JPH10329729A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH10329729A JPH10329729A JP13901697A JP13901697A JPH10329729A JP H10329729 A JPH10329729 A JP H10329729A JP 13901697 A JP13901697 A JP 13901697A JP 13901697 A JP13901697 A JP 13901697A JP H10329729 A JPH10329729 A JP H10329729A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupler
- lid
- steering torque
- housing
- electric power
- Prior art date
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部分組立品の状態での、中立調整作業や性能
チェック作業を簡単にするとともに、ハウジングへの操
舵トルク検出器、電気ケーブル、カプラの組立作業を容
易にすること。 【解決手段】 リッド71の付いたハウジング26内に
回転自在に支持された入力軸11と出力軸15とをトー
ションバー13で連結するとともに、入・出力軸11,
15間の相対ねじれ角を検出する操舵トルク検出器3を
入力軸11に固定し、その検出信号をカプラ27を介し
てハウジング26外へ取り出すようにし、さらに、リッ
ド71にカプラ27を一体的に形成した電動パワーステ
アリング装置である。
チェック作業を簡単にするとともに、ハウジングへの操
舵トルク検出器、電気ケーブル、カプラの組立作業を容
易にすること。 【解決手段】 リッド71の付いたハウジング26内に
回転自在に支持された入力軸11と出力軸15とをトー
ションバー13で連結するとともに、入・出力軸11,
15間の相対ねじれ角を検出する操舵トルク検出器3を
入力軸11に固定し、その検出信号をカプラ27を介し
てハウジング26外へ取り出すようにし、さらに、リッ
ド71にカプラ27を一体的に形成した電動パワーステ
アリング装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動パワーステアリ
ング装置の改良に関する。
ング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ステアリングハンドルの操舵力を
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が多用されてきた。この種の電動パワース
テアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助ト
ルクを発生し、この補助トルクをステアリング系に伝達
するものである。本出願人は、先に特願平8−1237
40号で電動パワーステアリング装置を提案したので、
その技術の概要を図13〜図15で説明する。但し、符
号は振り直してある。
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が多用されてきた。この種の電動パワース
テアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助ト
ルクを発生し、この補助トルクをステアリング系に伝達
するものである。本出願人は、先に特願平8−1237
40号で電動パワーステアリング装置を提案したので、
その技術の概要を図13〜図15で説明する。但し、符
号は振り直してある。
【0003】図13は従来の電動パワーステアリング装
置の概要説明図である。電動パワーステアリング装置1
00は、入力軸101をトーションバー102を介して
出力軸103に連結し、これら入・出力軸101,10
3をリッド104の付いたハウジング105内に回転自
在に収納したものである。また、電動パワーステアリン
グ装置100は、入・出力軸間101,103の相対ね
じれ角(ステアリング系の操舵トルク)を検出するため
に、入力軸101に操舵トルク検出器としてのポテンシ
ョメータ106を取付け、ポテンショメータ106の作
動子106aを出力軸103に掛け、さらに、ポテンシ
ョメータ106に電気ケーブル107を接続し、電気ケ
ーブル107を入力軸101側のケーブルリール108
に複数巻回した後、ハウジング105側のカプラ109
に接続した構成である。このため、ポテンショメータ1
06の検出信号を、カプラ109を介してハウジング1
05の外へ取り出すことができる。
置の概要説明図である。電動パワーステアリング装置1
00は、入力軸101をトーションバー102を介して
出力軸103に連結し、これら入・出力軸101,10
3をリッド104の付いたハウジング105内に回転自
在に収納したものである。また、電動パワーステアリン
グ装置100は、入・出力軸間101,103の相対ね
じれ角(ステアリング系の操舵トルク)を検出するため
に、入力軸101に操舵トルク検出器としてのポテンシ
ョメータ106を取付け、ポテンショメータ106の作
動子106aを出力軸103に掛け、さらに、ポテンシ
ョメータ106に電気ケーブル107を接続し、電気ケ
ーブル107を入力軸101側のケーブルリール108
に複数巻回した後、ハウジング105側のカプラ109
に接続した構成である。このため、ポテンショメータ1
06の検出信号を、カプラ109を介してハウジング1
05の外へ取り出すことができる。
【0004】リッド104はハウジング105の上端に
ボルト止めするものであり、また、カプラ109はハウ
ジング105の上端側部に開けた溝105aに嵌合する
ものである。リッド104とハウジング105との間は
リッド用Oリング110でシールし、カプラ109と溝
105aとの間はカプラ用Oリング111でシールする
ことになる。図中、112は機械式クラッチ、113は
ピン、114〜116は軸受、117はナット、118
はプラグ、119はゴム製カバー、120はボルトであ
る。
ボルト止めするものであり、また、カプラ109はハウ
ジング105の上端側部に開けた溝105aに嵌合する
ものである。リッド104とハウジング105との間は
リッド用Oリング110でシールし、カプラ109と溝
105aとの間はカプラ用Oリング111でシールする
ことになる。図中、112は機械式クラッチ、113は
ピン、114〜116は軸受、117はナット、118
はプラグ、119はゴム製カバー、120はボルトであ
る。
【0005】図14(a),(b)は従来の電動パワー
ステアリング装置のOリングの説明図であり、(a)は
リッド用Oリング110とカプラ用Oリング111とを
別々に設けた例を示し、(b)はリッド用Oリング11
0とカプラ用Oリング111とを一体にした例を示す。
ステアリング装置のOリングの説明図であり、(a)は
リッド用Oリング110とカプラ用Oリング111とを
別々に設けた例を示し、(b)はリッド用Oリング11
0とカプラ用Oリング111とを一体にした例を示す。
【0006】次に、従来の電動パワーステアリング装置
100の調整・組立手順を説明する。図15(a),
(b)は従来の電動パワーステアリングの調整・組立手
順説明図である。先ず(a)のように、入力軸101、
トーションバー102、出力軸103、ポテンショメー
タ106、機械式クラッチ112、軸受115を組立て
て部分組立品121を得る。そして、部分組立品121
に電気ケーブル107及びカプラ109を取付ける。
100の調整・組立手順を説明する。図15(a),
(b)は従来の電動パワーステアリングの調整・組立手
順説明図である。先ず(a)のように、入力軸101、
トーションバー102、出力軸103、ポテンショメー
タ106、機械式クラッチ112、軸受115を組立て
て部分組立品121を得る。そして、部分組立品121
に電気ケーブル107及びカプラ109を取付ける。
【0007】次に、トーションバー102に対して回転
自在とした入力軸101を、回転並びに軸方向移動させ
て、ポテンショメータ106の中立位置及び機械式クラ
ッチ112の中立位置を調整する。次に、入力軸101
のピン固定用下孔101aに合せてトーションバー10
2にピン用孔102aを開け、ピン113を圧入して、
