JPH10329136A - 造粒物の製造方法及び造粒物の製造装置 - Google Patents
造粒物の製造方法及び造粒物の製造装置Info
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- JPH10329136A JPH10329136A JP9138771A JP13877197A JPH10329136A JP H10329136 A JPH10329136 A JP H10329136A JP 9138771 A JP9138771 A JP 9138771A JP 13877197 A JP13877197 A JP 13877197A JP H10329136 A JPH10329136 A JP H10329136A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2/00—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
- B01J2/16—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by suspending the powder material in a gas, e.g. in fluidised beds or as a falling curtain
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- B01J2/18—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic using a vibrating apparatus
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B3/00—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
- F26B3/02—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air
- F26B3/06—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried
- F26B3/08—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried so as to loosen them, e.g. to form a fluidised bed
- F26B3/092—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried so as to loosen them, e.g. to form a fluidised bed agitating the fluidised bed, e.g. by vibrating or pulsating
- F26B3/0926—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried so as to loosen them, e.g. to form a fluidised bed agitating the fluidised bed, e.g. by vibrating or pulsating by pneumatic means, e.g. spouted beds
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Abstract
(57)【要約】
【課題】性状が均一で且つ比容積の小さい造粒物を、容
易且つ効率よく製造できるようにした造粒物の製造方法
を提供する。 【解決手段】加熱した空気脈動波を用い、粉体原料Aを
流動化させると同時に、流動化した粉体原料Aの一部
が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇
を繰り返すようにした粉体原料Aに、結合剤溶液Bを噴
霧し、粉体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長
させる際に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造粒途
中物に、加熱された空気脈動波の振動により圧密作用を
与えることにより、比容積が小さい造粒物を製造するよ
うにした。
易且つ効率よく製造できるようにした造粒物の製造方法
を提供する。 【解決手段】加熱した空気脈動波を用い、粉体原料Aを
流動化させると同時に、流動化した粉体原料Aの一部
が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇
を繰り返すようにした粉体原料Aに、結合剤溶液Bを噴
霧し、粉体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長
させる際に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造粒途
中物に、加熱された空気脈動波の振動により圧密作用を
与えることにより、比容積が小さい造粒物を製造するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造粒物の製造方法
及び造粒物の製造装置に関し、特に、性状が均一で且つ
比容積が小さい造粒物を容易且つ効率よく製造できるよ
うにした造粒物の製造方法及び装置に関する。
及び造粒物の製造装置に関し、特に、性状が均一で且つ
比容積が小さい造粒物を容易且つ効率よく製造できるよ
うにした造粒物の製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の流動層造粒装置を概略
的に示す全体構成図である。この流動層造粒装置101
は、造粒タンク102と、送風ファン等の空気源103
と、排気ファン104と、熱交換器等の加熱手段105
と、結合剤溶液をスプレーするノズル手段等の結合剤溶
液噴霧手段106とを備える。
的に示す全体構成図である。この流動層造粒装置101
は、造粒タンク102と、送風ファン等の空気源103
と、排気ファン104と、熱交換器等の加熱手段105
と、結合剤溶液をスプレーするノズル手段等の結合剤溶
液噴霧手段106とを備える。
【0003】造粒タンク102の下部には、加熱空気供
給口102aが設けられており、加熱空気供給口102
aには、導管を介して空気源103が接続され、加熱空
気供給口102aと空気源103との間には加熱手段1
05が設けられている。そして、空気源103を駆動さ
せ、加熱手段105を加熱すると、空気源103により
発生させた空気が、加熱手段105により加熱され、加
熱された空気が、加熱空気供給口102aより造粒タン
ク102内へと供給され、造粒タンク102内で、上方
に吹き上げられるようになっている。
給口102aが設けられており、加熱空気供給口102
aには、導管を介して空気源103が接続され、加熱空
気供給口102aと空気源103との間には加熱手段1
05が設けられている。そして、空気源103を駆動さ
せ、加熱手段105を加熱すると、空気源103により
発生させた空気が、加熱手段105により加熱され、加
熱された空気が、加熱空気供給口102aより造粒タン
ク102内へと供給され、造粒タンク102内で、上方
に吹き上げられるようになっている。
【0004】造粒タンク102内の加熱空気供給口10
2aの上方の位置には、流動床107が設けられてお
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aは、造
粒タンク102内へ空気が送り込まれていないときに
は、流動床107上に堆積するようになっている。そし
て、加熱空気供給口102aより、空気が送られてくる
と、送られてくる空気の風速が増加するにしたがって、
流動床107上に堆積した粉体原料Aが、流動床107
から上方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流
動層を形成するようになっている。
2aの上方の位置には、流動床107が設けられてお
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aは、造
粒タンク102内へ空気が送り込まれていないときに
は、流動床107上に堆積するようになっている。そし
て、加熱空気供給口102aより、空気が送られてくる
と、送られてくる空気の風速が増加するにしたがって、
流動床107上に堆積した粉体原料Aが、流動床107
から上方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流
動層を形成するようになっている。
【0005】更に、造粒タンク102の上部には、排気
口102bが設けられ、排気口102bには、導管を介
して、排気ファン104が接続されており、排気ファン
104を駆動させることにより、造粒タンク102内に
供給された空気を造粒タンク102外へ排気できるよう
になっている。また、結合剤溶液噴霧手段106は、造
粒タンク102の所定の位置に設けられており、結合剤
溶液噴霧手段106には、圧縮空気が蓄えられた空気源
108が空気供給管109を介して接続されているとと
もに、結合剤溶液貯蔵タンク110が結合剤溶液供給管
111を介して接続されている。更に、結合剤溶液供給
管111の途中には、結合剤溶液貯蔵タンク110内に
貯蔵された結合剤溶液Bを結合剤溶液噴霧手段106か
らスプレーする際の噴霧量を調整するための液送調整装
置112が設けられている。
口102bが設けられ、排気口102bには、導管を介
して、排気ファン104が接続されており、排気ファン
104を駆動させることにより、造粒タンク102内に
供給された空気を造粒タンク102外へ排気できるよう
になっている。また、結合剤溶液噴霧手段106は、造
粒タンク102の所定の位置に設けられており、結合剤
溶液噴霧手段106には、圧縮空気が蓄えられた空気源
108が空気供給管109を介して接続されているとと
もに、結合剤溶液貯蔵タンク110が結合剤溶液供給管
111を介して接続されている。更に、結合剤溶液供給
管111の途中には、結合剤溶液貯蔵タンク110内に
貯蔵された結合剤溶液Bを結合剤溶液噴霧手段106か
らスプレーする際の噴霧量を調整するための液送調整装
置112が設けられている。
【0006】尚、図12中、113は、造粒タンク10
2内の粉体原料A、造粒途中物、造粒物が、造粒タンク
102外へ流出するのを防止するために設けられたバグ
フィルターを、また、114は、造粒タンク102内へ
供給する空気中の粉塵等を取り除くために設けられた除
塵フィルターを示している。従来、この装置101を用
いて、造粒物を製造する際には、まず、造粒タンク10
2内に粉体原料Aを収容し、ついで、空気源103及び
加熱手段105を駆動して、造粒タンク102内へ、加
熱された空気を送り込むとともに、排気ファン104を
駆動して、流動床107上に堆積した粉体原料Aを上方
に吹上げ、更に、空気源103や排気ファン104の駆
動力を調整し、造粒タンク102内へ、安定して、常
に、一定流量、一定圧力の加熱された空気を送り込むよ
うにし、造粒タンク102内に所望の安定した流動層を
形成し、しかる後に、空気源108から結合剤溶液噴霧
手段106へ所定の圧力の空気を送るとともに、液送調
整装置112を調整して、結合剤溶液噴霧手段106か
ら、結合剤溶液Bを所望のスプレー液滴でスプレーし、
スプレー液滴により、粉体原料Aの粒子間に液体架橋を
形成させることにより、空気に混和され流動層となって
空気中を浮遊している粉体原料Aの粒子を凝集し、乾燥
させることにより、粒子の成長を促して、造粒物を製造
している。
2内の粉体原料A、造粒途中物、造粒物が、造粒タンク
102外へ流出するのを防止するために設けられたバグ
フィルターを、また、114は、造粒タンク102内へ
供給する空気中の粉塵等を取り除くために設けられた除
塵フィルターを示している。従来、この装置101を用
いて、造粒物を製造する際には、まず、造粒タンク10
2内に粉体原料Aを収容し、ついで、空気源103及び
加熱手段105を駆動して、造粒タンク102内へ、加
熱された空気を送り込むとともに、排気ファン104を
駆動して、流動床107上に堆積した粉体原料Aを上方
に吹上げ、更に、空気源103や排気ファン104の駆
動力を調整し、造粒タンク102内へ、安定して、常
に、一定流量、一定圧力の加熱された空気を送り込むよ
うにし、造粒タンク102内に所望の安定した流動層を
形成し、しかる後に、空気源108から結合剤溶液噴霧
手段106へ所定の圧力の空気を送るとともに、液送調
整装置112を調整して、結合剤溶液噴霧手段106か
