JPH10337638A - 形状創成方法 - Google Patents
形状創成方法Info
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- JPH10337638A JPH10337638A JP9150932A JP15093297A JPH10337638A JP H10337638 A JPH10337638 A JP H10337638A JP 9150932 A JP9150932 A JP 9150932A JP 15093297 A JP15093297 A JP 15093297A JP H10337638 A JPH10337638 A JP H10337638A
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- machining
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】うねりのない良好な仕上げ面を創成する。
【解決手段】加工に先立ち、前加工面上から除去すべき
加工量e(x,y)を算出し(S700)、更に、最小自乗
法によって、この加工量e(x,y)と加工量の理論値と
の差分の2乗和を小さくする滞在時間の近似関数を算出
しておく(S701)。加工に際しては、この滞在時間の
近似関数に従って、工具経路上の各加工点上における加
工工具の滞在時間を滑らかに変化させる。
加工量e(x,y)を算出し(S700)、更に、最小自乗
法によって、この加工量e(x,y)と加工量の理論値と
の差分の2乗和を小さくする滞在時間の近似関数を算出
しておく(S701)。加工に際しては、この滞在時間の
近似関数に従って、工具経路上の各加工点上における加
工工具の滞在時間を滑らかに変化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、うねりのない良好
な仕上げ面を創成する仕上げ加工技術に関する。
な仕上げ面を創成する仕上げ加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ、顕微鏡その他の光学機器に組み
込まれる多種な光学素子の内、ガラスを素材とするもの
は、一般に、プレス工程から研磨工程に到る一連の工程
を経ることによって製造される。これら一連の工程の内
でも、最終工程である研磨工程は、光学素子の光学性能
の如何を左右する最も重要な工程とされている。この研
磨工程には、スモールツール研磨加工が採用されること
が多い。
込まれる多種な光学素子の内、ガラスを素材とするもの
は、一般に、プレス工程から研磨工程に到る一連の工程
を経ることによって製造される。これら一連の工程の内
でも、最終工程である研磨工程は、光学素子の光学性能
の如何を左右する最も重要な工程とされている。この研
磨工程には、スモールツール研磨加工が採用されること
が多い。
【0003】このスモールツール研磨加工とは、光学素
子の前加工面の形状データと目標形状データとの差分に
応じて定めた工具経路に沿って、光学素子よりも小径の
回転工具(以下、スモールツールと呼ぶ)を移動させるこ
とによって、光学素子の前加工面の形状を積極的に修正
しながら、最終的には、光学素子の表面を所期の形状精
度及び表面精度にまで仕上げる研磨加工のことである。
但し、スモールツールは、工具経路上を常に一定の移動
速度で移動している訳ではない。工具経路上に予め設定
した各加工点毎に、その加工点のZ座標データと目標Z
座標データとの差分(誤差)に応じた時間だけスモールツ
ールを停止(滞在)させるようになっている。例えば、各
加工点上にスモールツールが滞在すべき時間(以下、滞
在時間と呼ぶ)の分布は、クラメール法、ガウス・ジョル
ダン法、ガウス・ザイデル法等によって、次式を解くこ
とによって算出されている。但し、加工点u上における
滞在時間t(u)が負にならないように配慮されている。
子の前加工面の形状データと目標形状データとの差分に
応じて定めた工具経路に沿って、光学素子よりも小径の
回転工具(以下、スモールツールと呼ぶ)を移動させるこ
とによって、光学素子の前加工面の形状を積極的に修正
しながら、最終的には、光学素子の表面を所期の形状精
度及び表面精度にまで仕上げる研磨加工のことである。
但し、スモールツールは、工具経路上を常に一定の移動
速度で移動している訳ではない。工具経路上に予め設定
した各加工点毎に、その加工点のZ座標データと目標Z
座標データとの差分(誤差)に応じた時間だけスモールツ
ールを停止(滞在)させるようになっている。例えば、各
加工点上にスモールツールが滞在すべき時間(以下、滞
在時間と呼ぶ)の分布は、クラメール法、ガウス・ジョル
ダン法、ガウス・ザイデル法等によって、次式を解くこ
とによって算出されている。但し、加工点u上における
滞在時間t(u)が負にならないように配慮されている。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、e(u)は、加工物から除去すべき
加工量であり、f(u)は、スモールツールが単位時間当
たりに除去する加工量である。
加工量であり、f(u)は、スモールツールが単位時間当
たりに除去する加工量である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記スモー
ルツール研磨加工には、前工程であるスムージング工程
において除去し切れなかった加工変質層や微細な加工痕
をも除去できるという利点がある一方で、最終的な仕上
げ面にうねりの発生が認められることが多いという欠点
があった。加工面上における滞在時間の分布が、短周期
の変動を起こしているからである。即ち、局所的な誤差
だけに着目してスモールツールを間欠的に移動させてい
るので、スモールツールが形成する加工痕が滑らかな包
絡面を形成しないである。
ルツール研磨加工には、前工程であるスムージング工程
において除去し切れなかった加工変質層や微細な加工痕
をも除去できるという利点がある一方で、最終的な仕上
げ面にうねりの発生が認められることが多いという欠点
があった。加工面上における滞在時間の分布が、短周期
の変動を起こしているからである。即ち、局所的な誤差
だけに着目してスモールツールを間欠的に移動させてい
るので、スモールツールが形成する加工痕が滑らかな包
絡面を形成しないである。
【0007】そして、こうした欠点の解消は、スモール
ツール研磨加工のみならず、工具経路上の各加工点に加
工工具を滞在させる加工、例えば、イオンビーム加工、
プラズマCVM(Chemical Vaporization Machining)等
における共通課題とされている。
ツール研磨加工のみならず、工具経路上の各加工点に加
工工具を滞在させる加工、例えば、イオンビーム加工、
プラズマCVM(Chemical Vaporization Machining)等
における共通課題とされている。
【0008】そこで、本発明は、うねりのない良好な仕
上げ面を創成することができる形状創成方法を提供する
ことを目的とする。
上げ面を創成することができる形状創成方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、情報処理装置に、加工面上に予め設定さ
れた各加工点毎に当該各加工点の高さデータと目標高さ
データとの差分データを算出させ、当該差分データに基
づいて前記加工面に対する加工工具の相対的な移動量を
制御させる形状創成方法であって、前記情報処理装置の
メモリに、前記加工点の内の何れか1つの加工点上に前
記加工工具を予め定めた基準時間だけ滞在させた場合に
前記加工工具によって前記加工面に形成される単位加工
痕の形状データを記憶させる処理と、前記情報処理装置
のメモリに、前記各加工点上に前記加工工具を滞在させ
る滞在時間の近似関数を作成するための未知関数とし
て、未知の次数パラメータと未知の係数パラメータとを
含む前記各加工点の位置を表す位置データのべき級数に
よって表された関数、または、未知の次数パラメータと
未知の係数パラメータとを含む前記各加工点の間を補間
する補間関数を記憶させる処理と、前記情報処理装置に
次数データを入力する処理と、前記情報処理装置に、前
記メモリから前記未知関数を読み出させ、当該近似関数
の次数パラメータを前記次数データによって置換させる
処理と、前記情報処理装置に、前記メモリから前記形状
データを読み出させ、当該形状データと前記未知関数と
により表された理論加工量データを算出させる処理と、
前記情報処理装置に、前記加工面全域に渡って前記理論
加工量データに対する前記差分データの誤差量を小さく
する係数パラメータの値を推定させ、前記滞在時間の近
似関数を作成させる処理と、前記情報処理装置に、前記
滞在時間の近似関数に従って前記加工面に対する前記加
