JPH10328481A - 洗濯機の防振装置 - Google Patents
洗濯機の防振装置Info
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- JPH10328481A JPH10328481A JP9138385A JP13838597A JPH10328481A JP H10328481 A JPH10328481 A JP H10328481A JP 9138385 A JP9138385 A JP 9138385A JP 13838597 A JP13838597 A JP 13838597A JP H10328481 A JPH10328481 A JP H10328481A
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- washing machine
- sliding member
- vibration
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り棒に対するダンパ体の耐摩耗性を向上で
き、振動の減衰力の低下を極力防止できるようにする。 【解決手段】 吊り棒24が挿通されたダンパ体41
は、圧縮コイルばね40を受けるばね受け具を兼ねた金
属板43と、ゴム製の弾性部材44と、この弾性部材4
4の内周部に加熱接着したフッ素樹脂製の摺動部材45
とから構成し、この摺動部材45の摺動部48が、吊り
棒24の外周面に対して相対的に摺動する構成とする。
き、振動の減衰力の低下を極力防止できるようにする。 【解決手段】 吊り棒24が挿通されたダンパ体41
は、圧縮コイルばね40を受けるばね受け具を兼ねた金
属板43と、ゴム製の弾性部材44と、この弾性部材4
4の内周部に加熱接着したフッ素樹脂製の摺動部材45
とから構成し、この摺動部材45の摺動部48が、吊り
棒24の外周面に対して相対的に摺動する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の外箱内に
吊り棒を介して槽体を吊持する吊持機構に、振動を抑え
るために設けられる洗濯機の防振装置に関する。
吊り棒を介して槽体を吊持する吊持機構に、振動を抑え
るために設けられる洗濯機の防振装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば全自動洗濯機に
おいては、外箱内の四隅部において、吊り棒を備えた吊
持機構により槽体(外槽)を吊持し、その槽体内に、洗
濯槽と脱水槽を兼ねた内槽を配設して構成されている。
そして、脱水時には内槽が高速回転されるのであるが、
その際に発生する振動が外箱側へ伝達されることを軽減
すると共に、振動を減衰させるために、一般に、吊り棒
の下端部と槽体との連結部分に防振装置が設けられてい
る。
おいては、外箱内の四隅部において、吊り棒を備えた吊
持機構により槽体(外槽)を吊持し、その槽体内に、洗
濯槽と脱水槽を兼ねた内槽を配設して構成されている。
そして、脱水時には内槽が高速回転されるのであるが、
その際に発生する振動が外箱側へ伝達されることを軽減
すると共に、振動を減衰させるために、一般に、吊り棒
の下端部と槽体との連結部分に防振装置が設けられてい
る。
【0003】図5及び図6には、従来の防振装置の一例
が示されている。金属製の吊り棒1は、上端部が上部受
け具2を介して外箱(図示せず)に支持されるようにな
っていて、下部は槽体3に設けられた支持片部4の挿通
孔4aに挿通されている。吊り棒1の下端部にはワッシ
ャ5を介して下ばね受け具6が抜止め状態に設けられ、
その上方には、下から順に、圧縮コイルばね7、上ばね
受け具8、ゴム製のダンパ体9、及び下部受け具10
が、それぞれ吊り棒1が通された状態で設けられてい
て、上部に位置する下部受け具10が上記支持片部4に
下方から当接する構成となっている。なお、吊り棒24
は、各部品に挿通した後に、端部を機械的につぶすこと
により抜止め状態とする。
が示されている。金属製の吊り棒1は、上端部が上部受
け具2を介して外箱(図示せず)に支持されるようにな
っていて、下部は槽体3に設けられた支持片部4の挿通
孔4aに挿通されている。吊り棒1の下端部にはワッシ
ャ5を介して下ばね受け具6が抜止め状態に設けられ、
その上方には、下から順に、圧縮コイルばね7、上ばね
受け具8、ゴム製のダンパ体9、及び下部受け具10
が、それぞれ吊り棒1が通された状態で設けられてい
て、上部に位置する下部受け具10が上記支持片部4に
