JPH1035448A - 車輪ブレーキ液圧制御ユニット - Google Patents

車輪ブレーキ液圧制御ユニット

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JPH1035448A
JPH1035448A JP19105896A JP19105896A JPH1035448A JP H1035448 A JPH1035448 A JP H1035448A JP 19105896 A JP19105896 A JP 19105896A JP 19105896 A JP19105896 A JP 19105896A JP H1035448 A JPH1035448 A JP H1035448A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheel brake
control unit
pressure control
electric motor
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP19105896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kuromitsu
満 廣 黒
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪ブレーキ液圧制御ユニットの電動機駆動
のラジアルピストンポンプの作用時の騒音を小さくす
る。 【解決手段】 電動機49の出力回転軸50の両端部を
支承するボールベアリング66,67のインナーレース
68,70を出力回転軸50に圧入し固定する。電動機
49のケースの両端壁にはアウターレース69,71を
互いに離間する方向へ押圧するための押圧部73,74
を設ける。電動機49のケースの端壁72は、アウター
レース69,71を互いに離間する方向へ付勢する付勢
力を発生させるばね作用部に形成する。ボールベアリン
グ66,67には、予圧がけの方向が所謂正面組み合わ
せである予圧を付与し、軸受剛性を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、自動車の
液圧ブレーキ装置に関し、特に、ブレーキ時の車輪のロ
ックを防止したり、発進時の車輪の空転を防止するため
の車輪ブレーキ液圧制御ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車輪ブレーキ液圧制御ユニット
として様々な構成のものが知られているが、ブレーキマ
スタシリンダと車輪ブレーキとの間の連通路およびリザ
ーバと車輪ブレーキとの間の連通路を開閉する弁と、リ
ザーバのブレーキ液をブレーキマスタシリンダと車輪ブ
レーキの何れか一方に圧送するラジアルピストンポンプ
と、このラジアルピストンポンプを駆動する電動機とを
備えた車輪ブレーキ液圧制御ユニットが多用されてい
る。この車輪ブレーキ液圧制御ユニットは、ドイツ特許
出願公開第4438163号に記載されている。
【0003】このドイツ特許出願公開第4438163
号に記載の車輪ブレーキ液圧制御ユニットにおいては、
電動機の出力回転軸の両端部がボールベアリングによっ
て支承されている。2個のボールベアリングのうちでラ
ジアルピストンポンプに近い方のボールベアリングはラ
ジアルピストンポンプのボデーの孔の内部に配置されて
おり、アウターレースがラジアルピストンポンプのボデ
ーによって支持されている。もう1個のボールベアリン
グは電動機のケースの端壁に形成されていてケースの内
部空間に開口したカップ状部の内部に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドイツ
特許出願公開第4438163号に記載の車輪ブレーキ
液圧制御ユニットは、ボールベアリングに予圧が付与さ
れていないため、軸受剛性が低く、ラジアルピストンポ
ンプの作用時の騒音が大きい。
【0005】ラジアルピストンポンプの作用時の騒音を
小さくするためにはボールベアリングに予圧を付与し軸
受剛性を高めることが有効であり、ラジアルピストンポ
ンプに近い方のボールベアリングのアウターレースをも
う1個のボールベアリングに向けて押すための押圧部を
電動機のケースに設け、カップ状部の内部に配置したボ
ールベアリングのアウターレースとカップ状部の底との
間にばね部材を圧縮状態に介在させ、両ボールベアリン
グのアウターレースを互いに接近する方向に付勢するこ
とが提案された。
【0006】上記提案に従って製作された車輪ブレーキ
液圧制御ユニットのラジアルピストンポンプの作用時の
