JPH1035493A - 簡易型検測車の軌道狂いデータ較正用治具 - Google Patents
簡易型検測車の軌道狂いデータ較正用治具Info
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- JPH1035493A JPH1035493A JP21416896A JP21416896A JPH1035493A JP H1035493 A JPH1035493 A JP H1035493A JP 21416896 A JP21416896 A JP 21416896A JP 21416896 A JP21416896 A JP 21416896A JP H1035493 A JPH1035493 A JP H1035493A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易型軌道検測車による各軌道狂いの測定デ
ータに生ずる測定誤差を較正するための、較正治具を提
供する。 【解決手段】 較正治具2は、適当な幅wと厚さdの金
属板を基準板21とし、その両端に1.25mの間隔に設
けた2個の基準突起22a,22b と、基準板21の中心点に設
けた測長器23よりなり、1.25m測定弦のレールの高
低または通り狂い量測定部と、基準板21の両端部にそれ
ぞれ設けられ、ガイド溝に沿って左右に移動する2個の
移動子24a,24b よりなる軌間測定部、および、基準板21
の適当な位置に設けた水準測定器25を有する傾斜角測定
部などにより構成される。
ータに生ずる測定誤差を較正するための、較正治具を提
供する。 【解決手段】 較正治具2は、適当な幅wと厚さdの金
属板を基準板21とし、その両端に1.25mの間隔に設
けた2個の基準突起22a,22b と、基準板21の中心点に設
けた測長器23よりなり、1.25m測定弦のレールの高
低または通り狂い量測定部と、基準板21の両端部にそれ
ぞれ設けられ、ガイド溝に沿って左右に移動する2個の
移動子24a,24b よりなる軌間測定部、および、基準板21
の適当な位置に設けた水準測定器25を有する傾斜角測定
部などにより構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易軌道検測車
の各軌道狂いデータに対する較正用の治具に関する。
の各軌道狂いデータに対する較正用の治具に関する。
【0002】
【従来の技術】軌道を構成する左右のレールは、種々の
要因により基準位置に対して変位していわゆる軌道狂い
が生ずる。軌道狂いには、左右のレールの高低と通りの
狂いや、両レールの軌間と水準面に対する傾斜角の狂い
などがある。この高低と通りの狂い量は、10mの測定
弦(単に10m弦という)により測定するものと規定さ
れており、これに対して主要線区においては、大型の軌
道検測車により営業列車と同一の高速度で走行中に各軌
道狂い量が測定されている。しかしこの軌道検測車は支
線区や側線などの測定には不向きであるため、これに代
わり手押しで低速度で走行し、各軌道狂い量を測定する
簡易な軌道検測車がこの発明の発明者により開発され、
「特願平6−164604,簡易型軌道検測車およびそ
の分割方法」として特許出願されている。この簡易型軌
道検測車は、小型軽量とするために測定弦長を規定の1
/8の1.25mに短縮し、この1.25m弦の測定デ
ータをデータ処理により10m弦のデータに変換する方
式とされていることが特徴である。ただし軌間と傾斜角
は弦長に無関係であるので、これらのデータは変換され
ない。
要因により基準位置に対して変位していわゆる軌道狂い
が生ずる。軌道狂いには、左右のレールの高低と通りの
狂いや、両レールの軌間と水準面に対する傾斜角の狂い
などがある。この高低と通りの狂い量は、10mの測定
弦(単に10m弦という)により測定するものと規定さ
れており、これに対して主要線区においては、大型の軌
道検測車により営業列車と同一の高速度で走行中に各軌
道狂い量が測定されている。しかしこの軌道検測車は支
線区や側線などの測定には不向きであるため、これに代
わり手押しで低速度で走行し、各軌道狂い量を測定する
簡易な軌道検測車がこの発明の発明者により開発され、
「特願平6−164604,簡易型軌道検測車およびそ
の分割方法」として特許出願されている。この簡易型軌
道検測車は、小型軽量とするために測定弦長を規定の1
/8の1.25mに短縮し、この1.25m弦の測定デ
ータをデータ処理により10m弦のデータに変換する方
式とされていることが特徴である。ただし軌間と傾斜角
は弦長に無関係であるので、これらのデータは変換され
ない。
【0003】図3は、上記の簡易型軌道検測車1の要部
の斜視図を示す。検測車1は、左右のレールRL1,RL
2 にそれぞれ対応する基準梁11A と回動梁11B、これらの
中心部をスプリング121 により弾性的に結合する結合梁
12とによりH型のフレームが構成され、基準梁11A と回
