JPH10332627A - 酸素センサ - Google Patents
酸素センサInfo
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- JPH10332627A JPH10332627A JP9154465A JP15446597A JPH10332627A JP H10332627 A JPH10332627 A JP H10332627A JP 9154465 A JP9154465 A JP 9154465A JP 15446597 A JP15446597 A JP 15446597A JP H10332627 A JPH10332627 A JP H10332627A
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- Japan
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- lead wire
- casing
- seal member
- lead
- tube
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リード線の被覆チューブとシール部材とを融
着させることにより、シール構造の耐熱性向上および簡
略化を図るようにする。 【解決手段】 ジルコニアチューブ4を、コンタクトプ
レート7を介してリード線12に接続し、ヒータ9を、
コンタクトスプリング10を介して各リード線13に接
続する。シール部材15を、キャップ16を用いてケー
シング1に固定し、各リード線挿通穴15Aの位置でリ
ード線12,13の被覆チューブと溶融して固着する。
これにより、シール部材15は、Oリング17と協働し
てリード線12,13とケーシング1との間をシールす
る。また、各リードターミナル14には、リード線1
2,13の芯線をかしめ固定すると共に、コンタクトプ
レート7とコンタクトスプリング10の端部側を挿嵌す
る。
着させることにより、シール構造の耐熱性向上および簡
略化を図るようにする。 【解決手段】 ジルコニアチューブ4を、コンタクトプ
レート7を介してリード線12に接続し、ヒータ9を、
コンタクトスプリング10を介して各リード線13に接
続する。シール部材15を、キャップ16を用いてケー
シング1に固定し、各リード線挿通穴15Aの位置でリ
ード線12,13の被覆チューブと溶融して固着する。
これにより、シール部材15は、Oリング17と協働し
てリード線12,13とケーシング1との間をシールす
る。また、各リードターミナル14には、リード線1
2,13の芯線をかしめ固定すると共に、コンタクトプ
レート7とコンタクトスプリング10の端部側を挿嵌す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の排
気ガス中の酸素濃度を検出するのに用いて好適な酸素セ
ンサに関する。
気ガス中の酸素濃度を検出するのに用いて好適な酸素セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば排気ガス中の酸素濃度を
検出するのに用いられる酸素センサは、内部に酸素検出
要素を収容した筒状のケーシングと、該ケーシング内の
酸素検出要素から外部に引出されたリード線と、該リー
ド線とケーシングとの間を気密にシールするためケーシ
ングに設けられたシール部材とから構成されている。
検出するのに用いられる酸素センサは、内部に酸素検出
要素を収容した筒状のケーシングと、該ケーシング内の
酸素検出要素から外部に引出されたリード線と、該リー
ド線とケーシングとの間を気密にシールするためケーシ
ングに設けられたシール部材とから構成されている。
【0003】この種の従来技術による酸素センサでは、
ケーシングの一端側にジルコニアチューブ、ヒータ等の
酸素検出要素が取付けられている。また、ケーシングの
他端側には、例えばポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)等のフッ素樹脂からなるシール部材が取付けら
れ、このシール部材には、リード線をケーシングの外部
に引出すためのリード線挿通穴が形成されている。そし
て、このシール部材のリード線挿通穴には、例えばフッ
素ゴム等の弾性材料からなる筒状のシールラバーがリー
ド線との間に装着され、このシールラバーはシール部材
とリード線(被覆チューブ)との間をシールすることに
より、これらの間からケーシング内に外部のダスト、水
分等が侵入するのを防止する構成となっている(例えば
特開平7−296952号公報)。
ケーシングの一端側にジルコニアチューブ、ヒータ等の
酸素検出要素が取付けられている。また、ケーシングの
他端側には、例えばポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)等のフッ素樹脂からなるシール部材が取付けら
れ、このシール部材には、リード線をケーシングの外部
に引出すためのリード線挿通穴が形成されている。そし
て、このシール部材のリード線挿通穴には、例えばフッ
素ゴム等の弾性材料からなる筒状のシールラバーがリー
ド線との間に装着され、このシールラバーはシール部材
とリード線(被覆チューブ)との間をシールすることに
より、これらの間からケーシング内に外部のダスト、水
分等が侵入するのを防止する構成となっている(例えば
特開平7−296952号公報)。
【0004】そして、リード線は、芯線とその外周を被
覆した絶縁性の被覆チューブとからなり、一端側がケー
シング内でジルコニアチューブ側に接続されると共に、
他端側がシール部材のリード線挿通穴を介してケーシン
グの外部に引出され、エンジン制御用のコントロールユ
ニット等に接続されている。
覆した絶縁性の被覆チューブとからなり、一端側がケー
シング内でジルコニアチューブ側に接続されると共に、
他端側がシール部材のリード線挿通穴を介してケーシン
グの外部に引出され、エンジン制御用のコントロールユ
ニット等に接続されている。
【0005】そして、酸素センサは、ジルコニアチュー
ブを排気管内に露出した状態でケーシングがエンジンの
排気管等に取付けられ、この状態でエンジンの作動時に
排気ガス中の酸素濃度をジルコニアチューブにより検出
すると共に、この検出信号をリード線等を介してコント
ロールユニットに出力する。これにより、コントロール
ユニットでは、酸素センサからの検出信号に基づいて空
燃比のフィードバック制御を行う。
ブを排気管内に露出した状態でケーシングがエンジンの
排気管等に取付けられ、この状態でエンジンの作動時に
排気ガス中の酸素濃度をジルコニアチューブにより検出
すると共に、この検出信号をリード線等を介してコント
