JPH10335885A - 透明性を有する電磁波シールド材料及び該電磁波シールド材料を用いたディスプレイ - Google Patents

透明性を有する電磁波シールド材料及び該電磁波シールド材料を用いたディスプレイ

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JPH10335885A
JPH10335885A JP14507697A JP14507697A JPH10335885A JP H10335885 A JPH10335885 A JP H10335885A JP 14507697 A JP14507697 A JP 14507697A JP 14507697 A JP14507697 A JP 14507697A JP H10335885 A JPH10335885 A JP H10335885A
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transparent plastic
electromagnetic wave
wave shielding
shielding material
film
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JP14507697A
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English (en)
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Minoru Tosaka
実 登坂
Toshishige Uehara
寿茂 上原
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Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明性、非視認性および良好な反り特性を有
し、しかも連続生産が可能なディスプレイ前面から発生
する電磁波のシールド性に優れた透明性を有する電磁波
シールド材料及びそれを用いたディスプレイを提供す
る。 【解決手段】透明プラスチック基板の両面に接着剤層を
介して透明プラスチックフィルムを貼りあわせ、一方の
透明プラスチックフイルムに導電性材料で形成したライ
ン幅が25μm以下、ライン間隔が500μm以上、ラ
イン厚みが18μm以下である幾何学図形を有した構造
体とする。この電磁波シールド材料をディスプレイに用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCRT、PDP(プ
ラズマ)、液晶、ELなどのディスプレイ前面から発生
する電磁波をシールドするための電磁波シールド材料及
びその電磁波シールド材料を用いたディスプレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年各種の電気設備や電子応用設備の利
用が増加するのに伴い、電磁気的なノイズ妨害(Electr
o-Magnetic Interference;EMI)も増加の一途をたどっ
ている。 ノイズは大きく分けて伝導ノイズと放射ノイ
ズに分けられる。伝導ノイズの対策としては、ノイズフ
ィルタなどを用いる方法がある。一方、放射ノイズの対
策としては、電磁気的に空間を絶縁する必要があるた
め、筐体を金属体または高導電体にするとか、回路基板
と回路基板の間に金属板を挿入するとか、ケーブルを金
属箔で巻き付けるなどの方法が取られている。これらの
方法では、回路や電源ブロックの電磁波シールド効果は
期待できるが、CRT、PDPなどのディスプレイ前面
より発生する電磁波のシールドにおいては、透明性が必
須であるため適用が困難であった。
【0003】電磁波シールド性と透明性を両立させる方
法として、透明性基材上に金属または金属酸化物を蒸着
して薄膜導電層を形成する方法(特開平1−27880
0号公報、特開平5−323101号公報参照)が提案
されている。一方、良導電性繊維を透明基材に埋め込ん
だ電磁波シールド材(特開平5−327274号公報、
特開平5−269912号公報参照)や金属粉末等を含
む導電性樹脂を透明基板上に直接印刷した電磁波シール
ド材料(特開昭62−57297号公報、特開平2−5
2499号公報参照)、さらには、厚さが2mm程度の
ポリカーボネート等の透明基板上に透明樹脂層を形成
し、その上に無電解めっき法により銅のメッシュパター
ンを形成した電磁波シールド材料(特開平5−2838
89号公報参照)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電磁波シールド性と透
明性を両立させる方法として、特開平1−278800
号公報、特開平5−323101号公報に示されている
透明性基材上に金属または金属酸化物を蒸着して薄膜導
電層を形成する方法は、透明性が達成できる程度の膜厚
(数100Å〜2、000Å)にすると導電層の表面抵
抗が大きくなりすぎるため、1GHzで要求される30
dB以上のシールド効果に対して20dB以下と不十分
であった。良導電性繊維を透明基材に埋め込んだ電磁波
シールド材(特開平5−327274号公報、特開平5
−269912号公報)では、1GHzの電磁波シール
ド効果は40〜50dBと十分大きいが、電磁波漏れの
ないように導電性繊維を規則配置させるために必要な繊
維径が35μmと太すぎるため、繊維が見えて(以後視
認性という)しまったり、埋め込まれた繊維によって繊
維近傍の樹脂等が変形し、シールド材を通して見える画
像が歪んでしまうという欠点があるためディスプレイ用
途には適したものではなかった。また、特開昭62−5
7297号公報、特開平2−52499号公報の金属粉
末等を含む導電性樹脂を透明基板上に直接印刷した電磁
波シールド材料の場合も同様に、印刷精度の限界からラ
イン幅は100μm前後となり、視認性が発現するため
適したものではなかった。
【0005】さらに特開平5−283889号公報に記
載の厚さが2mm程度のポリカーボネート等の透明基板
上に透明樹脂層を形成し、その上に無電解めっき法によ
り銅のメッシュパターンを形成したシールド材料では、
無電解めっきの密着力を確保するために、透明基板の表
面を粗化する必要がある。この粗化手段として、一般に
クロム酸や過マンガン酸などの毒性の高い酸化剤を使用
しなければならず、この方法は、ABS以外の樹脂で
は、満足できる粗化を行うことは困難となる。また製造
面においては、シールド材料を巻物等にすることができ
ないため嵩高くなることや自動化に適していないために
製造コストがかさむという欠点もある。ディスプレイ全
面から発生する電磁波のシールド性の他に良好な可視光
透過性、さらに可視光透過率が大きいだけでなく、シー
ルド材の存在を肉眼で確認することができない特性であ
る非視認性も必要とされる。
【0006】一方、フラットパネルであるPDPディス
プレイではその前面パネルに反りの小さいものが要求さ
れる。一般的に反りの抑制には対称構造をとるものが有
効とされ、接着剤を介して接着剤の両面に厚さが等しい