動梁11B の両端には、レールRLの踏面に接触するロー
ラー13a,13b と、頭部の内側面(以下単に頭側面とい
う)に接触するローラー14a,14b が、それぞれ1.25
mの間隔Lに配置され、また基準梁11A と回動梁11B の
中心点には、踏面と頭側面に接触し、その変位に追従し
てそれぞれ上下と左右に移動するローラー13c,14c が配
置されている。ローラー13c の上下移動量は高低センサ
15により検出され、ローラー14c の左右移動量は左右セ
ンサ16により検出される。また結合梁12には水準測定器
14が固定され、水準面に対する両レールRL1,RL2 の
傾斜角が測定される。
の斜視図を示す。検測車1は、左右のレールRL1,RL
2 にそれぞれ対応する基準梁11A と回動梁11B、これらの
中心部をスプリング121 により弾性的に結合する結合梁
12とによりH型のフレームが構成され、基準梁11A と回
動梁11B の両端には、レールRLの踏面に接触するロー
ラー13a,13b と、頭部の内側面(以下単に頭側面とい
う)に接触するローラー14a,14b が、それぞれ1.25
mの間隔Lに配置され、また基準梁11A と回動梁11B の
中心点には、踏面と頭側面に接触し、その変位に追従し
てそれぞれ上下と左右に移動するローラー13c,14c が配
置されている。ローラー13c の上下移動量は高低センサ
15により検出され、ローラー14c の左右移動量は左右セ
ンサ16により検出される。また結合梁12には水準測定器
14が固定され、水準面に対する両レールRL1,RL2 の
傾斜角が測定される。
【0004】基準梁11A にはMPU181 とプリンタ182
などよりなるデータ処理部18が搭載され、MPU181 に
対して、上記の高低センサ15と左右センサ16の検出信号
が入力して、1.25m弦による高低狂い量と通り狂い
量が算出され、さらに、これらは10m弦のデータに変
換される。また両側の左右センサ16の検出信号を合成す
ることにより、軌間Gとその狂い量が算出され、水準測
定器14の傾斜角データを基準値に比較して傾斜角の狂い
量が算出される。以上により、検測車1の走行中に測定
された1.25m弦と、変換された10m弦の左または
右レールの高低と通り狂い量、および両レールの軌間G
と傾斜角の狂い量の各データは、その位置座標が付加さ
れてプリンタ182 によりプリントアウトされる。
などよりなるデータ処理部18が搭載され、MPU181 に
対して、上記の高低センサ15と左右センサ16の検出信号
が入力して、1.25m弦による高低狂い量と通り狂い
量が算出され、さらに、これらは10m弦のデータに変
換される。また両側の左右センサ16の検出信号を合成す
ることにより、軌間Gとその狂い量が算出され、水準測
定器14の傾斜角データを基準値に比較して傾斜角の狂い
量が算出される。以上により、検測車1の走行中に測定
された1.25m弦と、変換された10m弦の左または
右レールの高低と通り狂い量、および両レールの軌間G
と傾斜角の狂い量の各データは、その位置座標が付加さ
れてプリンタ182 によりプリントアウトされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記の簡易型軌
道検測車1は、運搬に便利なために分割構造とされてお
り、測定現場において組み立てて使用されるが、組み立
てや使用中に結合部分に狂いまたはズレが生ずることが
あり、このため各測定データに誤差が発生する。この場
合、高低と通り狂いデータは、10m弦に変換されると
き、それぞれの誤差も倍加されるので、これらの誤差は
特に重要である。このような誤差を排除するには、検測
車1に対してこの誤差を較正する較正治具を備えること
が必要である。この発明は、簡易型軌道検測車による各
軌道狂いの測定データに生ずる誤差を較正するための、
較正用治具を提供することを課題とする。
道検測車1は、運搬に便利なために分割構造とされてお
り、測定現場において組み立てて使用されるが、組み立
てや使用中に結合部分に狂いまたはズレが生ずることが
あり、このため各測定データに誤差が発生する。この場
合、高低と通り狂いデータは、10m弦に変換されると
き、それぞれの誤差も倍加されるので、これらの誤差は
特に重要である。このような誤差を排除するには、検測
車1に対してこの誤差を較正する較正治具を備えること
が必要である。この発明は、簡易型軌道検測車による各
軌道狂いの測定データに生ずる誤差を較正するための、
較正用治具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、簡易型軌道
検測車の軌道狂いデータ較正用治具であって、適当な幅
と厚さの金属板を基準板とし、基準板の両端に互いの間
隔を1.25mとして設けられ、左または右のレールの
踏面または頭側面の所定点に接触させる同一長さの2個
の基準突起と、基準板の中心点に設けられ、踏面または
頭部の内側面の測定点に接触する測長器よりなり、1.