ら、結合剤溶液Bを所望のスプレー液滴でスプレーし、
スプレー液滴により、粉体原料Aの粒子間に液体架橋を
形成させることにより、空気に混和され流動層となって
空気中を浮遊している粉体原料Aの粒子を凝集し、乾燥
させることにより、粒子の成長を促して、造粒物を製造
している。
【0007】従来の流動層造粒方法では、一般に、造粒
タンク102内に多量の加熱された空気を一定圧一定流
量の割合で送り込んで、希薄な流動層を形成しておい
て、これに、結合剤溶液をノズルからスプレーして造粒
すると、物理的性状(粒径、粒形等)が一定の造粒物が
得られることが知られている。また、造粒タンク102
内に送り込む加熱された空気の量を少なくして、造粒タ
ンク内に高濃度の流動層を形成しておいて、これに、結
合剤溶液Bをノズルからスプレーして造粒すると、粒子
の成長は速くなることが知られている。
タンク102内に多量の加熱された空気を一定圧一定流
量の割合で送り込んで、希薄な流動層を形成しておい
て、これに、結合剤溶液をノズルからスプレーして造粒
すると、物理的性状(粒径、粒形等)が一定の造粒物が
得られることが知られている。また、造粒タンク102
内に送り込む加熱された空気の量を少なくして、造粒タ
ンク内に高濃度の流動層を形成しておいて、これに、結
合剤溶液Bをノズルからスプレーして造粒すると、粒子
の成長は速くなることが知られている。
【0008】ところで、この装置101を用いて造粒物
を製造すると、空気中を浮遊している粉体原料Aから造
粒物が製造されるため、造粒物がポーラス質になり、比
容積の大きい造粒物になってしまうことが知られてお
り、かかる問題を解決する流動層造粒方法として、特開
昭60−183030号公報に記載の装置を用いた造粒
方法が既に提案されている。
を製造すると、空気中を浮遊している粉体原料Aから造
粒物が製造されるため、造粒物がポーラス質になり、比
容積の大きい造粒物になってしまうことが知られてお
り、かかる問題を解決する流動層造粒方法として、特開
昭60−183030号公報に記載の装置を用いた造粒
方法が既に提案されている。
【0009】図13は、特開昭60−183030号公
報に記載の流動層造粒装置を概略的に示す一部切欠き断
面図である。この装置201では、流動床107の上部
に、更に、回転羽根202aを設け、流動床107の下
方に回転羽根202aを回転駆動させるための駆動モー
タ202を設けている。そして、造粒タンク102内に
収容された粉体原料Aを造粒する際には、造粒タンク1
02内へ、加熱された空気を送りこむとともに、駆動モ
ータ202を駆動して、回転羽根202aの回転によ
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aに直接
旋回流を与え、転動攪拌作用により、造粒物がポーラス
質になるのを防いでいる。
報に記載の流動層造粒装置を概略的に示す一部切欠き断
面図である。この装置201では、流動床107の上部
に、更に、回転羽根202aを設け、流動床107の下
方に回転羽根202aを回転駆動させるための駆動モー
タ202を設けている。そして、造粒タンク102内に
収容された粉体原料Aを造粒する際には、造粒タンク1
02内へ、加熱された空気を送りこむとともに、駆動モ
ータ202を駆動して、回転羽根202aの回転によ
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aに直接
旋回流を与え、転動攪拌作用により、造粒物がポーラス
質になるのを防いでいる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示した装置101を用いて、 造粒タンク102内に
多量の加熱された空気を一定量の割合で送り込んで、希
薄な流動層を形成しておいて造粒すると、性状(粒径、
粒形等)が一定の造粒物が得られるものの、この方法で
は、流動層中の粉体原料Aの濃度が薄く、その結果、粉
体原料Aの粒と粒との接触の機会が少ないため、粒子の
成長が遅くなり、造粒物の製造効率が悪いという問題が
ある。
に示した装置101を用いて、 造粒タンク102内に
多量の加熱された空気を一定量の割合で送り込んで、希
薄な流動層を形成しておいて造粒すると、性状(粒径、
粒形等)が一定の造粒物が得られるものの、この方法で
は、流動層中の粉体原料Aの濃度が薄く、その結果、粉
体原料Aの粒と粒との接触の機会が少ないため、粒子の
成長が遅くなり、造粒物の製造効率が悪いという問題が
ある。
【0011】また、造粒タンク102内に送り込む加熱
された空気の量を少なくして、造粒タンク102内に高
濃度の流動層を形成しておいて造粒すると、粉体原料A
の粒と粒との衝突が多くなるため、粒子の成長は速くな
るが、造粒物の粒径にばらつきを生じたり、造粒物の表
面に金米糖のように、つの状の突起が生えたものができ
たりし、形状が、非球形で、粒形が互いに異なる造粒物
ができてしまうため、球形に近い造粒物を必要とする用
途には用いることができないという問題があった。ま
た、この方法では、上述したように、造粒物が空気中で
形成されるため、ポーラス質となり易く、この結果、比
容積の小さい造粒物を製造するのが困難であるといった
問題がある。
された空気の量を少なくして、造粒タンク102内に高
濃度の流動層を形成しておいて造粒すると、粉体原料A
の粒と粒との衝突が多くなるため、粒子の成長は速くな
るが、造粒物の粒径にばらつきを生じたり、造粒物の表
面に金米糖のように、つの状の突起が生えたものができ
たりし、形状が、非球形で、粒形が互いに異なる造粒物
ができてしまうため、球形に近い造粒物を必要とする用
途には用いることができないという問題があった。ま
た、この方法では、上述したように、造粒物が空気中で
形成されるため、ポーラス質となり易く、この結果、比
容積の小さい造粒物を製造するのが困難であるといった
問題がある。
【0012】更には、造粒タンク102内に、加熱した
空気を一定一様の割合で供給する方法では、造粒タンク
102内に送り込まれた空気が、流動床107上に堆積
した粉体原料Aを部分的に吹き抜けてしまう場合等があ
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aの一部
が堆積・停止した状態になり、粉体原料A全体を流動化
できない場合があり、造粒タンク102内に収容された
粉体原料Aのうち、堆積・停止した状態となり流動化さ
せることのできなかった原料からは、目的とする造粒物
が得られないため、粉体原料Aの仕込量に対し、造粒物
の出来量が、少ないという問題がある。
空気を一定一様の割合で供給する方法では、造粒タンク
102内に送り込まれた空気が、流動床107上に堆積
した粉体原料Aを部分的に吹き抜けてしまう場合等があ
り、造粒タンク102内に収容された粉体原料Aの一部
が堆積・停止した状態になり、粉体原料A全体を流動化
できない場合があり、造粒タンク102内に収容された
粉体原料Aのうち、堆積・停止した状態となり流動化さ
せることのできなかった原料からは、目的とする造粒物
が得られないため、粉体原料Aの仕込量に対し、造粒物
の出来量が、少ないという問題がある。
【0013】更には、造粒途中の過程に於て、造粒タン
ク102内に、スラッキング、バブリング、チャネリン
グ等の粉体原料Aの流動化停止現象が起き易いという問
題や、造粒物の粒径、粒形、密度、硬度等の性状が、造
粒途中に於ける粉体原料A、造粒途中物および造粒物の
流動化状態に大きく左右されてしまうという問題があ
る。
ク102内に、スラッキング、バブリング、チャネリン
グ等の粉体原料Aの流動化停止現象が起き易いという問
題や、造粒物の粒径、粒形、密度、硬度等の性状が、造
粒途中に於ける粉体原料A、造粒途中物および造粒物の
流動化状態に大きく左右されてしまうという問題があ
る。
【0014】また、この方法には、製造した造粒物中
に、目的以外の微粒子が含まれるという問題があり、造
粒物中に含まれる微粒子の量を減らしたいという要望も
ある。一方、図13に示す装置201を用いて造粒すれ
ば、回転羽根202aの回転により、造粒タンク102
内に生じる旋回流の転動攪拌作用により、造粒物がポー
ラス質になるのを防ぐことはできるものの、この装置2
01では、流動床107の上部に回転羽根202aを設
け、流動床107の下部に回転羽根202aを回転駆動
させるための駆動モータ202を設ける必要があり、装
置の部品点数が増加し、装置が複雑化するといった問題
や、装置の部品点数の増加は、ときとして、増加した部
品から異物が発生したり、また、装置が複雑となると、
洗浄が十分にできなくなり、装置内に残留していた異物
が造粒物中へ混入し交叉汚染等の危険性が増し、異物に
よる汚染の無い、高品質な造粒物が要求される、医薬品
等のファインケミカル用の造粒物を製造するには、あま
り適していないという問題があった。
に、目的以外の微粒子が含まれるという問題があり、造
粒物中に含まれる微粒子の量を減らしたいという要望も
ある。一方、図13に示す装置201を用いて造粒すれ
ば、回転羽根202aの回転により、造粒タンク102
内に生じる旋回流の転動攪拌作用により、造粒物がポー
ラス質になるのを防ぐことはできるものの、この装置2
01では、流動床107の上部に回転羽根202aを設
け、流動床107の下部に回転羽根202aを回転駆動
させるための駆動モータ202を設ける必要があり、装
置の部品点数が増加し、装置が複雑化するといった問題
や、装置の部品点数の増加は、ときとして、増加した部
品から異物が発生したり、また、装置が複雑となると、
洗浄が十分にできなくなり、装置内に残留していた異物
が造粒物中へ混入し交叉汚染等の危険性が増し、異物に
よる汚染の無い、高品質な造粒物が要求される、医薬品
等のファインケミカル用の造粒物を製造するには、あま
り適していないという問題があった。
【0015】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、形状、大きさ等の性状が均
一で、しかも、比容積の小さい造粒物を、容易且つ効率
よく製造することのできる、造粒方法及び造粒装置を提
供することを目的とする。
めになされたものであって、形状、大きさ等の性状が均
一で、しかも、比容積の小さい造粒物を、容易且つ効率
よく製造することのできる、造粒方法及び造粒装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の造粒物
の製造方法は、加熱した空気脈動波を用い、粉体原料を
流動化させると同時に、流動化した粉体原料の一部が、
空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰
り返すようにした粉体原料に、結合剤溶液を噴霧し、粉
体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長させる際
に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造粒途中物に、
加熱された空気脈動波の振動により圧密作用を与えるこ
とにより、比容積が小さい造粒物を製造するようにし
た。
の製造方法は、加熱した空気脈動波を用い、粉体原料を
流動化させると同時に、流動化した粉体原料の一部が、
空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰
り返すようにした粉体原料に、結合剤溶液を噴霧し、粉
体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長させる際
に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造粒途中物に、
加熱された空気脈動波の振動により圧密作用を与えるこ
とにより、比容積が小さい造粒物を製造するようにし
た。
【0017】この造粒物の製造方法では、空気脈動波を
用い、粉体原料を流動化させると同時に、その一部が、
空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰
り返すようにし、粒子を成長させる際に、少なくとも、
落下堆積中の成長中の造粒途中物に、空気脈動波の振動
により圧密作用を与えるようにし、造粒途中物の表面に
生えるつの状の突起が造粒途中においてその表面からは
がれ落ちたり、落下堆積中の造粒途中物の粒子同士が互
いに押し付けられるようにしたため、従来の一定流の加
熱された空気を用い、粉体原料を流動化させ、加熱空気
に混和させただけの状態に、結合剤溶液を噴霧し、粉体
原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長させて製造
した造粒物に比べ、つの状の突起が生えた造粒物やポー
ラス質の造粒物が製造されたりするのが防止されるの
