JPH10332649A - 水壁管内面欠陥検査方法及び装置 - Google Patents

水壁管内面欠陥検査方法及び装置

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JPH10332649A
JPH10332649A JP9140376A JP14037697A JPH10332649A JP H10332649 A JPH10332649 A JP H10332649A JP 9140376 A JP9140376 A JP 9140376A JP 14037697 A JP14037697 A JP 14037697A JP H10332649 A JPH10332649 A JP H10332649A
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water wall
defect
wall tube
ultrasonic
furnace
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JP9140376A
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English (en)
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Takaaki Kanazawa
孝明 金澤
Shigeo Tsukamoto
繁雄 塚本
Yoshinori Suzaki
吉範 洲崎
Yasuo Toyooka
康雄 豊岡
Teruaki Matsumoto
曜明 松本
Manabu Orimoto
学 折本
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Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
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    • G01N2291/0258Structural degradation, e.g. fatigue of composites, ageing of oils
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    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンブレンバー7で相互に溶接接続されて水
壁を形成するボイラ火炉水壁管の炉外側に付着金物があ
る個所の内周面に存在する腐食疲労欠陥を非破壊検査す
るときの付帯作業の低減と、検査の信頼性の向上。 【解決手段】 水壁管4の炉内側表面に接してSH波探
触子57を配置し、このSH波探触子57からSH波を
水壁管4に入射させ、水壁管肉厚内でSH波超音波をス
キップさせることにより、超音波入射点に対向した水壁
管内面に存在する腐食疲労欠陥6aを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内面に存在する
欠陥を非破壊で検出する、超音波を用いた欠陥検出方法
に関し、特に水壁管内面に発生する腐食疲労欠陥の検出
を行うに好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電用ボイラ伝熱管内面の腐食や腐
食割れは、ボイラ水中の不純物の低減、溶存酸素濃度や
pHの級密かつ徹底した管理によって防止されている。
【0003】しかしながら近年、十数年運転されたボイ
ラの水壁管内面で腐食に関連した線状亀裂が見いだされ
るようになり、この亀裂は、図20に示すように、ボイ
ラ1の火炉2の周囲に配置される水壁3を構成する水壁
管4の内周面に生じ、主に水壁管4とその外周に溶接さ
れる付着金物5との溶接部の管内面側に見られること及
びその形態から、起動停止時の熱応力の繰り返しと腐食
作用の組み合わせによって生じた腐食疲労欠陥6と考え
られている。図20では各種形状のある付着金物5の代
表例として「クリップ」を図示したが、いずれの金具形
状でも同様であり、以下「クリップ」を代表例として図
示に用いる。
【0004】この腐食疲労欠陥6は、図21に示すよう
に、付着金物5と水壁管4の溶接部の真裏に位置する管
内面部において最も発生が激しいという特徴を持つ。こ
の欠陥を放置しておくと運転時間の増加とボイラ起動停
止回数の増加に伴い亀裂が進展し、ついには水壁管4の
噴破に至る。このため、近年では欠陥6の検出にとどま
らず、破壊工学の考え方を導入した、欠陥の亀裂進展性
予測が行われているが、この際正確な亀裂進展性予測を
行うためには、欠陥の高さ(表面からの深さ)を正確に
把握することが特に重要となる。
【0005】従来、この腐食疲労欠陥の検出には、放射
線透過検査、漏洩磁束法検査、超音波探傷検査等の非破
壊検査及び抜管による管内面検査(破壊検査)が用いら
れてきた。
