JPH10328210A - 光重合用ハンドピース - Google Patents

光重合用ハンドピース

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JPH10328210A
JPH10328210A JP14123397A JP14123397A JPH10328210A JP H10328210 A JPH10328210 A JP H10328210A JP 14123397 A JP14123397 A JP 14123397A JP 14123397 A JP14123397 A JP 14123397A JP H10328210 A JPH10328210 A JP H10328210A
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    • A61C19/00—Dental auxiliary appliances
    • A61C19/003—Apparatus for curing resins by radiation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯牙にボンディング材やレジンを敷設する
際、光照射とともに冷却エアーを供給し、生体組織のや
けどや壊死を防止する。 【解決手段】 ライトガイド14には、図示しない光源
からの光が導入され、その先端部14aより放射され、
歯牙修復用の光硬化レジン及び該レジンを歯牙に接着さ
せるためのボンディング材を光硬化させる。ライトガイ
ド14には軸方向に沿って通風孔20が設けられてお
り、該通風孔20を通したエアーが射出されるようにな
っており、ボンディング材やレジンを硬化する際、ライ
トガイド14先端14aから光照射を行うとともに冷却
エアーを噴射し、過熱によるやけどや生体組織の壊死を
防止する。また、塗布後のボンディング材にエアーを吹
きつけて、該ボンディング材を歯牙の表面に均一に散ら
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光重合器、より詳
細には、歯科治療において、例えば、歯牙の修復治療に
おいて、該根牙に光硬化性レジン或いは該レジンを歯牙
に接着させるためのボンディング材を硬化させ、更に
は、ボンディング材料塗布後、該ボンディング材を均一
に散らすのに使用して好適な光重合用光照射器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、歯牙成形後の修復
材として光重合レジンを用いるが、この光重合レジン
は、例えば、歯牙の修復材として使用する場合、歯牙の
破損箇所へ接着した後、光を照射して硬化させ、硬化
後、切削,研磨等を行って、元の歯牙と一体化させて破
損前の歯牙の審美性を持たせて修復するものである。
【0003】図4は、従来の光照射器の一例を説明する
ための概略構成図で、図中、10は光重合器、11は光
源、12は楕円反射ミラー、13はフィルター、14は
ライトガイド(光ファイバー,石英,プラスチック等の
光導体)、15はリード線で、周知のように、光源11
は楕円反射ミラー12の焦点位置にあり、該光源11か
らの光を楕円反射ミラー12で反射する。この反射光
は、前記楕円反射ミラーの焦点と対をなす他方の焦点位
置近傍にその受光端が配設されたライトガイド14内に
導入され、該ライトガイド14を通して伝送されて、光
重合レジンに照射される。なお、フィルター13は、光
源11からの光のうち、光重合に必要な光波長成分の光
のみを通過させるもので、例えば、478nmの波長成
分の光のみを透過させる。
【0004】図5は、光重合器の一使用例を説明するた
めの要部概略構成図で、図中、10は図4に示したごと
き、従来より周知の光重合器、14はライトガイド(光
導体)、14aは該ライトガイド14の先端面で、該ラ
イトガイド14の先端面14aからは、前述のようにし
て、光重合用の光が、例えば、歯牙1に詰められたレジ
ン2に向けて照射され、該レジン2を硬化させる。
【0005】図6は、前述のごとき歯科治療を行う中間
工程の一例を示す図で、歯牙の破損箇所又は窩洞形成後
の根管内ボンディング材を塗布し、その上にレジンを敷
設するが、その際、図示のように、ボンディング材3及
びレジン2を光照射して硬化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、歯牙に
ボンディング材及びレジンを敷設し、これらボンディン
グ材及びレジンを、前述のごとき光重合器を用いて光照
射し、該ボンディング材3及びレジン2を硬化させるよ
うにしているが、その際、つまり、光照射時に、ライト
ガイドの先端が歯髄に近接するような症例では、熱の影
響により、やけど或いは生体組織が壊死する恐れがあ
る。また、従来、ボンディング材塗布後、該ボンディン
グ材を均一に塗布するために、シリンジ等を使用して、
エアーを吹きつけて均一に散らすようにしていた。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、歯牙にボンディング材やレジンをを
