JPH103366A - 画像処理装置及び画像形成装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像形成装置及びその方法

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JPH103366A
JPH103366A JP8155641A JP15564196A JPH103366A JP H103366 A JPH103366 A JP H103366A JP 8155641 A JP8155641 A JP 8155641A JP 15564196 A JP15564196 A JP 15564196A JP H103366 A JPH103366 A JP H103366A
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JP8155641A
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Toshihiro Kadowaki
俊浩 門脇
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理装置内で展開した画像データの解像度
に応じて、画像形成装置側で適切な画像処理を施して画
像形成を行うことを可能とする。 【解決手段】ホストコンピュータ2より外部インターフ
ェース5を介して入力された画像データはスプール領域
8−1に格納される。ここで、CPU6はフルページ画
像メモリ10−1の容量や、展開すべき画像のサイズに
基づいて、入力された画像データを展開する際の解像度
をフル解像度か片ハーフ解像度のいずれかに設定し、こ
の設定された解像度で、当該画像データをフルページ画
像メモリ10−1上に展開する。展開された画像データ
は、その展開時の解像度とともに画像形成装置ヘ転送さ
れる。画像形成装置3は、転送された画像データが片ハ
ーフ解像度であった場合には、再補間部14によって再
補間処理を施した画像データを用いて画像形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホストコンピュータ
等から画像データを受取り、ラスタ画像データに展開
し、画像形成装置等に展開したラスタ画像データを送出
して画像を形成する画像処理装置及びそれに接続される
画像形成装置とそれらの制御方法に関するものである。
特にページ記述言語(Page Description Language :以
下PDLという)で記述されたPDLデータ形式の画像
データを処理するのに好適な画像処理装置及びそれに接
続される画像形成装置、及びそれらの制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータ等からP
DLデータを受信し、PDLデータをラスタ画像データ
に展開し、ラスタ画像データを画像形成装置に送って画
像を形成する画像処理装置がある。この種の画像処理装
置では、特定の解像度(例えば400dpi×400d
pi)のラスタ画像データのみを画像形成装置に送って
いた。
【0003】また、上述のような画像処理装置におい
て、装着されている画像メモリの容量に応じて、画像メ
モリへのラスタ画像データの展開をフル解像度(例えば
400dpi×400dpi)で行ったり、片ハーフ解
像度(例えば400dpi×200dpi)で行ったり
するものも存在する。しかしながら、ラスタ画像ヘの展
開を片ハーフ解像度で行った場合でも、画像形成装置に
対してフル解像度の画像データが送信される。即ち、画
像処理装置は画像形成装置への画像データの送出に際し
て、メモリ上に展開された片ハーフ解像度のラスタ画像
データの同一ラインを2度読みすることにより、画像形
成装置に対してフル解像度のラスタ画像データとして送
信する。このため、画像形成装置側は、送られてきた画
像データがフル解像度のデータか、それとも片ハーフ解
像度のデータを2度読みしたものかを区別していない。
【0004】図14は、フル解像度と片ハーフ解像度で
メモリ上に画像を展開する一般的な画像処理装置におけ
る画像の状態を説明する図である。図14(a)はフル
解像度(主走査400dpi×副走査400dpi)で
斜め線を描画した場合の画像メモリ上の画素配列を示す
ものである。なお、図14において水平方向が主走査、
垂直方向が副走査であり、図14(a)は主走査6画
素、副走査8ライン分の展開の様子を表している。この
様にフル解像度で展開された場合には、これがそのまま
画像形成装置に送られ、画像形成装置で画像形成され、
図14(a)と同じような画像が得られる。
【0005】一方、図14(b)は片ハーフ解像度(主
走査400dpi×副走査200dpi)で図14
(a)と同じ画像を描画した場合の画像メモリ上の画素
配列を示すものである。副走査方向が200dpiなの
で、図14の(b)では、(a)に示した画像が主走査
6画素、副走査4ラインで展開される。図14(b)の
ように片ハーフ解像度で展開された場合には、メモリ上
の各ラインが2度読み出されて画像形成装置に送られ、
画像形成装置で画像形成されるので、図14(c)の画
像が得られる。ここで、L2NのデータはL2Nとして送ら
れるとともに、L2N+1の代わりとしても送られる。
【0006】この様に片ハーフ解像度で展開された場合
には、展開に必要なメモリ量はフル解像度に較べ半分で
済むが、副走査方向の解像度が半分になるため、図14
(c)に示す様な粗い画像になってしまう。また、片ハ
ーフ解像度の場合でも、メモリ上の各ラインが2度読み
出されて画像形成装置に送られるため、フル解像度と同
じ量のデータが送られることになる。即ち、画像形成装
置側にとってみれば、図14(c)に示す画像が送られ
てきた場合でも、それがフル解像度で展開されたもの
か、あるいは片ハーフ解像度で展開されたものかの区別
はつかない。
【0007】この様に従来例では、画像形成装置側は、
送られてきた画像がメモリ上でどういう解像度で展開さ
れたか、即ち送られてきた画像の実質的解像度を意識し
ない構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例の
画像処理装置においては、画像形成装置に送る画像の実
質的解像度を画像形成装置に意識させない構成となって
いるため、例えば以下のような問題があった。
【0009】(1)画像形成装置側が、画像処理装置内
でフル解像度で展開された画像と、片ハーフ解像度で展
開された画像とを区別せずに統一的に処理するため、そ
れぞれに最適な画像処理装置を適用することができな
い。特に片ハーフ解像度で展開された画像は画質が悪く
なるが、これを改善することができない。
【0010】(2)画像形成装置側が、送られてきた画
像を複数保持しうるスプーリング機能を持っている場
合、送られてきた画像の実質的解像度に関係なく、全て
の画像データをスプーリングする必要があるため、無駄
なデータもスプーリングされてしまいディスク容量を無
駄に消費してしまう。
【0011】本発明は上述のような事情に鑑みてなされ
たものであり、画像処理装置内で展開した画像データの
解像度に応じて、画像形成装置側で適切な画像処理を施
して画像形成を行うことが可能な画像処理装置及び画像
形成装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、画像データの
送信に際して、当該画像データの展開時の実質的な解像
度を外部装置へ通知することを可能とし、当該外部装置
において適切な画像処理を実行し得るようにする画像処
理装置及び方法を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、外部装置より
受信した画像データに基づいて画像形成を行うに際し
て、該外部装置より当該画像データの実質的な解像度、
もしくは画像処理内容を指示する情報を受信し、これに
基づいて該画像データを処理し、画像形成することを可
能とし、受信した画像データに適した画像処理を施すこ
とにより形成画像の品位を向上する画像形成装置及び方
法を提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、外部装置より
受信した画像データをスプールするに際して、該外部装
置より当該画像データの実質的な解像度を受信し、これ
に基づいて当該画像データの解像度変換を行ってスプー
ルすることを可能とし、適切な解像度で画像データをス
プールすることによりメモリの利用効率を向上すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像処理装置は以下の構成を備えている。
即ち、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段
で入力された画像データを展開する際の解像度を設定す
る設定手段と、前記設定手段で設定された解像度で、前
記画像データをメモリ上に展開する展開手段と、前記展
開された画像データの実質的な解像度を外部装置ヘ通知
する通知手段と、前記メモリ上に展開された画像データ
を読み出し、これを前記外部装置へ転送する転送手段と
を備える。
【0016】また、好ましくは、前記転送手段は、前記
メモリ上に第1の解像度で展開された画像を読み出し、
これを第2の解像度に変換して前記外部装置へ転送し、
前記通知手段は前記第1の解像度を前記外部装置に通知
する。メモリ上に展開された画像データの実際の解像度
を通知することが可能となり、外部装置において画像形
成を行う際に適切に処理を選択することが可能となる。
【0017】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成の画像形成装置は以下の構成を備える。即ち、画像
データを入力する入力手段と、前記入力手段で入力され
た画像データを展開する際の解像度を設定する設定手段
と、前記設定手段で設定された解像度で、前記画像デー
タをメモリ上に展開する展開手段と、前記展開された画
像データの解像度に基づいて、外部装置において実行す
べき画像処理を指示する指示手段と、前記メモリ上に展
開された画像データを読み出し、これを所定解像度に対
応した画像データへ変換して前記外部装置へ転送する転
送手段とを備える。
【0018】また、好ましくは、前記指示手段は、前記
展開された画像データの解像度に基づいて、前記外部装
置において実行される画像処理が参照するパラメータを
通知する。外部装置は通知されたパラメータに従って画
像処理を行うことで、転送された画像データに適切な画
像処理を施すことが可能となる。
【0019】また、上記の構成において、好ましくは、
前記展開手段は2種類以上の解像度で展開可能であり、
前記設定手段は前記展開手段において展開可能な解像度
のうちの一つに設定する。
【0020】また、好ましくは、前記設定手段は、前記
