JPH10339363A - 流体力学的なトルクコンバータ - Google Patents

流体力学的なトルクコンバータ

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JPH10339363A
JPH10339363A JP10155885A JP15588598A JPH10339363A JP H10339363 A JPH10339363 A JP H10339363A JP 10155885 A JP10155885 A JP 10155885A JP 15588598 A JP15588598 A JP 15588598A JP H10339363 A JPH10339363 A JP H10339363A
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ヴァーグナー ウーヴェ
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コザレカー シャイレシュ
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マウハー エドムント
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力エレメントの回転方向の切換えを行うこ
とができるような、並びに、燃料を節約した車両運転を
行うことができるような流体力学的なトルクコンバータ
を提供することにある。 【解決手段】 ポンプ羽根車、タービン羽根車及び案内
羽根車を収容するケーシングを有する流体力学的なトル
クコンバータにおいて、トルクコンバータが、本願明細
書の記載に基づく特別な構成及び作用形式を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ユニットによ
って駆動可能なポンプ羽根車、タービン羽根車及び案内
羽根車を収容するケーシングを有する流体力学的なトル
クコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の流体力学的なトルクコンバー
タは既に公知である。このようなトルクコンバータは、
例えば自動化された車両伝動装置において使用される。
この伝動装置においては、伝動装置側の切換えエレメン
トが個々の前進及び後進走行段を切換えかつ流体力学的
なトルクコンバータが伝動装置入力回転数とモータ回転
数との間の回転数補償のために及び場合によってはトル
ク増大のために始動エレメントとして用いられる。
【0003】従来の車両自動伝動装置は、前進走行段と
後進走行段との切換えが伝動装置内部の伝動段によって
実現されるように、構成されている。このことは例え
ば、遊星歯車伝動装置段によって行われる。これによっ
て、極めて多数の付加的な構成部材並びに高額の製作費
用及び組立費用が必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、出力
エレメントの回転方向の切換えを行うことができるよう
な流体力学的なトルクコンバータを提供することにあ
る。同様に本発明の課題は、燃料を節約した車両運転を
行うことができるような流体力学的なトルクコンバータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、タービン羽根車又は案内羽根車が、被駆動エレメン
トの回転方向を逆転するために、交互に被駆動エレメン
トに結合可能でかつ被駆動エレメントから解離可能であ
ることによって、解決された。
【0006】更に前記課題は、駆動ユニットによって駆
動可能なポンプ羽根車、タービン羽根車及び案内羽根車
を収容するケーシングと、被駆動エレメントとを有する
流体力学的なトルクコンバータにおいて、第1の運転状
態において被駆動エレメントの第1の回転方向を選択す
るためにタービン羽根車が被駆動エレメントに結合可能
でありかつ第2の運転状態において被駆動エレメントの
第2の回転方向を選択するために案内羽根車が被駆動エ
レメントに結合可能であることによって、解決された。
【0007】
【発明の効果】このような運転状態の切換えによって、
トルクコンバータの被駆動エレメントの回転方向を目的
通り切換えることができる。この場合、案内羽根車又は
タービン羽根車が被駆動エレメントに直接又はハブを間
挿して結合されている場合には、案内羽根車又はタービ
ン羽根車のような別のエレメントを切換え又は結合する
ための種々の解決策が得られる。このことに関しては以
下に記述する。
【0008】第3の運転状態で、タービン羽根車並びに
案内羽根車が被駆動エレメントに結合されないと、有利
である。この場合、タービン羽根車並びに案内羽根車は
ほぼ自由に回転可能である。それというのも、被駆動軸
又はフリーホイルによって伝動装置ケーシングに結合さ
れないからである。このことは、比較的僅かな燃料消費
及び同時に僅かなエミッションが得られる結合されない
運転状態に相応する。伝動装置のニュートラル位置に相
応するこの運転状態では、駆動側のトルクは伝達されな
い。しかし同様に、案内羽根車及び/又はタービン羽根
車を伝動装置ケーシングに連結することもできる。この
場合同様に、被駆動方向でトルクは伝達されない。
【0009】更に、タービン羽根車が、切換え可能なク
ラッチを用いて被駆動エレメントにトルクを伝達するよ
うに結合可能であると、有利である。この場合、トルク
はタービン羽根車から切換え可能なクラッチを介して被
駆動エレメントに伝達される。この場合クラッチは、形
状係合式のクラッチ、例えば噛合いクラッチ又は摩擦結
合式のクラッチとして構成できる。同様に、形状係合式
のクラッチに前置して同期化装置を配置することもでき
る。クラッチ、例えば摩擦結合式のクラッチ又は同期化
装置を介して、切換え過程の際にも回転数補償を行うこ
とができる。
【0010】この場合、案内羽根車が、切換え可能なク
ラッチを用いて被駆動エレメントにトルクを伝達するよ
うに結合可能であると、有利である。クラッチのため
に、ほぼ上記記述が該当する。
【0011】同様に、切換え可能なクラッチと被駆動エ
レメントとの間に、ハブが間挿されていて、かつ、該ハ
ブが、形状係合式の結合手段、例えば噛合い歯及び対応
噛合い歯を介して被駆動エレメントにトルクを伝達する
ように結合可能であると、有利である。噛合い歯及び対
応噛合い歯は、例えばスプライン噛合い歯である。
【0012】同様に、タービン羽根車が、切換え可能な
クラッチを用いてハブにトルクを伝達するように結合可
能であり、該ハブが、形状係合式の結合手段を介して伝
動装置ケーシングに結合可能であると、有利である。
【0013】更に、案内羽根車が、切換え可能なクラッ
チを用いてハブにトルクを伝達するように結合可能であ
り、該ハブが、形状係合式の結合手段を介して伝動装置
ケーシングに結合可能であると、有利である。
【0014】更に、トルクを伝達する結合手段がクラッ
チによって接続されないことにより、案内羽根車及び/
又はタービン羽根車が自由に回転可能であると、有利で
ある。
【0015】更に、切換え可能なクラッチが、ハブにト
ルクを伝達するように結合可能であり、該ハブが、形状
係合式の結合手段、例えば噛合い歯及び対応噛合い歯を
介して伝動装置ケーシングに結合可能であると、有利で
ある。
【0016】同様に、切換え可能なクラッチの少なくと
も1つが、形状係合式のクラッチ、例えば噛合いクラッ
チであると、有利である。別の構成では、切換え可能な