25m測定弦によるレールの高低狂い量または通り狂い
量測定部と、基準板の両端部にそれぞれ設けられ、ガイ
ド溝に沿って左右に移動して、左右のレールの頭部の内
側面の測定点に接触する2個の移動子よりなる軌間測定
部、および、基準板の適当な位置に設けた水準測定器を
有し、水準面に対する左右のレールの傾斜角測定部とに
より構成される。適宜の軌道を参照軌道とし、その左お
よび右のレールの高低狂い量、通り狂い量、左右のレー
ルの軌間、および水準面に対する両レールの傾斜角をそ
れぞれ測定し、各測定データにより、参照軌道に対して
簡易型軌道検測車により測定された各軌道狂いデータの
誤差を較正する。上記において、基準板の両端と中心付
近とに回動可能としてそれぞれ設けられ、高低狂いの測
定の際、基準板に対して直角方向に回動して、左または
右のレールの踏面に接触し、基準板の湾曲を防止して高
低狂い量の測定誤差の発生を回避する3枚の回動板を有
するものである。
検測車の軌道狂いデータ較正用治具であって、適当な幅
と厚さの金属板を基準板とし、基準板の両端に互いの間
隔を1.25mとして設けられ、左または右のレールの
踏面または頭側面の所定点に接触させる同一長さの2個
の基準突起と、基準板の中心点に設けられ、踏面または
頭部の内側面の測定点に接触する測長器よりなり、1.
25m測定弦によるレールの高低狂い量または通り狂い
量測定部と、基準板の両端部にそれぞれ設けられ、ガイ
ド溝に沿って左右に移動して、左右のレールの頭部の内
側面の測定点に接触する2個の移動子よりなる軌間測定
部、および、基準板の適当な位置に設けた水準測定器を
有し、水準面に対する左右のレールの傾斜角測定部とに
より構成される。適宜の軌道を参照軌道とし、その左お
よび右のレールの高低狂い量、通り狂い量、左右のレー
ルの軌間、および水準面に対する両レールの傾斜角をそ
れぞれ測定し、各測定データにより、参照軌道に対して
簡易型軌道検測車により測定された各軌道狂いデータの
誤差を較正する。上記において、基準板の両端と中心付
近とに回動可能としてそれぞれ設けられ、高低狂いの測
定の際、基準板に対して直角方向に回動して、左または
右のレールの踏面に接触し、基準板の湾曲を防止して高
低狂い量の測定誤差の発生を回避する3枚の回動板を有
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の較正治具においては、適当
な幅と厚さの金属板が基準板とされ、その両端に互いの
間隔を1.25mとして設けた同一長さの2個の基準突
起は、左または右のレールの踏面または頭側面の所定点
に接触し、基準板の中心点に設けた測長器は、レールの
踏面または頭側面の測定点に接触して、1.25m弦に
よるレールの高低狂い量または通り狂い量が測定され、
基準板の両端部にそれぞれ設けた2個の移動子は、左ま
たは右に移動して左右のレールの頭側面の測定点に接触
し、両レールの軌間が測定される。また、基準板の適当
な位置に設けた水準測定器により左右のレールの傾斜角
が測定される。較正作業においては、適宜の軌道を選定
して参照軌道とし、その左および右のレールの高低狂い
量、通り狂い量、左右のレールの軌間、および両レール
の傾斜角をそれぞれ測定し、測定された各軌道狂いデー
タに対して、参照軌道に対して簡易軌道検測車により測
定された各軌道狂いデータを比較してそれぞれの誤差が
較正される。上記において、回動可能としてそれぞれ設