入力軸101をトーションバー102に固定する。次
に、軸受116を取付けたハウジング105のリング溝
にOリング110を嵌合し、さらに、ハウジング105
に部分組立品121を挿入し、溝105aにOリング1
11付きカプラ109を嵌合する。最後に(b)のよう
に、ハウジング105の下方からナット117、プラグ
118を取付け、また、ハウジング105の上方から軸
受114付きリッド104及びカバー119を取付け
て、調整・組立作業を完了する。
自在とした入力軸101を、回転並びに軸方向移動させ
て、ポテンショメータ106の中立位置及び機械式クラ
ッチ112の中立位置を調整する。次に、入力軸101
のピン固定用下孔101aに合せてトーションバー10
2にピン用孔102aを開け、ピン113を圧入して、
入力軸101をトーションバー102に固定する。次
に、軸受116を取付けたハウジング105のリング溝
にOリング110を嵌合し、さらに、ハウジング105
に部分組立品121を挿入し、溝105aにOリング1
11付きカプラ109を嵌合する。最後に(b)のよう
に、ハウジング105の下方からナット117、プラグ
118を取付け、また、ハウジング105の上方から軸
受114付きリッド104及びカバー119を取付け
て、調整・組立作業を完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
15(a)の部分組立品121の状態では、ポテンショ
メータ106の中立調整や性能チェックをする際に、カ
プラ109がぶらつかないように治具にセットする必要
があり、治具取付け及び取外し作業を慎重に行わなけれ
ばならず、中立調整作業や性能チェック作業が面倒であ
る。また、ハウジング105に部分組立品121を組立
時に、Oリング111付きカプラ109を手で押さえな
がら、しかも、電気ケーブル107の巻きが緩まないよ
うに注意しながら組立る必要があり、組立作業が面倒で
時間が長くなる。
15(a)の部分組立品121の状態では、ポテンショ
メータ106の中立調整や性能チェックをする際に、カ
プラ109がぶらつかないように治具にセットする必要
があり、治具取付け及び取外し作業を慎重に行わなけれ
ばならず、中立調整作業や性能チェック作業が面倒であ
る。また、ハウジング105に部分組立品121を組立
時に、Oリング111付きカプラ109を手で押さえな
がら、しかも、電気ケーブル107の巻きが緩まないよ
うに注意しながら組立る必要があり、組立作業が面倒で
時間が長くなる。
【0009】そこで本発明の目的は、(1)部分組立品
の状態での、中立調整作業や性能チェック作業を簡単に
し、(2)ハウジングへの操舵トルク検出器、電気ケー
ブル、カプラの組立作業が容易である電動パワーステア
リング装置を提供することにある。
の状態での、中立調整作業や性能チェック作業を簡単に
し、(2)ハウジングへの操舵トルク検出器、電気ケー
ブル、カプラの組立作業が容易である電動パワーステア
リング装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、リッドの付いたハウジング
内に回転自在に支持された入力軸と出力軸とをトーショ
ンバーで連結するとともに、入・出力軸間の相対ねじれ
角を検出する操舵トルク検出器を入・出力軸の一方に固
定し、その検出信号をカプラを介してハウジング外へ取
り出すようにした電動パワーステアリング装置におい
て、リッドにカプラを一体的に形成したことを特徴とす
る。
に、請求項1記載の発明は、リッドの付いたハウジング
内に回転自在に支持された入力軸と出力軸とをトーショ
ンバーで連結するとともに、入・出力軸間の相対ねじれ
角を検出する操舵トルク検出器を入・出力軸の一方に固
定し、その検出信号をカプラを介してハウジング外へ取
り出すようにした電動パワーステアリング装置におい
て、リッドにカプラを一体的に形成したことを特徴とす
る。
【0011】リッドとカプラとを一体にしたので、入・
出力軸にリッドや操舵トルク検出器を組付けた部分組立
品の状態では、カプラがぶらついたり、カプラと操舵ト
ルク検出器とを接続する電気ケーブルが緩むことはな
い。このため、操舵トルク検出器の中立調整や性能チェ
ックをする際に、治具等にカプラをセットする必要がな
いので、部分組立品の治具取付け及び取外し作業が容易
で、また、中立調整作業や性能チェック作業が簡単にな
る。さらに、ハウジングに操舵トルク検出器やカプラを
組立時に、カプラを押さえる必要がないので、組立作業
が容易でしかも組立時間が短くてすむ。しかも、リッド
やカプラのシール箇所が少なくてすむので、組立作業が
簡単で、シール性能が良い。また、入・出力軸の一方に
操舵トルク検出器及びリッドを取付け、操舵トルク検出
器とカプラとを電気ケーブルで接続することにより、電
気ケーブルの接続作業が簡単である。さらにまた、リッ
ドとカプラとは一体化により、設計の自由度が高まる。
出力軸にリッドや操舵トルク検出器を組付けた部分組立
品の状態では、カプラがぶらついたり、カプラと操舵ト
ルク検出器とを接続する電気ケーブルが緩むことはな
い。このため、操舵トルク検出器の中立調整や性能チェ
ックをする際に、治具等にカプラをセットする必要がな
いので、部分組立品の治具取付け及び取外し作業が容易
で、また、中立調整作業や性能チェック作業が簡単にな
る。さらに、ハウジングに操舵トルク検出器やカプラを
組立時に、カプラを押さえる必要がないので、組立作業
が容易でしかも組立時間が短くてすむ。しかも、リッド
やカプラのシール箇所が少なくてすむので、組立作業が
簡単で、シール性能が良い。また、入・出力軸の一方に
操舵トルク検出器及びリッドを取付け、操舵トルク検出
器とカプラとを電気ケーブルで接続することにより、電
気ケーブルの接続作業が簡単である。さらにまた、リッ
ドとカプラとは一体化により、設計の自由度が高まる。
【0012】請求項2記載の発明は、リッド及びカプラ
を樹脂材料で構成したことを特徴とする。樹脂製リッド
及び樹脂製カプラを使用するので、電動パワーステアリ
ング装置の全体が軽量になる。また、入・出力軸ととも
に回転する操舵トルク検出器と固定側のカプラとを電気
ケーブルで接続した場合に、電気ケーブルがリッドと摺
っても、樹脂製リッドなので、電気ケーブルを損傷しに
くい。
を樹脂材料で構成したことを特徴とする。樹脂製リッド
及び樹脂製カプラを使用するので、電動パワーステアリ
ング装置の全体が軽量になる。また、入・出力軸ととも
に回転する操舵トルク検出器と固定側のカプラとを電気
ケーブルで接続した場合に、電気ケーブルがリッドと摺
っても、樹脂製リッドなので、電気ケーブルを損傷しに
くい。
【0013】請求項3記載の発明は、カプラの端子をリ
ッド並びにカプラと共に一体的に成形したことを特徴と
する。組立時に端子をリッドやカプラに取付ける必要が
ないので、生産性を高めることができ、コストを低減す
ることができる。
ッド並びにカプラと共に一体的に成形したことを特徴と
する。組立時に端子をリッドやカプラに取付ける必要が
ないので、生産性を高めることができ、コストを低減す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図であり、電動パワーステアリング
装置1は、ステアリングハンドル2で発生したステアリ
ング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出器3と、
この操舵トルク検出器3の検出信号に基づいて制御信号
を発生する制御手段4と、この制御手段4の制御信号に
基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを発生する電動
機5と、この電動機5の補助トルクをステアリング系に
伝達するトルク伝達手段6並びに機械式クラッチ40と
からなり、ラックアンドピニオン機構(ピニオン7及び
ラック8aからなる。)を介して操舵車輪9,9を操舵
するものである。
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図であり、電動パワーステアリング
装置1は、ステアリングハンドル2で発生したステアリ
ング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出器3と、
この操舵トルク検出器3の検出信号に基づいて制御信号