クラッチの少なくとも1つが、摩擦クラッチであると、
有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】第1図では、流体力学的なトルク
コンバータを半分の区分で概略的に図示しており、この
場合トルクコンバータの下側半部は図示されていない。
トルクコンバータ1は、軸線I−Iを中心として回転可
能でありかつケーシング2を有していて、このケーシン
グは、内燃機関(図示せず)のクランク軸に駆動結合さ
れている。従って、内燃機関はケーシング2を駆動す
る。トルクコンバータ1のケーシング2は、ポンプ羽根
車3(ポンプインペラ)を収容していて、このポンプ羽
根車3は、ケーシング2と回動不能に構成されている。
【0018】更にポンプ羽根車3は結合エレメント4を
介して、ポンプ羽根車3を伝動装置ケーシング7に対し
て回転可能に支承しかつシールする軸受け5及びシール
6に結合されている。ポンプ羽根車3とモータ側のケー
シング壁2aとの間の空間領域には、タービン羽根車
(タービンランナ)8及び案内羽根車(ステータ)11
が収容されている。
【0019】タービン羽根車8は、結合エレメント10
により切換え可能なクラッチ13を介してタービン羽根
車ハブ12に結合される(第1図で図示)。更に、ター
ビン羽根車8を切換え可能なクラッチ14を介して案内
羽根車ハブ15に結合できる結合エレメント9が設けら
れている。第1図の実施例では、クラッチ14はトルク
伝達のために接続されない。
【0020】案内羽根車11は、結合エレメント16,
17により切換え可能なクラッチ18,19を介してタ
ービン羽根車ハブ12又は案内羽根車ハブ15に結合さ
れるか又はこれと結合解除される。案内羽根車ハブ15
は、クラッチ14を介して噛合い歯20によりケーシン
グ7に回動不能に結合される。タービン羽根車ハブ12
は、形状係合式の結合部材、例えば対応噛合い歯との噛
合い歯を介して被駆動エレメント22、例えば伝動装置
入力軸に結合されている。
【0021】第1図ではタービン羽根車は切換え可能な
クラッチ13を介して伝動装置入力軸に結合されてい
る。案内羽根車は自由回転可能に切換えられている。こ
の運転領域において、つまり前進回転方向で、流体力学
的なトルクコンバータは連結領域で運転される、即ち、
案内羽根車がトルクなしにトルクコンバータの流体流内
で回転する。この運転領域では、回転数比vは連結点に
おける回転数比vkuppよりも大きい。回転数比は、ポン
プ回転数vpump 対タービン回転数vturb の比を表す。
【0022】更に、タービン羽根車8と案内羽根車11
とケーシング壁2aとの間の空間領域25には、コンバ
ータロックアップクラッチ(図示せず)を設けることが
できる。このクラッチは、クラッチが連結された場合
に、ケーシング2と被駆動軸22との間の摩擦結合式の
結合を生ぜしめる。
【0023】軸受け26は、ほぼ回動不能な軸15に対
して回転可能な軸12を支承する。
【0024】クラッチ13,14,18及び/又は19
は、機械的及び/又は液力的に作動可能であるか又は切
換え可能である。このために制御ユニット30が用いら
れ、この制御ユニット30は、制御ユニット30によっ
て処理される入力信号33を得る。制御ユニット30
は、クラッチの連結状態又は作動行程を制御するために
アクチュエータ31,32を制御する出力信号を発生す
る。このことは、圧力媒体で作動可能なアクチュエータ
又は機械的なアクチュエータによって、例えば電気モー
タによって行われる。
【0025】第2図では、トルクコンバータをトルク増
大の運転領域で図示している。タービン羽根車8は、ク
ラッチ13を介してタービン羽根車ハブ12に回動不能
に結合されていて、この場合、タービン羽根車ハブ12
は噛合い歯21を介して被駆動軸22、例えば被駆動エ
レメントに結合されている。案内羽根車11は、切換え
可能なクラッチ19を介して案内羽根車ハブ15に回動
不能に結合されていて、この案内羽根車ハブ15は同時
に、噛合い歯20によりケーシング7に回動不能に結合
されている。
【0026】同様に前進回転方向に接続されているこの
運転領域では、トルクコンバータはトルクを増大する領
域で回動不能な案内羽根車11によって作動される。こ
の運転領域では、つまり、前進回転方向では、流体力学
的なトルクコンバータは変換領域で作動される、即ち、
案内羽根車は伝動装置ケーシングに対して回動不能であ
る。この領域では、回転数比vは連結点における回転数
比vkupp よりも小さい。
【0027】第3図では、トルクコンバータをトルク変
換する後進回転方向の運転領域で図示している。タービ
ン羽根車8は、結合エレメント9によりクラッチ14を
介して案内羽根車ハブ15に回動不能に結合されてい
て、この場合、案内羽根車ハブ15は、噛合い歯20に
よって伝動装置ケーシングに回動不能に結合されてい
る。案内羽根車11は、切換え可能なクラッチ18を介
してタービン羽根車ハブ12に回動不能に結合されてい
る。タービン羽根車ハブ12は、形状係合式の結合エレ
メント21を介して被駆動軸22に結合されている。
【0028】同様に後進回転方向に接続されているこの
運転領域では、トルクコンバータはトルクを増大する領
域で回動不能なタービン羽根車8によって作動される。
この運転領域、つまり後進回転方向では、流体力学的な
トルクコンバータは変換領域で作動される、即ち、ター
ビン羽根車は伝動装置ケーシングに対して回動不能であ
る。この領域では、回転数比vは連結点における回転数
比vkupp よりも小さい。
【0029】第1図、第2図及び第3図では、それぞれ
別の運転条件下で同じ流体力学的なトルクコンバータを
図示している。この場合、個々の運転条件を切換えるた
めに、ハブ12,15は軸方向でシフトされる。この場
合、それぞれの形状係合式のクラッチが切換えられるか
又は連結又は連結解除される。
【0030】ハブ12及びハブ15のシフトによって第
3図で図示の状態が得られる。タービンはハブ12に結
合されずしかも案内羽根車はハブ15に結合されない。
案内羽根車11は形状結係合式のクラッチ18、例えば
噛合いクラッチを介して及びスプラインクラッチを介し
て伝動装置入力軸に結合されている。
【0031】クラッチ切換え時に1つの運転状態から別
の運転状態への一様なしかもできるだけ衝撃のない移行
を達成するために、個々の構成部材の回転数差を補償す
る同期化手段を設けることができる。
【0032】第4図では、例えば薄板成形部材から形成
されたケーシング102を有する流体力学的なトルクコ
ンバータ101が図示されている。ケーシングはほぼ、
領域102cで互いにシールされて結合されている2つ
の半割シェル102a,102bから形成されている。
結合は例えば溶接によって行われる。トルクコンバータ
のケーシングは領域104を介して、伝動装置ケーシン
グ107に対して軸受け105及びシール106によっ
て回動可能に支承及びシールされている。
【0033】ケーシング102の内部には、ポンプ羽根
車103、タービン羽根車108及び案内羽根車111
が収容されている。更に、コンバータロックアップクラ
ッチ105が、モータ側のケーシング壁102aとター
ビン羽根車108との間の空間領域に収容されている。
ポンプ羽根車103は有利には、ケーシング102に回
動不能に結合されるか又はケーシング102と一体に構
成されている。ケーシング102は、駆動モータ(図示
せず)によって回転可能でかつ駆動可能である。ポンプ
