JPH10334824A - 陰極線管用電子銃 - Google Patents
陰極線管用電子銃Info
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- JPH10334824A JPH10334824A JP6973098A JP6973098A JPH10334824A JP H10334824 A JPH10334824 A JP H10334824A JP 6973098 A JP6973098 A JP 6973098A JP 6973098 A JP6973098 A JP 6973098A JP H10334824 A JPH10334824 A JP H10334824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組み立てが容易で量産性に富み、電極の支持固
定が堅固で高精度の組み立てが可能な高精度主レンズ電
極を持つ陰極線管用電子銃を提供する。 【解決手段】陰極、制御電極、加速電極、第1陽極、集
束電極および第2陽極を含む複数の電極を管軸方向に所
定の間隔で配置し、各電極の側壁に設けた電極支持体を
絶縁支持体に埋設して固定した陰極線管用電子銃におい
て、集束電極は、陽極側の筒状部4aと陰極側の筒状部
4bを中間部4cで連接し、電子レンズの形成に寄与し
ない個所に電極支持体41を設けた。
定が堅固で高精度の組み立てが可能な高精度主レンズ電
極を持つ陰極線管用電子銃を提供する。 【解決手段】陰極、制御電極、加速電極、第1陽極、集
束電極および第2陽極を含む複数の電極を管軸方向に所
定の間隔で配置し、各電極の側壁に設けた電極支持体を
絶縁支持体に埋設して固定した陰極線管用電子銃におい
て、集束電極は、陽極側の筒状部4aと陰極側の筒状部
4bを中間部4cで連接し、電子レンズの形成に寄与し
ない個所に電極支持体41を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管に係り、特
に、その電子レンズの口径を大きくすると共に、大量産
性が容易であり、かつ精度良く組立てることを可能とし
た陰極線管用電子銃に関する。
に、その電子レンズの口径を大きくすると共に、大量産
性が容易であり、かつ精度良く組立てることを可能とし
た陰極線管用電子銃に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管、特に投写型陰極線管等の高輝
度陰極線管においては、蛍光面に投射される電子ビーム
(電流)を大きくし、最終加速電極(陽極)に印加する
加速電圧を高くしかつ集束電極の電位も高くすることに
よって、高輝度,高精細の画像をその蛍光面に形成して
いる。
度陰極線管においては、蛍光面に投射される電子ビーム
(電流)を大きくし、最終加速電極(陽極)に印加する
加速電圧を高くしかつ集束電極の電位も高くすることに
よって、高輝度,高精細の画像をその蛍光面に形成して
いる。
【0003】そして、上記電子ビームの集束歪みを低減
するために、最終加速電極の口径はネック部の内径で制
限される範囲内で可能な限り大きくすることが試みられ
ている。
するために、最終加速電極の口径はネック部の内径で制
限される範囲内で可能な限り大きくすることが試みられ
ている。
【0004】図14は従来の投写型陰極線管に使用され
ている大口径電子銃(以下、電子銃という)の一構造例
を説明する側面図、図15は図14を管軸Z−Z回りに
90°回転させた側面図、図16は集束電極の電子銃組
込み前の状態を示す図であって、電極の中心軸Zの上側
が断面図、下側が側面図である。図14において、1は
内側に陰極を備えた第1電極(制御電極)、2は第2電
極(加速電極)、3は第3電極(第1陽極)、4は第4
電極(集束電極)、4aは第4電極4のパネル側の筒状
部(以下、パネル側部)、4bは第4電極4の陰極側の
筒状部(以下、陰極側部)、4cは第4電極4の中間
部、41は第4電極4の電極支持体、5は電子銃を構成
する電極の中で最も大きい径を有する第5電極(以下、
第2陽極または陽極ともいう)、6は絶縁支持体(以
下、ビードガラスとも言う)である。なお、符号11,
21,31,51は第1電極1、第2電極2、第3電極
3、第5電極5の電極支持体である。
ている大口径電子銃(以下、電子銃という)の一構造例
を説明する側面図、図15は図14を管軸Z−Z回りに
90°回転させた側面図、図16は集束電極の電子銃組
込み前の状態を示す図であって、電極の中心軸Zの上側
が断面図、下側が側面図である。図14において、1は
内側に陰極を備えた第1電極(制御電極)、2は第2電
極(加速電極)、3は第3電極(第1陽極)、4は第4
電極(集束電極)、4aは第4電極4のパネル側の筒状
部(以下、パネル側部)、4bは第4電極4の陰極側の
筒状部(以下、陰極側部)、4cは第4電極4の中間
部、41は第4電極4の電極支持体、5は電子銃を構成
する電極の中で最も大きい径を有する第5電極(以下、
第2陽極または陽極ともいう)、6は絶縁支持体(以
下、ビードガラスとも言う)である。なお、符号11,
21,31,51は第1電極1、第2電極2、第3電極
3、第5電極5の電極支持体である。
【0005】同図において、第1電極1〜第5電極5
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿って整列さ
せている。電極を整列させた状態で、軟化させた一対の
絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押圧し、各電
極に形成した電極支持体11,21,31,41,51
を絶縁支持体に埋設することにより固定される。
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿って整列さ
せている。電極を整列させた状態で、軟化させた一対の
絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押圧し、各電
極に形成した電極支持体11,21,31,41,51
を絶縁支持体に埋設することにより固定される。
【0006】この形式の電子銃では、第5電極5の径大
部5aは他の電極に比較して内径が大きく、第5電極5
の径小部5bは第4電極4のパネル側部4aより内径が
小さく、第5電極5の径大部5aの内に第4電極4のパ
ネル側部4aを収納し、第5電極5の径小部5bに設け
た電極支持体51と第4電極4の陰極側部4bに設けた
電極支持体41をビードガラス6に埋設して固定する。
部5aは他の電極に比較して内径が大きく、第5電極5
の径小部5bは第4電極4のパネル側部4aより内径が
小さく、第5電極5の径大部5aの内に第4電極4のパ
ネル側部4aを収納し、第5電極5の径小部5bに設け
た電極支持体51と第4電極4の陰極側部4bに設けた
電極支持体41をビードガラス6に埋設して固定する。
【0007】また、第4電極4は、図16に示したよう
に、パネル側部4aと陰極側部4bと、両者を連接する
円筒状の中間部4cとを一体化してなる。
に、パネル側部4aと陰極側部4bと、両者を連接する
円筒状の中間部4cとを一体化してなる。
【0008】そして、第5電極5と第4電極4とで電子
ビームを集束および加速する電子レンズ(主レンズ)を
構成し、第1電極1内に収納した陰極Kから取り出した
電子ビームを加速集束して蛍光面に向けて発射する。
ビームを集束および加速する電子レンズ(主レンズ)を
構成し、第1電極1内に収納した陰極Kから取り出した
電子ビームを加速集束して蛍光面に向けて発射する。
【0009】第4電極4のパネル側部4aの径を第5電
極5の径小部5bの径より大としたこの形式の電子銃
は、実効レンズ口径が大きく、その結果、解像度の優れ
た陰極線管を得ることができる。
極5の径小部5bの径より大としたこの形式の電子銃
は、実効レンズ口径が大きく、その結果、解像度の優れ
た陰極線管を得ることができる。
【0010】図示した電子銃においては、主レンズ口径
を大きくし、第4電極4の管軸方向長さを長くすること
により集束の歪を低減する。図16に示した電極は、電
子レンズを構成するための開口端部を有する第4電極の
パネル側部4aと第4電極の陰極側部4bとの間を中間
部4cで連接して精度を向上させている。
を大きくし、第4電極4の管軸方向長さを長くすること
により集束の歪を低減する。図16に示した電極は、電
子レンズを構成するための開口端部を有する第4電極の
パネル側部4aと第4電極の陰極側部4bとの間を中間
部4cで連接して精度を向上させている。
【0011】図17は従来の投写型陰極線管に使用され
ている電子銃の他の構造例を説明する側面図であって、
前記図14と同一符号は同一機能部分に対応する。
ている電子銃の他の構造例を説明する側面図であって、
前記図14と同一符号は同一機能部分に対応する。
【0012】この形式の電子銃では、主レンズ部は第5
電極(円筒状の第2陽極電極)5と、この第5電極5に
管軸方向で対向する第4電極(円筒状の集束電極)43
1,432とで構成してなる。また41a,41bは分
割した第4電極431,432の電極支持体である。
電極(円筒状の第2陽極電極)5と、この第5電極5に
管軸方向で対向する第4電極(円筒状の集束電極)43
1,432とで構成してなる。また41a,41bは分
割した第4電極431,432の電極支持体である。
【0013】なお、上記従来技術を開示したものとして
は、例えば特公昭58−31696号公報を挙げること
ができる。
は、例えば特公昭58−31696号公報を挙げること
ができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子銃にお
いて、集束電極4をビードガラス6に固定するための電
極支持体41は電子レンズを形成する陰極側部4bに溶
接等で設置されている。そのため、集束電極4の電極支
持体41をビードガラス6に打ち込む際に、打ち込む押
圧力で集束電極4の陰極側部4bが押し潰されて変形し
する。すなわち、集束電極4の開口端の円が歪み、その
結果、精度のよい電子レンズの形成が出来なくなるとい
う問題があった。
いて、集束電極4をビードガラス6に固定するための電
極支持体41は電子レンズを形成する陰極側部4bに溶
接等で設置されている。そのため、集束電極4の電極支
持体41をビードガラス6に打ち込む際に、打ち込む押
圧力で集束電極4の陰極側部4bが押し潰されて変形し
する。すなわち、集束電極4の開口端の円が歪み、その
結果、精度のよい電子レンズの形成が出来なくなるとい
う問題があった。
【0015】一方、電極を固定する際の電極変形を少な
くするために打ち込み力を小さくすると電極とビードガ
ラスの支持力が低下してしまう。
くするために打ち込み力を小さくすると電極とビードガ
ラスの支持力が低下してしまう。
【0016】前記図17に示した構造の電子銃は、主レ
ンズを構成する集束電極が大きい単一の径をもった円筒
形状であり、かつ管軸方向へ長い。このような電極は、
電子レンズが電極の円筒形状に影響を受けるため、全長
にわたって高精度が要求され、製造が難しい。また集束
電極の円筒電極431と432を単一電極とすると、そ
の管軸方向へさらに長くなり、全長にわたって高精度が
要求され、電極固定時に変形が起こり易く、また電極の
搬送時に変形が起こりやすく、電子銃の特性が劣化し、
画像が劣化するという問題があった。
ンズを構成する集束電極が大きい単一の径をもった円筒
形状であり、かつ管軸方向へ長い。このような電極は、
電子レンズが電極の円筒形状に影響を受けるため、全長
にわたって高精度が要求され、製造が難しい。また集束
電極の円筒電極431と432を単一電極とすると、そ
の管軸方向へさらに長くなり、全長にわたって高精度が
要求され、電極固定時に変形が起こり易く、また電極の
搬送時に変形が起こりやすく、電子銃の特性が劣化し、
画像が劣化するという問題があった。
【0017】また、従来技術として、特開平1−258
346号公報がある。しかしながら、この電子銃の集束
電極は、陰極側端部に電子ビームに対し略々垂直な面が
形成され、この面に電子ビーム通過孔を形成している。
すなわち、このような集束電極では、電子ビーム通過孔
の大きさにつて考慮されているが、しかし、筒状電極の
内径の精度につては何等考慮されていない。
346号公報がある。しかしながら、この電子銃の集束
電極は、陰極側端部に電子ビームに対し略々垂直な面が
形成され、この面に電子ビーム通過孔を形成している。
すなわち、このような集束電極では、電子ビーム通過孔
の大きさにつて考慮されているが、しかし、筒状電極の
内径の精度につては何等考慮されていない。
【0018】さらに、特開平9−231915号には、
第1陽極と集束電極とで形成される電子レンズの口径を
大きくするために、集束電極の陰極側の口径を隣合う電
極の口径より大きくしている。しかしながら、特開平9
−231915号に開示された集束電極は、電子レンズ
を形成する筒部の精度、電子銃の組立て易さ、組立てら
れた電子銃の精度、については何等考慮されていない。
第1陽極と集束電極とで形成される電子レンズの口径を
大きくするために、集束電極の陰極側の口径を隣合う電
極の口径より大きくしている。しかしながら、特開平9
−231915号に開示された集束電極は、電子レンズ
を形成する筒部の精度、電子銃の組立て易さ、組立てら
れた電子銃の精度、については何等考慮されていない。
【0019】集束電極4は一端を第2陽極内に挿入さ
れ、他の一端を第1陽極に対向している。電子ビームは
制御電極、加速電極を通過して徐々にその径が大きくな
り、その後電子ビームは主レンズにより集束作用を受け
て蛍光面上に集束する。電子ビームは、その径が大きい
状態で集束電極4と第1陽極で形成される電子レンズに
入射する。そのため集束電極4と第1陽極とで形成され
る電子レンズは高精度が要求される。また高精度の電子
レンズを形成するためには筒部が高精度でなければなら
ない。
れ、他の一端を第1陽極に対向している。電子ビームは
制御電極、加速電極を通過して徐々にその径が大きくな
り、その後電子ビームは主レンズにより集束作用を受け
て蛍光面上に集束する。電子ビームは、その径が大きい
状態で集束電極4と第1陽極で形成される電子レンズに
入射する。そのため集束電極4と第1陽極とで形成され
る電子レンズは高精度が要求される。また高精度の電子
レンズを形成するためには筒部が高精度でなければなら
ない。
【0020】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、高精度に電子銃を組み立てることが可能であ
る、高精度の電極部品の大量生産が容易にできる、電極
の支持固定を堅固にできる、高精度の電子レンズを持
つ、などの効果を有する陰極線管用電子銃を提供するこ
とにある。
解消し、高精度に電子銃を組み立てることが可能であ
る、高精度の電極部品の大量生産が容易にできる、電極
の支持固定を堅固にできる、高精度の電子レンズを持
つ、などの効果を有する陰極線管用電子銃を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内径の大きい筒状電極(径大筒状電極)
と、パネル側部と陰極側部を中間部で連結した内径の小
さい筒状電極(径小筒状電極)とを有し、前記内径の小
さい筒状電極のパネル側部を前記内径の大きい筒状電極
の内に挿入して電子レンズを形成し、上記内径の小さい
筒状電極の中間部に電極支持体を設けた陰極線管用電子
銃である。
に、本発明は、内径の大きい筒状電極(径大筒状電極)
と、パネル側部と陰極側部を中間部で連結した内径の小
さい筒状電極(径小筒状電極)とを有し、前記内径の小
さい筒状電極のパネル側部を前記内径の大きい筒状電極
の内に挿入して電子レンズを形成し、上記内径の小さい
筒状電極の中間部に電極支持体を設けた陰極線管用電子
銃である。
【0022】すなわち、第1の発明は、陰極、制御電
極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電
極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極の側壁に設
けた電極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した陰極線
管用電子銃において、前記電子銃は、陰極側部と中間部
とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束電極
を有し、前記第2陽極内に前記集束電極のパネル側部を
挿入して主レンズ部を形成し、前記集束電極は、前記中
間部の内径が前記パネル側部の内径より小さくかつ陰極
側部の内径より大きく、前記集束電極の中間部に前記電
極支持体を設けたことを特徴とする陰極線管。
極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電
極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極の側壁に設
けた電極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した陰極線
管用電子銃において、前記電子銃は、陰極側部と中間部
とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束電極
を有し、前記第2陽極内に前記集束電極のパネル側部を
挿入して主レンズ部を形成し、前記集束電極は、前記中
間部の内径が前記パネル側部の内径より小さくかつ陰極
側部の内径より大きく、前記集束電極の中間部に前記電
極支持体を設けたことを特徴とする陰極線管。
【0023】第1の発明において、前記集束電極の管軸
方向長さは、中間部が陰極側部より長く且つ中間部がパ
ネル側部より長い。
方向長さは、中間部が陰極側部より長く且つ中間部がパ
ネル側部より長い。
【0024】また、第1の発明において、前記径小筒状
電極の中間部の内径は、前記径小筒状電極のパネル側部
の内径より小さく、前記径小筒状電極の陰極側部の内径
より大きい。
電極の中間部の内径は、前記径小筒状電極のパネル側部
の内径より小さく、前記径小筒状電極の陰極側部の内径
より大きい。
【0025】さらに、第1の発明において、前記径小筒
状電極の陰極側部の内径は、前記径小筒状電極のパネル
側部の内径より小で、前記径小筒状電極の中間部の内径
が前記径小筒状電極のパネル側部の内径より小径であ
る。
状電極の陰極側部の内径は、前記径小筒状電極のパネル
側部の内径より小で、前記径小筒状電極の中間部の内径
が前記径小筒状電極のパネル側部の内径より小径であ
る。
【0026】第2の発明は、陰極、制御電極、加速電
極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電
極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極に設けた電
極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した陰極線管用電
子銃において、前記電子銃は、管軸方向に伸び且つ陰極
側部と中間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒
状の集束電極を有し、前記第2陽極内に前記集束電極の
パネル側部を挿入して主レンズ部を形成し、前記集束電
極は第1陽極側の第1集束電極と陰極側の第2集束電極
の2つに分割されかつ電気的に接続されていることを特
徴とする陰極線管用電子銃。
極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電
極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極に設けた電
極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した陰極線管用電
子銃において、前記電子銃は、管軸方向に伸び且つ陰極
側部と中間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒
状の集束電極を有し、前記第2陽極内に前記集束電極の
パネル側部を挿入して主レンズ部を形成し、前記集束電
極は第1陽極側の第1集束電極と陰極側の第2集束電極
の2つに分割されかつ電気的に接続されていることを特
徴とする陰極線管用電子銃。
【0027】上記構成により、電子銃組み立て工程で加
熱軟化させたビーディングガラスに電極支持体を押圧し
て埋設する際に当該電極に生じる変形及び電極支持体を
電極に溶接する際に生じる変形は、パネル側部あるいは
陰極側部と中間部の境界に形成される円周段差によって
上記パネル側部あるいは陰極側部に及ばない。また電極
部品の取り扱いが容易になる。したがって、上記パネル
側部あるいは陰極側部の精度が維持される。
熱軟化させたビーディングガラスに電極支持体を押圧し
て埋設する際に当該電極に生じる変形及び電極支持体を
電極に溶接する際に生じる変形は、パネル側部あるいは
陰極側部と中間部の境界に形成される円周段差によって
上記パネル側部あるいは陰極側部に及ばない。また電極
部品の取り扱いが容易になる。したがって、上記パネル
側部あるいは陰極側部の精度が維持される。
【0028】さらに、第3の発明は、陰極、制御電極、
加速電極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複
数の電極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極の側
壁に設けた電極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した
陰極線管用電子銃において、前記電子銃の最終円筒電極
とこの最終円筒電極に管軸方向で対向する円筒状の集束
電極とで主レンズ部を構成してなり、前記集束電極は陽
極側に陽極側筒状部を有し、陰極側に陰極側筒状部を有
し、前記陽極側筒状部と前記陽極側筒状部とを連接する
径小部(中間部)に前記電極支持体を設けたことを特徴
とする。
加速電極、第1陽極、集束電極および第2陽極を含む複
数の電極を管軸方向に所定の間隔で配置し、各電極の側
壁に設けた電極支持体を絶縁支持体に埋設して固定した
陰極線管用電子銃において、前記電子銃の最終円筒電極
とこの最終円筒電極に管軸方向で対向する円筒状の集束
電極とで主レンズ部を構成してなり、前記集束電極は陽
極側に陽極側筒状部を有し、陰極側に陰極側筒状部を有
し、前記陽極側筒状部と前記陽極側筒状部とを連接する
径小部(中間部)に前記電極支持体を設けたことを特徴
とする。
【0029】この発明の構成により、円筒電極の管軸方
向長さが短縮できると共に高い精度を必要とする電極端
部の領域を小さくして、ビードガラスへの固定時の変形
及び電極支持体を電極に溶接する際に生じる変形を前記
陽極側部と陰極側部の段差で吸収し、電子レンズ形成部
の精度劣化を防止できる。
向長さが短縮できると共に高い精度を必要とする電極端
部の領域を小さくして、ビードガラスへの固定時の変形
及び電極支持体を電極に溶接する際に生じる変形を前記
陽極側部と陰極側部の段差で吸収し、電子レンズ形成部
の精度劣化を防止できる。
【0030】そして、第3の発明において、前記集束電
極は前記中間部で2つに分割され、前記集束電極は管軸
方向に陽極側筒状部を有する第1集束電極と陰極側筒状
部を有する第2集束電極とに分割され、前記中間部に前
記電極支持体を設け、かつ前記各中間部を電気的に連接
した。
極は前記中間部で2つに分割され、前記集束電極は管軸
方向に陽極側筒状部を有する第1集束電極と陰極側筒状
部を有する第2集束電極とに分割され、前記中間部に前
記電極支持体を設け、かつ前記各中間部を電気的に連接
した。
【0031】この構成によっても、円筒電極の管軸方向
長さが短縮できると共に高い精度を必要とする電極端部
の領域を小さくして、ビードガラスへの固定時の変形及
び電極支持体を電極に溶接する際に生じる変形を前記各
円筒電極の陽極側部と陰極側部の段差で吸収し、精度劣
化を防止できる。
長さが短縮できると共に高い精度を必要とする電極端部
の領域を小さくして、ビードガラスへの固定時の変形及
び電極支持体を電極に溶接する際に生じる変形を前記各
円筒電極の陽極側部と陰極側部の段差で吸収し、精度劣
化を防止できる。
【0032】このように、電子レンズを構成する筒状電
極の電極支持体を中間部に設けることで、筒状電極の電
子レンズ形成部分である陰極側部および陽極側部を短く
して当該部分の変形を伴うことなく高精度に製造でき、
電子銃の組立て作業も容易になり、量産性を向上でき
る。
極の電極支持体を中間部に設けることで、筒状電極の電
子レンズ形成部分である陰極側部および陽極側部を短く
して当該部分の変形を伴うことなく高精度に製造でき、
電子銃の組立て作業も容易になり、量産性を向上でき
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図示した実施例を参照して詳細に説明する。
き、図示した実施例を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は本発明による陰極線管用電子銃の第
1実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。第1実施例は集束
電極の2個所に段差を設け電子レンズを形成しない中間
部に電極支持体を設けた。
1実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。第1実施例は集束
電極の2個所に段差を設け電子レンズを形成しない中間
部に電極支持体を設けた。
【0035】同図において、4は径小筒状電極である集
束電極、4aは集束電極4のパネル側の筒状部(以下、
パネル側部という)、4bは集束電極4の陰極側の筒状
部(以下、陰極側部という)、4cは集束電極4の中間
部、41は集束電極4の電極支持体である。
束電極、4aは集束電極4のパネル側の筒状部(以下、
パネル側部という)、4bは集束電極4の陰極側の筒状
部(以下、陰極側部という)、4cは集束電極4の中間
部、41は集束電極4の電極支持体である。
【0036】同図において、集束電極4は、パネル側部
4aと陰極側部4bおよび中間部4cを絞り加工により
単一の電極部品として製作したものである。
4aと陰極側部4bおよび中間部4cを絞り加工により
単一の電極部品として製作したものである。
【0037】この集束電極4において、D1は陽極5に
収納されて主レンズを形成するパネル側部4aの内径で
あり、D2は陰極側の電極と対向して電子レンズを形成
する陰極側部4bの内径である。このパネル側部4aと
陰極側部4bは夫々電子レンズを形成するため、精度の
高い筒であることを必要とする。例えば、陰極線管の管
軸に対し垂直な面での断面を円にすることで、歪みの無
い電子レンズをつくることができる。一方、D3は中間
部4cの内径であり、中間部はパネル側部4aと陰極側
部4bを連結するものであり、高精度である必要はな
い。上記各径D1、D2、D3は、D1>D3>D2の
関係にある。
収納されて主レンズを形成するパネル側部4aの内径で
あり、D2は陰極側の電極と対向して電子レンズを形成
する陰極側部4bの内径である。このパネル側部4aと
陰極側部4bは夫々電子レンズを形成するため、精度の
高い筒であることを必要とする。例えば、陰極線管の管
軸に対し垂直な面での断面を円にすることで、歪みの無
い電子レンズをつくることができる。一方、D3は中間
部4cの内径であり、中間部はパネル側部4aと陰極側
部4bを連結するものであり、高精度である必要はな
い。上記各径D1、D2、D3は、D1>D3>D2の
関係にある。
【0038】パネル側部4a、陰極側部4b、中間部4
cの電極板厚は略々同じである。
cの電極板厚は略々同じである。
【0039】また図1において、L1は集束電極4のパ
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L2は集束電極4の陰
極側部4bの管軸方向の長さ、L3は集束電極4の中間
部4cの管軸方向の長さである。パネル側部4aと陰極
側部4bは夫々電子レンズを形成するので、電子レンズ
を形成するために必要な長さをもっている。また、パネ
ル側部4aの管軸方向の長さL1と陰極側部4bの管軸
方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL3より
短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを少なく
できる。なお、上記各長さL1、L2、L3は、L3>
L1,L3>L2の関係にある。
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L2は集束電極4の陰
極側部4bの管軸方向の長さ、L3は集束電極4の中間
部4cの管軸方向の長さである。パネル側部4aと陰極
側部4bは夫々電子レンズを形成するので、電子レンズ
を形成するために必要な長さをもっている。また、パネ
ル側部4aの管軸方向の長さL1と陰極側部4bの管軸
方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL3より
短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを少なく
できる。なお、上記各長さL1、L2、L3は、L3>
L1,L3>L2の関係にある。
【0040】そして、この中間部4bの管軸方向長さL
3を長くし、パネル側部4aの管軸方向長さL1と陰極
側部4bの管軸方向長さL2を短くすることで、円形状
を保たなければならない領域が狭くなり、集束電極4を
高精度に且つ容易に製作することが可能となる。また、
中間部4bの管軸方向長L3さを長くし、陰極側部4b
の管軸方向長さL2のみを短くすることでも、集束電極
4を高精度に且つ容易に製作することが可能となる。
3を長くし、パネル側部4aの管軸方向長さL1と陰極
側部4bの管軸方向長さL2を短くすることで、円形状
を保たなければならない領域が狭くなり、集束電極4を
高精度に且つ容易に製作することが可能となる。また、
中間部4bの管軸方向長L3さを長くし、陰極側部4b
の管軸方向長さL2のみを短くすることでも、集束電極
4を高精度に且つ容易に製作することが可能となる。
【0041】そして、この電極をビードガラスに固定す
るための電極支持体41を中間部4bに溶接したことで
電子銃組み立て工程で加熱軟化させたビードガラスに電
極支持体を押圧して埋設する際に当該電極に生じる変形
は、集束電極の陽極側部あるいは陰極側部と中間部の境
界に形成される円周段差によって上記陽極側部あるいは
陰極側部に及ばない。したがって、上記陽極側部あるい
は陰極側部の精度が維持される。
るための電極支持体41を中間部4bに溶接したことで
電子銃組み立て工程で加熱軟化させたビードガラスに電
極支持体を押圧して埋設する際に当該電極に生じる変形
は、集束電極の陽極側部あるいは陰極側部と中間部の境
界に形成される円周段差によって上記陽極側部あるいは
陰極側部に及ばない。したがって、上記陽極側部あるい
は陰極側部の精度が維持される。
【0042】図2は本発明による陰極線管用電子銃の第
1実施例の全体構造を説明する側面図、図3は図2を管
軸Z−Z回りに90°回転させた側面図であって、前記
図14と同様に、Kは陰極、1は第1電極(制御電
極)、2は第2電極(加速電極)、3は第3電極(第1
陽極)、4は第4電極(集束電極)、41は集束電極4
の電極支持体、5は第5電極(以下、第2陽極または陽
極ともいう)、6は絶縁支持体(ビードガラス)であ
る。なお、符号11,21,31,51は第1電極1、
第2電極2、第3電極3、第5電極5の電極支持体であ
る。
1実施例の全体構造を説明する側面図、図3は図2を管
軸Z−Z回りに90°回転させた側面図であって、前記
図14と同様に、Kは陰極、1は第1電極(制御電
極)、2は第2電極(加速電極)、3は第3電極(第1
陽極)、4は第4電極(集束電極)、41は集束電極4
の電極支持体、5は第5電極(以下、第2陽極または陽
極ともいう)、6は絶縁支持体(ビードガラス)であ
る。なお、符号11,21,31,51は第1電極1、
第2電極2、第3電極3、第5電極5の電極支持体であ
る。
【0043】同図において、第1電極1〜第5電極5
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
または板状の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿
って整列させている。
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
または板状の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿
って整列させている。
【0044】これらの電極は、図18に示すように、電
子ビーム通路を、中心軸Zに中心が一致した1本の組立
て用軸棒(マウントピン)60に通し、かつ所定の間隔
を持って組み立てられる。この時、最も口径の大きい陽
極を一番下にして順次陰極側の電極を積み上げて組立て
る。このため上記組立て用軸棒は陽極側から陰極側にむ
かって小さい径を有している。さらに、上記組立て用軸
棒60の外径はそれぞれの電極の内径の一部または全部
と略々合致し、組立て用軸棒の中心軸と各電極の中心軸
とがそれぞれ一致するように形成されている。すなわ
ち、組立て用軸棒60は、組立て用軸棒の側面と電極の
内面が接触することにより、組立て用軸棒の中心軸と各
電極の中心軸とが一致するように形成されている。
子ビーム通路を、中心軸Zに中心が一致した1本の組立
て用軸棒(マウントピン)60に通し、かつ所定の間隔
を持って組み立てられる。この時、最も口径の大きい陽
極を一番下にして順次陰極側の電極を積み上げて組立て
る。このため上記組立て用軸棒は陽極側から陰極側にむ
かって小さい径を有している。さらに、上記組立て用軸
棒60の外径はそれぞれの電極の内径の一部または全部
と略々合致し、組立て用軸棒の中心軸と各電極の中心軸
とがそれぞれ一致するように形成されている。すなわ
ち、組立て用軸棒60は、組立て用軸棒の側面と電極の
内面が接触することにより、組立て用軸棒の中心軸と各
電極の中心軸とが一致するように形成されている。
【0045】次に、各電極を整列させた状態で、軟化さ
せた一対の絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押
圧し、各電極に形成した電極支持体11,21,31,
41,51を絶縁支持体に埋設することにより固定され
る。