で、性状が均一で且つ比容積が小さい造粒物を容易且つ
効率よく製造できる。
用い、粉体原料を流動化させると同時に、その一部が、
空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰
り返すようにし、粒子を成長させる際に、少なくとも、
落下堆積中の成長中の造粒途中物に、空気脈動波の振動
により圧密作用を与えるようにし、造粒途中物の表面に
生えるつの状の突起が造粒途中においてその表面からは
がれ落ちたり、落下堆積中の造粒途中物の粒子同士が互
いに押し付けられるようにしたため、従来の一定流の加
熱された空気を用い、粉体原料を流動化させ、加熱空気
に混和させただけの状態に、結合剤溶液を噴霧し、粉体
原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長させて製造
した造粒物に比べ、つの状の突起が生えた造粒物やポー
ラス質の造粒物が製造されたりするのが防止されるの
で、性状が均一で且つ比容積が小さい造粒物を容易且つ
効率よく製造できる。
【0018】空気脈動波としては、山と谷がともに負圧
の空気脈動波、山が大気圧で谷が負圧の空気脈動波、山
が正圧で谷が大気圧の空気脈動波、及び、山と谷がとも
に正圧の空気脈動波の4タイプの空気脈動波が考えられ
るが、本発明者等は、これら4タイプの空気脈動波を用
いて造粒物を製造した結果、空気脈動波として、山と谷
がともに正圧の空気脈動波を用いた時に、比容積が小さ
い、即ち、重質な造粒物が得られることを見い出した。
の空気脈動波、山が大気圧で谷が負圧の空気脈動波、山
が正圧で谷が大気圧の空気脈動波、及び、山と谷がとも
に正圧の空気脈動波の4タイプの空気脈動波が考えられ
るが、本発明者等は、これら4タイプの空気脈動波を用
いて造粒物を製造した結果、空気脈動波として、山と谷
がともに正圧の空気脈動波を用いた時に、比容積が小さ
い、即ち、重質な造粒物が得られることを見い出した。
【0019】即ち、請求項2に記載の造粒物の製造方法
は、請求項1に記載の造粒物の製造方法の空気脈動波
が、山と谷がともに正圧の空気脈動波であることを特徴
とする。ここで、本明細書で用いる用語「正圧」は、造
粒タンク内の圧力が、造粒タンクの外の圧力(大気圧)
より高い圧になっている状態を意味し、また、「負圧」
は、造粒タンク内の圧力が、造粒タンクの外の圧力(大
気圧)より低い圧になっている状態を意味する。
は、請求項1に記載の造粒物の製造方法の空気脈動波
が、山と谷がともに正圧の空気脈動波であることを特徴
とする。ここで、本明細書で用いる用語「正圧」は、造
粒タンク内の圧力が、造粒タンクの外の圧力(大気圧)
より高い圧になっている状態を意味し、また、「負圧」
は、造粒タンク内の圧力が、造粒タンクの外の圧力(大
気圧)より低い圧になっている状態を意味する。
【0020】また、本発明者等は、粉体原料の種類を変
えて造粒物を実際に製造した結果、性状が均一で且つ比
容積が小さい造粒物を製造する際には、粉体原料の性状
(粉体原料の粘度、粒径、比重、粒子同士のくっつきや
すさ、空気に対する混和性等)に応じて、空気脈動波の
振幅、周期及び波形を変えた方が好ましいことを見い出
した。
えて造粒物を実際に製造した結果、性状が均一で且つ比
容積が小さい造粒物を製造する際には、粉体原料の性状
(粉体原料の粘度、粒径、比重、粒子同士のくっつきや
すさ、空気に対する混和性等)に応じて、空気脈動波の
振幅、周期及び波形を変えた方が好ましいことを見い出
した。
【0021】即ち、請求項3に記載の造粒物の製造方法
は、請求項1または請求項2に記載の造粒物の製造方法
の空気脈動波の振幅、周期及び波形の少なくともいずれ
かを、粉体原料の性状により、変化させるようにした。
また、本発明者等は、空気脈動波の周波数は、種々の周
波数の空気脈動波を用いて造粒物を製造した結果、10
Hz未満1Hz以上、好ましくは、9Hz以下1Hz以
上、より好ましくは、6Hz以下1Hz以上、更に好ま
しくは、約5Hzとした時に、比容積が小さい、即ち、
重質な造粒物が得られることを見い出した。
は、請求項1または請求項2に記載の造粒物の製造方法
の空気脈動波の振幅、周期及び波形の少なくともいずれ
かを、粉体原料の性状により、変化させるようにした。
また、本発明者等は、空気脈動波の周波数は、種々の周
波数の空気脈動波を用いて造粒物を製造した結果、10
Hz未満1Hz以上、好ましくは、9Hz以下1Hz以
上、より好ましくは、6Hz以下1Hz以上、更に好ま
しくは、約5Hzとした時に、比容積が小さい、即ち、
重質な造粒物が得られることを見い出した。
【0022】即ち、請求項4に記載の造粒物の製造方法
は、請求項1〜3のいずれかに記載の造粒物の製造方法
で用いる空気脈動波の周波数を10Hz未満1Hz以上
としたことを特徴とする。また、造粒装置には、造粒タ
ンク上部に設けられた空気排出口に空気吸引手段を設け
たもの、造粒タンクの下部に設けられた空気供給口に空
気送風手段を設けたもの、造粒タンク上部に設けられた
空気排出口に空気吸引手段を設け且つ造粒タンクの下部
に設けられた空気供給口に空気送風手段を設けたものが
考えられるが、本発明者等は、これらの異なるタイプの
造粒装置に空気脈動波発生手段を取り付けて造粒物を製
造した結果、比容積が小さい造粒物を製造するために
は、造粒タンクの下部に設けられた空気供給口の前段に
空気脈動波発生手段を設け、流動床の下から上へ加熱さ
れた空気脈動波を供給する構成とした場合に、粉体原料
を流動化させると同時に、その一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにす
るのが容易で、且つ、落下堆積中の成長中の造粒途中物
に、効率よく、空気脈動波の振動により圧密作用を与え
ることができることを見い出した。
は、請求項1〜3のいずれかに記載の造粒物の製造方法
で用いる空気脈動波の周波数を10Hz未満1Hz以上
としたことを特徴とする。また、造粒装置には、造粒タ
ンク上部に設けられた空気排出口に空気吸引手段を設け
たもの、造粒タンクの下部に設けられた空気供給口に空
気送風手段を設けたもの、造粒タンク上部に設けられた
空気排出口に空気吸引手段を設け且つ造粒タンクの下部
に設けられた空気供給口に空気送風手段を設けたものが
考えられるが、本発明者等は、これらの異なるタイプの
造粒装置に空気脈動波発生手段を取り付けて造粒物を製
造した結果、比容積が小さい造粒物を製造するために
は、造粒タンクの下部に設けられた空気供給口の前段に
空気脈動波発生手段を設け、流動床の下から上へ加熱さ
れた空気脈動波を供給する構成とした場合に、粉体原料
を流動化させると同時に、その一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにす
るのが容易で、且つ、落下堆積中の成長中の造粒途中物
に、効率よく、空気脈動波の振動により圧密作用を与え
ることができることを見い出した。
【0023】即ち、請求項5に記載の造粒物の製造装置
は、造粒物の粉体原料を収容するために設けられ、下部
に加熱空気を流入する加熱空気供給口と、上部に加熱空
気供給口より供給された加熱空気を排出する空気排出口
と、加熱空気供給口の上方に設けられ、粉体原料を一時
載置する流動床とを備える造粒タンクと、造粒タンク内
の所定の位置に設けられ、造粒タンク内に収容される粉
体原料粒子を成長させるための結合剤溶液を噴霧する結
合剤溶液噴霧手段と、造粒タンクの加熱空気供給口に導
管を介して接続された空気源と、導管の途中に設けら
れ、空気源より発生した空気を加熱する加熱手段と、導
管の途中に設けられ、空気源より発生した空気を空気脈
動波に変換する空気脈動波発生手段とを備える。
は、造粒物の粉体原料を収容するために設けられ、下部
に加熱空気を流入する加熱空気供給口と、上部に加熱空
気供給口より供給された加熱空気を排出する空気排出口
と、加熱空気供給口の上方に設けられ、粉体原料を一時
載置する流動床とを備える造粒タンクと、造粒タンク内
の所定の位置に設けられ、造粒タンク内に収容される粉
体原料粒子を成長させるための結合剤溶液を噴霧する結
合剤溶液噴霧手段と、造粒タンクの加熱空気供給口に導
管を介して接続された空気源と、導管の途中に設けら
れ、空気源より発生した空気を加熱する加熱手段と、導
管の途中に設けられ、空気源より発生した空気を空気脈
動波に変換する空気脈動波発生手段とを備える。
【0024】また、空気脈動波発生手段には、空気源と
造粒タンクとの間をつなぐ導管に導管内を閉じた状態ま
たは開いた状態にするオンオフ弁を設け、この弁を開閉
することにより空気脈動波を発生させるものや、空気源
から供給される空気に振動板を振動させることにより空
気脈動波を発生させるものや、造粒タンクの上部に設け
られた空気排出口に空気吸引手段を設け且つ空気排出口
と空気吸引手段との間をつなぐ導管に導管内を閉じた状
態または開いた状態にするオンオフ弁を設け、この弁を
開閉することにより空気脈動波を発生させるもの等、種
々のものも考えられるが、本発明者等は、種々の空気脈
動波発生手段を用いて、造粒物を製造した結果、比容積
が小さい造粒物を製造するためには、ロータリー型の空
気脈動波発生手段が好ましく、且つ、ロータリー型の空
気脈動波発生手段は、空気源と造粒タンクとの間をつな
ぐ導管の途中に設けるのが好ましいことを見い出した。
造粒タンクとの間をつなぐ導管に導管内を閉じた状態ま
たは開いた状態にするオンオフ弁を設け、この弁を開閉
することにより空気脈動波を発生させるものや、空気源
から供給される空気に振動板を振動させることにより空
気脈動波を発生させるものや、造粒タンクの上部に設け
られた空気排出口に空気吸引手段を設け且つ空気排出口
と空気吸引手段との間をつなぐ導管に導管内を閉じた状
態または開いた状態にするオンオフ弁を設け、この弁を
開閉することにより空気脈動波を発生させるもの等、種
々のものも考えられるが、本発明者等は、種々の空気脈
動波発生手段を用いて、造粒物を製造した結果、比容積
が小さい造粒物を製造するためには、ロータリー型の空
気脈動波発生手段が好ましく、且つ、ロータリー型の空
気脈動波発生手段は、空気源と造粒タンクとの間をつな
ぐ導管の途中に設けるのが好ましいことを見い出した。
【0025】即ち、請求項6に記載の造粒物の製造装置
は、請求項5に記載の造粒物の製造装置の空気脈動波発
生手段は、周壁に一対の接続口を有する円柱形状のケー
ス体と、ケース体内に、ケース体の中心軸を回転軸とし
て回転可能に設けられ、且つ、ケース体内を少なくとも
2つの空間に分割するように設けられたロータリ弁とを
備え、ケース体の周壁に設けられた一対の接続口の一方
が、加熱空気供給口側に接続され、他方が、空気源側に
接続されている。
は、請求項5に記載の造粒物の製造装置の空気脈動波発
生手段は、周壁に一対の接続口を有する円柱形状のケー
ス体と、ケース体内に、ケース体の中心軸を回転軸とし
て回転可能に設けられ、且つ、ケース体内を少なくとも
2つの空間に分割するように設けられたロータリ弁とを
備え、ケース体の周壁に設けられた一対の接続口の一方
が、加熱空気供給口側に接続され、他方が、空気源側に
接続されている。
【0026】また、造粒する粉体材料の性質によって
は、空気に混ざり易いものや、混ざり難いものなどがあ
り、造粒タンク内に収容した粉体原料を流動化させると
同時に、流動化した粉体原料の一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにす
るためには、空気脈動波の波形を変化させる方が好まし
い場合もある。請求項7に記載の造粒物の製造装置は、
このような目的を達成するための装置を提案するもので
ある。
は、空気に混ざり易いものや、混ざり難いものなどがあ
り、造粒タンク内に収容した粉体原料を流動化させると
同時に、流動化した粉体原料の一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにす
るためには、空気脈動波の波形を変化させる方が好まし
い場合もある。請求項7に記載の造粒物の製造装置は、
このような目的を達成するための装置を提案するもので
ある。
【0027】即ち、請求項7に記載の造粒物の製造装置
は、請求項5に記載の造粒物の製造装置の空気脈動波発
生手段は、空気源と加熱空気供給口側とを接続する導管
を開閉する弁体と、弁体の開閉時間と開閉量とを規定す
る凹凸パターンを有する弁体制御手段とを備え、弁体制
御手段を駆動させることにより凹凸パターンに従って弁
体を開閉させるようにしている。
は、請求項5に記載の造粒物の製造装置の空気脈動波発
生手段は、空気源と加熱空気供給口側とを接続する導管
を開閉する弁体と、弁体の開閉時間と開閉量とを規定す
る凹凸パターンを有する弁体制御手段とを備え、弁体制
御手段を駆動させることにより凹凸パターンに従って弁
