JPH10329459A - 用紙判定方法および用紙判定装置 - Google Patents
用紙判定方法および用紙判定装置Info
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- JPH10329459A JPH10329459A JP15734797A JP15734797A JPH10329459A JP H10329459 A JPH10329459 A JP H10329459A JP 15734797 A JP15734797 A JP 15734797A JP 15734797 A JP15734797 A JP 15734797A JP H10329459 A JPH10329459 A JP H10329459A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙上に印字されたOCR文字をOCRリー
ダーに読取らせることにより用紙の真偽を判定する方法
および用紙判定装置を提供する。 【解決手段】 用紙上の所定箇所に、OCRリーダーで
認識可能な通常の墨インキによるOCR文字と認識不可
能な混色墨インキで印刷されたOCR文字との合成から
なるOCR文字列を設け、当該OCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分のみの文字数または文字位置または文
字内容が予め設定された文字数または文字位置または文
字内容と一致するか否かにより用紙の真偽を確実に判定
することが可能となる。また、このような判定は、用紙
送り込み部と、用紙上に通常の墨インキで印刷されたO
CR文字と混色墨インキで印刷されたOCR文字との合
成からなるOCR文字列のうち、通常の墨インキ部分の
みを認識する情報読取部、用紙排出部および制御部とか
ら構成される装置により行うことができる。
ダーに読取らせることにより用紙の真偽を判定する方法
および用紙判定装置を提供する。 【解決手段】 用紙上の所定箇所に、OCRリーダーで
認識可能な通常の墨インキによるOCR文字と認識不可
能な混色墨インキで印刷されたOCR文字との合成から
なるOCR文字列を設け、当該OCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分のみの文字数または文字位置または文
字内容が予め設定された文字数または文字位置または文
字内容と一致するか否かにより用紙の真偽を確実に判定
することが可能となる。また、このような判定は、用紙
送り込み部と、用紙上に通常の墨インキで印刷されたO
CR文字と混色墨インキで印刷されたOCR文字との合
成からなるOCR文字列のうち、通常の墨インキ部分の
みを認識する情報読取部、用紙排出部および制御部とか
ら構成される装置により行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、用紙の真偽を判
定または判別する技術で、目視ではその分光特性の違い
が判別不可能な2種類の墨インキで印刷された印刷物か
らOCRリーダーで読取り可能な一方のインキで印刷さ
れた情報のみを取り出し、表示されたOCR情報の真偽
の判定を行う方法およびそれに使用する装置に関する。
定または判別する技術で、目視ではその分光特性の違い
が判別不可能な2種類の墨インキで印刷された印刷物か
らOCRリーダーで読取り可能な一方のインキで印刷さ
れた情報のみを取り出し、表示されたOCR情報の真偽
の判定を行う方法およびそれに使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙上の情報を高速で入力する手段とし
て、バーコード、OCR、OMR等が使用されている。
また、近年は情報に秘匿性を持たせる必要から赤外線、
紫外線のみを反射する不可視インキや磁気インキが多用
されるようになってきた。しかし、これらにより入力し
た情報に秘匿性を持たせる場合、特殊なインキを用いる
ことから印刷コストの上昇や製造上の制約が生じる他、
読み取り装置自体が高額であるという問題がある。
て、バーコード、OCR、OMR等が使用されている。
また、近年は情報に秘匿性を持たせる必要から赤外線、
紫外線のみを反射する不可視インキや磁気インキが多用
されるようになってきた。しかし、これらにより入力し
た情報に秘匿性を持たせる場合、特殊なインキを用いる
ことから印刷コストの上昇や製造上の制約が生じる他、
読み取り装置自体が高額であるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は簡易
かつ確実な方法で行うことが可能な、用紙や記録情報等
