JPH1032892A - 開放型ヘッドホン - Google Patents
開放型ヘッドホンInfo
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- JPH1032892A JPH1032892A JP8293451A JP29345196A JPH1032892A JP H1032892 A JPH1032892 A JP H1032892A JP 8293451 A JP8293451 A JP 8293451A JP 29345196 A JP29345196 A JP 29345196A JP H1032892 A JPH1032892 A JP H1032892A
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- Japan
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- ear
- sound
- unit
- acoustic
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
- H04R1/2807—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
- H04R1/2838—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bandpass type
- H04R1/2842—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bandpass type for loudspeaker transducers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/10—Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
- H04R1/1008—Earpieces of the supra-aural or circum-aural type
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開放型ヘッドホンにおいて、その低域および
中高域の周波数特性を改善する。 【解決手段】 オーディオ信号を音響に変換する音響ユ
ニット1を設ける。この音響ユニット1を、リスナの耳
部に対して所定の間隔を有して位置させるスポーク4を
設ける。音響ユニット1の前部に音響イコライザ5を設
け、音響ユニット1から出力される音波の周波数特性を
補正してリスナの耳部に供給する。
中高域の周波数特性を改善する。 【解決手段】 オーディオ信号を音響に変換する音響ユ
ニット1を設ける。この音響ユニット1を、リスナの耳
部に対して所定の間隔を有して位置させるスポーク4を
設ける。音響ユニット1の前部に音響イコライザ5を設
け、音響ユニット1から出力される音波の周波数特性を
補正してリスナの耳部に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開放型ヘッドホ
ンに関する。
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック式のヘッドホンのうち、頭
にかぶるタイプのヘッドホン、すなわち、アウターイヤ
ー型のヘッドホンは、図5A〜Cに示すように、密閉
型、オープンエア型、開放型(フルオープン型)に大別
することができる。
にかぶるタイプのヘッドホン、すなわち、アウターイヤ
ー型のヘッドホンは、図5A〜Cに示すように、密閉
型、オープンエア型、開放型(フルオープン型)に大別
することができる。
【0003】すなわち、図5はいずれも片チャンネルの
ヘッドホンユニットについて示すものであるが、密閉型
のヘッドホンは、図5Aに示すように、電磁式の音響ユ
ニット1の前部に、イヤーパッド2が設けられるととも
に、後部がハウジング3により密閉されている。
ヘッドホンユニットについて示すものであるが、密閉型
のヘッドホンは、図5Aに示すように、電磁式の音響ユ
ニット1の前部に、イヤーパッド2が設けられるととも
に、後部がハウジング3により密閉されている。
【0004】この場合、音響ユニット1は、図示はしな
いが、一般のダイナミック式のスピーカとほぼ同様に構
成されているもので、永久磁石による磁界中に、コーン
