JPH10328772A - 缶体及びその製造方法 - Google Patents

缶体及びその製造方法

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JPH10328772A
JPH10328772A JP9147566A JP14756697A JPH10328772A JP H10328772 A JPH10328772 A JP H10328772A JP 9147566 A JP9147566 A JP 9147566A JP 14756697 A JP14756697 A JP 14756697A JP H10328772 A JPH10328772 A JP H10328772A
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flat
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宗久 服部
Nobunori Kobayashi
信紀 小林
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2646Of particular non cylindrical shape, e.g. conical, rectangular, polygonal, bulged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21D15/00Corrugating tubes
    • B21D15/04Corrugating tubes transversely, e.g. helically

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高い変形強度を得ると共に缶胴の外表面に施さ
れる印刷が見やすく外観良好とし、しかも製造容易な缶
体を提供すると共に、その缶体を容易に成形することが
できる缶体の製造方法を提供する。 【解決手段】缶胴2の周方向及び軸方向に複数の同一の
矩形状の平坦面5を形成する。周方向に隣合う平坦面5
は、境界稜線6を介して互いに連なって配置され、缶軸
方向に隣合う平坦面5は、互いに所定間隔を存して周方
向に位置をずらして配置される。缶軸方向に隣合う平坦
面間の位置に、上方の境界稜線6と下方の境界稜線6と
を結ぶ連結稜線7を形成し、互いに隣合う一対の連結稜
線7から平坦面の上下縁に向かって傾斜する三角形状の
傾斜面8,9を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状の缶胴を有す
る缶体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平7−102417号公報に
みられるように缶胴全周に多数の窪みが形成された缶体
が知られている。この種の缶体は、多数の窪みの軸方向
配列が位相差をなして配置されており、これによって、
ビード補強構造よりも高い変形強度を得ることができ
る。しかし、缶胴の外表面は、多数の窪みによって波状
に連続する凹凸或いは傾斜面が形成されているため、缶
胴の外表面に施される文字等の印刷が歪み見難くなって
外観上好ましくない。
【0003】そこで、前述したような窪みに替えて、複
数の平坦面を設けて、缶胴の外表面に施される印刷の歪
みを小として見易くすることが考えられる。即ち、図6
に示すように、缶胴50の周方向及び軸方向に複数の同
一の矩形状の平坦面51を形成する。周方向に隣接する
平坦面同士51,51は、境界稜線52を介して互いに
連なり、これを缶胴50全周に設けることにより缶胴5
0を横断面視したときに多角形状が形成されるようにす
る。また、缶胴50の缶軸方向に隣接する平坦面同士5
1,51は、高い変形強度を得るために、互いに周方向
に位置をずらして配置されている。これによって、高い
変形強度を維持して多数の平坦面51を形成でき、多数
の窪みを設けたものに比べて缶胴50の外表面に施され
る文字等の印刷の歪みが小となって見易くすることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、缶胴50の軸
方向に隣接する平坦面同士51,51は、互いに周方向
に位置をずらして配置されているので、それらの境界に
は極端な段差(缶胴の直径方向に形成される三角形状の
水平面)53が形成される。前記平坦面51を缶胴50
に形成するときには、例えば、図示しないが、天蓋54
と底蓋55とが未だ巻き締められていない缶胴50をそ
の内部と外部とから金型によって圧接する。このとき、
前記段差53は両金型の圧接を受けてしかも略直角に折
り曲げられるので、缶胴50の内部に内面塗装が施され