の真偽判定方法およびそれに使用する装置を提供すべく
なされたものである。すなわち、光学的読取装置に使用
される印刷物では、目視ではその分光特性の違いが判別
不可能な2種類の墨インキ、すなわち光学的読取が可能
な通常の墨インキと光学的には読取が不可能な混合墨イ
ンキが使用されるが、その特性の違いを利用してこの課
題を解決しようとするものである。
かつ確実な方法で行うことが可能な、用紙や記録情報等
の真偽判定方法およびそれに使用する装置を提供すべく
なされたものである。すなわち、光学的読取装置に使用
される印刷物では、目視ではその分光特性の違いが判別
不可能な2種類の墨インキ、すなわち光学的読取が可能
な通常の墨インキと光学的には読取が不可能な混合墨イ
ンキが使用されるが、その特性の違いを利用してこの課
題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、用紙の真偽を判定する方法で
あって、用紙上の所定箇所に、OCRリーダーで認識可
能な通常の墨インキによるOCR文字と認識不可能な混
合墨インキで印刷されたOCR文字との合成からなるO
CR文字列を設け、当該OCR文字列のうち、通常の墨
インキ部分のみの文字数または文字位置または文字内容
が予め設定された文字数または文字位置または文字内容
と一致するか否かにより用紙の真偽を判定することを特
徴とする用紙判定方法、にある。かかる用紙判定方法で
あるため、目視では分からない偽造用紙であっても真偽
を正しく判定することができる。
の本発明の要旨の第1は、用紙の真偽を判定する方法で
あって、用紙上の所定箇所に、OCRリーダーで認識可
能な通常の墨インキによるOCR文字と認識不可能な混
合墨インキで印刷されたOCR文字との合成からなるO
CR文字列を設け、当該OCR文字列のうち、通常の墨
インキ部分のみの文字数または文字位置または文字内容
が予め設定された文字数または文字位置または文字内容
と一致するか否かにより用紙の真偽を判定することを特
徴とする用紙判定方法、にある。かかる用紙判定方法で
あるため、目視では分からない偽造用紙であっても真偽
を正しく判定することができる。
【0005】また、上記課題を解決するための本発明の
要旨の第2は、用紙送り込み部、情報読取部、用紙排出
部および制御部とから構成される用紙の真偽を判定する
装置であって、前記情報読取部は、用紙上に通常の墨イ
ンキで印刷されたOCR文字と混合墨インキで印刷され
たOCR文字との合成からなるOCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分のみを認識するとともに、通常の墨イ
ンキ部分のみの文字数または文字位置または文字内容が
予め設定された文字数または文字位置または文字内容と
一致するか否かにより用紙の真偽を判定し、「真」また
は「偽」の用紙に分けて排出することを特徴とする用紙
判定装置、にある。かかる用紙判定装置であるため、目
視では分からない偽造用紙であっても真偽を正しく判定
して仕分けすることができる。
要旨の第2は、用紙送り込み部、情報読取部、用紙排出
部および制御部とから構成される用紙の真偽を判定する
装置であって、前記情報読取部は、用紙上に通常の墨イ
ンキで印刷されたOCR文字と混合墨インキで印刷され
たOCR文字との合成からなるOCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分のみを認識するとともに、通常の墨イ
ンキ部分のみの文字数または文字位置または文字内容が
予め設定された文字数または文字位置または文字内容と
一致するか否かにより用紙の真偽を判定し、「真」また
は「偽」の用紙に分けて排出することを特徴とする用紙
判定装置、にある。かかる用紙判定装置であるため、目
視では分からない偽造用紙であっても真偽を正しく判定
して仕分けすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で通常の墨インキとは、カ
ーボンを黒色顔料として使用した活版印刷やオフセット
印刷用のインキを言う。この墨インキは反射率が低く近
赤外領域や赤外領域の波長をも吸収するので波長の長い
近赤外線や赤外線を利用するバーコードリーダーやOC
Rリーダーでの読取が可能である。一方、混合墨インキ
は、青、赤、黄色の有機顔料を混合したものなので、長
波長領域の吸収が少ないため光電変換がされず、いわゆ
るドロップアウトが生じる。
ーボンを黒色顔料として使用した活版印刷やオフセット
印刷用のインキを言う。この墨インキは反射率が低く近
赤外領域や赤外領域の波長をも吸収するので波長の長い