下方から当接する構成となっている。なお、吊り棒24
は、各部品に挿通した後に、端部を機械的につぶすこと
により抜止め状態とする。
【0004】そして、ダンパ体9と吊り棒1との間、ダ
ンパ体9と下受け具10との間、及び下受け具10と支
持片部4との間には、それぞれグリス(図示せず)が塗
布されている。
ンパ体9と下受け具10との間、及び下受け具10と支
持片部4との間には、それぞれグリス(図示せず)が塗
布されている。
【0005】上記構成において、図示しない内槽の回転
に伴い槽体3が振動した際に、その振動が外箱側へ伝達
されることが、主に圧縮コイルばね7により抑えられる
と共に、ダンパ体9の内周面と吊り棒1の外周面との間
の摺動摩擦力により振動が減衰されるようになる。
に伴い槽体3が振動した際に、その振動が外箱側へ伝達
されることが、主に圧縮コイルばね7により抑えられる
と共に、ダンパ体9の内周面と吊り棒1の外周面との間
の摺動摩擦力により振動が減衰されるようになる。
【0006】しかしながら、上記した従来構成のもので
は、ダンパ体9と吊り棒1との間の摺動摩擦力によりゴ
ム製のダンパ体9が摩耗しやすく、その摩耗に伴い振動
の減衰力が低下するという欠点がある。
は、ダンパ体9と吊り棒1との間の摺動摩擦力によりゴ
ム製のダンパ体9が摩耗しやすく、その摩耗に伴い振動
の減衰力が低下するという欠点がある。
【0007】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、吊り棒に対するダンパ体の耐摩
耗性を向上でき、振動の減衰力の低下を極力防止するこ
とができる洗濯機の防振装置を提供するにある。
のであり、その目的は、吊り棒に対するダンパ体の耐摩
耗性を向上でき、振動の減衰力の低下を極力防止するこ
とができる洗濯機の防振装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の洗濯機の防振装置は、吊り棒の下部に設
けられた下ばね受け具と、前記吊り棒が挿通された状態
で前記下ばね受け具の上方に位置して槽体を受け支持す
るように設けられ、前記吊り棒の外周面に対し相対的に
摺動する部分にフッ素樹脂からなる摺動部材を有するダ
ンパ体と、このダンパ体と前記下ばね受け具との間に配
設された圧縮コイルばねとを具備したことを特徴とする
ものである。
めに、本発明の洗濯機の防振装置は、吊り棒の下部に設
けられた下ばね受け具と、前記吊り棒が挿通された状態
で前記下ばね受け具の上方に位置して槽体を受け支持す
るように設けられ、前記吊り棒の外周面に対し相対的に
摺動する部分にフッ素樹脂からなる摺動部材を有するダ
ンパ体と、このダンパ体と前記下ばね受け具との間に配
設された圧縮コイルばねとを具備したことを特徴とする
ものである。
【0009】上記した構成においては、ダンパ体は、吊
り棒の外周面に対し相対的に摺動する部分にフッ素樹脂
からなる摺動部材を有しているので、吊り棒に対するダ
ンパ体の耐摩耗性が向上する。
り棒の外周面に対し相対的に摺動する部分にフッ素樹脂
からなる摺動部材を有しているので、吊り棒に対するダ
ンパ体の耐摩耗性が向上する。
【0010】この場合、ダンパ体は、環状をなす金属板
と、この金属板に設けられた環状をなすゴム製の弾性部
材と、この弾性部材の内周部に設けられた環状をなす摺
動部材とから構成することが好ましい(請求項2の発
明)。摺動部材は、弾性部材に加熱接着することが好ま
しい(請求項3の発明)。
と、この金属板に設けられた環状をなすゴム製の弾性部
材と、この弾性部材の内周部に設けられた環状をなす摺
動部材とから構成することが好ましい(請求項2の発
明)。摺動部材は、弾性部材に加熱接着することが好ま
しい(請求項3の発明)。
【0011】ダンパ体に、摺動部材を外周側から締め付
ける環状の締付けばねを装着することも好ましい(請求
項4の発明)。金属板は、圧縮コイルばねを受けるばね
受け部と、その圧縮コイルばねの径方向の位置決めをす
る位置決め部とを一体に有する構成とすることが好まし
い(請求項5の発明)。
ける環状の締付けばねを装着することも好ましい(請求
項4の発明)。金属板は、圧縮コイルばねを受けるばね
受け部と、その圧縮コイルばねの径方向の位置決めをす
る位置決め部とを一体に有する構成とすることが好まし
い(請求項5の発明)。
【0012】また、摺動部材と吊り棒との間にグリスを
塗布することが好ましい(請求項6の発明)。この場
合、ダンパ体は、摺動部材の吊り棒に対する摺動部の近
傍にグリス漏れ防止用の舌片部を有する構成としたり
(請求項7の発明)、摺動部材の摺動部と舌片部との間