ロールユニットに出力する。これにより、コントロール
ユニットでは、酸素センサからの検出信号に基づいて空
燃比のフィードバック制御を行う。
【0006】これに対し、他の従来技術としては、例え
ばフッ素樹脂等のシール部材をケーシングの他端側に取
付け、この取付位置でシール部材を100kgf/cm
2 程度の強い圧縮状態に保持するようにした酸素センサ
が知られている(例えば特開平8−62176号公
報)。
ばフッ素樹脂等のシール部材をケーシングの他端側に取
付け、この取付位置でシール部材を100kgf/cm
2 程度の強い圧縮状態に保持するようにした酸素センサ
が知られている(例えば特開平8−62176号公
報)。
【0007】そして、この場合には、シール部材を圧縮
状態に保持するため複数の支持部材がケーシングに設け
られている。また、酸素センサの組立時には、シール部
材のリード線挿通穴内にリード線を挿通した後に、シー
ル部材を強く圧縮した状態で各支持部材と共にケーシン
グ内に取付け、かつシール部材等をその融点に近い温度
まで加熱する。
状態に保持するため複数の支持部材がケーシングに設け
られている。また、酸素センサの組立時には、シール部
材のリード線挿通穴内にリード線を挿通した後に、シー
ル部材を強く圧縮した状態で各支持部材と共にケーシン
グ内に取付け、かつシール部材等をその融点に近い温度
まで加熱する。
【0008】これにより、他の従来技術では、シール部
材を加熱することによりリード線挿通穴の位置で部分的
に溶融させ、溶融したシール部材をリード線の被覆チュ
ーブに密着させる。そして、シール部材が冷却した後で
も、これを圧縮状態に保つことによってシール部材がリ
ード線に密着した状態を保持し、これらの間のシール性
を高めるようにしている。
材を加熱することによりリード線挿通穴の位置で部分的
に溶融させ、溶融したシール部材をリード線の被覆チュ
ーブに密着させる。そして、シール部材が冷却した後で
も、これを圧縮状態に保つことによってシール部材がリ
ード線に密着した状態を保持し、これらの間のシール性
を高めるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、シール部材のリード線挿通穴内にシールラ
バーを介してリード線を挿通し、このシールラバーによ
りシール部材とリード線との間をシールするようにして
いる。この場合、シールラバーは、例えばエンジンの排
気ガス等により350℃程度の温度に加熱されるジルコ
ニアチューブからケーシング等を介して熱伝導を受ける
ため、その耐熱温度をジルコニアチューブの作動温度に
対応して高めたいという要求がある。
来技術では、シール部材のリード線挿通穴内にシールラ
バーを介してリード線を挿通し、このシールラバーによ
りシール部材とリード線との間をシールするようにして
いる。この場合、シールラバーは、例えばエンジンの排
気ガス等により350℃程度の温度に加熱されるジルコ
ニアチューブからケーシング等を介して熱伝導を受ける
ため、その耐熱温度をジルコニアチューブの作動温度に
対応して高めたいという要求がある。
【0010】しかし、シールラバーは、融点が230℃
程度であるフッ素ゴム等の弾性材料により形成され、ポ
リテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂からなるシー
ル部材(例えば融点が260〜330℃程度)よりも低
温で溶融するため、従来技術では、例えばシールラバー
を省略しない限り、耐熱性を向上させるのが難しいとい
う問題がある。
程度であるフッ素ゴム等の弾性材料により形成され、ポ
リテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂からなるシー
ル部材(例えば融点が260〜330℃程度)よりも低
温で溶融するため、従来技術では、例えばシールラバー
を省略しない限り、耐熱性を向上させるのが難しいとい
う問題がある。
【0011】これに対し、シールラバーを省略した場合
には、シール部材を構成するポリテトラフルオロエチレ
ン等の弾性力がフッ素ゴム等に比較して小さいため、リ
ード線をシール部材のシール挿通穴内に締代をもって挿
通したとしても、両者間のシール性が低下する虞れがあ
る。
には、シール部材を構成するポリテトラフルオロエチレ
ン等の弾性力がフッ素ゴム等に比較して小さいため、リ
ード線をシール部材のシール挿通穴内に締代をもって挿
通したとしても、両者間のシール性が低下する虞れがあ
る。
【0012】一方、他の従来技術では、複数の支持部材
によりシール部材を強く圧縮した状態に保持する構成と
しているため、リード線とケーシングとの間をシールす
るための部品点数が増加して構造が複雑となり、組立作
業に手間がかかるばかりでなく、これらの各支持部材が
車両の振動等により緩んでシール部材に対する圧力が低
下した場合には、シール部材とリード線との密着状態が
不安定となる虞れがあり、信頼性が低下するという問題
がある。
によりシール部材を強く圧縮した状態に保持する構成と
しているため、リード線とケーシングとの間をシールす
るための部品点数が増加して構造が複雑となり、組立作
業に手間がかかるばかりでなく、これらの各支持部材が
車両の振動等により緩んでシール部材に対する圧力が低
下した場合には、シール部材とリード線との密着状態が
不安定となる虞れがあり、信頼性が低下するという問題
がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はリード線とケーシングとの間に
設けるシール構造の耐熱性を確実に高めることができ、
このシール構造を簡略化できると共に、リード線とケー
シングとの間を長期間に亘り安定してシールでき、信頼
性を向上できるようにした酸素センサを提供することを
目的としている。
されたもので、本発明はリード線とケーシングとの間に
設けるシール構造の耐熱性を確実に高めることができ、
このシール構造を簡略化できると共に、リード線とケー
シングとの間を長期間に亘り安定してシールでき、信頼
性を向上できるようにした酸素センサを提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、内部に酸素検出要素を収容し
た筒状のケーシングと、芯線と該芯線の外周を被覆した
被覆チューブとからなり、該ケーシング内の酸素検出要
素から外部に引出されたリード線と、該リード線の被覆
チューブとケーシングとの間を気密にシールするため前
記ケーシングに設けられ、該リード線が挿通されたリー
ド線挿通穴の位置で該リード線の被覆チューブが一体的
に融着されたシール部材と、前記ケーシングに対して該
シール部材をリード線と一緒に固定するために該シール
