JPH10329346A - 非衝撃式印字装置および印字方法 - Google Patents

非衝撃式印字装置および印字方法

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JPH10329346A
JPH10329346A JP13345197A JP13345197A JPH10329346A JP H10329346 A JPH10329346 A JP H10329346A JP 13345197 A JP13345197 A JP 13345197A JP 13345197 A JP13345197 A JP 13345197A JP H10329346 A JPH10329346 A JP H10329346A
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C Paranjape Suresshu
スレッシュ・シー・パランジャペ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写式のリボンをより効率的に使用できる
ようにすること。 【解決手段】 リボン500は、3色の個別の色を転写
するためのイエローパネル510、マジェンタパネル5
20およびシアンパネル530を有しており、それらの
右側部にマーク記録領域が配置されている。各パネルは
3×3等の複数のセクタに区分けされており、マーク記
録領域にセクタ単位で記録を行うことでリボンのセクタ
531、532、533単位で使用の有無が管理され
る。リボン500は記録に際して進退自在となってお
り、未使用のセクタが検索されると、そのセクタを使用
して記録が行われることで、リボンをより高い使用割合
で使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非衝撃式印字装
置および印字方法に係わり、詳細には印刷の分野で、用
紙またはオーバーヘッドシートのような基板に割合に永
続的に印刷内容を保持することのできる感熱式プリンタ
のような非衝撃式印字装置やそのような印字装置に使用
される印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
〔発明の背景〕インクジェット印刷では、基板の印刷す
る領域のみにインクが使用されるようになっている。印
刷しない領域にインクは使用されないのでむだにならな
い。同じく、レーザ印刷の場合も、印刷する領域のみに
トナーが使用されて、基板の印刷しない領域に使用され
ないのでむだにならない。ただし、感熱式(サーマル)
印刷の場合には、すべてのリボンパネルは” 使用され
た” というふうにみなされるので、実際にパネルの一
部だけが印刷に使用されていても、そのパネルは再度使
用できない。例えば、A4サイズ(210mm×297
mm)のカラープリンタの場合、イエロー、マジェンタ
とシアンの各カラーパネルの幅はそれぞれ210mmで
長さは297mmである。このカラーパネルは、小さ
い、例えば100mm×275mmのカラーイメージを
印刷に使うと、その約半分がむだになる。このむだ使い
のため、インクジェットトレイザ印刷と比較すると、感
熱式印刷は競争に不利であり、いろいろなアプリケーシ
ョンに使用されることが困難である。
【0003】従来の技術によると、印刷する領域がリボ
ンパネルのサイズとほとんど等しい時のみに感熱式プリ
ンタは有益である。もし、感熱式印刷に、リボンパネル
より小さい領域を使用するなら、残りのパネルはむだに
なる。イメージがずっと小さいと、小さいサイズのリボ
ンパネルを使うのはもっと効率的かもしれない。ただ
し、この場合の処理能力は低くなる。
【0004】旧来の感熱式印刷には、テープ巻き取りリ
ボンロールにリボンが巻いてある。そのロールがリボン
モータ621で駆動され、リボンが進む。サプライリボ
ンロールとテープ巻き取りリボンロールを駆動するため
に可逆モータが使用される。リボンをリボンサプライロ
ールに巻き戻すことができ、こんな場合には、パネルの
使用された部分もリボンサプライロールに存在する場合
がある。プリンタにおけるリボンのトラック方向におけ
る位置(すなわちサプライロールからのリボンの進んだ
長さ)は、例えばリボンの動きに連動したシャフトに取
り付けられた光学式エンコーダのような手段を使用して
位置決めすることができることはすでに知られている。
【0005】図5を参照すると、501、511と51
2のマークのような光学式マークはパネルの前縁を示
す。また、くり返しパネルセット(例えば、イエロー、
マジェンタ、シアン)の第一パネルを区別するために別
の501のマーク(511、521と比較すると)が使
用されている。光学式センサで501マークを検出した
後、リボンをテープ巻き取りロールに巻くことができ、
エンコーダ信号を数えて、リボンの変位が計算できる。
【0006】リボンの端で位置をトラックする他の方法
では、マーキングフィルドに光学式マーク501の後
に、続いて黒と白しま(例えば1mm)がマークされ
る。この方法では、最初に光学式マークが検出され、次
にリボンが動いている状態で光学式マークの下を通過す
るしま(縞)の数が数えられる。これにより、光学式マ
ーク501を検出した後のリボンの変位が計算される。
これは普通リボンの水平変位を計算する方法として知ら
れており、またこれにより各パネルと各パネルセットの
先端を検出することができる。
【0007】次の図で説明するように、従来の技術のシ
ステムではリボンの大量の部分がむだになる。
【0008】図7は、三つのエレメント、一つのカラー
イメージ103、一つの特別テクスチャ(例えば、金、
銀)イメージ105と一つの大きい白黒(または他のモ
ノクロ)イメージ107を含む一つの基板(subst
rate)101に印刷したプリント100を示してい
る。リボン200のカラーパネル202は図26に示
す。基板101のサイズはリボンパネル200のサイズ
とほぼ同じである。図26はパネル202の一部203
とマーキングフィルドでのマークされた領域204も示
す。図7のイメージをパネルのセットを変えないで、繰
り返して複数の基板に印刷することを前提としている。
【0009】菊池による(日本国特許出願特開昭63−
257674号公報)で示されるように、イメージ10
3を印刷するためにカラーパネル202の部分203が
使用され、マーキングフィルドでの領域204もマーク
される。リボンが巻き戻された後、このリボンは印刷に
進む時に、”使用された”マーク204が読み取りヘッ
ドによって検出される。マーク204の存在するリボン
パネルの部分は、追加的なイメージを印刷するためには
使用できない。マーク204が読み取りヘッドを通り過
ぎると、マーキングフィルドにマークが検出されなくな
る。この結果として、他のイメージを印刷するために、
印刷が開始される。使用してある部分の下のこの未使用
の部分が、このようにして他のカラーイメージ103を
印刷するために使用できるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図17を参照すると、
イメージ103は次に、リボンパネルの二つ目の部分2
13を使用して再び印刷される。この結果として、マー
キングフィルドでの二つ目の領域214がパネルのその
部分がすでに使用されたことを示すためにマークされ
る。
【0011】時として、複数のイメージが同じとなる場
合がある。例えば、一つの基板に繰り返して名刺が印刷
される時である(イメージデータは1回だけ作成され、
これが繰り返し使用される。)時には、一つの基板にい
ろいろな小さなカラーイメージが印刷される場合もあ
る。例えば、図7は、12枚の名刺116(各名刺のサ
イズは51mm×89mm)用カード基板111(サイ
ズは210mm×297mm)に12のカラーピクチャ
ー(例えば、113)が図12に示したリボンパネル2
22で印刷されていることを示す。一部だけ使用された
リボンパネル232が進行し、また同じ12枚のカラー
ピクチャーの二番めのセットを印刷するために使用され
る。部分的に使用されたパネル232は更に進行し、図
18の使用後のパネル242として示すように、同じ1
2枚のカラーピクチャーの三番めのセットを印刷するた
めに使用される。図18はこのようにして使用されたパ
ネル242を示している。図をみると、リボンパネルの
約50%(イメージの各カラムの左のリボン領域)がま
だ使用されていないことがわかる。従来の技術では、2
24、234、244のような”使用されたことを示す
マーク”がパネル242に連続してついた状態で、これ
らの部分が使用されてしまっていることを示している。
したがって、この約50%という未使用の部分について
は印刷に使用することができない。
【0012】このような、リボンのむだを減らすこと、
すなわち、リボンがもっと完全に使用されるようにする
ことは、感熱カラー印刷の単位領域ごとのネットコスト