にグリス溜め部を有する構成とすることが好ましい(請
求項8の発明)。
塗布することが好ましい(請求項6の発明)。この場
合、ダンパ体は、摺動部材の吊り棒に対する摺動部の近
傍にグリス漏れ防止用の舌片部を有する構成としたり
(請求項7の発明)、摺動部材の摺動部と舌片部との間
にグリス溜め部を有する構成とすることが好ましい(請
求項8の発明)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を全自動洗濯機に適
用した一実施例について、図1ないし図4を参照して説
明する。まず、図3には、本実施例に係る全自動洗濯機
21の概略的な構成が示されている。この図3におい
て、外箱22はほぼ矩形箱状をなしていて、この外箱2
2内に、槽体としての外槽23が、金属製の吊り棒24
を備えた吊持機構25により吊持された状態で配設され
ている。
用した一実施例について、図1ないし図4を参照して説
明する。まず、図3には、本実施例に係る全自動洗濯機
21の概略的な構成が示されている。この図3におい
て、外箱22はほぼ矩形箱状をなしていて、この外箱2
2内に、槽体としての外槽23が、金属製の吊り棒24
を備えた吊持機構25により吊持された状態で配設され
ている。
【0014】吊持機構25の吊り棒24は、外箱22の
四隅部に配置されていて(図3には1箇所のみ示す)、
それぞれの上端部が、図2に示す上部受け具26を介し
て外箱22の上部において支持され、下端部が外槽23
の下部外周部に一体に設けられた支持片部27と連結さ
れている。そして、この吊り棒24と支持片部27との
連結部分に後述する防振装置28が設けられている。
四隅部に配置されていて(図3には1箇所のみ示す)、
それぞれの上端部が、図2に示す上部受け具26を介し
て外箱22の上部において支持され、下端部が外槽23
の下部外周部に一体に設けられた支持片部27と連結さ
れている。そして、この吊り棒24と支持片部27との
連結部分に後述する防振装置28が設けられている。
【0015】外槽23内には、洗濯槽と脱水槽を兼ねた
内槽29が回転可能に設けられており、その内槽29の
内底部には、水流生成用の撹拌体30が配設されてい
る。外槽23の外底部には、モータ31が配設されてい
ると共に、そのモータ31の回転力がベルト32を介し
伝達されて前記内槽29及び撹拌体30を回転駆動する
機構部33が配設されている。この場合、詳細な説明は
省略するが、洗いやためすすぎの行程においては、撹拌
体30が正逆回転され、脱水やシャワーすすぎの行程に
おいては、内槽29が撹拌体30と共に高速で回転され
るようになっている。内槽29の上端部にはバランスリ
ング34が設けられていると共に、脱水時に当該内槽2
9からの排水をそのバランスリング34との間を通して
行うための脱水孔35が形成されている。
内槽29が回転可能に設けられており、その内槽29の
内底部には、水流生成用の撹拌体30が配設されてい
る。外槽23の外底部には、モータ31が配設されてい
ると共に、そのモータ31の回転力がベルト32を介し
伝達されて前記内槽29及び撹拌体30を回転駆動する
機構部33が配設されている。この場合、詳細な説明は
省略するが、洗いやためすすぎの行程においては、撹拌
体30が正逆回転され、脱水やシャワーすすぎの行程に
おいては、内槽29が撹拌体30と共に高速で回転され
るようになっている。内槽29の上端部にはバランスリ
ング34が設けられていると共に、脱水時に当該内槽2
9からの排水をそのバランスリング34との間を通して
行うための脱水孔35が形成されている。
【0016】さて、本発明の対象となる防振装置28に
ついて、主に図1及び図2を参照して述べる。金属製の
吊り棒24は、上端部が上記上部受け具26を介して外
箱22に支持され、下部は外槽23に設けられた支持片
部27の挿通孔27aに挿通されている。吊り棒24の
下端部には、ワッシャ36を介して金属板製の下ばね受
け具37が抜止め状態に設けられている。この下ばね受
け具37には、環状のばね受け部38と、短円筒状の位
置決め部39とが一体に設けられている。
ついて、主に図1及び図2を参照して述べる。金属製の
吊り棒24は、上端部が上記上部受け具26を介して外
箱22に支持され、下部は外槽23に設けられた支持片
部27の挿通孔27aに挿通されている。吊り棒24の
下端部には、ワッシャ36を介して金属板製の下ばね受
け具37が抜止め状態に設けられている。この下ばね受
け具37には、環状のばね受け部38と、短円筒状の位
置決め部39とが一体に設けられている。
