JPH10329003A - 研磨クロスのドレッシング及びブラッシング方法 - Google Patents
研磨クロスのドレッシング及びブラッシング方法Info
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- JPH10329003A JPH10329003A JP9155795A JP15579597A JPH10329003A JP H10329003 A JPH10329003 A JP H10329003A JP 9155795 A JP9155795 A JP 9155795A JP 15579597 A JP15579597 A JP 15579597A JP H10329003 A JPH10329003 A JP H10329003A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェーハが移動し得る領域においてドレッシ
ング量を均一にして、半導体ウェーハの面内平坦度の低
下、品質の面内バラ付きの発生を防止できる研磨クロス
のドレッシング及びブラッシング方法の提供。 【解決手段】 円盤状プレートにウェーハが移動し得る
直径以上のリング状ドレッシングまたはブラッシング材
を埋設し、研磨クロスの回転数に対してドレッシング・
ブラッシングプレート回転数を特定計算式にて適切に決
定し、かつ研磨クロスの回転とは逆回転させることによ
り、研摩クロスのドレッシング量またはブラッシング量
の均一化を可能とする。
ング量を均一にして、半導体ウェーハの面内平坦度の低
下、品質の面内バラ付きの発生を防止できる研磨クロス
のドレッシング及びブラッシング方法の提供。 【解決手段】 円盤状プレートにウェーハが移動し得る
直径以上のリング状ドレッシングまたはブラッシング材
を埋設し、研磨クロスの回転数に対してドレッシング・
ブラッシングプレート回転数を特定計算式にて適切に決
定し、かつ研磨クロスの回転とは逆回転させることによ
り、研摩クロスのドレッシング量またはブラッシング量
の均一化を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体デバイス
に使用される半導体ウェーハ研磨、CMP工程におい
て、研磨に寄与する研磨クロス表面層を目立て、ドレッ
シング、ブラッシングすることで研磨速度の低下防止、
品質のばらつき防止、面内平坦度維持を行うためのドレ
ッシング及びブラッシング方法の改良に係り、リング内
径がウェーハの直径以上のドレッシング材を埋設したプ
レートを用いて、研磨クロスの回転数に対して特定の回
転数でクロスの回転方向に対して逆回転させることによ
り、ウェーハが移動し得る領域においてドレッシング量
を均一にした研磨クロスのドレッシング及びブラッシン
グ方法に関するものである。
に使用される半導体ウェーハ研磨、CMP工程におい
て、研磨に寄与する研磨クロス表面層を目立て、ドレッ
シング、ブラッシングすることで研磨速度の低下防止、
品質のばらつき防止、面内平坦度維持を行うためのドレ
ッシング及びブラッシング方法の改良に係り、リング内
径がウェーハの直径以上のドレッシング材を埋設したプ
レートを用いて、研磨クロスの回転数に対して特定の回
転数でクロスの回転方向に対して逆回転させることによ
り、ウェーハが移動し得る領域においてドレッシング量
を均一にした研磨クロスのドレッシング及びブラッシン
グ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体製造技術の分野における微
細化技術の進歩が著しく、これに伴い半導体ウェーハに
要求される加工精度はますます厳しくなっている。加工
精度の中でも、特にウェーハの平行度及び平坦度につい
ては、特に要求が厳しくなっている。
細化技術の進歩が著しく、これに伴い半導体ウェーハに
要求される加工精度はますます厳しくなっている。加工
精度の中でも、特にウェーハの平行度及び平坦度につい
ては、特に要求が厳しくなっている。
【0003】半導体ウェーハの研磨に使用される鏡面研
磨方法には、加工歪みが最も少ないとされている、メカ
ノケミカルポリッシングが採用されている。詳述する
と、例えば5〜300nm程度の粒径を有するSiO2
砥粒を苛性ソーダ、アンモニア及びエタノールアミン等
のアルカリ溶液に懸濁させてpH9〜12程度にした、
いわゆるコロイダルシリカからなる研磨液を用いて、半
導体ウェーハを固定した定盤と研磨クロスとを相対的に
回転させ、砥粒による機械的作用とアルカリ溶液のエッ
チによる化学的作用の両方を利用するメカノケミカルポ
リッシング法にて研磨する構成からなる。
磨方法には、加工歪みが最も少ないとされている、メカ
ノケミカルポリッシングが採用されている。詳述する
と、例えば5〜300nm程度の粒径を有するSiO2
砥粒を苛性ソーダ、アンモニア及びエタノールアミン等
のアルカリ溶液に懸濁させてpH9〜12程度にした、
いわゆるコロイダルシリカからなる研磨液を用いて、半
導体ウェーハを固定した定盤と研磨クロスとを相対的に
回転させ、砥粒による機械的作用とアルカリ溶液のエッ
チによる化学的作用の両方を利用するメカノケミカルポ
リッシング法にて研磨する構成からなる。
【0004】かかる半導体ウェーハの研磨やCMP工程
において、独立発泡体からなる研磨クロスを用いた場
合、研磨屑及び研磨剤の変質により、研磨クロスは研磨
が進むにつれて、次第に目詰まりし、やがて研磨クロス
は研磨を行うのに、十分な役目を果たさなくなるので、
研磨速度の低下や面内平坦度の低下を防止するために、
研磨クロス表面層に常に新しい発泡が存在するように研
磨中にもしくは研磨終了後にドレッシングが実施されて
いる。
において、独立発泡体からなる研磨クロスを用いた場
合、研磨屑及び研磨剤の変質により、研磨クロスは研磨
が進むにつれて、次第に目詰まりし、やがて研磨クロス
は研磨を行うのに、十分な役目を果たさなくなるので、
研磨速度の低下や面内平坦度の低下を防止するために、
研磨クロス表面層に常に新しい発泡が存在するように研
磨中にもしくは研磨終了後にドレッシングが実施されて
いる。
【0005】従来のドレッシング法として、例えば、ダ
イヤモンドぺレット等を表面に定着させたドレッシング
材を用いて研磨クロス表面をメカニカルにドレッシング
し、半導体ウェーハの削り屑と一緒に研磨クロスの表面
を削り取っていた。また、薬液、例えば、苛性ソーダ等
の強アルカリ薬液を用いて、ブラシ等を併用して、半導
体ウェーハの削り屑を化学的に溶かす方法などが用いら
れてきた。
イヤモンドぺレット等を表面に定着させたドレッシング
材を用いて研磨クロス表面をメカニカルにドレッシング
し、半導体ウェーハの削り屑と一緒に研磨クロスの表面
を削り取っていた。また、薬液、例えば、苛性ソーダ等
の強アルカリ薬液を用いて、ブラシ等を併用して、半導
体ウェーハの削り屑を化学的に溶かす方法などが用いら
れてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、一般に
は研磨クロスを貼り付けたクロス定盤にドレッサーを追
従回転させるもの、追従回転させながら並進させるもの
が存在する。図1に追従回転させてクロスをドレッシン
グした際の研磨クロスの厚みを示すが、研磨クロスとド
レッサーの回転方向が相反する10〜25cm位置の研
磨クロスのドレッシング量が大きいことが分かる。その
ため研磨クロスの厚み変化が大きく、研磨においてウェ
ーハ面内平坦度の低下原因となる。
は研磨クロスを貼り付けたクロス定盤にドレッサーを追
従回転させるもの、追従回転させながら並進させるもの
が存在する。図1に追従回転させてクロスをドレッシン
グした際の研磨クロスの厚みを示すが、研磨クロスとド
レッサーの回転方向が相反する10〜25cm位置の研
磨クロスのドレッシング量が大きいことが分かる。その
ため研磨クロスの厚み変化が大きく、研磨においてウェ
ーハ面内平坦度の低下原因となる。
【0007】また、半導体ウェーハの研磨で連続発泡体
の研磨クロスを用いた場合も、研磨屑の蓄積による研磨
速度の低下、面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きを
防止するために、研磨中もしくは研磨終了後にブラッシ
ングを行う。この場合もドレッシング同様、研磨クロス
の均一なブラッシングができていないために、面内平坦
度の低下や品質の面内バラ付きが生じる。(特開平6−
190714号、特開平8−168953号)
の研磨クロスを用いた場合も、研磨屑の蓄積による研磨
速度の低下、面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きを
防止するために、研磨中もしくは研磨終了後にブラッシ
ングを行う。この場合もドレッシング同様、研磨クロス
の均一なブラッシングができていないために、面内平坦
度の低下や品質の面内バラ付きが生じる。(特開平6−
190714号、特開平8−168953号)
【0008】半導体ウェーハの研磨やCMP工程で、研
磨中にウェーハが接触し得る研磨クロスの領域のドレッ
シング、ブラッシング量が均一になっていない場合に、
面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きが発生してお
り、加工精度の向上のためにはかかる問題を防止する必
要がある。
磨中にウェーハが接触し得る研磨クロスの領域のドレッ