近赤外線や赤外線を利用するバーコードリーダーやOC
Rリーダーでの読取が可能である。一方、混合墨インキ
は、青、赤、黄色の有機顔料を混合したものなので、長
波長領域の吸収が少ないため光電変換がされず、いわゆ
るドロップアウトが生じる。
【0007】図4は、カーボンによる通常の墨インキと
混合墨インキの分光反射率特性を示す図である。図4の
ように波長が720nm以下の領域では、カーボンを含
むインキとカーボンを含まない混合墨インキは共に反射
率が低く黒色として認識されるが、720nm以上では
混合墨インキの反射率が高くなる。この近赤外域以上の
波長では視覚的な感度がないので見た目には違いを生じ
ないが、840nmや930nmの波長を認識に使用す
るのが一般的なバーコードやOCRリーダーでは明確な
違いとして認識される。
混合墨インキの分光反射率特性を示す図である。図4の
ように波長が720nm以下の領域では、カーボンを含
むインキとカーボンを含まない混合墨インキは共に反射
率が低く黒色として認識されるが、720nm以上では
混合墨インキの反射率が高くなる。この近赤外域以上の
波長では視覚的な感度がないので見た目には違いを生じ
ないが、840nmや930nmの波長を認識に使用す
るのが一般的なバーコードやOCRリーダーでは明確な
違いとして認識される。
【0008】OCR読取りに利用されている光源(用紙
の照明光源)と受光素子との関係では、白熱灯−受光
ダイオード、白熱灯−CCD素子、白熱灯−フィル
ター、陰極線管−光電管、レーザー−光電管、等の
組み合わせがあるが、最近では、、の組み合わせで
使用することが多い。一般にCCD等の撮像素子やMO
S、BBD等ではシリコンを使用するので短波長領域の
感度は低く高感度領域は800nm以上にある。図5
は、受光素子の感度とドロップアウトカラーとの関係を
示す図である。図5(A)は、白熱灯−CCD素子を使
用した場合のCCD素子の感度曲線Csと、赤色のドロ
ップアウトカラーRd、および青色のドロップアウトカ
ラーBd、を示し、図5(B)は、白熱灯−受光ダイオ
ードを使用した場合の、受光素子の感度曲線Dsと、赤
色のドロップアウトカラーRd、および青色のドロップ
アウトカラーBd、を示している。ドロップアウトカラ
ーの領域では、走査装置としては白色や淡色と同様に感
じるので、データを読み逃がしてしまうことになる。従
って、これらの色で、文字や枠組を印刷すれば、リーダ
ーには認識されないことになる。なお、黄色は淡色であ
って青色の部分に吸収があるがその他の波長域では反射
率が高く同様に認識されない。青、赤、黄色等の混色で
ある混合墨インキであっても同様である。
の照明光源)と受光素子との関係では、白熱灯−受光
ダイオード、白熱灯−CCD素子、白熱灯−フィル
ター、陰極線管−光電管、レーザー−光電管、等の
組み合わせがあるが、最近では、、の組み合わせで
使用することが多い。一般にCCD等の撮像素子やMO
S、BBD等ではシリコンを使用するので短波長領域の
感度は低く高感度領域は800nm以上にある。図5
は、受光素子の感度とドロップアウトカラーとの関係を
示す図である。図5(A)は、白熱灯−CCD素子を使
用した場合のCCD素子の感度曲線Csと、赤色のドロ
ップアウトカラーRd、および青色のドロップアウトカ
ラーBd、を示し、図5(B)は、白熱灯−受光ダイオ
ードを使用した場合の、受光素子の感度曲線Dsと、赤
色のドロップアウトカラーRd、および青色のドロップ
アウトカラーBd、を示している。ドロップアウトカラ
ーの領域では、走査装置としては白色や淡色と同様に感
じるので、データを読み逃がしてしまうことになる。従
って、これらの色で、文字や枠組を印刷すれば、リーダ
ーには認識されないことになる。なお、黄色は淡色であ
って青色の部分に吸収があるがその他の波長域では反射
率が高く同様に認識されない。青、赤、黄色等の混色で
ある混合墨インキであっても同様である。
【0009】そこで、本発明では、通常の印刷用の墨イ
ンキにより、OCR認識に適合した文字とOCR読取り
装置では認識できない混合墨インキの2種類の文字の組
み合わせからなるOCR文字の合成体部を有する印刷物
を作製する。そして、この印刷物を一般的に用いられる
OCRリーダーで読取ると混合墨インキで印刷された文
字がドロップアウトする。これにより読取り装置には目
視とは異なる情報を入力することが可能となる。本発明
はかかる知見に基づきなされたもので、目視と異なる情
報を読取り装置が認識することにより用紙の真偽を確実
に判定する方法およびその機能を持たせた装置に関する
ものである。
ンキにより、OCR認識に適合した文字とOCR読取り