【0017】この下ばね受け具37の上方には、下から
順に、圧縮コイルばね40、ダンパ体41、及び下部受
け具42が、それぞれ吊り棒24に通された状態で設け
られていて、上部に位置する下部受け具42が上記支持
片部27に下方から当接しており、ダンパ体41が下部
受け具42を介して外槽23を受け支持する構成となっ
ている。なお、吊り棒24は、各部品に挿通した後に、
端部を機械的につぶすことにより抜止め状態とする。
順に、圧縮コイルばね40、ダンパ体41、及び下部受
け具42が、それぞれ吊り棒24に通された状態で設け
られていて、上部に位置する下部受け具42が上記支持
片部27に下方から当接しており、ダンパ体41が下部
受け具42を介して外槽23を受け支持する構成となっ
ている。なお、吊り棒24は、各部品に挿通した後に、
端部を機械的につぶすことにより抜止め状態とする。
【0018】ダンパ体41は、環状をなす金属板43
と、この金属板43の内周部に設けられた環状をなすゴ
ム製の弾性部材44と、この弾性部材44の内周部に設
けられたフッ素樹脂製の環状をなす摺動部材45とから
構成されている。
と、この金属板43の内周部に設けられた環状をなすゴ
ム製の弾性部材44と、この弾性部材44の内周部に設
けられたフッ素樹脂製の環状をなす摺動部材45とから
構成されている。
【0019】このうちの金属板43には、上記下ばね受
け具37と対向するようにして、環状のばね受け部46
と、短円筒状の位置決め部47とが一体に設けられてい
る。そして、この金属板43のばね受け部46と下ばね
受け具37のばね受け部38との間に圧縮コイルばね4
0が配設されていて、この圧縮コイルばね40は、それ
らの各位置決め部47及び39により径方向の位置決め
がなされている。金属板43は、下部受け具42と当接
している。
け具37と対向するようにして、環状のばね受け部46
と、短円筒状の位置決め部47とが一体に設けられてい
る。そして、この金属板43のばね受け部46と下ばね
受け具37のばね受け部38との間に圧縮コイルばね4
0が配設されていて、この圧縮コイルばね40は、それ
らの各位置決め部47及び39により径方向の位置決め
がなされている。金属板43は、下部受け具42と当接
している。
【0020】上記摺動部材45を構成するフッ素樹脂と
しては、例えば四フッ化エチレン樹脂を用いる。この摺
動部材45は、弾性部材44に、加熱接着することによ
り取り付けられていて、これには、内側へ突出して吊り
棒24の外周面に対して相対的に摺動する摺動部48が
環状に設けられている。弾性部材44には、摺動部48
の上方の近傍に位置して舌片部49が環状に設けられて
いる。また、弾性部材44と摺動部材45には、摺動部
48と舌片部49との間に凹状のグリス溜め部50が形
成されており、この部分に、グリス(図示せず)が塗布
されている。なお、金属板43と下部受け具42との
間、及び下部受け具42と支持片部27との間にもグリ
スが塗布されている。グリスとしては、温度依存性の少
ない、例えばシリコン系のグリスを用いることが好まし
い。
しては、例えば四フッ化エチレン樹脂を用いる。この摺
動部材45は、弾性部材44に、加熱接着することによ
り取り付けられていて、これには、内側へ突出して吊り
棒24の外周面に対して相対的に摺動する摺動部48が
環状に設けられている。弾性部材44には、摺動部48
の上方の近傍に位置して舌片部49が環状に設けられて
いる。また、弾性部材44と摺動部材45には、摺動部
48と舌片部49との間に凹状のグリス溜め部50が形
成されており、この部分に、グリス(図示せず)が塗布
されている。なお、金属板43と下部受け具42との
間、及び下部受け具42と支持片部27との間にもグリ
スが塗布されている。グリスとしては、温度依存性の少
ない、例えばシリコン系のグリスを用いることが好まし
い。
【0021】弾性部材44の外周部には、摺動部材45
の摺動部48を外周部側から吊り棒24側へ締め付ける
環状の締付けばね51が装着されている。下部受け具4
2の上面は支持片部27の内面に沿った形状に形成され
ていると共に、上方へ突出する筒部51が突設されてお
り、この筒部52が支持片部27の挿通孔27aに挿通
されている。
の摺動部48を外周部側から吊り棒24側へ締め付ける
環状の締付けばね51が装着されている。下部受け具4
2の上面は支持片部27の内面に沿った形状に形成され
ていると共に、上方へ突出する筒部51が突設されてお
り、この筒部52が支持片部27の挿通孔27aに挿通
されている。
【0022】さて、上記構成の洗濯機21において、洗
