JPH10330829A - 高清浄度極低炭素鋼の溶製方法 - Google Patents
高清浄度極低炭素鋼の溶製方法Info
- Publication number
- JPH10330829A JPH10330829A JP9139594A JP13959497A JPH10330829A JP H10330829 A JPH10330829 A JP H10330829A JP 9139594 A JP9139594 A JP 9139594A JP 13959497 A JP13959497 A JP 13959497A JP H10330829 A JPH10330829 A JP H10330829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- molten steel
- concentration
- mno
- feo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高清浄度極低炭素鋼の高効率かつ低コストの
溶製方法の提供。 【解決手段】 (1) 未脱酸溶鋼にスラグ改質剤を添加し
てスラグ中の(FeO+MnO )の濃度を4 %以上8 %未満
とし、真空脱ガス処理装置にて脱炭した後、次いで脱酸
する処理の前後でCaO 主体のフラックスを添加する。
(2) 添加フラックスの粒径は0.1 〜10mmで、かつ添加量
(kg/ton)Yは取鍋内スラグ量Xに対して0.1 X+1 ≦
Y≦0.4 X+4 の範囲とする。
溶製方法の提供。 【解決手段】 (1) 未脱酸溶鋼にスラグ改質剤を添加し
てスラグ中の(FeO+MnO )の濃度を4 %以上8 %未満
とし、真空脱ガス処理装置にて脱炭した後、次いで脱酸
する処理の前後でCaO 主体のフラックスを添加する。
(2) 添加フラックスの粒径は0.1 〜10mmで、かつ添加量
(kg/ton)Yは取鍋内スラグ量Xに対して0.1 X+1 ≦
Y≦0.4 X+4 の範囲とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高清浄度でかつ極低
炭素鋼の溶製方法に関し、さらに詳しくは介在物の生成
を効率良く抑制することができる溶製方法に関する。
炭素鋼の溶製方法に関し、さらに詳しくは介在物の生成
を効率良く抑制することができる溶製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の外装材として、表面欠陥が少な
くかつ成形性(特に深絞り性)が良好な鋼板が要求され
ている。これらの要求に対応するため、製鋼工程では鋼
の高清浄度化と極低炭素化が必要である。
くかつ成形性(特に深絞り性)が良好な鋼板が要求され
ている。これらの要求に対応するため、製鋼工程では鋼
の高清浄度化と極低炭素化が必要である。
【0003】通常、極低炭素化のための脱炭方法とし
て、製鋼炉より出鋼されたC 含有量0.02〜0.1 %の未脱
酸溶鋼に真空脱ガス処理を施し、溶鋼中の溶存酸素(O
)と溶存炭素(C )との反応であるC +O →CO↑を利
用して炭素濃度をを0.001 〜0.006 %へ低下させるのが
一般的である。この反応を促進するには、溶鋼中の溶存
酸素濃度は0.04〜0.05%で十分であるが、実際には0.06
%以上と過剰に存在することが多い。
て、製鋼炉より出鋼されたC 含有量0.02〜0.1 %の未脱
酸溶鋼に真空脱ガス処理を施し、溶鋼中の溶存酸素(O
)と溶存炭素(C )との反応であるC +O →CO↑を利
用して炭素濃度をを0.001 〜0.006 %へ低下させるのが
一般的である。この反応を促進するには、溶鋼中の溶存
酸素濃度は0.04〜0.05%で十分であるが、実際には0.06
%以上と過剰に存在することが多い。
【0004】このように溶鋼中の溶存酸素が過剰に存在
する場合には、共存するスラグ中の(FeO +MnO )濃度
も15%程度の高いレベルにある。このような高いスラグ
中の(FeO +MnO )濃度は真空脱ガス処理装置での脱炭
処理完了後、溶鋼中の炭素濃度が低下した後も継続し、
このままでは脱酸処理で添加したAlのうち、溶鋼中の溶
存Alとスラグ中のFeO 、MnO が反応してAl2O3 が生成
し、このAl2O3 が残留して鋼板の清浄度を著しく低下さ
せるという問題が生じる。
する場合には、共存するスラグ中の(FeO +MnO )濃度
も15%程度の高いレベルにある。このような高いスラグ
中の(FeO +MnO )濃度は真空脱ガス処理装置での脱炭
処理完了後、溶鋼中の炭素濃度が低下した後も継続し、
このままでは脱酸処理で添加したAlのうち、溶鋼中の溶
存Alとスラグ中のFeO 、MnO が反応してAl2O3 が生成
し、このAl2O3 が残留して鋼板の清浄度を著しく低下さ
せるという問題が生じる。
【0005】この問題を解決する方法として、これまで
いくつかの技術が提案されてきた。例えば、特開昭60
−152611号公報には、出鋼時にスラグ還元剤(本
発明のスラグ改質剤と同じ作用がある。)を添加する際
に、スラグ還元剤のスラグ中での均一混合を図る目的
で、CaCO3 等のガス発生物質を併用添加し、スラグ中の
FeO 、MnO を効率良く低減して、Al2O3 系介在物の生成
を抑制する技術が開示されている。
いくつかの技術が提案されてきた。例えば、特開昭60
−152611号公報には、出鋼時にスラグ還元剤(本
発明のスラグ改質剤と同じ作用がある。)を添加する際
に、スラグ還元剤のスラグ中での均一混合を図る目的
で、CaCO3 等のガス発生物質を併用添加し、スラグ中の
FeO 、MnO を効率良く低減して、Al2O3 系介在物の生成
を抑制する技術が開示されている。
【0006】また、特開平6−256837号公報に
は、転炉から取鍋への出鋼中、または出鋼直後の取鍋内
スラグに、スラグの脱酸に必要な量のうちの一部だけス
ラグ脱酸剤(本発明のスラグ改質剤と同じ作用があ
る。)を添加し、その残りの分のスラグ脱酸剤を前記真
空脱ガス処理後の取鍋内スラグに添加する2段階添加の
技術が開示されている。
は、転炉から取鍋への出鋼中、または出鋼直後の取鍋内
スラグに、スラグの脱酸に必要な量のうちの一部だけス
ラグ脱酸剤(本発明のスラグ改質剤と同じ作用があ
る。)を添加し、その残りの分のスラグ脱酸剤を前記真
空脱ガス処理後の取鍋内スラグに添加する2段階添加の