羽根車の回転によって、ケーシング内の流体は流体流に
変換されるので、流体流によってタービン羽根車108
及び/又は案内羽根車111が駆動される。
【0034】タービン羽根車108のタービン羽根車シ
ェル108aは、結合部材114、例えばリベットエレ
メントによって両構成部材113a,113bから成る
タービン羽根車脚113に回動不能に結合されている。
タービン羽根車脚113は、出力エレメント112によ
って回転可能に支持されかつ支承されている。このこと
は、タービン羽根車脚113の半径方向内側の領域の一
部を介して行われ、この領域は、出力エレメント112
の軸方向に突出する領域112aに回転可能に係合して
いる。
【0035】軸方向に突出する領域112aは、半径方
向外側の縁部領域に滑り面を有していて、この滑り面に
はタービン羽根車脚113aが回転可能に支承されてい
る。従って、タービン羽根車は出力エレメント112に
回転可能に支承されている。トルクコンバータ101の
出力エレメント112は、内歯112bを介して伝動装
置入力軸115の外歯115aにトルクを伝達するよう
に回動不能に結合されていて、この場合、伝動装置入力
軸は半径方向内側で出力エレメントに受容されている。
【0036】ケーシング102は、トルクコンバータ1
01をセンタリングするために用いられるピン102d
を有している。
【0037】装置はニュートラル運転状態を占めてお
り、この場合、案内羽根車及びタービン羽根車は自由回
転しかつ被駆動軸112は駆動されない。
【0038】軸方向にシフト可能にしかも回転可能に支
承されていてかつ噛合い歯対偶、例えば外歯/内歯を介
して出力エレメント112に回動不能に結合されている
タービン羽根車ハブ120を介して、タービン羽根車脚
113と出力エレメント112との回動不能な結合が生
ぜしめられかつ再び解除せしめられる。
【0039】タービン羽根車108は、半径方向内側に
位置する内歯を備えた別の第2のタービン羽根車脚13
0を有している。タービン羽根車108は、結合手段1
31、例えば結合円錐を介して結合手段132、例えば
リベットエレメントにより第2のタービン羽根車脚13
0に回動不能に結合されている。結合円錐131は、コ
ンバータトーラス内部で流体を貫流させるための開口1
31aを有していて、この場合、開口は有利には流体の
流れ経路領域に設けられている。結合円錐は個々の補強
部材よって形成することもできる。
【0040】伝動装置ケーシングに対して軸方向にシフ
ト可能にしかも回動不能に配置されかつ支承された案内
羽根車ハブ140は、外歯を介して案内羽根車ハブ14
0と第2のタービン羽根車脚130との間の回動不能な
結合を生ぜしめかつ再び解除せしめる。これによって、
タービン羽根車は伝動装置ケーシングに対して回動不能
に保持される。
【0041】案内羽根車111は、内歯を備えた案内羽
根車脚160を有している。案内羽根車脚160の内歯
は、タービン羽根車ハブ120の外歯によって回動不能
に結合される。これによって、案内羽根車111は、出
力エレメント112に回動不能に結合される。この結合
は目的通り再び解除可能である。案内羽根車脚160の
内歯は、案内羽根車ハブの外歯によって回動不能に結合
される。これによって、案内羽根車は伝動装置ケーシン
グに回動不能に結合される。この結合は目的通り再び解
除可能である。
【0042】案内羽根車ハブ140とタービン羽根車ハ
ブ120との間には、両ハブの軸方向位置を互いに連結
する軸受け170が設けられている。この場合、案内羽
根車ハブは伝動装置ケーシングに回動不能に連結されか
つタービン羽根車ハブは回転可能に支承されている。
【0043】案内羽根車ハブ140はピストンとして構
成されているので、ピストンを制御して圧力媒体により
負荷することによって、ハブ120,140に対する案
内羽根車及びタービン羽根車脚の所望の結合又は連結解
除のために、両ハブ120,140を軸方向でシフトす
ることができる。
【0044】第6図ではコンバータロックアップクラッ
チが図示されている。
【0045】第5図では、第4図の一区分を拡大して図
示している。タービン羽根車108のタービン羽根車シ
ェル108aは、リベット結合部材を介してタービン羽
根車脚113の両部分113a,113bに結合されて
いる。部分113aは、半径方向内側の領域で出力エレ
メント12によって支持されかつ回転可能に支承されて
いる。部分113bは半径方向内側の領域で、タービン
羽根車ハブ120の外歯121と噛合い係合する内歯1
13cを有している。この噛合い係合は、タービン羽根
車ハブ120の軸方向のシフトによって行われる。
【0046】タービン羽根車ハブ120がタービン羽根
車脚113にも案内羽根車脚160にも噛合い係合によ
り回動不能に結合されない図示の位置から出発して、タ
ービン羽根車ハブ120が右向きにモータの方向にシフ
トした場合にはまず、噛合い歯を介してタービン羽根車
ハブに結合される同期化リング125がタービン羽根車
脚の方向に移動する。これによって、同期化リング12
5の半径方向外側の円錐形の摩擦面が軸方向の環状領域
126を負荷し、この環状領域は矢張り同期化リング1
25の摩擦面を負荷する。
【0047】摩擦係合によってタービン羽根車脚113
とタービン羽根車ハブとの間の回転数差が同期化されか
つほぼ同じ回転数で外歯121がタービン羽根車脚の内
歯113cに係合する。形状係合が達成されしかもター
ビン羽根車はタービン羽根車ハブにひいては内歯122
及び出力エレメントの外歯112cを介して伝動装置入
力軸にトルクを伝達するように結合される。
【0048】タービン羽根車ハブ120が図示の位置か
ら伝動装置ケーシング107の方向に軸方向左向きにシ
フトした場合には、同期化リング161,162の同期
化対偶が摩擦係合する。これによって、リング161と
回動不能に結合されるため、案内羽根車及び案内羽根車
脚の回転数とタービン羽根車ハブの回転数とが適応され
る。このような適応がほぼ達成された場合に初めて、タ
ービン羽根車ハブ120の外歯121が案内羽根車脚の
内歯165に係合しかつ案内羽根車とタービン羽根車ハ
ブとの間の回動不能な結合を生ぜしめる。
【0049】案内羽根車ハブの軸方向運動にタービン羽
根車ハブ120の軸方向運動を連結することによって、
案内羽根車111とタービン羽根車ハブ120とを結合
するためにタービン羽根車ハブ120が左向きに移動し
た場合には、タービン羽根車108はタービン羽根車脚
130を介して案内羽根車ハブ140に結合される。こ
の場合、タービン羽根車の回転数がほぼゼロにまで制動
されかつ案内羽根車ハブの外歯141がタービン羽根車
脚130の内歯135に係合できるまで、まず同期化リ
ング142がリング143の摩擦面を負荷しかつ対応摩
擦面が同期化リングの摩擦面を負荷する。
【0050】リング144,142はほぼ回動不能であ
りかつリング143の互いに向かい合って位置する両摩
擦面はタービン羽根車108に回動不能に例えば形状係
合式に結合される。従って、同期化のために2つの摩擦
面及び対応摩擦面が作用する。このことは、リング12
7,125,126によるタービン羽根車の同期化のた
めにも該当する。同期化リング125,127は、形状
係合式の結合により回動不能に結合される。
【0051】タービン羽根車ハブ120が右向きに移動
した場合には、案内羽根車ハブ140も右向きに移動す
る。これによって、同期化リング163,164の摩擦
面が摩擦接触しかつ案内羽根車脚及び案内羽根車ハブの