透明プラスチック基板を配置した構造体が考えられる。
しかし、ディスプレイの前面パネルは、ガラスの割れ防
止、取扱い性等から、通常2〜5mmの厚さが必要とな
るため、接着剤への熱伝導を考慮すると、この構造体を
製造するためにはプレス工程が必須となる。また、ディ
スプレイの前面パネルに、防眩処理や反射防止処理を行
う場合、透明プラスチック基板に直接処理を行うことに
なり、バッチ式の処理方法とならざるを得ない。この2
点から、上記構造体を製造するには、連続生産が困難で
コストが高くなるという課題がある。本発明はかかる点
に鑑み、連続生産性が可能な電磁波シールド性と透明性
・非視認性および反りが小さい良好な反り特性を有する
電磁波シールド材及びそれを用いたディスプレイを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、連続生産が可能な電磁波シールド性と透明
性、非視認性および反り特性の良好な電磁波シールド材
料を提供するため、透明プラスチック基板と、この基板
の両面に接着剤層を介して貼りあわされた透明プラスチ
ックフィルムとを備え、かつ上記一方の透明プラスチッ
クフイルムに導電性材料で形成された幾何学図形を有
し、幾何学図形を構成するラインの幅が25μm以下、
ライン間隔が500μm以上、ラインの厚みが18μm
以下である構造体とするものである。請求項2に記載の
発明は、本構造体に防眩性または反射防止性を付与させ
るために、透明プラスチック基板に接着剤層を介して貼
りあわされる透明プラスチックフイルムのうち、少なく
とも一方の透明プラスチックフイルムの表面に防眩処理
または反射防止処理を施すものである。請求項3に記載
の発明は、本構造体に赤外線遮蔽性を付与させるため
に、透明プラスチック基板に接着剤層を介して貼りあわ
される透明プラスチックフイルムのうち、少なくとも一
方の透明プラスチックフイルムの背面もしくは、透明プ
ラスチック基板に貼りあわせる接着剤中に赤外線吸収剤
を添加するものである。請求項4に記載の発明は、本構
造体を連続的に生産するために、透明プラスチック基板
の両面に貼りあわされる透明プラスチックフイルムを、
ロールラミネート法により透明プラスチック基板に貼り
あわせるものである。請求項5に記載の発明は、透明
性、安価、耐熱性良好で取り扱い性に優れた電磁波シー
ルド材料を提供するため、透明プラスチックフィルムを
ポリエチレンテレフタレートフィルムとするものであ
る。請求項6に記載の発明は、加工性や密着性に優れた
安価な電磁波シールド材を提供するため、導電性材料の
厚みが3〜18μmの銅、アルミニウムまたはニッケル
の金属箔を使用するものである。請求項7に記載の発明
は、退色性が小さく、コントラストの大きい電磁波シー
ルド材料を提供するため、導電性材料を銅として、その
表面が黒化処理されていることを特徴とするものであ
る。請求項8に記載の発明は、加工性が容易で安価に製
造が可能な電磁波シールド材料を提供するため、透明プ
ラスチックフィルムの表面に導電性材料で形成された幾
何学図形がケミカルエッチングプロセスにより形成され
たものであることを特徴とするものである。請求項9に
記載の発明は、透明性と加工性に優れた電磁波シールド
材料を提供するため、透明プラスチック基板をポリメチ
ルメタアクリレート(PMMA)とするものである。請
求項10に記載の発明は、透明性に優れた電磁波シール
ド材料を提供するため、接着剤の屈折率と透明プラスチ
ック基材(透明プラスチックフィルムと透明プラスチッ
クフィルムに導電性材料を接着するための接着剤を含
む)の屈折率の差を0.14以下とするものである。接
着剤には、透明プラスチックフィルムに導電性材料を接
着するための接着剤1や透明プラスチックフィルムを透
明プラスチック基材に接着するための接着剤2が有る
が、本発明でいう屈折率の差とは、接着剤2と接着剤1
及び接着剤2と透明プラスチックフィルムとの屈折率の
差である。請求項11に記載の発明は、請求項1ないし
請求項10のいずれかに記載の電磁波シールド材料をデ
ィスプレイに用いたものである。また、本発明は、電磁
波を発生する測定装置、測定機器や製造装置の内部をの
ぞく窓や筐体に設けて電磁波をシールドすることや電磁
波から装置、機器を守るため筐体、特に透明性を要求さ
れる窓のような部位に設けても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明中の透明プラスチック基板とは、無色透明性を有す
るものが好ましいが、淡色であっても透明性を有すれば
良く特に限定されるものではない。厚みが0.5〜10
mmで、全光線透過率が50%以上、好ましくは80%以
上である基板が特に好ましい。これらの基板の代表的な
ものとしては、ポリカーボネート、ポリメチル(メタ)
アクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエー
テルサルホン、ポリエーテルケトン、アクリロニトリル
-スチレン共重合体等が挙げられる。
【0009】本発明中の透明プラスチックフィルムとは
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン
ナフタレートなどのポリエステル類、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、EVAなどのポリオレフ
ィン類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのビ
ニル系樹脂、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹
脂などのプラスチックからなるフィルムで全可視光透過
率が70%以上のものをいう。これらは単層で使うこと
もできるが、2層以上を組み合わせた多層フィルムとし
て使ってもよい。このうち透明性、耐熱性、取り扱いや
すさ、価格の点からポリエチレンテレフタレートが最も
適している。この基材厚みは5〜200μmが好まし
い。5μm未満だと取り扱い性が悪くなり、200μm
を越えると可視光の透過率が低下する。10〜100μ
mがより好ましく、25〜50μmが最も好ましい。本
発明中の透明プラスチックフイルムとしては、必要に応
じてその作製時に赤外線吸収剤を添加して成形されたプ
ラスチックフイルムを使用してもよい。
【0010】本発明中における反射防止処理とは、可視
光の反射を防止することにより可視光の透過率を増加さ
せることをいう。この反射防止効果は塗布厚と屈折率に
よって最小反射波長が規定され次式(数1)によって示
される。
【0011】
【数1】nd=(m+1/2)λ/2 (n:屈折率、d:塗布厚、λ:波長、m=0,1,2,3,…)
【0012】すなわち、nは物質によって定まるので、
膜厚の調節によって反射率最小の(透過率最大)の波長を
選択することができる。また、反射防止処理には、透明
プラスチックフイルムとは異なる屈折率を有する単層構
造または2層以上の多層構造とされたものを含む。単層
構造のものでは、透明プラスチックフイルムに比べ小さ
な屈折率を有する材料が選定される。一方、反射防止効
