JPH10331955A - インターナルギヤ、および、その成形方法 - Google Patents
インターナルギヤ、および、その成形方法Info
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- JPH10331955A JPH10331955A JP14237997A JP14237997A JPH10331955A JP H10331955 A JPH10331955 A JP H10331955A JP 14237997 A JP14237997 A JP 14237997A JP 14237997 A JP14237997 A JP 14237997A JP H10331955 A JPH10331955 A JP H10331955A
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- Japan
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- tooth
- gear
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インターナルギヤに噛み合うピニオンギヤの
歯面におけるピッチングの発生を抑制することができる
こと。 【解決手段】 焼結材料で作られるインターナルギヤ1
0の円筒状部10Aの密度分布は、その円筒状部10A
の中央部10fの密度が歯部10bの歯すじ方向に沿っ
た両端部の密度に比して小とされるもの。
歯面におけるピッチングの発生を抑制することができる
こと。 【解決手段】 焼結材料で作られるインターナルギヤ1
0の円筒状部10Aの密度分布は、その円筒状部10A
の中央部10fの密度が歯部10bの歯すじ方向に沿っ
た両端部の密度に比して小とされるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラネタリギアに
おけるピニオンギヤに噛み合うインターナルギヤ、およ
び、インターナルギヤの成形方法に関する。
おけるピニオンギヤに噛み合うインターナルギヤ、およ
び、インターナルギヤの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速装置は、例えば、トルクコンバ
ータのタービン軸に連結される入力軸と、終減速装置に
連結される出力軸と、入力軸と出力軸との間に入力軸の
軸線方向に沿って配される複数のプラネタリギヤ列と、
供給される作動油圧によって所定の変速比を選択的に得
るべく各プラネタリギア列を構成する各要素を固定もし
くは解放する摩擦締結要素とを含んで構成されている。
ータのタービン軸に連結される入力軸と、終減速装置に
連結される出力軸と、入力軸と出力軸との間に入力軸の
軸線方向に沿って配される複数のプラネタリギヤ列と、
供給される作動油圧によって所定の変速比を選択的に得
るべく各プラネタリギア列を構成する各要素を固定もし
くは解放する摩擦締結要素とを含んで構成されている。
【0003】プラネタリギヤ列は、例えば、入力軸の共
通軸線上に配される回転軸にスプライン嵌合により固定
されるインターナルギヤと、インターナルギヤの内方に
配されその同一の回転軸に固定されるサンギヤと、イン
ターナルギヤとサンギヤとの間に配されサンギヤの周り
をキャリアを介して公転するピニオンギヤとを主要な要
素として構成されている。そのピニオンギヤは、キャリ
アプレートに固定されるピニオンシャフトに回動可能に
支持されている。
通軸線上に配される回転軸にスプライン嵌合により固定
されるインターナルギヤと、インターナルギヤの内方に
配されその同一の回転軸に固定されるサンギヤと、イン
ターナルギヤとサンギヤとの間に配されサンギヤの周り
をキャリアを介して公転するピニオンギヤとを主要な要
素として構成されている。そのピニオンギヤは、キャリ
アプレートに固定されるピニオンシャフトに回動可能に
支持されている。
【0004】このようなインターナルギヤとピニオンギ
ヤとの間の噛み合いにおける初期なじみは、インターナ
ルギヤの表面硬度、および、ピニオンギヤの表面硬度に
依存されることが知られている。また、その初期なじみ
を向上させるべく、例えば、特開平5−172193号
公報にも示されるように、インターナルギヤの表面硬度
がピニオンギヤの表面硬度に比して小とされることが提
案されている。
ヤとの間の噛み合いにおける初期なじみは、インターナ
ルギヤの表面硬度、および、ピニオンギヤの表面硬度に
依存されることが知られている。また、その初期なじみ
を向上させるべく、例えば、特開平5−172193号
公報にも示されるように、インターナルギヤの表面硬度
がピニオンギヤの表面硬度に比して小とされることが提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ピニオンギヤの内周部
とピニオンシャフトの外周部との隙間によるピニオンギ
ヤのピニオンシャフトに対する傾きに起因してピニオン
ギヤの回転軸線とインターナルギヤの回転軸線との平行
度が許容範囲内とならない場合、例えば、はすば歯車と
されるピニオンギヤの一対の歯面のうち一方の歯面の一
部のみがインターナルギヤの歯部にその接触点で噛み合
う状態となる。これにより、ピッチングがピニオンギヤ
の歯面における歯すじ方向の両端部近傍に生じ、あるい
は、フレーキングがピニオンシャフトの外周面に生じる
虞がある。このような場合、ピニオンギヤのインターナ
ルギヤに対する組付け精度を高めその平行度のばらつき
を少なくすることも考えられるが、その加工費が嵩むと
ともに平行度のばらつきを少なくすることも一定の限界
がある。
とピニオンシャフトの外周部との隙間によるピニオンギ
ヤのピニオンシャフトに対する傾きに起因してピニオン
ギヤの回転軸線とインターナルギヤの回転軸線との平行
度が許容範囲内とならない場合、例えば、はすば歯車と
されるピニオンギヤの一対の歯面のうち一方の歯面の一
部のみがインターナルギヤの歯部にその接触点で噛み合
