JPH10337486A - 洗米方法および洗米装置 - Google Patents
洗米方法および洗米装置Info
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- JPH10337486A JPH10337486A JP16517197A JP16517197A JPH10337486A JP H10337486 A JPH10337486 A JP H10337486A JP 16517197 A JP16517197 A JP 16517197A JP 16517197 A JP16517197 A JP 16517197A JP H10337486 A JPH10337486 A JP H10337486A
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Abstract
洗米装置を提供する。 【解決手段】 洗米装置10は3段に直列接続された洗
浄ユニット18と、最終段の洗浄ユニットの後に配置さ
れる水分離機20と、当該水分離機20の後段に配置さ
れる水切り手段を持つ浸漬槽48とで構成される。洗浄
ユニット18は、原料米12や洗浄水を取り込むための
タンク22と、当該タンク22の底部に接続される洗浄
用ジェットポンプ24とで構成される。このように洗米
装置10を構成すれば、洗浄後の原料米12が洗浄前の
原料米12と混ざり合うことが無く、どの米粒も必ず所
定の回数だけ各段の洗浄用ジェットポンプ24にて洗米
がなされる。
Description
原料米の洗米方法および洗米装置に係り、特に高速かつ
均一に洗米が可能となる洗米方法および洗米装置に関す
る。
る。ところで吟醸酒などの原料となる低精米歩合米は、
吸水時間に比例して吸水率が急激に増加する性質を有し
ている。このため吸水時間にバラツキがあると、吸水率
にもバラツキが生じ、過剰吸水の米粒や吸水不足の米粒
が発生する。過剰吸水の米粒は蒸した後にベタツキやす
く、いわゆる「サバケ」が悪くなる原因になる。また吸
水不足の米粒は蒸した後もいわゆる「生蒸し」となり、
発酵に寄与せず歩留まりを低下させる。このため酒造米
の水分調節、すなわち吸水時間の管理は清酒の製造工程
において重要な操作の一つになっている。
は、洗米装置に原料米を投入するときの時間差と、浸漬
槽での水切りのときの時間差との和である。洗米装置で
の吸水時間差は、1バッチの原料米を洗米装置に投入す
るときに最初に投入される米粒が洗米装置内の水に接し
て吸水を開始する時間と、最後に投入される米粒が洗米
装置内の水に接して吸水を始める時間との差である。
は、最初に浸漬水が無くなる槽上部の米粒が吸水を終了
する時間と、最後に浸漬水が無くなる槽底部の米粒が吸
水終了する時間との差である。このうち浸漬槽での水切
時に生じる時間差は、米を1mの高さに堆積させた場合
でも約10秒であり吸水率に与える影響は少ない。しか
し市販されている酒造米用洗米装置の能力は100kg
/分以下と小さいため、洗米装置に原料米を投入すると
きの吸水時間差は大きなものとなる。
合に、最初に洗米装置に投入された米粒と最後に洗米装
置に投入された米粒の吸水時間差は、5分(500kg
/バッチ÷100kg/分)になり、適正吸水時間が短
い低精米歩合米(例えば15分以下)では、吸水率のバ
ラツキが大きくなり適さない。このため低精米歩合米で
は通常原料米を人が容易に扱える約15kgのバッチに
分けてザルに投入し、手作業で洗米、浸漬、水切りを行
うことが多い。しかしこの作業は処理能力が低いだけで
なく、寒中の過酷な労働であることから種々の自動化装
置が提案されている。
示されるように、現在の手作業をそのままロボット化し
た装置が考案され実用化されている。これは洗米した原
料米を、少量(約10kg)ずつチェーンコンベアに装
着されたザル容器に投入し、所定時間だけ水槽に浸漬し
た後、水切りを行うシステムである。そして水切りされ
た原料米はタンクへと回収され、通常一夜保管された後