技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来方
法には以下の問題点がある。特開昭60−152611
号公報で開示されている方法では、出鋼段階でスラグ還
元剤によって一挙にスラグ中の(FeO +MnO )濃度を4
%以下程度まで下げる。従って、以降の各処理でスラグ
中のFeO 、MnO と溶鋼中の溶存Alとの反応は起こりにく
くなるため、Al2O3 の生成を抑制するという点では有効
である。しかし、脱炭前の溶鋼中の溶存酸素濃度とスラ
グ中の(FeO +MnO )濃度の間にはほぼ正の関係が成立
つから、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が低くなると、
溶鋼中の酸素濃度も低くなりすぎて真空脱ガス処理での
脱炭が不足して、極低炭素化が困難となる。
法には以下の問題点がある。特開昭60−152611
号公報で開示されている方法では、出鋼段階でスラグ還
元剤によって一挙にスラグ中の(FeO +MnO )濃度を4
%以下程度まで下げる。従って、以降の各処理でスラグ
中のFeO 、MnO と溶鋼中の溶存Alとの反応は起こりにく
くなるため、Al2O3 の生成を抑制するという点では有効
である。しかし、脱炭前の溶鋼中の溶存酸素濃度とスラ
グ中の(FeO +MnO )濃度の間にはほぼ正の関係が成立
つから、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が低くなると、
溶鋼中の酸素濃度も低くなりすぎて真空脱ガス処理での
脱炭が不足して、極低炭素化が困難となる。
【0008】図1にこの関係を示す。同図からみて、ス
ラグ中の(FeO +MnO )濃度が4 %未満では、溶鋼中酸
素濃度が0.04%以下となり、溶鋼中の炭素と反応する酸
素が不足し、その後の真空脱ガス処理装置で炭素濃度を
0.001 〜0.006 %まで脱炭するのは困難となる。
ラグ中の(FeO +MnO )濃度が4 %未満では、溶鋼中酸
素濃度が0.04%以下となり、溶鋼中の炭素と反応する酸
素が不足し、その後の真空脱ガス処理装置で炭素濃度を
0.001 〜0.006 %まで脱炭するのは困難となる。
【0009】溶鋼酸素の不足分を別途ランスから上吹き
すること等により補填する方法も考えられるが、この時
同時にスラグが酸化されてスラグ中の(FeO +MnO )濃
度が上昇して所期の目的が果たせない結果となる。
すること等により補填する方法も考えられるが、この時
同時にスラグが酸化されてスラグ中の(FeO +MnO )濃
度が上昇して所期の目的が果たせない結果となる。
【0010】また、前記特開平6−256837号公報
で開示されている方法によれば、スラグ脱酸剤を出鋼時
と、脱炭処理完了後との2段階に分けて添加すること
で、スラグの還元によって生じる溶存酸素不足の問題は
解消される。しかし、真空脱ガス処理装置での脱炭処理
後、取鍋内に脱酸剤を添加してスラグ中の(FeO +Mn
O)濃度を2 〜3 %以下に低減させるため、多量のスラ
グ脱酸剤を要し、スラグの流動性も悪いため、スラグを
機械的に攪拌するか、またはガスバブリングで攪拌する
等、強制的な攪拌を行う必要が生じ、このため処理時間
の延長、溶鋼温度の低下、および生産コストの上昇など
の問題が生じる。
で開示されている方法によれば、スラグ脱酸剤を出鋼時
と、脱炭処理完了後との2段階に分けて添加すること
で、スラグの還元によって生じる溶存酸素不足の問題は
解消される。しかし、真空脱ガス処理装置での脱炭処理
後、取鍋内に脱酸剤を添加してスラグ中の(FeO +Mn
O)濃度を2 〜3 %以下に低減させるため、多量のスラ
グ脱酸剤を要し、スラグの流動性も悪いため、スラグを
機械的に攪拌するか、またはガスバブリングで攪拌する
等、強制的な攪拌を行う必要が生じ、このため処理時間
の延長、溶鋼温度の低下、および生産コストの上昇など
の問題が生じる。
【0011】本発明の目的は、上記の従来技術におけ
る、溶鋼の溶存酸素不足の問題、あるいはスラグ脱酸剤
の大量使用の問題などを改善し、真空脱ガス処理装置を
使用した脱炭処理およびこれに続く脱酸処理において、
脱炭に必要な溶存酸素を適正に確保すると同時にAl2O3
の生成を抑制することによって、清浄度の高い極低炭素
鋼の溶製方法を提供することにある。
る、溶鋼の溶存酸素不足の問題、あるいはスラグ脱酸剤
の大量使用の問題などを改善し、真空脱ガス処理装置を
使用した脱炭処理およびこれに続く脱酸処理において、
脱炭に必要な溶存酸素を適正に確保すると同時にAl2O3
の生成を抑制することによって、清浄度の高い極低炭素
鋼の溶製方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、各種の実
験と検討を行った結果、(1) 真空脱ガス処理装置での脱
炭処理のためにはスラグ中の(FeO +MnO )濃度は適切
な範囲になければならないこと、(2) 前記(FeO +MnO
)濃度では脱酸処理以降でAl2O3 の形成を招来するの
で、その対策を講じなければならないこと、(3) Al2O3
の形成の抑制にはCaO を主体とするフラックスの添加が
有効であること、等の知見を得て本発明を完成した。
験と検討を行った結果、(1) 真空脱ガス処理装置での脱
炭処理のためにはスラグ中の(FeO +MnO )濃度は適切
な範囲になければならないこと、(2) 前記(FeO +MnO
)濃度では脱酸処理以降でAl2O3 の形成を招来するの
で、その対策を講じなければならないこと、(3) Al2O3
の形成の抑制にはCaO を主体とするフラックスの添加が
有効であること、等の知見を得て本発明を完成した。
【0013】本発明の要旨は以下の(A)および(B)
にある。
にある。
【0014】(A)未脱酸低炭素溶鋼のスラグにスラグ
改質剤を添加してスラグ中の(FeO +MnO )濃度を4 %
以上8 %未満に調整し、次いで真空脱ガス処理装置を用
いて脱炭処理した後、脱酸処理し、真空槽内の溶鋼にCa
O を主体とするフラックスを添加することを特徴とする
高清浄度極低炭素鋼の溶製方法。
改質剤を添加してスラグ中の(FeO +MnO )濃度を4 %
以上8 %未満に調整し、次いで真空脱ガス処理装置を用
いて脱炭処理した後、脱酸処理し、真空槽内の溶鋼にCa
O を主体とするフラックスを添加することを特徴とする
高清浄度極低炭素鋼の溶製方法。
【0015】(B)前記(A)に記載の溶製方法におい
