JPH10336668A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents
動きベクトル検出装置Info
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- JPH10336668A JPH10336668A JP14376197A JP14376197A JPH10336668A JP H10336668 A JPH10336668 A JP H10336668A JP 14376197 A JP14376197 A JP 14376197A JP 14376197 A JP14376197 A JP 14376197A JP H10336668 A JPH10336668 A JP H10336668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2次元空間フィルタを適用した画像に対して
サブサンプリング法により動きベクトル検出を行なう動
きベクトル検出装置のフィルタ回路においては、水平垂
直両方向に画素値を遅延しながら、ブロック端において
水平垂直両方向に画素値の折り返し処理を行なう必要が
あるため、メモリからの画素データの読み出しが複雑に
なり、フィルタの回路規模も大きくなる。 【解決手段】 符号化画像上の符号化ブロックと参照画
像上の予測ブロック候補との間のブロックマッチング
を、前記参照画像上の動きベクトル探索領域内の予測ブ
ロック候補に対して行なう動きベクトル検出装置におい
て、符号化ブロックと予測ブロック候補に対して1次元
空間フィルタを水平方向に適用して帯域制限し、帯域制
限された符号化ブロックと予測ブロック候補の中の一部
の画素についてマッチング誤差演算を行ない、動きベク
トル検出することを特徴とする。
サブサンプリング法により動きベクトル検出を行なう動
きベクトル検出装置のフィルタ回路においては、水平垂
直両方向に画素値を遅延しながら、ブロック端において
水平垂直両方向に画素値の折り返し処理を行なう必要が
あるため、メモリからの画素データの読み出しが複雑に
なり、フィルタの回路規模も大きくなる。 【解決手段】 符号化画像上の符号化ブロックと参照画
像上の予測ブロック候補との間のブロックマッチング
を、前記参照画像上の動きベクトル探索領域内の予測ブ
ロック候補に対して行なう動きベクトル検出装置におい
て、符号化ブロックと予測ブロック候補に対して1次元
空間フィルタを水平方向に適用して帯域制限し、帯域制
限された符号化ブロックと予測ブロック候補の中の一部
の画素についてマッチング誤差演算を行ない、動きベク
トル検出することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像符号化装置の
動きベクトル検出器に関する。
動きベクトル検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像符号化方式として、MPE
G−1(ISO/IEC11172)、MPEG−2
(ISO/IEC13818)などの動き補償予測を用
いたフレーム間符号化方式が蓄積、通信、放送の分野で
用いられつつある。これらの方式においては、動画像シ
ーケンスの各画像を符号化ブロックに分割し、符号化ブ
ロック毎に参照画像から検出した動きベクトルを用いて
予測ブロックを求める、動き補償予測が行なわれてい
る。
G−1(ISO/IEC11172)、MPEG−2
(ISO/IEC13818)などの動き補償予測を用
いたフレーム間符号化方式が蓄積、通信、放送の分野で
用いられつつある。これらの方式においては、動画像シ
ーケンスの各画像を符号化ブロックに分割し、符号化ブ
ロック毎に参照画像から検出した動きベクトルを用いて
予測ブロックを求める、動き補償予測が行なわれてい
る。
【0003】動きベクトルの検出方式としては、ブロッ
クマッチング方式が一般的である。ブロックマッチング
方式では、動きベクトル探索領域内の予測ブロック候補
に対し、予測ブロック候補と符号化ブロックとの間の誤
差量を計算する。そして、誤差量が最小となる候補を予
測ブロックとし、予測ブロック位置の符号化ブロック位
置からの相対的なズレ量を動きベクトルとする。
クマッチング方式が一般的である。ブロックマッチング
方式では、動きベクトル探索領域内の予測ブロック候補
に対し、予測ブロック候補と符号化ブロックとの間の誤
差量を計算する。そして、誤差量が最小となる候補を予
測ブロックとし、予測ブロック位置の符号化ブロック位
置からの相対的なズレ量を動きベクトルとする。
【0004】一般的にブロックマッチング方式では、前
記誤差量を式(1)で表される符号化ブロックの画素と
予測ブロック候補の画素の間の差分絶対値和Di,jとす
る。この時、Di,jを最小とする(i,j)が動きベク
トルとなる。なお、式(1)においては、ブロックサイ
ズをM×Nとしており、探索領域を水平方向に[−K:
K−1]、垂直方向に[−L:L−1]としている。ま
た、Tは符号化ブロックの画素値、Rは探索領域内の画
素値を表している。
記誤差量を式(1)で表される符号化ブロックの画素と
予測ブロック候補の画素の間の差分絶対値和Di,jとす
る。この時、Di,jを最小とする(i,j)が動きベク
トルとなる。なお、式(1)においては、ブロックサイ
ズをM×Nとしており、探索領域を水平方向に[−K:
K−1]、垂直方向に[−L:L−1]としている。ま
た、Tは符号化ブロックの画素値、Rは探索領域内の画
素値を表している。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、式(1)の演算にはM×N回の差
分絶対値演算と、M×N−1回の加算が必要となる。
分絶対値演算と、M×N−1回の加算が必要となる。
【0007】ブロックサイズをM=3,N=4、探索領
域をK=3,L=4とした時の動きベクトルの例を、図
15に示す。図15は、動きベクトルが(i,j)=
(+2,+1)の場合である。
域をK=3,L=4とした時の動きベクトルの例を、図
15に示す。図15は、動きベクトルが(i,j)=
(+2,+1)の場合である。
【0008】一方、インターレース画像においては、符
号化ブロックをフィールドに分解して、フィールド毎の
動き補償予測を行なうために、フィールド単位の動きベ
クトルの検出が行なわれる。ここで、符号化ブロックの
奇数フィールド成分に対する動きベクトル(以下、奇数
フィールド動きベクトルと呼ぶ)と、符号化ブロックの
偶数フィールド成分に対する動きベクトル(以下、偶数
フィールド動きベクトルと呼ぶ)に対する誤差量を、各
々式(2),(3)に示す。
号化ブロックをフィールドに分解して、フィールド毎の
動き補償予測を行なうために、フィールド単位の動きベ
クトルの検出が行なわれる。ここで、符号化ブロックの
奇数フィールド成分に対する動きベクトル(以下、奇数
フィールド動きベクトルと呼ぶ)と、符号化ブロックの
偶数フィールド成分に対する動きベクトル(以下、偶数
フィールド動きベクトルと呼ぶ)に対する誤差量を、各
々式(2),(3)に示す。
【0009】
【数2】
【0010】
【数3】
【0011】式(2)において、Tm,2rは符号化ブロッ
クにおける奇数フィールドの画素を表すが、Rm+i,2r+j
はjの値によって奇数フィールドの場合と、偶数フィー
ルドの場合がある。同様に、式(3)において、T
m,2r+1は符号化ブロックにおける偶数フィールドの画素
を表すが、Rm+i,2r+1+jはjの値によって奇数フィール
ドの場合と、偶数フィールドの場合がある。
クにおける奇数フィールドの画素を表すが、Rm+i,2r+j
はjの値によって奇数フィールドの場合と、偶数フィー
ルドの場合がある。同様に、式(3)において、T
m,2r+1は符号化ブロックにおける偶数フィールドの画素
を表すが、Rm+i,2r+1+jはjの値によって奇数フィール
ドの場合と、偶数フィールドの場合がある。
【0012】ブロックサイズをM=3,N=4、探索領
域をK=3,L=4とした時のフィールド単位の動きベ
クトルの例を、図16に示す。ここで、T0,0、T1,0、
T2,0、T0,2、T1,2、T2,2は、符号化ブロックにおけ
る奇数フィールドの画素、T0,1、T1,1、T2,1、
T0,3、T1,3、T2,3は、符号化ブロックにおける偶数
フィールドの画素であり、図16は、奇数フィールド動
きベクトルが(i,j)=(+2,+1)、偶数フィー
ルド動きベクトルが(i,j)=(−3,+2)の場合
を示している。
域をK=3,L=4とした時のフィールド単位の動きベ
クトルの例を、図16に示す。ここで、T0,0、T1,0、
T2,0、T0,2、T1,2、T2,2は、符号化ブロックにおけ
る奇数フィールドの画素、T0,1、T1,1、T2,1、
T0,3、T1,3、T2,3は、符号化ブロックにおける偶数
フィールドの画素であり、図16は、奇数フィールド動
きベクトルが(i,j)=(+2,+1)、偶数フィー
ルド動きベクトルが(i,j)=(−3,+2)の場合
を示している。
【0013】なお、以下では、図16に示すフィールド
動きベクトル対して、図15に示す動きベクトルをフレ
ーム動きベクトルと呼ぶ。
動きベクトル対して、図15に示す動きベクトルをフレ
ーム動きベクトルと呼ぶ。
【0014】ブロックマッチング方式においては、予測
ブロック候補の選び方について様々なアルゴリズムが提
案されており、文献「信学技報CAS95−43,VL
D95−43,DSP95−75(1995−06)p
p.93−99」にその一部が解説されている。
ブロック候補の選び方について様々なアルゴリズムが提
案されており、文献「信学技報CAS95−43,VL
D95−43,DSP95−75(1995−06)p
p.93−99」にその一部が解説されている。
【0015】ブロックマッチング方式の中で最も精度の
高い動きベクトル検出方式としては、全探索法が知られ
ており、前記文献中に解説されている。全探索法では、
動きベクトル探索領域内の全ての予測ブロック候補に対
して、予測ブロック候補と符号化ブロックとの間の誤差