工工具の相対な移動量を制御させる処理とを有すること
を特徴とする形状創成方法を提供する。
に、本発明は、情報処理装置に、加工面上に予め設定さ
れた各加工点毎に当該各加工点の高さデータと目標高さ
データとの差分データを算出させ、当該差分データに基
づいて前記加工面に対する加工工具の相対的な移動量を
制御させる形状創成方法であって、前記情報処理装置の
メモリに、前記加工点の内の何れか1つの加工点上に前
記加工工具を予め定めた基準時間だけ滞在させた場合に
前記加工工具によって前記加工面に形成される単位加工
痕の形状データを記憶させる処理と、前記情報処理装置
のメモリに、前記各加工点上に前記加工工具を滞在させ
る滞在時間の近似関数を作成するための未知関数とし
て、未知の次数パラメータと未知の係数パラメータとを
含む前記各加工点の位置を表す位置データのべき級数に
よって表された関数、または、未知の次数パラメータと
未知の係数パラメータとを含む前記各加工点の間を補間
する補間関数を記憶させる処理と、前記情報処理装置に
次数データを入力する処理と、前記情報処理装置に、前
記メモリから前記未知関数を読み出させ、当該近似関数
の次数パラメータを前記次数データによって置換させる
処理と、前記情報処理装置に、前記メモリから前記形状
データを読み出させ、当該形状データと前記未知関数と
により表された理論加工量データを算出させる処理と、
前記情報処理装置に、前記加工面全域に渡って前記理論
加工量データに対する前記差分データの誤差量を小さく
する係数パラメータの値を推定させ、前記滞在時間の近
似関数を作成させる処理と、前記情報処理装置に、前記
滞在時間の近似関数に従って前記加工面に対する前記加
工工具の相対な移動量を制御させる処理とを有すること
を特徴とする形状創成方法を提供する。
【0010】本発明に係る形状創成方法によれば、加工
工具によって連続的に形成される複数の加工痕によって
滑らかな包絡面を形成することができる。即ち、うねり
のない良好な仕上げ面が創成される。その理由は、情報
処理装置が、加工面全域に渡る加工誤差が小さくなるよ
うに、加工面に対する加工工具の相対的な移動量を制御
するからである。
工具によって連続的に形成される複数の加工痕によって
滑らかな包絡面を形成することができる。即ち、うねり
のない良好な仕上げ面が創成される。その理由は、情報
処理装置が、加工面全域に渡る加工誤差が小さくなるよ
うに、加工面に対する加工工具の相対的な移動量を制御
するからである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る一実施の形態について説明する。
ら、本発明に係る一実施の形態について説明する。
【0012】最初に、図1により、本実施の形態に係る
形態加工システムの概略構成について説明する。
形態加工システムの概略構成について説明する。
【0013】本加工システムは、反応ガスの流路が形成
された電極52(以下、加工工具52と呼ぶ)、加工工具
52を保持した加工ヘッド83、加工ヘッド83をXZ
面内で揺動させる揺動機構8、加工工具52の流体路へ
と反応ガスを供給するガス供給機構4、加工工具52に
高周波電力を供給する電力供給機構53、加工物10を
載置させるための回転テーブル51、回転テーブル51
を移動させる移動機構6、回転テーブル51と加工ヘッ
ド83を収容するチャンバ9a(通常、ステンレス製)、
チャンバ9a内の圧力変動を抑制するガス排気機構5、
反応ガスによる侵食から移動機構6を保護するチャンバ
9b(通常、ステンレス製)、システム全体を制御する制
御装置7、その他の付属機構によって構成されている。
これら構成によって、加工物10の表面に目標形状が創
成されるように、加工工具52の先端付近にラジカルを
発生させながら、加工物10に対する加工工具52の相
対的な運動を制御するものである。
された電極52(以下、加工工具52と呼ぶ)、加工工具
52を保持した加工ヘッド83、加工ヘッド83をXZ
面内で揺動させる揺動機構8、加工工具52の流体路へ
と反応ガスを供給するガス供給機構4、加工工具52に
高周波電力を供給する電力供給機構53、加工物10を
載置させるための回転テーブル51、回転テーブル51
を移動させる移動機構6、回転テーブル51と加工ヘッ
ド83を収容するチャンバ9a(通常、ステンレス製)、
チャンバ9a内の圧力変動を抑制するガス排気機構5、
反応ガスによる侵食から移動機構6を保護するチャンバ
9b(通常、ステンレス製)、システム全体を制御する制
御装置7、その他の付属機構によって構成されている。
これら構成によって、加工物10の表面に目標形状が創
成されるように、加工工具52の先端付近にラジカルを
発生させながら、加工物10に対する加工工具52の相
対的な運動を制御するものである。
【0014】さて、加工ヘッド83の揺動機構8は、加
工ヘッド83に連結されたセラミックス製の揺動軸8
4、揺動軸84の先端に装着されたローラにY軸周りの
回転を伝達する外付けのサーボモータ85を備えてい
る。ここで、サーボモータ85を外付けとしているの
は、チャンバ9a内に充満している反応ガスによる侵食
を防止するためである。また、揺動軸84をセラミック
ス製としているのは、セラミックスが反応ガスに対する
耐侵食の強い絶縁材料だからである。そして、サーボモ
ータ85の回転角θ1は、制御装置7のCPU71によ
って数値制御されている。
工ヘッド83に連結されたセラミックス製の揺動軸8
4、揺動軸84の先端に装着されたローラにY軸周りの
回転を伝達する外付けのサーボモータ85を備えてい
る。ここで、サーボモータ85を外付けとしているの
は、チャンバ9a内に充満している反応ガスによる侵食
を防止するためである。また、揺動軸84をセラミック
ス製としているのは、セラミックスが反応ガスに対する
耐侵食の強い絶縁材料だからである。そして、サーボモ
ータ85の回転角θ1は、制御装置7のCPU71によ
って数値制御されている。
【0015】また、加工工具52への電力供給機構53
は、高周波電力を供給する高周波電源31、加工工具5
2に高周波電力が効率的に供給されるようにチャンバ9
a側の負荷インピーダンスに対するインピーダンス整合
をとるマッチング回路32を備えている。そして、高周
波電源31のON/OFFは、後述の制御装置7によっ
て制御されているまた、加工工具52の流体路へのガス
供給機構4は、反応ガス(例えば、N2、He、SF6等)
を供給するガスボンベ、加工工具52の流体路とガスボ
ンベとをつなぐ供給管、供給管に取り付けられたバルブ
(不図示)、加工工具52の流路を通過する反応ガスの流
量が変動しないようにバルブの弁開度を数値制御するマ
スフローコントローラを備えている。また、ガスボンベ
は、供給管に対して着脱自在となっている。従って、加
工物の素材に応じて反応ガスを変える必要がある場合等
には、現在使用中のガスボンベを取り外して、他の反応
ガスを供給するガスボンベを新たに供給管に装着するだ
けでよい。
は、高周波電力を供給する高周波電源31、加工工具5
2に高周波電力が効率的に供給されるようにチャンバ9
a側の負荷インピーダンスに対するインピーダンス整合
をとるマッチング回路32を備えている。そして、高周
波電源31のON/OFFは、後述の制御装置7によっ
て制御されているまた、加工工具52の流体路へのガス
供給機構4は、反応ガス(例えば、N2、He、SF6等)
を供給するガスボンベ、加工工具52の流体路とガスボ
ンベとをつなぐ供給管、供給管に取り付けられたバルブ
(不図示)、加工工具52の流路を通過する反応ガスの流
量が変動しないようにバルブの弁開度を数値制御するマ
スフローコントローラを備えている。また、ガスボンベ
は、供給管に対して着脱自在となっている。従って、加
工物の素材に応じて反応ガスを変える必要がある場合等
には、現在使用中のガスボンベを取り外して、他の反応
ガスを供給するガスボンベを新たに供給管に装着するだ
けでよい。
【0016】また、チャンバ9aからのガス排気機構5
は、モータによって駆動されるドライポンプ、チャンバ
9aの排気口とドライポンプとをつなぐ排気管、排気管
に取り付けられたPID制御バルブ、チャンバ9a内部
の圧力を検知する圧力センサ、圧力センサの出力信号の
変動が抑制されるようにPID制御バルブの弁開度を制
御するコントローラ、ドライポンプによって吸引された
廃ガス中に含まれている有害成分を吸着除去する吸着装
置を備えている。尚、吸着装置による吸着処理を経た無
害な廃ガスは、そのまま外気に排出されるようになって
いる。
は、モータによって駆動されるドライポンプ、チャンバ
9aの排気口とドライポンプとをつなぐ排気管、排気管
に取り付けられたPID制御バルブ、チャンバ9a内部
の圧力を検知する圧力センサ、圧力センサの出力信号の
変動が抑制されるようにPID制御バルブの弁開度を制
御するコントローラ、ドライポンプによって吸引された