回転数が同期化され、この回転数はゼロである。従っ
て、案内羽根車ハブは、外歯141が案内羽根車脚16
0の内歯165に係合する前に、ほぼゼロの回転数に制
動される。
【0052】軸受け116,190,191,192
は、コンバータ構成部材を軸方向で支承するのに用いら
れる。軸受けは、転がり軸受け又は滑り軸受けとして構
成できる。
【0053】案内羽根車ハブ140は噛合い歯145を
有していて、この噛合い歯145は噛合い歯領域107
aに係合しかつ案内羽根車ハブ140の回動を阻止す
る。
【0054】軸受け170は、軸方向で案内羽根車ハブ
140をタービン羽根車ハブ120に結合する。この場
合、タービン羽根車ハブの回転と同時に案内羽根車ハブ
の回動不能の配置が得られる。軸受け170は、軸方向
で突出部を有していて、この突出部は、リング、例えば
スナップリング171及び172を介してハブ120,
140に形状係合式に結合されていて、この場合、リン
グ171,172はハブの受容部内に係合する。受容部
は有利にはハブ端部領域内の環状溝として形成されてい
る。
【0055】同期化リング161,163は、スナップ
リング又は確保リング195,196を介して軸方向で
案内羽根車に結合されかつ確保されている。
【0056】同期化リング143,126は、半径方向
外側の端部領域でタービン羽根車脚113b,130a
の受容部内に回動不能に受容されている。
【0057】案内羽根車ハブ140は、軸方向に可動な
ピストンとして伝動装置ケーシング97内に受容されて
いてかつ空間領域200及び別の圧力室(図示せず)共
にピストン・シリンダユニットを形成している。接続結
合によって、ピストン、即ち案内羽根車ハブを軸方向に
シフトするために、圧力媒体を圧力室内に供給できる。
これによって、タービン羽根車ハブも軸方向にシフトさ
れる。
【0058】圧力媒体制御によってタービン羽根車と案
内羽根車との間の結合手段が、タービン羽根車ハブ及び
案内羽根車ハブに対して接続又は連結解除される。これ
によって、出力エレメントの前進回転方向、ニュートラ
ル位置及び後進回転方向の切換えが制御される。
【0059】別の実施例ではタービン羽根車ハブ及び案
内羽根車ハブの軸方向位置は、互いに無関係に制御可能
である。このために、両ハブの結合は軸受け170を介
しては行われずかつ両ハブ結合は固有のアクチュエータ
によって制御される。
【0060】第6図は別の実施例で、出力エレメント1
12に対するタービン羽根車脚113及びタービン羽根
車ハブを介したタービン羽根車の結合形式を図示してい
る。結合は、トルクを伝達するように、第4図及び第5
図で図示の噛合い歯(内歯/外歯)を介して行われる。
従って、タービン羽根車108は、伝動装置入力軸を駆
動する。案内羽根車111は、案内羽根車脚160及び
案内羽根車ハブ140を介してケーシングに回動不能に
固定される。
【0061】装置は、被駆動軸の前進回転方向の運転状
態を占めている。この場合、案内羽根車は伝動装置ケー
シングに対し回動不能でかつタービン羽根車は被駆動軸
を駆動する。
【0062】コンバータロックアップクラッチ250
は、タービン羽根車108とモータ側のケーシング壁と
の間の環状室内に配置されている。コンバータロックア
ップクラッチ250は、ピストン251を有していて、
このピストンは半径方向外側に、ケーシング壁の対応摩
擦面に作用接触する摩擦ライニング及び/又は摩擦面2
52を有している。これによって、ピストンとケーシン
グ102との間で摩擦結合式の結合が行われる。
【0063】ピストンは、軸方向に突出する半径方向内
側に位置する端部領域251aを有している。円筒状の
この領域251aは、被駆動エレメント112を受容
し、この場合、被駆動エレメント112とピストンとの
間にはシールエレメント254が配置されている。被駆
動エレメント112と領域251aとの間では相対回動
が生ずる。コンバータロックアップクラッチ250の制
御は、ケーシング102とピストンとの間もしくはピス
トンとタービン羽根車108との間の圧力室を圧力負荷
することによって得られる。
【0064】どの環状領域において高い圧力が支配する
かに応じて、コンバータロックアップクラッチ250は
連結又は連結解除されるか又はスリップなく作動され
る。コンバータロックアップクラッチ250は、平らな
摩擦面を有している。別の実施例ではコンバータロック
アップクラッチ250は、円錐形の摩擦面を有してい
る。ピストン251によってトルクがリベット結合部材
260を介してサイドディスク255a,255bに伝
達される。このサイドディスク255a,255bから
トルクは、切欠き又は受容部内に係合又は配置された蓄
力部材256を介してフランジ257に伝達される。
【0065】フランジは半径方向内側に、タービン羽根
車脚の対応噛合い歯258と形状係合式に結合される噛
合い歯268を有している。従って、トルクは摩擦面を
介してタービン羽根車脚113にかつそこからタービン
羽根車ハブ120を介して被駆動エレメント112に伝
達される。詳細については第1図、第2図、第3図、第
4図、第5図、第7図参照。従って、コンバータロック
アップクラッチ250は少なくとも1段の緩衝段を有し
ていて、この場合、1つ以上の蓄力部材を使用する場
合、並列接続又は直列接続で多段の緩衝特性が生ぜしめ
られる。
【0066】第7図は別の実施例で、伝動装置ケーシン
グに対して回動不能に結合されている案内羽根車ハブ1
40に対するタービン羽根車脚130を介したタービン
羽根車108の結合形式を図示している。結合は、第4
図及び第5図で記述の噛合い歯(内歯/外歯)を介して
行われる。案内羽根車111は、案内羽根車111が案
内羽根車脚160、タービン羽根車ハブ120及び被駆
動エレメント112を介してトルクを伝達するように伝
動装置入力軸に結合されているため、伝動装置入力軸を
駆動する。詳細については第1図、第2図、第3図、第
4図、第5図、第6図参照。
【0067】シール401は圧力負荷のために空間領域
406をシールする。この場合シールは、ピストンとし
て作用する案内羽根車ハブの半径方向の拡張部に対して
中央に配置できる。同様に、シールを空間領域406の
半径方向内側領域410又は半径方向外側領域にも配置
できる。
【0068】案内羽根車及びタービン羽根車ハブのピス
トンを制御するために、空間領域406及び空間領域4
03に対する流入部402が用いられる。空間領域40
6及び空間領域403の圧力負荷に応じてハブの移動及
びクラッチひいては例えば回転方向の切換えが行われ
る。空間領域404及び空間領域405は、コンバータ
ロックアップクラッチ250の制御に用いられる。例え
ば弁及び圧力媒体ポンプ及び圧力媒体貯蔵部及び圧力媒
体接続手段を有する圧力媒体供給部に対する空間領域4
03の接続部は、例えば中空作孔又は成形された伝動装
置入力軸を介して行われる。
【0069】装置は、被駆動軸の後進回転方向の運転状
態を占めていて、この場合、タービン羽根車は伝動装置
ケーシングに回動不能に結合されていてかつ案内羽根車
は被駆動軸を駆動する。
【0070】構成部材113a,112、つまりタービ
ン羽根車脚と被駆動エレメントとの間には、半径方向の
支承に用いられかつタービンから被駆動エレメントに軸
方向で作用する力を支持するほぼI字形の滑りディスク
400又は少なくとも1つの軸受けを配置できる。
【0071】有利には、ほぼ案内羽根車ハブ又はタービ
ン羽根車ハブと案内羽根車との接続又は連結が行われる
