JPH10329156A - 異色プラスチック表皮およびその成形方法 - Google Patents

異色プラスチック表皮およびその成形方法

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JPH10329156A
JPH10329156A JP15595397A JP15595397A JPH10329156A JP H10329156 A JPH10329156 A JP H10329156A JP 15595397 A JP15595397 A JP 15595397A JP 15595397 A JP15595397 A JP 15595397A JP H10329156 A JPH10329156 A JP H10329156A
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different color
skin
plastic
molding
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JP15595397A
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Hiroshi Yokoi
泰士 横井
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単にそれぞれ色の異なる複数の異色部を同
時に一体に成形することができ、経済的かつ外観が良好
な異色プラスチック表皮およびその成形方法を提供す
る。 【解決手段】 細長い境界部材21の両側に互いに色の
異なる異色部11,15がパウダースラッシュ成形さ
れ、前記境界部材21がパウダースラッシュ成形時の熱
で異色部11,15の縁12.16と溶着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、色分けされた異
色プラスチック表皮およびその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルや座席
の発泡成形品等の表面を覆う表皮には、真空成形やスラ
ッシュ成形等によって成形された所定形状のプラスチッ
ク表皮(プラスチックシートとも称される)が多用され
ている。また、発泡成形品等には、装飾性等の点から、
図9に示すような2色以上に色分けされた異色プラスチ
ック表皮70が用いられることがある。
【0003】前記異色プラスチック表皮70としては、
パウダースラッシュ成形やゾルスラッシュ成形等により
それぞれ別に成形された、互いに色の異なる複数の異色
部71,75から構成されたものが知られている。そし
て、一の異色部71の一側側壁に凹部72を、他の異色
部75の一側側壁に前記凹部72に合う凸部76を設け
ておき、この表皮70裏面に発泡体を形成する表皮一体
発泡成形の際に、前記凹部72と凸部76をはめあわせ
て、この表皮70を発泡成形型の型面に配置し、発泡体
の成形と同時に異色部71,75を連結していた。
【0004】しかし、この構成では、各異色部71,7
5をそれぞれ別個に成形し、その後に連結しなければな
らないので、工数が多く、コスト的に不利である。ま
た、前記凹部72および凸部76を精度よく形成するの
は困難であり、凹部72および凸部76の精度が悪い場
合には、両者のはめあわせが悪くなったり、あるいは異
色部71,75の境界部分において、段差等ができ、表
皮70の外観を損なうおそれがある。
【0005】また、各異色部71,75は互いにシール
性はあまり良くないため、前記境界部分において微小な
間隙80ができることがある。そのため、この異色プラ
スチック表皮70を用いて、表皮一体発泡成形を行なう
場合には、その発泡成形時に、前記間隙80から発泡原
料が漏れ、成形不良をおこすおそれがある。さらに、表
皮一体発泡成形において発泡成形型への表皮70載置時
に、各異色部71,75が分離してしまい、発泡成形の
作業効率を悪くするといった問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明はこ
のような状況に鑑みなされたものであって、簡単にそれ
ぞれ色の異なる複数の異色部を同時に一体に成形するこ
とができる、経済的かつ外観が良好な異色プラスチック
表皮およびその成形方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、細長い境界部材の両側に互いに色の異なる異色部
がパウダースラッシュ成形されたプラスチック表皮であ
って、前記境界部材がパウダースラッシュ成形時の熱で
異色部の縁と溶着していることを特徴とする異色プラス
チック表皮に係る。