を発生する制御手段4と、この制御手段4の制御信号に
基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを発生する電動
機5と、この電動機5の補助トルクをステアリング系に
伝達するトルク伝達手段6並びに機械式クラッチ40と
からなり、ラックアンドピニオン機構(ピニオン7及び
ラック8aからなる。)を介して操舵車輪9,9を操舵
するものである。
【0015】図2は本発明に係る電動パワーステアリン
グ装置の要部拡大断面図であり、電動パワーステアリン
グ装置1は、上記ステアリングハンドル2(図1参照)
に連結した管状の入力軸11と、この入力軸11内に挿
通し且つ入力軸11に上部をピン12で結合したトーシ
ョンバー(弾性部材)13と、このトーションバー13
の下部にピン14で結合し下部に上記ピニオン7を刻設
した出力軸15とで、主たるステアリング系を構成した
ものである。トーションバー13は、文字通りトルクに
対して正確にねじれ角が発生するメンバーであって、入
力軸11と出力軸15との間での相対ねじり変位を発生
する。
グ装置の要部拡大断面図であり、電動パワーステアリン
グ装置1は、上記ステアリングハンドル2(図1参照)
に連結した管状の入力軸11と、この入力軸11内に挿
通し且つ入力軸11に上部をピン12で結合したトーシ
ョンバー(弾性部材)13と、このトーションバー13
の下部にピン14で結合し下部に上記ピニオン7を刻設
した出力軸15とで、主たるステアリング系を構成した
ものである。トーションバー13は、文字通りトルクに
対して正確にねじれ角が発生するメンバーであって、入
力軸11と出力軸15との間での相対ねじり変位を発生
する。
【0016】操舵トルク検出器3は、入・出力軸11,
15間の相対ねじれ角を検出することにより、ステアリ
ング系の操舵トルクを検出する検出器である。この操舵
トルク検出器3は、フレキシブルケーブルからなる電気
ケーブル24を接続したものであり、この電気ケーブル
24は、入力軸11側のケーブルリール25に複数巻回
した(例えば、3巻き程度)後、ハウジング26側のカ
プラ27に接続したものである。すなわち、電気ケーブ
ル24の一端を操舵トルク検出器3の検出本体部21に
接続し、電気ケーブル24の他端をカプラ27の端子2
8に接続することにより、操舵トルク検出器3の検出信
号をカプラ27を介してハウジング26外へ取り出すよ
うにした。
15間の相対ねじれ角を検出することにより、ステアリ
ング系の操舵トルクを検出する検出器である。この操舵
トルク検出器3は、フレキシブルケーブルからなる電気
ケーブル24を接続したものであり、この電気ケーブル
24は、入力軸11側のケーブルリール25に複数巻回
した(例えば、3巻き程度)後、ハウジング26側のカ
プラ27に接続したものである。すなわち、電気ケーブ
ル24の一端を操舵トルク検出器3の検出本体部21に
接続し、電気ケーブル24の他端をカプラ27の端子2
8に接続することにより、操舵トルク検出器3の検出信
号をカプラ27を介してハウジング26外へ取り出すよ
うにした。
【0017】後述するトルク伝達手段6のホイール32
は、出力軸15の上部に直接に回転自在に支持した厚肉
の円筒部材であり、この円筒部材に、ギヤ部32aと入
力部材32bとを軸方向に下から順に形成したものであ
る。ホイール32は、例えば、焼結含油合金材料等の自
己潤滑性を有する材料からなる。機械式クラッチ40
は、入力部材32bの内部に配置したものであり、その
断面構成は図7にて詳述する。なお、ラック8aは、こ
の図の表裏方向に延びたラック軸8に刻設したものであ
る。また、入力軸11とトーションバー13と出力軸1
5とは同軸上にある。
は、出力軸15の上部に直接に回転自在に支持した厚肉
の円筒部材であり、この円筒部材に、ギヤ部32aと入
力部材32bとを軸方向に下から順に形成したものであ
る。ホイール32は、例えば、焼結含油合金材料等の自
己潤滑性を有する材料からなる。機械式クラッチ40
は、入力部材32bの内部に配置したものであり、その
断面構成は図7にて詳述する。なお、ラック8aは、こ
の図の表裏方向に延びたラック軸8に刻設したものであ
る。また、入力軸11とトーションバー13と出力軸1
5とは同軸上にある。
【0018】ところで、電動パワーステアリング装置1
は、操舵トルク検出器3、トルク伝達手段6、入力軸1
1の一部、トーションバー13、出力軸15、電気ケー
ブル24、ケーブルリール25及び機械式クラッチ40
をハウジング26に収納し、このハウジング26上端の
開口をリッド71で塞いだものである。詳しくは、ハウ
ジング26の上端に環状の上部フランジ26aを形成
し、この上部フランジ26aにリッド71を被せてボル
ト72で固定し、しかも、上部フランジ26aとリッド
71との間をOリング73でシール(上部フランジ26
aの溝部26bにOリング73を嵌めてシール)したも
のである。リッド71は側方を向いた上記カプラ27を
一体的に形成したものであり、これらリッド71及びカ
プラ27は電気絶縁性樹脂材料からなる成型品である。
そして、上記カプラの端子28は、リッド71並びにカ
プラ27と共に一体的に成形したものである。
は、操舵トルク検出器3、トルク伝達手段6、入力軸1
1の一部、トーションバー13、出力軸15、電気ケー
ブル24、ケーブルリール25及び機械式クラッチ40
をハウジング26に収納し、このハウジング26上端の
開口をリッド71で塞いだものである。詳しくは、ハウ
ジング26の上端に環状の上部フランジ26aを形成
し、この上部フランジ26aにリッド71を被せてボル
ト72で固定し、しかも、上部フランジ26aとリッド
71との間をOリング73でシール(上部フランジ26
aの溝部26bにOリング73を嵌めてシール)したも
のである。リッド71は側方を向いた上記カプラ27を
一体的に形成したものであり、これらリッド71及びカ
プラ27は電気絶縁性樹脂材料からなる成型品である。
そして、上記カプラの端子28は、リッド71並びにカ
プラ27と共に一体的に成形したものである。
【0019】リッド71は中央の膨出した軸受部71a
に、入力軸11を回転自在に支持するための軸受74を
取付けたものであって、この軸受74は、少なくとも上
部が防水シール(片シール又は両シール)構造であり、
例えば、ゴムシールが内輪に摺接する接触ゴムシール形
軸受である。また、軸受74は補強部材としてのアルミ
ニウム合金製芯金71bを介して、軸受部71aに取付
けられているが、軸受部71aに直接嵌合した構成でも
よい。軸受部71aと芯金71bと軸受74とは、一体
的にモールド成形することができる。
に、入力軸11を回転自在に支持するための軸受74を
取付けたものであって、この軸受74は、少なくとも上
部が防水シール(片シール又は両シール)構造であり、
例えば、ゴムシールが内輪に摺接する接触ゴムシール形
軸受である。また、軸受74は補強部材としてのアルミ
ニウム合金製芯金71bを介して、軸受部71aに取付
けられているが、軸受部71aに直接嵌合した構成でも
よい。軸受部71aと芯金71bと軸受74とは、一体
的にモールド成形することができる。
【0020】入力軸11はゴム製カバー75を嵌めたも
のであって、このカバー75は、リッド71の軸受部7
1aを覆い、しかも、カバー75の内周面に設けた防水
リップ75a…にて、軸受部71aとの間をシールする
ものである。上述のように、入力軸11は軸受74を介
して、また、出力軸15は軸受76,77を介して、リ
ッド71の付いたハウジング26内に回転自在に支持さ
れることになる。なお、軸受74,77は外輪をしまり
ばめとし、内輪をすきまばめとした嵌合になりまた、軸
受76は外輪をすきまばめとし、内輪をしまりばめとし
た嵌合になる。図中、66は出力軸15に圧入した平ワ
ッシャ、78はナット、79はハウジング26下端の開
口を塞ぐプラグである。
のであって、このカバー75は、リッド71の軸受部7
1aを覆い、しかも、カバー75の内周面に設けた防水
リップ75a…にて、軸受部71aとの間をシールする
ものである。上述のように、入力軸11は軸受74を介
して、また、出力軸15は軸受76,77を介して、リ
ッド71の付いたハウジング26内に回転自在に支持さ
れることになる。なお、軸受74,77は外輪をしまり