(振動板)の取り付けられたコイルが設けられるととも
に、このコイルにオーディオ信号が供給され、そのオー
ディオ信号が音響に変換される。また、イヤーパッド2
は、比較的遮音性のある部材によりリング状に構成され
るとともに、音響ユニット1の前部の周囲に設けられ、
音響ユニット1と、リスナの耳部EARとの間を、ほぼ密
閉された気室としている。
いが、一般のダイナミック式のスピーカとほぼ同様に構
成されているもので、永久磁石による磁界中に、コーン
(振動板)の取り付けられたコイルが設けられるととも
に、このコイルにオーディオ信号が供給され、そのオー
ディオ信号が音響に変換される。また、イヤーパッド2
は、比較的遮音性のある部材によりリング状に構成され
るとともに、音響ユニット1の前部の周囲に設けられ、
音響ユニット1と、リスナの耳部EARとの間を、ほぼ密
閉された気室としている。
【0005】そして、この密閉型のヘッドホンにおいて
は、音響ユニット1の前部および後部が密閉されている
ので、音響ユニット1のコーンに対する制動が強く、十
分な低音を得ることができるとともに、ダンピングの良
好な低音とすることができる。
は、音響ユニット1の前部および後部が密閉されている
ので、音響ユニット1のコーンに対する制動が強く、十
分な低音を得ることができるとともに、ダンピングの良
好な低音とすることができる。
【0006】また、オープンエア型のヘッドホンは、図
5Bに示すように、イヤーパッド2が、音響ユニット1
の前部に設けられるとともに、イヤーパッド2は適当な
通気性を有するものとされる。また、ハウジング3に
は、所定の透孔3Aが形成されている。
5Bに示すように、イヤーパッド2が、音響ユニット1
の前部に設けられるとともに、イヤーパッド2は適当な
通気性を有するものとされる。また、ハウジング3に
は、所定の透孔3Aが形成されている。
【0007】したがって、音響ユニット1の前部および
後部は、適当な音響抵抗を通じて外部に開放されている
ことになるので、適当な密閉性および制動を得ることが
でき、結果として、やはりダンピングが良好で適度な低
音を得ることができる。
後部は、適当な音響抵抗を通じて外部に開放されている
ことになるので、適当な密閉性および制動を得ることが
でき、結果として、やはりダンピングが良好で適度な低
音を得ることができる。
【0008】さらに、開放型のヘッドホンは、図5Cに
示すように、イヤーパッド2およびハウジング3は設け
られない。そして、音響ユニット1が、支持部材(図示
せず)により耳部EARから離れて配置される。
示すように、イヤーパッド2およびハウジング3は設け
られない。そして、音響ユニット1が、支持部材(図示
せず)により耳部EARから離れて配置される。
【0009】したがって、この開放型のヘッドホンにお
いては、イヤーパッド2やハウジング3がないので、出
力される音についての開放感に優れ、その評価が高い。
また、耳部EARに対する圧迫感が少ないとともに、長時
間にわたって使用しても耳部EARが汗で蒸れることがな
いので、装着感や使用感の良さついての評価も高い。
いては、イヤーパッド2やハウジング3がないので、出
力される音についての開放感に優れ、その評価が高い。
また、耳部EARに対する圧迫感が少ないとともに、長時
間にわたって使用しても耳部EARが汗で蒸れることがな
いので、装着感や使用感の良さついての評価も高い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、開放型のヘ
ッドホンにおいては、音響ユニット1と耳部EARとの間
の気室が、密閉型やオープンエア型のように、外部から
隔離されていないので、音響ユニット1から出力された
低音が外部に逃げてしまい、リスナにとって低音が不足
する傾向がある。
ッドホンにおいては、音響ユニット1と耳部EARとの間
の気室が、密閉型やオープンエア型のように、外部から
隔離されていないので、音響ユニット1から出力された
低音が外部に逃げてしまい、リスナにとって低音が不足
する傾向がある。
【0011】そこで、音響ユニット1を耳部EARに接近
させることが考えられる。すなわち、一般に、音響ユニ
ット1と耳部EARとの間隔が変化しても、音響ユニット
1のコーンの直径程度以内であれば、5kHz以上の高音
は指向性があるので、リスナから見た高音のレベルは、
ほとんど変化しない。
させることが考えられる。すなわち、一般に、音響ユニ
ット1と耳部EARとの間隔が変化しても、音響ユニット