て、CaO を主体とするフラックスの粒径、及び添加量
が、下記(1)、(2)の条件を満たすことを特徴とす
る高清浄度極低炭素鋼の溶製方法。
て、CaO を主体とするフラックスの粒径、及び添加量
が、下記(1)、(2)の条件を満たすことを特徴とす
る高清浄度極低炭素鋼の溶製方法。
【0016】(1)粒径:0.1 〜10mm。
【0017】 (2)(0.1 X+1 )≦Y≦(0.4 X+4 ) ただし、Yはフラックスの溶鋼ton 当たり添加量(kg/
ton )、Xは真空脱ガス処理開始前の取鍋内の溶鋼ton
当たりスラグ量(kg/ton )である。
ton )、Xは真空脱ガス処理開始前の取鍋内の溶鋼ton
当たりスラグ量(kg/ton )である。
【0018】
【発明の実施の形態】極低炭素鋼の溶製では、製鋼炉よ
り出鋼されたC 含有量0.02〜0.1 %の低炭素の未脱酸溶
鋼に真空脱ガス処理を施し、溶鋼中の溶存酸素(O )と
溶存炭素(C)との反応させて脱炭を行う。
り出鋼されたC 含有量0.02〜0.1 %の低炭素の未脱酸溶
鋼に真空脱ガス処理を施し、溶鋼中の溶存酸素(O )と
溶存炭素(C)との反応させて脱炭を行う。
【0019】真空脱ガス処理装置内での溶鋼の脱炭は、
溶鋼中に溶存する炭素と酸素との反応、C +O →CO↑に
よって進行する。通常出鋼後の未脱酸溶鋼中の溶存酸素
濃度は必要以上に高いので、真空脱ガス処理前に溶存酸
素濃度を低下させる必要がある。未脱酸溶鋼の溶存酸素
濃度は図1に示すようにスラグ中(FeO +MnO )と正の
相関がある。この関係を利用して、脱炭に必要な溶存酸
素が適正な濃度になるように、スラグ改質剤を添加する
ことによってスラグ中の(FeO +MnO )濃度を調整す
る。すなわち、溶鋼中の溶存酸素が0.04〜0.05%となる
よう、(FeO +MnO )濃度を4 %以上8 %未満へ調整す
る。この状態で真空脱ガス処理装置で脱炭処理をおこな
えば、溶鋼は極低炭素化する。
溶鋼中に溶存する炭素と酸素との反応、C +O →CO↑に
よって進行する。通常出鋼後の未脱酸溶鋼中の溶存酸素
濃度は必要以上に高いので、真空脱ガス処理前に溶存酸
素濃度を低下させる必要がある。未脱酸溶鋼の溶存酸素
濃度は図1に示すようにスラグ中(FeO +MnO )と正の
相関がある。この関係を利用して、脱炭に必要な溶存酸
素が適正な濃度になるように、スラグ改質剤を添加する
ことによってスラグ中の(FeO +MnO )濃度を調整す
る。すなわち、溶鋼中の溶存酸素が0.04〜0.05%となる
よう、(FeO +MnO )濃度を4 %以上8 %未満へ調整す
る。この状態で真空脱ガス処理装置で脱炭処理をおこな
えば、溶鋼は極低炭素化する。
【0020】その後、引き続き真空脱ガス処理装置で脱
酸処理を行う。脱酸剤としては本発明の鋼板用途の極低
炭素鋼では金属AlまたはAl合金が用いられる。脱酸処理
により溶鋼中の溶存酸素濃度は低下するものの、スラグ
中の(FeO +MnO )はほぼそのままの濃度で残ってい
る。この状態で溶鋼を連続鋳造工程に持ってゆくと、ス
ラグ中の(FeO +MnO )が逐次溶鋼中のAlと反応してAl
2O3 を生成し、これが溶鋼中に残存すれば鋳片の介在物
発生の原因となる。このため、スラグ中のFeO 、MnO と
溶鋼中のAlとの反応を抑制する必要がある。
酸処理を行う。脱酸剤としては本発明の鋼板用途の極低
炭素鋼では金属AlまたはAl合金が用いられる。脱酸処理
により溶鋼中の溶存酸素濃度は低下するものの、スラグ
中の(FeO +MnO )はほぼそのままの濃度で残ってい
る。この状態で溶鋼を連続鋳造工程に持ってゆくと、ス
ラグ中の(FeO +MnO )が逐次溶鋼中のAlと反応してAl
2O3 を生成し、これが溶鋼中に残存すれば鋳片の介在物
発生の原因となる。このため、スラグ中のFeO 、MnO と
溶鋼中のAlとの反応を抑制する必要がある。
【0021】この反応を抑制するために、脱炭処理後、
CaO を主体とするフラックスを真空槽内の溶鋼へ添加し
てスラグの流動性を低下させるのが有効である。フラッ
クス添加の時期は脱炭後であれば、脱酸処理の前後は問
わないが、脱酸処理で生成する酸化物(主にAl2O3 )の
浮上を考慮すれば脱酸処理中あるいは脱酸後がより好ま
しい。
CaO を主体とするフラックスを真空槽内の溶鋼へ添加し
てスラグの流動性を低下させるのが有効である。フラッ
クス添加の時期は脱炭後であれば、脱酸処理の前後は問
わないが、脱酸処理で生成する酸化物(主にAl2O3 )の
浮上を考慮すれば脱酸処理中あるいは脱酸後がより好ま
しい。
【0022】浸漬管を用いる真空脱ガス処理装置では、
スラグに対する攪拌力は小さいが、溶鋼は十分攪拌でき
るので、フラックスを溶鋼流に同伴させて搬送すれば、
取鍋内で浮上してスラグと溶鋼の接触する面にフラック
スを均一に分散到達させることができる。
スラグに対する攪拌力は小さいが、溶鋼は十分攪拌でき
るので、フラックスを溶鋼流に同伴させて搬送すれば、
取鍋内で浮上してスラグと溶鋼の接触する面にフラック
スを均一に分散到達させることができる。
【0023】また、取鍋内表層のスラグは真空脱ガス処
理工程および連続鋳造工程ではおおむね静置されている
ので、溶鋼中のAlと反応するFeO +MnO は溶鋼と接して
いるスラグの下層部分だけである。従って、スラグ全量
に対して流動性低下処理を施す必要はなく、スラグ下層
の溶融部だけ流動性を低下させればよい。
理工程および連続鋳造工程ではおおむね静置されている
ので、溶鋼中のAlと反応するFeO +MnO は溶鋼と接して
いるスラグの下層部分だけである。従って、スラグ全量
に対して流動性低下処理を施す必要はなく、スラグ下層
の溶融部だけ流動性を低下させればよい。
【0024】従って、前記の従来方法(特開平6−25
6837号公報)のように、スラグ全量を改質する必要
はないため、フラックスの添加量も少なくてすむ。ま
た、スラグを攪拌するために専用のスラグ攪拌装置も必
要ではないためコスト的には極めて有利である。
6837号公報)のように、スラグ全量を改質する必要
はないため、フラックスの添加量も少なくてすむ。ま
た、スラグを攪拌するために専用のスラグ攪拌装置も必
要ではないためコスト的には極めて有利である。
【0025】本発明の方法を、RH真空脱ガス処理装置
にて行う場合を例に説明する。図2は本発明方法を実施
するためのRH装置の縦断面概略図である。まず、転炉