騒音は、ドイツ特許出願公開第4438163号に記載
の車輪ブレーキ液圧制御ユニットに比べれば小さいが、
それ以上の騒音低減が求められている。
【0007】この出願の発明は、ラジアルピストンポン
プの作用時の騒音低減の要求を満足させようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の発明に係る車
輪ブレーキ液圧制御ユニットは、請求項1に記載したよ
うに、ブレーキマスタシリンダと車輪ブレーキとの間の
連通路およびリザーバと車輪ブレーキとの間の連通路を
開閉する弁と、リザーバのブレーキ液をブレーキマスタ
シリンダと車輪ブレーキの何れか一方に圧送するラジア
ルピストンポンプと、このラジアルピストンポンプを駆
動する電動機とを備えた車輪ブレーキ液圧制御ユニット
であって、前記電動機の出力回転軸の両端部を支承する
2個のボールベアリングのインナーレースが出力回転軸
に固定されており、電動機のケースが両ボールベアリン
グのアウターレースを互いに離間させる方向に押すため
の押圧部を有しており、且つ電動機のケースが両ボール
ベアリングのアウターレースを互いに離間させる方向に
付勢する付勢力を発生するばね部を有している。
【0009】このような構造の車輪ブレーキ液圧制御ユ
ニットにおいては、電動機のケースのばね部により電動
機の出力回転軸の両端部を支承する2個のボールベアリ
ングに予圧が付与され、しかもばね部が両ボールベアリ
ングのアウターレースを互いに離間させる方向に付勢す
ることから予圧がけ方向が所謂背面組み合わせとなり、
ばね部材により両ボールベアリングのアウターレースを
互いに接近させる方向に付勢した場合(予圧がけ方向は
所謂正面組み合わせ)に比べて軸受剛性が高くなり、ラ
ジアルピストンポンプの作用時の騒音がより小さくな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この出願に係る発明の一実
施形態について図を参照して説明する。
【0011】図1は、アンチロック制御のための車輪ブ
レーキ液圧制御ユニットを備えた自動車の液圧ブレーキ
装置の概略を示す図である。図1において、ブレーキペ
ダル11はブースタ12を介してタンデムブレーキマス
タシリンダ13と連結されており、ブレーキペダル11
に加えられたブレーキ操作力はブースタ12により倍加
されてタンデムブレーキマスタシリンダ13に入力され
る。タンデムブレーキマスタシリンダ13の2つの圧力
発生室のうちの一方圧力発生室と前左車輪ブレーキ14
および後右車輪ブレーキ15とを連通する連通路16
と、タンデムブレーキマスタシリンダ13の2つの圧力
発生室のうちの他方圧力発生室と前右左車輪ブレーキ1
7および後左右車輪ブレーキ18とを連通する連通路1
9には、車輪ブレーキ14,15,17および18のブ
レーキ液圧をアンチロック制御するための車輪ブレーキ
液圧制御ユニット20が介装されている。
【0012】車輪ブレーキ液圧制御ユニット20は、タ
ンデムブレーキマスタシリンダ13の一方圧力発生室と
車輪ブレーキ14との間の連通路21を選択的に閉じる
ための常開の開閉電磁弁22と、車輪ブレーキ14とリ
ザーバ23との間の連通路24を選択的に開くための常
閉の開閉電磁弁25と、タンデムブレーキマスタシリン
ダ13の一方圧力発生室と車輪ブレーキ15との間の連
通路26を選択的に閉じるための常開の開閉電磁弁27
と、車輪ブレーキ15とリザーバ23との間の連通路2
8を選択的に開くための常閉の開閉電磁弁29と、タン
デムブレーキマスタシリンダ13の他方圧力発生室と車
輪ブレーキ17との間の連通路30を選択的に閉じるた
めの常開の開閉電磁弁31と、車輪ブレーキ17とリザ
ーバ32との間の連通路33を選択的に開くための常閉
の開閉電磁弁34と、タンデムブレーキマスタシリンダ
13の他方圧力発生室と車輪ブレーキ18との間の連通
路35を選択的に閉じるための常開の開閉電磁弁36
と、車輪ブレーキ18とリザーバ32との間の連通路3
7を選択的に開くための常閉の開閉電磁弁38と、連通
路21,26,30および35に開閉電磁弁22,2
7,31および35と並列に接続された逆止弁39,4
0,41および42と、リザーバ23内のブレーキ液を
ダンパ室43とオリフィス44を順次介して連通路16
に戻すラジアルピストンポンプ45と、リザーバ32内
のブレーキ液をダンパ室46とオリフィス47を順次介
して連通路19に戻すラジアルピストンポンプ48と、
ラジアルピストンポンプ45および48を駆動する電動
機49を備える。
【0013】ブレーキペダル11が操作されタンデムブ
レーキマスタシリンダ13から車輪ブレーキ14,1
