JPH10332124A - 廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置 - Google Patents

廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置

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JPH10332124A
JPH10332124A JP9144235A JP14423597A JPH10332124A JP H10332124 A JPH10332124 A JP H10332124A JP 9144235 A JP9144235 A JP 9144235A JP 14423597 A JP14423597 A JP 14423597A JP H10332124 A JPH10332124 A JP H10332124A
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JP
Japan
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temperature
output
measurement
rotary furnace
radiation thermometer
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Application number
JP9144235A
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English (en)
Inventor
Mitsusachi Yamakita
光幸 山北
Hiroshi Shiromizu
洋 白水
Yuji Takigawa
裕治 滝川
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転している焼却炉用回転炉の内部温度を非
接触で容易にかつ正確に測定でき、故障が少なく、メン
テナンスが容易で、焼却炉の稼働率を低下させることの
ない測定装置を提供する。 【解決手段】 回転炉1の周壁1aに、周壁1aを径方向に
貫通する測定用穴14を有する温度測定部7が設けられ、
放射率が既知の測定部材15が温度測定部7の測定用穴14
を塞ぐように設けられて、測定部材15の内側の面が回転
炉1の内部に面するとともに測定部材15の外側の面が回
転炉1の外部に面している。回転炉1の外部に、正面の
測定範囲に移動してきた温度測定部7の測定部材15に面
するように放射温度計8が配置され、測定部材15に面し
ているときの放射温度計8の出力に基づいて回転炉1の
内部温度が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物焼却炉用
回転炉の内部温度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転炉による廃棄物の焼却処理には、回
転炉の内部温度の制御は重要な要素であるが、回転炉の
内部温度を測定する場合、対象物が回転しているため、
温度測定に一般に用いられている固定式の熱電対方式で
は、温度検出信号を外部に取出すことは困難である。
【0003】このため、従来は、回転炉に、熱電対と、
外部に設置したコレクタ(集電器)に摺接するトロリ線
(摺伝リング)とを設けて、熱電対とトロリ線を補償導
線で接続し、熱電対による温度検出信号を補償導線、ト
ロリ線およびコレクタを介して外部に取出す方法が一般
的に採用されている。
【0004】しかし、上記の方法の場合、熱電対、補償
導線およびトロリ線が高温になる回転炉に設けられるた
め、これらに断線などの故障が発生しやすく、故障が発
生したときには、回転炉を停止して、補修を行なう必要
があり、メンテナンスが面倒である。しかも、その間、
廃棄物の焼却運転も停止するため、焼却炉の稼働率が悪
い。また、トロリ線とコレクタの接触が外れて、温度検
出信号の伝送がとぎれるという問題もある。
【0005】回転炉に設けた熱電対による温度検出信号
を無線により外部に伝送することも考えられるが、その
場合は、無線送信回路や無線送信のための電源としての
電池などを高温になる回転炉に設ける必要があり、上記
の場合と同様、装置の補修などのために回転炉を停止さ
せなければならないという問題がある。
【0006】回転している対象物の温度を非接触で測定
する装置として放射温度計があるが、回転炉の周囲は耐
火物の周壁で覆われているため、その内部の温度を放射
温度計で直接測定することはできない。また、放射温度
計を用いれば、回転炉の表面の温度は容易に測定できる
ので、この表面の温度から内部の温度を計算などにより
推定することは可能であるが、この場合は、誤差が大き
く、測定値を温度制御に使用することは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記の問題を解決し、回転している回転炉の内部温度を非
接触で容易にかつ正確に測定でき、故障が少なく、メン
テナンスが容易で、焼却炉の稼働率を低下させることの
ない焼却炉用回転炉の内部温度測定装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明による装置は、所定の回転軸心を中心に回転させられ
かつ回転軸心の周囲に周壁を有する廃棄物焼却炉用回転
炉の内部の温度を測定する装置であって、回転炉の周壁
の少なくとも1箇所に、周壁を径方向に貫通する測定用
穴を有する温度測定部が設けられ、放射率が既知の測定
部材が温度測定部の測定用穴を塞ぐように設けられて、
測定部材の内側の面が回転炉の内部に面するとともに測
定部材の外側の面が回転炉の外部に面しており、回転炉
の外部に、正面の測定範囲に移動してきた温度測定部の
測定部材に面するように放射温度計が配置され、測定部
材に面しているときの放射温度計の出力に基づいて回転
炉の内部の温度を求める処理手段が設けられていること
を特徴とするものである。
【0009】測定部材の内側の面が回転炉の内部に面し
ているので、測定部材の外側の面の温度は回転炉の内部
の温度とほぼ等しくなる。また、測定部材の放射率が既
知であるから、測定部材に面しているときの放射温度計
の出力を処理することにより、測定部材の外側の面の温
度が測定され、これにより、回転炉の内部の温度が正確
に測定される。回転炉側には、回転炉の周壁を貫通する
測定用穴が設けられて、この穴に測定部材が設けられて
いるだけであるから、故障のおそれがほとんどない。こ
のため、メンテナンスがきわめて容易であり、補修など
のために回転炉を停止させる必要がないため、焼却炉の
稼働率が低下することがない。
【0010】したがって、この発明によれば、回転炉の
内部温度を非接触で、容易にかつ正確に測定することが
できる。また、故障が少なく、メンテナンスが容易で、
焼却炉の稼働率が低下することもない。
【0011】温度測定部の測定用穴は、たとえば、回転
炉の周壁を径方向に貫通するようにはめられた管の穴に
よって形成される。
【0012】このようにすれば、管の内側に測定部材を
簡単に取付けることができる。
【0013】測定部材に面しているときの放射温度計の
出力を読込むためには、たとえば、回転炉の周囲にリミ
ットスイッチなどの適当な位置検出手段を設け、温度測
定部が放射温度計の測定範囲に移動してきて放射温度計
が測定部材に面したときに読込み信号を出力するように
しておき、読込み信号が出力されたときに放射温度計の
出力を読込むようにすればよい。
【0014】温度測定部は複数箇所に設けられてもよい
が、1箇所で十分である。
【0015】好ましくは、測定部材が、温度測定部の測
定用穴の回転炉内部側の部分に設けられている。
【0016】このようにすれば、測定部材が回転炉の内
部に近い位置に位置するため、測定部材の外側の面の温
度は回転炉の内部の温度にきわめて近くなり、測定部材
が測定用穴を通して外部に面するため、測定部材の外側
の面が外部の雰囲気の影響を受けにくい。したがって、
測定部材の外側の面の温度が回転炉内部の温度に非常に
近くなり、より正確な温度測定ができる。
【0017】たとえば、処理手段が、温度測定部の測定
部材とその回転方向前後の回転炉の周壁表面が放射温度
計の測定範囲を通過している間に、放射温度計の出力を
取込んで、その最高値を保持し、この最高値に基づいて
回転炉の内部の温度を求めるものである。
【0018】放射温度計の出力を取込む時間間隔は、温
度測定部の測定部材が放射温度計の測定範囲を通過して
いる間に何回か取込みができるように、測定部材が測定
範囲を通過するのに要する時間よりもかなり短い値に設
定される。
【0019】回転炉の内部と周壁表面との間にはたとえ
ば耐火物などよりなる周壁が存在するので、周壁表面の
温度は、回転炉の内部温度よりかなり低く、したがっ
て、測定部材の温度よりかなり低い。このため、温度測
定部より回転方向前側の周壁表面、温度測定部の測定部
材および温度測定部より回転方向後側の周壁表面が放射
温度計の測定範囲を通過している間で、放射温度計の出
力が最も高くなるのは、測定部材が測定範囲を通過して
いるときであり、上記のように最高値に基づいて求めた
温度は測定部材の温度すなわち回転炉の内部温度に対応
している。したがって、この場合、放射温度計の出力が
回転炉の周壁表面の温度を示しているのか、測定部材の
温度を示しているのかを判断することなく、測定部材の
温度を示す出力を読込んで、回転炉の内部温度を正確に
測定することができる。また、温度測定部とその回転方
向前後の周壁表面が放射温度計の測定範囲を通過した後
に保持された最高値を読込んで処理すればよく、温度測
定部が放射温度計の測定範囲に移動してきたことを正確
に検出して、放射温度計の出力を読込むような必要がな
く、精度の高い位置検出手段を必要としない。したがっ
て、処理手段の構成を簡単にすることができる。
【0020】たとえば、処理手段が、温度測定部の測定
部材が放射温度計の測定範囲を通過した後に、保持され
ている放射温度計の出力の最高値を読込んで測定値と
し、最高値を読込んだ後にその保持をリセットするもの
である。
【0021】この場合、温度測定部の測定部材が放射温
度計の測定範囲を通過した後に、保持されている放射温
度計の出力の最高値を読込むことにより、回転炉の内部
の温度を簡単に求めることができる。保持された最高値
の読込みを指令するには、たとえば、適当な位置検出手
段により、温度測定部が放射温度計の測定範囲を通過し
たことを検出して、読込み信号を出力するようにすれば
よい。そして、この位置検出手段は、温度測定部が放射
温度計の測定範囲を通過してから次に温度測定部が放射
温度計の測定範囲に移動してくるまでの間に読込み信号
を出力すればよく、正確な検出精度を要しない。
【0022】たとえば、処理手段が、所定の切換え信号
が入力したときにそのときの放射温度計の出力を読込ん
で最高値として保持する最高値保持手段と、放射温度計
の出力と最高値保持手段に保持されている最高値を比較
して放射温度計の出力の方が大きいときに所定の書替え
信号を出力する比較手段と、温度測定部の測定部材が放
射温度計の測定範囲を通過した後に所定の読込み信号を
出力する読込み指令手段と、読込み信号が出力されたと
きに最高値保持手段に保持されている最高値を読込んで
測定値として保持する測定値読込み手段と、読込み信号
が出力されてから所定時間後に所定のリセット信号を出
力するリセット指令手段と、書替え信号とリセット信号
のいずれかが出力されたときに切換え信号を最高値保持
手段に出力する切換え指令手段とを備えている。
【0023】読込み指令手段は、たとえば、リミットス
イッチなどの適当な位置検出手段を用いて、温度測定部
の測定部材が放射温度計の正面の測定範囲を通過した後
の適当な時点で、読込み信号を出力する。
【0024】温度測定部の測定部材が放射温度計の測定
範囲を通過した後に、読込み指令手段から読込み信号が
出力されると、測定値読込み手段により、最高値保持手
段に保持されている最高値が読込まれて測定値として保
持される。一方、読込み信号が出力されてから所定時間
が経過すると、リセット指令手段からリセット信号が出
力され、リセット信号が出力されることにより、切換え
指令手段から最高値保持手段に切換え信号が出力され、
そのときの放射温度計の出力が最高値として最高値保持
手段に保持される。このとき、温度測定部は放射温度計
の測定範囲を通過していて、放射温度計は周壁表面に面
しているので、比較的低い周壁表面の温度が最高値とし
て保持される。すなわち、最高値の保持がリセットされ
る。その後、比較手段、切換え指令手段および最高値保
持手段の働きにより、次のように、リセット後の放射温
度計の出力の最高値が保持される。放射温度計の出力が
最高値保持手段に保持されている最高値より大きくない
ときは、比較手段から書替え信号は出力されず、したが
って、切換え指令手段から最高値保持手段に切換え信号
が出力されることがなく、それまでの最高値がそのまま
保持される。逆に、放射温度計の出力が最高値保持手段
に保持されている最高値より大きいときは、比較手段か
ら書替え信号が出力されて、切換え指令手段から最高値
保持手段に切換え信号が出力され、そのときの放射温度
計の出力が最高値として最高値保持手段に保持される。
そして、このような動作が繰返されることにより、リセ
ット後の放射温度計の出力の最高値が最高値保持手段に
保持される。したがって、次に温度測定部が放射温度計
の測定範囲に移動してくるまでは、周壁表面の温度の最
高値が最高値保持手段に保持される。温度測定部が放射
温度計の測定範囲に移動してくると、前述のように測定
部材の温度は周壁表面の温度よりかなり高いので、測定
部材の温度が最高値として最高値保持手段に保持され
る。そして、温度測定部が放射温度計の測定範囲を通過
している間に、測定部材の温度の最高値が最高値保持手
段に保持される。温度測定部が放射温度計の測定範囲を
通過してその回転方向後側の周壁表面が測定範囲に移動
してきても、周壁表面の温度は最高値保持手段に保持さ
れている測定部材の温度の最高値よりかなり低いので、
測定部材の温度の最高値がそのまま保持される。その
後、読込み指令手段から読込み信号が出力されると、前
述のように、測定値読込み手段により、最高値保持手段
に保持されている最高値が読込まれて測定値として保持
される。このとき、最高値保持手段には上記のように測
定部材の温度の最高値が保持されており、測定部材の温
度は回転炉の内部温度とほぼ等しいので、測定値読込み
手段に保持された測定値は回転炉の内部温度に対応して
おり、測定部材の放射率は既知であるから、測定値より
回転炉の内部温度が求められる。
【0025】この場合、処理手段に、放射温度計の出力
と温度測定部が放射温度計の測定範囲を通過したことを
検出した信号を入力するだけで、回転炉の内部温度を容
易にかつ正確に測定することができる。しかも、温度測
定部が放射温度計の測定範囲を通過したことを検出する
手段は、これを正確に検出する必要がなく、したがっ
て、高い検出精度を必要としない。また、処理手段は、
主として、放射温度計の出力と保持されている最高値と
の比較、およびその比較結果に基づく最高値の書替えを
行なえばよく、その処理は比較的簡単である。したがっ
て、処理手段の構成を簡単にすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。
【0027】図1は廃棄物焼却炉の回転炉の部分を概略
的に示し、図2はその一部を拡大して示している。
【0028】回転炉(1) は、ほぼ水平な回転軸心(O) の
周囲に周壁(1a)を有する円筒状をなし、廃棄物供給部
(2) と再燃焼室(3) の間にほぼ水平に配置されている。
また、回転炉(1) は、図示しない適当な駆動手段によ
り、軸心(O) を中心に、たとえば0.5〜1rpm程度
の低速で一方向に連続的に回転させられる。廃棄物は、
供給部(2) から回転炉(1) 内に送られて、回転している
回転炉(1) 内で燃焼され、回転炉(1) 内で発生した可燃
性ガスは再燃焼室(3) 内で最燃焼される。
【0029】回転炉(1) は比較的薄い円筒状のシェル
(4) と、シェル(4) の内周面に固定された比較的厚い円
筒状の耐火物(5) とを備えており、シェル(4) の周壁(4
a)と耐火物(5) の周壁(5a)により回転炉(1) の周壁(1a)
が形成されている。
【0030】回転炉(1) の周壁(1a)とその周囲に、回転
炉(1) の内部温度を測定する内部温度測定装置(6) が設
けられている。測定装置(6) は、回転炉(1) の周壁(1a)
に設けられた温度測定部(7) 、回転炉(1) の周囲に配置
された放射温度計(8) およびリミットスイッチ(以下
「LS」と略す)(9) 、ならびにたとえば回転炉(1) か
らある程度離れた適当な位置に配置された処理装置(10)
を備えている。そして、LS(9) と処理装置(10)によ
り、処理手段が構成されている。
【0031】温度測定部(7) は、たとえば、次のように
構成されている。
【0032】回転炉(1) の周壁の1箇所にこれを径方向
に貫通する穴(11)が形成され、この穴(11)に管(12)がは
め止められている。管(12)の一端は周壁(1a)の内周面の
近傍に位置し、他端は周壁(1a)より少し外側に突出して
おり、この突出端部にフランジ(13)が設けられている。
そして、管(12)の穴が、測定用穴(14)となっている。測
定用穴(14)の回転炉(1) 内部側の端部に、板状の測定部
材(15)が固定されて、測定用穴(14)を塞いでいる。測定
部材(15)は放射率が既知の金属などの適当な材料よりな
り、その内側の面が回転炉(1) の内部に面し、外側の面
が測定用穴(14)を通して回転炉(1) の外部に面してい
る。
【0033】放射温度計(8) は、測定用穴(14)の中心を
通って回転炉(1) の回転軸心(O) と直交する面内に、回
転軸心(O) を向くように配置されている。このため、回
転炉(1) が1回転する間に、温度測定部(7) が温度計
(8) の正面の測定範囲を1回通り、温度測定部(7) が温
度計(8) の測定範囲に移動してきたときに、温度計(8)
が測定用穴(14)を通して測定部材(15)に面するようにな
っている。また、温度計(8) の焦点は、このときの測定
部材(15)の外側の面に合わせられている。測定部材(15)
が温度計(8) の測定範囲を通過する時間は、温度計(8)
の応答時間(たとえば0.1〜0.2秒程度)より十分
に長く設定される。この通過時間は、回転炉(1) の外径
および回転速度ならびに測定用穴(14)すなわち測定部材
(15)の直径によって決まるが、温度計(8) の応答時間が
0.1〜0.2秒程度の場合には、上記通過時間は1秒
程度とするのが望ましい。温度計(8) の出力は、処理装
置(10)に入力する。
【0034】LS(9) は、その作動片(9a)が温度測定部
(7) のフランジ(13)の移動径路上に配置され、温度測定
部(7) が温度計(8) の測定範囲を通過した後、温度測定
部(7) のフランジ(13)がLS(9) の部分を通過するとき
に、作動片(9a)がフランジ(13)に押されて、LS(9) の
出力がオンになるようになっている。LS(9) の出力
は、処理装置(10)に入力する。
【0035】処理装置(10)の詳細が、図3に示されてい
る。図3において、実線はアナログ信号を、破線はデジ
タル信号を表わしている。
【0036】処理装置(10)は、第1の切換器(16)、減算
器(17)、比較器(18)、第1のパルス化回路(19)、第2の
パルス化回路(20)、第2の切換器(21)、タイマー(22)お
よびOR(論理和)回路(23)を備えている。
【0037】温度計(8) の出力Aは、第1の切換器(16)
と減算器(17)に入力する。第1の切換器(16)の出力(最
高値)Dは、自身の入力端子、減算器(17)および第2の
切換器(21)に入力する。切換器(16)は、OR回路(23)か
ら後述する切換え信号Fが出力されたときに、そのとき
の温度計(8) の出力Aを読込んで、これを最高値Dとし
て保持する。第1の切換器(16)は、最高値保持手段を構
成している。
【0038】減算器(17)は、温度計(8) の出力Aから第
1の切換器(16)の出力である最高値Dを減算し、その結
果を比較器(18)に出力する。比較器(18)では、減算器(1
7)の出力が正の値であるかどうかが調べられ、これが正
の値である間だけ比較器(18)の出力がオンになる。第1
のパルス化回路(19)は、温度計(8) の応答時間と同程度
の時間間隔で比較器(18)の出力を調べ、これがオンであ
るときに、上記応答時間に比べて非常に短い時間幅の書
替え信号GをOR回路(23)に出力する。減算器(17)、比
較器(18)および第1のパルス化回路(19)により、比較手
段が構成されている。
【0039】第2のパルス化回路(20)は、LS(9) の出
力がオフからオンに変わったときに、非常に短い時間幅
の読込み信号Bを第2の切換器(21)とタイマー(22)に出
力する。LS(9) と第2の切換器(21)により、読込み指
令手段が構成されている。
【0040】第2の切換器(21)の出力(測定値)Eは、
自身の入力端子に入力するとともに、処理装置(10)の出
力として外部に出力される。第2の切換器(21)は、第2
のパルス化回路(20)から読込み信号Bが出力されたとき
に、そのときの第1の切換器(16)の出力である最高値D
を読込んで、これを測定値Eとして保持し、読込み信号
Bが出力されていない間は、自身の出力Eを測定値とし
てそのまま保持する。第2の切換器(21)は、最高値読込
み手段を構成している。
【0041】タイマー(22)は、読込み信号Bが出力され
てから一定時間(たとえば1秒)が経過したときに、非
常に短い時間間隔のリセット信号CをOR回路(23)に出
力する。タイマー(22)は、リセット指令手段を構成して
いる。
【0042】OR回路(23)は、第1のパルス化回路(19)
からの書替え信号Gとタイマー(22)からのリセット信号
Cのいずれかが出力されたときに、非常に短い時間幅の
切換え信号Fを第1の切換器(16)に出力する。OR回路
(23)は、切換え指令手段を構成している。
【0043】図4は、図3の処理装置(10)の各部の信号
を示すタイムチャートである。次に、図3および図4を
参照して、回転炉(1) の内部温度の測定動作について説
明する。
【0044】タイマー(22)からリセット信号Cが出力さ
れていない状態において、温度計(8) の出力Aが第1の
切換器(16)に保持されている最高値Dより大きくないと
きは、第1のパルス化回路(19)から書替え信号Gは出力
されない。したがって、OR回路(23)から第1の切換器
(16)に切換え信号Fが出力されることがなく、それまで
の最高値Dがそのまま保持される。逆に、温度計(8) の
出力Aが第1の切換器(16)に保持されている最高値Dよ
り大きい場合、第1のパルス化回路(19)から書替え信号
Gが出力されて、OR回路(23)から第1の切換器(16)に
切換え信号Fが出力され、そのときの温度計(8) の出力
Aが最高値Dとして第1の切換器(16)に保持される。そ
して、このような動作が繰返されることにより、後述す
るリセット後の温度計(8) の出力Aの最高値が第1の切
換器(16)に最高値Dとして保持される。
【0045】温度測定部(7) が温度計(8) の測定範囲を
通過した後の時点t1 において、温度測定部(7) のフラ
ンジ(13)がリLS(9) の部分を通過して、LS(9) の出
力がオンになると、第2のパルス化回路(20)から読込み
信号Bが出力され、第2の切換器(22)により、そのとき
に第1の切換器(16)に保持されている最高値Dが読込ま
れ、測定値Eとして保持される。一方、読込み信号Bが
出力されてから一定時間が経過した時点t2 において、
タイマー(22)からリセット信号Cが出力されると、OR
回路(23)から第1の切換器(16)に切換え信号Fが出力さ
れ、そのときの温度計(8) の出力Aが最高値Dとして第
1の切換器(16)に保持される。このとき、温度測定部
(7) は温度計(8) の測定範囲を通過していて、温度計
(8) は周壁(1a)の表面に面しているので、比較的低い周
壁(1a)表面の温度が最高値Dとして保持される。すなわ
ち、最高値Dの保持がリセットされる。その後、減算器
(17)、比較器(18)、第1のパルス化回路(19)、OR回路
(23)および第1の切換器(16)の働きにより、前述のよう
に、リセット後の温度計(8) の出力Aの最高値が最高値
Dとして保持される。したがって、次に温度測定部(7)
が温度計(8) の測定範囲に移動してくる時点t3 までの
間、周壁(1a)表面の温度の最高値が第1の切換器(16)に
最高値Dとして保持される。時点t3 において、温度測
定部(7) が温度計(8) の測定範囲に移動してくると、前
述のように測定部材(15)の温度は周壁(1a)表面の温度よ
りかなり高いので、測定部材(15)の温度が最高値Dとし
て第1の切換器(16)に保持される。そして、温度測定部
(7) が温度計(8) の測定範囲を通過している時点t4 ま
での間に、測定部材(15)の温度の最高値が第1の切換器
(16)に最高値Dとして保持される。時点t4 において温
度測定部(7) が温度計(8) の測定範囲を通過し終わる
と、温度測定部(7) より回転方向後側の周壁(1a)表面が
温度計(8) の測定範囲に移動してくるが、周壁(1a)表面
の温度は第1の切換器(16)に保持されている測定部材(1
5)の温度の最高値Dよりかなり低いので、測定部材(15)
の温度の最高値Dがそのまま保持される。その後、温度
測定部(7) のフランジ(13)がLS(9) の部分を通過し
て、時点t5 において、第2のパルス化回路(20)から読
込み信号Bが出力されると、前述のように、第2の切換
器(21)により、第1の切換器(16)に保持されている最高
値Dが読込まれて測定値Eとして保持される。このと
き、第1の切換器(16)には上記のように測定部材(15)の
温度の最高値Dが保持されており、測定部材(15)の温度
は回転炉(1) の内部温度とほぼ等しいので、第2の切換
器(21)に保持された測定値Eは、回転炉(1) の内部温度
に対応しており、測定部材(15)の放射率は既知であるか
ら、測定値Eより回転炉(1) の内部温度が簡単に求めら
れる。
【0046】そして、上記のような動作が繰返されるこ
とにより、回転炉(1) の1回転ごとに、その内部温度が
測定されて、外部に出力される。このようにして測定さ
れた回転炉(1) の内部温度の測定値Eは、回転炉(1) の
温度制御などのために用いられる。また、適当な表示手
段を用いて、測定値Eをデジタル表示することもでき
る。
【0047】上記の測定装置(6) では、上記のように、
回転炉(1) の内部温度を非接触で正確に測定することが
できる。そして、回転炉(1) 側の温度測定部(7) には、
管(12)と測定部材(15)が設けられているだけであるか
ら、故障のおそれがほとんどない。このため、メンテナ
ンスがきわめて容易であり、補修などのために回転炉
(1) を停止させる必要がない。
【0048】また、測定部材(15)が、測定用穴(14)内の
回転炉(1) 内部側の端部に設けられて、回転炉(1) の内
部に近い位置に位置し、しかも測定部材(15)と外部の雰
囲気との間に比較的長い測定用穴(14)が存在するので、
測定部材(15)の外側の面が外部の雰囲気の影響を受けに
くく、この面の温度は回転炉(1) の内部温度にきわめて
近くなる。このため、回転炉(1) の内部温度をきわめて
正確に測定することができる。また、回転炉(1) の周壁
(1a)に貫通状に固定された管(12)の測定用穴(14)に測定
部材(15)が取付けられているので、温度測定部(7) の形
成および測定部材(15)の取付けが容易である。しかしな
がら、温度測定部(7) の構成は、上記実施形態のものに
限らず、適宜変更可能である。
【0049】LS(9) は、温度測定部(7) が温度計(8)
の測定範囲を通過した後の適当な時点において作動する
ように配置すればよいので、高い位置精度を要せず、取
付けが容易である。また、処理手段は、温度計(8) の出
力の最高値を保持しておいて、適当な時点で読込み信号
を出力して保持されている最高値を読込んで測定値とし
て保持し、読込み信号が出力されてから適当な時間が経
過した後にリセット信号を出力して最高値の保持をリセ
ットするだけでよいので、その構成を簡単にすることが
できる。しかしながら、処理手段の構成は、上記実施形
態のものに限らず、適宜変更可能である。
【0050】上記実施形態では、温度計(8) の出力の最
高値を保持しておいて、温度測定部(7) が温度計(8) の
測定範囲を通過したのちの適当な時点で、保持された最
高値を読込んで測定値として保持しているが、たとえ
ば、温度測定部が放射温度計の測定範囲の中心近傍に移
動してきたことをLSなどを用いて検出し、そのときの
放射温度計の出力を読込んで測定値とすることも可能で
ある。
【0051】上記実施形態では、回転炉(1) の周壁(1a)
の1箇所に温度測定部(7) が設けられているが、周壁の
1つの周上の複数箇所に温度測定部が設けられてもよ
い。その場合、各温度測定部に上記のフランジ(13)のよ
うなLSを作動させる部分を形成しておけば、1つのL
Sで、各温度測定部が放射温度計の測定範囲を通過した
後に、それぞれ読込み信号を出力するようにすることが
できる。このようにすれば、回転炉(1) が1回転する間
に、その内部温度を複数回測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施形態を示す焼却炉用回
転炉とその内部温度測定装置の部分の一部切欠き概略側
面図である。
【図2】図2は、図1のII−II線の拡大断面図である。
【図3】図3は、処理装置の構成の1例を示すブロック
図である。
【図4】図4は、図3の処理装置の各部の信号を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
(1) 回転炉 (1a) 周壁 (6) 内部温度測定装置 (7) 温度測定部 (8) 放射温度計 (9) リミットスイッチ (10) 処理装置 (12) 管 (14) 測定用穴 (15) 測定部材 (16) 第1の切換器 (17) 減算器 (18) 比較器 (19) 第1のパルス化回路 (20) 第2のパルス化回路 (21) 第2の切換器 (22) タイマー (23) OR回路 (O) 回転軸心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回転軸心を中心に回転させられかつ
    回転軸心の周囲に周壁を有する廃棄物焼却炉用回転炉の
    内部の温度を測定する装置であって、 回転炉の周壁の少なくとも1箇所に、周壁を径方向に貫
    通する測定用穴を有する温度測定部が設けられ、放射率
    が既知の測定部材が温度測定部の測定用穴を塞ぐように
    設けられて、測定部材の内側の面が回転炉の内部に面す
    るとともに測定部材の外側の面が回転炉の外部に面して
    おり、回転炉の外部に、正面の測定範囲に移動してきた
    温度測定部の測定部材に面するように放射温度計が配置
    され、測定部材に面しているときの放射温度計の出力に
    基づいて回転炉の内部の温度を求める処理手段が設けら
    れていることを特徴とする廃棄物焼却炉用回転炉の内部
    温度測定装置。
  2. 【請求項2】測定部材が、温度測定部の測定用穴の回転
    炉内部側の部分に設けられていることを特徴とする請求
    項1の廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置。
  3. 【請求項3】処理手段が、温度測定部の測定部材とその
    回転方向前後の回転炉の周壁表面が放射温度計の測定範
    囲を通過している間に、放射温度計の出力を取込んで、
    その最高値を保持し、この最高値に基づいて回転炉の内
    部の温度を求めるものであることを特徴とする請求項1
    または2の廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置。
  4. 【請求項4】処理手段が、温度測定部の測定部材が放射
    温度計の測定範囲を通過した後に、保持されている放射
    温度計の出力の最高値を読込んで測定値とし、最高値を
    読込んだ後にその保持をリセットするものであることを
    特徴とする請求項3の廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度
    測定装置。
  5. 【請求項5】処理手段が、所定の切換え信号が入力した
    ときにそのときの放射温度計の出力を読込んで最高値と
    して保持する最高値保持手段と、放射温度計の出力と最
    高値保持手段に保持されている最高値を比較して放射温
    度計の出力の方が大きいときに所定の書替え信号を出力
    する比較手段と、温度測定部の測定部材が放射温度計の
    測定範囲を通過した後に所定の読込み信号を出力する読
    込み指令手段と、読込み信号が出力されたときに最高値
    保持手段に保持されている最高値を読込んで測定値とし
    て保持する測定値読込み手段と、読込み信号が出力され
    てから所定時間後に所定のリセット信号を出力するリセ
    ット指令手段と、書替え信号とリセット信号のいずれか
    が出力されたときに切換え信号を最高値保持手段に出力
    する切換え指令手段とを備えていることを特徴とする請
    求項4の廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置。
JP9144235A 1997-06-02 1997-06-02 廃棄物焼却炉用回転炉の内部温度測定装置 Pending JPH10332124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101556111B (zh) 2009-05-22 2011-02-02 长沙凌慧仪表科技有限公司 回转窑高温反应区不接触测温度装置
CN112432710A (zh) * 2020-12-28 2021-03-02 苏州亿步利特机电科技有限公司 一种用于谐波减速器柔性齿轮温度检测的装置

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