JPH1033056A - 培基かき出し用のアーム部材と培基かき出し装置 - Google Patents

培基かき出し用のアーム部材と培基かき出し装置

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Publication number
JPH1033056A
JPH1033056A JP8194479A JP19447996A JPH1033056A JP H1033056 A JPH1033056 A JP H1033056A JP 8194479 A JP8194479 A JP 8194479A JP 19447996 A JP19447996 A JP 19447996A JP H1033056 A JPH1033056 A JP H1033056A
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JP
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arm member
culture medium
shaft
bottle
scraping
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Application number
JP8194479A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Ariga
光治 有賀
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KARUCHIA MACH KK
Original Assignee
KARUCHIA MACH KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、栽培ビン内の培基を綺麗にか
き出すことができる培基かき出し用のアーム部材を提供
する。 【解決手段】 回転する軸体14に取り付けられたチェ
ーン20が、倒立状態にある栽培ビン114のビン口1
18から栽培ビン114内に回転した状態で進入し、栽
培ビン114に充填された培基を粉砕しつつビン口11
8から下方に排出させる培基かき出し用のアーム部材1
2において、軸体14は軸線Bを中心として回転可能な
棒状に形成する。チェーン20は、一部が軸体14の先
端に取り付けられ、軸体14の非回転時には先端側が軸
体14に沿って下方に垂れ下がると共に、軸体14と一
体に回転した際には先端側20aが遠心力により重力に
抗して上方に浮き上がって栽培ビン114の内壁面24
と摺接した状態で回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キノコ人工栽培に
おけるきのこ栽培ビン内の使用済培基をかき出す培基か
き出し装置に使用される培基かき出し用のアーム部材と
このアーム部材を用いたかき出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の培基かき出し用のアーム部材の一
例としては、特公昭57-9323 号に記載されるものがあ
る。この培基かき出し用のアーム部材(以下、単に「ア
ーム部材」とも言う)100は図7に示すように、ほぼ
Z形状を成し、上端水平部分102に切削刃104を設
けると共に、この上端水平部分先端106を丸みを帯び
るように滑らかに加工したものである。このアーム部材
100は垂直軸を中心に回転する駆動軸体108に下端
水平部分110が当該下端水平部分110の軸線を中心
に回動自在に挿入されると共に、同じく駆動軸体108
に装着された弾性バネ部材112により上端水平部分1
02が栽培ビン114の内壁側に常時付勢されている。
【0003】次に、培基のかき出し動作について、図8
を用いて説明する。アーム部材100の上端水平部分1
02は最初は図8に示すようなロート形状のビン口受1
16の円筒状の下部の領域A内に位置し、停止してい
る。栽培ビン114が倒立した状態で、そのビン口11
8がビン口受116の円筒状の下部内に装着される。こ
の状態において栽培ビン114のビン口118内壁面
は、ビン口受116の円筒状の下部の内壁面と連なる。
続いて、アーム部材100は回転を開始すると共に、ア
ーム部材100若しくは栽培ビン114の少なくとも一
方が他方側に移動を開始する。これによって、アーム部