ている場合には、段差53の内面の塗装を傷める不都合
がある。
【0005】かかる不都合を解消して、本発明は、高い
変形強度を得ると共に缶胴の外表面に施される印刷が見
やすく外観良好とし、しかも製造容易な缶体を提供する
ことを目的とし、更に、上記缶体を容易に成形すること
ができる缶体の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の缶体は、缶胴の周方向及び軸方向に複数
の同一の矩形状の平坦面が形成されており、周方向に隣
合う前記平坦面は、境界稜線を介して互いに連なって配
置されることにより、缶胴を横断面視したときに多角形
状を形成し、缶軸方向に隣合う前記平坦面は、互いに所
定間隔を存して周方向に位置をずらして配置され、缶軸
方向に隣合う前記平坦面間の位置には、上方の境界稜線
の下端と、該境界稜線の直下に位置する下方の平坦面の
両側の一対の境界稜線の上端とを結ぶ一対の連結稜線が
形成され、互いに隣合う一対の連結稜線から上方の平坦
面の下縁に向かって傾斜する三角形状の傾斜面と、互い
に隣合う一対の連結稜線から下方の平坦面の上縁に向か
って傾斜する三角形状の傾斜面とが周方向に交互に形成
されていることを特徴とする。
【0007】本発明の缶体は、缶胴の周方向及び軸方向
に複数の同一の矩形状の平坦面が設けられている。各平
坦面は、周方向配列においては、軸方向の境界稜線を介
して連続して形成されていることで缶胴の横断面視形状
を多角形とし、軸方向配列においては、周方向に位置を
ずらして配置されている。これによって、軸方向や径方
向からの外圧、或いは内圧に対して高い変形強度を得る
ことができる。更に、缶胴の外面は、複数の平坦面が形
成されることから、缶胴の外表面に施される印刷の歪み
を小とすることができ、印刷を見易く外観良好とするこ
とができる。
【0008】また、缶胴の軸方向に配列された平坦面間
には前記傾斜面が形成されている。該傾斜面は、互いに
隣合う一対の連結稜線によって平坦面の上縁と下縁とに
形成され、これによって、軸方向に隣合う平坦面間には
極端な段差が形成されることがない。従って、缶軸方向
に隣合う前記平坦面を互いに周方向に位置をずらして配
置しても、上下の平坦面間に前記傾斜面が形成されるこ
とによってその成形量も少なく、容易に成形することが
できる。
【0009】本発明の前記缶体を製造する方法は、外面
全周に六角形の複数の凹部がハニカム状に形成された円
柱状の内型ロールを、円筒状の缶胴の内部に軸方向に挿
入し、前記内型ロールの凹部に対応し、且つ、前記平坦
面を成形する周方向に湾曲する平坦面成形部と、前記傾
斜面を成形する傾斜面成形部とが外面全周に形成された
外型ロールを、缶胴を介してその外面側から前記内型ロ
ールに圧接し、両ロールを回転させて缶胴の全周に前記
平坦面及び前記傾斜面を形成することを特徴とする。
【0010】前記缶体には、矩形状の平坦面とその上縁
及び下縁に連なる一対の三角形の傾斜部から、見かけ上
六角形のパターンが形成される。このパターンに対応さ
せて、内型ロールには、外面全周に六角形の複数の凹部
がハニカム状に形成されている。また、外型ロールに
は、内型ロールの凹部に対応する複数の平坦面成形部及
び前記形斜面成形部が外面全周に形成されている。
【0011】このとき、前記外型ロールの態様の一つと
しては、前記内型ロールの凹部に対応して、前記平坦面
成形部と前記傾斜面成形部とから側面視六角形状に形成
された複数の凸部をハニカム状に配列して備えることが
挙げられる。また、前記外型ロールの他の態様の一つと
しては、前記平坦面成形部を、側面視略四角形状の複数
の凸部とし、前記傾斜面成形部を、前記傾斜部の成形位
置に対応して設けられた凹状の溝部とすることが挙げら
れる。
【0012】上記の何れの態様の外型ロールを採用して
も、外型ロールの平坦面成形部の缶胴への圧接により缶
胴に確実に平坦面を成形することができる。また、前記
傾斜部については、凸型に傾斜面成形部を備える場合に
は、傾斜面成形部の缶胴への圧接によって軸方向に隣合
う平坦面間に確実に傾斜部を成形することができ、傾斜
面成形部を前記溝部とした場合には、平坦面成形部によ
る前記平坦面間の境界稜線の成形時における上下端の突
っ張りによって、溝部のような空間を配しておくだけで
も前記傾斜部が容易に成形される。
【0013】また、前記外型ロールが前記平坦面成形部
である凸部と、前記傾斜面成形部である溝部とを備える
ものにおいては、外周に前記凸部と前記溝部とが少なく
とも一ずつ形成された複数の円盤状の金型ブロックを同
一方向に一体に積み重ねて前記外型ロールを形成するこ
とが好ましい。これにより、前記外型ロールは、缶胴の
高さ寸法に応じて(内型ロールの凹部の段数に応じて)
金型ブロックの積み重ね数量を対応させることで、凸部