量を計算する。すなわち、式(1)に表されるDi,jの
計算を、−K≦i<K,−L≦j<Lの全ての(i,
j)の組合せに対して実行する。
高い動きベクトル検出方式としては、全探索法が知られ
ており、前記文献中に解説されている。全探索法では、
動きベクトル探索領域内の全ての予測ブロック候補に対
して、予測ブロック候補と符号化ブロックとの間の誤差
量を計算する。すなわち、式(1)に表されるDi,jの
計算を、−K≦i<K,−L≦j<Lの全ての(i,
j)の組合せに対して実行する。
【0016】MPEGの場合、ブロックサイズはM=N
=16となるが、例として探索領域をK=L=16とす
ると、式(1)に示すフレーム動きベクトル検出のため
の誤差量演算について、全探索法における1ブロックあ
たりの演算量は、差分絶対値演算回数M×N×2K×2
L=262144回、加算回数(M×N−1)×2K×
2L=261120回という膨大なものになる。
=16となるが、例として探索領域をK=L=16とす
ると、式(1)に示すフレーム動きベクトル検出のため
の誤差量演算について、全探索法における1ブロックあ
たりの演算量は、差分絶対値演算回数M×N×2K×2
L=262144回、加算回数(M×N−1)×2K×
2L=261120回という膨大なものになる。
【0017】以上で述べた膨大な演算回数を低減する手
法として、サブサンプリング法が知られており、前記文
献中で解説されている。サブサンプリング法において
は、符号化ブロック内の画素を所定のパターンに間引
き、限られた画素についてのみ誤差演算を実行する。
法として、サブサンプリング法が知られており、前記文
献中で解説されている。サブサンプリング法において
は、符号化ブロック内の画素を所定のパターンに間引
き、限られた画素についてのみ誤差演算を実行する。
【0018】ブロック内の画素を水平方向,垂直方向共
に1/4に間引いた場合には、フレーム動きベクトル検
出のための誤差量は式(4)で表されるDSi,jとな
る。
に1/4に間引いた場合には、フレーム動きベクトル検
出のための誤差量は式(4)で表されるDSi,jとな
る。
【0019】
【数4】
【0020】よって、M=N=16,K=L=16の
時、サブサンプリング法を用いた時のフレーム動きベク
トルに対する1予測ブロック候補あたりの差分絶対値演
算回数は(M/4)×(N/4)=16回、加算回数は
{(M/4)×(N/4)−1}=15回となる。これ
を全ての(i,j)の組合せに対して実行するため、サ
ブサンプリング法におけるフレーム動きベクトル検出の
ための1ブロックあたりの差分絶対値演算回数は16×
2K×2L=16384回、加算回数は15×2K×2
L=15360回となり、式(1)を用いた全探索法に
おける演算量と比較して大幅に演算量を削減することが
できる。
時、サブサンプリング法を用いた時のフレーム動きベク
トルに対する1予測ブロック候補あたりの差分絶対値演
算回数は(M/4)×(N/4)=16回、加算回数は
{(M/4)×(N/4)−1}=15回となる。これ
を全ての(i,j)の組合せに対して実行するため、サ
ブサンプリング法におけるフレーム動きベクトル検出の
ための1ブロックあたりの差分絶対値演算回数は16×
2K×2L=16384回、加算回数は15×2K×2
L=15360回となり、式(1)を用いた全探索法に
おける演算量と比較して大幅に演算量を削減することが
できる。
【0021】なお、サブサンプリング法は、間引きによ
って誤差量演算を行なう画素を減らしているのであり、
予測ブロック候補数は全探索法と同一である。すなわ
ち、予測ブロック候補数を減らし演算量を削減する階層
的探索法とは異なる方式である。ここで、階層的探索法
についても前記文献中に解説されている。
って誤差量演算を行なう画素を減らしているのであり、
予測ブロック候補数は全探索法と同一である。すなわ
ち、予測ブロック候補数を減らし演算量を削減する階層
的探索法とは異なる方式である。ここで、階層的探索法
についても前記文献中に解説されている。
【0022】サブサンプリング法においては、誤差演算
に使用する画素を間引くため誤差演算の精度が低下し、
その結果導出される動きベクトルの精度が低下するとい
う問題が生じる。特に、細かなテクスチャを多く含む画
像は高周波成分を多く含むため、上記の検出精度の低下
は顕著になる。このため、符号化ブロックと予測ブロッ
ク候補に2次元低域通過フィルタを適用してから間引き
を行ない誤差演算を実行する方法が特開平2−2740
83「動ベクトル検出装置」に開示されている。
に使用する画素を間引くため誤差演算の精度が低下し、
その結果導出される動きベクトルの精度が低下するとい
う問題が生じる。特に、細かなテクスチャを多く含む画
像は高周波成分を多く含むため、上記の検出精度の低下
は顕著になる。このため、符号化ブロックと予測ブロッ
ク候補に2次元低域通過フィルタを適用してから間引き
を行ない誤差演算を実行する方法が特開平2−2740
83「動ベクトル検出装置」に開示されている。
【0023】前記特開平2−274083においては、
空間フィルタとして次式の伝達関数で表される2次元低
域通過フィルタを使用した場合が開示されている。
空間フィルタとして次式の伝達関数で表される2次元低
域通過フィルタを使用した場合が開示されている。
【0024】
【数5】
【0025】ここで、Zは水平方向の遅延演算子、Wは
垂直方向の遅延演算子である。また、間引きパターンと
しては、図17に示すものが開示されている。
垂直方向の遅延演算子である。また、間引きパターンと
しては、図17に示すものが開示されている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】式(5)に示すような
2次元フィルタにおいては、隣接画素値が存在しないブ
ロック端において、画素値の折り返し処理を行なう必要
がある。図14に、ブロック端における折り返し処理の
例を示す。
2次元フィルタにおいては、隣接画素値が存在しないブ
ロック端において、画素値の折り返し処理を行なう必要
がある。図14に、ブロック端における折り返し処理の
例を示す。
【0027】図14(a)は、フィルタを適用するブロ
ックの左上隅の画素(黒丸で示す)とその周辺の画素を
示している。この図において、ブロックの左上隅の画素
に3×3タップ2次元フィルタを適用するためには、破
線で囲まれた領域の画素データが必要となる。しかし、
ブロック境界の外側には画素が存在しないため、一般的
には、図14(b)に示すように、ブロック内の画素値
を外側に折り返し、ブロック外に仮想的に画素を設定す
ることによって、ブロック端の画素に対するフィルタ処
理を行なう。図14(b)において、同じ模様の画素は
同一画素値を有する。
ックの左上隅の画素(黒丸で示す)とその周辺の画素を
示している。この図において、ブロックの左上隅の画素
に3×3タップ2次元フィルタを適用するためには、破
線で囲まれた領域の画素データが必要となる。しかし、
ブロック境界の外側には画素が存在しないため、一般的
には、図14(b)に示すように、ブロック内の画素値
を外側に折り返し、ブロック外に仮想的に画素を設定す
ることによって、ブロック端の画素に対するフィルタ処
理を行なう。図14(b)において、同じ模様の画素は
同一画素値を有する。
【0028】2次元フィルタにおいては、画素値を水
平,垂直両方向に遅延しながら、ブロック端においては
上記の折り返し処理を行なわなければならない。このよ
うな処理を行なうためには、メモリから画素データを読
み出す際に非常に複雑なアドレス制御が必要になり、こ
のためフィルタの回路規模が大きくなってしまう。
平,垂直両方向に遅延しながら、ブロック端においては
上記の折り返し処理を行なわなければならない。このよ
うな処理を行なうためには、メモリから画素データを読
み出す際に非常に複雑なアドレス制御が必要になり、こ
のためフィルタの回路規模が大きくなってしまう。
【0029】さらに、インターレース画像における動領
域においては、飛び越し走査によって被写体の動きとは
関係のない垂直方向の高周波成分が発生する。図18
に、飛び越し走査によって生じる垂直方向の高周波成分
の例を示す。図18(a)は、静止している時の被写体
を示す。図18(b)は、(a)の物体が水平方向に移
動した場合を示している。この時、楕円で囲んだ領域に
おいて垂直方向の高周波成分が発生している。このよう
な場合には、フィルタ後の画素値が高周波成分の影響を
受け、動きベクトルを誤検出することがある。
域においては、飛び越し走査によって被写体の動きとは
関係のない垂直方向の高周波成分が発生する。図18
に、飛び越し走査によって生じる垂直方向の高周波成分
の例を示す。図18(a)は、静止している時の被写体
を示す。図18(b)は、(a)の物体が水平方向に移
動した場合を示している。この時、楕円で囲んだ領域に
おいて垂直方向の高周波成分が発生している。このよう
な場合には、フィルタ後の画素値が高周波成分の影響を
受け、動きベクトルを誤検出することがある。
【0030】また、前記特開平2−274083におい
ては、フィールドの概念がないため、フィールド動きベ
クトルを検出することができない。
ては、フィールドの概念がないため、フィールド動きベ
クトルを検出することができない。
【0031】以上の点に鑑み、本発明は、フィルタの回
路規模が小さく制御も簡単で、インターレース画像にお
いても正確な動きベクトル検出が可能で、フレーム動き
ベクトルとフィールド動きベクトルの両方を求めること
が可能なサブサンプリング法を用いた動きベクトル検出
装置を提供することを目的とする。
路規模が小さく制御も簡単で、インターレース画像にお
いても正確な動きベクトル検出が可能で、フレーム動き
ベクトルとフィールド動きベクトルの両方を求めること
が可能なサブサンプリング法を用いた動きベクトル検出
装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
動きベクトル検出装置においては、符号化画像上の符号