などで溶製した未脱酸溶鋼1を取鍋2へ出鋼する。この
時、転炉などでは出鋼時にスラグストッパーを使用し、
取鍋内へ流出するスラグ量を最小限に抑える。取鍋内へ
流出したスラグ3は(FeO +MnO )を高濃度で含んでお
り、また溶鋼中の溶存酸素濃度も高い。そこで、出鋼中
の出鋼流または取鍋内スラグ3にスラグ改質剤を添加
し、スラグ中の(FeO +MnO )濃度を4 %以上8 %未満
に調整する。
にて行う場合を例に説明する。図2は本発明方法を実施
するためのRH装置の縦断面概略図である。まず、転炉
などで溶製した未脱酸溶鋼1を取鍋2へ出鋼する。この
時、転炉などでは出鋼時にスラグストッパーを使用し、
取鍋内へ流出するスラグ量を最小限に抑える。取鍋内へ
流出したスラグ3は(FeO +MnO )を高濃度で含んでお
り、また溶鋼中の溶存酸素濃度も高い。そこで、出鋼中
の出鋼流または取鍋内スラグ3にスラグ改質剤を添加
し、スラグ中の(FeO +MnO )濃度を4 %以上8 %未満
に調整する。
【0026】ここでスラグ改質剤とは、スラグを還元
(脱酸)する作用のある物質で、好例は金属AlまたはAl
合金を含有する物質であり、さらに発泡剤(好例はCaCO
3 )を適宜含有する物質である。
(脱酸)する作用のある物質で、好例は金属AlまたはAl
合金を含有する物質であり、さらに発泡剤(好例はCaCO
3 )を適宜含有する物質である。
【0027】次に、スラグ改質処理の終わった溶鋼1を
真空脱ガス処理装置にて脱炭処理を行う。上昇管4aと
下降管4bの2本の浸漬管を取鍋2内の溶鋼1に浸漬
し、真空槽5を排気して減圧しながら溶鋼1を真空槽5
に引き上げ、上昇管4a側からArガスを吹き込んで溶
鋼1を還流させ、溶鋼中のC +O →CO↑反応を進行させ
脱炭を行う。
真空脱ガス処理装置にて脱炭処理を行う。上昇管4aと
下降管4bの2本の浸漬管を取鍋2内の溶鋼1に浸漬
し、真空槽5を排気して減圧しながら溶鋼1を真空槽5
に引き上げ、上昇管4a側からArガスを吹き込んで溶
鋼1を還流させ、溶鋼中のC +O →CO↑反応を進行させ
脱炭を行う。
【0028】脱炭処理終了後、例えば脱酸剤用シュータ
ー6から真空槽5内の溶鋼1′に所定量の脱酸剤を添加
し、脱酸処理をする。引き続き、脱酸処理中に生成した
脱酸生成物(主にAl2O3 )を、凝集、浮上させるために
必要な所定時間の還流処理を行う。
ー6から真空槽5内の溶鋼1′に所定量の脱酸剤を添加
し、脱酸処理をする。引き続き、脱酸処理中に生成した
脱酸生成物(主にAl2O3 )を、凝集、浮上させるために
必要な所定時間の還流処理を行う。
【0029】溶鋼還流を継続しながら、CaO を主体とす
るフラックス8をフラックス用シューター7から真空槽
5内の溶鋼1′に添加する。このフラックス8は取鍋2
と真空槽5内を還流する溶鋼1′の流れに同伴して、下
降管4bより取鍋内溶鋼1中に排出される。排出された
フラックス8は、溶鋼1中に分散した後、徐々に浮上し
て最終的に取鍋2中のスラグ3へ到達する。ここで、溶
鋼1と接するスラグ下層の溶融部へCaO が吸収され、こ
の溶融部の流動性が低下する。その結果、スラグ中のFe
O 、MnO と溶鋼中のAlとの反応によるAl2O3 の生成が抑
制される。
るフラックス8をフラックス用シューター7から真空槽
5内の溶鋼1′に添加する。このフラックス8は取鍋2
と真空槽5内を還流する溶鋼1′の流れに同伴して、下
降管4bより取鍋内溶鋼1中に排出される。排出された
フラックス8は、溶鋼1中に分散した後、徐々に浮上し
て最終的に取鍋2中のスラグ3へ到達する。ここで、溶
鋼1と接するスラグ下層の溶融部へCaO が吸収され、こ
の溶融部の流動性が低下する。その結果、スラグ中のFe
O 、MnO と溶鋼中のAlとの反応によるAl2O3 の生成が抑
制される。
【0030】ここで、CaO を主体とするフラックス(Ca
O 系フラックス)とは、好例は純CaO であるが、無害な
物質、またはスラグ中の(FeO +MnO )と溶鋼中のAlと
の反応を抑制する効果のある物質(例えばCa(OH)2 、Mg
O 、Al2O3 、CaF2)が含まれていてもよい。
O 系フラックス)とは、好例は純CaO であるが、無害な
物質、またはスラグ中の(FeO +MnO )と溶鋼中のAlと
の反応を抑制する効果のある物質(例えばCa(OH)2 、Mg
O 、Al2O3 、CaF2)が含まれていてもよい。
【0031】転炉出鋼後の取鍋内スラグ中の(FeO +Mn
O )濃度を4 %以上8 %未満とする理由は以下の通りで
ある。スラグ中の(FeO +MnO )濃度が4 %未満では、
図1に示したスラグ中の(FeO +MnO )濃度と溶鋼中の
溶存酸素濃度との関係から、溶鋼中酸素濃度は0.04%以
下となり、その後の真空脱ガス処理装置で、炭素濃度を
0.001 〜0.006 %まで脱炭するのが困難となる。
O )濃度を4 %以上8 %未満とする理由は以下の通りで
ある。スラグ中の(FeO +MnO )濃度が4 %未満では、
図1に示したスラグ中の(FeO +MnO )濃度と溶鋼中の
溶存酸素濃度との関係から、溶鋼中酸素濃度は0.04%以
下となり、その後の真空脱ガス処理装置で、炭素濃度を
0.001 〜0.006 %まで脱炭するのが困難となる。
【0032】酸素の不足分を別途上吹き等により補填す
る方法も考えられるが、この時同時にスラグも酸化し
て、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が上昇し、結局4 %
以上となってしまうからである。
る方法も考えられるが、この時同時にスラグも酸化し
て、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が上昇し、結局4 %
以上となってしまうからである。
【0033】スラグ中の(FeO +MnO )濃度が8 %を超
えてはならない理由を以下に述べる。スラグ中の(FeO
+MnO )濃度が溶鋼の清浄性に及ぼす影響を調査するた
め、約30チャージについて以下の調査試験を行った。
えてはならない理由を以下に述べる。スラグ中の(FeO
+MnO )濃度が溶鋼の清浄性に及ぼす影響を調査するた
め、約30チャージについて以下の調査試験を行った。
【0034】転炉出鋼時にはスラグストッパーを使用し
取鍋へ流出するスラグを溶鋼1ton当たり6 〜10kg/ton
(以下、”kg/ton ”は溶鋼1ton 当たりの添加量ま