前に、案内羽根車ハブ又はタービン羽根車ハブとタービ
ン羽根車との接続又は連結が行われる。この有利な状態
は第8図断面図で図示の装置によって得られる。
【0072】タービン羽根車ハブ120の噛合い歯12
1は、既に同期化リング125に係合している。この場
合、案内羽根車ハブ140の噛合い歯141は、まだ同
期化リング164に係合していない。案内羽根車ハブ1
40がタービン羽根車ハブ120と共に軸方向右向きに
シフトされると、同期化リング125が負荷されて、タ
ービン羽根車を制動するか又は同期化する。行程301
を克服すると、同期化リング164が負荷されて、案内
羽根車を制動するか又は同期化する。従って、最初にタ
ービン羽根車が同期化されかつ次いで案内羽根車が同期
化される。
【0073】同じことは、右向き方向で案内羽根車ハブ
140及びタービン羽根車ハブ120の軸方向運動が行
われる場合にも、行われる。まず同期化リング142が
負荷される。同期化リング142は、噛合い歯141又
は案内羽根車ハブ140の負荷によりタービン羽根車を
同期化し、次いで、行程302が克服された場合に同期
化リング164が噛合い歯又はタービン羽根車ハブ12
0によって負荷されかつ案内羽根車111が同期化され
る。このことは構造的に、同期化リングの負荷領域の間
隔が同期化リングを負荷するハブの負荷領域の間隔より
も小さいことによって、達成される。従って、常に最初
に一方の同期化リングが負荷されかつ所定の空行程30
1又は302が克服された場合に他方の同期化リングが
負荷される。
【0074】案内羽根車ハブ140及びタービン羽根車
ハブ120の操作が互いに無関係に行われる場合には、
所望の順序が得られるようにそれぞれのアクチュエータ
が制御されることにより、同期化リングの相関性及び順
序が目的通り制御される。
【0075】伝動装置入力軸を被駆動エレメントに結合
する伝動装置は、有利には差動伝動装置又は無段に調節
可能な伝動装置、例えば円錐ディスク巻掛け伝動装置
(CTV)である。
【0076】有利には、案内羽根車ハブ及び/又はター
ビン羽根車ハブに対し案内羽根車及び/又はタービン羽
根車を接続又は連結又は連結解除するためのクラッチ、
例えば噛合いクラッチ又は形状係合式のクラッチ、及
び、被駆動軸回転方向の切換えのための同期化装置、例
えば同期化対偶は、特にコンパクトに構成されていてか
つコンバータケーシング内部に受容されている。
【0077】同様に有利には、クラッチはコンバータト
ーラスの半径方向内側に又はポンプ羽根車、案内羽根車
及び/又はタービン羽根車の半径方向内側に配置されて
いて、この場合、コンバータトーラスは流体流用の空間
領域によって形成される。
【0078】同様に、ハブを軸方向でシフトするための
圧力媒体による圧力負荷のためにハブは負荷領域を有し
ている。同様に有利には、案内羽根車ハブ及びタービン
羽根車ハブは、例えば支承部材を介して軸方向で互いに
不動に結合されている。この場合、タービン羽根車ハブ
は伝動装置ケーシングに対して定置の案内羽根車ハブに
対して回転可能に支承されている。
【0079】図示の流体力学的なトルクコンバータは、
ケーシング又は被駆動軸に対する案内羽根車又はタービ
ン羽根車の結合又は解離のためにクラッチがコンバータ
ケーシング内に及び特に有利には、案内羽根車とタービ
ン羽根車とポンプ羽根車とから成るトーラスの半径方向
内側に配置されるように、構成されている。これによっ
て、極めて僅かな半径方向の構造スペースで特に小さな
構造が得られる。この場合特に有利には、案内羽根車及
び/又はタービン羽根車のハブは、軸方向にシフト可能
でありかつ例えばピストン・シリンダユニットのピスト
ンとして構成されている。これによって、比較的僅かな
構成部材の多様性が実現される。
【0080】第9図では流体力学的なトルクコンバータ
を半分の区分で概略的に図示している。トルクコンバー
タは、軸線AーAを中心に回転可能である。
【0081】ポンプ羽根車201は、ケーシングシェル
200a及び駆動プレート205aを介して駆動モータ
のクランク軸205に作動結合されている。更にケーシ
ングは、タービン羽根車202を受容している。トルク
コンバータ200は、2つの案内羽根車203,204
を有している。一方の案内羽根車204は、前進回転方
向用の案内羽根車である。この場合、ポンプがトーラス
201,202,203,204内でタービン202を
駆動する流体流を発生させる。案内羽根車204は、接
線方向での流体流の変向を生ぜしめる。
【0082】後進走行方向用の案内羽根車203は、ト
ーラスの第4のエレメントであり、このエレメントは、
前進走行方向で流体流内で自由に回転しかつほぼ接線方
向での流体流の変向を生ぜしめない。トーラスの一部と
しての案内羽根車203は、軸方向及び半径方向での変
向のみを生ぜしめる。前進走行モジュールではタービン
羽根車202は、伝動装置入力軸219に結合される。
【0083】タービン結合エレメント206は、クラッ
チディスク218に結合されている。クラッチディスク
218は、プレッシャープレート217によって軸21
9の対応摩擦面に向けて負荷されかつ摩擦結合される。
前進走行モジュールでは案内羽根車204は、伝動装置
のケーシング208に結合されている。更に案内羽根車
204は、クラッチディスク212に結合されていて、
このクラッチディスク212は、プレッシャープレート
213によってケーシング208の対応摩擦面に向けて
負荷される。クラッチディスク211,214,215
は、この前進走行モジュールで自由に回転可能である。
【0084】後進走行モジュールでは、ポンプ羽根車2
01はケーシングシェル200a及び駆動プレート20
5aを介して駆動モータのクランク軸205に作動結合
されている。更に、ケーシングシェル200aはタービ
ン羽根車202を受容している。この場合ポンプ羽根車
201は、トーラス内で流体流を発生させる。タービン
羽根車202は、結合エレメント209を介してクラッ
チディスク211及びプレッシャープレート213によ
りケーシングに対して定置に伝動装置ケーシング208
に接続される。
【0085】案内羽根車203,204は、後進走行方
向でクラッチディスク214,215及びプレッシャー
プレート217,220によって伝動装置入力軸219
に結合されている。クラッチディスク212,218
は、この後進走行モジュールで自由に回転可能である。
【0086】第10図及び第11図では本発明による流
体力学的なトルクコンバータのそれぞれ1つの実施例を
半分の区分で概略的に図示している。
【0087】駆動モータの出力エレメント、例えばクラ
ンク軸は、本発明による流体力学的なトルクコンバータ
のケーシング301を駆動する。流体力学的なトルクコ
ンバータの羽根車303は、クラッチディスク307を
備えたクラッチによってトルクコンバータのケーシング
301に結合可能である。この場合、ピストン308が
圧力負荷されかつピストンによってクラッチディスク3
07を対応摩擦面301aに結合する。従って羽根車3
03は、ほぼ摩擦結合式にケーシング301に結合され
かつ羽根車303はケーシング301と共に回転可能で
ある。
【0088】クラッチ310(ピストンによって摩擦面
310aに向けて負荷可能なクラッチディスク),31
5(ピストン315aにピストン308の対応摩擦面に
向けて負荷可能な摩擦面を備え、この場合クラッチ30
7,308連結状態で回動不能な結合を行う)は、前進