5,17および18にブレーキ液圧が付与されている状
態において、車輪ブレーキ14の液圧は電磁弁22,2
5のソレノイドを励磁したり励磁を止めたりすることで
減圧、保持、増圧させることができ、車輪ブレーキ15
のブレーキ液圧は電磁弁27,29のソレノイドを励磁
したり励磁を止めたりすることで減圧、保持、増圧させ
ることができ、車輪ブレーキ17のブレーキ液圧は電磁
弁31,33のソレノイドを励磁したり励磁を止めたり
することで減圧、保持、増圧させることができ、車輪ブ
レーキ18のブレーキ液圧は電磁弁35,37のソレノ
イドを励磁したり励磁を止めたりすることで減圧、保
持、増圧させることができる。例えば、電磁弁22のソ
レノイドを励磁して電磁弁22を閉位置とするとともに
電磁弁25のソレノイドを励磁して電磁弁25を開位置
とすれば、車輪ブレーキ14のブレーキ液が電磁弁25
を通ってリザーバ23に流入し、車輪ブレーキ14の液
圧が減圧する。その後、電磁弁22のソレノイドの励磁
を継続するとともに電磁弁25のソレノイドの励磁を止
めれば、車輪ブレーキ14の液圧が保持となる。その
後、電磁弁22のソレノイドの励磁も止めれば、電磁弁
22が開位置となり、タンデムブレーキマスタシリンダ
13から車輪ブレーキ14にブレーキ液が供給され、車
輪ブレーキ14の液圧が増圧する。
【0014】車輪ブレーキ液圧制御ユニット20は、図
1の一点鎖線の枠内の示す液圧路を形成したボデーに、
図1の一点鎖線の枠内の示す構成要素を組付けて一体化
したもので、ラジアルピストンポンプ45および48の
入力回転軸と電動機49の出力回転軸の軸線を含む断面
が図2に示される。
【0015】図2において、電動機49の出力回転軸5
0の上記ボデー51のシリンダボア内に配置された一端
部は偏心部52に形成されており、この出力回転軸50
ラジアルピストンポンプ45および48の入力回転軸と
しても機能する。偏心部52の軸線と直交する軸線を有
するようにボデー51に形成された2つシリンダボアの
一方内にはラジアルピストンポンプ45のピストン53
が、またその他方内にはラジアルピストンポンプ48の
ピストン54が夫々配置されている。ピストン53およ
び54はポンプ室55および56内に夫々設置されたス
プリング57および58により偏心部52に向けて付勢
されており、ピストン53および54の内端は偏心部5
2の外周に組付けられたローラベアリング59のアウタ
ーレースに当接している。
【0016】電動機49は出力回転軸50に固定された
ロータ60を収納するケース部材61と電動機駆動回路
との接続端子62等を組付けたケース部材63とで形成
されるケースを有し、ケース部材61の内周にはマグネ
ット64が固定されている。ケース部材61および63
はケース部材63がケース部材61とボデー51との間
に介在する状態にてボルト65によりボデー51に結合
されている。出力回転軸50は、その一端部をボールベ
アリング66により支承され、またその他端をボールベ
アリング67により支承されている。
【0017】ボールベアリング66のインナーレース6
8はその内周を出力回転軸50に圧入されて固定され、
またそのアウターレース69はその外周をボデー51お
よびケース部材63により支持されている。ボールベア
リング67のインナーレース70はその内周を出力回転
軸50に圧入されて固定され、またそのアウターレース
71はその外周をケース部材61の端壁部72により支
持されている。ケース部材61の端壁部72にはボール
ベアリング67のアウターレース71を図2で左方向に
押すための押圧部73が形成され、ケース部材63には
ボールベアリング66のアウターレース69を図2で右
方向に押すための押圧部74が形成されている。ケース
部材61はばね性質を有する材料により形成されてお
り、端壁部72はボールベアリング66のアウターレー
ス69とボールベアリング67のアウターレース71を
互いに離間させるように付勢する付勢力を発生するばね
作用部として形成されている。このばね作用部72によ
って発生させる付勢力の大きさは、その肉厚を変更する
ことによって任意の大きさに選定し得る。出力回転軸5
0の他端にはボールベアリング67のインナーレース7
0を圧入した後に中空円筒部を拡径し形成されたフラン
ジ75が設けられ、インナーレース70の抜け止めがな
されている。これにより、ボールベアリング66および
63には予圧が付与されるものであり、その予圧がけ方
向は所謂背面組み合わせである。従って、出力回転軸5
0の軸受け剛性が高く、ラジアルピストンポンプの作用
時の騒音が小さいものとなる。
【0018】ボールベアリング67を水や塵等から保護