部材とケーシングとの間に設けられたキャップとからな
る構成を採用している。
ために請求項1の発明は、内部に酸素検出要素を収容し
た筒状のケーシングと、芯線と該芯線の外周を被覆した
被覆チューブとからなり、該ケーシング内の酸素検出要
素から外部に引出されたリード線と、該リード線の被覆
チューブとケーシングとの間を気密にシールするため前
記ケーシングに設けられ、該リード線が挿通されたリー
ド線挿通穴の位置で該リード線の被覆チューブが一体的
に融着されたシール部材と、前記ケーシングに対して該
シール部材をリード線と一緒に固定するために該シール
部材とケーシングとの間に設けられたキャップとからな
る構成を採用している。
【0015】このように構成することにより、酸素セン
サの組立時には、リード線をシール部材のリード線挿通
穴内に挿通し、この状態でリード線の被覆チューブとシ
ール部材とをリード線挿通穴の位置で一旦溶融した後に
固化させることにより、被覆チューブとシール部材とを
一体的に融着でき、これらの間に高いシール性を与える
ことができる。そして、リード線が固着したシール部材
をキャップによってケーシングに固定でき、リード線の
被覆チューブとケーシングとの間をシール部材により安
定してシールできる。
サの組立時には、リード線をシール部材のリード線挿通
穴内に挿通し、この状態でリード線の被覆チューブとシ
ール部材とをリード線挿通穴の位置で一旦溶融した後に
固化させることにより、被覆チューブとシール部材とを
一体的に融着でき、これらの間に高いシール性を与える
ことができる。そして、リード線が固着したシール部材
をキャップによってケーシングに固定でき、リード線の
被覆チューブとケーシングとの間をシール部材により安
定してシールできる。
【0016】また、請求項2の発明では、前記シール部
材をフッ素樹脂によって形成し、前記リード線の被覆チ
ューブを該シール部材と同一のフッ素樹脂により形成し
ている。
材をフッ素樹脂によって形成し、前記リード線の被覆チ
ューブを該シール部材と同一のフッ素樹脂により形成し
ている。
【0017】これにより、リード線の被覆チューブとシ
ール部材とを溶融させた状態では、これらの境界面を安
定して融合させることができる。そして、この状態から
被覆チューブとシール部材とが固化するときには、これ
らが異なる収縮率で収縮して両者間に隙間が生じるのを
防止でき、被覆チューブとシール部材とを確実に融着さ
せて一体化できると共に、両者間のシール性をより向上
できる。
ール部材とを溶融させた状態では、これらの境界面を安
定して融合させることができる。そして、この状態から
被覆チューブとシール部材とが固化するときには、これ
らが異なる収縮率で収縮して両者間に隙間が生じるのを
防止でき、被覆チューブとシール部材とを確実に融着さ
せて一体化できると共に、両者間のシール性をより向上
できる。
【0018】さらに、請求項3の発明では、前記シール
部材の内部には、予めリードターミナルを挿入して設
け、前記シール部材のリード線挿通穴内にリード線を挿
入した状態で該リード線の芯線と前記リードターミナル
とを固着した後に、前記シール部材とリード線の被覆チ
ューブとを融着する構成としている。
部材の内部には、予めリードターミナルを挿入して設
け、前記シール部材のリード線挿通穴内にリード線を挿
入した状態で該リード線の芯線と前記リードターミナル
とを固着した後に、前記シール部材とリード線の被覆チ
ューブとを融着する構成としている。
【0019】これにより、リード線の接続時には、リー
ド線をシール部材のリード線挿通穴内に挿通し、その芯
線をリードターミナルに固着した後に、該リードターミ
ナルをシール部材の内部に挿入でき、この状態でリード
線の被覆チューブをシール部材に融着させることができ
る。そして、このリード線を酸素検出要素側に接続する
ときには、ケーシング内に配設された酸素検出要素側の
電極端子等をシール部材内のリードターミナルに取付け
ることにより、リード線と酸素検出要素とをリードター
ミナルを介して接続できる。
ド線をシール部材のリード線挿通穴内に挿通し、その芯
線をリードターミナルに固着した後に、該リードターミ
ナルをシール部材の内部に挿入でき、この状態でリード
線の被覆チューブをシール部材に融着させることができ
る。そして、このリード線を酸素検出要素側に接続する
ときには、ケーシング内に配設された酸素検出要素側の
電極端子等をシール部材内のリードターミナルに取付け
ることにより、リード線と酸素検出要素とをリードター
ミナルを介して接続できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。
図面に従って詳細に説明する。
【0021】ここで、図1ないし図6は本発明の実施例
を示し、本実施例では、ヒータ付き型の酸素センサを例
に挙げて述べる。
を示し、本実施例では、ヒータ付き型の酸素センサを例
に挙げて述べる。
【0022】1は酸素センサの本体を構成する金属製の
ケーシングを示し、該ケーシング1は、一端側外周にお
ねじ部2Aが形成された段付筒状のホルダ2と、該ホル
ダ2の他端側にかしめ固定された有底状の外筒3とから
構成されている。そして、ケーシング1は、後述のジル
コニアチューブ4を自動車用エンジンの排気管(図示せ
ず)内に突出させるべく、ホルダ2のおねじ部2Aが排
気管に螺着される。
ケーシングを示し、該ケーシング1は、一端側外周にお
ねじ部2Aが形成された段付筒状のホルダ2と、該ホル
ダ2の他端側にかしめ固定された有底状の外筒3とから
構成されている。そして、ケーシング1は、後述のジル
コニアチューブ4を自動車用エンジンの排気管(図示せ
ず)内に突出させるべく、ホルダ2のおねじ部2Aが排
気管に螺着される。
【0023】4は酸素濃度を検出する酸素検出要素とし
てのジルコニアチューブで、該ジルコニアチューブ4
は、例えば酸化ジルコニウム等のセラミックス材料によ
り一端側が閉塞した有底筒状に形成され、一端側がホル
ダ2の外部に突出すると共に、他端側がホルダ2の一端
側内周にワッシャ等を介して取付けられている。
てのジルコニアチューブで、該ジルコニアチューブ4
は、例えば酸化ジルコニウム等のセラミックス材料によ
り一端側が閉塞した有底筒状に形成され、一端側がホル
ダ2の外部に突出すると共に、他端側がホルダ2の一端
側内周にワッシャ等を介して取付けられている。
【0024】ここで、ジルコニアチューブ4の内、外面
には、内側電極、外側電極(いずれも図示せず)が設け
られ、内側電極は後述の導電性筒体8に接続されてい
る。また、外側電極はホルダ2等を介してエンジンの排
気管等にアースされる。そして、ジルコニアチューブ4
は、外側の排気ガスと内側の大気との間で酸素濃度に差
が生じると、この酸素濃度差に基づき前記内側電極、外