敷設する際、光照射とともに冷却エアーを供給し、上述
のごときやけどや壊死を防止すること、更には、ボンデ
ィング材塗布後に、該ボンディング材を均一に散らすこ
とを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハン
ドピース先端部に光導体を有し、該光導体の先端から光
を照射してレジン等の光重合を行う光重合用ハンドピー
スにおいて、前記光導体に該光導体内を軸方向に沿って
延長する通風孔を有することを特徴としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記光導体の光照射側端部において、前記通風孔が
複数に枝分かれしていることを特徴としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記枝分かれした通風孔が前記光導体の側方に開口
していることを特徴としたものである。
【0011】請求項4の発明は、光源となる電灯と、該
電灯からの光を反射する反射ミラーと、該反射ミラーに
よって反射された光が導入される光導体とを有し、該光
導体から照射される光によってレジン等の光重合を行う
光重合用ハンドピースにおいて、前記光導体は該光導体
内を軸方向に沿って延長する通風孔を有するとともに、
ハンドピース内の前記光源及び反射ミラーを冷却する冷
却エアー供給手段を有し、該冷却エアーを前記通風孔を
通して前記光導体の先端部より放射するようにしたこと
を特徴としたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記ハンドピース内に供給された冷却エアーを2分
し、一部は前記光源,反射ミラー等を冷却した後、ハン
ドピースより外部に放出させ、他は前記光源及び反射ミ
ラーを冷却することなく前記光導体の通風孔に導びかれ
ることを特徴としたものである。
【0013】請求項6の発明は、ハンドピース先端部に
光導体を有し、該光導体の先端から光を照射してレジン
等の光重合を行う光重合用ハンドピースにおいて、前記
光導体に沿って該光導体の光放射近傍まで延長するチュ
ーブを具備し、該チューブを通して光照射部に冷却空気
を送給するようにしたことを特徴としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるレジン重合
用光照射器の一実施例を説明するための要部構成図で、
図中、図4に示した従来技術と同様の作用をする部分に
は、図4の場合と同一の参照番号が付してある。而し
て、本発明において、ライトガイド14には、該ライト
ガイド14の軸方向に沿って通風孔20が設けられ、該
通風孔20を通したエアーが射出されるようになってお
り、前述のようにしてボンディング材3を硬化する際、
ライトガイド14の先端から光照射を行うとともに通風
孔20を通してエアーを噴射することにより、過熱によ
るやけどや生体組織の壊死を防止するようにし、更に
は、ボンディング材塗布後に、該ボンディング材を歯牙
等の表面に均一に散らすようにしたものである。
【0015】図1に示した実施例では、ライトガイド1
4の中心部に唯一の通風孔20を設けた例を示したが、
図2(A),図2(B)に示すように、ライトガイドの
先端面に複数個の通風孔20aを枝分かれに設けたり、
側面に通風口20bを設けたりした広範囲にわたって冷
却するようにしたり、あるいは、図2(C)に示すよう
に、ライトガイド14に沿ってチューブ30を設け、該
チューブ30を通して冷却エアーを噴射するようにして
もよい。
【0016】図3は、前述のごとくして、ライトガイド
14の通風孔20内に冷却エアーを供給する場合の一例
を示す要部構成図で、前述のように、ハンドピース10
内には、光源11,楕円反射ミラー12,フィルター1
3等が配設されており、反射ミラー12によって反射さ
れた光は、ライトガイド14内に導入され、前述のよう
に、該ライトガイド14の先端から射出されて、ボンデ
ィング材やレジン等の硬化に使用される。
【0017】図4に示した従来技術では、リード線15
は、光源11用の電線のみで良かったが、本発明におい
ては、内部に光源電灯用のリードの外にエアーチューブ
16を含むホースを用いる。このエアーホース16の図
示しない端部はバルブ等を介して圧縮エアー源に接続さ
れており、該バルブが開かれた時に、ハンドピース10
には矢印A方向にエアーが流れる。すなわち、ハンドピ
ース10内に導入されたエアーは、矢印Aに示す通路を
通って、つまり、楕円反射ミラー12の外側(エアー案
内板又はフィルタ支持板18の外側)を通って該楕円反
射ミラー12とフィルター13の中間部に達し、ここ
で、一部は、矢印Bにて示すように、楕円反射ミラー1
2とフィルター13の間に入り、楕円反射ミラー12の
裏側を通って該楕円反射ミラー12を冷しつつ(楕円反
射ミラー12を支持する支持部材17は数個所で該楕円
反射ミラー12を支持しているので、その間を通って楕
円反射ミラー12の後方に流れる)外部へ抜け、他の一
