JPH10328542A - 生石灰溶解方法及びその装置 - Google Patents

生石灰溶解方法及びその装置

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JPH10328542A
JPH10328542A JP9159272A JP15927297A JPH10328542A JP H10328542 A JPH10328542 A JP H10328542A JP 9159272 A JP9159272 A JP 9159272A JP 15927297 A JP15927297 A JP 15927297A JP H10328542 A JPH10328542 A JP H10328542A
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JP
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funnel
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JP9159272A
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Kiyoaki Mori
清明 森
Takaki Yoshimura
恭樹 吉村
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃酸処理用の中和剤として廉価な生石灰を用
いた場合の、粉塵発生を防止することにより、廃酸中和
処理を低コストで効率よく行う。 【解決手段】 生石灰投入管4から排出され落下する粉
粒状の生石灰を受ける陣笠状部材7と、陣笠状部材7を
囲むように設けられた漏斗状部材8と、漏斗状部材8の
接線方向に向けて漏斗状部材8の内側に溶液を注入する
液注入管9とを設ける。液注入管9から漏斗状部材8に
注入された溶液は渦状に流動して旋回流を形成し、陣笠
状部材7から落下した生石灰は粉塵を発生することなく
速やかに旋回流に巻き込まれて溶解する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄所等で発生す
る酸廃液の中和処理に用いられる生石灰の溶解方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸洗廃液等の酸廃液の中和処理には、従
来は安全で取扱の容易な消石灰が主に用いられてきた
が、最近は中和処理コストを低減するために生石灰が用
いられるようになってきた。これら石灰は粉粒状のもの
を水に解かした石灰溶液の状態で用いられるが、生石灰
を水に解かす場合は、発熱による水蒸気の発生により生
石灰の粉塵が多量に発生し配管等を閉塞させるという問
題がある。
【0003】このような問題を解決するために、生石灰
を溶解槽に投入する投入管の周囲をカバーで覆う方法が
知られているが、カバー内で発生した粉塵がカバー内面
に付着するため、清掃に多大な労力を必要とする。ま
た、溶解を促進させるために溶解槽内を撹拌すると、溶
解不十分な生石灰は溶解槽内で団子状となってカバー外
に流出した後、崩れて粉塵となり、また粉塵を捕獲する
ためのバグフィルターは目詰まりしを生じ易く頻繁な交
換を必要とする。
【0004】粉塵の発生を抑制する方法として、例えば
特開昭64−30694号公報によれば、中和剤として
生石灰を60%以下、消石灰を23〜83%、炭酸カル
シウを7〜25%配合したものを用いる方法が知られて
いる。しかし、この方法では生石灰を100%使用する
ことはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、廃酸処理用
の中和剤として廉価な生石灰を用いた場合の、粉塵発生
を防止することにより、廃酸中和処理を低コストで効率
よく行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の生石灰溶解方法は、粉粒状の生石灰粉を水に供給し
溶解させて石灰溶液とする方法において、渦状に流動す
る水または石灰溶液の旋回流を形成させ、該旋回流に前
記生石灰を供給することを特徴とする。
【0007】また、生石灰溶解装置は、生石灰投入管か
ら排出され落下する粉粒状の生石灰粉を受ける陣笠状部
材と、陣笠状部材を囲むように設けられた漏斗状部材
と、漏斗状部材の接線方向に向けて漏斗状部材の内側に
水または石灰溶液を注入する液注入管とを有することを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の方法及び装置を図面に示
す装置例を用いて詳細に説明する。図1において、粉粒
状の生石灰Cを収容する貯留タンク1の下端には生石灰
を切り出す切出フィーダ2が設けられており、切出フィ
ーダ2の出側には切出弁3を有する生石灰投入管4が設
けられている。貯留タンク1内の生石灰Cはモーター5