ばめとし、内輪をすきまばめとした嵌合になりまた、軸
受76は外輪をすきまばめとし、内輪をしまりばめとし
た嵌合になる。図中、66は出力軸15に圧入した平ワ
ッシャ、78はナット、79はハウジング26下端の開
口を塞ぐプラグである。
【0021】図3(a),(b)は本発明に係る操舵ト
ルク検出器の構成図であり、(a)は側面図、(b)は
正面図である。操舵トルク検出器3はポテンショメータ
からなり、このポテンショメータは、図示せぬ抵抗素子
及び抵抗素子に沿って移動する摺動接点を内蔵した検出
本体部21と、この検出本体部21内の摺動接点を作動
するべく回転可能な棒状の作動子22と、この作動子2
2を回転方向の一方に弾発するねじりばね23とからな
る。ポテンショメータは、入力軸11の下部外周面に、
検出本体部21をボルト止めし、出力軸15の上部外周
面に設けた右上がりの傾斜溝(係合溝)15aに、作動
子22の先端部を掛けて使用することで、入・出力軸1
1,15間の相対ねじれ角を検出するものである。作動
子22は、ねじりばね23にて係合溝15aの一方の側
壁に常に押し付けられるので、回転方向への遊びがな
い。
ルク検出器の構成図であり、(a)は側面図、(b)は
正面図である。操舵トルク検出器3はポテンショメータ
からなり、このポテンショメータは、図示せぬ抵抗素子
及び抵抗素子に沿って移動する摺動接点を内蔵した検出
本体部21と、この検出本体部21内の摺動接点を作動
するべく回転可能な棒状の作動子22と、この作動子2
2を回転方向の一方に弾発するねじりばね23とからな
る。ポテンショメータは、入力軸11の下部外周面に、
検出本体部21をボルト止めし、出力軸15の上部外周
面に設けた右上がりの傾斜溝(係合溝)15aに、作動
子22の先端部を掛けて使用することで、入・出力軸1
1,15間の相対ねじれ角を検出するものである。作動
子22は、ねじりばね23にて係合溝15aの一方の側
壁に常に押し付けられるので、回転方向への遊びがな
い。
【0022】図4は本発明に係る電気ケーブルとカプラ
の接続構成図である。想像線にて示すカプラ27は複数
の端子28…(…は複数を示す。以下同じ。)と共にモ
ールド成形(型成形)したものであり、これらの端子2
8…は基端部28a…を側方に折り曲げ、カプラ27の
仕切り壁27a…で互いに仕切られつつ、側面を露出し
た構成である。基端部28a…は、電気ケーブル24の
複数のケーブル端24a…とハンダ付けにて接続するこ
とになる。基端部28a…を仕切り壁27a…で互いに
仕切ったので、隣接する基端部28a…間にハンダが流
れ込むことはない。このため、基端部28a…とケーブ
ル端24a…とを容易にしかも確実にハンダ付けするこ
とができる。なお、ハンダ付けの代りにカシメ等により
接続してもよい。
の接続構成図である。想像線にて示すカプラ27は複数
の端子28…(…は複数を示す。以下同じ。)と共にモ
ールド成形(型成形)したものであり、これらの端子2
8…は基端部28a…を側方に折り曲げ、カプラ27の
仕切り壁27a…で互いに仕切られつつ、側面を露出し
た構成である。基端部28a…は、電気ケーブル24の
複数のケーブル端24a…とハンダ付けにて接続するこ
とになる。基端部28a…を仕切り壁27a…で互いに
仕切ったので、隣接する基端部28a…間にハンダが流
れ込むことはない。このため、基端部28a…とケーブ
ル端24a…とを容易にしかも確実にハンダ付けするこ
とができる。なお、ハンダ付けの代りにカシメ等により
接続してもよい。
【0023】図5は図2の5−5線断面図であり、トル
ク伝達手段6の断面構造を示す。トルク伝達手段6は、
電動機5の出力軸5aに結合したウォーム31と、出力
軸15に回転自在に支持したホイール32とからなるウ
ォームギヤ機構である。なお、電動機5はハウジング2
6にボルト止めしたものである。従って、図2において
ステアリング系(入力軸11→トーションバー13→出
力軸15)の操舵トルクに、電動機5からの補助トルク
を付加した複合トルクで、ピニオン7を介してラック8
aを駆動する。
ク伝達手段6の断面構造を示す。トルク伝達手段6は、
電動機5の出力軸5aに結合したウォーム31と、出力
軸15に回転自在に支持したホイール32とからなるウ
ォームギヤ機構である。なお、電動機5はハウジング2
6にボルト止めしたものである。従って、図2において
ステアリング系(入力軸11→トーションバー13→出
力軸15)の操舵トルクに、電動機5からの補助トルク
を付加した複合トルクで、ピニオン7を介してラック8
aを駆動する。
【0024】図6は本発明に係る電動パワーステアリン
グ装置の要部分解斜視図である。入力軸11は下端に、
機械式クラッチ40の一構成部品である環状の位置制御
手段63をセレーション嵌合し、この位置制御手段63
は、下方に延びる3つの位置制御部材64…を一体に形
成したものである。このため、位置制御部材64…は入
力軸11を介して、図1に示すステアリングハンドル2
に連結したことになる。出力軸15は基部上端に出力部
材34を連結したものであり、この出力部材34は入力
部材32bに対して同軸上に配列した部材である。
グ装置の要部分解斜視図である。入力軸11は下端に、
機械式クラッチ40の一構成部品である環状の位置制御
手段63をセレーション嵌合し、この位置制御手段63
は、下方に延びる3つの位置制御部材64…を一体に形
成したものである。このため、位置制御部材64…は入
力軸11を介して、図1に示すステアリングハンドル2
に連結したことになる。出力軸15は基部上端に出力部
材34を連結したものであり、この出力部材34は入力
部材32bに対して同軸上に配列した部材である。
【0025】図7は図2の7−7線断面図であり、機械
式クラッチ40の断面構成を示す。なお、ハウジング2
6は省略した。機械式クラッチ40は、上記電動機5
(図2参照)の補助トルクの作用方向がステアリング系
の操舵方向と一致した場合のみ、電動機5の補助トルク
をステアリング系に伝達する複数組の摩擦係合式クラッ
チ機構の集合体である。詳しくは、機械式クラッチ40
は、入力部材32bの矢印X方向(図反時計回り方向)
に係合する3組の第1クラッチ機構41…と、逆廻り方
向に係合する3組の第2クラッチ機構51…とを、同一
円上に交互に並べたものであり、これら第1・第2クラ
ッチ機構41…,51…は摩擦係合式クラッチ機構から
なるワンウエイクラッチである。
式クラッチ40の断面構成を示す。なお、ハウジング2
6は省略した。機械式クラッチ40は、上記電動機5
(図2参照)の補助トルクの作用方向がステアリング系
の操舵方向と一致した場合のみ、電動機5の補助トルク
をステアリング系に伝達する複数組の摩擦係合式クラッ
チ機構の集合体である。詳しくは、機械式クラッチ40
は、入力部材32bの矢印X方向(図反時計回り方向)
に係合する3組の第1クラッチ機構41…と、逆廻り方
向に係合する3組の第2クラッチ機構51…とを、同一
円上に交互に並べたものであり、これら第1・第2クラ
ッチ機構41…,51…は摩擦係合式クラッチ機構から
なるワンウエイクラッチである。
【0026】更に詳しくは、第1・第2クラッチ機構4
1…,51…は、上記入力・出力部材32b,34間に
形成したテーパ状空間部61…と、これらテーパ状空間
部61…に介在して入力部材32bと出力部材34とを
係合する円柱状の係合部材62…と、これら係合部材6
2…の位置決めをなすための位置制御部材64…と、こ
れら位置制御部材64…に向って係合部材62…を弾発
する(テーパ状空間部61…のテーパ方向に係合部材6
2…を弾発する)弾発部材としての圧縮ばね65…とか
らなる。
1…,51…は、上記入力・出力部材32b,34間に
形成したテーパ状空間部61…と、これらテーパ状空間
部61…に介在して入力部材32bと出力部材34とを
係合する円柱状の係合部材62…と、これら係合部材6
2…の位置決めをなすための位置制御部材64…と、こ
れら位置制御部材64…に向って係合部材62…を弾発
する(テーパ状空間部61…のテーパ方向に係合部材6
2…を弾発する)弾発部材としての圧縮ばね65…とか
らなる。
【0027】出力部材34は、概ねおむすび形断面形状
(角部を切り落とした2等辺三角形断面の3つの辺を円
弧状とした形状)を呈する。テーパ状空間部61…は、
入力部材32bの円形内周面と出力部材34の多角形外
周面との間に形成した、周方向端部がテーパ形状を呈す