う状態となる。これにより、ピッチングがピニオンギヤ
の歯面における歯すじ方向の両端部近傍に生じ、あるい
は、フレーキングがピニオンシャフトの外周面に生じる
虞がある。このような場合、ピニオンギヤのインターナ
ルギヤに対する組付け精度を高めその平行度のばらつき
を少なくすることも考えられるが、その加工費が嵩むと
ともに平行度のばらつきを少なくすることも一定の限界
がある。
【0006】以上の問題点を考慮して、本発明は、プラ
ネタリギアにおけるピニオンギヤに噛み合うインターナ
ルギヤ、および、インターナルギヤの成形方法であっ
て、インターナルギヤに噛み合うピニオンギヤの歯面に
おけるピッチングの発生を抑制することができるインタ
ーナルギヤ、および、インターナルギヤの成形方法を提
供することを目的とする。
ネタリギアにおけるピニオンギヤに噛み合うインターナ
ルギヤ、および、インターナルギヤの成形方法であっ
て、インターナルギヤに噛み合うピニオンギヤの歯面に
おけるピッチングの発生を抑制することができるインタ
ーナルギヤ、および、インターナルギヤの成形方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るインターナルギヤは、回転軸に嵌合
される嵌合孔を有し回転軸の半径方向に広がる円板状部
と、内周部に歯部を有し円板状部の外周縁部に連なり形
成される円筒状部とを備え、円筒状部の密度分布は、歯
部の歯すじに沿った略中央部の密度が歯部の歯すじに沿
った少なくとも一方の端部の密度に比して小となるもの
とされる。
めに、本発明に係るインターナルギヤは、回転軸に嵌合
される嵌合孔を有し回転軸の半径方向に広がる円板状部
と、内周部に歯部を有し円板状部の外周縁部に連なり形
成される円筒状部とを備え、円筒状部の密度分布は、歯
部の歯すじに沿った略中央部の密度が歯部の歯すじに沿
った少なくとも一方の端部の密度に比して小となるもの
とされる。
【0008】また、円筒状部は、歯部に噛み合う歯車の
材料のヤング率に比して小なるヤング率を有する材料で
成形されてもよい。さらに、円板状部および円筒状部
は、多孔質材料で形成されてもよい。
材料のヤング率に比して小なるヤング率を有する材料で
成形されてもよい。さらに、円板状部および円筒状部
は、多孔質材料で形成されてもよい。
【0009】本発明に係るインターナルギヤの成形方法
は、回転軸に嵌合される嵌合孔を有し回転軸の半径方向
に広がる円板状部と、内周部に歯部を有し円板状部の外
周縁部に連なり形成される円筒状部とを有するインター
ナルギヤを成形する型のキャビティ内に成形粉末を充填
する工程と、円筒状部における歯部の歯すじに沿った略
中央部の密度が歯部の歯すじに沿った少なくとも一方の
端部の密度に比して小となすべくキャビティ内に充填さ
れた成形粉末を所定の圧力で圧縮し、インターナルギヤ
圧粉体を得る工程と、を含んで構成される。
は、回転軸に嵌合される嵌合孔を有し回転軸の半径方向
に広がる円板状部と、内周部に歯部を有し円板状部の外
周縁部に連なり形成される円筒状部とを有するインター
ナルギヤを成形する型のキャビティ内に成形粉末を充填
する工程と、円筒状部における歯部の歯すじに沿った略
中央部の密度が歯部の歯すじに沿った少なくとも一方の
端部の密度に比して小となすべくキャビティ内に充填さ
れた成形粉末を所定の圧力で圧縮し、インターナルギヤ
圧粉体を得る工程と、を含んで構成される。
【0010】また、キャビティは、相対向して配される
一対のパンチの加圧面相互間に形成され、キャビティ内
に充填された成形材料は、一対のパンチの加圧面が互い
に近接する方向にそれぞれ移動されることにより圧縮さ
れるものであってもよい。
一対のパンチの加圧面相互間に形成され、キャビティ内
に充填された成形材料は、一対のパンチの加圧面が互い
に近接する方向にそれぞれ移動されることにより圧縮さ
れるものであってもよい。
【0011】インターナルギヤ圧粉体は、歯部に噛み合
う歯車の材料のヤング率に比して小なるヤング率を有す
る材料で成形されるものであってもよい。
う歯車の材料のヤング率に比して小なるヤング率を有す
る材料で成形されるものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るインターナ
ルギヤの一例を、それが適用されたプラネタリギア列と
ともに示す。
ルギヤの一例を、それが適用されたプラネタリギア列と
ともに示す。
【0013】図1においては、プラネタリギア列は、例
えば、スプライン軸とされる回転軸12に設けられるサ
ンギヤ14と、サンギヤ14に噛み合わされて配列され
サンギヤ14の周りを公転せしめられる複数のピニオン
ギヤ16と、回転軸12に嵌合され各ピニオンギヤ16
に噛み合わされ各ピニオンギヤ16およびサンギヤ14
を包囲するインターナルギヤ10とを主要な要素として
含んで構成されている。
えば、スプライン軸とされる回転軸12に設けられるサ
ンギヤ14と、サンギヤ14に噛み合わされて配列され
サンギヤ14の周りを公転せしめられる複数のピニオン
ギヤ16と、回転軸12に嵌合され各ピニオンギヤ16
に噛み合わされ各ピニオンギヤ16およびサンギヤ14
を包囲するインターナルギヤ10とを主要な要素として
含んで構成されている。
【0014】各ピニオンギヤ16は、一端がキャリアプ
レート18に固定される各ピニオンシャフト20にそれ
ぞれ回動可能に支持されている。
レート18に固定される各ピニオンシャフト20にそれ
ぞれ回動可能に支持されている。
【0015】多孔質の金属材料で作られるインターナル
ギヤ10は、回転軸12に嵌合されるスプライン孔10
bが形成されるハブを有する円板状部10Bと、円板状
部10Bの外周縁部に連なり形成されピニオンギヤ16
に噛み合う歯部10aを内周部に有する円筒状部10A
とを含んで構成されている。
ギヤ10は、回転軸12に嵌合されるスプライン孔10
bが形成されるハブを有する円板状部10Bと、円板状
部10Bの外周縁部に連なり形成されピニオンギヤ16
に噛み合う歯部10aを内周部に有する円筒状部10A
とを含んで構成されている。
