JPH10329845A - 易開口包装袋及びその製造方法 - Google Patents
易開口包装袋及びその製造方法Info
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- JPH10329845A JPH10329845A JP9157432A JP15743297A JPH10329845A JP H10329845 A JPH10329845 A JP H10329845A JP 9157432 A JP9157432 A JP 9157432A JP 15743297 A JP15743297 A JP 15743297A JP H10329845 A JPH10329845 A JP H10329845A
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Abstract
イルムを引裂いて、大きい開口を容易に形成することが
できるピロータイプの易開口包装袋及びその製造方法を
提供することである。 【解決手段】 2軸延伸フイルム層と1軸延伸フイルム
層と熱接着性樹脂層からなる積層フイルムを、熱接着性
樹脂層を内側にして合掌熱接着部と端縁熱接着部により
形成されたピロータイプ袋であって、合掌熱接着部の外
側の積層フイルム端縁に沿った所定巾を非熱接着部とす
ると共に非熱接着部に所定間隔をおいて2箇所の切込を
形成し、2箇所の切込間の合掌熱接着部に対応する熱接
着性樹脂層の少なくとも一方の面に熱接着強度調整層を
形成した構成の易開口包装袋である。
Description
を形成することができる包装袋及びその製造方法に関す
る。
シール部を剥離して開封させる袋としては、例えば、実
開平3−84750号に記載されているような、内面側
にイージーピールシーラント層が積層された包材を使用
して、イージーピールシーラント層同志を合わせて熱接
着して背シール部を設けると共に背シール部の包材端縁
側に非シール部を形成し、上部シールと底部シールを設
けた構成のピロータイプの易開封性包装袋が知られてい
る。上記の構成の易開封性包装袋の場合、背シール部の
包材端縁側に形成された非シールをつまんで背シール部
を剥離することにより容易に開封することができるが、
非シールをつまんで背シール部を剥離すると、背シール
部全体が剥離し次いで上部シールと底部シールも剥離し
てしまった状態で、袋全体を開封してしまうことにな
り、部分的に所定の大きさの開口を形成することが困難
であるという欠点があった。
に合掌熱接着部を剥離すると共に包装袋を引き裂いて、
任意の大きさの開口を容易に形成することができるピロ
ータイプの易開口包装袋を提供することである。
接着性樹脂層とを有する積層フイルムからなり、前記熱
接着性樹脂層を内側にして合掌熱接着部と端縁熱接着部
により形成されたピロータイプ袋であって、前記合掌熱
接着部の外側の積層フイルム端縁に沿った所定巾を非熱
接着部とすると共に、前記非熱接着部に所定間隔をおい
て2箇所の切込を形成した構成の易開口包装袋であるの
で、2箇所の切込間の非熱接着部を摘んで両側に引っ張
り合掌熱接着部を剥離すると同時に、切込に対応した位
置で積層フイルムを引裂くことにより、簡単に大きい開
口を形成することができる。
イルムを前記1軸延伸フイルム層面に2軸延伸フイルム
層を積層した構成とすることにより、2軸延伸フイルム
層の耐熱性が良好であるため熱接着によりピロータイプ
袋を作製する際の作業性がよくなると共にガスバリアー
性の優れた易開口包装袋とすることができる。
伸フイルム層の前記熱接着性樹脂層の積層面と反対側に
絵柄層を形成すると共に、2箇所の前記切込間の前記合
掌熱接着部に対応する前記熱接着性樹脂層の少なくとも
一方の面に熱接着強度調整層を形成した構成とすること
により、2箇所の切込間の非熱接着部を摘んで両側に引
っ張ることにより、熱接着強度調整層が形成された部分
の合掌熱接着部を容易に剥離することができるし、更に
2箇所の切込に対応した位置で積層フイルムを引裂いて
包装袋を開口させた場合においても、熱接着強度調整層
が形成されていない合掌熱接着部は接着強度が強く剥離
することがないので、2箇所の切込の間隔に対応した大
きさの開口を容易に形成することができる。
性樹脂層がオレフイン系樹脂からなり、前記熱接着強度
調整層がエチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂からなる
構成とすることにより、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のオレフイン系樹脂を熱接着性樹脂層として使用した
場合においても、熱接着性樹脂層に対する熱接着強度調
整層の接着性が優れると共に熱接着強度調整層面同志の
熱接着性も良好であるので、熱接着強度調整層を構成す
る樹脂組成及び塗布量を変化させることにより、熱接着
強度調整層が形成された部分の熱接着性樹脂層の熱接着
強度を適当な強度に調整することができるので、合掌熱
接着部を剥離することが容易となり、簡単に所定の大き
さの開口を形成することができる。
強度調整層を構成する樹脂を水性のエマルジョンタイプ
とすることにより、有機溶剤を使用しないため、有機溶
剤の残留による臭いの問題が発生するのを防止できる。
積層する工程と、前記1軸延伸フイルム層面に所定の絵
柄層を形成すると同時に前記絵柄層に対応した前記熱接
着性樹脂層面の所定領域に熱接着強度調整層を形成する
印刷工程と、前記1軸延伸フイルム層の前記絵柄層面に
2軸延伸フイルム層を積層する工程と、前記積層フイル
ムを所定位置にてスリットする工程と、スリットした前
記積層フイルムを熱接着してピロータイプ袋を作製する
工程とからなる製造方法にて易開口包装袋を製造するこ
とにより、容易に剥離したい部分の合掌熱接着部に対応
した熱接着性樹脂層面に熱接着強度調整層を正確に位置
合わせをして形成することができるので、開口の大きさ
を任意に設定することができる。
施の形態を説明する。図1は本発明の易開口包装袋の第
1実施形態を示す平面図、図2は第1実施形態の開口し
た状態を示す平面図、図3は本発明の第2実施形態の平
面図、図4は第1実施形態の易開口包装袋をヒンジ蓋付
き紙箱に収納した包装体を開口した状態を示す斜視図、
図5は本発明の易開口包装袋を作製するのに使用する積
層フイルムを示す(イ)は平面図で(ロ)はI−I断面
図であって、2は合掌熱接着部、2aは合掌熱接着領域、
3は端縁熱接着部、3aは端縁熱接着領域、4は非熱接着
部、5は切込、6は熱接着強度調整層、7は引裂線、8
はカット線、9は紙箱、9aはヒンジ蓋、10は内容物、11
は2軸延伸フイルム層、12は絵柄層、13は1軸延伸フイ
ルム層、14は熱接着性樹脂層をそれぞれ表す。
外面から順に2軸延伸フイルム層と1軸延伸フイルム層
と熱接着性樹脂層とを積層した積層フイルムを、図1に
示すとおり、合掌熱接着部2と上下の端縁熱接着部3に
より形成したピロータイプの包装袋であって、積層フイ
ルムの合掌熱接着部2の外側の端縁に沿った所定巾を非
熱接着部4とすると共に、合掌熱接着部2の外側の積層
フイルム端縁の非熱接着部4に、包装袋を開口させる大
きさに対応した所定間隔をおいた2箇所の切込5が形成
され、2箇所の切込5間の合掌熱接着部2に対応する熱
接着性樹脂層の少なくとも一方の面に熱接着強度調整層
6が形成された構成である。2箇所の切込5間の合掌熱
接着部2に対応する熱接着性樹脂層の少なくとも一方の
面に熱接着強度調整層6を形成することにより、熱接着
強度調整層6が形成された合掌熱接着部2の接着強度を
任意に調整することができるので、熱接着強度調整層6
が形成された合掌熱接着部2のみを容易に剥離させるこ
とができる。2箇所の切込5は非熱接着部4のみに形成
してもよいし、切込5の内端が合掌熱接着部2に達する
ように形成してもよく任意である。
がピロータイプ包装袋の左右方向の略中央部に形成され
ているので、合掌熱接着部2の外側の非熱接着部4を掴
んで積層フイルムを両側に引っ張ることにより、2箇所
の切込5間の合掌熱接着部2が容易に剥離すると同時
に、2箇所の切込5に連続する引裂線7に沿って積層フ
イルムが引き裂かれ、図2に示すように、引裂線7によ
り大きく開口させることができる。2箇所の切込5間の
間隔により形成できる開口の上下方向の長さを変えるこ
とができると共に、非熱接着部4を掴んで左右方向に引
っ張り積層フイルムを引裂線7に沿って引き裂く距離に
より開口の左右方向の大きさを変えることができる。包
装される内容物の大きさに応じて2箇所の切込5間の間
隔を変えることにより開口の大きさを調節することがで
きるので大きい内容物の場合でも容易に取り出すことが
できる。
図3に示すとおり、第1実施形態のものと対比して合掌
熱接着部2が袋の左右方向の中央部ではなく側端縁寄り
に形成されている点で異なる以外は、第1実施形態のも
のと同じ構成である。第2実施形態の場合には、非熱接