【0008】なお、請求項2の発明は、請求項1におい
て、境界部材が表皮の裏側へ窪む断面略U字形からなっ
て該U字形の両端が異色部の縁と溶着していることを特
徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、プラスチックパ
ウダーを収容したバケットと、型面を有する成形型とを
組み合わせて回転させ、その回転時にバケット内のプラ
スチックパウダーを前記成形型の加熱した型面に移動さ
せて前記型面に溶融プラスチック皮膜を形成し、その後
冷却硬化させるパウダースラッシュ成形によりプラスチ
ック表皮を成形する際に、前記バケットの底面には仕切
板を立設して該仕切板で仕切られた複数の収容部にそれ
ぞれ異なる色のプラスチックパウダーを収容し、前記バ
ケットと成形型の組合わせ時には、パウダースラッシュ
成形時の型面の熱で少なくとも幅方向両側部分が溶融す
る細長いプラスチック製境界部材を、前記仕切板の先端
と型面間で挟持してバケットと成形型内を複数に仕切
り、前記回転及び加熱時には、前記境界部材の両側の型
面に色の異なるプラスチックパウダーを付着させて色の
異なる溶融プラスチック皮膜を形成すると共に、前記境
界部材の両側部分を溶融させて色の異なる溶融プラスチ
ック皮膜と接合し、その後の冷却硬化により前記境界部
材の両側に異色部を有する異色プラスチック表皮を得る
ことを特徴とする異色プラスチック表皮の成形方法に係
る。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3におい
て、成形型の型面には仕切板の先端と対向する位置に境
界部材用支持突起を立設し、該支持突起と仕切板先端間
で境界部材を挟持することを特徴とする。
【0011】さらに、請求項5の発明は、請求項4にお
いて、境界部材を断面略U字形にして支持突起に着脱可
能にはめることを特徴とする。
【0012】またさらに、請求項6の発明は、請求項5
において、断面略U字形の境界部材を、その幅方向両端
(自由端)と型面間に隙間を設けて支持突起にはめるこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る異
色プラスチック表皮を示す斜視図、図2はその要部を示
す拡大断面図、図3は他の実施例に係る異色プラスチッ
ク表皮の要部を示す拡大断面図、図4は異色プラスチッ
ク表皮の成形方法に使用する成形装置の一部を示す部分
斜視図、図5は異色プラスチック表皮の成形方法の一例
における成形装置の回転時を示す断面図、図6は同成形
方法におけるプラスチック皮膜形成時を示す断面図、図
7は図1の異色プラスチック表皮を用いて発泡成形品を
製造する一例を示す断面図、図8はそれにより製造され
た発泡成形品を示す断面図である。
【0014】図1に示す異色プラスチック表皮10は、
従来技術の項で説明したように、発泡成形品等に装飾性
を向上するため等に用いられるもので、複数(この例で
は2つ)の異色部11,15と、境界部材21とからな
り、前記境界部材21が成形時に前記異色部11,15
の縁12,16と溶着していることを特徴とする。
【0015】異色部11,15は、公知のパウダースラ
ッシュ成形方法により成形されたプラスチック皮膜から
なり、この複数の異色部11,15は、互いに色の異な
るものとされている。また、この実施例における異色部
11,15の境界部材21側の縁12,16は、表皮1
0の裏側に屈曲している。
【0016】細長い境界部材21は、前記異色部11,
15のパウダースラッシュ成形時の熱で該異色部11,
15の縁12,16に溶着し、表皮10の表側あるいは
裏側で各異色部11,15を一体にするもので、押出成
形等により成形され、材質は前記異色部11,15との
溶着性を考慮して、異色部11,15と同質のものが好
ましい。この実施例の境界部材21は、表皮10の裏側
へ窪む断面略U字形からなって、図2よりよりよく理解
されるように、該U字形の幅方向両端(自由端)22,
23が前記異色部11,15の縁12,16と溶着して
いる。このような形状にすれば、後述の異色部11,1
5のスラッシュ成形時における境界部材21の成形型へ
の配置が容易となる。また、図示のように、境界部材2
1と異色部11,15の縁12,16との溶着部は表皮
10の裏側に位置させるのが好ましい。そうすれば、境
界部材21および溶着部が表皮10表面に現れず表皮1
0の外観性を損なう心配がない。
【0017】前記断面略U字形の境界部材21は、中央
の底部分24を異色部11,15の成形時の熱により溶
融しない材質とする一方、幅方向両端22,23部分を
同成形時の熱により溶融して異色部11,15の縁1
2,16と溶着する材質とするのが好ましい。このよう