果により優れる多層構造とする場合、透明プラスチック
フイルムに比べ大きな屈折率を有する材料層を設け、こ
の上にこれより小さな屈折率を有する材料層を設けると
いうように隣接層相互間で屈折率の異なる材料構成とす
るのが好ましい。より好ましくは3層以上の多層構造と
して最外層の屈折率がこれに隣接する下層の屈折率より
も小さくなるような材料構成とするのがよい。反射防止
処理により、このような反射防止層を構成させるための
材料としては、公知のいかなる材料を使用してもよい
が、例えば、CaF2、MgF2、NaAlF6、Al2O3、SiOx(x=1〜
2)、ThF4、ZrO2、Sb2O3、Nd2O3、SnO2、TiO2、などの誘
電体が挙げられ、その屈折率及び膜厚が前記関係を満た
すように適宜選択される。反射防止層の形成は、上記の
材料を真空蒸着、イオンプレーテング、スパッタなどの
方法により行うこともできる。
【0013】本発明中の防眩処理とは、ディスプレイの
ちらつき感や目の疲れを防止するものであり、このよう
な防眩処理層を構成させるための材料としては公知のい
かなる材料を使用してもよいが、好ましくは無機のシリ
カを含む層である。かかる無機シリカ層が、ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹
脂、ノボラック型エポキシ樹脂などのエポキシ系樹脂、
ポリイソプレン、ポリ−1、2−ブタジエン、ポリイソ
ブテン、ポリブテンなどのジエン系樹脂、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート、t−ブチルアクリレートなどからなるポリア
クリル酸エステル共重合体、ポリビニルアセテート、ポ
リビニルプロピオネートなどのポリエステル系樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、EVAな
どのポリオレフィン系樹脂及びシリコン系樹脂などの硬
化型樹脂中に分散結着された硬化皮膜が防眩処理層とし
て好ましく用いられる。
【0014】この防眩処理層の形成に際しては、まず架
橋・硬化型樹脂中にシリカ粒子を配合し必要に応じて帯
電防止剤、重合開始剤、硬化剤、促進剤などの各種の添
加剤を加えてなる組成物を、通常溶剤で希釈して固形分
が約20〜80重量%となる処理剤を調製する。ここで
用いるシリカ粒子は、非晶質で多孔性のものであり、代
表例としてシリカゲルを挙げることができる。平均粒子
径としては、通常30μm以下、好ましくは2〜15μ
m程度であるのが良い。また、配合割合は樹脂100重
量部に対してシリカ粒子が0.1〜10重量部となるよ
うにするのが好ましい。少なすぎると防眩効果に乏し
く、また、多いと可視光線透過率や皮膜強度を失するこ
とになる。
【0015】次に上記の処理剤を透明プラスチックフイ
ルムの一面に適当な手段例えば一般的な溶液塗工手段で
あるグラビアコータ、リバースコータ、スプレーコータ
などの手段により乾燥後の膜厚が通常5〜30μm程度
となるように塗布し、加熱乾燥後、紫外線照射、電子線
照射あるいは加熱により架橋・硬化させる。このように
して得られるシリカ粒子含有の皮膜からなる防眩処理層
は、この処理層を有する透明プラスチックフイルムを透
明プラスチック基板に貼りあわせたとき、この基板に対
して良好な防眩性を付与し、かつ皮膜の硬度が高くて耐
スクラッチ性に優れているため、透明プラスチック基板
の耐摩傷性の向上に大きく寄与することになる。なお、
このような防眩処理層の形成に先立って、被着面、すな
わち透明プラスチックフイルムの表面に対し前処理とし
てコロナ放電処理、プラズマ処理、スパッタエッチング
処理、易接着処理を施してもよく、これにより上記透明
プラスチックフイルムと防眩処理層との密着性を高める
ことができる。
【0016】次に接着剤中に赤外線吸収剤を添加し赤外
線遮蔽性を付与させる方法としては、酸化鉄、酸化セリ
ウム、酸化スズや酸化アンチモンなどの金属酸化物、ま
たはインジウム−スズ酸化物(以下ITO)、六塩化タ
ングステン、塩化スズ、硫化第二銅、クロム−コバルト
錯塩、チオール−ニッケル錯体またはアミニウム化合
物、ジイモニウム化合物(日本化薬株式会社製)などの
赤外線吸収剤を接着剤に添加する。赤外線吸収剤を含む
接着剤あるいはバインダー樹脂中に分散させた組成物を
透明プラスチックフィルムに接着剤層を形成した面の上
または透明プラスチックフィルム面若しくは透明プラス
チック基板面に直接塗布して使うことができる。また、
赤外線吸収剤は、透明プラスチック基板や透明プラスチ
ックフィルム中に配合しても良く、この方法も好まし
い。これらの赤外線吸収剤のうち、最も効果的に赤外線
を吸収する効果があるのは、硫化第二銅、ITO、アミ
ニウム化合物、ジイモニウム化合物などである。ここで
注意すべきことはこれらの赤外線吸収剤の一次粒子の粒
径である。粒径が赤外線の波長より大きすぎると遮蔽効
率は向上するが、粒子表面で乱反射が起き、ヘイズが増
大するため透明性が低下する。一方、粒径が赤外線の波
長に比べて短かすぎると遮蔽効果が低下する。好ましい
粒径は0.01〜5μmで0.1〜3μmがさらに好ま
しい。これらの赤外線吸収剤は、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラ
ック型エポキシ樹脂などのエポキシ系樹脂、ポリイソプ
レン、ポリ−1、2−ブタジエン、ポリイソブテン、ポ
リブテンなどのジエン系樹脂、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
t−ブチルアクリレートなどからなるポリアクリル酸エ
ステル共重合体、ポリビニルアセテート、ポリビニルプ
ロピオネートなどのポリエステル系樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、EVAなどのポリ
オレフィン系樹脂などのバインダー樹脂中に均一に分散
される。その配合の最適量は、バインダー樹脂100重
量部に対して赤外線吸収剤が0.01〜10重量部であ
るが、0.1〜5重量部がさらに好ましい。0.01重
量部未満では赤外線遮蔽効果が少なく、10重量部を超
えると透明性が損なわれる。これらの組成物は透明プラ
スチックフィルムの接着剤層面またはそれと反対面の透
明プラスチックフィルム背面、また、透明プラスチック
基板に0.1〜10μmの厚さで塗布される。塗布され
た、赤外線吸収剤を含む組成物は熱やUVを使って硬化
させてもよい。一方、赤外線吸収剤は接着剤層に直接混
合して使うことも可能である。その際の添加量は接着剤
の主成分となるポリマー100重量部に対して効果と透
明性から、0.1〜5重量部が好ましい。
【0017】本発明中における、透明プラスチックフイ
ルムを透明プラスチック基板の両面に貼りあわせる方法
としては、プレス機やロールラミネート機を用いて透明
プラスチック基板の両面に接着剤層を介して透明プラス
チックを貼りあわせる方法が考えられるが、作業性、生
産性を考慮すると、ロールラミネート機を用いて貼りあ
わせることが特に好ましい。貼りあわせ時の温度として
は、接着剤層のTg、架橋・硬化温度及び透明プラスチ