シング、ブラッシング量が均一になっていない場合に、
面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きが発生してお
り、加工精度の向上のためにはかかる問題を防止する必
要がある。
【0009】この発明は、研磨クロスのドレッシング及
びブラッシング方法における上述の現状に鑑み、ウェー
ハが移動し得る領域においてドレッシング量を均一にし
て、半導体ウェーハの面内平坦度の低下、品質の面内バ
ラ付きの発生を防止できる研磨クロスのドレッシング及
びブラッシング方法の提供を目的としている。
びブラッシング方法における上述の現状に鑑み、ウェー
ハが移動し得る領域においてドレッシング量を均一にし
て、半導体ウェーハの面内平坦度の低下、品質の面内バ
ラ付きの発生を防止できる研磨クロスのドレッシング及
びブラッシング方法の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】発明者は、ウェーハが移
動し得る領域においてドレッシング量を均一にできる研
磨クロスのドレッシング方法について種々検討した結
果、リング内径がウェーハの直径以上のドレッシング材
を埋設したプレートを、研磨クロスの回転数に対して特
定の回転数で、研磨クロスの回転方向に対して逆回転さ
せることにより、目的が達成できることを知見し、さら
に、ドレッシングとは異なり半導体ウェーハの削り屑と
一緒に研磨クロスの表面を削り取ることができないが、
ブラッシング方法においても、同様の効果を奏してウェ
ーハの面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きの発生を
防止できることを知見し、この発明を完成した。
動し得る領域においてドレッシング量を均一にできる研
磨クロスのドレッシング方法について種々検討した結
果、リング内径がウェーハの直径以上のドレッシング材
を埋設したプレートを、研磨クロスの回転数に対して特
定の回転数で、研磨クロスの回転方向に対して逆回転さ
せることにより、目的が達成できることを知見し、さら
に、ドレッシングとは異なり半導体ウェーハの削り屑と
一緒に研磨クロスの表面を削り取ることができないが、
ブラッシング方法においても、同様の効果を奏してウェ
ーハの面内平坦度の低下、品質の面内バラ付きの発生を
防止できることを知見し、この発明を完成した。
【0011】すなわち、この発明は、半導体ウェーハの
精密研磨に使用する研磨クロスのドレッシング方法また
はブラッシング方法において、リング内径が半導体ウェ
ーハの直径以上のドレッシング材またはブラッシング材
を埋設した円盤状ドレッシングプレートまたはブラッシ
ングプレートを用い、研磨クロスの回転数に対して、後
述する11.1式と11.2式を用いてドレッシングプ
レート回転数を決定してドレッシングまたはブラッシン
グを行い、ウェーハが移動し得る領域においてドレッシ
ング量またはブラッシング量を均一にする研磨クロスの
ドレッシング方法またはブラッシング方法である。
精密研磨に使用する研磨クロスのドレッシング方法また
はブラッシング方法において、リング内径が半導体ウェ
ーハの直径以上のドレッシング材またはブラッシング材
を埋設した円盤状ドレッシングプレートまたはブラッシ
ングプレートを用い、研磨クロスの回転数に対して、後
述する11.1式と11.2式を用いてドレッシングプ
レート回転数を決定してドレッシングまたはブラッシン
グを行い、ウェーハが移動し得る領域においてドレッシ
ング量またはブラッシング量を均一にする研磨クロスの
ドレッシング方法またはブラッシング方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】発明者は、研磨中にウェーハが接
触し得る研磨クロスの領域をドレッシング、ブラッシン
グ量が均一になるようにドレッサー、ブラシを回転させ
る必要があり、この要求を満たすクロス定盤に対するド
レッサー、ブラシの回転数およびドレッサー、ブラシの
形状を以下の式を解くことにより求めることが可能であ
ることを知見した。
触し得る研磨クロスの領域をドレッシング、ブラッシン
グ量が均一になるようにドレッサー、ブラシを回転させ
る必要があり、この要求を満たすクロス定盤に対するド
レッサー、ブラシの回転数およびドレッサー、ブラシの
形状を以下の式を解くことにより求めることが可能であ
ることを知見した。
【0013】ここでは並進運動のないドレッシングを取
り上げて説明する。なお、ブラッシングについても研磨
クロスの表面を削り取ることができないが、全く同様な
ため、以下にドレッシングの場合を示す。図2に、円盤
状ドレッシングプレート1にドレッシング材2をリング