展開手段において利用可能なメモリのメモリ量に基づい
て解像度を設定する。
【0021】また、好ましくは、前記設定手段は、片面
プリントか両面プリントかに基づいて解像度を設定す
る。
【0022】また、好ましくは、前記設定手段は、1画
素あたりの展開ビット数と前記展開手段が利用可能なメ
モりの容量とに基づいて解像度を設定する。
【0023】また、好ましくは、前記設定手段は、前記
展開手段によって展開される画像サイズに基づいて解像
度を設定する。
【0024】また、上記の目的を達成するための本発明
による画像形成装置は以下の構成を備える。即ち、外部
装置から画像データを受信する第1受信手段と、前記画
像データの実質的な解像度を示す解像度情報を受信する
第2受信手段と、前記第2受信手段で受信した解像度情
報に基づいて前記画像データに施すべき画像処理を設定
する設定手段と、前記第1受信手段で受信した前記画像
データに対して前記設定手段で設定された画像処理を施
す処理手段と、前記処理手段で処理された画像データに
基づいて画像形成を行う形成手段とを備える。
【0025】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の構成による画像形成装置は以下の構成を備える。
即ち、外部装置から画像データを受信する第1受信手段
と、前記画像データの実質的な解像度に基づく処理パラ
メータを受信する第2受信手段と、前記第2受信手段で
受信した処理パラメータに基づいて画像データの処理内
容を設定する設定手段と、前記第1受信手段で受信した
画像データを、前記設定手段で設定された処理内容で処
理する処理手段と、前記処理手段で処理された画像デー
タに基づいて画像形成を行う形成手段とを備える。
【0026】また、好ましくは、前記処理手段は前記画
像データに対して補間処理を行うものであり、前記設定
手段で設定された処理内容に従って該補間処理の内容を
変更する。
【0027】また、好ましくは、前記補間処理の内容の
変更は、補間処理を行うか行わないかのいずれかを選択
するものである。例えば、フル解像度で展開された画像
データに対しては補間処理を行わず、片ハーフ解像度で
展開された画像データに対しては欠落したラインを補間
して発生するように構成できる。この結果、単に同じラ
インを2度繰り返して擬似的にフル解像度とするよりも
高品位な画像を形成できる。
【0028】また、好ましくは、前記処理手段は前記画
像データに対してフィルタ処理を行うものであり、前記
設定手段で設定された処理内容に従って該フィルタ処理
の内容を変更する。フィルタ処理としては、例えばスム
ージング処理や、スムージング処理とエッジ強調処理の
組み合わせが挙げられ、低解像度で画像データを展開し
た際の画像の劣化を補償することが可能となる。
【0029】また、好ましくは、前記処理手段は、前記
画像データに対してパターンマッチングを行うものであ
り、前記設定手段で設定された処理内容に従って該パタ
ーンマッチングの内容を変更する。
【0030】また、好ましくは、前記パターンマッチン
グの内容の変更は、パターンマッチングに用いる基準パ
ターンを変更するものである。
【0031】また、好ましくは、前記パターンマッチン
グの内容の変更は、パターンマッチングにおける一致判
定の閾値を変更するものである。
【0032】また、好ましくは、原稿画像を光学的に読
み取って画像データを得る画像読取り手段を更に備え、
前記処理手段は、前記読取り手段で得られた画像データ
を処理可能である。複写機としての機能を実現する構成
を、前記処理手段と共用することが可能となるからであ
る。また、この結果、形成手段も複写機としての機能を
実現する構成と共用可能となり、装置のコスト増大化を
防止できる。
【0033】また、上記の目的を達成する本発明の画像
形成装置は、外部装置からラスタ形式の画像データを所
定解像度で受信する第1受信手段と、前記外部装置から
前記画像データの実質的な解像度を示す解像度情報を受
信する第2受信手段と、前記画像データを前記第2受信
手段で受信した解像度情報に基づいて解像度変換してス
プールするスプール手段と、前記スプール手段でスプー
ルされた画像データを読出して、該画像データを前記所
定解像度へ変換して画像形成する形成手段とを備える。
【0034】また、好ましくは、前記スプール手段は、
前記画像データを前記実質的な解像度に変換してスプー
ルする。
【0035】また、好ましくは、前記形成手段は、前記
スプール手段でスプールされた画像データを読み出し、
これを前記所定解像度へ変換し、変換された画像データ
をメモリに保持し、該メモリに保持された画像データを
読出して画像形成を行う。
【0036】また、好ましくは、前記形成手段におい
て、前記所定解像度への変換に際して補間処理を施す。
ソフトウエア的に処理を施すことが可能となる。
【0037】また、好ましくは、前記形成手段におい
て、前記メモリに保持された画像データの読み出しに際
して補間処理を施す。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0039】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
におけるカラーPDL対応の画像処理装置3、画像形成
装置1から構成される画像形成システムを示すブロック
図である。
【0040】図示するように、ホストコンピュータ2
と、画像処理装置3とはネットワーク等のインターフェ
ース4を介して接続されている。ホストコンピュータ2
からインターフェース4及び外部インターフェース回路
5を介して送られてきたPDLデータは、CPU6の制
御によって一旦、ハードディスク8内のスプール用領域
8−1内に保持される。次いで、スプール用領域8−1
から読み出されたPDLデータはラスタ画像データに展
開され、RAM10内のフルページ画像メモリ10−1
に書き込まれる。このとき、後述するようにメモリ(R
AM10)の残容量等に応じて、画像をフル解像度(主
走査400dpi×副走査400dpi)で展開する
か、片ハーフ解像度(主走査400dpi×副走査20
0dpi)で展開するかが決定され、決定された解像度
で展開が行われる。
【0041】展開された画像データは、フルページ画像
メモリ10−1から読み出され、プリンタインターフェ
ース11を経由して画像形成装置1に送られ、可視画像
が形成される。このとき、フル解像度で展開された場合
は、展開された画像がそのまま画像形成装置1に送られ
る。一方、片ハーフ解像度で展開された場合は、後述す
るように各副走査ラインが2度読み出されて画像形成装
置1に送られ、形式上にはフル解像度の画像データとし
て画像形成装置1に送られる。なお、この2度読みの処
理は、CPU6がフルページ画像メモリ10−1から画
像データを各ラインごとに読み出してプリンタインター
フェース11に送る時に、2ラインごとに読み出し開始
アドレスを変えるように制御することにより実現され
る。
【0042】また、画像同期信号26は主走査同期信
号、副走査同期信号等を含む画像同期信号であり、画像
形成装置1の画像形成部15より供給される。プリンタ
インターフェース11は、この画像同期信号26に同期
して画像データ12を出力する。
【0043】ハードディスク8内のプログラム領域8−
2はプログラムを保持するのに使われる。プログラム領
域8−2内のプログラムは、RAM10内のワークメモ
リ領域10−2に移されて、CPU6によって実行され
る。また、ワークメモリ領域10−2の一部や、ハード
ディスク8内のワークメモリ領域8−3は、CPU6が
各種制御を実行するに際しての作業用の一時領域として
使われる。プリンタ通信部9はシリアルI/F13を介
して画像形成装置1の制御部16との通信を行うための
ものである。また、CPUバス7は、上述の画像処理装
置3内の各構成を接続するものである。
【0044】フルページ画像メモリ10−1は、本実施
形態では、1画素につきRGB(Red,Green,
Blue)各8bit、計24bitで構成され、フル
解像度でA4サイズ1ページ分の容量を有し、片ハーフ
解像度ではA3サイズ1ページ分、A4サイズ2ページ
分の容量となる。ただし、このメモリ(RAM10)は
増設が可能であり、例えばフル解像度でA4サイズ2ペ
ージ分、A3サイズ1ページ分の容量を持ち、片ハーフ
解像度ではA4サイズ4ページ分、A3サイズ2ページ
分の容量とすることもできる。
【0045】また、本実施形態の画像処理装置3では、
画像メモリはRGBモードであるRGB24bitモー
ドの他に、グレースケールモードであるK8ビットモー
ド、モノクロモードであるK1ビットモードもサポート
している。ただし、説明の簡単化のため、本実施形態で
はRGB24bitモードを中心にして説明を行うこと
にする。
【0046】本実施形態における画像形成装置1は、フ
ルカラーの電子写真複写機であり、画像処理装置3から
送られるフル解像度(主走査400dpi×副走査40
0dpi)の1画素につきRGB各8ビット、計24b
itのラスタ形式の画像データ12に基づいて画像形成
を行う。ただし、画像形成はYMCK(Yellow,
Magenta,Cyan,blacK)の4色のトナ
ーを用いて行われるため、画像形成装置1内部でRGB
からYMCKへの変換が行われる。また、画像処理装置
がグレースケールモード(K8ビット)、モノクロモー
ド(K1ビット)の場合は、各データはRラインを用い
て伝送され、画像形成はKのトナーのみを用いて行われ
る。
【0047】画像形成装置1において、画像処理装置3
から受信した画像データはまず、再補間部14で後述す
る再補間処理を施される。再補間処理とは、画像処理装
置3で片ハーフ解像度で展開され、各ラインを2度読み
することで水増しされた画像データが送られてきた場合
に、それを再度、補間処理することにより画質を向上さ
せるための処理である。再補間部14で処理された画像
データは画像形成部15に送られ画像形成が行われる。
なお、画像処理装置3でフル解像度で展開された場合
は、再補間部14では何も処理を施さず、そのまま画像
形成部15へ当該画像データを転送する。
【0048】図2A〜図2FはPDLデータについて説
明するための図である。ADOBE社のPostScr
ipt(登録商標)言語に代表されるPDLは、図2A
に示すように、1ページの画像を(i)文字コードによ
る画像記述、(ii)図形コードによる画像記述、(i
ii)ラスタ画像データによる画像記述などの要素を組
み合わせて記述するための言語であり、この言語で記述
されたデータがPDLデータである。
【0049】図2Bは、文字コードによる記述の例であ
る。L100は、文字の色を指定する記述であり、括弧
中のパラメータは順にRed,Green,Blueの
輝度を表わしている。最小は0.0であり、最大は1.