ック基板のTg等を考慮して適宜選択されるが、100
℃〜300℃の範囲が好ましい。温度が低すぎると接着
性が不十分であったり、温度が高すぎると接着剤の染み
出し、透明プラスチック基板の変形が起ることがある。
【0018】本発明の導電性材料としては銅、アルミニ
ウム、ニッケル、鉄、金、銀、ステンレス、タングステ
ン、クロム、チタンなどの金属の内の1種または2種以
上を組み合わせた合金を使うことができる。導電性、回
路加工の容易さ、価格の点から銅、アルミニウムまたは
ニッケルが適しており、厚みが3〜18μmの金属箔で
あることが好ましい。厚みが18μmを超えると、ライ
ン幅の形成が困難であったり、視野角が狭くなり、厚み
が3μm未満では、表面抵抗が大きくなり、電磁波シー
ルド効果に劣るためである。また3μm未満の金属箔は
取り扱い性が困難となる。導電性材料が銅であり、少な
くともその表面が黒化処理されたものであると、コント
ラストが高くなり好ましい。また導電性材料が経時的に
酸化され退色されることが防止できる。黒化処理は、幾
何学図形の形成前後で行えばよいが、通常形成後におい
て、プリント配線板分野で行われている方法を用いて行
うことができる。例えば、亜塩素酸ナトリウム(31g
/l)、水酸化ナトリウム(15g/l)、燐酸三ナト
リウム(12g/l)の水溶液中、95℃で2分間処理
することにより行うことができる。また導電性材料が、
常磁性金属であると電場シールド性のほかに、磁場シー
ルド性に優れるために好ましい。かかる導電性材料を透
明プラスチックフィルムに密着させる方法としては、ア
クリルやエポキシ系樹脂を主成分とした接着剤を介して
貼り合わせるのが最も簡便である。導電性材料の導電層
の膜厚を小さくする必要がある場合は真空蒸着法、スパ
ッタリング法、イオンプレート法、化学蒸着法、無電解
・電気めっき法などの薄膜形成技術のうちの1または2
以上の方法を組み合わせることにより達成できる。導電
性材料の膜厚は18μm以下のものが適用できるが、膜
厚が小さいほどディスプレイの視野角が広がり電磁波シ
ールド材料として好ましく、12μm以下とすることが
さらに好ましい。
【0019】本発明中の幾何学図形とは正三角形、二等
辺三角形、直角三角形などの三角形、正方形、長方形、
ひし形、平行四辺形、台形などの四角形、(正)六角
形、(正)八角形、(正)十二角形、(正)二十角形な
どの(正)n角形、円、だ円、星型などを組み合わせた
模様であり、これらの単位の単独の繰り返し、あるいは
2種類以上組み合わせで使うことも可能である。電磁波
シールド性の観点からは三角形が最も有効であるが、可
視光透過性の点からは同一のライン幅なら(正)n角形
のn数が大きいほど開口率が上がり、可視光透過性が大
きくなるので有利である。このような幾何学図形を形成
させる方法としては、上記導電性材料付きの透明プラス
チックフィルムをケミカルエッチングプロセスによって
作製するのが加工性の点から効果的である。その他に幾
何学図形を形成したマスクを用いて透明プラスチックフ
ィルム基材上に配した感光性樹脂層を露光、現像し、無
電解めっきや電気めっきと組合せて幾何学図形を形成す
る方法などがある。
【0020】このような幾何学図形のラインの幅は25
μm以下、ライン間隔は500μm以上、ラインの厚み
は18μm以下の範囲とされる。また幾何学図形の非視
認性やシールド材の外観などの観点からラインの幅は2
0μm以下、可視光透過率の点からライン間隔は500
μm以上、ラインの厚みは12μm以下とするのがさら
に好ましい。ライン間隔は、大きいほど可視光透過率は
向上するが、この値が大きくなり過ぎると、電磁波シー
ルド性が低下するため、5mm以下とするのが好まし
い。なお、ライン間隔は、幾何学図形の組合せ等で複雑
となる場合、繰り返し単位を基準として、その面積を正
方形の面積に換算し、その一辺の長さをライン間隔とす
る。
【0021】本発明中の導電性材料で形成された幾何学
図形を有する透明プラスチックフイルムを透明プラスチ
ック基板に貼りあわせる方法としては、ケミカルエッチ
ングプロセスにより幾何学図形が形成された後、さらに
下記する接着剤により幾何学図形の一部または全面を被
覆して、その接着剤を介してプラスチック基板に貼りあ
わせてもよいし、又は接着剤を被覆せずに幾何学図形が
形成されている面をプラスチック基板に貼りあわせても
よい。幾何学図形を接着剤層により被覆した場合、若し
くは被覆しない場合、貼りあわせるときの熱と圧力によ
り幾何学図形が接着剤層もしくは透明プラスチック基板
に埋まり込み、導電性材料と透明プラスチックフイルム
を貼りあわせた接着剤層と透明プラスチック基板が接触
することが可能となるため透明プラスチックフイルムと
透明プラスチック基板の良好な接着性が得られる。
【0022】次に本発明で使用する導電性材料と透明プ
ラスチックフイルムを貼りあわせるための接着剤、幾何
学図形の一部または全面を被覆する接着剤及び幾何学図
形の形成された透明プラスチックフイルムの反対面の透
明プラスチックフイルムを透明プラスチック基板に貼り
あわせる接着剤は、透明プラスチックフィルム若しくは
透明プラスチック基板との屈折率の差が0.14以下の
ものが好ましい。これは透明プラスチックフィルム、基
板と接着剤の屈折率が異なると可視光透過率が低下する
ためであり、屈折率の差が0.14以下であると可視光
透過率の低下が少なく良好となる。そのような要件を満
たす接着剤の材料としては、透明プラスチックフィルム
がポリエチレンテレフタレート(n=1.575;屈折率)の
場合、ビスフェノールA型エポキシ樹脂やビスフェノー
ルF型エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェニルメタン
型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、レゾルシ
ン型エポキシ樹脂、ポリアルコール・ポリグリコール型
エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、脂環式
やハロゲン化ビスフェノールなどのエポキシ樹脂(いず
れも屈折率が1.55〜1.60)を使うことができる。エポキ
シ樹脂以外では天然ゴム(n=1.52)、ポリイソプレン
(n=1.521)、ポリ−1、2−ブタジエン(n=1.5
0)、ポリイソブテン(n=1.505〜1.51)、ポリブテン
(n=1.513)、ポリ−2−ヘプチル−1、3−ブタジエ
ン(n=1.50)、ポリ−2−t−ブチル−1、3−ブタ
ジエン(n=1.506)、ポリ−1、3−ブタジエン(n=
1.515)などの(ジ)エン類、ポリオキシエチレン(n=
1.456)、ポリオキシプロピレン(n=1.450)、ポリビ
ニルエチルエーテル(n=1.454)、ポリビニルヘキシル
エーテル(n=1.460)、ポリビニルブチルエーテル(n
=1. 456)などのポリエーテル類、非晶質ポリエチレン
テレフタレート(n=1.575)、ポリビニルアセテート
(n=1.467)、ポリビニルプロピオネート(n=1.467)
などのポリエステル類、ポリウレタン(n=1.5〜1.
6)、エチルセルロース(n=1.479)、ポリ塩化ビニル
(n=1.54〜1.55)、ポリアクリロニトリル(n=1.5
2)、ポリメタクリロニトリル(n=1.52)、ポリスルホ
ン(n=1.633)、ポリスルフィド(n=1.6)、フェノキ
シ樹脂(n=1.5〜1.6)などを挙げることができる。こ
れらは好適な可視光透過率を発現する。
【0023】一方、プラスチック基材がアクリル樹脂の
場合、上記の樹脂以外に、ポリエチルアクリレート(n
=1.469)、ポリブチルアクリレート(n=1.466)、ポリ
−2−エチルヘキシルアクリレート(n=1.463)、ポリ
−t−ブチルアクリレート(n=1.464)、ポリ−3−エ
トキシプロピルアクリレート(n=1.465)、ポリオキシ
カルボニルテトラメタクリレート(n=1.465)、ポリメ
チルアクリレート(n=1.472〜1.480)、ポリイソプロ
ピルメタクリレート(n=1.473)、ポリドデシルメタク
リレート(n=1.474)、ポリテトラデシルメタクリレー
ト(n=1.475)、ポリ−n−プロピルメタクリレート
(n=1.484)、ポリ−3、3、5−トリメチルシクロヘ
キシルメタクリレート(n=1.484)、ポリエチルメタク
リレート(n=1.485)、ポリ−2−ニトロ−2−メチル
プロピルメタクリレート(n=1.487)、ポリ−1、1−
ジエチルプロピルメタクリレート(n=1.489)、ポリメ
チルメタクリレート(n=1.490)などのポリ(メタ)ア
クリル酸エステルが使用可能である。これらのアクリル
ポリマーは必要に応じて、2種以上共重合してもよい
し、2種類以上をブレンドして使うことも可能である。
【0024】さらにアクリル樹脂とアクリル以外との共
重合樹脂としてはエポキシアクリレート、ウレタンアク
リレート、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルア
クリレートなども使うこともできる。特に接着性の点か
ら、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート
が優れており、エポキシアクリレートとしては、1、6
−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチ
ルグリコールジグリシジルエーテル、アリルアルコール
ジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエ
ーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジ
グリシジルエステル、ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジル
エーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタ
エリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビトー
ルテトラグリシジルエーテル等の(メタ)アクリル酸付
加物が挙げられる。エポキシアクリレートは分子内に水
酸基を有するため接着性向上に有効であり、これらの共
重合樹脂は必要に応じて、2種以上併用することができ
る。接着剤の主成分となるポリマーの重量平均分子量
は、1、000以上のものが使われる。分子量が1、0
00以下だと組成物の凝集力が低すぎるために被着体へ
の密着性が低下する。
【0025】接着剤の架橋・硬化剤としてはトリエチレ
ンテトラミン、キシレンジアミン、N−アミノテトラミ
ン、ジアミノジフェニルメタンなどのアミン類、無水フ
タル酸、無水マレイン酸、無水ドデシルコハク酸、無水
ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸
などの酸無水物、ジアミノジフェニルスルホン、トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノール、ポリアミド樹
脂、ジシアンジアミド、イミダゾール類などを使用する
ことができる。これらは単独で用いてもよいし、2種以
上混合して用いてもよい。これらの架橋・硬化剤の添加
量は上記ポリマー100重量部に対して0.1〜50重
量部、好ましくは1〜30重量部の範囲で選択するのが
よい。この量が0.1重量部未満であると架橋・硬化が
不十分となり、50重量部を超えると過剰架橋・硬化と
なり、接着性に悪影響を与える場合がある。本発明で使
用する接着剤樹脂組成物には必要に応じて、希釈剤、可
塑剤、酸化防止剤、赤外線吸収剤、色素、充填剤や粘着
付与剤などの添加剤を配合してもよい。そしてこの接着
剤の樹脂組成物は、透明プラスチック基材の表面に導電
性材料で形成された幾何学図形を含む基材の一部または
全面を被覆するために、塗布され、溶媒乾燥、加熱硬化
工程を経たのち、貼りあわされ本発明に係わる電磁波シ
ールド材料にする。
【0026】本発明は、透明プラスチックフィルム上の
導電性材料が除去された部分は密着性向上のために意図
的に凹凸を有していたり、導電性材料の背面形状を転写
したりするためにその表面で光が散乱され、透明性が損
なわれるが、その凹凸面に透明プラスチックフィルムと
屈折率が近い接着剤が平滑に塗布されると乱反射が最小
限に押さえられ、透明性が発現するようになると考えら
れる。さらに透明プラスチックフィルム上の導電性材料
で形成された幾何学図形は、ライン幅が非常に小さいた
め肉眼で視認されない。またライン間隔も十分に大きい
ため見掛け上透明性を発現すると考えられる。一方、遮
蔽すべき電磁波の波長に比べて、幾何学図形のライン間
隔は十分に小さく、優れたシールド性を発現すると考え
られる。次に実施例に於いて本発明を具体的に述べる
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】
【実施例】
<表面処理フイルム作製例1>厚さ50μmで屈折率
1.575の透明ポリエチレンテレフタレート(PE
T)フイルムの片面にZrO2を電子ビーム加熱法により1
〜2×10-4Torrの真空度で真空蒸着して、厚さ約
650Åで屈折率2.05のZrO2薄膜を形成し、その上
にさらに上記と同じ条件でSiO2を用いて電子ビーム加熱
法により厚さ約940Åで屈折率1.46のSiO2薄膜を
形成し、表面処理フイルム1とした。
【0028】<表面処理フイルム作製例2>フェノキシ
樹脂であるYP−30(東都化成株式会社製商品名;、
Mw=6万)100重量部とビスフェノールA型エポキシ
樹脂であるYD−8125(東都化成株式会社製商品
名)10重量部、IPDI(日立化成工業株式会社製;
イソホロンジイソシアネート;マスクイソシアネート)
5重量部、硬化促進剤として2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール0.3重量部、溶剤としてメチルエチルケト
ン(MEK)285重量部の接着剤組成物中にMEK分
散コロイド状シリカゾル(日産化学工業株式会社製)2
0重量部、シリコーン系界面活性剤0.05重量部を添
加した樹脂組成物を、ホモジナイザーを用いて十分に攪
拌した。その後、厚さ25μmの透明PETフイルムに
アプリケータを用いて乾燥塗布厚が2μmとなるように
塗布して得たフイルムを表面処理フイルム2とした。
【0029】<電磁波シールドフィルム作製例1>透明
プラスチックフイルムとして、表面処理フイルム1を用
い、処理されていない面に接着層となるエポキシ系接着
フィルム(ニカフレックスSAF;ニッカン工業株式会
社製商品名、n=1.58、厚み20μm)を介して導
電性材料である厚さ12μmの電解銅箔を、その粗化面
がエポキシ系接着フィルム側になるようにして、180
℃、30kgf/cm2の条件で加熱ラミネートして接
着させた。得られた銅箔付きPETフィルムにフォトリ
ソ工程(レジストフィルム貼付け−露光−現像−ケミカ
ルエッチング−レジストフィルム剥離)を経て、ライン
の幅20μm、ライン間隔1.0mmの銅格子パターン
をPETフィルム上に形成し、電磁波シールドフィルム
1を得た。
【0030】<電磁波シールドフィルム作製例2>透明
プラスチックフイルムとして、表面処理フイルム1を用
い、処理されていない面にアクリル系接着フィルム(パ
イララックスLF−0200;デュポン社製商品名、n
=1.47、厚み20μm)を介して厚さ12μmの銅
箔を接着させた。この銅箔付きPETフィルムに電磁波
シールドフィルム作製例1と同様のフォトリソ工程を経
て、ラインの幅15μm、ライン間隔2.0mmの銅格
子パターンをPETフィルム上に形成し電磁波シールド
フィルム2を得た。
【0031】<電磁波シールドフィルム作製例3>透明
プラスチックフイルムとして、表面処理フイルム2を用
い、処理されていない面に、マスク層を用いて無電解ニ
ッケルめっきを格子状に形成することによりラインの幅
10μm、ライン間隔1.0mm、厚み3μmのニッケ
ル格子パターンをPETフィルム上に作製し、電磁波シ
ールドフィルム3を得た。
【0032】<電磁波シールドフィルム作製例4>電磁
波シールドフイルム1に形成されている幾何学図形を後
述する接着剤組成物により乾燥塗布厚が30μmとなる
ように被覆して電磁波シールドフイルム4を得た。
【0033】 <接着剤組成物1> TBA−HME(高分子量エポキシ樹脂、分子量約30万;日立化成工業株式会 社製) 100重量部 YD−8125(ビスフェノールA型エポキシ樹脂;東都化成株式会社製商品名 ) 25重量部 IPDI(マスクイソシアネート;日立化成工業株式会社製)12.5重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.3重量部 MEK 330重量部 シクロヘキサノン 15重量部 この接着剤組成物1の溶剤乾燥後の屈折率は1.57で
あった。
【0034】 <接着剤組成物2> YP−30(フェノキシ樹脂;東都化成株式会社製商品名、Mw=6万) 100重量部 YD−8125(ビスフェノールA型エポキシ樹脂;東都化成株式会社製商品名 ) 10重量部 IPDI(マスクイソシアネート;日立化成工業(株)製) 5重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.3重量部 MEK 285重量部 シクロヘキサノン 5重量部 この接着剤組成物2の溶剤乾燥後の屈折率は1.55で
あった。
【0035】 <接着剤組成物3> HTR−600LB(ポリアクリル酸エステル、Mw=70万、帝国化学産業株 式会社製製商品名) 100重量部 コロネートL(3官能イソシアネート、日本ポリウレタン株式会社製商品名) 4.5重量部 ジブチル錫ジラウレート 0.4重量部 トルエン 450重量部 酢酸エチル 10重量部 この接着剤組成物3の溶剤乾燥後の屈折率は1.47で
あった。
【0036】 <赤外線遮蔽層をなす組成物1> YD−8125(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、東都化成株式会社製商品名 ) 100重量部 硫化第二銅(和光純薬(株)製;ヘンシェルミキサーにより0.5μmの平均粒 径に粉砕) 4重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.5重量部 ジシアンジアミド 5重量部 MEK 200重量部 エチレングリコールモノメチルエーテル 20重量部 室温でアプリケータを用いて塗布し、90℃、30分間
加熱し硬化させた。
【0037】 <赤外線遮蔽層をなす組成物2> HTR−280(ポリアクリル酸エステル共重合体、Mw=約70万、帝国化学 産業株式会社製商品名) 100重量部 UFP−HX(ITO、平均粒径0.1μm、住友金属鉱山株式会社製商品名) 0.5重量部 コロネートL(3官能イソシアネート、日本ポリウレタン株式会社製商品名) 5重量部 ジブチル錫ジラウレート 0.4重量部 トルエン 450重量部 酢酸エチル 10重量部 室温でアプリケータを用いて塗布し、90℃、30分間
加熱硬化させた。
【0038】 <赤外線遮蔽層をなす組成物3> YP−30(フェノキシ樹脂、Mw=6万、東都化成株式会社製商品名) 100重量部 YD−8125(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、東都化成株式会社製商品名 ) 10重量部 IPDI(マスクイソシアネート、日立化成工業株式会社製) 5重量部 MEK 285重量部 IRG-022(芳香族ジイモニウム塩、日本化薬株式会社製商品名) 1重量部 室温でアプリケータを用いて塗布し、90℃、30分間
加熱硬化させた。
【0039】(実施例1)電磁波シールドフィルム1と
厚さ50μmの透明PETフィルムに接着剤組成物1を
乾燥塗布厚が20μmとなるように塗布、乾燥して作製し
た接着フィルムをロールラミネータを使って、市販のア
クリル板(コモグラス;株式会社クラレ製商品名、厚み
1mm)の両面に110℃、20Kgf/cm2の条件
で加熱圧着して得た電磁波シールド材料を実施例1とし
た。
【0040】(実施例2)電磁波シールドフイルム2と
厚さ50μmの透明PETフィルムに接着剤組成物2を
乾燥塗布厚が20μmとなるようにそれぞれ塗布、乾燥
して作製した接着フィルムをロールラミネータを使っ
て、市販のアクリル板(コモグラス;株式会社クラレ製
商品名、厚み1mm)の両面に110℃、10Kgf/
cm2の条件で加熱圧着して得た電磁波シールド材料を
実施例2とした。
【0041】(実施例3)電磁波シールドフイルム3を
使った以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シー
ルド材料を実施例3とした。
【0042】(実施例4)接着剤組成物3を被覆した電
磁波シールドフイルム4と厚さ50μmの透明PETフ
ィルムに接着剤組成物3を乾燥塗布厚が20μmとなる
ように塗布、乾燥して作製した接着フィルムをロールラ
ミネータを使って、市販のアクリル板(コモグラス;株
式会社クラレ製商品名、厚み1mm)の両面に110
℃、20Kgf/cm2の条件で加熱圧着して得た電磁
波シールド材料を実施例4とした。
【0043】(実施例5)ライン幅を20μmから12
μmにした以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波
シールド材料を実施例5とした。
【0044】(実施例6)ライン間隔を2.0mmから
0.5mmにし、それ以外の条件は全て実施例2と同様
にして得た電磁波シールド材料を実施例6とした。
【0045】(実施例7)ライン間隔を1.0mmから
5.0mmにし、それ以外の条件は全て実施例4と同様
にして得た電磁波シールド材料を実施例6とした。
【0046】(実施例8)ライン厚を12μmから18
μmにした以外は全て実施例2と同様にして得た電磁波
シールド材料を実施例8とした。
【0047】(実施例9)導電性材料として黒化処理さ
れた銅を使った以外は全て実施例1と同様にして得た電
磁波シールド材料を実施例9とした。
【0048】(実施例10)実施例1で形成した格子パ
ターンの代わりに正三角形の繰り返しパターンを作製し
た以外の条件は全て実施例1と同様にして得た電磁波シ
ールド材料を実施例10とした。
【0049】(実施例11)実施例2で形成した格子パ
ターンの代わりに正六角形の繰り返しパターンを作製し
た以外の条件は全て実施例2と同様にして得た電磁波シ
ールド材料を実施例11とした。
【0050】(実施例12)実施例3で形成した格子パ
ターンの代わりに正八角形と正方形よりなる繰り返しパ
ターンを作製した以外の条件は全て実施例3と同様にし
て得た電磁波シールド材料を実施例12とした。
【0051】(実施例13)実施例1のプラスチック基
材としてPETの代りにポリサルホン(50μm)を使
用した以外は全て実施例1と同様にして得た電磁波シー
ルド材料を実施例13とした。
【0052】(実施例14)電磁波シールドフィルム1
と、厚さ50μmの透明PETフィルムに赤外線遮蔽層
をなす組成物1を乾燥塗布厚が20μmとなるように塗
布、乾燥して作製した接着フィルムをロールラミネータ
を使って、市販のアクリル板(コモグラス;株式会社ク
ラレ製商品名、厚み1mm)の両面に110℃、20K
gf/cm2の条件で加熱圧着して得た電磁波シールド
材料を実施例14とした。
【0053】(実施例15)赤外線遮蔽層をなす組成物
2を使った以外は全て実施例14と同様にして得た電磁
波シールド材料を実施例15とした。
【0054】(実施例16)赤外線遮蔽層をなす組成物
3を使った以外は全て実施例14と同様にして得た電磁
波シールド材料を実施例16とした。
【0055】(比較例1)透明プラスチックフイルムと
して、表面処理フイルム1を用い、処理されていない面
にITO膜を2、000Å全面蒸着させたITO蒸着P
ET(厚み50μm)を使い、パターンを形成しない
で、蒸着面に直接接着剤組成物1を乾燥塗布厚が20μ
mになるように塗布し、そして、実施例1と同様の厚さ
50μmの透明PETフィルムに接着剤組成物1を乾燥
塗布厚が20μmになるように塗布し、市販のアクリル
板(コモグラス;株式会社クラレ製商品名、厚み1m
m)の両面に110℃、10Kgf/cm2の条件で加
熱圧着して得た電磁波シールド材料を比較例1とした。
【0056】(比較例2)比較例1と同様にITOに代
えて全面アルミ蒸着したままパターンを形成しないで、
直接接着剤組成物2を塗布し、比較例1と同様にして得
た電磁波シールド材料を比較例2とした。
【0057】(比較例3)ライン幅を20μmから50
μmにした以外の条件は全て実施例1と同様にして得た
電磁波シールド材料を比較例3とした。
【0058】(比較例4)ライン間隔を2.0mmから
0.25mmにした以外の条件は全て実施例2と同様に
して得た電磁波シールド材料を比較例4とした。
【0059】(比較例5)ライン厚を12μmから70
μmにした以外の条件は全て実施例2と同様にして得た
電磁波シールド材料を比較例5とした。
【0060】(比較例6)接着剤組成物1の代わりにフ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂(Mw=5万、n=1.
73)を使った以外の条件は全て実施例1と同様にして
得た電磁波シールド材料を比較例6とした。
【0061】(比較例7)接着剤組成物1の代わりにポ
リジメチルシロキサン(Mw=4.5万、n=1.43)
を使った以外の条件は全て実施例2と同様にして得た電
磁波シールド材料を比較例7とした。
【0062】(比較例8)接着剤組成物1の代わりにポ
リビニリデンフルオライド(Mw=12万、n=1.4
2)を使った以外の条件は全て実施例1と同様にして得
た電磁波シールド材料を比較例8とした。
【0063】(比較例9)プラスチックフィルムとして
充填剤入りポリエチレンフィルム(可視光透過率20%
以下)を使った以外の条件は全て実施例1と同様にして
得た電磁波シールド材料を比較例9とした。
【0064】(比較例10)電磁波シールドフイルム2
だけを貼りあわせた以外は(反対面の接着剤付きPET
フイルムを貼りあわせず)全て実施例2と同様にして得
た電磁波シールド材料を比較例10とした。
【0065】以上のようにして得られた電磁波シールド
材料の電磁波シールド性、可視光透過率、反り特性、非
視認性などの外観、加熱処理前後の接着特性を測定し
た。結果を表1、2に示した。
【0066】なお電磁波(EMI)シールド性は、同軸
導波管変換器(日本高周波株式会社製商品名、TWC−
S−024)のフランジ間に試料を挿入し、スペクトロ
アナライザー(YHP製商品名、8510Bベクトルネ
ットワークアナライザー)を用い、周波数1GHzで測
定した。可視光透過率の測定は、ダブルビーム分光光度
計(株式会社日立製作所製商品名、200−10型)を
用いて、400〜800nmの透過率の平均値を用い
た。赤外線遮蔽性の測定は、ダブルビーム分光光度計
(株式会社日立製作所製商品名、200−10型)を用
いて、900〜1100nmの領域の赤外線吸収率の平
均値を用いた。非視認性は、アクリル板に貼り付けた接
着フィルムをプラズマディスプレイに装着し0.5m離
れた場所から導電性材料で形成された幾何学図形を肉眼
観察で評価し、認識できないものを程度に応じ非常に
良、良好とし、認識できるものをNGとした。接着力
は、引張り試験機(東洋ボールドウィン株式会社製商品
名、テンシロンUTM−4−100)を使用し、幅10
mm、90°方向、剥離速度50mm/分で測定した。
屈折率は、屈折計(株式会社アタゴ光学機械製作所製商
品名、アッベ屈折計)を使用し、25℃で測定した。電
磁波シールド材の反り測定は、650mm×100mmのサンプル
を作製して、作製直後の長尺方向の反り量を測定した。
ヘイズは、ヘーズメータ(濁度計COH−300A、日
本電色工業株式会社製商品名)を用いて測定した。反射
率は、分光測色計(CM−508d、ミノルタ株式会社
製商品名)を用いて測定した。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】比較例1、2は、導電材料としてITOと
Alを蒸着させたものであるがEMIシールド性に劣
る。比較例3は、ラインの幅を本発明の25μm以下に
するのに対し、50μmと大きいため可視光透過率が低
く、また非視認性も悪い。比較例4は、ライン間隔を本
発明の500μm以上にするのに対し、250μmと間
隔が狭いためライン幅が大きい比較例3と同様、可視光
透過率が低く、また非視認性も悪い。比較例5は、ライ
ンの厚みを本発明の18μm以下にするのに対し、70
μmと厚いため非視認性が悪い。比較例9は、本発明の
透明プラスチックフィルムの代わりに不透明な充填剤入
りポリエチレンフィルム(可視光透過率20%以下)を
使用したものであるが、可視光透過率が20%以下と非
常に悪い。比較例10は、透明プラスチック基板の両面
に接着剤層を介して透明プラスチックフィルムを貼り合
わせたものである本発明に対して、片面にのみ透明プラ
スチックフィルムを貼り合わせたものであり、反りが大
きいという欠点がある。これに対して、本発明の透明プ
ラスチック基板の両面に接着剤層を介して貼りあわされ
た透明プラスチックフィルムとを備え、一方の透明プラ
スチックフイルムに導電性材料で形成された幾何学図形
を有し、幾何学図形を構成するラインの幅が25μm以
下、ライン間隔が500μm以上、ラインの厚みが18
μm以下である構造を有する電磁波シールド材料であ
る、実施例1〜16は、EMIシールド性が30dB以
上と高く良好な電磁波シールド性を有する。そして、可
視光線透過率が70%以上と高く、非視認性も良好であ
る。ヘイズ、反射率の値も小さく良好である。さらに初
期接着力や80℃で行う接着力の促進試験1,000h
後でも接着力の低下が少なく、反りに関しても良好であ
る。そして、赤外線遮蔽層を設けた実施例14、15、
16では、赤外線遮蔽性が90%以上有り、良好であ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明で得られる電磁波シールド材料及
びこれを用いたディスプレイは、実施例からも明らかな
ように、電磁波漏れがなくシールド機能が特に良好であ
る。また可視光透過率、非視認性、像鮮明性などの光学
的特性が良好で反りがなく、しかも高温で長時間にわた
っての光学特性に変化が少なく良好である。また、透明
プラスチック基板の両面にロールラミネートにより接着
フイルムを貼りあわせることが可能であることから、生
産性にも優れた電磁波シールド材料を提供することがで
きる。また請求項2に記載の反射防止処理または防眩処
理により、電磁波シールド材料に反射防止性または、防
眩性を付与することができる。請求項3に記載の赤外線
吸収剤の添加により赤外線遮蔽処理を行うことで、電磁
波シールド材料の900〜1100nmにおける赤外線
遮蔽率が90%以上となる。請求項4に記載のロールラ
ミネート法により透明プラスチックフイルムを透明プラ
スチック基板に貼りあわせることで、連続生産が可能と
なる。請求項5に記載の透明プラスチックフィルムをポ
リエチレンテレフタレートフィルムとすることにより、
透明性、耐熱性が良好な上、安価で取り扱い性に優れた
電磁波シールド材料を提供することができる。請求項6
に記載の導電性材料の厚みが、3〜18μmの銅、アル
ミニウムまたはニッケルの金属箔を使用することによ
り、加工性に優れ、安価で広視野角の電磁波シールド材
料を提供することができる。請求項7に記載の導電性材
料を銅として、少なくともその表面を黒化処理されたも
のとすることにより、退色性が小さく、コントラストの
大きい電磁波シールド材料を提供することができる。請
求項8に記載の透明プラスチックフィルム上の幾何学図
形をケミカルエッチングプロセスにより形成させること
により、加工性に優れた電磁波シールド材料を提供する
ことができる。請求項9に記載の透明プラスチック基板
をPMMAとすることにより、透明性と加工性に優れた
電磁波シールド材料を提供することができる。請求項1
0に記載の接着剤の屈折率と透明プラスチック基材(透
明プラスチック又は導電性材料を接着剤を介して透明プ
ラスチックに接着させている場合は、その接着剤)の屈
折率の差を0.14以下とすることにより、透明性に優
れた電磁波シールド材料を提供することができる。これ
らにより得られた電磁波シールド材料をディスプレイに
用いると、電磁波シールド性に優れしかも可視光透過率
が高く、非視認性が良好でヘイズ、反射が小さくいので
鮮明な画像を快適に鑑賞することができる。しかも、デ
ィスプレイから放射される赤外線を有効に遮断するので
リモコンなどを使用する機器への誤動作を与えない。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明プラスチック基板と、この基板の両面
    に接着剤層を介して貼りあわされた透明プラスチックフ
    ィルムとを備え、かつ上記一方の透明プラスチックフイ
    ルムに導電性材料で形成された幾何学図形を有し、幾何
    学図形を構成するライン幅が25μm以下、ライン間隔
    が500μm以上、ライン厚みが18μm以下である構
    造を有する電磁波シールド材料。
  2. 【請求項2】透明プラスチック基板に接着剤層を介して
    貼りあわされる透明プラスチックフイルムのうち、少な
    くとも一方の透明プラスチックフイルムの表面に防眩処
    理または反射防止処理が施されている請求項1に記載の
    電磁波シールド材料。
  3. 【請求項3】透明プラスチック基板に接着剤層を介して
    貼りあわされる透明プラスチックフイルムのうち、少な
    くとも一方の透明プラスチックフイルムの背面もしく
    は、透明プラスチック基板に貼りあわせる接着剤中に赤
    外線吸収剤が添加されている請求項1または請求項2に
    記載の電磁波シールド材料。
  4. 【請求項4】透明プラスチックフイルムがロールラミネ
    ート法により透明プラスチック基板の両面に貼りあわさ
    れる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電磁波
    シールド材料。
  5. 【請求項5】透明プラスチックフィルムがポリエチレン
    テレフタレートフィルムである請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の電磁波シールド材料。
  6. 【請求項6】導電性材料が、厚み3〜18μmの銅、ア
    ルミニウムまたはニッケルの金属箔である請求項1ない
    し請求項5のいずれかに記載の電磁波シールド材料。
  7. 【請求項7】導電性材料が銅であり、少なくともその表
    面が黒化処理されていることを特徴とする請求項6に記
    載の電磁波シールド材料。
  8. 【請求項8】透明プラスチックフィルムの表面に導電性
    材料で形成された幾何学図形がケミカルエッチングプロ
    セスにより形成されたものであることを特徴とする請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載の電磁波シールド
    材料。
  9. 【請求項9】透明プラスチック基板がポリメチルメタア
    クリレート(PMMA)である請求項1に記載の電磁波
    シールド材料。
  10. 【請求項10】接着剤の屈折率と透明プラスチック基材
    の屈折率の差が0.14以下である請求項1ないし請求
    項9のいずれかに記載の電磁波シールド材料。
  11. 【請求項11】請求項1ないし請求項10のいずれかに
    記載の電磁波シールド材料を用いたディスプレイ。
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