い及びすすぎの行程が行われた後、内槽29を高速回転
させることにより脱水の行程が行われる。このとき、内
槽29内に収容された洗濯物(図示せず)には少なから
ず偏りが生じており、この脱水時において、内槽29ひ
いては外槽23に振動が生ずることが避けられない。こ
のような振動が発生した場合、その振動が外箱22側へ
伝達されることが、主に圧縮コイルばね40により抑え
られると共に、ダンパ体41における摺動部材45の摺
動部48と吊り棒24の外周面との間の摺動摩擦力によ
り振動が減衰されるようになる。
い及びすすぎの行程が行われた後、内槽29を高速回転
させることにより脱水の行程が行われる。このとき、内
槽29内に収容された洗濯物(図示せず)には少なから
ず偏りが生じており、この脱水時において、内槽29ひ
いては外槽23に振動が生ずることが避けられない。こ
のような振動が発生した場合、その振動が外箱22側へ
伝達されることが、主に圧縮コイルばね40により抑え
られると共に、ダンパ体41における摺動部材45の摺
動部48と吊り棒24の外周面との間の摺動摩擦力によ
り振動が減衰されるようになる。
【0023】上記した本実施例によれば、ダンパ体41
は、吊り棒24の外周面に対し相対的に摺動する部分に
フッ素樹脂製の摺動部材45を有しているので、吊り棒
24に対するダンパ体41の耐摩耗性が向上すると共
に、摺動摩擦力のばらつきが小さくなって安定するよう
になり、長期間にわたって振動の減衰力の低下を極力防
止できるようになる。また、摺動部材45と吊り棒24
との間にグリスを介在させていることにより、ダンパ体
41の耐摩耗性が一層向上すると共に、振動の減衰力を
一層向上させることができる。
は、吊り棒24の外周面に対し相対的に摺動する部分に
フッ素樹脂製の摺動部材45を有しているので、吊り棒
24に対するダンパ体41の耐摩耗性が向上すると共
に、摺動摩擦力のばらつきが小さくなって安定するよう
になり、長期間にわたって振動の減衰力の低下を極力防
止できるようになる。また、摺動部材45と吊り棒24
との間にグリスを介在させていることにより、ダンパ体
41の耐摩耗性が一層向上すると共に、振動の減衰力を
一層向上させることができる。
【0024】ダンパ体41は、環状をなす金属板43
と、この金属板43に設けられたゴム製の弾性部材44
と、この弾性部材44の内周部に設けられた摺動部材4
5とから構成しているので、摺動部材45としては極力
小さくすることができる。摺動部材45は、弾性部材4
4に加熱接着することにより、弾性部材44に対して良
好に取り付けることができる。ダンパ体41の金属板4
3は、圧縮コイルばね40を受けるばね受け部46と位
置決め部47とを一体に有していて、ばね受け具の機能
を有しているので、ばね受け具を別部材として必要とし
ない。
と、この金属板43に設けられたゴム製の弾性部材44
と、この弾性部材44の内周部に設けられた摺動部材4
5とから構成しているので、摺動部材45としては極力
小さくすることができる。摺動部材45は、弾性部材4
4に加熱接着することにより、弾性部材44に対して良
好に取り付けることができる。ダンパ体41の金属板4
3は、圧縮コイルばね40を受けるばね受け部46と位
置決め部47とを一体に有していて、ばね受け具の機能
を有しているので、ばね受け具を別部材として必要とし
ない。
【0025】また、ダンパ体41には締付けばね51を
装着しており、この締付けばね51の長さを変え、弾性
部材44に対する締付けばね51の締め代(径方向の締
付け寸法)を変えることにより、図4に示すように、吊
り棒24に対する摺動部材45の摺動部48の摩擦力、
ひいては振動の減衰力の微調整が可能となる。このた
め、例えば量産で不良が発生しても、その締付けばね5
1により減衰力を調整することができ、歩留まりを向上
することができるようになる。
装着しており、この締付けばね51の長さを変え、弾性
部材44に対する締付けばね51の締め代(径方向の締
付け寸法)を変えることにより、図4に示すように、吊
り棒24に対する摺動部材45の摺動部48の摩擦力、
ひいては振動の減衰力の微調整が可能となる。このた
め、例えば量産で不良が発生しても、その締付けばね5
1により減衰力を調整することができ、歩留まりを向上
することができるようになる。
【0026】ダンパ体41における弾性部材44には、
摺動部材45の摺動部48の近傍に舌片部49を設け、
また、弾性部材44と摺動部材45には、摺動部48と
舌片部49との間に位置させてグリス溜め部50を形成
