JPH1034667A - 離型液の塗布方法および装置 - Google Patents
離型液の塗布方法および装置Info
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- JPH1034667A JPH1034667A JP8207966A JP20796696A JPH1034667A JP H1034667 A JPH1034667 A JP H1034667A JP 8207966 A JP8207966 A JP 8207966A JP 20796696 A JP20796696 A JP 20796696A JP H1034667 A JPH1034667 A JP H1034667A
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- JP
- Japan
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- rotating body
- release liquid
- axis
- raw tire
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Tyre Moulding (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 離型液Rが霧状で浮遊するという作業環境
の悪化を防止しながらタイヤ生産のコストダウンを図
る。 【解決手段】 軸線回りに回転している薄肉円錐状の
回転体49の内周に離型液Rを供給すると、該離型液Rは
内周を広がりながら軸方向他側に向かって流れた後、遠
心力によって軸方向他端49bの全周から半径方向外側に
向かって垂直面内を滴状となりながら飛散する。このた
め、離型液Rが霧状となって周囲に飛散することはな
く、作業環境が良好となり、塗装ブース、吸塵装置の設
置も不要となる。
の悪化を防止しながらタイヤ生産のコストダウンを図
る。 【解決手段】 軸線回りに回転している薄肉円錐状の
回転体49の内周に離型液Rを供給すると、該離型液Rは
内周を広がりながら軸方向他側に向かって流れた後、遠
心力によって軸方向他端49bの全周から半径方向外側に
向かって垂直面内を滴状となりながら飛散する。このた
め、離型液Rが霧状となって周囲に飛散することはな
く、作業環境が良好となり、塗装ブース、吸塵装置の設
置も不要となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生タイヤの内側
面に離型液を塗布する方法および装置に関する。
面に離型液を塗布する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加硫金型内に生タイヤを収納し
た後、該生タイヤの内側空間に配置された加硫ブラダを
高温、高圧の加硫媒体により膨張させて生タイヤを加硫
し、その後、加硫ブラダを収縮させて該加硫ブラダを加
硫済みタイヤの内側面から剥離させている。ここで、前
述のような剥離が円滑に行われないと、加硫済みタイヤ
あるいは加硫ブラダに傷付き等の問題が生じるため、タ
イヤ業界においては、加硫直前に生タイヤの内側面に離
型液を塗布し、加硫後に加硫ブラダの剥離が円滑に行わ
れるようにしている。
た後、該生タイヤの内側空間に配置された加硫ブラダを
高温、高圧の加硫媒体により膨張させて生タイヤを加硫
し、その後、加硫ブラダを収縮させて該加硫ブラダを加
硫済みタイヤの内側面から剥離させている。ここで、前
述のような剥離が円滑に行われないと、加硫済みタイヤ
あるいは加硫ブラダに傷付き等の問題が生じるため、タ
イヤ業界においては、加硫直前に生タイヤの内側面に離
型液を塗布し、加硫後に加硫ブラダの剥離が円滑に行わ
れるようにしている。
【0003】従来、このような離型液の塗布は、タンク
内の離型液を加圧してスプレーガンの噴射口から噴射さ
せながら高圧エアと混合させることにより、霧状に分散
した離型液を生タイヤの内側面に吹き付けることで行わ
れていた。
内の離型液を加圧してスプレーガンの噴射口から噴射さ
せながら高圧エアと混合させることにより、霧状に分散
した離型液を生タイヤの内側面に吹き付けることで行わ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスプレーガンを用いた塗布方法は、離型液が霧状と
なって周囲に飛散するため、作業環境を悪化させてしま
うという問題点がある。このような問題点を解決するた
め、タイヤ成形装置と加硫装置との間に密閉された塗布
ブースを別途設けるとともに、この塗布ブース内で前述
のような塗布作業を行ったり、あるいは、塗布装置の近
傍に吸塵装置を設置して飛散した霧状の離型液を回収す
ることが行われているが、前者にあっては、大がかりな
塗布ブースの設置が必要であり、一方、後者にあって
は、高価な吸塵装置が必要となり、総じてタイヤ生産の
コストダウンを妨げる要因となっていた。
うなスプレーガンを用いた塗布方法は、離型液が霧状と
なって周囲に飛散するため、作業環境を悪化させてしま
うという問題点がある。このような問題点を解決するた
め、タイヤ成形装置と加硫装置との間に密閉された塗布
ブースを別途設けるとともに、この塗布ブース内で前述
のような塗布作業を行ったり、あるいは、塗布装置の近
傍に吸塵装置を設置して飛散した霧状の離型液を回収す
ることが行われているが、前者にあっては、大がかりな
塗布ブースの設置が必要であり、一方、後者にあって
は、高価な吸塵装置が必要となり、総じてタイヤ生産の
コストダウンを妨げる要因となっていた。
【0005】この発明は、作業環境の悪化を防止しなが
らタイヤ生産のコストダウンを図ることができる離型液
の塗布方法および装置を提供することを目的とする。
らタイヤ生産のコストダウンを図ることができる離型液
の塗布方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、軸方向一端から軸方向他端に向かうに従い末広がり