けた3枚の回動板は、高低狂いの測定の際、基準板に対
して直角方向に回動され、レールの踏面に接触して基準
板の湾曲が防止され、湾曲による高低狂い量の測定誤差
の発生が回避される。
な幅と厚さの金属板が基準板とされ、その両端に互いの
間隔を1.25mとして設けた同一長さの2個の基準突
起は、左または右のレールの踏面または頭側面の所定点
に接触し、基準板の中心点に設けた測長器は、レールの
踏面または頭側面の測定点に接触して、1.25m弦に
よるレールの高低狂い量または通り狂い量が測定され、
基準板の両端部にそれぞれ設けた2個の移動子は、左ま
たは右に移動して左右のレールの頭側面の測定点に接触
し、両レールの軌間が測定される。また、基準板の適当
な位置に設けた水準測定器により左右のレールの傾斜角
が測定される。較正作業においては、適宜の軌道を選定
して参照軌道とし、その左および右のレールの高低狂い
量、通り狂い量、左右のレールの軌間、および両レール
の傾斜角をそれぞれ測定し、測定された各軌道狂いデー
タに対して、参照軌道に対して簡易軌道検測車により測
定された各軌道狂いデータを比較してそれぞれの誤差が
較正される。上記において、回動可能としてそれぞれ設
けた3枚の回動板は、高低狂いの測定の際、基準板に対
して直角方向に回動され、レールの踏面に接触して基準
板の湾曲が防止され、湾曲による高低狂い量の測定誤差
の発生が回避される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の較正治具2の
縦および横方向の側面図である。較正治具2は、長さが
約1.3mで幅wが約60mm、厚さdが約20mmの
アルミニューム板を基準板21とする。なお、基準板21は
例えば3枚のアルミニューム板をボルトにより接続して
長さを約1.3mとし、運搬や収納ケースに収納すると
きは、分解してその取り扱いを便利にする。高低と通り
狂い測定部は、基準板21の両端に1.25mmの間隔を
なして同一長さの2個の基準突起22a,22b を固定し、両
基準突起22a,22b の中心点に測長器として例えばノギス
23を設けて構成する。ノギス23の基本形はデプスバーB
を有する本尺231 とスライド232 よりなるが、この場合
は、測定精度が±0.05mm以下で表示面Mを有する
ものを用い、スライド232 を基準板21に固定し、本尺23
1 を移動してデプスバーBの先端pをレールの測定点に
接触させ、その移動量を表示面Mにデジタル表示する。
なお通り狂いと軌間の場合の測定点は、レールの踏面よ
りh=14mm低い内側面の点とされている。
縦および横方向の側面図である。較正治具2は、長さが
約1.3mで幅wが約60mm、厚さdが約20mmの
アルミニューム板を基準板21とする。なお、基準板21は
例えば3枚のアルミニューム板をボルトにより接続して
長さを約1.3mとし、運搬や収納ケースに収納すると
きは、分解してその取り扱いを便利にする。高低と通り
狂い測定部は、基準板21の両端に1.25mmの間隔を
なして同一長さの2個の基準突起22a,22b を固定し、両
基準突起22a,22b の中心点に測長器として例えばノギス
23を設けて構成する。ノギス23の基本形はデプスバーB
を有する本尺231 とスライド232 よりなるが、この場合
は、測定精度が±0.05mm以下で表示面Mを有する
ものを用い、スライド232 を基準板21に固定し、本尺23
1 を移動してデプスバーBの先端pをレールの測定点に