により回転するスクリュー6によって生石灰投入管4か
ら切り出すことができる。
【0009】図2及び図3に拡大して示すように生石灰
投入管4の下端には、漏斗状部材8が設けられており、
漏斗状部材8に支持して陣笠状部材7が設けられてい
る。漏斗状部材8の上部には、水または石灰溶液を注入
する液注入管9が設けられており、液注入管9の液注入
口9aは、漏斗状部材8の内側に開口し、且つ漏斗状部
材8の接線方向に向けられている。液注入管9からは、
生石灰を溶解するための水または石灰溶液が漏斗状部材
8の接線方向から噴出し、漏斗状部材8の内周面に沿っ
て旋回することで漏斗状部材8の内周面上で渦状の旋回
流Wが形成される。
【0010】生石灰投入管4から陣笠状部材7に落下し
た生石灰Cは、陣笠状部材7で均等分散されながらその
周縁から渦状の旋回流Wに落下することで、速やかに旋
回流Wに巻き込まれながら下方へ向かうため、石灰粉塵
の発生が抑制されて、図1に示す溶解槽10に送られ
る。溶解槽10は蓋11で覆われて撹拌機12及び液面
レベル計13が設けられており、溶解槽10内の石灰溶
液は撹拌され混和される。溶解槽の蓋11には槽内で発
生した石灰粉塵を吸引する排気ダクト14が設けられて
おり、排気ダクト14は石灰粉塵を捕獲回収するウエッ
トスクラバー15に接続されている。
【0011】ウエットスクラバー15には、多数段の多
孔板16、ミストセパレータ(エリミネータ)17、循
環ポンプ18を介して設けられた洗浄ノズル19、補給
水管20及び補給水弁21を有する洗浄ノズル22、排
気ファン23を内蔵する排気ダクト24が設けられてい
る。ウエットスクラバー15の下端には水または石灰溶
液を貯留する逆角錐状の循環液貯留タンク25が設けら
れており、循環液貯留タンク25内には循環ポンプ18
のサクション部、液温計26及び液面レベル計27が設
けられている。
【0012】循環液貯留タンク25の下端には、弁2
8、29を有するサクション部が設けられており、該サ
クション部は図2及び図3に示す液注入管9に接続され
ている。ウエットスクラバー15と貯留タンク1との間
には、密閉弁30を有する排気管31が設けられてお
り、貯留タンク1で発生した石灰粉塵をウエットスクラ
バー15の下方に取り込むようになっている。排気管3
1と32の間にはサイクロン33及び貯留タンク1に接
続された粉塵排出弁34が設けられており、貯留タンク
1には、生石灰受入管46及び受入管の口栓47が設け
られている。
【0013】溶解槽10の上方には、石灰溶液の温度を
測定するための液温計測用タンク35が設けられてお
り、該タンクは3室に分割されている。ウエットスクラ
バー15側の第1室35aは下部が連通するセパレータ
36によって仕切られており、そのウエットスクラバー
側には溶解槽10の石灰溶液を汲み上げるための溶液汲
上管37がポンプ38を介して設けられており、反ウエ
ットスクラバー側には液温計39が設けられている。
【0014】液温計測用タンクの第2室35bには弁4
0を有する溶液排出管41が溶解槽の蓋11に接続して
設けられており、第3室35cには石灰溶液を溶液貯留
槽43に排出する溶液排出管42が設けられている。溶
液貯留槽43には液面レベル計44及び撹拌機45が設
けられている。
【0015】次に、上述の装置における作動を主に図1
を用いて説明する。本装置を新規に使用する場合は、図
1に示す循環溶液貯留タンク25には補給水管20から
供給された水が満たされている。循環溶液貯留タンク2
5の弁28及び29を開にすると、循環溶液貯留タンク
25内の水が図2及び図3に示す液注入管9から漏斗状
部材8内に注入される。液注入管9は漏斗状部材8の接
線方向に設けられているため、液注入管9から吐き出さ
れた水は、漏斗状部材8の内周面に沿って流動して旋回
流Wを形成し、渦状となって溶解槽10に落下する。
【0016】一方、図1に示す貯留タンク1内の粉状の
生石灰は、切出しフィーダ2によって切り出され、生石
灰投入管4から陣笠状部材7に落下し、図2及び図3に
示す陣笠状部材7の上面で円周方向均等に分散されて旋
回流Wに落下する。旋回流Wに均等分散して落下した生
石灰は、速やかに旋回流Wに巻き込まれるため、粉塵の
発生が抑制されて溶解槽10に流れ落ちると共に溶解槽
10での団子状化が防止される。
【0017】溶解槽10では水と生石灰との反応によっ
て石灰溶液は60℃近くまで上昇し(濃度8%のと
き)、石灰粉塵を含む水蒸気が発生する。この水蒸気
は、排気ファン23により排気ダクト14を通してウェ
ットスクラバー15の下方に吸引することで、溶解槽1
0で発生した粉塵が漏斗状部材8内に浸入することによ
る生石灰投入管4及び切出弁3の閉塞を防止する。
【0018】ウェットスクラバー15においては、排気
ダクト14を通った粉塵が複数段の多孔板16に向かっ
て上昇する。循環溶液貯留タンク25の水は循環ポンプ
18によって汲み上げられ洗浄ノズル19から水膜状と
なって複数段の多孔板16に供給され、この水膜に粉塵
は捕獲され循環溶液貯留タンク25に落下する。
【0019】多孔板16で発生する粉塵を含む飛沫は、
排気ファン23によって吸い上げられてミストセパレー
タ17で捕獲される。ミストセパレータ17で捕獲され
た粉塵は、洗浄ノズル22から噴出する補給水管20の
洗浄水によって洗い流される。粉塵の捕獲に伴って循環
溶液貯留タンク25の水は石灰溶液となり、弁28、2
9を通って液注入管9に供給される。
【0020】循環液貯留タンク25における液面レベル
の制御は、液面レベル計27による検出値が所定の範囲
内となるように補給水弁21を制御して行い、溶解槽1
0における液面レベルの制御は、液面レベル計13によ
る検出値が所定の範囲内となるように弁40を調整する
ことによって行う。
【0021】石灰溶液の温度は濃度と比例関係にあるた
め、石灰溶液の温度を制御することで濃度を制御する。
溶解槽10の濃度の制御は、液温計39による液温に応
じてモータ5を制御することで行い、循環液貯留タンク
25の濃度の制御は、液温計26による液温に応じて補
給水弁21を制御することで行う。
【0022】貯留タンク1に生石灰を受け入れるとき
は、粉塵排出弁34を開にしてサイクロン33により石
灰粉塵を捕獲し、貯留タンク1に回収する。排気管31
内の粉塵は、密閉弁30を開にして排気ファン24を作
動させウェットスクラバー15に引き入れる。生石灰切
り出し時以外は切出弁3は閉にし、生石灰受入れ時以外
は生石灰受入管46に口栓47を装着し、また、排気管
31の密閉弁30を閉じて貯留タンク1を密閉状態にす
る。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、粉粒状の生石灰を水
に供給し溶解させ石灰溶液とする方法において、渦状に
流動する旋回流を形成させ、この旋回流に生石灰を均等
分散させて供給するように構成したので、生石灰は 旋
回流に速やかに巻き込まれて溶解槽に供給される。その
結果、生石灰を水に供給したときに発生する石灰粉塵の
発生を抑制し、粉塵による配管等の閉塞や環境悪化を防
止できる。
【0024】また、溶解槽等で発生した石灰粉塵は、ウ
ェットスクラバーにおいて捕獲し、捕獲によって発生し
た石灰溶液は、生石灰の溶解に使用するように構成した
ので石灰粉塵を効率よく回収できる。さらには、石灰溶
液の温度(濃度)に応じて生石灰の供給量を調整するよ
うに構成したので、石灰溶液の過熱による粉塵の発生を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る生石灰溶解装置の全体図
(フロー図)
【図2】図1の部分拡大図(側断面図)
【図3】図2のX−X線切断の平断面図
【符号の説明】
1;生石灰貯留タンク 2;切出フィーダ
3;切出弁 4;生石灰投入管 5;モータ
6;スクリュー 7;陣笠状部材 8;漏斗状部材
9;液注入管 10;溶解槽 11;溶解槽の蓋
12;撹拌機 13;液面レベル計 14;排気ダクト
15;ウェットスクラバ 16;多孔板 17;ミストセパレータ
18;循環ポンプ 19;洗浄ノズル 20;補給水管
21;補給水弁 22;洗浄ノズル 23;排気ファン
24;排気ダクト 25;循環液貯留タンク 26;液温計
27;液面レベル計 28;弁 29;弁
30;密閉弁 31;排気管 32;排気管
33;サイクロン 34;粉塵排出弁 35;液温計測用タンク
36;セパレータ 37;溶液吸上管 38;ポンプ
39;液温計 40;弁 41;液排出管
42;液排出管 43;溶液貯留槽 44;液面レベル計
45;撹拌機 46;生石灰受入管 47;受入管の口栓
C;生石灰 W;旋回流
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/66 530 C02F 1/66 530A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒状の生石灰粉を水に供給し溶解させて
    石灰溶液とする方法において、渦状に流動する水または
    石灰溶液の旋回流を形成させ、該旋回流に前記生石灰を
    供給することを特徴とする生石灰溶解方法。
  2. 【請求項2】生石灰投入管(4)から排出され落下する
    粉粒状の生石灰を受ける陣笠状部材(7)と、陣笠状部
    材(7)を囲むように設けられた漏斗状部材(8)と、
    漏斗状部材(8)の接線方向に向けて漏斗状部材(8)
    の内側に水または石灰溶液を注入する液注入管(9)と
    を有することを特徴とする生石灰溶解装置。
JP9159272A 1997-06-03 1997-06-03 生石灰溶解方法及びその装置 Withdrawn JPH10328542A (ja)

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