する保護カバー76が設けられている。この保護カバー
76は、ボールベアリング67のアウターレース71の
ケース部材61から突出した端部の外周に圧入されて固
定されており、また保護カバー76とケース部材61と
の間にはシール部材77が介在されている。
【0019】以上、この出願の発明に係る車輪ブレーキ
液圧制御ユニットの一実施形態について説明したが、こ
の出願の発明は一実施形態に限定されるものではなく、
適宜変更して実施し得るものである。
【0020】
【発明の効果】この出願の発明に係る車輪ブレーキ液圧
制御ユニットは、電動機のケースのばね部により電動機
の出力回転軸の両端部を支承する2個のボールベアリン
グに予圧が付与され、しかもばね部が両ボールベアリン
グのアウターレースを互いに離間させる方向に付勢する
ことから予圧がけ方向が所謂背面組み合わせとなり、ば
ね部材により両ボールベアリングのアウターレースを互
いに接近させる方向に付勢した場合(予圧がけ方向は所
謂正面組み合わせ)に比べて軸受剛性が高くなり、ラジ
アルピストンポンプの作用時の騒音がより小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態の車輪ブレーキ液
圧制御ユニットを備えた自動車の液圧ブレーキ装置の概
略を示す図である。
【図2】図1に示した車輪ブレーキ液圧制御ユニットの
要部の断面図である。
【符号の説明】
13・・・マスタシリンダ 14,15,17,18・・・車輪ブレーキ 22,25,27,29,31,34,36,38・・
・電磁弁 23,32・・・リザーバ 45,48・・・ラジアルピストンポンプ 49・・・電動機 50・・・電動機の出力回転軸(ラジアルピストンポン
プの入力回転軸) 61,63・・・電動機のケース部材 66,67・・・ボールベアリング 68,70・・・インナーレース 69,71・・・アウターレース 72・・・ばね作用部 73,74・・・押圧部 75・・・フランジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキマスタシリンダと車輪ブレーキ
    との間の連通路およびリザーバと車輪ブレーキとの間の
    連通路を開閉する弁と、リザーバのブレーキ液をブレー
    キマスタシリンダと車輪ブレーキの何れか一方に圧送す
    るラジアルピストンポンプと、このラジアルピストンポ
    ンプを駆動する電動機とを備えた車輪ブレーキ液圧制御
    ユニットにおいて、前記電動機の出力回転軸の両端部を
    支承する2個のボールベアリングのインナーレースが出
    力回転軸に固定されており、電動機のケースが両ボール
    ベアリングのアウターレースを互いに離間させる方向に
    押すための押圧部を有しており、且つ電動機のケースが
    両ボールベアリングのアウターレースを互いに離間させ
    る方向に付勢する付勢力を発生するばね部を有している
    ことを特徴とする車輪ブレーキ液圧制御ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車輪ブレーキ液圧制御
    ユニットであって、前記両ボールベアリングのうちで前
    記ラジアルピストンポンプから遠い方の一方ボールベア
    リングのアウターレースが前記ケースの端壁により支承
    されており、この端壁によって前記ばね部が形成されて
    いることを特徴とする車輪ブレーキ液圧制御ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車輪ブレーキ液圧制御
    ユニットであって、前記一方ボールベアリングにより支
    承される前記出力回転軸の一方端部には一方ボールベア
    リングのインナーレースを抜け止めするフランジが形成
    されていることを特徴とする車輪ブレーキ液圧制御ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の車輪ブレーキ液圧制御
    ユニットであって、前記一方ボールベアリングの保護カ
    バーが設置されており、この保護カバーは前記ケースの
    外側に突出している一方ボールベアリングのアウターレ
    ースの一端部に圧入され支持されていることを特徴とす
    る車輪ブレーキ液圧制御ユニット。
JP19105896A 1996-07-19 1996-07-19 車輪ブレーキ液圧制御ユニット Pending JPH1035448A (ja)

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