JPH10332904A - レンチキュラーレンズシート及びその製造方法 - Google Patents
レンチキュラーレンズシート及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH10332904A JPH10332904A JP9145394A JP14539497A JPH10332904A JP H10332904 A JPH10332904 A JP H10332904A JP 9145394 A JP9145394 A JP 9145394A JP 14539497 A JP14539497 A JP 14539497A JP H10332904 A JPH10332904 A JP H10332904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- lenticular lens
- cutting
- cylinder
- mold
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】配光角が広く、かつ光の利用効率の高いレンチ
シート及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】複数のシリンドリカルレンズを並設してな
るレンチキュラーレンズシートにおいて、シリンドリカ
ルレンズ間の境界部が平坦な面であることを特徴とする
レンチキュラーレンズシート、及び、この様なレンチキ
ュラーレンズシートを作製するため、所望のレンズ形状
のバイトで、シリンドリカルレンズ間の境界部の平坦な
面を残して、シリンダー表面を間欠送りで切削した複製
型を使用することを特徴とするレンチキュラーレンズの
製造方法。
シート及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】複数のシリンドリカルレンズを並設してな
るレンチキュラーレンズシートにおいて、シリンドリカ
ルレンズ間の境界部が平坦な面であることを特徴とする
レンチキュラーレンズシート、及び、この様なレンチキ
ュラーレンズシートを作製するため、所望のレンズ形状
のバイトで、シリンドリカルレンズ間の境界部の平坦な
面を残して、シリンダー表面を間欠送りで切削した複製
型を使用することを特徴とするレンチキュラーレンズの
製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンチキュラーレン
ズシート(以下レンチシートと略記する。)のレンズ形
状及びその製造方法に関するものである。
ズシート(以下レンチシートと略記する。)のレンズ形
状及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のシリンドリカルレンズから構成さ
れるレンチシートはプロジェクションタイプのテレビ用
スクリーン等の光学部品として用いられる。レンチシー
トを作製する方法として以下のような工程がとられる。 1)図1に示す様に、金属のメッキが施されたシリンダ
ー等の被切削面(2)を、旋盤で所望のシリンドリカル
レンズ断面形状を有するバイト(1)を用いて、複製型
として必要な幅、大きさ分切削する。 2)上記の切削済み被切削面(2)に表面処理をし、複
製型として使用可能にする。 3)シリンダー状のまま、もしくは上記複製型をメッキ
とシリンダーの境界面から剥がし平面にした物を複製型
(6)として使用し、公知のプレス法、キャスティング
法、または放射線硬化樹脂を使用する方法などでレンチ
キュラーレンズシートを作製する。
れるレンチシートはプロジェクションタイプのテレビ用
スクリーン等の光学部品として用いられる。レンチシー
トを作製する方法として以下のような工程がとられる。 1)図1に示す様に、金属のメッキが施されたシリンダ
ー等の被切削面(2)を、旋盤で所望のシリンドリカル
レンズ断面形状を有するバイト(1)を用いて、複製型
として必要な幅、大きさ分切削する。 2)上記の切削済み被切削面(2)に表面処理をし、複
製型として使用可能にする。 3)シリンダー状のまま、もしくは上記複製型をメッキ
とシリンダーの境界面から剥がし平面にした物を複製型
(6)として使用し、公知のプレス法、キャスティング
法、または放射線硬化樹脂を使用する方法などでレンチ
キュラーレンズシートを作製する。
【0003】すべてのレンチシートにおいて、上記の
1)の工程で切削される形状が母型となっていることか
ら、それにより光学特性が大きく左右されることが分か
る。
1)の工程で切削される形状が母型となっていることか