走行方向又は前進走行モジュールで開放される。
【0089】モータの回転方向で自由に回転可能である
ように、羽根車303はフリーホイルクラッチ312を
介してケーシング301に結合されていて、この場合羽
根車304は、反対方向でケーシングに対して回動不能
に固定される。フリーホイル312は、羽根車304に
一方の方向での自由回転性を許容しかつ他方の方向でケ
ーシングに定置の配置を可能にする。羽根車305は、
ハブ314を介して噛合い歯及び内歯により伝動装置入
力軸306に回動不能に結合されている。
【0090】羽根車303,304,305のトーラス
内部の流体は、時計回り方向で羽根車303から羽根車
304,305を介して流れかつこの際羽根車305を
モータの回転方向と同じ方向で駆動する。別の回転方向
では、つまり後進走行方向では、羽根車304はフリー
ホイルを介してケーシングに回動不能に配置される。
【0091】羽根車305は、ハブ314を介して伝動
装置入力軸306に結合されている。流体は、トーラス
内部で時計回り方向で羽根車303から羽根車304,
305を介して流れ、この場合羽根車305は、モータ
の回転方向と同じ方向で回転する。クラッチ315,3
15a,308,307は、コンバータロックアップク
ラッチとして伝動装置入力軸306をピストン308を
介してケーシング301に結合する。
【0092】後進走行方向ではクラッチ310a,31
1,310は、閉じられかつ羽根車304を流体力学的
なトルクコンバータのケーシング301に回動不能に結
合する。この場合ピストン311は、クラッチディスク
310を対応摩擦面310aに向けて負荷しかつ羽根車
304をケーシング301に結合する。クラッチ30
7,308及び315, 308,307は、開放され
ている。羽根車303は、フリーホイル313を介して
伝動装置のケーシング302に結合されている。このこ
とは、羽根車303が一方の回転方向に回転可能であり
かつ他方の回転方向でケーシングに定置に制動されるこ
とを、意味する。流体はトーラス内部で羽根車304か
ら出発して羽根車305に向けて流れるので、ハブ31
4は逆時計回り方向で回転する。
【0093】羽根車303,304,305の分割は、
両羽根車303,304の配置が対称的でありかつ羽根
車305が両羽根車303,304の間の半径方向内側
領域の間隙内に配置されるように、行われる。
【0094】クラッチ307,308,301a及び3
10, 301a,311は、ケーシングの半径方向外
側の領域に配置されていて、この場合、クラッチディス
ク307,310は、環状のエレメントとして羽根車3
03,304に結合されている。
【0095】第11図で図示の実施例では、第10図の
実施例とは異なって、羽根車404はほぼ180度の円
弧区分を占めかつ両羽根車403,405はそれぞれ9
0度の円弧区分を占めている。この場合羽根車403
は、羽根車405の半径方向外側に配置されている。羽
根車403,404,405は、内燃機関のクランク軸
(図示せず)によって駆動されるケーシング401の内
部に配置されている。
【0096】前進回転方向では羽根車404は、ピスト
ン411によりクラッチ(クラッチの摩擦ディスク)4
15を介して流体力学的なトルクコンバータのケーシン
グ401に回動不能に結合されている。このために、圧
力室430を圧力負荷することによってピストン411
はクラッチディスク415に向けて負荷される。クラッ
チ(摩擦ディスク)407は、ピストン408及び対応
摩擦面409aを備えたピストン409によって開放さ
れかつ羽根車405はフリーホイル413を介して伝動
装置ケーシング402に結合されている。
【0097】羽根車403はタービンとして用いられか
つ伝動装置入力軸406をハブ414を介して駆動す
る。この運転時点では羽根車405は案内羽根車として
形成される。タービン又はモータの回転数のような所望
の運転条件において、クラッチ409,409aが連結
されるので、伝動装置入力軸406はケーシング401
にスリップなく又は回動不能に結合可能である。クラッ
チ409,409aのピストン409は、ハブ416を
介してハブ414に回動不能にしかも軸方向にシフト可
能に受容される。
【0098】後進走行モジュールでは羽根車405は、
フランジ410及びクラッチ407,408を介して流
体力学的なトルクコンバータのケーシング401に結合
される。このために、圧力室450が圧力負荷されかつ
ピストン408が摩擦ディスク407を負荷しかつクラ
ッチが連結される。クラッチ409,409a及び41
1,415は開放されかつ羽根車404がフリーホイル
412を介して伝動装置ケーシングに結合され、この場
合、羽根車404は一方の回転方向で回転可能に受容さ
れかつ他方の回転方向で不動に制動される。羽根車40
5はポンプとしてケーシングに結合される。羽根車40
3はタービンとして用いられかつ伝動装置入力軸406
を駆動する。羽根車404は案内羽根車として用いられ
る。
【0099】第10図及び第11図の両実施例では有利
には、同期化装置を備えた噛合いクラッチはハブ41
3,414と伝動装置入力軸306,406との間に配
置される。これによって、ニュートラル領域で過剰のト
ラクションモーメント(Schleppmoment)が伝達されな
いという、本発明の利点が得られる。
【0100】第12図、第13図及び第14図では流体
力学的なトルクコンバータを半分の区分で概略的に図示
している。トルクコンバータは4つの羽根車、例えばポ
ンプ羽根車、タービン羽根車及び案内羽根車を有してい
る。トルクコンバータは前進回転方向でスリーエレメン
ト・トルクコンバータとしての使用を可能にし、この場
合、1つのエレメントは自由回転する。更にこのトルク
コンバータは、後進回転方向で変化したジオメトリー及
び変換特性を有するスリーエレメント・トルクコンバー
タとしての使用を可能にする。この場合、後進回転方向
で一方の案内羽根車が他方の案内羽根車に不動に結合さ
れる。
【0101】第13図ではトルクコンバータは、前進回
転方向及び後進回転方向で図示されている。ポンプ50
1はケーシング501aを介して駆動モータのクランク
軸505に結合されている。ポンプは、タービン502
及び案内羽根車504を駆動する。この場合、案内羽根
車はトーラス内部での流体流の変向を生ぜしめる。後進
走行・案内羽根車503は、回路(トーラス)内に自由
回転可能に配置された第4のエレメントである。この場
合案内羽根車503は、軸方向及び半径方向での流体の
変向のみを許容するが、接線方向の変向は許容しない。
【0102】タービン502はこの実施例では伝動装置
の入力軸513に回動不能に結合されている。この場
合、伝動装置入力軸513はハブ511の内歯に係合す
る外歯506を有している。タービンハブ及びタービン
とタービンハブとの間の結合エレメント506は、同期
化装置、例えばマルチコーン・同期化装置を備えてい
て、この同期化装置は、タービン羽根車とハブとの間で
回転数差が生じた場合に回転数適合を実施する。
【0103】案内羽根車504は、フリーホイルクラッ
チ509を介して案内羽根車軸に配置されている。フリ
ーホイルクラッチ509の内歯509は、同期化装置を
介して案内羽根車ハブ512に結合されている。案内羽
根車ハブ512の内歯は、軸514に外歯を介して回動
不能に結合されている。案内羽根車ハブ512は、ター
ビン501に対して軸受け520を介して回転可能に支