に蒸される。
米の保管容器の他に多数のザル容器とそれを搬送するチ
ェーンコンベア及びその自動制御装置が必要になる。こ
のためシステムのコストが高騰し、さらに設置スペース
が広くなる問題点があった。また吸水速度が遅い高精米
歩合米の水分を調節するにはコンべアの速度を遅くする
必要があり、処理能力が低下するという問題点があっ
た。
る洗米装置を用いれば多量の原料米でも少ない吸水時間
差で洗米することができ、さらに保管容器内で浸漬と水
切りとを行えば多数のザル容器や搬送装置等を用いるこ
となく低精米歩合米の洗米及び水分調節を行うことがで
きる。例えば1500kg/分の能力の洗米装置があれ
ば、500kg/バッチの原料米でも洗米工程における
吸水時間差は20秒(500kg/バッチ÷1500k
g/分)に留まり、低精米歩合米でも吸水率のバラツキ
は少なくなる。また高精米歩合米を洗米する場合にも、
低精米歩合米と同じ速度で洗米し、その後保管容器内で
浸漬と水切りを行えばよく、処理能力が低下することを
防止できる。
る洗米装置は機械式であり(例えば回転ドラム式洗米
機、水中攪拌式洗米機、スパイラル型のブラシ式洗米機
など)、当該機械式の洗米機にて洗米速度を向上させる
には装置を極端に大きくする必要があった。このため保
管容器の周辺に装置を配置することが困難であった。
241481号公報に示されるようなジェットポンプ式
の洗米器が開発されている。これはタンクに原料米を投
入し当該タンクの下部に設置したジェットポンプで原料
米を洗米しながらタンク上部に循環させ、繰返し洗浄を
行うバッチ式の装置であり、機械式洗米機に比べ1/3
〜1/10のスペースで機械式と同等の洗米能力を得る
ことができる。
1481号公報に示される洗米器では、原料米の洗浄効
率が極めて高いもののタンク内部がサイクロン状の完全
混合流れになっているため、例えば、原料米が平均5回
ジェットポンプを通過するように設計しても、実際の通
過回数は、1〜10回とばらつきが生じるという問題点
があった。
なり精米歩合が70%以下と低い。このため米粒表面に
は脂肪や蛋白質を主とする糠が少なく、飯米のように数
多くジェットポンプを通過させて洗米する必要はない。
しかし一方で酒造米の表面には精米時に生じたでん粉の
微粉がコーティングされている。この微粉は水に接する
と吸水してペースト状になり、薄膜となって米粒を覆
う。このため米粒の一粒一粒が確実に洗浄されずでん粉
が付着した米粒が残留していると、でん粉が蒸し工程で
糊化して接着剤の役目をはたし、蒸し米が団子状にな
る。また団子状にまで至らなくてもでん粉の微粉が残留
した米粒を核として4〜10個の米粒がブロックになる
いわゆる「こんぺいとう」が多数発生する。すなわち酒
造米の洗米では、数多くジェットポンプを通過させて洗
米する必要は無いが、一粒一粒を確実に洗米し、でん粉
の微粉を除去することが重要課題であった。
200〜1500kgの洗浄対象米を洗米するため、特
開平7−241481号公報に示される洗米器では米の
収容タンクを大きくする必要があった。更に、洗浄対象
米投入時に生じる吸水時間差を少なくするために、短時
間(20〜60秒)で洗浄対象米を収容タンクに投入
し、その後蓋をして運転を開始させる必要がある。しか
し飯米とは異なり、酒造米を水に漬けると米粒の表面に
付着したでん粉の微粉が水に溶け、接着剤となってブロ
ックが形成される。このため投入した200〜1500
kgの洗浄対象米で形成される巨大なブロックを破壊す
るための機構が必要となり、構造が複雑で洗浄が困難な
装置になる。
水との分離をなすため、回転ドラム式の水分離機が多く
用いられている。従来の回転ドラム式水分離機の構成を
図6に示す。しかしジェットポンプ式の洗米器では従来
の10倍以上の速度で洗米がなされるため、回転ドラム
式の水分離機1で対処させようとすると装置が大きくな
りすぎるという問題があった。つまり原料米と洗浄水と
は回転ドラム状の水分離ネット2の底のみを通過するた
