JPH10338358A - ホッパー - Google Patents

ホッパー

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JPH10338358A
JPH10338358A JP9169458A JP16945897A JPH10338358A JP H10338358 A JPH10338358 A JP H10338358A JP 9169458 A JP9169458 A JP 9169458A JP 16945897 A JP16945897 A JP 16945897A JP H10338358 A JPH10338358 A JP H10338358A
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JP
Japan
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hopper
guide container
cross
supplied
article
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Pending
Application number
JP9169458A
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English (en)
Inventor
Shinji Yamada
田 新 二 山
Iwao Shimonishi
西 巖 下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimonishi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Shimonishi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shimonishi Seisakusho Co Ltd filed Critical Shimonishi Seisakusho Co Ltd
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被供給物を架橋形成させることなく所定の場
所に供給することができる、ホッパーを提供する。 【解決手段】 ホッパー50は、たとえば漏斗状の案内
容器52を含む。案内容器52は、被供給物品Wを一時
的に蓄えておき、被供給物品Wを所定の場所(例えば搬
送部材12の軸方向の下端側)に供給するものである。
案内容器52の内側には、その内壁面に、被供給物品W
の架橋形成を防止するための架橋防止装置54が設けら
れる。架橋防止装置54は、案内容器52の径方向と交
差する方向に配され、被供給物品Wどうしの架橋を分断
する隔壁部56を含む。案内容器52の内壁面には、隔
壁部56と連接され、案内容器52の鉛直線と交差する
方向に延び設けられる軒下部58が配される。隔壁部5
6および軒下部58は、案内容器52の回転方向と反対
の方向に傾いて設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホッパーに関し、特
にたとえば、鋼球,小ねじ,ボルト,ナット,その他磁
性材料からなる諸々の物品を所望する方向に磁力を用い
て搬送するための搬送装置などに適用されるホッパーに
関する。
【0002】
【従来の技術】図20,図21および図22は、本発明
の背景となる従来のホッパーを含む搬送装置によって、
ビス等の被搬送物を垂直方向に搬送する状態を示す要部
斜視図であり、図23は図22の図解式縦断面である。
図20〜図23に示す搬送装置1は、円筒形の搬送部材
2を含む。搬送部材2の内部には、永久磁石等の磁力発
生体が回転自在に形成される。搬送部材2の外周面に
は、非磁性材料からなる線材3がスパイラル状に巻き付
けられる。搬送部材2の下には、ビス等の被搬送物W
(被供給物)を搬送部材2の軸方向の下端側に供給する
ためのホッパー4が配設されている。この搬送装置1で
は、図20,図21に示すように、被搬送物Wを搬送部
材2の外周面に磁気的に吸着させ、線材3に沿って搬送