状に埋設した構成のドレッサー3を用いてドレッシング
する様子を図示した。研磨クロスの回転数をωc rp
m、ドレッシングプレートの回転数をωd rpmとす
る。
り上げて説明する。なお、ブラッシングについても研磨
クロスの表面を削り取ることができないが、全く同様な
ため、以下にドレッシングの場合を示す。図2に、円盤
状ドレッシングプレート1にドレッシング材2をリング
状に埋設した構成のドレッサー3を用いてドレッシング
する様子を図示した。研磨クロスの回転数をωc rp
m、ドレッシングプレートの回転数をωd rpmとす
る。
【0014】ドレッサー3の、すなわち円盤状ドレッシ
ングプレート1(外周の半径rd、内周の半径rdi)の
中心から埋設ドレッサーリング上の任意の点までのベク
トルをRd(大きさx)、研磨クロス中心からドレッサ
ー中心までのベクトルをRcd(大きさrcd)、研磨クロ
ス中心から埋設ドレッサー上の任意の点までのベクトル
をRc(大きさrc)、RdとRcdのなす角度をθとす
る。
ングプレート1(外周の半径rd、内周の半径rdi)の
中心から埋設ドレッサーリング上の任意の点までのベク
トルをRd(大きさx)、研磨クロス中心からドレッサ
ー中心までのベクトルをRcd(大きさrcd)、研磨クロ
ス中心から埋設ドレッサー上の任意の点までのベクトル
をRc(大きさrc)、RdとRcdのなす角度をθとす
る。
【0015】まず、Rcが一定の場合(点線)を考え
る。ドレッシング圧力がドレッサー3面内で一定である
ならば、研磨クロスの消耗量(ドレッシング量)はドレ
ッサーと研磨クロスの相対速度差に比例する。
る。ドレッシング圧力がドレッサー3面内で一定である
ならば、研磨クロスの消耗量(ドレッシング量)はドレ
ッサーと研磨クロスの相対速度差に比例する。
【0016】ドレッサー3プレート中心から見たドレッ
サー部の任意の点Rd は、 Rd=x(cosθ+isinθ) (1式) 研磨クロス中心から見たドレッサープレート中心の位置
rcdは、ドレッサーの並進運動がないので、 Rcd=rcd (2式) クロス中心から見たドレッサー部の任意の点Rcは、 Rc=Rd+Rcd=xcosθ+rcd+ixsinθ (3式) 点Rdにおけるドレッサー速度Vdは、 Vd=iωd Rd=−xωd(sinθ−icosθ) (4式) 点Rcクロス速度Vcは、 Vc=iωc Rc=−xωc sinθ+iωc(xcosθ+rcd) (5式) である。
サー部の任意の点Rd は、 Rd=x(cosθ+isinθ) (1式) 研磨クロス中心から見たドレッサープレート中心の位置
rcdは、ドレッサーの並進運動がないので、 Rcd=rcd (2式) クロス中心から見たドレッサー部の任意の点Rcは、 Rc=Rd+Rcd=xcosθ+rcd+ixsinθ (3式) 点Rdにおけるドレッサー速度Vdは、 Vd=iωd Rd=−xωd(sinθ−icosθ) (4式) 点Rcクロス速度Vcは、 Vc=iωc Rc=−xωc sinθ+iωc(xcosθ+rcd) (5式) である。
【0017】ドレッサー3と研磨クロスの相対速度差V
は、 V=Vc−Vd=−x(ωc−ωd)sinθ+i{x(ωc−ωd)cosθ+ωc rcd} (6式) である。
は、 V=Vc−Vd=−x(ωc−ωd)sinθ+i{x(ωc−ωd)cosθ+ωc rcd} (6式) である。
【0018】
【数3】
【0019】クロス円周上(点線)の条件は|Rc|=
rc=constantであるから(3式)より下記式
となる。
rc=constantであるから(3式)より下記式
となる。
【0020】
【数4】
【0021】これを整理すると rc 2−x2−rcd 2=2xrcd・cosθ (9式) (7),(9式)よりドレッサーとクロスの相対速度差
vの絶対値は、10式で表すことができる。
vの絶対値は、10式で表すことができる。
【0022】
【数5】
【0023】xの取りうる領域は、|rc−rcd|>r
diのとき、|rc−rcd|からrdまでであるから、クロ
ス中心から半径rcの単位円周上の相対速度の和は以下
の11.1式で表わせる。
diのとき、|rc−rcd|からrdまでであるから、クロ
ス中心から半径rcの単位円周上の相対速度の和は以下
の11.1式で表わせる。
【0024】
【数6】
【0025】また|rc−rcd|<rdiのとき、xの取
り得る領域は、rdiからrdまでであるから、同様に1
1.2式で表わせる。
り得る領域は、rdiからrdまでであるから、同様に1
1.2式で表わせる。
【0026】
【数7】
【0027】上記の11.1式、11.2式を各々のク
ロスの位置rcにおいて解けば、クロスのある位置の研