ら、それにより光学特性が大きく左右されることが分か
る。
【0004】従来の方法では上記の切削の行程におい
て、図1の様に半円状のシリンドリカルレンズの形状を
隙間無く切削していくため、残った部分は鋭く尖った山
状になる。配光角を大きくする場合、シリンドリカルレ
ンズ断面形状の曲率半径を小さくする必要があるが、そ
の切削時の残った山の頂点の角度がある程度以上小さく
なった場合、図2の様に隣接した部分の切削時に山が傾
き、所望のシリンドリカルレンズ形状のレンチシートが
作製できないという問題点があった。
て、図1の様に半円状のシリンドリカルレンズの形状を
隙間無く切削していくため、残った部分は鋭く尖った山
状になる。配光角を大きくする場合、シリンドリカルレ
ンズ断面形状の曲率半径を小さくする必要があるが、そ
の切削時の残った山の頂点の角度がある程度以上小さく
なった場合、図2の様に隣接した部分の切削時に山が傾
き、所望のシリンドリカルレンズ形状のレンチシートが
作製できないという問題点があった。
【0005】そこで、山の頂点の角度が小さくならない
ような設計を行っていたが、その場合、シリンドリカル
レンズの配光角が大きくならず、結果的に視野角の広い
プロジェクションテレビ用スクリーンを作製することが
困難であった。
ような設計を行っていたが、その場合、シリンドリカル
レンズの配光角が大きくならず、結果的に視野角の広い
プロジェクションテレビ用スクリーンを作製することが
困難であった。
【0006】レンチシートで大きい配光角を得られない
場合、拡散層を設けたり、レンチシートに拡散材を混入
ことによって配光角を広くする方法が一般的に用いられ
るが、その場合、拡散層の拡散材の吸収、反射等によ
り、光の利用効率が低下し、特にスクリーンの場合、暗
くなってしまうという問題点があった。
場合、拡散層を設けたり、レンチシートに拡散材を混入
ことによって配光角を広くする方法が一般的に用いられ
るが、その場合、拡散層の拡散材の吸収、反射等によ
り、光の利用効率が低下し、特にスクリーンの場合、暗
くなってしまうという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記の様な切削の不良防止のために配光角
が大きく出来ないといった問題であり、また、それをカ
バーするために光の利用効率が低下し暗くなるという問
題である。この両方が解決された、配光角が広く、かつ
光の利用効率の高いレンチシート及びその製造方法を提
供することを目的とする。
する課題は、上記の様な切削の不良防止のために配光角
が大きく出来ないといった問題であり、また、それをカ
バーするために光の利用効率が低下し暗くなるという問
題である。この両方が解決された、配光角が広く、かつ
光の利用効率の高いレンチシート及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、まず請求項1に記載の発明においては、複数
のシリンドリカルレンズを並設してなるレンチキュラー
レンズシートにおいて、シリンドリカルレンズ間の境界
部が平坦な面であることを特徴とするレンチキュラーレ
ンズシート、としたものである。また、請求項2に記載
の発明においては、請求項1に記載のシリンドリカルレ
ンズを少なくとも片面に使用したレンチキュラーレンズ
シート、としたものである。さらにまた、請求項3に記
載の発明においては、請求項1、2に記載のレンチキュ
ラーレンズシートを製造するため、所望のレンズ形状の
バイトで、シリンドリカルレンズ間の境界部の平坦な面
を残して、シリンダー表面を間欠送りで切削した複製型
を使用することを特徴とするレンチキュラーレンズの製
造方法、としたものである。即ち、図3で示す様に金型
作製時にレンチシートのシリンドリカルレンズ間の境界
部、つまり切削された金型の山の頂点部分に平坦な面
(H)を設け、山の部分の強度を増すことにより、切削
時の山の傾きを防ぐものである。本発明の方法により、
従来より金型の山の頂点の角度が小さい金型を作製する
ことが出来る。
するため、まず請求項1に記載の発明においては、複数
のシリンドリカルレンズを並設してなるレンチキュラー
レンズシートにおいて、シリンドリカルレンズ間の境界
部が平坦な面であることを特徴とするレンチキュラーレ
ンズシート、としたものである。また、請求項2に記載
の発明においては、請求項1に記載のシリンドリカルレ
ンズを少なくとも片面に使用したレンチキュラーレンズ
シート、としたものである。さらにまた、請求項3に記
載の発明においては、請求項1、2に記載のレンチキュ