着部4を掴んで積層フイルムを両側に引っ張って合掌熱
接着部2を剥離した後に、上側の非熱接着部4を掴んで
積層フイルムを引裂線7に沿って引き裂くことにより、
大きい開口を形成することができる。第2実施形態の場
合において、下側の非熱接着部4の巾を上側の非熱接着
部4の巾より大きくしておくことにより、下側の大きい
方の非熱接着部4の端縁を指で押さえて、上側の小さい
方の非熱接着部4を摘んで積層フイルムを引っ張ること
ができるので、合掌熱接着部2を剥離し積層フイルムを
引き裂いて開口を形成することがきわめて容易となる。
は、内容物を包装したピロータイプ袋の状態で単独で使
用してもよいし、図4に示すように、内容物10を包装し
てピロータイプ袋としてから紙箱9にて外装した包装体
として使用してもよい。その場合、外装に使用する紙箱
9としては、紙箱9の上面に形成したミシン目等の切込
線にて引き裂いて、ヒンジ蓋9aとして大きく開口できる
タイプのものを使用することが好ましく、易開口包装袋
の2箇所の切込5間の間隔をヒンジ蓋9aの巾と同じかや
や小さめに設定しておくことにより、紙箱9のヒンジ蓋
9aを開いてから、易開口包装袋を2箇所の切込5間で引
き裂いて大きく開口させることができる。図4に示すよ
うな包装体として使用する場合、紙箱9に入ったままの
状態で易開口包装袋を大きく開口させることができるの
で、比較的大きい内容物10を包装した場合でも容易に取
り出すことができるので便利である。また、紙箱が小さ
く指が入りにくく力のかかりにくいような場合でも容易
に易開口包装袋を開口させることができる。
層フイルムとしては、実施形態において説明したよう
に、外面から順に2軸延伸フイルム層と1軸延伸フイル
ム層と熱接着性樹脂層とを積層した構成としてもよい
し、また、1軸延伸フイルム層と熱接着性樹脂層とを積
層した構成としてもよい。ピロータイプの包装袋を作製
する際の熱接着適性、易開口包装袋に必要なガスバリア
ー性等を考慮して積層フイルムの構成をきめればよい。
易開口包装袋に絵柄層を形成する場合には1軸延伸フイ
ルム層の外面に形成される。袋の意匠となる絵柄を形成
しない無地の易開口包装袋を作製する場合においても、
ピロータイプ袋に製袋する際に、端縁熱接着部の位置、
熱接着強度調整層の形成する位置を決めるための基準と
なる光電管マーク等を絵柄層として印刷により形成して
おくことが必要である。
面同志の熱接着強度を1000g/15mm巾以上とす
ると共に、熱接着性樹脂層面に熱接着強度調整層6が形
成された部分の合掌熱接着部2の熱接着強度を200〜
600g/15mm巾程度になるように調整しておくの
が好ましい。その場合、2箇所の切込5間の非熱接着部
4を摘んで積層フイルムを引っ張ることにより、合掌熱
接着部2を容易に剥離することができると共に、合掌熱
接着部2を剥離した後に2箇所の切込5に連続する引裂
線7に沿って積層フイルムを引き裂いて容易に大きく開
口させることができる。2箇所の切込5間の非熱接着部
4を摘んで積層フイルムを引っ張って熱接着強度調整層
6が形成された部分の合掌熱接着部2を剥離する際に、
熱接着強度調整層6が形成されていない部分の合掌熱接
着部2をも同時に剥離してしまうことがない。
熱接着強度調整層6が形成されていない状態での熱接着
性樹脂層面同志の熱接着強度を400〜600g/15
mm巾程度になるように調整しておくことにより、熱接
着強度調整層6を形成しなくても2箇所の切込5間の非
熱接着部4を摘んで積層フイルムを引っ張ることにより
合掌熱接着部2を剥離すると共に、開封線7に沿って積
層フイルムを引き裂いて開口を形成することができる
が、熱接着性樹脂層面同志の熱接着強度が弱すぎると、
2箇所の切込5間の合掌熱接着部2を剥離する際に、合
掌熱接着部2が全長にわたって剥離してしまうおそれが
ある。したがって、接着強度調整層6を形成しない構成
とする場合には、熱接着性樹脂層面同志の熱接着強度の
調整を正確に行う必要がある。
ムの平面形状は、図5(イ)に示すように、積層フイル
ムの熱接着性樹脂層面の両側端部に、左右方向は合掌熱
接着領域2aの全巾を覆うように且つ上下方向は端縁熱接
着領域3aの上下の所定寸法を残した状態で熱接着強度調
整層6が形成されている。断面形状は、図5(ロ)に示
すように、積層フイルムの構成は外面から順に2軸延伸
フイルム層11と絵柄層12と1軸延伸フイルム層13と熱接
着性樹脂層14とが積層されており、熱接着性樹脂層14面
の絵柄層12に対応した両側端部の所定領域に熱接着強度