承されている。案内羽根車ハブ及びタービンハブの全体
配置はアクチュエータ(圧力媒体で作動されるか又は別
の作動形式で作動される)を介して軸方向にシフト可能
であり、この場合、トルクコンバータのモータ側のケー
シング壁に向けてハブがシフトした場合には前進走行モ
ジュールに切換えられる。
【0104】第12図で図示のトルクコンバータにおい
ては、タービン羽根車ハブ及び案内羽根車ハブの配置形
式は逆方向である、つまり、伝動装置側のケーシング壁
に向けてシフトされている。これは、後進走行モジュー
ルの位置である。後進走行モジュールでは、クランク軸
はポンプに回動不能に結合される。ポンプ羽根車501
は流体をタービン内に噴射し、このタービンは、流体を
後進走行・案内羽根車503及び案内羽根車504に向
けて変向する。
【0105】タービン502はこの運転モジュールでケ
ーシングに対して回動不能に配置される。案内羽根車5
03及び後進走行・案内羽根車504はこの運転モジュ
ールで互いに結合される。両案内羽根車503,504
は流体を再びポンプに戻す。この本発明による装置によ
って案内羽根車は、駆動モータの回転方向とは反対方向
で回転するので、車両は後進方向で動くことができる。
【0106】タービン502はこの運転モジュールで案
内羽根車軸514に回動不能に結合され、この場合、案
内羽根車軸514は伝動装置のケーシングと回動不能で
ある。このことは、結合エレメント510がハブ512
の外歯に結合されかつエレメント512、例えばハブの
内歯が案内羽根車軸513に結合されることにより、得
られる。案内羽根車ハブ512及びタービン噛合い歯5
10は、同期化装置を介して結合されるので、回転数差
が生じた場合でも回転数補償を生ぜしめる結合が得られ
る。
【0107】案内羽根車503,504は噛合い歯を介
して軸513に結合される。エレメント507、例えば
案内羽根車503の内歯及び案内羽根車504の内歯は
タービンハブ511に結合されている。タービンハブ5
11の内歯は、外歯を介して伝動装置の入力軸に結合さ
れている。案内羽根車ハブ及びタービンハブは、軸受け
を介して互いに相対的に回動可能に支承されている。結
合される案内羽根車ハブ及びタービンハブは、前進モジ
ュールと後進モジュールとこれの間に位置するニュート
ラルモジュールとの間で切換えるために、軸方向にシフ
ト可能である。
【0108】第14図では本発明による流体力学的なト
ルクコンバータをニュートラルモジュールの配置で図示
している。ニュートラルモジュールでは案内羽根車ハブ
512及びタービンハブは、タービン又は案内羽根車に
結合されていない。ニュートラルモジュールではタービ
ン502、案内羽根車503,504は、被駆動軸又は
ケーシングに結合されていないので、タービン502、
案内羽根車503,504は流体流内で自由に回転す
る。
【0109】第15図では本発明の別の実施例を半分の
区分で概略的に図示している。図示の流体力学的なトル
クコンバータは、ポンプ羽根車601並びにタービン羽
根車602及び2つの案内羽根車603,604を有し
ている。ポンプ羽根車601はケーシング605を介し
て駆動モータのクランク軸(図示せず)に回動不能に結
合されている。ポンプ羽根車601は、矢張りトーラス
内部でタービンを駆動する流体流を発生する。案内羽根
車604は流体流の変向を生ぜしめる。案内羽根車60
3は前進走行モジュールで自由回転可能に配置されてい
る。
【0110】タービンは前進走行モジュールでクラッチ
ディスク615に結合され、このクラッチディスクは、
タービンと伝動装置入力軸617との間で摩擦結合式の
結合が得られるように、プレッシャープレート614に
よって負荷される。同時にクラッチ611,613が開
放される。案内羽根車604は前進走行モジュールで、
プレッシャープレート613がハブ609に結合されて
いるクラッチディスク612を摩擦結合式にケーシング
に結合するように、伝動装置ケーシング608に結合さ
れている。クラッチ611,616は連結されないの
で、案内羽根車603は自由に回転可能である。
【0111】後進走行モジュールではタービン602は
案内羽根車として使用されかつ案内羽根車603は伝動
装置入力軸を駆動する。この場合、タービン602は、
結合エレメント610及びクラッチ611,613を介
して回動不能に伝動装置ケーシングに結合される。同時
に案内羽根車603はハブ607及びクラッチ611,
614を介して伝動装置入力軸617に回動不能に結合
される。クラッチ615,616及び612,613は
連結解除されている。
【0112】ニュートラルモジュールではクラッチは連
結されずかつほぼ伝動装置入力軸とポンプとの間の力伝
達を行わない。
【0113】第16図では本発明による流体力学的なト
ルクコンバータの別の実施例を図示している。ポンプ7
01はコンバータケーシング705を介して駆動モータ
の被駆動軸に結合されていてかつ流体力学的なトルクコ
ンバータのトーラス内で流体流を駆動する。タービン7
02はこの流体流によって駆動されかつ半径方向内側に
位置する内歯706により軸方向にシフト可能なハブ7
10を介してタービン羽根車を伝動装置入力軸712に
結合する。この場合ハブは内歯706とかみ合う外歯を
有しかつハブは同時に伝動装置入力軸の外歯によって支
持される内歯を有している。
【0114】更に、前進走行モジュールでは案内羽根車
704は噛合い歯708を介して案内羽根車ハブ711
に結合されかつ同時に案内羽根車ハブは案内羽根車軸に
係合する。これによって、案内羽根車はフリーホイルを
介して伝動装置ケーシングに結合される。後進走行モジ
ュールでは転がり軸受け720を介して互いに結合され
ているタービン羽根車ハブ及び案内羽根車ハブは、案内
羽根車703がエレメント710により噛合い歯を介し
て伝動装置入力軸に結合されかつ同時にタービン羽根車
702が噛合い歯709及び案内羽根車ハブ711を介
して案内羽根車軸713に結合されるように、配置され
ている。
【0115】従って、案内羽根車704は自由に回転可
能であり、この場合、タービン羽根車702は案内羽根
車として作用しかつ案内羽根車703は伝動装置入力軸
712を駆動する。
【0116】本発明により提示された特許請求の範囲
は、広範の特許防護を得るための先入観のない形式的な
提案である。本願出願人は、これまで明細書及び/又は
図面でのみ開示された特徴以外の別の特徴を請求するこ
とを保留する。
【0117】従属請求項で記載の構成によって本発明の
別の構成が可能である。しかし、従属請求項の独自の特
徴を放棄するものではない。
【0118】従属請求項の構成によって、その他の請求
項とは無関係な独自の構成が得られる。
【0119】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はない。むしろ本発明の範囲において種種の変更及び修
正が可能である。明細書及び図面並びに請求の範囲記載
の特徴及びエレメント並びにプロセスステップに関連し
て、個々に及び組み合わせて発明性を有する変化構成、
エレメント、組み合わせ及び/又は材料も可能である。
組み合わされた特徴により、新たな構成並びに新たなプ
ロセスステップもしくはプロセスステップ順序、特に製
作、チェック及び作業プロセスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図2】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図3】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図4】流体力学的なトルクコンバータを示す図。