を減少させることになる。
【0013】なお、図27は、リボンの12の個別に使
用されたセクタの2つのセットと、それらに対する6個
の”使用されたマーク”を含んだリボンパネル230を
表わしたものである。
【0014】そこでこの発明の目的は、リボンをもっと
完全に使用できるようにすることにある。
【0015】この発明の他の目的は、リボンの未使用の
部分が所望のイメージを印刷するために使用できるよう
に、イメージデータを分析することにある。
【0016】もう一つの目的は、基板の所望の位置に印
刷するために、リボンの未使用の部分が使用できるよう
に、リボンや基板を位置決めすることにある。
【0017】所望のイメージを小さいパネルリボンに印
刷する際に、このようなリボンをもっと効率的に使用で
きるようにイメージを位置付けることも本発明の一つの
目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)印字用の帯状のリボンを使用して、非衝撃式
で印字を行う印字手段と、(ロ)リボンの印字に使用さ
れる領域をこのリボンの長さ方向に間隔を置いて仕切っ
てそれぞれをパネルに区分すると共に、これらのパネル
を印字の単位領域としての複数のセクタに区分したとき
のセクタのそれぞれが印字済であるか印字に使用されて
いないかを表わすセクタ管理情報を記録するセクタ管理
情報記録手段と、(ハ)このセクタ管理情報記録手段に
よって記録されたセクタ管理情報を検索して、印字に使
用することのできる未使用セクタを検索する未使用セク
タ検索手段と、(ニ)リボンの未使用セクタ検索手段に
よって検索されたセクタの位置に順次印字手段を相対的
に配置させる印字位置制御手段と、(ホ)この印字位置
制御手段によって制御された印字位置で印字を実行する
印字実行手段とを非衝撃式印字装置に具備させる。
【0019】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
非衝撃式印字装置でセクタは、パネルをリボンの幅方向
と長さ方向に共に複数に仕切ることにより得られるマト
リックス形状のそれぞれの升の領域で定義されることを
特徴としている。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
非衝撃式印字装置でセクタ管理情報は、リボンの印字に
使用されるパネルの外に位置するリボンの側部で、それ
ぞれのパネルに対応する領域に記録されることを特徴と
している。
【0021】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
非衝撃式印字装置でセクタ管理情報は、リボンごとに用
意されるメモリ領域にそれぞれのパネルとセクタの情報
として書き込まれ、セクタが使用されるたびに情報が更
新されることを特徴としている。
【0022】請求項5記載の発明の印字方法では、印字
用の長尺のリボンをこのリボンの長さ方向に間隔を置い
て仕切ってそれぞれをパネルに区分すると共に、これら
のパネルを印字の単位領域としての複数のセクタに区分
しておき、印字の進行と共に、各パネルごとのセクタに
ついてそれらが印字に使用されたか否かをマップ情報と
して更新する共に、リボンを双方向に移動可能にしてお
いて、印字に使用されていないセクタに印字ヘッドを順
に位置決めして印字を進行させていくことで、リボンの
未使用セクタを消費していくことを特徴としている。
【0023】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
印字方法で、パネルのそれぞれのセクタは、印字を行う
画像情報のサイズよりも大きなサイズとなるように印字
内容に応じてサイズや形状を任意に設定することができ
るものであることを特徴としている。
【0024】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
印字方法で、パネルのそれぞれのセクタに画像情報を印
字するとき、セクタの形状に応じて画像情報を印字時に
相対的に回転させることを特徴としている。
【0025】このような本発明の特徴の1つは、複数の
パネルセクタを定義するためにリボンパネルが区分され
ていることである。各セクタの幅はリボンのすべての印
刷可能幅より小さくなっている。言い換えると、セクタ
はリボンの端に平行の、一連の想像上の線で作られてあ
る。セクタの長さは任意であり、パネルの長さのみに制
限されている。ただし、各パネルは矩形セクタの矩形配
列に区分することが便利である。寸法にかかわらず、セ
クタは、一つのセクタよりも大きなイメージを印刷でき
るように、一連なものとなっていなければならない。パ
ネルの個々のセクタの使用済の事実は、リボンそれ自体
に使用済セクタマークとして記録されたり、メモリ内に
使用済のマップ(地図)として格納されるような各種手
法によって登録される。リボンマーキング領域には、例
えば、図1に示したように、それぞれ一つの個別セクタ
に対する、各水平位置、各マーカまたはマーキング領域
に一つ以上セクタマーカがあってもよい。
【0026】このように、この発明は、非衝撃式カラー
プリンタについてのリボンの使用を改良する方法を含ん
でいる。この方法の一つの実施形態では、プリンタに連
続リボンが装着される。この連続リボンは、プリンタに
装着されることを前提にした場合、リボンは最低一つの
前もって決めた幅の熱転写用のパネルで作られている。
これは、例えば、前もって決めたイメージを用紙のよう
なシート状の基板に転写するよな、普通の伝熱リボンで
あってもよいかもしれない。
【0027】新しい手法の第一ステップでは、装着され
たリボンを使用して基板に印刷するための、前もって決
めたイメージを選択する。次に、複数のセクタを決める
ために、リボンのパネルを区分する。領域を含んで最低
一つのセクタは、パネルの総幅より短い幅のものでなけ
ればならない。つまり、セクタの最低一つの部分は同じ
パネルの他のセクタに隣接する。リボンパネルは、前も
って横並びのセクタとして区分されているものではな
い。
【0028】次のステップでは、印刷するイメージのペ
ージ上でのサイズと位置を決定する。システムは、イメ
ージを印刷するためにじゅうぶんなサイズと位置を有す
るパネル上の、一つまたは一つ以上の未使用のセクタを
選択する。次に、選択したセクタを使用してイメージが
基板に印刷される。この後、システムは、印刷に使用さ
れた各セクタが「使用され」たという表示を登録する。
このようして、使用されたセクタと未使用のセクタがパ
ネル上で区別される。このような、使用されたセクタと
未使用のセクタの登録は、リボン自体に行うこともでき
るし、またはメモリにも格納できる。これらについては
以下の箇所で説明する。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
【実施例】以下実施例につきこの発明を詳細に説明す
る。
【0031】この発明の一つの特徴は、リボンのむだを
減らしてリボンをもっと完全に使用できる印刷方法にあ
る。この方法には、図1、図2および図3に示したよう
な矩形リボンセクタの矩形配列を設定するためにリボン
のカラーパネルを区分することが含まれている。セクタ
はリボンの印刷領域に実際にマークされる必要はない
が、印刷領域は一連なものでなければならない。そのセ
クタは、リボンの余白に対する“使用されたマーク”で
識別される“論理的”領域、または後に説明するように
メモリに格納された領域である。セクタは特別のサイズ
や形状である必要はないが、各セクタの幅はリボンパネ
ルのすべての印刷可能幅より小さいものでなければなら
ない。一つのセクタの長さはパネルの長さに制限されて
いる。それらは等しいものである必要はないが、図示の
簡略化のために、等しいサイズのセクタを示してある。
なるべく、リボンの各パネルは同じ方法でセクタに区分
される。しかしながら、これは必要要件ではない。アプ
リケーションによって、交互のパネルセットまたは他の
セットよりもっと細かいセクタをもっているセットが、
必要になる場合もある。ここで説明する印刷システムで
定義され管理されるセクタは、ソフトウェアまたはユー
ザ制御で設定できることに注意されたい。これ故、セク
タは、リボンの製造中に前もって決定されない方が好ま
しい。これは、この発明が、伝熱リボンのような普通に
流通している(“オフザシェルフ”)リボンを使用する
ことができることを意味する。
【0032】図2には、リボン300が示してあり、そ
のリボンにリボンパネル307、光学式パネルマーク3
01、使用されたセクタ303が存在する。右上のリボ
ンの“使用されたマーク”304はリボンパネルの右上
の使用されたセクタ303に対応している。図3に、リ
ボンパネル317の右中の使用されたセクタ363に対
する右中のリボンの使用のマークが示してある。図1
は、パネル327の使用されたセクタ273に対する、
もう一つのマーク306を示す。セクタ273はマーク