化ブロックと参照画像上の予測ブロック候補との間のブ
ロックマッチングを、前記参照画像上の動きベクトル探
索領域内の予測ブロック候補に対して行なう動きベクト
ル検出装置において、符号化ブロックに対して適用する
1次元空間フィルタと、予測ブロック候補に対して適用
する1次元空間フィルタと、前記符号化ブロックと前記
予測ブロック候補の中の一部の画素について誤差演算を
行ない動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と
を具備し、符号化ブロックと予測ブロック候補に対して
1次元空間フィルタを水平もしくは垂直方向に適用して
帯域制限し、帯域制限された符号化ブロックと予測ブロ
ック候補の中の一部の画素についてマッチング誤差演算
を行ない、動きベクトル検出することを特徴とする。
動きベクトル検出装置においては、符号化画像上の符号
化ブロックと参照画像上の予測ブロック候補との間のブ
ロックマッチングを、前記参照画像上の動きベクトル探
索領域内の予測ブロック候補に対して行なう動きベクト
ル検出装置において、符号化ブロックに対して適用する
1次元空間フィルタと、予測ブロック候補に対して適用
する1次元空間フィルタと、前記符号化ブロックと前記
予測ブロック候補の中の一部の画素について誤差演算を
行ない動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と
を具備し、符号化ブロックと予測ブロック候補に対して
1次元空間フィルタを水平もしくは垂直方向に適用して
帯域制限し、帯域制限された符号化ブロックと予測ブロ
ック候補の中の一部の画素についてマッチング誤差演算
を行ない、動きベクトル検出することを特徴とする。
【0033】本発明の請求項2記載の動きベクトル検出
装置においては、インターレース画像において、符号化
画像上のフィールド単位の符号化ブロックと参照画像上
のフィールド単位の予測ブロック候補との間のブロック
マッチングを行なってフィールド単位の動きベクトルを
検出し、かつ、符号化画像上のフレーム単位の符号化ブ
ロックと参照画像上のフレーム単位の予測ブロック候補
との間のブロックマッチングを行なってフレーム単位の
動きベクトルを検出し、前記フィールド単位の動きベク
トルと前記フレーム単位の動きベクトルを適応的に選択
する動きベクトル検出装置において、フィールド単位に
構成されるフィールド符号化ブロックに対して適用する
第1のフィールド用空間フィルタと、前記フィールド符
号化ブロックとマッチング演算を行なうフィールド単位
の予測ブロック候補に対して適用する第2のフィールド
用空間フィルタと、前記フィールド符号化ブロックと前
記予測ブロック候補の中の一部の画素についての誤差演
算を行ない、フィールド単位の動きベクトルを検出する
フィールド用動きベクトル検出回路と、フレーム単位に
構成されるフレーム符号化ブロックに対して適用する第
1のフレーム用空間フィルタと、前記フレーム符号化ブ
ロックとマッチング演算を行なうフレーム単位の予測ブ
ロック候補に対して適用する第2のフレーム用空間フィ
ルタと、前記フレーム符号化ブロックと前記予測ブロッ
ク候補の中の一部の画素についての誤差演算を行ない、
フレーム単位の動きベクトルを検出するフレーム用動き
ベクトル検出回路とを具備し、フィールド単位での動き
ベクトル検出とフレーム単位での動きベクトル検出にお
いて、異なるフィルタを使用することによって、符号化
ブロックと予測ブロック候補に対して、フィールド画像
とフレーム画像で異なる帯域制限を行ない、帯域制限さ
れた符号化ブロックと予測ブロック候補の中の一部の画
素についてマッチング誤差演算を行なうことにより、フ
ィールド単位での動きベクトルとフレーム単位での動き
ベクトルを検出することを特徴とする。
装置においては、インターレース画像において、符号化
画像上のフィールド単位の符号化ブロックと参照画像上
のフィールド単位の予測ブロック候補との間のブロック
マッチングを行なってフィールド単位の動きベクトルを
検出し、かつ、符号化画像上のフレーム単位の符号化ブ
ロックと参照画像上のフレーム単位の予測ブロック候補
との間のブロックマッチングを行なってフレーム単位の
動きベクトルを検出し、前記フィールド単位の動きベク
トルと前記フレーム単位の動きベクトルを適応的に選択
する動きベクトル検出装置において、フィールド単位に
構成されるフィールド符号化ブロックに対して適用する
第1のフィールド用空間フィルタと、前記フィールド符
号化ブロックとマッチング演算を行なうフィールド単位
の予測ブロック候補に対して適用する第2のフィールド
用空間フィルタと、前記フィールド符号化ブロックと前
記予測ブロック候補の中の一部の画素についての誤差演
算を行ない、フィールド単位の動きベクトルを検出する
フィールド用動きベクトル検出回路と、フレーム単位に
構成されるフレーム符号化ブロックに対して適用する第
1のフレーム用空間フィルタと、前記フレーム符号化ブ
ロックとマッチング演算を行なうフレーム単位の予測ブ
ロック候補に対して適用する第2のフレーム用空間フィ
ルタと、前記フレーム符号化ブロックと前記予測ブロッ
ク候補の中の一部の画素についての誤差演算を行ない、
フレーム単位の動きベクトルを検出するフレーム用動き
ベクトル検出回路とを具備し、フィールド単位での動き
ベクトル検出とフレーム単位での動きベクトル検出にお
いて、異なるフィルタを使用することによって、符号化
ブロックと予測ブロック候補に対して、フィールド画像
とフレーム画像で異なる帯域制限を行ない、帯域制限さ
れた符号化ブロックと予測ブロック候補の中の一部の画
素についてマッチング誤差演算を行なうことにより、フ
ィールド単位での動きベクトルとフレーム単位での動き
ベクトルを検出することを特徴とする。
【0034】本発明の請求項3記載の動きベクトル検出
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第1のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィ
ルタを用い、前記第2のフィールド用空間フィルタと前
記第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタ
を用いることを特徴とする。
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第1のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィ
ルタを用い、前記第2のフィールド用空間フィルタと前
記第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタ
を用いることを特徴とする。
【0035】本発明の請求項4記載の動きベクトル検出
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第2のフィールド用空間フィルタに同一の空間フ
ィルタを用い、前記第1のフレーム用空間フィルタと前
記第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタ
を用いることを特徴とする。
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第2のフィールド用空間フィルタに同一の空間フ
ィルタを用い、前記第1のフレーム用空間フィルタと前
記第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタ
を用いることを特徴とする。
【0036】本発明の請求項5記載の動きベクトル検出
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第2のフィールド用空間フィルタと前記第1のフ
レーム用空間フィルタと前記第2のフレーム用空間フィ
ルタ全てに同一の空間フィルタを用いることを特徴とす
る。
装置においては、前記第1のフィールド用空間フィルタ
と前記第2のフィールド用空間フィルタと前記第1のフ
レーム用空間フィルタと前記第2のフレーム用空間フィ
ルタ全てに同一の空間フィルタを用いることを特徴とす
る。
【0037】本発明の請求項6記載の動きベクトル検出
装置においては、前記空間フィルタとして1次元低域通
過フィルタを使用することを特徴とする。
装置においては、前記空間フィルタとして1次元低域通
過フィルタを使用することを特徴とする。
【0038】本発明の請求項7記載の動きベクトル検出
装置においては、前記空間フィルタとして2次元低域通
過フィルタを使用することを特徴とする。
装置においては、前記空間フィルタとして2次元低域通
過フィルタを使用することを特徴とする。
【0039】本発明の請求項8記載の動きベクトル検出
装置においては、前記空間フィルタとして、一部を1次
元フィルタとし、他を2次元フィルタとすることを特徴
とする。
装置においては、前記空間フィルタとして、一部を1次
元フィルタとし、他を2次元フィルタとすることを特徴
とする。
【0040】本発明の請求項9記載の動きベクトル検出
装置においては、前記動きベクトル検出回路において、
誤差演算に用いる画素群の内、ブロック周辺に位置する
画素の位置を、前記符号化ブロックの端から、前記空間
フィルタのタップ数の1/2を小数点以下切り捨てた値
の画素数分だけブロックの内側に設定することを特徴と
する。
装置においては、前記動きベクトル検出回路において、
誤差演算に用いる画素群の内、ブロック周辺に位置する
画素の位置を、前記符号化ブロックの端から、前記空間
フィルタのタップ数の1/2を小数点以下切り捨てた値
の画素数分だけブロックの内側に設定することを特徴と
する。
【0041】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の請求項1におけ
る一実施形態のブロック図を示す。ここで、1は符号化
ブロックの画素を保持する符号化画像フレームメモリ、
2は動きベクトル探索領域の画素を保持する参照画像フ
レームメモリ、3,4は1次元空間フィルタ、5はブロ
ック中の一部の画素を用いてマッチング誤差演算を行な
い動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路であ
る。
る一実施形態のブロック図を示す。ここで、1は符号化
ブロックの画素を保持する符号化画像フレームメモリ、
2は動きベクトル探索領域の画素を保持する参照画像フ
レームメモリ、3,4は1次元空間フィルタ、5はブロ
ック中の一部の画素を用いてマッチング誤差演算を行な
い動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路であ
る。
【0042】以下、図1の動作を説明する。フレームメ
モリ1には符号化されるフレームの画素データが保持さ
れ、フレームメモリ2には参照画像となるフレームの画
素データが保持される。
モリ1には符号化されるフレームの画素データが保持さ
れ、フレームメモリ2には参照画像となるフレームの画
素データが保持される。
【0043】まず、フレームメモリ1から符号化ブロッ
クの画素データTm,nが出力され、1次元空間フィルタ
3に入力される。1次元空間フィルタ3は入力ブロック
の空間周波数帯域を制限して出力し、帯域制限された符
号化ブロックT’を出力する。
クの画素データTm,nが出力され、1次元空間フィルタ
3に入力される。1次元空間フィルタ3は入力ブロック
の空間周波数帯域を制限して出力し、帯域制限された符
号化ブロックT’を出力する。
【0044】以上の動作と並行して、参照画像フレーム
メモリ2から動きベクトル(i,j)に対応する予測ブ
ロック候補の画素値Rm+i,n+jが出力され、1次元空間
フィルタ4に入力される。1次元空間フィルタ4は、符
号化ブロックTに対して行なったのと同一の帯域制限を
予測ブロック候補Rに対して行ない、帯域制限された予
測ブロック候補R’を出力する。
メモリ2から動きベクトル(i,j)に対応する予測ブ
ロック候補の画素値Rm+i,n+jが出力され、1次元空間
フィルタ4に入力される。1次元空間フィルタ4は、符
号化ブロックTに対して行なったのと同一の帯域制限を
予測ブロック候補Rに対して行ない、帯域制限された予
測ブロック候補R’を出力する。
【0045】動きベクトル検出回路5は、帯域制限され
た符号化ブロックの画素データT’、帯域制限された予
測ブロック候補の画素データR’の一部を用いてマッチ
ング誤差演算を行ない、誤差量が最小となる予測ブロッ
ク候補を検出し、その時の(i,j)を動きベクトルと
して出力する。
た符号化ブロックの画素データT’、帯域制限された予
測ブロック候補の画素データR’の一部を用いてマッチ
ング誤差演算を行ない、誤差量が最小となる予測ブロッ
ク候補を検出し、その時の(i,j)を動きベクトルと
して出力する。
【0046】次に、図6に図1における動きベクトル検
出回路5のブロック図を示す。ここで、6,7はブロッ
ク内の画素データを所定のパターンに間引く画素間引き
回路、8は間引かれた画素データを用いてブロック間の
マッチング誤差量を計算する誤差量計算回路、9は前記
誤差量の最小値を検出して、動きベクトルを決定する動
きベクトル決定回路である。
出回路5のブロック図を示す。ここで、6,7はブロッ
ク内の画素データを所定のパターンに間引く画素間引き
回路、8は間引かれた画素データを用いてブロック間の
マッチング誤差量を計算する誤差量計算回路、9は前記
誤差量の最小値を検出して、動きベクトルを決定する動
きベクトル決定回路である。
【0047】以下、図6の動作を説明する。ブロックの
画素データT’,R’は、間引き回路6,7に入力さ
れ、所定のパターンに間引かれたブロックT”,R”が
出力される。誤差量演算回路8において、間引かれたブ
ロックT”とR”の間における誤差演算が行なわれ誤差
量DSi,jが出力される。動きベクトル決定回路9は、
(i,j)を変化しながら計算されるDSi,jの最小値
を検出し、最小値に対応する(i,j)を動きベクトル
として出力する。
画素データT’,R’は、間引き回路6,7に入力さ
れ、所定のパターンに間引かれたブロックT”,R”が
出力される。誤差量演算回路8において、間引かれたブ
ロックT”とR”の間における誤差演算が行なわれ誤差
量DSi,jが出力される。動きベクトル決定回路9は、
(i,j)を変化しながら計算されるDSi,jの最小値
を検出し、最小値に対応する(i,j)を動きベクトル
として出力する。
【0048】本発明の請求項1および9の実施形態とし
て、ブロックサイズをM=N=16とした時の間引きパ
ターンとフィルタ係数の例を図9に示す。ここで、黒丸
は誤差計算に用いられる画素、白丸は間引かれる画素で
ある。
て、ブロックサイズをM=N=16とした時の間引きパ
ターンとフィルタ係数の例を図9に示す。ここで、黒丸
は誤差計算に用いられる画素、白丸は間引かれる画素で
ある。
【0049】図9(a)は、水平方向のみに1/4間引
きを行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の
1次元3タップ低域通過FIRフィルタを水平方向に適
用する場合である。
きを行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の
1次元3タップ低域通過FIRフィルタを水平方向に適
用する場合である。
【0050】この時、水平方向に帯域制限された符号化
ブロックは式(6)で表される。
ブロックは式(6)で表される。
【0051】
【数6】
【0052】同様に、水平方向に帯域制限された予測ブ
ロック候補は式(7)で表される。
ロック候補は式(7)で表される。
【0053】
【数7】
【0054】よって、サブサンプリング法における誤差
量DSi,jは、式(8)で表される。
量DSi,jは、式(8)で表される。
【0055】
【数8】
【0056】ただし、式(8)におけるT’,R’とし
ては、式(6),(7)を各々用いる。
ては、式(6),(7)を各々用いる。
【0057】以上の誤差量演算を全ての(i,j)の組
合せに対して行ない、誤差量DSi,j,が最小になる
(i,j)を求める。これが動きベクトルであり、図6
における動きベクトル決定回路9から出力される。
合せに対して行ない、誤差量DSi,j,が最小になる
(i,j)を求める。これが動きベクトルであり、図6
における動きベクトル決定回路9から出力される。
【0058】図9(b)は、水平垂直方向共1/4間引
きを行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の
1次元3タップ低域通過FIRフィルタを水平方向に適
用する場合である。
きを行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の
1次元3タップ低域通過FIRフィルタを水平方向に適
用する場合である。
【0059】この時のサブサンプリング法における誤差
量DSi,jは、式(9)で表される。
量DSi,jは、式(9)で表される。
【0060】
【数9】
【0061】ただし、式(9)におけるT’,R’とし
ては、式(6),(7)を各々用いる。
ては、式(6),(7)を各々用いる。
【0062】図9(b)においては、垂直方向にも間引
きを行なっているが、1次元空間フィルタを水平方向に
適用するだけでも大きな効果が得られる。また、1次元
空間フィルタを垂直方向に適用しても同様の効果を得る
ことができる。
きを行なっているが、1次元空間フィルタを水平方向に
適用するだけでも大きな効果が得られる。また、1次元
空間フィルタを垂直方向に適用しても同様の効果を得る
ことができる。
【0063】図9(c)は、垂直方向に1/4間引きを
行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の1次
元3タップ低域通過FIRフィルタを垂直方向に適用す
る場合である。
行ない、空間フィルタとして[1,2,1]/4の1次
元3タップ低域通過FIRフィルタを垂直方向に適用す
る場合である。
【0064】この時、垂直方向に帯域制限された符号化
ブロックは式(10)で表される。
ブロックは式(10)で表される。
【0065】
【数10】
【0066】同様に、垂直方向に帯域制限されてた予測
ブロック候補は式(11)で表される。
ブロック候補は式(11)で表される。
【0067】
【数11】
【0068】よって、サブサンプリング法における誤差
量DSi,jは、式(12)で表される。
量DSi,jは、式(12)で表される。
【0069】
【数12】
【0070】ただし、式(12)におけるT’,R’と
しては、式(10),(11)を各々用いる。
しては、式(10),(11)を各々用いる。
【0071】図13に、水平方向に1次元フィルタを使
用した時のブロック端における折り返し処理を示す。図
13(a)は、ブロックの左上隅の画素とその周辺の画
素を示しており、図13(b)は3タップ1次元フィル
タを適用する場合における折り返し処理を示す。図13
において、黒丸はフィルタを適用する画素、破線枠はフ
ィルタ処理に必要な周辺画素を示す。図13(b)にお
いて、同じ模様の画素は同一の画素値を有する。
用した時のブロック端における折り返し処理を示す。図
13(a)は、ブロックの左上隅の画素とその周辺の画
素を示しており、図13(b)は3タップ1次元フィル
タを適用する場合における折り返し処理を示す。図13
において、黒丸はフィルタを適用する画素、破線枠はフ
ィルタ処理に必要な周辺画素を示す。図13(b)にお
いて、同じ模様の画素は同一の画素値を有する。
【0072】1次元フィルタを使用した時は、水平方向
もしくは垂直方向にのみ画素値を遅延すればよいので、
ブロック端における折り返し処理も水平方向もしくは垂
直方向のみになる。このため、1次元フィルタにおいて
は、2次元フィルタに比較してフィルタ回路を大幅に簡
素化ができる。
もしくは垂直方向にのみ画素値を遅延すればよいので、
ブロック端における折り返し処理も水平方向もしくは垂
直方向のみになる。このため、1次元フィルタにおいて