る空間部である。位置制御部材64…は、互いに離間し
つつ、入力部材32bと出力部材34との間の同一円上
に等ピッチで、回転可能に配置された部材である。この
ような構成の機械式クラッチ40は、位置制御部材64
…の移動(回転)に伴って、テーパ状空間部61…の摩
擦係合面にくさび作用により係合又は非係合する係合部
材62…で、入力部材32bと出力部材34とを係合・
非係合に選択的に切換えて、電動機5からの補助トルク
を出力軸15に伝達するものである。
(角部を切り落とした2等辺三角形断面の3つの辺を円
弧状とした形状)を呈する。テーパ状空間部61…は、
入力部材32bの円形内周面と出力部材34の多角形外
周面との間に形成した、周方向端部がテーパ形状を呈す
る空間部である。位置制御部材64…は、互いに離間し
つつ、入力部材32bと出力部材34との間の同一円上
に等ピッチで、回転可能に配置された部材である。この
ような構成の機械式クラッチ40は、位置制御部材64
…の移動(回転)に伴って、テーパ状空間部61…の摩
擦係合面にくさび作用により係合又は非係合する係合部
材62…で、入力部材32bと出力部材34とを係合・
非係合に選択的に切換えて、電動機5からの補助トルク
を出力軸15に伝達するものである。
【0028】ところで、第1・第2クラッチ機構41
…,51…のうち、特定の各1組(以下、「特定第1・
第2クラッチ機構41A,51A」と称する。)は、他
の組よりも早いタイミングで非係合状態になるものであ
る。具体的には、特定第1・第2クラッチ機構41A,
51Aの係合部材62…の位置決めをなす位置制御部材
64(以下、「特定位置制御部材64A」と称する。)
の円弧長L1が、他の位置制御部材64…の円弧長L2よ
りも大きい。そして、断面略2等辺三角形である出力部
材34において、1つの角部に特定位置制御部材64A
を配置し、互いに等角度の2つの角部に他の位置制御部
材64…を配置したものである。
…,51…のうち、特定の各1組(以下、「特定第1・
第2クラッチ機構41A,51A」と称する。)は、他
の組よりも早いタイミングで非係合状態になるものであ
る。具体的には、特定第1・第2クラッチ機構41A,
51Aの係合部材62…の位置決めをなす位置制御部材
64(以下、「特定位置制御部材64A」と称する。)
の円弧長L1が、他の位置制御部材64…の円弧長L2よ
りも大きい。そして、断面略2等辺三角形である出力部
材34において、1つの角部に特定位置制御部材64A
を配置し、互いに等角度の2つの角部に他の位置制御部
材64…を配置したものである。
【0029】また、上記出力部材34は、出力軸15に
径方向移動可能に取付けたものである。具体的には、出
力部材34を、特定位置制御部材64Aの幅中心方向に
向って移動可能とした。詳しくは、出力部材34に長円
若しくは楕円の貫通孔34aを開け、この貫通孔34a
に円形の出力軸15を嵌合し、且つ、貫通孔34aの長
手軸上にピン14を通し、このピン14に弾発部材とし
ての皿ばね35を介設して、この皿ばね35で出力部材
34の貫通孔34aを出力軸15に相対的に押圧する構
成にした。すなわち、出力軸15の外周面と貫通孔34
aの長手軸方向の面との間に皿ばね35を介在し、この
皿ばね35の弾発方向を出力部材34の移動方向(貫通
孔34aの長手軸方向)に合致させ、出力部材34を出
力軸15へ押圧する構成にした。これにより、出力軸1
5に対して出力部材34に移動方向への予圧を付与する
ことができる。
径方向移動可能に取付けたものである。具体的には、出
力部材34を、特定位置制御部材64Aの幅中心方向に
向って移動可能とした。詳しくは、出力部材34に長円
若しくは楕円の貫通孔34aを開け、この貫通孔34a
に円形の出力軸15を嵌合し、且つ、貫通孔34aの長
手軸上にピン14を通し、このピン14に弾発部材とし
ての皿ばね35を介設して、この皿ばね35で出力部材
34の貫通孔34aを出力軸15に相対的に押圧する構
成にした。すなわち、出力軸15の外周面と貫通孔34
aの長手軸方向の面との間に皿ばね35を介在し、この
皿ばね35の弾発方向を出力部材34の移動方向(貫通
孔34aの長手軸方向)に合致させ、出力部材34を出
力軸15へ押圧する構成にした。これにより、出力軸1
5に対して出力部材34に移動方向への予圧を付与する
ことができる。
【0030】さらに、1組のクラッチ機構(特定第1ク
ラッチ機構41A又は特定第2クラッチ機構51A)の
み解除した際に、出力部材34を径方向移動自在となす
べく、他のクラッチ機構41…,51…の係合部材62
…と係合する出力部材34の係合面を抜け勾配とした。
すなわち、出力部材34が径方向へ移動するときに、こ
れの多角形外周面が係合部材62…から離れ易い形状と
した。このため、1組を解除した場合に、出力部材34
は何等規制されることなく径方向に移動できる。従っ
て、1組のクラッチ機構を解除するだけで、他のクラッ
チ機構をも確実に解除できる。
ラッチ機構41A又は特定第2クラッチ機構51A)の
み解除した際に、出力部材34を径方向移動自在となす
べく、他のクラッチ機構41…,51…の係合部材62
…と係合する出力部材34の係合面を抜け勾配とした。
すなわち、出力部材34が径方向へ移動するときに、こ
れの多角形外周面が係合部材62…から離れ易い形状と
した。このため、1組を解除した場合に、出力部材34
は何等規制されることなく径方向に移動できる。従っ
て、1組のクラッチ機構を解除するだけで、他のクラッ
チ機構をも確実に解除できる。
【0031】次に、上記構成の機械式クラッチ40の作
用を、図1、図7、及び図8に基づき説明する。図8は
本発明に係る機械式クラッチの作用図である。図1にお
いて、ステアリングハンドル2を操舵しない場合、操舵
トルク検出器3の信号が無いので、制御装置4は制御信
号(アシスト命令信号)を出力しない。このため、電動
機5は補助トルクを発生しない状態であり、図7に示す
ように各第1・第2クラッチ機構41…、51…は、全
て解除状態(中立状態)にある。
用を、図1、図7、及び図8に基づき説明する。図8は
本発明に係る機械式クラッチの作用図である。図1にお
いて、ステアリングハンドル2を操舵しない場合、操舵
トルク検出器3の信号が無いので、制御装置4は制御信
号(アシスト命令信号)を出力しない。このため、電動
機5は補助トルクを発生しない状態であり、図7に示す
ように各第1・第2クラッチ機構41…、51…は、全
て解除状態(中立状態)にある。
【0032】次に、ステアリングハンドル2の操舵トル
クが小さく、電動機5が補助トルクを発生しない場合、
入力軸11(図2参照)に連結した位置制御部材64…
と出力部材34との間の位相は、ほとんど変化しない。
この場合には、各位置制御部材64…が、例えば、この
図の反時計回り方向に若干移動するものの、第1クラッ
チ機構41…は係合するには至らない。このため、出力
部材34は、電動機5のフリクションやイナーシャの影
響を受けず、図2に示すステアリング系(入力軸11→
トーションバー13→出力軸15)の操舵トルクで回転
し、出力軸15を駆動する。
クが小さく、電動機5が補助トルクを発生しない場合、
入力軸11(図2参照)に連結した位置制御部材64…
と出力部材34との間の位相は、ほとんど変化しない。
この場合には、各位置制御部材64…が、例えば、この
図の反時計回り方向に若干移動するものの、第1クラッ
チ機構41…は係合するには至らない。このため、出力
部材34は、電動機5のフリクションやイナーシャの影
響を受けず、図2に示すステアリング系(入力軸11→
トーションバー13→出力軸15)の操舵トルクで回転
し、出力軸15を駆動する。
【0033】一方、ステアリングハンドル2の操舵トル
クが大きく、電動機5が補助トルクを発生している場
合、入力軸11に連結した位置制御部材64…(特定位
置制御部材64Aを含む)と出力部材34との間の位相
が大きく変化する。例えば図7に示すように、位置制御
部材64…が矢印X方向に大きく移動すると、全ての第
1クラッチ機構41…の係合部材62…は、圧縮ばね6
5…の弾発力で、テーパ状空間部61…の周方向端部に
移動し、摩擦力にて入力・出力部材32b,34間を係
合状態に切換える。その結果、全ての第1クラッチ機構
41…は係合状態になる。電動機5が回転することで、
入力部材32bは矢印X方向に回転し、第1クラッチ機
構41…を介して出力部材34に補助トルクを伝達す
る。このため、出力部材34は、ステアリング系(入力
軸11→トーションバー13→出力軸15)の操舵トル
クに、電動機5が発生した補助トルクを付加した複合ト
ルクで矢印X方向に回転し、出力軸15を駆動する。
クが大きく、電動機5が補助トルクを発生している場
合、入力軸11に連結した位置制御部材64…(特定位
置制御部材64Aを含む)と出力部材34との間の位相
が大きく変化する。例えば図7に示すように、位置制御
部材64…が矢印X方向に大きく移動すると、全ての第
1クラッチ機構41…の係合部材62…は、圧縮ばね6
5…の弾発力で、テーパ状空間部61…の周方向端部に
移動し、摩擦力にて入力・出力部材32b,34間を係
合状態に切換える。その結果、全ての第1クラッチ機構
41…は係合状態になる。電動機5が回転することで、
入力部材32bは矢印X方向に回転し、第1クラッチ機
構41…を介して出力部材34に補助トルクを伝達す
る。このため、出力部材34は、ステアリング系(入力
軸11→トーションバー13→出力軸15)の操舵トル
クに、電動機5が発生した補助トルクを付加した複合ト
ルクで矢印X方向に回転し、出力軸15を駆動する。
【0034】その後、何等かの理由で電動機5による補
助トルクの伝達が継続している場合に、第1クラッチ機
構41…は次のようにして解除される。ステアリングハ
ンドル2を逆方向に操舵すると、図8で全ての位置制御
部材64…は入力部材32bの回転方向と反対方向に回
る。そして、特定位置制御部材64Aは、他の位置制御
部材64…よりも先に、右隣の係合部材62(便宜的に
「係合部材62A」と称する。)に当接し、摩擦力及び
弾発力に抗して押出す。
助トルクの伝達が継続している場合に、第1クラッチ機
構41…は次のようにして解除される。ステアリングハ
ンドル2を逆方向に操舵すると、図8で全ての位置制御
部材64…は入力部材32bの回転方向と反対方向に回
る。そして、特定位置制御部材64Aは、他の位置制御
部材64…よりも先に、右隣の係合部材62(便宜的に
「係合部材62A」と称する。)に当接し、摩擦力及び
弾発力に抗して押出す。
【0035】このため、係合部材62Aは特定第1クラ
ッチ機構41Aの係合を解除する。この時点で、他の位
置制御部材64…は係合部材62…と当接していない。
従って、他の係合部材62…から出力部材34に継続し
て、図中の矢印Z1,Z2で示すベクトルが作用してお
り、これらのベクトルの合力に基づき、出力部材34に
図中の矢印Z3で示す偏荷重が作用する。その結果、出
力部材34は皿ばね35の弾発力に抗し、ピン14を案
内として特定位置制御部材64A側に僅かに移動する。
従って、他の係合部材62…の係合力が弱まる。
ッチ機構41Aの係合を解除する。この時点で、他の位
置制御部材64…は係合部材62…と当接していない。
従って、他の係合部材62…から出力部材34に継続し
て、図中の矢印Z1,Z2で示すベクトルが作用してお
り、これらのベクトルの合力に基づき、出力部材34に
図中の矢印Z3で示す偏荷重が作用する。その結果、出
力部材34は皿ばね35の弾発力に抗し、ピン14を案
内として特定位置制御部材64A側に僅かに移動する。
従って、他の係合部材62…の係合力が弱まる。
【0036】その直後に、他の位置制御部材64…も係
合部材62…と当接して、元の中立位置に戻す。その結
果、他の第1クラッチ機構41…も解除される。出力部
材34は皿ばね35の弾発力により、中立位置に自動復
帰する。
合部材62…と当接して、元の中立位置に戻す。その結
果、他の第1クラッチ機構41…も解除される。出力部
材34は皿ばね35の弾発力により、中立位置に自動復
帰する。
【0037】なお、第2クラッチ機構51…は、上記第
1クラッチ機構41…と逆作動をするものであり、ステ
アリングハンドル2を逆方向に操舵した場合に、上記図
7、図8にて説明した作用と同様の操作で、係合・非係
合に切換えることができる。
1クラッチ機構41…と逆作動をするものであり、ステ
アリングハンドル2を逆方向に操舵した場合に、上記図
7、図8にて説明した作用と同様の操作で、係合・非係
合に切換えることができる。
【0038】次に、操舵トルク検出器3の調整原理を図
9に基づき説明する。図9(a)〜(c)は本発明に係
る操舵トルク検出器の調整原理図である。(a)におい
て、操舵トルク検出器3は、検出本体部21を入力軸1
1に取付け、作動子22の先端部を傾斜溝15aに係合
した状態にある。(b)のように、入力軸11を上方に
移動すると、作動子22は右上がりの傾斜溝15aに案
内されて、図反時計回りに回る。(c)のように、入力
軸11を下方に移動すると、作動子22は傾斜溝15a
に案内されて、図時計回りに回る。このように、入力軸
11を軸方向に移動することにより、作動子22が回る
ので、操舵トルク検出器3の中立位置を容易に且つ正確
に調整できる。
9に基づき説明する。図9(a)〜(c)は本発明に係
る操舵トルク検出器の調整原理図である。(a)におい
て、操舵トルク検出器3は、検出本体部21を入力軸1
1に取付け、作動子22の先端部を傾斜溝15aに係合
した状態にある。(b)のように、入力軸11を上方に
移動すると、作動子22は右上がりの傾斜溝15aに案
内されて、図反時計回りに回る。(c)のように、入力
軸11を下方に移動すると、作動子22は傾斜溝15a
に案内されて、図時計回りに回る。このように、入力軸
11を軸方向に移動することにより、作動子22が回る
ので、操舵トルク検出器3の中立位置を容易に且つ正確
に調整できる。
【0039】次に、操舵トルク検出器3及び機械式クラ
ッチ40の部分組立方法及び調整方法を、図10及び図
11に基づき説明する。図10(a),(b)及び図1
1(a),(b)は、本発明に係る操舵トルク検出器及
び機械式クラッチの部分組立手順及び調整手順説明図で
ある。 (1)先ず、図10(a)において、上部にピン固定用
下孔11aを開けた入力軸11にトーションバー13を
挿通し、トルク伝達手段6の一部、入力軸11、トーシ
ョンバー13、出力軸15、機械式クラッチ40を組立
てる。
ッチ40の部分組立方法及び調整方法を、図10及び図
11に基づき説明する。図10(a),(b)及び図1
1(a),(b)は、本発明に係る操舵トルク検出器及
び機械式クラッチの部分組立手順及び調整手順説明図で
ある。 (1)先ず、図10(a)において、上部にピン固定用
下孔11aを開けた入力軸11にトーションバー13を
挿通し、トルク伝達手段6の一部、入力軸11、トーシ
ョンバー13、出力軸15、機械式クラッチ40を組立
てる。
【0040】(2)次に、入力軸11に検出本体部21
を取付け、出力軸15の傾斜溝15aに作動子22を掛
ける。このようにして操舵トルク検出器3、トルク伝達
手段6、入力軸11、トーションバー13、出力軸15
及びクラッチ機構40を組立てて部分組立品Aを得る。
を取付け、出力軸15の傾斜溝15aに作動子22を掛
ける。このようにして操舵トルク検出器3、トルク伝達
手段6、入力軸11、トーションバー13、出力軸15
及びクラッチ機構40を組立てて部分組立品Aを得る。
【0041】(3)次に、入力軸11に、電気ケーブル
24を巻いたケーブルリール25と、軸受74を取付け
たリッド71と、カバー75とを取付ける。そして、電
気ケーブル24を操舵トルク検出器3及びカプラ27に
接続する。このようにカプラ27を取付けた部分組立品
Aの状態では、図10(b)に示すように、カプラ27
がぶらついたり、カプラ27と操舵トルク検出器3とを
接続する電気ケーブル24が緩むことはない。このた
め、後述する操舵トルク検出器3や機械式クラッチ40
の中立調整、性能チェックをする際に、治具等にカプラ
27をセットする必要がない。
24を巻いたケーブルリール25と、軸受74を取付け
たリッド71と、カバー75とを取付ける。そして、電
気ケーブル24を操舵トルク検出器3及びカプラ27に
接続する。このようにカプラ27を取付けた部分組立品
Aの状態では、図10(b)に示すように、カプラ27
がぶらついたり、カプラ27と操舵トルク検出器3とを
接続する電気ケーブル24が緩むことはない。このた
め、後述する操舵トルク検出器3や機械式クラッチ40
の中立調整、性能チェックをする際に、治具等にカプラ
27をセットする必要がない。