体を開閉させるようにしている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係
る流動層造粒装置を概略的に示す全体構成図である。こ
の流動層造粒装置1は、造粒タンク2と、送風ファン等
の空気源3と、熱交換器等の加熱手段5と、結合剤溶液
をスプレーするノズル手段等の結合剤溶液噴霧手段6と
を備える。
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係
る流動層造粒装置を概略的に示す全体構成図である。こ
の流動層造粒装置1は、造粒タンク2と、送風ファン等
の空気源3と、熱交換器等の加熱手段5と、結合剤溶液
をスプレーするノズル手段等の結合剤溶液噴霧手段6と
を備える。
【0029】この装置1では、新たに、造粒タンク2と
空気源3との間には、導管を介して、空気脈動波発生手
段4が接続されている。造粒タンク2は、略円筒状の筒
状ホッパー形状をなしており、その下部には、加熱空気
供給口2aが設けられており、加熱空気供給口2aに
は、導管を介して空気脈動波発生手段4が接続されてお
り、空気脈動波発生手段4には、空気源3が接続されて
いる。また、加熱空気供給口2aと空気脈動波発生手段
4との間には、熱交換器等の加熱手段5が設けられてい
る。
空気源3との間には、導管を介して、空気脈動波発生手
段4が接続されている。造粒タンク2は、略円筒状の筒
状ホッパー形状をなしており、その下部には、加熱空気
供給口2aが設けられており、加熱空気供給口2aに
は、導管を介して空気脈動波発生手段4が接続されてお
り、空気脈動波発生手段4には、空気源3が接続されて
いる。また、加熱空気供給口2aと空気脈動波発生手段
4との間には、熱交換器等の加熱手段5が設けられてい
る。
【0030】空気源3を駆動し、空気脈動波発生手段4
を駆動させると、空気源3により発生させた空気が、空
気脈動波発生手段4により、空気脈動波に変換され、更
に、加熱手段5により空気脈動波が加熱され、この加熱
された空気脈動波が加熱空気供給口2aから造粒タンク
2内へと供給され、造粒タンク2内で、上方に吹き上げ
られるようになっている。
を駆動させると、空気源3により発生させた空気が、空
気脈動波発生手段4により、空気脈動波に変換され、更
に、加熱手段5により空気脈動波が加熱され、この加熱
された空気脈動波が加熱空気供給口2aから造粒タンク
2内へと供給され、造粒タンク2内で、上方に吹き上げ
られるようになっている。
【0031】造粒タンク2内の加熱空気供給口2aの上
方の位置には、流動床7が設けられており、造粒タンク
2内に収容された粉体原料Aは、造粒タンク2内へ空気
脈動波が送り込まれていないときには、流動床7上に一
時堆積するようになっている。そして、加熱空気供給口
2aより、空気脈動波が送られてくると、送られてくる
空気脈動波にしたがって、空気脈動波が山側のときに
は、流動床7上に堆積した粉体原料Aが、流動床7から
上方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流動層
を形成し、空気脈動波が谷側のときには、流動床7から
上方へ吹き上げられる空気の風速が弱まるので、空気中
に浮遊している粉体原料Aの一部が落下したり、流動床
7上に堆積したりする。
方の位置には、流動床7が設けられており、造粒タンク
2内に収容された粉体原料Aは、造粒タンク2内へ空気
脈動波が送り込まれていないときには、流動床7上に一
時堆積するようになっている。そして、加熱空気供給口
2aより、空気脈動波が送られてくると、送られてくる
空気脈動波にしたがって、空気脈動波が山側のときに
は、流動床7上に堆積した粉体原料Aが、流動床7から
上方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流動層
を形成し、空気脈動波が谷側のときには、流動床7から
上方へ吹き上げられる空気の風速が弱まるので、空気中
に浮遊している粉体原料Aの一部が落下したり、流動床
7上に堆積したりする。
【0032】尚、造粒タンク2の上部には、排気口2b
が設けられており、造粒タンク2内に送り込まれた空気
脈動波は、排気口2bから自然排気されるようになって
いる。また、結合剤溶液噴霧手段6は、造粒タンク2内
の所定の位置に設けられており、結合剤溶液噴霧手段6
には、圧縮空気が蓄えられた結合剤溶液噴霧用空気源8
が空気供給管9を介して接続されているとともに、結合
剤溶液貯蔵タンク10が結合剤溶液供給管11を介して
接続されている。
が設けられており、造粒タンク2内に送り込まれた空気
脈動波は、排気口2bから自然排気されるようになって
いる。また、結合剤溶液噴霧手段6は、造粒タンク2内
の所定の位置に設けられており、結合剤溶液噴霧手段6
には、圧縮空気が蓄えられた結合剤溶液噴霧用空気源8
が空気供給管9を介して接続されているとともに、結合
剤溶液貯蔵タンク10が結合剤溶液供給管11を介して
接続されている。
【0033】更に、結合剤溶液供給管11の途中には、
結合剤溶液貯蔵タンク10内に貯蔵された結合剤溶液B
を結合剤溶液噴霧手段6からスプレーする際の噴霧量を
調整するための液送調整装置12が設けられている。よ
り特定的には、この例では、結合剤溶液噴霧手段6とし
て、公知の2流体丸吹きタイプのスプレーノズルを用い
ており、結合剤溶液貯蔵タンク10内に貯留され、液送
調整装置12により液送されてきた結合剤溶液Bを空気
供給管9を介して結合剤溶液噴霧用空気源8より供給さ
れてきた圧縮空気により霧状に噴射させるものである。
結合剤溶液貯蔵タンク10内に貯蔵された結合剤溶液B
を結合剤溶液噴霧手段6からスプレーする際の噴霧量を
調整するための液送調整装置12が設けられている。よ
り特定的には、この例では、結合剤溶液噴霧手段6とし
て、公知の2流体丸吹きタイプのスプレーノズルを用い
ており、結合剤溶液貯蔵タンク10内に貯留され、液送
調整装置12により液送されてきた結合剤溶液Bを空気
供給管9を介して結合剤溶液噴霧用空気源8より供給さ
れてきた圧縮空気により霧状に噴射させるものである。
【0034】尚、図1中、13は、造粒タンク2内の粉
体原料A、造粒途中物、造粒物が、造粒タンク2外へ流
出するのを防止するために設けられたバグフィルター
を、また、14は、造粒タンク2内へ供給する空気中の
粉塵等を取り除くために設けられた除塵フィルターを示
している。次に、図2を参照しながら、空気脈動波発生
手段4の構成を具体的に説明する。
体原料A、造粒途中物、造粒物が、造粒タンク2外へ流
出するのを防止するために設けられたバグフィルター
を、また、14は、造粒タンク2内へ供給する空気中の
粉塵等を取り除くために設けられた除塵フィルターを示
している。次に、図2を参照しながら、空気脈動波発生
手段4の構成を具体的に説明する。
【0035】この空気脈動波発生手段4は、周壁41a
に一対の接続口h1、h2を有する、円柱形状のケース
体41と、ケース体41内に、ケース体41の中心軸4
1bを回転軸として回転可能に設けられ、且つ、ケース
体41内を少なくとも2つの空間に分割するように設け
られたロータリー弁42とを備えている。ケース体41
の周壁に設けられた一対の接続口h1、h2の一方h1
は、導管を介して空気源3側に接続され、他方h2は、
導管を介して造粒タンク2側に接続されている。
に一対の接続口h1、h2を有する、円柱形状のケース
体41と、ケース体41内に、ケース体41の中心軸4
1bを回転軸として回転可能に設けられ、且つ、ケース
体41内を少なくとも2つの空間に分割するように設け
られたロータリー弁42とを備えている。ケース体41
の周壁に設けられた一対の接続口h1、h2の一方h1
は、導管を介して空気源3側に接続され、他方h2は、
導管を介して造粒タンク2側に接続されている。
【0036】空気源3を駆動させるとともに、空気脈動
波発生手段4のロータリー弁42を回転駆動させると、
ロータリー弁42が実線で示す状態位置では、空気源3
と造粒タンク2との間が、連通しているので、空気源3
を駆動させることにより発生させた空気が、造粒タンク
2内へ送り込まれる。他方、ロータリー弁42が想像線
で示す状態位置では、空気源3と造粒タンク2との間
が、ロータリー弁42により遮断される。
波発生手段4のロータリー弁42を回転駆動させると、
ロータリー弁42が実線で示す状態位置では、空気源3
と造粒タンク2との間が、連通しているので、空気源3
を駆動させることにより発生させた空気が、造粒タンク
2内へ送り込まれる。他方、ロータリー弁42が想像線
で示す状態位置では、空気源3と造粒タンク2との間
が、ロータリー弁42により遮断される。
【0037】そして、ケース体41内のロータリー弁4
2により分割形成された2つの空間の内、導管を介して
空気源3側に接続された一方の接続口h1につながって
いる側の空間では、空気源3を駆動することにより送ら
れてくる空気が圧縮され、導管を介して造粒タンク2に
接続された他方の接続口h2につながっている側の空間
では、圧縮された空気が、導管を介して造粒タンク2内
に送り込まれ、図3(a)に示すような、最大値、最小
値がともに正圧で脈動する空気脈動波が、造粒タンク2
内に発生する。また、この空気脈動波により、導管や、
造粒タンク2に振動が発生する。
2により分割形成された2つの空間の内、導管を介して
空気源3側に接続された一方の接続口h1につながって
いる側の空間では、空気源3を駆動することにより送ら
れてくる空気が圧縮され、導管を介して造粒タンク2に
接続された他方の接続口h2につながっている側の空間
では、圧縮された空気が、導管を介して造粒タンク2内
に送り込まれ、図3(a)に示すような、最大値、最小
値がともに正圧で脈動する空気脈動波が、造粒タンク2
内に発生する。また、この空気脈動波により、導管や、
造粒タンク2に振動が発生する。
【0038】次に、この装置1を用いて、造粒物を製造
する造粒物の製造方法について説明する。この装置1を
用いて、造粒物を製造する際には、まず、造粒タンク2
内に粉体原料Aを収容する。ついで、空気源3を駆動
し、空気脈動波発生手段4のロータリー弁42を回転駆
動し、更に、加熱手段5を駆動して、空気源3を駆動さ
せることにより発生させた空気を、空気脈動波発生手段
4により、図3(a)に例示するような空気脈動波に変
換し、空気脈動波発生手段4により変換された空気脈動
波を造粒タンク2内へ送り込む。
する造粒物の製造方法について説明する。この装置1を
用いて、造粒物を製造する際には、まず、造粒タンク2
内に粉体原料Aを収容する。ついで、空気源3を駆動
し、空気脈動波発生手段4のロータリー弁42を回転駆
動し、更に、加熱手段5を駆動して、空気源3を駆動さ
せることにより発生させた空気を、空気脈動波発生手段
4により、図3(a)に例示するような空気脈動波に変
換し、空気脈動波発生手段4により変換された空気脈動
波を造粒タンク2内へ送り込む。
【0039】すると、造粒タンク2内では、空気脈動波
が山側のときには、図4(a)に示すように、流動床7
上に堆積していた粉体原料Aの多くが、流動床7から上
方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流動層を
形成し、空気脈動波が谷側のときには、図4(b)に示
すように、流動床7から上方へ吹き上げられる空気の風
速が弱まるので、空気中に浮遊している粉体原料Aの一
部が落下したり、流動床7上に堆積したりするという現
象が、空気脈動波にしたがって、交互に現れる(以下、
このような粉体原料Aが流動化して、空気脈動波の周期
にしたがって、粉体原料A全体が浮上したりその一部が
落下したりすることを繰り返す流動層を、本明細書で
は、空気脈動型流動層という)。
が山側のときには、図4(a)に示すように、流動床7
上に堆積していた粉体原料Aの多くが、流動床7から上
方へ吹き上げられる空気中に混和して浮遊し、流動層を
形成し、空気脈動波が谷側のときには、図4(b)に示
すように、流動床7から上方へ吹き上げられる空気の風
速が弱まるので、空気中に浮遊している粉体原料Aの一
部が落下したり、流動床7上に堆積したりするという現
象が、空気脈動波にしたがって、交互に現れる(以下、
このような粉体原料Aが流動化して、空気脈動波の周期
にしたがって、粉体原料A全体が浮上したりその一部が
落下したりすることを繰り返す流動層を、本明細書で
は、空気脈動型流動層という)。
【0040】尚、空気脈動波が山の時に、流動層が高濃
度になるか、低濃度になるかは、造粒タンク2内に収容
された粉体原料Aの性状や量や、空気脈動波が山の時に
造粒タンク2内へ送り込まれる空気の量等によって定ま
る。同様に、空気脈動波が谷の時に、流動層が高濃度に
なるか、低濃度になるかは、造粒タンク2内に収容され
た粉体の性状や量や、空気脈動波が谷の時に造粒タンク
2内へ送り込まれる空気の量等によって定まる。
度になるか、低濃度になるかは、造粒タンク2内に収容