0である。L100では、文字を黒(R=G=B=0)
にすることを指定している。次に、L101は、変数S
tring1に文字列“IC”を代入している。次にL
102では、第1、第2パラメータが、文字列をレイア
ウトする用紙上の開始位置座標のx座標とy座標を示
し、第3パラメータが文字の大きさ、第4パラメータが
文字の間隔を示しており、第5パラメータがレイアウト
すべき文字列を示している。要するにL102は座標
(0.0,0.0)のところから、大きさ0.3、間隔
0.1で文字列“IC”をレイアウトするという指示と
なる。
【0050】図2Cは図形コードによる既述の例であ
る。L103はL100と同様、線の色を指定してお
り、ここでは、Redが指定されている。次に、L10
4は、線を引くことを指定するためのものであり、第
1,2パラメータが線の始端座標、第3,4パラメータ
が終端座標のそれぞれX,Y座標である。第5パラメー
タは線の太さを示す。
【0051】図2Dはラスタ画像データによる既述の例
である。L105は、ラスタ画像を変数image1に
代入している。ここで、第1パラメータはラスタ画像の
画像タイプ、及び色成分を表わし、第2パラメータは1
色成分当たりのビット数を表わし、第3,4パラメータ
は、ラスタ画像のx方向、y方向の画像サイズを表わ
す。第5パラメータ以降が、ラスタ画像データである。
ラスタ画像データの個数は、1画素を構成する色成分の
数、及び、x方向、y方向の画像サイズの積となる。図
2DのL105では、1画素を構成する色成分の数がR
GB、即ち3つの色成分(Red,Green,Blu
e)から構成され、画像サイズはx方向及びy方向に5
画素であるため、ラスタ画像データの個数は3×5×5
=75個となる。
【0052】図2Eは、1ページの中で図2B,図2
C,図2Dの画像記述を解釈して、ラスタ画像データに
展開した様子を示したものである。R100,R10
1,R102はそれぞれ図2B,図2C,図2Dに示し
たPDLデータを展開して得られるイメージである。こ
れらのラスタ画像データは、実際にはRGB色成分毎に
フルページ画像メモリ10−1内に展開されており、例
えばR100の部分は、各RGBメモリに、全て0が書
かれており、R101の部分は、それぞれ、255,
0,0が書き込まれる。
【0053】ホストコンピュータ2から送られてきたP
DLデータは、このようにラスタ画像に展開され、フル
画像メモリ10−1に書き込まれる。
【0054】本実施形態におけるPDLでは、プリント
を行う際の各種モードを記述するための記述も用意され
ている。図2Fは、各種モードの記述の例である。L1
07は、このジョブをRGB各8ビットのフルカラーで
プリントする指示である。L108は、このジョブを両
面モードでプリントする指示である。L109は、この
ジョブをA4サイズでプリントする指示である。
【0055】図3は、図1のフルページ画像メモリ10
−1上にフル解像度と片ハーフ解像度で画像が展開され
た場合の画像の状態を示す図である。図3の(a)はフ
ル解像度(主走査400dpi×副走査400dpi)
で斜め線を描画した場合の画像メモリ上の画素配列を示
すものである。水平方向が主走査、垂直方向が副走査で
あり、この図は主走査6画素、副走査8ライン分の展開
の様子を表している。図3の(a)のようにフル解像度
で展開された場合には、これがそのまま画像形成装置1
に送られ、画像形成装置1で画像形成され、図3(a)
と同じような画像が得られることになる。
【0056】一方、図3(b)は片ハーフ解像度(主走
査400dpi×副走査200dpi)で同じ画像を描
画した場合の画像メモリ上の画素配列を示すものであ
る。副走査方向が200dpiなので、(a)と同一画
像が主走査6画素、副走査4ラインで展開される。図3
の(b)のように片ハーフ解像度で展開された場合に
は、メモリ上の各ラインが2度ずつ読み出されて画像形
成装置1に送られ、それをそのまま画像形成すると従来
例と同じく(c)に示す画像が得られる。即ち、L2Nが
L2Nとして送られると共に、L2N+1のかわりとしても送
られる。
【0057】このように片ハーフ解像度で展開された場
合には、展開に必要なメモリ量はフル解像度に比べ半分
で済むが、副走査方向の解像度が半分になるため、従来
例と同じ処理では図3(c)に示すような粗い画像にな
ってしまう。このため、本実施形態の画像形成装置1で
は、画像処理装置から送られてきた(c)のような片ハ
ーフ解像度の画像データを図1の再補間部14で再補間
処理を行うことにより、図3の(d)に示すような再補
間処理画像を得ている。
【0058】図3の(d)において、まず、各L2Nライ
ンについて2度読みされた最初のラインは画像メモリ上
に展開されたオリジナルのラインであるので、画像処理
装置から送られてきた画像データをそのままL0 ,L2
等(即ちL2N)として使用する。一方、各L2Nラインに
ついて2度読みされた後ろのライン(即ち、L2N+1)
は、水増しラインなので使用せず、その前後のL2Nライ
ンとL2N+2ラインから補間して、新たな再補間ライン
L’2N+1を生成する。図3の(d)において、斜線が入
った画素を含むラインが再補間処理によって生成された
ラインである。図3の(c)と(d)を比較すれば明ら
かなように、再補間処理を行うことにより片ハーフ展開
画像の画像品位は著しく向上させることができる。この
再生補間処理の詳細については後述する。
【0059】ちなみに片ハーフ解像度の場合、メモリ上
の各ラインが2度読み出されて画像形成装置1に送られ
るため、フル解像度と同じ量のデータが送られる。この
ため、再補間機能を持たない画像形成装置でも、片ハー
フ解像度、フル解像度の区別をすることなく、図1の
(c)の画像を得ることができる。一方、再補間機能を
持つ画像形成装置であれば、画像処理装置側の仕組みを
変えることなく、同一データを受け取ることにより、図
1の(d)の画像を得ることができる。この特徴は特に
複数種の画像処理装置と複数種の画像形成装置が組み合
わせ可能な構成において、接続の容易性を実現する上で
重要である。
【0060】図4は、画像形成装置1内の再補間部14
の詳細ブロック図である。再補間部14に入力された画
像データ(vdata)12は、2系統に分かれる。そ
のうちの1つは、2つのD−F/F(Dフリップフロッ
プ)22,23を経由するかしないかにより、それぞれ
0画素遅延信号f、1画素遅延信号e、2画素遅延信号
dとして補間回路27に入力される。
【0061】一方、2系統のうちの他方は、FIFO2
1に書き込まれる。このFIFO21は1ライン遅延を
行うためのメモリである。そして、FIFO21から読
み出された画像データは2つのD−F/F24,25を
経由するかしないかにより、それぞれ1ライン0画素遅
延信号c、1ライン1画素遅延信号b、1ライン2画素
遅延信号aとして補間回路27に入力される。odd/
even信号26−1は現在入力されているラインが偶
数ラインか奇数ラインかを補間回路27に示すための信
号であり、画像形成部15から出力される同期信号26
に含まれる。
【0062】補間回路27は、上述の各遅延信号a〜f
と、odd/even信号26−1を元に後述する再補
間処理を行い、結果を再補間処理済み信号17(g)と
して出力する。なお、現在入力されている画像データが
フル解像度で展開されたものか片ハーフ解像度で展開さ
れたものかを示す情報は、プリンタ通信部9より制御部
16へ入力される。制御部16は、この情報に基づいて
再補間部14の再補間処理の実行を制御する。
【0063】図5Aは、フル解像度で展開された画像が
画像処理装置3から画像形成装置1に送られ、再補間部
14より出力される状態を示す図である。また、図5B
は、片ハーフ解像度で展開された画像が画像処理装置3
から画像形成装置1に送られ、再補間部14より出力さ
れる状態を説明する図である。
【0064】図5Aの(a)はフル解像度で展開された
画像が送られる状態を示し、メモリ上の各ラインが1ラ
インごとに順に送られる。この画像データは図4に示す
ように画像データ(vdata)12として再補間部1
4に入力され、FIFO21で1ライン遅延された画像
データ28となる。即ち、画像データ28は、図5Aの
(b)に示すようになる。フル解像度で展開されたデー
タが送信されている場合、補間回路27では、後述する
ように、出力gとして無条件に入力bを選択する。この
結果、再補間処理済み信号17は画像データ28を1画
素遅延したものとなる。即ち、再補間処理済み信号17
は入力信号12をそのまま1ラインと1画素遅延した信
号となる。
【0065】一方、図5Bの(a)は、片ハーフ解像度
で展開された画像が送られる状態を示している。即ち、
メモリ上にはフル解像度の場合の半分のライン数しかな
く、それが各ラインにつき2回ずつ順に送られている。
この画像データは図4に示すように画像データ12とし
て再補間部14に入力され、0〜2画素遅延を施されて
画像信号f,e,dとして補間回路27に供給される
(図5Bの(a))。また、図4に示されるように、画
像データ12はFIFO21で1ライン遅延されて画像
データ28となり、0〜2画素遅延を施されて画像信号
c,b,aとして補間回路27に供給される(図5Bの
(b))。
【0066】片ハーフ解像度で展開された画像データが
送られた場合、補間回路27では次のように補間処理が
行われる。まず、画像信号28が2度読みされた最初の
ラインである場合、即ち画像信号28が偶数ラインであ
ることをodd/even信号26−1が示している場
合には、これは画像メモリに展開されたオリジナルのラ
インであるからそのまま使用する。即ち、後述するよう
に、出力gとして無条件に入力bを選択することによ
り、再補間処理済み信号17は画像データ28を1画素
遅延したものとなる。即ち、再補間処理済み信号17は
入力信号12をそのまま1ラインと1画素遅延した信号
となる。図5Bの(c)におけるL0 ,L2 ,L4が、
この場合にあたる。
【0067】一方、画像信号28が2度読みされた後の
ラインである場合、即ち画像信号28が奇数ラインであ
ることをodd/even信号26−1が示している場
合には、これは水増しラインであるから使用しない。代
わりに、後述するように、出力gの値を入力データa,
b,c,d,e,fの値から決定する。即ち、L’2N+1
のラインの各画素値をL2NとL2N+2のラインの画素値か
ら決定する。図5Bの(c)のL’1 ,L’3,L’5
が、この場合にあたる。
【0068】図6は、各遅延信号a〜fと出力信号17
との画像上の位置関係を表した図である。まず、図6の
(a)は、片ハーフ解像度で展開した場合の画像信号2
8が偶数ライン(L2N)の場合の位置関係である。この
場合、図5A、図5Bで説明したように、必要なデータ
は画像信号28として供給されているから、画像信号2
8の1画素遅延信号bを選択する。ちなみに、フル解像
度で展開した画像データを処理する場合も同様である。
以上の場合に、1ライン、1画素遅延した信号を用いる
のは、図6の(b)に示す再補間時と位相を合わせるた
めである(即ち、片ハーフ解像度で展開された画像デー
タの場合に、再補間回路27は1ライン、1画素遅延し
たデータを出力するので、フル解像度で展開された画像
データを扱う場合も1ライン、1画素遅延したデータを
出力するようにしている)。ただし、図6では位相の遅
れは説明の簡単化のため記述していない。図6におい
て、斜線の入ったラインは画像メモリに片ハーフ解像度
で展開された場合のオリジナルのラインであり、それ以
外は水増しラインであることを示す。
【0069】一方、図6の(b)は、片ハーフ解像度で
展開した時の画像信号28が奇数ラインの場合の位置関
係である。この場合、gにあたる画素は画像処理装置3
からは水増しデータが送られてくる。即ち、常に1つ前
の画素bと同じデータが送られてくる。よって、このラ
インについては、1つ前のラインの周辺3画素a,b,