材100の上端水平部分102は回転しながら、栽培ビ
ン114内に進入し、栽培ビン114に充填された培基
120を切削刃104で切り取りながら粉砕しつつ、栽
培ビン114の内底面と当接するまで移動する。この
後、アーム部材100と栽培ビン114は離間するよう
に逆方向に移動して、元の位置関係(上端水平部分10
2が領域A内となる位置関係)になって停止する。また
同時にアーム部材100の回転も停止する。
【0004】上述した1サイクル内において、アーム部
材100によって粉砕された培基120は倒立状態にあ
る栽培ビン114のビン口118から下方に自然落下し
て排出されると共に、丸みを帯びるように滑らかに加工
されたアーム部材100の上端水平部分先端106は弾
性バネ部材112により栽培ビン114の内壁面と常時
当接した状態で回転しつつ栽培ビン114内を上下動す
るので内壁面に付着した培基120も綺麗に掃き落とす
ことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の培基かき出し用のアーム部材には次の様な課題が
有る。アーム部材100はその上端水平部分先端106
が回転しながら栽培ビン114の内壁面と常時当接する
ように付勢する弾性バネ部材112を必要とするため、
構造が複雑になり、製造に手間がかかると共に、部品点
数が増加して製品コストが上昇するという課題がある。
また、培基120をかき取る上端水平部分102はヘラ
状に形成されており、栽培ビン114の内壁面とは、丸
みを帯びるように滑らかに加工されたその先端106で
のみ当接しているため、内壁面に付着した培基120を
綺麗にかき取れないという課題もある。
【0006】さらに、アーム部材100は垂直軸を中心
に回転する駆動軸体108に下端水平部分110が回動
自在に取り付けられて、駆動軸体108と共に回転しな
がら、上端水平部分102に設けられた切削刃104で
培基120をかき取るのであるが、上端水平部分102
に培基120から加わる圧力に応じて下端水平部分11
0を中心に揺動し、栽培ビン114内での上端水平部分
102の位置が変化する。このため、アーム部材100
の重心は駆動軸体108の垂直軸上に常時あるわけでは
なく、偏心した位置にある場合が殆どであり、バランス
が悪い。かき取り動作に要する時間を短縮するために
は、アーム部材100と栽培ビン114の接離動の速度
を上げると共に、アーム部材100の回転数を上げる必
要があるが、上記のようにアーム部材100のバランス
が悪いため、回転数を上げすぎると駆動軸体108の軸
受等に不要な横方向の力が加わり、故障の原因になるの
で、アーム部材100の回転数が上げられないという課
題がある。また、回転数を上げられないと、上端水平部
分102の培基120への当接速度が低くなって培基1
20をうまくかき取れずに培基120がアーム部材10
0と共に栽培ビン114内に一緒に回転してしまい、か
き取り動作が行えないという課題もある。
【0007】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、構造が簡単で、栽培ビ
ン内の培基を綺麗にかき取れることができる培基かき出
し用のアーム部材と、それを用いた培基かき出し装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、本発明に係る培基かき出し用のアーム部材
は、回転する軸体に取り付けられたかき出し手段が、倒
立状態にある栽培ビンのビン口から該栽培ビン内に回転
した状態で進入し、栽培ビンに充填された培基を粉砕し
つつ前記ビン口から下方に排出させる培基かき出し用の
アーム部材において、前記軸体は軸線を中心として回転
可能な棒状に形成され、前記かき出し手段は、一部が前
記軸体の先端に取り付けられ、軸体の非回転時には先端
側が軸体に沿って下方に垂れ下がると共に、軸体と一体
に回転した際には先端側が遠心力により重力に抗して上
方に浮き上がって前記栽培ビンの内壁面と摺接した状態
で回転することを特徴とする。この構成によれば、かき
出し手段は軸体と共に回転した際に、先端側が遠心力に
よって上方に浮き上がって栽培ビンの内壁面と摺接した
状態で回転すると共に、回転により生じた慣性力で当接
した栽培ビン内の培基を壊しながらかき出すことができ
る。よって、従来例のように弾性バネ部材を必要とする
ことがなく、構造が簡単になる。
【0009】具体的には、前記かき出し手段はチェーン
