JPH10338214A - 容器の殺菌充填方法 - Google Patents

容器の殺菌充填方法

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JPH10338214A
JPH10338214A JP14649397A JP14649397A JPH10338214A JP H10338214 A JPH10338214 A JP H10338214A JP 14649397 A JP14649397 A JP 14649397A JP 14649397 A JP14649397 A JP 14649397A JP H10338214 A JPH10338214 A JP H10338214A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形され殺菌された容器本体を一時的に取りま
とめて置く際にその容器本体の清浄度が損なわれないよ
うにし、成形工程と内容物の充填工程とが分離されてい
る場合において、清浄な容器本体に内容物を充填するよ
うにして飲用に適する衛生的な製品を製造する。 【解決手段】移送工程における容器本体1が充填口5を
上方または下方に向けた状態にし、上下方向に変形容易
な柔軟シート材9と交互にして積み重ねられて、柔軟シ
ート材9が容器本体1の充填口5側を覆い、天板7の荷
重により柔軟シート材9を充填口5側に押し付けて充填
口5周りの容器周端10に亘って密着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジュースやお酒など
を収容する容器の殺菌充填方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来からジュースなど
の清涼飲料水やお酒などの飲料においてはその包装用の
容器として、PETボトルや金属缶、ガラス瓶が使用さ
れており、また、近年においては缶形状した紙製容器も
使用されるようになってきている。そして、このような
容器に内容物の充填して各種商品の製造を行うに際し
て、内容物の賞味期限を長くするなどの目的のため、成
形された容器本体を予め殺菌してから充填をする無菌充
填包装が行われている。また、一方、この無菌充填包装
による商品の製造にあっては、容器本体を成形する成形
工程と容器本体に充填し施蓋する充填工程とを連続して
行う方法と、前記成形工程と充填工程とを別々に行う方
法とが必要に応じて選択されていて、後者の場合では、
容器の成形ラインと内容物の充填ラインとを連続させず
に切り離すようにしており、成形工程において容器本体
を成形してから殺菌を行い、この容器本体を或る程度の
数量がまとまった状態で充填工程に移送して充填するこ
とが行われている。
【0003】ところで上述のように成形工程と充填工程
とが別れている場合、成形された容器本体を数量をまと
めながら充填工程に移送できるようにするために、成形
工程と充填工程との間に、容器本体を複数段に積み重ね
た積重体を包装し移送する移送工程を設け、フォークリ
フトなどの機器を用いて容器本体の移送を行っている。
この移送工程では図3と図4に示すように容器本体1を
複数段に積み重ねてなる積重体2に包装材3を被せて複
数の容器本体が一体的に取り扱えるようにしており、移
送の便宜を図るためにパレット4の上に積み上げるよう
にしている。図示されているように積重体2においては
容器本体1それぞれがその充填口5を上方に向けた状態
に積み重ねられ、上下の容器本体1の間には積み重ねを
容易にするための合紙6が介在され、さらに最上部には
或る程度の重量を有する天板7が乗せ置かれている。積
重体2の側面などに巻かれる前記包装材3にはストレッ
チフィルムやシュリンクフィルムなどのフィルム材が使
用され、これを緊張状態にして巻き付けるようにしてい
る。このように複数の容器本体を積み重ねてなる積重体
に天板を乗せ置き、さらに包装材で包囲していることか
ら容器本体それぞれがバラ付くことなく一つのまとまり
として取り扱えるようにしている。
【0004】しかしながら、図4(イ)の容器本体1が
金属缶や紙製缶である場合や図5(ロ)の容器本体1が
PETボトルである場合で示されているように、上下の
容器本体1の間に介在させる合紙6は容器本体1の充填
口側を覆って密閉しているものではなく、容器本体1と
この合紙6との間に僅かながらも隙間8が生じている部
分もある。一方、積重体の外周を包装材で覆っていたと
してもこの包装材が積重体の形状安定を図る目的で使用
し、包装材を通して塵の侵入や虫の侵入を食い止めるも
のとはなっていない。そして、前述したように積重体を
構成している複数の容器本体の内、合紙が浮いて充填口
側が完全に閉じられていない容器本体も存在することか
ら、容器本体内へ外部から塵や虫などが侵入する可能性
があった。そこで本発明は上記した事情に鑑み、積重体
において上下の容器本体の間に介在される合紙により容
器本体の充填口側を確実に密閉することを課題とし、殺
菌された容器本体の内部に塵や虫が混入しないようにす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、充填口を有する容器本体を成形し
て殺菌する成形工程と、殺菌済みの複数の容器本体を複
数段に積み重ねた積重体を包装し移送する移送工程と、
前記積重体の包装を解いて容器本体それぞれに充填を行
い施蓋する充填工程とを備えた容器の殺菌充填方法にお
いて、上記移送工程における容器本体が充填口を上方ま
たは下方に向けた状態にして、かつ上下方向に変形容易
な柔軟シート材と交互にして積み重ねられて、前記柔軟
シート材が容器の充填口側を覆い、積み重ねた容器本体
の最上段上に天板を乗せ置いて、該天板の荷重により前
記柔軟シート材を充填口側に押し付けて充填口周りの容
器周端に亘って密着させたことを特徴とする容器の殺菌
充填方法を提供して、上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1と図2に示す
実施の形態に基づいて詳細にに説明する。なお、図3と
図4に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。図1に示すように、成形工程で
殺菌された複数の容器本体1からなる積重体2において
は、その容器本体1が充填口5を上方に向けた状態にし
て積み重ねられており、そして、上下の容器本体1の間
に合紙6が介在するようにこの合紙6と容器本体1とを
上下方向に交互にして積み重ねている。そして、最上段
の容器本体1の上にも合紙6を配してその上に天板7を