【0042】(4)次に、図10(b)において、トー
ションバー13に対して回転自在とした入力軸11を、
機械式クラッチ40の中立位置まで回す。詳しくは、入
力軸11を回すことで、位置制御部材64…を第1・第
2クラッチ機構41…,51…の中立位置に設定する。
これで、機械式クラッチ40の中立位置の調整を完了す
る。
ションバー13に対して回転自在とした入力軸11を、
機械式クラッチ40の中立位置まで回す。詳しくは、入
力軸11を回すことで、位置制御部材64…を第1・第
2クラッチ機構41…,51…の中立位置に設定する。
これで、機械式クラッチ40の中立位置の調整を完了す
る。
【0043】(5)その後、図11(a)において、入
力軸11を操舵トルク検出器3の中立位置まで軸方向に
移動する。詳しくは、入力軸11を軸方向に移動するこ
とで、上記図9の調整原理により中立位置に設定する。
これで、操舵トルク検出器3の中立位置の調整を完了す
る。
力軸11を操舵トルク検出器3の中立位置まで軸方向に
移動する。詳しくは、入力軸11を軸方向に移動するこ
とで、上記図9の調整原理により中立位置に設定する。
これで、操舵トルク検出器3の中立位置の調整を完了す
る。
【0044】(6)最後に、図11(b)において、入
力軸11のピン固定用下孔11aに合せてトーションバ
ー13にピン用孔13aを開け、これらの下孔11a及
びピン用孔13aにピン12を圧入し、入力軸11をト
ーションバー13に固定する。このように、最初に、機
械式クラッチ40の中立位置を調整し、その後、操舵ト
ルク検出器3の中立位置を調整することで、それぞれ個
別に高精度に調整できる。
力軸11のピン固定用下孔11aに合せてトーションバ
ー13にピン用孔13aを開け、これらの下孔11a及
びピン用孔13aにピン12を圧入し、入力軸11をト
ーションバー13に固定する。このように、最初に、機
械式クラッチ40の中立位置を調整し、その後、操舵ト
ルク検出器3の中立位置を調整することで、それぞれ個
別に高精度に調整できる。
【0045】次に、電動パワーステアリングの組立方法
を図12に基づき説明する。図12(a),(b)は本
発明に係る電動パワーステアリングの組立手順説明図で
ある。 (1)先ず、図12(a)において、ハウジング26の
下部に軸受77を取付け、また、上部フランジ26aの
溝部26bにOリング73を嵌める。 (2)次に、上記図11(b)にてセットした状態の部
分組立品A(リッド71及びカバー75を組付けた組立
品)をハウジング26の上端開口から挿入し、操舵トル
ク検出器3、トルク伝達手段6、入力軸11の一部、出
力軸15及びクラッチ機構40を収納する。 (3)次に、ハウジング26の上部フランジ26aにリ
ッド71を被せてボルト72にて固定する(ハウジング
26上端の開口をリッド71で塞ぐ。)。このとき、カ
プラ27やOリング73を手などで押さえる必要がない
ので、組立作業が容易でしかも組立時間が短くてすむ。
従って、組立作業性が良い。
を図12に基づき説明する。図12(a),(b)は本
発明に係る電動パワーステアリングの組立手順説明図で
ある。 (1)先ず、図12(a)において、ハウジング26の
下部に軸受77を取付け、また、上部フランジ26aの
溝部26bにOリング73を嵌める。 (2)次に、上記図11(b)にてセットした状態の部
分組立品A(リッド71及びカバー75を組付けた組立
品)をハウジング26の上端開口から挿入し、操舵トル
ク検出器3、トルク伝達手段6、入力軸11の一部、出
力軸15及びクラッチ機構40を収納する。 (3)次に、ハウジング26の上部フランジ26aにリ
ッド71を被せてボルト72にて固定する(ハウジング
26上端の開口をリッド71で塞ぐ。)。このとき、カ
プラ27やOリング73を手などで押さえる必要がない
ので、組立作業が容易でしかも組立時間が短くてすむ。
従って、組立作業性が良い。
【0046】(4)最後に、図12(b)において、ハ
ウジング26下端の開口から挿入したナット78で出力
軸15と軸受77とをセットする。これで、出力軸15
は軸受76,77にてハウジング26に支持された状態
になる。その後、ハウジング26下端の開口をプラグ7
9で塞ぐ。
ウジング26下端の開口から挿入したナット78で出力
軸15と軸受77とをセットする。これで、出力軸15
は軸受76,77にてハウジング26に支持された状態
になる。その後、ハウジング26下端の開口をプラグ7
9で塞ぐ。
【0047】ところで、ハウジング26にトルク伝達手
段6のウォーム31を取付ける順序は、ハウジング26
に部分組立品Aを収納する前又は後のどちらでもよい。
このようにして、操舵トルク検出器3、トルク伝達手段
6及び機械式クラッチ40を含んで組立てた部分組立品
Aを、一端が開口したハウジング26に挿入すること
で、一括収納できる。
段6のウォーム31を取付ける順序は、ハウジング26
に部分組立品Aを収納する前又は後のどちらでもよい。
このようにして、操舵トルク検出器3、トルク伝達手段
6及び機械式クラッチ40を含んで組立てた部分組立品
Aを、一端が開口したハウジング26に挿入すること
で、一括収納できる。
【0048】なお、上記実施の形態において、弾性部材
13は、操舵トルクに比例して入力軸11と出力軸15
との間での相対ねじり変位を発生させるものであればよ
く、トーションバーに限定するものではない。また、入
力軸11の外周面に傾斜溝を備え、この傾斜溝に操舵ト
ルク検出器3の作動子22を掛け、出力軸15の外周面
に操舵トルク検出器3の検出本体部21を取付けたもの
でもよい。
13は、操舵トルクに比例して入力軸11と出力軸15
との間での相対ねじり変位を発生させるものであればよ
く、トーションバーに限定するものではない。また、入
力軸11の外周面に傾斜溝を備え、この傾斜溝に操舵ト
ルク検出器3の作動子22を掛け、出力軸15の外周面
に操舵トルク検出器3の検出本体部21を取付けたもの
でもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、リッドとカプラとを一体
にしたので、入・出力軸にリッドや操舵トルク検出器を
組付けた部分組立品の状態では、カプラがぶらついた
り、カプラと操舵トルク検出器とを接続する電気ケーブ
ルが緩むことはない。このため、操舵トルク検出器の中
立調整や性能チェックをする際に、治具等にカプラをセ
ットする必要がないので、部分組立品の治具取付け及び
取外し作業が容易で、また、中立調整作業や性能チェッ
ク作業が簡単になる。さらに、ハウジングに操舵トルク
検出器やカプラを組立時に、カプラを押さえる必要がな
いので、組立作業が容易でしかも組立時間が短くてす
む。しかも、リッドやカプラのシール箇所が少なくてす
むので、組立作業が簡単で、シール性能が良い。また、
入・出力軸の一方に操舵トルク検出器及びリッドを取付
け、操舵トルク検出器とカプラとを電気ケーブルで接続
することにより、電気ケーブルの接続作業が簡単であ
る。さらにまた、リッドとカプラとは一体化により、設
計の自由度が高まる。
する。請求項1記載の発明は、リッドとカプラとを一体
にしたので、入・出力軸にリッドや操舵トルク検出器を
組付けた部分組立品の状態では、カプラがぶらついた
り、カプラと操舵トルク検出器とを接続する電気ケーブ
ルが緩むことはない。このため、操舵トルク検出器の中
立調整や性能チェックをする際に、治具等にカプラをセ
ットする必要がないので、部分組立品の治具取付け及び
取外し作業が容易で、また、中立調整作業や性能チェッ
ク作業が簡単になる。さらに、ハウジングに操舵トルク
検出器やカプラを組立時に、カプラを押さえる必要がな
いので、組立作業が容易でしかも組立時間が短くてす
む。しかも、リッドやカプラのシール箇所が少なくてす
むので、組立作業が簡単で、シール性能が良い。また、
入・出力軸の一方に操舵トルク検出器及びリッドを取付
け、操舵トルク検出器とカプラとを電気ケーブルで接続
することにより、電気ケーブルの接続作業が簡単であ
る。さらにまた、リッドとカプラとは一体化により、設
計の自由度が高まる。
【0050】請求項2記載の発明は、リッド及びカプラ
を樹脂材料で構成したので、電動パワーステアリング装
置の全体が軽量になる。また、入・出力軸とともに回転
する操舵トルク検出器と固定側のカプラとを電気ケーブ
ルで接続した場合に、電気ケーブルがリッドと摺って