された粉体原料Aの性状や量や、空気脈動波が山の時に
造粒タンク2内へ送り込まれる空気の量等によって定ま
る。同様に、空気脈動波が谷の時に、流動層が高濃度に
なるか、低濃度になるかは、造粒タンク2内に収容され
た粉体の性状や量や、空気脈動波が谷の時に造粒タンク
2内へ送り込まれる空気の量等によって定まる。
【0041】つぎに、上記した現象が、不規則ではなく
周期的に安定な状態で生じ、且つ、所望の流動層形状と
なるように、空気源3が送風ファンの場合には、ファン
の回転数を制御したり、また、空気脈動波発生手段4の
ロータリー弁42の回転速度を制御したりして、造粒タ
ンク2内へ送り込まれる空気脈動波の振幅や、周期等を
調整する。
周期的に安定な状態で生じ、且つ、所望の流動層形状と
なるように、空気源3が送風ファンの場合には、ファン
の回転数を制御したり、また、空気脈動波発生手段4の
ロータリー弁42の回転速度を制御したりして、造粒タ
ンク2内へ送り込まれる空気脈動波の振幅や、周期等を
調整する。
【0042】しかる後に、空気源8から結合剤溶液噴霧
手段6へ所定の圧力の空気を送るとともに、液送調整装
置12を調整して、結合剤溶液噴霧手段6から、結合剤
溶液Bを所望のスプレー液滴でスプレーし、スプレー液
滴により、粉体原料Aの粒子間に液体架橋を形成させる
ことにより、加熱された空気脈動波により形成される、
加熱雰囲気の空気脈動型流動層状態下で、粉体原料Aの
粒子を凝集し、乾燥させることにより、粒子の成長を促
して、造粒物を製造する。
手段6へ所定の圧力の空気を送るとともに、液送調整装
置12を調整して、結合剤溶液噴霧手段6から、結合剤
溶液Bを所望のスプレー液滴でスプレーし、スプレー液
滴により、粉体原料Aの粒子間に液体架橋を形成させる
ことにより、加熱された空気脈動波により形成される、
加熱雰囲気の空気脈動型流動層状態下で、粉体原料Aの
粒子を凝集し、乾燥させることにより、粒子の成長を促
して、造粒物を製造する。
【0043】この装置1では、造粒タンク2内に加熱さ
れた空気脈動波を送りこむようにしたので、造粒タンク
2内の流動層には、空気脈動波にしたがって、高濃度の
流動層と低濃度の流動層とが交互に現れる。そして、造
粒タンク2内の流動層が低濃度のときには、造粒タンク
2内に多量の加熱された空気を一定の割合で送り込んで
造粒している場合と同じ現象が生じ、ゆっくりと、粒子
が均一に成長する。
れた空気脈動波を送りこむようにしたので、造粒タンク
2内の流動層には、空気脈動波にしたがって、高濃度の
流動層と低濃度の流動層とが交互に現れる。そして、造
粒タンク2内の流動層が低濃度のときには、造粒タンク
2内に多量の加熱された空気を一定の割合で送り込んで
造粒している場合と同じ現象が生じ、ゆっくりと、粒子
が均一に成長する。
【0044】他方、造粒タンク2内に高濃度の流動層が
形成されているときには、造粒タンク2内では、従来の
造粒タンク2内に送り込む加熱された空気の量を少なく
して高濃度の流動層を形成して造粒している場合と同じ
現象が生じ、粒子が速やかに成長する。この時、造粒物
の表面には、つの状の突起が生える等の現象が生じる
が、空気脈動波により生じる造粒タンク2内での粉体原
料A、造粒物及び造粒途中物の上下運動により、造粒タ
ンク2内で、これらの粒と粒とが互いに衝突することと
なり、造粒物及び造粒中の造粒途中物の表面に生えたつ
の状の突起が折れたり、はがれたりしてとれてしまうた
め、結果的には、造粒物の粒径や粒形にばらつきの無
い、一定の物理的性状(粒径、粒形等)の造粒物が製造
される。
形成されているときには、造粒タンク2内では、従来の
造粒タンク2内に送り込む加熱された空気の量を少なく
して高濃度の流動層を形成して造粒している場合と同じ
現象が生じ、粒子が速やかに成長する。この時、造粒物
の表面には、つの状の突起が生える等の現象が生じる
が、空気脈動波により生じる造粒タンク2内での粉体原
料A、造粒物及び造粒途中物の上下運動により、造粒タ
ンク2内で、これらの粒と粒とが互いに衝突することと
なり、造粒物及び造粒中の造粒途中物の表面に生えたつ
の状の突起が折れたり、はがれたりしてとれてしまうた
め、結果的には、造粒物の粒径や粒形にばらつきの無
い、一定の物理的性状(粒径、粒形等)の造粒物が製造
される。
【0045】また、空気脈動波が谷の状態にある時は、
粉体原料A、造粒物及び造粒途中物の一部が落下し、流
動床7上に堆積し、堆積した粉体原料A、造粒物及び造
粒中の途中物には、堆積物の重量や、空気脈動波により
造粒タンク2に生じた振動によりタッピング作用が働く
ので、互いに圧密作用が生じる。これにより、造粒物が
ポーラス質になることが防止されるため、粒子の成長
が、主として、空気中で浮遊した状態で行われる従来の
流動層造粒法によって製造される造粒物に比べ、比容積
が小さい、硬度の高い造粒物を製造できる。
粉体原料A、造粒物及び造粒途中物の一部が落下し、流
動床7上に堆積し、堆積した粉体原料A、造粒物及び造
粒中の途中物には、堆積物の重量や、空気脈動波により
造粒タンク2に生じた振動によりタッピング作用が働く
ので、互いに圧密作用が生じる。これにより、造粒物が
ポーラス質になることが防止されるため、粒子の成長
が、主として、空気中で浮遊した状態で行われる従来の
流動層造粒法によって製造される造粒物に比べ、比容積
が小さい、硬度の高い造粒物を製造できる。
【0046】また、この造粒物の製造方法では、造粒タ
ンク2内に収容した粉体原料Aを流動化して流動層を形
成する際に、一定一様の空気流ではなく、強弱のある空
気脈動波を用いているので、空気脈動波の脈動エネルギ
ーによって、粉体原料Aが万遍なくかき回され、粉体原
料Aが効率的に分散され、粉体原料A全体を流動層とす
ることができる。このため、造粒タンク2内に、一定一
様な空気流を供給して流動層を形成するようにした従来
の流動層造粒方法に見られたような、粉体原料Aの一部
が堆積・停止するようなことがなく、造粒タンク2内に
収容した粉体原料A全体から造粒物を製造できるので、
粉体原料Aの仕込量に対し、造粒物の出来高が極めて高
くなる。
ンク2内に収容した粉体原料Aを流動化して流動層を形
成する際に、一定一様の空気流ではなく、強弱のある空
気脈動波を用いているので、空気脈動波の脈動エネルギ
ーによって、粉体原料Aが万遍なくかき回され、粉体原
料Aが効率的に分散され、粉体原料A全体を流動層とす
ることができる。このため、造粒タンク2内に、一定一
様な空気流を供給して流動層を形成するようにした従来
の流動層造粒方法に見られたような、粉体原料Aの一部
が堆積・停止するようなことがなく、造粒タンク2内に
収容した粉体原料A全体から造粒物を製造できるので、
粉体原料Aの仕込量に対し、造粒物の出来高が極めて高
くなる。
【0047】また、強弱のある空気脈動波を用いている
ので、空気脈動波の脈動エネルギーによって、粉体原料
Aが万遍なくかき回されるため、従来の空気を一定一様
の割合で供給する方法に見られたような、造粒タンク1
02内に送り込まれた空気が、流動床107上に堆積し
た粉体原料Aを部分的に吹き抜けてしまうという現象が
生じず、粉体原料Aの流動化が極めて容易に起こり、且
つ、形成される流動層が安定している。このため、造粒
タンク102内に一定一様の加熱された空気を送り込む
ようにしている従来の流動層造粒方法に比べ、造粒過程
において、スラッキング、バブリング、チャネリング等
の粉体原料Aの流動化停止現象を防いだり、緩和したり
できるので、造粒物を容易に製造できる。
ので、空気脈動波の脈動エネルギーによって、粉体原料
Aが万遍なくかき回されるため、従来の空気を一定一様
の割合で供給する方法に見られたような、造粒タンク1
02内に送り込まれた空気が、流動床107上に堆積し
た粉体原料Aを部分的に吹き抜けてしまうという現象が
生じず、粉体原料Aの流動化が極めて容易に起こり、且
つ、形成される流動層が安定している。このため、造粒
タンク102内に一定一様の加熱された空気を送り込む
ようにしている従来の流動層造粒方法に比べ、造粒過程
において、スラッキング、バブリング、チャネリング等
の粉体原料Aの流動化停止現象を防いだり、緩和したり
できるので、造粒物を容易に製造できる。
【0048】更に、空気脈動波を用いれば、一定一様の
空気を用いる場合に比べ、造粒タンク2内に収容された
粉体原料Aを容易に流動化できるため、空気脈動波の平
均圧力、平均風速、平均流量は、いずれも、一定一様の
空気の圧力、風速、流量に比べ小さくすることができ
る。このため、造粒過程における、粉体原料A、造粒物
及び造粒途中物の衝突の衝撃エネルギーを小さくするこ
とができる。この造粒方法によれば、造粒過程に於ける
粒子同士の衝突の衝撃力が小さいため、粒子同士の衝突
により発生する微粒子の量が少なくなる。これにより、
造粒物中に含まれる微粒子の量を少なくすることができ
る。
空気を用いる場合に比べ、造粒タンク2内に収容された
粉体原料Aを容易に流動化できるため、空気脈動波の平
均圧力、平均風速、平均流量は、いずれも、一定一様の
空気の圧力、風速、流量に比べ小さくすることができ
る。このため、造粒過程における、粉体原料A、造粒物
及び造粒途中物の衝突の衝撃エネルギーを小さくするこ
とができる。この造粒方法によれば、造粒過程に於ける
粒子同士の衝突の衝撃力が小さいため、粒子同士の衝突
により発生する微粒子の量が少なくなる。これにより、
造粒物中に含まれる微粒子の量を少なくすることができ
る。
【0049】更にまた、用いる空気脈動波の周期、振幅
及び波形は、空気源3が送風ファンの場合には、送風フ
ァンの回転数を制御したり、また、空気脈動波発生手段
4のロータリー弁42の回転速度を制御したりすること
により、容易に変えることができる。したがって、粉体
原料Aの性状に合わせて、空気脈動波の周期、振幅及び
波形を変えるようにすれば、造粒タンク102内に一定
一様の加熱された空気を送り込むようにしている従来の
流動層造粒方法に比べ、造粒過程において、スラッキン
グ、バブリング、チャネリング等の粉体原料Aの流動化
停止現象を防いだり、緩和したりできるので、造粒物を
容易に製造できる。
及び波形は、空気源3が送風ファンの場合には、送風フ
ァンの回転数を制御したり、また、空気脈動波発生手段
4のロータリー弁42の回転速度を制御したりすること
により、容易に変えることができる。したがって、粉体
原料Aの性状に合わせて、空気脈動波の周期、振幅及び
波形を変えるようにすれば、造粒タンク102内に一定
一様の加熱された空気を送り込むようにしている従来の
流動層造粒方法に比べ、造粒過程において、スラッキン
グ、バブリング、チャネリング等の粉体原料Aの流動化
停止現象を防いだり、緩和したりできるので、造粒物を
容易に製造できる。
【0050】更にまた、空気脈動波を用いれば、造粒タ
ンク2内に収容された粉体原料Aが均一に攪拌され流動
化されるので、例えば、粉体原料Aとして、賦形剤と有
効成分とが所定の割合で配合されたものを使用した場合
には、配合割合が均一の造粒物を製造できるという効果
もある。以下、具体的な実験データに基づいて、本発明
について説明する。
ンク2内に収容された粉体原料Aが均一に攪拌され流動
化されるので、例えば、粉体原料Aとして、賦形剤と有
効成分とが所定の割合で配合されたものを使用した場合
には、配合割合が均一の造粒物を製造できるという効果
もある。以下、具体的な実験データに基づいて、本発明
について説明する。
【0051】図5は、同じ大きさ、同じ形状の造粒タン
ク2を用い、空気源3を同じ条件で駆動し、加熱手段5
を同じ条件で加熱し、同じ成分、同じ量の粉体原料か
ら、同一比容積の造粒物を製造するのに必要とされる空
気の量を従来法と本発明法とで比較した実験結果であ
る。実験に際しては、図1に示したような装置1を用
い、従来法では、空気脈動発生手段4のロータリー弁4
2を、空気源3と造粒タンク2との間を連通している位
置(図2中、実線で示すロータリー弁42の位置)で停
止させた状態で、従来法にしたがって造粒し、この時、
製造した造粒物の比容量(ml/g)と造粒タンク2内
に供給した供給風量(m3/分)を測定した。
ク2を用い、空気源3を同じ条件で駆動し、加熱手段5
を同じ条件で加熱し、同じ成分、同じ量の粉体原料か
ら、同一比容積の造粒物を製造するのに必要とされる空
気の量を従来法と本発明法とで比較した実験結果であ
る。実験に際しては、図1に示したような装置1を用
い、従来法では、空気脈動発生手段4のロータリー弁4
2を、空気源3と造粒タンク2との間を連通している位
置(図2中、実線で示すロータリー弁42の位置)で停
止させた状態で、従来法にしたがって造粒し、この時、
製造した造粒物の比容量(ml/g)と造粒タンク2内
に供給した供給風量(m3/分)を測定した。
【0052】尚、結合剤溶液としては、メチルセルロー
スを水に溶解したものを使用し、粉体原料としては、乳