磨クロスの消耗量、すなわちドレッシング量に比例した
量が求まる。
ロスの位置rcにおいて解けば、クロスのある位置の研
磨クロスの消耗量、すなわちドレッシング量に比例した
量が求まる。
【0028】また、この発明において、ウェーハが移動
し得る領域においてドレッシング量を均一にするには、
11.1式、11.2式と実施例から分かるように、円
盤状プレートにウェーハが移動し得る直径以上のリング
状にドレッシング材を埋設したものが必要で、被研磨ウ
ェーハの直径よりもドレッサーの内径を大きくする必要
がある。
し得る領域においてドレッシング量を均一にするには、
11.1式、11.2式と実施例から分かるように、円
盤状プレートにウェーハが移動し得る直径以上のリング
状にドレッシング材を埋設したものが必要で、被研磨ウ
ェーハの直径よりもドレッサーの内径を大きくする必要
がある。
【0029】均一なドレッシング量を得るための円盤状
ドレッシングプレートにおけるドレッシング材の埋設例
を図5に示す。図5Aは、円盤状ドレッシングプレート
1にプレート外径と同外径で内径が被研磨ウェーハの直
径よりも大きな内径のリング状ドレッシング材2aを埋
設したもので、同Bは円盤状ドレッシングプレート1に
小径ドレッシング材2bを周方向に多数個配列し、かつ
これを2列配列してリング状ドレッシング部を形成して
あり、同Cは2種の略扇型ドレッシング材2c,2dを
組み合せてリング状ドレッシング部を形成してある。
ドレッシングプレートにおけるドレッシング材の埋設例
を図5に示す。図5Aは、円盤状ドレッシングプレート
1にプレート外径と同外径で内径が被研磨ウェーハの直
径よりも大きな内径のリング状ドレッシング材2aを埋
設したもので、同Bは円盤状ドレッシングプレート1に
小径ドレッシング材2bを周方向に多数個配列し、かつ
これを2列配列してリング状ドレッシング部を形成して
あり、同Cは2種の略扇型ドレッシング材2c,2dを
組み合せてリング状ドレッシング部を形成してある。
【0030】
実施例1 8インチウェーハ研磨用のクロスのドレッシングを想定
し、ウェーハよりもドレッサーの内径を大きくし、上記
の11.1式、11.2式を解いた結果を、研磨クロス
中心からの距離と相対研磨速度の差との関係を示すグラ
フとして、図3に示す。ここでは研磨クロスとドレッサ
ーが追従回転すると仮定した。各々の条件は以下の通り
である。 rd=15cm、rdi=12cm、rcd=25cm、ωd
=50rpm、ωc=50rpm
し、ウェーハよりもドレッサーの内径を大きくし、上記
の11.1式、11.2式を解いた結果を、研磨クロス
中心からの距離と相対研磨速度の差との関係を示すグラ
フとして、図3に示す。ここでは研磨クロスとドレッサ
ーが追従回転すると仮定した。各々の条件は以下の通り
である。 rd=15cm、rdi=12cm、rcd=25cm、ωd
=50rpm、ωc=50rpm
【0031】図3より明らかなように、研磨クロス中心
に近いほどが外周に比べドレッシング量が多いため、ウ
ェーハの動き得る領域、16〜36cmにおいてクロス
の均一なドレッシングは不可能である。
に近いほどが外周に比べドレッシング量が多いため、ウ
ェーハの動き得る領域、16〜36cmにおいてクロス
の均一なドレッシングは不可能である。
【0032】図4は、研磨クロスとドレッサーの回転方
向を逆回転にして、上記の11.1式、11.2式を解
いた場合の研磨クロス中心からの距離と相対研磨速度の
差との関係を示すグラフである。各々の条件は以下の通
りである。 rd=15cm、rdi=12cm、rcd=25cm、ωd
=−50rpm、ωc=20rpm
向を逆回転にして、上記の11.1式、11.2式を解
いた場合の研磨クロス中心からの距離と相対研磨速度の
差との関係を示すグラフである。各々の条件は以下の通
りである。 rd=15cm、rdi=12cm、rcd=25cm、ωd
=−50rpm、ωc=20rpm
【0033】図4より明らかなように、研磨クロスとド
レッサーの回転方向を逆回転にした場合は、研磨ウェー
ハの動き得る領域、16〜36cmにおいてほぼ均一な
ドレッシング量が得られることが分かる。
レッサーの回転方向を逆回転にした場合は、研磨ウェー
ハの動き得る領域、16〜36cmにおいてほぼ均一な
ドレッシング量が得られることが分かる。
【0034】実施例2 図5Aのドレッサーを用いて研磨クロスをこの発明によ
る方法でドレッシングした例を、研磨クロス中心からの
距離と研磨クロスの厚みとの関係を表す図6に示す。研
磨時にウェーハの接する領域である16〜36cmの位
置においてほぼ均一の厚みにドレッシングできているこ
とが分かる。
る方法でドレッシングした例を、研磨クロス中心からの