は、2次元フィルタに比較してフィルタ回路を大幅に簡
素化ができる。
【0073】さらに、図9(a),(b),(c)にお
いては、誤差計算に用いる画素(黒丸で示している)
を、ブロック端からフィルタのタップ数の1/2の小数
点以下を切り捨てた値(図においては1)の画素数以上
ブロックの内側に位置するよう設定しており、この場
合、フィルタ処理に必要な画素が全てブロック内に存在
するため、ブロック端における折り返し処理が不要にな
る。よって、フィルタ回路とその制御を、さらに大幅に
簡略化することが可能となる。
いては、誤差計算に用いる画素(黒丸で示している)
を、ブロック端からフィルタのタップ数の1/2の小数
点以下を切り捨てた値(図においては1)の画素数以上
ブロックの内側に位置するよう設定しており、この場
合、フィルタ処理に必要な画素が全てブロック内に存在
するため、ブロック端における折り返し処理が不要にな
る。よって、フィルタ回路とその制御を、さらに大幅に
簡略化することが可能となる。
【0074】図2に、本発明の請求項2における一実施
形態のブロック図を示す。ここで、10,11はフィー
ルド単位に構成された符号化ブロックと予測ブロック候
補に対して適用する空間フィルタ、12,13はフレー
ム単位に構成された符号化ブロックと予測ブロック候補
に対して適用する空間フィルタ、14はフィールド単位
に帯域制限された符号化ブロックと予測ブロック候補内
の一部の画素データを用いてマッチング演算を行ない、
奇数フィールド動きベクトルと偶数フィールド動きベク
トルを検出するフィールド用動きベクトル検出回路、5
はフレーム単位に帯域制限された符号化ブロックと予測
ブロック候補内の一部の画素データを用いてマッチング
演算を行ない、フレーム動きベクトルを検出するフレー
ム用動きベクトル検出回路であり、図1の動きベクトル
検出回路と同一のものである。なお、図1と同一の機能
を有するブロックには同一の番号を付している。
形態のブロック図を示す。ここで、10,11はフィー
ルド単位に構成された符号化ブロックと予測ブロック候
補に対して適用する空間フィルタ、12,13はフレー
ム単位に構成された符号化ブロックと予測ブロック候補
に対して適用する空間フィルタ、14はフィールド単位
に帯域制限された符号化ブロックと予測ブロック候補内
の一部の画素データを用いてマッチング演算を行ない、
奇数フィールド動きベクトルと偶数フィールド動きベク
トルを検出するフィールド用動きベクトル検出回路、5
はフレーム単位に帯域制限された符号化ブロックと予測
ブロック候補内の一部の画素データを用いてマッチング
演算を行ない、フレーム動きベクトルを検出するフレー
ム用動きベクトル検出回路であり、図1の動きベクトル
検出回路と同一のものである。なお、図1と同一の機能
を有するブロックには同一の番号を付している。
【0075】図7に、図2におけるフィールド用動きベ
クトル検出回路14のブロック図を示す。ここで、1
5,16はブロック内の画素データを所定のパターンに
間引く画素間引き回路、17は間引かれた画素データを
用いてフィールド単位にブロック間のマッチング誤差量
を計算する誤差量計算回路、18は符号化ブロックの奇
数フィールドに対する誤差量の最小値を検出して、奇数
フィールド動きベクトルを決定する動きベクトル決定回
路、19は符号化ブロックの偶数フィールドに対する誤
差量の最小値を検出して、偶数フィールド動きベクトル
を決定する動きベクトル決定回路である。
クトル検出回路14のブロック図を示す。ここで、1
5,16はブロック内の画素データを所定のパターンに
間引く画素間引き回路、17は間引かれた画素データを
用いてフィールド単位にブロック間のマッチング誤差量
を計算する誤差量計算回路、18は符号化ブロックの奇
数フィールドに対する誤差量の最小値を検出して、奇数
フィールド動きベクトルを決定する動きベクトル決定回
路、19は符号化ブロックの偶数フィールドに対する誤
差量の最小値を検出して、偶数フィールド動きベクトル
を決定する動きベクトル決定回路である。
【0076】ここで、本発明の請求項2における実施形
態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の間
引きパターンとフィルタ係数の例を、図10(a)に示
す。図において、図9と同様に、黒丸は誤差計算に用い
られる画素である。また、白色の丸は奇数フィールドの
画素、斜線の丸は偶数フィールドの画素を表している。
なお、図10(a)においては、フィルタとして2次元
空間フィルタを用いているが、もちろん1次元空間フィ
ルタを用いても構わない。
態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の間
引きパターンとフィルタ係数の例を、図10(a)に示
す。図において、図9と同様に、黒丸は誤差計算に用い
られる画素である。また、白色の丸は奇数フィールドの
画素、斜線の丸は偶数フィールドの画素を表している。
なお、図10(a)においては、フィルタとして2次元
空間フィルタを用いているが、もちろん1次元空間フィ
ルタを用いても構わない。
【0077】以下、図10(a)を用いて図2と図6と
図7の動作について説明する。図2において、フレーム
メモリ1からはフレーム単位に符号化ブロックの画素T
m,nが読み出され、フィールド用空間フィルタ10,フ
レーム用空間フィルタ12に入力される。ここで、フィ
ールド用空間フィルタ10においては、図10(a)に
示すフィルタ係数(A)が適用され、フレーム用空間フ
ィルタ12においては、フィルタ係数(B)が適用され
る。
図7の動作について説明する。図2において、フレーム
メモリ1からはフレーム単位に符号化ブロックの画素T
m,nが読み出され、フィールド用空間フィルタ10,フ
レーム用空間フィルタ12に入力される。ここで、フィ
ールド用空間フィルタ10においては、図10(a)に
示すフィルタ係数(A)が適用され、フレーム用空間フ
ィルタ12においては、フィルタ係数(B)が適用され
る。
【0078】ここで、フィルタ係数(A)においては2
行目と4行目のフィルタ係数が全て0である。これは、
図10(b)に示すように、符号化ブロックを奇数フィ
ールドと偶数フィールドに分解し、各々にフィルタ係数
(C)を適用することに等しい。もちろん、2行目と4
行目のフィルタ係数は0以外の値をとっても構わない
が、その場合は、図10(b)に示すように符号化ブロ
ックをフィールド単位に分解することはできない。
行目と4行目のフィルタ係数が全て0である。これは、
図10(b)に示すように、符号化ブロックを奇数フィ
ールドと偶数フィールドに分解し、各々にフィルタ係数
(C)を適用することに等しい。もちろん、2行目と4
行目のフィルタ係数は0以外の値をとっても構わない
が、その場合は、図10(b)に示すように符号化ブロ
ックをフィールド単位に分解することはできない。
【0079】図10(a)に示すフィルタ係数(A)を
適用した時の、帯域制限された符号化ブロックの画素デ
ータは式(13)で表される。一方、フィルタ係数
(B)を適用した時の、帯域制限された符号化ブロック
の画素データは式(14)で表される。
適用した時の、帯域制限された符号化ブロックの画素デ
ータは式(13)で表される。一方、フィルタ係数
(B)を適用した時の、帯域制限された符号化ブロック
の画素データは式(14)で表される。
【0080】
【数13】
【0081】
【数14】
【0082】符号化ブロックと同様に、図2において、
フレームメモリ2から読み出された予測ブロック候補の
画素データがフィールド用空間フィルタ11,フレーム
用空間フィルタ13に入力され帯域制限される。ここ
で、図10(a)に示すフィルタ係数(A)を適用した
時の、帯域制限された予測ブロック候補の画素データは
式(15)で表される。一方、フィルタ係数(B)を適
用した時の、帯域制限された予測ブロック候補の画素デ
ータは式(16)で表される。
フレームメモリ2から読み出された予測ブロック候補の
画素データがフィールド用空間フィルタ11,フレーム
用空間フィルタ13に入力され帯域制限される。ここ
で、図10(a)に示すフィルタ係数(A)を適用した
時の、帯域制限された予測ブロック候補の画素データは
式(15)で表される。一方、フィルタ係数(B)を適
用した時の、帯域制限された予測ブロック候補の画素デ
ータは式(16)で表される。
【0083】
【数15】
【0084】
【数16】
【0085】上記のように空間フィルタによって帯域制
限された符号化ブロックと予測ブロック候補の画素デー
タは、図2のフィールド用動きベクトル検出回路14と
フレーム用動きベクトル検出回路5に入力され、各々動
きベクトルが検出される。
限された符号化ブロックと予測ブロック候補の画素デー
タは、図2のフィールド用動きベクトル検出回路14と
フレーム用動きベクトル検出回路5に入力され、各々動
きベクトルが検出される。
【0086】まず、図7に示すフィールド用動きベクト
ル検出回路14において、式(13),(15)に各々
示す帯域制限されたフィールド単位の符号化ブロックと
予測ブロック候補の画素データは図7の画素間引き回路
15,16において、図10(a)に示すパターンに間
引かれ、符号化ブロック内の奇数フィールドの画素に対
する誤差量DSoi,jと、偶数フィールドの画素に対す
る誤差量DSei,jが、誤差量計算回路17において算
出される。ここで、誤差量DSoi,j,DSei,jは、各
々式(17),(18)で表される。式(17),(1
8)における添字の4pは、ブロック内の画素が水平方
向に1/4に間引かれることを表し、添字の8qは、ブ
ロック内の画素は同一フィールド上で垂直方向に1/4
に間引かれるため(図10(b))、フレーム上(図1
0(a))では垂直方向に1/8に間引かれることを示
す。
ル検出回路14において、式(13),(15)に各々
示す帯域制限されたフィールド単位の符号化ブロックと
予測ブロック候補の画素データは図7の画素間引き回路
15,16において、図10(a)に示すパターンに間
引かれ、符号化ブロック内の奇数フィールドの画素に対