にすれば、異色部11,15のスラッシュ成形時に境界
部材21の溶融部分が一定になるのみならず、前記底部
分24の溶融によって異色部11,15が分離して成形
されるのを防ぐことができる。この例では、異色部1
1,15を互いに色の異なる塩化ビニル樹脂とする一
方、境界部材21については、中央の底部分24を前記
異色部11,15より融点の高い塩化ビニル樹脂、両端
22,23を異色部11,15と同程度の融点を有する
塩化ビニル樹脂で構成している。さらに、この例の境界
部材21は、両端22,23付近の厚みが2mm、中央
の底部分24の厚み約4mm、全体の高さ12mmから
なる。なお、前記境界部材21は、全体を異色部11,
15と同程度の融点を有する一つの材質で形成し、中央
の底部分24の厚みを両端22,23の厚みより大にし
てもよい。そうすれば、異色部11,15のパウダース
ラッシュ成形時、境界部材21の両端22,23につい
ては溶融により異色部11,15と溶着し、中央の底部
分24については完全に溶融することなく異色部11,
15を連結するようにできる。
【0018】また、前記境界部材は前記形状に限定され
るものでなく、例えば、図3に示すような、断面略矩形
の境界部材21Aにしてもよい。この境界部材21A
は、その幅方向両側部分22A,23Aにおいて異色部
11A,15Aの縁12A,16Aと溶着している。な
お、この境界部材21Aは、表皮10Aの外観性を損な
わないように、表皮10Aの裏側に位置して、異色部1
1A,15A間で隠蔽されるのが好ましい。
【0019】次にこの発明の一実施例に係る異色プラス
チック表皮の成形方法に使用する成形装置について説明
する。図4に示す成形装置30は、異色プラスチック表
皮をパウダースラッシュ成形する際に用いられるもの
で、バケット31と成形型41を備える。この成形装置
30は、図示しない従来公知の回転装置が取り付けられ
て、パウダースラッシュ成形時に回転するようになって
いる。
【0020】バケット31は、塩化ビニル樹脂等からな
るプラスチックパウダーP1,P2が収容されるもの
で、バケット31の開口部32の外周には、成形型41
と合着できるように、フランジ部33が形成されてい
る。そして、このバケット31の底面には適宜高さを有
する仕切板35が立設されて、異なる色のプラスチック
パウダーP1,P2を収容する複数のパウダー収容部3
7,38が設けられている。なお、図では、前記仕切板
35の先端36の幅は、安定して境界部材21が挟持さ
れるように、境界部材21の幅よりも大に設定されてい
る。
【0021】成形型41は電鋳型からなるもので、成形
品形状の型面42を有し、その開口部43の外周にはバ
ケット31のフランジ部33に合うフランジ部44が設
けられている。そして、型面42の裏側には、パウダー
スラッシュ成形時に型面42を所定温度に加熱するため
に、加熱オイル等の熱媒循環パイプ等の適宜の加熱手段
45が適宜数設けられている。また、この例では、型面
42には、請求項4の発明のように、前記バケット31
の仕切板35の先端36と対向する位置に所定高さを有
する境界部材用支持突起46が立設されている。
【0022】続いて、前記成形装置30を用いて行なう
異色プラスチック表皮10の成形方法を説明する。ま
ず、図5に示すように、前記バケット31の複数の収容
部37,38にそれぞれ異なる色の塩化ビニル樹脂等か
らなるプラスチックパウダーP1,P2を収容するとと
もに、請求項5の発明のように前記成形型41の支持突
起46に断面略U字形の境界部材21を着脱可能にはめ
る。この実施例の境界部材21は、塩化ビニル樹脂等か
ら押出成形された断面略U字形のもので、中央の底部分
24が前記プラスチックパウダーP1,P2より融点が
高く、両端22,23がプラスチックパウダーP1,P
2と同程度の融点からなる。また、この実施例では、境
界部材21を支持突起46にはめる際に、請求項6の発
明を適用して、該支持突起46の高さより境界部材21
の高さを小にし、境界部材21の両端22,23と支持
突起46の基部46a周縁の型面との間に隙間を生じる
ようにしている。このようにすれば、後述するように、
成形後の表皮10の表面に境界部材21が現れることな
く、表皮10の外観性を高めることができる。前記境界
部材21の両端22,23と型面42間の間隔は大きす
ぎると、後記するパウダースラッシュ成形時に型面42
の熱によって境界部材両端22,23が加熱溶融されに
くくなるため、前記両端22,23の溶融が妨げられな
い適宜間隔とされる。この例では1mmとされる。
【0023】なお、前記断面略U字形の境界部材21
は、先に述べたように、前記プラスチックパウダーP
1,P2と同程度の融点を有する一つの材質で構成し、