しているので、グリスを良好に塗布することができると
共に、グリスが外部へ漏れ出ることを極力防止すること
ができる。これにより、長期間の使用においても、グリ
スの減少に伴う性能の低下を極力防止できるようにな
る。
摺動部材45の摺動部48の近傍に舌片部49を設け、
また、弾性部材44と摺動部材45には、摺動部48と
舌片部49との間に位置させてグリス溜め部50を形成
しているので、グリスを良好に塗布することができると
共に、グリスが外部へ漏れ出ることを極力防止すること
ができる。これにより、長期間の使用においても、グリ
スの減少に伴う性能の低下を極力防止できるようにな
る。
【0027】さらに、摺動部材45の摺動部48と吊り
棒24との間の摺動面積が従来に比べて小さく、そこに
必要なグリスの量が少なくてよいので、温度変化による
グリスの粘度の影響が小さく、周囲温度による減衰力へ
の影響を小さくできる。特に、温度依存性の少ないシリ
コン系のグリスを用いることにより、周囲温度による減
衰力への影響を一層小さくできる。
棒24との間の摺動面積が従来に比べて小さく、そこに
必要なグリスの量が少なくてよいので、温度変化による
グリスの粘度の影響が小さく、周囲温度による減衰力へ
の影響を小さくできる。特に、温度依存性の少ないシリ
コン系のグリスを用いることにより、周囲温度による減
衰力への影響を一層小さくできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。請求項1の洗濯機の防振装置によれば、
ダンパ体は、吊り棒の外周面に対し相対的に摺動する部
分にフッ素樹脂からなる摺動部材を有する構成としたの
で、吊り棒に対するダンパ体の耐摩耗性が向上すると共
に、摺動摩擦力のばらつきが小さくなって安定するよう
になり、長期間にわたって振動の減衰力の低下を極力防
止できるようになる。
ことができる。請求項1の洗濯機の防振装置によれば、
ダンパ体は、吊り棒の外周面に対し相対的に摺動する部
分にフッ素樹脂からなる摺動部材を有する構成としたの
で、吊り棒に対するダンパ体の耐摩耗性が向上すると共
に、摺動摩擦力のばらつきが小さくなって安定するよう
になり、長期間にわたって振動の減衰力の低下を極力防
止できるようになる。
【0029】請求項2の洗濯機の防振装置によれば、ダ
ンパ体を、環状をなす金属板と、この金属板に設けられ
たゴム製の弾性部材と、この弾性部材の内周部に設けら
れた摺動部材とから構成しているので、摺動部材として
は極力小さくすることができる。請求項3の洗濯機の防
振装置によれば、摺動部材は、弾性部材に加熱接着する
ことにより、弾性部材に対して良好に取り付けることが
できる。
ンパ体を、環状をなす金属板と、この金属板に設けられ
たゴム製の弾性部材と、この弾性部材の内周部に設けら
れた摺動部材とから構成しているので、摺動部材として
は極力小さくすることができる。請求項3の洗濯機の防
振装置によれば、摺動部材は、弾性部材に加熱接着する
ことにより、弾性部材に対して良好に取り付けることが
できる。
【0030】請求項4の洗濯機の防振装置によれば、ダ
ンパ体に、摺動部材を外周側から締め付ける環状の締付
けばねを装着していて、この締付けばねの長さを変える
ことにより、吊り棒に対する摺動部材の摩擦力、ひいて
は振動の減衰力の微調整が可能となる。請求項5の洗濯
機の防振装置によれば、ダンパ体の金属板は、圧縮コイ
ルばねを受けるばね受け部と位置決め部とを一体に有し
ていて、ばね受け具の機能を有しているので、ばね受け
具を別部材として必要としない利点がある。
ンパ体に、摺動部材を外周側から締め付ける環状の締付
けばねを装着していて、この締付けばねの長さを変える
ことにより、吊り棒に対する摺動部材の摩擦力、ひいて
は振動の減衰力の微調整が可能となる。請求項5の洗濯
機の防振装置によれば、ダンパ体の金属板は、圧縮コイ
ルばねを受けるばね受け部と位置決め部とを一体に有し
ていて、ばね受け具の機能を有しているので、ばね受け
具を別部材として必要としない利点がある。
【0031】請求項6の洗濯機の防振装置によれば、摺
動部材と吊り棒との間にグリスを塗布することにより、
ダンパ体の耐摩耗性が一層向上すると共に、振動の減衰
力を一層向上させることができる。請求項7の洗濯機の
防振装置によれば、ダンパ体にグリス漏れ防止用の舌片
部を設けたことにより、グリス漏れを極力防止でき、グ
リスの減少に伴う性能の低下を極力防止できるようにな
る。請求項8の洗濯機の防振装置によれば、ダンパ体に
グリス溜め部を設けたことにより、グリスを良好に塗布
できると共に、グリス漏れを一層防止できるようにな