側電極間に起電力を発生させ、この起電力を検出信号と
して外部に出力する。
には、内側電極、外側電極(いずれも図示せず)が設け
られ、内側電極は後述の導電性筒体8に接続されてい
る。また、外側電極はホルダ2等を介してエンジンの排
気管等にアースされる。そして、ジルコニアチューブ4
は、外側の排気ガスと内側の大気との間で酸素濃度に差
が生じると、この酸素濃度差に基づき前記内側電極、外
側電極間に起電力を発生させ、この起電力を検出信号と
して外部に出力する。
【0025】5はジルコニアチューブ4の他端側に位置
してケーシング1内に配設された絶縁筒体で、該絶縁筒
体5はアルミナ等のセラミックス材料によって段付筒状
に形成され、一端側がホルダ2内に嵌合されている。
してケーシング1内に配設された絶縁筒体で、該絶縁筒
体5はアルミナ等のセラミックス材料によって段付筒状
に形成され、一端側がホルダ2内に嵌合されている。
【0026】6はアルミナ等のセラミックス材料により
段付の有底筒状に形成された絶縁カバーで、該絶縁カバ
ー6は、一端側が絶縁筒体5の外周側に嵌合され、他端
側には小径部6Aが一体形成されると共に、該小径部6
Aは外筒3の底部側を介して後述のシール部材15側に
突出している。
段付の有底筒状に形成された絶縁カバーで、該絶縁カバ
ー6は、一端側が絶縁筒体5の外周側に嵌合され、他端
側には小径部6Aが一体形成されると共に、該小径部6
Aは外筒3の底部側を介して後述のシール部材15側に
突出している。
【0027】7は絶縁筒体5と絶縁カバー6の内側を軸
方向に延びる導電性のコンタクトプレートで、該コンタ
クトプレート7は、一端側が導電性筒体8を介してジル
コニアチューブ4の内側電極に接続され、他端側が小径
のロッド状に形成されると共に、絶縁カバー6の小径部
6Aを介してシール部材15内に突出している。
方向に延びる導電性のコンタクトプレートで、該コンタ
クトプレート7は、一端側が導電性筒体8を介してジル
コニアチューブ4の内側電極に接続され、他端側が小径
のロッド状に形成されると共に、絶縁カバー6の小径部
6Aを介してシール部材15内に突出している。
【0028】9はジルコニアチューブ4と共に酸素検出
要素を構成するヒータで、該ヒータ9はセラミックス材
料により小径のロッド状に形成され、一端側がジルコニ
アチューブ4内に挿入されている。そして、ヒータ9
は、外部から給電されることによりジルコニアチューブ
4を加熱して早期に活性化させるものである。
要素を構成するヒータで、該ヒータ9はセラミックス材
料により小径のロッド状に形成され、一端側がジルコニ
アチューブ4内に挿入されている。そして、ヒータ9
は、外部から給電されることによりジルコニアチューブ
4を加熱して早期に活性化させるものである。
【0029】10,10は絶縁カバー6内に設けられた
一対のコンタクトスプリング(一方のみ図示)で、該各
コンタクトスプリング10は、略U字状に屈曲した小径
の金属製ロッドからなり、一端側がヒータ9に接続され
ると共に、他端側が絶縁カバー6の小径部6Aを介して
シール部材15側に突出している。
一対のコンタクトスプリング(一方のみ図示)で、該各
コンタクトスプリング10は、略U字状に屈曲した小径
の金属製ロッドからなり、一端側がヒータ9に接続され
ると共に、他端側が絶縁カバー6の小径部6Aを介して
シール部材15側に突出している。
【0030】11は外筒3と絶縁カバー6との間に配設
されたディスクスプリングで、該ディスクスプリング1
1は、絶縁カバー6、絶縁筒体5、ジルコニアチューブ
4等を一端側に向けて付勢し、これらをケーシング1内
に位置決めしている。
されたディスクスプリングで、該ディスクスプリング1
1は、絶縁カバー6、絶縁筒体5、ジルコニアチューブ
4等を一端側に向けて付勢し、これらをケーシング1内
に位置決めしている。
【0031】12はジルコニアチューブ4からの検出信
号を外部に導出する信号出力用のリード線で、該リード
線12は、図2および図3に示す如く、複数の金属線か
らなる芯線12Aと、例えばポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)等のフッ素樹脂により形成され、該芯線
12Aの外周を覆う絶縁性の被覆チューブ12Bとから
構成されている。
号を外部に導出する信号出力用のリード線で、該リード
線12は、図2および図3に示す如く、複数の金属線か
らなる芯線12Aと、例えばポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)等のフッ素樹脂により形成され、該芯線
12Aの外周を覆う絶縁性の被覆チューブ12Bとから
構成されている。
【0032】そして、リード線12は、一端側がシール
部材15のターミナル挿入空間15B内に配設され、こ
の位置で芯線12Aが後述のリードターミナル14を介
してコンタクトプレート7に接続されている。また、リ
ード線12は、他端側がシール部材15のリード線挿通
穴15Aを介してケーシング1の外部に引出され、エン
ジン制御用のコントロールユニット(図示せず)等に接
続される。
部材15のターミナル挿入空間15B内に配設され、こ
の位置で芯線12Aが後述のリードターミナル14を介
してコンタクトプレート7に接続されている。また、リ
ード線12は、他端側がシール部材15のリード線挿通
穴15Aを介してケーシング1の外部に引出され、エン
ジン制御用のコントロールユニット(図示せず)等に接
続される。
【0033】13,13はヒータ9に外部から給電を行
う給電用のリード線で、該各リード線13は、図2およ
び図4に示す如く、芯線13Aと、例えばPTFE等の
フッ素樹脂により形成された被覆チューブ13Bとから
なり、一端側がシール部材15のターミナル挿入空間1
5B内で他のリードターミナル14を介して各コンタク
トスプリング10に接続されている。また、各リード線
13は、他端側がケーシング1の外部で前記コントロー
ルユニットに接続される。
う給電用のリード線で、該各リード線13は、図2およ
び図4に示す如く、芯線13Aと、例えばPTFE等の
フッ素樹脂により形成された被覆チューブ13Bとから
なり、一端側がシール部材15のターミナル挿入空間1
5B内で他のリードターミナル14を介して各コンタク
トスプリング10に接続されている。また、各リード線
13は、他端側がケーシング1の外部で前記コントロー
ルユニットに接続される。
【0034】14,14,…はシール部材15の各ター
ミナル挿入空間15B内に配設されたリードターミナル
で、該各リードターミナル14は、図2および図4に示
す如く、横断面が略C字状をなす金属筒体等によって形
成されている。そして、リード線12用のリードターミ