たは含有量を意味する)に抑制した。これら溶鋼を真空
脱ガス処理装置にて脱酸処理後、真空槽内にCaO 系フラ
ックスの量および粒径を種々変えて添加した後、連続鋳
造プロセスに供給し、タンディッシュ内溶鋼をサンプリ
ングして溶鋼中のT.[O](全酸素量)を調査した。CaO
系フラックスとしては純CaO を使用した。
取鍋へ流出するスラグを溶鋼1ton当たり6 〜10kg/ton
(以下、”kg/ton ”は溶鋼1ton 当たりの添加量ま
たは含有量を意味する)に抑制した。これら溶鋼を真空
脱ガス処理装置にて脱酸処理後、真空槽内にCaO 系フラ
ックスの量および粒径を種々変えて添加した後、連続鋳
造プロセスに供給し、タンディッシュ内溶鋼をサンプリ
ングして溶鋼中のT.[O](全酸素量)を調査した。CaO
系フラックスとしては純CaO を使用した。
【0035】図3は、上記の調査試験でスラグ中の(Fe
O +MnO )濃度が4 %以上6 %未満、6 %以上8 %未
満、8 %以上10%未満の3条件での、CaO 系フラックス
添加量とタンディッシュ内溶鋼中T.[O ]の関係を示す図
である。
O +MnO )濃度が4 %以上6 %未満、6 %以上8 %未
満、8 %以上10%未満の3条件での、CaO 系フラックス
添加量とタンディッシュ内溶鋼中T.[O ]の関係を示す図
である。
【0036】図3に示すように、スラグ中(FeO +MnO
)濃度が4 %以上6 %未満、6 %以上8 %未満の2条
件では、タンディッシュ内溶鋼のT.[O ]の目標値20ppm
以下となる適正範囲が存在することがわかる。(CaO 系
フラックスの添加量に適正範囲が存在する理由は後述す
る。) これに対し、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が8 %以上
10%未満の条件では、タンディッシュのT.[O ]はCaO 系
フラックスを3 〜6 kg/ton 添加することにより22〜23
ppm にまで低下するものの、20ppm 以下とはならない。
これは、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が8 %以上で
は、CaO 系フラックス添加によりスラグの流動性を低下
させても、スラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応
を完全には抑制しきれないためである。したがって、転
炉出鋼後、真空脱ガス処理を開始するまでに、スラグ改
質により、(FeO +MnO )濃度を4 %以上、8 %未満と
する必要がある。
)濃度が4 %以上6 %未満、6 %以上8 %未満の2条
件では、タンディッシュ内溶鋼のT.[O ]の目標値20ppm
以下となる適正範囲が存在することがわかる。(CaO 系
フラックスの添加量に適正範囲が存在する理由は後述す
る。) これに対し、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が8 %以上
10%未満の条件では、タンディッシュのT.[O ]はCaO 系
フラックスを3 〜6 kg/ton 添加することにより22〜23
ppm にまで低下するものの、20ppm 以下とはならない。
これは、スラグ中の(FeO +MnO )濃度が8 %以上で
は、CaO 系フラックス添加によりスラグの流動性を低下
させても、スラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応
を完全には抑制しきれないためである。したがって、転
炉出鋼後、真空脱ガス処理を開始するまでに、スラグ改
質により、(FeO +MnO )濃度を4 %以上、8 %未満と
する必要がある。
【0037】次に、CaO 系フラックスの粒径が溶鋼の清
浄性に及ぼす影響を検討するため、CaO 系フラックスの
粒径とタンディッシュ内溶鋼中T.[O ]との関係を調査し
た。
浄性に及ぼす影響を検討するため、CaO 系フラックスの
粒径とタンディッシュ内溶鋼中T.[O ]との関係を調査し
た。
【0038】図4はCaO 系フラックス粒径と溶鋼中のT.
[O ]との関係図である。同図に示すように、CaO 系フラ
ックスの粒径が0.1 mm未満では、溶鋼中T.[O ]は20ppm
を超えしまう。
[O ]との関係図である。同図に示すように、CaO 系フラ
ックスの粒径が0.1 mm未満では、溶鋼中T.[O ]は20ppm
を超えしまう。
【0039】この原因を解明するため、真空脱ガス処理
装置の排気ダクト系を調査した結果、小粒径のCaO が多
量に付着しており、溶鋼中に添加される前に飛散したこ
とがわかった。
装置の排気ダクト系を調査した結果、小粒径のCaO が多
量に付着しており、溶鋼中に添加される前に飛散したこ
とがわかった。
【0040】従って粒径が0.1 mm未満では、添加した全
CaO 系フラックスのうち取鍋スラグへ有効に捕捉される
割合が著しく低下することがわかった。従ってCaO の歩
留を考慮するなら、粒径は0.1 mm以上が望ましい。
CaO 系フラックスのうち取鍋スラグへ有効に捕捉される
割合が著しく低下することがわかった。従ってCaO の歩
留を考慮するなら、粒径は0.1 mm以上が望ましい。
【0041】また、CaO 系フラックスの粒径が10mm超で
は、やはり溶鋼中T.[O ]は20ppm を超えてしまう。この
原因はフラックスの粒径が10mmを超えると、フラックス
の浮上速度が大きいため、真空脱ガス処理装置の下降管
から排出されたフラックスはすぐに浮上して下降管周辺
のスラグに到達するのみで、取鍋内のスラグ全面に均一
に分散しないからである。これが均一に分散するまでの
時間ロスを避けるためには粒径は10mm以下が望ましいと
いうことになる。
は、やはり溶鋼中T.[O ]は20ppm を超えてしまう。この
原因はフラックスの粒径が10mmを超えると、フラックス
の浮上速度が大きいため、真空脱ガス処理装置の下降管
から排出されたフラックスはすぐに浮上して下降管周辺
のスラグに到達するのみで、取鍋内のスラグ全面に均一
に分散しないからである。これが均一に分散するまでの
時間ロスを避けるためには粒径は10mm以下が望ましいと
いうことになる。
【0042】次に、CaO 系フラックス添加量が溶鋼の清
浄性に及ぼす影響を検討するため、添加量Yと取鍋スラ
グ量Xとの関係を調査した。図5にその結果を示す。同