となった回転体を生タイヤの内側空間内において軸線回
りに回転させながらその内周に離型液を供給するととも
に、該生タイヤの軸線方向に移動させることにより、該
離型液を遠心力によって回転体の軸方向他端全周から半
径方向外側に飛散させて生タイヤの内側面全面に塗布す
るようにした離型液の塗布方法により、第2に、軸方向
一端から軸方向他端に向かうに従い末広がりとなった回
転体と、生タイヤの内側空間内に配置された回転体を軸
線回りに回転させる回転手段と、該回転している回転体
の内周に離型液を連続的に供給する供給手段と、回転体
を生タイヤの軸線方向に移動させる移動手段とを備え、
回転体の内周に供給された離型液を遠心力によって該回
転体の軸方向他端全周から半径方向外側に飛散させて生
タイヤの内側面全面に塗布するようにした離型液の塗布
装置により達成することができる。
に、軸方向一端から軸方向他端に向かうに従い末広がり
となった回転体を生タイヤの内側空間内において軸線回
りに回転させながらその内周に離型液を供給するととも
に、該生タイヤの軸線方向に移動させることにより、該
離型液を遠心力によって回転体の軸方向他端全周から半
径方向外側に飛散させて生タイヤの内側面全面に塗布す
るようにした離型液の塗布方法により、第2に、軸方向
一端から軸方向他端に向かうに従い末広がりとなった回
転体と、生タイヤの内側空間内に配置された回転体を軸
線回りに回転させる回転手段と、該回転している回転体
の内周に離型液を連続的に供給する供給手段と、回転体
を生タイヤの軸線方向に移動させる移動手段とを備え、
回転体の内周に供給された離型液を遠心力によって該回
転体の軸方向他端全周から半径方向外側に飛散させて生
タイヤの内側面全面に塗布するようにした離型液の塗布
装置により達成することができる。
【0007】生タイヤの内側面に離型液を塗布する場合
には、回転体の内周に離型液を供給手段によって連続的
に供給するが、このとき、前記回転体は軸方向一端から
軸方向他端に向かうに従い末広がりとなるよう構成され
ており、しかも、この回転体は回転手段に駆動されて軸
線回りに回転しているため、前記供給された離型液は回
転体の内周を広がりながら遠心力により軸方向他側に流
れ、回転体の軸方向他端に到達したとき、該軸方向他端
の全周から半径方向外側に滴状となって飛散する。ここ
で、前記回転体は生タイヤの内側空間内に位置している
ため、前記飛散した離型液は生タイヤの内側面に付着し
塗布される。このような状態で前記回転体を移動手段に
よって生タイヤの軸線方向に移動させると、塗布される
位置が順次移動し、生タイヤの内側面全面に離型液が塗
布される。このように離型液を液体のまま遠心力によっ
て回転体から半径方向外側に向かって飛散させることで
塗布するようにしているため、離型液が霧状となって周
囲に飛散するようなことはない。この結果、作業環境が
良好となるとともに、塗装ブース、吸塵装置の設置が不
要となってタイヤ生産のコストダウンを図ることができ
る。
には、回転体の内周に離型液を供給手段によって連続的
に供給するが、このとき、前記回転体は軸方向一端から
軸方向他端に向かうに従い末広がりとなるよう構成され
ており、しかも、この回転体は回転手段に駆動されて軸
線回りに回転しているため、前記供給された離型液は回
転体の内周を広がりながら遠心力により軸方向他側に流
れ、回転体の軸方向他端に到達したとき、該軸方向他端
の全周から半径方向外側に滴状となって飛散する。ここ
で、前記回転体は生タイヤの内側空間内に位置している
ため、前記飛散した離型液は生タイヤの内側面に付着し
塗布される。このような状態で前記回転体を移動手段に
よって生タイヤの軸線方向に移動させると、塗布される
位置が順次移動し、生タイヤの内側面全面に離型液が塗
布される。このように離型液を液体のまま遠心力によっ
て回転体から半径方向外側に向かって飛散させることで
塗布するようにしているため、離型液が霧状となって周
囲に飛散するようなことはない。この結果、作業環境が
良好となるとともに、塗装ブース、吸塵装置の設置が不
要となってタイヤ生産のコストダウンを図ることができ
る。
【0008】また、請求項2、5、6に記載のように構
成すれば、ほぼ半径方向に延びる生タイヤのサイドウォ
ール部の内側面にも離型液を確実に塗布することができ
る。さらに、タイヤ成形装置から加硫装置に向かう生タ
イヤの搬送は、通常、起立している(縦置きの)生タイ
ヤをフックに吊り下げて行っているが、請求項3、7に
記載のように構成すれば、この搬送時の姿勢のままで塗
布作業を行うことができ、作業能率が向上する。
成すれば、ほぼ半径方向に延びる生タイヤのサイドウォ
ール部の内側面にも離型液を確実に塗布することができ
る。さらに、タイヤ成形装置から加硫装置に向かう生タ
イヤの搬送は、通常、起立している(縦置きの)生タイ
ヤをフックに吊り下げて行っているが、請求項3、7に
記載のように構成すれば、この搬送時の姿勢のままで塗
布作業を行うことができ、作業能率が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2において、11はタイヤ
成形装置であり、このタイヤ成形装置11は回転可能で拡
縮径可能な成形ドラム12を有する。そして、この成形ド
ラム12は、その周囲にカーカス層を巻き付けるととも
に、該カーカス層を略半円状に膨張させ、その後、該カ
ーカス層の外側にベルト層、トレッドゴムを装着するこ
とでラジアルタイヤ用の生タイヤMを成形する。13は成
形ドラム11から離れて設置された生タイヤ保管台であ
り、この生タイヤ保管台13はL字形をしたフレーム14
と、このフレーム14に基端が固定された複数の水平な支
持ロッド15とから構成され、各支持ロッド15には生タイ
ヤMが引っ掛けられた状態で支持される。
面に基づいて説明する。図1、2において、11はタイヤ
成形装置であり、このタイヤ成形装置11は回転可能で拡
縮径可能な成形ドラム12を有する。そして、この成形ド