304に対応している、以前使用されたセクタに隣接し
ている(つまり、セクタと同じ“列”にあること)こと
に注意すべきである。
【0033】この手法によると、リボンの各セクタのた
めに対応するマーキングフィルドに識別マークが付けら
れる。この識別するマークは、“使用された”情報を示
すために、孔をパンチする、その領域の退色または磁気
マークを付ける等の手法で、マークすることができる。
イメージ103のような他のイメージを印刷した時、パ
ネル317のセクタ363に対するマーキングフィルド
に別のマーク314(図3)が付けられる。上に説明し
たように、二番目のイメージ103を印刷した後、リボ
ンを巻き戻して、リボンが進んでいる時に読み取りヘッ
ドがマーク304を読み取ると、プリンタ内のマイクロ
プロセッサが、パネル307のセクタ303が使用され
ていることと、パネルの左上と上中セクタが使用されて
いないことを計算する。この結果、これよりも中心部に
位置している、図4に示した別のイメージ403が(必
要に応じて)印刷され、図1に示したように、対応する
マーク306がマーキングフィルドに付けられる。同じ
く、未使用の左上のセクタは印刷に使用することができ
る。同様に、リボンパネルの使用されたセクタ363の
隣に位置付けている未使用の左中セクタと近くの左のセ
クタも別のイメージを印刷するために使用することがで
きる。このように、この発明では、パネルの使用された
部分に隣接する未使用の部分を、別のイメージの印刷に
使用できるようになる。以上説明した原理で、パネルの
未使用の部分をもっと完全と有効に使用できるようにな
る。
【0034】図2,図3と図1に示した三つのマークは
ユニーク(特異)なものではないので、使用されたセク
タを示す他の同様のマークと識別できないおそれがあ
る。これ故、このマークを検出することだけで、印字ヘ
ッドの他の未使用の部分に関する位置を決定することは
できない。すべてのマークを逐次的に走査して、メモリ
でリボンの使用された、あるいは未使用の部分のマップ
を生成することができる。ただし、プリンタの電源を切
った後にまた電源を入れると、一つのマークまたはいく
つかのマークをセンスすることだけではリボンパネルの
他の未使用の部分に関する印字ヘッドの位置を決定する
ことができなくなる。これは、プリンタの電源が切られ
た時、リボンがプリンタの機構部分の慣性等の理由で進
んでしまう場合があるからであり、しかも電源が切られ
ているこの状態で、リボンの移動やマークの検出が不可
能であるからである。電源が投入された後に、仮に一つ
のマークを検出したとしても、そのマークがマーキング
フィルド内にある他の同様のマークのいずれであるかは
区別することができない。
【0035】印字ヘッドの位置に関するリボンのパネル
とパネルセットの位置の情報はいつもわかっているとは
限らないので、リボンパネルの未使用の部分を“検索”
することはできず、この結果として、次に使用するため
に、このリボンを巻き取る方向に移動させるか、この逆
の巻き戻す方向に移動させるかの判断もできない。
【0036】本発明の制限ともなる第1の点は例えば次
のようなものである。もし一つの印刷ジョブがすべての
イメージを左側に印刷することを要求していると、リボ
ンの右側の部分がむだになる。同様に、すべてのイメー
ジを右側に印刷することが要求されたなら、リボンパネ
ルのすべての左側の未使用部分を印刷に使用することが
できず、これらの領域がむだになる。
【0037】この発明の制限ともなる第2の点は、次の
ようなものである。図5を使用して説明を行う。リボン
500はイエロー、マジェンタおよびシアンパネルの繰
り返したセット(一つのパネルセットのイエローパネル
510、マジェンタパネル520、シアンパネル530
と他のセットのイエローパネル540)を配置してい
る。製造工程の時、各イエロー、マジェンタおよびシア
ンパネルの前縁に光学式マーク501、511、521
がそれぞれ記される。光学式マークが光学式センサ50
3の下にある時、そのマークが読み取られる。そして、
プリンタに内蔵されているマイクロプロセッサが、前塗
布、イエロー、後塗布等のパネルの種類を決定する。光
学式マーク(例えば501)は、各磁気コートした領域
551から前もって決定した距離にある。印字ヘッド5
02、読み取りヘッド504、書き込みヘッド505お
よび光学式センサ503(“デバイス”)のそれぞれ
を、図5に概略的に示す。これらのデバイスの空間的な
位置は、相互に固定したものとなっている。これは、こ
れらのデバイスのいずれかとの関係で決定されるリボン
の位置が、リボンと他のデバイスとの位置関係をも決定
することになるからである。
【0038】リボンが取り付けられた後、各パネルの各
セクタに対応する追加的なマークが、数字のような特異
なマークで磁気コートされた領域551にマークされる
(磁気マークの代わりにバーコードのようなマークも使
用することができる。)マーキングフィルド508での
マークyl582(イエローで左端)、 ym582
(イエローで中央)、 yr582(イエローで右端)
が、それぞれイエローパネル510の左上、中上と右上
のセクタ533、532と531に対応する。同様に、
マークyl586、ym586、yr586が、それぞ
れイエローパネル510の左下、中下と右下のセクタに
対応する。マークyl584、ym584、yr584
がイエローパネル510の左中、中中と右中のセクタに
それぞれ対応する。同様に、マークml582、mm5
82、mr582がマジェンタパネル520の左上、中
上と右上のセクタにそれぞれ対応する。同様に、セット
内のパネルの各セクタにこれ以外のマークの番号が付け
てある。
【0039】次のパネルセットについてもこの番号付け
が続けられる。マーキングフィルド508でのマークy
l592、ym592、yr592が、イエローパネル
540の左上、中上と右上のセクタに対応する。実際の
マークは“yl592”のような形式や内容である必要
はない。これらは単なる参照ラベルであるからである。
本発明に、どのような番号付けのシステムも使用するこ
とができる。リボンでのマークをどんな任意の数字から
始めることもできるが、マークの読み取りがセクタや他
のマークとの関連位置を対応付けることができるものが
好ましいと言える。これ故、各マークは特異なパネル一
連番号をもっている。発明をこの角度から見ると、磁気
マークはリボンが製造される時に前もって設定するより
も、むしろ後でプリンタにおいて書き込まれることが有
益である。後者の場合、印刷システム(またはユーザ)
はリボンパネルをのようなセクタに区分するかを決定す
ることになる。例えば、2インチ幅の名刺を印刷するな
ら、ユーザはリボンを2インチ幅のセクタに区分するか
もしれない。また、磁気リボンマークでは、どのセクタ
が使用されたかを示す必要はない(そのようなことも可
能ではあるが)。好ましくは、どのセクタが使用されて
いるか(または、どのセクタが使用されてないか)をメ
モリマップに示すことになる。これについては後で説明
する。
【0040】図6はこの発明の印刷システムを示したブ
ロック線図を表わしたものである。イメージ処理、リボ
ン制御、用紙制御と他の制御は、図6に示したCPU6
01による制御で行われる。スキャナ603のようなデ
バイスは入力イメージデータを供給するものである。イ
メージデータはPC(パーソナルコンピュータ)で生成
することができるし、ディジタルカメラで得ることもで
きる。また、ネットワークを利用してCPU601に他
の装置から送信することも可能である。
【0041】この明細書で“イメージデータ”とは、イ
メージを記述するディジタルデータを意味する。例え
ば、24ビットCMY(シアン、マジェンタ、イエロ
ー)ビットマップイメージデータである。ユーザは、イ
メージ103を印刷するためにワークステーション(ユ
ーザインターフェース)605上で印刷モードを選択す
る。メモリ607を備えたCPUインターフェースは、
ROM(読み取り専用メモリ)609と、RAM613
とメモリ615を備えている。ここで、ROM609
は、プリンタのシリアルナンバとか、それぞれのリボン
やプリントヘッドを用いて印刷する際のオペレーティン
グパラメータのような読み出し専用のデータを記憶す
る。また、メモリ611は、リボンの使用あるいは未使
用を示すリボンメモリマップを記憶するためのもので、
通常は不揮発性メモリで構成されている。RAM613
は各種情報を格納するためのもので、メモリ615はイ
メージデータを格納するためのものである。CPU60
1の制御の基に、イメージデータはバッファメモリ61
7に送られる。その後、印字ヘッドドライバー602
は、基板に印刷するために、印字ヘッド502をイメー
ジデータに応じて選択的に付勢する。
【0042】光学式センサ503は501のような光学
式マークを検出する。そして、印字ヘッドの印刷エレメ
ントに関するパネルの端の位置を決定するためにリボン