とするとよいし、さらには1本のチェーンを用いてその
中心部を前記軸体に固定する構造とすると、回転時にお
ける軸体に対するバランスが良好となるので軸体の回転
数をさらに上げることが可能となり、アーム部材と栽培
ビンとの接離動もより速く行わせることできるので、か
き取り動作の時間の短縮が図られる。
【0010】また、前記かき出し手段は、前記軸体を中
心として点対称となる位置に取り付けられた複数のチェ
ーンから成る構造としてもよく、同様にして軸体に対す
るバランスを良好にすることができる。また、前記かき
出し手段は、前記軸線を中心として前記軸体の両側方に
突設された板体と、該板体の突出する先端に取り付けら
れたチェーンとから構成すると、上記のように全部をチ
ェーンで構成した場合に培基を壊しにくい中心部分は軸
体に直接取り付けられた板体が壊してかき出すことがで
き、一層確実なかき出し動作が行える。また、本発明に
係る培基かき出し装置は、上述したいずれかの培基かき
出し用のアーム部材と、該アーム部材の前記軸体を回転
駆動する電動モータと、前記栽培ビンを倒立状態で保持
する保持部と、該保持部を前記アーム部材に対して相対
的に接離動させ、前記栽培ビンのビン口から回転する前
記軸体に取り付けられた前記かき出し手段を進入させる
接離動機構とを具備することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る培基かき出し
用のアーム部材と培基かき出し装置の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、培基かき
出し装置10の概要構成について図1を用いて説明す
る。培基かき出し装置10は、培基かき出し用のアーム
部材12と、アーム部材12の軸体14を回転駆動する
電動モータ16と、栽培ビン114を倒立状態で保持す
る保持部18と、保持部18をアーム部材12に対して
相対的に接離動させ、栽培ビン114のビン口118か
ら回転する軸体14に取り付けられたかき出し手段20
を栽培ビン114内に進入させる接離動機構22とを有
している。
【0012】続いて、各構成について詳細に説明する。
最初に、本発明の特徴であるアーム部材12の構成につ
いて図1を用いて説明する。アーム部材12は、回転す
る軸体14に取り付けられたかき出し手段20が、倒立
状態にある栽培ビン114のビン口118から栽培ビン
114内に進入し、回転しながら栽培ビン114に充填
された培基120を粉砕しつつビン口118から下方に
排出させる機能を有している。軸体14は、軸線Bを中
心として回転可能な棒状に形成されている。
【0013】かき出し手段20は、一部が軸体14の先
端に取り付けられ、軸体14の非回転時には先端側が軸
体14に沿って下方に垂れ下がると共に、軸体14と一
体に回転した際には先端側が遠心力により重力に抗して
上方に浮き上がって栽培ビン114の内壁面24と摺接
した状態で回転する。具体的には、一例として図1に示
すようなチェーン(鎖)で構成され得る。また、可撓性
を有する鋼線であって、回転した状態で培基120と当
接した際に培基120を砕ける程度の重量を有するもの
でもよい。以下、かき出し手段20をチェーンのみで構
成した場合について説明する。なお、本実施の形態で
は、1本のチェーン20を、その中央部分を軸体14の
先端に溶接等により固定した構造を採用しているが、こ
れに代えて複数のチェーンを使用し、各チェーンの一端
側を軸体14の先端に軸体14を中心として点対称とな
る位置に固定する構造を採用してもよい。また、軸体1
4からチェーン20の他端側までの長さCは、栽培ビン
114の内部半径より長くして、回転した状態において
上方に浮き上がった先端が栽培ビン114の内壁面と摺
接するようにする。一例として約4〜5センチメートル
程度。チェーン20を長めに設定することによって、各
チェーン20の先端と栽培ビン114の内壁面との当接
箇所は複数になり、確実に内壁面に付着した培基120
をかき落とすことが可能となる。また、非回転時におい
て軸体14に沿って下方に垂れ下がった場合の軸体14
の中心からの幅Dは栽培ビン114のビン口118の内
部半径より幅狭になるように構成する。一例として約
1.5〜2.5センチメートル程度。
【0014】上記アーム部材12の軸体14は、電動モ
ータ16の回転シャフト26の上に設けられたチャック
部28に下端が挿入され、ネジ等によって固定される。