め、水切り速度を10倍以上にする場合には、ドラム3
の直径を3〜4倍にして原料米の流路断面積を広くする
必要があり現実的では無かった。
対象米を高速かつ均一に洗米することが可能である洗米
装置を提供することを目的とする。
るタンクとジェットポンプで構成される洗浄ユニットを
洗浄回数分だけ直列に接続すれば洗浄対象米は確実に所
定の洗浄回数分だけジェットポンプを通過して洗浄がな
され、洗浄回数にばらつきが発生するのを防止すること
ができ、かつ酒造米特有の1バッチの量が多い原料米を
短時間で洗浄するニーズに対応できるという知見に基づ
いてなされたものである。
続されるジェットポンプに洗浄対象米を継続的に通過さ
せることによりジェット噴流による洗米処理を洗浄回数
分だけ行い、前記ジェットポンプを通過した後は水分離
装置にて前記洗浄対象米を洗浄水から分離させ、前記洗
浄対象米を浸漬槽へと投入し浸漬時間経過後に前記浸漬
槽にて水切りを行う手順とした。そして洗浄の際には、
前記ジェットポンプは洗浄対象米収容タンクの底部に設
けられ、前段のジェットポンプから送り込まれた前記洗
浄対象米は次段のタンクの底部に堆積された後に次段の
ジェットポンプによって後段側へと送られることとし、
前記洗浄対象米を投入した後に初段タンクへの加水を停
止させ、前記洗浄対象米が次段タンクへと移動した後に
前段のジェットポンプを停止させる手順を初段より逐次
行うこととするのが望ましい。
クとこのタンクに吸引口28が接続されるジェットポン
プとを備えた洗浄ユニットを洗浄回数分だけ直列に接続
し、前段ジェットポンプの噴流口を次段タンクに接続す
るとともに、最終段ジェットポンプの噴流口を水分離装
置を介して水切り機能を持つ浸漬槽に接続するように構
成した。ここで初段タンクには接線方向のベクトルを含
むように旋回流発生ノズル34を配置するとともに、初
段タンクの中央部にはダミーブロック36を設置するこ
とが望ましく、またタンクには超音波洗浄手段を設け、
さらに前記水分離装置を振動可能な皿状の網で形成する
ことが望ましい。
洗浄対象米はジェットポンプの噴流口を経由して洗浄水
とともに次段タンクの導入口へと導入される。このため
洗浄後の洗浄対象米が洗浄前の洗浄対象米と混ざり合う
ことが無く、どの米粒も必ず所定の回数だけ各段のジェ
ットポンプにて洗米がなされる。そして最終段のジェッ
トポンプから噴流された洗浄対象米と洗浄水とを水分離
装置に導入させると洗浄対象米から洗浄水を分離させる
ことができる。このため洗浄水から米粒にでん粉が再付
着するのを大巾に低減させることができる。また浸漬槽
に水切り機能を持たせたことで多数のザルや搬送装置を
用いることなく浸漬槽内部で水分調節を行うことができ
る。
のベクトルを含んでいる旋回流発生ノズルを初段タンク
に設けたことから、旋回流発生ノズルの噴射によりタン
ク内に旋回流を発生させることができる。そしてこの旋
回流によってでん粉の接着作用により形成された洗浄対
象米のブロックを破壊することができるので洗浄対象米
一粒一粒を確実に分離させ、ジェットポンプの吸引口へ
と送り出すことができる。さらに旋回流発生ノズルから
の注水によってタンク内部における米粒間の空隙を洗浄
水にて埋める(水封する)ことが可能になり、ジェット
ポンプの搬送能力(すなわち、洗米速度)が低下するの
を防止することができる。
の中央部には、ダミーブロックを形成したことからタン
ク内には旋回流の弱い部分(旋回流の渦中心部分)が無
くなる。このため洗浄対象米を旋回流の速い部分に投じ
ることができ、より確実にブロック破壊を行うことがで
きる。さらにタンクには超音波洗浄手段を設けたことか
ら、タンク内部に堆積している米粒の表面に残留するで
ん粉の剥離が容易になり、ジェットポンプとの相乗効果
で効率的に洗米を行うことができる。
ば、洗浄対象米の流路断面積を広くとることが可能にな
るので小型化を達成することができる。また前記皿状の
網に振動を加えることで、米を送り易くなるとともに、
洗浄水を速やかに分離(排水)するための空隙も形成す