部材2の下から上へと搬送せることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホッパー4を含む搬送装置1では、被搬送物
Wの形状等の影響により、図22および図23に示すよ
うに、搬送途中に被搬送物どうしが絡み合い架橋6を形
成する恐れがあった。この搬送装置1では、磁力によ
り、搬送部材2の下端側からその軸方向に沿って被搬送
物Wが搬送されていくが、搬送時間が経過していくと、
磁化された被搬送物Wどうしが磁気的に吸着し絡み合
い、さらに、ホッパー4内に入れられた被搬送物Wの鉛
直方向にかかる負荷も作用して、被供給物どうしでホッ
パー4内にリング状の架橋6を形成する。この場合、ホ
ッパー4内の搬送部材2の周囲には、空洞部5が構成さ
れるため、被搬送物Wを残らず全部搬送することが困難
となる。すなわち、従来のホッパー4では、被供給物ど
うしの架橋形成により、被供給物W(被搬送物)を所定
の場所にスムーズに供給することができないことがあっ
た。
【0004】それゆえに、本発明の主たる目的は、被供
給物を架橋形成させることなく所定の場所に供給するこ
とができる、ホッパーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるホッパー
は、被供給物を一時的に蓄えておき、被供給物を所定の
場所に供給する回転自在の筒状の案内容器と、案内容器
の内側に配置され、被供給物の架橋形成を防止する架橋
防止装置とを備え、架橋防止装置は、案内容器の径方向
と交差する方向に配設され、被供給物どうしの架橋を分
断する隔壁部と、案内容器の鉛直線と交差する方向に配
設され、被供給物の鉛直方向の負荷を逃がす軒下部とを
包含する、ホッパーである。隔壁部および軒下部は、案
内容器の回転方向と反対の方向に傾いて配設されると効
果的である。さらに、軒下部は、案内容器の鉛直線と交
差する方向に摺動自在の伸長部を包含するとよい。ま
た、軒下部は、案内容器の周縁側から内側に向かって下
方に傾いて配設されるとよい。
【0006】本発明にかかるホッパーでは、案内容器に
よって、一時的に蓄えられた被供給物が、例えば搬送装
置等の所定の場所に供給案内される。架橋防止装置は、
案内容器内における被供給物どうしの架橋形成を防止す
る。この場合、隔壁部は、案内容器の径方向と交差する
方向に配設されるため、案内容器の周方向を分割するよ
うに配置され、案内容器内に入れられた被供給物どうし
の架橋の一部を分断させる。さらに、軒下部の下方に
は、案内容器内に入れられた被供給物によりかかる鉛直
方向の負荷がほとんどかからないので、つまり、軒下部
の下方には、ほとんど無負荷の状態のスペースが形成さ
れる。そのため、軒下部の下側に位置する被供給物に
は、架橋形成を起こす要因となる負荷がほとんどかから
ない。すなわち、架橋防止装置は、隔壁部と軒下部との
協働作用により、案内容器内に入れられた被供給物によ
りかかる鉛直方向の負荷を分散させることができるた
め、案内容器内の被供給物どうしの架橋形成を防止する
ことができる。
【0007】本発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の
形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】この実施例では、本発明にかかるホッパーを
含む搬送装置10の一例について説明する。図1は本発
明の一実施例を示す斜視図である。図2(A)は、図1
の搬送装置の搬送部材の要部平面図であり、図2(B)
はその正面図である。図3は図2の搬送部材の取付け状
態の概略を示す半図解式縦断面図である。搬送装置10
は、たとえば非磁性材料からなる円筒状の搬送部材12
を含む。搬送部材12は、被搬送物品Wを搬送するため
の搬送路としての機能を有する。搬送部材12は、たと
えば合成樹脂、あるいは、アルミ合金,真鍮,ステンレ
スなどの非鉄金属などで形成される。この実施例では、
被搬送物品Wを搬送部材12の軸方向の下方から上方へ
搬送するために、搬送部材12が垂直に起立するように
配設されている。また、搬送部材12は、たとえばSU
S304などのステンレスパイプで形成されている。な
お、この実施例の説明における非磁性体には、磁化され