【0006】放射線透過検査は、図22に示すように、
検査対象部位(水壁管4)をはさみ込む位置に、線源8
とフィルム9を配置し、線源から放射した放射線を、水
壁管炉内側面4aから検査対象部位に透過させた後水壁
管炉外側面に配置されたフィルムに感光させ、透過厚さ
に応じた濃淡画像を得、この濃淡から欠陥の有無及び概
略の欠陥深さを検出するものである。従って、水壁管の
炉内側面4aと炉外側面4bを重ねて写すこととなり、
片側づつに分けての観察はできない。また、最も腐食疲
労欠陥の発生が激しい金物付着部では放射線透過厚が大
きくなるため鮮明な画像が得にくくなる。一般的に線源
8にはエックス線あるいはガンマ線が用いられる。
【0007】漏洩磁束法検査は、図23に示すように、
励磁装置12で駆動される磁化装置11によって水壁管
4を磁化し、管内面に発生している腐食疲労欠陥6によ
る漏洩磁束を漏洩磁束検出センサ10で検出し、これを
電圧として出力し、信号処理装置13において、これと
調査部位と同一材料の試験片で作成した、欠陥深さ−出
力電圧値の検量線を対比して、出力電圧値に相当する腐
食疲労欠陥の深さを検出するとともに、表示装置14に
表示し、かつ記録装置15に記録するものである。
【0008】図24に検量線の例を示す。このように、
漏洩磁束法検査は水壁管4の腐食疲労欠陥の検査を行お
うとする側に装置を設置する必要がある為、最も腐食疲
労欠陥の発生が激しい、付着金物の真裏の部位の検査及
び欠陥深さの定量化を行う事はできない。
【0009】超音波探傷検査は、図25に示すように水
壁管4表面から超音波探触子21により超音波を入射さ
せ、管内面に発生した欠陥からの反射波22aと管内面
からの反射波22bを識別することで腐食疲労欠陥の検
出を行うものである。この方法では漏洩磁束法検査と同
様、最も腐食疲労欠陥の発生が激しい、付着金物の真裏
の部位は検査することができない。この為、図26に示
すように、水壁管4内に水23を満たし、付着金物5の
取り付け部と対向する位置から超音波を入射させ、超音
波の減衰量から欠陥を検出する方法(特開平4−646
2号)及び図27に示すように水23を満たした水壁管
4内に超音波探触子21を挿入し、管内側から欠陥を検
出する方法(実開平6−18961号、特開平6−14
8145号等)も提案されているが、検査時期の制約を
受ける、多大な付帯作業が必要になる等の問題がある。
【0010】以上の非破壊検査に対し、抜管による管内
面検査(破壊検査)は最も確実な方法であるが、非常に
多大な付帯作業を伴う為、費用、工期の面から検査部位
が限定されるというのが実状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、下記
の問題点を有している。まず、抜管による管内面検査
(破壊検査)は最も確実な方法であるが、炉内外での作
業用仮足場の組立、炉外保温材の撤去・復旧、缶水の放
出、水壁管切断・復旧溶接、復旧溶接部の検査等非常に
多大な付帯作業が必要であり、この為、費用、工期の点
から検査部位を限定せざるを得ず、十分な検査が実施で
きない。
【0012】放射線透過検査は、準備が大がかりとなる
うえ、放射線の被曝を避ける為、検査中は広範囲にわた
り立入禁止区域を設ける必要がある。この為他作業との
平行作業を行う事ができず、検査期間に大きな制約を受
けることとなる。また、炉内側と炉外側の欠陥を重ねて
写すことによる画像の不鮮明化、特に最も腐食疲労欠陥
の発生が激しい金物付着部では放射線透過厚が大きくな
る為鮮明な画像が得にくく、欠陥深さの定量的な検出が
困難である。
【0013】漏洩磁束法検査及び従来の超音波探傷検査
は、装置設置の物理的な制約から、最も腐食疲労欠陥の
発生が激しい、付着金物の真裏の部位は検査及び欠陥の
高さの定量化を行う事はできない。この為近傍部位の検
査結果で推定しているのが実状である。
【0014】以上の非破壊検査法により水壁管の炉外側
の検査を実施するには、炉外の保温材をいったん撤去
し、検査後再び復旧しなければならず、多大な付帯作
業、しかもいわゆる3K作業が必要となる。
【0015】また、付着金物取り付け部と対向する位置
から超音波を入射させる方法及び管内に超音波センサを
挿入する方法では、上記部位の検査は可能になるもの
の、水壁管に水を満たす必要がある為、プラント定検期
間中の検査可能時期に非常に大きな制約を受け、更に超
音波センサを管内に挿入する為にいったん管を切断する
必要がある為、非常に多大な付帯作業が必要となる。
【0016】本発明の目的は、水壁管内面欠陥検査のた
めの付帯作業(3K作業)の削減と検査可能範囲拡大に
よる信頼性の向上にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の手段
により達成される。
【0018】(1)水壁管表面から、超音波探傷に用い
られる超音波のうち特にSH波を入射させ、水壁管肉厚
内でSH波超音波をスキップさせることにより、超音波
入射点に対向した水壁管内面に発生する欠陥の検出を行
う水壁管内面欠陥検査方法。
