JPH10331017A - 柄を有する布帛の自動裁断機による裁断方法 - Google Patents
柄を有する布帛の自動裁断機による裁断方法Info
- Publication number
- JPH10331017A JPH10331017A JP15774597A JP15774597A JPH10331017A JP H10331017 A JPH10331017 A JP H10331017A JP 15774597 A JP15774597 A JP 15774597A JP 15774597 A JP15774597 A JP 15774597A JP H10331017 A JPH10331017 A JP H10331017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- cutting
- cut
- fabric
- cutting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 105
- 239000004744 fabric Substances 0.000 title claims abstract description 52
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 15
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 11
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 10
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000009991 scouring Methods 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配置し
ながら特定の型地に裁断する際、粗裁ち段階での柄合わ
せを可能とすると共に、パーツ毎の方向性の微調整も可
能で、コンピューターにより自動制御された自動裁断機
により、正確で効率的に重ね裁断する。 【解決手段】 柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配
置しながら特定の型地に裁断する際、コンピューターに
より自動制御された自動裁断機を使用して重ね裁断する
ことを特徴とし、予め自動裁断機を使用して最上層の柄
位置を合わせて一回り大きく重ね裁断する。裁断後、柄
のバラツキを補正するためパーツ毎に精密に重ねなお
し、その後パーツ毎に正確に方向性を整えた後、自動裁
断機にて正確に柄位置の補正を行って正規の型地で重ね
裁断する。
ながら特定の型地に裁断する際、粗裁ち段階での柄合わ
せを可能とすると共に、パーツ毎の方向性の微調整も可
能で、コンピューターにより自動制御された自動裁断機
により、正確で効率的に重ね裁断する。 【解決手段】 柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配
置しながら特定の型地に裁断する際、コンピューターに
より自動制御された自動裁断機を使用して重ね裁断する
ことを特徴とし、予め自動裁断機を使用して最上層の柄
位置を合わせて一回り大きく重ね裁断する。裁断後、柄
のバラツキを補正するためパーツ毎に精密に重ねなお
し、その後パーツ毎に正確に方向性を整えた後、自動裁
断機にて正確に柄位置の補正を行って正規の型地で重ね
裁断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縫製工業において、
布帛上の特定の柄を特定の型地の特定の位置に配置して
正確且つ効率的に裁断する、柄を有する布帛の自動裁断
機による裁断方法に関するものである。
布帛上の特定の柄を特定の型地の特定の位置に配置して
正確且つ効率的に裁断する、柄を有する布帛の自動裁断
機による裁断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣服を縫製するためには、布帛を型地に
合わせて裁断した後縫い合わせる必要があるが、布帛よ
り効率的に型地を取り出すために型地をどのように並べ
るのが良いかと言うことは熟練した職人によらなければ
ならなかった。近年にいたり、コンピューターを使用し
て効率的に型地を並べる技術が確立し、且つそこから得
られる数値制御用のデータを使用して自動裁断機にて正
確に裁断されるようになってきた。量産工場においては
布帛を何枚も重ねて大量に自動裁断するのが一般的であ
る。
合わせて裁断した後縫い合わせる必要があるが、布帛よ
り効率的に型地を取り出すために型地をどのように並べ
るのが良いかと言うことは熟練した職人によらなければ
ならなかった。近年にいたり、コンピューターを使用し
て効率的に型地を並べる技術が確立し、且つそこから得
られる数値制御用のデータを使用して自動裁断機にて正
確に裁断されるようになってきた。量産工場においては
布帛を何枚も重ねて大量に自動裁断するのが一般的であ
る。
【0003】この技術は布帛に柄がある場合にも適用さ
れるが、布帛に創出される柄は製織、精練、染色および
整理の各工程で不安定にばらつき、そのバラツキを補正
しながら1枚裁断を行う技術までは確立している。すな
わち型地上の柄のあるべき位置に自動裁断機のオプショ
ナルストップの機能を設定して機械を止め、布帛上の柄
の位置に微調整することにより型地の柄合わせ裁断を実
現するものであるが、2枚目以下の柄のバラツキを補正
するものではないため1枚裁断に限定されているのであ
る。
れるが、布帛に創出される柄は製織、精練、染色および