の段数の増減を容易に行うことができ、前記平坦面を成
形する缶体の形状変更に迅速に対応することができる。
更に、前記外型ロールの一部の凸部に磨耗や損傷が生じ
た場合には、金型ブロック単位での交換が可能となるた
め、外型ロールのメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の缶体を示す斜視図、
図2は図1のII−II線断面図、図3は内型ロール及
び外型ロールを示す説明図、図4は缶胴への平坦面の成
形工程を示す説明図、図5は他の外型ロールを一部破断
して示す側面図である。
【0015】本実施形態の缶体1は一般に3ピース缶と
言われるものであり、図1に示すように、円筒状の缶胴
2と、該缶胴2の上端縁に巻き締められて缶胴2の上部
を開口可能に閉塞する天蓋3と、該缶胴2の下端縁に巻
き締められて缶胴2の低部を閉塞する底蓋4とによって
構成される。
【0016】図1に示すように、缶胴2には、該缶胴2
の周方向及び軸方向に配列された複数の矩形状の平坦面
5が形成されている。缶胴2の周方向に配列された平坦
面5は、境界稜線6を介して互いに連なり、図2に示す
ように、缶胴2を横断面視したときに多角形状を形成す
る。
【0017】また、図1に示すように、缶胴2の軸方向
に隣合う平坦面5同士、即ち上方の平坦面5とそれに隣
り合った下方の平坦面5とは、所定間隔を存して、互い
に平坦面5の横幅の1/2の寸法ずつ周方向に位置をず
らして配列されている。
【0018】更に、上下の平坦面5間においては、上方
の境界稜線6の下端と、該境界稜線6の直下に位置する
下方の平坦面5の両側の一対の境界稜線6の上端とを結
ぶ一対の連結稜線7が形成されている。そして、互いに
隣合う一対の連結稜線7から上方の平坦面5の下縁に向
かって傾斜する三角形状の傾斜面8と、互いに隣合う一
対の連結稜線7から下方の平坦面5の上縁に向かって傾
斜する三角形状の傾斜面9とが周方向に交互に形成され
ている。これによって、矩形状の平坦面5とその上下の
三角形状の一対の傾斜面8,9とによって、見かけ上で
は境界稜線6と連結稜線7とにより区画された六角形状
のパターン10を形成し、各パターン10はハニカム状
に配列されている。なお、11は缶胴2の上端部を徐々
に縮径するネックイン部である。
【0019】これにより缶体1は、ハニカム状に配列さ
れた各パターン10によって缶胴2の変形強度が向上
し、更に、各パターン10は主に平坦面5によって構成
されているので、缶胴2の外面に施された印刷(図示し
ない)の歪みが少なく、印刷を見易くして外観を良好と
することができる。
【0020】次に、前記缶体1の製造方法を説明する。
前記缶胴2に前記平坦面5及び前記傾斜面8,9を形成
するときには、図3に示す内型ロール12と外型ロール
13とを使用する。
【0021】内型ロール12は、図3に示すように、缶
胴2の径より小径の円柱状に形成されており、ハニカム
状に配列された六角形状の複数の凹部14を外面全周に
備えている。該凹部14は、その輪郭が該凹部14と相
対的に突出しており、その輪郭のうち前記缶胴2の各パ
ターン10の境界稜線6に対応する部分(缶胴2の軸線
方向に延びる部分)が境界稜線成形凸部15とされ、連
結稜線7に対応する部分(缶胴2の軸線に対して傾斜す
る部分)が連結稜線成形凸部16とされている。該内型
ロール12は、図示しない回転手段を備えて缶胴2を載
置するターンテーブル17上に設けられている。該内型
ロール12には、その頂部に連結部18が形成されてお
り、該連結部18は、ターンテーブル17に同期して回
転し且つターンテーブル17上の缶胴2を上方から押さ
える昇降自在の押さえ板19に連結される。該押さえ板
19は、図示しない昇降手段によって昇降され、上昇位
置にあるとき、ターンテーブル17上に缶胴2が載置さ
れる。このときの缶胴2は、未だ前記ネックイン部11
が形成されていず、天蓋3及び底蓋4が巻き締められて
いない円筒状のものである。ターンテーブル17上に缶
胴2が載置されることにより、缶胴2の内部に内型ロー
ル12が挿通される。
【0022】本実施形態においては、缶胴2は内容物飲
料350g用のものであり、該缶胴2に周方向12個、
軸方向4列の六角形状のパターン10を形成するため
に、内型ロール12には、周方向8個、軸方向4列の凹
部14が設けられている。
【0023】また、外型ロール13は、図3に示すよう
に、缶胴2の径より大径の円柱状に形成されており、前
記内型ロール12の隣合う境界稜線成形凸部15間の前
記凹部14に対応して、缶胴2に外側から圧接する複数
の凸部20を外面全周に備えている。該外型ロール13
の凸部20は、図4(a)及び(b)に示すように、該
外型ロール13の周方向に湾曲する平坦面成形部21を
備え、該平坦面成形部21が缶胴2に圧接されることに