【0019】(2)メンブレンバーと水壁管との溶接部
から超音波探触子により縦波超音波を入射させ、入射し
た縦波超音波を超音波入射点に対向する側の水壁管のあ
る限定された範囲内で反射させ、その際モード変換によ
り発生する横波により、超音波入射点に対向した水壁管
内面に発生する欠陥の検出を行う水壁管内面欠陥検査方
法。
【0020】(3)上記(2)の方法において、水壁管
とメンブレンバーの溶接部表面から入射する縦波超音波
の入射角度を調整しながら検出した欠陥のコーナエコー
のピークの時の超音波ビーム路程距離と、欠陥端部のエ
コーのピークの時の超音波ビーム路程距離とから、欠陥
の高さを定量化する。
【0021】(4)前記(3)の方法において入射角度
を調整するには、水壁管とメンブレンバーの溶接部表面
から縦波超音波を入射させる為の前記シューの探触子と
接する面と、ボイラ水壁の中心面がなすシュー角度を調
整し、欠陥からのコーナエコーのピークを得たシュー角
度を基準位置とし、この基準位置からシュー角度が増減
するように前記シューを回転操作して欠陥からの端部エ
コーを検出するようにすればよい。
【0022】(5)前記(1)及び(2)に記載の水壁
管内面欠陥検査方法のうちの少なくとも一方を実施する
超音波検査手段と、炉内側の水壁管内面の欠陥を超音波
を用いて検査する超音波検査手段を組み合わせ、1回の
探傷操作で水壁管内面の炉内側及び炉外側を同時に検査
するように構成した水壁管内面欠陥検査装置としてもよ
い。
【0023】(6)前記(5)記載の水壁管内面欠陥検
査装置を少なくとも2つ組み合わせ、1回の探傷操作で
水壁管内面の炉内側及び炉外側の欠陥を同時に、管の炉
内の両側から検査するように構成してもよい。
【0024】(7)前記(5)または(6)記載の水壁
管内面欠陥検査装置において、SH波超音波を発する探
触子を水壁管周方向へ管表面に沿って動かす揺動機構と
メンブレンバー溶接部入射用のシューを水壁管の管軸と
平行な回転軸の周りに回転させる回転機構のうちの少な
くとも1つを備え、炉外側水壁管内面への超音波到達点
を変化させるように構成したものとしてもよい。
【0025】すなわち、上記方法により炉内側から炉外
側の水壁管内面に発生する腐食疲労欠陥の検査が可能と
なる為、炉外保温材の撤去・復旧が不要となり、また最
も腐食疲労欠陥の発生が激しい付着金物取付部真裏の検
査が可能となり、付帯作業(3K作業)の削減、検査可
能部位の拡大、検査精度の向上を図る事ができる。
【0026】ここで、スキップとは検査対象物中で超音
波を反射させる事であり、図28に示すように超音波が
検査対象物の裏側に到達した点24を0.5スキップ点
といい、真裏で1回反射して探傷面に到達した点25を
1スキップ点という。そして、距離28を0.5スキッ
プ距離、距離29を1スキップ距離という。同様に、点
26を1.5スキップ点、点27を2スキップ点、距離
30を1.5スキップ距離、距離31を2スキップ距離
という。また、SH波とはShear Horizontal Wave
であり、境界面に平行な粒子の動きをする横波である。
これに対し、一般的に超音波探傷に用いられる横波は、
境界面に垂直な粒子の動きをする横波である。これに対
し、一般的に超音波探傷に用いられる横波は、境界面に
垂直な粒子の動きをする横波であり、SV波(Shear
Vertical Wave)という。SH波を鋼中に伝播させる
為には非常に粘性の高い接触媒質を使用する必要があ
り、探触子操作等の運用性の問題により一般的には使わ
れていなかったが、近年接触媒質の改善により運用性の
向上が図られ、一部実用されている超音波である。
【0027】上記目的は、裏金(付着金物)に対向する
位置の炉内側水壁管表面から超音波(SV波)を入射さ
せ、管肉厚内で超音波をスキップさせ対向する管内面
(裏金真裏部)に発生する腐食疲労欠陥を検出する事で
達成可能と考え、筆者らは図6に示す管単体の状態での
探傷実験を行った。この実験は、一例として管直径2
5.4mm、肉厚4.1mmの管単体テストピース50を作
成し、この管単体テストピース50の内周面に加工した
模擬欠陥51を10MHzのSV波広帯域超音波探触子
52と超音波探傷器62を用いて探傷したものである。
この結果、実際の超音波経路は当初予想とした超音波経
路70とは異なり、欠陥からの反射様式の変化により、
欠陥深さによって欠陥からの反射エコーのピークを検出
できる探触子位置が変化するという特性を示す事を確認
した。これを図7によりさらに詳しく説明する。図7
は、模擬欠陥の深さを種々に変えた管単体テストピース
50を探傷した場合の探傷結果を示したものである。図
7の上段に探傷器のAスコープ波形を、下段にその時の
超音波径路の解折結果を示す。
【0028】深さ1.0mmの模擬欠陥51aの探傷の場
合は、模擬欠陥からの反射エコーをピークで検出できる
距離Y(管外周の炉内側中心と超音波入射点間の管外周
に沿った距離)は13.0mmであるのに対し、深さ0.
35mmの模擬欠陥51bの探傷の場合は距離Yは21.
0mm、深さ0.25mmの模擬欠陥51cの探傷の場合は
距離Yは23.0mmとなる。つまり、欠陥深さが小さく
なるに伴い、欠陥からの反射エコー71をピークで検出
できる探触子位置が欠陥側に近づいていくという特性を
示す。一方、実際の水壁形状は図8に示すように、水壁
管同士をプレート(メンブレンバー)で溶接接続したメ
ンブレン水壁構造となっているため、欠陥深さ0.35
mmの場合はメンブレンバーに邪魔されて物理的に超音波
探触子の設置は不可能であり探傷する事はできない。
【0029】メンブレンバーの干渉を受けず探傷可能な
欠陥深さは約0.4mm以上と考えられるが、この数値は
管仕様が異なる場合には若干の変動がありうる。これは
以下の理由によるものと考えられる。欠陥深さが大きい
場合(この場合約0.4mm以上)、欠陥の面反射エコー
が十分大きく、この面反射エコーが受信できる探触子位
置(欠陥にたいしてほぼ90°の超音波入射角となる位
置)での欠陥検出が可能となる。これに対し、欠陥深さ
が小さい場合(この場合約0.4mm未満)には、面反射
エコーが小さく他の形状エコー、ノイズと明確に識別で
きるだけのS/N比で受信する事ができず、欠陥深さが
大きい場合と同じ位置では欠陥を検出する事ができな
い。この場合更に探触子を移動させ、欠陥のコーナーエ
コーが受信できる位置(欠陥に対してある程度の傾きを
もった超音波入射角となる位置)まで探触子を移動させ
て欠陥検出が可能となる。
【0030】そこで筆者らは同じ横波でも振動様式の異
なるSH波に着目し、図6と同様な構成で管単体の状態
での探傷実験を行い、SH波による探傷によれば欠陥深
さに依存せず、ほぼ一定の探触子位置での探傷が可能で
ある事を確認した。この実験結果の一例を図9に示す。
図9は管直径25.4mm、肉厚4.1mmの管単体テスト
ピースに加工した模擬欠陥を10MHzのSH波広帯域
超音波探触子を用いて探傷した場合の結果を示したもの
である。欠陥深さは、欠陥51aが1.0mm,欠陥51
bが0.35mm,欠陥51cが0.25mm,欠陥51d
が0.1mmである。上段に探傷器のAスコープ波形を、
下段にその時の超音波径路の解折結果を示す。
【0031】模擬欠陥からの反射エコー71をピークで
検出できる距離Yは、欠陥深さに関係なくほぼ一定
(8.5〜11mm)であり、メンブレンバーの存在に関
係なく全ての欠陥の検出が可能となる。これはSV波は
進行方向に垂直な振動の波であり、その振動方向が欠陥
深さ方向と同方向になる為、図10に示すように欠陥が
小さい場合には十分な反射エコーを得る事ができない。
これに対し、SH波は進行方向に平行な振動の波であ
り、その振動方向が欠陥深さ方向と直交方向となる為、
欠陥深さにあまり影響を受けずほぼ一定の反射を得る事
ができる。したがってSH波を用いる事により欠陥深さ
に関係なくほぼ一定の探触子位置での探傷が可能となる
ものである。
【0032】図9は管単体テストピースでの結果であ
り、欠陥からの反射エコー71以外にその他の超音波径
路からの形状エコー(妨害エコー72)が検出されてい
るが、実際の水壁形状では図11の水壁形状テストピー
スでの探傷実験結果のとおり、管単体テストピースで発
生した形状エコー(妨害エコー72)はメンブレンバー
中に透過し、欠陥からの反射エコー71のみがS/N比
よく検出される。図11の水壁形状テストピースでの欠
陥深さは、欠陥51eが1.0mm,欠陥51fが0.5m
m,欠陥51gが0.2mmである。
【0033】以上は水壁管表面から超音波を入射し、超
音波入射点に対向する側の水壁管のほぼ斜め45°の位
置で超音波を反射させる方法であるが、図12に示すよ
うに、この超音波反射点に水壁と付着金物との溶接部が
ある場合(例えばフィラプレート54が取付けられてい
る場合等)は、超音波はフィラプレート溶接部55中に
入り込み、溶接部表面で反射され超音波径路73を通る
為、欠陥6をとらえる事はできない。この場合の対応に
ついて以下に説明する。
【0034】この場合、炉外側管内面腐食疲労欠陥6を
炉内側から直射で検出する超音波径路は存在しない為、
図12の管外周面のa部で反射する超音波径路を用いて
探傷しなければならない。この条件を満足する超音波径
路は、図13に示すよう水壁管4とメンブレンバー7の
溶接部から縦波74を入射し、水壁管4と付着金物(フ
ィラプレート54)の溶接部55を避けた、限定した範
囲a部で入射した縦波74を反射させ、その際モード変
換により発生する横波75を利用して腐食疲労欠陥6を
とらえる事で達成する事ができる。
【0035】図14にこの超音波径路を採用した探傷実
験結果の例を示す。図14は管直径25.4mm、肉厚
4.1mm、管ピッチ38.1mmの水壁形状テストピース
に加工した深さ0.2mmの模擬欠陥52gを、20MH
zの広帯域超音波探触子を用いメンブレンバー溶接部入