コントローラ618に信号を送信する。光学式センサ
は、リボンのマーキングフィルドにマークが存在すれ
ば、光学式黒と白のしまについても検出を行う。これら
の黒と白のしまは、プリントヘッドからの所望のセクタ
を位置決めするために、リボンコントローラによって計
数され(あるいはエンコーダ信号に変換され)る。機械
式リボンロールセンサ619は、リボンコアの長さを検
出し、リボンのタイプを検出する。また、そのリボンが
装置の電源が遮断されている状態で取り替えられたかに
ついての検出も行う。リボンの望んだパネルの望んだセ
クタを印字ヘッドの選択された印刷エレメントの前に出
すために(印刷中にリボンの運動を制御するためにも使
用される)リボンを横に移動させる必要があり、このた
めにリボンモータ621が付勢される。このモータは、
両方向にリボンを搬送することができる。
【0043】用紙コントローラ手段623もCPU60
2によって制御され、順番に入力トレイ625と用紙ま
たはトレイオフセットの有無を検出する。センサ632
は、入力トレイ内に用紙が入っているかどうかの検出だ
けでなく、プリンタの動作中における用紙の上端と(必
要ならば)横位置が検出される。
【0044】印刷物と基板(一つの基板に印刷がしてな
い場合または一部分した場合)は、適当なペーパガイド
1002での排出トレイ選択ソレノイド629の働きに
よって、ページ揃えされる。用紙センサはプリンタの様
々な部分での用紙の位置を監視し、必要に応じて用紙を
移動させるために用紙ハンドリングモータ631が付勢
される。
【0045】用紙カッタコントローラ633は、図示し
ない用紙カッタが印刷物を正しく切断することを確認す
るための制御を行う。以下のように、イメージは基板の
いろいろな位置に存在しうるので、この確認は必要であ
る。 (イ)リボンパネルの未使用のセクタの利用可能性 (ロ)リボンの横の移動 (ハ)イメージの移動;および、または (ニ)印刷用イメージの回転 それぞれの事項については、後に説明する。プラテンモ
ータ635は印刷中に基板を駆動する。その間、基板の
移動はプラテン軸に取り付けてあるプラテンエンコーダ
637によって検出される。印字ヘッド移動コントロー
ラ639は、印字ヘッド502を印刷のためにリボンに
押圧する(リボンは順番に基板をプラテンに押すように
なっている)。
【0046】この印刷システムの制御
【0047】ユーザまたはプリンタの製造業者はプリン
タ番号をセットし、初期リボン番号もセットする。この
番号は第一セットの各パネルのトップのセクタに対応す
るマーキングフィルド582(図5を参照)に書き込ま
れてある。各リボンの初期リボン番号はリボン同士で異
なっている場合もある。このような場合には、印刷シス
テムが前に一部分使用されている特別なリボンであるこ
とを“認識”することができる。そして、リボンのどの
場所に未使用のセクタがあっても、これを使用すること
ができる。
【0048】図5に示したリボンを使用して図7と図4
に示したイメージを印刷する操作を次に説明する。図8
に流れ図を示す。図9は後続の制御を表わしている。ス
テップS−1でプリンタの電源が投入される。ステップ
S−3で、ユーザは印刷するイメージを自分のユーザイ
ンターフェース605(ワークステーション)から選択
する。ステップS−5で、ユーザはリボンパネルの未使
用の各セクタを使用するように、巻き戻し可能な最大セ
ット数(交互に、パネル数またはリボンの長さ)を選択
する。リボンパネルの未使用のセクタを使用するため
に、リボンの巻き戻しが必要になるかもしれない。この
巻き戻しに時間がかかり、ユーザにとってその時間が長
く感じられる場合もある。いくつかのアプリケーション
では、印刷が進行しそれぞれのパネルのすべてのセクタ
が完全に使用されてしまう場合が出現する。このような
場合には、ユーザはセット数として1を選択する。
【0049】ステップS−7では、マイクロプロセッサ
が左、中と右セクタでの各カラーのイメージの長さを決
定している。(リボンが三つのセクタに区分されてある
ことを前提する。ただし、区分のステップは、番号の選
択と現在行っているジョブのセクタの配列を含むことも
ある。各パネルを同様なセクタに区分する必要はな
い。)つまり、プロセッサは各セクタの幅内に(また
は、イメージが一つのセクタの高さを越える時隣のセク
タのカラム)、印刷するイメージの最大高さまたは長さ
を決定する。
【0050】図5に示した3×3の例について説明を続
行する。図8のステップS−9では、マイクロプロセッ
サは第一パネルを印刷のためにセットする。普通、フル
カラー印刷には、第一番目のカラーはイエロー(または
前塗布)である。ステップS−11では、数字変数また
はカウンタTが0に初期化されている。これは時間の場
合もあれば距離トラッキングの場合もある。
【0051】プリンタの電源をオンにした時、システム
は印字ヘッドに対するリボンの位置を認識していない。
これ故、リボンの位置の検出が必要である。プリンタを
初期化するために、パネルセットの前縁を示す光学式マ
ーク(図5の501)または個別パネルの前縁(例え
ば、図5の511)が検索される。ステップS−13で
は、光学式センサ503と読み取りヘッド504がリボ
ンのマーキングフィルドでの光学式マークを読み取ろう
としている時(ステップS−15)に、リボンがサプラ
イリボンロールに巻き戻される。この例での光学式マー
クとセンサについて説明したが、本発明は、他のマーキ
ング手段も使用することができる。一般的には、光学式
マーキングは、リボンをプリンタに装着する前に、通常
は製造中に、行ったマークを意味する。このような“光
学式マーク”は、リボンがプリンタに装着してある時に
リボンに対して行ったマークや番号と、ここに開示する
技術によって識別することができる。この新しいマーキ
ングの技術は一例として磁気マーキングとして説明する
が、他のマーキングの手法も使用可能であることは当然
である。
【0052】ステップS−17では、TがTOUTより
大きいかを判断する。このTOUTは通常、一つのパネ
ルセットを移動するために要する時間に対応する。Tが
TOUTより大きくない場合は、ステップS−19に進
む。ステップS−19では、磁気マークが読まれている
かどうかが判断される。磁気マークが磁気読み取りヘッ
ド504で認識されると、ステップS−21に進む。ス
テップS−21では、対応する使用された、あるいは未
使用のリボンマップがメモリから検索され、セクタに関
する印字ヘッド(と読み取りヘッド等)の位置が特定さ
れる。もし磁気マークが検出されなかった場合には、ス
テップS−23で、Tの値が1だけ増加し、ステップS
−13に進んでリボンはもっと巻き戻される。そして、
ステップS−15で光学式センサがチェックされ、ステ
ップS−17で前記した判別が再び行われる。以下同様
である。
【0053】磁気マークが検出された場合には、前記し
たようにステップS−21に進む。TOUTは前もって
決めた最大タイムアウト値であり、ステップS−17で
TがT OUTを越えると、リボンを巻き戻すためにじ
ゅうぶん時間を与えても磁気マークが読まれてないこと
が判る。この場合、システムはリボンが新しいものであ
るか、。またはプリンタにリボンが装着されていないと
判断する。 TがTOUTより大きい場合には、次のス
テップは図8 の右側に示すステップS−25となる。
【0054】ステップS−25では、リボンが前もって
決めた距離(パネルの長さより比較的に短い距離)を進
む(テープ巻き取りロールに巻き戻される)。ステップ
S−27では、第一パネルの先端を示す光学式マークが
判断される。マークが一つも検出されなかった場合に
は、リボンは 持ち手方向に再び進行する。そして、ス
テップS−25と、再びステップS−27とで、光学式
センサで読まれたマークがあるかどうかが判別される。
ステップS−27で、光学式マークが読まれた場合に
は、ステップS−29で、磁気マーキング値が初期化さ
れる。
【0055】好ましくは、これらの数値は次のようにな
る。(1)リボンの識別番号;(2)プリンタの識別番
号;(3)特異なパネルまたはセクタまたはセクタ列番
号である。必要に応じて、マーキングまたは書き込みヘ
ッド505(図5)の下の磁気マーキング領域551の
第一セットを位置決めするために、リボンが前進され
る。ステップS−31では、磁気マークは磁気マーキン
グ領域551の第一セットに登録される(図5)。ここ
では、少なくとも2セット分のマーキング領域を使用し
ており、各領域はリボンパネルのそれぞれのセクタに対
応しているということは重要である。もちろん、一つの
特異なマーカが存在するだけでも十分である。。ステッ
プS−32では、メモリ内で新しいリボンマップが初期
化される。すなわち、メモリマップにリボンに登録され
てある数字つまりリボン自体に磁気的に書き込まれた特
異なパネルまたはセクタ列またはセクタ番号が反映され
る。
【0056】ところで、新しいリボン使用マップはセク
