JPH10331817A - 開脚制御釘 - Google Patents

開脚制御釘

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JPH10331817A
JPH10331817A JP13967797A JP13967797A JPH10331817A JP H10331817 A JPH10331817 A JP H10331817A JP 13967797 A JP13967797 A JP 13967797A JP 13967797 A JP13967797 A JP 13967797A JP H10331817 A JPH10331817 A JP H10331817A
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legs
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Takao Wakai
▲隆▼夫 若井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開脚制御部の形成が脚体の成形時に同時に行
え、工程を増やすことなく製作できる開脚制御釘を提供
する 【解決手段】 周面に平坦面を有する断面形状の線材か
らなる二本の脚体1と2が一端に頭部3と4と他端に先
端部5と6を有し、一方脚体1の先端寄りの位置に平坦
面側へ突出した開脚用突部7を設け、両脚体1と2を、
他方脚体2の先端部が一方脚体1の開脚用突部7に重な
らず、かつ、他方脚体2の頭部4が一方脚体1の頭部3
よりも上部に位置するように平坦面を重ね合わせてワッ
シャ9で緊束した開脚制御釘において、両脚体1と2の
重なり合う平坦面でワッシャ9によって緊束する部分の
位置に、脚体1と2の幅方向に沿う凸部21と凹部22
が脚体1、2の軸方向に複数が交互に連続し、脚体1と
2の重ね合わせによって互いに嵌まり合う開脚制御部8
aを設け、ALC14への打ち込み時に開脚制御部8a
が開脚の条件を一定化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ALC(発泡コ
ンクリート)建材に、薄いスレート板のような、過大な
押圧力が加わると割れやすい部材を直接取り付ける場合
等に使用する開脚制御釘、更に詳しくは、二本の脚体の
重なり面に設ける開脚制御部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ALCに各種部材を固定するための開脚
制御釘として、施工後に緩んでも直ぐに抜けることがな
く、どんな硬度のALCにも一定に開脚し、打ち込み時
に被取り付け物を破損しないようにしたものを、本出願
人は特願平7ー231498号で提案した。
【0003】この開脚制御釘は、図4(A)乃至(C)
に示すように、周面に平坦面を有する断面形状の線材か
らなる二本の脚体1と2が一端に頭部3と4と他端に先
端部5と6を有し、一方脚体1の先端寄りの位置に平坦
面側へ突出した開脚用突部7を設け、両脚体1と2の重
なり面に一対の開脚制御部8を設け、この開脚制御部8
を嵌め合わた状態で、他方脚体2の先端部6を一方脚体
2の開脚用突部7に重ならないように位置させ、かつ、
他方脚体2の頭部4を一方脚体1の頭部4よりも上部に
位置するように平坦面を重ね合わせてワッシャ9で緊束
した構造になっている。
【0004】上記開脚制御部8は、一方脚体1の平坦面
に設けた円錐台形状の窪み部10と、他方脚体2の平坦
面に設けられ、該窪み部10に嵌り合う円錐台形状の小
突起11とからなり、小突起11は、プレス成形によっ
て形成され、開脚制御部8の嵌合状態はワッシヤ9の緊
束によって保持されている。
【0005】図4(A)に示したセット状態の開脚制御
釘は、図4(B)の如く、釘孔12を有するスレート板
等の被取り付け物13上からALC14に向けて打ち込
むと、ワッシャ9が被取り付け物14上に当接するまで
の間は、開脚制御部8の嵌合によって両脚体1と2は軸
方向のずれの発生はなく、互いに重なり合ったまま直進
し、ワッシャ9が被取り付け物13上に当接した状態で
更に打ち込むと、停止したワッシャ9に対して両脚体1
と2は前進するため、相対的にワッシャ9は一方脚体1
の頭部側に移動したことになり、該ワッシャ9は窪み部
10と小突起11の嵌合部分を通り抜け、一方脚体1の
頭部がワッシャ9に当接し、進入が停止する。
【0006】これと同時に、ワッシャ9による窪み部1
0と小突起11の緊束が解かれ、互いに嵌合している窪
み部10と小突起11は離脱し、ハンマーによる打ち込
み力を受ける他方脚体2は、停止した一方脚体1に対し
てスライドしてALC14内に進入し、他方脚体2の先
端は一方脚体1に設けた開脚用突部7に乗り上げ、図4
(B)の如く、他方脚体2は一方脚体1と離反する方向
へ開脚し、頭部4がワッシャ9に当接する状態で締結が
完了する。
【0007】上記のように、この開脚制御釘は、開脚制
御部8の嵌合状態をワッシャ9で保持するので、ALC
14への打ち込み途中までは開脚の発生がなく、ワッシ
ャ9に一方脚体1の頭部3が当接した後に開脚を生じさ
せるので、どのような硬さのALC14に対しても一定
の開脚状態が得られると共に、被取り付け物13に大き
な負荷をかけることがない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記開脚制
御釘において、窪み部10と小突起11による開脚制御
部8は、その形成に別途プレス工程が必要になり、開閉
制御釘の製造工程が増え、製作コストを高騰させるとい
う問題がある。
【0009】そこで、この発明の課題は、開脚制御部の
形成が脚体の成形時に同時に行え、工程を増やすことな
く製作できる開脚制御釘を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、周面に平坦面を有する断
面形状の線材からなる二本の脚体が一端に頭部と他端に
先端部を有し、一方脚体の先端寄りの位置に平坦面側へ
突出した開脚用突部を設け、両脚体を、他方脚体の先端
部が一方脚体の開脚用突部に重ならず、かつ、他方脚体
の頭部が一方脚体の頭部よりも上部に位置するように平
坦面を重ね合わせてワッシャで緊束した開閉制御釘にお
いて、両脚体の重なり合う平坦面でワッシャによって緊
束する部分の位置に、脚体の幅方向に沿う凹部と凸部が
脚体の軸方向に複数が交互に連続し、脚体の重ね合わせ
によって互いに嵌まり合う開脚制御部を設けた構成を採
用したものである。
【0011】請求項2の発明は、周面に平坦面を有する
断面形状の線材からなる二本の脚体が一端に頭部と他端
に先端部を有し、一方脚体の先端寄りの位置に平坦面側
へ突出した開脚用突部を設け、他方脚体は一方脚体の開
脚用突部を越えた長さを有して該開脚用突部を収納する
凹部が設けられ、両脚体を、他方脚体の頭部が一方脚体
の頭部よりも上部に位置するように平坦面を重ね合わせ
てワッシャで緊束した開閉制御釘において、両脚体の重
なり合う平坦面でワッシャによって緊束する部分の位置
に、脚体の幅方向に沿う凹部と凸部が脚体の軸方向に複
数が交互に連続し、脚体の重ね合わせによって互いに嵌
まり合う開脚制御部を設けた構成を採用したものであ
る。
【0012】ここで、一方脚体の先端寄りの位置に平坦
面側へ突設した開脚用突部は、脚部を蛇行するように折
り曲げて曲面状や台形状に形成された突起、又は、プレ
ス成形によって平坦面の中央に部分的に盛り上げられた
コブ状の突起の何れかで形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、開脚制御釘の基本的な構造
は図4(A)乃至(C)を用いて従来の技術の項で示し
たものと同じであるので、従来と同一の部分について
は、同じ符号を付して説明に代える。
【0014】図1と図2に示す第1の実施形態の開脚制
御釘は、一方脚体1と他方脚体2のセット状態で、他方
脚体2の先端部6が一方脚体1の開脚用突部7に重なら
ないように位置させたタイプであり、両脚体1と2の重
なり合う平坦面でワッシャ9によって緊束する部分に設
けた開脚制御部8aは、脚体1と2の幅方向に沿う台形
や山形の凸部21とこの凸部21が嵌合する凹部22
を、脚体1と2の軸方向の適宜長さの範囲内で複数が交
互に連続するように設けて形成され、脚体1と2の重ね
合わせによって互いに嵌まり合う構造になっている。
【0015】前記開脚用突部7は、プレス成形等の手段
を用い、脚体1の途中を山形、台形、略半円形、横向き
V字状等に屈曲させることによって形成し、脚体1を折
り曲げて形成することにより、開脚用突部7は弾力性を
有する。
【0016】上記開脚制御部8aを設ける位置は、二本
の脚体1と2を重ねて開脚制御部8aを嵌合させたと
き、他方脚体2の先端部6が一方脚体1の開脚用突部7
に重ならないと共に、他方脚体2の頭部4が一方脚体1
の頭部3よりも上部になるように設定され、緊束するワ
ッシャ9の位置は、嵌合する開脚制御部8aの外側で、
一方脚体1の頭部3との間に余裕を設けるように設定さ
れている。
【0017】前記開脚制御部8aは、両脚体1と2の平
坦面に対し、対応する形状の凸部と凹部を連続して設け
たポンチを用いて形成することができ、このポンチは両
脚体1、2の頭部3、4や一方脚体1の開脚用突部7の
加工用金型と組み合わせることにより、脚体1、2の形
成工程時に同時に加工することができ、開脚制御釘の製
造工程を別途増やす必要がない。
【0018】なお、両脚体1、2の断面形状は、図示の
ような半円形以外に角形等であってもよく、その先端
は、テーパ面や尖っているほか、丸くても平らでもよい
と共に、頭部3、4は、略半円形の平板状のものを示し
たが、他方脚体2の頭部4は直棒状に形成してもよい。
【0019】次に、図3(A)、(B)に示す第2の実
施形態の開脚制御釘は、一方脚体1と他方脚体2のセッ
ト状態で、他方脚体2の先端部6が一方脚体1の開脚用
突部7に重なるように位置させたタイプであり、一方脚
体1の開脚用突部7がプレス成形によってコブ状の突起
に形成され、他方脚体2の平坦面で先端側の位置に開脚
用突部7へ外嵌する凹部15を設けた以外は、先の第1
の実施形態の開脚制御釘と同じ構造になっている。
【0020】この発明の開脚制御釘は、上記のような構
成であり、図1(A)に示すセット状態の開脚制御釘
を、釘孔12を有するスレート板等の被取り付け物13
上からALC14に対してハンマーで打ち込むと、ワッ
シャ9が被取り付け物13に当接するまでの間は、両脚
体1、2は互いに重なりあったままALC14内に直進
し、開脚は発生しない。
【0021】即ち、両脚体1、2は、開脚制御部8aの
嵌合がワッシャ9の緊束によって保持されているため、
他方脚体2の頭部4に打撃を加えても、両脚体1、2は
結合されたままとなり、一体となってALC14内に進
入する。
【0022】ワッシャ9が被取り付け物13に当接した
状態で更に打ち込むと、停止したワッシャ9に対して両
脚体1、2は前進するため、相対的にワッシャ9は一方
脚体1の頭部3に移動したことになり、該ワッシヤ9は
開脚制御部8aの嵌合部分を滑り抜け、一方脚体1の頭
部3がワッシヤ9に当接し、進入が停止する。
【0023】これと同時に、ワッシヤ9による開脚制御
部8aの緊束が解放され、他方脚体2にハンマーで打ち
込み力を加えると、開脚制御部8aは離脱し、停止した
一方脚体1に対してスライドし、ALC14内に更に進
入を行い、他方脚体2の先端は一方脚体1の開脚用突部
7の上に滑るように乗り上げ、他方脚体2はALC14
内への進入と共に、一方脚体1と離反する方向へ開脚
し、頭部4がワッシャ9に当接する状態で締結が完了す
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、両脚
体の重なり面に設けた開脚制御部を、脚体の幅方向に沿
う凹部と凸部が脚体の軸方向に複数が交互に連続し、脚
体の重ね合わせによって互いに嵌まり合う構造としたの
で、開脚制御部の形成が脚体の加工工程と同時に加工で
き、工程数を増やすことなく開脚制御部を形成すること
が可能になり、開脚制御釘の加工コストの削減と製作能
率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明に係る開脚制御釘のセット状
態を示す正面図、(B)は同上の打ち込み状態を示す縦
断面図、(C)は開脚制御釘の開脚制御部での拡大断面
【図2】開脚制御釘の分解斜視図
【図3】(A)はこの発明に係る開脚制御釘の他の例を
示すセット状態の正面図、(B)は同上の分解斜視図
【図4】(A)は従来の開脚制御釘のセット状態を示す
正面図、(B)は同上の打ち込み状態を示す縦断面図、
(C)は開脚制御釘の開脚制御部での拡大断面図
【符号の説明】
1,2 脚体 3,4 頭部 5,6 先端部 7 開脚用突部 8a 開脚制御部 9 ワッシャ 10 窪み部 11 小突起 21 凸部 22 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に平坦面を有する断面形状の線材か
    らなる二本の脚体が一端に頭部と他端に先端部を有し、
    一方脚体の先端寄りの位置に平坦面側へ突出した開脚用
    突部を設け、両脚体を、他方脚体の先端部が一方脚体の
    開脚用突部に重ならず、かつ、他方脚体の頭部が一方脚
    体の頭部よりも上部に位置するように平坦面を重ね合わ
    せてワッシャで緊束した開閉制御釘において、両脚体の
    重なり合う平坦面でワッシャによって緊束する部分の位
    置に、脚体の幅方向に沿う凹部と凸部が脚体の軸方向に
    複数が交互に連続し、脚体の重ね合わせによって互いに
    嵌まり合う開脚制御部を設けたことを特徴とする開脚制
    御釘。
  2. 【請求項2】 周面に平坦面を有する断面形状の線材か
    らなる二本の脚体が一端に頭部と他端に先端部を有し、
    一方脚体の先端寄りの位置に平坦面側へ突出した開脚用
    突部を設け、他方脚体は一方脚体の開脚用突部を越えた
    長さを有して該開脚用突部を収納する凹部が設けられ、
    両脚体を、他方脚体の頭部が一方脚体の頭部よりも上部
    に位置するように平坦面を重ね合わせてワッシャで緊束
    した開閉制御釘において、両脚体の重なり合う平坦面で
    ワッシャによって緊束する部分の位置に、脚体の幅方向
    に沿う凹部と凸部が脚体の軸方向に複数が交互に連続
    し、脚体の重ね合わせによって互いに嵌まり合う開脚制
    御部を設けたことを特徴とする開脚制御釘。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190150A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Tokyo Seiko Co Ltd 高耐力アンカー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014190150A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Tokyo Seiko Co Ltd 高耐力アンカー

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