ラーレンズシートを製造するため、所望のレンズ形状の
バイトで、シリンドリカルレンズ間の境界部の平坦な面
を残して、シリンダー表面を間欠送りで切削した複製型
を使用することを特徴とするレンチキュラーレンズの製
造方法、としたものである。即ち、図3で示す様に金型
作製時にレンチシートのシリンドリカルレンズ間の境界
部、つまり切削された金型の山の頂点部分に平坦な面
(H)を設け、山の部分の強度を増すことにより、切削
時の山の傾きを防ぐものである。本発明の方法により、
従来より金型の山の頂点の角度が小さい金型を作製する
ことが出来る。
【0009】それを元にしてレンチシートを作製するこ
とにより、従来より曲率半径の小さい、配光角の大きい
レンチシートを得ることが出来る。
とにより、従来より曲率半径の小さい、配光角の大きい
レンチシートを得ることが出来る。
【0010】実際には平坦な面(H)があるため、その
部分の光は利用されないので、拡げられた光の強度は低
下する。しかしながら、従来光を拡げるために使用して
いた拡散材若しくは拡散層(5)を減らすことが可能で
あるので、それによる光の利用効率の向上分以下に平坦
な面(H)のレンズに対する割合を設定することによ
り、従来より光の利用効率の良い、明るいスクリーンと
することが出来る。
部分の光は利用されないので、拡げられた光の強度は低
下する。しかしながら、従来光を拡げるために使用して
いた拡散材若しくは拡散層(5)を減らすことが可能で
あるので、それによる光の利用効率の向上分以下に平坦
な面(H)のレンズに対する割合を設定することによ
り、従来より光の利用効率の良い、明るいスクリーンと
することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を説明す
る。
る。
【0012】切削用のシリンダーとして鉄製シリンダー
にニッケルメッキを施し、その上に更に銅メッキをした
物を準備する。
にニッケルメッキを施し、その上に更に銅メッキをした
物を準備する。
【0013】上記シリンダーの銅メッキ面(2)を専用
の旋盤で、所望の形状を有するバイト(1)で切削加工
する。
の旋盤で、所望の形状を有するバイト(1)で切削加工
する。
【0014】この時使用するバイトは、従来の切削方法
では切削の困難であった、曲率半径(r)が小さいもの
を使用する。
では切削の困難であった、曲率半径(r)が小さいもの
を使用する。
【0015】シリンダー1周分(1つのシリンドリカル
レンズ分)を切削終了したら、図3の様に次の切削開始
点とは少し間が空くように旋盤の制御系を設定する。
レンズ分)を切削終了したら、図3の様に次の切削開始
点とは少し間が空くように旋盤の制御系を設定する。
【0016】前述した様に過度に間隔を空け、平坦な面
(H)を大きく設けると効率が低下するので、大きくて
もレンズピッチに対して10%以下の幅が好ましい。
(H)を大きく設けると効率が低下するので、大きくて
もレンズピッチに対して10%以下の幅が好ましい。
【0017】上記の条件で切削した金型上に金属のメッ
キ等の表面処理を施し、複製型(6)として使用可能に
する。
キ等の表面処理を施し、複製型(6)として使用可能に
する。
【0018】このシリンダーロールをそのまま、もしく
は、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、切削し表面処
理をした部分を剥がして板状にし、複製型(6)として
使用する。
は、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、切削し表面処
理をした部分を剥がして板状にし、複製型(6)として
使用する。
【0019】複製型(6)からの複製には公知の熱圧エ
ンボス成型(図4)、キャスティング成型(図6)、放
射線硬化性樹脂(3a)を使用する方法(図5)等を用
い、目的とするレンチシートを得る。
ンボス成型(図4)、キャスティング成型(図6)、放
射線硬化性樹脂(3a)を使用する方法(図5)等を用
い、目的とするレンチシートを得る。
【0020】作製された個々のシリンドリカルレンズは
曲率半径(r)の小さい、配光角が大きいものとなって
いる。
曲率半径(r)の小さい、配光角が大きいものとなって
いる。
【0021】また、配光角が大きいため、プロジェクシ
ョンテレビのスクリーンとして使用する時も従来より拡
散度の低い、透過率の高い物が使用でき、結果的に明る
いスクリーンが作製できる。
ョンテレビのスクリーンとして使用する時も従来より拡
散度の低い、透過率の高い物が使用でき、結果的に明る
いスクリーンが作製できる。
【0022】また、コントラスト向上のためスクリーン
の場合にはカーボンの粒子やその他の顔料によるブラッ
クストライプ(4)を図7の様にシリンドリカルレンズ
と平行に設けても良い。
の場合にはカーボンの粒子やその他の顔料によるブラッ
クストライプ(4)を図7の様にシリンドリカルレンズ
と平行に設けても良い。
【0023】また、上述した方法で作製した複製型を使
用して、公知の熱圧エンボス成型、押し出し(キャステ
ィング)成型、放射線硬化性樹脂を使用する方法等を用
い、両面にシリンドリカルレンズを形成したレンチシー
ト(3)を作製することも可能である。
用して、公知の熱圧エンボス成型、押し出し(キャステ
ィング)成型、放射線硬化性樹脂を使用する方法等を用
い、両面にシリンドリカルレンズを形成したレンチシー
ト(3)を作製することも可能である。
【0024】〈実施例1〉切削用のシリンダーとして鉄
製シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅
メッキを100mm形成し、円周が約1mになった物を
準備した。
製シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅
メッキを100mm形成し、円周が約1mになった物を
準備した。
【0025】上記シリンダーの銅メッキ面を、先端が円
形(r=0.122mm)のバイトでシリンドリカルレ
ンズの部分が幅0.24mmになり、また間接送りによ
りシリンドリカルレンズ間の平坦面が0.01mmにな
る様に、専用の旋盤で幅1mにわたり切削加工した。
(尚、上記のバイトを用いて密に切削した場合、切削残
りの山の部分の角度は、10度になる。)
形(r=0.122mm)のバイトでシリンドリカルレ
ンズの部分が幅0.24mmになり、また間接送りによ
りシリンドリカルレンズ間の平坦面が0.01mmにな
る様に、専用の旋盤で幅1mにわたり切削加工した。
(尚、上記のバイトを用いて密に切削した場合、切削残
りの山の部分の角度は、10度になる。)
【0026】上記の条件で切削したシリンダー上に無電
解ニッケルメッキを2ミクロン施し、複製型として使用
可能にした後、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、剥
がして板状にし、複製型とした。
解ニッケルメッキを2ミクロン施し、複製型として使用
可能にした後、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、剥
がして板状にし、複製型とした。
【0027】この複製型を使用し、アクリル板(三菱レ
ーヨン製アクリライト、1m角、5mm厚)に温度13
0度、圧力20kgf/cm2 で1時間程度熱圧エンボス成型
をすることによって、目的とするレンチシートを得た。
ーヨン製アクリライト、1m角、5mm厚)に温度13
0度、圧力20kgf/cm2 で1時間程度熱圧エンボス成型
をすることによって、目的とするレンチシートを得た。
【0028】配光角を測定した結果、最大で68ー69
度という値を得た。
度という値を得た。
【0029】上記のレンチシートでリアプロジェクショ
ン用スクリーンを作製したところ、従来視野角をそこま
で拡げるのに必要であった拡散層が殆ど不要になり、拡
散層の役目はホットバー対策のみになった。その結果、
同視野角特性の物を作製して比較すると、20%程度正
面輝度が向上した。
ン用スクリーンを作製したところ、従来視野角をそこま
で拡げるのに必要であった拡散層が殆ど不要になり、拡
散層の役目はホットバー対策のみになった。その結果、
同視野角特性の物を作製して比較すると、20%程度正
面輝度が向上した。
【0030】〈実施例2〉切削用のシリンダーとして鉄
製シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅
メッキを50mm形成し、円周が約0.5mになった物
を2本準備した。
製シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅
メッキを50mm形成し、円周が約0.5mになった物
を2本準備した。
【0031】上記シリンダーの銅メッキ面を、先端が円
形(r=0.052mm)のバイトでシリンドリカルレ
ンズの部分が幅0.1mmになり、また間接送りにより
シリンドリカルレンズ間の平滑部が0.01mmになる
様に、専用の旋盤で幅1mにわたり2本とも切削加工し
た。(尚、上記のバイトを用いて密に切削した場合、切
削残りの山の部分の角度は、15度になる。)
形(r=0.052mm)のバイトでシリンドリカルレ
ンズの部分が幅0.1mmになり、また間接送りにより
シリンドリカルレンズ間の平滑部が0.01mmになる
様に、専用の旋盤で幅1mにわたり2本とも切削加工し
た。(尚、上記のバイトを用いて密に切削した場合、切
削残りの山の部分の角度は、15度になる。)
【0032】上記の条件で切削した2本のシリンダー上
に無電解ニッケルメッキを2ミクロン施し、シリンダー
型の複製型(6b)として使用可能にした。
に無電解ニッケルメッキを2ミクロン施し、シリンダー
型の複製型(6b)として使用可能にした。
【0033】押し出し成型機の冷却ロールとして、塩化
ビニル樹脂を150度程度に加熱溶融したものに対し、
上記複製型を2本、位置合わせ後使用することにより、
両面にシリンドリカルレンズを有するレンチシートが作
製できた。
ビニル樹脂を150度程度に加熱溶融したものに対し、
上記複製型を2本、位置合わせ後使用することにより、
両面にシリンドリカルレンズを有するレンチシートが作
製できた。
【0034】〈比較例〉切削用のシリンダーとして鉄製
シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅メ
ッキを100mm形成し、円周が約1mになった物を準
備した。
シリンダーにニッケルメッキを施し、その上に更に銅メ
ッキを100mm形成し、円周が約1mになった物を準
備した。
【0035】上記シリンダーの銅メッキ面を、先端が円
形(r=0.122mm)の前述のバイトでシリンドリ
カルレンズの部分が幅0.24mmになるよう幅1mに
わたり平坦な面が無く密に切削加工した。
形(r=0.122mm)の前述のバイトでシリンドリ
カルレンズの部分が幅0.24mmになるよう幅1mに
わたり平坦な面が無く密に切削加工した。
【0036】上記の条件で切削したシリンダー上に無電
解ニッケルメッキを2ミクロン施し、複製型として使用
可能にした後、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、剥
がして板状にし、複製型とした。
解ニッケルメッキを2ミクロン施し、複製型として使用
可能にした後、銅メッキ下のニッケルメッキ面から、剥
がして板状にし、複製型とした。
【0037】この複製型を使用し、アクリル板(三菱レ
ーヨン製アクリライト、1m角、5mm厚)に温度15
0度、圧力20kgf/cm2 で1時間程度エンボス成型をす
ることによって、レンチシートを得た。成型後剥離する
際、実施例1の時よりかなり力を必要とした。
ーヨン製アクリライト、1m角、5mm厚)に温度15
0度、圧力20kgf/cm2 で1時間程度エンボス成型をす
ることによって、レンチシートを得た。成型後剥離する
際、実施例1の時よりかなり力を必要とした。
【0038】また、配光角を測定した結果、左右で特性
が大きく異なっていた。複製型の断面を観察すると図2
に示す様な傾きによる変形があり、それによって良好な
レンチシートが得られなかった。
が大きく異なっていた。複製型の断面を観察すると図2
に示す様な傾きによる変形があり、それによって良好な
レンチシートが得られなかった。
【0039】
【発明の効果】本発明のレンチシート及びその製造方法
では、従来の方法と比べて曲率半径(r)の小さなバイ
トが使用可能となる。それによってシリンドリカルレン
ズが、従来の物に比して、より配光特性が大きな物とな
り、結果として配光角の大きなレンチシートが作製可能
となった。
では、従来の方法と比べて曲率半径(r)の小さなバイ
トが使用可能となる。それによってシリンドリカルレン
ズが、従来の物に比して、より配光特性が大きな物とな
り、結果として配光角の大きなレンチシートが作製可能
となった。
【0040】
【図1】従来のレンチシート用複製型の切削方法を示す
説明図。
説明図。
【図2】従来の方法で曲率半径の小さいバイトを使用し
て複製型の切削を行った場合の問題点を示す説明図。
て複製型の切削を行った場合の問題点を示す説明図。
【図3】本発明の形状を実現するための複製型の切削方
法を示す説明図。
法を示す説明図。
【図4】複製型から熱圧エンボスによってレンチシート
を作製する本発明のー実施例を示す説明図。
を作製する本発明のー実施例を示す説明図。
【図5】複製型から放射線によってレンチシートを作製
する本発明のー実施例を示す説明図。
する本発明のー実施例を示す説明図。
【図6】複製型からキャスティング成型によってレンチ
シートを作製する本発明のー実施例を示す説明図。
シートを作製する本発明のー実施例を示す説明図。
【図7】レンチシートを用いてリアプロジェクションス
クリーンを作製した場合のー例を示すもので、(a)は
断面で表した説明図で、(b)は平面で表した説明図で
ある。
クリーンを作製した場合のー例を示すもので、(a)は
断面で表した説明図で、(b)は平面で表した説明図で
ある。
1・・・切削用バイト 2・・・被切削面(銅メッキ面) 3・・・レンチシート 3a・・放射線硬化性樹脂 3b・・基材 4・・・ブラックストライプ 5・・・拡散層若しくは拡散板 6・・・複製型 6a・・平面型の複製型 6b・・シリンダー型の複製型 7・・・樹脂加熱溶融部 H・・・平坦な面 S・・・シリンドリカルレンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29D 11/00 B29D 11/00 G02B 5/02 G02B 5/02 A G03B 21/62 G03B 21/62 // B29K 33:04 B29L 11:00
Claims (3)
- 【請求項1】複数のシリンドリカルレンズを並設してな
るレンチキュラーレンズシートにおいて、シリンドリカ
ルレンズ間の境界部が平坦な面であることを特徴とする
レンチキュラーレンズシート。 - 【請求項2】請求項1に記載のシリンドリカルレンズを
少なくとも片面に使用したレンチキュラーレンズシー
ト。 - 【請求項3】請求項1、2に記載のレンチキュラーレン
ズシートを作製するため、所望のレンズ形状のバイト
で、シリンドリカルレンズ間の境界部の平坦な面を残し
て、シリンダー表面を間欠送りで切削した複製型を使用
することを特徴とするレンチキュラーレンズの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145394A JPH10332904A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | レンチキュラーレンズシート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9145394A JPH10332904A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | レンチキュラーレンズシート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332904A true JPH10332904A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15384256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9145394A Pending JPH10332904A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | レンチキュラーレンズシート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332904A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001056505A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-27 | Kuraray Co Ltd | 光学シート |
| JP2014126984A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | セキュリティカード用転写原版、セキュリティカード用転写原版の製造方法、セキュリティカードおよびセキュリティカードの製造方法。 |
| JP2015182198A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 株式会社クラレ | 光学部材製造用金型の製造方法 |
| WO2020149209A1 (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-23 | 日本板硝子株式会社 | 放射角度拡大素子 |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP9145394A patent/JPH10332904A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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