接触させ、その移動量を表示面Mにデジタル表示する。
なお通り狂いと軌間の場合の測定点は、レールの踏面よ
りh=14mm低い内側面の点とされている。
【0009】軌間測定部は、基準板21の両端部に設けた
ガイド溝241 と、これに沿って左右に移動する移動子24
a,24b よりなる。移動子24は下端に接触突起242 を有
し、その位置は基準板21の下面よりhだけ低く設定す
る。傾斜角測定部は、基準板21の適当な位置に水準器25
を設けて較正される。
ガイド溝241 と、これに沿って左右に移動する移動子24
a,24b よりなる。移動子24は下端に接触突起242 を有
し、その位置は基準板21の下面よりhだけ低く設定す
る。傾斜角測定部は、基準板21の適当な位置に水準器25
を設けて較正される。
【0010】次に、基準板21の両端と中心付近に、回動
可能な3枚の回動板26a,26b,26c を設ける。高低狂いの
測定の際、これらを基準板21に対して直角方向に回動し
て、左または右のレールの踏面に接触させると、基準板
21の湾曲が防止されて、ノギス23のデプスバーBの先端
pが、測定点に正しく接触して高低狂い量を正確に測定
することができる。
可能な3枚の回動板26a,26b,26c を設ける。高低狂いの
測定の際、これらを基準板21に対して直角方向に回動し
て、左または右のレールの踏面に接触させると、基準板
21の湾曲が防止されて、ノギス23のデプスバーBの先端
pが、測定点に正しく接触して高低狂い量を正確に測定
することができる。
【0011】図2は、上記の較正治具2による各軌道狂
い量の測定方法の説明図で、(a) は高低狂い、(b) は通
り狂い、(c) は軌間と傾斜角に対する場合を示す。(a)
において、基準板21の幅wの方向を垂直Z方向とし、各
回動板22を基準板21の方向に待避して、X方向の左また
は右レールRLに載置し、基準突起22a,22b をそれぞれ
の踏面に接触させる。なお、高低狂いがない状態に対し
て、表示面Mの数値を予め0に設定しておく。ノギス23
の本尺231 を上下に移動して、デプスバーBの先端pを
踏面の測定点に接触させると、1.25m弦の高低狂い
量δzが表示面Mにデジタル表示される。
い量の測定方法の説明図で、(a) は高低狂い、(b) は通
り狂い、(c) は軌間と傾斜角に対する場合を示す。(a)
において、基準板21の幅wの方向を垂直Z方向とし、各
回動板22を基準板21の方向に待避して、X方向の左また
は右レールRLに載置し、基準突起22a,22b をそれぞれ
の踏面に接触させる。なお、高低狂いがない状態に対し
て、表示面Mの数値を予め0に設定しておく。ノギス23
の本尺231 を上下に移動して、デプスバーBの先端pを
踏面の測定点に接触させると、1.25m弦の高低狂い
量δzが表示面Mにデジタル表示される。
【0012】図2(b) において、基準板21の幅wの方向
を水平かつレールに直角なY方向とし、各回動板22を基
準板21に対して直角方向に回動して、これらをレールR
Lの踏面に接触させる。ノギス23の本尺231 を前後に移
動して、先端pを内側面の測定点に接触させると、1.
25m弦の通り狂い量δyが表示面Mにデジタル表示さ
れる。
を水平かつレールに直角なY方向とし、各回動板22を基
準板21に対して直角方向に回動して、これらをレールR
Lの踏面に接触させる。ノギス23の本尺231 を前後に移
動して、先端pを内側面の測定点に接触させると、1.