【0016】インターナルギヤ10は、例えば、高密度
焼結鋼(JPMA記号、SMF4040)で作られてい
る。高密度焼結鋼のヤング率が、例えば、14000〜
16000kg/mm2 であり、高密度焼結鋼の平均密
度は、例えば、6.8〜7.3g/cm3 であるものと
される。歯部10aは、例えば、インボリュート歯型で
あって左ねじれのはすば状とされる。
焼結鋼(JPMA記号、SMF4040)で作られてい
る。高密度焼結鋼のヤング率が、例えば、14000〜
16000kg/mm2 であり、高密度焼結鋼の平均密
度は、例えば、6.8〜7.3g/cm3 であるものと
される。歯部10aは、例えば、インボリュート歯型で
あって左ねじれのはすば状とされる。
【0017】一方、はすば歯車とされるピニオンギヤ1
6は、例えば、鉄鋼材料(JIS記号 SCr420
H)で作られている。鉄鋼材料のヤング率は、例えば、
21000〜22000kg/mm2 とされる。このよ
うにインターナルギヤ10のヤング率がピニオンギヤ1
6のヤング率に比して小とされるのはその歯部10aに
作用される面圧がピニオンギヤ16の噛み合う面に作用
される面圧に比して小となるからである。このようにイ
ンターナルギヤ10が多孔質材料で作られ、インターナ
ルギヤ10の材料のヤング率がピニオンギヤ16のヤン
グ率に比して小とされるので噛み合い精度のばらつきが
吸収されるとともに初期なじみ性が向上することとな
る。
6は、例えば、鉄鋼材料(JIS記号 SCr420
H)で作られている。鉄鋼材料のヤング率は、例えば、
21000〜22000kg/mm2 とされる。このよ
うにインターナルギヤ10のヤング率がピニオンギヤ1
6のヤング率に比して小とされるのはその歯部10aに
作用される面圧がピニオンギヤ16の噛み合う面に作用
される面圧に比して小となるからである。このようにイ
ンターナルギヤ10が多孔質材料で作られ、インターナ
ルギヤ10の材料のヤング率がピニオンギヤ16のヤン
グ率に比して小とされるので噛み合い精度のばらつきが
吸収されるとともに初期なじみ性が向上することとな
る。
【0018】また、インターナルギヤ10の円筒状部1
0Aの密度分布は、その歯部10aの歯すじに沿って粗
密があり、円筒状部10Aの中央部10fの密度は、円
板状部10Bの外周縁部に結合される部分、および、円
筒状部10Aの一端部の密度に比して例えば、0.1〜
0.2g/cm3 程度小なるものとされる。
0Aの密度分布は、その歯部10aの歯すじに沿って粗
密があり、円筒状部10Aの中央部10fの密度は、円
板状部10Bの外周縁部に結合される部分、および、円
筒状部10Aの一端部の密度に比して例えば、0.1〜
0.2g/cm3 程度小なるものとされる。
【0019】従って、ピニオンギヤ16の歯部に噛み合
うインターナルギヤ10の歯部10aが、その歯直角平
面に沿って容易に変位することとなるのでピニオンギヤ
16の回転軸線とインターナルギヤ10の回転軸線との
平行度が仮に許容範囲外となる場合においても、噛み合
いが点接触とはならず面接触となり不所望なピッチング
がピニオンギヤ16の両端部に生じることが回避される
こととなる。
うインターナルギヤ10の歯部10aが、その歯直角平
面に沿って容易に変位することとなるのでピニオンギヤ
16の回転軸線とインターナルギヤ10の回転軸線との
平行度が仮に許容範囲外となる場合においても、噛み合
いが点接触とはならず面接触となり不所望なピッチング
がピニオンギヤ16の両端部に生じることが回避される
こととなる。
【0020】図2の(A)は、本発明に係るインターナ
ルギヤの他の一例を、それが適用されたプラネタリギア
列とともに示す。なお、図2の(A)においては、図1
に示される例において同一とされる構成要素については
同一の符号を付して示しその重複説明を省略する。
ルギヤの他の一例を、それが適用されたプラネタリギア
列とともに示す。なお、図2の(A)においては、図1
に示される例において同一とされる構成要素については
同一の符号を付して示しその重複説明を省略する。
【0021】図2の(A)に示される例においては、多
孔質の金属材料で作られるインターナルギヤ22は、回
転軸12に嵌合されるスプライン孔22bが形成される
ハブを有する円板状部22Bと、円板状部22Bの外周
縁部に連結されピニオンギヤ16に噛み合う歯部22a
を内周部に有する円筒状部22Aとを含んで構成されて
いる。
孔質の金属材料で作られるインターナルギヤ22は、回
転軸12に嵌合されるスプライン孔22bが形成される
ハブを有する円板状部22Bと、円板状部22Bの外周
縁部に連結されピニオンギヤ16に噛み合う歯部22a
を内周部に有する円筒状部22Aとを含んで構成されて
いる。
【0022】インターナルギヤ22は、例えば、高密度
焼結鋼(JPMA記号、SMF4040)で作られてい
る。高密度焼結鋼のヤング率が、例えば、14000〜
16000kg/mm2 であり、高密度焼結鋼の平均密
度は、例えば、6.8〜7.0g/cm3 であるものと
される。歯部22aは、例えば、インボリュート歯型で
あって左ねじれのはすば状とされる。
焼結鋼(JPMA記号、SMF4040)で作られてい
る。高密度焼結鋼のヤング率が、例えば、14000〜
16000kg/mm2 であり、高密度焼結鋼の平均密
度は、例えば、6.8〜7.0g/cm3 であるものと
される。歯部22aは、例えば、インボリュート歯型で
あって左ねじれのはすば状とされる。
【0023】円板状部22Bの外周縁部には、図2の
(B)に示されるように、円筒状部22Aの一方の端部
に設けられる切欠部に係合される係合片22dが所定の
間隔をもって円周方向に沿って形成されている。
(B)に示されるように、円筒状部22Aの一方の端部
に設けられる切欠部に係合される係合片22dが所定の
間隔をもって円周方向に沿って形成されている。
【0024】円筒状部22Aの一方の端部には、図2の
(B)に示されるように、円周方向に沿って所定の間隔
をもって係合爪22cが複数個設けられている。各係合
爪22cの内周部には、図示が省略される止め輪が係止
される溝22gが設けられている。
(B)に示されるように、円周方向に沿って所定の間隔
をもって係合爪22cが複数個設けられている。各係合
爪22cの内周部には、図示が省略される止め輪が係止
される溝22gが設けられている。
【0025】これにより、図2の(B)に示されるよう
に、円板状部22Bの各係合片22dが円筒状部22A
の一方の端部の係合爪22cの相互間に形成される各切
欠部に係合されるもとでその止め輪が溝22gに挿入さ
れることにより円板状部22Bと円筒状部22Aとが連
結されることとなる。また、円板状部22Bのスプライ
ン孔22bの中心位置が図3に示されるように、円筒状
部22Aの中心位置と一致することとなる。
に、円板状部22Bの各係合片22dが円筒状部22A
の一方の端部の係合爪22cの相互間に形成される各切
欠部に係合されるもとでその止め輪が溝22gに挿入さ
れることにより円板状部22Bと円筒状部22Aとが連
結されることとなる。また、円板状部22Bのスプライ
ン孔22bの中心位置が図3に示されるように、円筒状
部22Aの中心位置と一致することとなる。
【0026】円筒状部22Aの歯部22aは、図4に拡
大して示されるように、ピニオンギヤ16の各歯16a
が噛み合う歯溝22cが形成されるとともに歯溝22c
相互間に歯22dが円周方向に沿って形成されている。
大して示されるように、ピニオンギヤ16の各歯16a
が噛み合う歯溝22cが形成されるとともに歯溝22c
相互間に歯22dが円周方向に沿って形成されている。
【0027】その際、歯22dの歯先面22eは、その
歯末の面との間に角のない円弧状に形成されている。歯
先面22eが円弧状に形成されることにより、ピニオン
ギヤ16の各歯16aと円筒状部22Aの歯部22aに
おける歯22dとの互いの干渉が低減されピニオンギヤ
16の各歯16aの歯面にピッチングが生じることが抑
制されることとなる。また、インターナルギヤ22を成
形する成形用金型の寿命も延びることとなる。
歯末の面との間に角のない円弧状に形成されている。歯
先面22eが円弧状に形成されることにより、ピニオン
ギヤ16の各歯16aと円筒状部22Aの歯部22aに
おける歯22dとの互いの干渉が低減されピニオンギヤ
16の各歯16aの歯面にピッチングが生じることが抑
制されることとなる。また、インターナルギヤ22を成
形する成形用金型の寿命も延びることとなる。
【0028】さらに、インターナルギヤ22の円筒状部
22Aの密度分布は、その歯部22aの歯すじに沿って
粗密があり、円筒状部22Aの中央部22fの密度は、
円板状部22Bの外周縁部に結合される部分、および、
円筒状部22Aの一端部の密度に比して例えば、0.1
〜0.2g/cm3 程度小なるものとされる。
22Aの密度分布は、その歯部22aの歯すじに沿って
粗密があり、円筒状部22Aの中央部22fの密度は、
円板状部22Bの外周縁部に結合される部分、および、
円筒状部22Aの一端部の密度に比して例えば、0.1
〜0.2g/cm3 程度小なるものとされる。
【0029】従って、本例においても上述の例と同様な
作用効果が得られることとなる。
作用効果が得られることとなる。
【0030】図5は、本発明に係るインターナルギヤの
成形方法の一例が適用される成形装置の要部を示す。
成形方法の一例が適用される成形装置の要部を示す。
【0031】図5において、成形装置は、成形されるイ
ンターナルギヤ10の円筒状部10Aの外周面を形成す
る内周面を有しその装置の外殻を形成するダイ本体部3
0と、ダイ本体部30の内側における略中央部に配され
その中心軸線に沿って往復動可能に支持されるコアロッ
ド部44と、コアロッド部44の上部に嵌合され成形さ
れるインターナルギヤ10の円板状部10Bのハブの端
面を形成する第2アッパパンチ34と、第2アッパパン
チ34の外周面に摺接される内周面を有しダイ本体部3
0の内面と第2アッパパンチ34との間であってコアロ
ッド部44と同心上に配される円筒状の第1アッパパン
チ32とを含んで構成されている。
ンターナルギヤ10の円筒状部10Aの外周面を形成す
る内周面を有しその装置の外殻を形成するダイ本体部3
0と、ダイ本体部30の内側における略中央部に配され
その中心軸線に沿って往復動可能に支持されるコアロッ
ド部44と、コアロッド部44の上部に嵌合され成形さ
れるインターナルギヤ10の円板状部10Bのハブの端
面を形成する第2アッパパンチ34と、第2アッパパン
チ34の外周面に摺接される内周面を有しダイ本体部3
0の内面と第2アッパパンチ34との間であってコアロ
ッド部44と同心上に配される円筒状の第1アッパパン
チ32とを含んで構成されている。
【0032】コアロッド部44は、例えば、成形される
インターナルギヤ10のスプライン孔10bに対応した
スプライン軸とされる。また、第2アッパパンチ34
は、コアロッド部44に嵌合されて移動可能に支持さ
れ、成形されるインターナルギヤ10の円板状部10B
の端面を形成する第1アッパパンチ32は、第2アッパ
パンチ34の外周面およびダイ本体部30の内周面に対
して相対移動可能に支持されている。
インターナルギヤ10のスプライン孔10bに対応した
スプライン軸とされる。また、第2アッパパンチ34
は、コアロッド部44に嵌合されて移動可能に支持さ
れ、成形されるインターナルギヤ10の円板状部10B
の端面を形成する第1アッパパンチ32は、第2アッパ
パンチ34の外周面およびダイ本体部30の内周面に対
して相対移動可能に支持されている。
【0033】本装置におけるコアロッド部44の下方
は、コアロッド部44の下部に第2アッパパンチ34に
対向して嵌合される第4ロアパンチ42と、第4ロアパ
ンチ42の外周面に摺接される内周面を有し第2アッパ
パンチ34に対向する円筒状の第3ロアパンチ40と、
第3ロアパンチ40の外周面に摺接される内周面を有す
る第2ロアパンチ38と、第2ロアパンチ38の外周面
に摺接される内周面を有しダイ本体部30の内面と第2
ロアパンチ38の外周面との間に配される第1ロアパン
チ36とを含んで構成されている。
は、コアロッド部44の下部に第2アッパパンチ34に
対向して嵌合される第4ロアパンチ42と、第4ロアパ
ンチ42の外周面に摺接される内周面を有し第2アッパ
パンチ34に対向する円筒状の第3ロアパンチ40と、
第3ロアパンチ40の外周面に摺接される内周面を有す
る第2ロアパンチ38と、第2ロアパンチ38の外周面
に摺接される内周面を有しダイ本体部30の内面と第2
ロアパンチ38の外周面との間に配される第1ロアパン
チ36とを含んで構成されている。
【0034】第4ロアパンチ42は、成形されるインタ
ーナルギヤ10の円板状部10Bのハブの端面に対向す
る内面を形成するものとされ、第3ロアパンチ40は、
成形されるインターナルギヤ10の円板状部10Bの内
面を形成するものとされる。また、第2ロアパンチ38
は、成形されるインターナルギヤ10の円筒状部10A
の歯部10aを形成し、第1ロアパンチ36は、成形さ
れるインターナルギヤ10の円筒状部10Aにおける歯
部の歯すじ方向に沿った端面を形成するものとされる。
ーナルギヤ10の円板状部10Bのハブの端面に対向す
る内面を形成するものとされ、第3ロアパンチ40は、
成形されるインターナルギヤ10の円板状部10Bの内
面を形成するものとされる。また、第2ロアパンチ38
は、成形されるインターナルギヤ10の円筒状部10A
の歯部10aを形成し、第1ロアパンチ36は、成形さ
れるインターナルギヤ10の円筒状部10Aにおける歯
部の歯すじ方向に沿った端面を形成するものとされる。
【0035】第1アッパパンチ32および第2アッパパ
ンチ34は、それぞれ、図示が省略される駆動機構によ
りダイ本体部30の内面およびコアロッド部44に対し
て相対移動可能に支持されている。
ンチ34は、それぞれ、図示が省略される駆動機構によ
りダイ本体部30の内面およびコアロッド部44に対し
て相対移動可能に支持されている。
【0036】また、第1ロアパンチ36、第2ロアパン
チ38、第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ
42は、それぞれ、図示が省略される駆動機構によりダ
イ本体部30の内面およびコアロッド部44に対して相
対移動可能に支持されている。
チ38、第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ
42は、それぞれ、図示が省略される駆動機構によりダ
イ本体部30の内面およびコアロッド部44に対して相
対移動可能に支持されている。
【0037】さらに、第2ロアパンチ38は、その外周
部の一部にインターナルギヤ10の歯部10bに対応す
るはすば状の歯部を有し第1ロアパンチ36および第3
ロアパンチ40に対して相対的に回動可能に支持されて
いる。
部の一部にインターナルギヤ10の歯部10bに対応す
るはすば状の歯部を有し第1ロアパンチ36および第3
ロアパンチ40に対して相対的に回動可能に支持されて
いる。
【0038】これにより、成形材料としての金属粉28
が充填されるキャビティが、ダイ本体部30の内部にお
ける第1アッパパンチ32および第2アッパパンチ34
の端面と、第1ロアパンチ36、第2ロアパンチ38、
第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ42の端
面との間に形成されることとなる。
が充填されるキャビティが、ダイ本体部30の内部にお
ける第1アッパパンチ32および第2アッパパンチ34
の端面と、第1ロアパンチ36、第2ロアパンチ38、
第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ42の端
面との間に形成されることとなる。
【0039】かかる構成のもとで、インターナルギヤ1
0を成形するにあたっては、先ず、図5に示されるよう
に、第1アッパパンチ32および第2アッパパンチ34
の端面がそれぞれ同一平面上となるように一致され、ま
た、第2ロアパンチ38、および、第3ロアパンチ40
の端面がそれぞれ同一平面上となるように一致され、一
方、第1ロアパンチ36および第4ロアパンチ42の端
面が、図5において第2ロアパンチ38、および、第3
ロアパンチ40の端面に対して下方となる位置に離隔さ
れた状態とされる。その際、所定量の金属粉28がその
キャビティ内に充填される。
0を成形するにあたっては、先ず、図5に示されるよう
に、第1アッパパンチ32および第2アッパパンチ34
の端面がそれぞれ同一平面上となるように一致され、ま
た、第2ロアパンチ38、および、第3ロアパンチ40
の端面がそれぞれ同一平面上となるように一致され、一
方、第1ロアパンチ36および第4ロアパンチ42の端
面が、図5において第2ロアパンチ38、および、第3
ロアパンチ40の端面に対して下方となる位置に離隔さ
れた状態とされる。その際、所定量の金属粉28がその
キャビティ内に充填される。
【0040】次に、図6に示されるように、第2アッパ
パンチ34が所定量第4ロアパンチ42の端面に近接す
る方向に移動されるとともに、第1アッパパンチ32が
第2アッパパンチ34の端面よりもさらに第4ロアパン
チ42の端面に近接する方向に移動される。また、第4
ロアパンチ42は、第2ロアパンチ38、および、第3
ロアパンチ40に伴ってその端面が第2ロアパンチ3
8、および、第3ロアパンチ40の端面と同一平面上と
なるように図5に示される位置から第2アッパパンチ3
4の端面に向かって移動され、第1ロアパンチ36が第
1アッパパンチ32の端面に近接する方向に移動され
る。
パンチ34が所定量第4ロアパンチ42の端面に近接す
る方向に移動されるとともに、第1アッパパンチ32が
第2アッパパンチ34の端面よりもさらに第4ロアパン
チ42の端面に近接する方向に移動される。また、第4
ロアパンチ42は、第2ロアパンチ38、および、第3
ロアパンチ40に伴ってその端面が第2ロアパンチ3
8、および、第3ロアパンチ40の端面と同一平面上と
なるように図5に示される位置から第2アッパパンチ3
4の端面に向かって移動され、第1ロアパンチ36が第
1アッパパンチ32の端面に近接する方向に移動され
る。
【0041】これにより、キャビティ内に充填された金
属粉28が図5に示される位置からダイ本体部30の内
部における所定の位置まで移動されることとなる。
属粉28が図5に示される位置からダイ本体部30の内
部における所定の位置まで移動されることとなる。
【0042】続いて、図7に示されるように、第1アッ
パパンチ32および第2アッパパンチ34と、第1ロア
パンチ36、第2ロアパンチ38、第3ロアパンチ4
0、および、第4ロアパンチ42とが、それぞれ、所定
のタイミングおよび所定の移動量をもって互いに近接す
る方向に移動せしめられる。これにより、金属粉28が
所定の圧力で圧縮されて圧粉体26が得られることとな
る。
パパンチ32および第2アッパパンチ34と、第1ロア
パンチ36、第2ロアパンチ38、第3ロアパンチ4
0、および、第4ロアパンチ42とが、それぞれ、所定
のタイミングおよび所定の移動量をもって互いに近接す
る方向に移動せしめられる。これにより、金属粉28が
所定の圧力で圧縮されて圧粉体26が得られることとな
る。
【0043】その際、圧粉体26におけるインターナル
ギヤ10の円筒状部10Aに対応する部分の密度分布
は、その中央部の密度が歯部10aの歯すじ方向に沿っ
た端部および円板状部10Bに結合される端部の密度に
比して例えば、0.1〜0.2g/cm3 程度小なるも
のとされる。
ギヤ10の円筒状部10Aに対応する部分の密度分布
は、その中央部の密度が歯部10aの歯すじ方向に沿っ
た端部および円板状部10Bに結合される端部の密度に
比して例えば、0.1〜0.2g/cm3 程度小なるも
のとされる。
【0044】続いて、第1アッパパンチ32および第2
アッパパンチ34が第1ロアパンチ36、第2ロアパン
チ38、第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ
42に対して離隔された後、第2ロアパンチ38が圧粉
体26に対して一方向に回転され、かつ、コアロッド部
44が圧粉体26に対して引き抜かれ、圧粉体26がダ
イ本体部30から取り出されることとなる。
アッパパンチ34が第1ロアパンチ36、第2ロアパン
チ38、第3ロアパンチ40、および、第4ロアパンチ
42に対して離隔された後、第2ロアパンチ38が圧粉
体26に対して一方向に回転され、かつ、コアロッド部
44が圧粉体26に対して引き抜かれ、圧粉体26がダ
イ本体部30から取り出されることとなる。
【0045】そして、得られた圧粉体26は、所定の焼
結処理が施された後、図8に示される装置により所定の
許容寸法を有した形状となるようにサイジング処理が施
される。なお、図8においては、図5に示される例にお
いて同一とされる構成要素については同一の符号を付し
て示し、その重複説明を省略する。
結処理が施された後、図8に示される装置により所定の
許容寸法を有した形状となるようにサイジング処理が施
される。なお、図8においては、図5に示される例にお
いて同一とされる構成要素については同一の符号を付し
て示し、その重複説明を省略する。
【0046】図8に示される装置は、コアロッド部44
の上部に嵌合される第3アッパパンチ50と、第3アッ
パパンチ50の外周面に摺接される内周面を有する円筒
状の第2アッパパンチ48と、ダイ本体部30の内面と
第2アッパパンチ48の外周面との間であってコアロッ
ド部44と同心上に配される第1アッパパンチ46とを
含んで構成されている。
の上部に嵌合される第3アッパパンチ50と、第3アッ
パパンチ50の外周面に摺接される内周面を有する円筒
状の第2アッパパンチ48と、ダイ本体部30の内面と
第2アッパパンチ48の外周面との間であってコアロッ
ド部44と同心上に配される第1アッパパンチ46とを
含んで構成されている。
【0047】第3アッパパンチ50は、成形された圧粉
体26におけるインターナルギヤ10の円板状部10B
のハブの端面に対応する部分を押圧するものとされ、第
2アッパパンチ48は、成形された圧粉体26における
インターナルギヤ10の円板状部10Bの端面に対応す
る部分を押圧するものとされる。第1アッパパンチ46
は、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の円筒状
部10Aに対応する部分を押圧するものとされる。
体26におけるインターナルギヤ10の円板状部10B
のハブの端面に対応する部分を押圧するものとされ、第
2アッパパンチ48は、成形された圧粉体26における
インターナルギヤ10の円板状部10Bの端面に対応す
る部分を押圧するものとされる。第1アッパパンチ46
は、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の円筒状
部10Aに対応する部分を押圧するものとされる。
【0048】第1アッパパンチ46、第2アッパパンチ
48、および、第3アッパパンチ50は、互いに相対移
動可能に図示が省略される駆動機構により支持されてい
る。
48、および、第3アッパパンチ50は、互いに相対移
動可能に図示が省略される駆動機構により支持されてい
る。
【0049】本装置におけるコアロッド部44の下方
は、コアロッド部44の下部に第2アッパパンチ48お
よび第3アッパパンチ50の端面に対向して嵌合される
第3ロアパンチ56と、第3ロアパンチ56の外周面に
摺接される内周面を有する円筒状の第2ロアパンチ54
と、第2ロアパンチ54の外周面に摺接される内周面を
有する第1ロアパンチ52とを含んで構成されている。
は、コアロッド部44の下部に第2アッパパンチ48お
よび第3アッパパンチ50の端面に対向して嵌合される
第3ロアパンチ56と、第3ロアパンチ56の外周面に
摺接される内周面を有する円筒状の第2ロアパンチ54
と、第2ロアパンチ54の外周面に摺接される内周面を
有する第1ロアパンチ52とを含んで構成されている。
【0050】第3ロアパンチ56は、圧粉体26におけ
るインターナルギヤ10の円板状部10Bのハブの内面
に対応する部分を押圧するものとされ、第2ロアパンチ
54は、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の円
筒状部10Aの歯部に噛み合わされる歯部を有するもの
とされる。第1ロアパンチ52は、圧粉体26における
インターナルギヤ10の円筒状部10Aにおける歯部の
歯すじ方向に沿った端面を押圧するものとされる。
るインターナルギヤ10の円板状部10Bのハブの内面
に対応する部分を押圧するものとされ、第2ロアパンチ
54は、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の円
筒状部10Aの歯部に噛み合わされる歯部を有するもの
とされる。第1ロアパンチ52は、圧粉体26における
インターナルギヤ10の円筒状部10Aにおける歯部の
歯すじ方向に沿った端面を押圧するものとされる。
【0051】第1ロアパンチ52、第2ロアパンチ5
4、および、第3ロアパンチ56は、それぞれ、互いに
相対移動可能に支持されている。
4、および、第3ロアパンチ56は、それぞれ、互いに
相対移動可能に支持されている。
【0052】かかる構成のもとで、圧粉体26に対して
サイジング処理が施される場合、図8に示されるよう
に、先ず、第2ロアパンチ54、および、第3ロアパン
チ56の端面が互いに同一平面上とされ、第1ロアパン
チ52の端面が第2ロアパンチ54の端面に対して離隔
された状態において、圧粉体26が第2ロアパンチ5
4、および、第3ロアパンチ56の端面にその内面が当
接されてダイ本体部30内に装填される。
サイジング処理が施される場合、図8に示されるよう
に、先ず、第2ロアパンチ54、および、第3ロアパン
チ56の端面が互いに同一平面上とされ、第1ロアパン
チ52の端面が第2ロアパンチ54の端面に対して離隔
された状態において、圧粉体26が第2ロアパンチ5
4、および、第3ロアパンチ56の端面にその内面が当
接されてダイ本体部30内に装填される。
【0053】次に、第1アッパパンチ46、第2アッパ
パンチ48、および、第3アッパパンチ50の端面が、
それぞれ、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の
円板状部10Bの外面およびハブの端面、円筒状部10
Aの端面に対応する部分に当接された後、所定の圧力で
押圧される。これにより、圧粉体26の諸寸法が修正さ
れてインターナルギヤ10が得られることとなる。
パンチ48、および、第3アッパパンチ50の端面が、
それぞれ、圧粉体26におけるインターナルギヤ10の
円板状部10Bの外面およびハブの端面、円筒状部10
Aの端面に対応する部分に当接された後、所定の圧力で
押圧される。これにより、圧粉体26の諸寸法が修正さ
れてインターナルギヤ10が得られることとなる。
【0054】従って、得られたインターナルギヤ10に
おける円筒状部10Aの歯部10aの密度分布は、その
略中央部の密度がその歯すじ方向に沿った両端部の密度
に比して小とされる。即ち、ピニオンギヤ16の歯部に
噛み合うインターナルギヤ10の歯部10aが、その歯
直角平面に沿って容易に変位することとなるのでプラネ
タリギア列においてピニオンギヤの組み付け精度に起因
するピニオンギヤの歯面におけるピッチングの発生が抑
制されることとなる。
おける円筒状部10Aの歯部10aの密度分布は、その
略中央部の密度がその歯すじ方向に沿った両端部の密度
に比して小とされる。即ち、ピニオンギヤ16の歯部に
噛み合うインターナルギヤ10の歯部10aが、その歯
直角平面に沿って容易に変位することとなるのでプラネ
タリギア列においてピニオンギヤの組み付け精度に起因
するピニオンギヤの歯面におけるピッチングの発生が抑
制されることとなる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るインターナルギヤ、および、その成形方法によれ
ば、インターナルギヤにおける円筒状部の密度分布は、
歯部の歯すじに沿った略中央部の密度が歯部の歯すじに
沿った少なくとも一方の端部の密度に比して小となるの
でインターナルギヤの噛み合い部分が容易に変位して面
接触となり、ころがり疲労の進行が抑制されインターナ
ルギヤに噛み合うピニオンギヤの歯面におけるピッチン
グの発生を抑制することができる。
に係るインターナルギヤ、および、その成形方法によれ
ば、インターナルギヤにおける円筒状部の密度分布は、
歯部の歯すじに沿った略中央部の密度が歯部の歯すじに
沿った少なくとも一方の端部の密度に比して小となるの
でインターナルギヤの噛み合い部分が容易に変位して面
接触となり、ころがり疲労の進行が抑制されインターナ
ルギヤに噛み合うピニオンギヤの歯面におけるピッチン
グの発生を抑制することができる。
【0056】また、インターナルギヤにおける円筒状部
において、その略中央部に、他の部位の密度に比して小
となる密度を有する部分を容易に形成することができ
る。
において、その略中央部に、他の部位の密度に比して小
となる密度を有する部分を容易に形成することができ
る。
【図1】本発明に係るインターナルギヤの一例を、それ
が用いられたプラネタリギア列とともに示す断面図であ
る。
が用いられたプラネタリギア列とともに示す断面図であ
る。
【図2】(A)は、本発明に係るインターナルギヤの他
の一例を、それが用いられたプラネタリギア列とともに
示す断面図、(B)は、(A)に示される例における左
側面図である。
の一例を、それが用いられたプラネタリギア列とともに
示す断面図、(B)は、(A)に示される例における左
側面図である。
【図3】図2の(A)に示される例における右側面図で
ある。
ある。
【図4】図2に示される例における歯部を拡大して示す
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図5】本発明に係るインターナルギヤの成形方法の一
例に用いられ成形装置の要部を示す断面図である。
例に用いられ成形装置の要部を示す断面図である。
【図6】図5に示される例における工程の説明に供され
る断面図である。
る断面図である。
【図7】図5に示される例における工程の説明に供され
る断面図である。
る断面図である。
【図8】本発明に係るインターナルギヤの成形方法の一
例におけるサイジング処理工程において用いられ装置の
要部を示す断面図である。
例におけるサイジング処理工程において用いられ装置の
要部を示す断面図である。
10、22 インターナルギヤ 10A 円筒状部 10B 円板状部 10f、22f 中央部 16 ピニオンギヤ 26 圧粉体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B30B 11/02 B30B 11/02 C
Claims (6)
- 【請求項1】 回転軸に嵌合される嵌合孔を有し該回転
軸の半径方向に広がる円板状部と、内周部に歯部を有し
該円板状部の外周縁部に連なり形成される円筒状部とを
備え、 前記円筒状部の密度分布は、前記歯部の歯すじに沿った
略中央部の密度が前記歯部の歯すじに沿った少なくとも
一方の端部の密度に比して小となることを特徴とするイ
ンターナルギヤ。 - 【請求項2】 前記円筒状部は、前記歯部に噛み合う歯
車の材料のヤング率に比して小なるヤング率を有する材
料で成形されることを特徴とする請求項1記載のインタ
ーナルギヤ。 - 【請求項3】 前記円板状部および前記円筒状部は、多
孔質材料で成形されることを特徴とする請求項1記載の
インターナルギヤ。 - 【請求項4】 回転軸に嵌合される嵌合孔を有し該回転
軸の半径方向に広がる円板状部と、内周部に歯部を有し
該円板状部の外周縁部に連なり形成される円筒状部とを
有するインターナルギヤを成形する型のキャビティ内に
成形粉末を充填する工程と、 前記円筒状部における前記歯部の歯すじに沿った略中央
部の密度が前記歯部の歯すじに沿った少なくとも一方の
端部の密度に比して小となすべく前記キャビティ内に充
填された成形粉末を所定の圧力で圧縮し、該インターナ
ルギヤ圧粉体を得る工程と、を含んで構成されるインタ
ーナルギヤの成形方法。 - 【請求項5】 前記キャビティは、相対向して配される
一対のパンチの加圧面相互間に形成され、該キャビティ
内に充填された成形粉末は、該一対のパンチの加圧面が
互いに近接する方向にそれぞれ移動されることにより圧
縮されることを特徴とする請求項4記載のインターナル
ギヤの成形方法。 - 【請求項6】 前記インターナルギヤ圧粉体は、前記歯
部に噛み合う歯車の材料のヤング率に比して小なるヤン
グ率を有する材料で成形されることを特徴とする請求項
4記載のインターナルギヤの成形方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14237997A JPH10331955A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | インターナルギヤ、および、その成形方法 |
| US09/055,312 US6012350A (en) | 1997-04-08 | 1998-04-06 | Internal gear |
| KR1019980012236A KR100311989B1 (ko) | 1997-04-08 | 1998-04-07 | 내치기어 |
| DE19815860A DE19815860A1 (de) | 1997-04-08 | 1998-04-08 | Hohlrad für ein Planetengetriebe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14237997A JPH10331955A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | インターナルギヤ、および、その成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331955A true JPH10331955A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15314011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14237997A Pending JPH10331955A (ja) | 1997-04-08 | 1997-05-30 | インターナルギヤ、および、その成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331955A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110681862A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-01-14 | 张家港振江粉末冶金制品有限公司 | 内齿轮粉末冶金用成型模具 |
| JP2023080754A (ja) * | 2021-11-30 | 2023-06-09 | トヨタ自動車株式会社 | サイジング装置 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14237997A patent/JPH10331955A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110681862A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-01-14 | 张家港振江粉末冶金制品有限公司 | 内齿轮粉末冶金用成型模具 |
| JP2023080754A (ja) * | 2021-11-30 | 2023-06-09 | トヨタ自動車株式会社 | サイジング装置 |
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