整理の各工程で不安定にばらつき、そのバラツキを補正
しながら1枚裁断を行う技術までは確立している。すな
わち型地上の柄のあるべき位置に自動裁断機のオプショ
ナルストップの機能を設定して機械を止め、布帛上の柄
の位置に微調整することにより型地の柄合わせ裁断を実
現するものであるが、2枚目以下の柄のバラツキを補正
するものではないため1枚裁断に限定されているのであ
る。
【0004】このように自動裁断機を使用するとき1枚
裁断しかできないが、手作業においては古くから重ね裁
断が行われてきた。手作業においては予め型地より大き
めに裁断し、次に柄を揃えるために針打ち作業で重ねな
おした後正規の型地に裁断しなおす。ここにおいて大き
めに裁断することを粗裁ちと称し柄を揃えた後正規の型
地に裁断しなおすことを二度裁ちと称する。しかし、自
動裁断機では針打ち重ねなおし作業による柄揃えができ
ないため、重ね裁断が諦められてきたのである。しかし
ながら裁断効率から言って、柄合わせ商品を自動裁断機
で重ね裁断したいという要求は非常に強いものがある。
裁断しかできないが、手作業においては古くから重ね裁
断が行われてきた。手作業においては予め型地より大き
めに裁断し、次に柄を揃えるために針打ち作業で重ねな
おした後正規の型地に裁断しなおす。ここにおいて大き
めに裁断することを粗裁ちと称し柄を揃えた後正規の型
地に裁断しなおすことを二度裁ちと称する。しかし、自
動裁断機では針打ち重ねなおし作業による柄揃えができ
ないため、重ね裁断が諦められてきたのである。しかし
ながら裁断効率から言って、柄合わせ商品を自動裁断機
で重ね裁断したいという要求は非常に強いものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】機械工作と異なり、布
帛の規格値の誤差範囲は驚くほど大きい。柄を有する布
帛の場合、メーカー規格で2%の誤差を持つことが一般
的であり、生地幅150cmの場合は実に3cmにおよ
ぶ。柄のピッチが1.5cm程度の場合は手前と向こう
側で実に2本分の柄相当の誤差が生じ、これが当然のこ
ととされている。このため柄合わせの実務においては、
この誤差を手作業で補正することに終始していると言っ
ても過言ではなく、もう一桁の精度があれば既に自動裁
断が実現していると思われる。
帛の規格値の誤差範囲は驚くほど大きい。柄を有する布
帛の場合、メーカー規格で2%の誤差を持つことが一般
的であり、生地幅150cmの場合は実に3cmにおよ
ぶ。柄のピッチが1.5cm程度の場合は手前と向こう
側で実に2本分の柄相当の誤差が生じ、これが当然のこ
ととされている。このため柄合わせの実務においては、
この誤差を手作業で補正することに終始していると言っ
ても過言ではなく、もう一桁の精度があれば既に自動裁
断が実現していると思われる。
【0006】このような大きい誤差が存在するままで、
これまで縫製が行われてきたが、言うまでもなく誤差を
持つ材料から作成される製品には誤差が存在し、完全に
同一の製品を作ることはできない。しかし衣服として要
求される柄合わせの品位は、一着の衣服における左右の
柄の対称性または柄の繰り返しの周期性が求められるの
であって、一着一着は異なっていても差し支えないので
ある。通常は一着分の要尺(ジャケットで2m程度)の
中では狂いは無いと考えられるため、各パーツそれぞれ
基準となる位置の柄を合わせれば一着内の品位は保たれ
る仕組みになっており、実用上差し支えなく衣服が製造
されてきた。
これまで縫製が行われてきたが、言うまでもなく誤差を
持つ材料から作成される製品には誤差が存在し、完全に
同一の製品を作ることはできない。しかし衣服として要
求される柄合わせの品位は、一着の衣服における左右の
柄の対称性または柄の繰り返しの周期性が求められるの
であって、一着一着は異なっていても差し支えないので
ある。通常は一着分の要尺(ジャケットで2m程度)の
中では狂いは無いと考えられるため、各パーツそれぞれ
基準となる位置の柄を合わせれば一着内の品位は保たれ
る仕組みになっており、実用上差し支えなく衣服が製造
されてきた。
【0007】確かに衣服としての品位には問題が無いか
もしれないが、この様な作業は職人芸であって工業とは
言いがたい。このように柄を有する布帛の規格におい
て、ひどい時は柄2本分以上に相当する誤差があるが、
これだけ大きい誤差があると粗裁ち段階での柄合わせが
重要になってくる。しかしながら現在のコンピューター
システムでは粗裁ち段階での柄合わせ機能が無く、また
二度裁ちの段階では、現状ではオプショナルストップの
機能により正確な柄位置合わせをすることにのみ力を注
いでおり、パーツの方向性は正しいことを前提としてい
るが、実際に二度裁ちを行ってみるとパーツの方向性は
パーツ毎に微妙に狂い、その正確さを保証することは困
難である。上記点より本発明は粗裁ち段階での柄合わせ
を可能とすると共に、パーツ毎の方向性の微調整も可能
で、コンピューターにより自動制御された自動裁断機に
より正確で効率的に重ね裁断することができる、柄を有
する布帛の自動裁断機による裁断方法を提供しようとす
るものである。
もしれないが、この様な作業は職人芸であって工業とは
言いがたい。このように柄を有する布帛の規格におい
て、ひどい時は柄2本分以上に相当する誤差があるが、
これだけ大きい誤差があると粗裁ち段階での柄合わせが
重要になってくる。しかしながら現在のコンピューター
システムでは粗裁ち段階での柄合わせ機能が無く、また
二度裁ちの段階では、現状ではオプショナルストップの
機能により正確な柄位置合わせをすることにのみ力を注
いでおり、パーツの方向性は正しいことを前提としてい
るが、実際に二度裁ちを行ってみるとパーツの方向性は