25m弦の通り狂い量δyが表示面Mにデジタル表示さ
れる。
【0013】図2(c) において、基準板21の幅wの方向
を垂直Z方向とし、各回動板22を基準板21の方向に待避
して、基準板21の底面を左右の両レールRL1,RL2 の
踏面に接触させて載置する。両移動子24a,24b をそれぞ
れ左右に移動して、これらの接触突起242 を対応する内
側面の測定点に当接させ、この状態における両移動子24
a,24b の位置を、スケールなどにより測定すると軌間G
またはその狂い量δgがえれる。これとともに水準器25
により両レールRL1,RL2 の傾斜角θが測定され、こ
れを基準値に比較することにより、その狂い量δθがえ
られる。
を垂直Z方向とし、各回動板22を基準板21の方向に待避
して、基準板21の底面を左右の両レールRL1,RL2 の
踏面に接触させて載置する。両移動子24a,24b をそれぞ
れ左右に移動して、これらの接触突起242 を対応する内
側面の測定点に当接させ、この状態における両移動子24
a,24b の位置を、スケールなどにより測定すると軌間G
またはその狂い量δgがえれる。これとともに水準器25
により両レールRL1,RL2 の傾斜角θが測定され、こ
れを基準値に比較することにより、その狂い量δθがえ
られる。
【0014】簡易型軌道検測車1の各軌道狂いデータを
検測現地で較正する際は、適宜な位置の軌道を選定して
参照軌道とし、その1.25m弦に対する高低狂い量δ
z、通り狂い量δy、軌間Gと狂い量δg、および傾斜
角θと狂い量δθを、図1の(a) 〜(c) の方法によりそ
れぞれ求め、これらのデータと、参照軌道について簡易
型軌道検測車1により測定された各軌道狂い量の測定デ
ータとをそれぞれ比較して、誤差があるときはこれが0
となるように後者を較正する。なお上記の較正方法は、
参照軌道が有する軌道狂い量についてのみ行われ、測定
可能な全範囲についてはなされないが、全範囲の較正は
製造工場においてなされているので、現地では上記の較
正方法で十分である。
検測現地で較正する際は、適宜な位置の軌道を選定して
参照軌道とし、その1.25m弦に対する高低狂い量δ
z、通り狂い量δy、軌間Gと狂い量δg、および傾斜
角θと狂い量δθを、図1の(a) 〜(c) の方法によりそ
れぞれ求め、これらのデータと、参照軌道について簡易
型軌道検測車1により測定された各軌道狂い量の測定デ
ータとをそれぞれ比較して、誤差があるときはこれが0
となるように後者を較正する。なお上記の較正方法は、
参照軌道が有する軌道狂い量についてのみ行われ、測定
可能な全範囲についてはなされないが、全範囲の較正は
製造工場においてなされているので、現地では上記の較
正方法で十分である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明の較正治
具によれば、運搬や不測の事態により簡易型軌道検測車
の結合部分に狂いなどが生じて、軌道狂いデータに発生
する測定誤差は、検測現地などにおいて0となるように
正しく較正できるもので、簡易型軌道検測車の測定デー
タの信頼性の向上に寄与する効果には、大きいものがあ
る。
具によれば、運搬や不測の事態により簡易型軌道検測車
の結合部分に狂いなどが生じて、軌道狂いデータに発生
する測定誤差は、検測現地などにおいて0となるように
正しく較正できるもので、簡易型軌道検測車の測定デー
タの信頼性の向上に寄与する効果には、大きいものがあ
る。
【図1】 図1は、この発明の一実施例の較正治具の縦
および横方向の側面図である。
および横方向の側面図である。
【図2】 図2は、較正治具による各軌道狂い量の測定
方法の説明図で、(a) は高低狂いの説明図、(b) は通り
狂いの説明図、(c) は軌間と傾斜角に対する場合の説明
図である。
方法の説明図で、(a) は高低狂いの説明図、(b) は通り
狂いの説明図、(c) は軌間と傾斜角に対する場合の説明
図である。
【図3】 図3は、簡易型軌道検測車の要部の斜視図で
ある。
ある。
1…簡易型軌道検測車、11A …基準梁、11B …回動梁、
12…結合梁、13a,13b,13c,14a,14b,14c …ローラー、15
…高低センサ、16…左右センサ、17…水準測定器、18…
データ処理部、181 …MPU、182 …プリンタ、2…較
正治具、21…基準板、22a,22b …基準突起、23…ノギ
ス、231 …本尺、232 …スライド、24a,24b …移動子、
241 …ガイド溝、242 …接触突起、25…水準器、26a,26
b,26c …回動板、RL1,RL2 …左右のレール、M…ノ
ギスの表示面、B…デプスバー、p…デプスバーの先
端、δz…高低狂い量、δy…通り狂い量、G…軌間、
δg…軌間狂い量、θ…傾斜角。
12…結合梁、13a,13b,13c,14a,14b,14c …ローラー、15
…高低センサ、16…左右センサ、17…水準測定器、18…
データ処理部、181 …MPU、182 …プリンタ、2…較
正治具、21…基準板、22a,22b …基準突起、23…ノギ
ス、231 …本尺、232 …スライド、24a,24b …移動子、
241 …ガイド溝、242 …接触突起、25…水準器、26a,26
b,26c …回動板、RL1,RL2 …左右のレール、M…ノ
ギスの表示面、B…デプスバー、p…デプスバーの先
端、δz…高低狂い量、δy…通り狂い量、G…軌間、
δg…軌間狂い量、θ…傾斜角。
Claims (2)
- 【請求項1】適当な幅と厚さの金属板を基準板とし、該
基準板の両端に互いの間隔を1.25mとして設けら
れ、左または右のレールの踏面または頭部の内側面の所