1のコーンの直径程度以内であれば、5kHz以上の高音
は指向性があるので、リスナから見た高音のレベルは、
ほとんど変化しない。
【0012】しかし、低音については、音響ユニット1
が耳部EARに近づくにつれて、音響ユニット1と耳部EAR
との間の空隙を通じて外部に逃げる音波が少なくなるの
で、リスナから見た低音のレベルは上昇する。
が耳部EARに近づくにつれて、音響ユニット1と耳部EAR
との間の空隙を通じて外部に逃げる音波が少なくなるの
で、リスナから見た低音のレベルは上昇する。
【0013】したがって、音響ユニット1を耳部EARに
接近させることにより、十分な低音を得ることができ
る。
接近させることにより、十分な低音を得ることができ
る。
【0014】図4は、音響ユニット1の周波数特性(出
力音圧周波数特性)の測定例を示すもので、曲線Dは、
音響ユニット1と耳部EARとが離れている場合の周波数
特性、曲線Nは、両者が接近している場合の周波数特性
である。そして、この測定結果からも明らかなように、
音響ユニット1を耳部EARに近づけると、十分な低音を
得ることできる。
力音圧周波数特性)の測定例を示すもので、曲線Dは、
音響ユニット1と耳部EARとが離れている場合の周波数
特性、曲線Nは、両者が接近している場合の周波数特性
である。そして、この測定結果からも明らかなように、
音響ユニット1を耳部EARに近づけると、十分な低音を
得ることできる。
【0015】ところが、上記のように、音響ユニット1
を耳部EARに近づけることにより、低音のレベルを改善
すると、このとき、図4の曲線Dと曲線Nとを比較して
も分かるように、中高域のレベルが上昇してしまう。こ
れは、音響ユニット1と耳部EARとの間の容積と、それ
ら間の空隙を通じて外部に至る経路のイナータンスとに
より、中高域に共振を生じるためである。
を耳部EARに近づけることにより、低音のレベルを改善
すると、このとき、図4の曲線Dと曲線Nとを比較して
も分かるように、中高域のレベルが上昇してしまう。こ
れは、音響ユニット1と耳部EARとの間の容積と、それ
ら間の空隙を通じて外部に至る経路のイナータンスとに
より、中高域に共振を生じるためである。
【0016】そして、このように中高域のレベルが上昇
すると、聴感上、不快な音質になってしまう。
すると、聴感上、不快な音質になってしまう。
【0017】この場合、オープンエア形のヘッドホンで
あれば、上記の共振を生じるとしても、イヤーパッド2
の通気抵抗により、その共振をQダンプすることがで
き、したがって、中高域のレベルの上昇を抑えることが
できる。
あれば、上記の共振を生じるとしても、イヤーパッド2
の通気抵抗により、その共振をQダンプすることがで
き、したがって、中高域のレベルの上昇を抑えることが
できる。
【0018】しかし、開放型のヘッドホンには、イヤー
パッド2がないので、中高域に共振を生じると、これを
Qダンプしてそのレベルを抑えることはできない。
パッド2がないので、中高域に共振を生じると、これを
Qダンプしてそのレベルを抑えることはできない。
【0019】この発明は、以上のような点にかんがみ、
開放型のヘッドホンにおいて、中高域のレベルを上昇さ
せることなく、十分な低音が得られるようにするもので
ある。
開放型のヘッドホンにおいて、中高域のレベルを上昇さ
せることなく、十分な低音が得られるようにするもので
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明においては、オ
ーディオ信号を音響に変換する音響ユニットと、上記音
響ユニットの前部に設けられ、この音響ユニットから出
力される音波の周波数特性を補正する音響イコライザと
を有する開放型ヘッドホンとするものである。したがっ
て、音響ユニットから出力された音波は、音響イコライ
ザにより周波数特性が補正され、バランスのよい周波数
特性が実現される。
ーディオ信号を音響に変換する音響ユニットと、上記音
響ユニットの前部に設けられ、この音響ユニットから出
力される音波の周波数特性を補正する音響イコライザと
を有する開放型ヘッドホンとするものである。したがっ
て、音響ユニットから出力された音波は、音響イコライ
ザにより周波数特性が補正され、バランスのよい周波数
特性が実現される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明による開放型ヘ
ッドホンの片チャンネルのヘッドホンユニットについて