よって缶胴2に前記平坦面5を成形する。周方向に隣合
う凸部20の間は、該凸部20と相対的に凹部22が形
成されており、該凹部22は、前記内型ロール12の境
界稜線成形凸部15に対応する。
【0024】また、図3に示すように、該外型ロール1
3の上下に隣合う凸部20間には、該外型ロール13の
全周にわたる溝部23が形成されている。該溝部23
は、缶胴2の傾斜面8,9に対応しており、前記内型ロ
ール12の連結稜線成形凸部16が押入可能な空間を形
成している。
【0025】更に、該外型ロール13は、前記凸部20
と溝部23とを一列ずつ備える円盤状の複数の金型ブロ
ック24を軸方向に積み重ねることによって形成されて
いる。各金型ブロック24は、上下に貫通する貫通孔2
5が形成されており、該貫通孔25に連結杆26を挿着
することによって一体に形成されている。該外型ロール
13は、連結杆26を抜き取ることによって、複数の金
型ブロック24に分割自在とされている。これにより、
前記外型ロール13は、缶胴2に形成する平坦面5の軸
方向の列数に応じて金型ブロック24の積み重ね数量を
容易に対応させることができる。更に、前記外型ロール
13の一部の凸部20に磨耗や損傷が生じた場合には、
金型ブロック24単位での交換が可能となるため、外型
ロール13のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0026】また、該外型ロール13は、回転軸27を
介して図示しない回転手段によって前記内型ロール12
に同期して回転され、前記ターンテーブル17に載置さ
れた缶胴2に向かって進退自在とされている。該外型ロ
ール13が、前記ターンテーブル17に載置された缶胴
2から間隔を存して位置されているときに、前記ターン
テーブル17上に缶胴2が載置され、図示しない進退手
段によって、外型ロール13を前記ターンテーブル17
に載置された缶胴2の外側に圧接するようになってい
る。
【0027】本実施形態の缶胴2は、前述したように内
容物飲料350g用のものであるが、該缶胴2に周方向
12個、軸方向4列の六角形状のパターン10を形成す
るために、外型ロール13には、周方向24個、軸方向
4列の凸部20が設けられている。
【0028】そして、図3に示すように、前記ターンテ
ーブル17上に載置された缶胴2に外型ロール13を圧
接することにより、内型ロール12と外型ロール13と
の間に缶胴2が挟持され、両ロール12,13に圧接さ
れた状態で回転されることによって、缶胴2の全周に前
記平坦面5及び傾斜面8,9からなる六角形状パターン
10が形成される。このとき、前記平坦面5は、図4
(a)に示すように、外型ロール13の凸部20が内型
ロール12の凹部14に押入されることで成形される。
外型ロール13の凸部20の平坦面成形部21は湾曲し
ており、回転させながらの圧接によって、缶胴2の円周
面を平坦な形状に成形することができる。そして、両ロ
ール12,13の回転によって、外型ロール13の凸部
20間の凹部22に内型ロール12の境界稜線成形凸部
15が押入されることで、図2に示すように、缶胴2を
多角形状に形成することができる。
【0029】また、前記傾斜面8,9は、外型ロール1
3の凸部20が、内型ロール12の凹部14の両側の境
界稜線成形凸部15間に押入されたとき、同時に外型ロ
ール13の溝部23に、該境界稜線成形凸部15に連続
する連結稜線成形凸部16が押入され、平坦面5が成形
される際に該平坦面5に連なる傾斜面8,9が形成され
る。
【0030】このように、外型ロール13と内型ロール
とによる缶胴2の圧接回転によって、缶胴2の全周に前
記平坦面5及び傾斜面8,9からなる六角形状のパター
ン10をハニカム状に容易に成形することができる。し
かも、缶胴2の全周に複数の平坦面5が形成されても、
軸方向に隣合う平坦面5間に前記傾斜面8,9が形成さ
れて成形量を小とすることができ、缶胴2の内面に施さ
れた塗装の損傷を防止することができる。
【0031】なお、本実施形態における外型ロール13
は、缶胴2に平坦面5を成形する凸部20と、傾斜面
8,9の成形位置に対応する溝部23を備えるが、図5
に示すように、前記内型ロール12の凹部14に対応す
る六角形状の複数の凸部28を全周に備える外型ロール
29を採用してもよい。該外型ロール29は、図5に示
すように、六角形状の凸部28をハニカム状に配列して
備える。該凸部28は、周方向に湾曲する平坦面成形部
30と、該平坦面成形部30の上下の端縁から連続する
一対の傾斜面成形部31とによって構成されている。こ
れにより、外型ロール29の平坦面成形部30が内型ロ
ール12の境界稜線成形凸部15間に押入する際(図4
参照)に、傾斜面成形部31が内型ロール12の連結稜