る強さが鉄,ニッケル,コバルトなどの強磁性体ほど強
くない常磁性体なども含まれる。
【0009】この搬送部材12の軸方向の上端側には、
後述の回転軸24を回転させるモータM1を備えたモー
タドライバユニット14を取り付けるためのモータ取付
け台15が設けられる。モータ取付け台15に固定され
たモータM1は、たとえば図3に示すように、フランジ
部16を介して、回転軸24に接続される。フランジ部
16の胴部16aには、その外周面から内空部に連通す
る複数のねじ孔18aが設けられる。搬送部材12は、
図2に示すように、ねじ孔18aに螺合される止めねじ
18bにより、フランジ部16に固定される。さらに、
フランジ部16には、モータM1を支持固定するための
固定部材20が固着される。固定部材20は、断面略L
字形で板状に形成され、その長辺部20aがたとえば溶
接およびボルト・ナットなどの固着手段により、フラン
ジ16の鍔部16bに固着される。そして、固定部材2
0の短辺部20bは、たとえば図1に示すように、所望
の場所に固着され、モータドライバユニット14を支持
するためのものである。この実施例では、固定部材20
の短辺部20bが、搬送装置10全体を支持する後述の
フレーム100の枠部材103に設けられた取付け片1
03aに、ボルト・ナットなどの固着手段により固定さ
れる。
【0010】搬送部材12の中には、回転部材として、
回転ヨーク部22が配設される。回転ヨーク部22は、
たとえば円柱状の回転軸24と、後述する磁力発生部3
8とで構成される。回転軸24は、たとえばアルミ,真
鍮などの非鉄金属材料や合成樹脂材料等で形成される。
回転軸24は、その軸方向の上端側がモータM1の駆動
軸(図示せず)に接続され、回動自在に形成される。
【0011】この場合、回転軸24の軸方向の上端側に
は、回転軸24をモータM1に取り付けるための軸取り
付け穴26が設けられる。回転軸24の軸方向の上端側
には、外周面から軸取り付け穴26に連通するねじ孔2
8aが設けられる。モータM1の駆動軸(図示せず)
は、軸取り付け穴26に挿入され、ねじ孔28aに螺合
される止めねじ28bで、回転軸24と連結される。回
転軸24は、その軸方向の上端が軸受30で、軸方向の
下端が軸受32で回動自在に支持される。また、搬送部
材12の軸方向の下端には、ブッシュ34が嵌め込ま
れ、たとえばさら小ねじ36で固定される。
【0012】回転軸24の外周面の一部には、たとえば
図3および図4(A)などに示すように、回転軸24の
軸方向に沿って直線状に延びて、磁力発生部38が形成
される。すなわち、回転軸24の外周面には、回転軸2
4の軸方向の上端から軸方向の下端側へと直線状に延び
る溝部40がたとえば1列形成される。溝部40は、図
4(B)に示すように、たとえば断面「コ」字形に形成
される。この溝部40の中には、たとえば複数の短冊状
の磁石片42およびヨーク片44が嵌め込まれる。この
実施例では、磁石片42がたとえば永久磁石で形成され
ている。なお、磁力発生部38としては、たとえば電磁
石などで磁界を発生させるようにしてもよい。
【0013】溝部40の底面40aには、複数の磁石片
42が回転軸24の軸方向に沿って、一直線上に配列さ
れ、たとえば接着剤,その他の固着手段で固着される。
さらに、それらの磁石片42の下面には、それぞれ、た
とえば鉄などの強磁性体からなるヨーク片44が積層さ
れ、たとえば接着剤などで固着される。磁石片42は、
その厚み方向の下端面側がN極に形成され、その上端面
側がS極に形成される。この実施例では、溝部40の底
面40a側に配置される面がN極となり、その反対側に
配置される面がS極となっている。なお、溝部40の底
面40a側に配置される面をS極とし、その反対側に配
置される面をN極となるように配置してもよい。
【0014】この実施例では、磁石片42の厚み方向の
下端面にヨーク片44が配置されるため、磁石片42の
N極から出た磁束(磁力線)は、空気中より通りやすい
ヨーク片44を通って、搬送部材12の外周面に流れ、
S極に入る。そのため、ヨーク片44を設けていない場
合に比べて、磁力線が長くなり、磁化力の及ぶ範囲が広
がる。また、磁束も集中し、磁束密度が高くなるので、
磁化力も大きくすることができる。