する誤差量DSoi,jと、偶数フィールドの画素に対す
る誤差量DSei,jが、誤差量計算回路17において算
出される。ここで、誤差量DSoi,j,DSei,jは、各
々式(17),(18)で表される。式(17),(1
8)における添字の4pは、ブロック内の画素が水平方
向に1/4に間引かれることを表し、添字の8qは、ブ
ロック内の画素は同一フィールド上で垂直方向に1/4
に間引かれるため(図10(b))、フレーム上(図1
0(a))では垂直方向に1/8に間引かれることを示
す。
【0087】
【数17】
【0088】
【数18】
【0089】一方、図6に示すフレーム用動きベクトル
検出回路5においては、式(14),(16)に各々示
す帯域制限されたフレーム単位の符号化ブロックと予測
ブロック候補の画素データは図6の画素間引き回路6,
7において、図10(a)に示すパターンに間引かれ、
フレーム単位の符号化ブロックに対する誤差量DSi,j
が、誤差量計算回路8において算出される。ここで、誤
差量DSi,jは、式(19)で表される。
検出回路5においては、式(14),(16)に各々示
す帯域制限されたフレーム単位の符号化ブロックと予測
ブロック候補の画素データは図6の画素間引き回路6,
7において、図10(a)に示すパターンに間引かれ、
フレーム単位の符号化ブロックに対する誤差量DSi,j
が、誤差量計算回路8において算出される。ここで、誤
差量DSi,jは、式(19)で表される。
【0090】
【数19】
【0091】図7の動きベクトル決定回路18,19、
および、図6の動きベクトル決定回路9においては、誤
差量DSoi,j、DSei,j、DSi,jの最小値を検出す
ることによって、奇数フィールド動きベクトル,偶数フ
ィールド動きベクトル,フレーム動きベクトルを各々決
定する。
および、図6の動きベクトル決定回路9においては、誤
差量DSoi,j、DSei,j、DSi,jの最小値を検出す
ることによって、奇数フィールド動きベクトル,偶数フ
ィールド動きベクトル,フレーム動きベクトルを各々決
定する。
【0092】本実施形態においては、フレーム単位の動
きベクトルを検出する時にはフレーム画像に対してフィ
ルタを適用し、フィールド単位の動きベクトルを検出す
る時にはフィールド画像に対してフィルタを適用する。
すなわち、動きベクトル検出単位に合ったフィルタを適
用するため、インターレース画像に対しても精度の良い
動きベクトルを検出することが可能となる。
きベクトルを検出する時にはフレーム画像に対してフィ
ルタを適用し、フィールド単位の動きベクトルを検出す
る時にはフィールド画像に対してフィルタを適用する。
すなわち、動きベクトル検出単位に合ったフィルタを適
用するため、インターレース画像に対しても精度の良い
動きベクトルを検出することが可能となる。
【0093】さらに、図10においては、誤差計算に用
いる画素(黒丸で示している)の位置を、図9と同様に
設定することによって、ブロック端における折り返し処
理を不要にしている。
いる画素(黒丸で示している)の位置を、図9と同様に
設定することによって、ブロック端における折り返し処
理を不要にしている。
【0094】図3に、本発明の請求項3における一実施
形態のブロック図を示す。ここで、20は符号化ブロッ
クに対して適用する空間フィルタ、21は予測ブロック
候補に対して適用する空間フィルタである。なお、図
1,図2と同一の機能を有するブロックには同一の番号
を付している。
形態のブロック図を示す。ここで、20は符号化ブロッ
クに対して適用する空間フィルタ、21は予測ブロック
候補に対して適用する空間フィルタである。なお、図
1,図2と同一の機能を有するブロックには同一の番号
を付している。
【0095】図3と、図2の差異は、図2においては、
空間フィルタがフィールド用空間フィルタとフレーム用
空間フィルタに分かれていたのに対して、図3において
は、共通のフィルタを使用している点のみであり、ブロ
ック図の動作自体は同一なので、ここでは動作の説明に
ついては割愛する。
空間フィルタがフィールド用空間フィルタとフレーム用
空間フィルタに分かれていたのに対して、図3において
は、共通のフィルタを使用している点のみであり、ブロ
ック図の動作自体は同一なので、ここでは動作の説明に
ついては割愛する。
【0096】図11に、本発明の請求項3の第1の実施
形態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の
間引きパターンとフィルタ係数の例を示す。ここで、図
9と同様に、黒丸は誤差計算に用いられる画素である。
また、白色の丸は奇数フィールドの画素、斜線の丸は偶
数フィールドの画素を表している。
形態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の
間引きパターンとフィルタ係数の例を示す。ここで、図
9と同様に、黒丸は誤差計算に用いられる画素である。
また、白色の丸は奇数フィールドの画素、斜線の丸は偶
数フィールドの画素を表している。
【0097】図11においては、水平1次元フィルタを
適用している。図18(b)に示す動領域において、フ
レーム単位に垂直方向の空間フィルタを適用すること
は、偶数ラインと奇数ラインを混合することに相当する
ため、フィールド動きベクトルの検出精度が低下するこ
とになる。従って、図11に示すような水平1次元フィ
ルタを適用し、垂直方向の高周波成分はフィルタを通過
させた方が、フィールド動きベクトルの検出精度が向上
する。このように、フィールド用空間フィルタとフレー
ム用空間フィルタを共通化する場合には、1次元フィル
タが有効である。
適用している。図18(b)に示す動領域において、フ
レーム単位に垂直方向の空間フィルタを適用すること
は、偶数ラインと奇数ラインを混合することに相当する
ため、フィールド動きベクトルの検出精度が低下するこ
とになる。従って、図11に示すような水平1次元フィ
ルタを適用し、垂直方向の高周波成分はフィルタを通過
させた方が、フィールド動きベクトルの検出精度が向上
する。このように、フィールド用空間フィルタとフレー
ム用空間フィルタを共通化する場合には、1次元フィル
タが有効である。
【0098】図12に、本発明の請求項3の第2の実施
形態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の
間引きパターンとフィルタ係数の例を示す。ここで、図
9と同様に、黒丸は誤差計算に用いられる画素である。
また、白色の丸は奇数フィールドの画素、斜線の丸は偶
数フィールドの画素を表している。
形態として、ブロックサイズをM=N=16とした時の
間引きパターンとフィルタ係数の例を示す。ここで、図
9と同様に、黒丸は誤差計算に用いられる画素である。
また、白色の丸は奇数フィールドの画素、斜線の丸は偶
数フィールドの画素を表している。
【0099】図12においては、2次元フィルタを適用
している。ここで、図12に示すフィルタは、垂直方向
の通過帯域が水平方向の通過帯域よりも広くなってお
り、インターレース画像の動領域において発生する垂直
方向の高周波成分の大部分はフィルタを通過する。この
ため、インターレース画像における奇数ラインと偶数ラ
インの混合の影響を小さくすることができ、動領域か静
止領域かに関わらず、空間フィルタの効果を得ることが
できるため、精度の良い動きベクトルを検出することが
可能となる。
している。ここで、図12に示すフィルタは、垂直方向
の通過帯域が水平方向の通過帯域よりも広くなってお
り、インターレース画像の動領域において発生する垂直
方向の高周波成分の大部分はフィルタを通過する。この
ため、インターレース画像における奇数ラインと偶数ラ
インの混合の影響を小さくすることができ、動領域か静
止領域かに関わらず、空間フィルタの効果を得ることが
できるため、精度の良い動きベクトルを検出することが
可能となる。
【0100】すなわち、図12に示す実施形態は、図1
1に示す実施形態における1次元フィルタの有効性を確
認しつつ、かつ、垂直方向にも適度な帯域制限を行な
い、フレーム動きベクトルの検出精度を向上させるもの
である。
1に示す実施形態における1次元フィルタの有効性を確
認しつつ、かつ、垂直方向にも適度な帯域制限を行な
い、フレーム動きベクトルの検出精度を向上させるもの
である。
【0101】なお、図12においては、フレーム単位の
2次元フィルタを適用したが、図10(a)に示すフィ
ルタ係数(A)のようなフィールド単位の2次元フィル
タを適用することによっても、インターレースによって
発生する垂直方向の高周波成分のフィルタ後の画素値に
対する影響を低減することができる。
2次元フィルタを適用したが、図10(a)に示すフィ
ルタ係数(A)のようなフィールド単位の2次元フィル
タを適用することによっても、インターレースによって
発生する垂直方向の高周波成分のフィルタ後の画素値に
対する影響を低減することができる。
【0102】また、図11,図12においても、誤差計
算に用いる画素(黒丸で示している)の位置を、図9と
同様に設定することによって、ブロック端における折り
返し処理を不要にしている。
算に用いる画素(黒丸で示している)の位置を、図9と
同様に設定することによって、ブロック端における折り
返し処理を不要にしている。
【0103】図3において、図7の構成を持つフィール
ド用動きベクトル14と、図6の構成を持つフレーム用
動きベクトル検出回路5は、図8の構成を持つフレーム
/フィールド兼用の動きベクトル検出回路に統合するこ
とができる。すなわち、図8の構成により、奇数フィー
ルド動きベクトルと、偶数フィールド動きベクトルと、
フレーム動きベクトルとを同時に検出することができ
る。
ド用動きベクトル14と、図6の構成を持つフレーム用
動きベクトル検出回路5は、図8の構成を持つフレーム
/フィールド兼用の動きベクトル検出回路に統合するこ
とができる。すなわち、図8の構成により、奇数フィー
ルド動きベクトルと、偶数フィールド動きベクトルと、
フレーム動きベクトルとを同時に検出することができ
る。
【0104】図8において、22は奇数フィールド動き
ベクトルに対する誤差量DSoi,jと偶数フィールド動
きベクトルに対する誤差量DSei,jとを加算してフレ
ーム動きベクトルに対する誤差量DSi,jを算出する加
算器、23はフレーム動きベクトルに対する誤差量DS
i,jの最小値を検出してフレーム動きベクトルを検出す
る動きベクトル決定回路である。なお、図7と同一の機
能を有するブロックには同一の番号を付している。
ベクトルに対する誤差量DSoi,jと偶数フィールド動
きベクトルに対する誤差量DSei,jとを加算してフレ
ーム動きベクトルに対する誤差量DSi,jを算出する加
算器、23はフレーム動きベクトルに対する誤差量DS
i,jの最小値を検出してフレーム動きベクトルを検出す
る動きベクトル決定回路である。なお、図7と同一の機
能を有するブロックには同一の番号を付している。
【0105】図11,図12においては、奇数フィール
ド動きベクトル(i,j)に対する予測ブロック候補の
画素データと、偶数フィールド動きベクトル(i,j)
に対する予測ブロック候補の画素データとは、フレーム
動きベクトル(i,j)に対する予測ブロック候補の画
素データを構成しており、さらに、本実施形態において
は、フィールド動きベクトル検出に用いる空間フィルタ
とフレーム動きベクトル検出に用いる空間フィルタとを
共通化しているため、式(20)の関係が成立する。
ド動きベクトル(i,j)に対する予測ブロック候補の
画素データと、偶数フィールド動きベクトル(i,j)
に対する予測ブロック候補の画素データとは、フレーム
動きベクトル(i,j)に対する予測ブロック候補の画
素データを構成しており、さらに、本実施形態において
は、フィールド動きベクトル検出に用いる空間フィルタ
とフレーム動きベクトル検出に用いる空間フィルタとを
共通化しているため、式(20)の関係が成立する。
【0106】
【数20】
【0107】よって、フィールド用動きベクトル検出回
路内の誤差量計算回路において算出される奇数フィール
ド動きベクトルに対する誤差量DSoi,jと偶数フィー
ルド動きベクトルに対する誤差量DSei,jとを加算す
ることによって、フレーム動きベクトルに対する誤差量
DSi,jを算出することができ、フレーム動きベクトル
を検出することが可能となる。
路内の誤差量計算回路において算出される奇数フィール
ド動きベクトルに対する誤差量DSoi,jと偶数フィー
ルド動きベクトルに対する誤差量DSei,jとを加算す
ることによって、フレーム動きベクトルに対する誤差量
DSi,jを算出することができ、フレーム動きベクトル
を検出することが可能となる。
【0108】このため、図3におけるフレーム用動きベ
クトル検出回路の中の画素間引き回路,誤差量計算回路
が不要になり、大幅に回路規模を縮小することが可能と
なる。
クトル検出回路の中の画素間引き回路,誤差量計算回路
が不要になり、大幅に回路規模を縮小することが可能と
なる。
【0109】図4に、本発明の請求項4における一実施
形態のブロック図を示す。24はフィールド単位のブロ
ックに適用する空間フィルタ、25はフレーム単位のブ
ロックに適用する空間フィルタである。
形態のブロック図を示す。24はフィールド単位のブロ
ックに適用する空間フィルタ、25はフレーム単位のブ
ロックに適用する空間フィルタである。
【0110】式(17),(18),(19)に示す誤
差演算において、帯域制限された符号化ブロックの画素
値Tfi’,Tfr’は(i,j)の値に依存しない。
このため、誤差演算開始前に1度だけ符号化ブロックに
対してフィルタ処理を行ない、得られた画素値Tf
i’,Tfr’を動きベクトル検出回路内に保持して使
用することにより、(i,j)を変化した時の各誤差演
算において、Tに関するフィルタ処理を実行する必要が
なくなる。よって、符号化ブロックに対して適用する空
間フィルタと、予測ブロック候補に対して適用する空間
フィルタを共通にして、回路規模をさらに縮小すること
ができる。
差演算において、帯域制限された符号化ブロックの画素
値Tfi’,Tfr’は(i,j)の値に依存しない。
このため、誤差演算開始前に1度だけ符号化ブロックに
対してフィルタ処理を行ない、得られた画素値Tf
i’,Tfr’を動きベクトル検出回路内に保持して使
用することにより、(i,j)を変化した時の各誤差演
算において、Tに関するフィルタ処理を実行する必要が
なくなる。よって、符号化ブロックに対して適用する空
間フィルタと、予測ブロック候補に対して適用する空間
フィルタを共通にして、回路規模をさらに縮小すること
ができる。
【0111】図4においては、図2における空間フィル
タ10,11を空間フィルタ24に統合し、図2におけ
る空間フィルタ12,13を空間フィルタ25に統合し
ている。
タ10,11を空間フィルタ24に統合し、図2におけ
る空間フィルタ12,13を空間フィルタ25に統合し
ている。
【0112】図5に、本発明の請求項5における一実施
形態のブロック図を示す。26は誤差演算に用いる全て
の画素に対して適用する空間フィルタである。
形態のブロック図を示す。26は誤差演算に用いる全て
の画素に対して適用する空間フィルタである。
【0113】図5においては、図4と同様に、符号化ブ
ロックに対して適用する空間フィルタと、予測ブロック
候補に対して適用する空間フィルタを共通にして、回路
規模を縮小している。
ロックに対して適用する空間フィルタと、予測ブロック
候補に対して適用する空間フィルタを共通にして、回路
規模を縮小している。
【0114】すなわち、図5においては、図3における
空間フィルタ20,21を空間フィルタ26に統合して
いる。
空間フィルタ20,21を空間フィルタ26に統合して
いる。
【0115】以上で述べた実施形態においては、間引き
の間隔について、1/2や1/4の等間隔を例として挙
げているが、それ以外のいかなるパターンを用いること
ができる。
の間隔について、1/2や1/4の等間隔を例として挙
げているが、それ以外のいかなるパターンを用いること
ができる。
【0116】さらに、空間フィルタについて、3タップ
1次元FIRフィルタと3×3タップ2次元FIRフィ
ルタを例として挙げているが、それ以外のタップ数やフ
ィルタ係数を有するフィルタを用いてもよい。
1次元FIRフィルタと3×3タップ2次元FIRフィ
ルタを例として挙げているが、それ以外のタップ数やフ
ィルタ係数を有するフィルタを用いてもよい。
【0117】また、符号化ブロックに適用する空間フィ
ルタと、予測ブロック候補に適用する空間フィルタを、
特性の異なるフィルタに設定してもよく、一方を1次元
空間フィルタ、他方を2次元空間フィルタに設定するこ
とも可能である。
ルタと、予測ブロック候補に適用する空間フィルタを、
特性の異なるフィルタに設定してもよく、一方を1次元
空間フィルタ、他方を2次元空間フィルタに設定するこ
とも可能である。
【0118】
【発明の効果】本発明における請求項1においては、1
次元フィルタを用いることによって、ブロック端での画
素データの折り返し処理などが簡単にできるため、2次
元フィルタに比較してフィルタ回路の規模を小さくし、
制御も単純化することができ、サブサンプリング法を適
用する場合において、高精度の動きベクトルを検出する
ことが可能となる。
次元フィルタを用いることによって、ブロック端での画
素データの折り返し処理などが簡単にできるため、2次
元フィルタに比較してフィルタ回路の規模を小さくし、
制御も単純化することができ、サブサンプリング法を適
用する場合において、高精度の動きベクトルを検出する
ことが可能となる。
【0119】本発明における請求項2においては、フレ
ーム単位の動きベクトル検出とフィールド単位の動きベ
クトル検出に対して、別々の空間フィルタを適用するた
め、インターレース画像の性質に適合した帯域制限を行
なうことができ、インターレース画像に対してサブサン
プル法を適用する場合において、高精度の動きベクトル
を検出することが可能となる。
ーム単位の動きベクトル検出とフィールド単位の動きベ
クトル検出に対して、別々の空間フィルタを適用するた
め、インターレース画像の性質に適合した帯域制限を行
なうことができ、インターレース画像に対してサブサン
プル法を適用する場合において、高精度の動きベクトル
を検出することが可能となる。
【0120】本発明における請求項3においては、イン
ターレース画像の性質に適合した水平,垂直方向の帯域
制限を行なうことで、インターレース画像に対してサブ
サンプル法を適用する際に、単一の空間フィルタで、検
出精度を低下することなくフレーム動きベクトルとフィ
ールド動きベクトルを検出することが可能となる。すな
わち、フィルタ回路の個数を減少でき、動きベクトル検
出装置全体の回路規模を縮小できる。
ターレース画像の性質に適合した水平,垂直方向の帯域
制限を行なうことで、インターレース画像に対してサブ
サンプル法を適用する際に、単一の空間フィルタで、検
出精度を低下することなくフレーム動きベクトルとフィ
ールド動きベクトルを検出することが可能となる。すな
わち、フィルタ回路の個数を減少でき、動きベクトル検
出装置全体の回路規模を縮小できる。
【0121】さらに、単一の空間フィルタを使用するた
め、奇数フィールドに対する誤差量と偶数フィールドに
対する誤差量とを加算することによって、フレームに対
する誤差量を算出することができる。このため、フレー
ム用動きベクトル検出回路における誤差演算回路や画素
間引き回路が不要となり、フレーム用動きベクトル検出
回路を大幅に縮小することが可能となる。
め、奇数フィールドに対する誤差量と偶数フィールドに
対する誤差量とを加算することによって、フレームに対
する誤差量を算出することができる。このため、フレー
ム用動きベクトル検出回路における誤差演算回路や画素
間引き回路が不要となり、フレーム用動きベクトル検出
回路を大幅に縮小することが可能となる。
【0122】本発明における請求項4,5においては、
符号化ブロック用空間フィルタと予測ブロック候補用空