糖を使用した(以下の実験についても同様である)。本
発明法では、ロータリー弁42を 5Hzで回転駆動さ
せる以外は、従来法と全く同様にして、造粒し、この
時、製造した造粒物の比容量(ml/g)と造粒タンク
2内に供給した供給風量(m3/分)を測定した。
スを水に溶解したものを使用し、粉体原料としては、乳
糖を使用した(以下の実験についても同様である)。本
発明法では、ロータリー弁42を 5Hzで回転駆動さ
せる以外は、従来法と全く同様にして、造粒し、この
時、製造した造粒物の比容量(ml/g)と造粒タンク
2内に供給した供給風量(m3/分)を測定した。
【0053】図5の結果より、本発明法によれば、同一
の比容積の造粒物を製造するのに必要とされる空気の量
を従来法に比べ、少ない風量で造粒できることが明らか
になった。図6は、造粒の際に用いた空気量と製造され
た造粒物の破壊荷重との相関関係を示すグラフである。
の比容積の造粒物を製造するのに必要とされる空気の量
を従来法に比べ、少ない風量で造粒できることが明らか
になった。図6は、造粒の際に用いた空気量と製造され
た造粒物の破壊荷重との相関関係を示すグラフである。
【0054】実験に際しては、図1に示したような装置
1を用い、従来法では、空気脈動発生手段4のロータリ
ー弁42を、空気源3と造粒タンク2との間を連通して
いる位置(図2中、実線で示すロータリー弁42の位
置)で停止させた状態で、造粒タンク2内に供給する供
給風量(m3/分)を変え、従来法にしたがって造粒
し、各々の供給風量(m3/分)において製造された造
粒物の破壊荷重を測定した。
1を用い、従来法では、空気脈動発生手段4のロータリ
ー弁42を、空気源3と造粒タンク2との間を連通して
いる位置(図2中、実線で示すロータリー弁42の位
置)で停止させた状態で、造粒タンク2内に供給する供
給風量(m3/分)を変え、従来法にしたがって造粒
し、各々の供給風量(m3/分)において製造された造
粒物の破壊荷重を測定した。
【0055】本発明法では、ロータリー弁42を5Hz
で回転駆動させる以外は、従来法と全く同様にして、造
粒し、この時、製造した造粒物の破壊荷重を測定した。
図6の結果より、造粒の際に用いた空気量が同量の場合
には、本発明法により製造される造粒物の方が、従来法
により製造される造粒物に比べ、機械的強度の強い、即
ち、硬さの硬い造粒物を製造できることが明らかになっ
た。
で回転駆動させる以外は、従来法と全く同様にして、造
粒し、この時、製造した造粒物の破壊荷重を測定した。
図6の結果より、造粒の際に用いた空気量が同量の場合
には、本発明法により製造される造粒物の方が、従来法
により製造される造粒物に比べ、機械的強度の強い、即
ち、硬さの硬い造粒物を製造できることが明らかになっ
た。
【0056】図7は、従来法により製造された造粒物の
粒度分布と、本発明法により製造された造粒物の粒度分
布とを比較して示すグラフである。実験に際しては、図
1に示したような装置1を用い、従来法では、空気脈動
発生手段のロータリー弁42を、空気源3と造粒タンク
2との間を連通している位置(図2中、実線で示すロー
タリー弁42の位置)で停止させた状態で、一定量で一
様の加熱空気を造粒タンク2に供給して、従来法にした
がって造粒し、造粒操作後、造粒物の粒度分布を測定し
た。
粒度分布と、本発明法により製造された造粒物の粒度分
布とを比較して示すグラフである。実験に際しては、図
1に示したような装置1を用い、従来法では、空気脈動
発生手段のロータリー弁42を、空気源3と造粒タンク
2との間を連通している位置(図2中、実線で示すロー
タリー弁42の位置)で停止させた状態で、一定量で一
様の加熱空気を造粒タンク2に供給して、従来法にした
がって造粒し、造粒操作後、造粒物の粒度分布を測定し
た。
【0057】本発明法では、ロータリー弁42を5Hz
で回転駆動させる以外は、従来法と全く同様にして、造
粒し、この時、製造した造粒物の粒度分布を測定した。
図7より、本発明法により造粒すれば、従来法により造
粒物を製造する場合に比べ、粒度分布がシャープな造粒
物を製造できることが明らかになった。また、図7よ
り、本発明法により造粒すれば、従来法に比べ、造粒物
中に混在する微粒子の量を少なくできることが明らかに
なった。
で回転駆動させる以外は、従来法と全く同様にして、造
粒し、この時、製造した造粒物の粒度分布を測定した。
図7より、本発明法により造粒すれば、従来法により造
粒物を製造する場合に比べ、粒度分布がシャープな造粒
物を製造できることが明らかになった。また、図7よ
り、本発明法により造粒すれば、従来法に比べ、造粒物
中に混在する微粒子の量を少なくできることが明らかに
なった。
【0058】また、表1は、空気脈動波の周波数を種々
の周波数に変えて造粒物を製造し、得られた造粒物の粗
比容積を測定した結果を示す実験結果であり、また、図
8は、造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造粒
物の粗比容積との相関関係を示すグラフである。
の周波数に変えて造粒物を製造し、得られた造粒物の粗
比容積を測定した結果を示す実験結果であり、また、図
8は、造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造粒
物の粗比容積との相関関係を示すグラフである。
【0059】
【表1】
【0060】実験により、0Hz(定常流の空気)、1
0Hzの空気脈動波を用いた場合には、得られた造粒物
の粗比容積は、定常流の空気を用いた従来の流動層造粒
法により得られる造粒物の粗比容積と、ほぼ、同じ値と
なることが明らかとなり、且つ、表1及び図8の結果よ
り、空気脈動波の周波数は、10Hz未満1Hz以上が
好ましく、比容積を20%以上小さくするためには、9
Hz以下1Hz以上が好ましく、粗比容積を50%以上
小さくするためには、6Hz以下1Hz以上が好まし
く、また、粗比容積を一番小さい値にするためには、5
Hzの空気脈動波を用いるのが好ましいことが明らかに
なった。
0Hzの空気脈動波を用いた場合には、得られた造粒物
の粗比容積は、定常流の空気を用いた従来の流動層造粒
法により得られる造粒物の粗比容積と、ほぼ、同じ値と
なることが明らかとなり、且つ、表1及び図8の結果よ
り、空気脈動波の周波数は、10Hz未満1Hz以上が
好ましく、比容積を20%以上小さくするためには、9
Hz以下1Hz以上が好ましく、粗比容積を50%以上
小さくするためには、6Hz以下1Hz以上が好まし
く、また、粗比容積を一番小さい値にするためには、5
Hzの空気脈動波を用いるのが好ましいことが明らかに
なった。
【0061】また、表2は、空気脈動波の周波数を種々
の周波数に変えて造粒物を製造し、得られた造粒物の粒
度分布を測定した結果を示す実験結果であり、また、図
9は、造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造粒
物の粒度分布との相関関係を示すグラフである。造粒物
の粒度分布は、0Hz、1Hz、5Hz、6Hz、9H
z及び10Hzの空気脈動波を用いたときに、各々、得
られた造粒物を、710μm径、500μm径、355
μm径、250μm径、150μm径、106μm径、
75μm径のメッシュを通過させ、各々のメッシュ上に
残った粒子の重量、及び、これらのメッシュの全てを通
過した粒子の重量を各々測定し、重量%として表してい
る。尚、粒度分布がシャープな分布となっている造粒物
程、粒径の揃った良い造粒物である。
の周波数に変えて造粒物を製造し、得られた造粒物の粒
度分布を測定した結果を示す実験結果であり、また、図
9は、造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造粒
物の粒度分布との相関関係を示すグラフである。造粒物
の粒度分布は、0Hz、1Hz、5Hz、6Hz、9H
z及び10Hzの空気脈動波を用いたときに、各々、得
られた造粒物を、710μm径、500μm径、355
μm径、250μm径、150μm径、106μm径、
75μm径のメッシュを通過させ、各々のメッシュ上に
残った粒子の重量、及び、これらのメッシュの全てを通
過した粒子の重量を各々測定し、重量%として表してい
る。尚、粒度分布がシャープな分布となっている造粒物
程、粒径の揃った良い造粒物である。
【0062】
【表2】
【0063】表2及び図9の結果からは、5Hzと10
Hzの空気脈動波を用いたときに得られた造粒物が粒度
分布がシャープな分布となっている。但し、粗比容積を
も考慮した場合には、表1、表2、図8及び図9の結果
から、粗比容積が小さく且つシャープな分布となってい
る、約5Hzの空気脈動波を用いるのが好ましいこと
が、明らかになった。
Hzの空気脈動波を用いたときに得られた造粒物が粒度
分布がシャープな分布となっている。但し、粗比容積を
も考慮した場合には、表1、表2、図8及び図9の結果
から、粗比容積が小さく且つシャープな分布となってい
る、約5Hzの空気脈動波を用いるのが好ましいこと
が、明らかになった。
【0064】また、1Hz、5Hz、6Hz、9Hz及
び10Hzの空気脈動波を用いたときに得られた造粒物
の各々について、溶出試験を日本薬局方第11版に記載
の溶出試験法(回転バスケット法)に従って行ったとこ
ろ、ともに同じ様な溶出パターンを示していた。即ち、
本発明に係る造粒物の製造方法に従って製造された造粒
物を用いれば、錠剤やカプセル剤の溶解性に影響を与え
ることなく、錠剤やカプセル剤を小型化でき、製造患者
の錠剤やカプセル剤の服用時のコンプライアンスを極め
て改善でき、錠剤やカプセル剤の服用率が向上する。
び10Hzの空気脈動波を用いたときに得られた造粒物
の各々について、溶出試験を日本薬局方第11版に記載
の溶出試験法(回転バスケット法)に従って行ったとこ
ろ、ともに同じ様な溶出パターンを示していた。即ち、
本発明に係る造粒物の製造方法に従って製造された造粒
物を用いれば、錠剤やカプセル剤の溶解性に影響を与え
ることなく、錠剤やカプセル剤を小型化でき、製造患者
の錠剤やカプセル剤の服用時のコンプライアンスを極め
て改善でき、錠剤やカプセル剤の服用率が向上する。
【0065】尚、以上に示した例では、空気脈動波発生
手段4として、図2に示したようなロータリー型の空気
脈動波発生手段を、空気源3と造粒タンク2との間をつ
なぐ導管の途中に設けた例を示したが、これは、単に好
ましい例を示したに過ぎず、空気源3と造粒タンク2と
の間をつなぐ導管の途中に電磁弁のようなオンオフ弁を
設け、オンオフ弁により導管を開閉して、空気源3から
送られてくる空気を連通または遮断状態にし、図3
(b)に示すような、最大値が正の値で、最小値が大気
圧となるような空気脈動波を、造粒タンク2内に発生す
るようにしてもよい。
手段4として、図2に示したようなロータリー型の空気
脈動波発生手段を、空気源3と造粒タンク2との間をつ
なぐ導管の途中に設けた例を示したが、これは、単に好
ましい例を示したに過ぎず、空気源3と造粒タンク2と
の間をつなぐ導管の途中に電磁弁のようなオンオフ弁を
設け、オンオフ弁により導管を開閉して、空気源3から
送られてくる空気を連通または遮断状態にし、図3
(b)に示すような、最大値が正の値で、最小値が大気
圧となるような空気脈動波を、造粒タンク2内に発生す
るようにしてもよい。
【0066】また、この例では、造粒タンク2内に送り
込まれた空気脈動波が、造粒タンク2の排気口2bから
自然排気される例を示したが、これも、単に好ましい例
を示したに過ぎず、必要により、排気口2bに吸引手段
を設けたり、排気口2bと吸引手段との間をつなぐ導管
の途中に更に空気脈動波発生手段を設けてもよい。但
し、排気口2bに設ける吸引手段は、あくまでも、造粒
タンク2内に供給された空気脈動波を造粒タンク2外へ
スムーズに排気を促すために補助的に設けるものであ
り、性状が均一で且つ比容積が小さい造粒物を容易且つ
効率よく製造するためには、粉体原料を流動化させると
同時に、流動化した粉体原料の一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返す状態にす
る空気脈動波は、流動床7の下から上へ加熱された状態
で供給する構成とし、造粒タンク2内が、大気圧以上の
圧を保持するようにするのが好ましい。
込まれた空気脈動波が、造粒タンク2の排気口2bから
自然排気される例を示したが、これも、単に好ましい例
を示したに過ぎず、必要により、排気口2bに吸引手段
を設けたり、排気口2bと吸引手段との間をつなぐ導管
の途中に更に空気脈動波発生手段を設けてもよい。但
し、排気口2bに設ける吸引手段は、あくまでも、造粒
タンク2内に供給された空気脈動波を造粒タンク2外へ
スムーズに排気を促すために補助的に設けるものであ
り、性状が均一で且つ比容積が小さい造粒物を容易且つ
効率よく製造するためには、粉体原料を流動化させると
同時に、流動化した粉体原料の一部が、空気脈動波の周
期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返す状態にす
る空気脈動波は、流動床7の下から上へ加熱された状態
で供給する構成とし、造粒タンク2内が、大気圧以上の
圧を保持するようにするのが好ましい。
【0067】また、排気口2bと吸引手段との間をつな
ぐ導管の途中に更に空気脈動波発生手段を設ける場合に
も、排気口2bと吸引手段との間をつなぐ導管の途中に
設けられる空気脈動波発生手段は、あくまでも、空気源
3と造粒タンク2との間に設けられる空気脈動波発生手
段4に対し、多少の波形を変更したり、造粒タンク2に
おいて、粉体原料Aの上昇を高める程度の補助的なもの
であることが好ましい。
ぐ導管の途中に更に空気脈動波発生手段を設ける場合に
も、排気口2bと吸引手段との間をつなぐ導管の途中に
設けられる空気脈動波発生手段は、あくまでも、空気源
3と造粒タンク2との間に設けられる空気脈動波発生手
段4に対し、多少の波形を変更したり、造粒タンク2に
おいて、粉体原料Aの上昇を高める程度の補助的なもの
であることが好ましい。
【0068】また、造粒する粉体原料Aの性質によって
は、空気に混ざり易いものや、混ざり難いものなどがあ
り、造粒タンク2内に収容した粉体原料Aを流動化させ
ると同時に、流動化した粉体原料Aの一部が、空気脈動
波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すよ
うにするためには、空気脈動波の波形を変化させる方が
好ましい場合もある。
は、空気に混ざり易いものや、混ざり難いものなどがあ
り、造粒タンク2内に収容した粉体原料Aを流動化させ
ると同時に、流動化した粉体原料Aの一部が、空気脈動
波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り返すよ
うにするためには、空気脈動波の波形を変化させる方が
好ましい場合もある。
【0069】図10は、空気脈動波の波形を容易に所望
の波形に変化させることができる空気脈動波発生手段を
備える、造粒物の製造装置を空気脈動波発生手段を中心
に概略的に示す構成図である。この造粒物の製造装置で
は、図2に示す空気脈動波発生手段4に代えて、いわゆ
るピストン型の空気脈動波発生手段4Aを設けている。
この空気脈動波発生手段4Aは、空気源3と加熱空気供
給口2aとの間を接続する導管43を開閉する弁体45
と、弁体45の開閉時間と開閉量とを規定する凹凸パタ
ーン46pを有する弁体制御手段46とを備える。
の波形に変化させることができる空気脈動波発生手段を
備える、造粒物の製造装置を空気脈動波発生手段を中心
に概略的に示す構成図である。この造粒物の製造装置で
は、図2に示す空気脈動波発生手段4に代えて、いわゆ
るピストン型の空気脈動波発生手段4Aを設けている。
この空気脈動波発生手段4Aは、空気源3と加熱空気供
給口2aとの間を接続する導管43を開閉する弁体45
と、弁体45の開閉時間と開閉量とを規定する凹凸パタ
ーン46pを有する弁体制御手段46とを備える。
【0070】この例では、弁体制御手段46として、モ
ーター等の回転駆動手段48により回転軸48aを中心
に回転可能に設けられた回転ドラムを使用している。回
転ドラム46の円周方向には、所望の凹凸パターン46
pが設けられた上レール46u、46uと下レール46
dとが設けられている。上レール46uと上レール46
uとの間には、図10(b)に示すように、回転ドラム
46の周方向に回転ドラム46を巻き回りするように開
口部47が形成されている。
ーター等の回転駆動手段48により回転軸48aを中心
に回転可能に設けられた回転ドラムを使用している。回
転ドラム46の円周方向には、所望の凹凸パターン46
pが設けられた上レール46u、46uと下レール46
dとが設けられている。上レール46uと上レール46
uとの間には、図10(b)に示すように、回転ドラム
46の周方向に回転ドラム46を巻き回りするように開
口部47が形成されている。
【0071】また、弁体45には、動力伝達軸50が接
続されており、動力伝達軸50の下端には、ローラ5
2、52を取り付ける取付具51が設けられており、取
付具51には、ローラ52、52が回転可能に取付けら
れている。ローラ52、52の各々は、その直径D52
が、上レール46uと下レール46dとの間の間隔D4
6u−46dの寸法とされている。
続されており、動力伝達軸50の下端には、ローラ5
2、52を取り付ける取付具51が設けられており、取
付具51には、ローラ52、52が回転可能に取付けら
れている。ローラ52、52の各々は、その直径D52
が、上レール46uと下レール46dとの間の間隔D4
6u−46dの寸法とされている。
【0072】開口部47の幅は、取付具51の幅よりや
や大きめになっており、開口部47内に、取付具51及
び動力伝達軸50が起立するように取り付けられてい
る。また、ローラ52、52の各々は、開口部47の外
側に下レール46dと上レール46uとの間の各々に位
置するように設けられている。また、この例では、導管
43には、空気導入管44が接続されており、空気導入
管44には、空気導入管44を開閉する電磁弁53が設
けられており、空気導入管44の終端には、フィルター
54が取り付けられている。
や大きめになっており、開口部47内に、取付具51及
び動力伝達軸50が起立するように取り付けられてい
る。また、ローラ52、52の各々は、開口部47の外
側に下レール46dと上レール46uとの間の各々に位
置するように設けられている。また、この例では、導管
43には、空気導入管44が接続されており、空気導入
管44には、空気導入管44を開閉する電磁弁53が設
けられており、空気導入管44の終端には、フィルター
54が取り付けられている。
【0073】この空気脈動波発生手段4Aでは、凹凸パ
ターン46pが山46tの時に、弁体45が閉じた状態
になり、谷46vの時に、弁体45が開いた状態にな
る。且つ、弁体45の開口量は、凹凸パターン46pの
谷46vの深さD46vに依存するようになっている。
また、弁体45の開いている時間は、凹凸パターン46
pの谷46vの長さL46vと、回転ドラム46の回転
速度に依存するようになっている。
ターン46pが山46tの時に、弁体45が閉じた状態
になり、谷46vの時に、弁体45が開いた状態にな
る。且つ、弁体45の開口量は、凹凸パターン46pの
谷46vの深さD46vに依存するようになっている。
また、弁体45の開いている時間は、凹凸パターン46
pの谷46vの長さL46vと、回転ドラム46の回転
速度に依存するようになっている。
【0074】次に、この空気脈動波発生手段4Aを用い
て、所望の波形の空気脈動波を発生させる操作について
説明する。まず、空気源3を駆動するとともに、回転ド
ラム46を所定の回転速度で回転させる。すると、凹凸
パターン46pに従って、弁体45が、開いたり閉じた
りする。
て、所望の波形の空気脈動波を発生させる操作について
説明する。まず、空気源3を駆動するとともに、回転ド
ラム46を所定の回転速度で回転させる。すると、凹凸
パターン46pに従って、弁体45が、開いたり閉じた
りする。
【0075】この空気脈動波発生手段4Aでは、造粒す
る粉体材料Aの性質によって、凹凸パターン46pの形
状の異なる回転ドラム46を使用したり、空気源3の駆
動力を変えたり、及び/または、回転ドラム46の回転
速度を変えたり、また、必要により、電磁弁51を開閉
したりすることで、所望の波形、所望の周期、所望の振
幅の空気脈動波を造粒タンク2内に容易に発生させるこ
とできる。
る粉体材料Aの性質によって、凹凸パターン46pの形
状の異なる回転ドラム46を使用したり、空気源3の駆
動力を変えたり、及び/または、回転ドラム46の回転
速度を変えたり、また、必要により、電磁弁51を開閉
したりすることで、所望の波形、所望の周期、所望の振
幅の空気脈動波を造粒タンク2内に容易に発生させるこ
とできる。
【0076】したがって、この空気脈動波発生手段4A
を用いれば、所望の波形、所望の周期、所望の振幅の空
気脈動波を用いて、造粒タンク2内に収容した粉体原料
Aを流動化させると同時に、流動化した粉体原料Aの一
部が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上
昇を繰り返すようにすることが容易に行えるようにな
る。
を用いれば、所望の波形、所望の周期、所望の振幅の空
気脈動波を用いて、造粒タンク2内に収容した粉体原料
Aを流動化させると同時に、流動化した粉体原料Aの一
部が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上
昇を繰り返すようにすることが容易に行えるようにな
る。
【0077】また、図11(a)に示すように、バグフ
ィルター13にバイブレータ手段21を設け、バイブレ
ータ21を駆動して、バグフィルター13を振動させれ
ば、造粒中にバグフィルター13が目詰まりを生じ難く
することができる。これにより、造粒途中にバグフィル
ター13の掃除を不要とすることができるため、造粒物
の製造が一層容易となる。
ィルター13にバイブレータ手段21を設け、バイブレ
ータ21を駆動して、バグフィルター13を振動させれ
ば、造粒中にバグフィルター13が目詰まりを生じ難く
することができる。これにより、造粒途中にバグフィル
ター13の掃除を不要とすることができるため、造粒物
の製造が一層容易となる。
【0078】この例では、バイブレータ21は、送風フ
ァン等の振動用空気源22と、中空を有する導管23
と、導管23の空気源22の下流側に設けられた電磁弁
等の開閉制御弁24と、弾性体膜25と、線材26とを
備え、導管23の一端は、空気源22に接続され、他端
には、中空を塞ぐように弾性体膜25が設けられ、弾性
体膜25には、線材26の一端が接続され、線材26の
他端がバグフィルター13に接続された構成とされてい
る。そして、バグフィルター13に振動を与える際に
は、振動用空気源22を駆動し、導管23内に空気を供
給するとともに、開閉制御弁24を所定の周期で開閉す
ることにより、振動用空気源22より発生した空気を断
続的な空気の流れとし、この断続的な空気を弾性体膜2
5に供給することで、弾性体膜25を膨張させたり、も
との状態に戻したりすることで、断続的な空気を弾性体
膜25より下流側において振動エネルギーに変え、この
振動エネルギーを線材26によりバグフィルター13に
伝えることにより、バグフィルター13に振動を与える
ようにしている。
ァン等の振動用空気源22と、中空を有する導管23
と、導管23の空気源22の下流側に設けられた電磁弁
等の開閉制御弁24と、弾性体膜25と、線材26とを
備え、導管23の一端は、空気源22に接続され、他端
には、中空を塞ぐように弾性体膜25が設けられ、弾性
体膜25には、線材26の一端が接続され、線材26の
他端がバグフィルター13に接続された構成とされてい
る。そして、バグフィルター13に振動を与える際に
は、振動用空気源22を駆動し、導管23内に空気を供
給するとともに、開閉制御弁24を所定の周期で開閉す
ることにより、振動用空気源22より発生した空気を断
続的な空気の流れとし、この断続的な空気を弾性体膜2
5に供給することで、弾性体膜25を膨張させたり、も
との状態に戻したりすることで、断続的な空気を弾性体
膜25より下流側において振動エネルギーに変え、この
振動エネルギーを線材26によりバグフィルター13に
伝えることにより、バグフィルター13に振動を与える
ようにしている。
【0079】更にまた、この例では、空気源3として送
風ファンを用いた例を示したが、空気源3は、送風ファ
ンに限られず、圧縮空気や、圧縮された不活性ガス等が
蓄えられたガスボンベ等の空気源を用いてもよい。ま
た、図11(b)に示すように、バグフィルター13に
代えて、サイクロン31を用いて、造粒タンク2内の粉
体原料A、造粒途中物、造粒物を分粒し、造粒タンク2
外へ流出するのを防止するようにしてもよい。
風ファンを用いた例を示したが、空気源3は、送風ファ
ンに限られず、圧縮空気や、圧縮された不活性ガス等が
蓄えられたガスボンベ等の空気源を用いてもよい。ま
た、図11(b)に示すように、バグフィルター13に
代えて、サイクロン31を用いて、造粒タンク2内の粉
体原料A、造粒途中物、造粒物を分粒し、造粒タンク2
外へ流出するのを防止するようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る造粒物の製造方法では、加熱した空気脈動波を用
い、粉体原料を流動化させると同時に、流動化した粉体