る。
動部材と吊り棒との間にグリスを塗布することにより、
ダンパ体の耐摩耗性が一層向上すると共に、振動の減衰
力を一層向上させることができる。請求項7の洗濯機の
防振装置によれば、ダンパ体にグリス漏れ防止用の舌片
部を設けたことにより、グリス漏れを極力防止でき、グ
リスの減少に伴う性能の低下を極力防止できるようにな
る。請求項8の洗濯機の防振装置によれば、ダンパ体に
グリス溜め部を設けたことにより、グリスを良好に塗布
できると共に、グリス漏れを一層防止できるようにな
る。
【図1】本発明の一実施例を示す防振装置の縦断側面図
【図2】分解斜視図
【図3】洗濯機全体の縦断側面図
【図4】締付けばねの締め代と摩擦力との関係を示す図
【図5】従来構成を示す防振装置の縦断側面図
【図6】図2相当図
21は洗濯機、22は外箱、23は外槽(槽体)、24
は吊り棒、25は吊持機構、26は上部受け具、27は
支持片部、28は防振装置、29は内槽、37は下ばね
受け具、40は圧縮コイルばね、41はダンパ体、42
は下部受け具、43は金属板、44は弾性部材、45は
摺動部材、46はばね受け部、47は位置決め部、48
は摺動部、49は舌片部、50はグリス溜め部、51は
締付けばねを示す。
は吊り棒、25は吊持機構、26は上部受け具、27は
支持片部、28は防振装置、29は内槽、37は下ばね
受け具、40は圧縮コイルばね、41はダンパ体、42
は下部受け具、43は金属板、44は弾性部材、45は
摺動部材、46はばね受け部、47は位置決め部、48
は摺動部、49は舌片部、50はグリス溜め部、51は
締付けばねを示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 洗濯機の外箱内に吊り棒を介して槽体を
吊持する吊持機構に、振動を抑えるために設けられるも
のであって、 前記吊り棒の下部に設けられた下ばね受け具と、 前記吊り棒が挿通された状態で前記下ばね受け具の上方
に位置して前記槽体を受け支持するように設けられ、前
記吊り棒の外周面に対し相対的に摺動する部分にフッ素
樹脂からなる摺動部材を有するダンパ体と、 このダンパ体と前記下ばね受け具との間に配設された圧
縮コイルばねとを具備したことを特徴とする洗濯機の防
振装置。 - 【請求項2】 ダンパ体は、環状をなす金属板と、この
金属板に設けられた環状をなすゴム製の弾性部材と、こ
の弾性部材の内周部に設けられた環状をなす摺動部材と
を有してなることを特徴とする請求項1記載の洗濯機の
防振装置。 - 【請求項3】 摺動部材は、弾性部材に加熱接着されて
いることを特徴とする請求項2記載の洗濯機の防振装
置。 - 【請求項4】 ダンパ体に、摺動部材を外周側から締め
付ける環状の締付けばねを装着したことを特徴とする請
求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯機の防振装置。 - 【請求項5】 金属板は、圧縮コイルばねを受けるばね
受け部と、その圧縮コイルばねの径方向の位置決めをす
る位置決め部とを一体に有していることを特徴とする請
求項2記載の洗濯機の防振装置。 - 【請求項6】 摺動部材と吊り棒との間にグリスを塗布
したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の洗濯機の防振装置。 - 【請求項7】 ダンパ体は、吊り棒に対する摺動部材の
摺動部の近傍にグリス漏れ防止用の舌片部を有している
ことを特徴とする請求項6記載の洗濯機の防振装置。 - 【請求項8】 ダンパ体は、摺動部材の摺動部と舌片部
との間にグリス溜め部を有していることを特徴とする請
求項7記載の洗濯機の防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138385A JPH10328481A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 洗濯機の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138385A JPH10328481A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 洗濯機の防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328481A true