これにより、軸体14は回転シャフト26の回転軸を中
心として回動可能となる。保持部18は、従来例と同様
の構成を有するビン口受116が下部に配され、上部に
はビン口受116に倒立した状態で装着された栽培ビン
114の下面を押さえる押さえ板30が配された枠体3
2を有している。なお、押さえ板30は栽培ビン114
をビン口受116に装着する場合には例えば上方に回動
もしくは移動して、栽培ビン114を装着するスペース
を確保できる構造となっている。
【0015】本実施の形態では、一例として1本の栽培
ビン114を保持する保持部18について説明したが、
例えば栽培ビン114を複数本収納可能なコンテナごと
保持可能な保持部18としてもよい。この場合の構成
は、ビン口受116をコンテナに収納された栽培ビンの
ビン口の位置に合わせてマトリックス状に配置した受け
板を設け、受け板の上部にコンテナの底面を押圧可能な
押さえ板を枠体に設けるようにすればよい。そして、上
述したアーム部材12もコンテナに収納された栽培ビン
のビン口の位置に合わせてマトリックス状に配置し、一
斉に回動する構成とすればよい。
【0016】接離動機構22は、枠体32と連結され、
軸体14と平行に配されたガイドレール34に摺動自在
に取り付けられたガイドアーム36と、このガイドアー
ム36を上下方向に移動させる上下動機構38とから構
成される。上下動機構38としては、例えばガイドアー
ム36の上下に配された一対の歯車40と、この歯車4
0間に掛け渡された無限軌道42とで構成し、無限軌道
42の一部とガイドアーム36とを固定し、いずれか一
方の歯車40を回転するようにすればよい。なおその
他、油圧シリンダやボールネジ等、種々の構成によって
上下動機構38は構成し得る。なお、本実施の形態では
栽培ビン114を上下動する構成であるが、逆にアーム
部材12を上下動させて栽培ビン114に対して接離動
させる構成であってもよい。
【0017】また、軸体14の先端にチェーン20を取
り付ける手段としては、上述したように溶接等によって
固定する構造でもよいが、傷んだチェーン20を交換で
きるように、図2に示すように軸体14の先端にネジ孔
44を設け、チェーン20を固定ネジ46により固定す
る構造としてもよいし、また図3に示すように、軸体1
4の先端にスリット48を設け、このスリット48にチ
ェーン20を嵌め入れて、その後に固定ネジ46をネジ
孔44内に螺合して固定する構造でもよい等、種々の構
造が採用し得る。
【0018】次に、アーム部材12による培基120の
かき出し動作について図1と図4を用いて説明する。ア
ーム部材12が非回転状態にある際に、栽培ビン114
とアーム部材12とを接近させて、軸体14の先端部分
(上端部分)をビン口受116内に挿入し、軸体14か
ら重力により下方に垂れ下がった状態のチェーン20も
ビン口受116内に位置するようにする。続いて、電動
モータ16を作動させて軸体14を回転させる。軸体1
4の回転によってチェーン20も一体に回転を開始す
る。そして、軸体14をさらに高速に回転させると(例
えば1200〜2400rpm程度)、図1に示すよう
に軸体14を中心として対称位置に取り付けられたかき
出し手段の先端側(本実施の形態ではチェーン20の2
つの先端側)20a,20aは遠心力により重力に抗し
て上方に浮き上がり、外径が広がる。これにより、図4
に示すように浮き上がったチェーン20の先端側20
a,20aは栽培ビン114の内壁面24と当接して摺
接した状態で連続回転する。
【0019】チェーン20は金属材料等の重量のある材
料により形成されているため、回転によって培基120
を壊しながらかき取り、粉砕するだけの慣性力、回転力
を有する。よって、チェーン20の先端側20a,20
aは、最初は培基120によりその回転半径が規制され
ている状態にあるが、急速に培基120をかき取りなが
らその半径を広げて、先端側20a,20aが栽培ビン
114の内壁面24と当接して摺接する状態となる。従
って、軸体14を回転させると共に接離動機構22を作
動させて、軸体14と一体に回転するチェーン20を、
栽培ビン114のビン口118から内部底面50まで移
動し、その後内部底面50からビン口118まで移動す
ることにより、栽培ビン114内の培基120は回転す
るチェーン20によってかき取られ、粉砕されてビン口
118から下方に自然落下し、培基のかき出し作業が完
了する。