示すものであるが、音響ユニット1が、図5において説
明したように、電磁式に構成されている。
ッドホンの片チャンネルのヘッドホンユニットについて
示すものであるが、音響ユニット1が、図5において説
明したように、電磁式に構成されている。
【0022】すなわち、音響ユニット1においては、ヨ
ーク11の中央に、永久磁石12およびセンターポール
13が設けられて磁気回路が構成されるとともに、この
磁気回路に、ボビン14に巻回されたボイスコイル(図
示せず)が配置される。そして、ボビン14にコーン1
5が設けられるとともに、そのボイスコイルにオーディ
オ信号が供給されてコーン15が駆動され、音波が出力
される。
ーク11の中央に、永久磁石12およびセンターポール
13が設けられて磁気回路が構成されるとともに、この
磁気回路に、ボビン14に巻回されたボイスコイル(図
示せず)が配置される。そして、ボビン14にコーン1
5が設けられるとともに、そのボイスコイルにオーディ
オ信号が供給されてコーン15が駆動され、音波が出力
される。
【0023】また、コーン15の前方に、保護板16が
設けられる。なお、この保護板16には、これがコーン
15からの音波の障害とならないように、多数の透孔が
形成されている。
設けられる。なお、この保護板16には、これがコーン
15からの音波の障害とならないように、多数の透孔が
形成されている。
【0024】さらに、音響ユニット1の前部には、音響
イコライザ5が設けられる。この音響イコライザ5は、
図2にも示すように、一方の面が開口とされた円筒状の
箱体51を有する。この場合、この箱体51は、所定の
容積を有し、その開口は音響ユニット1の外径にほぼ等
しくされ、その開口が音響ユニット1の前面を塞ぐよう
に設けられている。
イコライザ5が設けられる。この音響イコライザ5は、
図2にも示すように、一方の面が開口とされた円筒状の
箱体51を有する。この場合、この箱体51は、所定の
容積を有し、その開口は音響ユニット1の外径にほぼ等
しくされ、その開口が音響ユニット1の前面を塞ぐよう
に設けられている。
【0025】そして、箱体51のうち、コーン51と対
向する面には、コーン15からの音波を通過させる所定
の大きさの透孔52が形成されるとともに、この面およ
び周面にも所定の大きさの透孔53が形成されている。
また、透孔53には、これを通過しようとする音波に対
して所定の抵抗を与える素材、例えば不織布54が設け
られている。なお、透孔52の直径は40mm以下である。
向する面には、コーン15からの音波を通過させる所定
の大きさの透孔52が形成されるとともに、この面およ
び周面にも所定の大きさの透孔53が形成されている。
また、透孔53には、これを通過しようとする音波に対
して所定の抵抗を与える素材、例えば不織布54が設け
られている。なお、透孔52の直径は40mm以下である。
【0026】さらに、音響ユニット1には、これを支持
する支持部材として、例えば複数の棒状のスポーク4が
設けられるとともに、その端部にイヤーパッド2が設け
られ、ヘッドホンの使用時には、音響ユニット1はリス
ナの耳部EARに対して所定の間隔で近接して支持され
る。また、この例においては、音響ユニット1の後部が
ハウジング3により密閉されている。
する支持部材として、例えば複数の棒状のスポーク4が
設けられるとともに、その端部にイヤーパッド2が設け
られ、ヘッドホンの使用時には、音響ユニット1はリス
ナの耳部EARに対して所定の間隔で近接して支持され
る。また、この例においては、音響ユニット1の後部が
ハウジング3により密閉されている。
【0027】なお、図示はしないが、このようなヘッド
ホンユニットが左および右チャンネル用に2つ用意さ
れ、それら左チャンネルのヘッドホンユニットと、右チ
ャンネルのヘッドホンとの間が、ヘッドバンドにより連
結される。
ホンユニットが左および右チャンネル用に2つ用意さ
れ、それら左チャンネルのヘッドホンユニットと、右チ
ャンネルのヘッドホンとの間が、ヘッドバンドにより連
結される。
【0028】そして、図1に示すように、このヘッドホ
ンをリスナの頭に装着したとき、イヤーパッド2が耳部
EARの周囲に位置して音響イコライザ5が耳部EARに対し
て所定の間隔を有して対向するようにされている。
ンをリスナの頭に装着したとき、イヤーパッド2が耳部
EARの周囲に位置して音響イコライザ5が耳部EARに対し
て所定の間隔を有して対向するようにされている。
【0029】このような構成によれば、箱体51の透孔
