JPH10334043A - 制御及び割り込みラインのマスキングによるpci及びeisaマスタの分離 - Google Patents

制御及び割り込みラインのマスキングによるpci及びeisaマスタの分離

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JPH10334043A
JPH10334043A JP10031922A JP3192298A JPH10334043A JP H10334043 A JPH10334043 A JP H10334043A JP 10031922 A JP10031922 A JP 10031922A JP 3192298 A JP3192298 A JP 3192298A JP H10334043 A JPH10334043 A JP H10334043A
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pci
system management
interrupt
logic
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JP10031922A
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Siamak Tavallaei
シアマック・タヴァラエイ
Daniel S Hull
ダニエル・エス・ハル
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Compaq Computer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来型のホスト・サーバ・システムを改善す
ること。 【解決手段】 システム管理中央(SMC)は、PCI
サイクルをモニタしシステム・エラーの場合にはエラー
信号を生じるロジックを含む。SMCは、また、故障し
た装置に対する要求、付与及び割り込みラインをマスキ
ングすることにより、故障した要素を分離する。更に、
スペア要素が提供される際には、SMCによりそのスペ
アへの動的なスイッチングが可能になる。エラーを検出
しサバイバル及びメンテナンス動作を実行することに加
えて、SMCは、マスタ・ターゲット優先順位の決定を
支持することにより通常動作の間のシステム・パフォー
マンスを強化し、PCIバス(50)などのシステム・
バスのマスタシップのアービトレーションをより効率的
に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、分散型計
算システムのためのサーバとして機能するホスト・コン
ピュータに関する。詳しくは、本発明は、システム管理
者が直接的又は遠隔的にアクセスすることができ、シス
テム管理者がコスト・システムへコマンドを入力しホス
ト・システムの動作を見ることを可能にする診断用サブ
システムに関する。更に詳しくは、本発明は、ホスト・
サーバをエラーに関してモニタし、それに応答して、警
告の発生、エラー診断、そしてある場合には、エラー条
件を制限又は最小化してこの分散型計算システムの継続
的な動作を可能にする訂正作用を含む適切な措置を講じ
る、ホスト・サーバのための診断用サブシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】分散型計算システム(又は、コンピュー
タ・ネットワーク)は、一般に、広く知られている。こ
のようなシステムによれば、ネットワーク内の多数のコ
ンピュータ・ワークステーションにロードされているア
プリケーション・プログラムの間での通信が可能にな
る。分散型計算システムには多くのタイプがあり、その
通信能力の地理的な範囲によって通常は分類される。分
散型計算システムの地理的広がりを分類するのに用いら
れる用語のいくつかを挙げると、例えば、ローカル・エ
リア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリ
ア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネット
ワーク(WAN)などがある。
【0003】LANなどのコンピュータ・ネットワーク
・システムは、ビジネスにおいてデータを記憶し共有す
るための最も重要なデバイスの1つになっている。従っ
て、コンピュータ・ネットワークは、ビジネス・オフィ
スにおける最も重要な装備の1つである。コンピュータ
・ネットワーク内での故障は、ビジネスでの業務を停止
させてしまうことがあり得る。コンピュータ・ネットワ
ークは、典型的には、情報交換のために相互に接続され
た複数のパーソナル・コンピュータとそれ以外のデータ
処理装置とから構成される。コンピュータ・ネットワー
クの心臓部には、1つ又は複数のファイル・サーバがあ
る。ほとんどのコンピュータ・ネットワークでは、ファ
イル・サーバが、そのシステム内のそれぞれのパーソナ
ル・コンピュータ(PC)によって作成される文書(ド
キュメント)を管理し記憶する責任を負っている。ネッ
トワークを管理することに加えて、ファイル・サーバ
は、好ましくは、そのコンピュータ・ネットワーク内の
故障をモニタする能力を有している。故障又はセキュリ
ティ違反が検出されると、ファイル・サーバは、故障の
警告を提供し、ある場合には、診断動作を提供すること
もあり、更には、訂正措置を実現させることもある。
【0004】ファイル・サーバは、コンピュータ・ネッ
トワーク内で生じるデータの多くを記憶する責任を負っ
ているという事実により、大きな記憶容量を有している
のが典型的である。この大容量記憶装置は、典型的に
は、ディスク・サブシステム又はディスク・アレーにお
いて実現される。ディスク・アレーに記憶されたデータ
の保全性(インテグリティ、integrity)を維持するた
めに、安価なディスクから成る冗長なアレー(redundan
t array of inexpensive disk = RAID)保護を提供し
て、サーバ又はネットワークのシステム・エラーの際の
データの損失を回避するのが通常である。典型的には、
SCSIハード・ディスクを用いて、複数のハード・ド
ライブが単一のインターフェース・コネクタに結びつけ
ることを可能にしている。
【0005】ネットワーク・インターフェース・コント
ローラ(NIC)カードが、サーバを1又は複数のコン
ピュータ・ネットワークに結合するのに用いられるのが
通常である。SCSIハード・ディスクとネットワーク
・インターフェース・コントローラ(NIC)との両方
が、サーバ・システム・ボードにおけるスロット又はコ
ネクタに接続する。サーバ・システム・ボードは、NI
Cカードなどの外部カードを受け取るコネクタを含む。
EISAやPCIなどの他のバス拡張スロットをサーバ
・システム・ボード上に提供して、これらの特定のバス
標準のために設計された周辺装置を受け入れることもで
きる。
【0006】ファイル又はデータは、サーバ内のホスト
処理システムによって保持される。サーバは、サーバに
よって記憶されているファイルへの高速アクセスをワー
クステーションに提供するように設計されている。従っ
て、ファイル・サーバは、オペレーティング・システム
・プログラム(普及しているオペレーティング・システ
ムは、例えば、WINDOWS NT(登録商標、以下省略)や N
ETWARE(登録商標、以下省略)など)に応答して、ファ
イルを編成(組織化)するだけでなく、更に、ファイル
・セキュリティ、ファイル・バックアップ、それ以外の
ファイル管理の特徴などを維持する。サーバ内のホスト
機能を維持することから生じる重要な側面の1つに、遠
隔のサイトからホストを管理する能力、更には、ネット
ワークから離れたサイトからホストを管理することがで
きる能力がある。最近では、事業所において用いられる
サーバの数が確実に増加してきている。単一の場所にあ
る集中化されたメイン・フレーム・コンピュータを用い
るのではなく、複数のサーバが、ある1つの事業所内の
それぞれの場所に配置されることも増えている。典型的
には、企業が、すべてのファイル・サーバを管理する責
任を有する個人又は部門をおいている。ほとんどではな
いにしても多くの場合において、このような管理者又は
管理部門は、物理的には、例えば、その企業の本部な
ど、1つの場所に存在している。従って、それぞれのサ
ーバは、遠隔的に維持管理されるか、そうでない場合に
は、担当者が遠隔地のオフィスに派遣されてオンサイト
の管理を行わなければならない。
【0007】一般的なサーバ・ホスト・システムの例
が、図1に図解されている。図1に一般的に示されてい
るように、1つ又は複数のホスト・プロセッサが、シス
テム・バスに結合されている。ホスト・メモリは、メモ
リ制御(コントローラ)ユニットを介してシステムに結
合している。これに対して、システム・バスもまた、シ
ステム・バスをPCIバスにインターフェースするPC
Iブリッジに結合している。種々のPCI周辺機器が、
PCIバス上に存在し得る。PCI・EISA間バス・
ブリッジは、典型的には、PCIバスをEISAバスに
結合する。種々のEISA周辺機器が、EISAバスに
結合し得る。更に、図1に示されているように、API
Cバスが、ホスト・システム・プロセッサとPCI・E
ISA間バス・ブリッジとの間を直接に結合し得る。他
の周辺機器をシステム・バスに結合することもできる。
サーバをPCに接続するためのネットワーク・インター
フェース・カード(NIC)が、PCIバス又はEIS
Aバスに結合し得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】多くのオペレーティン
グ・システムが、遠隔のサイトからのホストへのアクセ
スを許容し、「仮想端末」(virtual terminal)と称す
る。仮想端末は、ホストに物理的に接続されていない
が、ホストの動作のあるものの遠隔的な制御を可能にす
る。コンパック・コンピュータ・コーポレーションから
入手可能なコンパック・サーバ・マネジャ(Compaq Ser
ver Manager)及びコンパック・インサイト・マネジャ
(Compaq Insight Manager)(共に登録商標、以下省
略)などの製品は、分散型サーバのネットワークの管理
に関する問題にいくつかを、単一の遠隔的なサイトから
処理することを試みている。これらの製品によれば、管
理者は、遠隔のサーバの故障を告知され遠隔のサイトか
らそのサーバをリセットしそのサーバ・コンソール上に
与えられる情報のあるものにアクセスすることが可能に
なる。コンパックのインサイト・マネジャは、エラーに
関するローカル及び遠隔的な告知だけでなくファイル・
サーバの遠隔的なメンテナンス(保守)を可能にする。
更に、インサイト・マネジャによれば、遠隔の場所か
ら、又は、ネットワーク上の任意のシステムから、ファ
イル・サーバをリブートすることが可能になる。インサ
イト・マネジャは、また、サーバ・システムのコンフィ
ギュレーションの状態を解析しシステム・ファームウェ
アを更新する診断能力を含む制御手段を提供する。イン
サイト・マネジャは、ネットワークにおけるそれぞれの
クライアントからのデータだけでなく、サーバ・データ
を収集しモニタする。更に、インサイト・マネジャは、
サーバがシステム・パラメータをモニタしエラーが生じ
たときにはネットワーク管理者に警告することを可能に
するユーザの定義によるスレショルドを設定する能力を
含む。警告又は故障の場合の告知は、スクリーン・メッ
セージ、ページャ、電子メール、ファックス、SNMP
などを含む多くの可能性のある方法で送られる。
【0009】特にサーバのネットワーク内の1又は複数
のサーバをリセットするのに必要な機能を含むサーバ機
能のあるものの遠隔的な制御ができることは、明らかに
好ましい。サーバの故障によって生じるダウン時間は、
分散型のコンピュータ・システムを動作させる際に最も
費用のかかる時間である。サーバ・ホストの「クラッシ
ュ」と称されることも多いサーバ故障の原因は、多数あ
る。サーバのクラッシュの原因となるのは、サーバのハ
ードウェア、サーバのオペレーティング・システム、又
はサーバ上で動いているアプリケーション・プログラム
に関連する任意の数の誤動作又は設計上の過ちがあり得
る。サーバがクラッシュすると、ファイル・アクセスが
多くの場合失われ、故障の原因が修理されるまで業務記
録へのアクセスが一次的に不能になる。
【0010】サーバから離れた位置にいる管理者が故障
したサーバに関して警告を受けリセットするよりも多く
のことをできるとすれば、真の利益が結果的に生じる。
特に、管理者がサーバ故障の原因を判断することにより
将来の故障をそれが生じる前に防止できれば、効果的で
ある。故障の防止は、それ以上に重要ではないとして
も、クラッシュしてしまったサーバをリセットするのと
同じくらい重要である。
【0011】故障の原因は、サーバがクラッシュしたと
きに、サーバ・コンソール上に表示されるのが一般的で
ある。更には、サーバ・ホスト・ハードウェア又はオペ
レーティング・システム・ソフトウェアの不具合(irre
gularities)は、リセット(又は、「ブート」)の際に
検出することができる。これらの不具合は、管理者が注
意を払わなければ、将来の故障につながりかねない。従
って、サーバ・リセット(又は、故障)の間だけではな
くサーバのリセット/故障に至るまでにも、サーバ・ホ
スト・コンソール上に表示されているものへのアクセス
を得ることは有用である。サーバ故障又はリセットの間
に生じるサーバ・コンソール上に表示されたビデオ・ス
クリーン(更に詳しくは、ビデオ・スクリーンのシーケ
ンス)内の情報は、遠隔地にいる管理者が既存のサーバ
故障又は潜在的な故障を決定する(そして、望ましくは
修理する)のに役立つ。
【0012】サーバのリセット又は故障から結果的に生
じるビデオ・スクリーンは、オペレーティング・システ
ム、システムの基本入出力システム(BIOS)、サー
バ・アプリケーション・プログラム又はそれ以外のシス
テム・ソフトウェアによって、ホスト・サーバ・コンソ
ール上に表示される一連のビデオ・スクリーンの変化を
含む。特に、2つのスクリーン変化シーケンスのキャプ
チャは、サーバ管理者にとって特に興味のあるものであ
る。既存の故障又は将来の故障を修理するためには、管
理者が、リセット後のスクリーン変化のシーケンスだけ
でなくサーバ故障に先立つスクリーン変化のシーケンス
を与えられることが有効である。サーバ・コンソール上
に表示されるサーバ故障スクリーンの例には、それぞれ
のオペレーティング・システムがクラッシュする際にサ
ーバ・コンソール上に現れる、マイクロソフト社のWIND
OWS NTの「ブルー・スクリーン」(blue screen)や、
ノベル社のNETWARE ABENDメッセージなどがある。これ
らのスクリーンは、プロセッサ故障の徴候、システム・
ソフトウェアのルーチン・アドレス、関連するシステム
・メモリの内容などの情報を与える。サーバのリセット
時には、上述のオペレーティング・システムに関連する
パワー・オン・セルフ・テスト(POST)コードが、
典型的には、何らかのシステム診断機能を実行し、検出
された故障に関する情報を、サーバ・コンソール・スク
リーンに表示する。そのようなシーケンスを遠隔の管理
サイトにおいて捕捉し再生することが望ましい。更に、
実行するためにホスト・サーバ・システムに送信し得る
診断問い合わせを遠隔的に生じさせることができる遠隔
的なコンソール・システムを有することが望ましい。従
って、例えば、故障の最も多い原因であるシステム内の
開回路及び短絡回路を検出するテストを実行することが
できる。これらのテストの結果は、遠隔の管理サイトに
中継され得る。
【0013】ホスト・サーバ・システムを遠隔的にモニ
タすることに加え、システム故障の大多数を生き延びる
ことができるホスト・サーバを設定することが効果的で
ある。その趣旨で、故障した要素を検出できシステム動
作における更なる相互作用から分離できれば、効果的で
ある。また、システムにおける故障した要素をシステム
のシャットダウンを要求しないでスペアの要素と動的に
交換できれば、更に効果的である。
【0014】複数のバス・マスタを有するシステムで
は、それぞれのマスタに割り当てられた優先値(priori
ty value)に基づいてバスのマスタシップ(mastershi
p)を与えるのが通常である。従って、2つのバス・マ
スタが同時にバス・マスタシップを要求するときには、
より高い優先値を有するマスタがマスタシップを与えら
れる。バス・マスタの予め与えられている優先値に基づ
いてマスタシップを付与することは、システムを非効率
的に動作させる原因となる。更に、このような態様での
マスタシップ付与は、実行されているトランザクション
のタイプを無視し、更に、ターゲットの相対的な重要度
をも無視する。単なるマスタの相対的な優先順位ではな
いバス・マスタシップ付与のための追加的な規準を検討
し、システムのパフォーマンスを強化することが有効で
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上で概要を述べた課題
は、本発明による遠隔通信システムによって、ほとんど
が解決される。この遠隔通信システムは、サーバ・シス