パーツ毎に微妙に狂い、その正確さを保証することは困
難である。上記点より本発明は粗裁ち段階での柄合わせ
を可能とすると共に、パーツ毎の方向性の微調整も可能
で、コンピューターにより自動制御された自動裁断機に
より正確で効率的に重ね裁断することができる、柄を有
する布帛の自動裁断機による裁断方法を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明方法は、柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配
置しながら特定の型地に裁断する際、コンピューターに
より自動制御された自動裁断機を使用して重ね裁断する
ことを特徴とし、予め自動裁断機を使用して最上層の柄
位置を合わせて一回り大きく重ね裁断すること、および
裁断後柄のバラツキを補正するためパーツ毎に精密に重
ねなおし、その後パーツ毎に正確に方向性を整えた後、
自動裁断機にて正確に柄位置の補正を行って正規の型地
で重ね裁断することを特徴とするものである。
本発明方法は、柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配
置しながら特定の型地に裁断する際、コンピューターに
より自動制御された自動裁断機を使用して重ね裁断する
ことを特徴とし、予め自動裁断機を使用して最上層の柄
位置を合わせて一回り大きく重ね裁断すること、および
裁断後柄のバラツキを補正するためパーツ毎に精密に重
ねなおし、その後パーツ毎に正確に方向性を整えた後、
自動裁断機にて正確に柄位置の補正を行って正規の型地
で重ね裁断することを特徴とするものである。
【0009】一般的にコンピューターを使用して柄のあ
る布帛上に任意の意匠で作成された型地を配置する際、
コンピューターは布帛上に一定の周期で柄とみなされる
線を作り出し、型地上の柄線(柄合わせ線と称する)ま
たは柄線上のポイント(柄合わせポイントと称する)を
布帛上の柄の上に配置する。このとき作成された配置図
をマーカーと称し、配置作業をマーキングと称する。布
帛の柄が不安定である場合、入荷した原反の柄を実測し
て原反毎にマーカーを作成することも可能であるが、バ
ラツキ範囲の最小値でマーキングを行い、原反の柄バラ
ツキに応じて柄位置の補正を行いながら裁断するのが合
理的である。
る布帛上に任意の意匠で作成された型地を配置する際、
コンピューターは布帛上に一定の周期で柄とみなされる
線を作り出し、型地上の柄線(柄合わせ線と称する)ま
たは柄線上のポイント(柄合わせポイントと称する)を
布帛上の柄の上に配置する。このとき作成された配置図
をマーカーと称し、配置作業をマーキングと称する。布
帛の柄が不安定である場合、入荷した原反の柄を実測し
て原反毎にマーカーを作成することも可能であるが、バ
ラツキ範囲の最小値でマーキングを行い、原反の柄バラ
ツキに応じて柄位置の補正を行いながら裁断するのが合
理的である。
【0010】前述のとおり、柄を有する布帛の規格はメ
ーカーの保証では2%(生地幅150cmの布帛で約3
cm)の誤差が避けられないが、一般的に反物として巻
き取られた一巻き(通常50m)の中では比較的安定し
ており、1cm以内であると考えて良い。したがって、
一巻きの中で作業することに限定すれば(一巻きに限定
して裁断することを反取りと称する)、最大1cmの柄
ズレの範囲内で作業することが可能である。すなわち、
柄ズレを±5mm、二度裁ち時の余裕代を5mm見込む
ことにすると10mmの肉付け量を全周に付けることに
より粗裁ちが可能となり、自動裁断機で重ね裁断ができ
ると考えられる。
ーカーの保証では2%(生地幅150cmの布帛で約3
cm)の誤差が避けられないが、一般的に反物として巻
き取られた一巻き(通常50m)の中では比較的安定し
ており、1cm以内であると考えて良い。したがって、
一巻きの中で作業することに限定すれば(一巻きに限定
して裁断することを反取りと称する)、最大1cmの柄
ズレの範囲内で作業することが可能である。すなわち、
柄ズレを±5mm、二度裁ち時の余裕代を5mm見込む
ことにすると10mmの肉付け量を全周に付けることに
より粗裁ちが可能となり、自動裁断機で重ね裁断ができ
ると考えられる。
【0011】ところが異なる反物との間では誤差が最大
3cmにおよぶので、反違いの反物は重ね合わせること
ができないばかりか、反物が変わる度に粗裁ち時の裁断
位置の補正を必ず実施しなくてはならない。しかし、こ
のようにして柄位置の補正を行ったとしても、柄にズバ
リ合わされた裁断物が得られるのは一番上だけであって
2枚目以下は±5mmの誤差を持っており、粗裁ち後に
柄揃えし二度裁ちするという作業手順は守らなければな
らないのである。
3cmにおよぶので、反違いの反物は重ね合わせること
ができないばかりか、反物が変わる度に粗裁ち時の裁断
位置の補正を必ず実施しなくてはならない。しかし、こ
のようにして柄位置の補正を行ったとしても、柄にズバ
リ合わされた裁断物が得られるのは一番上だけであって
2枚目以下は±5mmの誤差を持っており、粗裁ち後に
柄揃えし二度裁ちするという作業手順は守らなければな
らないのである。
【0012】粗裁ちは反取りを原則とするが、原理的に
は複数の反物を使用して行うことも可能である。その場
合は使用する全ての反物の柄ズレを実測し、(柄ズレの
最大値/2)+5mmの肉付け量を全周に付けて粗裁ち
すればよい。この様な作業は柄ズレの程度が小さい時に
は効率的に作業できるが、柄ズレが大きい時には原反資
材の無駄が多くなる。また接着芯地を接着するパーツで
は、熱収縮量の半分に相当する量を肉付け量としてさら
につけ加える必要がある。