せた一対の絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押
圧し、各電極に形成した電極支持体11,21,31,
41,51を絶縁支持体に埋設することにより固定され
る。
【0046】この形式の電子銃では、第5電極5の径大
部5aは他の電極に比較して径が大きく、第5電極5の
径小部5bは集束電極4のパネル側部4aより径が小さ
く、第5電極5の径大部5a内に集束電極4のパネル側
部4aを収納し、第5電極5の径小部5bに設けた電極
支持体51と集束電極4の陰極側部4bに設けた電極支
持体41をビードガラス6に埋設して固定する。
部5aは他の電極に比較して径が大きく、第5電極5の
径小部5bは集束電極4のパネル側部4aより径が小さ
く、第5電極5の径大部5a内に集束電極4のパネル側
部4aを収納し、第5電極5の径小部5bに設けた電極
支持体51と集束電極4の陰極側部4bに設けた電極支
持体41をビードガラス6に埋設して固定する。
【0047】このとき、集束電極4のパネル側部4aの
内面と陰極側部4bの内面とが組立て用軸棒60の側面
に接触している。すなわち、この接触部は高精度に形成
する必要がある。上記実施例によれば、筒状電極の両端
を組立て用軸棒60と同軸にしているので、電極を容易
に、かつ正確に並べることができる。また筒状電極の両
端だけを同軸にしているので、高精度に作らなければな
らない領域が狭い。よって、本発明の電極は容易に作る
ことができる。
内面と陰極側部4bの内面とが組立て用軸棒60の側面
に接触している。すなわち、この接触部は高精度に形成
する必要がある。上記実施例によれば、筒状電極の両端
を組立て用軸棒60と同軸にしているので、電極を容易
に、かつ正確に並べることができる。また筒状電極の両
端だけを同軸にしているので、高精度に作らなければな
らない領域が狭い。よって、本発明の電極は容易に作る
ことができる。
【0048】そして、上記集束電極4は前記図1に示し
た構造を有する電極である。
た構造を有する電極である。
【0049】この実施例により、高精度の電子銃を高い
量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を提供
できる。
量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を提供
できる。
【0050】図4は本発明による陰極線管用電子銃の第
2実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。図4において、前
記図1と同一符号は同一機能部分に対応する。
2実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。図4において、前
記図1と同一符号は同一機能部分に対応する。
【0051】電子銃は、陰極、制御電極、加速電極、第
1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電極を管
軸方向に所定の間隔で配置し、各電極に設けた電極支持
体を絶縁支持体に埋設して固定している。
1陽極、集束電極および第2陽極を含む複数の電極を管
軸方向に所定の間隔で配置し、各電極に設けた電極支持
体を絶縁支持体に埋設して固定している。
【0052】集束電極は、管軸方向に伸び且つ陰極側部
と中間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状で
あり、第2陽極内に集束電極のパネル側部を挿入して主
レンズ部を形成している。
と中間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状で
あり、第2陽極内に集束電極のパネル側部を挿入して主
レンズ部を形成している。
【0053】第2実施例では、集束電極4を陽極側の第
1集束電極401と陰極側の第2集束電極402とに分
割し、陰極側部4bにギャップVMを形成して分割して
いる。第1集束電極401は、段差を2個所に設け、電
子レンズの形成されない中間部に電極支持体を設けた。
4b1は第1集束電極401の陰極側部である。
1集束電極401と陰極側の第2集束電極402とに分
割し、陰極側部4bにギャップVMを形成して分割して
いる。第1集束電極401は、段差を2個所に設け、電
子レンズの形成されない中間部に電極支持体を設けた。
4b1は第1集束電極401の陰極側部である。
【0054】第1集束電極401は、パネル側部4aと
陰極側部4b1および中間部4cを絞り加工により単一
の電極部品として製作したものである。第2集束電極4
02は円筒状の単一電極部品として製作されたものであ
る。集束電極4は第1集束電極401の陰極側部4b1
と第2集束電極との開口端縁を対向させ、両者を接続部
材42で電気的に接続したものである。
陰極側部4b1および中間部4cを絞り加工により単一
の電極部品として製作したものである。第2集束電極4
02は円筒状の単一電極部品として製作されたものであ
る。集束電極4は第1集束電極401の陰極側部4b1
と第2集束電極との開口端縁を対向させ、両者を接続部
材42で電気的に接続したものである。
【0055】ギャップVMを設けることにより、集束電
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、電
極部品が強くなり、各電極部品の変形を少なくできる。
またネック部外面においてギャップVMの近傍に速度変
調コイルを配置することにより、容易にコントラストが
向上し、高品質の画像を得ることができる。
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、電
極部品が強くなり、各電極部品の変形を少なくできる。
またネック部外面においてギャップVMの近傍に速度変
調コイルを配置することにより、容易にコントラストが
向上し、高品質の画像を得ることができる。
【0056】また図4において、L1は集束電極4のパ
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L21は第1集束電極
401の陰極側部4b1の管軸方向の長さ、L22は第
2集束電極402の管軸方向の長さ、L3は第1集束電
極401の中間部4cの管軸方向の長さである。パネル
側部4aと第2集束電極402の径小部4b2は夫々電
子レンズを形成するので、電子レンズを形成するために
必要な長さをもっている。また、パネル側部4aの管軸
方向の長さL1と第1集束電極401の陰極側部4b1
の管軸方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL
3より短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを
少なくできる。なお、上記各長さL1、L21、L2
2、L3は、L3>L1,L3>L21の関係にある。
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L21は第1集束電極
401の陰極側部4b1の管軸方向の長さ、L22は第
2集束電極402の管軸方向の長さ、L3は第1集束電
極401の中間部4cの管軸方向の長さである。パネル
側部4aと第2集束電極402の径小部4b2は夫々電
子レンズを形成するので、電子レンズを形成するために
必要な長さをもっている。また、パネル側部4aの管軸
方向の長さL1と第1集束電極401の陰極側部4b1
の管軸方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL
3より短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを
少なくできる。なお、上記各長さL1、L21、L2
2、L3は、L3>L1,L3>L21の関係にある。
【0057】この第1集束電極401において、パネル
側部4aの径D1は中間部4cの径D3より大きく、か
つ陰極側部4bの径D21の径はパネル側部4aと陰極
側部4bを連接する中間部4cの径D3よりも小径とな
っている(D1>D3>D21)。
側部4aの径D1は中間部4cの径D3より大きく、か
つ陰極側部4bの径D21の径はパネル側部4aと陰極
側部4bを連接する中間部4cの径D3よりも小径とな
っている(D1>D3>D21)。
【0058】第2集束電極402において、第2集束電
極の径小部4b2の径D22は第1集束電極401の陰
極側部4b1の径D21と同径(D21=D22)とな
っているが、電子銃の組立て方法に起因して第2集束電
極の径小部4b2の径D22を第1集束電極の陰極側部
4b1の径D21より小さく(D21>D22)するこ
ともある。
極の径小部4b2の径D22は第1集束電極401の陰
極側部4b1の径D21と同径(D21=D22)とな
っているが、電子銃の組立て方法に起因して第2集束電
極の径小部4b2の径D22を第1集束電極の陰極側部
4b1の径D21より小さく(D21>D22)するこ
ともある。
【0059】例えば投写型テレビ受像機に用いられる陰
極線管では、D1は20mm、D2は10mm、D3は
12mm、L1は10mm、L21は2mm、L22は
10mm、L3は30mmである。
極線管では、D1は20mm、D2は10mm、D3は
12mm、L1は10mm、L21は2mm、L22は
10mm、L3は30mmである。
【0060】これらの集束電極を組立てる場合、前述し
た組立て用軸棒60に接触する面をパネル側部4a、陰
極側部4b1、径小部4b2の内面とすることで容易に
組立て用軸棒と同軸にできる。さらに、第1集束電極4
01の中間部4cの管軸方向長さを長くしたので、陰極
側部4b1の軸方向長さL21を短くできる。陰極側部
4b1の内面は組立て用軸棒と接触することで第1集束
電極401の中心軸と組立て用軸棒の中心軸を一致させ
ている。そのため、陰極側部4b1は、その内径が陰極
側部全域にわたって同じ径に形成され、組立て用軸棒の
中心軸と一致するように形成されなければならない。図
4の第1集束電極401は陰極側部4b1を短くしてあ
るので、内径を厳密に制御する必要のある領域が狭く、
電極の製造が容易である。
た組立て用軸棒60に接触する面をパネル側部4a、陰
極側部4b1、径小部4b2の内面とすることで容易に
組立て用軸棒と同軸にできる。さらに、第1集束電極4
01の中間部4cの管軸方向長さを長くしたので、陰極
側部4b1の軸方向長さL21を短くできる。陰極側部
4b1の内面は組立て用軸棒と接触することで第1集束
電極401の中心軸と組立て用軸棒の中心軸を一致させ
ている。そのため、陰極側部4b1は、その内径が陰極
側部全域にわたって同じ径に形成され、組立て用軸棒の
中心軸と一致するように形成されなければならない。図
4の第1集束電極401は陰極側部4b1を短くしてあ
るので、内径を厳密に制御する必要のある領域が狭く、
電極の製造が容易である。
【0061】上記実施例によれば、電極支持耐41の取
り付け位置を、耐電圧を考慮して可能な限り第2陽極側
に配置することができる。これにより、第1集束電極4
01は、全長が短く且つ電極支持体が第2陽極近傍に配
置できるので、電子銃を形成した後に電子銃に力が加わ
ったとしても、パネル側部4aと第2陽極5aの同軸度
の偏位を少なくできる。また、第1集束電極と第2集束
電極の間には電子レンズが形成されないので、第1集束
電極の同軸度の偏位は、第2陽極5だけに対して考慮す
ればよい。
り付け位置を、耐電圧を考慮して可能な限り第2陽極側
に配置することができる。これにより、第1集束電極4
01は、全長が短く且つ電極支持体が第2陽極近傍に配
置できるので、電子銃を形成した後に電子銃に力が加わ
ったとしても、パネル側部4aと第2陽極5aの同軸度
の偏位を少なくできる。また、第1集束電極と第2集束
電極の間には電子レンズが形成されないので、第1集束
電極の同軸度の偏位は、第2陽極5だけに対して考慮す
ればよい。
【0062】なお、第2集束電極はその軸方向長さL2
2が短く、両端を丸めて補強した単一径であり、陽極側
部と比べて径が小さいので、変形しにくい。
2が短く、両端を丸めて補強した単一径であり、陽極側
部と比べて径が小さいので、変形しにくい。
【0063】第1集束電極401は、陽極側部との間に
円周段差を有する中間部4cに電極支持体41を設けた
ので、電子レンズを形成するパネル側部4aを変形させ
ること無くビードガラスに電極を固着することができ
る。また組立てる際に高精度を必要とする陰極側部b1
が短く、かつ中間部4cに電極支持体41を設けたの
で、陰極側部4b1の変形を抑制できる。
円周段差を有する中間部4cに電極支持体41を設けた
ので、電子レンズを形成するパネル側部4aを変形させ
ること無くビードガラスに電極を固着することができ
る。また組立てる際に高精度を必要とする陰極側部b1
が短く、かつ中間部4cに電極支持体41を設けたの
で、陰極側部4b1の変形を抑制できる。
【0064】図5は本発明による陰極線管用電子銃の第
3実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。
3実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。
【0065】電子銃は管軸方向に伸び且つ陰極側部と中
間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束
電極を有し、第2陽極内に集束電極のパネル側部を挿入
して主レンズ部を形成している。第3実施例では集束電
極を2分割し、陽極側の集束電極に段差を2個所設け、
電子レンズが形成されず且つ最終段電極である陽極から
離れた陰極側部に電極支持体を設けた。
間部とパネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束
電極を有し、第2陽極内に集束電極のパネル側部を挿入
して主レンズ部を形成している。第3実施例では集束電
極を2分割し、陽極側の集束電極に段差を2個所設け、
電子レンズが形成されず且つ最終段電極である陽極から
離れた陰極側部に電極支持体を設けた。
【0066】図5において、前記図4と同一符号は同一
機能部分に対応する。
機能部分に対応する。
【0067】集束電極4は陽極側の第1集束電極401
と陰極側の第2集束電極402とに分割されており、陰
極側部4bにギャップVMを形成して分割している。4
b1は第1集束電極の陰極側部である。
と陰極側の第2集束電極402とに分割されており、陰
極側部4bにギャップVMを形成して分割している。4
b1は第1集束電極の陰極側部である。
【0068】第1集束電極401は、パネル側部4aと
陰極側部4b1および中間部4cを絞り加工により単一
の電極部品として製作したものであり、第2集束電極4
02は円筒状の単一電極部品として製作されたものであ
る。集束電極4は第1集束電極401の陰極側部4b1
と第2集束電極との開口端縁を対向させ、両者を接続部
材42で電気的に接続したものである。
陰極側部4b1および中間部4cを絞り加工により単一
の電極部品として製作したものであり、第2集束電極4
02は円筒状の単一電極部品として製作されたものであ
る。集束電極4は第1集束電極401の陰極側部4b1
と第2集束電極との開口端縁を対向させ、両者を接続部
材42で電気的に接続したものである。
【0069】ギャップVMを設けることにより、集束電
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、各
電極部品の変形を少なくできる。またネック部外面にお
いてギャップVMの近傍に速度変調コイルを配置するこ
とにより、コントラストが向上し、高品質の画像を得る
ことができる。
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、各
電極部品の変形を少なくできる。またネック部外面にお
いてギャップVMの近傍に速度変調コイルを配置するこ
とにより、コントラストが向上し、高品質の画像を得る
ことができる。
【0070】また図5において、L1は集束電極4のパ
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L21は第1集束電極
401の陰極側部4b1の管軸方向の長さ、L22は第
2集束電極402の径小部4b2の管軸方向の長さ、L
3は第1集束電極401の中間部4cの管軸方向の長さ
である。パネル側部4aと第2集束電極402は夫々電
子レンズを形成するので、電子レンズを形成するために
必要な長さをもっている。パネル側部4aの管軸方向の
長さL1と第1集束電極401の陰極側部4b1の管軸
方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL3より
短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを少なく
できる。なお、上記各長さL1、L21、L22、L3
は、L3>L1,L3>L21の関係にある。
ネル側部4aの管軸方向の長さ、L21は第1集束電極
401の陰極側部4b1の管軸方向の長さ、L22は第
2集束電極402の径小部4b2の管軸方向の長さ、L
3は第1集束電極401の中間部4cの管軸方向の長さ
である。パネル側部4aと第2集束電極402は夫々電
子レンズを形成するので、電子レンズを形成するために
必要な長さをもっている。パネル側部4aの管軸方向の
長さL1と第1集束電極401の陰極側部4b1の管軸
方向の長さL2を中間部4cの管軸方向の長さL3より
短くしているので、集束電極の両開口端の歪みを少なく
できる。なお、上記各長さL1、L21、L22、L3
は、L3>L1,L3>L21の関係にある。
【0071】この第1集束電極401において、パネル
側部4aの内径D1は中間部4cの内径D3より大き
く、かつ陰極側部4bの内径D21の内径はパネル側部
4aと陰極側部4bを連接する中間部4cの径D3より
も小径となっている(D1>D3>D21)。
側部4aの内径D1は中間部4cの内径D3より大き
く、かつ陰極側部4bの内径D21の内径はパネル側部
4aと陰極側部4bを連接する中間部4cの径D3より
も小径となっている(D1>D3>D21)。
【0072】第2集束電極402において、第2集束電
極の内径D22は第1集束電極401の陰極側部4b1
の径D21と同径(D21=D22)となっているが、
電子銃の組立て方法に起因して第2集束電極の内径D2
2を第1集束電極の陰極側部4b1の径D21より小さ
く(L21>L22)することもできる。
極の内径D22は第1集束電極401の陰極側部4b1
の径D21と同径(D21=D22)となっているが、
電子銃の組立て方法に起因して第2集束電極の内径D2
2を第1集束電極の陰極側部4b1の径D21より小さ
く(L21>L22)することもできる。
【0073】例えば投写型テレビ受像機に用いられる陰
極線管では、D1は20mm、D2は10mm、D3は
12mm、L1は10mm、L21は10mm、L22
は10mm、L3は22mmである。
極線管では、D1は20mm、D2は10mm、D3は
12mm、L1は10mm、L21は10mm、L22
は10mm、L3は22mmである。
【0074】第1集束電極401は、パネル側部との間
に円周段差を2つ介した陰極側部4b1に電極支持体4
1を設けたので、主レンズを形成する陽極側部変形させ
ること無くビードガラスに電極を固着することができ
る。
に円周段差を2つ介した陰極側部4b1に電極支持体4
1を設けたので、主レンズを形成する陽極側部変形させ
ること無くビードガラスに電極を固着することができ
る。
【0075】更に電極支持体41を陰極側部4b1の中
間部4c近傍(段差の近傍)に配置することにより、よ
り第1集束電極401の変形を抑制できる。
間部4c近傍(段差の近傍)に配置することにより、よ
り第1集束電極401の変形を抑制できる。
【0076】また、通常、電極は、電極の開口端を丸め
ることで、放電を抑制し、また電極の補強をしている。
しかしながら、このような電子銃において、陽極は開口
端を丸めておらず、放電の可能がある。本実施例によれ
ば、最も電圧の高い陽極から電極支持体41を離すこと
で陽極5と集束電極4との放電を抑制することができ
る。
ることで、放電を抑制し、また電極の補強をしている。
しかしながら、このような電子銃において、陽極は開口
端を丸めておらず、放電の可能がある。本実施例によれ
ば、最も電圧の高い陽極から電極支持体41を離すこと
で陽極5と集束電極4との放電を抑制することができ
る。
【0077】なお、第2集束電極はその軸方向長さL2
2が短く、両端を丸めて補強した単一径であり、陽極側
部と比べて径が小さいので、変形しにくい。
2が短く、両端を丸めて補強した単一径であり、陽極側
部と比べて径が小さいので、変形しにくい。
【0078】図6は本発明による陰極線管用電子銃の第
4実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。第4実施例では集
束電極を2分割し、陰極側の集束電極に段差を設け、電
子レンズの形成されない陰極側部に電極支持体を設け
た。
4実施例を示す一部断面図であって、電極の中心軸Zの
上側が断面図、下側が側面図である。第4実施例では集
束電極を2分割し、陰極側の集束電極に段差を設け、電
子レンズの形成されない陰極側部に電極支持体を設け
た。
【0079】図6において、前記図1と同一符号は同一
機能部分に対応する。
機能部分に対応する。
【0080】集束電極4は陽極側の第1集束電極401
と陰極側の第2集束電極402とに分割されており、陰
極側部4bにギャップVMを形成して分割している。4
b1は第1集束電極401の陰極側部であり、4b2は
第2集束電極402の径小部(陰極側部)である。
と陰極側の第2集束電極402とに分割されており、陰
極側部4bにギャップVMを形成して分割している。4
b1は第1集束電極401の陰極側部であり、4b2は
第2集束電極402の径小部(陰極側部)である。
【0081】第2集束電極402は、径大部4b3と径
小部4b2を絞り加工により単一の電極部品として製作
したものである。集束電極4は、第1集束電極401の
陰極側部4b1と第2集束電極402の径小部4b2と
の開口端縁を対向させ、両者を接続部材42で電気的に
接続したものである。
小部4b2を絞り加工により単一の電極部品として製作
したものである。集束電極4は、第1集束電極401の
陰極側部4b1と第2集束電極402の径小部4b2と
の開口端縁を対向させ、両者を接続部材42で電気的に
接続したものである。
【0082】ギャップVMを設けることにより、集束電
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、各
電極部品の変形を少なくできる。またネック部外面にお
いてギャップVMの近傍に速度変調コイルを配置するこ
とにより、容易にコントラストが向上し、高品質の画像
を得ることができる。
極4の電極長を変えること無く、電極部品(第1集束電
極401、第2集束電極402)を短くできるので、各
電極部品の変形を少なくできる。またネック部外面にお
いてギャップVMの近傍に速度変調コイルを配置するこ
とにより、容易にコントラストが向上し、高品質の画像
を得ることができる。
【0083】また図6の第2集束電極402において第
2集束電極の径小部4b2の径は第1集束電極401の
陰極側部4b1の径と同径となっているが、電子銃の組
立て方法に起因して第2集束電極の径小部4b2の径を
第1集束電極の陰極側部4b1の径より小さくすること
もできる。
2集束電極の径小部4b2の径は第1集束電極401の
陰極側部4b1の径と同径となっているが、電子銃の組
立て方法に起因して第2集束電極の径小部4b2の径を
第1集束電極の陰極側部4b1の径より小さくすること
もできる。
【0084】さらに第2集束電極402は陰極側に径大
部4b3を有している。径大部4b3は向い合う陰極側
に位置する電極(図示していない)と電子レンズを形成
する。この電子レンズの口径を大きくするために、第2
集束電極402の径大部4b3の径D22は径小部4b
2の径よりも大きくしてある。
部4b3を有している。径大部4b3は向い合う陰極側
に位置する電極(図示していない)と電子レンズを形成
する。この電子レンズの口径を大きくするために、第2
集束電極402の径大部4b3の径D22は径小部4b
2の径よりも大きくしてある。
【0085】第2集束電極402は、径大部4b3との
間に円周段差を設けた径小部4b2に電極支持体41を
設けたので、電子レンズを形成する径大部4b3を変形
させること無くビードガラスに電極を固着することがで
きる。
間に円周段差を設けた径小部4b2に電極支持体41を
設けたので、電子レンズを形成する径大部4b3を変形
させること無くビードガラスに電極を固着することがで
きる。
【0086】なお、本実施例を第2実施例または第3実
施例に適用することで各実施例の効果を得ることができ
る。また本実施例を実施例1に適用することも可能であ
る。
施例に適用することで各実施例の効果を得ることができ
る。また本実施例を実施例1に適用することも可能であ
る。
【0087】図7は本発明による陰極線管用電子銃の第
5実施例の全体構造を説明する側面図であって、Kは陰
極、1は第1電極(制御電極)、2は第2電極(加速電
極)、3は第3電極(第1陽極)、43は第4電極(集
束電極)、41は集束電極43の電極支持体、5は最終
電極である第5電極(第2陽極)、6は絶縁支持体(ビ
ードガラス)である。なお、符号11,21,31,5
1は第1電極1、第2電極2、第3電極3、第5電極5
の電極支持体である。
5実施例の全体構造を説明する側面図であって、Kは陰
極、1は第1電極(制御電極)、2は第2電極(加速電
極)、3は第3電極(第1陽極)、43は第4電極(集
束電極)、41は集束電極43の電極支持体、5は最終
電極である第5電極(第2陽極)、6は絶縁支持体(ビ
ードガラス)である。なお、符号11,21,31,5
1は第1電極1、第2電極2、第3電極3、第5電極5
の電極支持体である。
【0088】前記図17と同一符号は同一機能部分に対
応し、主レンズ部は第5電極(円筒状の第2陽極)5と
第5電極5に管軸方向で対向する第4電極(円筒状の集
束電極)43とで構成してなる。
応し、主レンズ部は第5電極(円筒状の第2陽極)5と
第5電極5に管軸方向で対向する第4電極(円筒状の集
束電極)43とで構成してなる。
【0089】同図において、第1電極1〜第5電極5
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
または板状の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿
って整列させている。電極を整列させた状態で、軟化さ
せた一対の絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押
圧し、各電極に形成した電極支持体11,21,31,
41,51を絶縁支持体に埋設することにより固定され
る。
は、それぞれ単一の径または2種以上の径をもつ円筒状
または板状の電極からなり、それぞれの電極を管軸に沿
って整列させている。電極を整列させた状態で、軟化さ
せた一対の絶縁支持体6を、管軸に対して横方向から押
圧し、各電極に形成した電極支持体11,21,31,
41,51を絶縁支持体に埋設することにより固定され
る。
【0090】図8は本発明による陰極線管用電子銃に用
いられる電極の第5実施例を示す一部断面図であって、
電極の中心軸Zの上側が断面図、下側が側面図である。
いられる電極の第5実施例を示す一部断面図であって、
電極の中心軸Zの上側が断面図、下側が側面図である。
【0091】同図において、43は集束電極、43aは
集束電極43の最終電極(第2陽極)と対向する端縁に
形成した陽極側筒状部、43bは集束電極43の第3電
極と対向する端縁に形成した陰極側筒状部、43cは中
間部、41は電極支持体である。
集束電極43の最終電極(第2陽極)と対向する端縁に
形成した陽極側筒状部、43bは集束電極43の第3電
極と対向する端縁に形成した陰極側筒状部、43cは中
間部、41は電極支持体である。
【0092】同図において、集束電極43は、陽極側筒
状部43aと陰極側筒状部43bおよび中間部43cを
単一の電極部品として製作したものである。
状部43aと陰極側筒状部43bおよび中間部43cを
単一の電極部品として製作したものである。
【0093】この実施例では集束電極43は、陽極側筒
状部43aの径D1が陰極側筒状部43bの径D2より
大であり、かつ陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43
bを連接する中間部43cの径D3は上記陽極側筒状部
43aと陰極側筒状部43bよりも小径となっている
(D1>D2>D3)。なお、上記陽極側筒状部43a
の径D1と陰極側部4bの径D2とは同径(D1=D2
>D3)としてもよい。
状部43aの径D1が陰極側筒状部43bの径D2より
大であり、かつ陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43
bを連接する中間部43cの径D3は上記陽極側筒状部
43aと陰極側筒状部43bよりも小径となっている
(D1>D2>D3)。なお、上記陽極側筒状部43a
の径D1と陰極側部4bの径D2とは同径(D1=D2
>D3)としてもよい。
【0094】上記陽極側筒状部43aは前記図7で説明
した電子銃の陽極5と対向して(向い合って)主レンズ
を形成する。この陽極側筒状部43aと陰極側筒状部4
3bは高精度を必要とするが、中間部43cの部分は陽
極側筒状部43aと陰極側筒状部43bを連結する機能
を有するものであることから、さ程精度を要求されな
い。
した電子銃の陽極5と対向して(向い合って)主レンズ
を形成する。この陽極側筒状部43aと陰極側筒状部4
3bは高精度を必要とするが、中間部43cの部分は陽
極側筒状部43aと陰極側筒状部43bを連結する機能
を有するものであることから、さ程精度を要求されな
い。
【0095】そして、この中間部43cの管軸方向長さ
を長くし、陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43bの
管軸方向長さを短くすることで主レンズを構成する集束
電極43として、高精度の製作が容易になる。
を長くし、陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43bの
管軸方向長さを短くすることで主レンズを構成する集束
電極43として、高精度の製作が容易になる。
【0096】そして、この集束電極43をビードガラス
に固定するための電極支持体41を中間部43cに溶接
した。これにより、電子銃の組み立て工程において、加
熱軟化させたビードガラスに電極支持体41を押圧して
埋設する際に当該電極に生じる変形は、陽極側筒状部4
3aあるいは陰極側筒状部43bと中間部43cの境界
に形成される段差によって、上記陽極側筒状部43aあ
るいは陰極側筒状部43bに影響しない。したがって、
上記陽極側筒状部43aあるいは陰極側筒状部43bの
精度が維持される。
に固定するための電極支持体41を中間部43cに溶接
した。これにより、電子銃の組み立て工程において、加
熱軟化させたビードガラスに電極支持体41を押圧して
埋設する際に当該電極に生じる変形は、陽極側筒状部4
3aあるいは陰極側筒状部43bと中間部43cの境界
に形成される段差によって、上記陽極側筒状部43aあ
るいは陰極側筒状部43bに影響しない。したがって、
上記陽極側筒状部43aあるいは陰極側筒状部43bの
精度が維持される。
【0097】この実施例によっても、高精度の電子銃を
高い量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を
提供できる。
高い量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を
提供できる。
【0098】図9は本発明による陰極線管用電子銃の第
6実施例を構成する集束電極を説明する一部断面した側
面図であって、前記図7に示した構造の電子銃に適用す
る電極である。
6実施例を構成する集束電極を説明する一部断面した側
面図であって、前記図7に示した構造の電子銃に適用す
る電極である。
【0099】同図において、図8に同じ作用を有する部
位には同一番号を付してある。集束電極43は陽極5対
向する陽極側筒状部43aをもつ第1集束電極431
と、第3電極3に対向する陰極側筒状部43bを持つ第
2集束電極432とに分割されている。
位には同一番号を付してある。集束電極43は陽極5対
向する陽極側筒状部43aをもつ第1集束電極431
と、第3電極3に対向する陰極側筒状部43bを持つ第
2集束電極432とに分割されている。
【0100】43c1は陽極側筒状部43aに連接する
第1中間部、43c2は陰極側筒状部43bに連接する
第2中間部、41aは第1中間部43c1に設置された
電極支持体、41bは第2中間部43c2に設置された
電極支持体、42は第1集束電極431と第2集束電極
432とを電気的に接続する接続部材である。
第1中間部、43c2は陰極側筒状部43bに連接する
第2中間部、41aは第1中間部43c1に設置された
電極支持体、41bは第2中間部43c2に設置された
電極支持体、42は第1集束電極431と第2集束電極
432とを電気的に接続する接続部材である。
【0101】同図において、集束電極4は、陽極側筒状
部43aと第1中間部43c1とを単一の電極部品とし
て製作し、また陰極側筒状部43bと第2中間部43c
2を単一の電極部品として製作し、上記第1中間部43
c1と第2中間部43c2の開口端縁を対向させ、両者
を接続部材42で電気的に接続したものである。
部43aと第1中間部43c1とを単一の電極部品とし
て製作し、また陰極側筒状部43bと第2中間部43c
2を単一の電極部品として製作し、上記第1中間部43
c1と第2中間部43c2の開口端縁を対向させ、両者
を接続部材42で電気的に接続したものである。
【0102】この集束電極43において、陽極側筒状部
43aの径D1は陰極側筒状部43bの径D2より大き
く、かつ陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43bを連
接する第1中間部43c1と第2中間部43c2の径D
3aとD3bは上記陽極側筒状部43aと陰極側筒状部
43bよりも小径となっている(D1>D2>D3a,
D3b)が、陽極側筒状部43aの径D1と陰極側筒状
部43bの径D2とは同径であってもよい(D1=D2
>D3a,D3b)。
43aの径D1は陰極側筒状部43bの径D2より大き
く、かつ陽極側筒状部43aと陰極側筒状部43bを連
接する第1中間部43c1と第2中間部43c2の径D
3aとD3bは上記陽極側筒状部43aと陰極側筒状部
43bよりも小径となっている(D1>D2>D3a,
D3b)が、陽極側筒状部43aの径D1と陰極側筒状
部43bの径D2とは同径であってもよい(D1=D2
>D3a,D3b)。
【0103】上記陽極側筒状部43aは前記図7で説明
した電子銃の陽極5に対向して主レンズを形成する。こ
の陽極側筒状部43aと陰極側の電極と対向する陰極側
筒状部43bは高精度を必要とするが、第1中間部43
c1と第2中間部43c2の部分は陽極側筒状部43a
と陰極側筒状部43bを連結する機能を有するものであ
ることから、さ程精度を要求されない。
した電子銃の陽極5に対向して主レンズを形成する。こ
の陽極側筒状部43aと陰極側の電極と対向する陰極側
筒状部43bは高精度を必要とするが、第1中間部43
c1と第2中間部43c2の部分は陽極側筒状部43a
と陰極側筒状部43bを連結する機能を有するものであ
ることから、さ程精度を要求されない。
【0104】第1集束電極431と第2集束電極432
に形成された段差は夫々1つなので容易に製造できる。
さらに第1集束電極431と第2集束電極432とが同
形であれば、集束電極43は容易に量産できる。
に形成された段差は夫々1つなので容易に製造できる。
さらに第1集束電極431と第2集束電極432とが同
形であれば、集束電極43は容易に量産できる。
【0105】そして、この第1中間部43c1と第2中
間部43c2の管軸方向長さを長くし、陽極側筒状部4
3aと陽極側筒状部43bを短くすることで、陽極側筒
状部43aと陽極側筒状部43bの変形を抑制でき、容
易に高精度の集束電極43を製作することができる。
間部43c2の管軸方向長さを長くし、陽極側筒状部4
3aと陽極側筒状部43bを短くすることで、陽極側筒
状部43aと陽極側筒状部43bの変形を抑制でき、容
易に高精度の集束電極43を製作することができる。
【0106】そして、この電極をビードガラスに固定す
るための電極支持体41aと41bを第1中間部43c
1と第2中間部43c2に溶接してビードガラスに埋設
固定することで、電子銃組み立て工程で加熱軟化させた
ビードガラスに電極支持体41aと41bを押圧して埋
設する際に当該電極に生じる変形は、陽極側筒状部43
aあるいは陰極側筒状部43bと第1中間部43c1と
第2中間部43c2の各境界に形成される円周段差によ
って上記陽極側筒状部43aあるいは陰極側筒状部43
bに及ばない。したがって、レンズ精度に影響する上記
各陽極側部の精度が維持される。
るための電極支持体41aと41bを第1中間部43c
1と第2中間部43c2に溶接してビードガラスに埋設
固定することで、電子銃組み立て工程で加熱軟化させた
ビードガラスに電極支持体41aと41bを押圧して埋
設する際に当該電極に生じる変形は、陽極側筒状部43
aあるいは陰極側筒状部43bと第1中間部43c1と
第2中間部43c2の各境界に形成される円周段差によ
って上記陽極側筒状部43aあるいは陰極側筒状部43
bに及ばない。したがって、レンズ精度に影響する上記
各陽極側部の精度が維持される。
【0107】この実施例によっても、高精度の電子銃を
高い量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を
提供できる。
高い量産性で製造することができ、高画質の陰極線管を
提供できる。
【0108】図10は図4、図5、図6、図9に示した
ギャップVMを有する電極を備えた電子銃を、陰極線管
のネック部に配置した図である。このときギャップVM
に対応するネック部の外側に速度変調コイル90を配置
してある。この速度変調コイル90は電子ビームの走査
速度を変化させることにより、容易にコントラストを向
上させる技術である。このような技術を開示した文献と
して、特公昭62−21216号公報がある。
ギャップVMを有する電極を備えた電子銃を、陰極線管
のネック部に配置した図である。このときギャップVM
に対応するネック部の外側に速度変調コイル90を配置
してある。この速度変調コイル90は電子ビームの走査
速度を変化させることにより、容易にコントラストを向
上させる技術である。このような技術を開示した文献と
して、特公昭62−21216号公報がある。
【0109】上記実施例の集束電極は管軸方向への長さ
が長いため、ギャップVMを設けて管軸方向への長さを
短くすることは、電極の変形を防ぐことができる。また
ネック部外面において、ギャップVM近傍に速度変調コ
イル90を配置することで、容易にコントラストがはっ
きりし、高品質の画像を得ることができる。このときギ
ャップVMの中心と速度変調コイル90の中心を一致さ
せて配置することで、電子ビームは効率良く速度変調コ
イル90の作用を受ける。
が長いため、ギャップVMを設けて管軸方向への長さを
短くすることは、電極の変形を防ぐことができる。また
ネック部外面において、ギャップVM近傍に速度変調コ
イル90を配置することで、容易にコントラストがはっ
きりし、高品質の画像を得ることができる。このときギ
ャップVMの中心と速度変調コイル90の中心を一致さ
せて配置することで、電子ビームは効率良く速度変調コ
イル90の作用を受ける。
【0110】図11は本発明による陰極線管用電子銃を
用いた陰極線管の構造例を説明する投写型陰極線管の部
分断面図であって、71はパネル部、71aは蛍光面、
72はネック部、73はファンネル部、74は電子銃、
75はステム、76は内部導電膜、77は偏向装置、7
8はコンバーゼンスコイル、79はセンタリング調整マ
グネット、図1と同一符号は同一部分に対応する。
用いた陰極線管の構造例を説明する投写型陰極線管の部
分断面図であって、71はパネル部、71aは蛍光面、
72はネック部、73はファンネル部、74は電子銃、
75はステム、76は内部導電膜、77は偏向装置、7
8はコンバーゼンスコイル、79はセンタリング調整マ
グネット、図1と同一符号は同一部分に対応する。
【0111】同図において、パネル部71の内面には蛍
光面71aが形成され、電子銃74はネック部72に設
置されている。電子銃74は内部導電膜76から陽極電
圧が導入され、ステム75に引き出したピンから所要の
電圧と画像信号が供給される。
光面71aが形成され、電子銃74はネック部72に設
置されている。電子銃74は内部導電膜76から陽極電
圧が導入され、ステム75に引き出したピンから所要の
電圧と画像信号が供給される。
【0112】電子銃74から発射された電子ビームは偏
向装置77による磁界で蛍光面71aを走査して画像を
再生する。
向装置77による磁界で蛍光面71aを走査して画像を
再生する。
【0113】この陰極線管によれば、パネル部71に再
生した高画質の画像を図示しないスクリーン上に投写し
て再生することができる。
生した高画質の画像を図示しないスクリーン上に投写し
て再生することができる。
【0114】図12は本発明による電子銃を組み込んだ
陰極線管を用いた投写型テレビ受像機の一例を説明する
正面図である。
陰極線管を用いた投写型テレビ受像機の一例を説明する
正面図である。
【0115】また、図13は図12に示した投写型テレ
ビ受像機の内部構造例を説明する断面模式図である。
ビ受像機の内部構造例を説明する断面模式図である。
【0116】図12および図13に示したように、投写
型陰極線管81のパネル部に形成された映像は、当該パ
ネル部にコネクタ82を介して設置された投射光学系8
3で拡大されてミラー84を介してスクリーン80に投
写される。
型陰極線管81のパネル部に形成された映像は、当該パ
ネル部にコネクタ82を介して設置された投射光学系8
3で拡大されてミラー84を介してスクリーン80に投
写される。
【0117】このような投写型テレビ受像機によれば、
例えば40型以上の大画面の映像を高画質で再現でき
る。
例えば40型以上の大画面の映像を高画質で再現でき
る。
【0118】以上の実施例では、最も精度良く形成され
なければならない集束電極43と陽極5について説明し
た。
なければならない集束電極43と陽極5について説明し
た。
【0119】図18は電子銃を組立てるときの集束電極
近傍の一部断面図である。60は電子銃を組立てるとき
に用いられる組立て用軸棒(マウントピン)、61は電
極の間隔を決定するスペーサ、4は集束電極、5は第2
陽極、Zは各電極及び組立て用軸棒60の中心軸であ
る。組立て用軸棒60の中心軸と各電極の中心軸は一致
するように組立てられる。組立て用軸棒60はの径は、
第2陽極近傍で最も大きく、陰極側に近づくに従い順次
小さくなっている。電極の内面と組立て用軸棒の外面が
略々同径となることでそれぞれの中心軸を一致さてい
る。
近傍の一部断面図である。60は電子銃を組立てるとき
に用いられる組立て用軸棒(マウントピン)、61は電
極の間隔を決定するスペーサ、4は集束電極、5は第2
陽極、Zは各電極及び組立て用軸棒60の中心軸であ
る。組立て用軸棒60の中心軸と各電極の中心軸は一致
するように組立てられる。組立て用軸棒60はの径は、
第2陽極近傍で最も大きく、陰極側に近づくに従い順次
小さくなっている。電極の内面と組立て用軸棒の外面が
略々同径となることでそれぞれの中心軸を一致さてい
る。
【0120】上記実施例の集束電極を図18に示したよ
うな電子銃組立て方法に適用することで、精度の良い電
子銃が容易に形成することが可能となる。
うな電子銃組立て方法に適用することで、精度の良い電
子銃が容易に形成することが可能となる。
【0121】
【発明の効果】電子ビームは制御電極、加速電極を通過
して徐々にその径が大きくなり、その後電子ビームは主
レンズにより集束作用を受けて蛍光面上に集束する。電
子ビームは、その径が大きい状態で集束電極4と第1陽
極で形成される電子レンズに入射する。そのため集束電
極4と第1陽極とで形成される電子レンズは高精度が要
求される。本発明とすることで高精度の電子レンズを形
成できる。
して徐々にその径が大きくなり、その後電子ビームは主
レンズにより集束作用を受けて蛍光面上に集束する。電
子ビームは、その径が大きい状態で集束電極4と第1陽
極で形成される電子レンズに入射する。そのため集束電
極4と第1陽極とで形成される電子レンズは高精度が要
求される。本発明とすることで高精度の電子レンズを形
成できる。
【0122】本発明によれば、電子銃の主レンズを構成
する集束電極は、その大径部と径小部の間に精度をさ程
必要としない中間部を有する。そして、中間部を径大部
または径小部より長くする、中間部に絶縁支持体に埋設
固定する電極支持体を取付ける、管軸方向に対向する円
筒電極の両端縁に連接する径小部を設けることで、電子
銃組み立てに伴う電子レンズ(主レンズ)形成部分の変
形を抑制して電子ビームの収束特性の劣化が抑制され、
組み立て作業を容易にして高精度で高い量産性を達成で
きる主レンズを有する陰極線管用電子銃を得ることがで
きる。ビードサポートを電極に取付けるときに発生する
電子レンズ形成部の歪みを抑制できる。
する集束電極は、その大径部と径小部の間に精度をさ程
必要としない中間部を有する。そして、中間部を径大部
または径小部より長くする、中間部に絶縁支持体に埋設
固定する電極支持体を取付ける、管軸方向に対向する円
筒電極の両端縁に連接する径小部を設けることで、電子
銃組み立てに伴う電子レンズ(主レンズ)形成部分の変
形を抑制して電子ビームの収束特性の劣化が抑制され、
組み立て作業を容易にして高精度で高い量産性を達成で
きる主レンズを有する陰極線管用電子銃を得ることがで
きる。ビードサポートを電極に取付けるときに発生する
電子レンズ形成部の歪みを抑制できる。
【図1】本発明による陰極線管用電子銃の第1実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図2】本発明による陰極線管用電子銃の全体構造を説
明する側面図である。
明する側面図である。
【図3】図2を管軸Y−Y回りに90°回転させた側面
図である。
図である。
【図4】本発明による陰極線管用電子銃の第2実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図5】本発明による陰極線管用電子銃の第3実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図6】本発明による陰極線管用電子銃の第4実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図7】本発明による他の構成の陰極線管用電子銃の全
体構造を説明する側面図である。
体構造を説明する側面図である。
【図8】本発明による陰極線管用電子銃の第5実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図9】本発明による陰極線管用電子銃の第6実施例を
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
構成する筒状電極のを説明する一部断面した側面図であ
る。
【図10】本発明による陰極線管用電子銃を陰極線管ネ
ック部に収納したときの断面図である。
ック部に収納したときの断面図である。
【図11】本発明による陰極線管用電子銃を用いた陰極
線管の構造例を説明する投写型陰極線管の部分断面図で
ある。
線管の構造例を説明する投写型陰極線管の部分断面図で
ある。
【図12】本発明による電子銃を組み込んだ陰極線管を
用いた投写型テレビ受像機の一例を説明する正面図であ
る。
用いた投写型テレビ受像機の一例を説明する正面図であ
る。
【図13】図12に示した投写型テレビ受像機の内部構
造例を説明する断面模式図である。
造例を説明する断面模式図である。
【図14】従来の投写型陰極線管に使用されている大口
径電子銃の一構造例を説明する側面図である。
径電子銃の一構造例を説明する側面図である。
【図15】図14を管軸Z−Z回りに90°回転させた
側面図である。
側面図である。
【図16】従来の投写型陰極線管に使用されている筒状
電極の電子銃組込み前の状態を示す部分断面した側面図
である。
電極の電子銃組込み前の状態を示す部分断面した側面図
である。
【図17】従来の投写型陰極線管に使用されている電子
銃の他の構造例を説明する側面図である。
銃の他の構造例を説明する側面図である。
【図18】電子銃を組立てるための組立て用軸棒(マウ
ントピン)に電極を設置した一部断面図である。
ントピン)に電極を設置した一部断面図である。
1 第1電極 2 第2電極 3 第3電極 4,43 第4電極 41 電極支持体 4a 第4電極のパネル側部 4b 第4電極の陰極側部 4c 第4電極の中間部 43a 陽極側筒状部 43b 陰極側筒状部 43c 中間部 5 第5電極 5a 第5電極の径大部 5b 第5電極の径小部 6 絶縁支持体 90 速度変調コイル
Claims (13)
- 【請求項1】陰極、制御電極、加速電極、第1陽極、集
束電極および第2陽極を含む複数の電極を管軸方向に所
定の間隔で配置し、各電極の側壁に設けた電極支持体を
絶縁支持体に埋設して固定した電子銃を有する陰極線管
用電子銃において、 前記電子銃は、陰極側部と中間部とパネル側部とで異な
る3つの径をもつ筒状の集束電極を有し、前記第2陽極
内に前記集束電極のパネル側部を挿入して主レンズ部を
形成し、前記集束電極は、前記中間部の内径が前記パネ
ル側部の内径より小さくかつ陰極側部の内径より大き
く、前記集束電極の中間部に前記電極支持体を設けたこ
とを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項2】請求項1において、前記集束電極の管軸方
向長さは、中間部が陰極側部より長く且つ中間部がパネ
ル側部より長いことを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項3】陰極、制御電極、第1陽極、集束電極およ
び第2陽極を含む複数の電極を管軸方向に所定の間隔で
配置し、各電極の側壁に設けた電極支持体を絶縁支持体
に埋設して固定した陰極線管用電子銃において、 前記電子銃は、管軸方向に伸び且つ陰極側部と中間部と
パネル側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束電極を
有し、前記第2陽極内に前記集束電極のパネル側部を挿
入して主レンズ部を形成し、前記集束電極は第1陽極側
の第1集束電極と陰極側の第2集束電極の2つに分割さ
れかつ電気的に接続されていることを特徴とする陰極線
管用電子銃。 - 【請求項4】請求項3において、前記集束電極の管軸方
向長さは、中間部が陰極側部より長く且つ中間部がパネ
ル側部より長いことを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項5】請求項3において、前記第2集束電極は陰
極側に径大部を有し、第2陽極側に径小部を有し、前記
径小部に電極支持体を設けたことを特徴とする陰極線管
用電子銃。 - 【請求項6】請求項3において、前記第1集束電極は陰
極側部と中間部と第2陽極側部とで異なる3つの径をも
つ筒状の電極であり、前記第1集束電極の電極支持体は
中間部に設けられたことを特徴とする陰極線管用電子
銃。 - 【請求項7】請求項3において、前記集束電極は陰極側
部で第1集束電極と第2集束電極の2つに分割されかつ
電気的に接続され、前記第1集束電極は陰極側部と中間
部と第2陽極側部とで異なる3つの径をもつ筒状の集束
電極であることを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項8】請求項7において、前記第1集束電極電の
極支持体は中間部に設けられたことを特徴とする陰極線
管用電子銃。 - 【請求項9】請求項7において、前記第1集束電極電の
極支持体は陰極側部に設けられたことを特徴とする陰極
線管用電子銃。 - 【請求項10】請求項7において、前記集束電極の管軸
方向長さは、中間部が陰極側部より長く且つ中間部がパ
ネル側部より長いことを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項11】請求項7において、前記第2集束電極は
陰極側に径大部を有し、第2陽極側に径小部を有し、前
記径小部に電極支持体を設けたことを特徴とする陰極線
管用電子銃。 - 【請求項12】陰極、制御電極、加速電極、第1陽極、
集束電極および第2陽極を含む複数の電極を管軸方向に
所定の間隔で配置し、各電極の側壁に設けた電極支持体
を絶縁支持体に埋設して固定した電子銃を有する陰極線
管において、 前記電子銃の最終円筒電極である第2陽極とこの第2陽
極に管軸方向で対向する円筒電極である集束電極とで主
レンズ部を構成してなり、前記集束電極は第2陽極側に
第2陽極側筒状部を有し、陰極側に陰極側筒状部を有
し、前記第2陽極側筒状部と前記陰極側筒状部とを連接
する中間部を有し、前記中間部は前記第2陽極側筒状部
または前記陰極側筒状部より小さい内径を有し、前記中
間部に前記電極支持体を設けたことを特徴とする陰極線
管用電子銃。 - 【請求項13】請求項11において、前記集束電極は前
記中間部で2つに分割され、前記集束電極は管軸方向に
陽極側筒状部を有する第1集束電極と陰極側筒状部を有
する第2集束電極とに分割され、前記中間部に前記電極
支持体を設け、かつ前記各中間部を電気的に連接したこ
とを特徴とする陰極線管用電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6973098A JPH10334824A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-19 | 陰極線管用電子銃 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8252497 | 1997-04-01 | ||
| JP9-82524 | 1997-04-01 | ||
| JP6973098A JPH10334824A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-19 | 陰極線管用電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334824A true JPH10334824A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=26410892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6973098A Pending JPH10334824A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-19 | 陰極線管用電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334824A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583547B1 (en) * | 2000-03-07 | 2003-06-24 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube with UPF type electron gun having particular electrode structure and spacing |
| US6815913B2 (en) | 2001-07-30 | 2004-11-09 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
| EP1225615A3 (en) * | 2001-01-19 | 2005-02-16 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6973098A patent/JPH10334824A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583547B1 (en) * | 2000-03-07 | 2003-06-24 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube with UPF type electron gun having particular electrode structure and spacing |
| EP1225615A3 (en) * | 2001-01-19 | 2005-02-16 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
| US6815913B2 (en) | 2001-07-30 | 2004-11-09 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
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