【0020】また、上述したようにかき取り手段20を
チェーンのみで構成し、軸体14にかき取り手段として
のチェーン20を直接取り付ける構造に代えて、かき出
し手段20は、軸体14の軸線を中心として軸体14の
両側方に突設された板体54と、板体54の突出する先
端に取り付けられたチェーン56とから構成するように
してもよい。この場合にも、かき取り手段20の先端2
0aは各チェーン56の先端側となり、上述したチェー
ン20の先端側20a,20aと同様の動きをする。図
5にその一例を示す。この実施の形態では、板体54は
一例として円盤状に形成されて軸体14の先端に軸体1
4の軸線方向と直交するように取り付けられ、さらにそ
の上面には培基120を効率よくかき取るための突片5
2が設けられている。そしてチェーン56は、軸体14
の側方に延出する板体54の縁部に、軸体14を中心し
て点対称となる位置に取り付けられている。また、図6
に示すように上記の板体54を長方形に形成し、軸体1
4の先端から両側方に突出する構造として、この板体5
4の両側方の先端にチェーン56を取り付ける構成とし
てもよい。この板体54は軸体14に、軸体14の軸線
を中心して等角度間隔(本実施の形態では板体54は2
つであるため180度。3つの場合には120度となる
等、板体54の数で角度は変わる)に配され、かつ当該
軸線と平行となるように取り付けられている。また、板
体54の上端面は当該軸線に対して直角となるように形
成されて、栽培ビン114の内部底面50と当接した際
にはその上端面が図5の突片52と同様に内部底面50
と密着する。よって、板体54もこの構造により、上記
突片52のように培基120をかき取る機能を併せて有
している。また、図6の板体54を図7に示すように軸
体14の軸線に対して角度を持たせて軸体14から突出
させる構造とすれば、軸体14の回転トルクが少なくて
も板体54による培基120のかき取りを確実に行える
という効果がある。以上のように、かき出し手段20
を、軸体14の軸線を中心として軸体14の両側方に突
設された板体54と、板体54の突出する先端に取り付
けられたチェーン56とで構成すると、図1のようにチ
ェーン20のみで構成した場合に培基120を壊してか
き出しにくい中心部分は、軸体14に直接取り付けられ
た板体54が壊してかき出すことができ、培基が固い場
合であっても一層確実なかき出し動作が行える。なお、
上記のチェーン20,56は図1〜図7に示すようなリ
ング部材を複数連結した構造のものを用いたが、複数の
部材が互いにリングや凹凸嵌合等によって揺動若しくは
回動自在に連結されているものであれば良く、リング部
材を用いたものに限定はされない。
【0021】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る培基かき出し用のアーム部
材を用いると、かき出し手段は軸体と共に回転した際
に、先端側が遠心力によって上方に浮き上がって栽培ビ
ンの内壁面と摺接した状態で回転するため、従来例のよ
うに弾性バネ部材を必要とすることがなく、構造が簡単
になり、製造コストの低減が図れる。また、かき出し手
段をチェーンとすると、栽培ビンの内壁面の形状に応じ
て自在のその長さが変化して対応できるため、内壁面に
付着した培基をより綺麗にかき出すことが可能となる。
また、チェーンの長さの設定によっては、チェーンの先
端側と内壁面との当接箇所が増えるため、さらに効果的
なかき出しが行える。また、1本のチェーンを用いてそ
の中心部を軸体に固定する構造や、複数のチェーンを軸
体を中心として点対称となる位置に取り付ける構造とす
ることによって、回転時における軸体に対するバランス
が良好となるので軸体の回転数をさらに上げることが可
能となり、アーム部材と栽培ビンとの接離動もより速く
行わせることできるので、かき出し動作の時間の短縮を
図ることができる。また、かき出し手段を、軸線を中心
として軸体の両側方に突設された板体と、板体の突出す
る先端に取り付けられたチェーンとから構成すると、チ
ェーンのみで構成した場合に培基を壊しにくい中心部分
は軸体に直接取り付けられた板体が壊してかき出すこと
ができ、一層確実なかき出し動作が行えるという効果が
ある。また、この培基かき出し用のアーム部材を用いた
かき出し装置によれば、同様にして製造時間の短縮、部
品の削減が図れる。また、より綺麗な培基のかき出しが