ることができる。
し、次段ジェットポンプの吸引口が洗浄対象米で埋まっ
た後に、次段洗浄ユニットによる洗浄対象米の送り出し
を行うようにすれば、前段の洗米時に生じる白水は次段
の流路抵抗が大きいタンクの底部には流れにくくなり、
タンクの上部から速やかに排出される。そしてタンクの
底部には堆積した米とその空隙を埋める水のみが存在す
るため、ジェットポンプにて効率良く洗浄対象米を搬送
かつ洗浄することができる。
に旋回流を形成させるための加水を停止すれば水流が収
まり初段のタンクに浮遊する洗浄対象米を沈降させるこ
とができ、次段タンクへ早く送り出すことができる。そ
して洗浄対象米を次段タンクに送り出した後に前段のジ
ェットポンプを停止させれば前記次段タンクへの洗浄水
導入が無くなり、水流が収まる。この手順を初段の洗浄
ユニットから逐次行っていけば、タンクでの洗浄対象米
の浮遊を防止し、短時間かつ少ない洗浄水で洗浄対象米
の取り出しを行うことができる。
び洗米装置について好適な具体的実施の形態を図面を参
照して詳細に説明する。
である。同図に示すように洗米装置10の上方には洗浄
対象米となる原料米12を貯蔵するためのホッパ14が
設けられる。そして当該ホッパの底部にはダンパ16が
設けられており、このダンパ16の開閉動作によって1
500kg/分の速度で原料米12を洗米装置10へ投
入可能にしている。
直列接続された洗浄ユニット18(本実施の形態では3
段)と、最終段の洗浄ユニットの後に配置される水分離
機20と、当該水分離機20の後段に配置される水切り
手段を持つ浸漬槽48とで構成される。そして洗浄ユニ
ット18は、原料米12や洗浄水を取り込むためのタン
ク22(初段タンク22A、中段タンク22B、終段タ
ンク22C)と、当該タンク22の底部に接続される洗
浄用ジェットポンプ24とで構成される。
ク22Aの上部端面には原料米12や洗浄水をタンク2
2の内部に導入するための導入開口26が設けられてい
る。またタンク22の下部側は先細りとなるコーン形状
となっており、その底部にはジェットポンプ24の吸引
口28が設けられ、タンク22内部に導入された原料米
12を吸引できるようになっている。
示す断面図である。同図に示すように洗浄用ジェットポ
ンプ24では、洗浄水送出ポンプ30によって加圧され
た洗浄水を噴き出させるノズル101が設けられてい
る。当該ノズル101の直後には空気導入管102が側
方より設けられ、噴流による負圧によってここから吸引
された空気と加圧水の気液二相流がノズル103より噴
射可能になっている。そして吸引口28の後方にはノズ
ル104が設けられ、吸引口28より原料米12を順次
随伴させ後段の噴流口32側に流出させるようになって
いる。なお洗浄水送出ポンプ30と個々の洗浄用ジェッ
トポンプ24との間には、減圧弁31と電磁開閉弁33
とが設けられ、これらの操作によって各洗浄用ジェット
ポンプ24の操作を行えるようにしている。
は、初段洗浄ユニット18の噴流口32が中段洗浄ユニ
ット18の導入管27に、そして中段洗浄ユニット18
の噴流口32が終段洗浄ユニット18の導入管27へと
接続される。なお洗浄ユニット18同士を結ぶ配管中で
も気液二相流による洗浄効果がある程度維持されるよう
に配管の長さを2〜5mに設定するのが望ましい。
す。同図に示すように初段タンク22Aの内部には、旋
回流を起こすための旋回流発生ノズル34がコーン部の
周回方向に対し接線方向に取り付けられている。このよ
うにノズル34の噴射方向ベクトルとコーン部の接線方
向ベクトルとを一致させたことで、旋回流を効率よく発
生させることができる。ノズル34の流量は、原料米1
2の空隙を埋め空気の吸引による洗浄用ジェットポンプ
24の効率低下を防止するのに必要十分な約900l/
分に設定される。そして投入された原料米12はコーン
部の旋回流によって、ブロックを形成することなく洗浄
水とともに洗浄用ジェットポンプ24へと吸引がなされ
るようになっている。
下端面に円錐を貼り合わせた形状のダミーブロック36