cと1つ後のラインの周辺3画素d,e,fから、注目
画素gの値を推測して補間処理を行う。この補間処理を
行う式として、本実施形態では以下の式を用いている
(以下の式を実現する補間回路はコンパレータとセレク
タ等を用いて簡単に実現できるので、補間回路27のよ
り具体的な回路構成例については説明を省略する)。
【0070】 if (d=e=f=a) then g=e (条件1) else if (d=e=f=c) then g=e (条件2) else g=b 即ち、周辺6画素のうち、d,e,f,aが同じ値であ
ればgもその値とし、そうでなくてd,e,f,cが同
じ値であればgもその値とし、それ以外の場合はbの値
をgの値とするものである。言い換えると、gの値とし
て基本的にはbの値を使うが、斜め線等の場合にはeの
値を使うというものである。
【0071】この式を図3の(c)に適用してみると、
画素31は条件1も2も成り立たないので、g=bによ
り白のままである。画素32は条件2が成り立つのでg
=eにより黒に変わる。画素33は条件2が成り立つが
bもeも黒なので変化なし。画素34,35は条件1も
2も成り立たないのでg=bにより黒のままである。画
素36は条件2が成り立つのでg=eにより白に変わ
る。このようにして、再補間部14に入力された片ハー
フ解像度で展開された画像(図3の(c))は再補間処
理されて、再補間処理済み画像(図3の(d))とな
る。図3の場合は、再補間処理済み画像(d)はフル解
像度で展開した画像である(a)と一致するが、通常は
フル解像度で展開した場合よりはギザギザが多く画質が
落ちる。ただし、片ハーフ解像度で展開したものをその
ままプリントする場合に比べると著しく画像品位は向上
している。
【0072】図7は第1の実施形態の画像処理装置の制
御手順を説明するためのフローチャートである。電源オ
ン後、まず、ステップS11ではホストコンピュータか
らPDLデータを受信する。ついで、ステップS12で
は、 項目1)プリントする紙サイズ、 項目2)カラーモード(RGB24ビットかK8ビット
かK1ビットか)、によりフル解像度で1ページを展開
するのに必要なメモリ量を計算する。プリントする紙サ
イズとカラーモードの情報は図2Fに示したようなPD
Lによる記述を参照して決定する。ちなみにプリントす
る紙サイズが小さければ小さいほど、必要なメモリ量は
少なくて済み、また、カラーモードもK1ビット,K8
ビットモードはそれぞれRGB24bitモードの1/
24,1/8のメモリ量でよい。
【0073】次にステップS13では、 項目3)フルページ画像メモリ10−1の空き容量、 項目4)ステップS12で求めた1ページを展開するの
に必要なメモリ量、 項目5)片面プリントか両面プリントか、 項目6)速度優先か画質優先か、 から、フル解像度で展開するか片ハーフ解像度で展開す
るかを決定する。
【0074】本実施形態の場合は、具体的には、 判断1)まず項目3と項目4から計算して2ページ以上
の容量があるならば、フル解像度に決定する、 判断2)上記以外で、両面プリントの場合、または速度
優先の場合は、片ハーフ解像度で展開する、 判断3)上記以外の場合(片面プリントかつ画質優先の
場合)で、1ページ以上の容量があるならば、フル解像
度で展開する、 判断4)上記以外の場合は、片ハーフ解像度で展開す
る、 というようにして展開解像度を決定する。
【0075】判断1ではフル解像度で2ページ以上展開
できるのであれば、例え両面プリント、あるいは速度優
先となっていても、片ハーフ解像度にする意味がないの
で、フル解像度に決定している。
【0076】また、両面プリントについては、両面プリ
ント中に表プリントと裏プリントの間の時間が開くと、
紙がカールしたり、機械を占有したりする弊害がでてし
まう。そこで両面プリントについては、ページメモリを
2ページ以上用意し、表と裏のページの展開が終了して
からプリントを行ったり、或いは、表をプリント中に裏
のデータを準備できるようにする方が好ましい。よっ
て、この場合は、片ハーフ解像度で展開することによ
り、1ページを展開するのに必要なメモリ量を半減さ
せ、できるだけ2ページ以上確保できるようにする(判
断2)。
【0077】更に、速度優先については、1ページ目を
プリント中に2ページ目のデータを準備する、いわゆる
ダブルバッファ動作を行うとプリント速度が向上するこ
とが知られている。そこで、ユーザにより速度優先モー
ドが選択されている場合は、片ハーフ解像度で展開する
ことにより、画質を多少犠牲にしてでもページメモリを
2ページ以上用意し、ダブルバッファ動作を行えるよう
にする(判断2)。
【0078】次に、判断1にも判断2にも該当しない場
合、即ちメモリは2ページ分はないが、片面プリントで
かつ画質優先の場合は、片ハーフ解像度にする意味がな
いので、1ページ以上のメモリ容量があるならばフル解
像度で展開する(判断3)。また、フル解像度展開だと
1ページ分のメモリ容量もない場合は、片ハーフ解像度
に展開するというものである(判断4)。
【0079】なお、判断4において、片ハーフ解像度で
も1ページ分のメモリ容量がない場合は、本実施形態に
おいてはエラーとしてプリントしない。但し、使用メモ
リ容量が1/2となる片ハーフ解像度よりも更に低解像
度のものを選択可能であれば、それを選択するようにし
てもいい。例えば、縦200dpi,横200dpiの
両ハーフ解像度はメモリ量がフル解像度の1/4で済
む。また、この場合、片ハーフ解像度と両ハーフ解像度
の選択について上述のフル解像度か片ハーフ解像度かの
選択と同様のアルゴリズムを適用してもよいことはもち
ろんである。
【0080】図7のフローチャートにおいて、ステップ
S13で以上のようにして展開解像度が決定されると、
ステップS14でその値により処理を分岐する。展開解
像度がフル解像度に設定された場合は、ステップS15
ヘ進み、受信した画像データ(PDL)に基づいてフル
ページ画像メモリ10−1上にフル解像度で展開する。
ついでステップS16でシリアルI/F13を介して画
像形成装置1の制御部16に展開解像度がフル解像であ
ることを通知する。ついで、ステップS17では画像メ
モリ10−1の内容を1ラインずつ読み出して画像形成
装置1に送り、画像形成装置1で画像形成が行われる。
この時、画像形成装置1の再補間回路14では、制御部
16より解像度がフル解像度であることが通知され、無
条件にg=bとなる設定がなされ、出力信号17が出力
される。
【0081】一方、ステップS14で展開解像度が片ハ
ーフ解像度に設定されている場合には、ステップS18
に処理を分岐する。ステップS18では、受信した画像
データに基づく画像をフルページ画像メモリ10−1上
に片ハーフ解像度で展開する。ついでステップS19
で、シリアルI/F13を介して画像形成装置1の制御
部16に展開解像度が片ハーフ解像度であることを通知
する。ついで、ステップS20ではフルページ画像メモ
リ10−1の内容を1ラインにつき2度ずつ読み出して
画像形成装置1に送り、画像形成装置1で画像形成が行
われる。この時、画像形成装置1の再補間回路14で
は、制御部16より解像度が片ハーフ解像度であること
が通知され、図3〜図6で説明した再補間処理が行われ
て、出力信号17が出力される。
【0082】本実施形態では、ハーフ解像度で展開され
た画像データを、斜め線などのパターンを検出すること
により、省略された注目画素を保管するパターン補間方
式を用いている。この方式は、斜め線などのパターンを
忠実に復元できるという特長と入力データが2値の場合
にも適用できるという特徴がある。
【0083】一方、パターン補間方式ではなく、一次補
間変倍方式という補間方式を用いて省略された注目画素
を補間する方式を適用することも可能である。この方式
では具体的には、入力された、ハーフ解像度で展開され
た画像データの有効部分のみを1ラインおきにサンプリ
ングし、それを主走査100%、副走査200%の片変
倍で一次補間変倍するものである。この一次補間変倍
は、通常のデジタル複写機でよく使われている変倍方式
なので詳細は省略するが、入力データが多値の場合に適
用可能な変倍方式である。一般に通常のデジタル複写機
では画像を複写する際の拡大、縮小機能を実現するため
の一次補間変倍回路を備えている。従って、このような
次補間変倍方式を適用することは、もともと備わってい
る一次補間変倍回路を流用することを可能とし、余分な
コストを発生させずにハーフ解像度の画像の画質を改善
できるという利点がある。
【0084】[第2実施形態]次に第2の実施形態を説
明する。第1の実施形態では展開解像度を画像形成装置
側に通知し、画像形成装置側で、その展開解像度にあっ
た処理を選択していたのに対し、第2の実施形態では、
画像処理装置側が展開解像度に合った処理を選択して画
像形成装置側に通知するように構成したものである。
【0085】また、第1の実施形態では展開解像度によ
って再補間処理をするかしないかを切り替えていたのに
対し、第2の実施形態では、スムージング処理、エッジ
処理などのフィルタ処理のパラメータを切り替えるよう
にしている。
【0086】その他については第2の実施形態は、第1
の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と同じ点
は説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0087】図8は、第2の実施形態におけるカラーP
DL対応の画像形成システムを示すブロック図である。
第1の実施形態と異なる点は、再補間部14の代わりに
スムージング部51、エッジ強調部52という2種類の
フィルタ処理が入っている点である。即ち、第1の実施
形態では再補間処理により片ハーフ解像度で展開された
画像の品位を改善したが、第2の実施形態ではフィルタ
処理により画像品位の改善を図る。
【0088】図9は、図8のフルページ画像メモリ10
−1上に片ハーフ解像度で画像が展開された場合の本実
施形態の画像処理システムにおける画像の改善方法を説
明するための図である。片ハーフ解像度(主走査400
dpi×副走査200dpi)でフルページ画像メモリ
10−1上に展開された画像データは、図9の(a)に
示すように、メモリ上の各ラインが2度読み出されて画
像形成装置に送られる。即ち、L2Nに対応する画像デー
タがL2Nとして送られるとともに、L2N+1の代わりとし
ても送られる。図9の(a)は図3の(c)に相当する
が、フィルタ処理の内容を説明するために黒を値25
5、白と値0として記述している。値1〜254は白と
黒の間の、各値に対応したグレーを意味する。また、説
明の簡単化のため、図9ではK8ビットモードについて
のみを記述している。RGB各8ビットの場合には、各
色成分ごとに同様にして並列に独立処理される。
【0089】第2の実施形態の場合、まず送られてきた
画像データ(図9の(a))に対してスムージング部5
1によりスムージング処理をかけて(a)の持つギザギ
ザ度を緩和させる(図9の(b))。本実施形態では、
図8のスムージング部51で縦2画素、横2画素の周辺
4画素を足して4でわるというスムージング処理を行
う。このようなスムージング処理を行うフィルタ回路は
一般的なので詳細は説明しないが、図9の(a)の画像
に対し、2×2のスムージング処理をかけた処理結果が
図9の(b)となる。
【0090】例えば、画素71は図9の(a)におい
て、自分自身と右、下、右下の4画素のうち、1画素の
みが255なので255/4により63となる。また、
画素72は図9の(a)において、自分自身と右、下、
右下の4画素のうち、2画素が255なので255*2
/4により127となる。また、画素73は図9(a)
において、自分自身と右、下、右下の4画素のうち、3
画素が255なので255*3/4により191とな
る。図9において(b)の画像は、(a)の画像に比べ
てギザギザ度が緩和されていることがわかる。
【0091】以上のようなスムージング処理が施される