線成形凸部16間に押入して、缶胴2には平坦面5及び
傾斜面8,9を容易に成形することができる。
【0032】また、図5に示す外型ロール29において
も、図示しないが、例えば、一列の凸部28を全周に備
える円盤状の金型ブロックをその軸方向に一体に積み重
ねて形成することができる。これによって、前述した実
施形態と同様に、金型ブロック単位での凸部28の軸方
向の列数の増減や交換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の缶体を示す斜視図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】内型ロール及び外型ロールを示す説明図。
【図4】缶胴への平坦面の成形工程を示す説明図。
【図5】他の外型ロールを示す側面図。
【図6】従来の缶体を示す正面図。
【符号の説明】
1…缶体、2…缶胴、5…平坦面、6…境界稜線、7…
連結稜線、8,9…傾斜面、12…内型ロール、13,
29…外型ロール、14…凹部、20,28…凸部、2
1,30…平坦面成形部、23,31…傾斜面成形部、
23…溝部、24…金型ブロック。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶胴の周方向及び軸方向に複数の同一の矩
    形状の平坦面が形成されており、 周方向に隣合う前記平坦面は、境界稜線を介して互いに
    連なって配置されることにより、缶胴を横断面視したと
    きに多角形状を形成し、 缶軸方向に隣合う前記平坦面は、互いに所定間隔を存し
    て周方向に位置をずらして配置され、 缶軸方向に隣合う前記平坦面間の位置には、上方の境界
    稜線の下端と、該境界稜線の直下に位置する下方の平坦
    面の両側の一対の境界稜線の上端とを結ぶ一対の連結稜
    線が形成され、互いに隣合う一対の連結稜線から上方の
    平坦面の下縁に向かって傾斜する三角形状の傾斜面と、
    互いに隣合う一対の連結稜線から下方の平坦面の上縁に
    向かって傾斜する三角形状の傾斜面とが周方向に交互に
    形成されていることを特徴とする缶体。
  2. 【請求項2】缶胴の周方向及び軸方向に複数の同一の矩
    形状の平坦面が形成されており、周方向に隣合う前記平
    坦面は、境界稜線を介して互いに連なって配置されるこ
    とにより、缶胴を横断面視したときに多角形状を形成
    し、缶軸方向に隣合う前記平坦面は、互いに所定間隔を
    存して周方向に位置をずらして配置され、缶軸方向に隣
    合う前記平坦面間の位置には、上方の境界稜線の下端
    と、該境界稜線の直下に位置する下方の平坦面の両側の
    一対の境界稜線の上端とを結ぶ一対の連結稜線が形成さ
    れ、互いに隣合う一対の連結稜線から上方の平坦面の下
    縁に向かって傾斜する三角形状の傾斜面と、互いに隣合
    う一対の連結稜線から下方の平坦面の上縁に向かって傾
    斜する三角形状の傾斜面とが周方向に交互に形成された
    缶体の製造方法であって、 外面全周に六角形の複数の凹部がハニカム状に形成され
    た円柱状の内型ロールを、円筒状の缶胴の内部に軸方向
    に挿入し、 前記内型ロールの凹部に対応し、且つ、前記平坦面を成
    形する周方向に湾曲する平坦面成形部と、前記傾斜面を
    成形する傾斜面成形部とが外面全周に形成された外型ロ
    ールを、缶胴を介してその外面側から前記内型ロールに
    圧接し、 両ロールを回転させて缶胴の全周に前記平坦面及び前記
    傾斜面を形成することを特徴とする缶体の製造方法。
  3. 【請求項3】前記外型ロールは、前記内型ロールの凹部
    に対応して、前記平坦面成形部と前記傾斜面成形部とか
    ら側面視六角形状に形成された複数の凸部をハニカム状
    に配列して形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の缶体の製造方法。
  4. 【請求項4】前記外型ロールの前記平坦面成形部は、側
    面視略四角形状の複数の凸部とされ、前記外型ロールの
    前記傾斜面成形部は、前記傾斜部の成形位置に対応して
    設けられた凹状の溝部とされていることを特徴とする請
    求項2記載の缶体の製造方法。
  5. 【請求項5】前記外型ロールは、外周に前記凸部と前記
    溝部とが少なくとも一ずつ形成された複数の円盤状の金
    型ブロックを同一方向に一体に積み重ねて形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の缶体の製造方法。
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