が設置される。当該ダミーブロック36は、初段タンク
22Aの内側に設けられたステー38によってコーン部
中央に保持される。そしてタンクの中心部分にダミーブ
ロック36を設置することで、旋回流の弱い部分を無く
し、ダミーブロック36と初段タンク22Aとの間に速
い旋回流のみを形成させることができる。
の大きさは第一タンク11と同様であるが、ノズル34
およびダミーブロック36が無く、タンク上部には原料
米12の流出を防止するネットが設置されている。初段
のジェットポンプ24で発生した白水(糠やでん粉を含
む洗浄廃水)は、ネットを介してタンク上部の排水管か
ら排出される。また中段タンク22Bおよび終段タンク
22Cのコーン部には超音波洗浄手段となる超音波発信
器42が設けられており、この超音波発信器42を作動
させることで、コーン底部で堆積している米粒表面に残
留するでん粉の剥離が容易になり、洗浄用ジェットポン
プ24との相乗効果で効率的に洗浄を行うことができ
る。なお初段タンク22Aでは米粒に付着しているでん
粉が極めて多く、その大部分がジェットポンプ21で容
易に除去されることから超音波発信器42を設ける必要
は無い。
離機20は、皿状の振動ネット44を斜めに配置するこ
とで形成され、この振動ネット44の上方には洗浄水供
給用のシャワー46が設けられている。そして振動ネッ
ト44の振動とシャワー46からの洗浄水供給により、
洗浄がなされた原料米に白水中のでん粉が再付着するの
を防止するようにしている。
た浸漬槽48が設けられている。当該浸漬槽48は、ホ
ッパ14から投入される原料米12を一度に浸漬させる
だけの容量を持つタンク形状となっており、その底部に
は浸漬水排出口50および原料米取り出し口51が設け
られている。また浸漬水排出口50の上部には米粒径以
下のメッシュを持つフィルタ52が設けられておりこの
浸漬水排出口50を開いた際、前記フィルタにて原料米
12の流出を防止し、浸漬槽48の内部で原料米12の
水切りが行えるようになっている。
て洗米を行う手順を説明する。まずダンパ16を開きホ
ッパ14内部の原料米12を導入開口26より初段タン
ク22Aに導入させる。このとき初段タンク22Aの内
部には旋回流発生ノズル34から洗浄水が噴き出されて
おり、初段タンク22Aの内部にはダミーブロック36
を中心に旋回流が発生している。また洗浄水送出ポンプ
30を稼働させるとともに、初段洗浄ユニット18の減
圧弁31と電磁開閉弁33を操作し洗浄用ジェットポン
プ24を稼働させておく。
分に連続して当たり当該ダミーブロック36周囲へと投
入される。ここでダミーブロック36の周囲は旋回流の
流速が速くなっていることから原料米12のブロックの
形成を防止することができる。旋回流によって初段タン
ク22A内部を旋回する原料米12は、当該原料米12
自体の重みから初段タンク22Aの底部側へと移動し、
吸引口28より洗浄用ジェットポンプ24にて噴流口3
2側へと移動され、中段タンク22Bへと導かれてい
く。そして原料米 12はこの洗浄用ジェットポンプ2
4の気液二相流によって移動するとともに洗浄がなされ
る。
て送られた原料米12は、中段タンク22Bのコーン部
に堆積された後、中段洗浄ユニット18での洗浄がなさ
れる。図4は初段、中段、終段における洗浄ユニット1
8の稼働時間差を示す説明図である。同図に示すような
洗浄ユニット18の稼働時間の差は、前段からの原料米
12が次段のタンク22に堆積されるまでの時間に相当
するよう設定される(本実施の形態では6秒)。これは
次段の洗浄用ジェットポンプ24の搬送効率を高めると
ともに原料米12にでん粉が再付着するのを防止する目
的から行われているものである。すなわち原料米12が
次段タンク22に堆積された後に洗浄を開始すれば、単
位時間に送り出す原料米12の量を増やすことができ
る。また前段タンクから米とともに流入する白水は、流
路抵抗が小さいタンク上部から速やかに排出される。こ