調整層6が形成されている。易開口包装袋を作製するに
は、図5に示す状態から、両側端の熱接着性樹脂層14面
同志を合わせて合掌熱接着領域2aにて熱接着して合掌熱
接着部2を形成すると共に、上下方向は端縁熱接着領域
3aにて熱接着して端縁熱接着部3を形成して、端縁熱接
着領域3aの上下方向の中央部のカット線8にてカットす
ることにより作製される。開口を形成するための2箇所
の切込5は、製袋時ないしは自動充填包装時において合
掌熱接着領域2aを熱接着して合掌熱接着部2を形成する
工程の後で設けられるものである。
する積層フイルムは、外面から順に2軸延伸フイルム層
11と絵柄層12と1軸延伸フイルム層13と熱接着性樹脂層
14とが積層された構成、ないしは外面から順に絵柄層12
と1軸延伸フイルム層13と熱接着性樹脂層14とが積層さ
れた構成である。2軸延伸フイルム層11としては、2軸
延伸ポリプロピレンフイルム、2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフイルム、2軸延伸ナイロンフイルムない
しは上記の2軸延伸フイルムに塩化ビニリデン系樹脂か
らなるバリアー層を設けたガスバリアー性の優れたフイ
ルムが使用される。1軸延伸フイルム層13は積層フイル
ムを引き裂き易くするために使用するものであり、1軸
延伸フイルム層13としては、1軸方向に延伸したフイル
ムないしは2軸延伸フイルムで縦・横の延伸倍率が異な
る一方方向の延伸倍率が大きいフイルムが使用できる。
本発明の易開口包装袋は形状がピロータイプであり、開
口を形成する際には積層フイルムを横方向に引き裂くこ
とになるので、1軸延伸フイルム層としては横1軸延伸
フイルムないしは横方向の延伸倍率の大きいフイルムが
使用される。横1軸延伸フイルムとしては横1軸延伸ポ
リエチレンフイルム、横1軸延伸ポリプロピレンフイル
ム等であり、例えば、カラリアン(東洋化学)、YT1
2,YT22(東レ)、FOF,FOF−H(二村化
学)等が好適に使用できる。熱接着性樹脂層14として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のオレフィン系樹脂が使用される。
度調整層6に使用する樹脂としては、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)系の樹脂が適している。熱接着
強度調整層6としてEVA系の樹脂を使用することによ
り、オレフィン系樹脂からなる熱接着性樹脂層14面への
接着性が優れると共に、熱接着性樹脂層14面同志の熱接
着強度として剥離可能な適度の強度が得られる。熱接着
強度調整層6はグラビア印刷等により熱接着性樹脂層14
面に2〜5μの厚さに形成される。熱接着強度調整層6
は合掌熱接着部2に対応する熱接着性樹脂層14の一方の
面のみに形成してもよいし、両方の面に形成するように
してもよい。熱接着強度調整層6を形成することにより
熱接着強度調整層6が形成された領域における合掌熱接
着部2の熱接着強度を200〜600g/15mm巾の
範囲で調整することができるので、包装袋を開口する際
に容易に合掌熱接着部を剥離することができる熱接着強
度が得られるものである。熱接着強度調整層6として使
用できる樹脂としては、熱接着性樹脂層14がポリエチレ
ンからなる場合には、例えば、アクアテックス909
(中央理化工業)等が、熱接着性樹脂層14がポリプロピ
レンからなる場合には、例えば、アクアテックスEC1
700(中央理化工業)、セイカダイン1900W(大
日精化工業)等がある。上記の樹脂は共に水性のエマル
ジョンタイプであるので、有機溶剤に溶解した樹脂を使
用する場合のように残留溶剤による臭いの問題等が発生
することがない。
ある。1軸延伸フイルム層の一方の面にポリプロピレ
ン、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂からなる熱接着
性樹脂層を押出ラミネーションないしはドライラミネー
ションにより積層する。押出ラミネーションで積層する
場合において、熱接着性樹脂層としてポリエチレンを使
用する際には1軸延伸フイルム層としてポリエチレンか
らなるものを使用し、熱接着性樹脂層としてポリプロピ
レンを使用する際には1軸延伸フイルム層としてポリプ
ロピレンからなるものをそれぞれ使用するのが好まし
い。次いで、クラビア印刷機にて1軸延伸フイルム層と
熱接着性樹脂層との積層フイルムの1軸延伸フイルム層