乗せ置いた状態としている。上記合紙6にあっては図示
されているように充填口5と対応する面側の全てに変形
容易な柔軟シート材9が設けられており、上述したよう
に合紙6と容器本体1とを交互に、そして、最上段の上
にも合紙6を乗せるようにして配置しているため、全て
の容器本体1の充填口側が前記柔軟シート材9と相対し
ている。
【0007】上記天板7は積重体2の形態を安定させる
とともに、その積重体2の上に乗せ置いたときに上記各
合紙6の柔軟シート材9を容器本体1それぞれの充填口
側に押さえ付けるものであり、その天板7の荷重は、柔
軟シート材9が変形して各容器本体1における充填口周
りの容器周端10に亘って密着するように設定されてい
る。このように、上記天板7の荷重を受けると、柔軟シ
ート材9は容器本体の容器周端10が食い込むように変
形し、その容器周端10に密着するため、合紙6と容器
本体1との間には隙間が生じないようになり、外部から
塵や虫が容器本体内に侵入することがない。
【0008】上記合紙6としては、例えばポリプロピレ
ン樹脂のシートが利用でき、また、上記柔軟シート材9
としては、例えば、発泡ウレタン樹脂のシートが利用で
きる。そして、柔軟シート材単独で上下の容器本体の間
に介在させ、最上段の上に乗せ置くようにすることも可
能である。この合紙6は一旦使用後、洗浄、殺菌処理す
ることで繰り返し使用することができる。
【0009】図1に示した例では金属缶からなる容器本
体1を積み重ねてなる積重体2を示しているが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、例えば図2(イ)
に示すようにPETボトルからなる容器本体1を積み重
ねる積重体2にあっても、各柔軟シート材9が充填口5
周りの容器周端10に亘って密着するようになり、図2
(ロ)に示す紙製容器からなる容器本体1を積み重ねた
積重体2でも、容器天板11に開口した充填口5側に柔
軟シート材9が押し付けられ、前記容器天板11と容器
側板12とを共締めした容器周端10に亘って密着する
ようになり、いずれの場合も同様に外部からの塵や虫の
侵入を確実に防止できる。なお、上記した各例では充填
口を上方に向けて容器本体を上下方向に積み重ねた例を
示したが、充填口を下方に向けて容器本体を積み重ね、
柔軟シート材をその充填口側に対応するようにして配置
してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充填口を有する容器本体を成形して殺菌する成形工程
と、殺菌済みの複数の容器本体を複数段に積み重ねた積
重体を包装し移送する移送工程と、前記積重体の包装を
解いて容器本体それぞれに充填を行い施蓋する充填工程
とを備えた容器の殺菌充填方法において、前記移送工程
における容器本体が充填口を上方または下方に向けた状
態にして、かつ上下方向に変形容易な柔軟シート材と交
互にして積み重ねられて、前記柔軟シート材が容器の充
填口側を覆い、積み重ねた容器本体の最上段上に天板を
乗せ置いて、該天板の荷重により前記柔軟シート材を充
填口側に押し付けて充填口周りの容器周端に亘って密着
させたことを特徴とするものである。このように、積み
重ねられる容器本体の充填口側に柔軟シート材を押し付
けて密着させていることから、隙間を生じることなく容
器本体の充填口側が確実に覆われることとなり、容器本
体の内部に塵や虫が侵入せず、成形工程から充填工程の
間の移送工程で一時的な保管などを行う場合でも容器本
体それぞれの清浄度を維持できる。そして、容器本体そ
れぞれの内部が清浄に保たれているため、充填工程側で
の容器本体に対する殺菌処理の程度を低くすることが可
能になるなど、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の無菌充填方法での容器本体
の積み重ね状態の一例を示すものである。
【図2】同じく容器本体の他の例を示すもので、(イ)
は容器本体をPETボトルとした積み重ね状態を示す説
明図、(ロ)は容器本体を紙製容器とした積み重ね状態
を示す説明図ある。
【図3】容器本体を積み重ねた積重体を示す説明図であ
る。
【図4】従来例を示すもので、(イ)は金属缶からなる
容器本体が重ね合わされている状態を示す説明図、
(ロ)はPETボトルからなる容器本体が重ね合わされ
ている状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…積重体 3…包装材 5…充填口 6…合紙 7…天板 9…柔軟シート材 10…容器周端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填口を有する容器本体を成形して殺菌す
    る成形工程と、殺菌済みの複数の容器本体を複数段に積
    み重ねた積重体を包装し移送する移送工程と、前記積重
    体の包装を解いて容器本体それぞれに充填を行い施蓋す
    る充填工程とを備えた容器の殺菌充填方法において、 上記移送工程における容器本体が充填口を上方または下
    方に向けた状態にして、かつ上下方向に変形容易な柔軟
    シート材と交互にして積み重ねられて、前記柔軟シート
    材が容器の充填口側を覆い、積み重ねた容器本体の最上
    段上に天板を乗せ置いて、該天板の荷重により前記柔軟
    シート材を充填口側に押し付けて充填口周りの容器周端
    に亘って密着させたことを特徴とする容器の殺菌充填方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063510A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Nihon Taisanbin Glass Bottle Mfg Co Ltd バルク用台紙の殺菌再生方法及び装置
JP2007269364A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nihon Yamamura Glass Co Ltd ガラスびんの出荷方法

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JP2003063510A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Nihon Taisanbin Glass Bottle Mfg Co Ltd バルク用台紙の殺菌再生方法及び装置
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