52には、不織布54が設けられているので、コーン1
5からの音波は、主として透孔52を通じて耳部EARに
達し、これを聞くことができる。
52には、不織布54が設けられているので、コーン1
5からの音波は、主として透孔52を通じて耳部EARに
達し、これを聞くことができる。
【0030】そして、その場合、コーン15からの音波
は、主として透孔52を通じて箱体51の外部に出力さ
れ、これは、音響ユニット1(コーン15)が耳部EAR
に接近したのと等価であり、しかも、透孔21から集中
して出力されるので、リスナは十分な低音を聞くことが
できる。
は、主として透孔52を通じて箱体51の外部に出力さ
れ、これは、音響ユニット1(コーン15)が耳部EAR
に接近したのと等価であり、しかも、透孔21から集中
して出力されるので、リスナは十分な低音を聞くことが
できる。
【0031】また、このとき、詳細は後述するが、箱体
51の容積を所定の大きさとしておくことにより、コー
ン15からの音波の中高域が減衰されるので、リスナか
ら見た周波数特性は、中高域の上昇が抑えられる。
51の容積を所定の大きさとしておくことにより、コー
ン15からの音波の中高域が減衰されるので、リスナか
ら見た周波数特性は、中高域の上昇が抑えられる。
【0032】したがって、図1のヘッドホンによれば、
低音が豊かで、中高域にくせのない再生音を聞くことが
できる。しかも、その場合、開放型ヘッドホンの特長を
損なうことがない。
低音が豊かで、中高域にくせのない再生音を聞くことが
できる。しかも、その場合、開放型ヘッドホンの特長を
損なうことがない。
【0033】図3は、図1のヘッドホンの音響等価回路
を簡略化して示すもので、音響ユニット1が、音波を出
力する信号源VOと、最低共振周波数f0を与える直列共
振回路Z0とにより示される。また、音響ユニット1に
は、ハウジング3などの後部の音響回路ZBが接続され
ている。
を簡略化して示すもので、音響ユニット1が、音波を出
力する信号源VOと、最低共振周波数f0を与える直列共
振回路Z0とにより示される。また、音響ユニット1に
は、ハウジング3などの後部の音響回路ZBが接続され
ている。
【0034】さらに、音響ユニット1には、音響イコラ
イザ5が接続されているが、この音響イコライザ5にお
いて、容量CEが箱体51の容積を示し、抵抗REが不織
布54を示し、イナータンスMEが透孔52を示す。
イザ5が接続されているが、この音響イコライザ5にお
いて、容量CEが箱体51の容積を示し、抵抗REが不織
布54を示し、イナータンスMEが透孔52を示す。
【0035】また、容量CLが音響イコライザ5と耳部E
ARとの間の気室の容積を示し、イナータンスMLが、音
響イコライザ5と耳部EARとの間の空隙、すなわち、音
波が外部へ逃げるときの通路を示す。そして、耳部EAR
には、電圧VLで示される音波が供給される。
ARとの間の気室の容積を示し、イナータンスMLが、音
響イコライザ5と耳部EARとの間の空隙、すなわち、音
波が外部へ逃げるときの通路を示す。そして、耳部EAR
には、電圧VLで示される音波が供給される。
【0036】したがって、音響ユニット1から出力され
る低音は、イナータンスMEを通じてそのまま出力され
るとともに、音響ユニット1が耳部EARに近接している
ので、十分なレベルで耳部EARに達する。
る低音は、イナータンスMEを通じてそのまま出力され
るとともに、音響ユニット1が耳部EARに近接している
ので、十分なレベルで耳部EARに達する。
【0037】また、音響ユニット1から出力される中高
域は、音響イコライザ5と耳部EARとの間の気室に至る
前に、容量CEおよび抵抗REを通じてバイパスされるの
で、耳部EARに供給される中高域においては、大きなピ
ークが抑えられている。
域は、音響イコライザ5と耳部EARとの間の気室に至る
前に、容量CEおよび抵抗REを通じてバイパスされるの
で、耳部EARに供給される中高域においては、大きなピ
ークが抑えられている。
【0038】さらに、音響ユニット1から出力される高
域は、ラジエーションのため、3次元的な分布定数回路
となり、等価回路で表すことが困難なので、省略する
が、音響ユニット1の指向性のため、レベルがあまり変
化しない。
域は、ラジエーションのため、3次元的な分布定数回路
となり、等価回路で表すことが困難なので、省略する
が、音響ユニット1の指向性のため、レベルがあまり変
化しない。