タの設定、すなわちセクタのサイズ、位置と配列、そし
て各パネルがどのように区分されているかということを
反映していなければならない。これは、(1)デェフォ
ルト値、例えば、いつも各パネルにつき3×3セクタを
使用するとか、(2)装着されたリボンの種類またはサ
イズによって選択された値とか、(3)ユーザ制御、例
えば、アプリケーションソフトウェアまたはフロントパ
ネルスイッチまたはネットワークプリンタコントローラ
から、決定されるものである。これらによって、ユーザ
は使用しているアプリケーションに適切なセクタを定義
することができる。最後に、(4)印刷システム自体
が、イメージデータの分析に基づいてセクタを定義する
ことも可能である。
【0057】ステップS−33では、図7に示したよう
に、印字ヘッドが、印刷する基板101の矢印109で
示した先端よりもわずかに先の位置となるまで基板が移
動される。
【0058】図9に移って説明を続ける。装着されたリ
ボンが識別され、これがメモリから検索されているか、
新しいリボンが装着されたような場合には、対応するリ
ボン使用マップがメモリに生成される。図9のステップ
S−35では、印刷するイメージの長さ、幅と横位置を
(各カラーは別々にみなしているので、今は選択したカ
ラープレン(S−9を参照)のみを参照する)現在のパ
ネルの未使用のセクタと上で説明したように比較する必
要がある。それは、未使用の一つのセクタ自体または現
在のパネルの未使用のセクタの一連組み合わせでそのイ
メージを印刷するためのじゅうぶんなリボン領域が存在
しうるかどうかを判別する。(連続イメージ(例えば、
ピクチャ)の場合は、パネルの足りない未使用の部分で
イメージの一部を印刷して、リボンの他の部分で残りの
イメージを印刷することはイメージの断続になるかもし
れない。)適当な未使用のセクタを選択するために、そ
して、選択したセクタを使用して印刷するためにリボン
を必要な量だけ移動させて位置決めするために、ステッ
プS−37に進む。パネルの最大数内に、現在の位置か
ら、(ステップS−5にセットした)リボンのじゅうぶ
んな未使用のセクタがあるような場合、ステップS−3
7では、選択されたセクタマークが読み取りヘッドで読
まれる所までリボンを移動させるように、リボンモータ
621が付勢される。
【0059】例えば、図5を参照すると、イメージ10
3が前に印刷された時に、yr582に対応する右上の
イエローセクタが使用されたことがわかる。ただし、y
l582とym582に対応するイエローセクタは使用
されてない。このため、左上と中上のセクタはイメージ
403を印刷するために使用することができる。印字ヘ
ッドがセクタ532の上端のちょっと前の位置になるま
で、リボンは指定された距離を進む(つまり、指定され
たエンコーダ信号数が検出されるまで)。ステップS−
41では、パネルの、未使用と使用セクタのマップが、
セクタ532の印刷のための計画的な使用を図るために
更新される。更新された未使用と使用セクタのマップ
は、中上のイエローパネルセクタ532が使い終わった
ことを示している。
【0060】ステップS−43では、イメージ403が
印刷される。ステップS−47では、全部のカラー印刷
は完了されているかどうかと、イメージングが完了して
いないかどうかの判別が行われる。ステップS−45で
は、次のカラーが選択されて、ステップS−35からス
テップが繰り返される。全部のカラーパネルでイメージ
の印刷が完了すると、次のステップがステップS−63
となり、イメージの印刷が完了する。
【0061】ステップS−35では、番号付けたパネル
の全部の未使用のセクタが、(ステップS−5に選択し
た)パネルセットの最大数内の選択されたカラーの連続
イメージより小さいかどうかの判断が行われ、小さい場
合(N)には、ステップS−49に進む。ステップS−
49では、選択されたカラーパネルで次の光学式マーク
が検出されるまで、リボンがテープ巻き取りロールに巻
き戻される。そして、選択したマーキングフィルドが書
き込みヘッドの前にくるまで、リボンが移動される。ス
テップS−51では、リボンが移動されている時に、書
き込みヘッド505はリボン番号、プリンタ番号と次の
リボンセクタ番号yl582、ym582、yr582
をマーキングフィルドでの磁気領域に書き込む。印字ヘ
ッドがリボンの未使用のセクタのトップよりすこし後に
位置するまで、リボンが指定された距離を進む(つま
り、指定されたエンコーダ信号数がセンスされるま
で)。ステップS−55では、印刷すべきイメージの長
さだけ印刷が行われたことを勘案して、(すなわち、パ
ネルの左、中または右セクタ用)、未使用と使用された
リボンのマップの更新が行われる。
【0062】ここでは、イメージ103が印刷されるの
で、イエローパネルの右上のセクタに対するマークyr
582が使用されたとみなされる。ステップS−57で
は、イメージ103が選択されたイエローによって印刷
される。(セクタの部分が印刷に使用されると、そのセ
クタは未使用と使用されたリボンマップの更新によっ
て、使用されたように取り扱われることに注意された
い。)ステップS−59では、セットされたマーク数が
1だけ増加され、更新される。イエローパネル用マーク
の次の番号は、yl584、ym584とyr584と
セットされる。
【0063】ステップS−61では、選択されたカラー
イメージングが完了したかどうかがチェックされる。選
択されたカラーイメージングが完了していれば、好まし
くは選択されたパネル用マークが全セクタにマークさ
れ、次のステップS−47に進む。カラーイメージング
が完了していなければ、追加セクタで印刷するために、
次にステップS−51に進む。
【0064】この方法はパネルの各セクタを独特な手法
で決定するので、もし未使用のセクタがあれば、それの
情報が有効にされ、プリンタ内のマイクロプロセッサは
他のイメージを印刷するためにこの未使用のセクタをア
クセスするために、(最後の知られた位置からの距離を
さがすためにエンコーダ信号を使用しながら)どのよう
にリボンモータ621を付勢するかを決定することにな
ることに注意すべきである。この重要な情報が存在しな
い場合には、未使用のセクタをさがすのはランダムとな
り、時間がかかる手順になる。そして、結果も信頼でき
ない。
【0065】この方法のもう一つの重要な点は、マイク
ロプロセッサが印刷用未使用のセクタの正しいサイズと
位置を検索するために、イメージのサイズと未使用のセ
クタのサイズと位置を比較することである。例えば、図
10に示したイメージ803は使用済のパネル317で
印刷することはできない。このため、印刷のために、適
切なサイズのセクタが存在する他のパネルが検索される
ことになにる。
【0066】各イエローパネルの最初の光学式マーク5
01、各マジェンタパネルの最初のマーク511と各シ
アンパネルの最初のマーク521が各カラーパネルセッ
トと同一であり、これ故、マイクロプロセッサはマーク
の有無を探すだけでは一つのカラーパネルセットを他の
カラーパネルセットと区別することができないことに注
意すべきである。光学式マークは、yl582、ym5
82、yr582、yl584等のような各磁気マーク
から前もって決定された距離にある。磁気領域は0.5
mmのしまで、しまの間に2mmのすきま(ギャップ)
がある。このような磁気マークのしまが記されると、こ
れを印字ヘッドとリボンセクタの関連位置を決定するた
めに使用することができる。
【0067】このお互いから知られた距離に位置付けて
ある新しい磁気しまが、検出されると、リボンセクタの
位置を決定できる。そのためには、リボンのセクタを正
しく位置付けるための、他の光学式しまやエンコーダは
必要でない。初期状態では、この磁気領域に番号は何も
割り当てられていない。(発明者のともに未決定の出願
08/236,423では、リボンの製造中にこの番号
は割り当てられない;ただし、発明者のともに未決定の
08/039,871では製造中に番号が割り当てられ
る。これら2つの出願は方法が異なるのみであり、どち
らの方法も使用することができるものである。)これ
故、書き込みヘッドは、番号を読み取らない。読み取り
ヘッド503でこれが検証された後、書き込みヘッド5
05が磁気領域の上にいくまで、リボンが移動される。
その時、yl582、ym582とyr582の番号が
磁気領域551にマークされる。新しく装着されたリボ
ンの場合には、プリンタはリボンに番号を割り当てる。
加えて、リボンの検出が容易になるように、リボン番号
とプリンタ番号が、yl582、ym582とyr58
2の番号とともに、磁気領域551にマークされる。
【0068】本発明の拡張あるいは変形
【0069】三つのマークyl582、ym582、y
r582の代わりに、第一リボンパネルのトップのセク
タのためにただ一つのマーク( y582のような)を
使用することが可能である。この方法では、トップの三
つのパネル用にただ一つのマークがある場合でも、トッ