かつ中央の底部部分24の厚みを両端22,23の厚み
より大にし、それによって、後の異色部成形時に底部分
24が完全に溶融せず、両端22,23のみが溶融して
異色部と溶着するようにしてもよい。
【0024】また、前述の断面略矩形状の境界部材21
Aを用いる場合は、該境界部材21Aをバケット31の
仕切板35の先端36に載置する。この時、安定して境
界部材21Aが載置されるように、前記先端36の幅を
境界部材21Aの幅よりも大にするのが好ましい。
【0025】次いで、前記バケット31と成形型41を
クランプ等により組み合わせる。この組み合わせ時に、
境界部材21は、成形型41の支持突起46とバケット
31の仕切板35先端36間で挟持され、前記支持突起
46と仕切板35によりバケット31と成形型41内が
複数に仕切られる。そして、前記成形型41の型面42
を加熱しながら成形型41およびバケット31を所要回
数回転させる、公知のパウダースラッシュ成形を行う。
このときの型面42の加熱温度および回転数(加熱時
間)等の成形条件は、プラスチックパウダーP1,P2
および境界部材の両端22,23が溶融し、境界部材の
底部分24が溶融しないように設定され、具体的にはプ
ラスチックパウダーP1,P2の溶融温度と、境界部材
両端22,23および底部分24の溶融温度、成形する
表皮の厚み等を考慮して定められる。
【0026】前記回転により、バケット31の収容部3
7,38内の各プラスチックパウダーP1,P2は、加
熱された成形型型面42に移動し、型面42の境界部材
両側に付着して、図6に示すように、色の異なる、所定
厚みを有する溶融プラスチック皮膜11a,15aを形
成する。また、前記境界部材21両端22,23は溶融
して前記溶融プラスチック皮膜11a,15aの縁と溶
着する。このとき、境界部材21の底部分24は溶融せ
ず、溶融プラスチック皮膜11a,15aを連結する。
【0027】その後、型面42の冷却により、前記溶融
プラスチック皮膜11a,15aを冷却硬化させて、成
形装置30から脱型させれば、図1に示すように、境界
部材21を介して異色部11,15が連結された装飾性
に優れる異色プラスチック表皮10が得られる。この成
形方法によれば、いたって簡単に、複数の異色部11,
15を同時に成形することができるので、従来成形方法
に比し、工数およびコストを減らすことができ、しかも
得られた表皮の外観は良好となる。
【0028】次に、前記異色プラスチック表皮10を用
いて行なう自動車のインストルメントパネル等の発泡成
形品の製造の一例について、公知の表皮一体発泡成形法
を用いる場合を述べる。図7に示すように、発泡成形型
50の下型51型面52に前記異色プラスチック表皮1
0をセットし、一方上型55型面56に必要に応じてコ
ア材61等をセットする。その後、ウレタン等の発泡原
料Mを適宜方法により異色プラスチック表皮10内側に
注入し、発泡原料Mを発泡硬化させて、表皮10と一体
に発泡体62を形成することにより、図8に示すような
発泡成形品60を製造する。
【0029】この表皮一体発泡成形の際、前記表皮10
の異色部11,15が境界部材21により一体に溶着接
合されているので、前記表皮10を下型51型面52に
簡単かつ迅速にセットすることができ、従来のように、
分離した色の異なる表皮材を型面で接合する煩わしさ
や、その際の表皮材のずれを生じにくい。さらに前記表
皮10にあっては、異色部11,15が境界部材21と
溶着していて異色部11,15間に隙間がないため、発
泡原料Mが表皮10の外部に漏れて成形不良を起こすの
を防止することができる。また、この例の表皮10にお
いては、表皮10裏側に境界部材21が位置して表皮1
0表面(意匠面)に現れず、しかも、各異色部11,1
5と境界部材21とにより形成される境界溝17は、前
記発泡硬化時における発泡圧により押されて閉じるの
で、各異色部11,15の境界部分において違和感のな
い良好な発泡成形品を得ることができる。なお、異色プ
ラスチック表皮10の用途は、上記の表皮一体発泡成形
によるものに限定されることはないのは言うまでもな
い。
【0030】なお、この表皮の発明およびその成形方法
の発明において、前記異色部11,15は色とともに、
あるいは色に代えて互いに物性の異なる異質のものとし
てもよい。例えば、前記境界部材21の一側の異色部1
1を耐候性に優れる材質とし、他側の異色部15を感触
性に優れる柔らかい材質にする等である。
【0031】
【発明の効果】以上図示し説明したように、ここで開示
された発明の異色プラスチック表皮によれば、境界部材
により複数の異色部が一体にされているので、外観が良
好となり、しかも、表皮一体発泡成形法により発泡成形
品を成形するのに用いれば、簡単かつ迅速に成形型にセ
ットできるとともに、発泡原料が表皮外に漏れるのを防
ぐことができる。
【0032】また、ここで開示された発明の異色プラス
チック表皮の成形方法によれば、複数の異色部を同時に
成形し、かつその各異色部を一体にするので、従来のこ
の種表皮の成形方法に比し、工数およびコストを削減す
ることができ、しかも、得られる表皮の外観は良好なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る異色プラスチック表
皮を示す斜視図である。
【図2】その要部を示す拡大断面図である。
【図3】他の実施例に係る異色プラスチック表皮の要部
を示す拡大断面図である。
【図4】この発明の一実施例に係る異色プラスチック表
皮の成形方法に使用する成形装置の一部を示す部分斜視
図である。
【図5】異色プラスチック表皮の成形方法の一例におけ
る成形装置の回転時を示す断面図である。
【図6】同成形方法におけるプラスチック皮膜形成時を
示す断面図である。
【図7】図1の異色プラスチック表皮を用いる表皮一体
発泡成形により発泡成形品を製造する一例を示す断面図
である。
【図8】その製造により得られる発泡成形品を示す断面
図である。
【図9】従来の異色プラスチック表皮の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 異色プラスチック表皮 11,15 異色部 11a,15a 溶融プラスチック皮膜 12,16 異色部の縁 21 境界部材 22,23 境界部材の両端 30 成形装置 31 バケット 35 仕切板 36 仕切板の先端 37,38 パウダー収容部 41 成形型 42 成形型の型面 46 境界部材用支持突起 P1,P2 プラスチックパウダー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い境界部材の両側に互いに色の異な
    る異色部がパウダースラッシュ成形されたプラスチック
    表皮であって、前記境界部材がパウダースラッシュ成形
    時の熱で異色部の縁と溶着していることを特徴とする異
    色プラスチック表皮。
  2. 【請求項2】 請求項1において、境界部材が表皮の裏
    側へ窪む断面略U字形からなって該U字形の両端が異色
    部の縁と溶着していることを特徴とするプラスチック表
    皮。
  3. 【請求項3】 プラスチックパウダーを収容したバケッ
    トと、型面を有する成形型とを組み合わせて回転させ、
    その回転時にバケット内のプラスチックパウダーを前記
    成形型の加熱した型面に移動させて前記型面に溶融プラ
    スチック皮膜を形成し、その後冷却硬化させるパウダー
    スラッシュ成形によりプラスチック表皮を成形する際
    に、 前記バケットの底面には仕切板を立設して該仕切板で仕
    切られた複数の収容部にそれぞれ異なる色のプラスチッ
    クパウダーを収容し、 前記バケットと成形型の組合わせ時には、パウダースラ
    ッシュ成形時の型面の熱で少なくとも幅方向両側部分が
    溶融する細長いプラスチック製境界部材を、前記仕切板
    の先端と型面間で挟持してバケットと成形型内を複数に
    仕切り、 前記回転及び加熱時には、前記境界部材の両側の型面に
    色の異なるプラスチックパウダーを付着させて色の異な
    る溶融プラスチック皮膜を形成すると共に、前記境界部
    材の両側部分を溶融させて色の異なる溶融プラスチック
    皮膜と接合し、 その後の冷却硬化により前記境界部材の両側に異色部を
    有する異色プラスチック表皮を得ることを特徴とする異
    色プラスチック表皮の成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、成形型の型面には仕
    切板の先端と対向する位置に境界部材用支持突起を立設
    し、該支持突起と仕切板先端間で境界部材を挟持するこ
    とを特徴とする異色プラスチック表皮の成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、境界部材を断面略U
    字形にして支持突起に着脱可能にはめることを特徴とす
    る異色プラスチック表皮の成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、断面略U字形の境界
    部材を、その幅方向両端と型面間に隙間を設けて支持突
    起にはめることを特徴とする異色プラスチック表皮の成
    形方法。
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