JPH10328481A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15220714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9138385A Pending JPH10328481A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 洗濯機の防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328481A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160015889A (ko) * | 2014-08-01 | 2016-02-15 | 엘지전자 주식회사 | 의류 처리장치 |
| EP3112519A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-04 | LG Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| JPWO2015098200A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-03-23 | 三菱電機株式会社 | 開閉装置 |
| CN115076277A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-09-20 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种低扭转刚度的弹减一体式空气弹簧总成 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP9138385A patent/JPH10328481A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2015098200A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-03-23 | 三菱電機株式会社 | 開閉装置 |
| US10090126B2 (en) | 2013-12-26 | 2018-10-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Opening and closing device |
| KR20160015889A (ko) * | 2014-08-01 | 2016-02-15 | 엘지전자 주식회사 | 의류 처리장치 |
| JP2016034491A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
| US9970144B2 (en) | 2014-08-01 | 2018-05-15 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| EP3112519A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-04 | LG Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| AU2016287228B2 (en) * | 2015-06-30 | 2018-03-15 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| TWI632270B (zh) * | 2015-06-30 | 2018-08-11 | Lg電子股份有限公司 | 洗衣處理裝置 |
| US10113258B2 (en) | 2015-06-30 | 2018-10-30 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| CN115076277A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-09-20 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种低扭转刚度的弹减一体式空气弹簧总成 |
| CN115076277B (zh) * | 2022-05-17 | 2024-06-04 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种低扭转刚度的弹减一体式空气弹簧总成 |
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