原料の一部が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆
積し、上昇を繰り返すようにし、これに、結合剤溶液を
噴霧して、粉体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を
成長させる際に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造
粒途中物に、加熱された空気脈動波の振動により圧密作
用を与える構成にし、造粒途中物につの状の突起が生じ
難く、且つ、ポーラス質になり難くしたので、従来の造
粒タンク内へ供給する空気の量を多くして低濃度の流動
層を形成して造粒物を製造する場合に比べ、短時間で、
粒子の粒径、粒形等の性状が一様で且つ比容積の小さ
い、即ち、重質の造粒物を容易に製造することができ
る。
係る造粒物の製造方法では、加熱した空気脈動波を用
い、粉体原料を流動化させると同時に、流動化した粉体
原料の一部が、空気脈動波の周期に応じて、落下し、堆
積し、上昇を繰り返すようにし、これに、結合剤溶液を
噴霧して、粉体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を
成長させる際に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造
粒途中物に、加熱された空気脈動波の振動により圧密作
用を与える構成にし、造粒途中物につの状の突起が生じ
難く、且つ、ポーラス質になり難くしたので、従来の造
粒タンク内へ供給する空気の量を多くして低濃度の流動
層を形成して造粒物を製造する場合に比べ、短時間で、
粒子の粒径、粒形等の性状が一様で且つ比容積の小さ
い、即ち、重質の造粒物を容易に製造することができ
る。
【0081】また、本発明に係る造粒物の製造装置は、
造粒タンクの下部に設けられた空気供給口の前段に空気
脈動波発生手段を設け、流動床の下から上へ加熱された
空気脈動波を供給する構成とし、粉体原料を流動化させ
ると同時に、その一部が、空気脈動波の周期に応じて、
落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにするのが極めて
容易であり、且つ、落下堆積中の成長中の造粒途中物
に、効率よく、空気脈動波の振動により圧密作用を与え
ることができるので、この装置を用いれば、短時間で、
粒子の粒径、粒形等の性状が一様で且つ比容積の小さ
い、即ち、重質の造粒物を容易に製造することができ
る。
造粒タンクの下部に設けられた空気供給口の前段に空気
脈動波発生手段を設け、流動床の下から上へ加熱された
空気脈動波を供給する構成とし、粉体原料を流動化させ
ると同時に、その一部が、空気脈動波の周期に応じて、
落下し、堆積し、上昇を繰り返すようにするのが極めて
容易であり、且つ、落下堆積中の成長中の造粒途中物
に、効率よく、空気脈動波の振動により圧密作用を与え
ることができるので、この装置を用いれば、短時間で、
粒子の粒径、粒形等の性状が一様で且つ比容積の小さ
い、即ち、重質の造粒物を容易に製造することができ
る。
【図1】本発明に係る造粒物の製造装置を概略的に示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】空気脈動波発生手段を概略的に示す断面図であ
る。
る。
【図3】図3(a)、図3(b)は、各々、本発明で用
いる空気脈動波を例示的に説明する説明図である。
いる空気脈動波を例示的に説明する説明図である。
【図4】本発明に係る造粒物の製造装置の造粒タンク内
に生じる現象を模式的に示す図であり、図4(a)は、
空気脈動波が山側にある状態を、図4(b)は、空気脈
動波が谷側にある状態を、各々、示す。
に生じる現象を模式的に示す図であり、図4(a)は、
空気脈動波が山側にある状態を、図4(b)は、空気脈
動波が谷側にある状態を、各々、示す。
【図5】同じ成分、同じ量の粉体原料から、同一比容積
の造粒物を製造するのに必要とされる空気の量を従来法
と本発明法とで比較した実験結果を示すグラフである。
の造粒物を製造するのに必要とされる空気の量を従来法
と本発明法とで比較した実験結果を示すグラフである。
【図6】造粒の際に用いた空気量と製造された造粒物の
破壊荷重との相関関係を示すグラフである。
破壊荷重との相関関係を示すグラフである。
【図7】従来法により製造された造粒物の粒度分布と、
本発明法により製造された造粒物の粒度分布とを比較し
て示すグラフである。
本発明法により製造された造粒物の粒度分布とを比較し
て示すグラフである。
【図8】造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造
粒物の粗比容積との相関関係を示すグラフである。
粒物の粗比容積との相関関係を示すグラフである。
【図9】造粒に用いた空気脈動波の周波数と得られた造
粒物の粒度分布との相関関係を示すグラフである。
粒物の粒度分布との相関関係を示すグラフである。
【図10】空気脈動波発生手段を概略的に示す図であ
り、図10(a)は、空気脈動波発生手段の側面図を、
図10(b)は、図10(a)中、X−X線に従う断面
図である。
り、図10(a)は、空気脈動波発生手段の側面図を、
図10(b)は、図10(a)中、X−X線に従う断面
図である。
【図11】本発明に係る造粒物の製造装置の変形例を概
略的に示す全体構成図であり、図11(a)は、バグフ
ィルターにバイブレータを設けた例を、図11(b)
は、バグフィルターの代わりに、サイクロンを設けた例
を、各々、示す。
略的に示す全体構成図であり、図11(a)は、バグフ
ィルターにバイブレータを設けた例を、図11(b)
は、バグフィルターの代わりに、サイクロンを設けた例
を、各々、示す。
【図12】従来の流動層造粒装置を概略的に示す全体構
成図である。
成図である。
【図13】特開昭60−183030号公報に記載の流
動層造粒装置を概略的に示す一部切欠き断面図である。
動層造粒装置を概略的に示す一部切欠き断面図である。
1 流動層造粒装置 2 造粒タンク 2a 加熱空気供給口 2b 排気口 3 空気源 4、4A 空気脈動波発生手段 5 加熱手段 6 結合剤溶液噴霧手段 7 流動床 8 結合剤溶液噴霧用空気源 9 空気供給管 10 結合剤溶液貯蔵タンク 11 結合剤溶液供給管 12 液送調整装置 13 バグフィルター 14 除塵フィルター 41 ケース体 41a 周壁 42 ロータリー弁 h1、h2 接続口 43 導管 44 空気導入管 45 弁体 46 回転ドラム 46d 下レール 46p 凹凸パターン 46u 上レール 47 開口部 48 回転駆動手段 48a 回転軸 50 動力伝達軸 51 取付具 52 ローラ 53 電磁弁 54 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 浩司 大阪府枚方市長尾元町2−32−1 (72)発明者 村田 和栄 奈良県生駒市あすか野南2−7−2
Claims (7)
- 【請求項1】加熱した空気脈動波を用い、粉体原料を流
動化させると同時に、流動化した粉体原料の一部が、空
気脈動波の周期に応じて、落下し、堆積し、上昇を繰り
返すようにした粉体原料に、結合剤溶液を噴霧し、前記
粉体原料を凝集させ、更に、乾燥して粒子を成長させる
際に、少なくとも、落下堆積中の成長中の造粒途中物
に、前記加熱された空気脈動波の振動により圧密作用を
与えることにより、比容積が小さい造粒物を製造するよ
うにした、造粒物の製造方法。 - 【請求項2】前記空気脈動波が、山と谷がともに正圧の
空気脈動波である、請求項1に記載の造粒物の製造方
法。 - 【請求項3】前記空気脈動波の振幅、周期及び波形の少
なくともいずれかを、粉体原料の性状により、変化させ
るようにした、請求項1または請求項2に記載の造粒物
の製造方法。 - 【請求項4】前記空気脈動波の周波数を10Hz未満1
Hz以上としたことを特徴とする、請求項1〜3のいず
れかに記載の造粒物の製造方法。 - 【請求項5】造粒物の粉体原料を収容するために設けら
れ、下部に加熱空気を流入する加熱空気供給口と、上部
に前記加熱空気供給口より供給された加熱空気を排出す
る空気排出口と、前記加熱空気供給口の上方に設けら
れ、粉体原料を一時載置する流動床とを備える造粒タン
クと、 前記造粒タンク内の所定の位置に設けられ、前記造粒タ
ンク内に収容される粉体原料粒子を成長させるための結
合剤溶液を噴霧する結合剤溶液噴霧手段と、 前記造粒タンクの加熱空気供給口に導管を介して接続さ
れた空気源と、 前記導管の途中に設けられ、前記空気源より発生した空
気を加熱する加熱手段と、 前記導管の途中に設けられ、前記空気源より発生した空
気を空気脈動波に変換する空気脈動波発生手段とを備え
る、造粒物の製造装置。 - 【請求項6】前記空気脈動波発生手段は、周壁に一対の
接続口を有する円柱形状のケース体と、 前記ケース体内に、ケース体の中心軸を回転軸として回
転可能に設けられ、且つ、前記ケース体内を少なくとも
2つの空間に分割するように設けられたロータリー弁と
を備え、 前記ケース体の周壁に設けられた一対の接続口の一方
が、前記加熱空気供給口側に接続され、他方が、前記空
気源側に接続されている、請求項5に記載の造粒物の製
造装置。 - 【請求項7】前記空気脈動波発生手段は、前記空気源と
前記加熱空気供給口側とを接続する導管を開閉する弁体
と、 前記弁体の開閉時間と開閉量とを規定する凹凸パターン
を有する弁体制御手段とを備え、 前記弁体制御手段を駆動させることにより前記凹凸パタ
ーンに従って前記弁体を開閉させるようにしている、請
求項5に記載の造粒物の製造装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138771A JPH10329136A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 造粒物の製造方法及び造粒物の製造装置 |
| US09/084,919 US6464737B1 (en) | 1997-05-28 | 1998-05-28 | Production method and system for granulating powdered material |
| EP98109792A EP0880995A3 (en) | 1997-05-28 | 1998-05-28 | Production method and system for granulating powdered material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138771A JPH10329136A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 造粒物の製造方法及び造粒物の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329136A true JPH10329136A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15229823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9138771A Pending JPH10329136A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 造粒物の製造方法及び造粒物の製造装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6464737B1 (ja) |
| EP (1) | EP0880995A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10329136A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008012741A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Matsui Mfg Co | 圧縮成形加工における粉粒体材料の充填装置 |
| JP2008229603A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-10-02 | Teruhisa Hasegawa | 流動層装置 |
| JP2009056434A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Teruhisa Hasegawa | 流動層装置 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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