距離と研磨クロスの厚みとの関係を表す図6に示す。研
磨時にウェーハの接する領域である16〜36cmの位
置においてほぼ均一の厚みにドレッシングできているこ
とが分かる。
【0035】上記のこの発明による逆回転のドレッシン
グを毎回の研磨の終了ごとに行った際のウェーハの面内
平坦度、ここではTTV(Total Thickne
ssVariation)で評価した結果を図7に示
す。また、従来の研磨クロスに対して追従回転させるド
レッシングを行い、同様に評価した結果を図7に示す。
図7に明らかなように、追従回転を行っている場合は平
坦度の変化が著しく、この発明による逆回転のドレッシ
ングを行った場合は、安定した平坦度の研磨が可能であ
る。
グを毎回の研磨の終了ごとに行った際のウェーハの面内
平坦度、ここではTTV(Total Thickne
ssVariation)で評価した結果を図7に示
す。また、従来の研磨クロスに対して追従回転させるド
レッシングを行い、同様に評価した結果を図7に示す。
図7に明らかなように、追従回転を行っている場合は平
坦度の変化が著しく、この発明による逆回転のドレッシ
ングを行った場合は、安定した平坦度の研磨が可能であ
る。
【0036】実施例3 以上の実施例では主に研磨クロスの厚みを測ることで均
一ドレッシングの効果を示したが、ブラッシングにおい
てはクロスの除去はできないので、ブラッシング後のウ
ェーハの面内平坦度で評価したところ、図7と同様の結
果を得、この発明によるブラッシング方法が、ドレッシ
ング方法と同様の効果を有することを確認した。
一ドレッシングの効果を示したが、ブラッシングにおい
てはクロスの除去はできないので、ブラッシング後のウ
ェーハの面内平坦度で評価したところ、図7と同様の結
果を得、この発明によるブラッシング方法が、ドレッシ
ング方法と同様の効果を有することを確認した。
【0037】
【発明の効果】半導体ウェーハの研磨やCMPプロセス
工程で行われる研磨クロスのドレッシングまたはブラッ
シングにおいて、円盤状プレートにウェーハが移動し得
る直径以上のリング状ドレッシングまたはブラッシング
材を埋設し、研磨クロスの回転数に対してドレッシング
・ブラッシングプレート回転数を特定計算式にて適切に
決定し、かつ研磨クロスの回転とは逆回転させることに
より、研磨クロスのドレッシング量またはブラッシング
量の均一化を可能とし、これにより研磨速度の低下防
止、品質のばらつき防止、面内平坦度維持が可能となっ
た。
工程で行われる研磨クロスのドレッシングまたはブラッ
シングにおいて、円盤状プレートにウェーハが移動し得
る直径以上のリング状ドレッシングまたはブラッシング
材を埋設し、研磨クロスの回転数に対してドレッシング
・ブラッシングプレート回転数を特定計算式にて適切に
決定し、かつ研磨クロスの回転とは逆回転させることに
より、研磨クロスのドレッシング量またはブラッシング
量の均一化を可能とし、これにより研磨速度の低下防
止、品質のばらつき防止、面内平坦度維持が可能となっ
た。
【図1】従来のドレッシング方法を行った場合の研磨ク
ロス中心からの距離と研磨クロスの厚みとの関係を示す
グラフである。
ロス中心からの距離と研磨クロスの厚みとの関係を示す
グラフである。
【図2】この発明によるドレッシング方法を行った場合
の研磨クロスと円盤状ドレッシングプレートとの関係を
示す説明図である。
の研磨クロスと円盤状ドレッシングプレートとの関係を
示す説明図である。
【図3】比較例のドレッシング方法における研磨クロス
中心からの距離と相対研磨速度の差との関係を示すグラ
フである
中心からの距離と相対研磨速度の差との関係を示すグラ
フである
【図4】この発明によるドレッシング方法を行った場合
の研磨クロス中心からの距離と相対研磨速度の差との関
係を示すグラフである
の研磨クロス中心からの距離と相対研磨速度の差との関
係を示すグラフである
【図5】A,B,Cはこの発明によるドレッシング方法
に使用する円盤状ドレッシングプレートを示す説明図で
ある。
に使用する円盤状ドレッシングプレートを示す説明図で
ある。
【図6】この発明によるドレッシング方法を行った場合
の研磨クロス中心からの距離と研磨クロスの厚みとの関
係を示すグラフである。
の研磨クロス中心からの距離と研磨クロスの厚みとの関
係を示すグラフである。
【図7】この発明によるドレッシング方法を行った場合
の研磨サイクルと研磨クロスTTVとの関係を示すグラ
フである。
の研磨サイクルと研磨クロスTTVとの関係を示すグラ
フである。
1 ドレッシングプレート 2,2a リング状ドレッシング材 2b 小径ドレッシング材 2c,2d 略扇型ドレッシング材 3 ドレッサー 4 研磨クロス