廃ガス中に含まれている有害成分を吸着除去する吸着装
置を備えている。尚、吸着装置による吸着処理を経た無
害な廃ガスは、そのまま外気に排出されるようになって
いる。
【0017】また、回転テーブル51の移動機構6は、
Z軸周りに回転テーブル51を回転させることができる
ように、回転テーブル51に取り付けられた回転軸10
1に、サーボモータ42aの出力を伝達する仕組みにな
っている。また、ガイド23に沿って回転テーブル51
をZ軸方向に往復移動させることができるように、回転
テーブル51が載置されたZテーブル128の送り用ボ
ールネジ123に、サーボモータ122の出力を伝達す
る仕組みになっている。更に、回転テーブル51をXY
方向に往復移動させることができるように、Zテーブル
128が載置されたXテーブル126に、アクチュエー
タ22のX軸方向出力を伝達する仕組みになっている。
また、更に、回転テーブル51をY方向に往復移動させ
ることができるように、Xテーブル128が載置された
Yテーブル124に、アクチュエータ152のY軸方向
出力を伝達する仕組みになっている。そして、サーボモ
ータ42aの回転角θ2は、後述の制御装置7によって
数値制御されている。同様に、各アクチュエータ22,
152の出力も、それぞれ、後述の制御装置7によって
数値制御されている。尚、小型のガラスレンズ等を加工
する場合には、XY方向へのストロークが150mm程
度、Z方向へのストロークが50mm程度もあれば十分
である。
Z軸周りに回転テーブル51を回転させることができる
ように、回転テーブル51に取り付けられた回転軸10
1に、サーボモータ42aの出力を伝達する仕組みにな
っている。また、ガイド23に沿って回転テーブル51
をZ軸方向に往復移動させることができるように、回転
テーブル51が載置されたZテーブル128の送り用ボ
ールネジ123に、サーボモータ122の出力を伝達す
る仕組みになっている。更に、回転テーブル51をXY
方向に往復移動させることができるように、Zテーブル
128が載置されたXテーブル126に、アクチュエー
タ22のX軸方向出力を伝達する仕組みになっている。
また、更に、回転テーブル51をY方向に往復移動させ
ることができるように、Xテーブル128が載置された
Yテーブル124に、アクチュエータ152のY軸方向
出力を伝達する仕組みになっている。そして、サーボモ
ータ42aの回転角θ2は、後述の制御装置7によって
数値制御されている。同様に、各アクチュエータ22,
152の出力も、それぞれ、後述の制御装置7によって
数値制御されている。尚、小型のガラスレンズ等を加工
する場合には、XY方向へのストロークが150mm程
度、Z方向へのストロークが50mm程度もあれば十分
である。
【0018】また、回転テーブル51の回転軸101の
移動及び回転を妨げることなく、一方のチャンバ9a側
から他方のチャンバ9b側に回転軸101を貫通させる
開口9eから反応ガスの漏れを防止することができるよ
うに(一方のチャンバ9a内部の圧力を維持することが
できるように)、本実施の形態では、回転軸101の周
りにシール部材9dを設け、更に、このシール部材9d
と開口9eとの間に屈曲自在なステンレス製蛇腹9cを
設けてある。
移動及び回転を妨げることなく、一方のチャンバ9a側
から他方のチャンバ9b側に回転軸101を貫通させる
開口9eから反応ガスの漏れを防止することができるよ
うに(一方のチャンバ9a内部の圧力を維持することが
できるように)、本実施の形態では、回転軸101の周
りにシール部材9dを設け、更に、このシール部材9d
と開口9eとの間に屈曲自在なステンレス製蛇腹9cを
設けてある。
【0019】また、制御装置7は、後述の演算処理にお
いて必要となる目標形状データその他のデータの入力を
受け付ける入力装置73、後述の制御処理等が定義され
た各種プログラム等が格納されたメモリ72、メモリ7
2に格納されているプログラムを参照して後述の制御処
理等を実行するCPU71を備えている。
いて必要となる目標形状データその他のデータの入力を
受け付ける入力装置73、後述の制御処理等が定義され
た各種プログラム等が格納されたメモリ72、メモリ7
2に格納されているプログラムを参照して後述の制御処
理等を実行するCPU71を備えている。
【0020】尚、ここで使用する加工工具52として
は、例えば、適当な長さに切断された適当な径(内径2
mm程度、外径4mm程度)のNi製パイプ等を使用す
れば十分である。
は、例えば、適当な長さに切断された適当な径(内径2
mm程度、外径4mm程度)のNi製パイプ等を使用す
れば十分である。
【0021】以下、加工物10の前加工面上に設定され
た加工点上に加工工具52の滞在させるべき時間(以
下、滞在時間と呼ぶ)の近似関数の導出方法について順
番に説明する。
た加工点上に加工工具52の滞在させるべき時間(以
下、滞在時間と呼ぶ)の近似関数の導出方法について順
番に説明する。
【0022】まず、回転非対称な形状を含む目標形状を
創成する場合に最適な滞在時間の近似関数t(x,y)の
導出方法について説明する。
創成する場合に最適な滞在時間の近似関数t(x,y)の
導出方法について説明する。
【0023】前加工面上の位置(x,y)に設定された加
工点Q(xk,yl)上に加工工具52が滞在時間t(xk,y
l)だけ滞在(停止)していた場合、前加工面に新たに創成
される加工痕の形状データは、以下に示す数式(1)によ
って表される。
工点Q(xk,yl)上に加工工具52が滞在時間t(xk,y
l)だけ滞在(停止)していた場合、前加工面に新たに創成
される加工痕の形状データは、以下に示す数式(1)によ
って表される。
【0024】 f(xi−xk,yj−yl)・t(xk,yl) ……(1) ここで、記号「・」は、積の演算子である(以下の数式に
おいて同じ)。また、f(xi,yj)は、加工原点O(0,
0)上に加工工具52が単位時間だけ滞在していたこと
によって前加工面上に創成された加工痕の形状データ
(以下、単位加工痕形状データと呼ぶ)であり、事前に行
った加工実験データから予め作成しておいたものである
(図2参照)。但し、加工実験中に何らかの要因によって
単位加工痕形状が突発的に変形したために、作成した単
位加工痕形状データf(xi,yj)に誤差が含まれている
可能性が高いような場合には、予め、以下に示す数式
(2)による補正を施しておく必要がある。
おいて同じ)。また、f(xi,yj)は、加工原点O(0,
0)上に加工工具52が単位時間だけ滞在していたこと
によって前加工面上に創成された加工痕の形状データ
(以下、単位加工痕形状データと呼ぶ)であり、事前に行
った加工実験データから予め作成しておいたものである
(図2参照)。但し、加工実験中に何らかの要因によって
単位加工痕形状が突発的に変形したために、作成した単
位加工痕形状データf(xi,yj)に誤差が含まれている
可能性が高いような場合には、予め、以下に示す数式
(2)による補正を施しておく必要がある。
【0025】 f(xi,yj)←H・f(xi,yj) ……(2) ここで、Hは、加工点Q(xi,yj)の位置(xi,yj)に応
じて定まる関数H(xi,yj)、若しくは、前加工面上に
おける加工工具の走査速度vに応じて定まる関数H(v)
である。
じて定まる関数H(xi,yj)、若しくは、前加工面上に
おける加工工具の走査速度vに応じて定まる関数H(v)
である。
【0026】従って、各加工点Q(xk,yl) (1≦k≦
m,1≦l≦n)上にそれぞれ加工工具52を滞在時間t
(xk,yl)だけ滞在させながら、加工物10と加工工具
52とを相対的に移動させた場合に、所定の矩形領域3
0に創成される加工痕の理論形状データZ(xi,yj)
は、以下に示す数式(3)によって表される。
m,1≦l≦n)上にそれぞれ加工工具52を滞在時間t
(xk,yl)だけ滞在させながら、加工物10と加工工具
52とを相対的に移動させた場合に、所定の矩形領域3
0に創成される加工痕の理論形状データZ(xi,yj)
は、以下に示す数式(3)によって表される。
【0027】
【数2】
【0028】一方、前加工面100Aと目標形状100
Bとの間に実際に生じている乖離量(図3参照)、即ち、
物体から除去されるべき必要加工量データe(xi,yj)
は、以下に示す数式(4)によって表される。
Bとの間に実際に生じている乖離量(図3参照)、即ち、
物体から除去されるべき必要加工量データe(xi,yj)
は、以下に示す数式(4)によって表される。
【0029】 e(xi,yj)=p(xi,yj)−q(xi,yj) ……(4) ここで、p(xi,yj)は、干渉計その他の計測機によっ
て測定しておいた加工物10の前加工面の形状データで
あり、ここで、q(xi,yj)は、加工物10の目標形状
データである。