図は、CaO 系フラックスの添加量Y、真空脱ガス処理前
の取鍋内スラグ量Xおよび、本発明の溶鋼処理が完了し
て連続鋳造工程に供給した段階でのタンディッシュ内溶
鋼中のT.[O ]の関係を示す図である。
浄性に及ぼす影響を検討するため、添加量Yと取鍋スラ
グ量Xとの関係を調査した。図5にその結果を示す。同
図は、CaO 系フラックスの添加量Y、真空脱ガス処理前
の取鍋内スラグ量Xおよび、本発明の溶鋼処理が完了し
て連続鋳造工程に供給した段階でのタンディッシュ内溶
鋼中のT.[O ]の関係を示す図である。
【0043】図5に示すように、CaO 系フラックスの添
加量Yが(0.1 X+1 )未満では、タンディッシュ内溶
鋼中のT.[O ]は20ppm を超えてしまうことがわかる。こ
れは、取鍋内に吸収されたフラックスによるスラグの流
動性低下の効果が小さくなり、スラグ中のFeO 、MnO と
溶鋼中Alとの反応を抑制できなかったためと考えられ
る。
加量Yが(0.1 X+1 )未満では、タンディッシュ内溶
鋼中のT.[O ]は20ppm を超えてしまうことがわかる。こ
れは、取鍋内に吸収されたフラックスによるスラグの流
動性低下の効果が小さくなり、スラグ中のFeO 、MnO と
溶鋼中Alとの反応を抑制できなかったためと考えられ
る。
【0044】一方、フラックス添加量Yが(0.4 X+4
)超では、溶鋼中T.[O ]の低減効果が低下することが
わかる。その理由は、CaO の添加量がある臨界値を超え
ると、スラグの流動性低下の効果が飽和してしまい、Al
2O3 生成の抑制効果が期待できなくなるからである。さ
らに、CaO 系フラックスが過剰に溶鋼内へ入るため、取
鍋スラグに捕捉されないCaO 粒あるいはCaO 粉が溶鋼内
に滞留し、かえって溶鋼の清浄性を悪化させてしまうか
らである。
)超では、溶鋼中T.[O ]の低減効果が低下することが
わかる。その理由は、CaO の添加量がある臨界値を超え
ると、スラグの流動性低下の効果が飽和してしまい、Al
2O3 生成の抑制効果が期待できなくなるからである。さ
らに、CaO 系フラックスが過剰に溶鋼内へ入るため、取
鍋スラグに捕捉されないCaO 粒あるいはCaO 粉が溶鋼内
に滞留し、かえって溶鋼の清浄性を悪化させてしまうか
らである。
【0045】したがって、溶鋼中T.[O ]を20ppm 前後で
管理しようとするならば、フラックス添加量Y(kg/to
n )は取鍋内スラグ量X(kg/ton )との関係におい
て、下式を満たすことが望ましい。 (0.1 X+1 )≦Y≦(0.4 X+4 )
管理しようとするならば、フラックス添加量Y(kg/to
n )は取鍋内スラグ量X(kg/ton )との関係におい
て、下式を満たすことが望ましい。 (0.1 X+1 )≦Y≦(0.4 X+4 )
【0046】
(本発明例)転炉にて溶製した炭素濃度0.05%の未脱酸
溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、スラグストッ
パーの使用により流出スラグ量を約10kg/ton に抑制
し、かつ、スラグ中の(FeO +MnO )濃度の目標を6 %
として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:Al:40%、
CaCO3 :60%)を1.5 kg/ton 添加した。
溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、スラグストッ
パーの使用により流出スラグ量を約10kg/ton に抑制
し、かつ、スラグ中の(FeO +MnO )濃度の目標を6 %
として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:Al:40%、
CaCO3 :60%)を1.5 kg/ton 添加した。
【0047】得られた溶鋼をRH真空脱ガス処理装置で
脱炭処理を行い、炭素濃度0.0025%まで脱炭した後、真
空槽上部に設置された脱酸剤用シューターから金属Alを
投入して溶鋼の脱酸処理を行い、溶鋼中のAl濃度を約0.
03%とした。この時点でスラグ中の(FeO +MnO )濃度
は約6 %であった。
脱炭処理を行い、炭素濃度0.0025%まで脱炭した後、真
空槽上部に設置された脱酸剤用シューターから金属Alを
投入して溶鋼の脱酸処理を行い、溶鋼中のAl濃度を約0.
03%とした。この時点でスラグ中の(FeO +MnO )濃度
は約6 %であった。
【0048】次に、スラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAl
との反応の抑制剤として、純CaO フラックスを真空槽上
部に設置されたフラックス用シューターから2.5 kg/to
n 添加した。その後、RH還流処理を約10分間行い、ス
ラグ改質剤の取鍋内スラグへの均一な分散を図った。
との反応の抑制剤として、純CaO フラックスを真空槽上
部に設置されたフラックス用シューターから2.5 kg/to
n 添加した。その後、RH還流処理を約10分間行い、ス
ラグ改質剤の取鍋内スラグへの均一な分散を図った。
【0049】得られた溶鋼は後述する比較例と同条件の
連続鋳造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプル
を採取し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカ
ウントした。
連続鋳造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプル
を採取し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカ
ウントした。
【0050】(比較例1)脱酸処理後のCaO 系フラック
スの添加は行わず、その他は本発明例と同一の条件で溶
鋼の脱炭処理及び脱酸処理を行った。得られた溶鋼は本
発明例と同条件の連続鋳造に供し、得られた鋳片の定常
部分よりサンプルを採取し、30μm以上の介在物をミク
ロ検鏡法によりカウントした。
スの添加は行わず、その他は本発明例と同一の条件で溶
鋼の脱炭処理及び脱酸処理を行った。得られた溶鋼は本
発明例と同条件の連続鋳造に供し、得られた鋳片の定常
部分よりサンプルを採取し、30μm以上の介在物をミク
ロ検鏡法によりカウントした。
【0051】(比較例2)転炉にて溶製した炭素濃度0.