定点に接触する同一長さの2個の基準突起と、該基準板
の中心点に設けられ、該踏面または該頭部の内側面の測
定点に接触する測長器よりなり、1.25m測定弦によ
るレールの高低狂い量または通り狂い量測定部と、該基
準板の両端部にそれぞれ設けられ、ガイド溝に沿って左
右に移動して、左右のレールの頭部の内側面の測定点に
接触する2個の移動子よりなる軌間測定部、および、該
基準板の適当な位置に設けた水準測定器を有し、水準面
に対する左右のレールの傾斜角測定部とにより構成さ
れ、適宜の軌道を参照軌道とし、該参照軌道の左および
右のレールの前記高低狂い量、通り狂い量、左右のレー
ルの軌間、および該両レールの傾斜角をそれぞれ測定
し、該各測定データにより、該参照軌道に対して簡易軌
道検測車により測定された各軌道狂いデータの誤差を較
正することを特徴とする、簡易型検測車の軌道狂いデー
タ較正用治具。 - 【請求項2】前記基準板の両端と中心付近とに回動可能
としてそれぞれ設けられ、前記高低狂いの測定の際、該
基準板に対して直角方向に回動して、左または右のレー
ルの踏面に接触させ、該基準板の湾曲を防止して高低狂
い量の測定誤差の発生を回避する3枚の回動板を有する
ことを特徴とする、請求項1記載の簡易型軌道検測車の
軌道狂いデータ較正用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21416896A JPH1035493A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 簡易型検測車の軌道狂いデータ較正用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21416896A JPH1035493A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 簡易型検測車の軌道狂いデータ較正用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035493A true JPH1035493A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16651369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21416896A Pending JPH1035493A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 簡易型検測車の軌道狂いデータ較正用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035493A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002362364A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | East Japan Railway Co | 鉄道用ゲージ |
| WO2010042774A3 (en) * | 2008-10-11 | 2010-06-10 | John Cerwin | Train rail alignment and distance system |
| CN113446916A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-09-28 | 中铁十一局集团电务工程有限公司 | 高速磁浮动力轨参数人工测量方法 |
| CN114808574A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-29 | 南京市计量监督检测院 | 一种轨距尺的自动标定校准系统及其方法 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21416896A patent/JPH1035493A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002362364A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | East Japan Railway Co | 鉄道用ゲージ |
| WO2010042774A3 (en) * | 2008-10-11 | 2010-06-10 | John Cerwin | Train rail alignment and distance system |
| US7900368B2 (en) | 2008-10-11 | 2011-03-08 | John Cerwin | Train rail alignment and distance system |
| CN113446916A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-09-28 | 中铁十一局集团电务工程有限公司 | 高速磁浮动力轨参数人工测量方法 |
| CN113446916B (zh) * | 2021-06-04 | 2023-02-28 | 中铁十一局集团电务工程有限公司 | 高速磁浮动力轨参数人工测量方法 |
| CN114808574A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-29 | 南京市计量监督检测院 | 一种轨距尺的自动标定校准系统及其方法 |
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