部は矢印Cにて示すように流れ、ライトガイド14の通
風孔20に入り該通風孔20を通って、前述のように、
ライトガイド14の先端部から噴射される。
【0018】この図3に示した実施例によれば、ハンド
ピース10の過熱を抑えることができるばかりでなく、
ライトガイド14の過熱をも抑えることができ、しか
も、ライトガイド14の先端からは冷却用のエアーを噴
射させることができる。このエアー噴射は、前述の図示
しないバルブをオン,オフすることにより、任意にコン
トロールすることができるが、常時、流すようにしてお
いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、歯科治療における、例えば、歯牙等の修復治
療において、ボンディング材やレジンを光硬化させる
際、光照射と共に冷却用エアーをも噴射するようにした
ので、やけどや生体組織の壊死等の心配がなくなり、ま
た、硬化後の冷却を効果的に行うことができる。更に
は、前記冷却用のエアーを用いてライトガイドやハンド
ピース部の過熱を効果的に抑えることができ、更にはボ
ンディング材塗布後に、該ボンディング材を歯牙表面に
均一に散らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光重合用ハンドピースの要部
(ライトガイド部)の詳細を示す図である。
【図2】 ライトガイド先端部の通風路の変形例を示す
図である。
【図3】 ハンドピース部内における冷却エアーの動作
説明をするための図である。
【図4】 従来の光重合用ハンドピースの例を説明をす
るための要部構成図である。
【図5】 歯牙修復作業(レジン硬化作業)の一例を説
明するための図である。
【図6】 ボンディング材の光硬化工程の一例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1…歯牙、2…光硬化レジン、3…光硬化ボンディング
材、10…光重合用ハンドピース(光照射器)、11…
光源、12…楕円反射ミラー、13…フィルター、14
…ライトガイド、16…エアーチューブ、17…楕円反
射ミラー支持部材、18…エアー案内板、20…通風
孔、30…エアーチューブ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドピース先端部に光導体を有し、該
    光導体の先端から光を照射してレジン等の光重合を行う
    光重合用ハンドピースにおいて、前記光導体に該光導体
    内を軸方向に沿って延長する通風孔を有することを特徴
    とする光重合用ハンドピース。
  2. 【請求項2】 前記光導体の光照射側端部において、前
    記通風孔が複数に枝分かれしていることを特徴とする請
    求項1に記載の光重合用ハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記枝分かれした通風孔が前記光導体の
    側方に開口していることを特徴とする請求項2に記載の
    光重合用ハンドピース。
  4. 【請求項4】 光源となる電灯と、該電灯からの光を反
    射する反射ミラーと、該反射ミラーによって反射された
    光が導入される光導体とを有し、該光導体から照射され
    る光によってレジン等の光重合を行う光重合用ハンドピ
    ースにおいて、前記光導体は該光導体内を軸方向に沿っ
    て延長する通風孔を有するとともに、ハンドピース内の
    前記光源及び反射ミラーを冷却する冷却エアー供給手段
    を有し、該冷却エアーを前記通風孔を通して前記光導体
    の先端部より放射するようにしたことを特徴とする光重
    合用ハンドピース。
  5. 【請求項5】 前記ハンドピース内に供給された冷却エ
    アーを2分し、一部は前記光源,反射ミラー等を冷却し
    た後、ハンドピース部より外部に放出させ、他は前記光
    源及び反射ミラーを冷却することなく前記光導体の通風
    孔に導びかれることを特徴とする請求項4に記載の光重
    合用ハンドピース。
  6. 【請求項6】 ハンドピース先端部に光導体を有し、該
    光導体の先端から光を照射してレジン等の光重合を行う
    光重合用ハンドピースにおいて、前記光導体に沿って該
    光導体の光放射近傍まで延長するチューブを具備し、該
    チューブを通して光照射部に冷却空気を送給するように
    したことを特徴とする光重合用ハンドピース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227974A (ja) * 2001-12-10 2003-08-15 Teledyne Lighting & Display Products Inc 光パイプを用いたledからの光の抽出
CN111419461A (zh) * 2020-04-21 2020-07-17 合肥市口腔医院 一种用于口腔后牙树脂充填及咬合面塑形的光固化灯头

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