行えると共に、迅速なかき出し動作が可能となるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る培基かき出し用のアーム部材とこ
のアーム部材を用いた培基かき出し装置の構成を示す側
面図。
【図2】図1のチェーンを軸体の先端に取り付ける他の
構造を示す斜視図。
【図3】図1のチェーンを軸体の先端に取り付ける他の
構造を示す斜視図(スリットによる取り付け)。
【図4】図1のチェーンによる培基のかき出し動作を説
明するための平面図。
【図5】培基かき出し用のアーム部材の他の実施の形態
を示す要部斜視図。
【図6】培基かき出し用のアーム部材の他の実施の形態
を示す要部斜視図。
【図7】培基かき出し用のアーム部材の他の実施の形態
(図6の板体を軸体に対して捩じって角度を付けたも
の)を示す板体の突出方向から見た要部側面図(説明の
ためチェーンは省く)。
【図8】従来の培基かき出し用のアーム部材の構成を示
す斜視図。
【図9】図8のかき出し動作を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
10 培基かき出し装置 12 培基かき出し用のアーム部材 14 軸体 20 かき出し手段(チェーン、またはチェーンと板
体) 24 内壁面 114 栽培ビン 118 ビン口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する軸体に取り付けられたかき出し
    手段が、倒立状態にある栽培ビンのビン口から該栽培ビ
    ン内に回転した状態で進入し、栽培ビンに充填された培
    基を粉砕しつつ前記ビン口から下方に排出させる培基か
    き出し用のアーム部材において、 前記軸体は軸線を中心として回転可能な棒状に形成さ
    れ、 前記かき出し手段は、一部が前記軸体の先端に取り付け
    られ、軸体の非回転時には先端側が軸体に沿って下方に
    垂れ下がると共に、軸体と一体に回転した際には先端側
    が遠心力により重力に抗して上方に浮き上がって前記栽
    培ビンの内壁面と摺接した状態で回転することを特徴と
    する培基かき出し用のアーム部材。
  2. 【請求項2】 前記かき出し手段はチェーンであること
    を特徴とする請求項1記載の培基かき出し用のアーム部
    材。
  3. 【請求項3】 前記かき出し手段は、中心部が前記軸体
    に固定された1本のチェーンであることを特徴とする請
    求項1記載の培基かき出し用のアーム部材。
  4. 【請求項4】 前記かき出し手段は、前記軸体を中心と
    して点対称となる位置に取り付けられた複数のチェーン
    から成ることを特徴とする請求項1記載の培基かき出し
    用のアーム部材。
  5. 【請求項5】 前記かき出し手段は、前記軸線を中心と
    して前記軸体の両側方に突設された板体と、該板体の突
    出する先端に取り付けられたチェーンとからなることを
    特徴とする請求項1記載の培基かき出し用のアーム部
    材。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の培基
    かき出し用のアーム部材と、 該アーム部材の前記軸体を回転駆動する電動モータと、 前記栽培ビンを倒立状態で保持する保持部と、 該保持部を前記アーム部材に対して相対的に接離動さ
    せ、前記栽培ビンのビン口から回転する前記軸体に取り
    付けられた前記かき出し手段を進入させる接離動機構と
    を具備することを特徴とする培基かき出し装置。
JP8194479A 1996-07-24 1996-07-24 培基かき出し用のアーム部材と培基かき出し装置 Pending JPH1033056A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108195140A (zh) * 2017-12-24 2018-06-22 连云港千樱医疗设备有限公司 一种口服液瓶铝塑盖封口处干燥方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108195140A (zh) * 2017-12-24 2018-06-22 连云港千樱医疗设备有限公司 一种口服液瓶铝塑盖封口处干燥方法
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