も、樹脂製リッドなので、電気ケーブルを損傷しにく
い。
を樹脂材料で構成したので、電動パワーステアリング装
置の全体が軽量になる。また、入・出力軸とともに回転
する操舵トルク検出器と固定側のカプラとを電気ケーブ
ルで接続した場合に、電気ケーブルがリッドと摺って
も、樹脂製リッドなので、電気ケーブルを損傷しにく
い。
【0051】請求項3記載の発明は、カプラの端子をリ
ッド並びにカプラと共に一体的に成形したので、組立時
に端子をリッドやカプラに取付ける必要がない。このた
め、生産性を高めることができ、コストを低減すること
ができる。
ッド並びにカプラと共に一体的に成形したので、組立時
に端子をリッドやカプラに取付ける必要がない。このた
め、生産性を高めることができ、コストを低減すること
ができる。
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の全
体構成図
体構成図
【図2】本発明に係る電動パワーステアリング装置の要
部拡大断面図
部拡大断面図
【図3】本発明に係る操舵トルク検出器の構成図
【図4】本発明に係る電気ケーブルとカプラの接続構成
図
図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】本発明に係る電動パワーステアリング装置の要
部分解斜視図
部分解斜視図
【図7】図2の7−7線断面図
【図8】本発明に係る機械式クラッチの作用図
【図9】本発明に係る操舵トルク検出器の調整原理図
【図10】本発明に係る操舵トルク検出器及び機械式ク
ラッチの調整手順説明図
ラッチの調整手順説明図
【図11】本発明に係る操舵トルク検出器及び機械式ク
ラッチの調整手順説明図
ラッチの調整手順説明図
【図12】本発明に係る電動パワーステアリングの組立
手順説明図
手順説明図
【図13】従来の電動パワーステアリング装置の概要説
明図
明図
【図14】従来の電動パワーステアリング装置のOリン
グの説明図
グの説明図
【図15】従来の電動パワーステアリングの調整・組立
手順説明図
手順説明図
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングハ
ンドル、3…操舵トルク検出器(ポテンショメータ)、
5…電動機、6…トルク伝達手段、11…入力軸、13
…トーションバー(弾性部材)、15…出力軸、15a
…係合溝、21…検出本体部、22…作動子、24…電
気ケーブル(フレキシブルケーブル)、25…ケーブル
リール、26…ハウジング、26a…上部フランジ、2
6b…溝部、27…カプラ、28…端子、40…機械式
クラッチ、71…リッド、72…ボルト、73…Oリン
グ。
ンドル、3…操舵トルク検出器(ポテンショメータ)、
5…電動機、6…トルク伝達手段、11…入力軸、13
…トーションバー(弾性部材)、15…出力軸、15a
…係合溝、21…検出本体部、22…作動子、24…電
気ケーブル(フレキシブルケーブル)、25…ケーブル
リール、26…ハウジング、26a…上部フランジ、2
6b…溝部、27…カプラ、28…端子、40…機械式
クラッチ、71…リッド、72…ボルト、73…Oリン
グ。
Claims (3)
- 【請求項1】 リッドの付いたハウジング内に回転自在
に支持された入力軸と出力軸とをトーションバーで連結
するとともに、前記入・出力軸間の相対ねじれ角を検出
する操舵トルク検出器を前記入・出力軸の一方に固定
し、その検出信号をカプラを介して前記ハウジング外へ
取り出すようにした電動パワーステアリング装置におい
て、前記リッドに前記カプラを一体的に形成したことを
特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 【請求項2】 前記リッド及びカプラは樹脂材料からな
ることを特徴とした請求項1記載の電動パワーステアリ
ング装置。 - 【請求項3】 前記カプラの端子を、前記リッド並びに
カプラと共に一体的に成形したことを特徴とする請求項
2記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13901697A JPH10329729A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13901697A JPH10329729A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329729A true JPH10329729A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15235515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13901697A Pending JPH10329729A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329729A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001106097A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動式舵取装置 |
| JP2003531072A (ja) * | 2000-04-25 | 2003-10-21 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | モジュール式電気舵取り歯車組立体 |
| JP2005008045A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Nok Corp | パワーステアリング用密封装置 |
| JP2018047726A (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ステアリング装置 |
| CN108749917A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-06 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车电动助力转向装置 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13901697A patent/JPH10329729A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001106097A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動式舵取装置 |
| JP2003531072A (ja) * | 2000-04-25 | 2003-10-21 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | モジュール式電気舵取り歯車組立体 |
| JP2005008045A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Nok Corp | パワーステアリング用密封装置 |
| JP2018047726A (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ステアリング装置 |
| WO2018055807A1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ステアリング装置 |
| CN109689474A (zh) * | 2016-09-20 | 2019-04-26 | 日立汽车系统株式会社 | 转向装置 |
| US11529989B2 (en) | 2016-09-20 | 2022-12-20 | Hitachi Astemo, Ltd. | Steering apparatus |
| CN108749917A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-06 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种客车电动助力转向装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040122 |