ナル14は、コンタクトプレート7の他端側が挿嵌され
た挿嵌部14Aと、リード線12の芯線12Aがかしめ
固定されたかしめ部14Bとを有し、リード線12とコ
ンタクトプレート7とを接続している。また、各リード
線13用のリードターミナル14も同様に、リード線1
3とコンタクトスプリング10とを接続している。
ミナル挿入空間15B内に配設されたリードターミナル
で、該各リードターミナル14は、図2および図4に示
す如く、横断面が略C字状をなす金属筒体等によって形
成されている。そして、リード線12用のリードターミ
ナル14は、コンタクトプレート7の他端側が挿嵌され
た挿嵌部14Aと、リード線12の芯線12Aがかしめ
固定されたかしめ部14Bとを有し、リード線12とコ
ンタクトプレート7とを接続している。また、各リード
線13用のリードターミナル14も同様に、リード線1
3とコンタクトスプリング10とを接続している。
【0035】15はケーシング1の他端側に設けられた
シール部材で、該シール部材15は、図2に示す如く、
例えばPTFE等のフッ素樹脂により段付円柱状に形成
されている。そして、シール部材15には、リード線1
2,13を挿通するため軸方向に延びる3個のリード線
挿通穴15A,15A,…と、該各リード線挿通穴15
Aの一端側を段付状に拡径させた各リードターミナル1
4用のターミナル挿入空間15B,15B,…とが設け
られ、該各ターミナル挿入空間15Bは、シール部材1
5の一側端面に形成された凹部15Cの底部側に開口し
ている。さらに、シール部材15の一端側外周には、径
方向外向きに突出する鍔部15Dが設けられている。
シール部材で、該シール部材15は、図2に示す如く、
例えばPTFE等のフッ素樹脂により段付円柱状に形成
されている。そして、シール部材15には、リード線1
2,13を挿通するため軸方向に延びる3個のリード線
挿通穴15A,15A,…と、該各リード線挿通穴15
Aの一端側を段付状に拡径させた各リードターミナル1
4用のターミナル挿入空間15B,15B,…とが設け
られ、該各ターミナル挿入空間15Bは、シール部材1
5の一側端面に形成された凹部15Cの底部側に開口し
ている。さらに、シール部材15の一端側外周には、径
方向外向きに突出する鍔部15Dが設けられている。
【0036】ここで、シール部材15は、図2および図
3に示す如く、酸素センサの組立時にリード線12,1
3の被覆チューブ12B,13Bと共に一旦溶融され、
その後に固化することにより、各リード線挿通穴15A
の位置で被覆チューブ12B,13Bと互いに融着して
一体化された状態となっている。
3に示す如く、酸素センサの組立時にリード線12,1
3の被覆チューブ12B,13Bと共に一旦溶融され、
その後に固化することにより、各リード線挿通穴15A
の位置で被覆チューブ12B,13Bと互いに融着して
一体化された状態となっている。
【0037】そして、シール部材15は、凹部15Cが
絶縁カバー6の小径部6Aに挿嵌され、鍔部15Dが外
筒3の底部側に当接すると共に、この状態で後述のキャ
ップ16によりOリング17と共にケーシング1の他端
側に取付けられている。これにより、シール部材15
は、Oリング17と協働してケーシング1とリード線1
2,13の被覆チューブ12B,13Bとの間を気密に
シールし、これらの間を介してケーシング1内に外部の
ダスト、水分等が侵入するのを防止している。
絶縁カバー6の小径部6Aに挿嵌され、鍔部15Dが外
筒3の底部側に当接すると共に、この状態で後述のキャ
ップ16によりOリング17と共にケーシング1の他端
側に取付けられている。これにより、シール部材15
は、Oリング17と協働してケーシング1とリード線1
2,13の被覆チューブ12B,13Bとの間を気密に
シールし、これらの間を介してケーシング1内に外部の
ダスト、水分等が侵入するのを防止している。
【0038】16はシール部材15とケーシング1との
間に設けられた段付筒状のキャップで、該キャップ16
は、図2に示す如く、一端側が外筒3の外周側に嵌合さ
れる大径筒部16Aとなり、他端側はシール部材15が
抜止め状態で挿嵌される小径筒部16Bとなっている。
また、キャップ16には、大径筒部16Aと小径筒部1
6Bとの間に位置してOリング17を収容するためのO
リング収容部16Cが形成されている。さらに、大径筒
部16Aの外周側には、周方向に間隔をもって複数のか
しめ部16D,16D,…(1個のみ図示)が形成され
ている。
間に設けられた段付筒状のキャップで、該キャップ16
は、図2に示す如く、一端側が外筒3の外周側に嵌合さ
れる大径筒部16Aとなり、他端側はシール部材15が
抜止め状態で挿嵌される小径筒部16Bとなっている。
また、キャップ16には、大径筒部16Aと小径筒部1
6Bとの間に位置してOリング17を収容するためのO
リング収容部16Cが形成されている。さらに、大径筒
部16Aの外周側には、周方向に間隔をもって複数のか
しめ部16D,16D,…(1個のみ図示)が形成され
ている。
【0039】そして、キャップ16は、各かしめ部16
Dを介して外筒3の底部外周側にかしめ固定され、シー
ル部材15、Oリング17等をリード線12,13と一
緒にケーシング1の他端側に固定している。
Dを介して外筒3の底部外周側にかしめ固定され、シー
ル部材15、Oリング17等をリード線12,13と一
緒にケーシング1の他端側に固定している。
【0040】17はシール部材15とキャップ16のO
リング収容部16Cとの間に弾性的に装着されたOリン
グで、該Oリング17は、例えばカーボン粉末またはグ
ラファイト等を含有した弾性材料からなり、シール部材
15とキャップ16との間をシールしている。なお、1
8はジルコニアチューブ4の一端側を保護するプロテク
タである。
リング収容部16Cとの間に弾性的に装着されたOリン
グで、該Oリング17は、例えばカーボン粉末またはグ
ラファイト等を含有した弾性材料からなり、シール部材
15とキャップ16との間をシールしている。なお、1
8はジルコニアチューブ4の一端側を保護するプロテク
タである。
【0041】本実施例による酸素センサは上述の如き構
成を有するもので、次にその作動およびシール部材15
の組付方法について説明する。
成を有するもので、次にその作動およびシール部材15
の組付方法について説明する。
【0042】まず、酸素センサは、ケーシング1がホル
ダ2のおねじ部2Aを介して車両の排気管等に螺着さ
れ、ジルコニアチューブ4の先端側が排気管内に突出し
た状態で固定される。そして、エンジンの作動時に排気
管内を排気ガスが流れると、この排気ガスの酸素濃度は
ジルコニアチューブ4内の大気との間に大きな濃度差を
生じるから、該ジルコニアチューブ4には起電力が発生