て測定しておいた加工物10の前加工面の形状データで
あり、ここで、q(xi,yj)は、加工物10の目標形状
データである。
【0030】従って、加工工具52の一回の走査によっ
て創成される仕上げ面形状の目標形状に対する加工誤差
ε(xi,yj)は、以下に示す数式(5)によって表され
る。
て創成される仕上げ面形状の目標形状に対する加工誤差
ε(xi,yj)は、以下に示す数式(5)によって表され
る。
【0031】 ε(xi,yj)=Z(xi,yj)−e(xi,yj) ……(5) そこで、最小二乗法によって、この加工誤差ε(xi,
yj)を前加工面全域に渡って小さくするような滞在時間
を推定する。即ち、以下に示す数式(6)に示す残差方程
式Eを最小とするような各加工点Q(xk,yl)上におけ
る加工工具52の滞在時間t(xk,yl)を算出する。但
し、本実施の形態においては、前加工面上の任意の加工
点Q(xk,yl)の位置データ(xk,yl)と滞在時間t
(xk,yl)との間の関係関数を、以下に示す数式(7)の
ように仮定することとする。或るいは、スプライン関数
その他の補間関数によって、各加工点Q(xk,yl)の位
置データ(xk,yl)と滞在時間t(xk,yl)との間の関係
関数を仮定するようにしても構わない。
yj)を前加工面全域に渡って小さくするような滞在時間
を推定する。即ち、以下に示す数式(6)に示す残差方程
式Eを最小とするような各加工点Q(xk,yl)上におけ
る加工工具52の滞在時間t(xk,yl)を算出する。但
し、本実施の形態においては、前加工面上の任意の加工
点Q(xk,yl)の位置データ(xk,yl)と滞在時間t
(xk,yl)との間の関係関数を、以下に示す数式(7)の
ように仮定することとする。或るいは、スプライン関数
その他の補間関数によって、各加工点Q(xk,yl)の位
置データ(xk,yl)と滞在時間t(xk,yl)との間の関係
関数を仮定するようにしても構わない。
【0032】
【数3】
【0033】
【数4】
【0034】より具体的には、xkとylを定数として扱
い、各パラメータa0,....,amt,b0,....,bntについ
て、偏微分方程式(8)(9)を連立させればよい。
い、各パラメータa0,....,amt,b0,....,bntについ
て、偏微分方程式(8)(9)を連立させればよい。
【0035】 ∂E/∂au=0 u=0,....,mt ……(8) ∂E/∂bv=0 v=0,....,nt ……(9) 最終的に得られた各パラメータa0,....,amt,
b0,....,bntを数式(7)に代入することによって、前
加工面上の任意の加工点Q(xk,yl)上における加工工
具52の滞在時間t(xk,yl)の近似関数が完成する。
b0,....,bntを数式(7)に代入することによって、前
加工面上の任意の加工点Q(xk,yl)上における加工工
具52の滞在時間t(xk,yl)の近似関数が完成する。
【0036】次に、回転対称な形状を含む目標形状を創
成する場合に最適な滞在時間の近似関数の導出方法につ
いて説明する。
成する場合に最適な滞在時間の近似関数の導出方法につ
いて説明する。
【0037】図4に示すように、加工原点Oから距離r
kだけ離れた各加工点Q(rk)上に加工工具52がそれぞ
れ滞在時間t(rk)だけ滞在するように、加工原点Oを
通過する回転軸40周りに加工物10を回転させた場
合、前加工面に新たに創成される加工痕の単位長さの形
状データは、以下に示す数式(10)のように表される。
kだけ離れた各加工点Q(rk)上に加工工具52がそれぞ
れ滞在時間t(rk)だけ滞在するように、加工原点Oを
通過する回転軸40周りに加工物10を回転させた場
合、前加工面に新たに創成される加工痕の単位長さの形
状データは、以下に示す数式(10)のように表される。
【0038】fk(ri)・t(rk) ……(10) ここで、fk(ri)は、加工原点Oから距離rkだけ離れ
た位置に加工工具52を静止させた状態で加工物10を
回転させることによって単位時間に創成された加工痕の
単位長さ当たりの形状データ(以下、単位輪帯加工痕形
状データと呼ぶ)であり、事前に行った加工実験データ
から予め作成しておいたものである。但し、加工実験中
に何らかの要因によって単位輪帯加工痕形状が突発的に
変形したために、作成した単位輪帯加工痕形状データf
k(ri)に誤差が含まれている可能性が高いような場合に
は、予め、以下に示す数式(11)による補正を施してお
く必要がある。
た位置に加工工具52を静止させた状態で加工物10を
回転させることによって単位時間に創成された加工痕の
単位長さ当たりの形状データ(以下、単位輪帯加工痕形
状データと呼ぶ)であり、事前に行った加工実験データ
から予め作成しておいたものである。但し、加工実験中
に何らかの要因によって単位輪帯加工痕形状が突発的に
変形したために、作成した単位輪帯加工痕形状データf
k(ri)に誤差が含まれている可能性が高いような場合に
は、予め、以下に示す数式(11)による補正を施してお
く必要がある。
【0039】fk(ri)←H・fk(ri) ……(11) ここで、Hは、回転軸40から加工点までの距離rkに
応じて定まる関数H(rk)、若しくは、前加工面上にお
ける加工物10の走査速度vに応じて定まる関数H(v)
である。
応じて定まる関数H(rk)、若しくは、前加工面上にお
ける加工物10の走査速度vに応じて定まる関数H(v)
である。
【0040】従って、図5に示すように、回転軸40軸
周りに加工物10を回転させながら、回転軸40から遠
ざかる方向Aに加工工具52を間欠的に移動させた場合
に、前加工面上に創成される加工痕の理論形状データZ
(ri)は、以下に示す数式(12)に示すように表され
る。
周りに加工物10を回転させながら、回転軸40から遠
ざかる方向Aに加工工具52を間欠的に移動させた場合
に、前加工面上に創成される加工痕の理論形状データZ
(ri)は、以下に示す数式(12)に示すように表され
る。
【0041】
【数5】
【0042】ここで、r0,...,rmは、回転軸40から
各加工点Q(r0),....,Q(rm)までの距離である。但
し、Q(r0)は、加工原点上の点であり、Q(rm)は、加
工量域の最外周上の点である。
各加工点Q(r0),....,Q(rm)までの距離である。但
し、Q(r0)は、加工原点上の点であり、Q(rm)は、加
工量域の最外周上の点である。
【0043】一方、前加工面100Aと目標形状100
Bとの間に実際に生じている乖離量(図3参照)、即ち、
物体から除去されるべき必要加工量データe(ri)は、
以下に示す数式(13)によって表される。
Bとの間に実際に生じている乖離量(図3参照)、即ち、
物体から除去されるべき必要加工量データe(ri)は、
以下に示す数式(13)によって表される。
【0044】 e(ri)=p(ri)−q(ri) ……(13) ここで、p(ri)は、干渉計その他の計測機によって測
定しておいた加工物10の前加工面の形状データであ
り、ここで、q(ri)は、加工物10の目標形状データ
である。
定しておいた加工物10の前加工面の形状データであ
り、ここで、q(ri)は、加工物10の目標形状データ
である。
【0045】従って、加工工具52の一回の走査によっ
て創成される仕上げ面形状の目標形状に対する加工誤差
ε(ri)は、以下に示す数式(14)によって表される。
て創成される仕上げ面形状の目標形状に対する加工誤差
ε(ri)は、以下に示す数式(14)によって表される。
【0046】 ε(ri)=Z(ri)−e(ri) ……(14) そこで、この場合にも同様に、最小二乗法によって、こ
の加工誤差ε(r)を小さくするような滞在時間t(r)を
推定する。即ち、以下に示す数式(15)に示す残差方程
式Eを最小とするような各加工点Q(rk)上における加
工工具52の滞在時間t(rk)を算出する。但し、本実
施の形態においては、各加工点Q(rk)の位置データrk
と滞在時間t(rk)との間の関係関数を、以下に示す数
式(16)のように仮定することとする。或るいは、スプ
ライン関数その他の補間関数によって、各加工点Q
(rk)の位置データrkと滞在時間t(rk)との間の関係
関数を仮定するようにしても構わない。
の加工誤差ε(r)を小さくするような滞在時間t(r)を
推定する。即ち、以下に示す数式(15)に示す残差方程
式Eを最小とするような各加工点Q(rk)上における加
工工具52の滞在時間t(rk)を算出する。但し、本実
施の形態においては、各加工点Q(rk)の位置データrk
と滞在時間t(rk)との間の関係関数を、以下に示す数
式(16)のように仮定することとする。或るいは、スプ
ライン関数その他の補間関数によって、各加工点Q
(rk)の位置データrkと滞在時間t(rk)との間の関係
関数を仮定するようにしても構わない。
【0047】
【数6】
【0048】
【数7】
【0049】より具体的には、rkを定数として扱い、
各パラメータa0,....,amtについて、偏微分方程式(1
7)を連立させればよい。
各パラメータa0,....,amtについて、偏微分方程式(1
7)を連立させればよい。
【0050】 ∂E/∂au=0 u=0,....,mt ……(17) 最終的に得られた各パラメータa0,....,amtを数式(1
6)に代入することによって、各加工点Q(rk)上におけ
る加工工具52の滞在時間t(rk)の近似関数が完成す
る。
6)に代入することによって、各加工点Q(rk)上におけ
る加工工具52の滞在時間t(rk)の近似関数が完成す
る。
【0051】ところで、前述の単位輪帯加工痕形状デー
タfk(ri)は、事前の加工実験データによらずとも、以
下に示す演算によって導出することも可能である。
タfk(ri)は、事前の加工実験データによらずとも、以
下に示す演算によって導出することも可能である。
【0052】図6に示すように、加工原点Oから距離r
kだけ離れた位置に加工工具52を静止させる。この場
合、加工原点Oを中心とする加工領域の半径をN個に等
分割する分割点の内のi番目の分割点を含む円弧60上
の任意の位置Aの座標データ(xa,ya)は、以下に示す
数式(18)によって表される。
kだけ離れた位置に加工工具52を静止させる。この場
合、加工原点Oを中心とする加工領域の半径をN個に等
分割する分割点の内のi番目の分割点を含む円弧60上
の任意の位置Aの座標データ(xa,ya)は、以下に示す
数式(18)によって表される。
【0053】 (xa,ya)=( ri・cosθ , ri・sinθ ) ……(18) ここで、ri=i・R/Nである。
【0054】r=0である加工原点O(0,0)上に加工
工具52が単位時間だけ滞在していたことによって前加
工面上に創成された加工痕の形状データ、即ち、単位加
工痕形状データを、Zs(xi,yj)とおくと、このときの
位置Aにおける加工量は、以下に示す数式(19)によっ
て表される。
工具52が単位時間だけ滞在していたことによって前加
工面上に創成された加工痕の形状データ、即ち、単位加
工痕形状データを、Zs(xi,yj)とおくと、このときの
位置Aにおける加工量は、以下に示す数式(19)によっ
て表される。
【0055】 Zs( (ri・cosθ)−rk , ri・sinθ ) ……(19) ここで使用している単位加工痕形状データZs(xi,yj)
は、事前に行った加工実験データから予め作成しておい
たものである。
は、事前に行った加工実験データから予め作成しておい
たものである。
【0056】従って、加工原点から距離rkだけ離れた
加工点Q(rk)上に加工工具52を滞在させてから、加
工物10を回転軸40周りに一回転させると、加工物1
0の前加工面上の任意の半径の輪帯領域からは、トータ
ルで、以下に示す数式(20)によって表される加工量I
(ri)が除去されることになる。
加工点Q(rk)上に加工工具52を滞在させてから、加
工物10を回転軸40周りに一回転させると、加工物1
0の前加工面上の任意の半径の輪帯領域からは、トータ
ルで、以下に示す数式(20)によって表される加工量I
(ri)が除去されることになる。
【0057】
【数8】
【0058】これより、i番目の分割点を含む円弧60
上における単位加工痕形状データfk(ri)を導出する
と、以下に示す数式(21)のようになる。
上における単位加工痕形状データfk(ri)を導出する
と、以下に示す数式(21)のようになる。
【0059】 fk(ri)=I(ri)/2・π・ri ……(21) ここで、πは、円周率である。
【0060】以下、図1の制御装置7のCPU71が、
メモリ72に格納されているプログラムに従って、滞在
時間の近似関数を算出する演算手順について説明する。
メモリ72に格納されているプログラムに従って、滞在
時間の近似関数を算出する演算手順について説明する。
【0061】まず、図7により、回転非対称な形状を含
む目標形状を創成する場合に最適な滞在時間の近似関数
の算出する演算手順について説明する。但し、ここで
は、演算処理に必要な各種データ、即ち、単位加工痕形
状データf(xi,yj)、加工物の目標形状データq(xi,
yj)、各加工点の位置データと滞在時間との間の関係関
数(6)の次数mt,nt、干渉計その他の計測機によっ
て測定しておいた加工物10の前加工面の形状データp
(xi,yj)が、予め、入力装置73から入力されている
ものとする。
む目標形状を創成する場合に最適な滞在時間の近似関数
の算出する演算手順について説明する。但し、ここで
は、演算処理に必要な各種データ、即ち、単位加工痕形
状データf(xi,yj)、加工物の目標形状データq(xi,
yj)、各加工点の位置データと滞在時間との間の関係関
数(6)の次数mt,nt、干渉計その他の計測機によっ
て測定しておいた加工物10の前加工面の形状データp
(xi,yj)が、予め、入力装置73から入力されている
ものとする。
【0062】制御装置7のCPU71は、S700にお
いて、数式(4)に、加工物10の前加工面の形状データ
p(xi,yj)と目標形状データq(xi,yj)とを代入する
ことによって、加工物から除去すべき必要加工量データ
e(xi,yj)を算出する。
いて、数式(4)に、加工物10の前加工面の形状データ
p(xi,yj)と目標形状データq(xi,yj)とを代入する
ことによって、加工物から除去すべき必要加工量データ
e(xi,yj)を算出する。
【0063】更に、S701において、数式(3)によ
り、加工痕の理論形状データZ(xi,yj)を算出する。但
し、数式(3)に含まれているt(xi,yj)には、数式
(7)に次数mt,ntを代入することによって得られた
ものを代入する。更に、最小自乗法によって、数式(6)
に示した残差方程式ΣΣ{Z(xi,yj)−e(xi,yj)}2
を最小にするパラメータa0,....,amt,b0,....,bnt
を決定する。そして、これらのパラメータ値a0,....,
amt,b0,....,bntを数式(7)に代入することによっ
て、滞在時間t(xi,yj)の近似関数を完成させる。
り、加工痕の理論形状データZ(xi,yj)を算出する。但
し、数式(3)に含まれているt(xi,yj)には、数式
(7)に次数mt,ntを代入することによって得られた
ものを代入する。更に、最小自乗法によって、数式(6)
に示した残差方程式ΣΣ{Z(xi,yj)−e(xi,yj)}2
を最小にするパラメータa0,....,amt,b0,....,bnt
を決定する。そして、これらのパラメータ値a0,....,
amt,b0,....,bntを数式(7)に代入することによっ
て、滞在時間t(xi,yj)の近似関数を完成させる。
【0064】例えば、図8に示すような分布を示す単位
加工痕形状データf(xi,yj)が入力されており、更
に、S700において、図9に示すような分布を示す必
要加工量データe(xi,yj)が算出されたとする。この
場合、S701の演算により、図10に示すように滑ら
かな分布を示す近似関数を算出することができる。従っ
て、このようにして算出された近似関数に従って各加工
点上における加工工具52の滞在時間を滑らかに変化さ
せれば、工具経路に沿って連続的に創成された複数の加
工痕が滑らかな包絡面を形成するため、うねりのない良
好な仕上げ面を創成することができる。
加工痕形状データf(xi,yj)が入力されており、更
に、S700において、図9に示すような分布を示す必
要加工量データe(xi,yj)が算出されたとする。この
場合、S701の演算により、図10に示すように滑ら
かな分布を示す近似関数を算出することができる。従っ
て、このようにして算出された近似関数に従って各加工
点上における加工工具52の滞在時間を滑らかに変化さ
せれば、工具経路に沿って連続的に創成された複数の加
工痕が滑らかな包絡面を形成するため、うねりのない良
好な仕上げ面を創成することができる。
【0065】尚、より滑らかな分布を示す近似関数を得
ようとするならば、より小さな値の次数mt,ntを入
力すればよい。それにより、変曲点の数が少なくなるか
らである。
ようとするならば、より小さな値の次数mt,ntを入
力すればよい。それにより、変曲点の数が少なくなるか
らである。
【0066】次に、図11により、回転対称な形状を含
む目標形状を創成する場合に最適な滞在時間の近似関数
の算出する演算手順について説明する。但し、ここで
は、演算処理に必要な各種データ、即ち、単位加工痕形
状データZs(xi,yj)、加工物の目標形状データq
(ri)、各加工点の位置データと滞在時間との間の関係
関数(14)の次数mt、干渉計その他の計測機によって
測定しておいた加工物10の前加工面の形状データp
(ri)、加工領域の半径データR、加工領域の半径上に
設定する分割点の個数データNは、予め、入力装置73
から入力されているものとする。
む目標形状を創成する場合に最適な滞在時間の近似関数
の算出する演算手順について説明する。但し、ここで
は、演算処理に必要な各種データ、即ち、単位加工痕形
状データZs(xi,yj)、加工物の目標形状データq
(ri)、各加工点の位置データと滞在時間との間の関係
関数(14)の次数mt、干渉計その他の計測機によって
測定しておいた加工物10の前加工面の形状データp
(ri)、加工領域の半径データR、加工領域の半径上に
設定する分割点の個数データNは、予め、入力装置73
から入力されているものとする。
【0067】制御装置7のCPU71は、S110にお
いて、単位加工痕形状データZs(xi,yj)、加工領域の
半径データR及び分割点の個数データNを、数式(18)
(19)(20)(21)に代入することによって、各分割点
毎に単位輪帯加工痕形状データfk(ri) (i=
0,.....,N)を算出する。一方、S111においては、
数式(13)に、加工物10の前加工面の形状データp
(ri)と目標形状データq(ri)とを代入することによっ
て、加工面物から除去すべき必要加工量データe(ri)
を算出する。
いて、単位加工痕形状データZs(xi,yj)、加工領域の
半径データR及び分割点の個数データNを、数式(18)
(19)(20)(21)に代入することによって、各分割点
毎に単位輪帯加工痕形状データfk(ri) (i=
0,.....,N)を算出する。一方、S111においては、
数式(13)に、加工物10の前加工面の形状データp
(ri)と目標形状データq(ri)とを代入することによっ
て、加工面物から除去すべき必要加工量データe(ri)
を算出する。
【0068】そして、S112において、数式(12)に
より、加工痕の理論形状データZ(ri)を算出する。但
し、数式(12)に含まれているt(ri)には、数式(1
6)に次数mtを代入することによって得られたものを
代入する。更に、最小自乗法によって、数式(15)に示
した残差方程式Σ{Z(ri)−e(ri)}2を最小にするパ
ラメータa0,....,amtを決定する。そして、これらの
パラメータ値a0,....,amtを数式(16)に代入するこ
とによって、滞在時間t(ri)の近似関数を完成させ
る。
より、加工痕の理論形状データZ(ri)を算出する。但
し、数式(12)に含まれているt(ri)には、数式(1
6)に次数mtを代入することによって得られたものを
代入する。更に、最小自乗法によって、数式(15)に示
した残差方程式Σ{Z(ri)−e(ri)}2を最小にするパ
ラメータa0,....,amtを決定する。そして、これらの
パラメータ値a0,....,amtを数式(16)に代入するこ
とによって、滞在時間t(ri)の近似関数を完成させ
る。
【0069】例えば、図12に示すような分布を示す単
位加工痕形状データZs(xi,yj)が入力されており、更
に、S110において、図13に示すような分布を示す
単位輪帯加工痕形状データfk(ri)が算出され、S11
1において、図14に示すような分布を示す必要加工量
データe(ri)が算出されたとする。この場合、S11
2の演算により、図15に示すように滑らかな分布を示
す近似関数が算出される。従って、このようにして算出
された近似関数に従って各加工点上における加工工具5
2の滞在時間を変化させれば、工具経路に沿って連続的
に創成された複数の加工痕が滑らかな包絡面を形成する
ため、うねりのない良好な仕上げ面を創成することがで
きる。
位加工痕形状データZs(xi,yj)が入力されており、更
に、S110において、図13に示すような分布を示す
単位輪帯加工痕形状データfk(ri)が算出され、S11
1において、図14に示すような分布を示す必要加工量
データe(ri)が算出されたとする。この場合、S11
2の演算により、図15に示すように滑らかな分布を示
す近似関数が算出される。従って、このようにして算出
された近似関数に従って各加工点上における加工工具5
2の滞在時間を変化させれば、工具経路に沿って連続的
に創成された複数の加工痕が滑らかな包絡面を形成する
ため、うねりのない良好な仕上げ面を創成することがで
きる。
【0070】尚、図15から判るように、より滑らかな
分布を示す近似関数を得ようとするなるならば、より小
さな値の次数mtを入力すればよい。
分布を示す近似関数を得ようとするなるならば、より小
さな値の次数mtを入力すればよい。
【0071】以下、図1の制御装置7のCPU71が、
メモリ72に格納されているNCプログラムに従って実
行する制御処理の概略について説明する。但し、図10
及び図11に示した2通りの演算方法の内、加工物10
の目標形状に適した一方の演算方法に従って、予め、滞
在時間の近似関数が算出されていることとする。
メモリ72に格納されているNCプログラムに従って実
行する制御処理の概略について説明する。但し、図10
及び図11に示した2通りの演算方法の内、加工物10
の目標形状に適した一方の演算方法に従って、予め、滞
在時間の近似関数が算出されていることとする。
【0072】まず、加工工具52の傾斜角データを算出
する。即ち、加工物の前加工面の形状データから、各加
工点における前加工面の法線の傾きデータを算出し、こ
の傾きデータから、前加工面に対して加工工具52を常
に垂直にすることができるような揺動機構8のサーボモ
ータ85の回転角データを算出する。例えば、目標形状
が平面である場合には、この傾斜角データは0となる。
する。即ち、加工物の前加工面の形状データから、各加
工点における前加工面の法線の傾きデータを算出し、こ
の傾きデータから、前加工面に対して加工工具52を常
に垂直にすることができるような揺動機構8のサーボモ
ータ85の回転角データを算出する。例えば、目標形状
が平面である場合には、この傾斜角データは0となる。
【0073】更に、加工工具52の工具経路データを算
出する。即ち、前加工面と加工工具との間に常に一定の
ギャップを維持しつつ、前加工面上に設定された全加工
点上を加工工具52が通過することができるような移動
機構6の各駆動源42a,122,22,152の出力量
データを算出する。
出する。即ち、前加工面と加工工具との間に常に一定の
ギャップを維持しつつ、前加工面上に設定された全加工
点上を加工工具52が通過することができるような移動
機構6の各駆動源42a,122,22,152の出力量
データを算出する。
【0074】その後、電力供給機構53の高周波電源3
1のON/OFFを制御することによって、50W程度
の高周波電力(通常、周波数130Hz程度)を加工工具
52に供給する。また、ガス供給機構4のバルブの弁開
度を制御することによって、加工工具52の流路に、約
30(cc/min)から約100(l/min)迄の範囲
内で選択された一定の供給速度で反応ガスを供給し始め
る。このときの通常、更に、ガス排気機構5のコントロ
ーラに制御指令を与える。これにより、チャンバ9aの
排気口とドライポンプとをつなぐ排気管が開放され、ド
ライポンプの駆動が開始されるため、チャンバ9aの内
部が、常に、数10(Torr)から760(Torr)迄
の範囲内で選択された一定の高圧に維持される。
1のON/OFFを制御することによって、50W程度
の高周波電力(通常、周波数130Hz程度)を加工工具
52に供給する。また、ガス供給機構4のバルブの弁開
度を制御することによって、加工工具52の流路に、約
30(cc/min)から約100(l/min)迄の範囲
内で選択された一定の供給速度で反応ガスを供給し始め
る。このときの通常、更に、ガス排気機構5のコントロ
ーラに制御指令を与える。これにより、チャンバ9aの
排気口とドライポンプとをつなぐ排気管が開放され、ド
ライポンプの駆動が開始されるため、チャンバ9aの内
部が、常に、数10(Torr)から760(Torr)迄
の範囲内で選択された一定の高圧に維持される。
【0075】このような前処理が終了したら、加工物1
0の加工を開始する。即ち、回転角データに従って、揺
動機構8のサーボモータ85の回転角θ1を制御しなが
ら、工具経路データ及び滞在時間の近似関数に従って、
移動機構6の各駆動源42a,122,22,152の出
力量を制御する。これにより、加工工具53は、各加工
点上に理想的な姿勢で適当な滞在時間だけ滞在すること
になる。
0の加工を開始する。即ち、回転角データに従って、揺
動機構8のサーボモータ85の回転角θ1を制御しなが
ら、工具経路データ及び滞在時間の近似関数に従って、
移動機構6の各駆動源42a,122,22,152の出
力量を制御する。これにより、加工工具53は、各加工
点上に理想的な姿勢で適当な滞在時間だけ滞在すること
になる。
【0076】ここで、このような加工によって創成され
るべき仕上げ面の状態について言及しておく。
るべき仕上げ面の状態について言及しておく。
【0077】図16に示したシミュレーション結果から
は、滞在時間の近似関数として、何れの近似関数を用い
た場合であっても、最終的に創成される仕上げ面にうね
りの発生が認められない。即ち、うねりのない極めて良
好な仕上げ面が創成されることが推定される。尚、この
推定の正当性は、図17に示した加工実験データから一
目瞭然である。
は、滞在時間の近似関数として、何れの近似関数を用い
た場合であっても、最終的に創成される仕上げ面にうね
りの発生が認められない。即ち、うねりのない極めて良
好な仕上げ面が創成されることが推定される。尚、この
推定の正当性は、図17に示した加工実験データから一
目瞭然である。
【0078】以上、各加工点上に加工工具を滞在させる
ことを主眼として説明してきたが、次の加工点までの間
を、加工工具52が、以下に示す演算によって算出した
走査速度で移動するようにすれば、各加工点上に加工工
具52を滞在させた場合と同様な効果を得ることができ
る。
ことを主眼として説明してきたが、次の加工点までの間
を、加工工具52が、以下に示す演算によって算出した
走査速度で移動するようにすれば、各加工点上に加工工
具52を滞在させた場合と同様な効果を得ることができ
る。
【0079】回転非対称な形状を含む目標形状を創成す
る場合には、以下に示す数式(22)によって、加工物1
0の前加工面上における加工工具52の走査速度v(x,
y,z)を算出する。
る場合には、以下に示す数式(22)によって、加工物1
0の前加工面上における加工工具52の走査速度v(x,
y,z)を算出する。
【0080】 v(xk,yk,zk)=t(xk,yk)/√{(xk-xk-1)2+(yk-yk-1)2+(zk-zk-1)2} ……(22) ここで、t(xk,yk)は、前述の場合において加工点Q
(xk,yk,zk)に加工工具52を滞在させるべき時間で
あり、前述の滞在時間の近似関数により与えられる。
(xk,yk,zk)に加工工具52を滞在させるべき時間で
あり、前述の滞在時間の近似関数により与えられる。
【0081】一方、回転対称な形状を含む目標形状を創
成する場合には、以下に示す数式(23)により、加工物1
0の前加工面上における加工工具52の走査速度v
(rk,zk)を算出する。
成する場合には、以下に示す数式(23)により、加工物1
0の前加工面上における加工工具52の走査速度v
(rk,zk)を算出する。
【0082】 v(rk,zk)=t(rk)/√{(rk−rk-1)2+(zk−zk-1)2} ……(23) ここで、t(rk)は、前述の場合において加工点Q(r,
z)に加工工具52を滞在させるべき時間であり、前述
の滞在時間の近似関数により与えられる。
z)に加工工具52を滞在させるべき時間であり、前述
の滞在時間の近似関数により与えられる。
【0083】尚、当然のことではあるが、このようにし
た場合には、前加工面上における加工工具の走査速度を
入力装置から予め入力しておく必要はない。
た場合には、前加工面上における加工工具の走査速度を
入力装置から予め入力しておく必要はない。
【0084】
【発明の効果】本発明に係る形状創成方法によれば、う
ねりのない良好な仕上げ面を創成することができる。従
って、例えば、本形状創成方法をプラズマCVMに適用
すれば、より良好な仕上げ面の効率な創成という有益な
効果を達成することができる。また、工具経路上の各加
工点に加工工具を滞在させる他の加工、例えば、スモー
ルツール研磨加工、イオンビーム加工等に本形状創成方
法を適用したとしても同様な効果を達成することができ
ることも言うまでもないことである。
ねりのない良好な仕上げ面を創成することができる。従
って、例えば、本形状創成方法をプラズマCVMに適用
すれば、より良好な仕上げ面の効率な創成という有益な
効果を達成することができる。また、工具経路上の各加
工点に加工工具を滞在させる他の加工、例えば、スモー
ルツール研磨加工、イオンビーム加工等に本形状創成方
法を適用したとしても同様な効果を達成することができ
ることも言うまでもないことである。
【図1】本発明の実施の一形態に係る加工システムの基
本構成図である。
本構成図である。
【図2】加工点上に加工工具を滞在させた場合の概念図
である。
である。
【図3】目標2次元形状に対する仕上げ面輪郭形状の加
工誤差を説明するための図である。
工誤差を説明するための図である。
【図4】回転対称形状を含む目標形状を創成する場合に
加工物と加工工具とに与える相対運動を説明するための
図である。
加工物と加工工具とに与える相対運動を説明するための
図である。
【図5】回転対称形状を含む目標形状を創成する場合に
加工物と加工工具とに与える相対運動を説明するための
図である。
加工物と加工工具とに与える相対運動を説明するための
図である。
【図6】回転対称形状を含む目標形状を創成する場合に
定義した回転座標系を示した図である。
定義した回転座標系を示した図である。
【図7】回転非対称な形状を含む目標形状を創成する場
合に適した滞在時間の近似関数の算出する演算手順を示
したフローチャートである。
合に適した滞在時間の近似関数の算出する演算手順を示
したフローチャートである。
【図8】単位加工痕形状の深さ分布を示した図である。
【図9】前加面上における加工量分布を示した図であ
る。
る。
【図10】図7のフローチャートに従って算出された滞
在時間の近似関数によって与えられる滞在時間分布を示
した図である。
在時間の近似関数によって与えられる滞在時間分布を示
した図である。
【図11】回転対称な形状を含む目標形状を創成する場
合に適した滞在時間の近似関数の算出する演算手順を示
したフローチャートである。
合に適した滞在時間の近似関数の算出する演算手順を示
したフローチャートである。
【図12】単位加工痕形状の深さの分布図である。
【図13】単位輪帯加工痕形状の深さの分布図である。
【図14】前加面上における加工量分布を示した図であ
る。
る。
【図15】図11のフローチャートに従って算出された
滞在時間の近似関数によって与えられる滞在時間分布を
示した図である。
滞在時間の近似関数によって与えられる滞在時間分布を
示した図である。
【図16】滞在時間の近似関数に従って加工工具を各加
工点に滞在させことによって創成される仕上げ面の輪郭
形状データのシミュレーション結果を示した図である。
工点に滞在させことによって創成される仕上げ面の輪郭
形状データのシミュレーション結果を示した図である。
【図17】滞在時間の近似関数に従って加工工具を各加
工点に滞在させことによって創成された実際の仕上げ面
の輪郭形状データを示した図である。
工点に滞在させことによって創成された実際の仕上げ面
の輪郭形状データを示した図である。
4…ガス供給機構 5…ガス排気機構 6…移動機構 7…制御装置 8…揺動機構 9a,9b…チャンバ 10…加工物 22…アクチュエータ 23…ガイド 31…高周波電源 32…マッチング回路 42a…サーボモータ 51…回転テーブル 52…加工工具 53…電力供給機構 71…CPU 72…メモリ 73…入力装置 83…加工ヘッド 84…揺動軸 85…サーボモータ 101…回転軸 123…Zテーブルの送り用ボールネジ 122…サーボモータ 124…Yテーブル 126…Xテーブル 128…Zテーブル 152…アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 3/00 G02B 3/00 Z (72)発明者 伊藤 博 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 川又 克英 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 森 勇藏 大阪府交野市私市8丁目16番9号
Claims (1)
- 【請求項1】情報処理装置に、加工面上に予め設定され
た各加工点毎に当該各加工点の高さデータと目標高さデ
ータとの差分データを算出させ、当該差分データに基づ
いて前記加工面に対する加工工具の相対的な移動量を制
御させる形状創成方法であって、 前記情報処理装置のメモリに、前記加工点の内の何れか
1つの加工点上に前記加工工具を予め定めた基準時間だ
け滞在させた場合に前記加工工具によって前記加工面に
形成される単位加工痕の形状データを記憶させる処理
と、 前記情報処理装置のメモリに、前記各加工点上に前記加
工工具を滞在させる滞在時間の近似関数を作成するため
の未知関数として、未知の次数パラメータと未知の係数
パラメータとを含む前記各加工点の位置を表す位置デー
タのべき級数によって表された関数、または、未知の次
数パラメータと未知の係数パラメータとを含む前記各加
工点の間を補間する補間関数を記憶させる処理と、 前記情報処理装置に次数データを入力する処理と、 前記情報処理装置に、前記メモリから前記未知関数を読
み出させ、当該近似関数の次数パラメータを前記次数デ
ータによって置換させる処理と、 前記情報処理装置に、前記メモリから前記形状データを
読み出させ、当該形状データと前記未知関数とにより表
された理論加工量データを算出させる処理と、 前記情報処理装置に、前記加工面全域に渡って前記理論
加工量データに対する前記差分データの誤差量を小さく
する係数パラメータの値を推定させ、前記滞在時間の近
似関数を作成させる処理と、 前記情報処理装置に、前記滞在時間の近似関数に従って
前記加工面に対する前記加工工具の相対な移動量を制御
させる処理とを有することを特徴とする形状創成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9150932A JPH10337638A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 形状創成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9150932A JPH10337638A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 形状創成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337638A true JPH10337638A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15507569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9150932A Pending JPH10337638A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 形状創成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10337638A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289371A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Olympus Corp | 研磨加工シミュレーション方法、研磨加工方法、研磨加工プログラムおよび研磨加工シミュレーション装置 |
| US7549141B2 (en) | 2005-09-12 | 2009-06-16 | Asahi Glass Company, Ltd. | Photomask, photomask manufacturing method, and photomask processing device |
| EP2272628A2 (en) | 2009-07-10 | 2011-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Processing method for a workpiece |
| CN102091967A (zh) * | 2011-02-24 | 2011-06-15 | 华中科技大学 | 一种多轴数控加工的进给速度平滑方法 |
| EP2527085A2 (en) | 2011-05-24 | 2012-11-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing workpiece |
| CN103862330A (zh) * | 2012-12-14 | 2014-06-18 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 基于机器视觉的弯管磁研磨自动导航方法 |
| CN108032145A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-15 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 射频离子源工作参数优化方法 |
| CN112025417A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-12-04 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种光学金刚石材料表面非接触式离子束抛光方法 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP9150932A patent/JPH10337638A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289371A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Olympus Corp | 研磨加工シミュレーション方法、研磨加工方法、研磨加工プログラムおよび研磨加工シミュレーション装置 |
| US7549141B2 (en) | 2005-09-12 | 2009-06-16 | Asahi Glass Company, Ltd. | Photomask, photomask manufacturing method, and photomask processing device |
| US8392015B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-03-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Processing method for a workpiece |
| EP2272628A2 (en) | 2009-07-10 | 2011-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Processing method for a workpiece |
| EP2272628A3 (en) * | 2009-07-10 | 2014-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Processing method for a workpiece |
| CN102091967A (zh) * | 2011-02-24 | 2011-06-15 | 华中科技大学 | 一种多轴数控加工的进给速度平滑方法 |
| EP2527085A2 (en) | 2011-05-24 | 2012-11-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing workpiece |
| CN103862330A (zh) * | 2012-12-14 | 2014-06-18 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 基于机器视觉的弯管磁研磨自动导航方法 |
| CN103862330B (zh) * | 2012-12-14 | 2016-03-23 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 基于机器视觉的弯管磁研磨自动导航方法 |
| CN108032145A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-15 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 射频离子源工作参数优化方法 |
| CN108032145B (zh) * | 2017-12-01 | 2019-07-26 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 射频离子源工作参数优化方法 |
| CN112025417A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-12-04 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种光学金刚石材料表面非接触式离子束抛光方法 |
| CN112025417B (zh) * | 2020-08-20 | 2022-05-03 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种光学金刚石材料表面非接触式离子束抛光方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040210 |