ラム12は、その周囲にカーカス層を巻き付けるととも
に、該カーカス層を略半円状に膨張させ、その後、該カ
ーカス層の外側にベルト層、トレッドゴムを装着するこ
とでラジアルタイヤ用の生タイヤMを成形する。13は成
形ドラム11から離れて設置された生タイヤ保管台であ
り、この生タイヤ保管台13はL字形をしたフレーム14
と、このフレーム14に基端が固定された複数の水平な支
持ロッド15とから構成され、各支持ロッド15には生タイ
ヤMが引っ掛けられた状態で支持される。
【0010】16はタイヤ成形装置11、タイヤ保管台13の
上方を水平に貫くよう設置された水平な取付けビームで
あり、この取付けビーム16の下面にはタイヤ成形装置11
からタイヤ保管台13まで延びるレール17が取り付けられ
ている。18は前記レール17に移動可能に支持された搬送
装置であり、この搬送装置18は下端部に起立状態(軸線
がほぼ水平となった縦置き状態)の生タイヤMを吊り下
げることができるフック19を有し、このフック19は水平
面内で首振り可能であるとともに、昇降可能である。21
は前記タイヤ成形装置11とタイヤ保管台13との間に設置
されたタイヤ置き台であり、このタイヤ置き台21上には
前記搬送装置18によってタイヤ成形装置11から搬送され
てきた生タイヤMが搬送時の姿勢のまま、即ち起立状態
で載置される。
上方を水平に貫くよう設置された水平な取付けビームで
あり、この取付けビーム16の下面にはタイヤ成形装置11
からタイヤ保管台13まで延びるレール17が取り付けられ
ている。18は前記レール17に移動可能に支持された搬送
装置であり、この搬送装置18は下端部に起立状態(軸線
がほぼ水平となった縦置き状態)の生タイヤMを吊り下
げることができるフック19を有し、このフック19は水平
面内で首振り可能であるとともに、昇降可能である。21
は前記タイヤ成形装置11とタイヤ保管台13との間に設置
されたタイヤ置き台であり、このタイヤ置き台21上には
前記搬送装置18によってタイヤ成形装置11から搬送され
てきた生タイヤMが搬送時の姿勢のまま、即ち起立状態
で載置される。
【0011】25はタイヤ置き台21の近傍に設置された離
型液の塗布装置であり、この塗布装置25は上下方向に延
びるフレーム26を有し、このフレーム26の上端には離型
液Rを貯留しているタンク27が取り付けられている。こ
のタンク27の上端にはモータ28が固定され、このモータ
28の回転軸29はタンク27内に挿入されるとともに、その
先端には離型液Rを攪拌する攪拌羽根30が固定されてい
る。34は前記フレーム26の上端部に支持されたラックで
あり、このラック34は前記置き台21上の生タイヤMの軸
線と平行に延びている。35はフレーム26に取り付けられ
たステッピングモータであり、このステッピングモータ
35の回転軸36の先端にはラック34に噛み合うピニオン37
が固定されている。この結果、前記ステッピングモータ
35が作動してピニオン37が回転すると、ラック34は置き
台21上の生タイヤMの軸線に沿って移動する。前記ラッ
ク34の生タイヤMに最も近接する先端には上下方向に延
びる取付けプレート38が固定され、この取付けプレート
38と前記フレーム26との間のラック34の周囲には蛇腹39
が配置されている。前記取付けプレート38にはラック34
に平行に延びる支持ロッド41の基端が固定され、また、
この支持ロッド41の上方には支持ロッド41に平行に延び
るシリンダ42が設置されるとともに、そのヘッド側は前
記取付けプレート38に回動可能に連結されている。前記
支持ロッド41の先端およびシリンダ42のピストンロッド
43の先端にはほぼ上下方向に延びる傾斜プレート44が回
動可能に連結されている。この結果、前記シリンダ42が
作動してピストンロッド43が突出したり引っ込んだりす
ると、傾斜プレート44は支持ロッド41との連結位置を中
心として垂直面内で傾斜する。
型液の塗布装置であり、この塗布装置25は上下方向に延
びるフレーム26を有し、このフレーム26の上端には離型
液Rを貯留しているタンク27が取り付けられている。こ
のタンク27の上端にはモータ28が固定され、このモータ
28の回転軸29はタンク27内に挿入されるとともに、その
先端には離型液Rを攪拌する攪拌羽根30が固定されてい
る。34は前記フレーム26の上端部に支持されたラックで
あり、このラック34は前記置き台21上の生タイヤMの軸
線と平行に延びている。35はフレーム26に取り付けられ
たステッピングモータであり、このステッピングモータ
35の回転軸36の先端にはラック34に噛み合うピニオン37
が固定されている。この結果、前記ステッピングモータ
35が作動してピニオン37が回転すると、ラック34は置き
台21上の生タイヤMの軸線に沿って移動する。前記ラッ
ク34の生タイヤMに最も近接する先端には上下方向に延
びる取付けプレート38が固定され、この取付けプレート
38と前記フレーム26との間のラック34の周囲には蛇腹39
が配置されている。前記取付けプレート38にはラック34
に平行に延びる支持ロッド41の基端が固定され、また、
この支持ロッド41の上方には支持ロッド41に平行に延び
るシリンダ42が設置されるとともに、そのヘッド側は前
記取付けプレート38に回動可能に連結されている。前記
支持ロッド41の先端およびシリンダ42のピストンロッド
43の先端にはほぼ上下方向に延びる傾斜プレート44が回
動可能に連結されている。この結果、前記シリンダ42が
作動してピストンロッド43が突出したり引っ込んだりす
ると、傾斜プレート44は支持ロッド41との連結位置を中
心として垂直面内で傾斜する。
【0012】図1、2、3において、前記傾斜プレート
44の下端部には回転手段としてのモータ47が取り付けら
れ、このモータ47の回転軸48は前記シリンダ42にほぼ平
行に延びている。この回転軸48の先端には該回転軸48と
同軸の回転体49が固定され、この回転体49は軸方向一端