のため洗浄対象米はジェットポンプに供給される新鮮な
洗浄水によって洗浄される。そして中段の洗浄用ジェッ
トポンプ24で洗浄された原料米12は、噴流とともに
終段タンク22Cに送られ、同様な方法で洗米され、洗
浄用ジェットポンプ24で水分離機20に送られる。
のコーン底部には超音波発信器42が設置されているの
で、コーン底部で堆積している米粒表面に残留するでん
粉の剥離が容易になり、洗浄用ジェットポンプ24との
相乗効果で効率的に洗浄が行われる。
は、初段タンク22Aにおけるノズル34の噴射を停止
させ旋回流が発生しないようにする。このように旋回流
を発生させないようにすると初段タンク22Aに浮遊し
ている原料米12を沈降させることができ、中段タンク
22Bに早く送り出すことができる。そして初段タンク
22Aから原料米12を全て送り出した後に初段の洗浄
用ジェットポンプ24を停止させれば、中段タンク22
Bでの水流が収まり浮遊している原料米12を沈降させ
ることができる。このような一連の手順を初段の洗浄ユ
ニット18から逐次行って行けば、タンク22での原料
米の浮遊を防止し短時間かつ少ない洗浄水で原料米の取
り出しを行うことが可能となる。
される水分離機20では、若干の傾斜をもたせた振動ネ
ット44の上を、厚さ約50〜100mm、幅約800
mmの状態で原料米12を移動させ、振動ネット44の
下のトレイに白水を排出させる。そして白水中のでん粉
が原料米に再付着するのを抑制するため、上方のシャワ
ー46から洗浄水を散水する。また同時に原料米12を
振動させることによって、米を送り易くするとともに、
洗浄水を速やかに排水するための空隙を形成させる。こ
のように水分離機20を皿状に構成すれば、装置の高さ
を低くでき、スペースを有効に活用できる。そして水分
離機20を経由した原料米12は、浸潰槽70に投入さ
れ「澄まし」操作を経て所定時間浸漬したあと水切りさ
れ保管される。ここでこの水切り作業は浸漬槽70の内
部で行われるため、当該浸漬槽70の周囲に水切り用の
多数のザルやこのザルを運搬する搬送装置を用いる必要
がない。このため水切り作業に必要なスペースを小さく
することが可能になる。
ポンプ24で洗米する場合について述べたが、原料米1
2の種類と用途によって、適宜段数を変えても良い。例
えば、糠が多い高精米歩合米では段数を4〜5段にして
洗米してもよい。なお三段以上の洗浄用ジェットポンプ
24で洗米する場合には、第三段以降で生じる白水の汚
れが少ないため、初段の洗浄用ジェットポンプ24の加
圧水として再利用しても良い。また水分離機20から出
た原料米12を、一つの浸漬槽48に投入したが当該浸
漬槽48を複数個準備し、水分離機20を浸漬槽48の
上を移動させ順次洗米しても良い。なお原料米12が3
00kg/バッチ以下と少ない場合には、初段タンク2
2Aを通気攪拌し、原料米12を投入してもブロックの
形成を防止できる。
吸水によるクラックが生じやすいことからホッパ14か
ら原料米12を投入後、浸漬槽48に投入されるまでの
時間が1分以内であることが望ましい。そして前記時間
内で最適な洗浄が行われるように発明者は、洗浄水の圧
力に対する砕米率、洗米速度、および洗米度合の関係を
実験により求め、この結果から洗浄水の最適な圧力を求
めることとした。この洗浄水の圧力に対する砕米率、洗
米速度、および洗米度合の関係グラフを図5に示す。同
図に示すように洗浄水の圧力を200〜250Paの範
囲(ハッチング部)に設定すれば、原料米12が壊れに
くくまた洗米度合いも良好であることが判断できる。こ
のように吸水によりクラックが生じやすい原料米12で
あっても、洗浄水の圧力に対する砕米率、洗米速度、お
よび洗米度合の関係を求めることにより最適の洗浄水の
圧力を設定することができる。そして洗浄後に原料米1
2を浸漬槽48に投入し静置すれば、原料米12を破砕
することなく洗米を完了させることができる。
ンクとこのタンクに吸引口が接続されるジェットポンプ
とを備えた洗浄ユニットを洗浄回数分だけ直列に接続
し、前段ジェットポンプの噴流口を次段タンクに接続す
るとともに、最終段ジェットポンプの噴流口を水分離装
置を介して水切り機能を持つ浸漬槽に接続したことか
ら、洗浄対象米の洗浄回数にばらつきを生じさせること
なく、一粒一粒を確実に洗米することができる。
である。
る。
稼働時間差を示す説明図である。
び洗米度合の関係を示したグラフである。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 直列接続されるジェットポンプに洗浄対
象米を継続的に通過させることによりジェット噴流によ
る洗米処理を洗浄回数分だけ行い、前記ジェットポンプ
を通過した後は水分離装置にて前記洗浄対象米を洗浄水
から分離させ、前記洗浄対象米を浸漬槽へと投入し浸漬
時間経過後に前記浸漬槽にて水切りを行うことを特徴と
する洗米方法。 - 【請求項2】 前記ジェットポンプは洗浄対象米収容タ
ンクの底部に設けられ、前段のジェットポンプから送り
込まれた前記洗浄対象米は次段のタンクの底部に堆積さ
れた後に次段のジェットポンプによって後段側へと送ら
れることを特徴とする請求項1に記載の洗米方法。 - 【請求項3】 前記ジェットポンプは洗浄対象米収容タ
ンクの底部に設けられ、前記洗浄対象米を投入した後に
初段タンクへの加水を停止させ、前記洗浄対象米が次段
タンクへと移動した後に前段のジェットポンプを停止さ
せる手順を初段より逐次行うことを特徴とする請求項1
に記載の洗米方法。 - 【請求項4】 タンクとこのタンクに吸引口が接続され
るジェットポンプとを備えた洗浄ユニットを洗浄回数分
だけ直列に接続し、前段ジェットポンプの噴流口を次段
タンクに接続するとともに、最終段ジェットポンプの噴
流口を水分離装置を介して水切り機能を持つ浸漬槽に接
続したことを特徴とする洗米装置。 - 【請求項5】 初段タンクには接線方向のベクトルを含
むように旋回流発生ノズルを配置したことを特徴とする
請求項4に記載の洗米装置。 - 【請求項6】 初段タンクの中央部にはダミーブロック
を設置したことを特徴とする請求項5に記載の洗米装
置。 - 【請求項7】 前記タンクには、超音波洗浄手段を設け
たことを特徴とする請求項4に記載の洗米装置。 - 【請求項8】 前記水分離装置を振動可能な皿状の網で
形成したことを特徴とする請求項4に記載の洗米装置。
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| JP16517197A JP3644618B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 洗米装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107095570A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-29 | 东莞市金敏利五金有限公司 | 一种多功能智能电饭锅 |
| CN115889320A (zh) * | 2022-11-01 | 2023-04-04 | 东越厨电(苏州)股份有限公司 | 一种燃气型米饭生产流水线 |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP16517197A patent/JP3644618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107095570A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-29 | 东莞市金敏利五金有限公司 | 一种多功能智能电饭锅 |
| CN115889320A (zh) * | 2022-11-01 | 2023-04-04 | 东越厨电(苏州)股份有限公司 | 一种燃气型米饭生产流水线 |
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