射用シュー56を介して超音波を入射させて探傷した場
合の実験結果を示したものであり、良好なS/N比での
欠陥検出が可能である。
【0036】次に、検出された欠陥の欠陥高さ(深さ)
を、欠陥の端部からの反射波である端部エコーと、欠陥
のコーナ部からの反射であるコーナエコーを用いて定量
化する方法について説明する。
【0037】図15に、斜角探触子40を用いて、平板
41における底面の開口欠陥42を探傷した場合の一般
的な端部エコー(開口欠陥42の端部43からの反射
波)45の検出方法を示す。開口欠陥42と斜角探触子
40が図15に示す相対位置関係にある場合、欠陥端部
43からの反射波である端部エコー45は、開口欠陥4
2のコーナ部44からの反射であるコーナエコー46の
前に出現する。これはそれぞれの超音波ビーム路程距離
の差、すなわち、(端部エコー45の超音波ビーム路程
距離W1(47))<(コーナエコー46の超音波ビーム
路程距離W2(48))に起因するものである。
【0038】また図16において、平板41に形成され
た底面開口欠陥42に対して、斜角探触子40をA→D
あるいはD→Aと動かして走査しても、端部エコー45
とコーナエコー46の間隔W3(49)は一定であり、
A→Dの方向に走査した場合は、まずB位置でコーナエ
コー46がピークに達した後、さらに斜角探触子40を
動かしたC位置で端部エコーがピークとなる。以上の特
性をもとに、実際の探傷作業では、まずコーナエコー4
6がピークとなる探触子位置Bを求め、この位置から探
触子を前後走査(移動)してコーナエコー46の前に出
現するエコーのうち、コーナエコー46と同じ挙動を示
し、コーナエコー46のピーク位置よりD側でピークと
なる最大エコーを端部エコー45と特定する。
【0039】つぎにこの端部エコー45を用いて一般的
に行なわれている欠陥高さの定量化について、図17に
より説明する。図17において、端部エコー45のピー
クの時の超音波ビーム路程距離47AをW4、コーナエ
コー46のピーク時の超音波ビーム路程距離48AをW
5、斜角探触子40の超音波屈折角63をθとすると、
欠陥高さHは幾何学的に、 H=(W5−W4)・cosθ ……(1) で求める事ができる。
【0040】しかし、この方法を水壁形状における探傷
にそのまま適用した場合、端部エコーの検出が困難とな
るばかりでなく、これをもとに上記式で求めた欠陥高さ
は大きな誤差をもつものとなってしまう。図18は、水
壁管4とメンブレンバー7の炉内側の溶接部表面から縦
波超音波を入射し、超音波入射点に対向する位置の限定
された範囲の炉外側水壁管外面で反射させ、この時モー
ド変換で発生する横波超音波により炉外側の水壁管内面
に発生する腐食疲労欠陥6aを検出する方法を示した図
である。超音波径路A88は炉内側腐食疲労欠陥6aの
コーナエコーをピークで検出する超音波径路を示し、超
音波径路B89は一般的な端部エコーの検出方法によ
り、垂直探触子81をメンブレンバー溶接部入射用シュ
ー83上で前後走査した時の超音波経路を示す。超音波
径路A88はA点に入射角θ1で入射し、反射角θ3で反
射し、炉外側腐食疲労欠陥6aにθ5の角度で到達する。
ここで前記反射角θ3は下式で表わされるスネルの法則
により、入射角θ1と水壁管4における音速が決まれば
一義的に決定される。
【0041】
【数1】
【0042】超音波径路A88と超音波径路B89は平
行な径路であり、超音波径路A88はA点で、超音波径
路B89はB点で、それぞれ反射するが、管外表面は曲
率面の為それぞれの入射角θ1とθ2は異なった角度とな
り、この為反射角θ3、θ4、欠陥への入射角θ5、θ6
大きく異なった角度となる。したがって、端部エコーを
検出する為に垂直探触子81をメンブレンバー溶接部入
射用シュー83上で前後走査した場合、欠陥への超音波
入射角は垂直探触子81の移動に伴って変化することと
なり、エコーの挙動は前記図17を参照して説明したエ
コーの挙動とは異なるものとなる。したがって、端部エ
コーの検出が非常に困難になるばかりではなく、欠陥へ
の超音波入射角一定を前提としている(1)式では、非
常に大きな欠陥の高さの測定誤差を生じてしまう。
【0043】本発明によれば、図19に示すように、メ
ンブレンバー溶接部入射用シュー83と垂直探触子81
を水壁管4の管軸に平行な直線を中心として回転させて
走査する為、曲率面に沿って入射角が変化し、コーナエ
コーがピークになるときの超音波経路と端部エコーがピ
ークになるときの超音波経路は、超音波径路C86及び
超音波径路D87で示す超音波径路となり、端部エコー
がピークになるときの欠陥端部への超音波入射角θ12
コーナエコーがピークになるときの欠陥コーナ部への超
音波入射角θ11に比較的近い値となる。一例として管径
25.4mm、管肉厚4.1mmの場合について試算する
と、θ11(=θ5)は約40°、θ12は約35°とな
る。前記図18の場合、θ6は約30°であり、図19
における欠陥への超音波入射角の差(θ11−θ12)は、
図18における欠陥への超音波入射角の差(θ5−θ6
の約1/2となる。したがって、端部エコーの検出が容
易になるとともに、欠陥高さの定量化を精度良く行なう
事ができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0045】図1に本発明の第1の実施例を示す。図1
に示す超音波探傷装置は、水壁管4の炉外腐食疲労欠陥
6aの検出にSH波を使用するもので、炉外側腐食疲労
欠陥6aを検出する為のSH波探触子57、炉内側腐食
疲労欠陥6bを検出する為の斜角探触子58及び垂直探
触子59を内蔵したプローブA60と、プローブA60
に接続されたマルチチャンネル超音波探傷器80と、を
含んで構成され、炉内側からの1回の探傷操作で管内面
の炉内側及び炉外側に存在する腐食疲労欠陥を同時に探
傷するようにしたものである。図示していないが、それ
ぞれの探触子は定圧押し付け機構によりプローブA60
に保持されており、各探触子の検査対象への接触圧力が
適正な一定値となる構造となっている。また各探触子に
水壁管周方向の揺動機構を付加することにより、管周方
向のより広範囲の検査が可能である。
【0046】探触子57,58,59は互いの超音波に
よる干渉をさけるため、それぞれ管軸方向に互いに位置
をずらして配置されている。また探触子57,58,5
9は、プローブA60を探傷位置、すなわち、検査対象
水壁管の炉内側に当接させて検査状態になるように配置
したとき、SH波探触子57が検査対象水壁管の炉内側
から見て右側に、斜角探触子58が左側に、垂直探触子
59が中央に、それぞれ位置するように、プローブA6
0に配置されている。探触子は収束型あるいは非収束型
いずれでも適用できるが、対象物の形状が特定できる場
合は収束型としたほうが探傷精度の向上を図ることがで
きる。
【0047】図2はそれぞれの探触子が発振する超音波
の探傷径路を示したものである。炉外側腐食疲労欠陥6
aの探傷は、SH波探触子57を用い、SH波探触子5
7から発振された超音波ビーム(SH波)は水壁管上の
O点で水壁管4中に入射し、その後管内表面のB点、管
外表面のA点で反射し、1.5スキップでZ点に至る。
Z点に炉外側腐食疲労欠陥6aが存在する場合は超音波
は炉外側腐食疲労欠陥6aで反射され、前記径路の逆を
辿ってSH波探触子57に戻り、マルチチャンネル超音
波探傷器80で欠陥反射エコーとして観察される。SH
波を用いる事により、欠陥の大小に影響されずほぼ一定
の超音波入射点での探傷が可能となる。炉内側腐食疲労
欠陥6bの探傷は、斜角探触子58及び垂直探触子59
を用い、各探触子からの直射で炉内側腐食疲労欠陥6b
の検出を行う。また、垂直探触子59はカップリングチ
ェック(音響的結合の良否確認)用も兼ねて使用する。
【0048】図3に本発明の第2の実施例を示す。図3
に示す超音波探傷装置は、炉外側腐食疲労欠陥6aの検
出にメンブレンバー溶接部入射の縦波を使用するもの
で、炉外側腐食疲労欠陥6aを検出する為のメンブレン
バー溶接部入射用の垂直探触子81、炉内側腐食疲労欠
陥6bを検出する為の斜角探触子58及び垂直探触子5
9を内蔵したプローブB82と、プローブB82に接続
されたマルチチャンネル超音波探傷器80と、を含んで
構成され、炉内側からの1回の探傷操作で管内面の炉内
外側に発生する腐食疲労欠陥を同時に探傷するようにし
たものである。上記第1の実施例と同様、それぞれの探
触子は定圧押し付け機構によりプローブB82に保持さ
れており、各探触子の検査対象物への接触圧力が適切な
一定値となる構造としてある。
【0049】本実施例においても、各探触子は、プロー
ブB82を検査対象水壁管の炉内側に当接させて検査状
態になるように配置したとき、垂直探触子81が検査対
象水壁管の炉内側から見て右側に、斜角探触子58が左
側に、垂直探触子59が中央に、それぞれ位置するよう
に、プローブB82に配置されている。メンブレンバー
溶接部入射用の垂直探触子81は探触子支持金具84に
て回転可能に支持されており、垂直探触子81に固定さ
れたメンブレンバー溶接部入射用シュー83を、水壁管
4の管軸と平行な直線を回転軸として回転させることで
メンブレンバー溶接部への超音波入射点を調整し、管周
方向のより広範囲の炉外側腐食疲労欠陥検査を可能とし
ている。
【0050】図4はメンブレンバー溶接部入射用の垂直
探触子81における超音波探傷径路を示したものであ
る。垂直探触子81から発振された超音波ビーム(縦
波)はメンブレンバー溶接部入射用シュー83を通過し
た後、メンブレンバー溶接部上のO点で水壁中に入射
し、その後水壁管外表面C点で反射した際モード変換に
より発生する横波がZ点に至る。Z点に炉外腐食疲労欠
陥6aが存在する場合は前記横波超音波は炉外側腐食疲
労欠陥6aで反射され、前記径路の逆を通って垂直探触
子81に戻り、マルチチャンネル超音波探傷器80で欠
陥反射エコーとして観察される。
【0051】図5に本発明の第3の実施例を示す。これ
は上記図3に示したプローブB82を、垂直探触子81
と斜角探触子58の位置を互いに逆にしたプローブC8
5と組み合わせたものであり、炉内側からの1回の探傷
操作で炉内外に発生する腐食疲労欠陥を同時に、管の両
側から探傷するようにし、探傷精度の向上を図ったもの
である。
【0052】次に、前記図3に示した超音波探傷装置に
より、炉外側腐食疲労欠陥6aの欠陥高さの定量化を行
なう場合について説明する。
【0053】炉外側腐食疲労欠陥6aの高さの定量化を
行なう際には、まずメンブレンバー溶接部入射用シュー
83と垂直探触子81を一定の角度に固定して水壁管4
の管軸方向に粗探傷を行ない欠陥を検出する。次に欠陥
検出位置にプローブB82のメンブレンバー溶接部入射
用シュー83と垂直探触子81を合わせ、超音波入射角
度を変化させながらコーナエコー及び端部エコーがピー
クとなる超音波ビーム路程距離を求め、(1)式により
欠陥高さを求める。超音波入射角度を変化させ、欠陥端
部に対する超音波入射角を、欠陥コーナ部に対する超音
波入射角にできるだけ近い角度に保持しながら端部エコ
ーのピークを求める事により、欠陥高さの定量化に伴う
誤差を少なくすることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、従来不可能であった最
も腐食疲労欠陥の発生が激しい部位の検査が可能となる
為、検査可能範囲拡大による検査信頼性の向上を図るこ
とができ、さらに全ての検査部位を炉内側から検査する
事が可能となる為、付帯作業(3K作業)の大幅な削減
による検査期間の短縮及び検査費用の削減を図ることが
できる。本発明によれば、また、従来不可能であった最
も腐食疲労欠陥の発生が激しい部位の欠陥高さの定量化
を精度良く行なう事が可能となる。そして、正確な亀裂
進展性予測を行なう事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明による水壁管内面欠陥検査法の超音波径
路の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明による水壁管内面欠陥検査法の超音波径
路の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】管単体テストピースでの探傷実験の説明図であ
る。
【図7】SV波による管単体テストピースでの探傷実験
結果である。
【図8】水壁形状での探触子接近限界の説明図である。
【図9】SH波による管単体テストピースでの探傷実験
結果である。
【図10】SV波とSH波の振動模式の違いによる反射
エコーの違いについての説明図である。
【図11】SH波による管単体テストピースでの探傷実
験結果である。
【図12】フィラプレートが取り付けられている場合の
超音波径路説明図である。
【図13】縦波をメンブレンバー溶接部から入射させる
場合の超音波径路説明図である。
【図14】縦波メンブレンバー溶接部入射による水壁形
状テストピースでの探傷実験結果である。
【図15】端部エコーの説明図である。
【図16】端部エコーの出現状況の説明図である。
【図17】端部エコーを用いた欠陥高さ定量化の説明図
である。
【図18】水壁形状における探傷経路の説明図である。
【図19】水壁形状における探傷経路の説明図である。
【図20】腐食疲労欠陥発生部位の説明図である。
【図21】腐食疲労欠陥発生状況の説明図である。
【図22】放射線透過検査の説明図である。
【図23】漏洩磁束法検査の説明図である。
【図24】漏洩磁束法検査の検量線例である。
【図25】従来の超音波探傷検査の説明図である。
【図26】従来の超音波探傷検査の説明図である。
【図27】従来の超音波探傷検査の説明図である。
【図28】スキップの定義説明図である。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 火炉 3 水壁 4 水壁管 4a 水壁管炉内側面 4b 水壁
管炉外側面 5 付着金物 6 腐食疲
労欠陥 6a 炉外側腐食疲労欠陥 6b 炉内
側腐食疲労欠陥 7 メンブレンバー 8 線源 9 フィルム 10 漏洩
磁束検出センサ 11 磁化装置 12 励磁
装置 13 信号処理装置 14 表示
装置 15 記録装置 21 超音
波探触子 22a 欠陥からの反射波 22b 管
内面からの反射波 23 水 24 0.
5スキップ点 25 1スキップ点 26 1.
5スキップ点 27 2スキップ点 28 0.
5スキップ距離 29 1スキップ距離 30 1.
5スキップ距離 31 2スキップ距離 40 斜角
探触子 41 平板 42 底面
開口欠陥 43 底面開口欠陥の端部 44 底面
開口欠陥のコーナ部 45 端部エコー 45A 端
部エコーのピーク 46 コーナエコー 46A コ
ーナエコーのピーク 47 端部エコーの超音波ビーム路程距離 47A 端部エコーがピークの点での超音波ビーム路程
距離 48 コーナエコーの超音波ビーム路程距離 48A コーナエコーがピークの点での超音波ビーム路
程距離 49 端部エコーとコーナエコーの間隔 50 管単体テストピース 51,51
a〜51g 模擬欠陥 52 SV波探触子 53 水壁
形状テストピース 54 フィラプレート 55 フィ
ラプレート溶接部 56 メンブレンバー溶接部入射用シュー 57 SH
波探触子 58 斜角探触子 59 垂直
探触子 60 プローブA 61 探傷
実施に必要な探傷位置 62 超音波探傷器 63 探触
子の屈折角 70 当初予想した超短波経路 71 欠陥
からの反射エコー 72 妨害エコー 73 超音
波経路 74 縦波 75 横波 80 マルチチャンネル超音波探傷器 81 垂直
探触子 82 プローブB 83 メンブレンバー溶接部入射用シュー 84 探触子支持金具 85 プロ
ーブC 86 超音波経路C 87 超音
波経路D 88 超音波経路A 89 超音
波経路B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洲崎 吉範 広島県呉市三条2丁目4番10号 株式会社 シーエックスアール内 (72)発明者 豊岡 康雄 広島県呉市宝町5番3号 バブ日立エンジ ニアリング株式会社内 (72)発明者 松本 曜明 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 折本 学 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉の壁面を構成する水壁管内面の欠陥を
    超音波を用いて非破壊的に検査する水壁管内面欠陥検査
    方法において、炉内側の水壁管表面から、探触子により
    SH波超音波を入射し、水壁管内面及び超音波入射点に
    対向する炉外側水壁管外面でSH波超音波を反射させ、
    炉外側の水壁管内面の欠陥を検出することを特徴とする
    水壁管内面欠陥検査方法。
  2. 【請求項2】 付着金物が炉外側に溶接された水壁管と
    メンブレンバーで構成されるボイラ水壁の水壁管内面の
    欠陥を超音波を用いて非破壊的に検査する水壁管内面欠
    陥検査方法において、水壁管とメンブレンバーの炉内側
    の溶接部表面から探触子によりシューを介して縦波超音
    波を入射し、入射した縦波超音波を、超音波入射点に対
    向する位置の、水壁管と前記付着金物の溶接部を避け
    た、限定した範囲の炉外側水壁管外面で反射させ、反射
    時のモード変換により横波超音波を発生させ、この横波
    超音波を利用して炉外側の水壁管内面の欠陥を検出する
    ことを特徴とする水壁管内面欠陥検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の水壁管内面欠陥検査方
    法において、水壁管とメンブレンバーの溶接部表面から
    入射する縦波超音波の入射角度を調整しながら検出した
    欠陥のコーナエコーのピークの時の超音波ビーム路程距
    離と、該欠陥端部のエコーのピークの時の超音波ビーム
    路程距離とから、欠陥の高さを定量化することを特徴と
    する水壁管内面欠陥検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の水壁管内面欠陥検査方法
    において、水壁管とメンブレンバーの溶接部表面から縦
    波超音波を入射させる為の前記シューの探触子と接する
    面と、ボイラ水壁の中心面がなすシュー角度を調整し、
    欠陥からのコーナエコーのピークを得たシュー角度を基
    準位置とし、この基準位置からシュー角度が増減するよ
    うに前記シューを回転操作して欠陥からの端部エコーを
    検出することを特徴とする水壁管内面欠陥検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1及び2に記載の水壁管内面欠陥
    検査方法のうちの少なくとも一方を実施する超音波検査
    手段と、炉内側の水壁管内面の欠陥を超音波を用いて検
    査する超音波検査手段を組み合わせ、1回の探傷操作で
    水壁管内面の炉内側及び炉外側を同時に検査するように
    構成したことを特徴とする水壁管内面欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の水壁管内面欠陥検査装置
    を少なくとも2つ組み合わせ、1回の探傷操作で水壁管
    内面の炉内側及び炉外側の欠陥を同時に、管の炉内の両
    側から検査するように構成したことを特徴とする水壁管
    内面欠陥検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の水壁管内面欠陥
    検査装置において、SH波超音波を発する探触子を水壁
    管周方向へ管表面に沿って動かす揺動機構とメンブレン
    バー溶接部入射用のシューを水壁管の管軸と平行な回転
    軸の周りに回転させる回転機構のうちの少なくとも1つ
    を備え、炉外側水壁管内面への超音波到達点を変化させ
    るように構成したことを特徴とする水壁管内面欠陥検査
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400681B1 (ko) * 2000-03-29 2003-10-08 주식회사 에스알에스텍 관의 부식 및 잔여수명 측정장치
JP2006284578A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 General Electric Co <Ge> 超音波走査データを用いて物体を検査する方法およびシステム
JP2008232622A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ryoden Shonan Electronics Kk 超音波探傷装置及び超音波探傷プログラム

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