し、この起電力は検出信号として、導電性筒体8、コン
タクトプレート7、リード線12等を介してエンジン制
御用のコントロールユニット等に出力される。
ダ2のおねじ部2Aを介して車両の排気管等に螺着さ
れ、ジルコニアチューブ4の先端側が排気管内に突出し
た状態で固定される。そして、エンジンの作動時に排気
管内を排気ガスが流れると、この排気ガスの酸素濃度は
ジルコニアチューブ4内の大気との間に大きな濃度差を
生じるから、該ジルコニアチューブ4には起電力が発生
し、この起電力は検出信号として、導電性筒体8、コン
タクトプレート7、リード線12等を介してエンジン制
御用のコントロールユニット等に出力される。
【0043】これにより、コントロールユニットでは、
酸素センサから出力された酸素濃度の検出信号に基づい
て燃料噴射量を補正演算し、空燃比を最適にフィードバ
ック制御する。また、コントロールユニットは、例えば
エンジンの始動時等によりジルコニアチューブ4が低温
である場合に、各リード線13、各コンタクトスプリン
グ10等を介してヒータ9に給電を行い、これによりジ
ルコニアチューブ4を加熱して早期に活性化させる。
酸素センサから出力された酸素濃度の検出信号に基づい
て燃料噴射量を補正演算し、空燃比を最適にフィードバ
ック制御する。また、コントロールユニットは、例えば
エンジンの始動時等によりジルコニアチューブ4が低温
である場合に、各リード線13、各コンタクトスプリン
グ10等を介してヒータ9に給電を行い、これによりジ
ルコニアチューブ4を加熱して早期に活性化させる。
【0044】一方、シール部材15の組付方法について
述べると、図4に示すリード線かしめ工程では、まずシ
ール部材15の各リード線挿通穴15Aにリード線1
2,13を挿入した後に、該リード線12,13の芯線
12A,13Aを各リードターミナル14のかしめ部1
4B側に挿通してかしめ固定する。
述べると、図4に示すリード線かしめ工程では、まずシ
ール部材15の各リード線挿通穴15Aにリード線1
2,13を挿入した後に、該リード線12,13の芯線
12A,13Aを各リードターミナル14のかしめ部1
4B側に挿通してかしめ固定する。
【0045】次に、図5に示す融着工程では、まずリー
ド線12,13をシール部材15のリード線挿通穴15
A内で他端側へと引張ることにより、各リードターミナ
ル14をシール部材15の各ターミナル挿入空間15B
内に挿入する。そして、この状態でシール部材15を外
部から所定の温度に加熱し、シール部材15とリード線
12,13の被覆チューブ12B,13Bとを各リード
線挿通穴15Aの位置で溶融させた後に、これらを冷却
して固着させる。
ド線12,13をシール部材15のリード線挿通穴15
A内で他端側へと引張ることにより、各リードターミナ
ル14をシール部材15の各ターミナル挿入空間15B
内に挿入する。そして、この状態でシール部材15を外
部から所定の温度に加熱し、シール部材15とリード線
12,13の被覆チューブ12B,13Bとを各リード
線挿通穴15Aの位置で溶融させた後に、これらを冷却
して固着させる。
【0046】次に、図6に示す組付け工程では、ケーシ
ング1に対してジルコニアチューブ4、絶縁カバー6等
を予め組付けた後に、該絶縁カバー6の小径部6Aをシ
ール部材15の凹部15C内に嵌合させる。そして、こ
のとき絶縁カバー6の小径部6Aから突出するコンタク
トプレート7、各コンタクトスプリング10の突出端側
を各リードターミナル14の挿嵌部14A内に挿嵌す
る。
ング1に対してジルコニアチューブ4、絶縁カバー6等
を予め組付けた後に、該絶縁カバー6の小径部6Aをシ
ール部材15の凹部15C内に嵌合させる。そして、こ
のとき絶縁カバー6の小径部6Aから突出するコンタク
トプレート7、各コンタクトスプリング10の突出端側
を各リードターミナル14の挿嵌部14A内に挿嵌す
る。
【0047】最後に、Oリング17をシール部材15に
装着し、キャップ16をシール部材15の外周側を介し
てケーシング1側に嵌合させた後に、その大径筒部16
Aを外筒3の外周側にかしめ固定し、シール部材15等
をキャップ16によりケーシング1の他端側に取付け
る。
装着し、キャップ16をシール部材15の外周側を介し
てケーシング1側に嵌合させた後に、その大径筒部16
Aを外筒3の外周側にかしめ固定し、シール部材15等
をキャップ16によりケーシング1の他端側に取付け
る。
【0048】かくして、本実施例によれば、リード線1
2,13の被覆チューブ12B,13Bを各リード線挿
通穴15Aの位置でシール部材15と一体的に融着さ
せ、シール部材15をキャップ16によりケーシング1
の他端側に固定する構成としたから、シール部材15の
組付時には、リード線12,13をシール部材15の各
リード線挿通穴15Aに挿通し、この状態でリード線1
2,13の被覆チューブ12B,13Bとシール部材1
5とを各リード線挿通穴15Aの位置で一旦溶融した後
に固化させることにより、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15とを互いに融着させて一体化すること
ができ、これらの間に長期間に亘って高いシール性を与
えることができる。
2,13の被覆チューブ12B,13Bを各リード線挿
通穴15Aの位置でシール部材15と一体的に融着さ
せ、シール部材15をキャップ16によりケーシング1
の他端側に固定する構成としたから、シール部材15の
組付時には、リード線12,13をシール部材15の各
リード線挿通穴15Aに挿通し、この状態でリード線1
2,13の被覆チューブ12B,13Bとシール部材1
5とを各リード線挿通穴15Aの位置で一旦溶融した後
に固化させることにより、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15とを互いに融着させて一体化すること
ができ、これらの間に長期間に亘って高いシール性を与
えることができる。
【0049】そして、このシール部材15をキャップ1
6を用いてリード線12,13と共にケーシング1に固
定することにより、リード線12,13の被覆チューブ
12B,13Bとケーシング1との間をシール部材15
によりOリング17と協働して安定的にシールでき、こ
れらの間からケーシング1内に外部のダスト、水分等が
侵入するのを確実に防止することができる。
6を用いてリード線12,13と共にケーシング1に固
定することにより、リード線12,13の被覆チューブ
12B,13Bとケーシング1との間をシール部材15
によりOリング17と協働して安定的にシールでき、こ
れらの間からケーシング1内に外部のダスト、水分等が
侵入するのを確実に防止することができる。
【0050】従って、本実施例によれば、従来技術のよ
うにリード線とシール部材との間にフッ素ゴム等のシー
ルラバーを装着する必要がなくなるから、PTFE等の
フッ素樹脂により形成されたシール部材15の融点をシ
ール構造全体の耐熱温度とすることができる。これによ
り、従来技術に比較してシール構造の耐熱温度を30〜
50℃程度高めることができ、信頼性を確実に向上でき
ると共に、シール構造を簡略化でき、その部品点数を削
減することができる。
うにリード線とシール部材との間にフッ素ゴム等のシー
ルラバーを装着する必要がなくなるから、PTFE等の
フッ素樹脂により形成されたシール部材15の融点をシ
ール構造全体の耐熱温度とすることができる。これによ
り、従来技術に比較してシール構造の耐熱温度を30〜
50℃程度高めることができ、信頼性を確実に向上でき
ると共に、シール構造を簡略化でき、その部品点数を削
減することができる。
【0051】そして、この場合には、例えばPTFE等
からなる同一のフッ素樹脂によりリード線12,13の
被覆チューブ12B,13Bとシール部材15とを形成
したから、融着工程では、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15との境界面を安定して融合させること
ができ、この状態から被覆チューブ12B,13Bとシ
ール部材15とが冷却して固化するときには、これらが
異なる収縮率で収縮することにより両者間に隙間が生じ
るのを防止できると共に、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15とを確実に一体化でき、両者間のシー
ル性を大幅に向上させることができる。
からなる同一のフッ素樹脂によりリード線12,13の
被覆チューブ12B,13Bとシール部材15とを形成
したから、融着工程では、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15との境界面を安定して融合させること
ができ、この状態から被覆チューブ12B,13Bとシ
ール部材15とが冷却して固化するときには、これらが
異なる収縮率で収縮することにより両者間に隙間が生じ
るのを防止できると共に、被覆チューブ12B,13B
とシール部材15とを確実に一体化でき、両者間のシー
ル性を大幅に向上させることができる。
【0052】また、各リードターミナル14をシール部
材15のターミナル挿入空間15B内に挿入して設けた
から、リード線かしめ工程では、リード線12,13の
芯線12A,13Aを各リードターミナル14にかしめ
固定した後に、該各リードターミナル14をシール部材
15のターミナル挿入空間15B内に挿入することがで
きる。
材15のターミナル挿入空間15B内に挿入して設けた
から、リード線かしめ工程では、リード線12,13の
芯線12A,13Aを各リードターミナル14にかしめ
固定した後に、該各リードターミナル14をシール部材
15のターミナル挿入空間15B内に挿入することがで
きる。
【0053】これにより、組付け工程では、融着工程で
リード線12,13の被覆チューブ12B,13Bとシ
ール部材15とを固着した後でも、各リードターミナル
14の挿嵌部14A内にコンタクトプレート7と各コン
タクトスプリング10とを挿嵌するだけの簡単な作業に
より、リード線12,13とコンタクトプレート7、各
コンタクトスプリング10とを各リードターミナル14
を介して容易に接続でき、その接続作業を効率よく行う
ことができる。
リード線12,13の被覆チューブ12B,13Bとシ
ール部材15とを固着した後でも、各リードターミナル
14の挿嵌部14A内にコンタクトプレート7と各コン
タクトスプリング10とを挿嵌するだけの簡単な作業に
より、リード線12,13とコンタクトプレート7、各
コンタクトスプリング10とを各リードターミナル14
を介して容易に接続でき、その接続作業を効率よく行う
ことができる。
【0054】なお、前記実施例では、酸素センサに対し
てヒータ9と3本のリード線12,13とを設ける構成
としたが、本発明はこれに限らず、ヒータ9を省略した
タイプの酸素センサに適用してもよく、リード線12,
13の本数は1,2本、または4本以上でもよい。
てヒータ9と3本のリード線12,13とを設ける構成
としたが、本発明はこれに限らず、ヒータ9を省略した
タイプの酸素センサに適用してもよく、リード線12,
13の本数は1,2本、または4本以上でもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、リード線の被覆チューブをリード線挿通穴
の位置でシール部材と一体的に融着させ、シール部材を
キャップによってケーシングの他端側に固定する構成と
したから、リード線の被覆チューブとシール部材とを互
いに一体的に固着させることができ、リード線の被覆チ
ューブとケーシングとの間をシール部材により長期間に
亘って安定的にシールできると共に、このシール状態を
キャップにより確実に保持することができる。従って、
従来技術のようにリード線とシール部材との間に比較的
融点が低いシールラバー等の弾性材料を装着する必要が
なくなるから、これらの間をシールするシール構造の耐
熱性を高めることができ、信頼性を確実に向上させるこ
とができる。また、シール構造を簡略化でき、その部品
点数を削減できると共に、シール部材等の組付作業を効
率よく行うことができる。
明によれば、リード線の被覆チューブをリード線挿通穴
の位置でシール部材と一体的に融着させ、シール部材を
キャップによってケーシングの他端側に固定する構成と
したから、リード線の被覆チューブとシール部材とを互
いに一体的に固着させることができ、リード線の被覆チ
ューブとケーシングとの間をシール部材により長期間に
亘って安定的にシールできると共に、このシール状態を
キャップにより確実に保持することができる。従って、
従来技術のようにリード線とシール部材との間に比較的
融点が低いシールラバー等の弾性材料を装着する必要が
なくなるから、これらの間をシールするシール構造の耐
熱性を高めることができ、信頼性を確実に向上させるこ
とができる。また、シール構造を簡略化でき、その部品
点数を削減できると共に、シール部材等の組付作業を効
率よく行うことができる。
【0056】また、請求項2に記載の発明によれば、リ
ード線の被覆チューブとシール部材とを互いに同一のフ
ッ素樹脂によって構成したから、被覆チューブとシール
部材との境界面を安定して融合させることができ、この
状態から被覆チューブとシール部材とが固化するときに
は、両者を確実に融着させて一体化できると共に、両者
間のシール性を大幅に向上させることができる。
ード線の被覆チューブとシール部材とを互いに同一のフ
ッ素樹脂によって構成したから、被覆チューブとシール
部材との境界面を安定して融合させることができ、この
状態から被覆チューブとシール部材とが固化するときに
は、両者を確実に融着させて一体化できると共に、両者
間のシール性を大幅に向上させることができる。
【0057】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
シール部材の内部にリードターミナルを挿入して設け、
シール部材のリード線挿通穴内に挿入したリード線の芯
線とリードターミナルとを固着した後に、シール部材と
リード線の被覆チューブとを融着する構成としたので、
リード線をシール部材の内部から引出すことなく各リー
ドターミナルを介して酸素検出要素側と容易に接続で
き、リード線の被覆チューブとシール部材とを固着した
後でも、リード線の接続作業を効率よく行うことができ
る。
シール部材の内部にリードターミナルを挿入して設け、
シール部材のリード線挿通穴内に挿入したリード線の芯
線とリードターミナルとを固着した後に、シール部材と
リード線の被覆チューブとを融着する構成としたので、
リード線をシール部材の内部から引出すことなく各リー
ドターミナルを介して酸素検出要素側と容易に接続で
き、リード線の被覆チューブとシール部材とを固着した
後でも、リード線の接続作業を効率よく行うことができ
る。
【図1】本発明の実施例による酸素センサを示す縦断面
図である。
図である。
【図2】図1中のシール部材、リード線等を拡大して示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】リード線の被覆チューブがシール部材のリード
線挿通穴内に融着された状態を示す図2中の要部拡大断
面図である。
線挿通穴内に融着された状態を示す図2中の要部拡大断
面図である。
【図4】シール部材のリード線挿通穴内に挿通したリー
ド線の芯線をリードターミナルにかしめ固定するリード
線かしめ工程を示す縦断面図である。
ド線の芯線をリードターミナルにかしめ固定するリード
線かしめ工程を示す縦断面図である。
【図5】リードターミナルにかしめ固定したリード線の
被覆チューブとシール部材とを融着させる融着工程を示
す縦断面図である。
被覆チューブとシール部材とを融着させる融着工程を示
す縦断面図である。
【図6】融着工程後にリードターミナルに対してジルコ
ニアチューブ側のコンタクトプレートを挿嵌し、キャッ
プを組付ける組付け工程を示す縦断面図である。
ニアチューブ側のコンタクトプレートを挿嵌し、キャッ
プを組付ける組付け工程を示す縦断面図である。
1 ケーシング 4 ジルコニアチューブ(酸素検出要素) 9 ヒータ(酸素検出要素) 12,13 リード線 12A,13A 芯線 12B,13B 被覆チューブ 14 リードターミナル 15 シール部材 15A リード線挿通穴 16 キャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に酸素検出要素を収容した筒状のケ
ーシングと、芯線と該芯線の外周を被覆した被覆チュー
ブとからなり、該ケーシング内の酸素検出要素から外部
に引出されたリード線と、該リード線の被覆チューブと
ケーシングとの間を気密にシールするため前記ケーシン
グに設けられ、該リード線が挿通されたリード線挿通穴
の位置で該リード線の被覆チューブが一体的に融着され
たシール部材と、前記ケーシングに対して該シール部材
をリード線と一緒に固定するために該シール部材とケー
シングとの間に設けられたキャップとから構成してなる
酸素センサ。 - 【請求項2】 前記シール部材をフッ素樹脂によって形
成し、前記リード線の被覆チューブを該シール部材と同
一のフッ素樹脂により形成してなる請求項1に記載の酸
素センサ。 - 【請求項3】 前記シール部材の内部には、予めリード
ターミナルを挿入して設け、前記シール部材のリード線
挿通穴内にリード線を挿入した状態で該リード線の芯線
と前記リードターミナルとを固着した後に、前記シール
部材とリード線の被覆チューブとを融着する構成として
なる請求項1または2に記載の酸素センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154465A JPH10332627A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 酸素センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154465A JPH10332627A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 酸素センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332627A true JPH10332627A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15584846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9154465A Pending JPH10332627A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 酸素センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332627A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001242128A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | リード線封止構造、その製造方法及びリード線封止構造を用いたガスセンサ |
| WO2005066617A1 (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | ガスセンサの製造方法及びガスセンサ |
| JP2005274554A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-10-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガス検出システム |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP9154465A patent/JPH10332627A/ja active Pending
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