と画像がぼけるので、次にエッジ強調部52でエッジ強
調を行う。エッジ強調を行うフィルタ処理は多くある
が、本実施形態では5×5のフィルタにおいて、中心画
素をe、左上、右上、左下、右下の各頂点画素をa,
b,c,dとした場合に、 E(e)=e+(4*e−a−b−c−d)/8 によりエッジ強調データE(e)を得る計算式を使用す
る。このような計算を行うフィルタ回路の構成は一般的
なので詳細は説明しない。図9の(b)の画像に対して
E(e)のエッジ強調処理をかけた処理結果が図9の
(c)となる。例えば、画素71は、図9の(b)にお
いて、e=b=c=63、a=0、d=191なので、
(c)において、63+(4*63−63−63−19
1)/8により55となる。また、画素72は図9
(b)において、e=b=c=127、a=0、d=1
27なので127+(4*127−127−127−1
27)/8により143となる。また、画素73は図9
(b)において、e=b=c=191、a=0、d=6
3なので191+(4*191−191−191−6
3)/8により231となる(ただし、後ろの項単独で
四捨五入している)。
【0092】図9(c)は図9(a)に比べ、ギザギザ
度が緩和されているとともに、図9(b)に比べてエッ
ジの強調された画像となっており、図9(a)、図9
(b)よりも元画像である図3(a)に近い画像となっ
ていることがわかる。
【0093】図10は第2の実施形態の画像処理装置の
制御手順を説明するためのフローチャートである。ステ
ップS21〜ステップS25、ステップS28の処理
は、ほぼ第1の実施形態のフローチャート(図7のステ
ップS11〜S15、ステップS18)と同様であり、
ここでは説明を省略する。第2の実施形態では、ステッ
プS26,S27,S29,S30において第1の実施
形態と異なる処理が実行されることになる。
【0094】画像データがフル解像度で展開された場合
には、ステップS26では、展開解像度を画像形成装置
1に通知する代わりに、スムージング処理、エッジ強調
処理のパラメータとして、「スムージング処理なし」、
「エッジ強調処理なし」を画像形成装置1の制御部16
に、シリアルI/F13を介して指示する。ステップS
27では、画像形成装置1の制御部16は送られてきた
「スムージング処理なし」、「エッジ強調処理なし」と
いうパラメータに基づいてスムージング部51、エッジ
強調部52の設定を行い、受信した画像データを画像処
理してプリントする。この場合は図3の(a)に示した
フル解像度画像が送られてくるので、スムージング処
理、エッジ強調処理は行わず、図3の(a)の画像がそ
のままプリントされる。
【0095】一方、ハーフ解像度で展開された場合に
は、ステップS29において、展開解像度を画像形成装
置1に通知する代わりに、スムージング処理、エッジ強
調処理パラメータとして、「スムージング処理あり」、
「エッジ強調処理あり」を画像形成装置1の制御部16
にシリアルI/F13を介して指示する。ステップS3
0において、画像形成装置1の制御部16は送られてき
た「スムージング処理あり」、「エッジ強調処理あり」
というパラメータに基づいてスムージング部51、エッ
ジ強調部52の設定を行い、受信した画像データを画像
処理してプリントする。この場合は図9の(a)に示し
た片ハーフ解像度画像が送られてくるので、スムージン
グ処理、エッジ強調処理が行われ、図9の(c)に示す
ように画質が改善されてプリントされることになる。
【0096】一般に通常のデジタル複写機では画像を複
写する際の画質改善を実現するためにスムージング処理
回路とエッジ強調処理回路を備えている。従って、第2
の実施形態の画像形成装置1においては、そのスムージ
ング処理回路とエッジ強調処理回路を流用することを可
能とし、余分なコストを発生させずにハーフ解像度の画
像の画質を改善させている。
【0097】なお、第2の実施形態においては、スムー
ジング処理とエッジ強調処理の2種類の処理を用いて画
質を改善したが、これをスムージング処理だけを行うよ
うに構成してもよい。この場合、エッジ協調処理を併用
した場合に比べて画質が犠牲になるが、構成をより簡素
化することができる。また、上記実施形態ではスムージ
ング処理とエッジ強調処理を用いたが、こられら以外の
フィルタ処理を用いて、展開解像度によってそのパラメ
ータを変えるようにしてもよい。
【0098】[第3の実施形態]第3の実施形態は、第
1の実施形態では展開解像度によって再補間処理をする
かしないかを切り替えていたのに対し、展開解像度によ
って、パターンマッチングのパラメータを変更するよう
に構成したものである。
【0099】その他については第3の実施形態は、第1
の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と同様の
点は説明を省略し、相違点を説明する。
【0100】図11は、図1のフルページ画像メモリ1
0−1上にフル解像度と片ハーフ解像度で画像が展開さ
れた場合の第3の実施形態の画像処理システムにおける
パターンマッチングの処理を説明するための図である。
図11(a)は、「A」という文字をフル解像度(主走
査400dpi×副走査400dpi)で展開した場合
の画像メモリ上の画素配列を示すものである。このよう
にフル解像度で展開された場合には、これがそのまま画
像形成装置1に送られ、画像形成装置1内で図11
(a)と同じパターンとパターンマッチングが行われ、
「A」という文字と認識される。
【0101】一方、図11(b)は片ハーフ解像度(主
走査400dpi×副走査200dpi)で同じ画像を
描画した場合の画像メモリ上の画素配列を示すものであ
る。副走査方向が200dpiなので、同一画像が主走
査6画素、副走査4ラインで展開される。図11(b)
のように片ハーフ解像度で展開された場合には、メモリ
上の各ラインが2度読み出されて図11(c)の画像と
して画像形成装置1に送られる。即ち、L2Nの画像デー
タがL2Nとして送られるとともに、L2N+1の代わりとし
ても送られる。この場合、画像形成装置1内で図11
(a)と同じパターンとパターンマッチングが行われる
と、パターンが一致しないため、「A」という文字とし
て認識されない。
【0102】そこで、本実施形態では、画像処理装置側
から展開解像度がフル解像度と通知された場合には11
(a)と同じパターンとパターンマッチングを行い、片
ハーフ解像度と通知された場合には図11(a)と同じ
パターンの偶数ラインについてのみパターンマッチング
を行うように構成する。このようにすることにより、図
11(c)の画像についてもパターンマッチングが行え
るようになる。第3の実施形態ではこのようにパターン
マッチングのパターン自体を変更したが、これをパター
ンマッチングにおける近似度の判断基準を変えるような
構成にしても良い。即ち、片ハーフ解像度で展開された
場合はフル解像度で展開された場合より、広い範囲のパ
ターンを同一とみなすようにしても良い。
【0103】以上のようなパターンマッチングは、画像
データ中の文字情報を抽出したりする用途の他、紙幣デ
ータなどのプリントすべきでない画像データを検出する
ためにも用いられ、パターンマッチングの対象も文字だ
けでなく、各種図形のパターンも対象となっている。ま
た、画像中の文字領域、写真領域を識別し、それぞれに
適した処理を行う像域別処理を行うために文字領域を検
出する場合にも、横の太さの検出などのパターンマッチ
ングが行われている。このようなパターンマッチングに
おいては、図11で説明したごとく、パターンマッチン
グを行う画像データの実質的解像度がどうなっているか
によってパターンマッチング処理を変えないと正確な結
果が得られない。
【0104】よって、第3の実施形態では、画像処理装
置側から通知された展開解像度によってパターンマッチ
ングのパラメータを変えるようにしている。
【0105】一般に通常のデジタル複写機では画像を複
写する際の画質改善を実現するために画像中の文字領
域、写真領域を識別し、それぞれに適した処理を行う像
域別処理を行っており、文字領域を検出するために線の
太さの検出などのパターンマッチングを行っている。こ
の像域別処理を、画像処理装置3から送られてきたプリ
ント画像データに対しても適用する場合には、その像域
別処理回路を共通に使用することが可能である。そし
て、その場合には、画像処理装置側から通知された展開
解像度によってパターンマッチングのパラメータを変え
ることで、フル解像度、片ハーフ解像度の各画像データ
に対して適切にパターンマッチングを行うことが可能と
なる。
【0106】[第4実施形態]次に、第4の実施形態を
説明する。第1の実施形態では展開解像度によって再補
間処理をするかしないかを切り替えていたのに対し、第
4の実施形態は、展開解像度によって、画像形成装置内
の画像スプーリング部に画像を保持する場合の解像度を
変更するように構成したものである。以下第4の実施形
態を説明するが、第1の実施形態と同様の構成、機能に
ついては説明を省略し、相違点について説明することに
する。
【0107】図12は、本発明の第4の実施形態におけ
るカラーPDL対応の画像処理装置3、画像形成装置1
から構成される画像形成システムを示すブロック図であ
る。第1の実施形態の構成(図1)における画像処理装
置3内の詳細ブロックの記述は省略してある。第1の実
施形態と異なる点は、再補間部14の代わりにスプール
用ハードディスク56、画像メモリ58、画像処理部3
3が入っている点である。即ち、第1の実施形態では展
開解像度によって再補間部14の再補間処理を変えた
が、第4の実施形態では展開解像度によってスプール用
ハードディスク56等に保持する画像データの解像度を
変える。
【0108】まず、画像処理装置3から送られてきた画
像データ12は外部インターフェース51を経由して制
御部52内のCPUにより、一旦スプール用ハードディ
スク56に書き込まれる。このとき、フル解像度で展開
された画像が送られてきた場合にはそのままスプール用
ハードディスク56に書き込まれるが、片ハーフ解像度
で展開された画像が送られてきた場合には、2度読みさ
れた水増し分は取り除かれて、1ラインおきにスプール
用ハードディスク56に書き込まれる。こうすることに
より、片ハーフ解像度で展開された画像を書き込むため
に必要なハードディスク内のスペースを半分にすること
ができ、スプール用ハードディスク56を効率的に使う
ことができる。
【0109】一旦、スプール用ハードディスク56に書
き込まれた画像データは、画像形成部60がプリントで
きる状況になると、スプール用ハードディスク56から
読み出され、画像メモリ58に書き込まれる。このと
き、フル解像度でスプール用ハードディスク56に保持
された画像はそのまま画像メモリ58に書き込まれる。
一方、片ハーフ解像度でスプール用ハードディスク56
に保持された画像を画像メモリ58に書き込む場合に
は、実施形態1で示したような再補間処理を制御部52
内のCPUによりソフト的に行って書き込む。この第4
の実施形態では、画像メモリ58がバッファ的役割を果
たすので、再補間処理をハードによりリアルタイムに行
う必要はなく、CPUによるソフト処理を行って、準備
ができ次第、画像形成部60を起動してプリントを行え
ばよい。
【0110】画像メモリ58上に画像の準備ができる
と、画像形成部60を起動し、画像メモリ58からハー
ド的に読み出された画像データは画像処理部33で様々
な画像処理が施された後、画像形成部60に送られ画像
形成が行われる。なお、画像処理部33による処理とし
ては、色調整(カラーバランス、濃度調整)やエッジ強
調等が挙げられる。
【0111】なお、第4の実施形態において、図12に
示された画像形成装置1は、画像読み取り部32を持つ
複写機としての機能を有し、不図示の原稿台に載置され
た原稿を光学的に読みとって、やはり一旦スプール用ハ
ードディスク56に画像データを保持した後、画像形成
部60によってプリントすることができる。また、DF
(Document Feeder)31も持ち、制御部52の制御によ
って複数原稿を自動的に供給して読み込むこともでき
る。さらに、ソータ42を持ち、制御部52の制御によ
って画像形成が施された用紙をソート出力したり、画像
読み取り部32で読み取った画像データのプリント結果
と画像処理装置3から送られてきた画像データのプリン
ト結果を別々の場所に排紙して区別する機能を持ってい
る。また、操作部54は主に画像読み取り部32を用い
た複写機としての機能を用いる場合に、ユーザが様々な
指示を行うのに用いられる。
【0112】図13は、第4の本実施形態の画像形成装
置側の制御手順を説明するためのフローチャートであ
る。なお、画像処理装置側の制御フローは第1の実施形
態と同様である。
【0113】ステップS31では、画像処理装置3との
シリアルI/F13経由の通信により、データ受信及び
プリント開始を指示するコマンドがくるまで待つ。当該
コマンドが受信されたら、ステップS32に進む。ステ
ップS32では、これから受信する画像データがフル解
像度で展開されたものか、片ハーフ解像度で展開された
ものかを示す解像度情報を受信する。次にステップS3
3では、ステップS32で受信した解像度情報に基づい
て、これから受信する画像データがフル解像度で展開さ
れたものか、片ハーフ解像度で展開されたものかを判断
して処理を分岐する。
【0114】フル解像度の場合は、ステップS34ヘ進
み、画像データを外部インターフェース51を経由して
受信し、そのままスプール用ハードディスク56に書き
込む。次いでステップS35では、画像形成部50がプ
リント可能になるのを待ち、スプール用ハードディスク
56から読み出した画像データをそのまま画像メモリ5
8に書き込む。ただし、画像メモリが空いていれば、画
像形成部50がプリント可能になる前に予め書き込んで
おいても良い。次いで、ステップS36では画像メモリ
からハード的に画像を読み出して、画像処理部33で所
定の画像処理を施し、画像形成部60でプリントを行
う。
【0115】一方、ステップS33において片ハーフ解
像度と判断された場合は、処理はステップS37ヘ進
む。ステップS37では、画像データを外部インターフ
ェース51を経由して受信し、2度読みされた水増し分
を取り除いて、1ラインおきにスプール用ハードディス
ク56に書き込む。即ち、フル解像度で展開された場合
の半分の量の画像データがスプール用ハードディスク5
6に書き込まれる。次いでステップS38では、画像形
成部50がプリント可能になるのを待ち、スプール用ハ
ードディスク56から読み出した画像をフル解像度相当
になるように変換しながら書き込む。
【0116】ここで、本実施形態では画像メモリ58に
書き込む場合に、実施形態1で示したような再補間処理
を制御部52内のCPUによりソフト的に行って書き込
むことにより画像品位を向上させている。即ち、画像処
理装置3で片ハーフ解像度で図3の(b)のごとく展開
された画像データは、読み出し時に各ラインにつき2度
読みされて図3の(c)の形で画像形成装置に送られて
くる。この画像データは、スプール用ハードディスク5
6に書き込む際に水増し分を削除され有効部分のみをサ
ンプリングされて、再度図3の(b)の形に戻されてス
プール用ハードディスク56に書き込まれる。そして、
プリント時には、実施形態1で示したような再補間処理
を制御部52内のCPUによりソフト的に行うことによ
り、画像メモリ58上には図3の(d)に示した画像が
書き込まれる。次いでステップS39では画像メモリか
らハード的に画像を読み出して画像形成部60でプリン
トを行う。
【0117】図13のフローチャートでは説明の都合
上、1つのプリントジョブにのみ注目し、受信してスプ
ール用ハードディスク56へ書き込んだ後、画像形成部
50がプリント可能になるのを待って読み出して画像メ
モリ58に移すように記述したが、実際にはスプール用
ハードディスク56への書き込みと、読み出しは非同期
に行われる。即ち、受信した画像データは、直ちにスプ
ール用ハードディスク56に書き込まれてスプーリング
される。そのとき、その画像がどういう解像度で書き込
まれたか等の情報(解像度情報)も同時に管理領域に書
き込まれる。また、画像読み取り部32から読み込まれ
た複写画像データも同様にしてスプール用ハードディス
ク56に書き込まれてスプーリングされる。一方、読み
出しについては、画像形成部50がプリント可能であれ
ば、先着の画像データもしくは優先順位の高い画像デー
タから順番にスプール用ハードディスク56から読み出
されてプリントされる。例えば、複写画像データはオペ
レータが当該装置の前で待っていると考えられるので、
画像処理装置3から受信したプリント画像データより優
先してもプリントされるようにする。このとき、当該画
像データに対応づけて登録された解像度情報に従って、
上述のような再補間処理等を行う。
【0118】また、第4の実施形態では、ソフトによっ
て再補間を行ったが、これを画像メモリ58には片ハー
フ解像度の画像データを各ライン2度読みして書き込
み、それを読み出して画像形成部60に送る際に第1の
実施形態と同様な構成の再補間部でハード的に再補間処
理するようにしてもよい。この場合、図12の画像処理
部33に図1の再補間処理回路14を含ませればよい。
【0119】なお、第4の実施形態では、片ハーフ解像
度で展開された画像データをハードディスク56に書き
込む場合に片ハーフ解像度に戻していたが、これを片ハ
ーフ解像度であることを示すデータと共にそのまま書き
込み、読み出し時に水増しデータを削除しながら再補間
を行うように構成することも可能である。この場合、片
ハーフ解像度の画像データ格納時におけるハードディス
クの節約は成し得ないが、ハードディスク56へのデー
タの格納手順を、片ハーフ解像度とフル解像度の場合で
変更する必要がなく、構成が容易となる。
【0120】なお、以上の各実施形態では空きメモリ量
や画像サイズなどにより自動的に展開解像度を決定した
が、これをユーザが指示した解像度を用いるようにして
もよい。
【0121】また、以上の各実施形態では展開解像度と
してフル解像度(主走査400dpi×副走査400d
pi)と片ハーフ解像度(主走査400dpi×副走査
200dpi)とを展開解像度として選択使用したが、
複数種の展開解像度であればこれに限るものではなく、
別の片ハーフ解像度(主走査200dpi×副走査40
0dpi)や両ハーフ解像度(主走査200dpi×副
走査200dpi)等を用いてもよい。また、400d
piでなく、600dpiなどを用いてもよいのは当然
である。
【0122】また、以上の各実施形態では、再補間機能
などを持たない画像形成装置にもそのまま接続できるよ
うに片ハーフ解像度で展開した場合にも、水増しデータ
を加えることにより、画像形成装置には見かけ上フル解
像度の画像データを送る構成にしていた。しかし、これ
を水増しデータを加えずに、片ハーフ解像度のデータを
そのまま送るようにした構成としてもよい。この場合、
例えば第1の実施形態においては図4のFIFO21へ
の書き込みを1ラインおき、即ち片ハーフ解像度のデー
タが送られるタイミングにのみ行うように修正するなど
して対応すればよい。この結果、FIFO21への1回
のデータ書き込みに対して2回のデータ読み出しが行わ
れる。
【0123】また、以上の各実施形態では、画像処理装
置3と画像形成装置1間で画像を転送するインターフェ
イスとして画像同期信号に同期させて画像データを送る
いわゆるビデオI/Fを用いていた。このインターフェ
ースは制御が簡単で、画像データをリアルタイムに高速
に送れるという特徴を持っている。しかし、ビデオI/
Fの代わりにSCSIやLAN等の汎用インターフェー
スを用いた構成としてもよい。この場合、画像形成装置
側に速度調整用のバッファメモリが必要になるが、画像
処理装置側から画像をリアルタイムに送る必要がなくな
るという特徴を持つ。
【0124】また、以上の各実施形態では画像形成装置
は電子写真方式の複写機であったので画像メモリ10−
1や、画像メモリ58はページメモリとして記述した
が、画像形成装置は他の方式の画像形成装置、例えばイ
ンクジェット方式や感熱方式のプリンタでもよい。この
場合、画像形成は1ページを複数に分割したバンド単位
で行われるため、画像メモリ10−1、58もバンドメ
モリで良い。
【0125】また、以上の各実施形態では、ホストコン
ピュータから受け取る画像データをPDLデータの形式
で受け取っていた。この形式は、文字データ、図形デー
タ、ラスタ画像データを統一的に扱えるという特徴を持
っている。しかし、このPDLデータの代わりに、ラス
タ画像データを受取り、それを画像メモリに書き込むと
いう構成としてもよい。この場合は、複雑な展開処理を
行わないため、CPU6、ROM(不図示)、RAM1
0等について高速なものを使う必要がなく、画像処理装
置の価格を安くできるという特徴がある。
【0126】また、以上の各実施形態ではラスタ画像デ
ータをそのまま画像メモリ上に展開したり、スプール用
ハードディスクに保持していた。これはハード構造を簡
単にできるという特徴を持っている。しかし、そのまま
展開する代わりに、何等かの圧縮を施して画像メモリや
スプール用ハードディスクに保持するようにしてもよ
い。この場合は、ハード構造は複雑になるが、必要なメ
モリ容量を減らせるという効果がある。
【0127】また、以上の各実施形態においては、外部
のホストコンピュータ等から通信により、PDLデータ
等の画像データを受け取っていたが、これを記憶媒体か
ら画像データを読み取るようにしてもよい。記憶媒体と
しては、フロッピーディスクやハードディスク、ICカ
ード等が挙げられる。また、図示しないアプリケーショ
ンプログラムで作られたPDLデータをRAM10のメ
インメモリ上で、受け渡すようにしてもよい。
【0128】また、以上の各実施形態では、画像形成装
置1は、画像処理装置3と分離しているが、これを一体
化しても良い。
【0129】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0130】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0131】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0132】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0133】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0135】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると以下のようになる。
【0136】画像処理装置に適用可能な制御プログラム
を格納する記憶媒体は、図15のメモリマップ例に示す
各モジュールを記憶媒体に格納することになる。すなわ
ち、少なくとも、画像データを入力する入力処理モジュ
ールと、前記入力処理モジュールで入力された画像デー
タを展開する際の解像度を設定する設定処理モジュール
と、前記設定処理モジュールで設定された解像度で、前
記画像データをメモリ上に展開する展開処理モジュール
と、前記展開された画像データの実質的な解像度を前記
外部装置ヘ通知する通知処理モジュールと、前記メモリ
上に展開された画像データを読み出し、これを外部装置
へ転送する転送処理モジュールの各モジュールのプログ
ラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0137】また、画像形成装置に提供される制御プロ
グラムを格納する記憶媒体は以下のようなプログラムコ
ードを格納するものであっても良い。すなわち、図16
に示されるように、画像データを入力する入力処理モジ
ュールと、前記入力処理モジュールで入力された画像デ
ータを展開する際の解像度を設定する設定処理モジュー
ルと、前記設定処理モジュールで設定された解像度で、
前記画像データをメモリ上に展開する展開処理モジュー
ルと、前記展開された画像データの実質的な解像度に基
づいて、外部装置において実行すべき画像処理を指示す
る指示処理モジュールと、前記メモリ上に展開された画
像データを読み出し、これを所定解像度に対応した画像
データへ変換して前記外部装置へ転送する転送処理モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納する。
【0138】また、画像形成装置側に提供する制御プロ
グラムを格納する記憶媒体としては、以下のプログラム
コードを格納することになる。すなわち、図17に示す
ように、外部装置から画像データを受信する第1受信処
理モジュールと、前記画像データの実質的な解像度を示
す解像度情報を受信する第2受信処理モジュールと、前
記第2受信処理モジュールで受信した解像度情報に基づ
いて前記画像データに施すべき画像処理を設定する設定
処理モジュールと、前記第1受信処理モジュールで受信
した前記画像データに対して前記設定処理モジュールで
設定された画像処理を施す画像処理モジュールと、前記
画像処理モジュールで処理された画像データに基づいて
画像形成を行う形成処理モジュールの各プログラムコー
ドを格納する。
【0139】また、画像形成装置側へ提供する制御プロ
グラムを格納する記憶媒体としては、以下のプログラム
コードを格納するものでもよい。即ち、図18に示すよ
うに、外部装置から画像データを受信する第1受信処理
モジュールと、前記画像データの実質的な解像度に基づ
く処理パラメータを受信する第2受信処理モジュール
と、前記第2受信処理モジュールで受信した処理パラメ
ータに基づいて画像データの処理内容を設定する設定処
理モジュールと、前記第1受信処理モジュールで受信し
た画像データを、前記設定処理モジュールで設定された
処理内容で処理する画像処理モジュールと、前記画像処
理モジュールで処理された画像データに基づいて画像形
成を行う形成処理モジュールの各プログラムコードを格
納する。
【0140】更に、画像形成装置側へ提供する制御プロ
グラムを格納する記憶媒体としては、以下のプログラム
コードを格納するものでもよい。即ち、図19に示すよ
うに、外部装置からラスタ形式の画像データを所定解像
度で受信する第1受信処理モジュールと、前記外部装置
から前記画像データの実質的な解像度を示す解像度情報
を受信する第2受信処理モジュールと、前記画像データ
を前記第2受信処理モジュールで受信した解像度情報に
基づいて解像度変換してスプールするスプール処理モジ
ュールと、前記スプール処理モジュールでスプールされ
た画像データを読み出して、該画像データを前記所定解
像度へ変換して画像形成する形成処理モジュールの各プ
ログラムコードを格納する。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理装置内で展開した画像データの解像度に応じ
て、画像形成装置側で適切な画像処理を施して画像形成
を行うことが可能となる。
【0142】また、本発明によれば、画像データの送信
に際して、当該画像データの展開時の実質的な解像度を
外部装置へ通知することが可能となり、当該外部装置に
おいて適切な画像処理を実行し得るようになる。
【0143】また、本発明によれば、外部装置より受信
した画像データに基づいて画像形成を行うに際して、該
外部装置より当該画像データの実質的な解像度、もしく
は当該画像データに対して施すべき画像処理内容を指示
する情報を受信し、これに基づいて当該画像データを処
理し、画像形成することが可能となる。このため、受信
した画像データに適した画像処理を施すことができ、形
成画像の品位が向上する。
【0144】また、本発明によれば、外部装置より受信
した画像データをスプールするに際して、該外部装置よ
り当該画像データの実質的な解像度を受信し、これに基
づいて当該画像データの解像度変換を行ってスプールす
ることが可能となる。このため、適切な解像度で画像デ
ータをスプールすることができ、メモリの利用効率が向
上する。
【0145】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるカラーPDL対応の画
像処理装置3、画像形成装置1から構成される画像形成
システムを示すブロック図である。
【図2A】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図2B】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図2C】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図2D】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図2E】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図2F】PDLデータについて説明するための図であ
る。
【図3】図1のフルページ画像メモリ10−1上にフル
解像度と片ハーフ解像度で画像が展開された場合の画像
の状態を示す図である。
【図4】画像形成装置1内の再補間部14の詳細ブロッ
ク図である。
【図5A】フル解像度で展開された画像が画像処理装置
3から画像形成装置1に送られ、再補間部14より出力
される状態を示す図である。
【図5B】片ハーフ解像度で展開された画像が画像処理
装置3から画像形成装置1に送られ、再補間部14より
出力される状態を説明する図である。
【図6】各画素信号a〜fと出力信号17との画像上の
位置関係を表す図である。
【図7】第1の実施形態の画像処理装置の制御手順を説
明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施形態におけるカラーPDL対応の画
像形成システムを示すブロック図である。
【図9】図8のフルページ画像メモリ10−1上に片ハ
ーフ解像度で画像が展開された場合の本実施形態の画像
処理システムにおける画像の改善方法を説明するための
図である。
【図10】第2の実施形態の画像処理装置の制御手順を
説明するためのフローチャートである。
【図11】図1のフルページ画像メモリ10−1上にフ
ル解像度と片ハーフ解像度で画像が展開された場合の第
3の実施形態の画像処理システムにおけるパターンマッ
チングの処理を説明するための図である。
【図12】本発明の第4の実施形態におけるカラーPD
L対応の画像処理装置3、画像形成装置1から構成され
る画像形成システムを示すブロック図である。
【図13】第4の本実施形態の画像形成装置側の制御手
順を説明するためのフローチャートである。
【図14】フル解像度と片ハーフ解像度でメモリ上に画
像を展開する一般的な画像処理装置における画像の状態
を説明する図である。
【図15】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を表す図である。
【図16】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を表す図である。
【図17】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を表す図である。
【図18】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を表す図である。
【図19】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を表す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 101 G06F 15/62 A

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定手段と、 前記設定手段で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開手段と、 前記展開された画像データの実質的な解像度を外部装置
    ヘ通知する通知手段と、 前記メモリ上に展開された画像データを読み出し、これ
    を前記外部装置へ転送する転送手段とを備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記転送手段は、前記メモリ上に第1の
    解像度で展開された画像を読み出し、これを第2の解像
    度に変換して前記外部装置へ転送し、 前記通知手段は前記第1の解像度を前記外部装置に通知
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定手段と、 前記設定手段で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開手段と、 前記展開された画像データの解像度に基づいて、外部装
    置において実行すべき画像処理を指示する指示手段と、 前記メモリ上に展開された画像データを読み出し、これ
    を所定解像度に対応した画像データへ変換して前記外部
    装置へ転送する転送手段とを備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、前記展開された画像デ
    ータの解像度に基づいて、前記外部装置において実行さ
    れる画像処理が参照するパラメータを通知することを特
    徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記展開手段は2種類以上の解像度で展
    開可能であり、 前記設定手段は前記展開手段において展開可能な解像度
    のうちの一つに設定することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、前記展開手段において
    利用可能なメモリのメモリ量に基づいて解像度を設定す
    ることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は、片面プリントか両面プ
    リントかに基づいて解像度を設定することを特徴とする
    請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、1画素あたりの展開ビ
    ット数と前記展開手段が利用可能なメモりの容量とに基
    づいて解像度を設定することを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記展開手段によって
    展開される画像サイズに基づいて解像度を設定すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 外部装置から画像データを受信する第
    1受信手段と、 前記画像データの実質的な解像度を示す解像度情報を受
    信する第2受信手段と、 前記第2受信手段で受信した解像度情報に基づいて前記
    画像データに施すべき画像処理を設定する設定手段と、 前記第1受信手段で受信した前記画像データに対して前
    記設定手段で設定された画像処理を施す処理手段と、 前記処理手段で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 外部装置から画像データを受信する第
    1受信手段と、 前記画像データの実質的な解像度に基づく処理パラメー
    タを受信する第2受信手段と、 前記第2受信手段で受信した処理パラメータに基づいて
    画像データの処理内容を設定する設定手段と、 前記第1受信手段で受信した画像データを、前記設定手
    段で設定された処理内容で処理する処理手段と、 前記処理手段で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記処理手段は前記画像データに対し
    て補間処理を行うものであり、前記設定手段で設定され
    た処理内容に従って該補間処理の内容を変更することを
    特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記補間処理の内容の変更は、補間処
    理を行うか行わないかのいずれかを選択するものである
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記処理手段は前記画像データに対し
    てフィルタ処理を行うものであり、前記設定手段で設定
    された処理内容に従って該フィルタ処理の内容を変更す
    ることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形
    成装置。
  15. 【請求項15】 前記処理手段は、前記画像データに対
    してパターンマッチングを行うものであり、前記設定手
    段で設定された処理内容に従って該パターンマッチング
    の内容を変更することを特徴とする請求項10又は11
    に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記パターンマッチングの内容の変更
    は、パターンマッチングに用いる基準パターンを変更す
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記パターンマッチングの内容の変更
    は、パターンマッチングにおける一致判定の閾値を変更
    することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 原稿画像を光学的に読み取って画像デ
    ータを得る画像読取り手段を更に備え、 前記処理手段は、前記読取り手段で得られた画像データ
    を処理可能であることを特徴とする請求項10乃至17
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 外部装置からラスタ形式の画像データ
    を所定解像度で受信する第1受信手段と、 前記外部装置から前記画像データの実質的な解像度を示
    す解像度情報を受信する第2受信手段と、 前記画像データを前記第2受信手段で受信した解像度情
    報に基づいて解像度変換してスプールするスプール手段
    と、 前記スプール手段でスプールされた画像データを読出し
    て、該画像データを前記所定解像度へ変換して画像形成
    する形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記スプール手段は、前記画像データ
    を前記実質的な解像度に変換してスプールすることを特
    徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記形成手段は、前記スプール手段で
    スプールされた画像データを読み出し、これを前記所定
    解像度へ変換し、変換された画像データをメモリに保持
    し、該メモリに保持された画像データを読出して画像形
    成を行うことを特徴とする請求項20に記載の画像形成
    装置。
  22. 【請求項22】 前記形成手段において、前記所定解像
    度への変換に際して補間処理を施すことを特徴とする請
    求項21に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記形成手段において、前記メモリに
    保持された画像データの読み出しに際して補間処理を施
    すことを特徴とする請求項21に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 画像データを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定工程と、 前記設定工程で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開工程と、 前記展開された画像データの実質的な解像度を前記外部
    装置ヘ通知する通知工程と、 前記メモリ上に展開された画像データを読み出し、これ
    を外部装置へ転送する転送工程とを備えることを特徴と
    する画像処理方法。
  25. 【請求項25】 画像データを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定工程と、 前記設定工程で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開工程と、 前記展開された画像データの実質的な解像度に基づい
    て、外部装置において実行すべき画像処理を指示する指
    示工程と、 前記メモリ上に展開された画像データを読み出し、これ
    を所定解像度に対応した画像データへ変換して前記外部
    装置へ転送する転送工程とを備えることを特徴とする画
    像処理方法。
  26. 【請求項26】 外部装置から画像データを受信する第
    1受信工程と、 前記画像データの実質的な解像度を示す解像度情報を受
    信する第2受信工程と、 前記第2受信工程で受信した解像度情報に基づいて前記
    画像データに施すべき画像処理を設定する設定工程と、 前記第1受信工程で受信した前記画像データに対して前
    記設定工程で設定された画像処理を施す処理工程と、 前記処理工程で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成工程とを備えることを特徴とする画像形成
    方法。
  27. 【請求項27】 外部装置から画像データを受信する第
    1受信工程と、 前記画像データの実質的な解像度に基づく処理パラメー
    タを受信する第2受信工程と、 前記第2受信工程で受信した処理パラメータに基づいて
    画像データの処理内容を設定する設定工程と、 前記第1受信工程で受信した画像データを、前記設定工
    程で設定された処理内容で処理する処理工程と、 前記処理工程で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成工程とを備えることを特徴とする画像形成
    方法。
  28. 【請求項28】 外部装置からラスタ形式の画像データ
    を所定解像度で受信する第1受信工程と、 前記外部装置から前記画像データの実質的な解像度を示
    す解像度情報を受信する第2受信工程と、 前記画像データを前記第2受信工程で受信した解像度情
    報に基づいて解像度変換してスプールするスプール工程
    と、 前記スプール工程でスプールされた画像データを読み出
    して、該画像データを前記所定解像度へ変換して画像形
    成する形成工程とを備えることを特徴とする画像形成方
    法。
  29. 【請求項29】 可視画像形成のための画像処理を制御
    するプログラムコードを格納するコンピュータ可読メモ
    リであって、 画像データを入力する入力工程のコードと、 前記入力工程で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定工程のコードと、 前記設定工程で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開工程のコードと、 前記展開された画像データの実質的な解像度を前記外部
    装置ヘ通知する通知工程のコードと前記メモリ上に展開
    された画像データを読み出し、これを外部装置へ転送す
    る転送工程のコードと、 を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  30. 【請求項30】 可視画像形成のための画像処理を制御
    するプログラムコードを格納するコンピュータ可読メモ
    リであって、 画像データを入力する入力工程のコードと、 前記入力工程で入力された画像データを展開する際の解
    像度を設定する設定工程のコードと、 前記設定工程で設定された解像度で、前記画像データを
    メモリ上に展開する展開工程のコードと、 前記展開された画像データの実質的な解像度に基づい
    て、外部装置において実行すべき画像処理を指示する指
    示工程のコードと、 前記メモリ上に展開された画像データを読み出し、これ
    を所定解像度に対応した画像データへ変換して前記外部
    装置へ転送する転送工程のコードと、 を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  31. 【請求項31】 受信した画像データに基づいて画像形
    成を行うための制御プログラムを格納するコンピュータ
    可読メモリであって、 外部装置から画像データを受信する第1受信工程のコー
    ドと、 前記画像データの実質的な解像度を示す解像度情報を受
    信する第2受信工程のコードと、 前記第2受信工程で受信した解像度情報に基づいて前記
    画像データに施すべき画像処理を設定する設定工程のコ
    ードと、 前記第1受信工程で受信した前記画像データに対して前
    記設定工程で設定された画像処理を施す処理工程のコー
    ドと、 前記処理工程で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成工程のコードとを備えることを特徴とする
    コンピュータ可読メモリ。
  32. 【請求項32】 受信した画像データに基づいて画像形
    成を行うための制御プログラムを格納するコンピュータ
    可読メモリであって、 外部装置から画像データを受信する第1受信工程のコー
    ドと、 前記画像データの実質的な解像度に基づく処理パラメー
    タを受信する第2受信工程のコードと、 前記第2受信工程で受信した処理パラメータに基づいて
    画像データの処理内容を設定する設定工程のコードと、 前記第1受信工程で受信した画像データを、前記設定工
    程で設定された処理内容で処理する処理工程のコード
    と、 前記処理工程で処理された画像データに基づいて画像形
    成を行う形成工程のコードとを備えることを特徴とする
    コンピュータ可読メモリ。
  33. 【請求項33】 受信した画像データに基づいて画像形
    成を行うための制御プログラムを格納するコンピュータ
    可読メモリであって、 外部装置からラスタ形式の画像データを所定解像度で受
    信する第1受信工程のコードと、 前記外部装置から前記画像データの実質的な解像度を示
    す解像度情報を受信する第2受信工程のコードと、 前記画像データを前記第2受信工程で受信した解像度情
    報に基づいて解像度変換してスプールするスプール工程
    のコードと、 前記スプール工程でスプールされた画像データを読み出
    して、該画像データを前記所定解像度へ変換して画像形
    成する形成工程のコードとを備えることを特徴とするコ
    ンピュータ可読メモリ。
JP8155641A 1996-06-17 1996-06-17 画像処理装置及び画像形成装置及びその方法 Withdrawn JPH103366A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002036629A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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JP2002036629A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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