テムに含むことができる(例えば、サーバ・システム・
ボード上の拡張バスへの接続などにより)システム管理
モジュール(SMM)を含む。好ましくは、SMMは、
PCIバスに接続されているが、SMMは、望むのであ
れば、別の場所にあってもかまわない。SMMは、シス
テム管理プロセッサ(SMP)とシステム管理中央(S
MC)コンソール・ロジックとを含む。SMPとSMC
とは、システム管理(SM)ローカル・バスに接続し、
このバスは、また、VGAコントローラとキーボード・
インターフェース・コントローラとに接続する。SMロ
ーカル・バス上にVGAコントローラを含ませることに
より、管理者又はそれ以外のユーザが、SMMの動作を
反映するビデオ・データを遠隔的にモニタすることが可
能になる。同様にして、SMローカル・バス上にキーボ
ード・インターフェースを含ませることにより、システ
ム管理者又はそれ以外のユーザが、これらの要素に対し
てコマンドを遠隔的に発生することにより、(SMPや
SMCなどの)SMM上の要素に直接的にアクセスする
ことが可能になる。このように、VGAコントローラと
キーボード・インターフェースとをSMMの一部として
構成することにより、管理者が、SMMによって記憶さ
れた情報を収集し、SMMに特定の動作を命じることが
可能になる。更に、これらの要素をSMMに含ませるこ
とにより、ユーザは、遠隔の場所から仮想端末モードで
サーバにアクセスすることが可能になる。
【0016】本発明によるSMCは、好ましくは、PC
Iバスに対して主なアービトレーション・ユニットとし
て動作するバス・アービトレーション及びモニタ・ユニ
ットを含む。従って、PCIバスのマスタシップ要求
は、すべてが、SMMを通過する。このバス・アービト
レーション及びモニタ・ロジックは、システム内の種々
のバス・モニタからバス・マスタシップ要求を受け取
り、何らかの規準に基づいてマスタシップを付与する。
更に、このバス・アービトレーション及びモニタ・ロジ
ックは、バス・マスタの活動をモニタし、バス・マスタ
がマスタシップの付与に対して適切に応答しているかど
うかを判断する。適切な応答がない場合には、バス・ア
ービトレーション及びモニタ・ロジックは、指定された
バス・マスタに対して、バス・マスタシップを再度付与
することを試みる。何回かの再試行でもマスタが成功裏
に実行できない場合には、バス・アービトレーション及
びモニタ・ロジックは、アービトレーション・ユニット
への要求/付与ラインをマスキングし、そのマスタに対
するシステム・プロセッサへの割り込みラインをマスキ
ングすることによって、そのマスタをシステムから分離
する。このように、機能不全のマスタにはバスのマスタ
シップを付与することができず、そのホスト・システム
には割り込みを送信することができない。従って、マス
タは、修理されるまで、又は、システムがリセットされ
るまで、システムから有効に除去される。
【0017】本発明によるSMCは、また、IEEE1
149.1互換のバス・コントローラを含む。このコン
トローラは、ホスト・システムの境界走査(Boundary S
can)テストを実行するのに用いられる。SMPは、S
MCバス・コントローラを制御する。
【0018】本発明によるSMMは、また、メモリ及び
入力/出力空間を再構成してシステムをシャットダウン
させずにスペアの要素に動的に切り換える能力を含む。
システム要素のためのスペアが提供される場合には、最
初のシステム要素が故障しそれによってこのスペアが故
障したシステム要素のアドレスを仮定する場合には、メ
モリ及びI/O空間を動的に再構成する。更に、SMM
は、故障した要素からこの空間にデータをコピーするよ
うに機能する。構成とスイッチングとの間に、SMM
は、(PCIバスなどの)適切なバスをロックして、ス
ペアに切り換えられるまでバス上のすべてのトラフィッ
クを防止する。
【0019】SMCにおける主なアービトレーション・
ロジックは、好ましくは、マスタとターゲットとの組合
せに基づいて、バス・マスタシップを付与する。従っ
て、バス・マスタシップを付与する際には、どれかのサ
イクルに優先順位が与えられる。アービトレーション及
びモニタ・ロジックが、現在のバス・マスタのID(ア
イデンティティ)をトラッキングし続ける。更に、アー
ビトレーション及びモニタ・ロジックは、何らかのマス
タ・ターゲットの組合せに基づいて優先順位を付与する
ようにプログラムすることもできる。従って、SMCア
ービトレーション・ユニットは、バス・マスタシップ要
求を受け取り、更に、意図されたターゲットのアドレス
を求めてモニタする。マスタシップの付与は、そのサイ
クルの要求元と意図されたターゲットとの両方によっ
て、決定される。
【0020】本発明によるSMMは、好ましくは、ホス
ト・システムの状態をモニタするように機能するシステ
ム管理遠隔(SMR)ユニットを含む。SMRユニット
は、IEEE1149.1標準テスト・アクセス・バス
と1又は複数の特別のシリアル割り込みバスとを介し
て、SMCに結合する。SMCユニットとSMRユニッ
トとは、シリアル割り込みバス(グラナイト割り込みバ
ス(GIBUS)及び/又はチップ間割り込みバス(I
CIB))上を、時分割多重化を用いて、送信される。
SMCが割り込み元を識別できない場合には、IEEE
1149.1標準テスト・アクセス・バスを用いて、シ
ステム内のSMRを通信することにより、その割り込み
元を識別する。SMCは、システム故障の際に、いずれ
かの割り込みをマスキングする割り込みルーティング・
ロジックを含む。
【0021】本発明のこれらの及びそれ以外の効果は、
本発明に関する以下の詳細な説明を読むことによって、
当業者には明らかになるはずである。
【0022】
【発明の実施の態様】次に図2を参照すると、例示的な
コンピュータ・システム5のブロック図が示されてい
る。コンピュータ・システム5は、ファイルを記憶し検
索する任意のシステムを包含し、ファイル・サーバやア
プリケーション・サーバなどの分散型コンピュータ・シ
ステムにおいて用いられる任意のこれ以外のサーバを含
む。コンピュータ・システム5は、好ましくは、CPU
ローカル・バス(又は、ホスト・バス)35を介してホ
スト・サブシステム25における他の要素に結合された
ホスト中央処理装置(CPU)10を備えたホスト・サ
ブシステム25を含む。CPU10は、所定の命令セッ
トを実現し、実行ユニット、制御/タイミング・ユニッ
ト及びレジスタなどの基本的な計算のための特徴を有す
る任意のデータ処理ユニットを含む。例としてのCPU
には、インテル社の製造によるペンティアム(登録商
標、以下省略)プロセッサやペンティアム・プロ(登録
商標、以下省略)プロセッサなどを含む。図2に示され
ているように、複数のCPU11、12、13を設置し
て、システム5の処理能力を高めることもできる。
【0023】種々の周辺装置が、多数のシステム周辺バ
スの中の1つに接続することによって、ホストCPUや
ホスト・バスに結合する。本発明のある実施例によれ
ば、このコンピュータ・システムのバス・アーキテクチ
ャは、好ましくは、32ビットのPCIバス50と、3
2ビットのEISAバス60とを含む。また、バス60
は、ISAバスや、コンピュータ・システムにおける要
素を相互接続することができる任意の他のバス・アーキ
テクチャを備えることもできる。更に、バス60はPC
Iバスに結合されているように示されているが、当業者
であれば、これ以外のシステム構成を用いて、システム
内に実現されている種々のバスをインターフェースする
ことができることを理解すべきである。
【0024】ホスト・サブシステム25は、好ましく
は、PCIバス50に結合する。ホスト・プロセッサ・
サブシステム25は、PCIバス50とホスト・バス3
5との間を接続するプロセッサ・PCIブリッジ18を
含み、プロセッサ・サイクルをPCIサイクルに又はそ
の逆に変換し、ホスト・バス35とPCIバス50との
間のデータ転送を容易にする。この好適実施例では、プ
ロセッサ・PCIブリッジ18は、また、ホスト・メモ
リ15への動作を制御するメモリ・コントローラを含
む。メモリ・コントローラ18は、ホスト・バス35と
ホスト・メモリ15との間のデータ転送を組織化する。
メモリ・コントローラ18は、種々のアドレシング技術
に応答して、好ましくは、種々のDRAM構成及びSR
AM構成とを含むシステム・メモリ15内の種々の記憶
セル・アーキテクチャをサポートするように構成されて
いる。プロセッサ・PCIブリッジ18は、好ましく
は、ASICを用いて実現されているが、インテル社に
よる82434LX PCI/キャッシュ/メモリ・コ
ントローラ(PCMC)を用いて実現することもでき
る。ホスト・サブシステム25におけるそれぞれのCP
Uは、好ましくは、外部キャッシュ17に接続する。外
部キャッシュ17の制御は、プロセッサ・PCIブリッ
ジ18又はキャッシュ17の中のロジックによって、提
供される。
【0025】種々の周辺機器をPCIバス50に接続で
きるのは、当業者が理解するとおりである。例えば、サ
ーバ・システムは、好ましくは、種々のSCSI装置の
動作をコネクタ(図示せず)を介して制御するPCIバ
ス50に接続されたSCSIハード・ディスク・コント
ローラ45を含む。この種々の装置には、ハード・ディ
スク・ドライブと、CD−ROMドライブとが含まれ
る。他の周辺機器をPCIバス50に結合するために、
他の拡張バス47を、提供することもできる。
【0026】好適実施例においては、システム管理モジ
ュール(SMM)100もまた、好ましくは、PCIバ
ス50に接続する。SMM100は、システム・ボード
上にコンピュータ・システム5と一体的に与えられる
か、又は、既知の技術に従ってPCIバス50に接続す
るプラグイン・ボードとして与えられ得る。SMM10
0は、コンピュータ・システム5における故障を検出
し、好ましくは、これらの故障の中のいくつかを修理す
る能力を有している。修理できない故障に関しては、S
MM100は、好ましくは、故障の元を孤立させ、コン
ピュータ・システムが限定された能力で動作を継続する
ことを可能にすることができる。エラー又は故障に応答
して、SMM100は、好ましくは、エラー信号をシス
テム管理者に送信して、エラー解析を開始させ、更に
は、ある場合には、それに続いてシステム・リセットを
実行する。好適実施例によると、エラー解析及びリセッ
トは、遠隔的に実行される。
【0027】システム管理モジュール(SMM)100
は、システムにおける種々の電気的及び機械的なパラメ
ータをモニタして、システム・エラーを検出する。従っ
て、例えば、SMM100は、コンピュータ・システム
における他の要素におけるノイズだけでなく、電源回路
におけるノイズをモニタし、コンピュータ・システムに
開いた又は短絡した接続が存在するかどうかを判断し、
種々のメモリ・デバイスにおける故障をチェックし、C
PU、バス・ブリッジ、ハード・ディスク・コントロー
ラ、ハード・ディスク・ドライブ、ネットワーク・イン
ターフェース・カード(NIC)などにおける故障を検
出する。システム管理モジュール100は、また、温度
やファン動作などのコンピュータ・システム5の環境的
な状態をモニタする。
【0028】更に図2を参照すると、SMM100は、
好ましくは、1又は複数のPCMCIAコネクタ95、
96に結合して、SMM100がネットワーク上の(N
ICカードを介して)又は遠隔地の(モデムを介して)
他の要素と通信することを可能とする。SMM100
は、また、好ましくは、システムへの電力故障の際に
は、それ自身の電源97を含む。従って、電源97は、
好ましくは、バッテリ・バックアップ、又は、それ以外
の中断しない電源を備えている。SMM100は、シス
テムにおける種々のシステム管理遠隔モニタ・ユニット
(SMR)71、72、73に、好ましくは、IEEE
1149.1標準テスト・バス及び双方向グラナイト
(Granite)割り込みシリアル・バス(GIバス)70
を介して、結合する。更に、SMM100は、高速双方
向シリアル・チップ間割り込み(ICIB)バス65を
介して、EISAシステム管理遠隔(EISA SM
R)ユニット76に結合する。SMM100は、また、
APICバス80やIEEE1149.1標準バス81
を含むシステム内の他のバスに接続する。当業者であれ
ば理解するように、これらのバスへのいくつかへの接続
は、省略することもできる。逆に、システムにおいて他
のバスが入手可能な場合には、SMM100は、これら
のバスに接続し、これらのバス上を信号を送信して、シ
ステムの診断やエラー検出を容易にすることができる。
【0029】PCIバス50とEISAバス60との間
に好ましくは接続されているのは、PCI・EISAバ
ス・ブリッジ85である。PCI・EISAバス・ブリ
ッジ85は、好ましくは、PCIバス50とEISAバ
ス60との間のデータ及びアドレス信号の転送を制御す
るインテル社による82420/82430PCIセッ
トEISAブリッジを備えている。通常の規約によれ
ば、コンピュータ・システム5は、拡張ボードを受け入
れるEISAバス60上のスロット62を含む。ある実
施例では、ネットワーク・インターフェース・カード
(NIC)61がEISAバス60に接続して、外部の
ローカル・エリア・ネットワーク(特に図示せず)との
通信を制御する。データ・バッファ66は、また、EI
SAバス60のデータ部分に接続し、種々の要素のため
の追加的なデータ・バス(Xばす90)を提供する。シ
ステム・フラッシュROM79は、EISAバス60か
らその制御及びアドレス信号を受け取り、データ転送の
ためのXバス90のデータ部分に接続する。好ましく
は、システム・フラッシュROM79はコンピュータ・
システム5のためのBIOS情報を含む。フロッピ・コ
ントローラ86はまた、Xバス90のデータ部分に接続
し、フロッピ・ディスク・ドライブ(図示せず)とコン
ピュータ・システム5における他の要素との間でのデー
タ転送を実行する。好適実施例では、システム管理遠隔
(SMR)ユニット76は、EISAバス60に結合し
て、EISAバス60上の状態をモニタし、信号をSM
M100に送る。後に更に詳細に説明されるように、S
MRユニット60は、EISAバス60の動作をモニタ
し、EISAバス60上にエラー状態が生じる場合に
は、信号をSMM100に送信する。SMR76はま
た、好ましくは、EISAバス60上に現れる割り込み
信号を、SMM100に中継する。SMR71、72、
73は、種々のシステム・ロジック及びバスに接続し、
モニタ機能とデータ中継とをSMCに提供する。好まし
くは、このロジックは、ホスト・PCI間のブリッジ
と、PCI・EISAブリッジとホスト・バスとを含
む。従って、図2に示されるように、SMR71は、ホ
スト・バス35に結合して、そのバスの上の動作をモニ
タする。SMR72は、PCI・EISAバス・ブリッ
ジ85に電気的に接続して、そのバス・ブリッジ上の動
作をモニタする。同様に、SMR73は、ホスト・ブリ
ッジ18に接続して、そのホスト・ブリッジ上の動作を
モニタする。バス又はブリッジ上にエラーがモニタされ
る場合には、SMRユニットは、信号を、双方向(GI
又はICIB)バスを介して、SMM100に送信す
る。
【0030】次に図3を参照すると、SMM100は、
好ましくは、システム管理プロセッサ(SMP)150
を含むが、このプロセッサは、好ましくは、インテル社
による386EXプロセッサを用いて実現されている。
当業者であれば理解するように、SMP150として他
のプロセッサを用いてもかまわない。SMP150は、
好ましくは、主にエラー検出とシステム管理とに関して
ホスト・システム5に追加的なインテリジェンスを提供
し、ホストCPU10への負荷を軽減する。更に、好適
実施例によると、SMP150はまた、好ましくは、ホ
ストCPU10がハングアップするすなわちシステム・
エラーによって動作不能に陥る場合に、サバイバル(生
き残り)プロセッサとして機能する。SMP150は、
このように、システム要素にアクセスしてエラー元(ソ
ース)を決定する目的でのホスト・コンピュータ・シス
テム5へのアクセスを可能にする。SMP150は、ま
た、他のシステム・エラーを検出して、エラー元を孤立
(分離)させ、ホスト・コンピュータ・システム5が継
続的に動作することを可能にする。
【0031】SMP150は、好ましくは、5ボルトの
供給電圧の際に少なくとも25MHzの周波数で動作す
る。しかし、当業者であれば理解するように、SMPと
して選択されるプロセッサに応じて、他のクロック周波
数や電源要件を用いることもできる。SMP150は、
好ましくは、16ビットのローカルSMバス75に結合
し、このバスは、好ましくは、ISAバスのプロトコル
に基本的に基づいている。好適実施例によると、複数の
双方向トライステート・バッファ(特に図示せず)が、
プロセッサ・アドレス及びデータ信号とSMバス75の
アドレス及びデータ信号SA及びSDとの間に配置され
る。これらのバッファは、また、IEEE1149.1
バス上に配置することもでき、また、IICバスやロジ
ック(バッテリ保護されたロジックや他のシステム・ロ
ジックを含む)を接続する任意の他のバスの上に配置す
ることもできる。これらのトライステート・バッファ
は、好ましくは、クオリティ・セミコンダクタ社による
QST3384又は3584などの高速バスCMOSス
イッチを用いて実現されるが、他の高速バス・スイッチ
を用いることもできる。好適実施例においては、トライ
ステート・バッファは、SMP150に埋め込まれ、コ
ストとボード空間との要件を低減させる。埋め込まれた
実施例では、トライステート・バッファは、バッファの
第2段であるか、又は、保持動作の間に用いられる既存
のトライステート・バッファから構成されるかのどちら
かである。SMP150の制御信号は、システム管理中
央(SMC)ASIC200に直接的に接続する。シリ
アル・ポート133とパラレル・ポート135とは、好
ましくは、SMP150に直接に接続するが、SMP1
50は、好ましくは、シリアル及びパラレル・ポートと
の通信を制御する集積化されたコントローラを含む。
【0032】SMP150は、好ましくは、ホストCP
U10と同じ特権を有する。従って。SMP150は、
ホストCPU10にアクセスせずに、システム5をリブ
ートすることができる。SMP150がPCIバス50
から除去される又はPCIバスが故障する場合には、S
MP150は、依然として動作し、VGAコントローラ
175、キーボード・コントローラ185、SMM N
IC192及びSMMモデム194と通信する。好適実
施例では、SMM100は、好ましくは、別個の入力、
出力及びメモリマップ及び割り込みを分離し利用する。
SMC200は、種々のバスのルーティング及びインタ
ーフェースを行う割り込みのためのスイッチ・ボックス
として機能する。SMC200は、キーボード及びマウ
ス割り込みを、個別的に、SMP150とホストCPU
10とにルーティングする。
【0033】更にSMバス75に接続されているのは、
ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)1
92又はモデム194などのPCMCIAカードへの接
続のための1対のPCMCIAスロット195、196
である。SMローカル・バス75上にNIC192を含
ませることによって、コンピュータ・システム5が動作
不能になった場合でも、SMP150が、分散型ネット
ワーク・システムにアクセスすることが可能になる。結
果的に、ホストCPU10、NICコントローラ61、
PCIバス50及び/又はEISAバス60に故障が生
じた場合でも、SMM100は、依然として、SMロー
カル・バス75上のスロット196に接続されたSM
NIC192を介して、ネットワーク・システムにアク
セスすることができる。同様に、SMP150は、SM
モデム194を介して遠隔地にメッセージを送ることが
できるが、このモデムは、SMローカル・バス75上の
スロット195に接続している。このように、SMP1
50は、コンピュータ・システム5がクラッシュする場
合に、遠隔信号を送ることができる。
【0034】SMM100はまた、好ましくはDRAM
の形態のRAM110を含む。SRAM回路などの他の
タイプのメモリ回路も、所望であれば、用いることがで
きる。ローカル・メモリ110は、好ましくは、少なく
とも2メガバイトの記憶容量を有し、少なくとも4メガ
バイトまでの拡張が可能である。SM DRAM110
は、SMP150が実行するデータ及びコードを記憶す
るのに用いられる。
【0035】ローカル・システム管理の電気的に消去可
能なプログラマブルなROM(SMROM)160は、
好ましくは、制御ラインSCを介してSMP150に接
続し、SMローカル・バス75に接続して、SMP15
0に促されると、アドレス(SA)及びデータ(SD)
信号を送信する。ローカルROM160は、好ましく
は、コンピュータ・システムの残りの部分に対してだけ
でなく、システム管理モジュール100のためのパワー
オン・セルフ・テスト(POST)コードを記憶する。
SM ROM160はまた、好ましくは、ホスト・シス
テム上でIEEE1149.1境界走査テストを実行す
るためのテスト・ベクトルを記憶する。SMCは、この
テストを実行するためのIEEE1149.1互換のバ
ス・コントローラを含む。
【0036】SM ROM160は、好ましくは、4メ
ガバイトの記憶容量を有する。SMM100のためのB
IOSがまた、好ましくは、システム管理ROM160
に記憶されている。SM BIOSは、4メガバイトの
システム管理DRAM110を想定している。SMM1
00の初期化の間に、SM ROM160は、あるパタ
ーンをSM DRAM110に書き込み、読み出しを実
行して、データを比較し、システム管理DRAM110
の実際のサイズを判断する。SMM100上のメモリ・
マップされたデバイスには、ビデオ・コントローラ17
5、システム管理DRAM110、フラッシュROM1
60、PCMCIAデバイス192、194が含まれ
る。ビデオの空間サイズ及びアドレスは、好ましくは固
定されているが、システム管理DRAM110、システ
ム管理ROM160、及びPCMCIAのサイズ及びア
ドレスは、SMC構成(コンフィギュレーション)レジ
スタにおいて、プログラム可能である。更に、プログラ
マブルなページ・レジスタが、好ましくは、SMC20
0に含まれ、SMP150がホスト・メモリ15とホス
トI/O空間とにアクセスすることを許容している。あ
る実施例では、それぞれのPCMCIAスロット19
5、196が、任意の4キロの境界から開始して、64
キロから16メガバイトの間の5つのメモリ・アドレス
・レンジの中の1つにマップされ得る。SMC200
は、好ましくは、プログラマブルなアドレス領域の外部
のアドレスを有するSMP150のメモリ・サイクル
を、PCIバス50に放送する。システム管理パワーオ
ン・セルフ・テスト(POST)プログラムが、適切な
PCI定義レジスタを設定することによってSM DR
AM110のサイズを決定した後で、デフォルトの放送
の特徴(broadcast feature)をイネーブルする。次に
掲げる表1は、システム管理メモリ空間内の種々のデバ
イスに対する例としてのデフォルトのアドレスを表して
いる。
【0037】
【表1】
【0038】SMバス75にやはり結合されているもの
に、ビデオ・コントローラ175と、キーボード及びマ
ウス・インターフェース・コントローラ185とがあ
る。ビデオ・コントローラ175とキーボード及びマウ
ス・コントローラ185とは、好ましくは、双方向トラ
イステート・バッファ173を介して、SMバス75に
接続する。ビデオ・コントローラ175とキーボード及
びマウス・コントローラ185とに接続するアドレス、
データ及び制御部分は、図3において、信号ラインXS
A、XSD及びXSCとして示されている。SMローカ
ル・バス75は、アドレス、データ及び制御ラインS
A、SD及びSCを介して、バッファ173に接続す
る。トライステート・バッファ173のイネーブル入力
は、パワー・グッド信号(PGOOD)の反転状態に接
続し、これは、好ましくは、システム電源(図示せず)
とバッテリ・バックアップ97(図2)とのどちらかに
よってアサートされ得る。トライステート・バッファ1
73は、好ましくは、ビデオ・コントローラ175とS
Mバス75との間に提供されて、SMP150に埋め込
まれたトライステート・バッファに起因しSMP150
によって駆動されるアドレス及びデータ信号に関連する
伝播遅延を整合させる。
【0039】キーボード/マウス・インターフェース・
コントローラ185は、好ましくは、システム管理ロー
カル・バス75に結合して、ユーザからの符号化された
入力信号を、SMM100における種々のデバイスに提
供する。同様の態様で、VGAコントローラ175は、
システム管理ローカル・バス75と、SMM及びホスト
・システム動作とがローカル・ユーザに対して表示され
る表示ユニット170とに結合する。このキーボード・
コントローラによって、SMM100が、キーボードを
シミュレートし、ホストによるアクセスをモニタし、適
切な状況でのホストからのキーボードの制御を行うこと
が可能になる。キーボードのシミュレーションは、キー
走査コードをSMM100によってキーボード・コント
ローラ185の中へ入れる(スタッフする)ことによっ
て実行される。好適実施例では、キーボード・コントロ
ーラ185は、インテル社による部品番号8042から
構成される。キーボードのシミュレーションの間、ホス
ト・システムは、好ましくは、SMP150によるSM
C200へのForceRetry信号のアサートを通じて、キー
ボード・コントローラ185へのアクセスが禁止され
る。それに応答して、SMC200は、SMローカル・
バス75への他のPCIマスタのアクセスを否定する。
【0040】キーボード・コントローラをSMM100
の一部として含ませることにより、SMP150がホス
ト・システムによって発生された入力信号を見ることが
可能になる。キーボード動作を完全にモニタするため
に、SMC200は、好ましくは、キーボードからの割
り込みを受け取り、キーボード及びマウス・コントロー
ラ185に関する読み出し及び書き込みサイクルをモニ
タする。好適実施例においては、SMP150は、キー
ボード及びマウスのすべての動作に対するキーボード・
コントローラ185からの割り込み要求を受け取る。更
に、キーボード・コントローラ185への書き込みの間
に、割り込みがSMP150に対して発生される。SM
P150がホスト・システムに与えられるデータを見る
ことを可能にするために、SMC200は、好ましく
は、キーボード・コントローラ185のシャドウ・レジ
スタを維持する。シャドウ・レジスタのステータスは、
ホスト動作の間、維持される。シャドウ・レジスタの例
を、次の表2に掲げておく。
【0041】
【表2】
【0042】ホストによる8042コントローラのステ
ータス読み出しを伴わずに500ミリ秒よりも長い間マ
ウス又はキーボードどちらかによって割り込みラインの
中の1つをアサートすることは、SMC200によっ
て、SMP150がキーボードの制御を獲得することを
要求するホストのロックアップとして解釈される。SM
C200は、好ましくは、割り込みのアサートと804
2コントローラのステータス読み出しとの間の時間を測
定するためのカウンタを含む。SMPがキーボードの動
作を獲得すると、SMCは、キーボード割り込みがホス
ト・システムに伝達されることを阻止する。いったんキ
ーボード割り込みがホスト・システムに対してブロック
されると、SMP150は、ホストの介入なしにキーボ
ード・コントローラ185にアクセスすることができ
る。
【0043】VGA遠隔コンソール・サポートのため
に、SMP150は、好ましくは、ビデオ・コントロー
ラの状態を複写する目的で、ビデオ・コントローラ17
5の状態を通常の間隔で読み出す。ホストCPU10が
ビデオ・コントローラ175にアクセスしている時にV
GAコントローラ175の状態を読み出す際には、ある
問題が生じる。SMP150とホストCPU10とによ
るビデオ・コントローラ175への同時のアクセスは、
遠隔的なスイッチ・カーソル制御などのために用いる入
力/出力レジスタに対して、問題を呈する。ビデオ・コ
ントローラ175の一部を形成するVGAレジスタへの
安全なアクセスを保証するために、ロック信号がSMP
150によってアサートされ、SMP150によるアク
セスの間にはホストがビデオ・コントローラ175にア
クセスできないようにする。この信号は、SMC_SLAVE_LO
CKと称される。SMC200は、SMP150がロック
・サイクルを実行しなくなるまで、PCILOCK信号をラン
させることにより、PCIバス上のロック信号を実行す
る。
【0044】更に図3を参照すると、ビデオ・コントロ
ーラ175は、好ましくは、ビデオ・グラフィクス・ア
レー(VGA)コントローラなどの通常用いられるビデ
オ・コントローラを表している。ビデオ・コントローラ
175には、ディスプレイ170上に表示されるピクセ
ル値を記憶するビデオ・メモリが付随している。ビデオ
・コントローラ175とキーボード及びマウス・コント
ローラ185とをSMローカル・バス75上に含ませる
ことによって、SMM100が、遠隔のユーザがSMM
100の動作にアクセス及び/又はその動作を制御でき
る遠隔端末モードで機能することが可能になる。遠隔の
ユーザは、ネットワーク上に存在しており、SM NI
C192を介してSMM100に接続し、又は、ネット
ワークから離れた位置からSMモデム194を介してS
MM100に結合することができる。従って、遠隔ユー
ザは、例えば、SM NIC192又はSMモデム19
4を介してSMローカル・バス75にルーティング(経
路決定)されるキーボード及び/又はマウス信号を発生
することができる。キーボード及びマウス・コントロー
ラ185は、信号を受け取り、これらの信号をSMP1
50による処理のために符号化する。同様にして、SM
P150(そして、所望であれば、ホストCPU10)
によって発生されるビデオ信号は、SMローカル・バス
75を介して、VGAコントローラ175に与えられ
る。VGAコントローラ175は、ディスプレイ170
などの表示ユニット上に表示するために、信号をピクセ
ル・フォーマットに処理する。更に、ピクセル信号は、
この技術分野では既知の記述を用いて遠隔地で見るため
に、SM NIC192及び/又はSMモデム194を
介して遠隔地へ転送される。特に、SMP150は、ホ
スト・システムがシステム管理ローカル・バス75への
管理を禁止されている間に、SM NIC192かSM
モデム194のどちらかを介してビデオ・メモリから遠
隔端末へのピクセル・データの書き込みを生じさせる。
また、この遠隔端末がSMローカル・バス75のマスタ
シップをアサートすると仮定すると、遠隔端末は、ビデ
オ・コントローラ175に対する読み出しサイクルを実
行し、ビデオ・メモリに記憶されているピクセル・デー
タを読み出す。
【0045】このように、好適実施例によると、遠隔的
なコンソーリング・サポートが、ホストCPUのクラッ
シュ、PCIバスのハングアップ及び/又は電源の損失
などの場合でも、VGAコントローラ175とキーボー
ド・コントローラ185とを用いることによって、実行
できる。VGAコントローラ175とキーボード・コン
トローラ185とは、好ましくは、PCI又はシステム
管理ローカル・バスのどちらかの上に現れる信号に基づ
いて、SMM100とホスト・システムとの両方の遠隔
的なコンソール・サポートを提供する。
【0046】システム管理ローカル・バス75は、好ま
しくは、SMM100がVGAタイミングと整合するこ
とを可能にするように修正されたISAスタイル・バス
から構成される。VGAコントローラ175がSMロー
カル・バス75上に位置しているので、SMP150も
また、スクリーン・セーブ・プログラムのためにビデオ
・コントローラ175への書き込みサイクルを実行して
PCIトラフィックを削減し、ホストCPU10の使用
を最小化することにより、システム・パフォーマンスを
向上させることができる。好適実施例では、SMM10
0は、PCIバス50上のバス・マスタシップ能力を有
しており、従って、SMM100がPCIバス50上
で、そして、システムの残りの部分で、診断動作を実行
することが可能になる。更に、ビデオ・コントローラ1
50とキーボード及びマウス・コントローラ185がS
MM100の一部として含まれているので、SMM診断
動作に対するコマンドは、遠隔端末から生じ得る。
【0047】当業者には明らかであり図3に示されてい
るように、表示ユニット170をVGAコントローラ1
75に接続して、SMM100の動作とシステム5のそ
れ以外の動作とを局所的に見ることができる。ディスプ
レイ170は、ブラウン管(陰極線管、CRT)、液晶
ディスプレイ(LCD)、薄膜トランジスタ、それ以外
の任意の適切なコンピュータ・ディスプレイなどの、ビ
デオ・データを受け取ることができる任意のコンソール
又はモニタを含むことができる。同様に、キーボード1
83とマウス181とは、キーボード及びマウス・コン
トローラ185に結合して、ローカルな管理者からの入
力信号をSMM100やコンピュータ・システム5に提
供する。追加的な入力及び出力デバイスを、望むのであ
れば、拡張バス(EISAバス60などの)拡張バスに
結合することができる。
【0048】好適実施例では、図3を更に参照すると、
SMM100又は何らかの別のサーバ・システム5の要
素が、サーバ故障の直前とサーバ・リセットの直後との
ビデオ・スクリーンの変化とそれ以外のシステム情報と
のシーケンスを、セーブする。好適実施例では、この情
報は、SMCレジスタ、システム管理DRAM110及
び/又はシステム管理ROM160などの、SMM10
0において提供されるメモリ・リソースにセーブされ
る。システム故障の際には、システム管理メモリ・デバ
イスに記憶されたデータは、SMP150によって、遠
隔端末に書き込まれるか、又は、ローカルな管理者によ
ってアクセスされる。好ましくは、モデム194又はN
IC192のどちらかによってSMM100に結合する
遠隔端末(リモート・ターミナル)には、表示装置や入
力装置が含まれる。当業者には理解されるように、SM
M100へのアクセスを行う遠隔端末には、遠隔的なア
クセスを容易にするソフトウェアがロードされている。
適切なソフトウェアには、コンパック・インサイト・マ
ネジャ(CIM)などがある。
【0049】更に図3を参照すると、拡張コネクタ16
2が、SMローカル・バス75上に提供され、追加的な
周辺機器がSMM100に接続されることが可能にな
る。コネクタ162は、また、診断ユニットを直接にS
Mローカル・バス75に接続するのに用いられる。
【0050】次に図3及び図4を参照すると、システム
管理中央(200)が、SMローカル・バス75とPC
Iバス50とに結合している。更に、SMC200はま
た、IEEE1149.1標準テスト・バス(JTA
G)81、付与及び割り込みバス(GIバス)70、I
CIBバス65、APICバス80などを含む、コンピ
ュータ・システム5に存在する種々の他のバスにも接続
する。図2に示されているように、SMC200は、こ
れらの種々のバスを介して、SMRデバイス71、7
2、73、76に結合し、システム動作をモニタし、シ
ステム故障を検出する。SMC200は、好ましくは、
ASICとして構成される。SMC200は、SMPの
I/OをPCI構成(コンフィギュレーション)サイク
ルに変換するメカニズムを提供する。第2のSMCは、
二次的なPCIバス上に提供されて、I/O API
C、PCIバス終端、PCIアービタ能力などを提供し
て、PCI・PCI間のブリッジ及び追加的なPCIマ
スタをサポートする。
【0051】図4に最良に示されているように、SMC
200は、好ましくは、PCIインターフェース20
5、PCIアービタ及びロジック・モニタ225、割り
込みルーティング・ロジック235、アドレス変換ロジ
ック240、システム管理レジスタ260、ローカル・
バス・コントローラ270、システム管理プロセッサ・
コントローラ275、及びSMメモリ・コントローラ2
80を含む。SMRデバイスのステータスをモニタする
のに加えて、SMC200は、PCIバス50とシステ
ム管理ローカル・バス75との間のブリッジとして動作
する。SMCは、(SMローカル・バス・コントローラ
270を介して)好ましくは、システム管理ローカル・
バス75上のアドレス指定された周辺機器に基づいて、
サイクル速度を調整する。
【0052】更に図4を参照すると、PCIインターフ
ェース205は、好ましくは、PCIマスタ・ロジック
285とPCIスレーブ・ロジック290とを含む。P
CIバス50上になされたシステム管理モジュール10
0へのトランザクション・サイクルは、PCIスレーブ
・ロジック290を介して処理される。PCIバス上の
ターゲット(EISAバス上のターゲットを含む)に対
して意図されているシステム管理モデル100から生じ
るトランザクション・サイクルは、PCIマスタ・ロジ
ック285を介してなされる。PCIマスタ285及び
PCIスレーブ290は、システム管理アービタ210
に結合し、要求を開始してシステム管理ローカル・バス
75のマスタシップを取得する。マスタシップ付与は、
システム管理アービタ210からPCIマスタ285及
びPCIスレーブ290へ、ルーティングされる。PC
Iインターフェース205はまた、好ましくは、アドレ
ス・トランザクション・ロジック240とローカル・バ
ス経路ロジック265とに結合する。
【0053】PCIスレーブ・ロジック205には、好
ましくは、システム管理プロセッサの制御の下で動作す
るフォース・リトライ(force retry)ビットが付随し
ている。SMP150によってフォース・リトライ・ビ
ットをアサートすることによって、システム管理モジュ
ール100が、VGAコントローラ又はキーボード・コ
ントローラなどのローカルな周辺機器へのSMPアクセ
スの間に、PCIバス・サイクルによって割り込みを受
けることがないことが保証される。PCIインターフェ
ース205は、好ましくは、PCIマスタとして作用し
ているときにホスト・システム全体への完全なアクセス
を有する。更に、PCIインターフェース・コントロー
ラ205は、システム管理プロセッサ150に、ホスト
・システムの中の任意のシステム周辺機器への排他的な
アクセスを提供する。
【0054】好適実施例では、PCIインターフェース
・コントローラ205は、好ましくは、PCIバス50
上のデバイスを構成する構成(コンフィギュレーショ
ン)サイクルを実行する能力を有する。当業者が理解す
るように、PCIバス50上のデバイスは、アドレス・
レンジと割り込みとをそのデバイスに割り当てることに
よって、構成サイクルの間に構成される。好適実施例に
よると、SMC200は、PCIバス50上の活動をモ
ニタし、SMR76はEISAバス60上の活動をモニ
タして、それらのバスの上のデバイスがいつ故障するか
を判断する。本発明は、故障した要素に対するスペアと
して用いられるPCI又はEISAバス上のバックアッ
プ要素を提供する可能性を包含している。従って、シス
テム要素が故障しスペア・デバイスがシステム内で入手
可能である場合には、PCIインターフェース・コント
ローラ205は、構成サイクルを開始し、故障した要素
をスペアと動的に交換する。PCIインターフェース・
コントローラ205は、好ましくは、構成可能なメモリ
・マッピング能力を含み、PCIメモリ及びI/Oアド
レスが修正されることを可能にする。システム管理レジ
スタ260は、好ましくは、ソフトウェア・アクセスの
ために、PCI構成空間とプログラマブルなEISAに
特定のスロットとに二重にマップされる。要素がPCI
バス上で又はEISAに特定のスロットにおいて故障し
た場合には、メモリ・マップされた代替的な要素が、S
MC200によって、動的に切り換えられ付勢される。
【0055】スペア要素の動的なスイッチングを実現す
る実施例の1つが、図6及び図7に示されている。図7
に示されているように、SMM100は、通常の規約に
従って、アドレス、データ及び制御ラインを介して、P
CIバス50に接続される。SMM100によって動的
なスイッチング能力の一部として発生された3つの制御
信号が、示されている。当業者であれば理解するよう
に、これらの信号は、既存の制御ライン(又は、ライン
の組合せ)を用いて符号化され、又は、追加的な制御ラ
インを追加することによって、実現される。従って、図
7に示されるように、SMCにおけるアービタは、SM
C以外のどのようなマスタにも付与を与えず、再構成サ
イクルの間、PCIバス50を完全にロックする。バス
・ロック状態の間は、PCIマスタは、SMPに代わる
SMC以外は不在であるPCIバスにアクセスすること
がディセーブルされる。SMM100はまた、SMRを
介して故障した要素330に向けられたリセット信号
(RESET[n:1])を発生し、そのデバイスを更なる動作か
らディセーブルする。SMM100はまた、バス上のス
ペア要素340に向けられた初期化スペア信号(INIT S
PARE)を発生して、スペアの動作を初期化する。図7の
実施例に示されているように、SMM100は、システ
ム・リソースのメモリ・マップ360を含む。メモリ・
マップがSMM100に存在するように示されている
が、当業者であれば理解するように、メモリ・マップ
は、物理的には、システム内のいずれかの別の場所に存
在してもかまわない。メモリ・マップ360は、好まし
くは、それぞれのシステム・リソースに対する現在のア
ドレス・レンジを含み、また、システム内に提供された
スペア要素のそれぞれに対するアドレスと、それに加え
て、スペアによって代替されるシステム内のデバイスの
指示とを含む。メモリ・マップは、好ましくは、スイッ
チング及びそれ以外のシステム動作の間に要求されるよ
うにアドレス・レンジが変化することを可能にするよう
に、構成可能である。従って、スペアが別のデバイスの
代わりとなる場合には、そのスペアのアドレス・レンジ
は、故障したデバイスに対するアドレス・レンジであっ
たものに変更される。故障したデバイスに対するアドレ
ス・レンジは変更され、又は、故障したデバイスは、完
全にディセーブルされてバスの争い(contention)が防
止される。その代わりに、システム要素がそのような能
力をサポートしている場合には、システム要素のそれぞ
れには、スペア要素の新たなアドレスが告知される。
【0056】次に、図4及び図6を参照すると、動的な
スイッチングを実現する例示的なルーチンが示されてい
る。ステップ301では、SMC200(好ましくは、
PCIアービタ及びモニタ・ロジック225)は、故障
した要素に関してシステムをモニタする。故障した要素
がない場合には、SMCは、本発明の原理に従って、通
常のモニタリング及び警報動作を継続する。SMCがあ
るデバイスが故障したことをステップ303で発見した
場合には、SMPは、次に、ステップ305において、
その構成レジスタをチェックし、故障した要素の責務を
果たすことができるスペア・デバイスがシステム内に存
在するかどうかを判断する。スペアが入手できない場合
には、SMPは、故障したデバイスを分離して、その故
障したデバイスへの要求(リクエスト)、付与及び割り
込みラインを切断する(ステップ307)。故障したデ
バイスがEISAバス上に位置する場合には、SMP
は、故障した要素をリセットするために、スロットに特
有のリセットを開始する。このリセットは、SMCを介
し、SMRを通じて、故障した要素に送られる。デバイ
スが継続して故障しEISAバスを故障させる場合に
は、SMPは、PCI・EISAブリッジ85をディセ
ーブルして、PCIバスとEISAバスとの間のトラン
ザクションを回避する。
【0057】適切なスペア要素がシステム内に提供され
ている場合には、SMRは、ステップ309において、
SMCにおいてSMC_Bus_Lockビットを設定することによ
って、バス・ロック状態に入る。それに応答して、アー
ビタは、SMC以外の他のPCIマスタへのマスタシッ
プ付与を拒絶する。SMPはまた、メモリ・マップを再
構成し、必要であれば、スペア要素にアドレス・レンジ
を関連付ける。ステップ311において、SMPは、故
障した要素の内容をスペア・デバイスにコピーする。コ
ピーが完了した後で、SMPは、次に、好ましくは割り
込みとアドレス・レンジとをスペア要素に割り当てるこ
とによって、スペア要素を初期化する。スペアに故障し
た要素のアドレス・レンジが与えられる場合には、アド
レス・レンジの割り当ては、故障した要素がディセーブ
ルされるまで遅延する。ステップ313において、故障
したデバイスがディセーブルされ、ステップ315にお
いて、SMC_Bus_Lockビットがデアサートされて、システ
ムが通常の動作に復帰することが可能になる。
【0058】また、PCIインターフェース・コントロ
ーラ205は、ステップ309においてメモリ・マップ
を再構成し、故障した要素に先に割り当てられていたア
ドレス・レンジをディセーブルし、次に、新たなレンジ
をメモリ・マップにおいてスペア要素に割り当てる。当
業者であれば理解するように、EISAバス上のI/O
アドレス・レンジは、スロットに特有である。従って、
EISAバス上でスペア要素を交換するには、故障した
要素のアドレス・レンジが、それ以後のトランザクショ
ンのために、新たなアドレス・レンジに交換されなけれ
ばならない。
【0059】このように、スペア・デバイスがあるシス
テム要素のバックアップとしてコンピュータ・システム
内に提供される場合には、SMPは、SMCを介して
(及び、SMCを通じて)、故障の場合のシステム要素
をディセーブルし、システムを動的に再構成してそのス
ペアがディセーブルされた要素の機能を果たすことを可
能にすることができる。再構成サイクルの終了時には、
バス・ロック状態が除去され、コンピュータ・システム
は、通常の動作に復帰する。
【0060】図4を更に参照すると、アドレス・トラン
ザクション・ロジック240は、PCIバス50とシス
テム管理ローカル・バス75との上のアドレス信号を変
換して、適切なバス・プロトコルに対応させる。PCI
バス50は、好ましくは、32ビット幅であり、SMロ
ーカル・バス75は、16ビット又は8ビット幅であ
る。アドレス・トランスレータ240は、SMアドレス
をとり、これらのアドレスをPCIアドレスに変換し、
同様に、PCIアドレスを適切なSMアドレス値に変換
する。ローカル・バス・データ経路モジュール265
は、データをSMバス75から捕捉しPCIバス50か
らのデータをSMバス75に多重化するのに用いられる
すべてのロジックを含む。
【0061】図3に示されているように、SMP150
とSMC200との間の他の制御信号は、好ましくは、
READY信号とSMC200によって駆動される次のアド
レス信号NAとを含み、SMP150がいつ次のサイクル
に進むことができるかを示す。信号READYは、プロセッ
サ・コントローラ275によってローに駆動され、現在
のトランザクションの終了を示す。パイプライン動作に
おいては、信号NAは、ローにアサートされ、SMP15
0が次のサイクルのアドレスを提供することができるこ
とを示す。386EXプロセッサの出力制御信号(図3
において、信号SCとして示されている)もまた、有効な
バス・サイクルを指示するアドレス・ステータス(AD
S)信号と、現在のサイクルがデータ・サイクルである
か制御サイクルであるかを示すデータ/制御(D/C)信
号と、現在のサイクルがメモリ・サイクルであるかI/
Oサイクルであるかを示すメモリ/IO(M/IO)信号
と、リフレッシュ・サイクルをREFRESH信号と、プロセ
ッサがシステム管理モードにあることを示すSMM管理
モード(SMIACT)信号と、プロセッサ書き込み又は読み
出しサイクルを示すPWRとを含む。
【0062】アドレス・トランザクション・ロジック2
40は、システムROMを再方向付けし、それによっ
て、SMCがホストのCPUにホスト・システムROM
15の代わりにシステム管理ROM160を使わせるこ
とができるようにすることが可能である。アドレス・ト
ランザクション・ロジック240は、好ましくは、PC
Iバス50からシステム管理ローカル・バス75への及
びシステム管理ローカル・バス75からPCIバス50
へのメモリ・マップされたI/Oに対するサポートを提
供する。従って、アドレス変換ロジック240によっ
て、PCIメモリ・サイクルの、システム管理モジュー
ル入力/出力及び/又はメモリ空間へのアドレス及び空
間変換が可能になる。これにより、ホスト・システムの
I/O空間における他のデバイスによって既に占有され
ているシステム管理モジュール100上のI/O位置へ
のアクセスが可能になる。同様に、アドレス・トランザ
クション・ロジック240は、SMMメモリ・サイクル
のPCI I/O及び/又はメモリ空間へのアドレス及
び空間変換を提供する。これにより、SMMのI/O空
間における他のデバイスによって既に占有されているホ
スト・システム上のI/O位置へのアクセスが可能にな
る。アドレス変換ロジック240はまた、SMMサイク
ルを、そのアドレスに応じて、SMバス又はPCIバス
に方向付ける。
【0063】次に、図3及び図4を参照すると、システ
ム管理アービタ210は、システム管理ローカル・バス
75に対するメイン・アービトレーション・ユニットと
して機能する。従って、SMローカル・バス75に対す
るすべてのマスタシップ要求は、SMアービタ210に
よって受け取られ処理される。好適実施例によると、シ
ステム管理ローカル・バスは、修正されたISAバス・
タイプのバス・システムから構成されている。SMアー
ビタ210は、好ましくは、ローカル・バス制御270
と、プロセッサ制御275と、メモリ制御280と、ロ
ーカル・バス経路ロジック265と、PCIインターフ
ェース・ロジック205とに結合する。SMローカル・
バス75の基本(プライマリ)マスタは、別のPCI
(EISA)マスタに代わって、SMP150とSMC
200と(特に、PCIスレーブ・ロジック290)で
ある。
【0064】SMP150は、システム・リセットの後
のSMバス75上のデフォルトのマスタである。SMC
200は、SMバス75の上でサイクルをランさせるこ
とを望む場合には、バス保持HOLDをSMP150にアサ
ートし、SMバス75の制御を要求する。SMP150
は、信号HLDAをアサートすることによって、SMバス7
5の制御に従う。信号HOLDがアサートされ、SMP15
0がペンディングのリフレッシュ・サイクルを有する場
合には、SMP150は、信号HLDAを否定して、SMバ
ス75の制御を要求する。信号HLDAをサンプリングする
際には、SMCサイクルの終了の後で、SMC200
は、信号HOLDを否定し、SMP150にリフレッシュ・
サイクルをランさせる。SMP150は、SMPとロー
カル・バス75へのリフレッシュ・アクセスとの間のア
ービトレーションを実行する。
【0065】更に図3及び図4を参照すると、SMP1
50のアドレス及びデータ出力をトライステートする信
号ADFLTが、SMアービタ210によってSMP150
に提供される。上述のように、SMローカル・バス7
5、SMP150及びPCIバス・マスタの上には、2
つの可能性のあるマスタが存在する。SMP150から
の要求は、プロセッサ・コントローラ275によってS
Mアービタ210にアサートされたプロセッサ要求(PR
EQ)信号によって、指示される。PCIバス・マスタか
らの要求は、PCIインターフェース・コントローラ2
05におけるPCIスレーブ・ロジック290によって
発生されるローカル・バス要求(ISLREQ)信号によっ
て、指示される。SMC200におけるモジュールによ
って実行可能な種々のサイクルは、好ましくは、SM
DRAM110へのリフレッシュ・サイクルと、ビデオ
・コントローラ175へのPCIサイクルと、SMCレ
ジスタ260(これは、種々のメモリ及びI/Oマップ
・レジスタ及び構成レジスタを含む)へのSMPサイク
ルと、SMCレジスタ260へのPCIサイクルと、S
Mメモリ110へのSMPサイクル又はPCIマスタ・
サイクルと、SM ROM160へのSMPサイクル又
はPCIマスタ・サイクルと、SMローカル・バス75
へのSMPサイクル又はPCIマスタ・サイクルと、I
EEE1149.1標準テスト・バス・コントローラ
(JTAG)ロジック220へのSMPサイクル又はPCI
マスタ・サイクルと、ビデオ・コントローラ175への
SMPサイクルとを含む。SMP150はまた、プロセ
ッサ読み出し/書き込み(PWR)信号をSMアービタ2
10に提供して、プロセッサ読み出し又は書き込みサイ
クルを指示する。PCIマスタがSMM100における
ターゲットへのサイクルを要求しているときには、SM
アービタ210は、保持(HOLD)信号をSMP150に
アサートし、これを、SMP150は、保持確認応答
(アクノレッジ)(HLDA)信号をアサートすることによ
って、確認応答する。SMP150又はPCIバス・マ
スタによって要求されている、SMメモリ110以外
の、SMローカル・バス75上のサイクルは、ローカル
・バス・コントローラ270によって発生される。ロー
カル・バス・コントローラ270は、ビデオ・コントロ
ーラ175とSM ROM160とへのアクセスを制御
する。
【0066】SMアービタ210は、SMP150又は
PCIスレーブ・ロジック290のいずれかから、SM
ローカル・バス75、ビデオ・コントローラ175又は
ROM160への要求を検出するときには、ローカル・
バス・サイクル動作(RUNLBCYCLE)信号をローカル・バ
ス・コントローラ270にアサートする。RUNLBCYCLE信
号のアサートに応答して、ローカル・バス・コントロー
ラ270は、適切なサイクルを、SMローカル・バス7
5上に発生する。いったん要求されたローカル・バス・
サイクルが終了すると、ローカル・バス・コントローラ
270は、ローカル・バス・サイクル終了(LBCYCLEDON
E)信号をSMアービタ210に戻してアサートし、ロ
ーカル・バス・サイクルの終了を指示する。SMアービ
タ210は、LBCYCLEDONE信号がアサートされているの
を検出すると、RUNLBCYCLE信号を否定する。
【0067】SMアービタ210は、SMP150又は
PCIバス・マスタからのSMメモリ110に対する要
求を検出した場合には、RUNMEMCYCLE信号をメモリ・コ
ントローラ280にアサートする。SMP150からの
メモリ要求は、メモリ・リフレッシュ・サイクルに加え
て、読み出し及び書き込みサイクルを含む。先に述べた
ように、SMP150は、好ましくは、リフレッシュ及
びそれ以外のメモリ・サイクルの間でのアービトレーシ
ョン(仲裁)を行うロジックを含む。信号RUNMEMCYCLE
のアサートに応答して、メモリ・コントローラ280
は、必要な制御信号をSMメモリ110に提供して、要
求された動作を実行する。メモリ動作が終了したときに
は、メモリ・コントローラ280は、メモリ・サイクル
終了(MEMCYCLEDONE)信号をSMアービタ210に戻し
てアサートする。それに応答して、SMアービタ210
は、信号RUNMEMCYCLEを否定する。SMアービタ210
は、SMPからPCIへのサイクルを検出すると、信号
RUNIMSTCYCLEをPCIインターフェース・コントローラ
205におけるPCIマスタ・ロジック285にアサー
トする。信号RUNIMSTCYCLEのアサートに応答して、PC
Iバス・マスタ285は、PCIバス50の制御を獲得
して、所望のサイクルをランさせる。いったんPCIサ
イクルが終了すると、PCIマスタ285は、信号IMST
CYCLEDONEをアサートすることによって応答する。数ク
ロック周期後で、SMアービタ210は、信号RUNIMSTC
YCLEをデアサートする。SMアービタ210がRUNIMSTC
YCLE信号を否定する時には、PCIマスタ・ロジック2
85における信号D_IMSTCYCLEDONEが1クロック(PCICL
K)周期後に否定され、これによって、信号IMSTCYCLEDO
NEが否定される。
【0068】PCI又はSMローカル・バス・サイクル
が終了すると、SMアービタ210は、信号PDONEをプ
ロセッサ・コントローラ275に駆動し、SMP要求さ
れたサイクルの終了を指示するか、又は、信号ISLDONE
をPCIスレーブ・ロジック290にアサートして、P
CIバス・マスタ要求されたサイクルの終了を示す。
【0069】ローカル・バス制御270は、システム管
理ローカル・バス75に結合し、ローカル・バス上の動
作を制御するように機能する。更に、ローカル・バス2
70は、SMアービタ210に結合する。プロセッサ・
コントローラ275は、SMP150(図3)へのイン
ターフェースとして機能する。プロセッサ・コントロー
ラ275は、SMアービタ210とシステム管理ローカ
ル・バスとに結合する。メモリ・コントローラ280
は、システム管理DRAM(SM DRAM)110
(図3)へのトランザクションを制御する。既知の技術
に従ったメモリ・コントローラ280は、ロー・アドレ
ス・ストローブ(RAS)と、コラム・アドレス・スト
ローブ(CAS)と、アドレス及び制御信号とをシステ
ム管理DRAM110に提供して、メモリ要求を実行す
る。メモリ・コントローラ280は、コマンド・ロジッ
ク250とSMアービタ210とに結合する。
【0070】次に図4を参照すると、PCIアービタ及
びモニタ・ロジック225が、PCIバス50に結合
し、PCIバスに対する主なPCIアービトレーション
・ユニットとして機能する。従って、他のPCIアービ
タがコンピュータ・システムに存在する限りは、これら
のアービタは、好ましくは、SMC200におけるアー
ビタ及びモニタ・ロジック225のためにディセーブル
される。PCIアービタ及びモニタ・ロジック225
は、好ましくは、システム管理レジスタ260に結合
し、クレメンシ(clemency)カウンタ227とイベント
・カウンタ229とを含む。カウンタ227及び229
は、PCIアービタ及びモニタ・ロジック225の一部
として一体化することができるが、これは、当業者であ
れば理解するところである。
【0071】PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5は、PCIバス50をモニタし、PCIバス上に現れ
る信号がPCIプロトコルと矛盾がないかどうかを判断
する。信号がシーケンスの外に現れる場合には、PCI
アービタ及びモニタ・ロジック225は、エラー信号を
発生し、この信号は、好ましくは、システム管理プロセ
ッサ150とホスト・プロセッサ10とに送られる。好
ましくは、PCIアービタ及びモニタ・ロジック225
はまた、特定のトランザクションの時間の長さをモニタ
するが、これには、(a)REQ#とGRANT#とがPCIバス
50上でアサートされてからFRAME#がアサートされるま
での時間と、(b)FRAME#信号がPCIバス上でアサー
トされてからデータが戻される又は提供されるまでの時
間と、(c)REQ#信号が否定された後でPCIバスが保
持される時間の長さとを含む。応答時間の測定は、好ま
しくは、カウンタ229によって実行される。カウンタ
229は、異なるタイム・アウト値のそれぞれに対する
複数のカウンタから構成され、又は、単一のカウンタ
が、PCIアービタ及びモニタ・ロジック225によっ
て実行される追加的な処理を伴って、用いられる。ま
た、PCIアービタ及びモニタ・ロジック225は、タ
イムアウト機能を実行する1又は複数の内部カウンタを
含む。
【0072】PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5は、好ましくは、PCIバス・マスタ・ロック・コマ
ンドを捕捉し、PCIバス上でのエラーの発生の際にア
ドレシングを行う。PCIバスをハングアップさせるP
CIバス上での故障の際には、PCIアービタ及びモニ
タ・ロジック225は、現在のサイクルがどれだけ遠く
まで進行しているかを判断する。現在のバス・サイクル
に関する情報は、PCIアービタ及びモニタ・ロジック
225又はシステム管理レジスタ260のどちらかに記
憶され得る。故障の際には、適切なレジスタ・ビットが
読み出され、現在のバス・トランザクションの間に受け
取られた信号を示す。従って、例えば、PCIアービタ
及びモニタ・ロジック225は、REQ#、GRANT#、FRAME
#、DEVSEL#、IRDY#、TRDY#及び現在のサイクルの間に発
生した種々の他のPCIバス信号の存在に関してPCI
バスをモニタし、これらのPCI信号の検出に応答し
て、適切な信号をシステム管理レジスタ260に提供し
て、適切なレジスタ・ビットをロードする。故障の際に
は、プロセッサ・コントローラ277は、システム管理
レジスタ260にアクセスして、現在のサイクルに対す
る適切なレジスタ・ビットを読み出す。更に、PCIア
ービタ及びモニタ・ロジック225は、好ましくは、P
CIバスのマスタシップを有する要素と、現在のアドレ
スと、PCIバスが故障した際のサイクルのタイプとを
示す値を記憶する。PCIアービタ及びモニタ・ロジッ
ク225又はそれ以外のSMC要素によって検出された
パリティ故障に対しては、その故障を生じさせたアドレ
ス又はデータが、好ましくは、ラッチされ、システム管
理レジスタ260に記憶される。
【0073】PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5はまた、PCIバス上に主なPCIアービトレーショ
ン・ユニットとして存在する要素の動作をモニタする。
好適実施例では、PCIアービタ及びモニタ・ロジック
225は、応答なしに1つのPCI要素への複数のアク
セスがなされた場合にエラー信号を発生する能力を含
む。これに関して、次に図8を参照すると、PCIアー
ビタ及びモニタ・ロジック225が種々のPCIバス・
マスタの活動をトラッキングしている。ステップ282
では、PCIアービタ及びモニタ・ロジック225は、
PCIマスタがPCIバスの所有権を要求したかどうか
を判断する。複数の要求が受け取られた場合には、アー
ビトレーション・ロジック225は、要求している側の
マスタの優先順位をチェックして(ステップ284)、
ステップ286において、最高の優先順位を有するマス
タに付与を与える。PCIアービタ及びモニタ・ロジッ
ク225は、次に、PCIバスをモニタし(ステップ2
88)、バスのマスタシップを付与されたマスタがサイ
クルを開始したかどうかを判断する。マスタが特定の時
間周期(例えば、イベント・カウンタ229によって決
定される)内にサイクルを開始しない場合には、アービ
タ・ロジック225は、そのマスタに対するクレメンシ
・カウンタ227におけるカウントをチェックする。ク
レメンシ・カウンタにおけるカウントが所定のスレショ
ルド値xを超える場合には(ステップ292)、アービ
タ・ロジック225は、ステップ294で、そのマスタ
に対する付与及び割り込みラインをマスキングすること
によって、マスタをディセーブルする。クレメンシ・カ
ウンタ227におけるカウントがxよりも小さい場合に
は、クレメンシ・カウンタは、そのマスタに対して、イ
ンクリメントする(ステップ296)。他のマスタ要求
が対応された後で、故障したマスタは、ステップ299
で再試行される。
【0074】従って、PCIバス・マスタがPCIアー
ビタ及びモニタ・ロジック225によるマスタシップ付
与に応答しない場合には、通常の再アービトレーション
の一部としてペンディングになっている他の要求がなけ
れば、その付与(グラント)は、除去される。第1の付
与の除去の際に、(イベント・カウンタ229などの)
カウンタは付勢され、現在のマスタ番号が、システム管
理レジスタ260の適切なレジスタ又はPCIアービタ
及びモニタ・ロジック225のラッチに記録される。同
じマスタに対する後続の再試行は、カウンタをインクリ
メントさせる。マスタが応答する場合には、クレメンシ
・カウンタ227がリセットされる。カウンタのカウン
トが所定の最大値xよりも大きくなった場合には、エラ
ー信号が、システム管理プロセッサ150に対してアサ
ートされる。更に、PCIアービタ及びモニタ・ロジッ
ク225は、そのバス・マスタがPCIバスのマスタシ
ップを獲得する能力をディセーブルする。好適実施例で
は、レジスタが、PCIバス上の種々のバス・マスタの
入手可能性の専用とされて、提供される。特定のバス・
マスタに対して故障が検出される場合には、そのバス・
マスタに関連する専用のビットに1ビットが設定され
る。PCIアービタ及びモニタ・ロジック225によっ
てマスタシップ要求が受け取られる場合には、エラー・
レジスタが、PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5によってマスタシップが付与される前に、調べられ
る。1つのクレメンシ・カウンタが示されているが、当
業者であれば、望むのであれば、複数のクレメンシ・カ
ウンタを実現できることを理解すべきである。
【0075】PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5はまた、好ましくは、後続の検査のためにPCIバス
・サイクルを選択し記憶することができる。PCIアー
ビタ及びモニタ・ロジック225は、好ましくは、FI
FO(先入れ先出し)レジスタとして構成された円状の
バッファを含む。更に、PCIアービタ及びモニタ・ロ
ジック225は、バス捕捉レジスタ、保持レジスタ及び
サイクル進行レジスタを含む、SMCレジスタ260に
おける複数のレジスタに関連して動作する。PCIアー
ビタ及びモニタ・ロジック225は、入力/出力サイク
ル、メモリ・サイクル、構成(コンフィギュレーショ
ン)サイクル及び特別サイクルを含むサイクルを、レジ
スタに記憶させる。レジスタにおける値は、PCIバス
上のバス故障の場合には、システム管理プロセッサによ
って読み出すことができる。更に、バス捕捉レジスタと
円状バッファとは、好ましくは、SMCリセットの間に
クリアされない。バス保持レジスタは、好ましくは、バ
ス捕捉レジスタと円状バッファとの間に位置する中間レ
ジスタを含む。
【0076】バス捕捉レジスタとFIFOステータス・
レジスタとは、次の表3に図解されている。
【0077】
【表3】
【0078】サイクル進行レジスタは、PCIバス上の
現在のトランザクションの進行を示すのに用いられる。
トラッカ(tracker)レジスタの例を、次の表4に示し
た。
【0079】
【表4】
【0080】システム管理レジスタ260は、好ましく
は、PCIアクセス・サイクルのアドレス・レンジを用
いてプログラムできる9つのアドレス・レンジ・レジス
タ・セットを含む。このレンジ・レジスタはまた、好ま
しくは、ターゲットのアドレスを特定しPCIアービタ
及びモニタ・ロジック225によってモニタするのに用
いられる。好適実施例では、4つのレンジ・レジスタが
メモリ・サイクルから提供され、4つのレンジ・レジス
タが入力/出力サイクルに提供され、1つのレンジ・レ
ジスタが構成サイクルに提供される。また、好ましく
は、特別のイネーブル・ビットが特別のサイクルに提供
される。
【0081】好適実施例では、PCIアービタ及びモニ
タ・ロジック225は、バス・マスタの用法、全体のバ
ス・マスタ・アクセス・レイテンシ、全体のターゲット
・レイテンシ、バス・マスタ・アクセス・レイテンシ、
特定のPCIバスへの再試行の数、特定のサイクルにお
いて転送されたPCIバイト数、REQ信号のネゴシエー
ションの後でPCIマスタがバスを保持する時間の長
さ、及びそれ以外の種々のパフォーマンス規準を決定す
ることができる。
【0082】システム管理レジスタ260は、好ましく
は、PCIバス50からのI/O又はPCI構成サイク
ルか、又は、システム管理ローカル・バス75からのI
/Oサイクルかのどちらかによって、アクセス可能であ
る。SMC200は、好ましくは、PCI側又はシステ
ム管理側のどちらかから、任意の入力/出力又はメモリ
領域を個別的にディセーブルすることができ、更に、任
意の検出されたエラー元をディセーブルすることもでき
る。システム管理プロセッサのアドレス・ベースを64
メガバイトから4ギガバイトに拡張するために、SMC
200は、SMPアドレスを、セグメント・レジスタを
用いて変換する。SMC200は、電源(システム・パ
ワー又はバッテリ・バックアップ97)が受け入れ可能
である(バッテリokがアサートされる)ことがいった
ん確認されると、初期化される。パワーアップの後で、
SMC200は、クロック位相を決定し、SMP150
とシステムにおけるSMRへの同期リセットをアサート
する。
【0083】PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5は、好ましくは、バス・マスタシップ要求を受け取
り、PCIバス50のマスタシップを割り当てる又は付
与する。バス・マスタが故障する場合には、PCIアー
ビタ及びモニタ・ロジック225は、故障したデバイス
を消勢する。マスタが故障したかどうかは、種々の方法
を用いて決定できる。従って、ソフトウェア診断ユーテ
ィリティをシステム上に周期的に走らせて、バス上のそ
れぞれのデバイスの応答をモニタできる。PCIアービ
タ及びモニタ・ロジック225は、デバイスが故障した
と判断する場合には、そのデバイスからのすべてのマス
タシップ要求を無視し、故障したデバイスへのマスタシ
ップの付与を拒絶する。更に、SMC200は、図5に
詳細に示されている割り込みルーティング構成を介し
て、故障したマスタからの割り込み要求をマスキングす
ることができる。SMC200は、種々のバスを通じて
このシステムのすべての割り込みを受け取り、受け取っ
た割り込みをSMP150に送る。
【0084】多数のSMRユニットがシステムの中に散
乱しており、SMM100に対して追加的なモニタリン
グの能力を与えている。SMRは、高速双方向シリアル
・バス(GIバス又はICIBバスのどちらか)とIE
EE1149.1標準テスト・バスとを介して、SMC
200と通信する。時分割多重化がGIバス又はICI
Bバス上で用いられ、SMCはハイに駆動し、SMRは
ローに駆動している。シリアル・バス上のデバイスは、
特定のカウンタに同期されている。
【0085】好適実施例では、SMRデバイスはそれぞ
れが、共通のアーキテクチャを共有している。従って、
図10には、例示的なSMRユニット700が示されて
いるが、SMRデバイス(例えば、SMRユニット7
1、72、73、76)の構成は、好ましくは、SMR
700と同じ構成を実現していると理解する。SMR7
00は、好ましくは、JTAGスレーブ・ロジック70
5、IICロジック710、汎用入力/出力ロジック7
15、割り込みバス・ロジック720及びバス・モニタ
・ロジック725を含む。SMR700は、好ましく
は、JTAGロジック705及びIICロジック710
を介して、SMC200(図3)と通信する。SMR7
00は、IICロジック710を介して、他の周辺機器
とも通信する。
【0086】IICロジック710は、好ましくは、不
揮発性RAM、温度センサ、アナログ・デジタル変換器
を含む種々のスレーブ周辺機器に接続する2ピンのイン
ターフェースを有する。IICロジック710によって
制御される2つのピンは、シリアル・クロック・インタ
ーフェース(SCL)とシリアル・データ・インターフ
ェース(SDA)とである。これらの2つのピンは、I
ICバスを構成し、このバスが、フィリップス・セミコ
ンダクタ社によって開発されたプロトコルを実現する。
SCL及びSDAピンは、双方向性であり、SMRは、
これらのピンを同時に駆動しサンプリングする。SMR
700は、IICバス上でマスタ又はスレーブ・デバイ
スのどちらかとして動作することができる。IICバス
の上では、マスタは、SCLがハイの間にSDAの状態
をハイからローに変更することによって、開始条件を始
動刺せるデバイスである。マスタは、トランザクション
の間を通じて、SCLラインを制御する責任を負ってい
る。スレーブは、マスタにデータを送るか、マスタから
データを受け取るかのどちらかである。1サイクルが開
始された後で、マスタは、7ビットのアドレスと書き込
み/読み出しビットを送信する。次に、受信側が、確認
応答パルスを送信する。それ以降のすべてのトランザク
ションは、8ビットのデータ・パルスであり、確認応答
パルスがそれに続く。トランザクションは、SCLがハ
イである間にマスタによってSDA上でローからハイへ
の変換の発生によって、終了する。
【0087】それぞれのバイトがIICバス上を転送さ
れた後で、IICロジック710は、IBUSロジック
720を通じて、SMC200に割り込みを生じる。図
2及び図3の好適実施例によると、IBUSは、GIバ
ス75又はICIBバス60のどちらかを含む。GIバ
ス75又はICIBバス60の上の割り込みは、SMR
が送信側である場合にはより多くのデータの要求であ
り、又は、SMRが受信側である場合にはデータ・バッ
ファをクリアする要求である。IICロジック710は
また、トランザクションを開始する別のマスタによって
アドレシングされるときに割り込みを発生する。好適実
施例では、IICロジック710は、アドレス・レジス
タ712、IICクロック・レジスタ714、データ・
シフト・レジスタ716及び制御/ステータス・レジス
タ718の4つのレジスタを含む。アドレス・レジスタ
712は、スレーブとしてアドレシングされるときにS
MRが送信する7ビット・アドレスを含む。クロック・
レジスタ714は、IICバス上に実現されたクロック
周波数を記憶する。この周波数は、初期化の間に、クロ
ック・レジスタの中にプログラムされる。データ・シフ
ト・レジスタ716は、IICバスとのすべてのシリア
ル・パラレル・インターフェースを実行する。制御/ス
テータス・レジスタ718は、バス・アクセス及びモニ
タリングに要求されるIICバスのステータス情報を含
む。
【0088】次に、図2、図3及び図10を参照する
と、バス・モニタ・ロジック725は、好ましくは、用
法とエラーとに関して、周辺又はシステム・バスをモニ
タする。好適実施例では、31の入力/出力ピンが周辺
バスをモニタするために用いられる。ピンは、バス・モ
ニタ・ロジック725が、ホスト・バス35やEISA
バス60などの種々のバスをモニタすることを可能にす
るように構成できる。従って、バス・モニタ・ロジック
725は、初期化の間に、特定の動作モードに構成され
る。好適実施例では、SMR構成レジスタ727(アド
レス12h)のビット4及び5が、バス・モニタ・ロジ
ック725の動作モードを定義する専用となっている。
入手可能なモードには、第1及び第2のホスト・モード
(ホスト・モード1及びホスト・モード2)とEISA
モードとが含まれる。従って、EISAモード用に構成
される場合には、バス・モニタ・ロジック725は、種
々のタイプのエラーに関してEISAバスをチェック
し、また、EISAバスの使用を示す統計を収集する。
バス・モニタ・ロジック725は、好ましくは、EIS
AコントローラのRESDRVに接続するRESDRV入力ピンを含
む。SMRバス・マスタ・ロジックは、好ましくは、RE
SDRVをEISAバスのそれぞれのスロットにアサートす
るのに用いられる複数の出力ピンを含む。バス・モニタ
・ロジック725は、好ましくは、EISA MAK#信号を受
け取る。
【0089】当業者には理解されるように、EISAコ
ントローラは、RESDRVをEISAバス・エラーへの応答
としてアサートする。バス・モニタ・ロジック725
は、この信号をインターセプトし、IBUS(EISA
SMR76に対しては、ICIBバスである)を介し
て、SMP150(図3)への割り込みを発生する。S
MRは、この割り込みを、ICIBバスのスロット2上
で割り込みをアサートすることによって、SMC200
(図3)に知らせる。次に、SMC200は、この割り
込みをSMPに送る。RESDRV割り込みを受け取った後
で、SMP150は、バス・モニタ・ロジック725に
おけるMAK#ラッチ・レジスタのステータスを読み出すこ
とによって、EISAバス上のMAK#信号を判断する。RE
SDRVがアサートされたときにどちらのマスタがバスの制
御を有していたかを判断した後で、SMP150は、ス
ロットに特有のRESDRVを、付与側のマスタに送らせる。
【0090】再び図10を参照すると、SMRバス・モ
ニタ・ロジック725は、好ましくは、カウンタ(特に
図示せず)を含み、EISAバスの全体のバス使用と、
それぞれのスロットに対するEISAバス・マスタの活
動に起因するバス使用とをトラッキングする。好適実施
例では、バス・モニタ・ロジック725は、次のEIS
A信号ラインに結合する入力ラインを含む。すなわち、
CMD#、REFRESH、NMFLUSH、EISAHLDA、START#、EMAK1、E
MAK2、EMAK3、MRQ#[0:5]及びBCLKである。全体的なバス
使用は、それぞれの信号がBCLKによってアサートされ伸
長するBCLKの効果を透過的にするそれぞれの時間を乗算
した後に、START#、CMD#及びEISAHLDA信号を加算するこ
とによって展開する。従って、全体のバス使用は、BCLK
(START#アサート)+BCLK(CMD#アサート)+BCLK(EI
SAHLDAアサート)である。EISAバス・マスタの活動
に起因するバス使用は、次の通りのMRQ#及びMAK#入力に
基づく。すなわち、バスマスタ使用=!REFRESH&[BCLK(M
AK#ロー)+BCLK(MAK#ハイの後でMRQ#ロー)]それぞれのバ
ス・マスタ・スロットは、別個のカウンタを有する。そ
れぞれのスロットに対する使用は、そのスロットに対す
るカウントをフリー・カウンタのカウントで除算するこ
とによって得られる。
【0091】バス・モニタ・ロジック725は、好まし
くは、2つのタイプのEISAバス違反であるCMD*タ
イムアウトとリフレッシュ・ホールドオフとを判断す
る。タイムアウトの違反は、バス・モニタ・ロジック7
25がバス上の任意のデバイスが256より多くのBCLK
に対してCMD#をアサートしたと判断する場合に生じる。
タイムアウトが生じると、SMRは、割り込みをICI
Bバス上にアサートすることによって、SMCに知らせ
る。同様に、SMRは、REFRESH信号が256のBCLKの
間にアサートされない場合に、リフレッシュ・ホールド
オフ違反を発生する。ほぼ類似する態様で、バス・モニ
タ・ロジック725はまた、ホスト・バスをモニタして
バス使用を検出することができる。
【0092】EISAモードのときには、SMR700
は、SMCによって要求されるように、EISAバス上
で割り込み要求をアサートする。SMCは、割り込み要
求を識別して、これらの割り込み要求を、IBUSを介
してSMRに送信する。SMRは、SMCが停止信号を
SMRに送信するまで、割り込み要求をアサートする。
従って、SMCが特定のスロットでIBUS上でSMR
に駆動するものはすべてが、その割り込み要求レベルに
対するEISAバス上でSMRが駆動するものに対応す
る。
【0093】再び図10を参照すると、汎用入力/出力
ロジック715が、ビットの値をアサートし、デアサー
トし、トライステートし、又はチェックするのに用いら
れる。汎用のI/Oロジック715は、種々の出力ピン
のレベルを制御又はチェックするレジスタ(特には図示
せず)を含む。EISAモードがSMR構成レジスタ7
27において選択されるときには、汎用I/Oロジック
715は、その機能を変更し、すべての入力は、好まし
くは、EISAバス上の割り込み要求のための入力とな
る。これらの入力は、次に、割り込み要求をIBUSを
介してSMCに送るのに用いられる。それぞれの入力に
対して、IBUSにおいて、スロットが予約される。E
ISAモードのときには、入力は、EISA割り込みラ
イン上でグリッチ(glitches)をフィルタリングする一
連のラッチを介して、ルーティングされる。入力は、BC
LKの立ち上がりエッジでサンプリングされ、ラッチされ
る。グリッチ・フィルタの周期よりも長い間アサートさ
れるが次に消滅する割り込みは、SMRの内部でラッチ
され、SMCに送信される。グリッチ・フィルタの周期
よりも短い割り込みは、無視される。IBUS上のスロ
ットに対するサイクル時間よりも長い周期の間アサート
される割り込みは、SMCに再び送信されることはな
い。
【0094】割り込みバス・インターフェース・ロジッ
ク720は、SMR700を、1つのピン特定されたバ
スに接続するが、このバスは、好ましくは、GIバス又
はICIBバスのどちらかである(図10では、総称的
にIBUSと称されている)。このバスは、SMR70
0によって、非同期信号をSMC200(図3)に送る
のに用いられる。信号を受け取ると、SMC200は、
SMR700に対応する。割り込みバスは、16状態の
カウンタとして機能し、それぞれのSMRは、16の状
態の中の1つの間だけに割り込むことが許容される。
【0095】EISAモードで動作しているときには、
IBUSインターフェース720は、双方向になる。S
MRは、次に、駆動していないときのIBUSの状態を
感知する。IBUSがローに駆動されるときには、対応
するEISA割り込み要求がアサートされる。割り込み
要求は、好ましくは、汎用のブロック・ロジック715
を介してアサートされる。IBUSロジックは、割り込
み元を識別する8ビットのレジスタ722を含む。別の
8ビットのレジスタ724が、割り込みアドレスを、最
初の4ビットに記憶する。割り込みアドレスは、割り込
みを、レジスタ724の最初の4ビットにおける16進
数の値に対応するスロットにおいてアサートさせる。
【0096】JTAGスレーブ・ロジック705は、コ
ンパック社にJTAGスレーブ標準セル設計に基づいて
いるが、この標準的なセル設計は、JTAGラインをS
MRの内部のすべてのレジスタへの通信に用いることが
できるように、修正されている。SMRは、SMCと他
のSMRとに、リング構成に設定されたIEEE114
9.1互換の標準テスト・バス(JTAGバス[4:
0])を介して、接続されている。スレーブ・ロジック
705は、JTAGチェーンを拡大するJTAGマルチ
プレクサ(特に図示せず)を含み、JTAGスレーブが
SRAMがインターフェースする6つのJTAGチェー
ンの任意のものを選択できるようにしている。
【0097】パワーアップされる際には、IICアドレ
ス・レジスタ712とクロック・レジスタ714とが、
初期化されなければならない。SMR初期化ステート・
マシンは、IIC制御ロジック710を制御し、これら
のレジスタに対する初期値を読み込む。SMRは、好ま
しくは、初期値を記憶している不揮発性EEPROM
に、IICバスを介して、付属している。いったん初期
化されると、SMRは、アナログ・デジタル・コンバー
タを介して、種々のセンサに接続し、温度、電圧レベ
ル、種々の要素におけるノイズ、システム・バスの使用
及びそれ以外の機能をモニタする。SMRはまた、ファ
ン速度のモニタリング、コンピュータ・システムのフロ
ント・パネルに対するエラー表示制御、エネルギ保存の
ための電力管理、タンパ報告、及びシリアル番号管理な
どの雑多な機能を実行する。EEPROMの中の情報
が、SMRのレジスタ、カウンタ及びタイマを構成し、
更に、好ましくは、SMRに関する履歴情報とSMRに
よってモニタされたパラメータとを記憶する。
【0098】従って、まとめると、EISAバス上で故
障が生じると、SMRをモニタするEISAが、EIS
Aバスをリセットすることができ、又は、EISAバス
上のスロットをリセットすることができる。EISAバ
ス上に問題が継続する場合には、PCI・EISA間の
ブリッジを、PCIアービタ及びモニタ・ロジック22
5によってディセーブルすることができる。そして、エ
ラーが、SMモデム又はSM NICを介して、遠隔サ
イトに報告される。
【0099】再び図4を参照すると、PCIアービトレ
ーション・ユニット225は、好ましくは、マスタ・タ
ーゲットの組合せに基づいて優先順位を割り当てること
ができる。ほとんどのアービトレーション方式は、優先
順位をもたないラウンド・ロビン・アプローチに基づく
か、又は、それぞれのマスタに割り当てられた優先順位
を有するかのどちらかである。本発明の好適実施例で
は、マスタ・ターゲットの組合せを用いて、優先順位を
決定する。好適実施例によると、SMCレジスタ260
は、好ましくは、優先順位の高いマスタ・ターゲットの
対を識別する優先順位レジスタ・ファイルを含む。従っ
て、4つのレジスタが提供されて、優先順位の高いマス
タ・ターゲット組合せを、次の表5に示すように識別す
る。
【0100】
【表5】
【0101】従って、図9の流れ図に示されるように、
アービトレーション及びモニタ・ロジック225が、ス
テップ401において、マスタシップ要求がPCIバス
上に現れるかどうかを判断する。マスタシップ要求が実
際に現れる場合には、アービトレーション・ロジック2
25は、ステップ403において、従来型の技術に従
い、ラウンド・ロビン・アプローチか、特定のマスタに
割り当てられた優先順位かのどちらかに基づいて、マス
タシップを与える。マスタシップが付与された後で、ア
ービトレーション及びモニタ・ロジック225は、ステ
ップ405において、現在のサイクルのターゲットを決
定する。ステップ407においては、アービトレーショ
ン及びモニタ・ロジック225は、現在のマスタ・ター
ゲットの組合せをチェックし、この組合せが、高い優先
順位のレジスタにおいて特定されるように、高い優先順
位の組合せであると判断されるかどうかをチェックする
(例えば、表5を参照のこと)。
【0102】アービトレーション・ロジックがステップ
409において現在のマスタ・ターゲットの組合せは優
先順位の高い組合せではないと判断するときには、アー
ビトレーション・ロジックは、通常の胴sだモードに戻
る。逆に、現在のマスタ・ターゲットが優先順位の高い
組合せである場合には、アービトレーション及びモニタ
・ロジック225は、ステップ411において、現在の
マスタが別のマスタシップ・サイクルを求めているかど
うかを判断する。そうであれば、アービトレーション・
ロジック225は、ステップ413において、現在のマ
スタにマスタシップを与える。アービトレーション・ロ
ジック225は、次に、ステップ405にループして、
現在のサイクルのターゲットを再び判断する。
【0103】従って、PCIバスのマスタシップを与え
た後で、アービトレーション及びモニタ・ロジック22
5は、好ましくは、ターゲット・アドレスをモニタす
る。現在のトランザクションに対してターゲット・アド
レスがいったん決定されると、アービトレーション・ロ
ジック225は、マスタ及びターゲットのアドレスと優
先順位レジスタ(表5)に掲げられた組合せとを比較す
る。マッチが見つけられる場合には、そのマスタは、バ
スのマスタシップを要求し続ける限り、最も高い優先順
位まで上昇される。当業者であれば理解するように、多
かれ少なかれ4つのレジスタを提供して、4よりも多い
又は少ない優先順位の高いマスタ・ターゲットの組合せ
を特定できる。更に、1つのレジスタを用いて、レジス
タのサイズとそのマスタ及びターゲットのアドレスを特
定するのに要求されるビット数とに基づいて、複数のマ
スタ・ターゲット対を符号化することができる。更に、
本発明は、PCIバスを規準にして説明しているが、当
業者であれば理解するように、本発明は、バス・マスタ
シップ能力を有する他のバス・システム上でも同様に用
いることができる。
【0104】従来のラウンド・ロビン型のアービトレー
ション方式を、図11のAに示してある。図解の目的
で、6つのマスタ(M1、M2、M3、M4、M5、M
6)が示されている。従来のラウンド・ロビン・ロジッ
クでは、アービトレーション・ユニットは、シーケンシ
ャルに、付与要求を求めて、それぞれのマスタに向かっ
て回転する。付与要求がない場合には、次のマスタが付
与要求に関してチェックされる。
【0105】図11のBに示してあるホット・マスタ/
ターゲット方式では、M2のマスタが、優先順位の高い
マスタ/ターゲット対(例えば、CPUマスタ及びビデ
オ・コントローラ・スレーなど)であると予め決められ
ているターゲットをアドレシングしていると判断され
る。従って、アービトレーション・ユニットは、別のマ
スタ・サイクルを用いてマスタシップ・サイクルを終了
した後で、優先順位の高いM2マスタに戻る。図11の
Bに示すように、M1マスタ・サイクルの後に、M2が
マスタシップを付与される。次のマスタ・サイクルはM
3に付与され、M2には次のマスタ・サイクルにおいて
再び付与が与えられる。このようにして、優先順位の高
いマスタには、高い優先順位のターゲットをアドレシン
グする1つおきのマスタシップ・サイクルが与えられ
る。
【0106】更に図4を参照すると、割り込みルーティ
ング・ロジック235は、システム内の種々の要素から
割り込み要求を受け取る。従って、割り込みルーティン
グ・ロジック235は、PCIバス50上に生じる割り
込み要求、EISAバス上に生じる割り込み要求、PC
MCIA割り込み要求、マウス及びキーボード割り込み
要求、及びAPICバス上の又はそのバスを介して送信
されるそれ以外の要求を受け取る。更に、割り込みルー
ティング・ロジック235は、好ましくは、GIバス7
0を介して、SMR71、72、73(図2)から信号
を受け取る。割り込みロジック235はまた、ICIB
バス65を介して、SMR76から信号を受け取る。G
Iバス70とICIBバス65との両方が、好ましく
は、送信のスケジュールを決定するのに時分割多重化を
用いる双方向シリアル・バスである。割り込み元を決定
することができない場合には、IEEE1149.1標
準テスト・バスを用いて割り込み元を見つけるのに役立
てる。図4に示されているように、APICバス上の信
号は、APIC I/O215を介してルーティングさ
れる。IEEE1149.1互換バス・コントローラ2
20は、コマンド・ロジックに結合する。好適実施例に
よると、コマンド・ロジック250は、IEEE114
9.1標準テスト・バス81上でサイクルを開始して、
割り込み元を見つけるのに役立てる。更に、他の制御信
号も、IEEE1149.1標準テスト・バスを介して
転送される。従って、例えば、PCIバスが動作不能で
ある場合でも、SMC200は、依然として、IEEE
1149.1標準テスト・バスを介して、他のシステム
要素へのサイクルを実行する。従って、故障したシステ
ムでは、SMC200は、EEPROMに記憶されたテ
スト・ベクトルを介して、他のシステム要素に質問する
が、このベクトルは、テキサス・インスツルメント社の
アセット・ツールとビクトリ・ソフトウェアとを用いて
発生される。IEEE1149.1互換のバス・コント
ローラ220は、好ましくは、マスタ・ブロックとスレ
ーブ・ブロックとの両方を含み、複数のSMCユニット
がシステム内に与えられている場合に、2つのSMCユ
ニットが通信できるようにしている。それぞれのブロッ
クは、JTAGピンのそれ自身の組を有することによ
り、IEEE1149.1標準テスト・バス81が、S
MRを構成及び制御し、SMRにおけるJTAG・II
C間のブリッジを介して、IICバス(又は、それ以外
のバス)上の他のデバイスへの書き込みを行う。SMC
IEEE1149.1標準テスト・コントローラ220
は、SMP150とホストCPU10との両方によっ
て、アクセス可能である。
【0107】次に図4及び図5を参照すると、SMC2
00は、SMP150及びホストCPU10が読むべき
遠隔の割り込み要求を収集する。複数のSMPステート
・マシンが、エラー・ビットを設定することにより、異
常な状態を検出し報告する。SMCは、いったんSRA
M状態を検出すると、SMPに割り込みを行う。破滅的
な故障が検出された場合には、SMCは、EISAコン
トローラESCに接続されてNMI信号を生じるシステ
ム・エラー(SERR)信号をアサートする。SMCは、第
1のエラー・レジスタに検出された第1のエラーを、そ
して、すべての検出されたエラーをエラー・レジスタに
記憶して、よりインテリジェントな故障解析を可能にす
る。
【0108】好適実施例に従った割り込みルーティング
方式が、図5に示されている。SMM要素(PCMCI
Aアダプタ194、195、SMP150、キーボード
及びマウス・コントローラ185、SMR325など)
からのすべての割り込みは、SMC200を介してルー
ティングされる。SMC200はまた、GIバス70上
のSMR71、72、73から、そして、ICIBバス
65上のSMR76から、割り込みを受け取る。SMC
200はまた、APICバス80上のEISA割り込み
信号を受け取る。割り込みは、APICバス80上を、
SMC200からSMP150にルーティングされる。
本発明のある実施例では、第2のSMC300が二次的
なPCIバス350上に提供される。第2のSMC30
0は、APICバス80とICIBバス65とに結合し
て、二次的なPCIバスからの割り込み要求の処理に役
立てる。
【0109】SMCを介してすべての割り込み要求をル
ーティングすることによって、SMC200は、ディセ
ーブルされたPCI及びEISA要素からの割り込み信
号をマスキングすることができる。システムのための割
り込み制御デバイスとして、SMC200は、本発明の
1つの実施例におけるホット・スペア要素を含む割り込
みをシステム内のデバイスに、再び割り当てることがで
きる。更に、SMCは、すべての割り込みはSMMを通
過するので、仮想端末モードにあるSMM100の動作
を容易にする。
【0110】GIバスとICIBバスとは、好ましく
は、SMRとSMCとを接続するバスである。好ましく
は、SMRは、GI及びICIBバスに対して共通のピ
ンを有している。従って、SMRは、いずれのモードで
も動作するように構成されている。GI及びICIBバ
スは、4つのラインを要求するだけであり、そのうちの
3つは、既にシステム内に存在している(Vcc、グラ
ンド、JTAGクロック)。4番目のラインは、双方向
のデータ・ラインである。次に、図2及び図5を参照す
ると、GIバス70は、SMR71、SMR72及びS
MR73を、システム管理モジュール100に結合させ
る。ICIBバス65は、EISAバス上に位置するS
MR76を、システム管理モジュール100に結合す
る。GIバス70及びICIBバス65は、異なるソー
スからの割り込みの双方向の送信を可能にするが、SM
M100は、割り込みがアサートされていた時間を知る
ことによって、割り込みに関する情報を推定することが
できる。GI及びICIBバスは、時分割多重化方式を
用いて、複数のデバイスが、SMCがサンプリングする
のと同じライン上で割り込みを安全にアサートすること
を可能にする。SMCはまた、同じラインを駆動するこ
とができる。従って、GIバス及びICIBバスは、割
り込み信号を遠隔のデバイスからSMM100に送るの
に用いられる。EISAバス上の割り込みはまた、IC
IBバス65を介して、SMMに送信される。種々の割
り込み送信ルートは、それぞれが、SMMによって個別
的にプログラム可能及びマスキング可能である。
【0111】図4の好適実施例では、CMP150は、
システム初期化の一部として、JTAGの幾何学的配置
(トポロジ)を動的に確証する。IEEE1149.1
標準テスト・アクセス・ポートの記述に記載されている
既知の技術によると、SMP150上で動いているソフ
トウェアは、ID走査を実行して、どのチップとどのJ
TAGトポロジとがシステムに存在しているかを判断す
る。システムがJTAGブリッジとして機能する1又は
複数のSMRを含むと判断した後で、このソフトウェア
は、SMRを用いて他のJTAGチェーンに接続しID
走査を実行してこのチェーンのトポロジを決定する。図
4に示されているように、SMC200は、好ましく
は、IEEE1149.1標準テスト・コントローラ2
20を含む。このSMC200によって、SMP150
は、コンピュータ・システム内のすべての走査可能な要
素の境界走査を実行できる。IEEE1149.1標準
テスト・コントローラ220は、SMP150が複数の
コマンドをJTAGポートにパイプラインすることを可
能にする応答FIFOセットを含む。IEEE114
9.1互換バス・コントローラ220は、コンピュータ
・システムの様々な状態を、コンピュータのスクリーン
・ディスプレイを介して、又は、モデム若しくはPCM
CIAスロット195、196を介して接続されたロー
カル・エリア・ネットワークを通じて、オペレータに報
告することができる。
【0112】IEEE1149.1互換バス・コントロ
ーラ220は、SMC200をIEEE1149.1標
準テスト・バス81にインターフェースする。SMR7
1、72、73、76のそれぞれは、好ましくは、SM
Rにおける多重化を制御するレジスタを含む。このレジ
スタは、好ましくは、JTAGデータ・チェーンに含ま
れ、マルチプレクサの状態の修正を可能にする。JTA
Gマスタ・デバイスは、IEEE1149.1標準テス
ト・バスが、好適実施例によるテスト及び管理通信に用
いられることを可能にする。このように、IEEE11
49.1標準テスト・バスは、通常の技術に従ったテス
トとして機能することに加えて、SMRとSMCとの間
のシリアル通信を実行するのに用いられる。好適実施例
では、PCIマスタは、SMCを、従って、IEEE1
149.1標準テスト・バスを介してSMPを走査する
ことができる。従って、例えば、ホストCPUは、望む
のであれば、IEEE1149.1標準テスト・バスを
介して、システム管理モジュールを走査することができ
る。
【0113】SMRデバイス71、72、73は、SM
C200に接続して、種々のプロセッサ、メモリ及びI
/Oカードなどの遠隔ソースからの割り込み情報を収集
する。SMRは、比較的少数のASICを用いて実現す
ることにより、コストを最小化することができる。従っ
て、1つのSMCを多くのSMRと共に用いることによ
り、SMM100がコンピュータ・システムの残りの部
分をモニタすることが可能になるようにすることができ
る。一方のSMRが、好ましくは、SMM100の中に
物理的に配置され、他方のSMRを種々の遠隔モジュー
ルに配置する。SMRによって提供される割り込みは、
バスGIBUS70上のSMC200における割り込み
コントローラ235による時分割多重化を用いることに
よって収集することができる。SMR76は、拡張サブ
システムに配置される。SMR76は、EISA IR
Q信号を受け取り、割り込みを、双方向のシリアル・リ
ンク・バスICIB65を介して、割り込みコントロー
ラ235に送る。SMRの機能には、割り込みをフィル
タリングして正のグリッチと伸張する負のパルス化割り
込みとを除去することが含まれ得る。SMC200は、
SMRの1つから割り込みをいったん受け取ると、その
割り込み元の判断を実行する。割り込み元がスロットの
共有のためにわからない場合には、SMP150はIE
EE1149.1互換バス・コントローラ220を介し
てSMRレジスタを走査して、割り込み元を判断する。
【0114】更に図4を参照すると、APIC I/O
215は、SMC200をAPICバス80にインター
フェースするように機能する。好適実施例では、SMC
200は、ホスト・プロセッサの内部状態を診断特徴の
一部としてSMC200が読み出すことを可能にするI
/O APICにおいて用いられる遠隔的な読み出し動
作を実現する。I/O APIC215はまた、好まし
くは、ホストCPUがAPICプロトコルをサポートし
ない場合には、APICバス80上でSMCからホスト
への割り込みルーティングをサポートする。
【0115】好適実施例では、SMCは、システムのパ
ワーダウンを生き延び、また、PCIクロック故障を生
き延びることができる。SMC200は、好ましくは、
APICクロック故障などの他のクロック故障を報告す
る。SMPは、温度とファン速度とをモニタし、ブロッ
クされた又は故障したファンを識別することができ、更
には、重大な過剰温度又は重大なファン故障を予告する
ことができる。温度は、好ましくは、フィリップス社の
IICバスを介してSMRに付属している温度センサか
ら読み出される。SMR76は、好ましくは、IEEE
バスを介して、SMMに結合する。従って、SMR76
は、SMM100に、アセット管理、故障モード、ラン
タイム・ログ、あらゆる故障をフラグしている診断又は
オペレーティング・システムなどに関する情報を送信す
ることができる。
【0116】好適実施例では、SMC200は、エラー
値を記憶する2つの個別的なレジスタを含む。一方のレ
ジスタは、エラーの第1の発生をラッチし、第2のレジ
スタは、エラーのすべての発生をラッチする。SMC
は、検出された第1のエラーを第1のエラー・レジスタ
に、検出されたすべてのエラーを第2のエラー・レジス
タに記憶して、よりインテリジェントな故障解析を可能
にする。SMC200はまた、PCIアドレス、データ
・パリティ・エラー、SERR#、クロック故障をラッチし
て報告するが、すべての故障をマスキングすることが可
能である。SMCはまた、割り込み又はそれ以外の信号
ラインを介してホスト又はシステム管理モジュールへの
報告をサポートする。SMCはまた、EISA及びシス
テム・ハング・ロジックに加えて、セルフ・エラー・レ
ジスタを含む。
【0117】以上で行った本発明の開示及び説明は例示
的及び説明的であり、図解した回路及び構成、更には動
作方法の詳細だけでなく、サイズ、形状、材料、要素、
回路素子、配線接続及び接触などにおける様々な変更
が、本発明の技術的思想から逸脱せずに可能である。
【0118】上述の開示がいったん理解されれば、当業
者にとっては、多数の変更及び修正が明らかであろう。
従って、冒頭の請求項は、このよう変更及び修正のすべ
てを含むように解釈されるものとする。
【図面の簡単な説明】
本発明の好適実施例に関する以上の詳細な説明の際を添
付の図面を考慮することにより、本発明に関するよりよ
い理解を得ることができる。
【図1】従来技術によるホスト・サーバ・システムの単
純化したブロック図である。
【図2】本発明の好適実施例に従って構成されたホスト
・サーバ・システムを図解しているブロック図である。
【図3】図2のシステム管理モジュール(SMM)の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3のシステム管理中央(SMC)の構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明によるホスト・サーバ・システムにおけ
る割り込み信号のルーティングを示す機能ブロック図で
ある。
【図6】要素故障の際にスペア要素に動的に切り換える
ときのSMCの動作を図解する流れ図である。
【図7】SMMが動的なスイッチングを実行する態様を
より詳細に示すブロック図である。
【図8】図4のアービトレーション及びモニタ・ロジッ
クが故障したバス・マスタをディセーブルする動作を示
す流れ図である。
【図9】図4のアービトレーション及びモニタ・ロジッ
クによって実行されるマスタ・ターゲットに基づくアー
ビトレーションを図解する流れ図である。
【図10】図2のシステム管理遠隔(SMR)ユニット
の好適な構成を示すブロック図である。
【図11】Aは、ラウンド・ロビン・ロジックを用いる
従来技術によるアービトレーション方式を示し、Bは、
例示的なマスタ/ターゲット優先ロジックを実現するア
ービトレーション方式を示す。
フロントページの続き (71)出願人 591030868 20555 State Highway 249,Houston,Texas 77070,United States o f America (72)発明者 ダニエル・エス・ハル アメリカ合衆国テキサス州77084,ヒュー ストン,ウイロー・ハース 14939

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト・バスに接続されたホスト・プロ
    セッサと、 前記ホスト・バスをシステム拡張バスに接続するバス・
    ブリッジと、 前記システム拡張バスに接続されたシステム管理モジュ
    ールであって、 システム管理ローカル・バスに接続されたシステム管理
    プロセッサと、 前記システム管理ローカル・バスと前記システム拡張バ
    スとに接続されており、前記システム拡張バスに対して
    バス・アービタとして動作するアービタ及びモニタ・ロ
    ジックと、前記システム拡張バス上の要素からの割り込
    み要求を前記ホスト・プロセッサに選択的にルーティン
    グする割り込みルーティング・ロジックとを含むシステ
    ム管理中央制御ユニットと、 を含むシステム管理モジュールと、 を備えていることを特徴とするコンピュータ・システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
    システム拡張バスは、PCIバスを含み、前記システム
    管理中央制御ユニットは、前記PCIバスに対するバス
    ・アービタとして動作することを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシステムにおいて、第2
    のバス・ブリッジによって前記PCIバスに結合された
    第2のシステム拡張バスを更に備えていることを特徴と
    するシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシステムにおいて、前記
    第2のシステム拡張バスは、EISAバスを含むことを
    特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のシステムにおいて、前記
    第2のバス・ブリッジは、前記システム管理中央制御ユ
    ニットと前記ホスト・プロセッサとに、割り込みバスを
    介して結合していることを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシステムにおいて、前記
    割り込みバスは、APICバスを含むことを特徴とする
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のシステムにおいて、前記
    第2のバス・ブリッジは、前記第2のシステム拡張バス
    に接続されたデバイスからの割り込み要求を中継(リレ
    ー)するように機能することを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシステムにおいて、前記
    第2のシステム拡張バスに接続されたシステム管理遠隔
    ユニットを更に備えており、このシステム管理遠隔ユニ
    ットは、シリアル・バスによって前記システム管理中央
    制御ユニットに接続していることを特徴とするシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のシステムにおいて、前記
    システム管理遠隔ユニットは、前記第2のシステム拡張
    バスに接続されているデバイスが故障する場合には、前
    記システム管理中央制御ユニットに信号を提供すること
    を特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシステムにおいて、前
    記割り込みルーティング・ロジックは、割り込みを要求
    しているデバイスが故障した場合には、前記第2のバス
    ・ブリッジによって中継された割り込み要求をマスキン
    グすることができることを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 請求項2記載のシステムにおいて、前
    記システム管理中央制御ユニットは、前記PCIバスに
    接続されたPCIマスタ・デバイスから、前記PCIバ
    スのマスタシップ要求を受け取ることを特徴とするシス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のシステムにおいて、
    前記アービタ及びモニタ・ロジックは、前記マスタシッ
    プ要求を受け取り、前記PCIバスのマスタシップを要
    求しているマスタに付与することを特徴とするシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のシステムにおいて、
    前記割り込みルーティング・ロジックは、前記PCIバ
    スに接続されたデバイスから割り込み要求を受け取るこ
    とを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のシステムにおいて、
    前記アービタ及びモニタ・ロジックは、前記PCIバス
    をモニタして、前記PCIバスに接続された要素がどれ
    か故障したかどうかを判断することを特徴とするシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のシステムにおいて、
    前記システム管理中央制御ユニットは、前記PCIバス
    上の故障したデバイスからの割り込みをマスキングする
    ことを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のシステムにおいて、
    前記アービタ及びモニタ・ロジックは、前記PCIバス
    上の故障したデバイスからのマスタシップ要求を無視す
    ることを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 請求項4記載のシステムにおいて、前
    記システム管理中央制御バスに結合された複数のシステ
    ム管理遠隔ユニットを更に備えていることを特徴とする
    システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットは、標準テスト・
    バスによって前記システム管理中央制御ユニットに結合
    することを特徴とするシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットは、また、双方向
    バスによって前記システム管理中央制御ユニットに結合
    することを特徴とするシステム。
  20. 【請求項20】 請求項18記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の少なくとも
    1つは、また、ICIBバスによって前記システム管理
    中央制御ユニットに結合することを特徴とするシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の少なくとも
    1つは、また、GIバスによって前記システム管理中央
    制御ユニットに結合することを特徴とするシステム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のシステムにおいて、
    前記システム管理中央制御ユニットは、前記ICIBバ
    スとGIバスとの両方に接続する共通の端子を含むこと
    を特徴とするシステム。
  23. 【請求項23】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の少なくとも
    1つは、IICバスに結合することを特徴とするシステ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の1つは、ま
    た、前記EISAバスに結合することを特徴とするシス
    テム。
  25. 【請求項25】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の1つは、ま
    た、前記バス・ブリッジに結合することを特徴とするシ
    ステム。
  26. 【請求項26】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の1つは、ま
    た、前記第2のバス・ブリッジに結合することを特徴と
    するシステム。
  27. 【請求項27】 請求項17記載のシステムにおいて、
    前記複数のシステム管理遠隔ユニットの中の1つは、ま
    た、前記ホスト・バスに結合することを特徴とするシス
    テム。
  28. 【請求項28】 ホスト・バスに接続されたホスト・プ
    ロセッサと、 前記ホスト・バスをPCIバスに接続するバス・ブリッ
    ジと、 前記PCIバスに接続されており、前記PCIバスに接
    続されたシステム管理中央制御ユニットを含むシステム
    管理モジュールと、 を備えており、前記システム管理中央制御ユニットは、
    PCIバス・アービトレーション・ユニットとして動作
    するアービタ及びモニタ・ロジックを含み、このアービ
    タ及びモニタ・ロジックは、前記PCIバスに接続され
    たPCIマスタ・デバイスから前記PCIバスのマスタ
    シップ要求を受け取り、更に、前記PCIバスをモニタ
    して前記PCIバスに接続された要素のどれかが故障し
    たかどうかを判断することを特徴とするコンピュータ・
    システム。
  29. 【請求項29】 請求項28記載のシステムにおいて、
    前記アービタ及びモニタ・ロジックは、前記PCIバス
    上の故障したデバイスからのマスタシップ要求を無視す
    ることを特徴とするシステム。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のシステムにおいて、
    前記システム管理中央制御ユニットは、また、前記PC
    Iバスに接続されたデバイスから割り込み要求を受け取
    る割り込みルーティング・ロジックを含むことを特徴と
    するシステム。
  31. 【請求項31】 請求項30記載のシステムにおいて、
    前記システム管理中央制御ユニットは、前記PCIバス
    上の故障したデバイスからの割り込みをマスキングする
    ことを特徴とするシステム。
  32. 【請求項32】 請求項31記載のシステムにおいて、
    前記PCIバスのマスタシップを要求しているデバイス
    の中の1つは、PCIからEISAへのバス・ブリッジ
    であり、前記PCIからEISAへのバス・ブリッジ
    は、前記PCIバスをEISAバスにインターフェース
    することを特徴とするシステム。
  33. 【請求項33】 請求項32記載のシステムにおいて、
    前記PCIからEISAへのバス・ブリッジは、割り込
    みバスを介して前記割り込みルーティング・ロジックに
    接続して、前記EISAバスからのすべての割り込みを
    前記システム管理中央制御ユニットにルーティングする
    ことを特徴とするシステム。
  34. 【請求項34】 請求項33記載のシステムにおいて、
    前記EISAバスに接続されたシステム管理遠隔ユニッ
    トを更に備えており、このシステム管理遠隔ユニット
    は、シリアル・バスによって前記システム管理中央制御
    ユニットに接続することを特徴とするシステム。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のシステムにおいて、
    前記シリアル・バスは、高速双方向チップ相互間割り込
    みバスを含むことを特徴とするシステム。
  36. 【請求項36】 請求項35記載のシステムにおいて、
    前記システム管理遠隔ユニットは、前記EISAバスに
    接続されているデバイスが故障する場合には、前記シス
    テム管理中央制御ユニットに信号を提供することを特徴
    とするシステム。
  37. 【請求項37】 請求項36記載のシステムにおいて、
    前記割り込みルーティング・ロジックは、割り込みを要
    求しているデバイスが故障した場合には、前記バス・ブ
    リッジによって中継された割り込み要求をマスキングす
    ることができることを特徴とするシステム。
  38. 【請求項38】 請求項28記載のシステムにおいて、
    システム管理ローカル・バスを介して前記システム管理
    中央制御ユニットに結合されたシステム管理プロセッサ
    を更に備えていることを特徴とするシステム。
  39. 【請求項39】 ホスト・バスに接続されたホスト・プ
    ロセッサと、 前記ホスト・バスをPCIバスに接続するバス・ブリッ
    ジと、 前記PCIバスに接続されており、前記PCIバスに接
    続されたシステム管理中央制御ユニットを含むシステム
    管理モジュールと、 を備えており、前記システム管理中央制御ユニットは、
    前記PCIバスをモニタして前記PCIバスに接続され
    た要素のどれかが故障したかどうかを判断するモニタ・
    ロジックと、前記PCIバス上の要素からの割り込み要
    求を前記ホスト・プロセッサに選択的にルーティングす
    る割り込みルーティング・ロジックとを含むことを特徴
    とするコンピュータ・システム。
  40. 【請求項40】 請求項39記載のシステムにおいて、
    前記システム管理中央制御ユニットは、前記PCIバス
    上の故障したデバイスからの割り込みをマスキングし、
    前記故障したデバイスからの割り込み要求が前記ホスト
    ・プロセッサにルーティングされることを防止すること
    を特徴とするシステム。
  41. 【請求項41】 請求項40記載のシステムにおいて、
    システム管理ローカル・バスを介して前記システム管理
    中央制御ユニットに結合されたシステム管理プロセッサ
    を更に備えていることを特徴とするシステム。
  42. 【請求項42】 ホスト・バスに接続されたホスト・プ
    ロセッサと、 前記ホスト・バスをPCIバスに接続するバス・ブリッ
    ジと、 前記PCIバスとシステム拡張バスとに接続された第2
    のバス・ブリッジと、 前記PCIバスに接続され、前記PCIバスに接続され
    たシステム管理中央制御ユニットを含むシステム管理モ
    ジュールであって、前記システム管理中央制御ユニット
    は、割り込み要求を前記ホスト・プロセッサに選択的に
    ルーティングする割り込みルーティング・ロジックを含
    む、システム管理モジュールと、 前記システム拡張バスに接続され、シリアル・バスによ
    って前記割り込みルーティング・ロジックに接続するシ
    ステム管理遠隔ユニットと、 を備えており、前記第2のバス・ブリッジは、割り込み
    バスによって前記割り込みロジックに接続し、更に、前
    記システム拡張バスに接続されたデバイスからの割り込
    み要求を中継することを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  43. 【請求項43】 請求項42記載のシステムにおいて、
    前記システム拡張バスは、EISAバスを含み、前記第
    2のバス・ブリッジは、PCIからEISAへのブリッ
    ジを含むことを特徴とするシステム。
  44. 【請求項44】 請求項42記載のシステムにおいて、
    前記システム管理遠隔ユニットは、前記システム拡張バ
    スに接続されているデバイスが故障する場合には、前記
    システム管理中央制御ユニットに信号を提供することを
    特徴とするシステム。
  45. 【請求項45】 請求項44記載のシステムにおいて、
    前記割り込みルーティング・ロジックは、割り込みを要
    求しているデバイスが故障した場合には、前記第2のバ
    ス・ブリッジによって中継された割り込み要求をマスキ
    ングすることができることを特徴とするシステム。
JP10031922A 1996-12-31 1998-01-05 制御及び割り込みラインのマスキングによるpci及びeisaマスタの分離 Pending JPH10334043A (ja)

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