05%の未脱酸溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、
スラグストッパーの使用により流出スラグ量を約10kg/
ton に抑制し、かつ、スラグ中の(FeO +MnO )濃度の
目標を9 %として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:
Al:40%、CaCO3 :60%)を1 kg/ton 添加した。
05%の未脱酸溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、
スラグストッパーの使用により流出スラグ量を約10kg/
ton に抑制し、かつ、スラグ中の(FeO +MnO )濃度の
目標を9 %として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:
Al:40%、CaCO3 :60%)を1 kg/ton 添加した。
【0052】得られた溶鋼をRH真空脱ガス処理装置で
脱炭処理を行い、炭素濃度0.0025%まで脱炭した後、金
属Al添加による溶鋼の脱酸処理を行い、溶鋼中のAl濃度
を約0.03%とした。
脱炭処理を行い、炭素濃度0.0025%まで脱炭した後、金
属Al添加による溶鋼の脱酸処理を行い、溶鋼中のAl濃度
を約0.03%とした。
【0053】次いで、スラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中の
Alとの反応を抑制するため、真空槽上部に設置されたシ
ューターより、純CaO フラックスを2.5 kg/ton 真空槽
内へ添加した。その後、RH還流処理を約10分間行いス
ラグ改質剤の取鍋内スラグへの均一な分散を図った。
Alとの反応を抑制するため、真空槽上部に設置されたシ
ューターより、純CaO フラックスを2.5 kg/ton 真空槽
内へ添加した。その後、RH還流処理を約10分間行いス
ラグ改質剤の取鍋内スラグへの均一な分散を図った。
【0054】得られた溶鋼は本発明例と同条件の連続鋳
造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプルを採取
し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカウント
した。
造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプルを採取
し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカウント
した。
【0055】(比較例3)転炉にて溶製した炭素濃度0.
05%の未脱酸溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、
スラグストッパーの使用により流出スラグ量を約10kg/
ton に抑制し、かつ、スラグ中(FeO +MnO )濃度の目
標を2%として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:A
l:40%、CaCO3 :60%)を2 kg/ton 添加した。
05%の未脱酸溶鋼250 ton を取鍋へ出鋼した。この際、
スラグストッパーの使用により流出スラグ量を約10kg/
ton に抑制し、かつ、スラグ中(FeO +MnO )濃度の目
標を2%として、出鋼流に対しスラグ改質剤(組成:A
l:40%、CaCO3 :60%)を2 kg/ton 添加した。
【0056】得られた溶鋼をRH真空脱ガス処理装置で
脱炭処理を行った。溶鋼中の溶存酸素が不足するため、
真空槽上部に設置した上吹きランスより酸素上吹きを15
g/(溶鋼ton ・分)の供給速度で3 分間行い、溶鋼中
の炭素濃度を0.0025%とした。
脱炭処理を行った。溶鋼中の溶存酸素が不足するため、
真空槽上部に設置した上吹きランスより酸素上吹きを15
g/(溶鋼ton ・分)の供給速度で3 分間行い、溶鋼中
の炭素濃度を0.0025%とした。
【0057】次に、金属Al添加による溶鋼の脱酸処理を
行い、溶鋼中のAl濃度を約0.03%とした。次いで、スラ
グ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応を抑制するた
め、真空槽上部に設置されたシューター」より、純CaO
フラックスを2.5 kg/ton 真空槽内へ添加した。その
後、RH還流処理を約10分間行いスラグ改質剤の取鍋内
スラグへの均一な分散を図った。
行い、溶鋼中のAl濃度を約0.03%とした。次いで、スラ
グ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応を抑制するた
め、真空槽上部に設置されたシューター」より、純CaO
フラックスを2.5 kg/ton 真空槽内へ添加した。その
後、RH還流処理を約10分間行いスラグ改質剤の取鍋内
スラグへの均一な分散を図った。
【0058】得られた溶鋼は本発明例と同条件の連続鋳
造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプルを採取
し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカウント
した。本発明例および比較例1、2、3ともに、各条件
でそれぞれ10チャージずつ処理を行った。
造に供し、得られた鋳片の定常部分よりサンプルを採取
し、30μm以上の介在物をミクロ検鏡法によりカウント
した。本発明例および比較例1、2、3ともに、各条件
でそれぞれ10チャージずつ処理を行った。
【0059】図6に本発明例と比較例1、2、3につい
て転炉出鋼時からRH真空脱ガス処理終了後までのスラ
グ中の(FeO +MnO )の濃度推移を示す。本発明例、比
較例1では、スラグ中の(FeO +MnO )濃度はスラグ改
質によりRH処理前目標の6 %程度に低下した後、RH
処理終了後までこの値を保つ。
て転炉出鋼時からRH真空脱ガス処理終了後までのスラ
グ中の(FeO +MnO )の濃度推移を示す。本発明例、比
較例1では、スラグ中の(FeO +MnO )濃度はスラグ改
質によりRH処理前目標の6 %程度に低下した後、RH
処理終了後までこの値を保つ。
【0060】また、比較例2では、スラグ中の(FeO +
MnO )濃度はスラグ改質によりRH処理前目標の9 %程
度に低下した後、RH処理終了後までこの値を保持す
る。
MnO )濃度はスラグ改質によりRH処理前目標の9 %程
度に低下した後、RH処理終了後までこの値を保持す
る。
【0061】これに対し、比較例3では、スラグ中の
(FeO +MnO )濃度は一旦2 %程度まで低下するもの
の、真空脱ガス処理装置による脱炭処理時の酸素上吹き
中にスラグの酸化が進行して、最終的には約8 %にまで
上昇している。
(FeO +MnO )濃度は一旦2 %程度まで低下するもの
の、真空脱ガス処理装置による脱炭処理時の酸素上吹き
中にスラグの酸化が進行して、最終的には約8 %にまで
上昇している。
【0062】図7に、タンディッシュ溶鋼中のT.[O ]の
状況を示す。この状態は脱炭、脱酸が終了し、連続鋳造
に供された段階である。図から明らかなように、本発明
例におけるT.[O ]の平均値は15ppm と他の35〜40ppm に
比較して十分に低い。
状況を示す。この状態は脱炭、脱酸が終了し、連続鋳造
に供された段階である。図から明らかなように、本発明
例におけるT.[O ]の平均値は15ppm と他の35〜40ppm に
比較して十分に低い。
【0063】これは、本発明例においては鋳込み前の最
終的なスラグ中の(FeO +MnO )濃度が6 %と低く、さ
らにCaO 系フラックス添加によるスラグの流動性低下の
作用でスラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応が抑
制されたためと考えられる。
終的なスラグ中の(FeO +MnO )濃度が6 %と低く、さ
らにCaO 系フラックス添加によるスラグの流動性低下の
作用でスラグ中のFeO 、MnO と溶鋼中のAlとの反応が抑
制されたためと考えられる。
【0064】図8に連続鋳造後の鋳片の介在物の状況を
示す。ここで、鋳片欠陥指数とは、比較例1のミクロ検
鏡法によりカウントした鋳片の介在物の個数を1.0 とし
て指数化して表示したものである。本発明例における鋳