(先端)49aから軸方向他端(基端)49bに向かうに従
い末広がりとなっており、ここでは薄肉円錐状を呈して
いる。そして、この回転体49は置き台21上の生タイヤM
の内側空間K内に配置されているとき、前記モータ47の
作動によって軸線回りに回転する。なお、前述したラッ
ク34、ステッピングモータ35、ピニオン37は全体とし
て、前記回転体49を生タイヤMの軸線方向に移動させる
移動手段50を構成し、また、支持ロッド41、シリンダ4
2、傾斜プレート44は全体として、前記回転体49の軸線
を生タイヤMの軸線に対して傾斜させる回転体傾斜手段
51を構成する。
44の下端部には回転手段としてのモータ47が取り付けら
れ、このモータ47の回転軸48は前記シリンダ42にほぼ平
行に延びている。この回転軸48の先端には該回転軸48と
同軸の回転体49が固定され、この回転体49は軸方向一端
(先端)49aから軸方向他端(基端)49bに向かうに従
い末広がりとなっており、ここでは薄肉円錐状を呈して
いる。そして、この回転体49は置き台21上の生タイヤM
の内側空間K内に配置されているとき、前記モータ47の
作動によって軸線回りに回転する。なお、前述したラッ
ク34、ステッピングモータ35、ピニオン37は全体とし
て、前記回転体49を生タイヤMの軸線方向に移動させる
移動手段50を構成し、また、支持ロッド41、シリンダ4
2、傾斜プレート44は全体として、前記回転体49の軸線
を生タイヤMの軸線に対して傾斜させる回転体傾斜手段
51を構成する。
【0013】54は前記モータ47の先端部に取り付けられ
た切換弁であり、この切換弁54には回転軸48に平行に延
びる供給パイプ56の基端が連結されている。そして、こ
の供給パイプ56は前記回転体49の軸方向一端部内周に対
向する位置まで延びるとともに、その先端には供給口55
が形成されている。57は前記タンク27の下端部に取り付
けられた切換弁であり、この切換弁57と前記切換弁54と
は接続ホース58によって接続されている。この結果、前
記切換弁57が開位置に切換えられ、また、接続ホース58
と供給パイプ56とが連通する位置に切換弁54が切換えら
れると、タンク27内の離型液Rは接続ホース58、供給パ
イプ56内を通過して供給口55から回転中の回転体49の軸
方向一端部内周に連続的に供給される。前述した切換弁
54、57、供給パイプ56、接続ホース58は全体として、回
転している回転体49の内周に離型液Rを連続的に供給す
る供給手段59を構成する。60は切換弁54と図示していな
いエア源とを接続するエアホースである。そして、離型
液Rの塗布作業を長時間に亘って中止する場合には、接
続ホース58内における離型液Rの詰まりを防止するた
め、前記エアホース60と接続ホース58とが連通する位置
に切換弁54を切換え、接続ホース58内の離型液Rをエア
によってタンク27内に押し戻す。
た切換弁であり、この切換弁54には回転軸48に平行に延
びる供給パイプ56の基端が連結されている。そして、こ
の供給パイプ56は前記回転体49の軸方向一端部内周に対
向する位置まで延びるとともに、その先端には供給口55
が形成されている。57は前記タンク27の下端部に取り付
けられた切換弁であり、この切換弁57と前記切換弁54と
は接続ホース58によって接続されている。この結果、前
記切換弁57が開位置に切換えられ、また、接続ホース58
と供給パイプ56とが連通する位置に切換弁54が切換えら
れると、タンク27内の離型液Rは接続ホース58、供給パ
イプ56内を通過して供給口55から回転中の回転体49の軸
方向一端部内周に連続的に供給される。前述した切換弁
54、57、供給パイプ56、接続ホース58は全体として、回
転している回転体49の内周に離型液Rを連続的に供給す
る供給手段59を構成する。60は切換弁54と図示していな
いエア源とを接続するエアホースである。そして、離型
液Rの塗布作業を長時間に亘って中止する場合には、接
続ホース58内における離型液Rの詰まりを防止するた
め、前記エアホース60と接続ホース58とが連通する位置
に切換弁54を切換え、接続ホース58内の離型液Rをエア
によってタンク27内に押し戻す。
【0014】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。まず、成形ドラム12の周囲にカーカス層を
巻き付けるとともに、該カーカス層を略半円状に膨張さ
せ、その後、該カーカス層の外側にベルト層、トレッド
ゴムを装着して生タイヤMを成形する。次に、搬送装置
18を作動してフック19を成形ドラム12の直前まで移動さ
せた後、成形ドラム12を縮径して成形された生タイヤM
を該成形ドラム12からフック19に受渡す。これにより、
生タイヤはフック19に引っ掛けられ該フック19に起立状
態で支持される。次に、搬送装置18によって生タイヤM
を成形ドラム12からタイヤ置き台21まで搬送し、該タイ
ヤ置き台21上に搬送時の姿勢で、即ち起立状態のまま
(縦置きで)載置する。次に、搬送装置18を生タイヤM
から離脱させ上方で待機させる。
て説明する。まず、成形ドラム12の周囲にカーカス層を
巻き付けるとともに、該カーカス層を略半円状に膨張さ
せ、その後、該カーカス層の外側にベルト層、トレッド
ゴムを装着して生タイヤMを成形する。次に、搬送装置
18を作動してフック19を成形ドラム12の直前まで移動さ
せた後、成形ドラム12を縮径して成形された生タイヤM
を該成形ドラム12からフック19に受渡す。これにより、
生タイヤはフック19に引っ掛けられ該フック19に起立状
態で支持される。次に、搬送装置18によって生タイヤM
を成形ドラム12からタイヤ置き台21まで搬送し、該タイ
ヤ置き台21上に搬送時の姿勢で、即ち起立状態のまま
(縦置きで)載置する。次に、搬送装置18を生タイヤM
から離脱させ上方で待機させる。
【0015】次に、該生タイヤMの内側面に離型液Rを
塗布するが、この場合には、まず、切換弁57を開とし、
攪拌羽根30によって攪拌されている離型液Rを接続ホー
ス58を通じて切換弁54まで導く。次に、ステッピングモ
ータ35を作動してピニオン37を回転させ、ラック34、回
転体49を生タイヤMの軸線に沿って軸方向一側に移動さ
せる。このとき、モータ47を作動し回転軸48、回転体49
を一体的にこれらの軸線回りに回転させる。
塗布するが、この場合には、まず、切換弁57を開とし、
攪拌羽根30によって攪拌されている離型液Rを接続ホー
ス58を通じて切換弁54まで導く。次に、ステッピングモ
ータ35を作動してピニオン37を回転させ、ラック34、回
転体49を生タイヤMの軸線に沿って軸方向一側に移動さ
せる。このとき、モータ47を作動し回転軸48、回転体49
を一体的にこれらの軸線回りに回転させる。
【0016】そして、回転体49の軸方向他端49bが生タ
イヤMの内側面の他端(他側のビード部Mbのビードト
ウ)に重なり合う位置に到達すると、接続ホース58と供
給パイプ56とが連通する位置に切換弁54が切換えられ、
接続ホース58、供給パイプ56を通じて供給口55から回転
体49の一端部内周に離型液Rが連続的に供給される。こ
のとき、前記回転体49は軸方向一端49aから軸方向他端
49bに向かうに従い末広がりとなる薄肉円錐状に構成さ
れており、しかも、この回転体49は前述のようにモータ
47に駆動されて軸線回りに回転しているため、供給され
た離型液Rは回転体49の内周を広がりながら遠心力によ
り軸方向他側に向かって流れ、回転体49の軸方向他端49
bに到達したとき、遠心力によって該軸方向他端49bの
全周から半径方向外側に向かって垂直面内を滴状になり
ながら飛散する。ここで、前記回転体49は生タイヤMの
内側空間Kの他側端に位置しているため、前記飛散した
離型液Rは生タイヤの内側面の他端に付着し塗布され
る。また、タイヤ成形装置11からの生タイヤMの搬送
は、前述のように起立している(縦置きの)生タイヤM
をフック19に吊り下げて行っているが、この実施形態で
は前述のように生タイヤMを搬送時の姿勢のまま(縦置
き状態)で塗布作業を行うことができるため、塗布作業
に先立って生タイヤMの姿勢を変更する、例えば縦置き
状態から横置き状態に姿勢を変更する作業は不要とな
り、作業能率が向上する。このような状態で前記回転体
49を移動手段50によって生タイヤMの軸方向一側に移動
させると、塗布される位置が一側に徐々に移動する。
イヤMの内側面の他端(他側のビード部Mbのビードト
ウ)に重なり合う位置に到達すると、接続ホース58と供
給パイプ56とが連通する位置に切換弁54が切換えられ、
接続ホース58、供給パイプ56を通じて供給口55から回転
体49の一端部内周に離型液Rが連続的に供給される。こ
のとき、前記回転体49は軸方向一端49aから軸方向他端
49bに向かうに従い末広がりとなる薄肉円錐状に構成さ
れており、しかも、この回転体49は前述のようにモータ
47に駆動されて軸線回りに回転しているため、供給され
た離型液Rは回転体49の内周を広がりながら遠心力によ
り軸方向他側に向かって流れ、回転体49の軸方向他端49
bに到達したとき、遠心力によって該軸方向他端49bの
全周から半径方向外側に向かって垂直面内を滴状になり
ながら飛散する。ここで、前記回転体49は生タイヤMの
内側空間Kの他側端に位置しているため、前記飛散した
離型液Rは生タイヤの内側面の他端に付着し塗布され
る。また、タイヤ成形装置11からの生タイヤMの搬送
は、前述のように起立している(縦置きの)生タイヤM
をフック19に吊り下げて行っているが、この実施形態で
は前述のように生タイヤMを搬送時の姿勢のまま(縦置
き状態)で塗布作業を行うことができるため、塗布作業
に先立って生タイヤMの姿勢を変更する、例えば縦置き
状態から横置き状態に姿勢を変更する作業は不要とな
り、作業能率が向上する。このような状態で前記回転体
49を移動手段50によって生タイヤMの軸方向一側に移動
させると、塗布される位置が一側に徐々に移動する。
【0017】ここで、生タイヤMがラジアルタイヤ用で
ある場合には、図2に示すようにサイドウォール部Msが
ほぼ半径方向に延びているため、前述のように離型液R
が垂直面内を滴状に飛散すると、このサイドウォール部
Msの内側面に対する離型液Rの塗布が不十分となる。こ
のため、この実施形態においては、左右のサイドウォー
ル部Ms、ここでは他側のサイドウォール部Msの上側と一
側のサイドウォール部Msの下側とを斜めに結ぶ直線上に
回転体49が到達したとき、シリンダ42を作動してピスト
ンロッド43を引っ込める。これにより、傾斜プレート44
は支持ロッド41の先端を中心として時計回りに旋回し、
回転体49が生タイヤMに対し図2に仮想線で示す上方位
置Izまで傾斜して、回転軸49の軸線に垂直な平面と前記
斜めに結ぶ直線とが平行となる。この結果、回転体49の
軸線と生タイヤMの軸線とは所定角度で交差し、回転体
49の軸方向他端49bから飛散した離型液Rは左右のサイ
ドウォール部Msを斜めに結ぶ平面内を通過してサイドウ
ォール部Ms、ここでは他側のサイドウォール部Msの上側
および一側のサイドウォール部Msの下側の内側面にそれ
ぞれ塗布される。このように回転体49の軸線を生タイヤ
Mの軸線に対して傾斜させる回転体傾斜手段51を設け、
ほぼ半径方向に延びる生タイヤMのサイドウォール部Ms
の内側面に離型液Rを塗布する際、回転体49の軸線と生
タイヤMの軸線とを所定角度で交差させるようにすれ
ば、ほぼ半径方向に延びる生タイヤMのサイドウォール
部Msの内側面にも離型液Rを確実に塗布することができ
る。ここで、回転体が平坦な円板である場合には前述の
ように回転体の軸線が水平であると、回転体の側端面に
供給された離型液は側端面からはじき飛ばされたり、あ
るいは側端面に触れることなく下方に落下し、生タイヤ
Mの内側面に塗布することは困難である。しかしなが
ら、この実施形態のように回転体49を末広がりの薄肉円
錐状に構成し、しかも、軸線回りに回転させると、回転
体49の軸線がどのような角度であっても、即ち水平、垂
直、斜めに傾斜していても、離型液Rは回転体49の内周
を広がりながら軸方向他側に向かって流れ、最終的にそ
の軸方向他端49bから半径方向外側に向かって飛散する
ため、回転体49の姿勢に拘らず離型液Rを塗布すること
ができるのである。
ある場合には、図2に示すようにサイドウォール部Msが
ほぼ半径方向に延びているため、前述のように離型液R
が垂直面内を滴状に飛散すると、このサイドウォール部
Msの内側面に対する離型液Rの塗布が不十分となる。こ
のため、この実施形態においては、左右のサイドウォー
ル部Ms、ここでは他側のサイドウォール部Msの上側と一
側のサイドウォール部Msの下側とを斜めに結ぶ直線上に
回転体49が到達したとき、シリンダ42を作動してピスト
ンロッド43を引っ込める。これにより、傾斜プレート44
は支持ロッド41の先端を中心として時計回りに旋回し、
回転体49が生タイヤMに対し図2に仮想線で示す上方位
置Izまで傾斜して、回転軸49の軸線に垂直な平面と前記
斜めに結ぶ直線とが平行となる。この結果、回転体49の
軸線と生タイヤMの軸線とは所定角度で交差し、回転体
49の軸方向他端49bから飛散した離型液Rは左右のサイ
ドウォール部Msを斜めに結ぶ平面内を通過してサイドウ
ォール部Ms、ここでは他側のサイドウォール部Msの上側
および一側のサイドウォール部Msの下側の内側面にそれ
ぞれ塗布される。このように回転体49の軸線を生タイヤ
Mの軸線に対して傾斜させる回転体傾斜手段51を設け、
ほぼ半径方向に延びる生タイヤMのサイドウォール部Ms
の内側面に離型液Rを塗布する際、回転体49の軸線と生
タイヤMの軸線とを所定角度で交差させるようにすれ
ば、ほぼ半径方向に延びる生タイヤMのサイドウォール
部Msの内側面にも離型液Rを確実に塗布することができ
る。ここで、回転体が平坦な円板である場合には前述の
ように回転体の軸線が水平であると、回転体の側端面に
供給された離型液は側端面からはじき飛ばされたり、あ
るいは側端面に触れることなく下方に落下し、生タイヤ
Mの内側面に塗布することは困難である。しかしなが
ら、この実施形態のように回転体49を末広がりの薄肉円
錐状に構成し、しかも、軸線回りに回転させると、回転
体49の軸線がどのような角度であっても、即ち水平、垂
直、斜めに傾斜していても、離型液Rは回転体49の内周
を広がりながら軸方向他側に向かって流れ、最終的にそ
の軸方向他端49bから半径方向外側に向かって飛散する
ため、回転体49の姿勢に拘らず離型液Rを塗布すること
ができるのである。
【0018】そして、前述のようなサイドウォール部Ms
における塗布が終了すると、シリンダ42のピストンロッ
ド43を突出させて回転体49をその軸線が生タイヤMの軸
線に平行になるまで傾斜させる。ここで、生タイヤMの
クラウンMc部付近は内径がビード部Mb、サイドウォール
部Msより大径で塗布面積がより広いため、回転体49の移
動速度および供給口55からの離型液Rの供給量が一定で
あると、クラウンMc部付近における離型液Rの塗布膜厚
が薄くなるおそれがある。このため、クラウン部Mc付近
に離型液Rを塗布する場合には、回転体49の移動速度を
ビード部Mb、サイドウォール部Msの塗布時より減速、あ
るいは供給口55からの供給量をビード部Mb、サイドウォ
ール部Msの塗布時より増大させ、離型液Rの塗布膜厚を
一定とすることが好ましい。
における塗布が終了すると、シリンダ42のピストンロッ
ド43を突出させて回転体49をその軸線が生タイヤMの軸
線に平行になるまで傾斜させる。ここで、生タイヤMの
クラウンMc部付近は内径がビード部Mb、サイドウォール
部Msより大径で塗布面積がより広いため、回転体49の移
動速度および供給口55からの離型液Rの供給量が一定で
あると、クラウンMc部付近における離型液Rの塗布膜厚
が薄くなるおそれがある。このため、クラウン部Mc付近
に離型液Rを塗布する場合には、回転体49の移動速度を
ビード部Mb、サイドウォール部Msの塗布時より減速、あ
るいは供給口55からの供給量をビード部Mb、サイドウォ
ール部Msの塗布時より増大させ、離型液Rの塗布膜厚を
一定とすることが好ましい。
【0019】そして、回転体49の軸方向他端49bが生タ
イヤMの内側面の一端(一側のビード部Mbのビードト
ウ)に重なり合う位置に到達すると、ステッピングモー
タ35を逆方向に回転させ、ラック34を引っ込める。これ
により、回転体49が軸方向他側に向かって移動し、生タ
イヤMの内側面に離型液Rが重ねて塗布される。このよ
うな塗布の最中に回転体49が他側のサイドウォール部Ms
の下側と一側のサイドウォール部Msの上側とを斜めに結
ぶ直線上に到達すると、シリンダ42のピストンロッド43
を突出させ、回転体49を生タイヤMに対して図2に仮想
線で示す下方位置Ikまで傾斜させる。この結果、回転体
49の軸方向他端49bから飛散した離型液Rは他側のサイ
ドウォール部Msの下側および一側のサイドウォール部Ms
の上側の内側面にそれぞれ塗布される。このようにして
生タイヤMの内側面全面に離型液Rが塗布され、回転体
49が塗布開始位置に復帰してくると、接続ホース58から
供給パイプ56が遮断される位置に切換弁54を切換える。
その後、モータ47、ステッピングモータ35の作動を停止
させ、回転体49の回転および軸方向移動を停止させる。
次に、離型液Rが塗布された生タイヤMを搬送装置18に
よってタイヤ置き台21から生タイヤ保管台13に移送し支
持ロッド15に引っ掛け、その後、加硫工程へと搬送す
る。そして、この実施形態においては、前述のように離
型液Rを液体のまま遠心力によって回転体49から半径方
向外側に向かって飛散させることで生タイヤMに塗布す
るようにしているため、離型液Rが霧状となって周囲に
飛散するようなことはなく、この結果、作業環境が良好
となるとともに、従来必要であった塗装ブース、吸塵装
置の設置が不要となってタイヤ生産のコストダウンを図
ることができる。