間フィルタを共通にするため、回路規模を大幅に縮小す
ることが可能となる。
符号化ブロック用空間フィルタと予測ブロック候補用空
間フィルタを共通にするため、回路規模を大幅に縮小す
ることが可能となる。
【0123】本発明における請求項6においては、請求
項1と同様に、回路構成を単純化することができる。
項1と同様に、回路構成を単純化することができる。
【0124】本発明における請求項7においては、水平
垂直両方向における高周波成分を抑圧することができる
ため、1次元フィルタよりも高精度の動きベクトルを検
出することができる。
垂直両方向における高周波成分を抑圧することができる
ため、1次元フィルタよりも高精度の動きベクトルを検
出することができる。
【0125】本発明における請求項9においては、間引
きの間隔と、誤差演算に使用する画素の位置の設定によ
って、ブロック端における画素値の折り返し処理を不要
にできるため、フィルタ回路をより小さく制御を単純に
することが可能となる。
きの間隔と、誤差演算に使用する画素の位置の設定によ
って、ブロック端における画素値の折り返し処理を不要
にできるため、フィルタ回路をより小さく制御を単純に
することが可能となる。
【0126】なお、本発明をMPEGテスト画像「Ta
ble Tennis」60フレームに適用して動きベ
クトルを検出し、この動きベクトルを用いてMPEG−
2の標準符号化方式である「Test Model」で
符号化シミュレーションを行なったところ、従来のサブ
サンプリング法を用いた場合に比較して、フレームあた
りの平均で0.8デシベルの復号画像のSN比向上が認
められ、主観評価においても著しい画質改善があること
を確認している。
ble Tennis」60フレームに適用して動きベ
クトルを検出し、この動きベクトルを用いてMPEG−
2の標準符号化方式である「Test Model」で
符号化シミュレーションを行なったところ、従来のサブ
サンプリング法を用いた場合に比較して、フレームあた
りの平均で0.8デシベルの復号画像のSN比向上が認
められ、主観評価においても著しい画質改善があること
を確認している。
【図1】本発明の請求項1における実施形態のブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の請求項2における実施形態のブロック
図である。
図である。
【図3】本発明の請求項3における実施形態のブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の請求項4における実施形態のブロック
図である。
図である。
【図5】本発明の請求項5における実施形態のブロック
図である。
図である。
【図6】フレーム用動きベクトル検出回路のブロック図
である。
である。
【図7】フィールド用動きベクトル検出回路のブロック
図である。
図である。
【図8】図6と図7を統合したフレーム/フィールド兼
用動きベクトル検出回路のブロック図である。
用動きベクトル検出回路のブロック図である。
【図9】本発明の請求項1における間引きパターンとフ
ィルタ係数の実施形態である。
ィルタ係数の実施形態である。
【図10】本発明の請求項2における間引きパターンと
フィルタ係数の実施形態である。
フィルタ係数の実施形態である。
【図11】本発明の請求項3における間引きパターンと
フィルタ係数の第1の実施形態である。
フィルタ係数の第1の実施形態である。
【図12】本発明の請求項3における間引きパターンと
フィルタ係数の第2の実施形態である。
フィルタ係数の第2の実施形態である。
【図13】ブロック端の画素に対する1次元フィルタ処
理における画素値の折り返し処理を説明する図である。
理における画素値の折り返し処理を説明する図である。
【図14】ブロック端の画素に対する2次元フィルタ処
理における画素値の折り返し処理を説明する図である。
理における画素値の折り返し処理を説明する図である。
【図15】ブロックマッチングを説明する概念図であ
る。
る。
【図16】フィールド単位のブロックマッチングを説明
する概念図である。
する概念図である。
【図17】従来例の間引きパターンを示す図である。
【図18】飛び越し走査によって生じる垂直方向の高周
波成分を説明する図である。
波成分を説明する図である。
1 フレームメモリ 2 フレームメモリ 3 1次元空間フィルタ 4 1次元空間フィルタ 5 動きベクトル検出回路
Claims (9)
- 【請求項1】 符号化画像上の符号化ブロックと参照画
像上の予測ブロック候補との間のブロックマッチング
を、前記参照画像上の動きベクトル探索領域内の予測ブ
ロック候補に対して行なう動きベクトル検出装置におい
て、 符号化ブロックに対して適用する1次元空間フィルタ
と、予測ブロック候補に対して適用する1次元空間フィ
ルタと、前記符号化ブロックと前記予測ブロック候補の
中の一部の画素について誤差演算を行ない動きベクトル
を検出する動きベクトル検出回路とを具備し、 符号化ブロックと予測ブロック候補に対して1次元空間
フィルタを水平もしくは垂直方向に適用して帯域制限
し、帯域制限された符号化ブロックと予測ブロック候補
の中の一部の画素についてマッチング誤差演算を行な
い、動きベクトル検出することを特徴とする動きベクト
ル検出装置。 - 【請求項2】 インターレース画像において、符号化画
像上のフィールド単位の符号化ブロックと参照画像上の
フィールド単位の予測ブロック候補との間のブロックマ
ッチングを行なってフィールド単位の動きベクトルを検
出し、かつ、符号化画像上のフレーム単位の符号化ブロ
ックと参照画像上のフレーム単位の予測ブロック候補と
の間のブロックマッチングを行なってフレーム単位の動
きベクトルを検出し、前記フィールド単位の動きベクト
ルと前記フレーム単位の動きベクトルを適応的に選択す
る動きベクトル検出装置において、 フィールド単位に構成されるフィールド符号化ブロック
に対して適用する第1のフィールド用空間フィルタと、
前記フィールド符号化ブロックとマッチング演算を行な
うフィールド単位の予測ブロック候補に対して適用する
第2のフィールド用空間フィルタと、前記フィールド符
号化ブロックと前記予測ブロック候補の中の一部の画素
についての誤差演算を行ない、フィールド単位の動きベ
クトルを検出するフィールド用動きベクトル検出回路
と、フレーム単位に構成されるフレーム符号化ブロック
に対して適用する第1のフレーム用空間フィルタと、前
記フレーム符号化ブロックとマッチング演算を行なうフ
レーム単位の予測ブロック候補に対して適用する第2の
フレーム用空間フィルタと、前記フレーム符号化ブロッ
クと前記予測ブロック候補の中の一部の画素についての
誤差演算を行ない、フレーム単位の動きベクトルを検出
するフレーム用動きベクトル検出回路とを具備し、 フィールド単位での動きベクトル検出とフレーム単位で
の動きベクトル検出において、異なるフィルタを使用す
ることによって、符号化ブロックと予測ブロック候補に
対して、フィールド画像とフレーム画像で異なる帯域制
限を行ない、帯域制限された符号化ブロックと予測ブロ
ック候補の中の一部の画素についてマッチング誤差演算
を行なうことにより、フィールド単位での動きベクトル
とフレーム単位での動きベクトルを検出することを特徴
とする動きベクトル検出装置。 - 【請求項3】 前記第1のフィールド用空間フィルタと
前記第1のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィル
タを用い、前記第2のフィールド用空間フィルタと前記
第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタを
用いることを特徴とする請求項2記載の動きベクトル検
出装置。 - 【請求項4】 前記第1のフィールド用空間フィルタと
前記第2のフィールド用空間フィルタに同一の空間フィ
ルタを用い、前記第1のフレーム用空間フィルタと前記
第2のフレーム用空間フィルタに同一の空間フィルタを
用いることを特徴とする請求項2記載の動きベクトル検
出装置。 - 【請求項5】 前記第1のフィールド用空間フィルタと
前記第2のフィールド用空間フィルタと前記第1のフレ
ーム用空間フィルタと前記第2のフレーム用空間フィル
タ全てに同一の空間フィルタを用いることを特徴とする
請求項2記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項6】 前記空間フィルタとして1次元低域通過
フィルタを使用することを特徴とする請求項2,3,
4,5記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項7】 前記空間フィルタとして2次元低域通過
フィルタを使用することを特徴とする請求項2,3,
4,5記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項8】 前記空間フィルタとして、一部を1次元
フィルタとし、他を2次元フィルタとすることを特徴と
する1,2,3,4,5,6,7記載の動きベクトル検
出装置。 - 【請求項9】 前記動きベクトル検出回路において、誤
差演算に用いる画素群の内、ブロック周辺に位置する画
素の位置を、前記符号化ブロックの端から、前記空間フ
ィルタのタップ数の1/2を小数点以下切り捨てた値の
画素数分だけブロックの内側に設定することを特徴とす
る請求項1,2,3,4,5,6,7,8記載の動きベ
クトル検出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14376197A JPH10336668A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 動きベクトル検出装置 |
| US09/085,001 US6343100B1 (en) | 1997-06-02 | 1998-05-28 | Motion-vector detecting device |
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