装置では認識できない混合墨インキの2種類の文字の組
み合わせからなるOCR文字の合成体部を有する印刷物
を作製する。そして、この印刷物を一般的に用いられる
OCRリーダーで読取ると混合墨インキで印刷された文
字がドロップアウトする。これにより読取り装置には目
視とは異なる情報を入力することが可能となる。本発明
はかかる知見に基づきなされたもので、目視と異なる情
報を読取り装置が認識することにより用紙の真偽を確実
に判定する方法およびその機能を持たせた装置に関する
ものである。
【0010】ここで参考のため、OCR文字について検
討すると、OCR活字字体には英数字・記号のOCR−
AおよびOCR−B、片仮名のOCR−K字体が規格化
されている。OCR−Aは機械読取りが容易に行えるよ
うに変形を施したものであるが読取り精度が向上した現
在では一般的にはあまり使用されていない。OCR−A
はOCR−Bとともに、1970年にJISC6250
として制定され、1976年に一部改正されている。O
CR−Bは、OCRの分野だけでなく、広く一般事務用
にも適用できることを目標に不自然な変形を施さない字
形としたもので、1970年にJISC6250として
制定されたが、1976年に大幅な改正がされている。
図6は、OCR活字字体の一部を示す図である。図6
(A)はOCR−A、図6(B)は、旧OCR−B、図
6(C)は、OCR−Bの新字体を示す。
討すると、OCR活字字体には英数字・記号のOCR−
AおよびOCR−B、片仮名のOCR−K字体が規格化
されている。OCR−Aは機械読取りが容易に行えるよ
うに変形を施したものであるが読取り精度が向上した現
在では一般的にはあまり使用されていない。OCR−A
はOCR−Bとともに、1970年にJISC6250
として制定され、1976年に一部改正されている。O
CR−Bは、OCRの分野だけでなく、広く一般事務用
にも適用できることを目標に不自然な変形を施さない字
形としたもので、1970年にJISC6250として
制定されたが、1976年に大幅な改正がされている。
図6は、OCR活字字体の一部を示す図である。図6
(A)はOCR−A、図6(B)は、旧OCR−B、図
6(C)は、OCR−Bの新字体を示す。
【0011】このようなOCR活字の文字の大きさ
(幅、高さ)についても表1のように規定されている
が、実際にはOCR機種ごとの仕様に基づいて決定され
ることが多い。
(幅、高さ)についても表1のように規定されている
が、実際にはOCR機種ごとの仕様に基づいて決定され
ることが多い。
【表1】 (表1)
【0012】図1は、本発明の判定方法の対象となる用
紙の実施形態を説明する図である。図1の場合、有価証
券、商品券、チケット、会員証等の用紙1の所定箇所
に、5桁のOCR文字列11が印刷されている。この5
桁のOCR文字のうち、中3桁の文字12を通常の墨イ
ンキで印刷し、両外側の文字13を混合墨インキで印刷
しておけば、OCRリーダーは中3桁のOCR文字のみ
を認識し両外側のOCR文字は認識しないことになる。
そこで、予め中の3文字を読取った場合または読取った
文字の数が3の場合は「真」とするようなアルゴリズム
を設けておけば、その他の認識の場合は「偽」と判断す
ることができる。真偽の判断は読取り文字の数や位置、
文字の内容によってもよい。このようなアルゴリズムは
もっと複雑なもの、例えば印字される数字の種類に応じ
て変化させる、ようなことも考えられるが、偽造用紙等
は全て通常の墨インキで印刷するような単純な場合が多
いと考えられるので、一般的にはこのような判定方法で
十分と考えられる。
紙の実施形態を説明する図である。図1の場合、有価証
券、商品券、チケット、会員証等の用紙1の所定箇所
に、5桁のOCR文字列11が印刷されている。この5
桁のOCR文字のうち、中3桁の文字12を通常の墨イ
ンキで印刷し、両外側の文字13を混合墨インキで印刷
しておけば、OCRリーダーは中3桁のOCR文字のみ
を認識し両外側のOCR文字は認識しないことになる。
そこで、予め中の3文字を読取った場合または読取った
文字の数が3の場合は「真」とするようなアルゴリズム
を設けておけば、その他の認識の場合は「偽」と判断す
ることができる。真偽の判断は読取り文字の数や位置、
文字の内容によってもよい。このようなアルゴリズムは
もっと複雑なもの、例えば印字される数字の種類に応じ
て変化させる、ようなことも考えられるが、偽造用紙等
は全て通常の墨インキで印刷するような単純な場合が多
いと考えられるので、一般的にはこのような判定方法で
十分と考えられる。
【0013】また、この「真」の印刷物を複写機等で複
写した場合は、複写機では波長の短い紫外線や可視光を
利用するので、通常の墨インキも混合墨インキも分光反
射率に差がなく、ともに複写されることになる。従っ
て、この「真」の印刷物を複写してもカーボンを含んだ
トナーで再現されるので、全ての文字がOCRリーダー
で読み取られ「偽」であることが直ちに判定されること
になる。
写した場合は、複写機では波長の短い紫外線や可視光を
利用するので、通常の墨インキも混合墨インキも分光反
射率に差がなく、ともに複写されることになる。従っ
て、この「真」の印刷物を複写してもカーボンを含んだ
トナーで再現されるので、全ての文字がOCRリーダー
で読み取られ「偽」であることが直ちに判定されること
になる。
【0014】図2は、本発明の用紙判定装置の構成を説
明する図である。図2のように、本発明の用紙判定装置
2は用紙送り込み部21、情報読取部22、用紙排出部
23および制御部24とから構成されている。図3は、
本発明の用紙判定装置の実施形態を説明する図である。
図3のように用紙送り込み部21は、用紙を積載するホ
ッパ211と用紙を1枚ずつ供給する回転ローラ212
等から構成されている。このような用紙の送り込みは、
例えば、積載台の下側に設けた回転ローラを回転させて
下側の用紙から順次1枚ずつ送り出し、ニップローラ2
13でコンベア側に移載することにより容易に行うこと
ができる。
明する図である。図2のように、本発明の用紙判定装置
2は用紙送り込み部21、情報読取部22、用紙排出部
23および制御部24とから構成されている。図3は、
本発明の用紙判定装置の実施形態を説明する図である。
図3のように用紙送り込み部21は、用紙を積載するホ
ッパ211と用紙を1枚ずつ供給する回転ローラ212
等から構成されている。このような用紙の送り込みは、
例えば、積載台の下側に設けた回転ローラを回転させて
下側の用紙から順次1枚ずつ送り出し、ニップローラ2
13でコンベア側に移載することにより容易に行うこと
ができる。
【0015】情報読取部22は、用紙1上に混合墨イン
キで印刷されたOCR文字と通常の墨インキとで印刷さ
れたOCR文字の合成からなるOCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分の位置または数をOCRリーダー22
1で認識することを特徴としている。このようにして認
識された通常の墨インキ部分の位置または数を、予め定
められた設定値と比較し、マッチングが正しくなされれ
ば、「真」の信号を発し、正しくなければ、「偽」の信
号を発して制御部24に発信する。用紙排出部23は、
制御部からの信号に基づいて用紙を「真」または「偽」
の種別に仕分けて排出する部分である。制御部24は、
用紙判定装置2の全体を制御する部分で、OCRリーダ
ー読取り信号の受信、これに基づく用紙排出部への制御
信号の発信、装置各部のその他の駆動制御を行う。
キで印刷されたOCR文字と通常の墨インキとで印刷さ
れたOCR文字の合成からなるOCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分の位置または数をOCRリーダー22
1で認識することを特徴としている。このようにして認
識された通常の墨インキ部分の位置または数を、予め定
められた設定値と比較し、マッチングが正しくなされれ
ば、「真」の信号を発し、正しくなければ、「偽」の信
号を発して制御部24に発信する。用紙排出部23は、
制御部からの信号に基づいて用紙を「真」または「偽」
の種別に仕分けて排出する部分である。制御部24は、
用紙判定装置2の全体を制御する部分で、OCRリーダ
ー読取り信号の受信、これに基づく用紙排出部への制御
信号の発信、装置各部のその他の駆動制御を行う。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
することとする。 <実施例>図1のように会員証1の識別データ記入部に
OCR文字による5桁からなる数字11を上質紙に印刷
した。この場合、最初の1桁目の文字と最後の5桁目の
文字を混合墨インキ(ザ・インクテック株式会社製)
で、2〜4桁目の文字を通常の墨インキ(ザ・インクテ
ック株式会社製)で印刷した。従って、OCRリーダー
で読取られるのは、両端を除いた中の3文字となり、通
常の墨インキによる印刷物の場合は、全ての文字をカー
ボンを含んだインキで印刷されるので、5つの文字の全
てがOCRリーダーで読取られる。従って、3文字の読
み取りを「真」とし、5文字の読み取りを「偽」として
用紙の真偽を判定することとした。
することとする。 <実施例>図1のように会員証1の識別データ記入部に
OCR文字による5桁からなる数字11を上質紙に印刷
した。この場合、最初の1桁目の文字と最後の5桁目の
文字を混合墨インキ(ザ・インクテック株式会社製)
で、2〜4桁目の文字を通常の墨インキ(ザ・インクテ
ック株式会社製)で印刷した。従って、OCRリーダー
で読取られるのは、両端を除いた中の3文字となり、通
常の墨インキによる印刷物の場合は、全ての文字をカー
ボンを含んだインキで印刷されるので、5つの文字の全
てがOCRリーダーで読取られる。従って、3文字の読
み取りを「真」とし、5文字の読み取りを「偽」として
用紙の真偽を判定することとした。
【0017】一方、用紙判定装置の情報読取部として、
読取用光源には、キセノン蛍光ランプを使用し、センサ
ーとしては、CCDラインイメージセンサーを使用し
た。これに、コンベアと連結して、用紙送り込み部、用
紙排出部を結合して用紙判定装置を構成し試作した。
読取用光源には、キセノン蛍光ランプを使用し、センサ
ーとしては、CCDラインイメージセンサーを使用し
た。これに、コンベアと連結して、用紙送り込み部、用
紙排出部を結合して用紙判定装置を構成し試作した。
【0018】<比較例試料1>上記実施例と同様に、但
し、OCR文字部を全て、通常の墨インキで印刷した会
員証を10枚準備し、比較例試料1とした。 <比較例試料2>上記実施例で作製した会員証を、電子
式複写機で複写したコピーを10枚準備し、比較例試料
2とした。
し、OCR文字部を全て、通常の墨インキで印刷した会
員証を10枚準備し、比較例試料1とした。 <比較例試料2>上記実施例で作製した会員証を、電子
式複写機で複写したコピーを10枚準備し、比較例試料
2とした。
【0019】上記、実施例の試料1000枚中に、比較
例試料1および比較例試料2の試料各10枚を混入し
て、試作の用紙判定装置で判定試験を行ったところ、1
枚の間違いもなく、全ての「偽」会員証を抜き出すこと
ができた。
例試料1および比較例試料2の試料各10枚を混入し
て、試作の用紙判定装置で判定試験を行ったところ、1
枚の間違いもなく、全ての「偽」会員証を抜き出すこと
ができた。
【0020】
【発明の効果】本発明の用紙の判定方法は、用紙上の所
定箇所に、OCRリーダーで認識可能な通常の墨インキ
によるOCR文字と認識不可能な混合墨インキで印刷さ
れたOCR文字との合成からなるOCR文字列を設け、
OCRリーダーでの読取結果を特定条件と比較すること
により用紙の真偽を判定するようにしたので、通常の偽
造印刷物は通常の墨インキで印刷されており、直ちに
「偽」であることを判定することができる。また、用紙
の印刷や読取装置に従来技術を適用できるのでコストの
低減を図ることも可能である。また、本発明の用紙判定
装置によれば、このような「偽」の用紙を確実かつ迅速
に検出することができる。
定箇所に、OCRリーダーで認識可能な通常の墨インキ
によるOCR文字と認識不可能な混合墨インキで印刷さ
れたOCR文字との合成からなるOCR文字列を設け、
OCRリーダーでの読取結果を特定条件と比較すること
により用紙の真偽を判定するようにしたので、通常の偽
造印刷物は通常の墨インキで印刷されており、直ちに
「偽」であることを判定することができる。また、用紙
の印刷や読取装置に従来技術を適用できるのでコストの
低減を図ることも可能である。また、本発明の用紙判定
装置によれば、このような「偽」の用紙を確実かつ迅速
に検出することができる。
【図1】 本発明の判定方法の対象となる用紙の実施形
態を説明する図である。
態を説明する図である。
【図2】 本発明の用紙判定装置の構成を説明する図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の用紙判定装置の実施形態を説明する
図である。
図である。
【図4】 通常の墨インキと混合墨インキの分光反射率
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図5】 受光素子の感度とドロップアウトカラーとの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図6】 OCR活字字体の一部を示す図である。
1 用紙 2 用紙判定装置 11 OCR文字列 12 中3桁の文字 13 両外側の文字 21 用紙送り込み部 22 情報読取部 23 用紙排出部 24 制御部 211 ホッパー 212 回転ローラ 213 ニップローラ 221 OCRリーダー Rd 赤色のドロップアウトカラー Bd 青色のドロップアウトカラー Cs CCD素子の感度曲線 Ds 受光素子の感度曲線
Claims (2)