【0015】なお、この実施例では、回転軸24の軸方
向に沿って溝部40に直線状に配列される複数の磁石片
42の磁極が、磁石片42の厚み方向の上端面および下
端面に形成されているが、それらの磁石片42の磁極は
磁石片42の長手方向の一端面および他端面に形成する
ようにしてもよい。この場合、隣合う磁石片42の磁極
の極性が同じになるように配置されることが好ましい。
【0016】一方、搬送部材12の外周面には、その軸
方向の下端側から上端側にかけて、たとえば非磁性体か
らなる搬送路用支持ガイド46が形成される。搬送路用
支持ガイド46は、たとえばスパイラル状に搬送部材1
2の外周面に巻き付けられる。なお、この実施例では、
搬送路用支持ガイド46がたとえば断面円形の線材で形
成される。この搬送路用支持ガイド46は、たとえば鋼
球,6角ナット,6角ボルトなどの被搬送物品Wを支持
する機能と、被搬送物品Wを搬送路用支持ガイド46に
沿って、搬送部材12の軸方向に搬送させるときの搬送
路としての機能を有する。この場合、搬送路用支持ガイ
ド46は、回転ヨーク部22の磁力発生部38で発生し
た磁化による磁気的な吸着力と協働して、被搬送物品W
を支持するものである。この実施例では、搬送部材12
の軸方向の下端側、すなわち、被搬送物品Wが供給され
る側から、搬送部材12の軸方向の上端側に、被搬送物
品Wを垂直に搬送するものである。
【0017】この搬送装置10には、図1に示すよう
に、搬送部材12の軸方向の下方に、被搬送物品Wを搬
送部材12の軸方向の下端側に案内供給する、本発明に
かかるホッパー50が配設される。この実施例では、ホ
ッパー50が筐体100に回動自在に支持される。
【0018】筐体100は、たとえば箱形状のハウジン
グ本体102を含む。ハウジング本体102には、その
両側から上方に延びて、たとえば逆U字状の枠部材10
3が設けられる。枠部材103には、上記したモータド
ライバユニット14を支持するための固定部材20の短
辺部20bが固着される。
【0019】ハウジング本体102の下部には、たとえ
ば図5に示すように、矩形の固定板104が配設され
る。固定板104には、取付けフランジ106を介し
て、搬送部材12の軸方向の下端部が、ボルト105な
どの固着手段により固着される。搬送部材12の軸方向
の下端部には、プーリー110が軸受部108により回
動自在に支持される。プーリー110は、接続片112
を介して、搬送部材12の軸方向の下端部に固着され
る。また、ハウジング本体102の下部には、ホッパー
50を回転させるためのモータM2が配設される。モー
タM2の駆動軸には、プーリー114が取着され、プー
リー110とプーリー114との間には、ベルト116
が架け設けられる。さらに、筐体100の上部では、ホ
ッパー50の上端縁部が軸受部118によって回動自在
に支持される。
【0020】なお、この実施例では、モータM2の回転
駆動力を伝動するために、プーリーおよびベルトなどの
伝動装置を用いたが、伝動装置としてはこれに限定され
るものではなく、たとえばチェーンおよびスプロケット
などを用いた伝動装置が適用されてもよい。
【0021】したがって、モータM2を駆動させれば、
モータM2の動力がプーリー114,ベルト116およ
びプーリー110へと伝動され、ホッパー50を回転さ
せることができる。つまり、この実施例では、軸受部1
08,118,プーリー110,114,ベルト11
6,モータM2などの回動手段によって、ホッパー50
を回動自在に作動させることができる。
【0022】次に、この搬送装置10に適用されるホッ
パー50およびホッパー50の作用・効果について、図
7,図8,図9,図10,図11および図12等を参照
しながら説明する。なお、ホッパー50の説明では、搬
送装置10により搬送される被搬送物品Wを搬送部材1
2に供給する被供給物品Wとして説明する。ホッパー5
0は、たとえば断面逆円錐台形で筒状、所謂漏斗状の案
内容器52を含む。案内容器52は、その中に被供給物
品Wを一時的に蓄えておき、被供給物品Wを所定の場
所、この実施例では、搬送部材12の軸方向の下端部に
供給するものである。なお、ホッパー50の形状は、漏
斗形に限定されるものではなく、たとえば円筒形、楕円
形筒状、あるいは、4角錐形,6角錐形等の多角錐体な
ど適宜種々の断面形状を有する筒体に変更可能である。
【0023】案内容器52の内側には、被供給物品Wど
うしの架橋形成を防止するための架橋防止装置54が形
成される。架橋防止装置54は、案内容器52の径方向
と交差する方向に配設され、被供給物品Wどうしの架橋
を分断する隔壁部56と、案内容器52の鉛直線と交差
する方向に配設され、被供給物品Wの鉛直方向の負荷を
逃がす軒下部58とで構成される。隔壁部56および軒
下部58は、案内容器52の回転方向と反対の方向に傾
いて配設される。
【0024】隔壁部56は、たとえば断面略U字形筒状
の湾曲した隔壁プレート60を含む。隔壁プレート60
の両側には、略矩形の取り付け片62aおよび62bが
連接される。取り付け片62a,62bは、溶接,ビ
ス,カシメ,その他の適宜な固着手段により、隔壁プレ
ート60に固着される。隔壁プレート60は、たとえば
図7および図8に示すように、取り付け片62a,62
bにより、所定の傾斜角度θ1をもって案内容器52の
内壁面に固着される。したがって、隔壁プレート60
は、案内容器52の内壁面から搬送部材12側へ突き出
るように設けられる。
【0025】この場合、隔壁プレート60は、その軸方
向が案内容器52の回転中心より偏向した位置に向くよ
うに配置される。この実施例では、図8で見るように、
案内容器52の中心軸と直交する平面(水平面)に対し
て、案内容器52の回転方向と反対の方向に、たとえば
45°の傾斜角度θ1をもって傾斜するように、隔壁プ
レート60が取り付け片62a,62bによって案内容
器52の内壁面に取着される。
【0026】軒下部58は、たとえば略「く」の字状に
折り曲げられた軒下プレート64を含む。軒下プレート
64の長さ方向の一端側には、折り曲げ片からなる取り
付け部66aが形成される。軒下プレート64の取り付
け片66aは、隔壁プレート60の下端部に、溶接,ビ
ス,カシメ,その他ビス等の適宜な固着手段によって固
着される。そして、同様な固着手段によって、軒下プレ
ート64の長さ方向の他端部が取り付け部材66bに固
着され、さらに、取り付け部材66bが案内容器52の
内壁面に取着される。
【0027】この場合、軒下部58は、案内容器52の
鉛直線と交差する方向に延び設けられる。この実施例で
は、図8で見るように、案内容器52の中心軸と直交す
る平面(水平面)に対して、案内容器52の回転方向と
反対の方向に、たとえば20°の傾斜角度θ2をもって
傾斜するように、軒下プレート64が配設される。ま
た、軒下プレート64は、その上面が案内容器52の内
周縁側から案内容器52の中央側に向かって下方に傾斜
するように配設される。さらに、軒下プレート64は、
隔壁プレート60の軸方向の下端から所定の距離Lを隔
てた位置に形成される。この距離Lは、搬送部材12の
外周面に作用する磁界の影響を受けない距離で、かつ、
被供給物品Wの長さよりも長い距離に設定されるもので
ある。
【0028】このホッパー50では、案内容器52によ
って、一時的に蓄えられた被供給物品Wが、搬送装置1
0の搬送部材12の軸方向の下端側に供給案内される。
このホッパー50では、架橋防止装置54によって、案
内容器52内における被供給物品Wどうしの架橋形成が
防止される。
【0029】この場合、隔壁部56の隔壁プレート60
は、案内容器52の径方向と交差する方向に延びて形成
されるので、隔壁プレート60は、案内容器52の周方
向を分割するように配置される。そのため、案内容器5
2内に入れられた被供給物品Wどうしの架橋の一部を分
断させることができる。さらに、軒下部58の軒下プレ
ート64の下方には、案内容器52内に入れられた被供
給物品Wによりかかる鉛直方向の負荷がほとんどかから
ない、つまり、無負荷の状態のスペースが形成される。
そのため、軒下部58の軒下プレート64の下側に配さ
れる被供給物品Wには、架橋形成を起こす要因となる負
荷がほとんどかからない。
【0030】この実施例のホッパー50の架橋防止装置
54は、隔壁部56の隔壁プレート60と軒下部58の
軒下プレート64との協働作用により、案内容器52内
に入れられた被供給物品Wによりかかる鉛直方向の負荷
を分散させることができるため、案内容器52内の被供
給物品Wどうしの架橋形成を防止することができる。し
たがって、このホッパー50を含む搬送装置10では、
図9,図10,図11および図12に示すように、ホッ
パー50内で被供給物品Wを架橋形成させることなく、
搬送部材12の軸方向の下端側に案内供給することがで
きる。そのため、ホッパー50内に一時的に蓄えられた
被供給物品Wを残らずスムーズに搬送させることができ
る。
【0031】そこで、本発明にかかるホッパー50の架
橋防止装置54の効果を示した実験例を以下に示す。こ
の実験例では、図20〜図23で示した従来のホッパー
を用いた搬送装置1と、図1,図5,図6および図9〜
図12で示した本発明にかかるホッパーを用いた搬送装
置とを、同じ条件で作動させ、その搬送状況を比較し
た。 〔実験例〕この実験例では、図9〜図12および図20
〜図23で示したようなビスをワークW(被供給物品)
として使用した。ホッパー50の案内容器52内に入れ
られるワークWの総数は、24,336個で、その総重
量は49.28kgである。また、搬送装置10の搬送
部材12内の回転部材24の回転スピードは、毎分約3
1.58回に設定し、ホッパー50の案内容器52の回
転スピードは、毎分約0.8回に設定した。そして、両
者の搬送状況を表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】表1からも明らかなように、従来のホッパ
ーを用いた搬送装置では、搬送途中で、架橋形成のた
め、ワーク(被搬送物品)Wが搬送不能となったのに対
して、本発明にかかるホッパーを用いた搬送装置では、
架橋防止装置54の架橋防止作用により、ホッパー50
内に蓄えられた被供給物品Wを全部残らず搬送させるこ
とができた。
【0034】なお、搬送部材12には、図1に示すよう
に、搬送部材12の軸方向の下端側から上端側に搬送さ
れる被搬送物品Wを搬送部材12から離れた別の場所に
移送するための移送通路70が適宜取り付けられる。移
送通路70は、合成樹脂材料等の非磁性材料で形成され
る。移送通路70は、略断面L字状の移送板72により
形成される。移送通路70は、支持具80によって、搬
送部材12の軸方向の所定の位置に支持される。支持具
80は、1対の挟持部材82,82を含む。1対の挟持
部材82,82は、搬送部材12をその直径方向の両側
から挟み込んで、たとえばボルト・ナットなどの締付け
具84により締付けられる。
【0035】図1に戻って、この実施例の搬送装置10
では、ホッパー50によって一時的に蓄えておかれた、
たとえばビス,鋼球,6角ナット,6角ボルト,ねじり
コイルばねなどの被搬送物品Wが、搬送部材12の軸方
向の下端部に案内供給される。搬送部材12に供給され
た被搬送物品Wは、搬送部材12の軸方向の下方から上
方へと垂直に搬送されていく。すなわち、モータM1を
駆動させることにより、回転軸24が回転する。回転軸
24が回転すると、回転軸24の磁力発生部38からお
よぼされる磁化力は、搬送部材12の外周面全域に作用
し、磁界を形成する。そのため、搬送部材12の外周面
に、被搬送物品Wを磁気的に吸着させることが可能とな
る。しかも、搬送部材12の外周面には、搬送路用支持
ガイド46がスパイラル状に配設されるため、搬送部材
12の外周面に吸着した被搬送物品Wは、回転軸24の
回転と共に、搬送路用支持ガイド46に沿って、搬送部
材12の軸方向の下端側から上端側に向かって連続的に
搬送されていく。
【0036】この実施例の搬送装置10では、搬送部材
12との接触面積が少ない、つまり、搬送部材12と点
接触するようなたとえば鋼球などの被搬送物品Wであっ
ても、搬送路用支持ガイド46によって被搬送物品Wを
搬送部材12の外周面に支持することができるため、安
定して被搬送物品Wを搬送部材12の外周面に沿って上
方に搬送することができる。さらに、この実施例では、
モータM2を駆動させることによって、ホッパー50が
回転軸24と同方向に回転する。そのため、ホッパー5
0から搬送部材12に供給される被搬送物品Wは、搬送
部材12を中心にして攪拌され、順次、リード角θを有
する搬送路用支持ガイド46に沿って移行する。つま
り、被搬送物品Wは、リード角θの方向へと移行されて
いく。それゆえ、この実施例の搬送装置10では、ホッ
パー50から搬送部材12へと、被搬送物品Wがスムー
ズに供給される。
【0037】さらに、搬送路用支持ガイド46に沿って
搬送部材12の上方へと搬送される被搬送物品Wは、移
送通路70に案内されて移送板72上を移送される。つ
まり、搬送部材12から取り出された被搬送物品Wは、
移送通路70を通って、搬送部材12から離れた所望の
別の場所へと、適宜、移送される。また、この実施例の
搬送装置10では、移送通路70を支持具80により、
搬送部材12の軸方向の所望する位置で、かつ、搬送部
材12の円周方向の全方位の位置に、自在に取り付ける
ことができる。言い換えると、この実施例の搬送装置1
0では、搬送部材12の搬送路用支持ガイド46に沿っ
て搬送されてくる被搬送物品Wの取り出し口の位置およ
び方向を任意に変更することができる。
【0038】上述の実施例のホッパー50では、架橋防
止装置54を構成する隔壁部56の隔壁プレート60
が、湾曲した筒状のプレートで形成されたが、この隔壁
プレート60は、単一の平面プレートで形成されてもよ
い。この場合、隔壁プレート60と軒下部58の軒下プ
レート64とは、連接して一体的に形成されてもよい。
上述の実施例のホッパー50の架橋防止装置54におい
て、軒下部58が軒下プレート64で形成されている
が、軒下部58は、平板プレートで形成されてもよい。
また、軒下部58には、たとえば図13に示すように、
案内容器52の鉛直線と交差する方向に摺動自在の伸長
部59を形成するようにしてもよい。さらに、図8で見
たように、案内容器52の水平方向に対する軒下部58
の傾斜角度θ2が20°に設定されたが、この傾斜角度
θ2は20°に限定されるものではなく、適宜変更可能
に設定してもよく、また、軒下部58は、図14に示す
ように、案内容器52の水平方向に対して傾動自在に形
成してもよい。さらに、軒下部58は、図15および図
16で見るように、その長さ方向に延びる中心軸に対し
て揺動自在に形成するようにしてもよい。上述の実施例
では、図8で見たように、案内容器52の水平方向に対
する隔壁部56の傾斜角度θ1が45°に設定された
が、この傾斜角度θ1は45°に限定されるものではな
く、図17に示すように、適宜変更可能に設定してもよ
い。
【0039】さらに、上述の実施例では、ホッパー50
の架橋防止装置54において、隔壁部56と軒下部58
とが、別体により形成されたが、たとえば図18および
図19に示すように、隔壁部56と軒下部58とが、単
一の部材からなる架橋防止プレート90で形成するよう
にしてもよい。架橋防止プレート90は、たとえば合成
樹脂材料等の非磁性材料で形成される。この場合、架橋
防止プレート90は、その上面に隔壁部56を構成し、
その下面に軒下部58を構成するものである。さらに、
図18,図19に示すホッパー50では、案内容器が、
漏斗状の第1の案内容器52aと、第1の案内容器52
aの上端縁に連接される円筒状の第2の案内容器52b
とで形成され、架橋防止プレート90は、主として、た
とえば第1の案内容器52bの内壁面にスパイラル状に
配置されるものである。このように、架橋防止装置54
を構成する隔壁部56および軒下部58は、案内容器の
形状,大きさ等により、その形状,数,配置する位置,
配列状態等の構成が適宜変更されるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明にかかるホッパーによれば、被供
給物を架橋形成させることなく所定の場所に供給するこ
とができる。そのため、本発明にかかるホッパーを例え
ば搬送装置に適用した場合、ホッパー内に蓄えられた被
供給物を残らずスムーズに搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2(A)は、図1の搬送装置の搬送部材の要
部平面図であり、図2(B)はその正面図である。
【図3】図2の搬送部材の取付け状態の概略を示す半図
解式縦断面図である。
【図4】図2の搬送部材に内蔵される回転部材を示す図
であって、(A)は回転ヨーク部を示す斜視図であり、
(B)は(A)の線IVB−IVBにおける断面図であ
り、(C)は磁力発生部から出る磁束の流れを示す図解
図である。
【図5】図1の搬送装置に適用されるホッパーおよびそ
の周辺を示す半図解式正面図である。
【図6】図1の搬送装置に適用されるホッパーおよびそ
の周辺を示す半図解式底面図である。
【図7】図1の搬送装置に適用されるホッパーの要部を
示す斜視図である。
【図8】図1の搬送装置に適用されるホッパーの架橋防
止装置を示す半図解式正面図である。
【図9】図1に示す搬送装置の使用状態を示す要部斜視
図である。
【図10】図1に示す搬送装置の使用状態を示す要部斜
視図である。
【図11】図1に示す搬送装置の使用状態を示す要部斜
視図である。
【図12】図1に示す搬送装置の使用状態を示す要部斜
視図である。
【図13】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
架橋防止装置の変形例を示す要部図解図である。
【図14】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
架橋防止装置の他の変形例を示す要部図解図である。
【図15】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
架橋防止装置のさらに他の変形例を示し、(A)はその
要部斜視図であり、(B)はその要部図解図である。
【図16】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
架橋防止装置のさらに他の変形例を示し、(A)はその
要部斜視図であり、(B)はその要部図解図である。
【図17】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
架橋防止装置のさらに他の変形例を示す半図解式正面図
である。
【図18】図1に示す搬送装置に適用されるホッパーの
他の実施例を示す半図解式正面図である。
【図19】図18のホッパーの半図解式平面図である。
【図20】従来のホッパーを用いた搬送装置の使用状態
を示す要部斜視図である。
【図21】従来のホッパーを用いた搬送装置の使用状態
を示す要部斜視図である。
【図22】従来のホッパーを用いた搬送装置の使用状態
を示す要部斜視図である。
【図23】図22に示す状態のホッパーの半図解式正面
図である。
【符号の説明】
10 搬送装置 12 搬送部材 24 回転軸 38 磁力発生部 46 搬送路用支持ガイド 50 ホッパー 52 案内容器 54 架橋防止装置 56 隔壁部 58 軒下部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被供給物を一時的に蓄えておき、前記被
    供給物を所定の場所に供給する回転自在の筒状の案内容
    器、および前記案内容器の内側に配置され、前記被供給
    物の架橋形成を防止する架橋防止装置を備え、 前記架橋防止装置は、 前記案内容器の径方向と交差する方向に配設され、前記
    被供給物どうしの架橋を分断する隔壁部、および前記案
    内容器の鉛直線と交差する方向に配設され、前記被供給
    物の鉛直方向の負荷を逃がす軒下部を包含する、ホッパ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記隔壁部および前記軒下部は、前記案
    内容器の回転方向と反対の方向に傾いて配設される、請
    求項1に記載のホッパー。
  3. 【請求項3】 前記軒下部は、前記案内容器の鉛直線と
    交差する方向に摺動自在の伸長部を包含する、請求項1
    または請求項2に記載のホッパー。
  4. 【請求項4】 前記軒下部は、前記案内容器の周縁側か
    ら内側に向かって下方に傾いて配設される、請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載のホッパー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106335752A (zh) * 2016-11-04 2017-01-18 林晓霞 一种淀粉输送装置

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