プの三つのセクタに対するy582マークが独自に検出
される。そして、マイクロプロセッサには、各左、中と
右のセクタをマップするマップが生成される。
【0070】また、他のマーク、中と下のセクタ用マー
クy584とy886をマークしなくて、イエローパネ
ルのトップセクタのためにただ一つのマークy582を
使用することができる。このセクタは、パネルマーク5
82を読んで、そして、移動の距離を計算できるように
エンコーダがパルスを与える時にリボンを移動させて、
識別することができる。特異なマークが検出された後、
パネルの所望のセクタが印字ヘッドの下にくるまで、計
算した距離だけリボンを移動させることができる。この
方法に対する問題は次のようである。停電の場合には、
リボンの位置を決定できるようにするために、マークy
582が読まれるまでリボンを巻き戻す必要がある。そ
の後、リボンを、その使用のために移動させることが必
要である。また、位置決めのエラーを最小限にするため
に、印刷するセクタの近くのマークを検出することが好
ましい。
【0071】リボンを細かいセクタに区分してリボンパ
ネルの各細かいセクタ用にマークを付けることもでき
る。例えば、パネルの各1mm×5mmのセクタ用にマ
ークを付けることができる。
【0072】また、マークはリボンパネルの一つ以上の
別々のセクタを表わす場合もある。例えば、図11に
は、12枚の絵113が存在し、これらはお互いに決め
た距離に位置付けてあって、十分に離れている。図12
に示したように、リボンパネル222(または、パネル
セット)が、12の別々な領域223に使用されたこと
を示すために、各カラーパネル(または、パネルセッ
ト)用の全セクタ用の一つのマーク224を使用するこ
ともできる。
【0073】幅広いリボンはいつも正確に移動するとは
限らない。時々、リボンの巻き戻しまたは印刷中に横変
位が発生する。同じ情報を示すために、二つまたは二つ
以上のマークが並んで配置するとする。その理由は、一
つのマークが読み取りヘッド505の下にない場合に、
同じ情報をもっている他のマークが読み取りヘッドの下
にあって、情報が読まれるからである。リボンの横移動
にかかわらず一つのヘッドがマークを読み取ることがで
きるようにするために、プリンタに二つの読み取りヘッ
ドを配置することもできる。リボンを正確に位置付ける
ことができないときには、リボンの使用された部分の間
に小さなギャップ(例えば、1mm)を開けるとよい。
このようなギャップがあっても、通常の場合にも、リボ
ンの使用された部分で印刷が発生することはない。リボ
ンの長さより大きいイメージを印刷することのできるマ
ルチープリントと“ストレッチ”タイプのリボンがあ
り、これらはマップでの使用の拡張を含み、本発明を同
様に適用することができる。
【0074】リボンの使用されたセクタを使用できるよ
うにイメージをシフトする技術
【0075】名刺またはセキュリティカードのように、
カード上でカラー画像の相対位置が固定されているよう
なアプリケーションが、数多く存在している。例えば、
名刺のイメージ103はプリント100の右側に位置決
めするようにしてある。イメージ403をカードの中央
に印刷することは受け入れられていない。上に記述した
本発明による新しい手法では、リボンパネルの未使用の
セクタを使用することができるが、全部のイメージを右
側だけに印刷したい時は、問題となる(図11に示した
ように)。使用されたセクタ223、233と243の
左側の未使用のセクタはそのままのこって、またプリン
トの右側は、印刷してほしい別のカラーイメージを印刷
するために使用することができない。図12に示したパ
ネルにおける使用されたセクタの左に位置付けてあるパ
ネルの未使用のセクタを使用できるようにするために、
この新しい手法では、イメージデータを図13に示した
ように、マイクロプロセッサで距離“S”だけ左に移動
させる。このようにイメージを移動させると、お互いに
ついてのイメージの相対位置(つまり、イメージ10
3、105と107)は同一のままとなる。プリント9
00には、901で基板に印刷された(カラーイメージ
を移動させて)9個のカラーイメージ903が存在して
いる。これらは、図14に示してある。
【0076】図13に示した911のような使用されて
いないセクタが、プリントイメージ903を印刷するた
めに使用されたことに注意していただきたい。イメージ
データを移動させるこの手法で、使用されたパネル24
2に別の9個のカラーイメージを印刷することができ
る。
【0077】同様に、また別の18(9+9)のカラー
イメージを同じように印刷することができ、リボンパネ
ル242の使用されていなかったセクタを使用すること
で27枚の名刺905に合計27枚のピクチャを印刷す
ることができる。しかしながら、この手法では、セクタ
912の左に存在するリボンパネルのセクタ(とその下
の他のセクタ)を、画像イメージを印刷するために、使
用することができない。この結果、リボンのその部分が
むだになる。
【0078】イメージをプリントの同じ位置に位置決め
する時のイメージの回転
【0079】この発明によれば、図15に示したよう
に、カラーイメージ1003が図16に示したパネル1
102のマーク1104に対応する未使用のセクタ11
03で基板1001に印刷できるようにするために、印
刷するイメージデータ(カラーイメージ103、テクス
チャイメージ105と黒白イメージ107がいっしょの
ような)はマイクロプロセッサ内で回転される。図15
は基板1001に印刷されたカラーイメージ1003
(とテクスチャイメージ1005と黒白イメージ100
7)を含むプリント1000を示す。同様に、図17に
示したパネルの左の未使用のセクタ212は、印刷後、
リボンサプライロールを一度巻き戻して、パネルの未使
用のセクタを使用して、カラーイメージ1003を印刷
するようにすることで、使用することができる。
【0080】この回転したイメージは図5に示した未使
用のセクタ533を使用して印刷することもできる。同
様に、図18に示した使用されたセクタ223、233
と243の左にある未使用のセクタは、図19に示した
12枚のカラーイメージ1015を印刷するために使用
することができる。この印刷を二度繰り返すことで、一
部分を使用されたリボンパネル242を使用して、合計
36枚のカラーイメージ1015を印刷することができ
る。他の36枚の追加的なカラーイメージ1015を印
刷すると、カラーパネルは完全に使用されることにな
る。これをは、図20に示す。なお、図21は、図18
に示した使用済のリボン1100で、図19のイメージ
を印刷した後のリボンの使用されたセクタを示したもの
である。
【0081】黒イメージ107のようなイメージを印刷
した時、黒パネルの半分が使用済となる。である。この
例で、黒イメージ107と1007を印刷するために一
つの黒パネルが必要である。テクスチャイメージ105
の印刷には、トップの左側の半分、中の左側の半分また
は下の左側の半分のセクタが必要である。同様に、回転
したテクスチャイメージは、テクスチャパネルリボンの
右の未使用のセクタで、印刷することができ、これはリ
ボンのむだをかなり減らすことになる。いろいろな基板
に印刷する時、イエロー、マジェンタとシアンカラーパ
ネルで印刷する前にときには前塗布状態で印刷すること
がよいかもしれない。リボンパネルが染料拡散の場合に
は、光で退色しないように、後塗布を付ける場合もあ
る。このテクスチャ、黒、前塗布、および、あるいは後
塗布は別のリボンである場合もあり、またイエロー、マ
ジェンタとシアンリボンパネルセットの一部である場合
もある。印刷の柔軟性を確保するために、黒、テクスチ
ャ、前塗布、後塗布等のリボンパネルは、同じまたは別
の印字ヘッドで印刷する別々なリボンの一部であっても
よい。
【0082】二つのトレイに積み重ねる技術
【0083】印刷物100は回転せず、印刷物1000
は回転させる(未使用のリボンパネルを使用するため
に)ので、ユーザにとって印刷物100と印刷物100
0を一つのトレイに積み重ねることは不便である。同様
に、印刷物110は回転してなくて印刷物1010は回
転させるので、ユーザはこれらの印刷物を一つのトレイ
に積み重ねることができない。これらの印刷物がいっし
ょに積み重ねられた場合、ユーザは右側を読みたい時
に、手動でページそろ揃えを行わなければならない。同
様に、プリント110のカラーイメージ113は移動し
てないが、プリント900カラーイメージ903は移動
している。このような理由で、ユーザは一つのトレイに
積み重ねることはできない。時々、大きなサイズの印刷
物(複数カードのプリント)は印刷後カッタでカットさ
れるので、用紙の端部に対するイメージの位置は、回転
後のイメージとは異なっている場合がある。それで、別
々な用紙トレイ(一つは一つのプリント(回転するプリ
ント)を積み重ねる用紙トレイ1004で、他の一つは
(回転しないプリント)を積み重ねる用紙トレイ100
2)が使用される。マイクロプロセッサは回転するイメ
ージと回転しないイメージを別々なトレイに積み重ねる
ために、ソレノイドコントロールガイド1006を制御
している。また、回転した印刷物を回転させるために、
プリントの側を上になるように積み重ねる。
【0084】別々な2つのトレイに積み重ねるかわりに
イメージを移動するように、自動紙カッタをイメージシ
フトの補償用にプログラムしておいて、排出側設置する
ことができる。図11 はカードの第一行の左端を示
す。d1は基板111の左端からの距離である。図14
はカードの第一行の左端を示す。これは基板の左端か
らのd2距離である(3行のみがある場合)。この場合
に、用紙カッタはこの端から切る用に設定してある。
【0085】リボンパネルを管理する本発明の手法は感
熱式プリンタの応用を飛躍的に広げることになる。発明
者の08/047,14419934月12日にファイ
ルした特許出願と19935月4日にファイルした特許
出願08/057,538に開示されているように、二
つあるいはこれ以上のリボンを使用することもできる。
【0086】回転なし印刷ー用紙送り機構に配置したリ
ボンの移動技術
【0087】発明者の08/057,538 1993
5月4日にファイルした特許出願に記述したようにイ
メージを印刷する紙の面積に対応させてリボンの部分や
印字ヘッドを移動することができる。または、リボンヘ
ッドを移動させて印字ヘッドを移動させないことも可能
である。紙送り機構に配置するこの技術は図22 と図
23 に説明してある。これは発明者の08/057,
538 1993 5月4日にファイルした特許出願の
図5と同じである。違いは、印字ヘッドがプリンタ枠1
204aと1204bに引き付けていることと、紙送り
機構1208はサプライロール1214とテープ巻き取
りロール1216を移動することである。説明を簡単に
するために、図22と図23では符号5xxのかわりに
符号12xxにかえている。リボンの位置決め機構12
00は図22に示したようにプリンタ枠に配置してい
る。図23の12Bと12B’からその断面を見ること
ができる。イメージ位置決め機構1200は、固定プリ
ンタ枠1201に配置した紙送り機構1202も有して
いる。1204aと1204bの枠部材1206のクロ
ス部材とつながっていてスレッドボルト1207を使っ
て設定してある。紙送り機構1208に二つの平行プレ
ーン部材1209aと1209bがあり、リボンアセン
ブリを左側に移動して未使用のリボンパネルの左側と右
側のセクタも使用することができる。図22に示したよ
うに、基板1211のシートの“上に”あがるように、
紙送り機構が配置されている。
【0088】紙送り機構1208は、部材1209a,
1209bの間に横切るように配置しているサプライ軸
1212を有している。これに、サプライロール121
4が回転的に取り付けてある。紙送り機構1208は、
同じく部材1209a,1209bの間に横切るように
配置している巻き取り軸1216も有している。これ
に、巻き取りロール1218が回転的に取り付けてあ
る。紙送り機構は1208は、サプライロール1214
と巻き取りロール1218の間に通常の形態で配置され
たリボン1220も有している。リボン1220と通常
の形態で面する印字ヘッド1222は、リボン1220
方向へとその逆方向の移動を、第一と第二フレーム部材
1204a,1204bに取り付けてあるばねモータ1
224によって制御されるようになっている。プラテン
1226またはそれと同様のもの(基板1211の“後
ろ”にあって図12Aでは見えない)は、軸1228で
フレーム1201に回転的に取り付けてある。これは基
板1211と面する。この結果、リボン1220は通常
の形態で印字ヘッド122によって基板1211に押圧
される。
【0089】サプライロール1214、巻き取りロール
1218、リボン1220を含んだアセンブリの位置決
めと、基板1211に対するリボンパネルセクタの横位
置の位置決めは、ねじボルト1207によってコントロ
ールされる。ここで、印字ヘッド1222に対して基板
1211はイメージを転送するものである。ねじボルト
1207は、紙送り機構1208内の同様なねじのセッ
トをとおして、第一と第二フレーム部材1209aと1
209bのそれぞれの端に回転的に接続される。ねじボ
ルト1207を回転する一つの手段として、図22に、
第一フレーム部材1204aから延長されるエクステン
ション軸1230を示してある。エクステンション軸1
230の端に、ねじボルト1207を手動で動かすため
に取っ手1232が配置されている。ねじボルト120
7の回転または動きは、任意的にモータでも制御され
る。
【0090】図12に示した実施例では、上に記述した
どのようなイメージも基板の幅方向の所望の横位置に対
応付けられる。印刷データを印字ヘッドに送る時間を制
御して、基板の長さに沿っても所望の位置に対応させる
ことができる。
【0091】図22と図23に示した手法によると(発
明者の08/057,538 1993 5月4日にフ
ァイルした特許出願に図4と図5で示したように)、す
べてのイメージを左側に印刷したいジョブでは、リボン
アセンブリを左に移動させて未使用の右セクタで印刷し
て、未使用のリボンパネルの右側のセクタも使用できる
ようにすることができる。しかしながら、この手法を実
現するためにはリボンアセンブリを移動することが必要
であり、この技術を使おうとするとコストアップになっ
てしまう。
【0092】基板の位置決めの技術
【0093】上記したようにリボンを移動するかわりに
パネルセクタを使ってイメージを印刷したい位置に印刷
できるように基板を移動することができる。または紙を
横に位置するために紙カセットを横に位置することがで
きる。図24および図25はリボン1302と印字ヘッ
ド1304を配置したプリンタを示す。右側のリボンを
使う場合、イメージも右側に印刷できるように紙トレイ
1220は中央位置に配置してある。紙トレイ1310
はパネルの左セクタもイメージを基板の右側に印刷でき
るように左側に設定してある。イメージを基板の横の位
置に位置つけることができるようにするために他の追加
的な入力用紙トレイはいろいろな横の位置に設置するこ
とができる。イメージを照合するために一つ以上紙の排
出トレイまたは基板を照合するために紙を横に移動する
ことはより有効であろう。
【0094】以上説明した手法では、記録へッドでマー
クを記すように説明した。しかしながら、これに限るも
のではなき。例えば、リボン製造の時に独特の特異なマ
ーク、例えば数字を印刷することができるのであるなら
ば、この手法も本発明に同様に使用することができる。
【0095】以上、本発明の一例と発明の原理を説明し
た。この原理を逸脱しないいかなる変更も本発明の範囲
にあることはもちろんである。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、パネルを複数に分割したセクタごとにそれが
印字済であるか否かをセクタ管理情報として管理するた
めのセクタ管理情報記録手段を用意したので、印字位置
制御手段で印字に使用することのできるセクタの位置に
印字手段を順に配置することによって、熱転写式のプリ
ンタのように一度使用したリボンの部分を再使用するこ
とのできない装置であっても、リボンの有効活用を行う
ことができ、印字に際してのランニングコストを大幅に
低減させることができる。
【0097】また請求項2記載の発明によれば、リボン
の幅方向と長さ方向に共に複数に仕切ることにより得ら
れるマトリックス形状のそれぞれの升の領域をセクタと
することにしたので、単にリボンの長手方向だけでなく
幅方向についても無駄をなくすことができ、同様に装置
のランニングコストを低減させるのに大きく寄与するこ
とになる。
【0098】また、請求項3記載の発明によれば、セク
タ管理情報をリボンの印字に使用されるパネルの外に位
置するリボンの側部で、それぞれのパネルに対応する領
域に記録するようにしたので、リボンのセクタと使用・
未使用の関係が明確になり、電気的なセクタ管理情報の
みを使用して管理を行う場合と比較すると装置の信頼性
が高い。また、リボンの側部の通常記録に使用しない部
分を管理のために使用するので、リボン全体の有効活用
を量ことができる。
【0099】更に請求項4記載の発明によれば、セクタ
管理情報が、リボンごとに用意されるメモリ領域にそれ
ぞれのパネルとセクタの情報として書き込まれ、セクタ
が使用されるたびに情報が更新されるような情報として
設定するので、リボンにはその長さ方向の位置情報が存
在すれば足り、リボンのより広い面積を印字のために使
用することができるという利点がある。また、セクタ管
理情報が電気的な情報で構成されるため、その書き込み
や読み出しのための処理を容易に行うことができるとい
う利点もある。
【0100】また、請求項5記載の発明によれば、印字
用の長尺のリボンをこのリボンの長さ方向に間隔を置い
て仕切ってそれぞれをパネルに区分すると共に、これら
のパネルを印字の単位領域としての複数のセクタに区分
しておき、印字の進行と共に、各パネルごとのセクタに
ついてそれらが印字に使用されたか否かをマップ情報と
して更新する共に、リボンを双方向に移動可能にしてお
いて、印字に使用されていないセクタに印字ヘッドを順
に位置決めして印字を進行させていくことで、リボンの
未使用セクタを消費するようにしているので、1つのペ
ージにわずかなが画像情報が存在するような場合であっ
ても、そのページに相当する領域に複数のセクタが設定
されることで複数回の印字が可能になり、印字の品質を
落とすことなく、リボンの節約を実現することができ
る。
【0101】更に請求項6記載の発明によれば、請求項
5記載の発明で、パネルのそれぞれのセクタは、印字を
行う画像情報のサイズよりも大きなサイズとなるように
印字内容に応じてサイズや形状を任意に設定することが
できるようにしたので、画像のサイズに応じてリボンを
最も効率的に使用することができる。
【0102】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項6記載の発明で、パネルのそれぞれのセクタに画像情
報を印字するとき、セクタの形状に応じて画像情報を印
字時に相対的に回転させるようにしたので、例えば横に
細長い画像情報を縦に細長いセクタで印字することがで
き、未使用セクタをより完璧に使用することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リボンの3個の使用されたセクタとそれに対す
る3個の” 使用されたセクタマーク” を含むリボン
の平面図である。
【図2】この発明によって前もって決めたセクタに区分
されたリボンの平面図である。
【図3】リボンの二つの使用されたセクタとそれに対す
る2個の” 使用されたセクタマーク” を含むリボン
の平面図である。
【図4】基板に印刷されたカラーイメージの平面図であ
る。
【図5】セクタマーキングフィルドを含んだ、セクタに
区分されたリボンの部分の平面図である。
【図6】この発明を実施する実施例における印刷システ
ムの機能ブロック図である。
【図7】基板におけるイメージの平面図である。
【図8】この発明による、リボンの以前の未使用のセク
タを印刷に使用する方法の流れを示す流れ図である。
【図9】この発明による、リボンの以前の未使用のセク
タを印刷に使用する方法の流れを示す流れ図である。
【図10】基板に印刷した隣接のセクタを使用して印刷
したカラーイメージの平面図である。
【図11】基板に印刷された複数の別々なカラーサブイ
メージの平面図である。
【図12】先行技術による、リボンの12の別々の使用
されたセクタとそれに対する各使用された部分のそば
の” 使用されたマーク” を例証するリボンパネルの
平面図である。
【図13】図18に示したリボンを使用して、図14の
移動させたイメージを印刷した後のリボンパネルを例証
する平面図である。
【図14】発明の一つの面によってイメージを横に移動
させて、図18に示したリボンパネルの未使用のセクタ
で印刷したカラーイメージの平面図である。
【図15】リボンのむだを減らすために図7に示したイ
メージの回転した後の平面図である。
【図16】図15の回転したイメージを印刷するために
リボンの他のセクタが使用された後の図3のリボンパネ
ルを示す平面図である。
【図17】先行技術による、リボンの二つの使用された
部分とそれに対する” 使用されたマーク” を例証す
るリボンパネルの平面図である。
【図18】先行技術による、リボンの12の別々の使用
されたセクタの三つのセットとそれに対する9個の”
使用されたマーク” を含むリボンパネルの平面図であ
る。
【図19】リボンのむだを減らすためにイメージを図1
1に示したイメージの回転した後の平面図である。
【図20】別々なイメージを印刷するために、すべての
セクタを使用された後のリボンパネルの平面図である。
【図21】図18に示した使用されたリボンで図19の
イメージを印刷した後のリボンの使用されたセクタを示
すリボンパネルの平面図である。
【図22】基板に関するリボンの横位置の制御を与える
機構を示した概略構成図である。
【図23】図22の線12B’−12Bに沿って示した
横断面図である。
【図24】リボンと印字ヘッドを配置したプリンタの側
面図である。
【図25】リボンと印字ヘッドを配置したプリンタの平
面図である。
【図26】リボンの使用された一部分(図7でのカラー
イメージのカラー部分に対する)と先行技術によるリボ
ンの余白での” 使用されたマーク” を示す平面図で
ある。
【図27】先行技術による、リボンの12の別々の使用
されたセクタの二つのセットとそれに対する6個の”
使用されたマーク” を含むリボンパネルの平面図であ
る。
【符号の説明】
500 リボン 502 印字ヘッド 503 光学式センサ 504 磁気読み取りヘッド 505 読み取りヘッド 510、540 イエローパネル 520 マジェンタパネル 530 シアンパネル 582、584、586 マーク 601 CPU 605 ユーザインターフェース 609 ROM 618 リボンコントローラ 621 リボンモータ 623 用紙コントローラ手段 625 入力トレイ 629 排出トレイ選択ソレノイド 639 印字ヘッド移動コントローラ 905 名刺 911、912 セクタ 1222 印字ヘッド 1226 プラテン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字用の帯状のリボンを使用して、非
    衝撃式で印字を行う印字手段と、 前記リボンの印字に使用される領域をこのリボンの長さ
    方向に間隔を置いて仕切ってそれぞれをパネルに区分す
    ると共に、これらのパネルを印字の単位領域としての複
    数のセクタに区分したときのセクタのそれぞれが印字済
    であるか印字に使用されていないかを表わすセクタ管理
    情報を記録するセクタ管理情報記録手段と、 このセクタ管理情報記録手段によって記録されたセクタ
    管理情報を検索して、印字に使用することのできる未使
    用セクタを検索する未使用セクタ検索手段と、 前記リボンの未使用セクタ検索手段によって検索された
    セクタの位置に順次前記印字手段を相対的に配置させる
    印字位置制御手段と、 この印字位置制御手段によって制御された印字位置で印
    字を実行する印字実行手段とを具備することを特徴とす
    る非衝撃式印字装置。
  2. 【請求項2】 前記セクタは、前記パネルを前記リボ
    ンの幅方向と長さ方向に共に複数に仕切ることにより得
    られるマトリックス形状のそれぞれの升の領域で定義さ
    れることを特徴とする請求項1記載の非衝撃式印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記セクタ管理情報は、リボンの印字
    に使用されるパネルの外に位置するリボンの側部で、そ
    れぞれのパネルに対応する領域に記録されることを特徴
    とする請求項1記載の非衝撃式印字装置。
  4. 【請求項4】 前記セクタ管理情報は、リボンごとに
    用意されるメモリ領域にそれぞれのパネルとセクタの情
    報として書き込まれ、セクタが使用されるたびに情報が
    更新されることを特徴とする請求項1記載の非衝撃式印
    字装置。
  5. 【請求項5】 印字用の長尺のリボンをこのリボンの
    長さ方向に間隔を置いて仕切ってそれぞれをパネルに区
    分すると共に、これらのパネルを印字の単位領域として
    の複数のセクタに区分しておき、印字の進行と共に、各
    パネルごとのセクタについてそれらが印字に使用された
    か否かをマップ情報として更新する共に、リボンを双方
    向に移動可能にしておいて、印字に使用されていないセ
    クタに印字ヘッドを順に位置決めして印字を進行させて
    いくことで、リボンの未使用セクタを消費していくこと
    を特徴とする印字方法。
  6. 【請求項6】 前記パネルのそれぞれのセクタは、印
    字を行う画像情報のサイズよりも大きなサイズとなるよ
    うに印字内容に応じてサイズや形状を任意に設定するこ
    とができるものであることを特徴とする請求項5記載の
    印字方法。
  7. 【請求項7】 前記パネルのそれぞれのセクタに画像
    情報を印字するとき、セクタの形状に応じて画像情報を
    印字時に相対的に回転させることを特徴とする請求項6
    記載の印字方法。
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Cited By (5)

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