面に所定の絵柄層を印刷すると同時に熱接着性樹脂層面
の絵柄層に対応した所定領域、即ち、開口する際に剥離
する合掌熱接着部に対応した熱接着性樹脂層面の所定領
域に熱接着強度調整層をベタ印刷することにより形成す
る。1軸延伸フイルム層13の印刷する面には予めコロナ
放電処理を施しておくのが好ましい。印刷工程が完了し
た1軸延伸フイルム層と熱接着性樹脂層とからなる積層
フイルムをそのまま使用してもよいし、更に、印刷工程
が完了した1軸延伸フイルム層と熱接着性樹脂層との積
層フイルムの絵柄層面にドライラミネーションにより2
軸延伸フイルム層を積層した積層フイルムを使用しても
よい。得られた積層フイルムを所定の位置にてスリット
した後に、製袋機ないしは自動充填包装機にかけてピロ
ータイプ袋を作製する。上記の方法により積層フイルム
を作製することにより、合掌熱接着部の所定の領域に正
確に位置決めした状態で熱接着強度調整層を形成するこ
とができるものである。
延伸フイルム層と熱接着性樹脂層とが積層された積層フ
イルムからなり、熱接着性樹脂層を内面にして合掌熱接
着部と端縁熱接着部により形成されたピロータイプ袋で
あって、合掌熱接着部の外側の積層フイルム端縁に沿っ
た所定巾を非熱接着部とすると共に、非熱接着部に所定
間隔をおいて2箇所の切込を形成した構成の易開口包装
袋である。この場合、2箇所の切込間の非熱接着部を摘
んで両側に引っ張り合掌熱接着部を剥離すると同時に、
切込に対応した位置で積層フイルムを引裂くことによ
り、簡単に大きい開口を形成することができる。上記の
易開口包装袋において、積層フイルムを1軸延伸フイル
ム層面に2軸延伸フイルム層を積層した構成とすること
により、2軸延伸フイルム層の耐熱性が良好であるため
熱接着によりピロータイプ袋を作製する際の作業性がよ
くなると共にガスバリアー性の優れた易開口包装袋とす
ることができる。上記の易開口包装袋において、1軸延
伸フイルム層の熱接着性樹脂層の積層面と反対側に絵柄
層を形成すると共に、2箇所の切込間の合掌熱接着部に
対応する熱接着性樹脂層の少なくとも一方の面に熱接着
強度調整層を形成した構成とすることにより、2箇所の
切込間の非熱接着部を摘んで両側に引っ張ることによ
り、熱接着強度調整層が形成された部分の合掌熱接着部
を容易に剥離することができるし、更に2箇所の切込に
対応した位置で積層フイルムを引裂いて包装袋を開口さ
せた場合においても、熱接着強度調整層が形成されてい
ない合掌熱接着部は接着強度が強く剥離することがない
ので、2箇所の切込の間隔に対応した大きさの開口を容
易に形成することができる。上記の易開口包装袋におい
て、熱接着性樹脂層がオレフイン系樹脂からなり、熱接
着強度調整層がエチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂か
らなる構成とすることにより、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のオレフイン系樹脂を熱接着性樹脂層として使
用した場合においても、熱接着性樹脂層に対する熱接着
強度調整層の接着性が優れると共に熱接着強度調整層面
同志の熱接着性も良好であるので、熱接着強度調整層を
構成する樹脂組成及び塗布量を変化させることにより、
熱接着強度調整層が形成された部分の熱接着性樹脂層の
熱接着強度を適当な強度に調整することができるので、
合掌熱接着部を剥離することが容易となり、簡単に所定
の大きさの開口を形成することができる。上記の易開口
包装袋において、熱接着強度調整層を構成する樹脂を水
性のエマルジョンタイプとすることにより、有機溶剤を
使用しないため、有機溶剤の残留による臭いの問題が発
生するのを防止できる。1軸延伸フイルム層と熱接着性
樹脂層とを積層する工程と、1軸延伸フイルム層面に所
定の絵柄層を形成すると同時に絵柄層に対応した熱接着
性樹脂層の所定領域に熱接着強度調整層を形成する印刷
工程と、1軸延伸フイルム層の絵柄層面と2軸延伸フイ
ルム層とを積層して積層フイルムを作製する工程と、積
層フイルムを所定位置にてスリットする工程と、スリッ
トした積層フイルムを熱接着してピロータイプ袋を作製
する工程とからなる製造方法にて易開口包装袋を製造す
ることにより、容易に剥離したい部分の合掌熱接着部に
対応した熱接着性樹脂層面に熱接着強度調整層を正確に
位置合わせをして形成することができるので、開口の大
きさを任意に設定することができる。
面図。