イヤMの内側面の一端(一側のビード部Mbのビードト
ウ)に重なり合う位置に到達すると、ステッピングモー
タ35を逆方向に回転させ、ラック34を引っ込める。これ
により、回転体49が軸方向他側に向かって移動し、生タ
イヤMの内側面に離型液Rが重ねて塗布される。このよ
うな塗布の最中に回転体49が他側のサイドウォール部Ms
の下側と一側のサイドウォール部Msの上側とを斜めに結
ぶ直線上に到達すると、シリンダ42のピストンロッド43
を突出させ、回転体49を生タイヤMに対して図2に仮想
線で示す下方位置Ikまで傾斜させる。この結果、回転体
49の軸方向他端49bから飛散した離型液Rは他側のサイ
ドウォール部Msの下側および一側のサイドウォール部Ms
の上側の内側面にそれぞれ塗布される。このようにして
生タイヤMの内側面全面に離型液Rが塗布され、回転体
49が塗布開始位置に復帰してくると、接続ホース58から
供給パイプ56が遮断される位置に切換弁54を切換える。
その後、モータ47、ステッピングモータ35の作動を停止
させ、回転体49の回転および軸方向移動を停止させる。
次に、離型液Rが塗布された生タイヤMを搬送装置18に
よってタイヤ置き台21から生タイヤ保管台13に移送し支
持ロッド15に引っ掛け、その後、加硫工程へと搬送す
る。そして、この実施形態においては、前述のように離
型液Rを液体のまま遠心力によって回転体49から半径方
向外側に向かって飛散させることで生タイヤMに塗布す
るようにしているため、離型液Rが霧状となって周囲に
飛散するようなことはなく、この結果、作業環境が良好
となるとともに、従来必要であった塗装ブース、吸塵装
置の設置が不要となってタイヤ生産のコストダウンを図
ることができる。
【0020】図4はこの発明の他の実施形態を示す図で
ある。この実施形態においては、前記一実施形態におけ
る回転体傾斜手段51の代わりに、タイヤ置き台21の上端
に生タイヤMの軸線を回転体49の軸線に対して傾斜させ
る生タイヤ傾斜手段62を設けている。ここで、前記生タ
イヤ傾斜手段62は、生タイヤMを下方から支持する支持
部63を有するとともに、一端がタイヤ置き台21に回動可
能に連結された傾斜プレート64と、ヘッド側がタイヤ置
き台21の中央部にブラケット65を介して連結された上下
方向に延びるシリンダ66と、シリンダ66のピストンロッ
ド67の先端に回動可能に連結されるとともに傾斜プレー
ト64の他端に固定されたブラケット68とから構成されて
いる。そして、回転体49によってほぼ半径方向に延びる
生タイヤMのサイドウォール部Msの内側面に離型液Rを
塗布する場合には、シリンダ66のピストンロッド67を突
出あるいは引っ込ませて生タイヤMを縦置き状態から傾
斜させ、回転体49の軸線と生タイヤMの軸線とを所定角
度で交差させる、即ち、生タイヤMの左右のサイドウォ
ール部Msを斜めに結ぶ直線と回転体49の軸線に垂直な平
面とを平行とする。これにより、ほぼ半径方向に延びる
生タイヤMのサイドウォール部Msの内側面にも離型液R
を確実に塗布することができるのである。
ある。この実施形態においては、前記一実施形態におけ
る回転体傾斜手段51の代わりに、タイヤ置き台21の上端
に生タイヤMの軸線を回転体49の軸線に対して傾斜させ
る生タイヤ傾斜手段62を設けている。ここで、前記生タ
イヤ傾斜手段62は、生タイヤMを下方から支持する支持
部63を有するとともに、一端がタイヤ置き台21に回動可
能に連結された傾斜プレート64と、ヘッド側がタイヤ置
き台21の中央部にブラケット65を介して連結された上下
方向に延びるシリンダ66と、シリンダ66のピストンロッ
ド67の先端に回動可能に連結されるとともに傾斜プレー
ト64の他端に固定されたブラケット68とから構成されて
いる。そして、回転体49によってほぼ半径方向に延びる
生タイヤMのサイドウォール部Msの内側面に離型液Rを
塗布する場合には、シリンダ66のピストンロッド67を突
出あるいは引っ込ませて生タイヤMを縦置き状態から傾
斜させ、回転体49の軸線と生タイヤMの軸線とを所定角
度で交差させる、即ち、生タイヤMの左右のサイドウォ
ール部Msを斜めに結ぶ直線と回転体49の軸線に垂直な平
面とを平行とする。これにより、ほぼ半径方向に延びる
生タイヤMのサイドウォール部Msの内側面にも離型液R
を確実に塗布することができるのである。
【0021】なお、前述の実施形態においては、回転体
49が薄肉円錐状であったが、この発明においては、軸方
向一端から軸方向他端に向かうに従い末広がりとなって
いるラッパ状等であってもよい。
49が薄肉円錐状であったが、この発明においては、軸方
向一端から軸方向他端に向かうに従い末広がりとなって
いるラッパ状等であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、作業環境の悪化を防止しながらタイヤ生産のコスト
ダウンを図ることができる。
ば、作業環境の悪化を防止しながらタイヤ生産のコスト
ダウンを図ることができる。
【図1】この発明の一実施形態を示す一部が破断された
全体正面図である。
全体正面図である。
【図2】塗布装置の一部が破断された要部正面図であ
る。
る。
【図3】回転体近傍の正面断面図である。
【図4】この発明の他の実施形態を示す生タイヤ傾斜手
段近傍の一部が破断された正面図である。
段近傍の一部が破断された正面図である。
25…塗布装置 47…回転手段 49…回転体 49a…軸方向一端 49b…軸方向他端 50…移動手段 51…回転体傾斜手段 59…供給手段 62…生タイヤ傾斜手段 R…離型液 M…生タイヤ K…内側空間 Ms…サイドウォール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 21:00 B29L 30:00
Claims (7)
- 【請求項1】軸方向一端から軸方向他端に向かうに従い
末広がりとなった回転体を生タイヤの内側空間内におい
て軸線回りに回転させながらその内周に離型液を供給す