は複数の反物を使用して行うことも可能である。その場
合は使用する全ての反物の柄ズレを実測し、(柄ズレの
最大値/2)+5mmの肉付け量を全周に付けて粗裁ち
すればよい。この様な作業は柄ズレの程度が小さい時に
は効率的に作業できるが、柄ズレが大きい時には原反資
材の無駄が多くなる。また接着芯地を接着するパーツで
は、熱収縮量の半分に相当する量を肉付け量としてさら
につけ加える必要がある。
【0013】現状において、コンピューターによるマー
キングの時型地より若干大きめに型入れすることが可能
であり、ブロッキングと称してタテ方向(布帛の長手方
向、X軸)とヨコ方向(布帛の幅方向、Y軸)に一定の
肉付けが可能である。この機能を利用すれば上記の肉付
けをして粗裁ちすることは自動裁断機で実現できる。そ
して粗裁ちは何らかの処理を行った後正規の型地に裁断
しなおすことを前提としているため、型地に付属する全
ての内部情報を無視して肉付けした外形のみの情報に限
定してしまう欠陥がある。このため粗裁ち段階では柄合
わせポイントの機能を自動裁断機で利用できないことに
なる。そこで、本発明は柄のある布帛を重ね裁断するに
際して、自動裁断機を使用して柄を合わせながら粗裁ち
することを提供しようとするものである。
キングの時型地より若干大きめに型入れすることが可能
であり、ブロッキングと称してタテ方向(布帛の長手方
向、X軸)とヨコ方向(布帛の幅方向、Y軸)に一定の
肉付けが可能である。この機能を利用すれば上記の肉付
けをして粗裁ちすることは自動裁断機で実現できる。そ
して粗裁ちは何らかの処理を行った後正規の型地に裁断
しなおすことを前提としているため、型地に付属する全
ての内部情報を無視して肉付けした外形のみの情報に限
定してしまう欠陥がある。このため粗裁ち段階では柄合
わせポイントの機能を自動裁断機で利用できないことに
なる。そこで、本発明は柄のある布帛を重ね裁断するに
際して、自動裁断機を使用して柄を合わせながら粗裁ち
することを提供しようとするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法を図面に基づき
説明する。図1は本発明方法の一実施の形態を示す工程
図である。本発明は、まず粗裁ち段階での柄位置の補正
を行うことが必要であることを要件とし、これを実証す
るために柄位置合わせの方法を提供する。通常柄位置合
わせを行うためには、目的とする型地1上に柄合わせ線
2(または柄合わせポイント)を設置するが、粗裁ち段
階では型地1上の内部情報が無視されるため型地1の外
に柄位置の基準となるものを定義する必要があり、柄位
置合わせを補助するためのポインターピース6を作成し
て活用することにした。このポインターピース6は任意
の形状の物が使用できるが、本発明では3mm大の舟形
を使用しており、その中央にタテヨコ十文字に柄合わせ
線16を配し交点に柄合わせポイント(オプショナルス
トップ)17を設定する。十文字の柄合わせ線16は事
情の許す限り長い方が好ましく、本発明は2〜3cmの
長さでポインターピース6本体よりはみ出した線を使用
している。
説明する。図1は本発明方法の一実施の形態を示す工程
図である。本発明は、まず粗裁ち段階での柄位置の補正
を行うことが必要であることを要件とし、これを実証す
るために柄位置合わせの方法を提供する。通常柄位置合
わせを行うためには、目的とする型地1上に柄合わせ線
2(または柄合わせポイント)を設置するが、粗裁ち段
階では型地1上の内部情報が無視されるため型地1の外
に柄位置の基準となるものを定義する必要があり、柄位
置合わせを補助するためのポインターピース6を作成し
て活用することにした。このポインターピース6は任意
の形状の物が使用できるが、本発明では3mm大の舟形
を使用しており、その中央にタテヨコ十文字に柄合わせ
線16を配し交点に柄合わせポイント(オプショナルス
トップ)17を設定する。十文字の柄合わせ線16は事
情の許す限り長い方が好ましく、本発明は2〜3cmの
長さでポインターピース6本体よりはみ出した線を使用
している。
【0015】目的とするマーカーを作成する段階では、
柄合わせする型地1毎に型地1の柄合わせ線2の近傍
に、ポインターピース6を配置する。格子柄において
は、タテヨコそれぞれの柄合わせ線からほぼ均等に離れ
且つ型地1に隣接するポイントを選ぶのがよい。このよ
うにして作成された粗裁ちマーカーは自動裁断に際し
て、ポインターピース6と目的の型地1がペアになって
裁断されなければならない。すなわち、まずポインター
ピース6で一旦停止し位置合わせをした後引き続いて目
的の型地1を裁断する必要がある。
柄合わせする型地1毎に型地1の柄合わせ線2の近傍
に、ポインターピース6を配置する。格子柄において
は、タテヨコそれぞれの柄合わせ線からほぼ均等に離れ
且つ型地1に隣接するポイントを選ぶのがよい。このよ
うにして作成された粗裁ちマーカーは自動裁断に際し
て、ポインターピース6と目的の型地1がペアになって
裁断されなければならない。すなわち、まずポインター
ピース6で一旦停止し位置合わせをした後引き続いて目
的の型地1を裁断する必要がある。
【0016】したがって、自動裁断を行う前に裁断順序
を確認し、必要に応じて順序を変えるように編集するこ
とが必要となる。編集する際には、ポインターピース6
の柄合わせポイント17のみを有効にしてポインターピ
ース6そのものを裁断しないようにすることが好まし
い。このような編集ツールはコンピューターメーカーよ
り提供されることが好ましいが、裁断データの構造を熟
知しておればOS等に付属するテキストエディターを使
用して編集することも可能である。また、ポインターピ
ースが持つべき大きな特徴として、柄合わせポイントの