箱に収納した包装体を開口した状態を示す斜視図。
積層フイルムを示す(イ)は平面図で(ロ)はI−I断
面図。
イルム層 4 非熱接着部 12 絵柄層 5 切込 13 1軸延伸フ
イルム層 6 熱接着強度調整層 14 熱接着性樹
脂層 7 引裂線 8 カット線
Claims (7)
- 【請求項1】 1軸延伸フイルム層と熱接着性樹脂層と
を有する積層フイルムからなり、前記熱接着性樹脂層を
内側にして合掌熱接着部と端縁熱接着部により形成され
たピロータイプ袋であって、前記合掌熱接着部の外側の
積層フイルム端縁に沿った所定巾を非熱接着部とすると
共に、前記非熱接着部に所定間隔をおいて2箇所の切込
を形成した構成からなることを特徴とする易開口包装
袋。 - 【請求項2】 前記積層フイルムが、前記1軸延伸フイ
ルム層面に2軸延伸フイルム層が積層されていることを
特徴とする請求項1記載の易開口包装袋。 - 【請求項3】 前記1軸延伸フイルム層の前記熱接着性
樹脂層の積層面と反対側に絵柄層を形成すると共に、2
箇所の前記切込間の前記合掌熱接着部に対応する前記熱
接着性樹脂層の少なくとも一方の面に熱接着強度調整層
が形成された構成からなることを特徴とする請求項1〜
2記載の易開口包装袋。 - 【請求項4】 前記熱接着性樹脂層がオレフィン系樹脂
からなり、前記熱接着強度調整層がエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系樹脂からなることを特徴とする請求項2〜
3記載の易開口包装袋。 - 【請求項5】 前記熱接着強度調整層を構成する樹脂が
水性のエマルジョンタイプであることを特徴とする請求
項2〜4記載の易開口包装袋。 - 【請求項6】 1軸延伸フイルム層と熱接着性樹脂層と
を積層する工程と、前記1軸延伸フイルム層面に所定の
絵柄層を形成すると同時に前記絵柄層に対応した前記熱
接着性樹脂層面の所定領域に熱接着強度調整層を形成す
る印刷工程と、前記積層フイルムを所定位置にてスリッ
トする工程と、スリットした前記積層フイルムを熱接着
してピロータイプ袋を作製する工程とからなることを特
徴とする易開口包装袋の製造方法。 - 【請求項7】 前記印刷工程の後に、前記1軸延伸フイ
ルム層の前記絵柄層面に2軸延伸フイルム層を積層する
工程を有することを特徴とする請求項6記載の易開口包
装袋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15743297A JP3953582B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 易開口包装袋及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15743297A JP3953582B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 易開口包装袋及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329845A true JPH10329845A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3953582B2 JP3953582B2 (ja) | 2007-08-08 |
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ID=15649526
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP15743297A Expired - Fee Related JP3953582B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 易開口包装袋及びその製造方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3953582B2 (ja) |
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- 1997-05-29 JP JP15743297A patent/JP3953582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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