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウェーハの精密研磨に使用する研
磨クロスのドレッシング方法において、リング内径が半
導体ウェーハの直径以上のドレッシング材を埋設した円
盤状ドレッシングプレートを用い、研磨クロスの回転数
に対して下記11.1式と11.2式を用いてドレッシ
ングプレート回転数を決定し、研磨クロスの回転方向に
対してドレッシングプレートを逆回転させてドレッシン
グを行い、ウェーハが移動し得る領域においてドレッシ
ング量を均一にする研磨クロスのドレッシング方法。 【数1】 【数2】 - 【請求項2】 請求項1において、ブラッシング材を用
いる研磨クロスのブラッシング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155795A JPH10329003A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 研磨クロスのドレッシング及びブラッシング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155795A JPH10329003A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 研磨クロスのドレッシング及びブラッシング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329003A true JPH10329003A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15613612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9155795A Pending JPH10329003A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 研磨クロスのドレッシング及びブラッシング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329003A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7354337B2 (en) | 2005-08-30 | 2008-04-08 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Pad conditioner, pad conditioning method, and polishing apparatus |
| US8257150B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-09-04 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Pad dresser, polishing device, and pad dressing method |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP9155795A patent/JPH10329003A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7354337B2 (en) | 2005-08-30 | 2008-04-08 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Pad conditioner, pad conditioning method, and polishing apparatus |
| US7731569B2 (en) | 2005-08-30 | 2010-06-08 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Pad conditioner, pad conditioning method, and polishing apparatus |
| US8257150B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-09-04 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Pad dresser, polishing device, and pad dressing method |
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