機能(オプショナルストップ)のみが必要であって実際
に裁断する必要性はない。
を確認し、必要に応じて順序を変えるように編集するこ
とが必要となる。編集する際には、ポインターピース6
の柄合わせポイント17のみを有効にしてポインターピ
ース6そのものを裁断しないようにすることが好まし
い。このような編集ツールはコンピューターメーカーよ
り提供されることが好ましいが、裁断データの構造を熟
知しておればOS等に付属するテキストエディターを使
用して編集することも可能である。また、ポインターピ
ースが持つべき大きな特徴として、柄合わせポイントの
機能(オプショナルストップ)のみが必要であって実際
に裁断する必要性はない。
【0017】粗裁ちを重ね裁断する場合、ポインターピ
ース6のオプショナルストップ17で位置合わせをする
ことにより一番上の1枚の柄はズバリ合っているが、2
枚目以下は±5mmの誤差を避けられない。そのため二
度裁ちに先立ち2本(格子柄の場合はタテヨコについて
それぞれ2本ずつ)の針8を立てた器具を使用して目的
の柄の両端を針打ちして固定することにより柄揃えを行
い、その後正規の型地に裁断する。針打ち作業の直前
に、そのパーツの形態安定性を高めるために接着芯地を
加熱接着することが行われることもあり、この場合は針
打ち作業にて熱収縮の補正も行われることになる。この
ような針打ち作業により、重ねの全てについて柄位置の
一致を保証することができるようになり、次工程におい
て自動裁断機にて重ね裁断を行うことができる。
ース6のオプショナルストップ17で位置合わせをする
ことにより一番上の1枚の柄はズバリ合っているが、2
枚目以下は±5mmの誤差を避けられない。そのため二
度裁ちに先立ち2本(格子柄の場合はタテヨコについて
それぞれ2本ずつ)の針8を立てた器具を使用して目的
の柄の両端を針打ちして固定することにより柄揃えを行
い、その後正規の型地に裁断する。針打ち作業の直前
に、そのパーツの形態安定性を高めるために接着芯地を
加熱接着することが行われることもあり、この場合は針
打ち作業にて熱収縮の補正も行われることになる。この
ような針打ち作業により、重ねの全てについて柄位置の
一致を保証することができるようになり、次工程におい
て自動裁断機にて重ね裁断を行うことができる。
【0018】次に、自動裁断機における柄合わせ裁断
(二度裁ち)においては、オプショナルストップ9によ
って柄位置を正確に合わせるが、同時にパーツ毎に方向
性を合わせることも重要である。パーツの方向性にゆが
みがある場合、製品での裾や肩先での柄ズレとなるので
厳に戒める必要があり、パーツ毎に方向性を微調整する
ことは極めて重要であるが、現状の自動裁断機にはこの
機能が欠如しており、この欠陥を解決するために本発明
は二度裁ち段階でパーツの方向性をパーツ毎に正確に合
わせることが必要であり、そのため平行線13を引いた
通気性紙10を使用する方法を示したものである。
(二度裁ち)においては、オプショナルストップ9によ
って柄位置を正確に合わせるが、同時にパーツ毎に方向
性を合わせることも重要である。パーツの方向性にゆが
みがある場合、製品での裾や肩先での柄ズレとなるので
厳に戒める必要があり、パーツ毎に方向性を微調整する
ことは極めて重要であるが、現状の自動裁断機にはこの
機能が欠如しており、この欠陥を解決するために本発明
は二度裁ち段階でパーツの方向性をパーツ毎に正確に合
わせることが必要であり、そのため平行線13を引いた
通気性紙10を使用する方法を示したものである。
【0019】針打ちによって柄揃えを終えたパーツは原
則としてパーツ毎にマーカー上に配置されるが、この時
合わせるべき方向性の基準はマーカー上のパーツ内に描
かれた柄線であるが、当該パーツを配置する時パーツに
よって柄線が隠れてしまうため作業できなくなるので、
予め鉛筆等を使用して延長線12を引いた上で柄線を確
認しながら配置するのが良い。このように柄線を延長す
ることがパーツの方向性を確保するための基本である
が、別の方法として柄線と平行な方向に、通気性紙10
に複数の平行線13を引いておけば実用上問題が無い。
則としてパーツ毎にマーカー上に配置されるが、この時
合わせるべき方向性の基準はマーカー上のパーツ内に描
かれた柄線であるが、当該パーツを配置する時パーツに
よって柄線が隠れてしまうため作業できなくなるので、
予め鉛筆等を使用して延長線12を引いた上で柄線を確
認しながら配置するのが良い。このように柄線を延長す
ることがパーツの方向性を確保するための基本である
が、別の方法として柄線と平行な方向に、通気性紙10
に複数の平行線13を引いておけば実用上問題が無い。
【0020】すなわち、自動裁断機のオプショナルスト
ップは本来は裁断位置の微調整のための機能であるが、
仮にまとまった量を平行移動しても裁断機能には差し支
えないことから、適当に引いた平行線でパーツの方向性
合わせをしたとしても、オプショナルストップで位置合
わせをする時に単純なる平行移動をすることになるだけ
で裁断機能そのものには影響が無い。この方法の方が延
長線を引く必要が無いので好都合である。この時描かれ
る平行線の間隔は柄ピッチであれば本来の柄合わせのマ
ーカーを表すことになるが、全く適当に描いたランダム
な平行線でも差し支えが無い。
ップは本来は裁断位置の微調整のための機能であるが、
仮にまとまった量を平行移動しても裁断機能には差し支
えないことから、適当に引いた平行線でパーツの方向性
合わせをしたとしても、オプショナルストップで位置合
わせをする時に単純なる平行移動をすることになるだけ
で裁断機能そのものには影響が無い。この方法の方が延
長線を引く必要が無いので好都合である。この時描かれ
る平行線の間隔は柄ピッチであれば本来の柄合わせのマ
ーカーを表すことになるが、全く適当に描いたランダム
な平行線でも差し支えが無い。
【0021】本発明は、作業性を考えて2〜4cmピッ
チの等間隔な平行線を採用しているが、柄線と平行な線
であることに意味があるのであって間隔はいくらでもよ
いのである。平行線を引くための方法はコンピューター
が最も得意とする作業であり、自由な方法を選ぶことが
できるが、本発明は平行線を引いた型地を登録して使用
している。この時平行線を引くマーカー用紙は通気性を
持った紙を使用することが望ましい。重ね裁断に使用す
る自動裁断機は布帛を固定するために真空ポンプとポリ
エチレンフィルム製のカバーを使用して吸引力により布
帛を固定する構造になっており、パーツをしっかり固定
するためにはマーカー紙の通気性の有無は重要なファク
ターであり、通気性を持った紙を使用することが好都合
である。
チの等間隔な平行線を採用しているが、柄線と平行な線
であることに意味があるのであって間隔はいくらでもよ
いのである。平行線を引くための方法はコンピューター
が最も得意とする作業であり、自由な方法を選ぶことが
できるが、本発明は平行線を引いた型地を登録して使用
している。この時平行線を引くマーカー用紙は通気性を
持った紙を使用することが望ましい。重ね裁断に使用す
る自動裁断機は布帛を固定するために真空ポンプとポリ
エチレンフィルム製のカバーを使用して吸引力により布
帛を固定する構造になっており、パーツをしっかり固定
するためにはマーカー紙の通気性の有無は重要なファク
ターであり、通気性を持った紙を使用することが好都合
である。
【0022】一般的に重ね裁断を行う自動裁断機ではた
くさんの穴を開けたクラフト紙上に布帛を重ねて裁断す
るが、本発明では配置する柄地の服地パーツの方向性を
決定するために平行線を描くことを特徴としており、穴
開き紙では用を成さず、通気性紙との組み合わせで真の
効果を発揮できるのである。尚、図中3は型地の外周
線、4は肉付けした外周線、5は自動裁断機のナイフ、
9は型地上のオプショナルストップポイント、14は布
帛、15は布帛の柄線である。
くさんの穴を開けたクラフト紙上に布帛を重ねて裁断す
るが、本発明では配置する柄地の服地パーツの方向性を
決定するために平行線を描くことを特徴としており、穴
開き紙では用を成さず、通気性紙との組み合わせで真の
効果を発揮できるのである。尚、図中3は型地の外周
線、4は肉付けした外周線、5は自動裁断機のナイフ、
9は型地上のオプショナルストップポイント、14は布
帛、15は布帛の柄線である。
【0023】次に本発明の具体的な実施例を挙げれば、 実施例 (I)米国GGT社製のアパレルCADシステムAM5
型と自動裁断機S93HPC型を使用してストライプ柄
のジャケットの柄合わせ裁断を行った。粗裁ち段階では
柄合わせパーツの全てに1cmの肉付け量を付けた。粗
裁ち用の裁断データには3mm大の舟形のポインターピ
ースにて柄位置でのオプショナルストップのデータを付
加し、実際に自動裁断機で粗裁ちを行った。使用した原
反は148〜151cmの幅バラツキを持つ原反で、一
反毎に延反し重ね合わされた後、全てを148cm幅の
裁断データで粗裁ちした。ポインターピースにより柄位
置を補正したので粗裁ち後の柄バラツキは±3mm程度
で、これほど原反に大きなバラツキがあるにもかかわら
ず両者ともその後の工程で問題となる欠点が見られなか
った。粗裁ちされたパーツは針打ち作業で柄揃えを行
い、2cm間隔で平行線を引いた通気性紙上に配置して
自動裁断機で二度裁ちを行った。平行線により方向性が
確保され、且つ型地に付けられているオプショナルスト
ップにより柄位置の補正を行うため、高品位の裁断物を
得ることが可能であり、縫製上の問題点は認められなか
った。使用した通気性紙の透気度は4秒(JIS P
8117法;通常の紙の透気度は30秒程度である)で
あった。
型と自動裁断機S93HPC型を使用してストライプ柄
のジャケットの柄合わせ裁断を行った。粗裁ち段階では
柄合わせパーツの全てに1cmの肉付け量を付けた。粗
裁ち用の裁断データには3mm大の舟形のポインターピ
ースにて柄位置でのオプショナルストップのデータを付
加し、実際に自動裁断機で粗裁ちを行った。使用した原
反は148〜151cmの幅バラツキを持つ原反で、一
反毎に延反し重ね合わされた後、全てを148cm幅の
裁断データで粗裁ちした。ポインターピースにより柄位
置を補正したので粗裁ち後の柄バラツキは±3mm程度
で、これほど原反に大きなバラツキがあるにもかかわら
ず両者ともその後の工程で問題となる欠点が見られなか
った。粗裁ちされたパーツは針打ち作業で柄揃えを行
い、2cm間隔で平行線を引いた通気性紙上に配置して
自動裁断機で二度裁ちを行った。平行線により方向性が
確保され、且つ型地に付けられているオプショナルスト
ップにより柄位置の補正を行うため、高品位の裁断物を
得ることが可能であり、縫製上の問題点は認められなか
った。使用した通気性紙の透気度は4秒(JIS P
8117法;通常の紙の透気度は30秒程度である)で
あった。
【0024】実施例 (II)上記実施例(I)と同一の裁断作業で、二度裁ち
段階のパーツを配置する時、通気性紙上に描いたパーツ
の柄線を赤鉛筆で延長し、延長線を頼りに方向性を合わ
せた。裁断物は高品位で、縫製上の問題点は認められな
かった。
段階のパーツを配置する時、通気性紙上に描いたパーツ
の柄線を赤鉛筆で延長し、延長線を頼りに方向性を合わ
せた。裁断物は高品位で、縫製上の問題点は認められな
かった。
【0025】比較例 (I)実施例(I)と同一の裁断作業で、粗裁ちを行う際
ポインターピースを使用しなかったため、柄位置を合わ
せることができず、生地幅のバラツキを考慮して14
8.5cmと150.5cmの2種類のマーカーを作成
し、近似幅のマーカーを使用することとした。粗裁ち段
階の柄精度は反毎に異なったが、±1cm以上のズレが
あり、反毎の生地幅のバラツキをそのまま反映した結果
となった。これだけの柄ズレを強制的に補正しようとす
ると、二度裁ちにおける裁ちズレ(変形)の発生と縫製
段階での縫い代不足が予想されるので作業を中止した。
ポインターピースを使用しなかったため、柄位置を合わ
せることができず、生地幅のバラツキを考慮して14
8.5cmと150.5cmの2種類のマーカーを作成
し、近似幅のマーカーを使用することとした。粗裁ち段
階の柄精度は反毎に異なったが、±1cm以上のズレが
あり、反毎の生地幅のバラツキをそのまま反映した結果
となった。これだけの柄ズレを強制的に補正しようとす
ると、二度裁ちにおける裁ちズレ(変形)の発生と縫製
段階での縫い代不足が予想されるので作業を中止した。
【0026】(II)実施例(I)と同一の裁断作業で二
度裁ち段階のパーツを配置する時、通気性紙上に描いた
パーツの外形線を頼りにしてパーツの配置を行った。裁
断物は肩で柄位置の補正を行ったところ裾位置で2〜3
mmの柄ズレがみられ、しかも左側と右側のズレが反対
向きになったため、左右の脇ポケットの比較において許
容できないアンバランス(5mm)を生じてしまった。
この程度のアンバランスはある種の芸術的な補正作業を
加えることにより製品としての価値を蘇らせることが可
能であるが、生産性は3分の1以下に低下し、工業とし
ての採算を大きく逸脱する結果となってしまった。
度裁ち段階のパーツを配置する時、通気性紙上に描いた
パーツの外形線を頼りにしてパーツの配置を行った。裁
断物は肩で柄位置の補正を行ったところ裾位置で2〜3
mmの柄ズレがみられ、しかも左側と右側のズレが反対
向きになったため、左右の脇ポケットの比較において許
容できないアンバランス(5mm)を生じてしまった。
この程度のアンバランスはある種の芸術的な補正作業を
加えることにより製品としての価値を蘇らせることが可
能であるが、生産性は3分の1以下に低下し、工業とし
ての採算を大きく逸脱する結果となってしまった。
【0027】
【発明の効果】本発明に依れば、ポインターピースを使
用することにより、粗裁ち時の柄合わせを可能とすると
共に、二度裁ちに際してもパーツ毎に方向性を微調整で
きるため正確な自動裁断機による裁断が可能となり製品
での裾や肩先での柄ズレがなくなり、良質の品位ある製
品となる。また、コンピューターにより自動制御された
自動裁断機による重ね裁断が可能となり、作業能率が格
段に向上し得るものである。
用することにより、粗裁ち時の柄合わせを可能とすると
共に、二度裁ちに際してもパーツ毎に方向性を微調整で
きるため正確な自動裁断機による裁断が可能となり製品
での裾や肩先での柄ズレがなくなり、良質の品位ある製
品となる。また、コンピューターにより自動制御された
自動裁断機による重ね裁断が可能となり、作業能率が格
段に向上し得るものである。
【図1】本発明方法の一実施の形態を示す工程図であ
る。
る。
1 型地 2 柄合わせ線 3 型地の外周線 4 肉付けした外周線 5 自動裁断機のナイフ 6 ポインターピース 8 針打ち針 9 型地上のオプショナルストップポイント 10 通気性紙 11 通気性紙に描画された型地 12 柄合わせ線の延長線 13 通気性紙に描画された平行線 14 布帛 15 布帛の柄線 16 十文字の柄合わせ線 17 ポインターピースのオプショナルストップ
Claims (1)
- 【請求項1】 柄を持つ布帛より、特定の位置に柄を配
置しながら特定の型地に裁断する際、コンピューターに
より自動制御された自動裁断機を使用して重ね裁断する
ことを特徴とし、予め自動裁断機を使用して最上層の柄
位置を合わせて一回り大きく重ね裁断すること、および
裁断後柄のバラツキを補正するためパーツ毎に精密に重
ねなおし、その後パーツ毎に正確に方向性を整えた後、
自動裁断機にて正確に柄位置の補正を行って正規の型地
で重ね裁断することを特徴とする柄を有する布帛の自動
裁断機による裁断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15774597A JPH10331017A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 柄を有する布帛の自動裁断機による裁断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15774597A JPH10331017A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 柄を有する布帛の自動裁断機による裁断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331017A true JPH10331017A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15656432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15774597A Pending JPH10331017A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 柄を有する布帛の自動裁断機による裁断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331017A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012193473A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Seiren Co Ltd | 布帛裁断装置及び方法 |
| CN110965311A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-07 | 广州市宗顺服装贸易有限公司 | 一种内衣面料制造系统与方法及内衣面料 |
| CN111000310A (zh) * | 2019-12-21 | 2020-04-14 | 山东耶莉娅服装集团有限公司 | 一种斜纹裙子制板及裁剪缝制工艺 |
| CN112919189A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-08 | 曲阜市玉樵夫科技有限公司 | 一种新型卷幅机控制系统 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15774597A patent/JPH10331017A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012193473A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Seiren Co Ltd | 布帛裁断装置及び方法 |
| CN111000310A (zh) * | 2019-12-21 | 2020-04-14 | 山东耶莉娅服装集团有限公司 | 一种斜纹裙子制板及裁剪缝制工艺 |
| CN110965311A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-07 | 广州市宗顺服装贸易有限公司 | 一种内衣面料制造系统与方法及内衣面料 |
| CN112919189A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-06-08 | 曲阜市玉樵夫科技有限公司 | 一种新型卷幅机控制系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20180298537A1 (en) | Quilt block piecing systems | |
| US8171867B2 (en) | Quilting and embroidery method | |
| US4053986A (en) | Method of producing patchwork | |
| JPH09131697A (ja) | シート材の裁断方法及び裁断装置 | |
| CN108049146B (zh) | 一种对条对格裁剪方法及系统 | |
| US4073299A (en) | Three-dimensional embroidered article and the method for the production of the same | |
| US10561186B2 (en) | Piece of fabric for hand-sewn works and method for making said works with said fabrics | |
| US20200131680A1 (en) | Quilting tool | |
| CN108677392A (zh) | 缝制双嵌线口袋的服装模板及其制作工艺 | |
| US9617682B2 (en) | Quilting template | |
| US6994044B2 (en) | Embroidered patch and manufacturing method therefor | |
| US6691631B2 (en) | Transparent template for facilitating embroidery alignment using a support frame of a sewing machine | |
| CN112043036A (zh) | 自动裁床的加工方法 | |
| CN105200677B (zh) | 一种通过印花定位点进行加工的印花拼接工艺及其服饰 | |
| US12049718B2 (en) | Apparatus and method for constructing a quilt | |
| JPH1058383A (ja) | 自動裁断機を使用した布帛の裁断方法 | |
| US3824628A (en) | Method and equipment for sewing | |
| JP3467338B2 (ja) | ワッペン作成方法及びワッペン片切断装置 | |
| US20120231209A1 (en) | Methods and systems for accurately piecing blocks with corner triangles | |
| CN215976350U (zh) | 一种千鸟针订标模板 | |
| CN120889102A (zh) | 解决刺绣花边接缝凸起与花型错位的预定位裁片生产方法 | |
| CN112626833B (zh) | 一种通过印花定位点进行加工的印花拼接工艺 | |
| US7318384B2 (en) | Diagonal sewing guide—sew easy guide | |
| KR101673559B1 (ko) | 도안과 자수프레임을 이용한 자수방법 | |
| CN216786435U (zh) | 一种连衣裙前片加工工具 |