- 【請求項1】 用紙の真偽を判定する方法であって、用
紙上の所定箇所に、OCRリーダーで認識可能な通常の
墨インキによるOCR文字と認識不可能な混合墨インキ
で印刷されたOCR文字との合成からなるOCR文字列
を設け、当該OCR文字列のうち、通常の墨インキ部分
のみの文字数または文字位置または文字内容が予め設定
された文字数または文字位置または文字内容と一致する
か否かにより用紙の真偽を判定することを特徴とする用
紙判定方法。 - 【請求項2】 用紙送り込み部、情報読取部、用紙排出
部および制御部とから構成される用紙の真偽を判定する
装置であって、前記情報読取部は、用紙上に通常の墨イ
ンキで印刷されたOCR文字と混合墨インキで印刷され
たOCR文字との合成からなるOCR文字列のうち、通
常の墨インキ部分のみを認識するとともに、通常の墨イ
ンキ部分のみの文字数または文字位置または文字内容が
予め設定された文字数または文字位置または文字内容と
一致するか否かにより用紙の真偽を判定し、「真」また
は「偽」の用紙に分けて排出することを特徴とする用紙
判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15734797A JPH10329459A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 用紙判定方法および用紙判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15734797A JPH10329459A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 用紙判定方法および用紙判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329459A true JPH10329459A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15647700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15734797A Pending JPH10329459A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 用紙判定方法および用紙判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329459A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162872A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | 偽造防止帳票 |
| JP2008238631A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 印刷物およびこれを用いた印刷物の真贋判定方法 |
| JP2008238617A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 印刷物およびこれを用いた印刷物の真贋判定方法 |
| CN114254594A (zh) * | 2020-09-25 | 2022-03-29 | 上海亦存网络科技有限公司 | 表格内容比较方法和系统 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP15734797A patent/JPH10329459A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162872A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | 偽造防止帳票 |
| JP2008238631A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 印刷物およびこれを用いた印刷物の真贋判定方法 |
| JP2008238617A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toppan Forms Co Ltd | 印刷物およびこれを用いた印刷物の真贋判定方法 |
| CN114254594A (zh) * | 2020-09-25 | 2022-03-29 | 上海亦存网络科技有限公司 | 表格内容比较方法和系统 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |