JPH10334784A - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
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- JPH10334784A JPH10334784A JP14188997A JP14188997A JPH10334784A JP H10334784 A JPH10334784 A JP H10334784A JP 14188997 A JP14188997 A JP 14188997A JP 14188997 A JP14188997 A JP 14188997A JP H10334784 A JPH10334784 A JP H10334784A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁接触器において、可動コアの衝突エネル
ギーを歪みエネルギーとして吸収し、分散させることに
より、可動コアを押し戻す力を減少させ、可動コアのば
たつき及び接点ジャンプを低減するとともに、取扱いの
簡便なものを提供する。 【解決手段】 コイル31を巻回した固定コア12と、
開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア22と、
可動接点24を支持する可動絶縁台21と、可動コア2
2を固定コア12から開極するように配設した復帰ばね
32と、各部品を収納し、固定接点14を支持する固定
絶縁台11とを備える電磁接触器において、固定コア1
2を、板状体を積層した緩衝部材41で固定絶縁台11
に取付ける。
ギーを歪みエネルギーとして吸収し、分散させることに
より、可動コアを押し戻す力を減少させ、可動コアのば
たつき及び接点ジャンプを低減するとともに、取扱いの
簡便なものを提供する。 【解決手段】 コイル31を巻回した固定コア12と、
開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア22と、
可動接点24を支持する可動絶縁台21と、可動コア2
2を固定コア12から開極するように配設した復帰ばね
32と、各部品を収納し、固定接点14を支持する固定
絶縁台11とを備える電磁接触器において、固定コア1
2を、板状体を積層した緩衝部材41で固定絶縁台11
に取付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁接触器に関
し、特に、電磁石コイルの吸引による可動コアと固定コ
アの衝突による可動コアのばたつきを固定コア及び可動
コアに作用する緩衝構造により吸収、分散して、可動コ
アに付随して動く可動接点の接点ジャンプを低減させ、
接点消耗を抑制する電磁接触器に関する。
し、特に、電磁石コイルの吸引による可動コアと固定コ
アの衝突による可動コアのばたつきを固定コア及び可動
コアに作用する緩衝構造により吸収、分散して、可動コ
アに付随して動く可動接点の接点ジャンプを低減させ、
接点消耗を抑制する電磁接触器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気回路の開閉操作を電磁石で行う装置
として、電磁接触器が知られており、電動機回路等の電
気設備において、遠隔操作を行う際等に使用されてい
る。そして、始動電流の大きな負荷を始動させる電気設
備において、この負荷に電力を供給する電源の容量に余
裕がない場合、負荷の始動状態における始動電流によっ
て回路の電圧が低下する現象がある。この電気設備にお
いて、電磁接触器のコイルの電源を負荷と同じ電源から
取ると、負荷の始動電流による電圧降下によって、可動
コアの吸引力不足が生じる。図5はこの現象を図示した
もので、曲線Aは定格電圧を印加した場合のコイルの吸
引力と可動コア−固定コア間の間隔の関係を表す吸引力
曲線である。この曲線Aは、始動電流のため回路の電圧
降下が生じた状態では吸引力が低下し曲線Bに移動す
る。なお、特性Cは電磁接触器の戻しばね及び接点ばね
による負荷力を表す。図6は操作電圧、主接点の開閉及
び負荷電流をタイミングチャートで示したもので、主接
点が閉路し始動電流が流れることでコイルの操作電圧が
低下することを示す。この状態で電磁接触器の可動コア
が固定コアに衝突してばたつきを起こすと、吸引力不足
のため可動コアと固定コアの離極距離が大きくなり、可
動コアに付随して動く可動接点が接点ジャンプを起こ
す。
として、電磁接触器が知られており、電動機回路等の電
気設備において、遠隔操作を行う際等に使用されてい
る。そして、始動電流の大きな負荷を始動させる電気設
備において、この負荷に電力を供給する電源の容量に余
裕がない場合、負荷の始動状態における始動電流によっ
て回路の電圧が低下する現象がある。この電気設備にお
いて、電磁接触器のコイルの電源を負荷と同じ電源から
取ると、負荷の始動電流による電圧降下によって、可動
コアの吸引力不足が生じる。図5はこの現象を図示した
もので、曲線Aは定格電圧を印加した場合のコイルの吸
引力と可動コア−固定コア間の間隔の関係を表す吸引力
曲線である。この曲線Aは、始動電流のため回路の電圧
降下が生じた状態では吸引力が低下し曲線Bに移動す
る。なお、特性Cは電磁接触器の戻しばね及び接点ばね
による負荷力を表す。図6は操作電圧、主接点の開閉及
び負荷電流をタイミングチャートで示したもので、主接
点が閉路し始動電流が流れることでコイルの操作電圧が
低下することを示す。この状態で電磁接触器の可動コア
が固定コアに衝突してばたつきを起こすと、吸引力不足
のため可動コアと固定コアの離極距離が大きくなり、可
動コアに付随して動く可動接点が接点ジャンプを起こ
す。
【0003】この接点ジャンプによって大きな始動電流
を開閉するため、接点が消耗して電気的耐久性が低下す
る問題があり、可動コアと固定コアに対し、いろいろな
緩衝構造を採用することが提案されている。例えば、特
開昭59−123205号公報に記載のように、緩衝部
材としてゴム等の弾性材を用いるものがある。この場
合、電磁石コイルの吸引による可動コアと固定コアの衝
突エネルギーを緩衝部材の歪みエネルギーとして一時的
には吸収するが、このエネルギを分散させる構造を備え
ていない。そのため、この緩衝構造では歪みエネルギー
が解放された時、可動コアを押し戻す力となり、可動コ
アは固定コアより開離してばたつきを起こす。このばた
つきが電磁石コイルへの印加電圧の低下時に起こるとコ
ア同士の離極距離が大となり、可動コアの動きに付随し
て動く接点部においても接点ジャンプを起こし、電流を
遮断することにより接点の消耗が進む現象があった。
を開閉するため、接点が消耗して電気的耐久性が低下す
る問題があり、可動コアと固定コアに対し、いろいろな
緩衝構造を採用することが提案されている。例えば、特
開昭59−123205号公報に記載のように、緩衝部
材としてゴム等の弾性材を用いるものがある。この場
合、電磁石コイルの吸引による可動コアと固定コアの衝
突エネルギーを緩衝部材の歪みエネルギーとして一時的
には吸収するが、このエネルギを分散させる構造を備え
ていない。そのため、この緩衝構造では歪みエネルギー
が解放された時、可動コアを押し戻す力となり、可動コ
アは固定コアより開離してばたつきを起こす。このばた
つきが電磁石コイルへの印加電圧の低下時に起こるとコ
ア同士の離極距離が大となり、可動コアの動きに付随し
て動く接点部においても接点ジャンプを起こし、電流を
遮断することにより接点の消耗が進む現象があった。
【0004】また、緩衝構造として、流体粘性ダンパや
粒子を使用することが、実開平6−71982号公報、
特開平4−83312号公報に記載のように知られてい
るが、これらの方法は、流体や粒子を入れる容器を用意
する必要がある等、取扱いに問題があった。
粒子を使用することが、実開平6−71982号公報、
特開平4−83312号公報に記載のように知られてい
るが、これらの方法は、流体や粒子を入れる容器を用意
する必要がある等、取扱いに問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、可動コアの
衝突エネルギーを歪みエネルギーとして吸収し、分散さ
せることにより、可動コアを押し戻す力を減少させ、可
動コアのばたつき及び接点ジャンプを低減するととも
に、取扱いの簡便なものを提供するものである。
衝突エネルギーを歪みエネルギーとして吸収し、分散さ
せることにより、可動コアを押し戻す力を減少させ、可
動コアのばたつき及び接点ジャンプを低減するととも
に、取扱いの簡便なものを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルを巻回
した固定コアと、開極方向と同方向に移動可能に設けた
可動コアと、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可
動コアを前記固定コアから開極するように配設した復帰
ばねと、前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定
絶縁台とを備える電磁接触器において、前記固定コア
は、板状体を積層した緩衝部材で前記固定絶縁台に取付
けられている電磁接触器である。
した固定コアと、開極方向と同方向に移動可能に設けた
可動コアと、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可
動コアを前記固定コアから開極するように配設した復帰
ばねと、前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定
絶縁台とを備える電磁接触器において、前記固定コア
は、板状体を積層した緩衝部材で前記固定絶縁台に取付
けられている電磁接触器である。
【0007】また、本発明は、上記板状体の一部は、金
属板に樹脂をコーティングした制振鋼板である電磁接触
器である。
属板に樹脂をコーティングした制振鋼板である電磁接触
器である。
【0008】そして、本発明は、コイルを巻回した固定
コアと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記可動コアの接極面及
び前記固定コアの接極面は、それぞれ2平面からなり、
そして、互いに平行であり、更に、前記2平面の交点を
開極方向に対し直交する方向にずらして配置している電
磁接触器である。
コアと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記可動コアの接極面及
び前記固定コアの接極面は、それぞれ2平面からなり、
そして、互いに平行であり、更に、前記2平面の交点を
開極方向に対し直交する方向にずらして配置している電
磁接触器である。
【0009】更に、本発明は、コイルを巻回した固定コ
アと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記固定絶縁台は弾性部
材を備え、そして、前記弾性部材は、接極前は前記可動
コアとは空間を保ち、かつ、接極時は可動コアを両側か
ら押圧するものである電磁接触器である。
アと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記固定絶縁台は弾性部
材を備え、そして、前記弾性部材は、接極前は前記可動
コアとは空間を保ち、かつ、接極時は可動コアを両側か
ら押圧するものである電磁接触器である。
【0010】また、本発明は、コイルを巻回した固定コ
アと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記固定絶縁台は前記固
定コアの長手方向の両側に前記可動コアの移動に伴い回
転動作する回転支持部材を取付けており、そして、前記
回転支持部材は、接極前は両回転支持部材に取付けられ
た緩衝部材ばねにより可動コアとは空間を保ち、かつ、
接極時は前記可動コアに設けた突起により回転動作する
ものである電磁接触器である。
アと、開極方向と同方向に移動可能に設けた可動コア
と、可動接点を支持する可動絶縁台と、前記可動コアを
前記固定コアから開極するように配設した復帰ばねと、
前記各部品を収納し、固定接点を支持する固定絶縁台と
を備える電磁接触器において、前記固定絶縁台は前記固
定コアの長手方向の両側に前記可動コアの移動に伴い回
転動作する回転支持部材を取付けており、そして、前記
回転支持部材は、接極前は両回転支持部材に取付けられ
た緩衝部材ばねにより可動コアとは空間を保ち、かつ、
接極時は前記可動コアに設けた突起により回転動作する
ものである電磁接触器である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の電磁接触器の実施例について、図1〜図
4により説明する。
する。本発明の電磁接触器の実施例について、図1〜図
4により説明する。
【0012】図1(a)は、第1の実施例の電磁接触器
の側断面図であり、図1(b)は、同電磁接触器の固定
コア、可動コア及び緩衝部材の説明図である。本実施例
の電磁接触器は、固定絶縁台11、固定コア12、可動
絶縁台21、可動コア22、コイル31、復帰ばね32
等を備えている。固定コア12と可動コア22はコイル
31を間に置き、互いに対向して配置されている。可動
コア22は可動絶縁台21に連結部材23で連結され、
可動接点24に可動コア22の動きを伝達している。可
動接点24は可動絶縁台21に接点ばね25の押圧によ
り支持された状態で固定接点14に対向して配置されて
いる。これらは固定絶縁台11内に納められている。電
磁接触器が動作していない状態(OFF状態)では、可
動コア22は、復帰ばね25により固定コア12から退
ける方向に押圧され、そして、固定コア12と所定の第
1間隔Gaを隔てた離極状態にある。この状態は可動絶
縁台21を経由して可動接点24に伝達され、可動接点
24と固定接点14においても所定の第2間隔Gbを隔
てた開離状態にある。電磁接触器のコイル31に操作電
圧を印加すると、コイル31が作る磁束による吸引力に
より可動コア22が固定コア12側に吸引され移動を開
始する。この移動距離が第2間隔Gbとなる時、可動接
点24と固定接点14は接触し、電磁接触器はON状態
となる。更に可動コア22が移動し移動距離が第1間隔
Gaとなった時、可動コア22は固定コア12に衝突し
て接極することで動作が終了する。この過程で可動コア
22が固定コア12に衝突した瞬間、可動コア22の衝
突エネルギーにより固定コア12との間に反発力が働
き、可動コア22を固定コア12より退ける力となって
可動コア22と固定コア12は離極する。この離極は可
動絶縁台21によって可動接点24に伝達され、可動接
点24と固定接点14の開離につながる場合があるが、
可動接点24と固定接点14の間には接点ストロークG
c(=Ga−Gb)が有り、この接点ストロークGcを
超えない離極であれば、可動接点24と固定接点14は
開離しない。この離極を低減するため、固定コア12に
孔12aを設け、そして、その孔には緩衝部材41を挿
入する。この緩衝部材41は、可動コア22の衝突エネ
ルギーを緩衝部材41の変形・摩擦によりエネルギーを
消耗・分散し、固定コア12の可動コア22への反発力
を低減するものである。
の側断面図であり、図1(b)は、同電磁接触器の固定
コア、可動コア及び緩衝部材の説明図である。本実施例
の電磁接触器は、固定絶縁台11、固定コア12、可動
絶縁台21、可動コア22、コイル31、復帰ばね32
等を備えている。固定コア12と可動コア22はコイル
31を間に置き、互いに対向して配置されている。可動
コア22は可動絶縁台21に連結部材23で連結され、
可動接点24に可動コア22の動きを伝達している。可
動接点24は可動絶縁台21に接点ばね25の押圧によ
り支持された状態で固定接点14に対向して配置されて
いる。これらは固定絶縁台11内に納められている。電
磁接触器が動作していない状態(OFF状態)では、可
動コア22は、復帰ばね25により固定コア12から退
ける方向に押圧され、そして、固定コア12と所定の第
1間隔Gaを隔てた離極状態にある。この状態は可動絶
縁台21を経由して可動接点24に伝達され、可動接点
24と固定接点14においても所定の第2間隔Gbを隔
てた開離状態にある。電磁接触器のコイル31に操作電
圧を印加すると、コイル31が作る磁束による吸引力に
より可動コア22が固定コア12側に吸引され移動を開
始する。この移動距離が第2間隔Gbとなる時、可動接
点24と固定接点14は接触し、電磁接触器はON状態
となる。更に可動コア22が移動し移動距離が第1間隔
Gaとなった時、可動コア22は固定コア12に衝突し
て接極することで動作が終了する。この過程で可動コア
22が固定コア12に衝突した瞬間、可動コア22の衝
突エネルギーにより固定コア12との間に反発力が働
き、可動コア22を固定コア12より退ける力となって
可動コア22と固定コア12は離極する。この離極は可
動絶縁台21によって可動接点24に伝達され、可動接
点24と固定接点14の開離につながる場合があるが、
可動接点24と固定接点14の間には接点ストロークG
c(=Ga−Gb)が有り、この接点ストロークGcを
超えない離極であれば、可動接点24と固定接点14は
開離しない。この離極を低減するため、固定コア12に
孔12aを設け、そして、その孔には緩衝部材41を挿
入する。この緩衝部材41は、可動コア22の衝突エネ
ルギーを緩衝部材41の変形・摩擦によりエネルギーを
消耗・分散し、固定コア12の可動コア22への反発力
を低減するものである。
【0013】緩衝部材41について、図1(b)を用い
て詳しく説明すると、緩衝部材41は板状体を積層した
ものであり、固定コア12の穴部12aに挿入され、そ
して、端部41aは固定絶縁材11に取付けられてい
る。可動コア22の衝突エネルギーのため、固定コア1
2が押圧されると緩衝部材41には湾曲半径の変化が起
きる。この湾曲半径の変化は、湾曲の凹面と凸面で長手
方向の伸縮が相反することにより、隣接する板状体同士
の間に接触面のずれが起き、摩擦力が発生する。この摩
擦によって可動コア22の衝突エネルギーは分散・消耗
される。これにより、固定コア12の可動コア22への
反発力を低減することができる。
て詳しく説明すると、緩衝部材41は板状体を積層した
ものであり、固定コア12の穴部12aに挿入され、そ
して、端部41aは固定絶縁材11に取付けられてい
る。可動コア22の衝突エネルギーのため、固定コア1
2が押圧されると緩衝部材41には湾曲半径の変化が起
きる。この湾曲半径の変化は、湾曲の凹面と凸面で長手
方向の伸縮が相反することにより、隣接する板状体同士
の間に接触面のずれが起き、摩擦力が発生する。この摩
擦によって可動コア22の衝突エネルギーは分散・消耗
される。これにより、固定コア12の可動コア22への
反発力を低減することができる。
【0014】なお、板状体として、複数枚積層したもの
で説明したが、板状体の一部として、金属板に樹脂(ゴ
ム等)をコーティングした制振鋼板を用いることもでき
る。そのときは、金属板の伸縮を樹脂で吸収するので、
可動コア22の衝突エネルギーを吸収することができ
る。
で説明したが、板状体の一部として、金属板に樹脂(ゴ
ム等)をコーティングした制振鋼板を用いることもでき
る。そのときは、金属板の伸縮を樹脂で吸収するので、
可動コア22の衝突エネルギーを吸収することができ
る。
【0015】図2(a)は、第2の実施例の電磁接触器
の側断面図であり、図2(b)は、同電磁接触器の可動
コア及び固定コアの説明図である。本実施例において、
電磁接触器の構造は、図1の実施例のものにおける緩衝
部材41の代わりに緩衝部42を設けたものである。緩
衝部42として、固定コア12及び可動コア22の接極
面は、それぞれ2平面からなり、そして、互いに平行で
あり、更に、前記2平面の交点を開極方向に対し直交す
る方向にずらして配置するようになされている。接極面
は、互いに平行であり、そして、2平面の交点を開極方
向に対し直交する方向にずらして配置しているので、可
動コア22が固定コア12の方向に移動して接触する
と、可動コア22を横ずれするように誘導し、これによ
り、衝突エネルギーを横方向に変え、そして、両コアの
接触部分における摩擦等により減衰させることができ
る。
の側断面図であり、図2(b)は、同電磁接触器の可動
コア及び固定コアの説明図である。本実施例において、
電磁接触器の構造は、図1の実施例のものにおける緩衝
部材41の代わりに緩衝部42を設けたものである。緩
衝部42として、固定コア12及び可動コア22の接極
面は、それぞれ2平面からなり、そして、互いに平行で
あり、更に、前記2平面の交点を開極方向に対し直交す
る方向にずらして配置するようになされている。接極面
は、互いに平行であり、そして、2平面の交点を開極方
向に対し直交する方向にずらして配置しているので、可
動コア22が固定コア12の方向に移動して接触する
と、可動コア22を横ずれするように誘導し、これによ
り、衝突エネルギーを横方向に変え、そして、両コアの
接触部分における摩擦等により減衰させることができ
る。
【0016】図3は、第3の実施例の電磁接触器の側断
面図である。本実施例において、電磁接触器の構造は、
図1の実施例のものにおける緩衝部材41の代わりに緩
衝部材43を設けたものである。緩衝部材43として、
固定絶縁台11の側面に弾性部材43aが設けられてい
る。この緩衝部材43により衝突エネルギを減衰させる
ものである。弾性部材43aは変形し、そして、弾性部
材43aと可動コア22との摩擦により、衝突エネルギ
を吸収する。変形エネルギは可動コア22の移動方向に
対して直交する方向に作用するため、可動コア22を押
し返す反発力とはならず、可動コア22の衝突エネルギ
ーを減衰させることができる。
面図である。本実施例において、電磁接触器の構造は、
図1の実施例のものにおける緩衝部材41の代わりに緩
衝部材43を設けたものである。緩衝部材43として、
固定絶縁台11の側面に弾性部材43aが設けられてい
る。この緩衝部材43により衝突エネルギを減衰させる
ものである。弾性部材43aは変形し、そして、弾性部
材43aと可動コア22との摩擦により、衝突エネルギ
を吸収する。変形エネルギは可動コア22の移動方向に
対して直交する方向に作用するため、可動コア22を押
し返す反発力とはならず、可動コア22の衝突エネルギ
ーを減衰させることができる。
【0017】図4は、第4の実施例の電磁接触器の側断
面図である。本実施例において、電磁接触器の構造は、
図1の実施例のものにおける緩衝部材41の代わりに緩
衝部材44を設けたものである。緩衝部材44は、本体
部441と回転体442と緩衝部材ばね443とからな
り、固定コア12の両側に取付けられる。本体部441
の中心は、固定絶縁台11に回動可能に支持され、そし
て一端には回転体442を有し、他端には緩衝部材ばね
443が取り付けられており、そして、緩衝部材ばね4
43を介して両側の本体部441は互いに支持してい
る。可動コア22が移動して固定コア12に衝突する位
置になると、可動コア22に設けた傾斜部22aが回転
体442に当たり、回転体442を移動させようとす
る。回転体442を移動させると緩衝部材ばね443を
収縮させるためのエネルギが必要であり、そして、この
エネルギとして衝突エネルギが使用され、衝突エネルギ
は吸収されることとなる。傾斜部22a及び回転体44
2は、緩衝部材44を横に移動させるために使用される
ものであり、そのために適当な形状とする必要がある。
面図である。本実施例において、電磁接触器の構造は、
図1の実施例のものにおける緩衝部材41の代わりに緩
衝部材44を設けたものである。緩衝部材44は、本体
部441と回転体442と緩衝部材ばね443とからな
り、固定コア12の両側に取付けられる。本体部441
の中心は、固定絶縁台11に回動可能に支持され、そし
て一端には回転体442を有し、他端には緩衝部材ばね
443が取り付けられており、そして、緩衝部材ばね4
43を介して両側の本体部441は互いに支持してい
る。可動コア22が移動して固定コア12に衝突する位
置になると、可動コア22に設けた傾斜部22aが回転
体442に当たり、回転体442を移動させようとす
る。回転体442を移動させると緩衝部材ばね443を
収縮させるためのエネルギが必要であり、そして、この
エネルギとして衝突エネルギが使用され、衝突エネルギ
は吸収されることとなる。傾斜部22a及び回転体44
2は、緩衝部材44を横に移動させるために使用される
ものであり、そのために適当な形状とする必要がある。
【0018】このように、第1〜第4の実施例により、
可動コア22の衝突エネルギは吸収・減衰されるので、
固定コア12が可動コア22を反発することはなくな
る。そして、緩衝部材の取扱いも簡便なものである。
可動コア22の衝突エネルギは吸収・減衰されるので、
固定コア12が可動コア22を反発することはなくな
る。そして、緩衝部材の取扱いも簡便なものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、電磁接触器のコイルの
吸引による可動コアの衝突を固定コア及び可動コアに作
用する緩衝部材・緩衝部により吸収、分散することがで
きるので、可動コアのばたつき及び接点ジャンプを低減
し、接点の消耗を抑制できる。
吸引による可動コアの衝突を固定コア及び可動コアに作
用する緩衝部材・緩衝部により吸収、分散することがで
きるので、可動コアのばたつき及び接点ジャンプを低減
し、接点の消耗を抑制できる。
【図1】本発明の電磁接触器の第1実施例の一例の側断
面図。
面図。
【図2】本発明の電磁接触器の第2実施例の一例の側断
面図。
面図。
【図3】本発明の電磁接触器の第3実施例の一例の側断
面図。
面図。
【図4】本発明の電磁接触器の第4実施例の一例の側断
面図。
面図。
【図5】電磁コイルの吸引力曲線とばねによる負荷特性
の説明図。
の説明図。
【図6】コイル印加電圧、接点の開閉及び負荷電流のタ
イミングチャートの説明図。
イミングチャートの説明図。
11 固定絶縁台 12 固定コア 14 固定接点 21 可動絶縁台 22 可動コア 22a 傾斜部 23 連結部材 24 可動接点 25 接点ばね 31 コイル 32 復帰ばね 41、42、43、44 緩衝部材、緩衝部 441 緩衝部材本体部 442 緩衝部材回転体 443 緩衝部材ばね
Claims (5)
- 【請求項1】 コイルを巻回した固定コアと、開極方向
と同方向に移動可能に設けた可動コアと、可動接点を支
持する可動絶縁台と、前記可動コアを前記固定コアから
開極するように配設した復帰ばねと、前記各部品を収納
し、固定接点を支持する固定絶縁台とを備える電磁接触
器において、 前記固定コアは、板状体を積層した緩衝部材で前記固定
絶縁台に取付けられていることを特徴とする電磁接触
器。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁接触器において、 上記板状体の一部は、金属板に樹脂をコーティングした
制振鋼板であることを特徴とする電磁接触器。 - 【請求項3】 コイルを巻回した固定コアと、開極方向
と同方向に移動可能に設けた可動コアと、可動接点を支
持する可動絶縁台と、前記可動コアを前記固定コアから
開極するように配設した復帰ばねと、前記各部品を収納
し、固定接点を支持する固定絶縁台とを備える電磁接触
器において、 前記可動コアの接極面及び前記固定コアの接極面は、そ
れぞれ2平面からなり、そして、互いに平行であり、更
に、前記2平面の交点を開極方向に対し直交する方向に
ずらして配置していることを特徴とする電磁接触器。 - 【請求項4】 コイルを巻回した固定コアと、開極方向
と同方向に移動可能に設けた可動コアと、可動接点を支
持する可動絶縁台と、前記可動コアを前記固定コアから
開極するように配設した復帰ばねと、前記各部品を収納
し、固定接点を支持する固定絶縁台とを備える電磁接触
器において、 前記固定絶縁台は弾性部材を備え、そして、前記弾性部
材は、接極前は前記可動コアとは空間を保ち、かつ、接
極時は可動コアを両側から押圧するものであることを特
徴とする電磁接触器。 - 【請求項5】 コイルを巻回した固定コアと、開極方向
と同方向に移動可能に設けた可動コアと、可動接点を支
持する可動絶縁台と、前記可動コアを前記固定コアから
開極するように配設した復帰ばねと、前記各部品を収納
し、固定接点を支持する固定絶縁台とを備える電磁接触
器において、 前記固定絶縁台は前記固定コアの長手方向の両側に前記
可動コアの移動に伴い回転動作する回転支持部材を取付
けており、そして、前記回転支持部材は、接極前は両回
転支持部材に取付けられた緩衝部材ばねにより可動コア
とは空間を保ち、かつ、接極時は前記可動コアに設けた
突起により回転動作するものであることを特徴とする電
磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14188997A JPH10334784A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14188997A JPH10334784A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 電磁接触器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334784A true JPH10334784A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15302530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14188997A Pending JPH10334784A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334784A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430896B1 (ko) * | 2002-01-25 | 2004-05-10 | 민경옥 | 다기능 차단기 |
| US8456261B2 (en) * | 2011-08-30 | 2013-06-04 | Denso Corporation | Electromagnetic switch |
| CN103377854A (zh) * | 2012-04-24 | 2013-10-30 | 三菱电机株式会社 | 电磁接触器 |
| WO2015078389A1 (zh) * | 2013-11-30 | 2015-06-04 | 德力西电气有限公司 | 接触器电磁系统 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14188997A patent/JPH10334784A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430896B1 (ko) * | 2002-01-25 | 2004-05-10 | 민경옥 | 다기능 차단기 |
| US8456261B2 (en) * | 2011-08-30 | 2013-06-04 | Denso Corporation | Electromagnetic switch |
| CN103377854A (zh) * | 2012-04-24 | 2013-10-30 | 三菱电机株式会社 | 电磁接触器 |
| WO2015078389A1 (zh) * | 2013-11-30 | 2015-06-04 | 德力西电气有限公司 | 接触器电磁系统 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |