JPH10335142A - チップインダクタとその製造方法 - Google Patents
チップインダクタとその製造方法Info
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- JPH10335142A JPH10335142A JP15427397A JP15427397A JPH10335142A JP H10335142 A JPH10335142 A JP H10335142A JP 15427397 A JP15427397 A JP 15427397A JP 15427397 A JP15427397 A JP 15427397A JP H10335142 A JPH10335142 A JP H10335142A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップインダクタにおいて、従来、平面の渦
巻状コイルのものは巻き数を多くできず、また、立体コ
イルのものは、設備と加工時間の負担が大きいとか、巻
き線ピッチを一定以下にできないとかいう問題があっ
た。 【解決手段】 2枚の基板の互いに向き合う面に、基板
に平行なコイルの巻き線部分をパターン形成し、望むな
ら中間に磁芯を配置して、両基板を異方性導電接着剤で
接合することにより、両基板のコイル・パターンの両端
同士を導電接続して、パターンと異方性導電接着剤でコ
イルを構成する。コイル端子と基板外面の端子電極はス
ルーホール内面の導電部で接続する。基板表面にシール
ド膜を設けて遮蔽構造にすることもできる。製造は、多
数のチップインダクタ領域をマトリクス配置した2枚の
集合基板を異方性導電接着剤で接合し、境界線に沿って
切断して多くの小片に分離することにより、多数個取り
でチップインダクタを得る。
巻状コイルのものは巻き数を多くできず、また、立体コ
イルのものは、設備と加工時間の負担が大きいとか、巻
き線ピッチを一定以下にできないとかいう問題があっ
た。 【解決手段】 2枚の基板の互いに向き合う面に、基板
に平行なコイルの巻き線部分をパターン形成し、望むな
ら中間に磁芯を配置して、両基板を異方性導電接着剤で
接合することにより、両基板のコイル・パターンの両端
同士を導電接続して、パターンと異方性導電接着剤でコ
イルを構成する。コイル端子と基板外面の端子電極はス
ルーホール内面の導電部で接続する。基板表面にシール
ド膜を設けて遮蔽構造にすることもできる。製造は、多
数のチップインダクタ領域をマトリクス配置した2枚の
集合基板を異方性導電接着剤で接合し、境界線に沿って
切断して多くの小片に分離することにより、多数個取り
でチップインダクタを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は極めて小型のインダ
クタンス部品、特に表面実装技術により製作する電子機
器に用いるのに適するチップインダクタに関する。
クタンス部品、特に表面実装技術により製作する電子機
器に用いるのに適するチップインダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化に伴い表面実装
方式の回路構造が普及しつつあり、これに用いるインダ
クタンス部品すなわちチップインダクタとして、例えば
特開平5−82349号には、絶縁体の基板の表面に銅
等の導電材料により渦巻状コイルを形成したものが開示
されている。また、図13(A)に示すものは、柱状絶
縁体の巻き芯101の表面に銅等の導電材料をメッキし
て被覆し、導電膜の一部をレーザー光線等で102のよ
うに螺旋状に除去することにより、残った導電膜でコイ
ル103を形成している。
方式の回路構造が普及しつつあり、これに用いるインダ
クタンス部品すなわちチップインダクタとして、例えば
特開平5−82349号には、絶縁体の基板の表面に銅
等の導電材料により渦巻状コイルを形成したものが開示
されている。また、図13(A)に示すものは、柱状絶
縁体の巻き芯101の表面に銅等の導電材料をメッキし
て被覆し、導電膜の一部をレーザー光線等で102のよ
うに螺旋状に除去することにより、残った導電膜でコイ
ル103を形成している。
【0003】一方、図13(B)は本件発明者が先に特
願平9−17667号により出願したものであって、方
形断面の絶縁体の巻き芯104に巻き線部分105、1
06を巻きつけた形でコイルを形成し、端子電極10
7、108を設けてある。この製作には、完成させて切
り離せば多数のチップインダクタとなる集合基板を用い
て、その面上に個々の巻き芯104となる領域をマトリ
クス状に多数配置し、巻き芯104の上面または下面の
巻き線部分105を集合基板の上下面に導電材でパター
ン形成し、巻き芯104の側面の巻き線部分106とな
る箇所に、複数のスルーホールを設けて内面を導電材で
被覆し、これらのスルーホールを通る線に沿って集合基
板を切断することにより、個々のチップインダクタを得
るもので、側面の巻き線部分106はスルーホール内面
に形成された導電体の一部である。
願平9−17667号により出願したものであって、方
形断面の絶縁体の巻き芯104に巻き線部分105、1
06を巻きつけた形でコイルを形成し、端子電極10
7、108を設けてある。この製作には、完成させて切
り離せば多数のチップインダクタとなる集合基板を用い
て、その面上に個々の巻き芯104となる領域をマトリ
クス状に多数配置し、巻き芯104の上面または下面の
巻き線部分105を集合基板の上下面に導電材でパター
ン形成し、巻き芯104の側面の巻き線部分106とな
る箇所に、複数のスルーホールを設けて内面を導電材で
被覆し、これらのスルーホールを通る線に沿って集合基
板を切断することにより、個々のチップインダクタを得
るもので、側面の巻き線部分106はスルーホール内面
に形成された導電体の一部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のチ
ップインダクタは、それぞれ有用である一方、次のよう
な問題を持っている。すなわち、基板上に渦巻状のパタ
ーンを設けたものは、本来立体的であるべきコイルを平
面形状にしたため、コイルの巻き数を多くすることがで
きず、あまりインダクタンスの大きいものが得られな
い。あるいは図13(A)のものは、製作にレーザー加
工機のような高価な設備を要し、また、コイル巻き数を
多くしようとすれば導電膜の除去長さが増えて、それに
比例して加工時間が増え製作費が上がる。
ップインダクタは、それぞれ有用である一方、次のよう
な問題を持っている。すなわち、基板上に渦巻状のパタ
ーンを設けたものは、本来立体的であるべきコイルを平
面形状にしたため、コイルの巻き数を多くすることがで
きず、あまりインダクタンスの大きいものが得られな
い。あるいは図13(A)のものは、製作にレーザー加
工機のような高価な設備を要し、また、コイル巻き数を
多くしようとすれば導電膜の除去長さが増えて、それに
比例して加工時間が増え製作費が上がる。
【0005】本件発明者が提案した図13(B)のもの
は、立体のコイルを、通常のプリント回路製造の設備と
技術によって多数個取りで能率的に製作でき、加工時間
がコイル巻き数に左右されないという利点を持つが、製
造工程で集合基板に設けることのできるスルーホールの
間隔に下限があるから、コイルの最小ピッチをそれ以下
にできないという点で限界がある。本発明はこれらの問
題を解決し、小型で性能がよく、製作の容易なチップイ
ンダクタとその製造方法を提供するものである。
は、立体のコイルを、通常のプリント回路製造の設備と
技術によって多数個取りで能率的に製作でき、加工時間
がコイル巻き数に左右されないという利点を持つが、製
造工程で集合基板に設けることのできるスルーホールの
間隔に下限があるから、コイルの最小ピッチをそれ以下
にできないという点で限界がある。本発明はこれらの問
題を解決し、小型で性能がよく、製作の容易なチップイ
ンダクタとその製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるチップイン
ダクタは、2枚の絶縁基板を張り合わせた構成であっ
て、2枚の基板の間に断面がほぼ偏平な長方形のコイル
が内蔵されたものである。そしてコイル巻き線のうち基
板に平行な、コイルの長方形断面の長辺に相当する部分
は基板内面に形成した導電パターンであり、基板に垂直
な、コイル断面の短辺に相当する部分は2枚の基板を接
合する異方性導電接着剤で形成される。すなわち、それ
ぞれの基板の片面に、コイル断面の長辺に当たる平行な
線分であるコイル・パターンを導電材で形成し、2枚の
基板のパターン形成面同士を、コイルに断面積を持たせ
るため一定の間隔をおいて、異方性導電接着剤により接
合する。
ダクタは、2枚の絶縁基板を張り合わせた構成であっ
て、2枚の基板の間に断面がほぼ偏平な長方形のコイル
が内蔵されたものである。そしてコイル巻き線のうち基
板に平行な、コイルの長方形断面の長辺に相当する部分
は基板内面に形成した導電パターンであり、基板に垂直
な、コイル断面の短辺に相当する部分は2枚の基板を接
合する異方性導電接着剤で形成される。すなわち、それ
ぞれの基板の片面に、コイル断面の長辺に当たる平行な
線分であるコイル・パターンを導電材で形成し、2枚の
基板のパターン形成面同士を、コイルに断面積を持たせ
るため一定の間隔をおいて、異方性導電接着剤により接
合する。
【0007】2枚の基板の平行なコイル・パターンは、
平面的に見ると互いにジグザグに配置してあって両端だ
けが重なる。このため基板上の各コイル・パターンは、
異方性導電接着剤によって相手基板のコイル・パターン
と両端の重なり部で電気的に接続され、コイル・パター
ンと異方性導電接着剤がそれぞれ巻き線の一部となって
コイルが形成される。異方性導電接着剤は基板に平行な
方向には導電性を生じない。
平面的に見ると互いにジグザグに配置してあって両端だ
けが重なる。このため基板上の各コイル・パターンは、
異方性導電接着剤によって相手基板のコイル・パターン
と両端の重なり部で電気的に接続され、コイル・パター
ンと異方性導電接着剤がそれぞれ巻き線の一部となって
コイルが形成される。異方性導電接着剤は基板に平行な
方向には導電性を生じない。
【0008】2枚の基板の間には必要に応じて磁性材で
作った磁芯を配置することができ、これによって磁芯入
りのコイルが得られる。発明者らの知る限り、チップイ
ンダクタで磁芯入りのものはほとんど例がない。
作った磁芯を配置することができ、これによって磁芯入
りのコイルが得られる。発明者らの知る限り、チップイ
ンダクタで磁芯入りのものはほとんど例がない。
【0009】各基板のコイル・パターン形成面の反対側
の面がチップインダクタの外面になり、外面には端子電
極を設けて内部のコイル端子に接続する。端子電極部以
外の基板外面についても、導電体、磁性体等で被覆して
おけば電気的、磁気的な遮蔽作用が得られ、チップイン
ダクタの性能をさらに高めることができる。
の面がチップインダクタの外面になり、外面には端子電
極を設けて内部のコイル端子に接続する。端子電極部以
外の基板外面についても、導電体、磁性体等で被覆して
おけば電気的、磁気的な遮蔽作用が得られ、チップイン
ダクタの性能をさらに高めることができる。
【0010】このようなチップインダクタの製作は、集
合基板を用いた多数個取りの方式で行う。すなわち、素
材である集合基板上に個々のチップインダクタの基板と
なる領域を多数個分、マトリクス状に配置し、それぞれ
の領域に所要のコイル・パターンや端子電極を形成す
る。同じ基板の裏表にあるコイル・パターンと端子電極
を接続する導電部を基板の端面に形成するが、そのため
の好ましい方法は、集合基板にスルーホールを設け、内
面に被覆した導電層が完成チップの端面に残って導電部
となるようにすることである。そして磁芯入り仕様のも
のについては2枚の集合基板の間に磁性材の磁芯を配置
し、両基板を異方性導電接着剤で接合してこれを各領域
の境界線に沿って切断することにより、1枚の集合基板
から多数のチップインダクタを能率よく製造するのであ
る。
合基板を用いた多数個取りの方式で行う。すなわち、素
材である集合基板上に個々のチップインダクタの基板と
なる領域を多数個分、マトリクス状に配置し、それぞれ
の領域に所要のコイル・パターンや端子電極を形成す
る。同じ基板の裏表にあるコイル・パターンと端子電極
を接続する導電部を基板の端面に形成するが、そのため
の好ましい方法は、集合基板にスルーホールを設け、内
面に被覆した導電層が完成チップの端面に残って導電部
となるようにすることである。そして磁芯入り仕様のも
のについては2枚の集合基板の間に磁性材の磁芯を配置
し、両基板を異方性導電接着剤で接合してこれを各領域
の境界線に沿って切断することにより、1枚の集合基板
から多数のチップインダクタを能率よく製造するのであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明によるチップインダ
クタの第1の実施形態の構成を示す概念図である。1、
2はそれぞれ絶縁材で作られた第1の基板と第2の基板
で、異方性導電接着剤3で接合してあり、第2の基板2
の両端に回路基板への接続用の端子電極4を設けてあ
る。そして、これら2枚の基板の間にコイル5を形成し
てあり、コイル5の端部は基板2の端面に設けた導電部
6により端子電極4に接続してある。煩雑を避けるため
図1には描いてないが、コイルの内側に磁性材で作った
磁芯を配置してインダクタンスを増すことができる。
施形態を説明する。図1は、本発明によるチップインダ
クタの第1の実施形態の構成を示す概念図である。1、
2はそれぞれ絶縁材で作られた第1の基板と第2の基板
で、異方性導電接着剤3で接合してあり、第2の基板2
の両端に回路基板への接続用の端子電極4を設けてあ
る。そして、これら2枚の基板の間にコイル5を形成し
てあり、コイル5の端部は基板2の端面に設けた導電部
6により端子電極4に接続してある。煩雑を避けるため
図1には描いてないが、コイルの内側に磁性材で作った
磁芯を配置してインダクタンスを増すことができる。
【0012】図2は、図1のチップインダクタの分解図
である。第1、第2の基板1、2の材質は紙、ガラス、
PET、複合材料、セラミックス等の絶縁材料であり、
プリント回路基板や液晶セル等に用いるのと同様のもの
を用いることができる。そして、これらの基板の互いに
向き合っている面に、導電材でそれぞれコイル・パター
ン7、8を形成する。パターンの形成はプリント回路基
板のように印刷や素材基板に貼った銅箔にフォトリソグ
ラフィを施すなり、あるいは液晶セルなどのように真空
蒸着、スパッタリング、プラズマCVD等でITO膜を
形成するなり、基板の材質と寸法に応じて適宜の方法を
用いることができる。3は異方性導電接着剤、9は例え
ば材質がフェライトの磁芯である。
である。第1、第2の基板1、2の材質は紙、ガラス、
PET、複合材料、セラミックス等の絶縁材料であり、
プリント回路基板や液晶セル等に用いるのと同様のもの
を用いることができる。そして、これらの基板の互いに
向き合っている面に、導電材でそれぞれコイル・パター
ン7、8を形成する。パターンの形成はプリント回路基
板のように印刷や素材基板に貼った銅箔にフォトリソグ
ラフィを施すなり、あるいは液晶セルなどのように真空
蒸着、スパッタリング、プラズマCVD等でITO膜を
形成するなり、基板の材質と寸法に応じて適宜の方法を
用いることができる。3は異方性導電接着剤、9は例え
ば材質がフェライトの磁芯である。
【0013】図3はコイルの軸線に垂直な断面図で、図
3(A)は図2に相当する分解状態、図3(B)は図1
に相当する完成状態である。周知のように、導電接着剤
は導電粒子10を含む接着剤であって、導電粒子は微小
プラスチック粒子の表面に金属薄層を形成した金属めっ
きプラスチック粒子、あるいは金属粒子等である。な
お、磁芯9には導電性のない通常の接着剤11を塗布し
ておくのがよく、これは磁芯を基板に固定するためであ
る。
3(A)は図2に相当する分解状態、図3(B)は図1
に相当する完成状態である。周知のように、導電接着剤
は導電粒子10を含む接着剤であって、導電粒子は微小
プラスチック粒子の表面に金属薄層を形成した金属めっ
きプラスチック粒子、あるいは金属粒子等である。な
お、磁芯9には導電性のない通常の接着剤11を塗布し
ておくのがよく、これは磁芯を基板に固定するためであ
る。
【0014】図3(A)のように構成部品を重ねて加熱
・加圧し、図3(B)のように接合すればチップインダ
クタになる。図2に見るように両基板1、2のコイル・
パターン7、8は平面的にジグザグ配置であり、両端の
一部のみが重なる。図3(B)のように、コイル・パタ
ーン両端の重なり部分で導電粒子10が介在して、基板
に垂直な方向に電気的な導通を生じる。基板に平行な方
向には導通は生じない。このように方向によって導通と
不導通の区別を生じるので異方性と呼ばれるのである。