片欠陥指数は約0.4 と、清浄性は最も良好であった。
示す。ここで、鋳片欠陥指数とは、比較例1のミクロ検
鏡法によりカウントした鋳片の介在物の個数を1.0 とし
て指数化して表示したものである。本発明例における鋳
片欠陥指数は約0.4 と、清浄性は最も良好であった。
【0065】
【発明の効果】本発明方法によれば、取鍋スラグ中のFe
O 、MnO と溶鋼中のAlとの反応によるAl2O3 の生成を抑
制でき、この結果、従来方法では得られなかった高清浄
度の極低炭素鋼を確実に、かつ、低コストで溶製するこ
とができる。
O 、MnO と溶鋼中のAlとの反応によるAl2O3 の生成を抑
制でき、この結果、従来方法では得られなかった高清浄
度の極低炭素鋼を確実に、かつ、低コストで溶製するこ
とができる。
【図1】脱炭処理前のスラグ中の(FeO +MnO )濃度と
鋼中酸素濃度との関係図である。
鋼中酸素濃度との関係図である。
【図2】本発明を実施するための、RH真空脱ガス処理
装置の概略図である。
装置の概略図である。
【図3】タンディッシュ内溶鋼中のT.[O ]、スラグ
中の(FeO +MnO )濃度およびCaO 系フラックス添加量
の関係図である。
中の(FeO +MnO )濃度およびCaO 系フラックス添加量
の関係図である。
【図4】CaO 系フラックス粒径とタンディッシュ内溶鋼
中のT.[O ]との関係図である。
中のT.[O ]との関係図である。
【図5】フラックス添加量Y、真空脱ガス処理前のの取
鍋内スラグ量Xおよびタンディッシュ内溶鋼中のT.[O ]
の関係図である。
鍋内スラグ量Xおよびタンディッシュ内溶鋼中のT.[O ]
の関係図である。
【図6】本発明方法と従来方法とを、転炉出鋼前からR
H処理後にかけてのスラグ中の(FeO +MnO )濃度推移
で比較したグラフである。
H処理後にかけてのスラグ中の(FeO +MnO )濃度推移
で比較したグラフである。
【図7】本発明方法と従来方法とを、タンディッシュ内
溶鋼中のT.[O ]で比較したグラフである。
溶鋼中のT.[O ]で比較したグラフである。
【図8】本発明方法と従来方法とを、鋳片中の介在物指
数で比較したグラフである。
数で比較したグラフである。
1、1′:溶鋼 2:取鍋 3:スラグ 4a:上昇管 4b:下降管 5:真空槽 6:脱酸剤用シューター 7:フラックス用シューター 8:フラックス
Claims (2)
- 【請求項1】 未脱酸低炭素溶鋼のスラグにスラグ改質
剤を添加してスラグ中の(FeO +MnO )濃度を4 %以上
8 %未満に調整し、次いで真空脱ガス処理装置を用いて
脱炭処理した後、脱酸処理し、真空槽内の溶鋼にCaO を
主体とするフラックスを添加することを特徴とする高清
浄度極低炭素鋼の溶製方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の溶製方法において、Ca
O を主体とするフラックスの粒径、及び添加量が、下記
(1)、(2)の条件を満たすことを特徴とする高清浄
度極低炭素鋼の溶製方法。 (1)粒径:0.1 〜10mm。 (2)(0.1 X+1 )≦Y≦(0.4 X+4 ) ただし、Yはフラックスの溶鋼ton 当たり添加量(kg/
ton )、Xは真空脱ガス処理開始前の取鍋内の溶鋼ton
当たりスラグ量(kg/ton )である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139594A JPH10330829A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 高清浄度極低炭素鋼の溶製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139594A JPH10330829A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 高清浄度極低炭素鋼の溶製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10330829A true JPH10330829A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15248910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9139594A Pending JPH10330829A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 高清浄度極低炭素鋼の溶製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10330829A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041315A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Nkk Corp | 高清浄鋼の製造方法 |
| JP2017166026A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 高清浄鋼の製造方法 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9139594A patent/JPH10330829A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041315A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Nkk Corp | 高清浄鋼の製造方法 |
| JP2017166026A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 新日鐵住金株式会社 | 高清浄鋼の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000129335A (ja) | 清浄性に優れた極低硫鋼の製造方法 | |
| JP3463573B2 (ja) | 高清浄極低硫鋼の製造方法 | |
| JPH11279630A (ja) | 高清浄度鋼の溶製方法 | |
| JP3915386B2 (ja) | 清浄鋼の製造方法 | |
| JPH05239534A (ja) | 無方向性電磁鋼板材の溶製方法 | |
| JPH10330829A (ja) | 高清浄度極低炭素鋼の溶製方法 | |
| JPH10317049A (ja) | 高清浄鋼の溶製方法 | |
| JPH11279631A (ja) | ステンレス溶鋼の精錬方法 | |
| JP2003027128A (ja) | 真空脱ガス設備における溶鋼の溶製方法 | |
| JP2009084672A (ja) | 溶鋼の加熱方法および圧延鋼材の製造方法 | |
| JPH11293329A (ja) | 清浄性に優れた極低炭素Siキルド鋼の製造方法 | |
| JP3279142B2 (ja) | 高清浄性極低炭素鋼の精錬方法 | |
| JP3297998B2 (ja) | 高清浄極低炭素鋼の溶製方法 | |
| JPH05287358A (ja) | 清浄度の高い極低炭素鋼の溶製方法 | |
| JP2897639B2 (ja) | 極低硫鋼の精錬方法 | |
| JP3424163B2 (ja) | V含有量の少ない極低炭素鋼の製造方法 | |
| JP7827229B1 (ja) | 溶鋼の精錬方法および鋼の製造方法 | |
| JP3277763B2 (ja) | 高清浄性極低炭素鋼の精錬方法 | |
| JPS63262412A (ja) | 溶鋼の清浄化方法 | |
| JP2985720B2 (ja) | 極低炭素鋼の真空精錬方法 | |
| JP3260417B2 (ja) | Rh真空脱ガス装置を用いる溶鋼の脱硫方法 | |
| JPH11158537A (ja) | 清浄度に優れた極低炭素鋼の製造方法 | |
| JP4066674B2 (ja) | 含マンガン極低炭素鋼の製造方法 | |
| JP3390478B2 (ja) | 高清浄度鋼の溶製方法 | |
| JP2001098316A (ja) | 高清浄極低炭素鋼の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020611 |