【0039】しかし、散音用の透孔52の径を小さくす
ると、イナータンスMEにより耳部EARに供給される高域
のレベルが小さくなり、すなわち、高域のレベルを調整
することができる。
ると、イナータンスMEにより耳部EARに供給される高域
のレベルが小さくなり、すなわち、高域のレベルを調整
することができる。
【0040】図4において、曲線Eは、図1のヘッドホ
ンの周波数特性の測定結果を示すものであり、音響ユニ
ット1は、曲線D、Nの場合と同一である。そして、こ
の測定結果によれば、低音が十分なレベルに改善され、
また、中高域のピークも十分に抑えられ、全体として、
バランスのよい特性となっている。
ンの周波数特性の測定結果を示すものであり、音響ユニ
ット1は、曲線D、Nの場合と同一である。そして、こ
の測定結果によれば、低音が十分なレベルに改善され、
また、中高域のピークも十分に抑えられ、全体として、
バランスのよい特性となっている。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、開放型ヘッドホンに
おいて、十分なレベルの低音を得ることができ、しか
も、中高域にピークのない素直な特性とすることができ
る。
おいて、十分なレベルの低音を得ることができ、しか
も、中高域にピークのない素直な特性とすることができ
る。
【図1】この発明の一形態を示す断面図である。
【図2】この発明の一部の一形態を示す斜視図である。
【図3】この発明によるヘッドホンの音響等価回路であ
る。
る。
【図4】この発明を説明するための特性図である。
【図5】ヘッドホンを説明するための断面図である。
1…音響ユニット、2…イヤーパッド、3…ハウジン
グ、4…スポーク、5…音響イコライザ、11…ヨー
ク、12…永久磁石、13…ポールピース、14…ボビ
ン、15…コーン、16…保護板、51…箱体、52…
散音用透孔、53…通気用透孔、54…不織布
グ、4…スポーク、5…音響イコライザ、11…ヨー
ク、12…永久磁石、13…ポールピース、14…ボビ
ン、15…コーン、16…保護板、51…箱体、52…
散音用透孔、53…通気用透孔、54…不織布
Claims (5)
- 【請求項1】オーディオ信号を音響に変換する音響ユニ
ットと、 上記音響ユニットの前部に設けられ、この音響ユニット
から出力される音波の周波数特性を補正する音響イコラ
イザとを有する開放型ヘッドホン。 - 【請求項2】請求項1に記載の開放型ヘッドホンにおい
て、 イヤーパッドと、 上記音響ユニットをリスナの耳部に対して所定の間隔に
保持する支持部材とを有する開放型ヘッドホン。 - 【請求項3】請求項1に記載の開放型ヘッドホンにおい
て、 上記音響イコライザは、所定の容積を有するカップ状の
箱体により構成され、この箱体の開口が上記音響ユニッ
トに対接され、 上記箱体の上記音響ユニットとの対向面に、上記音響ユ
ニットからの音波を通過させる透孔が形成され、 上記リスナの耳部に対する上記対向面の間隔と上記箱体
の容積とにより、上記周波数特性の低域と中高域との補
正が行われるようにした開放型ヘッドホン。 - 【請求項4】請求項3に記載の開放型ヘッドホンにおい
て、 上記箱体は別の透孔を有するとともに、 この別の透孔に通気抵抗を設けるようにした開放型ヘッ
ドホン。 - 【請求項5】請求項4に記載の開放型ヘッドホンにおい
て、 上記箱体に形成された上記透孔により、上記周波数特性
の高域の補正が行われるようにした開放型ヘッドホン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293451A JPH1032892A (ja) | 1996-05-16 | 1996-10-15 | 開放型ヘッドホン |
| US08/855,700 US5844998A (en) | 1996-05-16 | 1997-05-08 | Headphone apparatus |
| GB9709610A GB2313248B (en) | 1996-05-16 | 1997-05-12 | Headphone apparatus |
| DE19720396A DE19720396B4 (de) | 1996-05-16 | 1997-05-15 | Völlig offener Kopfhörer |
Applications Claiming Priority (3)
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