【図5】第4図の一部を示す図。
【図6】流体力学的なトルクコンバータを示す図。
【図7】流体力学的なトルクコンバータを示す図。
【図8】第5図の変化実施例図。
【図9】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図10】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図11】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図12】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図13】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図14】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図15】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【図16】流体力学的なトルクコンバータの概略図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2 ケーシング 3 ポンプ羽根車 8 タービン羽根車 11 案内羽根車 12 タービン羽根車ハブ 13,14,18,19 クラッチ 15 ポンプ羽根車ハブ 22 被駆動エレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルカー ミッデルマン アメリカ合衆国 オハイオ ウースター モーガン ストリート 1535 (72)発明者 シャイレシュ コザレカー アメリカ合衆国 オハイオ ストウ フラ イアー ロード 4666 (72)発明者 エドムント マウハー アメリカ合衆国 オハイオ ウースター クラバップル 753 (72)発明者 ヴォルフガング ライク ドイツ連邦共和国 ビュール ゾンハルデ 8

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ羽根車、タービン羽根車及び案内
    羽根車を収容するケーシングを有する流体力学的なトル
    クコンバータにおいて、トルクコンバータが、本願明細
    書の記載に基づく特別な構成及び作用形式を有している
    ことを特徴とする、流体力学的なトルクコンバータ。
  2. 【請求項2】 駆動ユニットによって駆動可能なポンプ
    羽根車、タービン羽根車及び案内羽根車を収容するケー
    シングを有する流体力学的なトルクコンバータにおい
    て、タービン羽根車又は案内羽根車が、被駆動エレメン
    トの回転方向を逆転するために、交互に被駆動エレメン
    トに結合可能でかつ被駆動エレメントから解離可能であ
    ることを特徴とする、流体力学的なトルクコンバータ。
  3. 【請求項3】 駆動ユニットによって駆動可能なポンプ
    羽根車、タービン羽根車及び案内羽根車を収容するケー
    シングと、被駆動エレメントとを有する流体力学的なト
    ルクコンバータにおいて、第1の運転状態において被駆
    動エレメントの第1の回転方向を選択するためにタービ
    ン羽根車が被駆動エレメントに結合可能でありかつ第2
    の運転状態において被駆動エレメントの第2の回転方向
    を選択するために案内羽根車が被駆動エレメントに結合
    可能であることを特徴とする、流体力学的なトルクコン
    バータ。
  4. 【請求項4】 第3の運転状態で、タービン羽根車並び
    に案内羽根車が被駆動エレメントに結合不能であること
    を特徴とする、請求項3記載のトルクコンバータ。
  5. 【請求項5】 タービン羽根車が、切換え可能なクラッ
    チを用いて被駆動エレメントにトルクを伝達するように
    結合可能であることを特徴とする、請求項3記載のトル
    クコンバータ。
  6. 【請求項6】 案内羽根車が、切換え可能なクラッチを
    用いて被駆動エレメントにトルクを伝達するように結合
    可能であることを特徴とする、請求項3記載のトルクコ
    ンバータ。
  7. 【請求項7】 切換え可能なクラッチと被駆動エレメン
    トとの間に、ハブが間挿されており、該ハブが、形状係
    合式の結合手段、例えば噛合い歯及び対応噛合い歯を介
    して被駆動エレメントにトルクを伝達するように結合可
    能であることを特徴とする、請求項5記載のトルクコン
    バータ。
  8. 【請求項8】 タービン羽根車が、切換え可能なクラッ
    チを用いてハブにトルクを伝達するように結合可能であ
    り、該ハブが、形状係合式の結合手段を介して伝動装置
    ケーシングに結合可能であることを特徴とする、請求項
    3記載のトルクコンバータ。
  9. 【請求項9】 案内羽根車が、切換え可能なクラッチを
    用いてハブにトルクを伝達するように結合可能であり、
    該ハブが、形状係合式の結合手段を介して伝動装置ケー
    シングに結合可能であることを特徴とする、請求項3記
    載のトルクコンバータ。
  10. 【請求項10】 トルクを伝達する結合手段がクラッチ
    によって接続されないことにより、案内羽根車及び/又
    はタービン羽根車が自由に回転可能であることを特徴と
    する、請求項1から9までのいずれか1項記載のトルク
    コンバータ。
  11. 【請求項11】 切換え可能なクラッチが、ハブにトル
    クを伝達するように結合可能であり、該ハブが、形状係
    合式の結合手段、例えば噛合い歯及び対応噛合い歯を介
    して伝動装置ケーシングに結合可能であることを特徴と
    する、請求項1から10までのいずれか1項記載のトル
    クコンバータ。
  12. 【請求項12】 切換え可能なクラッチの少なくとも1
    つが、形状係合式のクラッチ、例えば噛合いクラッチで
    あることを特徴とする、請求項1から11までのいずれ
    か1項記載のトルクコンバータ。
  13. 【請求項13】 切換え可能なクラッチの少なくとも1
    つが、摩擦クラッチであることを特徴とする、請求項1
    から12までのいずれか1項記載のトルクコンバータ。
  14. 【請求項14】 駆動ユニットによって駆動可能なポン
    プ羽根車、タービン羽根車及び案内羽根車を収容するケ
    ーシングを有する流体力学的なトルクコンバータであっ
    て、、タービン羽根車がタービン羽根車ハブに結合可能
    であり、案内羽根車が案内羽根車ハブに結合可能であ
    り、タービン羽根車又は案内羽根車が、被駆動エレメン
    トの回転方向を逆転するために、交互に被駆動エレメン
    トに結合可能でかつ被駆動エレメントから解離可能であ
    る形式のものにおいて、被駆動エレメントとタービン羽
    根車又は案内羽根車とを結合又は解離するために、ター
    ビン羽根車ハブ及び案内羽根車ハブが軸方向にシフト可
    能であることを特徴とする、流体力学的なトルクコンバ
    ータ。
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