・加圧し、図3(B)のように接合すればチップインダ
クタになる。図2に見るように両基板1、2のコイル・
パターン7、8は平面的にジグザグ配置であり、両端の
一部のみが重なる。図3(B)のように、コイル・パタ
ーン両端の重なり部分で導電粒子10が介在して、基板
に垂直な方向に電気的な導通を生じる。基板に平行な方
向には導通は生じない。このように方向によって導通と
不導通の区別を生じるので異方性と呼ばれるのである。
【0015】コイル・パターン7、8が基板に平行なコ
イル巻き線部となり、異方性導電接着剤3に含まれる導
電粒子10が基板に垂直なコイル巻き線部となることに
よって、両基板1、2の間に図1で示したようにコイル
5が形成される。図3(B)ではコイル・パターン7、
8の両端の厚さを増して描いたが、これは導電接着剤に
よる導通を示すために誇張したもので、実際にコイル・
パターンの厚さがこのように変化しているのではない。
イル巻き線部となり、異方性導電接着剤3に含まれる導
電粒子10が基板に垂直なコイル巻き線部となることに
よって、両基板1、2の間に図1で示したようにコイル
5が形成される。図3(B)ではコイル・パターン7、
8の両端の厚さを増して描いたが、これは導電接着剤に
よる導通を示すために誇張したもので、実際にコイル・
パターンの厚さがこのように変化しているのではない。
【0016】以上が本発明のチップインダクタの基本構
成であるが、このようなチップインダクタを大量生産す
るには、集合基板を用いて多数個取りで行うのが便利で
あり、次にそれについて説明する。図4にて、21は第
1の集合基板、22は第2の集合基板である。これらの
基板を境界線23、24によって個々のチップインダク
タとなる多くの領域に区分し、互いに向き合う基板面の
各領域にそれぞれコイル・パターン7、8を形成する。
第2の集合基板2には、また、端子電極パターン4aが
設けてあり、コイル・パターン8の端子につながってい
る。図4では見えないが、第2の集合基板22の下面で
端子電極パターン4aの裏側に当たる部分には、図1の
チップインダクタの端子電極4のパターンが形成され、
上面の端子電極パターン4aと下面の端子電極4は、内
面に導電体を被覆したスルーホール25により電気的に
接続されている。
成であるが、このようなチップインダクタを大量生産す
るには、集合基板を用いて多数個取りで行うのが便利で
あり、次にそれについて説明する。図4にて、21は第
1の集合基板、22は第2の集合基板である。これらの
基板を境界線23、24によって個々のチップインダク
タとなる多くの領域に区分し、互いに向き合う基板面の
各領域にそれぞれコイル・パターン7、8を形成する。
第2の集合基板2には、また、端子電極パターン4aが
設けてあり、コイル・パターン8の端子につながってい
る。図4では見えないが、第2の集合基板22の下面で
端子電極パターン4aの裏側に当たる部分には、図1の
チップインダクタの端子電極4のパターンが形成され、
上面の端子電極パターン4aと下面の端子電極4は、内
面に導電体を被覆したスルーホール25により電気的に
接続されている。
【0017】26は異方性導電接着剤で、ここでは格子
状に打ち抜かれたフィルム材である。この種のものとし
ては異方導電フィルム(Anisotoropic Conductive Fil
m:ACF)などと呼ばれるものがあって厚さ数10μ
mで、図4のような形を含め任意の形状のものが入手可
能であり、図4では省略したがセパレータなどと呼ばれ
るシート状の担体に保持されているのが普通である。そ
のような異方性導電接着剤26を第2の集合基板22に
仮圧着してセパレータを剥離し、短冊型の磁芯28を異
方性導電接着剤26の溝27内にそれぞれ置く。磁芯2
8はいわゆるパリレン処理等によって樹脂被覆を施した
ものが好ましい。前述のように、磁芯28には非電導の
通常の接着剤を塗布しておく。
状に打ち抜かれたフィルム材である。この種のものとし
ては異方導電フィルム(Anisotoropic Conductive Fil
m:ACF)などと呼ばれるものがあって厚さ数10μ
mで、図4のような形を含め任意の形状のものが入手可
能であり、図4では省略したがセパレータなどと呼ばれ
るシート状の担体に保持されているのが普通である。そ
のような異方性導電接着剤26を第2の集合基板22に
仮圧着してセパレータを剥離し、短冊型の磁芯28を異
方性導電接着剤26の溝27内にそれぞれ置く。磁芯2
8はいわゆるパリレン処理等によって樹脂被覆を施した
ものが好ましい。前述のように、磁芯28には非電導の
通常の接着剤を塗布しておく。
【0018】その上に第1の集合基板21を置くが、こ
れらの作業は基準穴29により各部品を位置合わせして
行う。このように部品を配置して2枚の基板21、22
を治具を用いて加熱・加圧して接合し、境界線23、2
4に沿って内部の磁芯28とともにダイシングすれば、
切り離された各部分がそれぞれチップインダクタにな
る。接合された集合基板のコイル軸線に垂直な断面を図
5に示す。これを境界31で分割して得られる各部分
が、図3(B)のような断面のチップインダクタにな
る。
れらの作業は基準穴29により各部品を位置合わせして
行う。このように部品を配置して2枚の基板21、22
を治具を用いて加熱・加圧して接合し、境界線23、2
4に沿って内部の磁芯28とともにダイシングすれば、
切り離された各部分がそれぞれチップインダクタにな
る。接合された集合基板のコイル軸線に垂直な断面を図
5に示す。これを境界31で分割して得られる各部分
が、図3(B)のような断面のチップインダクタにな
る。
【0019】図4の第2の集合基板22のスルーホール
群25は境界線23の上に並んでいるから、基板を切断
すれば図1のように切断面に窪みが残り、窪みの表面の
導電体が基板両面の導電パターンを接続する導電部6と
なる。
群25は境界線23の上に並んでいるから、基板を切断
すれば図1のように切断面に窪みが残り、窪みの表面の
導電体が基板両面の導電パターンを接続する導電部6と
なる。
【0020】図4のような棒材の磁芯28を用いずに、
図示は省略するが、第1、第2の集合基板21、22の
コイル・パターン7、8上に絶縁膜を被覆し、その一方
または両方の上に磁性材料でストライプ状のパターンを
設けて、これを磁芯にすることもできる。また、部品の
仕様によっては、磁芯28を省いて空芯のコイルにする
ことがある。図2や図4の磁芯9、28等は2枚の集合
基板の間に一定の距離を設けるスペーサの役割を果たす
が、これらの磁芯を用いない場合には、スペーサとして
基板間に樹脂の棒状部品や樹脂粒子、ガラス・ビーズ等
を配置することがある。
図示は省略するが、第1、第2の集合基板21、22の
コイル・パターン7、8上に絶縁膜を被覆し、その一方
または両方の上に磁性材料でストライプ状のパターンを
設けて、これを磁芯にすることもできる。また、部品の
仕様によっては、磁芯28を省いて空芯のコイルにする
ことがある。図2や図4の磁芯9、28等は2枚の集合
基板の間に一定の距離を設けるスペーサの役割を果たす
が、これらの磁芯を用いない場合には、スペーサとして
基板間に樹脂の棒状部品や樹脂粒子、ガラス・ビーズ等
を配置することがある。
【0021】集合基板による製造法は、図4に示したほ
かにも種々の方式が可能である。例えば図6に第2の集
合基板31の別の形態を示すが、これは図4の丸穴スル
ーホール群25に替えて、境界線23に沿ってほぼ基板
の全幅にわたる長穴スルーホール32を設けたものであ
る。長穴スルーホール32は打ち抜き、エンドミル加工
等で開けた長穴の内面に無電解メッキや蒸着、スパッタ
リング等により導電体を被覆したものである。このよう
な集合基板を用いれば、基板の接合後にダイシングして
得られるチップインダクタは図7のように基板の端面が
導電面33になって、内側にあるコイル端部と端子電極
4を接続する。
かにも種々の方式が可能である。例えば図6に第2の集
合基板31の別の形態を示すが、これは図4の丸穴スル
ーホール群25に替えて、境界線23に沿ってほぼ基板
の全幅にわたる長穴スルーホール32を設けたものであ
る。長穴スルーホール32は打ち抜き、エンドミル加工
等で開けた長穴の内面に無電解メッキや蒸着、スパッタ
リング等により導電体を被覆したものである。このよう
な集合基板を用いれば、基板の接合後にダイシングして
得られるチップインダクタは図7のように基板の端面が
導電面33になって、内側にあるコイル端部と端子電極
4を接続する。
【0022】図2では、第1の基板1(従って図4の第
1の集合基板21)は下面にコイル・パターン7がある
だけで上面にはパターンがない。コイルの基本構成とし
てはこれで足りるが、第1の基板も両面に導電層を設け
るならば、チップインダクタの性能をさらに高めること
ができる。図8に示すチップインダクタの分解図では、
第1の基板1の上面の全面に導電材を被覆してシールド
膜41としてある。このような被覆を設けるには、両面
プリント基板のように両面に銅箔を貼った基板材料を用
いてもよいし、後工程でメッキ等により形成することも
できる。そしてスルーホールによる導電部42により、
上面のシールド膜41と第1の基板下面の導体のランド
部43を接続してある。一方、第2の基板2の下面につ
いても、先の端子電極4以外の部分を被覆してシールド
膜44とし、スルーホールの導電部45によって上面の
導体ランド部46と接続する。
1の集合基板21)は下面にコイル・パターン7がある
だけで上面にはパターンがない。コイルの基本構成とし
てはこれで足りるが、第1の基板も両面に導電層を設け
るならば、チップインダクタの性能をさらに高めること
ができる。図8に示すチップインダクタの分解図では、
第1の基板1の上面の全面に導電材を被覆してシールド
膜41としてある。このような被覆を設けるには、両面
プリント基板のように両面に銅箔を貼った基板材料を用
いてもよいし、後工程でメッキ等により形成することも
できる。そしてスルーホールによる導電部42により、
上面のシールド膜41と第1の基板下面の導体のランド
部43を接続してある。一方、第2の基板2の下面につ
いても、先の端子電極4以外の部分を被覆してシールド
膜44とし、スルーホールの導電部45によって上面の
導体ランド部46と接続する。
【0023】このような構成の部品によるチップインダ
クタのコイル軸線に垂直な断面を図9に示す。先に述べ
たのと同様に、コイル・パターン7、8と異方性導電接
着剤3でコイルが形成されるとともに、両基板内面のラ
ンド部43、46もまた異方性導電接着剤3で接続さ
れ、基板外面のシールド膜41、44は導電部42、4
5と異方性導電接着剤3を経て導通する。従って回路基
板への実装の際にシールド膜の一部を回路の接地線に接
続すれば、接地されたシールド構造となり、静電遮蔽、
電磁遮蔽等の機能を発揮してコイルの漏洩磁束が他の回
路部分の動作に干渉したり、逆にコイル自身が周囲から
影響されたりすることを防ぐ。シールド膜41、44を
磁性材料で作るならば磁気遮蔽が行われる。
クタのコイル軸線に垂直な断面を図9に示す。先に述べ
たのと同様に、コイル・パターン7、8と異方性導電接
着剤3でコイルが形成されるとともに、両基板内面のラ
ンド部43、46もまた異方性導電接着剤3で接続さ
れ、基板外面のシールド膜41、44は導電部42、4
5と異方性導電接着剤3を経て導通する。従って回路基
板への実装の際にシールド膜の一部を回路の接地線に接
続すれば、接地されたシールド構造となり、静電遮蔽、
電磁遮蔽等の機能を発揮してコイルの漏洩磁束が他の回
路部分の動作に干渉したり、逆にコイル自身が周囲から
影響されたりすることを防ぐ。シールド膜41、44を
磁性材料で作るならば磁気遮蔽が行われる。
【0024】図8のものは、第1の基板1の上面、すな
わちチップインダクタの上面の全面をシールド膜41に
してあるが、図10のチップインダクタは、第2の基板
2と同様、第1の基板1にもシールド膜41と端子電極
51と導電部52を設けてあり、チップインダクタの上
下面の端子電極51、4は、導電部52、6を介して基
板の接合面で異方性導電接着剤3により接続される。こ
うすれば上下対称のチップインダクタとなり、実装の際
に上下の判別が不要である。
わちチップインダクタの上面の全面をシールド膜41に
してあるが、図10のチップインダクタは、第2の基板
2と同様、第1の基板1にもシールド膜41と端子電極
51と導電部52を設けてあり、チップインダクタの上
下面の端子電極51、4は、導電部52、6を介して基
板の接合面で異方性導電接着剤3により接続される。こ
うすれば上下対称のチップインダクタとなり、実装の際
に上下の判別が不要である。
【0025】図11のチップインダクタは、第1の基板
1、第2の基板2をいずれも図6のような長穴スルーホ
ールを設けた集合基板により製造したもので、端子電極
4、51は、それぞれ端面全体に形成された導電面33
と53で内側のパターンに接続されるとともに、異方性
導電接着剤3によって相互接続される。上下面のシール
ド膜41、44は導電部42、45と異方性導電接着剤
3によって相互接続される。
1、第2の基板2をいずれも図6のような長穴スルーホ
ールを設けた集合基板により製造したもので、端子電極
4、51は、それぞれ端面全体に形成された導電面33
と53で内側のパターンに接続されるとともに、異方性
導電接着剤3によって相互接続される。上下面のシール
ド膜41、44は導電部42、45と異方性導電接着剤
3によって相互接続される。
【0026】集合基板における長穴スルーホールとして
は、図6のような境界線23方向のものでなく、直交す
る境界線24方向のものとすることもできる(図示は省
く)。そのようにして多数個取りしたチップインダクタ
における長穴スルーホール内面の導電層は、コイル軸線
に平行な基板端面を覆う導電面となる。そのようなチッ
プインダクタの外観を図12に示す。ここでは第1の基
板1の長手に平行な端面の導電面55、57や第2の基
板2の長手に平行な導電面56、58は長穴スルーホー
ル内面に形成された導電層である。上下面の端子電極
4、51は導電面55、56によって内部のパターンに
接続されるとともに、異方性導電接着剤3によって導通
し、シールド膜41、44は導電面57、58によって
基板内面の縁部に沿って設けたランド部に接続され、ラ
ンド部同士は異方性導電接着剤3によって導通する。
は、図6のような境界線23方向のものでなく、直交す
る境界線24方向のものとすることもできる(図示は省
く)。そのようにして多数個取りしたチップインダクタ
における長穴スルーホール内面の導電層は、コイル軸線
に平行な基板端面を覆う導電面となる。そのようなチッ
プインダクタの外観を図12に示す。ここでは第1の基
板1の長手に平行な端面の導電面55、57や第2の基
板2の長手に平行な導電面56、58は長穴スルーホー
ル内面に形成された導電層である。上下面の端子電極
4、51は導電面55、56によって内部のパターンに
接続されるとともに、異方性導電接着剤3によって導通
し、シールド膜41、44は導電面57、58によって
基板内面の縁部に沿って設けたランド部に接続され、ラ
ンド部同士は異方性導電接着剤3によって導通する。
【0027】その様子は、図9の断面図において、導電
部42、45を図12の導電面57、58とみなし、4
3、46が基板内面のランド部であって基板の縁部に沿
って紙面に垂直な方向に伸びているものと考えればよ
い。図12のチップインダクタは上下面に端子電極4、
51があるとともに、側面の導電面55、56もまた端
子電極になるから、上面または下面で平型に回路基板に
接合するだけでなく、側面を回路基板に当てて立型で接
合することもでき、実装における部品配置の自由度が増
加する。
部42、45を図12の導電面57、58とみなし、4
3、46が基板内面のランド部であって基板の縁部に沿
って紙面に垂直な方向に伸びているものと考えればよ
い。図12のチップインダクタは上下面に端子電極4、
51があるとともに、側面の導電面55、56もまた端
子電極になるから、上面または下面で平型に回路基板に
接合するだけでなく、側面を回路基板に当てて立型で接
合することもでき、実装における部品配置の自由度が増
加する。
【0028】図12にて、チップインダクタ側面の59
の箇所は端子電極とシールド膜の境界で、導電面55と
57(または56と58)は切り離されている。それに
は導電面55と57(または56と58)を形成する長
穴スルーホールを分離するか、あるいは共通の長穴スル
ーホールで導電層を形成し、長穴内面のフォトリソグラ
フィにより59の箇所の導電体を除去して導電面55と
57(あるいは56と58)を切り離すなどの方法を取
ればよい。
の箇所は端子電極とシールド膜の境界で、導電面55と
57(または56と58)は切り離されている。それに
は導電面55と57(または56と58)を形成する長
穴スルーホールを分離するか、あるいは共通の長穴スル
ーホールで導電層を形成し、長穴内面のフォトリソグラ
フィにより59の箇所の導電体を除去して導電面55と
57(あるいは56と58)を切り離すなどの方法を取
ればよい。
【0029】長穴スルーホールを集合基板の一方向だけ
に設けるのでなく、直交する両方向に配置して利用する
ことができる。もちろんこのような配置では長穴スルー
ホール全部を基板一杯に連続した形状にはできず、適宜
断続した形にする。以上、本発明のチップインダクタと
その製造方法についていくつかの実施形態を示したが、
このほかにも本発明の範囲内でさまざまな構成が可能で
あることが、上記の説明から理解されよう。
に設けるのでなく、直交する両方向に配置して利用する
ことができる。もちろんこのような配置では長穴スルー
ホール全部を基板一杯に連続した形状にはできず、適宜
断続した形にする。以上、本発明のチップインダクタと
その製造方法についていくつかの実施形態を示したが、
このほかにも本発明の範囲内でさまざまな構成が可能で
あることが、上記の説明から理解されよう。
【0030】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明は基板上のパ
ターンと異方性導電接着剤によりコイル巻き線を形成し
たチップインダクタであって、加工時間がコイル巻き数
に左右されるなどのことがなく、コイル巻き線のピッチ
を小さくして単位長さ当たりの巻き数を多くすることが
可能である。この結果、厚さ1mm前後の薄型で小型の
チップインダクタを実現できる。磁芯入りにするのも容
易であってインダクタンスの大きいものが得られ、外面
にシールド膜を設ければ遮蔽構造になって、周囲回路と
の電気的、磁気的干渉が防がれる。製造方法としては、
集合基板を用いて多数個取りするから大量生産に適し、
特殊な加工設備や加工方法は必要でなく、製品を廉価に
提供できる。これにより電子機器の小型化、高性能化、
低価格化に寄与するところが大きい。
ターンと異方性導電接着剤によりコイル巻き線を形成し
たチップインダクタであって、加工時間がコイル巻き数
に左右されるなどのことがなく、コイル巻き線のピッチ
を小さくして単位長さ当たりの巻き数を多くすることが
可能である。この結果、厚さ1mm前後の薄型で小型の
チップインダクタを実現できる。磁芯入りにするのも容
易であってインダクタンスの大きいものが得られ、外面
にシールド膜を設ければ遮蔽構造になって、周囲回路と
の電気的、磁気的干渉が防がれる。製造方法としては、
集合基板を用いて多数個取りするから大量生産に適し、
特殊な加工設備や加工方法は必要でなく、製品を廉価に
提供できる。これにより電子機器の小型化、高性能化、
低価格化に寄与するところが大きい。
【図1】本発明によるチップインダクタの第1の実施形
態の概念図である。
態の概念図である。
【図2】図1のチップインダクタの分解図である。
【図3】コイル軸線に垂直なチップインダクタの断面図
で、(A)は図2、(B)は図1に相当する。
で、(A)は図2、(B)は図1に相当する。
【図4】図1のチップインダクタを集合基板を用いて製
造する状況の斜視図である。
造する状況の斜視図である。
【図5】図4の集合基板を接合した状態のコイル軸線に
垂直な断面図である。
垂直な断面図である。
【図6】長穴スルーホールを有する第2の集合基板の斜
視図である。
視図である。
【図7】チップインダクタの別の実施形態の外観図であ
る。
る。
【図8】チップインダクタのさらに別の実施形態の分解
図である。
図である。
【図9】図8のチップインダクタの完成状態におけるコ
イル軸線に垂直な断面図である。
イル軸線に垂直な断面図である。
【図10】チップインダクタのさらに別の実施形態の外
観図である。
観図である。
【図11】チップインダクタのさらに別の実施形態の外
観図である。
観図である。
【図12】チップインダクタのさらに別の実施形態の外
観図である。
観図である。
【図13】従来のチップインダクタの外観図である。
1 第1の基板 2 第2の基板 3、26 異方性導電接着剤 4、51 端子電極 5 コイル 6、42、45、52 導電部 7、8 コイル・パターン 9、28 磁芯 10 導電粒子 11 接着剤 21 第1の集合基板 22、31 第2の集合基板 23、24 境界線 25 スルーホール 32 長穴スルーホール 33、53、55、56、57、58 導電面 41、44 シールド膜 101、104 巻き芯
Claims (7)
- 【請求項1】 2枚の絶縁基板にそれぞれコイル巻き線
の一部を導電パターンで形成し、該パターン形成面を向
き合わせて両基板を異方性導電接着剤で接合することに
より、前記導電パターンの両端同士を接続する異方性導
電接着剤がコイル巻き線の他の部分となって、導電パタ
ーンと異方性導電接着剤で両基板間にコイルが形成され
たチップインダクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のチップインダクタにお
いて、前記コイルの端子とチップインダクタ表面に設け
た端子電極を基板の端面に形成した導電部で接続したチ
ップインダクタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のチップインダクタにお
いて、2枚の基板間に磁芯を配置して磁芯入りとしたチ
ップインダクタ。 - 【請求項4】 請求項1に記載のチップインダクタにお
いて、2枚の基板間にスペーサを配置して接合したチッ
プインダクタ。 - 【請求項5】 請求項1に記載のチップインダクタにお
いて、外面にシールド膜を形成したチップインダクタ。 - 【請求項6】 チップインダクタの製造方法であって、 おのおのがチップインダクタとなる領域をマトリクス状
に配置した2枚の集合基板の各領域に、コイルの巻き線
の一部を導電パターンで形成し、 該パターン形成面を向き合わせて両集合基板を異方性導
電接着剤で接合し、 前記の各領域を切り離すことにより基板間に導電パター
ンと異方性導電接着剤でコイルが形成されたチップイン
ダクタを多数個取りで得るチップインダクタの製造方
法。 - 【請求項7】 請求項6に記載のチップインダクタの製
造方法において、以下の各方法のいずれかを任意に選択
して併用するものであり、 それらの方法は、 2枚の集合基板の一方または両方に丸穴または長穴のス
ルーホール群を設けて内面に導電膜を被覆したものを用
い、該2枚の集合基板を異方性導電接着剤で接合して前
記の各領域を切り離すことにより、前記スルーホール内
面の導電膜を基板端面に残して基板の両面をつなぐ導電
部とする方法、または2枚の集合基板間に磁芯を配置し
て接合する方法、または2枚の集合基板間にスペーサを
配置して接合する方法、または2枚の集合基板の一方ま
たは両方にシールド膜を形成したものを用いる方法、で
あることを特徴とするチップインダクタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427397A JPH10335142A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | チップインダクタとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427397A JPH10335142A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | チップインダクタとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10335142A true JPH10335142A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15580565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15427397A Withdrawn JPH10335142A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | チップインダクタとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10335142A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006043350A1 (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 積層型セラミック電子部品の製造方法および複合積層体 |
| JP2011082346A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Shinko Electric Ind Co Ltd | インダクタ及びインダクタの製造方法 |
| JP2013098539A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-20 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | インダクタ |
| CN104377020A (zh) * | 2013-08-12 | 2015-02-25 | 佳邦科技股份有限公司 | 层叠式功率电感的制造方法 |
| KR20160123676A (ko) * | 2015-04-16 | 2016-10-26 | 삼성전기주식회사 | 코일 전자부품 |
| CN108811319A (zh) * | 2017-04-27 | 2018-11-13 | 株式会社村田制作所 | 电子部件及其制造方法 |
| JPWO2017199461A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2018-11-22 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
| CN109643597A (zh) * | 2016-09-02 | 2019-04-16 | 株式会社村田制作所 | 电感器部件以及电源模块 |
| CN110010493A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-07-12 | 杭州臻镭微波技术有限公司 | 一种互联电感的制作方法 |
| WO2022124262A1 (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | 株式会社村田製作所 | 高周波モジュール及び通信装置 |
| JP2022149181A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-06 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置およびその製造方法 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP15427397A patent/JPH10335142A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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