を高歩留まりで製造することができる。
【0077】請求項5の形態調整セラミック多孔質層コ
ア部の製造方法は、上記基本的効果が顕著である。
ア部の製造方法は、上記基本的効果が顕著である。
【0078】請求項6の歯科用陶材フレームの製造方法
は、請求項3の形態調整セラミック多孔質層コア部、及
び請求項4又は5の形態調整セラミック多孔質層コア部
の製造方法により得られた形態調整セラミック多孔質層
コア部のいずれかであってポリビニルアルコールを除去
した形態調整セラミック多孔質層コア部に対して、溶融
ガラスを含浸させるガラス含浸工程を含むので、セラミ
ック多孔質層コア部にクラックのない歯科用陶材フレー
ムを高い歩留まりで製造することができる。
は、請求項3の形態調整セラミック多孔質層コア部、及
び請求項4又は5の形態調整セラミック多孔質層コア部
の製造方法により得られた形態調整セラミック多孔質層
コア部のいずれかであってポリビニルアルコールを除去
した形態調整セラミック多孔質層コア部に対して、溶融
ガラスを含浸させるガラス含浸工程を含むので、セラミ
ック多孔質層コア部にクラックのない歯科用陶材フレー
ムを高い歩留まりで製造することができる。
【図1】主型である母型の断面図である。
【図2】副型である3冠ブリッジの模型の断面図であ
る。
る。
【図3】主型の凹所と副型の突起部により形成される空
間部の断面図である。
間部の断面図である。
【図4】セラミック多孔質層コア部の断面図である。
【図5】図4のA−A’線の拡大断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】セラミック多孔質層コア部にポリビニルア
ルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸セ
ラミック多孔質層コア部を研削加工して形態を調整する
加工工程を含むことを特徴とするセラミック多孔質層コ
ア部の加工方法。 - 【請求項2】冠状のセラミック多孔質層コア部が連結部
で連結して成るセラミック多孔質層コア部にポリビニル
アルコールを含浸させて成るポリビニルアルコール含浸
セラミック多孔質層コア部の含浸連結部を、前記含浸連
結部の断面積が5〜15mm2になるまで研削加工する
ことを特徴とする請求項1に記載のセラミック多孔質層
コア部の加工方法。 - 【請求項3】請求項1〜2のいずれかに記載のセラミッ
ク多孔質層コア部の加工方法により加工されて成ること
を特徴とする形態調整セラミック多孔質層コア部。 - 【請求項4】所定の形状を有する歯科用陶材フレームに
対応する空隙を有する型の内部の空隙に対して、前記空
隙に連通する細径部と前記細径部に連通する太径部から
成る柱状空隙から鋳込み泥漿を供給し鋳込み成形して成
形体を得る成形工程と、 前記成形工程で得られた成形体を焼成してセラミック多
孔質層コア部を得る焼成工程と、 前記焼成工程で得られたセラミック多孔質層コア部にポ
リビニルアルコールを含浸させて成るポリビニルアルコ
ール含浸セラミック多孔質層コア部を研削加工して形態
を調整する加工工程を含むことを特徴とする形態調整セ
ラミック多孔質層コア部の製造方法。 - 【請求項5】内径2〜3mmの前記細径部と内径4〜6
mmの前記太径部から成る前記柱状空隙から鋳込み泥漿
を供給することを特徴とする請求項4に記載の形態調整
セラミック多孔質層コア部の製造方法。 - 【請求項6】請求項3の形態調整セラミック多孔質層コ
ア部、及び請求項4又は5の形態調整セラミック多孔質
層コア部の製造方法により得られた形態調整セラミック
多孔質層コア部のいずれかであってポリビニルアルコー
ルを除去した形態調整セラミック多孔質層コア部に対し
て、溶融ガラスを含浸させるガラス含浸工程を含むこと
を特徴とする歯科用陶材フレームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15760397A JPH10328209A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 歯科用陶材フレームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15760397A JPH10328209A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 歯科用陶材フレームの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328209A true JPH10328209A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15653342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15760397A Pending JPH10328209A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 歯科用陶材フレームの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328209A (ja) |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15760397A patent/JPH10328209A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |