JPH10338931A - 高圧噴射攪拌工法用排泥処理方法 - Google Patents

高圧噴射攪拌工法用排泥処理方法

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Publication number
JPH10338931A
JPH10338931A JP16328797A JP16328797A JPH10338931A JP H10338931 A JPH10338931 A JP H10338931A JP 16328797 A JP16328797 A JP 16328797A JP 16328797 A JP16328797 A JP 16328797A JP H10338931 A JPH10338931 A JP H10338931A
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JP
Japan
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grout
muddy water
cyclone
pressure
injection
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Application number
JP16328797A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Oka
憲二郎 岡
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyo Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧噴射攪性工法で発生する排泥を安価に処
理する。 【解決手段】 注入ロッド1を地盤6中に回転下降また
は上昇させながら、注入ロッドを通じて地盤6中にグラ
ウトを高圧噴射して改良体を造成する高圧噴射攪拌工法
において、高圧噴射攪拌工法の実施中に注入ロッド1の
周りを通じてスライムビット53内に排出される泥水
を、先ず振動篩67を通して原水タンク66に送り、続
いて原水タンク66内の泥水をサイクロン70内に圧送
して、泥水から砂礫を分離し、分離した砂礫はサイクロ
ン70の一端から振動型脱水機73を経て系外へ搬出し
て建設資材として用い、サイクロン70内で分離された
残液は、サイクロン70の他端から中継タンク63を経
て、アジテータ78を内蔵する泥水タンク62へ送り、
その硬化剤濃度を調整した後、グラウトとして再利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良工法の一
つであるジェットグラウト工法で発生する排泥を処理す
るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットグラウト工法は、注入ロッドを
地盤中に回転下降または上昇させながら、該注入ロッド
を通じて地盤中に硬化剤を含むグラウトを高圧噴射して
改良体を造成する工法で、注入ロッドを一往復させるだ
けで大径の改良体を造成できるところから、近年地盤改
良に多用されている。
【0003】なお、ジェットグラウト工法としては、注
入ロッドの選択により、単管ロッドを用いてグラウトの
みを高圧噴射する単管方式(特公昭48−25768号
公報等参照)、二重管ロッドを用いてグラウトと空気と
を混合噴射する二重管方式(特公昭56−44206号
公報等参照)、三重管ロッドを用いて空気と水とを高圧
噴射して地盤を切削攪拌した後、その切削攪拌層にグラ
ウトを高圧噴射する三重管方式(特公昭58−2736
4号公報等参照)などがあり、改良地盤の性状や改良規
模などに応じてその何れかが採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のジ
ェットグラウト工法では、グラウト(および空気または
水)の高圧噴射によって地盤が広範囲に切削攪拌される
ため、多量の余剰スライム(泥水)が発生し、この泥水
は注入ロッドの周りを通じて地上へ排出されるようにな
る。したがって、ジェットグラウト工法の実施に際して
は、この地上へ排出される泥水(排泥)をいかに処理す
るかが重要な課題となるが、前記したようにその量が多
量であるため、近くに設置したタンク等に貯留しても早
期に満杯となる。そこで従来は、バキューム車でピッチ
輸送して適当な沈殿池に産業廃棄物として投棄するよう
にしていたが、最近の土地事情、環境事情等から前記し
た沈殿池の確保はかなり困難な状況にあり、バキューム
車による輸送距離はますます延びることとなって、前記
した排泥処理に多大のコストがかかるという問題があっ
た。
【0005】なお、一部では、上記泥水をフィルタプレ
スに供して脱水してから投棄することも行っているが、
この泥水中には微細粒子からなる多量の硬化剤が存在す
るため、フィルタが早期に目づまりを起こし、実質、そ
の利用は断念せざるを得ない状況にあった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、ジェットグラウ
ト工法で発生する泥水中から砂礫を分離してその再利用
を図り、もって排泥処理に要するコストを大幅に低減さ
せることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジェットグラウト工法により発生する泥
水をスクリーンを通して原水タンクへ送り、前記改良体
の造成中、注入ロッドの周りを通じて地上へ排出される
泥水を振動篩を通して原水タンクへ送り、さらに、前記
原水タンク内の泥水をサイクロン内へ高速で送って、遠
心力を利用して泥水から砂礫を分離し、次に、前記サイ
クロンで分離した泥水中の硬化剤濃度を測定して、その
測定結果に基づいて硬化剤濃度を調整し、しかる後、こ
れをグラウトとして再利用することを特徴とする。
【0008】このような排泥処理方法においては、排泥
中に高割合で占める多量の砂礫をサイクロンで分離除去
することにより、硬化剤濃度の高い泥水が得られ、この
泥水中の硬化剤濃度を測定して適当に濃度調整すること
で、グラウトとして再利用することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0010】図2乃至図4は、本発明の実施対象である
ジェットグラウト工法の一つの実施形態を示したもので
ある。このジェットグラウト工法は、後に詳述する二重
管構造の注入ロッド1と、自走式の施工機械2と施工プ
ラント3とを備えている。施工機械2は、注入ロッド1
を支持する回転・昇降ユニット4を装着したリーダ5を
備えており、施工に際しては、そのリーダ5が地盤6上
に鉛直に立てられる。注入ロッド1は、前記鉛直に立て
られたリーダ5に沿って上下動する回転・昇降ユニット
4に脱着自在に支持され、その作動に応じて回転下降ま
たは上昇するようになる。注入ロッド1の上端には二重
管スイベル7が取付けられており、この二重管スイベル
7には、施工プラント3内の高圧ポンプ8と空気圧縮機
9とが配管接続される。
【0011】施工プラント3内には、上記した高圧ポン
プ8と空気圧縮機9とに加えて、水槽10、セメントサ
イロ11、グラウトミキサー12等が設置されている。
グラウトミキサー12は、セメントサイロ11から取入
れたセメント(硬化剤)と水槽10から取入れた水とを
攪拌混合してグラウト(セメントミルク)を造り出す機
能を有するもので、これには、必要に応じて混和材タン
ク13から混和材が供給されるようになっている。水槽
10およびグラウトミキサー12は、前記高圧ポンプ8
に対して切替弁14を介して配管接続されており、この
切替弁14の作動により、高圧ポンプ8には水またはグ
ラウトが選択的に供給される。高圧ポンプ8は、10〜
20MPa (約100 〜200kgf/cm2)程度の高圧水から、
35〜45MPa (約 350〜450kgf/cm2)程度の超高圧
水までをつくる機能に加え、35〜45MPa 程度の高
圧グラウトをつくる機能を有しており、注入ロッド1に
は、これら高圧水、超高圧水および高圧グラウトの何れ
かが選択的に供給されるようになる。なお、15は、施
工プラント3の動力源としての発電機である。
【0012】ここで、注入ロッド1は、図3に良く示さ
れるように、外管20および内管21を有する二重管構
造のロッド本体22と、このロッド本体22に接続され
た注入ヘッド23とから概略構成されている。ロッド本
体22を構成する内管21内の第1の流路aには、前記
二重管スイベル7を介して施工プラント3内の高圧ポン
プ8が配管接続され、一方、外管20と内管21との間
の環状の第2の流路bには、同じく二重管スイベル7を
介して施工プラント3内の空気圧縮機9が配管接続され
る。
【0013】注入ヘッド23は、側面に複数の二重ノズ
ル24を設けた上ヘッド部分25と先端に削孔ビット2
6を設けた下ヘッド部分27とから概略構成されてい
る。上ヘッド部分25は、外筒28と内筒29とを備え
た二重管構造となっており、外筒28と内筒29との間
には環状通路cが形成されている。外筒28および内筒
29の下側部分は相互に密に嵌合されており、前記環状
通路cは、この嵌合部分で底が閉じられた状態となって
いる。外筒28には、上記二重ノズル24を構成する第
1のノズル単体30が、内筒29には、同じく二重ノズ
ル24を構成する第2のノズル単体31がそれぞれ螺合
固定されている。第2のノズル単体31は、前記環状通
路cを横断して延ばされると共に、その先端部が前記第
1のノズル単体30に挿入されている。第1のノズル単
体30と第2のノズル単体31との間には所定の大きさ
の隙が確保されており、したがって、二重ノズル24は
心部に内筒29内の通路dに通じる噴射孔を、その周り
に前記環状通路cに通じる噴射孔をそれぞれ独立に有す
る構造となっている。
【0014】上ヘッド部分25は、その外筒28をロッ
ド本体22の外管20に螺合させることにより該ロッド
本体22に連結され、この連結状態で、その内筒29の
上端部にロッド本体22の内管21がシール部材32を
介して液密に嵌合されるようになっている。したがっ
て、ロッド本体22内の第1の流路aは、内筒29内の
通路dを経て二重ノズル24の心部側の噴射孔に、ロッ
ド本体22内の第2の流路bは、前記環状通路cを経て
二重ノズル24の外側の噴射孔にそれぞれ連通するもの
となっている。
【0015】上ヘッド部分25はまた、その外筒28を
下ヘッド部分27の本体33に螺合させることにより該
下ヘッド部分27に連結され、この連結状態で、その内
筒29が下ヘッド部分27の本体33の上端にシール部
材34を介して液密に突合されるようになっている。下
ヘッド部分27の本体33は、その内部に上ヘッド部分
25内の通路dに連通する連通路eを有すると共に、そ
の下端部に前記削孔ビット26のテーパ状シャンク部3
5を螺合させるテーパ状ねじ穴33aを有している。
【0016】削孔ビット26は、その先端側の本体部3
6に円周方向に等配して複数(ここでは3つ)の切刃3
7を設けると共に、その切刃37の内側に1つの傾斜ノ
ズル38を設けている。傾斜ノズル38は、その軸線が
注入ロッド1の軸線に対して所定角度θで交差するよう
に、本体部36に形成した傾斜孔39に装着されてい
る。削孔ビット26のシャンク部35および本体部36
内には、前記下ヘッド部分27の本体33内の連通路e
を前記傾斜孔39に連通する一連の連通孔40が形成さ
れており、したがって傾斜ノズル38には、前記ノズル
本体22内の第1の流路aおよび注入ヘッド23内の通
路dを通じて加圧流体(水またはグラウト)が供給され
るようになっている。しかして傾斜ノズル38は、二重
ノズル24の心部側の噴射孔とほぼ同じ流路面積となる
ようにその口径が設定されている。これにより、いま前
記ノズル本体22の第1の流路aを通じて注入ヘッド2
3内の通路dに加圧流体が圧送されてくると、その加圧
流体は二重ノズル24および傾斜ノズル38から共通に
噴出するようになる。なお、傾斜ノズル38の傾斜角度
θは、削孔ビット26の直径と高圧水の圧力とに応じて
適当な値を設定する。
【0017】施工に際しては、上記ロッド本体22と注
入ヘッド23とから成る注入ロッド1を、前出図2に示
した態様で施工機械2の回転・昇降ユニット4に支持さ
せ、さらに注入ロッド1の上端の二重管スイベル7に施
工プラント3内の高圧ポンプ8と空気圧縮機9とを接続
する。そしてこの準備完了後、高圧ポンプ8の設定圧を
調整して、注入ロッド5内の第1の流路aに高圧水(1
0〜20MPa 程度)を供給し、この高圧水を注入ヘッ
ド23の側面の二重ノズル24およびその先端の傾斜ノ
ズル38から噴出させながら、回転・昇降ユニット4を
作動させて、注入ロッド1を地盤6中に回転下降させ
る。これにより、地盤6は、二重ノズル24および傾斜
ノズル38から噴出する高圧水によって切削されると同
時に、削孔ビット26によって機械的に切削され、した
がって、地盤6に硬質部分があっても確実にかつ高能率
に削孔を行うことができる。また、削孔ビット26は水
によって冷却されるので、その摩耗が抑制される。しか
も、傾斜ノズル38から噴出する高圧水は、注入ロッド
1の回転に応じて削孔ビット26の前方に拡散し、その
前方域を予備切削するので、たとえ粘性土が出現して
も、その粘性土は事前に破砕され、削孔ビット26に粘
性土が付着してその切削能力を阻害するなどの問題も解
消される。
【0018】このようにして、地盤6中には、図4に示
すように削孔ビット26の直径よりわずか大きな径の穴
51が形成され、この削孔行程が、計画改良域上限DU
まで到達した時点で、高圧ポンプ8の設定圧を調整し
て、注入ロッド1内の第1の流路aに圧送する高圧水を
超高圧水(35〜45MPa 程度)に切替え、これと同
時に空気圧縮機9から注入ロッド1内の第2の流路bに
高圧(686 〜980kPa…7〜10kgf/cm2 )の圧縮空気を
圧送する。第1の流路aへの超高圧水の圧送により、注
入ヘッド23の二重ノズル24からは空気を伴った超高
圧水(混合流体)が噴射され、この噴射エネルギーの大
きい混合流体により地盤6内が強力に切削攪拌される。
これにより地盤6内には大径の切削攪拌層52が形成さ
れ、この切削攪拌層52は、注入ロッド1の回転下降に
応じて次第に下方へ拡大する。なお、この時発生した余
剰スライム(泥水)は、前記削孔行程で形成された穴5
1を通じて地上のスライムピット53へ排出され、さら
に後述する排泥処理システムへ送泥される。
【0019】そして、上記した切削攪拌による切削攪拌
層52の形成、すなわち切削攪拌行程が計画改良域下限
L まで到達したら、施工プラント3内の切替弁14を
グラウトミキサー12側に切替えて、注入ロッド1内の
第1の流路aに高圧(35〜45MPa 程度)のグラウ
トを圧送し、注入ロッド1内の第2の流路bへの圧縮空
気の圧送を継続しながら、注入ロッド1を回転上昇させ
る。これにより、注入ヘッド23の二重ノズル24から
は空気を伴った高圧グラウト(混合流体)が、その傾斜
ノズル38からは高圧グラウトが噴射され、グラウトが
切削攪拌層52内に注入されて、グラウト注入層54が
形成される。この時、グラウト注入層54上の切削攪拌
層52内の余剰スライムは、グラウトの圧力とエアリフ
ト効果により穴51を通じてスライムピット53へ排出
されるが、この段階では水の噴射は停止されているの
で、グラウトの誘導排出は著しく抑制され、余剰スライ
ム中のグラウト量は最小限に抑えられる。
【0020】上記した空気を伴った高圧グラウトの噴射
は、注入ロッド1の回転上昇に応じて次第に上方へ拡大
し、速硬性のグラウトを使用した場合は、図4に示され
るように注入ヘッド23が計画改良域上限DU まで達す
る前段階からグラウト注入層54が部分的に固化し、硬
質の改良体55の成長が始まる。このようにして、計画
改良域上限DU までのグラウトの注入を終えたら、注入
ロッド1への圧縮空気の圧送およびグラウト圧送を停止
し、施工機械2の回転・昇降ユニット4の上動により注
入ロッド1を地盤6から引抜き、これにて計画改良域へ
の1つの改良体55の造成が完了する。
【0021】上記ジェットグラウト工法の施工に際して
スライムピット53に排出された泥水(余剰スライム)
は、図1に示す排泥処理システム60により連続処理さ
れるようになっている。すなわち、この排泥処理システ
ム60は、スライムピット53から送られた泥水中から
所定の粒径(74μm程度)以上の粒子(主として砂礫)
を分離する砂分離装置61、この砂分離装置61にて砂
礫と分離された泥水(分離泥水)を貯留する泥水タンク
62、および砂分離装置61と泥水タンク62との間に
設置された中継タンク63から概略構成されている。
【0022】砂分離装置61は、スライムピット53か
らポンプ(サンドポンプ)64により送泥管65を通じ
て送られた泥水を貯留する原水タンク66と、この原水
タンク66の上部で送泥管65から泥水を受け、該泥水
から石、木等の粗大物を除去する振動篩67と、原水タ
ンク66の上方に設置され、原水タンク66からポンプ
68により圧送管69を通じて圧送された泥水を受入
れ、該泥水から砂礫を分離するサイクロン70とを備え
ている。
【0023】ここで、振動篩67は、石、木等の粗大物
は通さないがセメントや砂礫等の細かい粒子は通すスク
リーン67aと、このスクリーン67aを振動させる起
振機(図示略)とを備えており、スライムピット53か
ら送られた泥水は、この振動するスクリーン67a上で
よく攪拌混合されて、均質な混合液として原水タンク6
6内に流下するようになっている。
【0024】またサイクロン70は、円筒部70aと円
錐部70bとからなっており、ここでは、その円筒部7
0aを円錐部70bよりわずか上方位とするように横向
き傾斜状態で設置されている。原水タンク66から圧送
された泥水は、このサイクロン70の円筒部70a内に
渦流を起すように導入され、この渦流によって泥水には
遠心力が働くようになる。この結果、比較的粒径が大き
くかつ比重が大きい砂礫類はサイクロン70の内周壁側
に集まって、円錐部70bの先端開口から排砂管71へ
排出され、一方、比較的粒径が小さくかつ比重が小さい
セメント(硬化剤)の粒子は液と共にサイクロン70の
中央部に集まって、円筒部70aの後端開口から排液管
72へ排出される。
【0025】しかして、サイクロン70から排砂管71
へ排出された砂礫は、かなりの水分を含んでスラリー状
となっている。そこで、本実施の形態においてはこの砂
礫を原水タンク66に付設した脱水機73へ導くように
している。脱水機73は、砂礫類は通さないがセメント
粒子は通すスクリーン73aを上部に有すると共に、こ
のスクリーン73aを通過した泥水(セメント粒子を含
む)を原水タンク66へ戻す還水樋73bを下部に有し
ており、その全体は、揺動装置(図示略)によりボック
ス運動をするようになっている。これにより、サイクロ
ン70から排砂管71を経てスクリーン73上に排出さ
れた砂礫(スラリー)は、脱水機73のボックス運動に
よりスクリーン73の先端側へ次第に移動し、この間、
スラリーから水分の大部分が取り除かれて生乾き状の砂
礫が出現し、この砂礫は、例えばスクリーン73上から
コンベア74上に落下して、系外へと搬出される。
【0026】一方、サイクロン70から排液管72へ排
出された、セメント粒子を含む泥水(分離泥水)は、ス
クリーン75を通して中間タンク63内へ落下する。ス
クリーン75は、砂礫類は通さないがセメント粒子は通
すようになっており、このスクリーン75によって前記
分離泥水中からさらに砂礫類が除去され、中継タンク6
3には、砂礫類をほとんど含まない泥水が貯留されるよ
うになる。そして、この中継タンク63内に一端貯留さ
れた泥水は、ポンプ76により送泥管77を通じて前記
泥水タンク62へ送られる。泥水タンク62は、駆動手
段(図示略)により回転駆動されるアジテータ78を内
蔵しており、このアジテータ78の回転によって泥水タ
ンク62に貯留された泥水の固化が防止される。なお、
送泥管77の途中には切替弁79が介装されており、こ
の切替弁79の操作により、中継タンク63は送水管8
0を介して水タンク(図示略)へ選択的に接続されるよ
うになっている。
【0027】以下、このように構成した排泥処理システ
ム60を前記ジェットグラウト工法(図2〜4)と組合
せて行う排泥処理方法について説明する。前記ジェット
グラウト工法によれば、注入ロッド1を回転下降させ
て、主として削孔ビット26により計画改良域上限DU
まで穴51を削孔する削孔行程、および注入ヘッド23
の二重ノズル24から空気を伴った超高圧水(混合流
体)を噴射させて、地盤を強力に切削攪拌して計画改良
域下限DL まで切削攪拌層52を形成する切削攪拌行程
では、注入ヘッド23からのグラウト吐出がないので、
これら両行程を実施している間は、切替弁79の操作に
より中継タンク63を、図示を略す水タンクへ接続す
る。
【0028】この状態で、サンドポンプ64の運転によ
りスライムピット53から原水タンク66へ振動篩67
を経て泥水を連続に送り、原水タンク66内に一定量の
泥水が溜った時点で、サイクロン用ポンプ68を運転し
てサイクロン70へ原水タンク66内の泥水を圧送す
る。これにより、サイクロン70内では泥水から砂礫が
分離され、この分離された砂礫は排砂管71を通じて脱
水機73へ送られ、そこで連続に脱水された後、コンベ
ア74により系外へ搬送される。なお、この砂礫は、セ
メントを含まないため、建設資材として再利用すること
が可能になる。
【0029】一方、サイクロン70内で砂礫が取り除か
れた泥水(分離泥水)は排液管72を経て中継タンク6
3へ送られるが、この段階ではグラウトを全く含んでい
ないため、前記サイクロン70内での分離でほぼ清水に
近い状態となり、スクリーン74を通して一層清浄度が
高められることもあって、中継タンク63にはきわめて
清浄な水が貯えられる。その後、中継タンク63内の水
は、ポンプ77の運転により図示を略す水タンクへ送ら
れ、そのまま放流されるか、あるいは他の目的、例えば
前記注入ヘッド23の二重ノズル24から噴射するジェ
ット水として再利用される。
【0030】前記ジェットグラウト工法においては、そ
の後、注入ロッド1を回転上昇させながら、注入ヘッド
23の二重ノズル24および傾斜ノズル38からは高圧
グラウトを噴射させて、改良体55の造成を行うが、こ
の造成行程に移行すると、スライムピット53にはグラ
ウトを含む泥水が排出される。そこで、この造成行程に
移行してから暫時経過し、原水タンク66内に先に貯留
された泥水の処理がほゞ終えた段階で、サイクロン用ポ
ンプ68の運転を一時停止して、原水タンク66内に前
記造成行程で排出された泥水を貯留する。そして、原水
タンク66内に適当量の泥水が貯留したところでサイク
ロン用ポンプ68を再び運転し、サイクロン70へ泥水
を圧送すると同時に、切替弁79を泥水タンク62側へ
切り替える。
【0031】これにより、サイクロン70内では泥水か
ら砂礫が分離され、分離された砂礫は前記したと同様に
脱水機73を経てコンベア74により系外へ搬送され、
一方、砂礫が取り除かれた分離泥水は、切替弁79が泥
水タンク62側へ切り替えられているので、中継タンク
63を経て泥水タンク62へ送られる。この泥水タンク
62内に送られた泥水は、セメントを多量に含んでグラ
ウトと同じ性状となっており、そのまま放置したのでは
固化してしまうことになる。しかし、泥水タンク62内
にはアジテータ78が配置されているので、このアジテ
ータ78を回転させることによりグラウト(泥水)の固
化が防止される。
【0032】ところで、この泥水タンク62に送られる
グラウトは、サイクロン70での砂礫分離により全体の
排泥量の1/3 〜1/2 に減少していることに加え、前記ジ
ェットグラウト工法における造成行程中の排泥処理によ
って限定的に発生したものであるので、その量はきわめ
て少ない。そこで、本実施の形態では、泥水タンク62
内の泥水中の硬化剤(セメント)濃度を測定し、その測
定結果に基づいて硬化剤濃度を調整してグラウトを再生
し、これを上記注入ロッド1を引き抜いた跡の穴51
(図4)への埋め戻しに用いるようにする。もちろん、
上記ジェットグラウト工法における噴射グラウトとして
の利用も可能で、この場合は、硬化剤濃度を調整した
後、上記施工プラント3内のグラウトミキサー12へ戻
すようにする。
【0033】なお、上記実施の形態においては、ジェッ
トグラウト工法の削孔および切削攪拌行程と造成行程と
に応じて切替弁79を切り替えて、サイクロン70で分
離した泥水を水タンク(図示略)と泥水タンク62とに
分けるようにしたが、上記排泥処理システム60を二系
列設けて、削孔および切削攪拌行程と造成行程とで使い
分けるようにしても良い。また、本発明の実施対象であ
るジェットグラウト工法は、特にその方式を等ものでな
く、前記した汎用の単管方式、二重管方式、三重管方式
のジェットグラウト工法に適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るジ
ェットグラウト工法用排泥処理方法によれば、サイクロ
ンを用いて排泥から砂礫分を分離除去し、さらに分離後
の泥水を成分調整してグラウトとして再利用するので、
産業廃棄物として処理する面倒な手続が不要になり、排
泥処理にかかるコストは大幅に低減される。また、サイ
クロンで分離した砂礫はそのまま建設資材として利用す
ることが可能で、省資源、省エネルギーの面で益すると
ころ大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジェットグラウト工法用排泥処理
システムを模式的に示す系統図である。
【図2】本排泥処理方法の実施対象であるジェットグラ
ウト工法の一つのシステムを模式的に示す系統図であ
る。
【図3】図2に示したシステムで用いる注入ロッドの構
造を示す断面図である。
【図4】図2に示したシステムによるにジェットグラウ
ト工法の実施形態を示す模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 注入ロッド 2 施工機械 3 施工プラント 24 二重ノズル 26 削孔ビット 38 傾斜ノズル 53 スライムピット 55 改良体55 60 排泥処理システム 61 砂分離装置 62 泥水タンク 63 中継タンク 66 原水タンク 67 振動篩 70 サイクロン 73 脱水機 78 アジテータ
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 高圧噴射攪拌工法用排泥処理方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、地盤改良工法の
一つである高圧噴射攪拌工法で発生する排泥を処理する
ための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 ジェットグラウト工法(ジェットグラ
ウトは登録商用)とも呼ばれている高圧噴射攪拌工法
は、注入ロッドを地盤中に回転下降または上昇させなが
ら、該注入ロッドを通じて地盤中に硬化剤を含むグラウ
トを高圧噴射して改良体を造成する工法で、注入ロッド
を一往復させるだけで大径の改良体を造成できるところ
から、近年地盤改良に多用されている。
【0003】 なお、高圧噴射攪拌工法としては、注入
ロッドの選択により、単管ロッドを用いてグラウトのみ
を高圧噴射する単管方式(特公昭48−25768号公
報等参照)、二重管ロッドを用いてグラウトと空気とを
混合噴射する二重管方式(特公昭56−44206号公
報等参照)、三重管ロッドを用いて空気と水とを高圧噴
射して地盤を切削攪拌した後、その切削攪拌層にグラウ
トを高圧噴射する三重管方式(特公昭58−27364
号公報等参照)などがあり、改良地盤の性状や改良規模
などに応じてその何れかが採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、この種の
高圧噴射攪拌工法では、グラウト(および空気または
水)の高圧噴射によって地盤が広範囲に切削攪拌される
ため、多量の余剰スライム(泥水)が発生し、この泥水
は注入ロッドの周りを通じて地上へ排出されるようにな
る。したがって、高圧噴射攪拌工法の実施に際しては、
この地上へ排出される泥水(排泥)をいかに処理するか
が重要な課題となるが、前記したようにその量が多量で
あるため、近くに設置したタンク等に貯留しても早期に
満杯となる。そこで従来は、バキューム車でピッチ輸送
して適当な沈殿池に産業廃棄物として投棄するようにし
ていたが、最近の土地事情、環境事情等から前記した沈
殿池の確保はかなり困難な状況にあり、バキューム車に
よる輸送距離はますます延びることとなって、前記した
排泥処理に多大のコストがかかるという問題があった。
【0005】 なお、一部では、上記泥水をフィルタプ
レスに供して脱水してから投棄することも行っている
が、この泥水中には微細粒子からなる多量の硬化剤が存
在するため、フィルタが早期に目づまりを起こし、実
質、その利用は断念せざるを得ない状況にあった。
【0006】 本発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたもので、その課題とするところは、高圧噴射攪拌
工法で発生する泥水中から砂礫を分離してその再利用を
図り、もって排泥処理に要するコストを大幅に低減させ
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明は、高圧噴射攪拌工法により発生する泥水を
スクリーンを通して原水タンクへ送り、前記改良体の造
成中、注入ロッドの周りを通じて地上へ排出される泥水
を振動篩を通して原水タンクへ送り、さらに、前記原水
タンク内の泥水をサイクロン内へ高速で送って、遠心力
を利用して泥水から砂礫を分離し、次に、前記サイクロ
ンで分離した泥水中の硬化剤濃度を測定して、その測定
結果に基づいて硬化剤濃度を調整し、しかる後、これを
グラウトとして再利用することを特徴とする。
【0008】 このような排泥処理方法においては、排
泥中に高割合で占める多量の砂礫をサイクロンで分離除
去することにより、硬化剤濃度の高い泥水が得られ、こ
の泥水中の硬化剤濃度を測定して適当に濃度調整するこ
とで、グラウトとして再利用することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて説明する。
【0010】 図2乃至図4は、本発明の実施対象であ
高圧噴射攪拌工法の一つの実施形態を示したものであ
る。この高圧噴射攪拌工法は、後に詳述する二重管構造
の注入ロッド1と、自走式の施工機械2と施工プラント
3とを備えている。施工機械2は、注入ロッド1を支持
する回転・昇降ユニット4を装着したリーダ5を備えて
おり、施工に際しては、そのリーダ5が地盤6上に鉛直
に立てられる。注入ロッド1は、前記鉛直に立てられた
リーダ5に沿って上下動する回転・昇降ユニット4に脱
着自在に支持され、その作動に応じて回転下降または上
昇するようになる。注入ロッド1の上端には二重管スイ
ベル7が取付けられており、この二重管スイベル7に
は、施工プラント3内の高圧ポンプ8と空気圧縮機9と
が配管接続される。
【0011】 施工プラント3内には、上記した高圧ポ
ンプ8と空気圧縮機9とに加えて、水槽10、セメント
サイロ11、グラウトミキサー12等が設置されてい
る。グラウトミキサー12は、セメントサイロ11から
取入れたセメント(硬化剤)と水槽10から取入れた水
とを攪拌混合してグラウト(セメントミルク)を造り出
す機能を有するもので、これには、必要に応じて混和材
タンク13から混和材が供給されるようになっている。
水槽10およびグラウトミキサー12は、前記高圧ポン
プ8に対して切替弁14を介して配管接続されており、
この切替弁14の作動により、高圧ポンプ8には水また
はグラウトが選択的に供給される。高圧ポンプ8は、1
0〜20MPa(約100〜200kgf/cm)程
度の高圧水から、35〜45MPa(約350〜450
kgf/cm)程度の超高圧水までをつくる機能に加
え、35〜45MPa程度の高圧グラウトをつくる機能
を有しており、注入ロッド1には、これら高圧水、超高
圧水および高圧グラウトの何れかが選択的に供給される
ようになる。なお、15は、施工プラント3の動力源と
しての発電機である。
【0012】 ここで、注入ロッド1は、図3に良く示
されるように、外管20および内管21を有する二重管
構造のロッド本体22と、このロッド本体22に接続さ
れた注入ヘッド23とから概略構成されている。ロッド
本体22を構成する内管21内の第1の流路aには、前
記二重管スイベル7を介して施工プラント3内の高圧ポ
ンプ8が配管接続され、一方、外管20と内管21との
間の環状の第2の流路bには、同じく二重管スイベル7
を介して施工プラント3内の空気圧縮機9が配管接続さ
れる。
【0013】 注入ヘッド23は、側面に複数の二重ノ
ズル24を設けた上ヘッド部分25と先端に削孔ビット
26を設けた下ヘッド部分27とから概略構成されてい
る。上ヘッド部分25は、外筒28と内筒29とを備え
た二重管構造となっており、外筒28と内筒29との間
には環状通路cが形成されている。外筒28および内筒
29の下側部分は相互に密に嵌合されており、前記環状
通路cは、この嵌合部分で底が閉じられた状態となって
いる。外筒28には、上記二重ノズル24を構成する第
1のノズル単体30が、内筒29には、同じく二重ノズ
ル24を構成する第2のノズル単体31がそれぞれ螺合
固定されている。第2のノズル単体31は、前記環状通
路cを横断して延ばされると共に、その先端部が前記第
1のノズル単体30に挿入されている。第1のノズル単
体30と第2のノズル単体31との間には所定の大きさ
の隙が確保されており、したがって、二重ノズル24は
心部に内筒29内の通路dに通じる噴射孔を、その周り
に前記環状通路cに通じる噴射孔をそれぞれ独立に有す
る構造となっている。
【0014】 上ヘッド部分25は、その外筒28をロ
ッド本体22の外管20に螺合させることにより該ロッ
ド本体22に連結され、この連結状態で、その内筒29
の上端部にロッド本体22の内管21がシール部材32
を介して液密に嵌合されるようになっている。したがっ
て、ロッド本体22内の第1の流路aは、内筒29内の
通路dを経て二重ノズル24の心部側の噴射孔に、ロッ
ド本体22内の第2の流路bは、前記環状通路cを経て
二重ノズル24の外側の噴射孔にそれぞれ連通するもの
となっている。
【0015】 上ヘッド部分25はまた、その外筒28
を下ヘッド部分27の本体33に螺合させることにより
該下ヘッド部分27に連結され、この連結状態で、その
内筒29が下ヘッド部分27の本体33の上端にシール
部材34を介して液密に突合されるようになっている。
下ヘッド部分27の本体33は、その内部に上ヘッド部
分25内の通路dに連通する連通路eを有すると共に、
その下端部に前記削孔ビット26のテーパ状シャンク部
35を螺合させるテーパ状ねじ穴33aを有している。
【0016】 削孔ビット26は、その先端側の本体部
36に円周方向に等配して複数(ここでは3つ)の切刃
37を設けると共に、その切刃37の内側に1つの傾斜
ノズル38を設けている。傾斜ノズル38は、その軸線
が注入ロッド1の軸線に対して所定角度θで交差するよ
うに、本体部36に形成した傾斜孔39に装着されてい
る。削孔ビット26のシャンク部35および本体部36
内には、前記下ヘッド部分27の本体33内の連通路e
を前記傾斜孔39に連通する一連の連通孔40が形成さ
れており、したがって傾斜ノズル38には、前記ノズル
本体22内の第1の流路aおよび注入ヘッド23内の通
路dを通じて加圧流体(水またはグラウト)が供給され
るようになっている。しかして傾斜ノズル38は、二重
ノズル24の心部側の噴射孔とほぼ同じ流路面積となる
ようにその口径が設定されている。これにより、いま前
記ノズル本体22の第1の流路aを通じて注入ヘッド2
3内の通路dに加圧流体が圧送されてくると、その加圧
流体は二重ノズル24および傾斜ノズル38から共通に
噴出するようになる。なお、傾斜ノズル38の傾斜角度
θは、削孔ビット26の直径と高圧水の圧力とに応じて
適当な値を設定する。
【0017】 施工に際しては、上記ロッド本体22と
注入ヘッド23とから成る注入ロッド1を、前出図2に
示した態様で施工機械2の回転・昇降ユニット4に支持
させ、さらに注入ロッド1の上端の二重管スイベル7に
施工プラント3内の高圧ポンプ8と空気圧縮機9とを接
続する。そしてこの準備完了後、高圧ポンプ8の設定圧
を調整して、注入ロッド5内の第1の流路aに高圧水
(10〜20MPa程度)を供給し、この高圧水を注入
ヘッド23の側面の二重ノズル24およびその先端の傾
斜ノズル38から噴出させながら、回転・昇降ユニット
4を作動させて、注入ロッド1を地盤6中に回転下降さ
せる。これにより、地盤6は、二重ノズル24および傾
斜ノズル38から噴出する高圧水によって切削されると
同時に、削孔ビット26によって機械的に切削され、し
たがって、地盤6に硬質部分があっても確実にかつ高能
率に削孔を行うことができる。また、削孔ビット26は
水によって冷却されるので、その摩耗が抑制される。し
かも、傾斜ノズル38から噴出する高圧水は、注入ロッ
ド1の回転に応じて削孔ビット26の前方に拡散し、そ
の前方域を予備切削するので、たとえ粘性土が出現して
も、その粘性土は事前に破砕され、削孔ビット26に粘
性土が付着してその切削能力を阻害するなどの問題も解
消される。
【0018】 このようにして、地盤6中には、図4に
示すように削孔ビット26の直径よりわずか大きな径の
穴51が形成され、この削孔行程が、計画改良域上限D
まで到達した時点で、高圧ポンプ8の設定圧を調整し
て、注入ロッド1内の第1の流路aに圧送する高圧水を
超高圧水(35〜45MPa程度)に切替え、これと同
時に空気圧縮機9から注入ロッド1内の第2の流路bに
高圧(686〜980kPa…7〜10kgf/c
)の圧縮空気を圧送する。第1の流路aへの超高圧
水の圧送により、注入ヘッド23の二重ノズル24から
は空気を伴った超高圧水(混合流体)が噴射され、この
噴射エネルギーの大きい混合流体により地盤6内が強力
に切削攪拌される。これにより地盤6内には大径の切削
攪拌層52が形成され、この切削攪拌層52は、注入ロ
ッド1の回転下降に応じて次第に下方へ拡大する。な
お、この時発生した余剰スライム(泥水)は、前記削孔
行程で形成された穴51を通じて地上のスライムピット
53へ排出され、さらに後述する排泥処理システムへ送
泥される。
【0019】 そして、上記した切削攪拌による切削攪
拌層52の形成、すなわち切削攪拌行程が計画改良域下
限Dまで到達したら、施工プラント3内の切替弁14
をグラウトミキサー12側に切替えて、注入ロッド1内
の第1の流路aに高圧(35〜45MPa程度)のグラ
ウトを圧送し、注入ロッド1内の第2の流路bへの圧縮
空気の圧送を継続しながら、注入ロッド1を回転上昇さ
せる。これにより、注入ヘッド23の二重ノズル24か
らは空気を伴った高圧グラウト(混合流体)が、その傾
斜ノズル38からは高圧グラウトが噴射され、グラウト
が切削攪拌層52内に注入されて、グラウト注入層54
が形成される。この時、グラウト注入層54上の切削攪
拌層52内の余剰スライムは、グラウトの圧力とエアリ
フト効果により穴51を通じてスライムピット53へ排
出されるが、この段階では水の噴射は停止されているの
で、グラウトの誘導排出は著しく抑制され、余剰スライ
ム中のグラウト量は最小限に抑えられる。
【0020】 上記した空気を伴った高圧グラウトの噴
射は、注入ロッド1の回転上昇に応じて次第に上方へ拡
大し、速硬性のグラウトを使用した場合は、図4に示さ
れるように注入ヘッド23が計画改良域上限Dまで達
する前段階からグラウト注入層54が部分的に固化し、
硬質の改良体55の成長が始まる。このようにして、計
画改良域上限Dまでのグラウトの注入を終えたら、注
入ロッド1への圧縮空気の圧送およびグラウト圧送を停
止し、施工機械2の回転・昇降ユニット4の上動により
注入ロッド1を地盤6から引抜き、これにて計画改良域
への1つの改良体55の造成が完了する。
【0021】 上記高圧噴射攪拌工法の施工に際してス
ライムピット53に排出された泥水(余剰スライム)
は、図1に示す排泥処理システム60により連続処理さ
れるようになっている。すなわち、この排泥処理システ
ム60は、スライムピット53から送られた泥水中から
所定の粒径(74μm程度)以上の粒子(主として砂
礫)を分離する砂分離装置61、この砂分離装置61に
て砂礫と分離された泥水(分離泥水)を貯留する泥水タ
ンク62、および砂分離装置61と泥水タンク62との
間に設置された中継タンク63から概略構成されてい
る。
【0022】 砂分離装置61は、スライムピット53
からポンプ(サンドポンプ)64により送泥管65を通
じて送られた泥水を貯留する原水タンク66と、この原
水タンク66の上部で送泥管65から泥水を受け、該泥
水から石、木等の粗大物を除去する振動篩67と、原水
タンク66の上方に設置され、原水タンク66からポン
プ68により圧送管69を通じて圧送された泥水を受入
れ、該泥水から砂礫を分離するサイクロン70とを備え
ている。
【0023】 ここで、振動篩67は、石、木等の粗大
物は通さないがセメントや砂礫等の細かい粒子は通すス
クリーン67aと、このスクリーン67aを振動させる
起振機(図示略)とを備えており、スライムピット53
から送られた泥水は、この振動するスクリーン67a上
でよく攪拌混合されて、均質な混合液として原水タンク
66内に流下するようになっている。
【0024】 またサイクロン70は、円筒部70aと
円錐部70bとからなっており、ここでは、その円筒部
70aを円錐部70bよりわずか上方位とするように横
向き傾斜状態で設置されている。原水タンク66から圧
送された泥水は、このサイクロン70の円筒部70a内
に渦流を起すように導入され、この渦流によって泥水に
は遠心力が働くようになる。この結果、比較的粒径が大
きくかつ比重が大きい砂礫類はサイクロン70の内周壁
側に集まって、円錐部70bの先端開口から排砂管71
へ排出され、一方、比較的粒径が小さくかつ比重が小さ
いセメント(硬化剤)の粒子は液と共にサイクロン70
の中央部に集まって、円筒部70aの後端開口から排液
管72へ排出される。
【0025】 しかして、サイクロン70から排砂管7
1へ排出された砂礫は、かなりの水分を含んでスラリー
状となっている。そこで、本実施の形態においてはこの
砂礫を原水タンク66に付設した脱水機73へ導くよう
にしている。脱水機73は、砂礫類は通さないがセメン
ト粒子は通すスクリーン73aを上部に有すると共に、
このスクリーン73aを通過した泥水(セメント粒子を
含む)を原水タンク66へ戻す還水樋73bを下部に有
しており、その全体は、揺動装置(図示略)によりボッ
クス運動をするようになっている。これにより、サイク
ロン70から排砂管71を経てスクリーン73上に排出
された砂礫(スラリー)は、脱水機73のボックス運動
によりスクリーン73の先端側へ次第に移動し、この
間、スラリーから水分の大部分が取り除かれて生乾き状
の砂礫が出現し、この砂礫は、例えばスクリーン73上
からコンベア74上に落下して、系外へと搬出される。
【0026】 一方、サイクロン70から排液管72へ
排出された、セメント粒子を含む泥水(分離泥水)は、
スクリーン75を通して中間タンク63内へ落下する。
スクリーン75は、砂礫類は通さないがセメント粒子は
通すようになっており、このスクリーン75によって前
記分離泥水中からさらに砂礫類が除去され、中継タンク
63には、砂礫類をほとんど含まない泥水が貯留される
ようになる。そして、この中継タンク63内に一端貯留
された泥水は、ポンプ76により送泥管77を通じて前
記泥水タンク62へ送られる。泥水タンク62は、駆動
手段(図示略)により回転駆動されるアジテータ78を
内蔵しており、このアジテータ78の回転によって泥水
タンク62に貯留された泥水の固化が防止される。な
お、送泥管77の途中には切替弁79が介装されてお
り、この切替弁79の操作により、中継タンク63は送
水管80を介して水タンク(図示略)へ選択的に接続さ
れるようになっている。
【0027】 以下、このように構成した排泥処理シス
テム60を前記高圧噴射攪拌工法(図2〜4)と組合せ
て行う排泥処理方法について説明する。前記高圧噴射攪
拌工法によれば、注入ロッド1を回転下降させて、主と
して削孔ビット26により計画改良域上限Dまで穴5
1を削孔する削孔行程、および注入ヘッド23の二重ノ
ズル24から空気を伴った超高圧水(混合流体)を噴射
させて、地盤を強力に切削攪拌して計画改良域下限D
まで切削攪拌層52を形成する切削攪拌行程では、注入
ヘッド23からのグラウト吐出がないので、これら両行
程を実施している間は、切替弁79の操作により中継タ
ンク63を、図示を略す水タンクへ接続する。
【0028】 この状態で、サンドポンプ64の運転に
よりスライムピット53から原水タンク66へ振動篩6
7を経て泥水を連続に送り、原水タンク66内に一定量
の泥水が溜った時点で、サイクロン用ポンプ68を運転
してサイクロン70へ原水タンク66内の泥水を圧送す
る。これにより、サイクロン70内では泥水から砂礫が
分離され、この分離された砂礫は排砂管71を通じて脱
水機73へ送られ、そこで連続に脱水された後、コンベ
ア74により系外へ搬送される。なお、この砂礫は、セ
メントを含まないため、建設資材として再利用すること
が可能になる。
【0029】 一方、サイクロン70内で砂礫が取り除
かれた泥水(分離泥水)は排液管72を経て中継タンク
63へ送られるが、この段階ではグラウトを全く含んで
いないため、前記サイクロン70内での分離でほぼ清水
に近い状態となり、スクリーン74を通して一層清浄度
が高められることもあって、中継タンク63にはきわめ
て清浄な水が貯えられる。その後、中継タンク63内の
水は、ポンプ77の運転により図示を略す水タンクへ送
られ、そのまま放流されるか、あるいは他の目的、例え
ば前記注入ヘッド23の二重ノズル24から噴射するジ
ェット水として再利用される。
【0030】 前記高圧噴射攪拌工法においては、その
後、注入ロッド1を回転上昇させながら、注入ヘッド2
3の二重ノズル24および傾斜ノズル38からは高圧グ
ラウトを噴射させて、改良体55の造成を行うが、この
造成行程に移行すると、スライムピット53にはグラウ
トを含む泥水が排出される。そこで、この造成行程に移
行してから暫時経過し、原水タンク66内に先に貯留さ
れた泥水の処理がほゞ終えた段階で、サイクロン用ポン
プ68の運転を一時停止して、原水タンク66内に前記
造成行程で排出された泥水を貯留する。そして、原水タ
ンク66内に適当量の泥水が貯留したところでサイクロ
ン用ポンプ68を再び運転し、サイクロン70へ泥水を
圧送すると同時に、切替弁79を泥水タンク62側へ切
り替える。
【0031】 これにより、サイクロン70内では泥水
から砂礫が分離され、分離された砂礫は前記したと同様
に脱水機73を経てコンベア74により系外へ搬送さ
れ、一方、砂礫が取り除かれた分離泥水は、切替弁79
が泥水タンク62側へ切り替えられているので、中継タ
ンク63を経て泥水タンク62へ送られる。この泥水タ
ンク62内に送られた泥水は、セメントを多量に含んで
グラウトと同じ性状となっており、そのまま放置したの
では固化してしまうことになる。しかし、泥水タンク6
2内にはアジテータ78が配置されているので、このア
ジテータ78を回転させることによりグラウト(泥水)
の固化が防止される。
【0032】 ところで、この泥水タンク62に送られ
るグラウトは、サイクロン70での砂礫分離により全体
の排泥量の1/3〜1/2に減少していることに加え、
前記高圧噴射攪拌工法における造成行程中の排泥処理に
よって限定的に発生したものであるので、その量はきわ
めて少ない。そこで、本実施の形態では、泥水タンク6
2内の泥水中の硬化剤(セメント)濃度を測定し、その
測定結果に基づいて硬化剤濃度を調整してグラウトを再
生し、これを上記注入ロッド1を引き抜いた跡の穴51
(図4)への埋め戻しに用いるようにする。もちろん、
上記高圧噴射攪拌工法における噴射グラウトとしての利
用も可能で、この場合は、硬化剤濃度を調整した後、上
記施工プラント3内のグラウトミキサー12へ戻すよう
にする。
【0033】 なお、上記実施の形態においては、高圧
噴射攪拌工法の削孔および切削攪拌行程と造成行程とに
応じて切替弁79を切り替えて、サイクロン70で分離
した泥水を水タンク(図示略)と泥水タンク62とに分
けるようにしたが、上記排泥処理システム60を二系列
設けて、削孔および切削攪拌行程と造成行程とで使い分
けるようにしても良い。また、本発明の実施対象である
高圧噴射攪拌工法は、特にその方式を等ものでなく、前
記した汎用の単管方式、二重管方式、三重管方式の高圧
噴射攪拌工法に適用できる。
【0034】
【発明の効果】 以上、説明したように、本発明に係る
高圧噴射攪拌工法用排泥処理方法によれば、サイクロン
を用いて排泥から砂礫分を分離除去し、さらに分離後の
泥水を成分調整してグラウトとして再利用するので、産
業廃棄物として処理する面倒な手続が不要になり、排泥
処理にかかるコストは大幅に低減される。また、サイク
ロンで分離した砂礫はそのまま建設資材として利用する
ことが可能で、省資源、省エネルギーの面で益するとこ
ろ大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高圧噴射攪拌工法用排泥処理シ
ステムを模式的に示す系統図である。
【図2】 本排泥処理方法の実施対象である高圧噴射攪
拌工法の一つのシステムを模式的に示す系統図である。
【図3】 図2に示したシステムで用いる注入ロッドの
構造を示す断面図である。
【図4】 図2に示したシステムによる高圧噴射攪拌工
の実施形態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】 1 注入ロッド 2 施工機械 3 施工プラント 24 二重ノズル 26 削孔ビット 38 傾斜ノズル 53 スライムピット 55 改良体 60 排泥処理システム 61 砂分離装置 62 泥水タンク 63 中継タンク 66 原水タンク 67 振動篩 70 サイクロン 73 脱水機 78 アジテータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注入ロッドを地盤中に回転下降または上
    昇させながら、該注入ロッドを通じて地盤中に硬化剤を
    含むグラウトを高圧噴射して改良体を造成するジェット
    グラウト工法において、注入ロッドの周りを通じて地上
    へ排出される泥水を振動篩を通して原水タンクへ送り、
    さらに、前記原水タンク内の泥水をサイクロン内へ高速
    で送って、遠心力を利用して泥水から砂礫を分離し、次
    に、前記サイクロンで分離した泥水中の硬化剤濃度を測
    定して、その測定結果に基づいて硬化剤濃度を調整し、
    しかる後、これをグラウトとして再利用することを特徴
    とするジェットグラウト工法用排泥処理方法。
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