るとともに、該生タイヤの軸線方向に移動させることに
より、該離型液を遠心力によって回転体の軸方向他端全
周から半径方向外側に飛散させて生タイヤの内側面全面
に塗布するようにしたことを特徴とする離型液の塗布方
法。 - 【請求項2】ほぼ半径方向に延びる生タイヤのサイドウ
ォール部の内側面に離型液を塗布する際、回転体の軸線
と生タイヤの軸線とを所定角度で交差させるようにした
請求項1記載の離型液の塗布方法。 - 【請求項3】前記離型液の塗布を、生タイヤの軸線がほ
ぼ水平となった縦置き状態で行うようにした請求項1記
載の離型液の塗布方法。 - 【請求項4】軸方向一端から軸方向他端に向かうに従い
末広がりとなった回転体と、生タイヤの内側空間内に配
置された回転体を軸線回りに回転させる回転手段と、該
回転している回転体の内周に離型液を連続的に供給する
供給手段と、回転体を生タイヤの軸線方向に移動させる
移動手段とを備え、回転体の内周に供給された離型液を
遠心力によって該回転体の軸方向他端全周から半径方向
外側に飛散させて生タイヤの内側面全面に塗布するよう
にしたことを特徴とする離型液の塗布装置。 - 【請求項5】前記回転体の軸線を生タイヤの軸線に対し
て傾斜させる回転体傾斜手段をさらに設け、ほぼ半径方
向に延びる生タイヤのサイドウォール部の内側面に離型
液を塗布する際、回転体の軸線と生タイヤの軸線とを所
定角度で交差させるようにした請求項4記載の離型液の
塗布装置。 - 【請求項6】前記生タイヤの軸線を回転体の軸線に対し
て傾斜させる生タイヤ傾斜手段をさらに設け、ほぼ半径
方向に延びる生タイヤのサイドウォール部の内側面に離
型液を塗布する際、回転体の軸線と生タイヤの軸線とを
所定角度で交差させるようにした請求項4記載の離型液
の塗布装置。 - 【請求項7】前記回転体をその軸線がほぼ水平となるよ
う配置するとともに、離型液が塗布される生タイヤをそ
の軸線がほぼ水平となった縦置きに配置した請求項4記
載の離型液の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20796696A JP3628117B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 離型液の塗布方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20796696A JP3628117B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 離型液の塗布方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034667A true JPH1034667A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3628117B2 JP3628117B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=16548476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20796696A Expired - Fee Related JP3628117B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 離型液の塗布方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3628117B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051012A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Bridgestone Corp | タイヤ用繊維付着装置及びタイヤへの繊維付着方法 |
| KR20180040778A (ko) * | 2016-10-12 | 2018-04-23 | 주식회사 화인컴 | 인 사이드 스프레이 장치 및 그 제어 방법 |
| CN110267827A (zh) * | 2017-02-08 | 2019-09-20 | 横滨橡胶株式会社 | 充气轮胎及其制造方法 |
| JP2021030508A (ja) * | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 横浜ゴム株式会社 | 未加硫タイヤ内面への離型剤の塗布装置および方法 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP20796696A patent/JP3628117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051012A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Bridgestone Corp | タイヤ用繊維付着装置及びタイヤへの繊維付着方法 |
| KR20180040778A (ko) * | 2016-10-12 | 2018-04-23 | 주식회사 화인컴 | 인 사이드 스프레이 장치 및 그 제어 방법 |
| CN110267827A (zh) * | 2017-02-08 | 2019-09-20 | 横滨橡胶株式会社 | 充气轮胎及其制造方法 |
| JP2021030508A (ja) * | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 横浜ゴム株式会社 | 未加硫タイヤ内面への離型剤の塗布装置および方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3628117B2 (ja) | 2005-03-09 |
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